JPH07245740A - 記録装置および再生装置 - Google Patents
記録装置および再生装置Info
- Publication number
- JPH07245740A JPH07245740A JP6064535A JP6453594A JPH07245740A JP H07245740 A JPH07245740 A JP H07245740A JP 6064535 A JP6064535 A JP 6064535A JP 6453594 A JP6453594 A JP 6453594A JP H07245740 A JPH07245740 A JP H07245740A
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- Japan
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- image signal
- circuit
- encrypted
- encryption
- recording
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】電子スチルカメラ1は、撮像部2、信号処理回
路7、暗号化回路8、切換スイッチ9、制御手段12、
暗号化切換スイッチ13、レリーズスイッチ14、再生
スイッチ15、記録読出部16、復号化回路17、切換
スイッチ18および出力回路21により構成されてい
る。暗号化切換スイッチ13がオンしている場合は、画
像信号を暗号化して記録し、オフしている場合は、暗号
化せずにそのまま記録する。この場合、暗号化判別情報
を併せて記録する。また、再生時には、暗号化判別情報
に基づき、画像信号が暗号化されて記録されているか否
かを判別し、暗号化されて記録されている場合は、復号
化して再生し、暗号化されずに記録されている場合は、
復号化せずにそのまま再生する。 【効果】記録媒体に記録した画像の秘匿性が高い。
路7、暗号化回路8、切換スイッチ9、制御手段12、
暗号化切換スイッチ13、レリーズスイッチ14、再生
スイッチ15、記録読出部16、復号化回路17、切換
スイッチ18および出力回路21により構成されてい
る。暗号化切換スイッチ13がオンしている場合は、画
像信号を暗号化して記録し、オフしている場合は、暗号
化せずにそのまま記録する。この場合、暗号化判別情報
を併せて記録する。また、再生時には、暗号化判別情報
に基づき、画像信号が暗号化されて記録されているか否
かを判別し、暗号化されて記録されている場合は、復号
化して再生し、暗号化されずに記録されている場合は、
復号化せずにそのまま再生する。 【効果】記録媒体に記録した画像の秘匿性が高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を記録媒体に
記録する記録装置および記録媒体から再生する再生装置
に関する。
記録する記録装置および記録媒体から再生する再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に記録された内容の秘密を保持
するため、特殊な鍵部材を用いて記録媒体のハウジング
に鍵部材を着脱し得るよう構成した装置が知られてい
る。
するため、特殊な鍵部材を用いて記録媒体のハウジング
に鍵部材を着脱し得るよう構成した装置が知られてい
る。
【0003】この装置によれば、鍵部材を取り外さない
限り、再生装置等に記録媒体をセットすることができ
ず、このため第三者はその記録媒体に記録された内容を
確認することができなくなる。
限り、再生装置等に記録媒体をセットすることができ
ず、このため第三者はその記録媒体に記録された内容を
確認することができなくなる。
【0004】しかしながら、この装置の場合、機械的な
構成によって、単純に記録媒体が再生装置にセットされ
るのを阻止しているにすぎないため、例えば、鍵部材が
破壊された場合等、何らかの方法で鍵部材が取り外され
てしまうと、記録内容の秘匿性が失われる恐れがあっ
た。さらに、施錠のし忘れにより秘匿性が失われる恐れ
もある。
構成によって、単純に記録媒体が再生装置にセットされ
るのを阻止しているにすぎないため、例えば、鍵部材が
破壊された場合等、何らかの方法で鍵部材が取り外され
てしまうと、記録内容の秘匿性が失われる恐れがあっ
た。さらに、施錠のし忘れにより秘匿性が失われる恐れ
もある。
【0005】また、前記の装置の場合には、記録媒体に
納められている複数の記録内容のうち、特定のものだけ
を選択して秘密保持することはできず、このため記録媒
体の利用効率が低下してしまうといった問題がある。
納められている複数の記録内容のうち、特定のものだけ
を選択して秘密保持することはできず、このため記録媒
体の利用効率が低下してしまうといった問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、記録
媒体に記録された画像の秘匿性が高い記録装置および再
生装置を提供することにある。
媒体に記録された画像の秘匿性が高い記録装置および再
生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0008】(1) 入力された信号を処理して画像信
号を得る信号処理回路と、前記画像信号を暗号化された
画像信号に変換する暗号化回路と、記録媒体に前記画像
信号を記録する記録部とを有し、前記信号処理回路から
の画像信号を前記暗号化回路にて暗号化し、この暗号化
された画像信号を前記記録部にて前記記録媒体に記録す
ることを特徴とする記録装置。
号を得る信号処理回路と、前記画像信号を暗号化された
画像信号に変換する暗号化回路と、記録媒体に前記画像
信号を記録する記録部とを有し、前記信号処理回路から
の画像信号を前記暗号化回路にて暗号化し、この暗号化
された画像信号を前記記録部にて前記記録媒体に記録す
ることを特徴とする記録装置。
【0009】(2) 前記記録媒体に記録する画像信号
を暗号化するか否かを選択する選択手段を有し、該選択
手段により、前記信号処理回路からの画像信号を暗号化
するか否かを選択して前記記録媒体に記録するよう構成
した上記(1)に記載の記録装置。
を暗号化するか否かを選択する選択手段を有し、該選択
手段により、前記信号処理回路からの画像信号を暗号化
するか否かを選択して前記記録媒体に記録するよう構成
した上記(1)に記載の記録装置。
【0010】(3) 前記記録媒体に記録する際、その
記録される画像信号が暗号化されたものであるか否かを
示す暗号化判別情報を併せて記録する上記(1)または
(2)に記載の記録装置。
記録される画像信号が暗号化されたものであるか否かを
示す暗号化判別情報を併せて記録する上記(1)または
(2)に記載の記録装置。
【0011】(4) 暗号化された画像信号を記録媒体
から読み出して再生し得る再生装置であって、前記記録
媒体に記録された画像信号を前記記録媒体から読み出す
読出部と、暗号化された画像信号を元の画像信号に変換
する復号化回路とを有し、前記読出部にて前記記録媒体
から暗号化された画像信号を読み出し、この画像信号を
前記復号化回路にて復号化して再生することを特徴とす
る再生装置。
から読み出して再生し得る再生装置であって、前記記録
媒体に記録された画像信号を前記記録媒体から読み出す
読出部と、暗号化された画像信号を元の画像信号に変換
する復号化回路とを有し、前記読出部にて前記記録媒体
から暗号化された画像信号を読み出し、この画像信号を
前記復号化回路にて復号化して再生することを特徴とす
る再生装置。
【0012】(5) 前記記録媒体から読み出された画
像信号を復号化するか否かを選択する選択手段を有し、
該選択手段により、前記画像信号を復号化するか否かを
選択して再生するよう構成した上記(4)に記載の再生
装置。
像信号を復号化するか否かを選択する選択手段を有し、
該選択手段により、前記画像信号を復号化するか否かを
選択して再生するよう構成した上記(4)に記載の再生
装置。
【0013】(6) 前記記録媒体には、該記録媒体に
記録された画像信号が暗号化されたものであるか否かを
示す暗号化判別情報が併せて記録されており、再生する
際、その再生される画像信号が暗号化されたものである
か否かを前記暗号化判別情報から判別し、暗号化された
ものである場合には、前記読出部にて読み出された画像
信号を前記復号化回路にて復号化して再生し、暗号化さ
れたものでない場合には、前記読出部にて読み出された
画像信号をそのまま再生する上記(4)または(5)に
記載の再生装置。
記録された画像信号が暗号化されたものであるか否かを
示す暗号化判別情報が併せて記録されており、再生する
際、その再生される画像信号が暗号化されたものである
か否かを前記暗号化判別情報から判別し、暗号化された
ものである場合には、前記読出部にて読み出された画像
信号を前記復号化回路にて復号化して再生し、暗号化さ
れたものでない場合には、前記読出部にて読み出された
画像信号をそのまま再生する上記(4)または(5)に
記載の再生装置。
【0014】
【実施例】以下、本発明の記録装置および再生装置を添
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。な
お、本実施例では代表的に、本発明の記録装置および再
生装置を電子スチルカメラに適用した場合について説明
する。
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。な
お、本実施例では代表的に、本発明の記録装置および再
生装置を電子スチルカメラに適用した場合について説明
する。
【0015】図1は、電子スチルカメラの構成例を示す
ブロック図である。同図に示すように、電子スチルカメ
ラ(以下、カメラという)1は、記録装置および再生装
置を併有しており、撮像部2、信号処理回路7、暗号化
回路8、暗号化するか否かを選択する選択手段である切
換スイッチ9、制御手段12、記録・読出部16、復号
化回路17、復号化するか否かを選択する選択手段であ
る切換スイッチ18および出力回路21を有している。
ブロック図である。同図に示すように、電子スチルカメ
ラ(以下、カメラという)1は、記録装置および再生装
置を併有しており、撮像部2、信号処理回路7、暗号化
回路8、暗号化するか否かを選択する選択手段である切
換スイッチ9、制御手段12、記録・読出部16、復号
化回路17、復号化するか否かを選択する選択手段であ
る切換スイッチ18および出力回路21を有している。
【0016】この場合、前記撮像部2、信号処理回路
7、暗号化回路8、切換スイッチ9、記録・読出部1
6、復号化回路17、切換スイッチ18および出力回路
21は、この順序で電気的に接続されている。カメラ1
における撮像部2は、絞り4を有する撮影光学系3、固
体撮像素子(CCD)5および駆動回路6により構成さ
れている。
7、暗号化回路8、切換スイッチ9、記録・読出部1
6、復号化回路17、切換スイッチ18および出力回路
21は、この順序で電気的に接続されている。カメラ1
における撮像部2は、絞り4を有する撮影光学系3、固
体撮像素子(CCD)5および駆動回路6により構成さ
れている。
【0017】また、記録・読出部16は、ICメモリー
カード31に画像信号を記録する記録部と、ICメモリ
ーカード31から画像信号を読み出す読出部とを兼ねて
おり、コネクタと、暗号化回路8と前記コネクタとの間
の通信および復号化回路17と前記コネクタとの間の通
信を行う通信回路(メモリーカード制御回路)とを備え
ている。
カード31に画像信号を記録する記録部と、ICメモリ
ーカード31から画像信号を読み出す読出部とを兼ねて
おり、コネクタと、暗号化回路8と前記コネクタとの間
の通信および復号化回路17と前記コネクタとの間の通
信を行う通信回路(メモリーカード制御回路)とを備え
ている。
【0018】前記ICメモリーカード31は、カメラ1
により撮影された画像を記録するための記録媒体であ
り、IC(Integrated Circuit)メモリーが組み込まれ
たカードである。
により撮影された画像を記録するための記録媒体であ
り、IC(Integrated Circuit)メモリーが組み込まれ
たカードである。
【0019】カメラ1における制御手段12は、通常、
マイクロコンピュータで構成され、駆動回路6、信号処
理回路7、暗号化回路8、切換スイッチ9、記録・読出
部16、復号化回路17、切換スイッチ18および出力
回路21の各回路およびスイッチの制御を行う他、シー
ケンス制御等のカメラ1全体の制御を行う。制御手段1
2には、暗号化切換スイッチ13、レリーズスイッチ1
4および再生スイッチがそれぞれ接続されている。
マイクロコンピュータで構成され、駆動回路6、信号処
理回路7、暗号化回路8、切換スイッチ9、記録・読出
部16、復号化回路17、切換スイッチ18および出力
回路21の各回路およびスイッチの制御を行う他、シー
ケンス制御等のカメラ1全体の制御を行う。制御手段1
2には、暗号化切換スイッチ13、レリーズスイッチ1
4および再生スイッチがそれぞれ接続されている。
【0020】次に、カメラ1の動作について説明する。
図2は、カメラ1の撮影(記録)時の動作を示すタイミ
ングチャートである。同図に示すように、撮影者(使用
者)が、暗号化切換スイッチ13のオン/オフを選択
し、レリーズスイッチ14をオンすると撮影が行われ
る。すなわち、レリーズスイッチ14がオンすると、絞
り4が作動するとともに、制御手段12からの指令に基
づいて駆動回路6が作動し、これによりCCD5が駆動
する。この場合、CCD5には、電子シャッターの作動
により、蓄積時間tの間、被写体像に対応する光量に応
じた電荷が蓄積される。
図2は、カメラ1の撮影(記録)時の動作を示すタイミ
ングチャートである。同図に示すように、撮影者(使用
者)が、暗号化切換スイッチ13のオン/オフを選択
し、レリーズスイッチ14をオンすると撮影が行われ
る。すなわち、レリーズスイッチ14がオンすると、絞
り4が作動するとともに、制御手段12からの指令に基
づいて駆動回路6が作動し、これによりCCD5が駆動
する。この場合、CCD5には、電子シャッターの作動
により、蓄積時間tの間、被写体像に対応する光量に応
じた電荷が蓄積される。
【0021】絞り4が元の状態に戻ると、切換スイッチ
9が切り換わるとともに、記録・読出部にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、後述す
る暗号化判別情報が書き込まれる。
9が切り換わるとともに、記録・読出部にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、後述す
る暗号化判別情報が書き込まれる。
【0022】この場合、切換スイッチ9は、暗号化切換
スイッチ13がオンの場合には、端子10に接続し、暗
号化切換スイッチ13がオフの場合には、端子11に接
続する。
スイッチ13がオンの場合には、端子10に接続し、暗
号化切換スイッチ13がオフの場合には、端子11に接
続する。
【0023】前記暗号化判別情報は、ICメモリーカー
ド31に記録される画像信号が暗号化されたものである
か否かを示す情報であり、例えば、1ビットの信号
「0」または「1」で構成される。ICメモリーカード
31には、図2に示すように暗号化切換スイッチ13が
オンの場合には、前記画像信号が暗号化されたものであ
ることを示す情報(例えば「1」)が記録され、暗号化
切換スイッチ13がオフの場合には、前記画像信号が暗
号化されないものであることを示す情報(例えば
「0」)が記録される。暗号化判別情報の記録が完了す
ると、前記撮影によりCCD5に蓄積された電荷は、C
CD信号として信号処理回路7に入力される。
ド31に記録される画像信号が暗号化されたものである
か否かを示す情報であり、例えば、1ビットの信号
「0」または「1」で構成される。ICメモリーカード
31には、図2に示すように暗号化切換スイッチ13が
オンの場合には、前記画像信号が暗号化されたものであ
ることを示す情報(例えば「1」)が記録され、暗号化
切換スイッチ13がオフの場合には、前記画像信号が暗
号化されないものであることを示す情報(例えば
「0」)が記録される。暗号化判別情報の記録が完了す
ると、前記撮影によりCCD5に蓄積された電荷は、C
CD信号として信号処理回路7に入力される。
【0024】図1に示すように、信号処理回路7は、制
御手段12からの指令に基づいて作動する。この信号処
理回路7では、前記CCD5からのCCD信号に対して
所定の信号処理を行い、撮影された被写体像のアナログ
画像信号を得る。このアナログ画像信号は、信号処理回
路7に内蔵されているA/D変換器(図示せず)により
デジタル画像信号に変換され、さらに信号処理回路7に
おいて所定の信号処理が行われる。このようにして、信
号処理回路7から、R(レッド)、G(グリーン)およ
びB(ブルー)のデジタル画像信号(以下、画像信号と
いう)が出力される。なお、前記R、GおよびBの画像
信号は、それぞれ、例えば、8ビットの信号である。
御手段12からの指令に基づいて作動する。この信号処
理回路7では、前記CCD5からのCCD信号に対して
所定の信号処理を行い、撮影された被写体像のアナログ
画像信号を得る。このアナログ画像信号は、信号処理回
路7に内蔵されているA/D変換器(図示せず)により
デジタル画像信号に変換され、さらに信号処理回路7に
おいて所定の信号処理が行われる。このようにして、信
号処理回路7から、R(レッド)、G(グリーン)およ
びB(ブルー)のデジタル画像信号(以下、画像信号と
いう)が出力される。なお、前記R、GおよびBの画像
信号は、それぞれ、例えば、8ビットの信号である。
【0025】ここで、前述したように、暗号化切換スイ
ッチ13がオンの場合には、切換スイッチ9は端子10
に接続しているので、信号処理回路7からの画像信号
は、暗号化回路8に入力され、この暗号化回路8により
暗号化される。この場合、暗号化回路8は、制御手段1
2からの指令および駆動回路6からのクロック信号に基
づき、画像信号を順次暗号化する。
ッチ13がオンの場合には、切換スイッチ9は端子10
に接続しているので、信号処理回路7からの画像信号
は、暗号化回路8に入力され、この暗号化回路8により
暗号化される。この場合、暗号化回路8は、制御手段1
2からの指令および駆動回路6からのクロック信号に基
づき、画像信号を順次暗号化する。
【0026】暗号化回路8により暗号化された画像信号
(以下、暗号化信号という)は、記録・読出部16に入
力される。なお、前記暗号化回路8の構成については、
後に詳述する。暗号化回路8からの暗号化信号は、記録
・読出部16にて、ICメモリーカード31のメモリー
の所定のアドレスに順次書き込まれる。
(以下、暗号化信号という)は、記録・読出部16に入
力される。なお、前記暗号化回路8の構成については、
後に詳述する。暗号化回路8からの暗号化信号は、記録
・読出部16にて、ICメモリーカード31のメモリー
の所定のアドレスに順次書き込まれる。
【0027】また、前述したように、暗号化切換スイッ
チ13がオフの場合には、切換スイッチ9は端子11に
接続しているので、信号処理回路7からの画像信号は、
暗号化されずにそのまま記録・読出部16に入力され、
ICメモリーカード31のメモリーの所定のアドレスに
順次書き込まれる。
チ13がオフの場合には、切換スイッチ9は端子11に
接続しているので、信号処理回路7からの画像信号は、
暗号化されずにそのまま記録・読出部16に入力され、
ICメモリーカード31のメモリーの所定のアドレスに
順次書き込まれる。
【0028】次に、撮影時におけるカメラ1の制御手段
12の動作について説明する。図3は、撮影(記録)時
におけるカメラ1の制御手段12の動作を示すフローチ
ャートである。以下、このフローチャートを説明する。
12の動作について説明する。図3は、撮影(記録)時
におけるカメラ1の制御手段12の動作を示すフローチ
ャートである。以下、このフローチャートを説明する。
【0029】まず、レリーズスイッチ14がオンしたか
否かを判断し(ステップ101)、ステップ101にお
いてレリーズスイッチ14がオンしたと判断した場合に
は、撮像部2により撮影を行う(ステップ102)。
否かを判断し(ステップ101)、ステップ101にお
いてレリーズスイッチ14がオンしたと判断した場合に
は、撮像部2により撮影を行う(ステップ102)。
【0030】次いで、暗号化切換スイッチ13がオンか
否かを判断する(ステップ103)。ステップ103に
おいて暗号化切換スイッチ13がオンと判断した場合に
は、切換スイッチ9を端子10に接続する(ステップ1
04)。
否かを判断する(ステップ103)。ステップ103に
おいて暗号化切換スイッチ13がオンと判断した場合に
は、切換スイッチ9を端子10に接続する(ステップ1
04)。
【0031】次いで、記録・読出部16にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、暗号化
を表す暗号化判別情報「1」を書き込む(ステップ10
5)。次いで、CCD5からCCD信号の読み出しを開
始する(ステップ106)。
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、暗号化
を表す暗号化判別情報「1」を書き込む(ステップ10
5)。次いで、CCD5からCCD信号の読み出しを開
始する(ステップ106)。
【0032】次いで、信号処理回路7においてCCD信
号に対し所定の信号処理およびA/D変換を行い、暗号
化回路8において暗号化し、記録・読出部16にて、I
Cメモリーカード31のメモリーの所定のアドレスに、
暗号化回路8からの暗号化信号を書き込む(ステップ1
07)。また、前記ステップ103において暗号化切換
スイッチ13がオフと判断した場合には、切換スイッチ
9を端子11に接続する(ステップ108)。
号に対し所定の信号処理およびA/D変換を行い、暗号
化回路8において暗号化し、記録・読出部16にて、I
Cメモリーカード31のメモリーの所定のアドレスに、
暗号化回路8からの暗号化信号を書き込む(ステップ1
07)。また、前記ステップ103において暗号化切換
スイッチ13がオフと判断した場合には、切換スイッチ
9を端子11に接続する(ステップ108)。
【0033】次いで、記録・読出部16にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、非暗号
化を表す暗号化判別情報「0」を書き込む(ステップ1
09)。
リーカード31のメモリーの所定のアドレスに、非暗号
化を表す暗号化判別情報「0」を書き込む(ステップ1
09)。
【0034】次いで、CCD5からCCD信号の読み出
しを開始する(ステップ110)。次いで、信号処理回
路7においてCCD信号に対し所定の信号処理およびA
/D変換を行い、記録・読出部16にて、ICメモリー
カード31のメモリーの所定のアドレスに、信号処理回
路7からの画像信号をそのまま書き込む(ステップ11
1)。以上でこのプログラムは終了する。
しを開始する(ステップ110)。次いで、信号処理回
路7においてCCD信号に対し所定の信号処理およびA
/D変換を行い、記録・読出部16にて、ICメモリー
カード31のメモリーの所定のアドレスに、信号処理回
路7からの画像信号をそのまま書き込む(ステップ11
1)。以上でこのプログラムは終了する。
【0035】なお、本実施例では、暗号化判別情報を記
録した後、画像信号を記録するように構成されている
が、この他、例えば、画像信号を記録した後に暗号化判
別情報を記録するような構成であってもよい。
録した後、画像信号を記録するように構成されている
が、この他、例えば、画像信号を記録した後に暗号化判
別情報を記録するような構成であってもよい。
【0036】次に、カメラ1の再生時の動作について説
明する。図4は、カメラ1の再生時の動作を示すタイミ
ングチャートである。同図に示すように、使用者が、再
生すべき画像を選択して、再生スイッチ15をオンする
と再生が行われる。この場合、再生スイッチ15がオン
すると、まず記録・読出部16にて、ICメモリーカー
ド31のメモリーの所定のアドレスから暗号化判別情報
が読み出され、この後、前記暗号化判別情報に基づいて
切換スイッチ18が切り換わる。
明する。図4は、カメラ1の再生時の動作を示すタイミ
ングチャートである。同図に示すように、使用者が、再
生すべき画像を選択して、再生スイッチ15をオンする
と再生が行われる。この場合、再生スイッチ15がオン
すると、まず記録・読出部16にて、ICメモリーカー
ド31のメモリーの所定のアドレスから暗号化判別情報
が読み出され、この後、前記暗号化判別情報に基づいて
切換スイッチ18が切り換わる。
【0037】前記切換スイッチ18は、暗号化判別情報
が暗号化を表す「1」である場合には、端子19に接続
し、暗号化判別情報が非暗号化を表す「0」である場合
には、端子20に接続する。
が暗号化を表す「1」である場合には、端子19に接続
し、暗号化判別情報が非暗号化を表す「0」である場合
には、端子20に接続する。
【0038】次いで、記録・読出部16にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから画像信
号(暗号化されていない画像信号または暗号化信号)が
順次読み出される。
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから画像信
号(暗号化されていない画像信号または暗号化信号)が
順次読み出される。
【0039】前述したように、ICメモリーカード31
から読み出された画像信号が暗号化信号の場合には、切
換スイッチ18は端子19に接続しているので、図1に
示すように、前記暗号化信号は、記録・読出部16から
復号化回路17に入力され、この復号化回路17により
復号化される。すなわち、暗号化される前の画像信号
(元の画像信号)に変換される。この場合、復号化回路
17は、制御手段12からの指令および駆動回路6から
のクロック信号に基づき、暗号化信号を順次復号化す
る。
から読み出された画像信号が暗号化信号の場合には、切
換スイッチ18は端子19に接続しているので、図1に
示すように、前記暗号化信号は、記録・読出部16から
復号化回路17に入力され、この復号化回路17により
復号化される。すなわち、暗号化される前の画像信号
(元の画像信号)に変換される。この場合、復号化回路
17は、制御手段12からの指令および駆動回路6から
のクロック信号に基づき、暗号化信号を順次復号化す
る。
【0040】復号化回路17により復号化された画像信
号(以下、復号化信号という)は、出力回路21に入力
される。なお、前記復号化回路17の構成については、
後に詳述する。
号(以下、復号化信号という)は、出力回路21に入力
される。なお、前記復号化回路17の構成については、
後に詳述する。
【0041】復号化回路17からの復号化信号は、出力
回路21において、所定の信号処理および出力回路21
に内蔵されているD/A変換器(図示せず)によりD/
A変換され、さらにNTSC信号に変換されて出力回路
21から出力される。
回路21において、所定の信号処理および出力回路21
に内蔵されているD/A変換器(図示せず)によりD/
A変換され、さらにNTSC信号に変換されて出力回路
21から出力される。
【0042】また、前述したように、ICメモリーカー
ド31から読み出された画像信号が暗号化されていない
画像信号の場合には、切換スイッチ18は端子20に接
続しているので、図1に示すように、前記画像信号は、
復号化されずに、記録・読出部16からそのまま出力回
路21に入力され、所定の信号処理およびD/A変換さ
れ、さらにNTSC信号に変換されて出力回路21から
出力される。
ド31から読み出された画像信号が暗号化されていない
画像信号の場合には、切換スイッチ18は端子20に接
続しているので、図1に示すように、前記画像信号は、
復号化されずに、記録・読出部16からそのまま出力回
路21に入力され、所定の信号処理およびD/A変換さ
れ、さらにNTSC信号に変換されて出力回路21から
出力される。
【0043】次に、再生時におけるカメラ1の制御手段
12の動作について説明する。図5は、再生時における
カメラ1の制御手段12の動作を示すフローチャートで
ある。以下、このフローチャートを説明する。
12の動作について説明する。図5は、再生時における
カメラ1の制御手段12の動作を示すフローチャートで
ある。以下、このフローチャートを説明する。
【0044】まず、再生スイッチ15がオンしたか否か
を判断し(ステップ201)、ステップ201において
再生スイッチ15がオンしたと判断した場合には、記録
・読出部16にて、ICメモリーカード31のメモリー
の所定のアドレスから、暗号化判別情報を読み出す(ス
テップ202)。
を判断し(ステップ201)、ステップ201において
再生スイッチ15がオンしたと判断した場合には、記録
・読出部16にて、ICメモリーカード31のメモリー
の所定のアドレスから、暗号化判別情報を読み出す(ス
テップ202)。
【0045】次いで、前記暗号化判別情報が暗号化を表
す「1」か否かを判断する(ステップ203)。ステッ
プ203において暗号化判別情報が暗号化を表す「1」
であると判断された場合には、切換スイッチ18を端子
19に接続する(ステップ204)。
す「1」か否かを判断する(ステップ203)。ステッ
プ203において暗号化判別情報が暗号化を表す「1」
であると判断された場合には、切換スイッチ18を端子
19に接続する(ステップ204)。
【0046】次いで、記録・読出部16にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから、暗号
化信号の読み出しを開始する(ステップ205)。次い
で、復号化回路17において暗号化信号を復号化して、
出力回路21に入力し、所定の信号処理およびD/A変
換を行い、さらにNTSC信号に変換して出力する(ス
テップ206)。
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから、暗号
化信号の読み出しを開始する(ステップ205)。次い
で、復号化回路17において暗号化信号を復号化して、
出力回路21に入力し、所定の信号処理およびD/A変
換を行い、さらにNTSC信号に変換して出力する(ス
テップ206)。
【0047】また、ステップ203において暗号化判別
情報が非暗号化を表す「0」であると判断された場合に
は、切換スイッチ18を端子20に接続する(ステップ
207)。
情報が非暗号化を表す「0」であると判断された場合に
は、切換スイッチ18を端子20に接続する(ステップ
207)。
【0048】次いで、記録・読出部16にて、ICメモ
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから、画像
信号の読み出しを開始する(ステップ208)。次い
で、画像信号をそのまま出力回路21に入力し、所定の
信号処理およびD/A変換を行い、さらにNTSC信号
に変換して出力する(ステップ209)。以上でこのプ
ログラムは終了する。
リーカード31のメモリーの所定のアドレスから、画像
信号の読み出しを開始する(ステップ208)。次い
で、画像信号をそのまま出力回路21に入力し、所定の
信号処理およびD/A変換を行い、さらにNTSC信号
に変換して出力する(ステップ209)。以上でこのプ
ログラムは終了する。
【0049】次に、前述した暗号化回路8および復号化
回路17について説明する。図6は、暗号化回路8およ
び復号化回路17の構成例を示すブロック図である。同
図に示すように、暗号化回路8は、8つのExclus
iveOR回路(以下、EX−OR回路という)22
a、22b・・・22hと、キー信号を生成するキー信
号生成回路24とで構成されている。また、復号化回路
17は、8つのEX−OR回路23a、23b・・・2
3hと、前記キー信号生成回路24とで構成されてい
る。
回路17について説明する。図6は、暗号化回路8およ
び復号化回路17の構成例を示すブロック図である。同
図に示すように、暗号化回路8は、8つのExclus
iveOR回路(以下、EX−OR回路という)22
a、22b・・・22hと、キー信号を生成するキー信
号生成回路24とで構成されている。また、復号化回路
17は、8つのEX−OR回路23a、23b・・・2
3hと、前記キー信号生成回路24とで構成されてい
る。
【0050】この場合、前述したように、R、Gおよび
Bの画像信号は、それぞれ、8ビットの信号であるの
で、この8ビットの各々と、EX−OR回路22a〜2
2hとが1対1で対応し、同様に、前記8ビットの各々
と、EX−OR回路23a〜23hとが1対1で対応す
るよう構成されている。
Bの画像信号は、それぞれ、8ビットの信号であるの
で、この8ビットの各々と、EX−OR回路22a〜2
2hとが1対1で対応し、同様に、前記8ビットの各々
と、EX−OR回路23a〜23hとが1対1で対応す
るよう構成されている。
【0051】暗号化回路8に属するEX−OR回路22
a〜22hの一方の入力端子には、それぞれ、キー信号
生成回路24の出力端子が電気的に接続されている。ま
た、復号化回路17に属するEX−OR回路23a〜2
3hの一方の入力端子にも、それぞれ、キー信号生成回
路24の出力端子が電気的に接続されている。また、E
X−OR回路22a〜22hの他方の入力端子は、信号
処理回路7の出力端子と電気的に接続し、EX−OR回
路23a〜23hの他方の入力端子は、記録・読出部1
6の出力端子と電気的に接続している。
a〜22hの一方の入力端子には、それぞれ、キー信号
生成回路24の出力端子が電気的に接続されている。ま
た、復号化回路17に属するEX−OR回路23a〜2
3hの一方の入力端子にも、それぞれ、キー信号生成回
路24の出力端子が電気的に接続されている。また、E
X−OR回路22a〜22hの他方の入力端子は、信号
処理回路7の出力端子と電気的に接続し、EX−OR回
路23a〜23hの他方の入力端子は、記録・読出部1
6の出力端子と電気的に接続している。
【0052】次に、前述した暗号化回路8および復号化
回路17の動作について説明する。この場合、EX−O
R回路22a〜22hの動作は同様であるので、代表的
に、EX−OR回路22aについて説明し、同様の理由
から、代表的に、EX−OR回路23aについて説明す
る。
回路17の動作について説明する。この場合、EX−O
R回路22a〜22hの動作は同様であるので、代表的
に、EX−OR回路22aについて説明し、同様の理由
から、代表的に、EX−OR回路23aについて説明す
る。
【0053】下記、表1に示すように、記録時には、キ
ー信号発生回路24では、例えば、シリアル信号「10
00110100」が繰り返し生成され、このキー号発
生回路24からのキー信号は、EX−OR回路22aの
一方の端子に順次入力される。また、記録時には、EX
−OR回路22aの他方の端子には、例えば、画像信号
「100110・・・」が順次入力される。
ー信号発生回路24では、例えば、シリアル信号「10
00110100」が繰り返し生成され、このキー号発
生回路24からのキー信号は、EX−OR回路22aの
一方の端子に順次入力される。また、記録時には、EX
−OR回路22aの他方の端子には、例えば、画像信号
「100110・・・」が順次入力される。
【0054】
【表1】
【0055】EX−OR回路22aからは、上記表1に
示す暗号化信号が順次出力される。上記表1に示すよう
に、記録時と同様に再生にもキー信号発生回路24から
のキー信号は、EX−OR回路23aの一方の端子に順
次入力される。また、再生時には、前記暗号化信号が、
EX−OR回路23aの他方の端子に順次入力される。
この場合、駆動回路6からのクロック信号および制御手
段12によって、EX−OR回路23aへの入力のタイ
ミングが合うよう構成されている。EX−OR回路23
aからは、上記表1に示すように、EX−OR回路22
aに入力された画像信号と同一の復号化信号が順次出力
される。
示す暗号化信号が順次出力される。上記表1に示すよう
に、記録時と同様に再生にもキー信号発生回路24から
のキー信号は、EX−OR回路23aの一方の端子に順
次入力される。また、再生時には、前記暗号化信号が、
EX−OR回路23aの他方の端子に順次入力される。
この場合、駆動回路6からのクロック信号および制御手
段12によって、EX−OR回路23aへの入力のタイ
ミングが合うよう構成されている。EX−OR回路23
aからは、上記表1に示すように、EX−OR回路22
aに入力された画像信号と同一の復号化信号が順次出力
される。
【0056】なお、図1では暗号化回路8と、復号化回
路17とを概念的に分けているが、例えば、図6に示す
キー信号発生回路24と、EX−OR回路22a〜22
hとを共有した1つの回路で暗号化回路および復号化回
路を構成してもよい。このように本実施例のカメラ1に
よれば、画像信号を暗号化して記録するので、ICメモ
リーカード31に記録された内容の秘密を保持すること
ができる。ここで、本発明の装置は、予め設定されたパ
スワードを入力することにより画像信号の再生を可能と
する秘密保持機能を有する装置と比べ、次のような利点
がある。
路17とを概念的に分けているが、例えば、図6に示す
キー信号発生回路24と、EX−OR回路22a〜22
hとを共有した1つの回路で暗号化回路および復号化回
路を構成してもよい。このように本実施例のカメラ1に
よれば、画像信号を暗号化して記録するので、ICメモ
リーカード31に記録された内容の秘密を保持すること
ができる。ここで、本発明の装置は、予め設定されたパ
スワードを入力することにより画像信号の再生を可能と
する秘密保持機能を有する装置と比べ、次のような利点
がある。
【0057】すなわち、前記パスワード方式のカメラの
場合には、例えば、パスワードが解読されたり、パスワ
ードが偶然に合ってしまった場合等、何らかの方法でプ
ロテクトが解除されると、ICメモリーカードから画像
信号が読み出され、その画像が再生されてしまい、秘匿
性が失われる。これに対し、本発明の装置(カメラ1)
のように、画像信号を暗号化してICメモリーカード3
1に記録した場合には、復号化回路を有していない他の
再生装置で再生されても、暗号化信号がそのまま再生さ
れ、本来の画像を構成しない画像が再生されるだけであ
り、また、暗号化信号を他の再生装置で適正に復号化し
て再生することも困難である。このため撮影した画像の
秘匿性が非常に高い。
場合には、例えば、パスワードが解読されたり、パスワ
ードが偶然に合ってしまった場合等、何らかの方法でプ
ロテクトが解除されると、ICメモリーカードから画像
信号が読み出され、その画像が再生されてしまい、秘匿
性が失われる。これに対し、本発明の装置(カメラ1)
のように、画像信号を暗号化してICメモリーカード3
1に記録した場合には、復号化回路を有していない他の
再生装置で再生されても、暗号化信号がそのまま再生さ
れ、本来の画像を構成しない画像が再生されるだけであ
り、また、暗号化信号を他の再生装置で適正に復号化し
て再生することも困難である。このため撮影した画像の
秘匿性が非常に高い。
【0058】また、本実施例のカメラ1によれば、画像
信号を暗号化して記録するか、暗号化せずにそのまま記
録するかを選択し得る。これにより、秘密にする画像
と、秘密にしなくてもよい画像とを区別して記録するこ
とができる。また、本実施例のカメラ1によれば、画像
信号を記録する際、暗号化判別情報を併せて記録し、画
像信号を再生する際、ICメモリーカード31から読み
出された画像信号をそのまま再生するか、復号化して再
生するかを前記暗号化判別情報に基づいて自動的に判別
するので、再生時の操作が簡略化するとともに、撮影し
た画像を適正に再生することができるといった利点を有
する。
信号を暗号化して記録するか、暗号化せずにそのまま記
録するかを選択し得る。これにより、秘密にする画像
と、秘密にしなくてもよい画像とを区別して記録するこ
とができる。また、本実施例のカメラ1によれば、画像
信号を記録する際、暗号化判別情報を併せて記録し、画
像信号を再生する際、ICメモリーカード31から読み
出された画像信号をそのまま再生するか、復号化して再
生するかを前記暗号化判別情報に基づいて自動的に判別
するので、再生時の操作が簡略化するとともに、撮影し
た画像を適正に再生することができるといった利点を有
する。
【0059】なお、本発明における画像信号の暗号化の
方法は、前記本実施例の方法には限定されない。例え
ば、本実施例では、図6に示すように、各EX−OR回
路22a〜22hに同一のキー信号が入力さるよう構成
されているが、これに限定されず、例えば、各EX−O
R回路22a〜22hに入力されるキー信号は、それぞ
れ異なっていてもよい。
方法は、前記本実施例の方法には限定されない。例え
ば、本実施例では、図6に示すように、各EX−OR回
路22a〜22hに同一のキー信号が入力さるよう構成
されているが、これに限定されず、例えば、各EX−O
R回路22a〜22hに入力されるキー信号は、それぞ
れ異なっていてもよい。
【0060】また、本実施例以外の暗号化の方法として
は、例えば、下記の方法が挙げられる。図7は、画像信
号の暗号化の方法を説明するための図である。同図に示
すように、この暗号化の方法は、撮影した画像を分割
し、その分割画像の順番(配列)を入れ替えるという方
法である。以下、図7に基づいて具体的に説明する。
は、例えば、下記の方法が挙げられる。図7は、画像信
号の暗号化の方法を説明するための図である。同図に示
すように、この暗号化の方法は、撮影した画像を分割
し、その分割画像の順番(配列)を入れ替えるという方
法である。以下、図7に基づいて具体的に説明する。
【0061】 撮影された画像(元の画像)を暗号化
回路8に入力する。 暗号化回路8において、画像を水平方向(図7中横
方向)に6分割し、その分割画像に1〜6の番号を付け
る。 各分割画像の順番を図7に示すように入れ替えて、
暗号化回路8から出力する。これにより暗号化が完了す
る。 この暗号化回路8からの暗号化された画像がICメ
モリーカード31に記録される。
回路8に入力する。 暗号化回路8において、画像を水平方向(図7中横
方向)に6分割し、その分割画像に1〜6の番号を付け
る。 各分割画像の順番を図7に示すように入れ替えて、
暗号化回路8から出力する。これにより暗号化が完了す
る。 この暗号化回路8からの暗号化された画像がICメ
モリーカード31に記録される。
【0062】 再生の際は、ICメモリーカード31
から画像を読み出し、その画像を復号化回路17に入力
する。 復号化回路17において、各分割画像を番号順(正
しい配列)に並び替え、復号化回路17から出力する。
これにより元の画像に戻る。 この復号化回路17からの復号化された画像が出力
される。
から画像を読み出し、その画像を復号化回路17に入力
する。 復号化回路17において、各分割画像を番号順(正
しい配列)に並び替え、復号化回路17から出力する。
これにより元の画像に戻る。 この復号化回路17からの復号化された画像が出力
される。
【0063】なお、この暗号化の方法の場合、画像を分
割する方向は、前記水平方向の他、垂直方向(図7中縦
方向)であってもよい。また、水平および垂直方向に分
割してもよい。また、1つの分割画像は、CCDの1画
素でも複数画素の集合でもよい。また、分割数や分割画
像の入れ替えパターンは、本来の画像を認識できない程
度のものであればよい。
割する方向は、前記水平方向の他、垂直方向(図7中縦
方向)であってもよい。また、水平および垂直方向に分
割してもよい。また、1つの分割画像は、CCDの1画
素でも複数画素の集合でもよい。また、分割数や分割画
像の入れ替えパターンは、本来の画像を認識できない程
度のものであればよい。
【0064】また、前記本実施例では、画像信号を記録
する際、暗号化判別情報を併せて記録し、画像信号を再
生する際、ICメモリーカード31から読み出された画
像信号をそのまま再生するか、復号化して再生するかを
前記暗号化判別情報に基づいて自動的に判別するよう構
成されているが、本発明ではこのような自動判別機構は
省略されていてもよい。この場合、例えば、画像信号を
再生する際、ICメモリーカード31から読み出された
画像信号をそのまま再生するか、復号化して再生するか
を使用者が選択し得るように、切換スイッチ18の切換
をマニュアル操作で行えるよう構成する。
する際、暗号化判別情報を併せて記録し、画像信号を再
生する際、ICメモリーカード31から読み出された画
像信号をそのまま再生するか、復号化して再生するかを
前記暗号化判別情報に基づいて自動的に判別するよう構
成されているが、本発明ではこのような自動判別機構は
省略されていてもよい。この場合、例えば、画像信号を
再生する際、ICメモリーカード31から読み出された
画像信号をそのまま再生するか、復号化して再生するか
を使用者が選択し得るように、切換スイッチ18の切換
をマニュアル操作で行えるよう構成する。
【0065】また、本発明では、暗号化するか否かを選
択する選択手段(切換スイッチ9)および復号化するか
否かを選択する選択手段(切換スイッチ18)が、それ
ぞれ、省略されていてもよい。すなわち、画像信号を記
録する際は、必ず暗号化して記録し、画像信号を再生す
る際は、必ず復号化して再生するような構成であっても
よい。
択する選択手段(切換スイッチ9)および復号化するか
否かを選択する選択手段(切換スイッチ18)が、それ
ぞれ、省略されていてもよい。すなわち、画像信号を記
録する際は、必ず暗号化して記録し、画像信号を再生す
る際は、必ず復号化して再生するような構成であっても
よい。
【0066】また、本実施例のカメラ1には、記録装置
および再生装置が設けられているが、例えば、本発明を
電子スチルカメラに適用する場合、再生装置を省略して
もよい。すなわち、本発明は、記録専用の電子スチルカ
メラに適用することもできる。また、本実施例は撮像部
2を有するカメラ1であるが、本発明では、撮像部は省
略されていてもよい。この場合、本発明は、記録および
再生が可能な記録再生装置、記録のみ可能な記録装置お
よび再生のみ可能な再生装置のうちのいずれであっても
よい。
および再生装置が設けられているが、例えば、本発明を
電子スチルカメラに適用する場合、再生装置を省略して
もよい。すなわち、本発明は、記録専用の電子スチルカ
メラに適用することもできる。また、本実施例は撮像部
2を有するカメラ1であるが、本発明では、撮像部は省
略されていてもよい。この場合、本発明は、記録および
再生が可能な記録再生装置、記録のみ可能な記録装置お
よび再生のみ可能な再生装置のうちのいずれであっても
よい。
【0067】また、本実施例では、ICメモリーカード
31に記録するように構成されているが、本発明におけ
る記録媒体はICメモリーカードに限定されず、この
他、例えば、装置自体に内蔵されたメモリーや、磁気記
録媒体、光磁気記録媒体および光記録媒体等のような他
の種類の記録媒体に記録するような構成であってもよ
い。本発明の記録装置および再生装置は、それぞれ、本
実施例の電子スチルカメラの他、例えば、ビデオカメラ
やスキャナー等の各種の装置に適用可能である。以上、
本発明の記録装置および再生装置を、それぞれ、図示の
構成例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
31に記録するように構成されているが、本発明におけ
る記録媒体はICメモリーカードに限定されず、この
他、例えば、装置自体に内蔵されたメモリーや、磁気記
録媒体、光磁気記録媒体および光記録媒体等のような他
の種類の記録媒体に記録するような構成であってもよ
い。本発明の記録装置および再生装置は、それぞれ、本
実施例の電子スチルカメラの他、例えば、ビデオカメラ
やスキャナー等の各種の装置に適用可能である。以上、
本発明の記録装置および再生装置を、それぞれ、図示の
構成例に基づいて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
および再生装置によれば、画像信号を暗号化して記録媒
体に記録するので、その記録した内容の秘密を確実に保
持することができ、また、再生時には複合化して再生す
るので、暗号化する前の元の画像を適正に再生すること
ができる。
および再生装置によれば、画像信号を暗号化して記録媒
体に記録するので、その記録した内容の秘密を確実に保
持することができ、また、再生時には複合化して再生す
るので、暗号化する前の元の画像を適正に再生すること
ができる。
【0069】また、画像信号を記録する際、暗号化判別
情報を併せて記録し、画像信号を再生する際、記録媒体
から読み出された画像信号をそのまま再生するか、復号
化して再生するかを前記暗号化判別情報に基づいて自動
的に判別する機構を有する本発明の記録装置および再生
装置の場合には、再生の際、画像毎にマニュアル操作で
復号化するか否かを選択する必要がないので、再生時の
操作を簡略化することができ、誤操作を生じることな
く、常に適正な画像を再生することができる。
情報を併せて記録し、画像信号を再生する際、記録媒体
から読み出された画像信号をそのまま再生するか、復号
化して再生するかを前記暗号化判別情報に基づいて自動
的に判別する機構を有する本発明の記録装置および再生
装置の場合には、再生の際、画像毎にマニュアル操作で
復号化するか否かを選択する必要がないので、再生時の
操作を簡略化することができ、誤操作を生じることな
く、常に適正な画像を再生することができる。
【図1】本発明の記録装置および再生装置を有する電子
スチルカメラの構成例を示すブロック図である。
スチルカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明における電子スチルカメラの撮影時の動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明における制御手段の撮影時の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】本発明における電子スチルカメラの再生時の動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明における制御手段の再生時の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本発明における暗号化回路および復号化回路の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明における画像信号の暗号化の方法を説明
するための図である。
するための図である。
1 電子スチルカメラ 2 撮像部 3 撮影光学系 4 絞り 5 固体撮像素子(CCD) 6 駆動回路 7 信号処理回路 8 暗号化回路 9 切換スイッチ 10、11 端子 12 制御手段 13 暗号化切換スイッチ 14 レリーズスイッチ 15 再生スイッチ 16 記録・読出部 17 復号化回路 18 切換スイッチ 19、20 端子 21 出力回路 22a、22b、22h EX−OR回路 23a、23b、23h EX−OR回路 24 キー信号生成回路 31 ICメモリーカード 101〜111 ステップ 201〜209 ステップ
Claims (6)
- 【請求項1】 入力された信号を処理して画像信号を得
る信号処理回路と、前記画像信号を暗号化された画像信
号に変換する暗号化回路と、記録媒体に前記画像信号を
記録する記録部とを有し、 前記信号処理回路からの画像信号を前記暗号化回路にて
暗号化し、この暗号化された画像信号を前記記録部にて
前記記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体に記録する画像信号を暗号
化するか否かを選択する選択手段を有し、該選択手段に
より、前記信号処理回路からの画像信号を暗号化するか
否かを選択して前記記録媒体に記録するよう構成した請
求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体に記録する際、その記録さ
れる画像信号が暗号化されたものであるか否かを示す暗
号化判別情報を併せて記録する請求項1または2に記載
の記録装置。 - 【請求項4】 暗号化された画像信号を記録媒体から読
み出して再生し得る再生装置であって、 前記記録媒体に記録された画像信号を前記記録媒体から
読み出す読出部と、暗号化された画像信号を元の画像信
号に変換する復号化回路とを有し、 前記読出部にて前記記録媒体から暗号化された画像信号
を読み出し、この画像信号を前記復号化回路にて復号化
して再生することを特徴とする再生装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体から読み出された画像信号
を復号化するか否かを選択する選択手段を有し、該選択
手段により、前記画像信号を復号化するか否かを選択し
て再生するよう構成した請求項4に記載の再生装置。 - 【請求項6】 前記記録媒体には、該記録媒体に記録さ
れた画像信号が暗号化されたものであるか否かを示す暗
号化判別情報が併せて記録されており、 再生する際、その再生される画像信号が暗号化されたも
のであるか否かを前記暗号化判別情報から判別し、暗号
化されたものである場合には、前記読出部にて読み出さ
れた画像信号を前記復号化回路にて復号化して再生し、
暗号化されたものでない場合には、前記読出部にて読み
出された画像信号をそのまま再生する請求項4または5
に記載の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064535A JPH07245740A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 記録装置および再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6064535A JPH07245740A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 記録装置および再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245740A true JPH07245740A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13261023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6064535A Pending JPH07245740A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 記録装置および再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245740A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025930A1 (fr) * | 2001-09-14 | 2003-03-27 | Sony Corporation | Procede de reproduction de support d'enregistrement et appareil de reproduction, procede d'enregistrement de support d'enregistrement et appareil d'enregistrement |
JP2009005121A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Nikon Corp | カメラシステムおよびカメラ |
US8756709B2 (en) | 2000-10-31 | 2014-06-17 | Sony Corporation | Apparatus for, and method of, recording/playing audio data having additional information embedded therein |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6064535A patent/JPH07245740A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8756709B2 (en) | 2000-10-31 | 2014-06-17 | Sony Corporation | Apparatus for, and method of, recording/playing audio data having additional information embedded therein |
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JPWO2003025930A1 (ja) * | 2001-09-14 | 2005-01-06 | ソニー株式会社 | 記録媒体の再生方法および再生装置、並びに記録媒体の記録方法および記録装置 |
CN100390892C (zh) * | 2001-09-14 | 2008-05-28 | 索尼株式会社 | 记录媒体的再现方法和设备及记录媒体的记录方法和设备 |
JP2009005121A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Nikon Corp | カメラシステムおよびカメラ |
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