JPH07255678A - 検眼装置 - Google Patents
検眼装置Info
- Publication number
- JPH07255678A JPH07255678A JP6075415A JP7541594A JPH07255678A JP H07255678 A JPH07255678 A JP H07255678A JP 6075415 A JP6075415 A JP 6075415A JP 7541594 A JP7541594 A JP 7541594A JP H07255678 A JPH07255678 A JP H07255678A
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- JP
- Japan
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- cornea
- light
- corneal
- eye
- optical axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 角膜の曲率半径の測定及び角膜内皮細胞の撮
影を1台の装置で行う。 【構成】 角膜形状測定用光源1a〜1dによる角膜Ec
での反射光は、ダイクロイックミラー2及び9で反射さ
れテレビカメラ19に受光され、ここで得られた受光信
号に基づいて、信号処理回路21は角膜Ecの曲率半径を
求める。また、撮影用光源25による角膜Ecでの反射光
束は、光束分割部材27で2方向に分割される。光束分
割部材27での反射光はスリット像として一次元CCD
31で受光され、撮影深度が検出される。他方、光束分
割部材27を透過した光束はミラー29、ダイクロイッ
クミラー17で反射されて、角膜内皮細胞像としてテレ
ビカメラ19に撮影され、テレビモニタ20に映出され
る。
影を1台の装置で行う。 【構成】 角膜形状測定用光源1a〜1dによる角膜Ec
での反射光は、ダイクロイックミラー2及び9で反射さ
れテレビカメラ19に受光され、ここで得られた受光信
号に基づいて、信号処理回路21は角膜Ecの曲率半径を
求める。また、撮影用光源25による角膜Ecでの反射光
束は、光束分割部材27で2方向に分割される。光束分
割部材27での反射光はスリット像として一次元CCD
31で受光され、撮影深度が検出される。他方、光束分
割部材27を透過した光束はミラー29、ダイクロイッ
クミラー17で反射されて、角膜内皮細胞像としてテレ
ビカメラ19に撮影され、テレビモニタ20に映出され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科診療所等で使用さ
れる検眼装置に関するものである。
れる検眼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被検眼の角膜検査装置として、ケラトメ
ータ、角膜内皮細胞撮像装置がよくもちいられている。
ータ、角膜内皮細胞撮像装置がよくもちいられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらは同じ角膜中心
付近を検査する装置であるにも拘わらず、別個の装置で
ある。これらの検査を同時に行うためには、2台の装置
が必要でありかつ広い検査スペースを必要とする。ま
た、異なる検査毎に被検者を移動させる手間も掛かり、
更には検査装置が異なると検査部位の対応が取れない問
題点がある。
付近を検査する装置であるにも拘わらず、別個の装置で
ある。これらの検査を同時に行うためには、2台の装置
が必要でありかつ広い検査スペースを必要とする。ま
た、異なる検査毎に被検者を移動させる手間も掛かり、
更には検査装置が異なると検査部位の対応が取れない問
題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
1台の装置で被検眼の角膜の形状測定と角膜内皮細胞の
撮影を行い、それらの検査部位の対応の取れる検眼装置
を提供することにある。
1台の装置で被検眼の角膜の形状測定と角膜内皮細胞の
撮影を行い、それらの検査部位の対応の取れる検眼装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの第1発明に係る検眼装置は、光軸を中心とする円周
上の光源からの光束を被検眼の角膜に投影し、角膜での
反射光を受光素子で受光して角膜の形状を求める角膜形
状測定手段と、光軸に傾斜した方向から角膜の光軸上の
部位にスリット光を投影し、ここでの反射光を光軸に関
して投影方向と対称な方向から受光素子で受光する角膜
撮影手段と、前記角膜形状測定手段及び角膜撮影手段に
共通に使用する固視目標を備えた固視手段とを有するこ
とを特徴とする。
めの第1発明に係る検眼装置は、光軸を中心とする円周
上の光源からの光束を被検眼の角膜に投影し、角膜での
反射光を受光素子で受光して角膜の形状を求める角膜形
状測定手段と、光軸に傾斜した方向から角膜の光軸上の
部位にスリット光を投影し、ここでの反射光を光軸に関
して投影方向と対称な方向から受光素子で受光する角膜
撮影手段と、前記角膜形状測定手段及び角膜撮影手段に
共通に使用する固視目標を備えた固視手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0006】また、第2発明に係る検眼装置は、被検眼
の角膜の所定の位置に光束を投影し、ここでの反射光束
を受光して装置の位置を検出する位置検出手段と、光軸
を中心とする円周上の光源からの光束を被検眼の角膜に
投影し、その反射光を受光素子で受光して被検眼の角膜
の形状を求める角膜形状測定手段と、光軸に傾斜した方
向から角膜の光軸上の部位にスリット光を投影し、光軸
に関して投影方向と対称な方向から角膜像を撮影する角
膜撮影手段とを有することを特徴とする。
の角膜の所定の位置に光束を投影し、ここでの反射光束
を受光して装置の位置を検出する位置検出手段と、光軸
を中心とする円周上の光源からの光束を被検眼の角膜に
投影し、その反射光を受光素子で受光して被検眼の角膜
の形状を求める角膜形状測定手段と、光軸に傾斜した方
向から角膜の光軸上の部位にスリット光を投影し、光軸
に関して投影方向と対称な方向から角膜像を撮影する角
膜撮影手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する第1発明に係る検眼装置
は、共通の固視目標により被検眼の固視を行い、光軸を
中心とする円周上の光源からの光束を被検眼の角膜に投
影し、角膜での反射光を受光素子に受光して角膜の形状
を求め、光軸に傾斜した方向から角膜にスリット光を投
影し、ここでの反射光を光軸に関して投影方向と対称な
方向から受光素子で角膜撮像する。
は、共通の固視目標により被検眼の固視を行い、光軸を
中心とする円周上の光源からの光束を被検眼の角膜に投
影し、角膜での反射光を受光素子に受光して角膜の形状
を求め、光軸に傾斜した方向から角膜にスリット光を投
影し、ここでの反射光を光軸に関して投影方向と対称な
方向から受光素子で角膜撮像する。
【0008】また第2の発明に係る検眼装置は、被検眼
の角膜の所定の位置に光束を投影し、ここでの反射光束
を受光して装置の位置を検出する位置検出手段におい
て、光軸を中心とする円周上の光源を備えた角膜形状測
定手段と、互いに対称な照明光路と撮影光路とを有する
角膜撮影手段の位置合わせを行う。
の角膜の所定の位置に光束を投影し、ここでの反射光束
を受光して装置の位置を検出する位置検出手段におい
て、光軸を中心とする円周上の光源を備えた角膜形状測
定手段と、互いに対称な照明光路と撮影光路とを有する
角膜撮影手段の位置合わせを行う。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、レフラクト
メータ、ケラトメータ及び角膜内皮細胞撮影装置の3つ
の機能を兼ね備えた検眼装置であり、被検眼Eと対向
し、図2に示すように光路O1に関して対称的に配置され
た4つの角膜形状測定用光源1a〜1dの背後の光路01
上には、ダイクロイックミラー2、対物レンズ3、孔あ
きミラー4、瞳孔Epと共役な中心開口絞り5、レンズ
6、屈折力測定用光源7が順次に配列されている。
する。図1は第1の実施例の構成図であり、レフラクト
メータ、ケラトメータ及び角膜内皮細胞撮影装置の3つ
の機能を兼ね備えた検眼装置であり、被検眼Eと対向
し、図2に示すように光路O1に関して対称的に配置され
た4つの角膜形状測定用光源1a〜1dの背後の光路01
上には、ダイクロイックミラー2、対物レンズ3、孔あ
きミラー4、瞳孔Epと共役な中心開口絞り5、レンズ
6、屈折力測定用光源7が順次に配列されている。
【0010】ダイクロイックミラー2の入射方向の光路
O2上には、レンズ8、ダイクロイックミラー9、レンズ
10、光路O2に沿って移動可能な固視標11が順次に配
列されて固視標投影系が構成され、孔あきミラー4の反
射方向の光路O3上には、瞳孔Epと共役な6孔絞り12、
6つのくさびプリズムから成る分離プリズム13、レン
ズ14、ダイクロイックミラー15が順次に配列されて
いる。光路O2上のダイクロイックミラー9の反射方向の
光路O4上には、レンズ8の後側焦点面に設けられた絞り
16、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラ
ー15、レンズ18、テレビカメラ19が順次に配列さ
れ、テレビカメラ19の出力はテレビモニタ20、記号
発生回路を含む信号処理回路21にそれぞれ接続され、
テレビモニタ20には信号処理回路21の出力も接続さ
れている。
O2上には、レンズ8、ダイクロイックミラー9、レンズ
10、光路O2に沿って移動可能な固視標11が順次に配
列されて固視標投影系が構成され、孔あきミラー4の反
射方向の光路O3上には、瞳孔Epと共役な6孔絞り12、
6つのくさびプリズムから成る分離プリズム13、レン
ズ14、ダイクロイックミラー15が順次に配列されて
いる。光路O2上のダイクロイックミラー9の反射方向の
光路O4上には、レンズ8の後側焦点面に設けられた絞り
16、ダイクロイックミラー17、ダイクロイックミラ
ー15、レンズ18、テレビカメラ19が順次に配列さ
れ、テレビカメラ19の出力はテレビモニタ20、記号
発生回路を含む信号処理回路21にそれぞれ接続され、
テレビモニタ20には信号処理回路21の出力も接続さ
れている。
【0011】光路O1に対して傾斜している光路O5上に
は、被検眼E側からレンズ23、角膜Ecと共役なスリッ
ト板24、ランプ、ストロボ等の撮影用光源25が配列
され、光路O1に関して光路O5と対称な光路O6上には、被
検眼E側からレンズ26、光束分割部材27、角膜Ecと
共役なスリット板28、ミラー29が配置され、光路O
5、O6上のレンズ23、26の近傍にはそれぞれ前眼部
照明用光源30a、30bが配置されている。光束分割
部材27の反射方向には、角膜Ecと共役な一次元CCD
31が配置され、ミラー29の反射方向の光路O7上には
レンズ32、ダイクロイックミラー17、レンズ33、
ハーフミラー34、図3に示すような4つの受光要素か
ら成る四葉状光電素子35が配置され、ハーフミラー3
4の入射方向にはアライメント用光源36が配置されて
いる。なお、四葉状光電素子35、一次元CCD31の
出力は信号処理回路21に接続されている。
は、被検眼E側からレンズ23、角膜Ecと共役なスリッ
ト板24、ランプ、ストロボ等の撮影用光源25が配列
され、光路O1に関して光路O5と対称な光路O6上には、被
検眼E側からレンズ26、光束分割部材27、角膜Ecと
共役なスリット板28、ミラー29が配置され、光路O
5、O6上のレンズ23、26の近傍にはそれぞれ前眼部
照明用光源30a、30bが配置されている。光束分割
部材27の反射方向には、角膜Ecと共役な一次元CCD
31が配置され、ミラー29の反射方向の光路O7上には
レンズ32、ダイクロイックミラー17、レンズ33、
ハーフミラー34、図3に示すような4つの受光要素か
ら成る四葉状光電素子35が配置され、ハーフミラー3
4の入射方向にはアライメント用光源36が配置されて
いる。なお、四葉状光電素子35、一次元CCD31の
出力は信号処理回路21に接続されている。
【0012】ここで、屈折力測定用光源7と前眼部照明
用光源30a、30bとは異なる波長の光束を発し、ダ
イクロイックミラー2は屈折力測定用光源7からの光束
を透過して前眼部照明用光源30a、30bからの光束
を反射する波長分割特性を有し、ダイクロイックミラー
15は屈折力測定用光源7からの光束を反射し、前眼部
照明用光源30a、30bからの光束を透過する波長分
割特性を有する。また、撮影用光源25は角膜形状測定
用光源1a〜1d及び前眼部照明用光源30a、30b
と異なる波長の光束を発し、ダイクロイックミラー17
は撮影用光源25からの光束を反射し、角膜形状測定用
光源1a〜1d及び前眼部照明用光源30a、30bか
らの光束を透過する波長分割特性を有している。
用光源30a、30bとは異なる波長の光束を発し、ダ
イクロイックミラー2は屈折力測定用光源7からの光束
を透過して前眼部照明用光源30a、30bからの光束
を反射する波長分割特性を有し、ダイクロイックミラー
15は屈折力測定用光源7からの光束を反射し、前眼部
照明用光源30a、30bからの光束を透過する波長分
割特性を有する。また、撮影用光源25は角膜形状測定
用光源1a〜1d及び前眼部照明用光源30a、30b
と異なる波長の光束を発し、ダイクロイックミラー17
は撮影用光源25からの光束を反射し、角膜形状測定用
光源1a〜1d及び前眼部照明用光源30a、30bか
らの光束を透過する波長分割特性を有している。
【0013】装置のアライメントを行う際には、固視標
11を用いて被検眼Eの固視を行いながら、前眼部照明
用光源30a、30b、アライメント用光源36を点灯
して前眼部観察を行う。固視標11からの光束はレンズ
10、ダイクロイックミラー9、レンズ8を通り、ダイ
クロイックミラー2で反射されて被検眼Eの眼底Erの投
影され、固視標11が被検眼Eに呈示される。固視標1
1には光路O2上に固視目標となる図案が描かれており、
検者は固視標11を光路O2に沿って移動して被検眼Eの
視度を調整しながら、被検者に固視標11の固視目標を
固視させ、被検眼Eの視軸と光路O1とを合致させる。
11を用いて被検眼Eの固視を行いながら、前眼部照明
用光源30a、30b、アライメント用光源36を点灯
して前眼部観察を行う。固視標11からの光束はレンズ
10、ダイクロイックミラー9、レンズ8を通り、ダイ
クロイックミラー2で反射されて被検眼Eの眼底Erの投
影され、固視標11が被検眼Eに呈示される。固視標1
1には光路O2上に固視目標となる図案が描かれており、
検者は固視標11を光路O2に沿って移動して被検眼Eの
視度を調整しながら、被検者に固視標11の固視目標を
固視させ、被検眼Eの視軸と光路O1とを合致させる。
【0014】前眼部照明用光源30a、30bから発し
た光束は、被検眼Eの前眼部Efを照明する。前眼部Efか
らはダイクロイックミラー2で反射されてレンズ8を通
り、ダイクロイックミラー9で反射されて絞り16、ダ
イクロイックミラー17、ダイクロイックミラー15、
レンズ18を通り、前眼部像Pfとしてテレビカメラ19
で撮像されてテレビモニタ20に映出される。
た光束は、被検眼Eの前眼部Efを照明する。前眼部Efか
らはダイクロイックミラー2で反射されてレンズ8を通
り、ダイクロイックミラー9で反射されて絞り16、ダ
イクロイックミラー17、ダイクロイックミラー15、
レンズ18を通り、前眼部像Pfとしてテレビカメラ19
で撮像されてテレビモニタ20に映出される。
【0015】アライメント用光源36からの光束はハー
フミラー34で反射され、レンズ33を通り、ダイクロ
イックミラー17、9、2のそれぞれで反射され、被検
眼Eの角膜Ec上で角膜反射像Pa' として結像する。ここ
での反射光束はダイクロイックミラー2で反射されて、
レンズ8を通ってダイクロイックミラー9で反射され、
更に絞り16を経てダイクロイックミラー17で反射さ
れてレンズ33を通り、ハーフミラー34を透過して図
3に示すように角膜反射像Paとして四葉状光電素子35
で受光される。ここで得られた受光信号は信号処理回路
21に取り込まれ、四葉状光電素子35の4つの受光要
素の受光量比から角膜反射像Paの位置が求められて、装
置の三次元的な位置が算出され、この結果が2つの十字
像から成るアライメントマークAMとしてテレビモニタ2
0に映出される。
フミラー34で反射され、レンズ33を通り、ダイクロ
イックミラー17、9、2のそれぞれで反射され、被検
眼Eの角膜Ec上で角膜反射像Pa' として結像する。ここ
での反射光束はダイクロイックミラー2で反射されて、
レンズ8を通ってダイクロイックミラー9で反射され、
更に絞り16を経てダイクロイックミラー17で反射さ
れてレンズ33を通り、ハーフミラー34を透過して図
3に示すように角膜反射像Paとして四葉状光電素子35
で受光される。ここで得られた受光信号は信号処理回路
21に取り込まれ、四葉状光電素子35の4つの受光要
素の受光量比から角膜反射像Paの位置が求められて、装
置の三次元的な位置が算出され、この結果が2つの十字
像から成るアライメントマークAMとしてテレビモニタ2
0に映出される。
【0016】更に、信号処理回路21は光路O1を表すス
ポット状の基準マークSMもテレビモニタ20に映出す
る。なお、アライメント用光源36による角膜Ecでの反
射光の一部は、ダイクロイックミラー17を透過し、角
膜反射像Paとしてテレビカメラ19で撮像されてテレビ
モニタ20に映出される。検者はこのテレビモニタ20
を観察しながら、装置のアライメントを行う。
ポット状の基準マークSMもテレビモニタ20に映出す
る。なお、アライメント用光源36による角膜Ecでの反
射光の一部は、ダイクロイックミラー17を透過し、角
膜反射像Paとしてテレビカメラ19で撮像されてテレビ
モニタ20に映出される。検者はこのテレビモニタ20
を観察しながら、装置のアライメントを行う。
【0017】テレビモニタ20において、アライメント
マークAMの2つの十字像のずれは光路O1方向の作動距離
からのずれを表し、アライメントマークAMと基準マーク
SMとのずれは光路O1に垂直な平面内でのずれの大きさと
その方向を表している。検者はテレビモニタ20を観察
しながら、光路O1方向で装置を調整してアライメントマ
ークAMの2つの十字像を合致させ、また光路O1に垂直な
平面内で装置を調整し、アライメントマークAMの十字像
の中心と基準マークSMを合致させる。アライメントが完
了すると、四葉状光電素子35において角膜反射像Paの
照準が合い、その中心に位置するようになる。従って、
信号処理回路21において、四葉状光電素子35の受光
信号を逐次に取り込んで角膜反射像Paの照準及び受光位
置を監視し、アライメントが終了したか否かを判断し、
測定/撮影を自動的に開始することも可能である。
マークAMの2つの十字像のずれは光路O1方向の作動距離
からのずれを表し、アライメントマークAMと基準マーク
SMとのずれは光路O1に垂直な平面内でのずれの大きさと
その方向を表している。検者はテレビモニタ20を観察
しながら、光路O1方向で装置を調整してアライメントマ
ークAMの2つの十字像を合致させ、また光路O1に垂直な
平面内で装置を調整し、アライメントマークAMの十字像
の中心と基準マークSMを合致させる。アライメントが完
了すると、四葉状光電素子35において角膜反射像Paの
照準が合い、その中心に位置するようになる。従って、
信号処理回路21において、四葉状光電素子35の受光
信号を逐次に取り込んで角膜反射像Paの照準及び受光位
置を監視し、アライメントが終了したか否かを判断し、
測定/撮影を自動的に開始することも可能である。
【0018】屈折力測定時には、屈折力測定用光源7か
ら発した光束は、レンズ6、中心開口絞り5、孔あきミ
ラー4の開口部、対物レンズ3、ダイクロイックミラー
2を経て、被検眼Eの眼底Erに点状に投影される。眼底
Erでの反射光束は、同じ光路O1を戻って孔あきミラー4
で反射され、6孔絞り12で6本の光束に分割されて分
離プリズム13、レンズ9を経てダイクロイックミラー
15で反射されてレンズ18を通り小円状の6つのスポ
ット像としてテレビカメラ19の撮像素子に受光され
る。この受光信号は信号処理回路21に取り込まれ、内
部のコンピュータにおいて、6つのスポット像のそれぞ
れの受光位置が解析され、被検眼Eの屈折力が求められ
る。なお、このとき前眼部照明用光源30a、30bは
消灯しておくことが好ましい。
ら発した光束は、レンズ6、中心開口絞り5、孔あきミ
ラー4の開口部、対物レンズ3、ダイクロイックミラー
2を経て、被検眼Eの眼底Erに点状に投影される。眼底
Erでの反射光束は、同じ光路O1を戻って孔あきミラー4
で反射され、6孔絞り12で6本の光束に分割されて分
離プリズム13、レンズ9を経てダイクロイックミラー
15で反射されてレンズ18を通り小円状の6つのスポ
ット像としてテレビカメラ19の撮像素子に受光され
る。この受光信号は信号処理回路21に取り込まれ、内
部のコンピュータにおいて、6つのスポット像のそれぞ
れの受光位置が解析され、被検眼Eの屈折力が求められ
る。なお、このとき前眼部照明用光源30a、30bは
消灯しておくことが好ましい。
【0019】角膜形状測定時には、角膜形状測定用光源
1a〜1dからの光束はそれぞれ被検眼Eの角膜Ec上に
結像する。この反射光束はダイクロイックミラー2で反
射され、レンズ8を通りダイクロイックミラー9で反射
され、絞り16、ダイクロイックミラー17、ダイクロ
イックミラー15、レンズ18を経て、テレビカメラ1
9の撮像素子に4つの小円状のスポット像として受光さ
れる。ここで得られた受光信号は信号処理回路21に取
り込まれ、内部のコンピュータによってスポット像の位
置関係から角膜Ecの曲率半径が求められる。なお、この
場合は前眼部照明光源30a、30bは消灯しておくこ
とが望ましい。
1a〜1dからの光束はそれぞれ被検眼Eの角膜Ec上に
結像する。この反射光束はダイクロイックミラー2で反
射され、レンズ8を通りダイクロイックミラー9で反射
され、絞り16、ダイクロイックミラー17、ダイクロ
イックミラー15、レンズ18を経て、テレビカメラ1
9の撮像素子に4つの小円状のスポット像として受光さ
れる。ここで得られた受光信号は信号処理回路21に取
り込まれ、内部のコンピュータによってスポット像の位
置関係から角膜Ecの曲率半径が求められる。なお、この
場合は前眼部照明光源30a、30bは消灯しておくこ
とが望ましい。
【0020】角膜内皮細胞撮影時には、撮影用光源25
を発した光束はスリット板24、レンズ23を通り、被
検眼Eの角膜Ecにスリット状に投影される。この反射光
束はレンズ26を通って光束分割部材27で2方向に分
割される。光束分割部材27を透過した光束は、スリッ
ト板28を経てミラー29で反射され、レンズ32を通
りダイクロイックミラー17で反射されてダイクロイッ
クミラー15、レンズ18を通り、角膜内皮細胞像とし
てテレビカメラ19に撮像される。他方、光束分割部材
27で反射された光束は、スリット像として一次元CC
D31に受光される。なお、スリット板28は角膜Ecと
表面で発生した反射光を除去する役目をしている。
を発した光束はスリット板24、レンズ23を通り、被
検眼Eの角膜Ecにスリット状に投影される。この反射光
束はレンズ26を通って光束分割部材27で2方向に分
割される。光束分割部材27を透過した光束は、スリッ
ト板28を経てミラー29で反射され、レンズ32を通
りダイクロイックミラー17で反射されてダイクロイッ
クミラー15、レンズ18を通り、角膜内皮細胞像とし
てテレビカメラ19に撮像される。他方、光束分割部材
27で反射された光束は、スリット像として一次元CC
D31に受光される。なお、スリット板28は角膜Ecと
表面で発生した反射光を除去する役目をしている。
【0021】ここで、スリット板24は紙面に垂直な方
向にスリットが切られ、一次元CCD31は紙面上に受
光要素が並列に配置されているので、スリット像と一次
元CCD31はほぼ直交しており、スリット像の一部が
一次元CCD31に受光されることになる。従って、撮
影深度が合っている場合には、スリット像は一次元CC
D31の中央の受光要素で受光されるが、撮影深度がず
れている場合には、そのずれの大きさ、方向に応じて、
スリット像は一次元CCD31の中心からずれて受光さ
れる。そこで、信号処理回路21は一次元CCD31の
受光信号を取り込んでスリット像のずれ及びその方向を
求め、この結果をアライメントマークAMの2つの十字像
の分離として、再びテレビモニタ20に映出する。検者
はこのテレビモニタ20を観察しながら、アライメント
マークAMの十字像が合致するように光路O1方向で検眼装
置を再度微調整を行う。
向にスリットが切られ、一次元CCD31は紙面上に受
光要素が並列に配置されているので、スリット像と一次
元CCD31はほぼ直交しており、スリット像の一部が
一次元CCD31に受光されることになる。従って、撮
影深度が合っている場合には、スリット像は一次元CC
D31の中央の受光要素で受光されるが、撮影深度がず
れている場合には、そのずれの大きさ、方向に応じて、
スリット像は一次元CCD31の中心からずれて受光さ
れる。そこで、信号処理回路21は一次元CCD31の
受光信号を取り込んでスリット像のずれ及びその方向を
求め、この結果をアライメントマークAMの2つの十字像
の分離として、再びテレビモニタ20に映出する。検者
はこのテレビモニタ20を観察しながら、アライメント
マークAMの十字像が合致するように光路O1方向で検眼装
置を再度微調整を行う。
【0022】このように、アライメント用光源36によ
る角膜反射像Paを検出して第1次のアライメントを行
い、そして撮影用光源25によるスリット像を検出して
再びアライメントマークAMを用いて第2次のアライメン
トを行うようにしたため、角膜内皮細胞撮影時のアライ
メントの精度を向上することが可能となる。
る角膜反射像Paを検出して第1次のアライメントを行
い、そして撮影用光源25によるスリット像を検出して
再びアライメントマークAMを用いて第2次のアライメン
トを行うようにしたため、角膜内皮細胞撮影時のアライ
メントの精度を向上することが可能となる。
【0023】なお、ダイクロイックミラー17の代りに
切換えミラーを用いて光束を分割することもできる。こ
の場合には、先ず切換えミラーを光路O4から退避させ、
前眼部像Pfをテレビカメラで撮像してテレビモニタ20
で映出させ、第1次のアライメントを行う。このアライ
メントが終了すると、切換えミラーを自動的に光路O4に
挿入し、角膜内皮細胞像をテレビカメラ19で撮像して
テレビモニタ20に映出させて、第2次のアライメント
を行うようにする。
切換えミラーを用いて光束を分割することもできる。こ
の場合には、先ず切換えミラーを光路O4から退避させ、
前眼部像Pfをテレビカメラで撮像してテレビモニタ20
で映出させ、第1次のアライメントを行う。このアライ
メントが終了すると、切換えミラーを自動的に光路O4に
挿入し、角膜内皮細胞像をテレビカメラ19で撮像して
テレビモニタ20に映出させて、第2次のアライメント
を行うようにする。
【0024】角膜内皮細胞像を記録する場合には、撮影
用光源25以外の光源1a〜1d、7、30a、30
b、36を消灯し、撮影用光源25のストロボを発光さ
せる。テレビカメラ19には角膜内皮細胞像のみが撮像
され、テレビモニタ20に映出される。
用光源25以外の光源1a〜1d、7、30a、30
b、36を消灯し、撮影用光源25のストロボを発光さ
せる。テレビカメラ19には角膜内皮細胞像のみが撮像
され、テレビモニタ20に映出される。
【0025】本実施例では、アライメント用光源36に
よる角膜反射像Paを四葉状光電素子35で検知してアラ
イメントを行ったが、屈折力測定用光源7を代用するこ
ともできる。また、アライメント用光源36による角膜
反射光をダイクロイックミラー17で反射させて四葉状
光電素子35に導く代りに、光路O1上にダイクロイック
ミラーを別途に設けて四葉状光電素子35に導くように
することもできる。
よる角膜反射像Paを四葉状光電素子35で検知してアラ
イメントを行ったが、屈折力測定用光源7を代用するこ
ともできる。また、アライメント用光源36による角膜
反射光をダイクロイックミラー17で反射させて四葉状
光電素子35に導く代りに、光路O1上にダイクロイック
ミラーを別途に設けて四葉状光電素子35に導くように
することもできる。
【0026】アライメントの精度は屈折力測定、角膜形
状測定、角膜内皮細胞撮影の順に高くなるので、信号処
理回路21においてアライメントの検出精度をこの順に
高くしておくと、測定/撮影を円滑に自動的に行うこと
が可能になる。特に、屈折力測定時と角膜形状測定時
は、アライメント用光源36の角膜反射像Paのみを検知
してアライメントを行っているので、上述したようにア
ライメントの検出精度を高めておくと、角膜形状測定時
に装置の位置をより高精度に適正作動距離に合わせ込む
ことが可能となる。なお、角膜状測定時の光軸01方向の
位置合わせとして、撮影用光源25による一次元CCD
31の信号を使ってもよい。
状測定、角膜内皮細胞撮影の順に高くなるので、信号処
理回路21においてアライメントの検出精度をこの順に
高くしておくと、測定/撮影を円滑に自動的に行うこと
が可能になる。特に、屈折力測定時と角膜形状測定時
は、アライメント用光源36の角膜反射像Paのみを検知
してアライメントを行っているので、上述したようにア
ライメントの検出精度を高めておくと、角膜形状測定時
に装置の位置をより高精度に適正作動距離に合わせ込む
ことが可能となる。なお、角膜状測定時の光軸01方向の
位置合わせとして、撮影用光源25による一次元CCD
31の信号を使ってもよい。
【0027】角膜形状測定時に、このようにアライメン
トが高精度に行うことが可能になると角膜測定用光源1
a〜1dからの光束は互いに平行でなくてもよいため、
光束を平行にするためのレンズが不要になる。例えば、
図2に示すように円周上に4つの角膜形状測定用光源1
a〜1dを配置する代りに、リング状の光源を使用した
場合には、レンズ構成を著しく簡単にすることが可能で
あり、角膜形状測定用の絞り16が不要となって、レン
ズ8の径を小さくすることができる。
トが高精度に行うことが可能になると角膜測定用光源1
a〜1dからの光束は互いに平行でなくてもよいため、
光束を平行にするためのレンズが不要になる。例えば、
図2に示すように円周上に4つの角膜形状測定用光源1
a〜1dを配置する代りに、リング状の光源を使用した
場合には、レンズ構成を著しく簡単にすることが可能で
あり、角膜形状測定用の絞り16が不要となって、レン
ズ8の径を小さくすることができる。
【0028】なお、4つの角膜形状測定用光源1a〜1
dの波長を適切に選択し、それぞれを順次に点灯して周
辺固視灯として被検眼Eに呈示させながら、角膜形状測
定及び角膜内皮細胞撮影を行ってもよい。この場合に
は、同じ部位について角膜Ecの曲率半径及び角膜内皮細
胞像が記録できるので、被検眼Eについてより有効な診
断データが得られる。
dの波長を適切に選択し、それぞれを順次に点灯して周
辺固視灯として被検眼Eに呈示させながら、角膜形状測
定及び角膜内皮細胞撮影を行ってもよい。この場合に
は、同じ部位について角膜Ecの曲率半径及び角膜内皮細
胞像が記録できるので、被検眼Eについてより有効な診
断データが得られる。
【0029】本実施例では、テレビカメラ19を前眼部
観察のみでなく、屈折力測定及び角膜形状測定にも用い
たが、屈折力測定用、角膜形状測定用に別途に受光素
子、光束分割部材を設け、それぞれの測定光束を光束分
割部材を介して受光素子に導くようにすることもでき
る。
観察のみでなく、屈折力測定及び角膜形状測定にも用い
たが、屈折力測定用、角膜形状測定用に別途に受光素
子、光束分割部材を設け、それぞれの測定光束を光束分
割部材を介して受光素子に導くようにすることもでき
る。
【0030】図4は第2の実施例の構成図であり、光路
O8を中心とするリング状の角膜形状測定用光源41は被
検眼Eと対向し、その背後の光路O8にはレンズ42、ハ
ーフミラー43、絞り44、テレビカメラ45が順次に
配列され、ハーフミラー43の入射方向にはアライメン
ト用光源46が配置されている。また、光路O8に対して
傾斜している光路O9上には、被検眼E側からレンズ4
7、角膜Ecと共役なスリット板48、撮影用光源49、
レンズ50、照明用光源51が順次に配列され、光路O8
に関して光路O9と対称な光路O10 上には、被検眼E側か
らレンズ52、二次元CCD53が順次に配列されてい
る。
O8を中心とするリング状の角膜形状測定用光源41は被
検眼Eと対向し、その背後の光路O8にはレンズ42、ハ
ーフミラー43、絞り44、テレビカメラ45が順次に
配列され、ハーフミラー43の入射方向にはアライメン
ト用光源46が配置されている。また、光路O8に対して
傾斜している光路O9上には、被検眼E側からレンズ4
7、角膜Ecと共役なスリット板48、撮影用光源49、
レンズ50、照明用光源51が順次に配列され、光路O8
に関して光路O9と対称な光路O10 上には、被検眼E側か
らレンズ52、二次元CCD53が順次に配列されてい
る。
【0031】アライメント用光源46からの光束は、ハ
ーフミラー43で反射されてレンズ42を通り、被検眼
Eの角膜Ecで角膜反射像Pa' として結像する。この反射
光束は同じ光路を戻り、ハーフミラー43、絞り44を
経て角膜反射像Paとしてテレビカメラ45の撮像素子に
受光される。コンピュータはテレビカメラ49の撮像素
子の中央付近のビデオ信号を検知し、角膜反射像Paの照
準及び光路O8からのずれを求め、光路O8方向及び光路O8
に垂直な平面内での装置の位置を求め、この位置を図1
に示すようにアライメントマークAMとしてテレビモニタ
に表示する。検者はこのテレビモニタを観察しながらア
ライメントを行う。このとき、アライメント用光源46
の波長を適当に選択すれば、アライメント用光源46を
中心固視灯として被検眼Eに呈示することが可能であ
る。なお、光軸08方向の位置は照明用光源51によるC
CD53から求めてもよい。
ーフミラー43で反射されてレンズ42を通り、被検眼
Eの角膜Ecで角膜反射像Pa' として結像する。この反射
光束は同じ光路を戻り、ハーフミラー43、絞り44を
経て角膜反射像Paとしてテレビカメラ45の撮像素子に
受光される。コンピュータはテレビカメラ49の撮像素
子の中央付近のビデオ信号を検知し、角膜反射像Paの照
準及び光路O8からのずれを求め、光路O8方向及び光路O8
に垂直な平面内での装置の位置を求め、この位置を図1
に示すようにアライメントマークAMとしてテレビモニタ
に表示する。検者はこのテレビモニタを観察しながらア
ライメントを行う。このとき、アライメント用光源46
の波長を適当に選択すれば、アライメント用光源46を
中心固視灯として被検眼Eに呈示することが可能であ
る。なお、光軸08方向の位置は照明用光源51によるC
CD53から求めてもよい。
【0032】リング状の角膜形状測定用光源41を発し
た光束は、被検眼Eの角膜Ecに投影される。この反射光
束はレンズ42、ハーフミラー43、絞り44を通っ
て、リング像としてテレビカメラ45の撮像素子に受光
される。得られたビデオ信号は内蔵のコンピュータに取
り込まれリング像の形状が解析されて角膜Ecの曲率半径
が求められる。
た光束は、被検眼Eの角膜Ecに投影される。この反射光
束はレンズ42、ハーフミラー43、絞り44を通っ
て、リング像としてテレビカメラ45の撮像素子に受光
される。得られたビデオ信号は内蔵のコンピュータに取
り込まれリング像の形状が解析されて角膜Ecの曲率半径
が求められる。
【0033】照明用光源51を発した光束は、レンズ5
0により撮影用光源49付近で結像し、スリット板4
8、レンズ47を通り被検眼Eの角膜Ec内にスリット状
に投影される。ここでの反射光束の一部は、レンズ4
2、ハーフミラー43、絞り44を経てテレビカメラ4
5で撮像され、また一部の他の光束はレンズ52を通っ
て、図5に示すように二次元CCD53で角膜像Pcとし
て受光される。コンピュータは二次元CCD53の中心
分割線m上の受信信号を検知し、中心分割線m上の角膜
像Pcの受光位置に基づいて、光路O8方向の撮影深度を監
視している。検者は装置を微調整して、角膜像Pcを中心
分割線mの垂直二等分線に関して対称的に位置するよう
にする。
0により撮影用光源49付近で結像し、スリット板4
8、レンズ47を通り被検眼Eの角膜Ec内にスリット状
に投影される。ここでの反射光束の一部は、レンズ4
2、ハーフミラー43、絞り44を経てテレビカメラ4
5で撮像され、また一部の他の光束はレンズ52を通っ
て、図5に示すように二次元CCD53で角膜像Pcとし
て受光される。コンピュータは二次元CCD53の中心
分割線m上の受信信号を検知し、中心分割線m上の角膜
像Pcの受光位置に基づいて、光路O8方向の撮影深度を監
視している。検者は装置を微調整して、角膜像Pcを中心
分割線mの垂直二等分線に関して対称的に位置するよう
にする。
【0034】角膜内皮細胞像を記録する際には、或る程
度位置が合ったときテレビモニタ20の像をテレビカメ
ラ45からCCD53の像、即ち図5に示すような内皮
細胞像に切換える。良く位置が合ったときに撮影用光源
49のみを発光し、CCD53により角膜内皮細胞像を
撮像しテレビモニタ20に映出する。
度位置が合ったときテレビモニタ20の像をテレビカメ
ラ45からCCD53の像、即ち図5に示すような内皮
細胞像に切換える。良く位置が合ったときに撮影用光源
49のみを発光し、CCD53により角膜内皮細胞像を
撮像しテレビモニタ20に映出する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように第1及び第2発明に
係る検眼装置は、1台の装置で角膜形状の測定と角膜内
皮細胞の撮影をすることが可能なため、検査時間が短縮
でき、装置の占有スペースも縮小される。また、第1発
明では共通の固視標を有し、また第2発明は共通の位置
検出系を角膜形状測定手段と、角膜撮影手段の位置合わ
せを行うようにしたため、被検眼の同じ部位について曲
率半径の測定と撮影が可能となる。
係る検眼装置は、1台の装置で角膜形状の測定と角膜内
皮細胞の撮影をすることが可能なため、検査時間が短縮
でき、装置の占有スペースも縮小される。また、第1発
明では共通の固視標を有し、また第2発明は共通の位置
検出系を角膜形状測定手段と、角膜撮影手段の位置合わ
せを行うようにしたため、被検眼の同じ部位について曲
率半径の測定と撮影が可能となる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】角膜形状測定用光源の正面図である。
【図3】アライメント時の四葉状光電素子の説明図であ
る。
る。
【図4】第2の実施例の構成図である。
【図5】角膜像を撮影している二次元CCDの説明図で
ある。
ある。
1、41 角膜形状測定用光源 7 屈折力測定用光源 11 固視標 19、45 テレビカメラ 20 テレビモニタ 21 信号処理回路 24、28、48 スリット板 25、49 撮影用光源 30 前眼部照明用光源 31 一次元CCD 35 四葉状光電素子 36 アライメント用光源 51 照明用光源 53 二次元CCD
Claims (5)
- 【請求項1】 光軸を中心とする円周上の光源からの光
束を被検眼の角膜に投影し、角膜での反射光を受光素子
で受光して角膜の形状を求める角膜形状測定手段と、光
軸に傾斜した方向から角膜の光軸上の部位にスリット光
を投影し、ここでの反射光を光軸に関して投影方向と対
称な方向から受光素子で受光する角膜撮影手段と、前記
角膜形状測定手段及び角膜撮影手段に共通に使用する固
視目標を備えた固視手段とを有することを特徴とする検
眼装置。 - 【請求項2】 前記角膜撮影手段の受光素子は被検眼の
角膜内皮細胞を撮影する請求項1に記載の検眼装置。 - 【請求項3】 更に前記角膜反射光検出手段を有し、該
角膜反射光検出手段で得られた信号に基づいて前記角膜
形状測定手段の位置合わせを行う請求項1に記載の検眼
装置。 - 【請求項4】 被検眼の角膜の所定の位置に光束を投影
し、ここでの反射光束を受光して装置の位置を検出する
位置検出手段と、光軸を中心とする円周上の光源からの
光束を被検眼の角膜に投影し、その反射光を受光素子で
受光して被検眼の角膜の形状を求める角膜形状測定手段
と、光軸に傾斜した方向から角膜の光軸上の部位にスリ
ット光を投影し、光軸に関して投影方向と対称な方向か
ら角膜像を撮影する角膜撮影手段とを有することを特徴
とする検眼装置。 - 【請求項5】 前記位置検出手段により前記角膜形状測
定手段及び前記角膜撮影手段の位置合わせを行う請求項
4に記載の検眼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6075415A JPH07255678A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 検眼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6075415A JPH07255678A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 検眼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255678A true JPH07255678A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13575531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6075415A Pending JPH07255678A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 検眼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07255678A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013220296A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Tomey Corporation | 角膜撮影装置および角膜撮影方法 |
JP2017077418A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 株式会社トーメーコーポレーション | 眼科装置 |
JP2018042877A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社トプコン | 角膜内皮細胞撮影装置及びその制御方法 |
JP2021526409A (ja) * | 2018-06-06 | 2021-10-07 | アルコン インコーポレイティド | 目に対して反射に基づいて位置付けるためのシステム及び方法 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6075415A patent/JPH07255678A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013220296A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Tomey Corporation | 角膜撮影装置および角膜撮影方法 |
JP2017077418A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 株式会社トーメーコーポレーション | 眼科装置 |
JP2018042877A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 株式会社トプコン | 角膜内皮細胞撮影装置及びその制御方法 |
JP2021526409A (ja) * | 2018-06-06 | 2021-10-07 | アルコン インコーポレイティド | 目に対して反射に基づいて位置付けるためのシステム及び方法 |
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