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JPH07241720A - 携帯用剪断機の油圧作動機構 - Google Patents

携帯用剪断機の油圧作動機構

Info

Publication number
JPH07241720A
JPH07241720A JP3436094A JP3436094A JPH07241720A JP H07241720 A JPH07241720 A JP H07241720A JP 3436094 A JP3436094 A JP 3436094A JP 3436094 A JP3436094 A JP 3436094A JP H07241720 A JPH07241720 A JP H07241720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
pump
shearing machine
drive shaft
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3436094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneaki Sakamoto
兼昭 坂本
Atsushi Nakazato
淳 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SONE KOGU SEISAKUSHO KK
SONE TOOL Manufacturing
Original Assignee
SONE KOGU SEISAKUSHO KK
SONE TOOL Manufacturing
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SONE KOGU SEISAKUSHO KK, SONE TOOL Manufacturing filed Critical SONE KOGU SEISAKUSHO KK
Priority to JP3436094A priority Critical patent/JPH07241720A/ja
Publication of JPH07241720A publication Critical patent/JPH07241720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯用剪断機の小型化及び軽量化を達成でき
る油圧作動機構および携帯用剪断機を提供する。 【構成】 回転駆動軸34の前端に一体的に連結された
クランク軸35を備える。クランク軸35は、直列に2
つの偏心カム部35A、35Bを有し、各偏心量は相互
に等しく、180度の角度間隔を隔て位置決めされてい
る。各カム部の外周に配置されたニードルベアリング3
8が、ポンプユニット100A、100Bの各プランジ
ャ101と摺接し、各プランジャを正確に180度の位
相を隔てて、交互に昇降させる。従って、ポンプ部は、
回転駆動軸34が半回転する毎に、第1のポンプユニッ
トと第2のポンプユニットが蓄油室内の作動油の吸入
と、シリンダ装置5の油圧室52への圧送とを継続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用剪断機の油圧作動
機構に関するものであり、より詳細には、可動刃又はポ
ンチ等の可動工具を往復動させるピストンロッドを備え
た流体作動型シリンダ部と、該シリンダ部に対して作動
流体を供給する流体圧ポンプ部と、該ポンプ部を駆動す
る回転駆動軸と、該回転駆動軸を回転させる駆動部とを
備えた携帯用剪断機の油圧作動機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋼材を切断又は打ち抜く携帯用剪断機
が、建築工事、建築設備工事、機械製作又は機械加工等
の分野の鋼材加工作業に使用されている。この種の剪断
機は一般に、対をなす固定刃及可動刃により主として鉄
筋又は全ねじボルト等の棒鋼を剪断し、或いは、ダイス
及びポンチにより主として鋼板等の板材に穴明け加工を
施すように構成されており、使用目的に応じた各部構造
を備え、各用途に応じて鉄筋カッター、全ねじカッター
又はパンチャー等の装置名称で市販されている(例え
ば、実願平1−93035号、特開平3−189022
号公報、特願平4−80839号、特願平4−4718
1号、特願平4−80839号等参照)。一般に、この
種の剪断機は、本体のケーシングに一体的に支持された
ダイス又は固定刃などの固定工具と、ピストンロッドを
備えた油圧作動機構と、ピストンロッドの先端部に装着
されたポンチ又は可動刃などの可動工具とを備え、固定
工具と可動工具との間に介挿された鋼材をピストンロッ
ドの伸長により打ち抜き、或いは、切断する。かかる剪
断機の油圧作動機構は、ピストンロッドを往復動させる
流体作動型シリンダ装置と、該シリンダ装置の作動油圧
源を構成するポンプ部を備えており、ポンプ部は、剪断
機の駆動部を構成する単相交流モータ又は直流充電式モ
ータに連結され、該モータによって作動される。また、
この形式の剪断機は一般に、作業者が手指にて握持可能
な主ハンドル又は携帯用ハンドルを備えている。作業者
は、携帯用ハンドル等を握って剪断機を携帯又は現場搬
入するとともに、切断又は打ち抜き作業中、一方の手で
携帯用ハンドルを握持し、他方の手で補助ハンドル又は
本体胴部等を支持し、剪断機を所定位置にしっかりと保
持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記作業形態から明ら
かなとおり、上記形式の剪断機においては、装置全体の
小型化及び軽量化を図り、装置の携帯性及び剪断作業の
作業性又は操作性を向上させることが極めて重要な設計
・製造条件である。しかしながら、従来の剪断機におけ
るポンプ部は、所望のポンプ効率を確保するために、モ
ータ軸を中心に放射状に延びる複数(例えば、4組)の
ポンプユニットを内蔵している。このため、ポンプ部の
外径を所望の如く縮小することができない。また、現在
市販されている最も軽量な剪断機、例えば、鉄筋カッタ
ーは、本願出願人の製品である型番IS−13MCの鉄
筋カッターである。この製品は、剪断部の顎又はジョー
を薄肉化することにより、約4.7kg程度の全体重量を
有するにすぎない。この剪断機は、剪断機の軽量化とい
う所期の目的を構造部材の改良により達成しているが、
剪断機の携帯性又は作業性等を更に向上させるには、異
なる観点より更なる剪断機の軽量化を達成することが望
まれる。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、携帯用剪断機の小型化
及び軽量化を達成できる油圧作動機構および該油圧作動
機構を備えた携帯用剪断機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成するために、可動工具を往復動させるピスト
ンロッドを備えた流体作動型シリンダ部と、該シリンダ
部に対して作動流体を供給する流体圧ポンプ部と、該ポ
ンプ部を駆動する回転駆動軸と、該回転駆動軸を回転さ
せる駆動部とを備えた携帯用剪断機の油圧作動機構にお
いて、前記ポンプ部は、前記回転駆動軸に連結されたク
ランク軸と、該クランク軸の回転により作動される一対
のポンプユニットとを備え、前記クランク軸は、前記回
転駆動軸の軸線方向に直列に連結された一対の偏心カム
部を備え、前記ポンプユニットは夫々、前記偏心カム部
と対向する一対の往復動プランジャと、該プランジャを
夫々、前記カム部に向かって付勢する付勢手段とを備
え、前記プランジャは、前記偏心カム部の回転と同期し
て往復動し、吐出工程及び吸入工程を反復するように配
置され、前記偏心カム部は、第1ポンプユニットの吐出
工程と、第2ポンプユニットの吸入工程とが、実質的に
同時に生じ、且つ、第1ポンプユニットの吸入工程と、
第2ポンプユニットの吐出工程とが、実質的に同時に生
じるように、前記クランク軸廻りの所定の角度位置に配
置されることを特徴とする携帯用剪断機の油圧作動機構
を提供する。
【0005】本発明の上記構成によれば、回転駆動軸の
回転により、第1ポンプユニットのプランジャが往動し
て吐出工程を実行する際に、第2ポンプユニットのプラ
ンジャが復動して吸入工程を実行し、第2ポンプユニッ
トのプランジャが往動して吐出工程を実行する際に、第
1ポンプユニットのプランジャが復動して吸入工程を実
行する。従って、回転駆動軸が一回転する間に、各ポン
プユニットは吐出工程と吸入工程とを夫々実行し、作動
油をシリンダ部に圧送する。しかも、一方のポンプユニ
ットの吐出工程と他方のポンプユニットの吐出工程とが
実質的に重複せず、ポンプ部は、高いポンプ効率で作動
油をシリンダ部に圧送する。このように構成された剪断
機によれば、駆動部を構成する電動モータの容量を低減
し、モータ本体を小型且つ軽量化できる。更に、充電バ
ッテリーを備えた剪断機にあっては、充電バッテリーの
容量を低減し、充電バッテリーを小型且つ軽量化でき
る。本発明の好ましい実施態様においては、前記偏心カ
ム部の隆起部は、前記回転駆動軸の回転中心軸線廻りに
180度の位相を隔てた位置に配置される。これによ
り、一方のポンプユニットの吐出工程と他方のポンプユ
ニットの吸入工程とを完全に同期又は一致させ、ポンプ
効率を最大限に高めることができる。
【0006】本発明の或る好適な実施態様においては、
前記偏心カム部の外周にニードルべアリングが配置さ
れ、前記ポンプユニットは、前記クランク軸の下方に並
列に配置される。好ましくは、前記プランジャの往復動
のストロークは、該プランジャの先端面が吐出工程終了
時に吐出側油路よりも上方に位置するように設定され、
プランジャの全往復動ストロークが吐出及び吸入に有効
に作用する。更に好ましくは、前記回転中心軸線と直交
する方向に延びるプランジャ摺動路がポンプハウジング
に穿孔され、プランジャを前記偏心カム部に向かって付
勢するリターンスプリングが、前記摺動路内に配置さ
れ、該摺動路と蓄油室との間に吸入弁が介挿され、吐出
側油路が前記摺動路の側壁に連結され、前記吐出側油路
への圧油の逆流を阻止する方向規制弁が前記吐出側油路
に配置される。本発明の或る好適な実施態様において
は、前記シリンダ部のピストンが所定の位置まで前進し
たときに、該シリンダ部の高圧側油圧室の圧油を解放す
る自動リリース弁装置が設けられる。これにより、シリ
ンダ部はピストンを自動的に後退させることができる。
好ましくは、前記各ポンプユニットの吐出側油路に連結
され、吐出された作動油を合流させる集合油路と、該吐
出側油路又は集合油路と連通する圧力規制弁とが設けら
れる。
【0007】本発明は又、上記油圧作動機構を備えた携
帯用剪断機を提供する。かかる構成の剪断機は、従来の
剪断機に比べて小型且つ軽量な駆動部の電動モータを有
し、また、充電バッテリー内蔵型の剪断機の場合には、
比較的小型且つ軽量な充電バッテリーを備える。本発明
の或る好適な実施態様においては、剪断機は、前記回転
駆動軸を回転させる電動モータと、該電動モータを収納
するケーシングとを有し、該ケーシングは、該電動モー
タよりも大きな容量の大型電動モータを収納可能なモー
タ収納域と、相対的に小さな容量の前記電動モータを前
記モータ収納域に収納するときに、余剰空間に配置され
るスペーサとを備える。これにより、電動モータを大型
のものに交換することができるので、剪断機の互換性又
は汎用性を高め、或いは、剪断機を構成するケーシング
類の共通化を図ることができる。本発明の他の好適な実
施態様においては、剪断機は、前記回転駆動軸を回転さ
せる直流電源型の電動モータと、該電動モータのための
電源バッテリーを収納するバッテリーケースとを有し、
該バッテリーケースは、前記電源バッテリーよりも大き
な容量の大型電源バッテリーを収納可能なバッテリー収
納域を有する。これにより、充電バッテリーを大型のも
のに交換することができるので、剪断機の互換性又は汎
用性を高め、或いは、剪断機を構成するケーシング類の
共通化を図ることができる。
【0008】本発明の更に他の好適な実施態様において
は、前記シリンダ部のシリンダケースと、前記ピストン
ロッドが貫通するシリンダ連結部との間に、周方向に延
びる線形部材が介挿され、該線形部材を少なくとも部分
的に収容する周溝が、前記シリンダケース及び前記シリ
ンダ連結部の対向する面に夫々形成され、前記シリンダ
ケースと前記シリンダ連結部とが、前記線形部材を介し
て摩擦接触する。かかる構成によれば、剪断機のヘッド
部分を任意の回転角度位置に変位させることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例に係る剪断機について、詳細に説明する。図1及
び図2は、本発明の実施例に係る携帯用鉄筋カッターの
側面図及び平面図である。図1及び図2において、携帯
用鉄筋カッター1(以下、カッター1という)は、携帯
用ハンドル2を備えた駆動部3と、駆動部3に連結され
たポンプ部4と、ポンプ部4とともに油圧作動機構を構
成する油圧シリンダ部5と、油圧シリンダ部5から前方
に延びる顎型ヘッド部6とから略構成されている。携帯
用ハンドル2は、駆動部3のケーシングに一体的に形成
され、該ケーシングから下方に延びており、作業者が一
方の手、例えば右手の手指にて握持可能な寸法・形状に
設計されている。携帯用ハンドル2の前側面には、駆動
部3の作動をマニュアル制御するためのトリガスイッチ
7が配置され、ハンドル2の下端部には、充電バッテリ
ーを収納可能なバッテリーケース20が配設されてい
る。駆動部3は、直流充電式モータ(図示せず)を内蔵
しており、モータは、バッテリーケース内の動力源、即
ち、充電バッテリー(図示せず)に接続されている。駆
動部3は更に、ポンプ部4内に延入する出力軸(図示せ
ず)を備えている。駆動部3の出力軸は、ポンプ部4内
に設けられた油圧ポンプユニット(図示せず)を駆動
し、ポンプ部4は、油圧シリンダ部5に圧油を供給す
る。
【0010】油圧シリンダ部5は、ピストン・シリンダ
機構(図示せず)を備え、ピストンに固定されたピスト
ンロッド8を圧油により伸長させるように構成されてい
る。可動刃9がピストンロッド8の先端部に取外し可能
に固定され、固定刃10が、ピストンロッド8の軸線方
向に可動刃9と対向する位置に配置されている。固定刃
10は、可動刃9に対して側方にずれた位置にて、顎型
ヘッド部6に前端部分に取外し可能に取付けられてい
る。ピストンロッド8の伸長により可動刃9が前進した
とき、可動刃9及び固定刃10は、可動刃9及び固定刃
10の間に介挿された鉄筋W(仮想線で示す)を剪断方
向、即ち、鉄筋の軸線と直角な方向に切断する。図3及
び図4は、図1に示す鉄筋カッターの拡大縦断面図であ
る。携帯用ハンドル2の下端に位置するバッテリーケー
ス20は、12V乃至14V以下の充電バッテリーを収
容できるように構成されている。本例の鉄筋カッター1
では、9.6Vの充電バッテリーがバッテリーケース2
0内に収容されている。駆動部3のケーシング内には、
バッテリーケース20内の充電バッテリーに接続された
電動モータ本体30が配置され、モータ本体30は、直
流電源型の電動モータからなり、この種の鉄筋カッター
において従来使用されていた電動モータよりも小型又は
低容量の電動モータである。駆動部3のケーシング後端
壁には、モータ本体30の後端面の輪郭に相補する内壁
面3aが形成される。内壁面3aは、モータ本体30の
後端面から間隔を隔てており、壁面3aとモータ本体後
端面との間には、軽量な部材、例えば、樹脂成形品、発
泡成形品又は中空成形品等からなるスペーサ3bが介挿
される。モータ容量を変更する場合、スペーサ3bは除
去され、大容量の電動モータが、モータ本体30と交換
される。
【0011】モータ本体30の出力軸31が、剪断機1
の中心軸線X−X上で前方に延び、出力軸31は、ピニ
オン32に圧入されている。ピニオン32には、遊星歯
車機構33のサンギア33aが一体的に形成されてい
る。遊星歯車機構33は、アイドルギア33cを備え且
つ回転駆動軸34に連結されたプラネタリキャリヤ33
bを備えており、出力軸31のトルクは、遊星歯車機構
33を介して、回転駆動軸34に出力される。なお、ピ
ニオン32及び回転駆動軸34は、軸受36、36によ
り回転可能に支持されている。また、回転駆動軸34の
外周面に摺接するオイルシール39により、駆動部4と
ポンプ部4とが液密に隔絶されている。ポンプ部4内に
配置されたクランク軸35が、回転駆動軸34の前端に
一体的に連結されている。クランク軸35の前端部は、
軸受37によって回転可能に支持されている。クランク
軸35は、直列に連結された2つの偏心カム部35A、
35Bを有し、カム部35A、35Bは、回転駆動軸3
4の回転中心軸線(中心軸線X−X)に対して、所定距
離だけ偏心しており、カム部35A、35Bの各偏心量
は、相互に等しい。また、カム部35A、35Bの各偏
心方向は、正反対に設定されており、従って、カム部3
5A、35Bの隆起部又は隆起面の角度位置は、回転中
心軸線廻りに互いに180度の角度間隔を隔てた位置に
設定されている。各カム部35A、35Bの外周には、
ローラ及びローラフォロワを有するニードルベアリング
38が、各カム部35A、35Bと同心状に配置され、
ニードルベアリング38は、カム部35A、35Bに相
対回転可能に支持されている。
【0012】ポンプ部4のハウジング40内には、作動
油を収容する油槽42が形成される。油槽42の上方に
は、ハウジング40を壁体を貫通する補給口48が形成
され、補給口48には、プラグ49が螺入している。ポ
ンプ部4は、一対のポンプユニット100A、100B
を備える。ポンプユニット100A、100Bは夫々、
プランジャ・ピストン又は往復動プランジャ101(以
下、プランジャ101という)と、リターンスプリング
102とを備える。ハウジング40の下壁部には、回転
中心軸線X−Xと直交する方向に延びるプランジャ摺動
路103が穿孔され、プランジャ101は、摺動路10
3内に上下動可能に配置され、リターンスプリング10
2は、プランジャ101を上方に付勢するように、摺動
路103内に配置される。かくして、プランジャ101
は、上端面がニードルべアリング38に常に摺接した状
態で、往復動(上下動)する。摺動路103の下端に
は、吸入弁104が取付けられる。吸入弁104は、ハ
ウジング40の下部に連結された蓄油室43に連通して
いる。蓄油室43は、ポンプユニット100A、100
Bによって吸引すべき作動油を蓄油するとともに、油圧
シリンダ部5の各油圧室の容積変化を補償するためのも
のであり、一般にオイルパックと呼ばれる可撓性膜44
により画成されている。可撓性膜44の外側には、一般
にオイルパックケースと呼ばれるケーシング45が配置
され、ケーシング45は、ハウジング40の下端部に固
定されている。可撓性膜44とケーシング45との間に
空気室46が形成され、空気室46は、ケーシング45
の下端壁に形成された空気孔47によって大気に開放さ
れている。
【0013】吸入弁104は、矢印a方向に流体を通過
させ且つ逆方向の流体流を阻止するように配置されたボ
ール105及び圧縮スプリング106を備えた逆止弁で
あり、蓄油室43からの作動油の吸入を可能にする一
方、蓄油室43への作動油の逆流を防止する。摺動路1
03の側壁には、圧送路107が連結され、圧送路10
3は、ボール108及び圧縮スプリング109からなる
方向規制弁又はチェック弁を介して、連結油路111に
連結され、油路111は、マニホールド又は集合油路1
10に連通している。ボール108及び圧縮スプリング
109は、矢印で示す作動油圧送方向に作動油を通過さ
せる一方、逆方向の作動油の通過を阻止する逆止弁を構
成する。かくして、各ポンプユニット100A、100
Bにより圧送され且つ逆止弁(ボール108及び圧縮ス
プリング109)通過した作動油は、集合油路110に
て合流する。集合油路110は、上方に延びる作動油供
給路113を介して、油圧シリンダ部5の油圧室52に
連通している。集合油路110は又、下方に延びる圧力
規制通路112を介して、圧力規制弁120に連結され
ている。圧力規制弁120は、矢印b方向に流体を通過
させ且つ逆方向の流体流を阻止するように配置されたボ
ール121及び圧縮スプリング122を備えた調圧弁又
は安全弁であり、集合油路110廻りの油路及び油圧室
52の圧力が所定の圧力を超えたとき、高圧作動油を蓄
油室43に吐出又は流出させる。
【0014】図5は、図4のA−A線におけるポンプ部
4の断面図であり、同様に、図6及び図7は夫々、図4
のB−B線及びC−C線におけるポンプ部4の断面図で
ある。また、図8は、図4のD−D線に沿って切断した
ポンプハウジング40の縦断面図である。図5に示す如
く、集合油路110内に遊動ボール131が配置され、
遊動ボール131は、圧縮スプリング136によって集
合油路110の縮径部135に押圧され、常時は、縮径
部135の開口(戻し通路)を閉塞している。遊動ボー
ル131は、縮径部135を貫通する作動部材132の
突出部133に当接する。作動部材132は、ハウジン
グ40から外方に突出しており、ピン138によって枢
支された手動操作レバー139の一端部が作動部材13
2の外端面に当接する。かくして、作動部材132は、
矢印で示す操作レバー139の回動により、集合油路1
10の軸線方向に変位し、突出部133は、圧縮スプリ
ング136の弾発力に抗して遊動ボール131を縮径部
135から離間させる。作動部材132を収容する穿孔
137には、図6に示す戻し油路130の一端が開口し
ており、戻し油路130の他端は、蓄油室43に開口し
ている。従って、操作レバー139の回動により遊動ボ
ール130が縮径部135から離間したとき、油圧室5
2と蓄油室43とは、作動油供給路113、集合油路1
10、縮径部135、穿孔137及び戻し油路130を
介して、相互に連通し、油圧室52の圧油は、蓄油室4
3に還流する。
【0015】また、図5乃至図7に示す如く、油槽42
と蓄油室43とを相互連結する連通路140、141が
上下方向に延びており、油槽42と蓄油室43とは、常
時連通している。更に、各構成部品を除去した状態でハ
ウジング40を示す図8から容易に理解し得る如く、ポ
ンプユニット100A、100Bの各吐出流路を構成す
る圧送路107及び油路111は、並列に配置され、集
合油路110において合流する。また、一方の油路11
1は、圧力規制通路112に上下方向に整列している。
更に、図8には、作動部材132(図5)を収容する穿
孔137と、穿孔137及び蓄油室43を相互連通させ
る戻し油路130とが図示されており、これら構成要素
の位置関係を図8から比較的容易に把握することができ
よう。なお、図8には、圧力規制弁120及び盲栓を夫
々取付けるための内螺子付き穿孔124、125が図示
されている。図4に示す如く、油圧シリンダ部5は、シ
リンダケース50と、シリンダケース50内に往復動可
能に配置されたピストン51と、ピストン51の両側に
夫々画成された油圧室52、53とを備えている。油圧
室52は、作動油供給路113と連通するとともに、リ
リース弁装置56の開放時に、リリース油路54と連通
できる。
【0016】リリース弁装置56は、ピストン51に形
成された軸孔150と、軸孔150内に配置された弁体
151と、弁体151の前端部に係合するキックスプリ
ング152と、弁体151の後端面に開口した穿孔15
1a内に延びるフロートスプリング153と、弁体15
1をピストン50に対して相対変位可能に支持する保持
部154と、弁体151の後端外周に配置された弁座1
55とを備える。保持部154は、軸孔50内の領域と
油圧室52とを相互連通する圧力導入通路(図示せず)
を備えており、油圧室52の作動油圧は、弁体151の
前端面156に作用する。このため、油圧室52の昇圧
時に、弁体151は、シリンダ後端壁157に押圧さ
れ、弁座155は着座し続け、リリース油路54を閉塞
する。ピストン51が所定の距離、前進すると、キック
スプリング152は、前端面156に作用する作動油圧
に打ち勝って伸長し、弁体151をシリンダ後端壁15
7から離間させ、フロートスプリング153は、弁座1
55とシリンダ後端壁157との離座状態を保持する。
この結果、弁座155はリリース油路54を開放し、油
圧室52はリリース油路54と連通する。かくして、油
圧室52内の作動油はリリース油路54を介して油槽4
2に還流し、更に、連通路140、141を介して、蓄
油室43に還流する。
【0017】油圧室53内には、ピストン51を後方に
付勢するリターンスプリング57が配置され、リターン
スプリング57は、常時は、ピストン51を最も後退し
た位置に保持している。ピストンロッド8は、ピストン
51に一体的に連結されていおり、ピストン51の往復
動により、前進又は後退する。ピストンロッド8は、油
圧室53の前端を画成している顎型ヘッド部6のシリン
ダ連結部60を貫通している。シリンダ連結部60をシ
リンダケース50に対して相対回転可能に連結するため
に、線形部材、例えば、ピアノ線61を収容可能な略半
円断面の周溝が、シリンダ連結部60の内周面及びシリ
ンダケース50の外周面に夫々形成される。シリンダ連
結部60とシリンダケース50とが、線形部材61を介
して、摩擦係合することにより、シリンダ連結部60及
び顎型ヘッド部6は、シリンダケース50に対して任意
の回転位置又は角度位置に相対回転でき、しかも、所望
の回転位置又は角度位置を保持することができる。設定
した位置にシリンダ連結部60を確実に固定するための
位置決めボルトを、所望により、シリンダ連結部60又
はシリンダケース50に設けても良い。
【0018】次に、上記鉄筋カッター1の作動について
説明する。携帯用ハンドル2のトリガスイッチ7を手指
で押圧することにより、バッテリーケース20内の充電
バッテリーから動力(電力)が電動モータ30に供給さ
れ、電動モータ30の出力軸31が回転する。出力軸3
1のトルクは、遊星歯車機構33を介して、回転駆動軸
34及びクランク軸35に伝達される。クランク軸35
の回転により、偏心カム部35A、35Bがポンプユニ
ット100A、100Bの各プランジャ101を昇降さ
せる。カム部35A、35Bの隆起部又は隆起面は、1
80度の角度間隔を隔てた位置に配置されているので、
各プランジャ101は、正確に180度ずれた位相で交
互に上下動する。摺動路103内に収容された作動油
は、プランジャ101の降下時に圧縮又は加圧され、吸
入弁104は閉塞し、油路107の端部に着座したボー
ル109は、油路107を開放し、油路107、111
を、相互連通する。かくして、摺動路103内の作動油
は、プランジャ101の降下により、油路107、11
1、集合油路110及び作動油供給路113を介して、
シリンダ装置5の油圧室52に圧送される。
【0019】摺動路103内の圧力は、プランジャ10
1の上昇時に降圧する。摺動路103の圧力降下によ
り、ボール109は油路107を閉塞し、他方、吸入弁
104は開放し、蓄油室43内の作動油は、摺動路10
3内に吸引又は吸入される。好ましくは、プランジャ1
01の昇降又は往復動のストロークは、プランジャ10
1の最降下時にプランジャ101の下端が油路107よ
りも上方に位置するように設定される。かかるプランジ
ャ・ストロークの設定により、プランジャ101の全ス
トロークを吐出及び吸引作用のために有効に使用するこ
とができる。シリンダ装置5の油圧室52に給送された
作動油は、油圧室52を昇圧させ、リターンスプリング
57の弾発力に抗してピストン51を前進させる。これ
により、ピストンロッド8が伸長し、可動刃10を前進
させ、可動刃10は、固定刃7と協働して棒鋼Wを剪断
する。ピストン51が所定の距離、前進されると、前述
の如くリリース弁装置56が開放され、油圧室52はリ
リース油路54と連通する。油圧室52内の作動油はリ
リース油路54を介して油槽42に還流し、油槽42に
還流した作動油は、連通路140、141を介して、蓄
油室43に還流する。作動油の還流により、油圧室52
は降圧し、ピストン51は、リターンスプリング57の
伸長によって、図4に示す初期位置まで後退され、かく
して、ピストンロッド8はシリンダ装置5内に引込み、
可動刃9は固定刃10から離間する。また、リリース弁
装置55の弁体151は、ピストン51の後退に伴って
後退し、リリース通路54を閉塞する。
【0020】このように、上記構成の鉄筋カッター1
は、回転駆動軸34の前端に一体的に連結されたクラン
ク軸35を備え、クランク軸35は、直列に連結された
2つの偏心カム部35A、35Bを有する。カム部35
A、35Bの各偏心量は、回転駆動軸34の回転中心軸
線X−Xに対して、相互に等しく、カム部35A、35
Bの隆起面又は隆起部は、回転中心軸線廻りに互いに1
80度の角度間隔を隔てた位置に位置決めされている。
各カム部35A、35Bの外周に配置されたニードルベ
アリング38は、ポンプユニット100A、100Bの
各プランジャ101と摺接し、各プランジャ101を正
確に180度の位相を隔てて、交互に昇降させる。従っ
て、ポンプ部4は、回転駆動軸34が半回転する間に、
一方のポンプユニット100Aにより蓄油室43内の作
動油を吸入し、他方のポンプユニット100Bにより摺
動路103内の作動油をシリンダ装置5の油圧室52に
圧送し、引き続く回転駆動軸34の半回転の間に、一方
のポンプユニット100Bにより蓄油室43内の作動油
を吸入し、他方のポンプユニット100Aにより摺動路
103内の作動油をシリンダ装置5の油圧室52に圧送
する。このように、吸入又は吸引工程と、吐出又は押込
み工程とを重複させず、しかも、常に一方のポンプユニ
ット100A又は100Bが吐出工程を実行するように
構成した上記鉄筋カッター1によれば、ポンプ部4のポ
ンプ効率を最大限高めることができ、モータ本体30及
び充電バッテリーの容量を低減し、モータ本体及び充電
バッテリーを小型且つ軽量化できる。例えば、従来の最
も軽量な鉄筋カッターが約4.7kgの全体重量を有して
いたのに対し、上記鉄筋カッター1は、約3.5kgの重
量を有するにすぎない。
【0021】また、偏心カム部35A、35Bは回転中
心軸線X−Xの方向に直列に連結され、両ポンプユニッ
ト100A、100Bは、クランク軸35の下方に略並
列に配置されているので、回転中心軸線X−Xを中心に
放射状に複数のポンプユニットを配列した従来のポンプ
構成に比べ、ポンプ部4の径を大幅に縮小することがで
きるばかりでなく、ポンプ部4と関連して設計される油
圧シリンダ部5の径を縮小することができる。例えば、
従来の放射状ポンプ構造では、油圧シリンダ部における
油圧シリンダ室の直径が約65mmであったのに対し、本
例の鉄筋カッター1では、同様な油圧シリンダ室の直径
は約45mmに縮小した。なお、上記実施例は、鉄筋カッ
ターに関して本発明を適用したものであるが、、本発明
は、油圧作動機構を備えた所謂全ねじカッター又はパン
チャー等の剪断機に対しても同様に適用できる。また、
上記実施例は、充電バッテリーを備えた所謂コードレス
形式の剪断機に関するものであるが、本発明は、電源コ
ードを備えた剪断機に対しても同様に適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、携帯用剪断機の小型化
及び軽量化を達成できる油圧作動機構および該油圧作動
機構を備えた携帯用剪断機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る携帯用鉄筋カッターの側
面図である。
【図2】図1に示す鉄筋カッターの平面図である。
【図3】図1に示す鉄筋カッターの右半部を示す拡大縦
断面図である。
【図4】図1に示す鉄筋カッターの左半部を示す拡大縦
断面図である。
【図5】図4のA−A線におけるポンプ部の断面図であ
る。
【図6】図4のB−B線におけるポンプ部の断面図であ
る。
【図7】図4のC−C線におけるポンプ部の断面図であ
る。
【図8】図4のD−D線に沿って切断したポンプハウジ
ングの縦断面図である。
【符号の説明】
1 携帯用鉄筋カッター 2 携帯用ハンドル 3 駆動部 4 ポンプ部 5 油圧シリンダ部 6 顎型ヘッド部 7 トリガスイッチ 8 ピストンロッド 9 可動刃 10 固定刃 20 バッテリーケース 30 電動モータ本体 34 回転駆動軸 35 クランク軸 35A、35B 偏心カム部 38 ニードルべアリング 43 蓄油室 51 ピストン 52、53 油圧室 56 リリース弁装置 57 リターンスプリング 100A、100B ポンプユニット 101 往復動プランジャ 102 リターンスプリング 103 プランジャ摺動路 104 吸入弁 108 ボール 109 圧縮スプリング 110 集合油路 120 圧力規制弁 W 鉄筋

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動工具を往復動させるピストンロッド
    を備えた流体作動型シリンダ部と、該シリンダ部に対し
    て作動流体を供給する流体圧ポンプ部と、該ポンプ部を
    駆動する回転駆動軸と、該回転駆動軸を回転させる駆動
    部とを備えた携帯用剪断機の油圧作動機構において、 前記ポンプ部は、前記回転駆動軸に連結されたクランク
    軸と、該クランク軸の回転により作動される一対のポン
    プユニットとを備え、 前記クランク軸は、前記回転駆動軸の軸線方向に直列に
    連結された一対の偏心カム部を備え、 前記ポンプユニットは夫々、前記偏心カム部と対向する
    一対の往復動プランジャと、該プランジャを夫々、前記
    カム部に向かって付勢する付勢手段とを備え、前記プラ
    ンジャは、前記偏心カム部の回転と同期して往復動し、
    吐出工程及び吸入工程を反復するように配置され、 前記偏心カム部は、第1ポンプユニットの吐出工程と、
    第2ポンプユニットの吸入工程とが、実質的に同時に生
    じ、且つ、第1ポンプユニットの吸入工程と、第2ポン
    プユニットの吐出工程とが、実質的に同時に生じるよう
    に、前記クランク軸廻りの所定の角度位置に配置される
    ことを特徴とする携帯用剪断機の油圧作動機構。
  2. 【請求項2】 前記偏心カム部の隆起部は、前記回転駆
    動軸の回転中心軸線廻りに角度180度の位相を隔てた
    位置に配置され、 前記偏心カム部の外周にニードルべアリングが配置さ
    れ、 前記ポンプユニットは、前記クランク軸の下方に並列に
    配置され、 前記プランジャの往復動のストロークは、該プランジャ
    の先端面が吐出工程終了時に吐出側油路よりも上方に位
    置するように設定されることを特徴とする請求項1に記
    載の油圧作動機構。
  3. 【請求項3】 前記回転中心軸線と直交する方向に延び
    るプランジャ摺動路がポンプハウジングに穿孔され、 プランジャを前記偏心カム部に向かって付勢するリター
    ンスプリングが、前記摺動路内に配置され、 該摺動路と蓄油室との間に吸入弁が介挿され、 吐出側油路が前記摺動路の側壁に連結され、 前記吐出側油路への圧油の逆流を阻止する方向規制弁が
    前記吐出側油路に配置されることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の油圧作動機構。
  4. 【請求項4】 前記シリンダ部のピストンが所定の位置
    まで前進したときに、該シリンダ部の高圧側油圧室の圧
    油を解放する自動リリース弁装置を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油圧作動機
    構。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    油圧作動機構を備えた携帯用剪断機。
  6. 【請求項6】 前記回転駆動軸を回転させる電動モータ
    と、該電動モータを収納するケーシングとを有し、 該ケーシングは、該電動モータよりも大きな容量の大型
    電動モータを収納可能なモータ収納域と、 相対的に小さな容量の前記電動モータを前記モータ収納
    域に収納するときに、余剰空間に配置されるスペーサと
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の携帯用剪断
    機。
  7. 【請求項7】 前記回転駆動軸を回転させる直流電源型
    の電動モータと、該電動モータのための電源バッテリー
    を収納するバッテリーケースとを有し、 該バッテリーケースは、前記電源バッテリーよりも大き
    な容量の大型電源バッテリーを収納可能なバッテリー収
    納域を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の
    携帯用剪断機。
  8. 【請求項8】 前記シリンダ部のシリンダケースと、前
    記ピストンロッドが貫通するシリンダ連結部との間に、
    周方向に延びる線形部材が介挿され、 該線形部材を少なくとも部分的に収容する周溝が、前記
    シリンダケース及び前記シリンダ連結部の対向する面に
    夫々形成され、 前記シリンダケースと前記シリンダ連結部とが、前記線
    形部材を介して摩擦接触することを特徴とする請求項5
    乃至7のいずれか1項に記載の剪断機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003106086A1 (ja) * 2002-06-14 2003-12-24 株式会社オグラ 油圧作動装置
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CN111633270A (zh) * 2020-06-05 2020-09-08 湖南城市学院 一种方便建筑工程用钢筋截断装置

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