JPH07250249A - 通信機器 - Google Patents
通信機器Info
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- JPH07250249A JPH07250249A JP6042194A JP4219494A JPH07250249A JP H07250249 A JPH07250249 A JP H07250249A JP 6042194 A JP6042194 A JP 6042194A JP 4219494 A JP4219494 A JP 4219494A JP H07250249 A JPH07250249 A JP H07250249A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 101100328887 Caenorhabditis elegans col-34 gene Proteins 0.000 description 3
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 1
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗号化されたデータを一旦、親展ボックスに
蓄えるか、受信終了後即時出力するかをユーザーが任意
に選択できるようにする。 【構成】 ユーザーが即時出力するか、否かを任意に選
択できるように構成している。そして、即時出力機能を
選択した場合、メモリで受信されたデータは、受信後ユ
ーザーが操作することなしに直ちに出力されるように
し、これにより電話回線上の機密性のみを得られるもの
とする。また、即時出力しないことを選択した場合、前
記データは一度親展ボックスに格納され、ユーザーが出
力したいときに、所定の出力方法にしたがって出力操作
を行うことにより出力されるようにし、これにより、電
話回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の人
に対する機密性も得られるものとする。
蓄えるか、受信終了後即時出力するかをユーザーが任意
に選択できるようにする。 【構成】 ユーザーが即時出力するか、否かを任意に選
択できるように構成している。そして、即時出力機能を
選択した場合、メモリで受信されたデータは、受信後ユ
ーザーが操作することなしに直ちに出力されるように
し、これにより電話回線上の機密性のみを得られるもの
とする。また、即時出力しないことを選択した場合、前
記データは一度親展ボックスに格納され、ユーザーが出
力したいときに、所定の出力方法にしたがって出力操作
を行うことにより出力されるようにし、これにより、電
話回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の人
に対する機密性も得られるものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、秘密暗号通信を行う通
信機器に係り、特に暗号通信機能を有するファクシミリ
装置等の通信機器に関するものである。
信機器に係り、特に暗号通信機能を有するファクシミリ
装置等の通信機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信では同一メーカーのフ
ァクシミリ装置間での通信に関しては、オプションとし
て種々の特殊通信を行うことができる。その特殊通信の
一つに暗号通信がある。
ァクシミリ装置間での通信に関しては、オプションとし
て種々の特殊通信を行うことができる。その特殊通信の
一つに暗号通信がある。
【0003】この暗号通信を行うには、まず、送信側フ
ァクシミリ装置において、その装置本体の操作部に設け
られたキーを操作して、ワンタッチキー操作または短縮
ダイヤル操作による発呼を行う。ワンタッチキーまたは
短縮ダイヤルの登録時には暗号鍵番号及び受信局の親展
ボックスを指定する。
ァクシミリ装置において、その装置本体の操作部に設け
られたキーを操作して、ワンタッチキー操作または短縮
ダイヤル操作による発呼を行う。ワンタッチキーまたは
短縮ダイヤルの登録時には暗号鍵番号及び受信局の親展
ボックスを指定する。
【0004】この親展ボックスを用いる機能はメモリ受
信機能の一つであって、概念的には、メモリ受信用のメ
モリ領域の一部を適当数に区分し、その各々の区分をそ
れぞれ個人乃至グループで所有するものである。例えば
図4(A)に示すように、親展ボックスの所有者A用とし
てBOX1が、所有者B用にBOX2が割り当ててある
ものとすると、これら所有者A、Bに対して第三者であ
るCがAに対して他の誰かに見られたくないような原稿
等のデータを送付したいとすると、CはA用に割り当て
てある親展ボックスの番号(ここではBOX1)を知るこ
とにより、そのBOX1にデータを送付することができ
る。
信機能の一つであって、概念的には、メモリ受信用のメ
モリ領域の一部を適当数に区分し、その各々の区分をそ
れぞれ個人乃至グループで所有するものである。例えば
図4(A)に示すように、親展ボックスの所有者A用とし
てBOX1が、所有者B用にBOX2が割り当ててある
ものとすると、これら所有者A、Bに対して第三者であ
るCがAに対して他の誰かに見られたくないような原稿
等のデータを送付したいとすると、CはA用に割り当て
てある親展ボックスの番号(ここではBOX1)を知るこ
とにより、そのBOX1にデータを送付することができ
る。
【0005】上述のような機能は親展ボックス機能と通
称されているが、親展ボックスは通常IDと呼ばれるパ
スワードによってプロテクトが掛けられており、そのI
Dが分からなければ、その親展ボックスからデータを出
力することは不可能である。このように親展ボックスに
は通常、BOX番号とID番号とを登録する必要があ
る。
称されているが、親展ボックスは通常IDと呼ばれるパ
スワードによってプロテクトが掛けられており、そのI
Dが分からなければ、その親展ボックスからデータを出
力することは不可能である。このように親展ボックスに
は通常、BOX番号とID番号とを登録する必要があ
る。
【0006】また、図4(B)に示すように、各親展ボッ
クスに登録していたBOX番号と、ID番号に加えて、
暗号受信用に秘密暗号鍵も登録できるようにすることが
でき、この場合、ID番号と秘密暗号鍵が一致しなけれ
ば、正しく受信原稿をプリントアウトすることができな
いことになる。この暗号鍵登録とは使用する暗号鍵番号
に対応する鍵を登録するものである。なお、鍵は通常、
16進数を用いて表されるものであるため、それを直接
入力するのは頗る煩わしい。このため、各鍵について鍵
番号が割り当てられるようにしてあり、通常、鍵番号
は'01'〜'20'までの20種を登録することが可能となって
いる。
クスに登録していたBOX番号と、ID番号に加えて、
暗号受信用に秘密暗号鍵も登録できるようにすることが
でき、この場合、ID番号と秘密暗号鍵が一致しなけれ
ば、正しく受信原稿をプリントアウトすることができな
いことになる。この暗号鍵登録とは使用する暗号鍵番号
に対応する鍵を登録するものである。なお、鍵は通常、
16進数を用いて表されるものであるため、それを直接
入力するのは頗る煩わしい。このため、各鍵について鍵
番号が割り当てられるようにしてあり、通常、鍵番号
は'01'〜'20'までの20種を登録することが可能となって
いる。
【0007】一方、受信側では、親展ボックスの登録時
に、暗号鍵番号を指定する。この暗号鍵は送信側と受信
側とで一致していなければならないが、鍵番号は任意に
選んだ番号を登録するものであるため、特に一致させる
必要はない。そして、受信した暗号データを出力する場
合、親展出力により出力することになる。
に、暗号鍵番号を指定する。この暗号鍵は送信側と受信
側とで一致していなければならないが、鍵番号は任意に
選んだ番号を登録するものであるため、特に一致させる
必要はない。そして、受信した暗号データを出力する場
合、親展出力により出力することになる。
【0008】図5は以上のような暗号通信の手順を模式
的に示している。この図において、91〜93は送信側
での信号処理手順であり、91で画像データを符号化す
る。続いて秘密通信とするべく、92で鍵を用いて暗号
化し、それを93で送信する。94〜96は受信側での
信号処理手順であり、94で受信した暗号受信データを
95で平文化する。この平文化は送信側と同一の鍵を用
いて暗号文を解読することである。平文化されたデータ
は96で符号化され、元の画像データとなる。また、指
定された鍵番号に対応する鍵が登録されていない場合
は、平文化されず親展ボックスに蓄積される。
的に示している。この図において、91〜93は送信側
での信号処理手順であり、91で画像データを符号化す
る。続いて秘密通信とするべく、92で鍵を用いて暗号
化し、それを93で送信する。94〜96は受信側での
信号処理手順であり、94で受信した暗号受信データを
95で平文化する。この平文化は送信側と同一の鍵を用
いて暗号文を解読することである。平文化されたデータ
は96で符号化され、元の画像データとなる。また、指
定された鍵番号に対応する鍵が登録されていない場合
は、平文化されず親展ボックスに蓄積される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように暗号通信を
行う場合、受信側では暗号化されたデータを受信した
後、親展出力の手順を踏まないと出力できないが、デー
タの暗号化は通常、公衆電話回線を利用した盗聴に対す
る対策として用いられるものであり、この点に注目すれ
ば、データの機密性の保持に関しては電話回線上だけの
機密性を保持するだけで十分である場合も多々あると考
えられる。
行う場合、受信側では暗号化されたデータを受信した
後、親展出力の手順を踏まないと出力できないが、デー
タの暗号化は通常、公衆電話回線を利用した盗聴に対す
る対策として用いられるものであり、この点に注目すれ
ば、データの機密性の保持に関しては電話回線上だけの
機密性を保持するだけで十分である場合も多々あると考
えられる。
【0010】また、親展ボックス機能については、受信
側において複数のユーザーがファクシミリ装置を共同使
用している場合、他のユーザーにデータの内容を秘匿す
ることができる点で有利ではあるが、反面、親展ボック
スに受信がなされていても、他のユーザーには気付かれ
ないがために、親展ボックス所有者本人が受信されてい
るか、否かを確認しなければならず、また、その確認を
する前に何らかの理由で装置自体の電源が切られるよう
なことがあると、親展ボックスに蓄積された受信データ
そのものが失われてしまうという不具合もある。
側において複数のユーザーがファクシミリ装置を共同使
用している場合、他のユーザーにデータの内容を秘匿す
ることができる点で有利ではあるが、反面、親展ボック
スに受信がなされていても、他のユーザーには気付かれ
ないがために、親展ボックス所有者本人が受信されてい
るか、否かを確認しなければならず、また、その確認を
する前に何らかの理由で装置自体の電源が切られるよう
なことがあると、親展ボックスに蓄積された受信データ
そのものが失われてしまうという不具合もある。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、暗号化されたデータを一旦、親展ボックス
に蓄えるか、受信終了後即時出力するかをユーザーが任
意に選択できるようにした通信機器を提供することを目
的とするものである。
れたもので、暗号化されたデータを一旦、親展ボックス
に蓄えるか、受信終了後即時出力するかをユーザーが任
意に選択できるようにした通信機器を提供することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、暗号通信を行う機能を有する通信機器に
おいて、暗号受信データを出力する際に、受信後、その
暗号受信データを即時に平文化復号化処理を行って出力
する即時出力機能と、前記暗号受信データを無効にする
ことなくメモリに格納し、その後、ユーザー操作により
任意に出力可能な親展出力機能とのいずれかを選択可能
に構成している。
に本発明では、暗号通信を行う機能を有する通信機器に
おいて、暗号受信データを出力する際に、受信後、その
暗号受信データを即時に平文化復号化処理を行って出力
する即時出力機能と、前記暗号受信データを無効にする
ことなくメモリに格納し、その後、ユーザー操作により
任意に出力可能な親展出力機能とのいずれかを選択可能
に構成している。
【0013】
【作用】上記構成によると、ユーザーが即時出力する
か、否かを任意に選択できるようにしているため、即時
出力機能が選択された場合は、メモリで受信されたデー
タは、受信後ユーザーが操作することなしに直ちに出力
される。また、親展出力機能が選択された場合は、受信
したデータは一度メモリに格納され、ユーザーが出力し
たいときに、所定の出力方法にしたがって出力操作を行
うことにより出力される。
か、否かを任意に選択できるようにしているため、即時
出力機能が選択された場合は、メモリで受信されたデー
タは、受信後ユーザーが操作することなしに直ちに出力
される。また、親展出力機能が選択された場合は、受信
したデータは一度メモリに格納され、ユーザーが出力し
たいときに、所定の出力方法にしたがって出力操作を行
うことにより出力される。
【0014】したがって、即時出力機能を選択した場合
は、電話回線上の機密性のみを得ることができるととも
に、通常の受信と同様に受信データの出力といった煩わ
しい操作をすることなしに受信後すぐに、データを手に
することができる。一方、親展出力機能を選択すると、
電話回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の
人に対する機密性も得ることができ、受信したデータの
機密範囲を広くすることができる。
は、電話回線上の機密性のみを得ることができるととも
に、通常の受信と同様に受信データの出力といった煩わ
しい操作をすることなしに受信後すぐに、データを手に
することができる。一方、親展出力機能を選択すると、
電話回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の
人に対する機密性も得ることができ、受信したデータの
機密範囲を広くすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明を実施したファクシミリ装置の
全体構成をブロック図で示している。この図において、
1はマイクロコンピュータ等からなる制御部であり、全
体の制御を司る。この制御部1は図2に示すように、C
PU2、プログラムROM3、RAM4等から構成され
ている。RAM4はメモリ領域の一つの形態として親展
ボックス5を有している。
説明する。図1は本発明を実施したファクシミリ装置の
全体構成をブロック図で示している。この図において、
1はマイクロコンピュータ等からなる制御部であり、全
体の制御を司る。この制御部1は図2に示すように、C
PU2、プログラムROM3、RAM4等から構成され
ている。RAM4はメモリ領域の一つの形態として親展
ボックス5を有している。
【0016】図1に戻って、6は操作部、7は符号化/
復号化回路、8は当該ファクシミリ装置が送信側として
動作するときは、暗号化を行い、受信側として動作する
ときは平文化を行う暗号/平文化回路、9は変復調部モ
デム、10はNCU(網制御装置)、11は公衆電話回線
である。12は原稿を読み取る読み取り部である。13
は読み取った画像データにシェーディング補正等の処理
を施す画像処理部である。14は送信機能部、15は受
信機能部、16はプリンタ部等を有する記録部である。
上述した各構成部分とCPU2とは図2に示すように、
データバス17を通して接続されている。
復号化回路、8は当該ファクシミリ装置が送信側として
動作するときは、暗号化を行い、受信側として動作する
ときは平文化を行う暗号/平文化回路、9は変復調部モ
デム、10はNCU(網制御装置)、11は公衆電話回線
である。12は原稿を読み取る読み取り部である。13
は読み取った画像データにシェーディング補正等の処理
を施す画像処理部である。14は送信機能部、15は受
信機能部、16はプリンタ部等を有する記録部である。
上述した各構成部分とCPU2とは図2に示すように、
データバス17を通して接続されている。
【0017】上記構成を備えた本実施例のファクシミリ
装置において、暗号データを受信するためにはRAM4
中に親展ボックス5を登録しておかなければならない
が、この親展ボックスを登録する際に、ユーザーが「即
時出力する/しない」を選択できるように構成されてい
る。
装置において、暗号データを受信するためにはRAM4
中に親展ボックス5を登録しておかなければならない
が、この親展ボックスを登録する際に、ユーザーが「即
時出力する/しない」を選択できるように構成されてい
る。
【0018】この結果、「即時出力する」が選択された
場合は、その親展ボックス5で受信されたデータは、受
信後直ちに暗号化/平文化回路8で平文化され、符号化
/復号化回路8で復号化処理が行われて、ユーザーが操
作部6のキーを操作することなしに自動的に出力され
る。一方、「即時出力しない」が選択された場合は、受
信したデータは一旦、親展ボックス5に蓄積され、ユー
ザーが出力したいときに、所定の出力方法にしたがって
出力操作を行い、平文化及び復号化がなされて出力され
る。
場合は、その親展ボックス5で受信されたデータは、受
信後直ちに暗号化/平文化回路8で平文化され、符号化
/復号化回路8で復号化処理が行われて、ユーザーが操
作部6のキーを操作することなしに自動的に出力され
る。一方、「即時出力しない」が選択された場合は、受
信したデータは一旦、親展ボックス5に蓄積され、ユー
ザーが出力したいときに、所定の出力方法にしたがって
出力操作を行い、平文化及び復号化がなされて出力され
る。
【0019】次に、上記構成を備えたファクシミリ装置
の制御部1の受信側として動作するときの動作例を図3
を参照しながら説明する。まず、送信側ファクシミリ装
置において、その装置本体の操作部に設けられたキーを
操作して、ワンタッチキー操作または短縮ダイヤル操作
による発呼が行われると、ステップ#10で暗号受信の
有無を判定する。
の制御部1の受信側として動作するときの動作例を図3
を参照しながら説明する。まず、送信側ファクシミリ装
置において、その装置本体の操作部に設けられたキーを
操作して、ワンタッチキー操作または短縮ダイヤル操作
による発呼が行われると、ステップ#10で暗号受信の
有無を判定する。
【0020】この場合、暗号通信においては、送信側で
はワンタッチ及び短縮ダイヤルの登録時に暗号鍵番号と
受信局の親展ボックスを指定する必要がある。また、受
信側においても、親展ボックス5の登録時に、暗号鍵番
号を指定しておく必要があるが、本実施例では親展ボッ
クス登録時に同時に「即時出力する/しない」の選択も
行うようにする。
はワンタッチ及び短縮ダイヤルの登録時に暗号鍵番号と
受信局の親展ボックスを指定する必要がある。また、受
信側においても、親展ボックス5の登録時に、暗号鍵番
号を指定しておく必要があるが、本実施例では親展ボッ
クス登録時に同時に「即時出力する/しない」の選択も
行うようにする。
【0021】ステップ#10で暗号受信であると判定す
ると、ステップ#15で送信側から指定された親展ボッ
クス5が暗号通信用であるか、否かを判定し、暗号通信
用でないときと判断したときは、ステップ#40へ進ん
で通信エラーとしてリターンする。また、その親展ボッ
クス5が暗号通信用であると判断したときは、ステップ
#20で即時出力指定の有無を判定する。
ると、ステップ#15で送信側から指定された親展ボッ
クス5が暗号通信用であるか、否かを判定し、暗号通信
用でないときと判断したときは、ステップ#40へ進ん
で通信エラーとしてリターンする。また、その親展ボッ
クス5が暗号通信用であると判断したときは、ステップ
#20で即時出力指定の有無を判定する。
【0022】ステップ#20で即時出力が選択されたと
判定したときは、通常受信と同様の出力となる。すなわ
ち、ステップ#25へ進み、暗号鍵の登録がされている
か、否かの解読を行い、登録されていると認識したと
き、ステップ#30で、解読結果に基づいて暗号鍵が一
致しているか、否かの判定を行う。
判定したときは、通常受信と同様の出力となる。すなわ
ち、ステップ#25へ進み、暗号鍵の登録がされている
か、否かの解読を行い、登録されていると認識したと
き、ステップ#30で、解読結果に基づいて暗号鍵が一
致しているか、否かの判定を行う。
【0023】この場合、画像データは「1」と「0」の
ディジタルデータで表されており、画像データに例えば
0(白)が5個続いているときは、それを「01」という
具合に符号で表す(符号化)。1(黒)についても同じよう
な所定の規則で表す。この符号「01」を鍵を用いて暗
号化したものを受信側で準備した鍵を用いて平文化した
とき、その鍵が合っているときは暗号化/平文化回路8
で「01」が出力されるので、それを更に復号化すると
00000という画像データが得られる。しかしなが
ら、鍵が合っていないときは平文化出力として「01」
でなく、「00」が得られたりする。この「00」は0
が3個続いていることを表す符号とすれば、ビットの数
が実際の数とは異なることになる。
ディジタルデータで表されており、画像データに例えば
0(白)が5個続いているときは、それを「01」という
具合に符号で表す(符号化)。1(黒)についても同じよう
な所定の規則で表す。この符号「01」を鍵を用いて暗
号化したものを受信側で準備した鍵を用いて平文化した
とき、その鍵が合っているときは暗号化/平文化回路8
で「01」が出力されるので、それを更に復号化すると
00000という画像データが得られる。しかしなが
ら、鍵が合っていないときは平文化出力として「01」
でなく、「00」が得られたりする。この「00」は0
が3個続いていることを表す符号とすれば、ビットの数
が実際の数とは異なることになる。
【0024】このような原理で、1ライン(1主走査方
向)について次々と平文化を行ったとき、例えばファク
シミリのモードがファインモードである場合、画像デー
タが1ラインにつき1728ビットであれば、暗号鍵は一致
しているということになるが、1728ビットでなければ不
一致ということになる。一致していれば第2ライン以降
の暗号解読を行い、次いで復号化を行う。そして、ステ
ップ#35で復号化された画像データを記録部16にお
いてプリンタ部で出力する。
向)について次々と平文化を行ったとき、例えばファク
シミリのモードがファインモードである場合、画像デー
タが1ラインにつき1728ビットであれば、暗号鍵は一致
しているということになるが、1728ビットでなければ不
一致ということになる。一致していれば第2ライン以降
の暗号解読を行い、次いで復号化を行う。そして、ステ
ップ#35で復号化された画像データを記録部16にお
いてプリンタ部で出力する。
【0025】ステップ#25、#30で、指定された鍵
番号に対応する鍵が登録されていないと判定した場合
は、ステップ#50で表示部(図示せず)に鍵エラー表
示を行わせる。このとき「暗号鍵が違う」の表示とメモ
リをクリアするか否かを選択させる画面を表示する。こ
の画面を見て、ユーザーはこの表示内容を見て、操作部
6のキー操作を行い、このキー操作出力からステップ#
55で受信データを消去すべきと判断したときは、ステ
ップ#60でデータクリアを行った後、リターンする。
番号に対応する鍵が登録されていないと判定した場合
は、ステップ#50で表示部(図示せず)に鍵エラー表
示を行わせる。このとき「暗号鍵が違う」の表示とメモ
リをクリアするか否かを選択させる画面を表示する。こ
の画面を見て、ユーザーはこの表示内容を見て、操作部
6のキー操作を行い、このキー操作出力からステップ#
55で受信データを消去すべきと判断したときは、ステ
ップ#60でデータクリアを行った後、リターンする。
【0026】また、ユーザーの意思によって受信データ
を残したい場合、あるいはステップ#20で親展ボック
ス登録時に即時出力を選択していない場合は、受信デー
タを平文化することなく、自動的に親展ボックス5に蓄
積する。この場合、後に受信データを見たいときは、ス
テップ#5から始まる親展出力により出力することにな
る。この場合、ユーザーが指定する親展ボックス5にデ
ータが格納されており、その親展ボックス5の内容を出
力するための操作を行うと、制御部1はステップ#5
で、親展出力されたことを認識し、ステップ#25で暗
号鍵登録の有無が判定され、ステップ#30で暗号鍵が
一致しているか、否かの判定を行い、一致していれば、
ステップ#35でデータをプリンタ部で出力する。
を残したい場合、あるいはステップ#20で親展ボック
ス登録時に即時出力を選択していない場合は、受信デー
タを平文化することなく、自動的に親展ボックス5に蓄
積する。この場合、後に受信データを見たいときは、ス
テップ#5から始まる親展出力により出力することにな
る。この場合、ユーザーが指定する親展ボックス5にデ
ータが格納されており、その親展ボックス5の内容を出
力するための操作を行うと、制御部1はステップ#5
で、親展出力されたことを認識し、ステップ#25で暗
号鍵登録の有無が判定され、ステップ#30で暗号鍵が
一致しているか、否かの判定を行い、一致していれば、
ステップ#35でデータをプリンタ部で出力する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとき
は、暗号通信を行う機能を有する通信機器において、暗
号受信データを出力する際に、受信後、その暗号受信デ
ータを即時に平文化復号化処理を行って出力する即時出
力機能と、前記暗号受信データを無効にすることなくメ
モリに格納し、その後、ユーザー操作により任意に出力
可能な親展出力機能とのいずれかを選択可能に構成して
いるので、暗号通信で扱われる文書を即時出力するか、
しないかを選択できる。これにより即時出力を指定した
場合は、電話回線上の機密性のみを得ることができると
ともに、通常の受信と同様に受信データの出力といった
煩わしい操作をすることなしに受信後、直ちに、データ
を手にすることができる。
は、暗号通信を行う機能を有する通信機器において、暗
号受信データを出力する際に、受信後、その暗号受信デ
ータを即時に平文化復号化処理を行って出力する即時出
力機能と、前記暗号受信データを無効にすることなくメ
モリに格納し、その後、ユーザー操作により任意に出力
可能な親展出力機能とのいずれかを選択可能に構成して
いるので、暗号通信で扱われる文書を即時出力するか、
しないかを選択できる。これにより即時出力を指定した
場合は、電話回線上の機密性のみを得ることができると
ともに、通常の受信と同様に受信データの出力といった
煩わしい操作をすることなしに受信後、直ちに、データ
を手にすることができる。
【0028】一方、即時出力しないを指定すると、電話
回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の人に
対する機密性も得ることができ、受信したデータの機密
範囲を広くすることができる。このように本発明では、
即時出力するか、しないかを選択できることで、暗号受
信データの機密範囲を選択することができるばかりでな
く、その出力方法も選択できることになる。
回線上の機密性だけでなく、受信機を使用する他の人に
対する機密性も得ることができ、受信したデータの機密
範囲を広くすることができる。このように本発明では、
即時出力するか、しないかを選択できることで、暗号受
信データの機密範囲を選択することができるばかりでな
く、その出力方法も選択できることになる。
【図1】 本発明の実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示す概略ブロック図。
成を示す概略ブロック図。
【図2】 その制御部を具体的にするとともに他の構成
部分との接続状態を示すブロック図。
部分との接続状態を示すブロック図。
【図3】 受信局で行われる出力の方法に関する動作例
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図4】 親展ボックス機能を説明するための模式図。
【図5】 暗号通信における一般的な送信側、受信側各
々の動作手順を示す模式図。
々の動作手順を示す模式図。
1 制御部 2 CPU 3 ROM 4 RAM 6 操作部 7 符号化/復号化回路 8 暗号化/平文化回路 12 読み取り部 13 画像処理部 14 送信機能部 15 受信機能部 16 記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/12 H04N 1/00 106 Z 1/40
Claims (2)
- 【請求項1】 暗号通信を行う機能を有する通信機器に
おいて、暗号受信データを出力する際に、受信後、その
暗号受信データを即時に平文化復号化処理を行って出力
する即時出力機能と、前記暗号受信データを無効にする
ことなくメモリに格納し、その後、ユーザー操作により
任意に出力可能な親展出力機能とのいずれかを選択可能
に構成したことを特徴とする通信機器。 - 【請求項2】 ファクシミリ装置として構成された請求
項1の通信機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6042194A JPH07250249A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 通信機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6042194A JPH07250249A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 通信機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250249A true JPH07250249A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12629207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6042194A Pending JPH07250249A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 通信機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07250249A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001203688A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-27 | Kyocera Corp | 音声通信端末 |
JP2002366314A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Toshiba Corp | 電子的文書ファイルの印刷システム、その方法及び携帯電話 |
JP2006352483A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 画像送信システム、画像送信装置、及び画像処理装置 |
JP2007316752A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Fuji Xerox Co Ltd | プリントシステム、プリント方法、プログラムおよび印刷装置 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6042194A patent/JPH07250249A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001203688A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-27 | Kyocera Corp | 音声通信端末 |
JP2002366314A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Toshiba Corp | 電子的文書ファイルの印刷システム、その方法及び携帯電話 |
JP2006352483A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 画像送信システム、画像送信装置、及び画像処理装置 |
JP2007316752A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Fuji Xerox Co Ltd | プリントシステム、プリント方法、プログラムおよび印刷装置 |
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