JPH07249925A - アンテナ及びアンテナ装置 - Google Patents
アンテナ及びアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH07249925A JPH07249925A JP6040054A JP4005494A JPH07249925A JP H07249925 A JPH07249925 A JP H07249925A JP 6040054 A JP6040054 A JP 6040054A JP 4005494 A JP4005494 A JP 4005494A JP H07249925 A JPH07249925 A JP H07249925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- electrode
- circuit board
- printed circuit
- connection
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0421—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型で高利得が得られプリント基板から突出す
る高さを押さえたアンテナ及びアンテナ装置を提供す
る。 【構成】表面に入力電極2及び接続電極3を形成し、入
力電極2及び接続電極3と絶縁してグランド電極4を形
成し、グランド電極4上にはんだレジストインク5を塗
布して、グランド電極4の一部が露出した接続部4a,
4b,4cを設け、接続電極3と接続部4c間にチップ
コンデンサ6を取り付けた誘電体基板1の表面に、平面
形に形成した放射部12と、該放射部12の一方の対向
する端部から下方に形成した固定部13,14とを有す
る略コ字形の金属シャーシ11を載置し、誘電体基板1
の入力電極2、接続電極3及び接続部4bと、金属シャ
ーシ11の固定部13,14とを接続したことを特徴と
するものである。
る高さを押さえたアンテナ及びアンテナ装置を提供す
る。 【構成】表面に入力電極2及び接続電極3を形成し、入
力電極2及び接続電極3と絶縁してグランド電極4を形
成し、グランド電極4上にはんだレジストインク5を塗
布して、グランド電極4の一部が露出した接続部4a,
4b,4cを設け、接続電極3と接続部4c間にチップ
コンデンサ6を取り付けた誘電体基板1の表面に、平面
形に形成した放射部12と、該放射部12の一方の対向
する端部から下方に形成した固定部13,14とを有す
る略コ字形の金属シャーシ11を載置し、誘電体基板1
の入力電極2、接続電極3及び接続部4bと、金属シャ
ーシ11の固定部13,14とを接続したことを特徴と
するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機等に用い
られるアンテナ及びアンテナ装置に関するものである。
られるアンテナ及びアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナとして、例えば、車載用
等の移動体通信機に使用されるものは、図6に示すよう
な、マイクロストリップアンテナがある。図6におい
て、31は誘電体基板であり、誘電体基板31の両面に
は、パッチ電極32とシールド電極33が形成されてい
る。そして、誘電体基板31のシールド電極33側に
は、コネクタ34が取り付けられ、コネクタ34の内部
導体がパッチ電極32の給電点32aに接続され、外部
導体がシールド電極33に接続され、マイクロストリッ
プアンテナ35が構成されている。
等の移動体通信機に使用されるものは、図6に示すよう
な、マイクロストリップアンテナがある。図6におい
て、31は誘電体基板であり、誘電体基板31の両面に
は、パッチ電極32とシールド電極33が形成されてい
る。そして、誘電体基板31のシールド電極33側に
は、コネクタ34が取り付けられ、コネクタ34の内部
導体がパッチ電極32の給電点32aに接続され、外部
導体がシールド電極33に接続され、マイクロストリッ
プアンテナ35が構成されている。
【0003】このように構成されたマイクロストリップ
アンテナ35は、パッチ電極32から電波が送受信され
アンテナとして動作する。
アンテナ35は、パッチ電極32から電波が送受信され
アンテナとして動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
マイクロストリップアンテナ35においては、誘電体基
板31の外形を縮小して小型化を行うとマイクロストリ
ップアンテナ35の利得が低下するため、実用的にはパ
ッチ電極32の長さを波長の1/10以下にすることができ
なかった。また、底部にコネクタ34が突出しているた
め、マイクロストリップアンテナ35の高さが高くなる
とともに、プリント基板等に表面実装することができ
ず、移動体通信機の小型化、薄型化が困難となってい
た。
マイクロストリップアンテナ35においては、誘電体基
板31の外形を縮小して小型化を行うとマイクロストリ
ップアンテナ35の利得が低下するため、実用的にはパ
ッチ電極32の長さを波長の1/10以下にすることができ
なかった。また、底部にコネクタ34が突出しているた
め、マイクロストリップアンテナ35の高さが高くなる
とともに、プリント基板等に表面実装することができ
ず、移動体通信機の小型化、薄型化が困難となってい
た。
【0005】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、小型で高利得が得られプリント
基板から突出する高さを押さえたアンテナ及びアンテナ
装置を提供することを目的とするものである。
になされたものであり、小型で高利得が得られプリント
基板から突出する高さを押さえたアンテナ及びアンテナ
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、表面に入力電極と接続電極と
グランド電極とを形成した誘電体基板上に、平面形に形
成した放射部と、該放射部の一方の対向する端部から下
方に形成した固定部とを有する略コ字形の金属シャーシ
を載置し、前記誘電体基板の入力電極、接続電極及びグ
ランド電極と、前記金属シャーシの固定部とを接続した
ことを特徴とするものである。
めに、本発明においては、表面に入力電極と接続電極と
グランド電極とを形成した誘電体基板上に、平面形に形
成した放射部と、該放射部の一方の対向する端部から下
方に形成した固定部とを有する略コ字形の金属シャーシ
を載置し、前記誘電体基板の入力電極、接続電極及びグ
ランド電極と、前記金属シャーシの固定部とを接続した
ことを特徴とするものである。
【0007】また、前記アンテナを、開口を有し、表面
にそれぞれの一端が前記開口の縁部に至る給電電極及び
接地電極を形成したプリント基板に、前記アンテナの金
属シャーシを前記プリント基板の開口内に挿入して搭載
し、前記アンテナの入力電極と前記プリント基板の給電
電極とを接続するとともに、前記アンテナのグランド電
極と前記プリント基板の接地電極とを接続したことを特
徴とするものである。
にそれぞれの一端が前記開口の縁部に至る給電電極及び
接地電極を形成したプリント基板に、前記アンテナの金
属シャーシを前記プリント基板の開口内に挿入して搭載
し、前記アンテナの入力電極と前記プリント基板の給電
電極とを接続するとともに、前記アンテナのグランド電
極と前記プリント基板の接地電極とを接続したことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、アンテナの電波の放射部
に金属を用いているため、アンテナの抵抗成分が小さく
なるとともに、熱容量が大きくなってジュール損が減少
し、アンテナの利得が向上する。また、アンテナの金属
シャーシ部をプリント基板の開口部に挿入して、アンテ
ナをプリント基板に表面実装することにより、プリント
基板から突出するアンテナの高さを低くできる。
に金属を用いているため、アンテナの抵抗成分が小さく
なるとともに、熱容量が大きくなってジュール損が減少
し、アンテナの利得が向上する。また、アンテナの金属
シャーシ部をプリント基板の開口部に挿入して、アンテ
ナをプリント基板に表面実装することにより、プリント
基板から突出するアンテナの高さを低くできる。
【0009】また、アンテナの入力部とグランド間が金
属シャーシの固定部により繋がるため、その間でインダ
クタンス成分が生じ、そのインダクタンス値を調整する
ことにより、アンテナのインピーダンスを調整すること
ができる。
属シャーシの固定部により繋がるため、その間でインダ
クタンス成分が生じ、そのインダクタンス値を調整する
ことにより、アンテナのインピーダンスを調整すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるアンテナ及びアンテナ装
置の実施例を図面を用いて説明する。図1及び図2は、
本発明の実施例によるアンテナの斜視図及び分解斜視図
である。
置の実施例を図面を用いて説明する。図1及び図2は、
本発明の実施例によるアンテナの斜視図及び分解斜視図
である。
【0011】図1及び図2において、1はセラミックや
樹脂からなる誘電体基板であり、誘電体基板1の表面の
短辺側の両端部に、貫通孔1a,1b,1cを形成し、
誘電体基板1の表面には、貫通孔1a,1cの周囲に入
力電極2及び接続電極3を形成するとともに、入力電極
2及び接続電極3と絶縁してグランド電極4を形成して
いる。また、グランド電極4上には、はんだレジストイ
ンク5を塗布し、長辺側の両側面、貫通孔1bの周囲及
び接続電極3と対向する位置に、グランド電極4の一部
を露出させて接続部4a,4b,4cを設けている。ま
た、接続電極3と接続部4c間には、チップコンデンサ
6を取り付けている。
樹脂からなる誘電体基板であり、誘電体基板1の表面の
短辺側の両端部に、貫通孔1a,1b,1cを形成し、
誘電体基板1の表面には、貫通孔1a,1cの周囲に入
力電極2及び接続電極3を形成するとともに、入力電極
2及び接続電極3と絶縁してグランド電極4を形成して
いる。また、グランド電極4上には、はんだレジストイ
ンク5を塗布し、長辺側の両側面、貫通孔1bの周囲及
び接続電極3と対向する位置に、グランド電極4の一部
を露出させて接続部4a,4b,4cを設けている。ま
た、接続電極3と接続部4c間には、チップコンデンサ
6を取り付けている。
【0012】また、11は例えば銅又は銅合金からなる
略コ字形の金属シャーシであり、金属シャーシ11は長
方形で平面形に形成した放射部12と、放射部12の短
辺側の両端部から下方に垂直に折り曲げた2つの固定部
13,14とを有し、固定部13の先端に、舌片状の突
起端子15a,15bを一体に形成し、固定部14の先
端に、舌片状の突起端子15cを一体に形成している。
なお、突起端子15a,15b間には、切り欠き16を
形成している。
略コ字形の金属シャーシであり、金属シャーシ11は長
方形で平面形に形成した放射部12と、放射部12の短
辺側の両端部から下方に垂直に折り曲げた2つの固定部
13,14とを有し、固定部13の先端に、舌片状の突
起端子15a,15bを一体に形成し、固定部14の先
端に、舌片状の突起端子15cを一体に形成している。
なお、突起端子15a,15b間には、切り欠き16を
形成している。
【0013】そして、誘電体基板1の貫通孔1a,1
b,1cに、金属シャーシ11の突起端子15a,15
b,15cを挿入し、入力電極2、接続部4b及び接続
電極3と固定部13,14とをはんだ付けして、誘電体
基板1に金属シャーシ11を取り付け、アンテナ18を
構成している。なお、突起端子15a,15b,15c
を有しない金属シャーシを使用し、その金属シャーシの
固定部13,14を、誘電体基板1の入力電極2,接続
電極3及び接続部4bに、直接はんだ付けすることも可
能である。
b,1cに、金属シャーシ11の突起端子15a,15
b,15cを挿入し、入力電極2、接続部4b及び接続
電極3と固定部13,14とをはんだ付けして、誘電体
基板1に金属シャーシ11を取り付け、アンテナ18を
構成している。なお、突起端子15a,15b,15c
を有しない金属シャーシを使用し、その金属シャーシの
固定部13,14を、誘電体基板1の入力電極2,接続
電極3及び接続部4bに、直接はんだ付けすることも可
能である。
【0014】このように構成したアンテナ18は、電波
を送受信する放射部12に金属を用いているため、アン
テナ18の抵抗成分が小さくなるとともに、熱容量が大
きくなってジュール損が減少し、アンテナ18の利得が
向上する。
を送受信する放射部12に金属を用いているため、アン
テナ18の抵抗成分が小さくなるとともに、熱容量が大
きくなってジュール損が減少し、アンテナ18の利得が
向上する。
【0015】また、アンテナ18の等価回路は、図3に
示すように、インダクタンス成分L1,L2とキャパシ
タンス成分Cとで構成され、L1は主に金属シャーシ1
1の放射部12のインダクタンス成分であり、L2は入
力電極2と接続部4bとの間のインダクタンス成分であ
る。このうちL2は、アンテナ18の入力部とグランド
間に生じ、主に金属シャーシ11の固定部13の突起端
子15aと突起端子15bとの間のインダクタンス成分
である。また、Cは接続電極3と接続電極4cとの間に
取り付けたチップコンデンサ6の静電容量である。
示すように、インダクタンス成分L1,L2とキャパシ
タンス成分Cとで構成され、L1は主に金属シャーシ1
1の放射部12のインダクタンス成分であり、L2は入
力電極2と接続部4bとの間のインダクタンス成分であ
る。このうちL2は、アンテナ18の入力部とグランド
間に生じ、主に金属シャーシ11の固定部13の突起端
子15aと突起端子15bとの間のインダクタンス成分
である。また、Cは接続電極3と接続電極4cとの間に
取り付けたチップコンデンサ6の静電容量である。
【0016】そして、金属シャーシ11の切り欠き16
の深さ又は幅寸法を変更してL2のインダクタンス値を
変え、L1とL2のインダクタンス値の比を調整してア
ンテナ18のインピーダンスを変えることにより、外部
回路とのインピーダンス整合を図ることができる。な
お、接続電極3と接続電極4cとの間の静電容量は、チ
ップコンデンサ6以外に、接続電極3と接続電極4cと
の間の浮遊容量を用いることができる。このチップコン
デンサ6に、静電容量の大きいものを用いることによ
り、アンテナ18の共振周波数を低下させることがで
き、また、共振周波数が一定であれば、アンテナ18を
小型にすることができる。
の深さ又は幅寸法を変更してL2のインダクタンス値を
変え、L1とL2のインダクタンス値の比を調整してア
ンテナ18のインピーダンスを変えることにより、外部
回路とのインピーダンス整合を図ることができる。な
お、接続電極3と接続電極4cとの間の静電容量は、チ
ップコンデンサ6以外に、接続電極3と接続電極4cと
の間の浮遊容量を用いることができる。このチップコン
デンサ6に、静電容量の大きいものを用いることによ
り、アンテナ18の共振周波数を低下させることがで
き、また、共振周波数が一定であれば、アンテナ18を
小型にすることができる。
【0017】次に、図4に本発明の実施例によるアンテ
ナ装置の斜視図及び断面図を示す。図4において、21
はプリント基板であり、プリント基板21には、アンテ
ナ18の金属シャーシ11の外形より大きい開口22を
形成し、プリント基板21の表面に、一対の接地電極2
3,23のそれぞれの一端を開口22の対向する縁部ま
で形成するとともに、給電電極24の一端を接地電極2
3が形成していない開口22の縁部まで形成している。
ナ装置の斜視図及び断面図を示す。図4において、21
はプリント基板であり、プリント基板21には、アンテ
ナ18の金属シャーシ11の外形より大きい開口22を
形成し、プリント基板21の表面に、一対の接地電極2
3,23のそれぞれの一端を開口22の対向する縁部ま
で形成するとともに、給電電極24の一端を接地電極2
3が形成していない開口22の縁部まで形成している。
【0018】そして、アンテナ18の金属シャーシ11
をプリント基板21の開口22内に挿入し、アンテナ1
8の入力電極2とプリント基板21の給電線24とをは
んだ付けするとともに、アンテナ18の接続部4aとプ
リント基板21の接地電極23とをはんだ付けしてアン
テナ18を表面実装し、アンテナ装置28を構成する。
をプリント基板21の開口22内に挿入し、アンテナ1
8の入力電極2とプリント基板21の給電線24とをは
んだ付けするとともに、アンテナ18の接続部4aとプ
リント基板21の接地電極23とをはんだ付けしてアン
テナ18を表面実装し、アンテナ装置28を構成する。
【0019】このように構成したアンテナ装置28の具
体例として、幅8mm、長さ12mm、厚さ1mmのサイズを
有する誘電体基板に、1pFのチップコンデンサと、幅
6.3mm、長さ10mm、高さ3mmのサイズを有する金属
シャーシとを搭載し、共振周波数が1.9GHzのアン
テナを、幅60mm、長さ90mm、厚さ0.8mmのサイズ
を有するプリント基板に取り付けたアンテナ装置の指向
特性を図5に示す。
体例として、幅8mm、長さ12mm、厚さ1mmのサイズを
有する誘電体基板に、1pFのチップコンデンサと、幅
6.3mm、長さ10mm、高さ3mmのサイズを有する金属
シャーシとを搭載し、共振周波数が1.9GHzのアン
テナを、幅60mm、長さ90mm、厚さ0.8mmのサイズ
を有するプリント基板に取り付けたアンテナ装置の指向
特性を図5に示す。
【0020】図5より、アンテナの最大長が波長の1/16
の小型にもかかわらず、最大利得が−1dBという高い
値が得られている。また、プリント基板から突出するア
ンテナの高さは2.2mmとなり低背型のアンテナ装置を
実現している。
の小型にもかかわらず、最大利得が−1dBという高い
値が得られている。また、プリント基板から突出するア
ンテナの高さは2.2mmとなり低背型のアンテナ装置を
実現している。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナ及びアンテナ装置によれば、アンテナの電波の放
射部に金属を用いているため、アンテナの抵抗成分が小
さくなるとともに、熱容量が大きくなりジュール損が減
少し利得が向上して、小型のアンテナを得ることができ
る。また、アンテナの金属シャーシ部をプリント基板の
開口部に挿入して、アンテナをプリント基板に表面実装
しているため、プリント基板から突出するアンテナの高
さを低くしたアンテナ装置を提供することができる。さ
らに、アンテナの金属シャーシの切り欠き部の形状を変
更して、アンテナの入力部とグランド間のインダクタン
ス値を調整することにより、外部回路とのインピーダン
ス整合を図り反射損失を低下することができる。
ンテナ及びアンテナ装置によれば、アンテナの電波の放
射部に金属を用いているため、アンテナの抵抗成分が小
さくなるとともに、熱容量が大きくなりジュール損が減
少し利得が向上して、小型のアンテナを得ることができ
る。また、アンテナの金属シャーシ部をプリント基板の
開口部に挿入して、アンテナをプリント基板に表面実装
しているため、プリント基板から突出するアンテナの高
さを低くしたアンテナ装置を提供することができる。さ
らに、アンテナの金属シャーシの切り欠き部の形状を変
更して、アンテナの入力部とグランド間のインダクタン
ス値を調整することにより、外部回路とのインピーダン
ス整合を図り反射損失を低下することができる。
【図1】本発明の実施例によるアンテナの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のアンテナの分解斜視図である。
【図3】図1のアンテナの等価回路図である。
【図4】本発明の実施例によるアンテナ装置の、(a)
は分解斜視図であり、(b)は断面図である。
は分解斜視図であり、(b)は断面図である。
【図5】図4のアンテナ装置の指向特性図である。
【図6】従来のアンテナの、(a)は平面図であり、
(b)は断面図である。
(b)は断面図である。
1 誘電体基板 2 入力電極 3 接続電極 4 グランド電極 4a〜4c 接続部 5 レジストインク 6 チップコンデンサ 11 金属シャーシ 12 放射部 13,14 固定部 18 アンテナ 21 プリント基板 22 開口 23 接地電極 24 給電電極 28 アンテナ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に入力電極と接続電極とグランド電
極とを形成した誘電体基板上に、平面形に形成した放射
部と、該放射部の一方の対向する端部から下方に形成し
た固定部とを有する略コ字形の金属シャーシを載置し、
前記誘電体基板の入力電極、接続電極及びグランド電極
と、前記金属シャーシの固定部とを接続したことを特徴
とするアンテナ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のアンテナを、開口を有
し、表面にそれぞれの一端が前記開口の縁部に至る給電
電極及び接地電極を形成したプリント基板に、前記アン
テナの金属シャーシを前記プリント基板の開口内に挿入
して搭載し、前記アンテナの入力電極と前記プリント基
板の給電電極とを接続するとともに、前記アンテナのグ
ランド電極と前記プリント基板の接地電極とを接続した
ことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040054A JPH07249925A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | アンテナ及びアンテナ装置 |
US08/398,325 US5537123A (en) | 1994-03-10 | 1995-03-03 | Antennas and antenna units |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040054A JPH07249925A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | アンテナ及びアンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07249925A true JPH07249925A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12570209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6040054A Pending JPH07249925A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | アンテナ及びアンテナ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5537123A (ja) |
JP (1) | JPH07249925A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002141739A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナの実装構造およびそれを備えた無線装置 |
WO2006120763A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | アンテナ構造およびそれを備えた無線通信機 |
KR101017975B1 (ko) * | 2010-06-22 | 2011-03-02 | 주식회사 로스윈 | 휴대단말기용 안테나 및 그 제조 방법 |
US7990318B2 (en) | 2007-03-22 | 2011-08-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Radio-frequency telephone set |
WO2020250477A1 (ja) * | 2019-06-12 | 2020-12-17 | 株式会社村田製作所 | Rfidタグ及びrfidタグ付き物品 |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5969680A (en) * | 1994-10-11 | 1999-10-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device having a radiating portion provided between a wiring substrate and a case |
FR2739225B1 (fr) * | 1995-09-27 | 1997-11-14 | Cga Hbs | Element d'antenne a hyperfrequences |
US5696517A (en) * | 1995-09-28 | 1997-12-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface mounting antenna and communication apparatus using the same |
JP3279205B2 (ja) * | 1996-12-10 | 2002-04-30 | 株式会社村田製作所 | 表面実装型アンテナおよび通信機 |
US5945954A (en) | 1998-01-16 | 1999-08-31 | Rangestar International Corporation | Antenna assembly for telecommunication devices |
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