JPH0725617Y2 - レーザーアイピース - Google Patents
レーザーアイピースInfo
- Publication number
- JPH0725617Y2 JPH0725617Y2 JP1989005497U JP549789U JPH0725617Y2 JP H0725617 Y2 JPH0725617 Y2 JP H0725617Y2 JP 1989005497 U JP1989005497 U JP 1989005497U JP 549789 U JP549789 U JP 549789U JP H0725617 Y2 JPH0725617 Y2 JP H0725617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- eyepiece
- beam splitter
- light
- reflected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 14
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 9
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Telescopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、レーザー測量装置、特に従来の測量装置に
装着可能なレーザーアイピースに関する。
装着可能なレーザーアイピースに関する。
(従来技術) レーザーセオドライトやレーザー照準器等のレーザー測
量装置において、アイピースからレーザー光を射出させ
るようにした、いわゆるレーザーアイピースが用いられ
ている。
量装置において、アイピースからレーザー光を射出させ
るようにした、いわゆるレーザーアイピースが用いられ
ている。
従来のレーザーアイピースは、He-Neガスレーザーを光
源とし、光ファイバーによって接眼レンズにレーザー光
を導くようにしたものであった。すなわち、第2図に示
すように、アイピースユニット1は接眼レンズ2の中に
ハーフミラー3を配設し、レーザー管4からのレーザー
ビームを光ファイバー5で導き、上記ハーフミラー3に
対向した位置に設けられたファイバーの射出口からのビ
ームを、集光レンズ6、接眼レンズ2の一部および対物
レンズ7で略平行光束とし、目標に投射する。図中、8
は正立プリズム、9は合焦レンズ、10は眼を保護するた
めのフィルター、11は焦点板、12はレーザー管の電源お
よび制御部である。
源とし、光ファイバーによって接眼レンズにレーザー光
を導くようにしたものであった。すなわち、第2図に示
すように、アイピースユニット1は接眼レンズ2の中に
ハーフミラー3を配設し、レーザー管4からのレーザー
ビームを光ファイバー5で導き、上記ハーフミラー3に
対向した位置に設けられたファイバーの射出口からのビ
ームを、集光レンズ6、接眼レンズ2の一部および対物
レンズ7で略平行光束とし、目標に投射する。図中、8
は正立プリズム、9は合焦レンズ、10は眼を保護するた
めのフィルター、11は焦点板、12はレーザー管の電源お
よび制御部である。
この様なレーザーアイピースは、光ファイバーが破損し
易く取扱に注意を要するだけでなく、レーザー管および
光ファイバーが高価であるため、測量装置全体の価格を
高くするという問題があった。また、レーザー管が重い
ため、移動が容易とは言えない等の取扱上の問題もあっ
た。さらに、望遠鏡で視準する場合に、レーザーの反射
光が眩しいため、濃いフィルターを使用しており、その
ために望遠鏡の視野が暗くなってしまうという問題もあ
った。
易く取扱に注意を要するだけでなく、レーザー管および
光ファイバーが高価であるため、測量装置全体の価格を
高くするという問題があった。また、レーザー管が重い
ため、移動が容易とは言えない等の取扱上の問題もあっ
た。さらに、望遠鏡で視準する場合に、レーザーの反射
光が眩しいため、濃いフィルターを使用しており、その
ために望遠鏡の視野が暗くなってしまうという問題もあ
った。
(この考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記の事情に鑑み、アイピース内にレーザ
ー装置を組込み、従来の測量器のアイピースと交換する
だけでレーザー測量器となり、しかも、小型軽量で、コ
ストも低いレーザーアイピースを得ようとするものであ
る。
ー装置を組込み、従来の測量器のアイピースと交換する
だけでレーザー測量器となり、しかも、小型軽量で、コ
ストも低いレーザーアイピースを得ようとするものであ
る。
(問題を解決するための手段) この考案のレーザーアイピースは、望遠鏡に装着される
接眼レンズユニットとして構成され、その内に、光軸上
にビームスプリッターを配設し、該ビームスプリッター
によってレーザービームを光軸方向に反射し、対物レン
ズから目標に送光するレーザーアイピースであって、上
記接眼レンズユニット内に、レーザー光源としての可視
光半導体レーザーを組み込むと共に、上記ビームスプリ
ッターを偏光ビームスプリッターとしたことを特徴とす
るものである。
接眼レンズユニットとして構成され、その内に、光軸上
にビームスプリッターを配設し、該ビームスプリッター
によってレーザービームを光軸方向に反射し、対物レン
ズから目標に送光するレーザーアイピースであって、上
記接眼レンズユニット内に、レーザー光源としての可視
光半導体レーザーを組み込むと共に、上記ビームスプリ
ッターを偏光ビームスプリッターとしたことを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下、この考案を実施例によって詳細に説明する。
第1図に示す実施例において、第2図と同じ部材は同じ
符号によって示す。
符号によって示す。
接眼レンズ中に配設されたハーフミラーは、この考案に
おいては偏向ビームスプリッター13とされている。そし
て、望遠鏡の光軸と略直交する、このビームスプリッタ
ー13に対向する位置には、可視光の直線偏光光を出射す
る半導体レーザー14が、アイピース内に配設されてい
る。
おいては偏向ビームスプリッター13とされている。そし
て、望遠鏡の光軸と略直交する、このビームスプリッタ
ー13に対向する位置には、可視光の直線偏光光を出射す
る半導体レーザー14が、アイピース内に配設されてい
る。
このアイピースを装着した望遠鏡においては、半導体レ
ーザー14が出射する偏光光の偏光ビームスプリッター13
による反射率を100%とすれば、半導体レーザー14から
出射された直線偏光光は、偏光ビームスプリッター13で
全て反射され、対物レンズ7から目標に送光される。従
来の装置では、レーザー管から出射されるレーザービー
ムは無偏光レーザービームであるため、ビームスプリッ
ター3はハーフミラー等の光波の振幅によって分割する
タイプのものを使わざるをえず、このため、反射エネル
ギーは最大1/2であり、これに比して反射エネルギーが1
00%であるこの考案の送光効率は極めて高い。
ーザー14が出射する偏光光の偏光ビームスプリッター13
による反射率を100%とすれば、半導体レーザー14から
出射された直線偏光光は、偏光ビームスプリッター13で
全て反射され、対物レンズ7から目標に送光される。従
来の装置では、レーザー管から出射されるレーザービー
ムは無偏光レーザービームであるため、ビームスプリッ
ター3はハーフミラー等の光波の振幅によって分割する
タイプのものを使わざるをえず、このため、反射エネル
ギーは最大1/2であり、これに比して反射エネルギーが1
00%であるこの考案の送光効率は極めて高い。
ビームスプリッター13からのビームは、対物レンズから
送光されるまでに接眼レンズ12の一部、焦点板11、正立
プリズム8、合焦レンズ9等を通過し、これらの光学素
子によって反射光が生じ、接眼レンズ12を経て観測者の
眼に向かうが、これらの反射光は偏光面を維持している
ため、従来装置と異なり、偏光ビームスプリッター13で
殆ど反射されて眼には達しないこととなる。このため、
保護フィルター10は薄いものでよく、このフィルターの
ために視野が暗くなり、見にくくなるという問題は生じ
ない。
送光されるまでに接眼レンズ12の一部、焦点板11、正立
プリズム8、合焦レンズ9等を通過し、これらの光学素
子によって反射光が生じ、接眼レンズ12を経て観測者の
眼に向かうが、これらの反射光は偏光面を維持している
ため、従来装置と異なり、偏光ビームスプリッター13で
殆ど反射されて眼には達しないこととなる。このため、
保護フィルター10は薄いものでよく、このフィルターの
ために視野が暗くなり、見にくくなるという問題は生じ
ない。
目標物に当たったレーザー光は、一般には偏光性が失わ
れるので、反射光のうちの一部、送光時の偏光面と同じ
偏光面を持つ成分は偏光ビームスプリッター13で反射さ
れるが、これと直交する偏光面を持つ成分はビームスプ
リッター13を透過し、これによって視準することが出来
る。そして、この反射光の利用効率は、従来のハーフミ
ラーによる場合と同様である。
れるので、反射光のうちの一部、送光時の偏光面と同じ
偏光面を持つ成分は偏光ビームスプリッター13で反射さ
れるが、これと直交する偏光面を持つ成分はビームスプ
リッター13を透過し、これによって視準することが出来
る。そして、この反射光の利用効率は、従来のハーフミ
ラーによる場合と同様である。
第1図中、15は電源、16は半導体レーザー14の制御部、
17はリード線であり、周知のようにこれらの電源、制御
部もガスレーザー管のそれに比して小型、軽量であるこ
とは言うまでもない。
17はリード線であり、周知のようにこれらの電源、制御
部もガスレーザー管のそれに比して小型、軽量であるこ
とは言うまでもない。
(考案の効果) この考案は、上記のように、光源として偏光を出射する
半導体レーザーを用い、ビームスプリッターとして偏光
面の方向によって反射するか透過するかが選択される偏
光ビームスプリッターを用いた構成によって、望遠鏡か
ら送光される光のエネルギー損失がなく、送光効率が高
いだけでなく、望遠鏡の内部光学系で反射した光が偏光
ビームスプリッターで反射されてしまうので、眼に入る
ことがなくなり、保護フィルターが薄くて済むので視準
光の利用効率も高いという効果を生じる。
半導体レーザーを用い、ビームスプリッターとして偏光
面の方向によって反射するか透過するかが選択される偏
光ビームスプリッターを用いた構成によって、望遠鏡か
ら送光される光のエネルギー損失がなく、送光効率が高
いだけでなく、望遠鏡の内部光学系で反射した光が偏光
ビームスプリッターで反射されてしまうので、眼に入る
ことがなくなり、保護フィルターが薄くて済むので視準
光の利用効率も高いという効果を生じる。
また、半導体レーザーは小型で、接眼レンズユニット内
に組み込まれており、電源、制御部も小型化できるの
で、全体として小型となり、光ファイバーを使わなくて
もよいことと相俟って、低コストで取り扱いやすいレー
ザー測量装置とすることが出来る。
に組み込まれており、電源、制御部も小型化できるの
で、全体として小型となり、光ファイバーを使わなくて
もよいことと相俟って、低コストで取り扱いやすいレー
ザー測量装置とすることが出来る。
第1図はこの考案のレーザーアイピースを装着したレー
ザー測量装置の光学配置図、第2図は従来のレーザーア
イピースを装着した場合の光学配置図である。 1:アイピースユニット、2:接眼レンズ 3:ハーフミラー、4:レーザー管 5:光ファイバー、6:集光レンズ 7:対物レンズ、8:正立プリズム 9:合焦レンズ、10:保護フィルター 11:焦点板、12:電源および制御部 13:偏向ビームスプリッター 14:半導体レーザー、15:電源 16:制御部、17:リード線
ザー測量装置の光学配置図、第2図は従来のレーザーア
イピースを装着した場合の光学配置図である。 1:アイピースユニット、2:接眼レンズ 3:ハーフミラー、4:レーザー管 5:光ファイバー、6:集光レンズ 7:対物レンズ、8:正立プリズム 9:合焦レンズ、10:保護フィルター 11:焦点板、12:電源および制御部 13:偏向ビームスプリッター 14:半導体レーザー、15:電源 16:制御部、17:リード線
Claims (1)
- 【請求項1】望遠鏡に装着される接眼レンズユニット内
に、光軸上にビームスプリッターを配設し、該ビームス
プリッターによってレーザービームを光軸方向に反射
し、対物レンズから目標に送光するレーザーアイピース
において、上記接眼レンズユニット内に、レーザー光源
としての可視光半導体レーザーを組み込むと共に、上記
ビームスプリッターを偏光ビームスプリッターとしたこ
とを特徴とするレーザーアイピース
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989005497U JPH0725617Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | レーザーアイピース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989005497U JPH0725617Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | レーザーアイピース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297610U JPH0297610U (ja) | 1990-08-03 |
JPH0725617Y2 true JPH0725617Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31208924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989005497U Expired - Lifetime JPH0725617Y2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | レーザーアイピース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2636381C (en) * | 2006-01-13 | 2014-08-12 | Leica Geosystems Ag | Coordinate measurment apparatus |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59100805A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Canon Inc | 物体観察装置 |
JPS6031614U (ja) * | 1983-08-09 | 1985-03-04 | 株式会社 測機舎 | レ−ザ−セオドライト |
JPS61118122U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-25 |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP1989005497U patent/JPH0725617Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297610U (ja) | 1990-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5517297A (en) | Rangefinder with transmitter, receiver, and viewfinder on a single common optical axis | |
EP0852021B1 (en) | Day and night sighting system | |
US5291263A (en) | Laser range finder using a nonlinear crystal | |
JP4936818B2 (ja) | ダイクロイックプリズムによる光分割した測量機 | |
US8692995B2 (en) | Optical system for projecting an IR or UV test signal with optical alignment of the projection axis in the visible spectral region | |
US7999924B2 (en) | Range binoculars | |
AU2002228568B2 (en) | Two aligning devices and an alignment method for a firing simulator | |
AU2002228568A1 (en) | Two aligning devices and an alignment method for a firing simulator | |
EP0278929B1 (en) | Alignment means for a light source emitting invisible laser light | |
US5905592A (en) | Laser theodolite | |
GB1600191A (en) | Electrooptical range finders | |
US5220453A (en) | Telescopic spectacles with coaxial illumination | |
WO2007081441B1 (en) | Optical system providing several orthogonal collimated beams from a single light source | |
JPH0725617Y2 (ja) | レーザーアイピース | |
KR102188701B1 (ko) | 빔 스플리터를 구비한 도트 사이트 장치 | |
US3951553A (en) | Apparatus for aiming a gun | |
GB1584556A (en) | Spectral converters | |
JPH0749917B2 (ja) | レ−ザ−源付きレトロフイツト型光学照準装置 | |
JP2639675B2 (ja) | レーザを有するセオドライト | |
US20220026174A1 (en) | Sighting arrangement comprising a prism system with a flat top surface | |
JP3554373B2 (ja) | 測距光学系 | |
SU1679456A1 (ru) | Оптическа визирна система | |
JPH01280212A (ja) | レーザを有するセオドライト | |
JPS6360364B2 (ja) | ||
RU2002131490A (ru) | Лазерный дальномер (варианты) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |