JPH07242225A - 包装容器及びその製造方法 - Google Patents
包装容器及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07242225A JPH07242225A JP6208694A JP6208694A JPH07242225A JP H07242225 A JPH07242225 A JP H07242225A JP 6208694 A JP6208694 A JP 6208694A JP 6208694 A JP6208694 A JP 6208694A JP H07242225 A JPH07242225 A JP H07242225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- kneaded
- sugar cane
- pulverized
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用後の廃棄物が地中細菌等により自然に分
解して環境汚染の問題を生じず、植物繊維体を利用し
て、低コストでできる包装容器と、その製造方法を提供
する。 【構成】 竹、サトウキビ等の植物繊維体の粉砕物と、
澱粉ノリのような自然分解するバインダとを混練し、混
練物を型にて成型し、乾燥固化して包装容器を構成す
る。使用後の廃棄物は、地中細菌等により自然分解する
ので、環境汚染の問題は縮小する。しかも、従来の包装
容器のように、圧縮乾燥したものを紙のベースに貼着す
る方法を採用しないので、低コストで提供できる。竹、
サトウキビのようなの植物は、成長が早く再生が容易で
あるから、自然破壊につながらないし、サトウキビの場
合はしぼりカスの廃棄物の有効利用になる。
解して環境汚染の問題を生じず、植物繊維体を利用し
て、低コストでできる包装容器と、その製造方法を提供
する。 【構成】 竹、サトウキビ等の植物繊維体の粉砕物と、
澱粉ノリのような自然分解するバインダとを混練し、混
練物を型にて成型し、乾燥固化して包装容器を構成す
る。使用後の廃棄物は、地中細菌等により自然分解する
ので、環境汚染の問題は縮小する。しかも、従来の包装
容器のように、圧縮乾燥したものを紙のベースに貼着す
る方法を採用しないので、低コストで提供できる。竹、
サトウキビのようなの植物は、成長が早く再生が容易で
あるから、自然破壊につながらないし、サトウキビの場
合はしぼりカスの廃棄物の有効利用になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁当箱等の包装容器及
びその製造方法に関し、特に、使用後、地中細菌等によ
り自然分解して環境に悪影響を与えることがない包装容
器と、その製造方法に係るものである。
びその製造方法に関し、特に、使用後、地中細菌等によ
り自然分解して環境に悪影響を与えることがない包装容
器と、その製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、店頭で販売されている弁当の箱の
多くは、合成樹脂製のもので、使用後に自然分解しない
ので、大きな環境問題になっている。竹、サトウキビ等
の植物繊維体を利用して弁当箱等の容器をつくれば、使
用後の廃棄物が地中細菌等により自然分解するから、環
境汚染の問題は縮小する。しかし、従来のそのような包
装容器は、例えば竹を圧縮乾燥したものを紙のベースに
貼着して成るものであり、製造コストが高くなるという
問題点がある。
多くは、合成樹脂製のもので、使用後に自然分解しない
ので、大きな環境問題になっている。竹、サトウキビ等
の植物繊維体を利用して弁当箱等の容器をつくれば、使
用後の廃棄物が地中細菌等により自然分解するから、環
境汚染の問題は縮小する。しかし、従来のそのような包
装容器は、例えば竹を圧縮乾燥したものを紙のベースに
貼着して成るものであり、製造コストが高くなるという
問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、使
用後の廃棄物が地中細菌等により自然に分解して環境汚
染の問題を生じず、しかも例えば、竹、サトウキビ等の
植物繊維体を利用して、低コストでできる包装容器と、
その製造方法を提供することを課題としている。
用後の廃棄物が地中細菌等により自然に分解して環境汚
染の問題を生じず、しかも例えば、竹、サトウキビ等の
植物繊維体を利用して、低コストでできる包装容器と、
その製造方法を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、竹、サトウキビ等の植物繊維体の
粉砕物と、自然分解するバインダとを混練し、混練物を
型にて成型し、乾燥固化して包装容器を構成する。自然
分解するバインダとしては、例えば、澱粉ノリを用い
る。
課題を解決するため、竹、サトウキビ等の植物繊維体の
粉砕物と、自然分解するバインダとを混練し、混練物を
型にて成型し、乾燥固化して包装容器を構成する。自然
分解するバインダとしては、例えば、澱粉ノリを用い
る。
【0005】
【作用】本発明においては、竹、サトウキビ等の植物繊
維体を利用して弁当箱等の容器をつくるので、使用後の
廃棄物が地中細菌等により自然分解する。従って、環境
汚染の問題は縮小する。しかも、従来の包装容器のよう
に、圧縮乾燥したものを紙のベースに貼着する方法を採
用しないので、低コストで提供することができる。竹、
サトウキビのようなの植物は、成長が早く再生が容易で
あるから、自然破壊につながらないし、サトウキビの場
合は廃棄物の有効利用になる。
維体を利用して弁当箱等の容器をつくるので、使用後の
廃棄物が地中細菌等により自然分解する。従って、環境
汚染の問題は縮小する。しかも、従来の包装容器のよう
に、圧縮乾燥したものを紙のベースに貼着する方法を採
用しないので、低コストで提供することができる。竹、
サトウキビのようなの植物は、成長が早く再生が容易で
あるから、自然破壊につながらないし、サトウキビの場
合は廃棄物の有効利用になる。
【0006】
【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る弁当箱の製造過程を示す説明図
である。図1において、1は原材料である竹等の植物繊
維体であり、まずこれをクラッシャー2で粉砕し、粉砕
物3を得る。次いで、この粉砕物3に、バインダーとし
てのでん粉ノリの水溶液4を混ぜて混練する。混練物5
を型6,7にて成型した後、これを乾燥固化する。この
ようにして弁当箱8ができる。原材料としては、各種の
植物繊維隊を利用することができるが、竹やサトウキビ
は成長が早く、再生が容易であるから、自然破壊につな
がらない。バインダーとしては、でん粉ノリの他に、毒
性を持たず、かつ自然分解する各種の公知のものを利用
することができる。なお、本発明の実施例として弁当箱
について説明したが、本発明は図示の実施例に限定され
るものではなく、弁当箱等の食品包装容器に限らず、そ
の他の各種の包装容器に適用することができる。
る。図1は本発明に係る弁当箱の製造過程を示す説明図
である。図1において、1は原材料である竹等の植物繊
維体であり、まずこれをクラッシャー2で粉砕し、粉砕
物3を得る。次いで、この粉砕物3に、バインダーとし
てのでん粉ノリの水溶液4を混ぜて混練する。混練物5
を型6,7にて成型した後、これを乾燥固化する。この
ようにして弁当箱8ができる。原材料としては、各種の
植物繊維隊を利用することができるが、竹やサトウキビ
は成長が早く、再生が容易であるから、自然破壊につな
がらない。バインダーとしては、でん粉ノリの他に、毒
性を持たず、かつ自然分解する各種の公知のものを利用
することができる。なお、本発明の実施例として弁当箱
について説明したが、本発明は図示の実施例に限定され
るものではなく、弁当箱等の食品包装容器に限らず、そ
の他の各種の包装容器に適用することができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、竹、
サトウキビ等の植物繊維体1の粉砕物3と、自然分解す
るバインダ4とを混練し、混練物5を型6,7にて成型
し、乾燥固化して食品包装容器8を構成する。そして、
自然分解するバインダ4としては、例えば、澱粉ノリを
用いるようにした。このため、使用後の廃棄物が地中細
菌等により自然分解し、環境汚染の問題は縮小する。し
かも、従来の食品包装容器のように、圧縮乾燥したもの
を紙のベースに貼着する方法を採用しないので、低コス
トで提供することができる。竹、サトウキビのようなの
植物は、成長が早く再生が容易であるから、自然破壊に
つながらないし、サトウキビの場合は、樹液をしぼった
後の廃棄物の有効利用になる等の効果がある。
サトウキビ等の植物繊維体1の粉砕物3と、自然分解す
るバインダ4とを混練し、混練物5を型6,7にて成型
し、乾燥固化して食品包装容器8を構成する。そして、
自然分解するバインダ4としては、例えば、澱粉ノリを
用いるようにした。このため、使用後の廃棄物が地中細
菌等により自然分解し、環境汚染の問題は縮小する。し
かも、従来の食品包装容器のように、圧縮乾燥したもの
を紙のベースに貼着する方法を採用しないので、低コス
トで提供することができる。竹、サトウキビのようなの
植物は、成長が早く再生が容易であるから、自然破壊に
つながらないし、サトウキビの場合は、樹液をしぼった
後の廃棄物の有効利用になる等の効果がある。
【図1】本発明に係る弁当箱の製造過程を示す説明図で
ある。
ある。
1 植物繊維体 3 粉砕物 4 バインダ 5 混練物 6 型 7 型 8 食品包装容器
Claims (4)
- 【請求項1】 竹、サトウキビ等の植物繊維体の粉砕物
と、自然分解するバインダとを混練し、混練物を型にて
成型し、乾燥固化して成ることを特徴とする包装容器。 - 【請求項2】 竹、サトウキビ等の植物繊維体の粉砕物
と、澱粉ノリから成るバインダとを混練し、混練物を型
にて成型し、乾燥固化して成ることを特徴とする請求項
1に記載の包装容器。 - 【請求項3】 竹、サトウキビ等の植物繊維体を粉砕機
にて粉砕し、この粉砕物と、自然分解するバインダとを
混練し、混練物を型にて成型し、乾燥固化することを特
徴とする包装容器の製造方法。 - 【請求項4】 竹、サトウキビ等の植物繊維体を粉砕機
にて粉砕し、この粉砕物と、澱粉ノリから成るバインダ
とを混練し、この混練物を型にて成型し、乾燥固化する
ことを特徴とする請求項3に記載の包装容器の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6208694A JPH07242225A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 包装容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6208694A JPH07242225A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 包装容器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07242225A true JPH07242225A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13189904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6208694A Pending JPH07242225A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 包装容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07242225A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999052777A1 (fr) * | 1998-04-09 | 1999-10-21 | Et. Eitoku Corporation | Conteneur |
WO2012171028A2 (en) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | Lavallee Dean | Shipping structure and methods of making and using same |
CN103274104A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-04 | 张可池 | 一种竹原纤维包装盒及其制备方法 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6208694A patent/JPH07242225A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999052777A1 (fr) * | 1998-04-09 | 1999-10-21 | Et. Eitoku Corporation | Conteneur |
WO2012171028A2 (en) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | Lavallee Dean | Shipping structure and methods of making and using same |
WO2012171028A3 (en) * | 2011-06-10 | 2013-04-25 | Lavallee Dean | Shipping structure and methods of making and using same |
US9314973B2 (en) | 2011-06-10 | 2016-04-19 | Dean Lavallee | Shipping structure and methods of making and using same |
US10294004B2 (en) | 2011-06-10 | 2019-05-21 | Dean Lavallee | Shipping structure and methods of making and using same |
CN103274104A (zh) * | 2013-06-03 | 2013-09-04 | 张可池 | 一种竹原纤维包装盒及其制备方法 |
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