JPH07240913A - スクランブル信号受信装置 - Google Patents
スクランブル信号受信装置Info
- Publication number
- JPH07240913A JPH07240913A JP6031139A JP3113994A JPH07240913A JP H07240913 A JPH07240913 A JP H07240913A JP 6031139 A JP6031139 A JP 6031139A JP 3113994 A JP3113994 A JP 3113994A JP H07240913 A JPH07240913 A JP H07240913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- information signal
- scrambled
- output
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 101000805729 Homo sapiens V-type proton ATPase 116 kDa subunit a 1 Proteins 0.000 description 3
- 101000854879 Homo sapiens V-type proton ATPase 116 kDa subunit a 2 Proteins 0.000 description 3
- 101000854873 Homo sapiens V-type proton ATPase 116 kDa subunit a 4 Proteins 0.000 description 3
- 102100020737 V-type proton ATPase 116 kDa subunit a 4 Human genes 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、煩雑な操作を行なうことなく常に
最適な信号を自動的に選択することができ、使用者にと
っての取り扱いを便利にし得るスクランブル信号受信装
置を提供することを目的としている。 【構成】スクランブル処理が施されていない情報信号に
信号処理を施す信号処理手段の出力と、第1のスクラン
ブル方式でスクランブル処理が施された情報信号に対し
てデコード処理を施す第1のデコード手段の出力と、第
2のスクランブル方式でスクランブル処理が施された情
報信号に対してデコード処理を施す第2のデコード手段
の出力とを、受信して選局された情報信号がスクランブ
ル処理が施されていない情報信号か第1のスクランブル
処理が施された情報信号か第2のスクランブル処理が施
された情報信号かを判別する判別手段の出力に基づいて
選択的に導出するようにしている。
最適な信号を自動的に選択することができ、使用者にと
っての取り扱いを便利にし得るスクランブル信号受信装
置を提供することを目的としている。 【構成】スクランブル処理が施されていない情報信号に
信号処理を施す信号処理手段の出力と、第1のスクラン
ブル方式でスクランブル処理が施された情報信号に対し
てデコード処理を施す第1のデコード手段の出力と、第
2のスクランブル方式でスクランブル処理が施された情
報信号に対してデコード処理を施す第2のデコード手段
の出力とを、受信して選局された情報信号がスクランブ
ル処理が施されていない情報信号か第1のスクランブル
処理が施された情報信号か第2のスクランブル処理が施
された情報信号かを判別する判別手段の出力に基づいて
選択的に導出するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば衛星を用いた
有料放送等を受信するシステムに係り、特にそのスクラ
ンブル処理されて放送される情報信号にデコード処理を
施すスクランブル信号受信装置の改良に関する。
有料放送等を受信するシステムに係り、特にそのスクラ
ンブル処理されて放送される情報信号にデコード処理を
施すスクランブル信号受信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、現在行なわれている衛星
放送システムにあっては、有料放送方式が普及してい
る。この有料放送方式では、番組供給業者に所定の料金
を支払って受信契約した視聴者だけが、番組を正しく視
聴することができるようにするために、放送される情報
信号にスクランブル処理が施されている。このため、有
料放送番組を受信するためには、通常の衛星放送受信機
に加えて、スクランブル処理された情報信号を元の情報
信号に復元するためのデコーダが必要となる。
放送システムにあっては、有料放送方式が普及してい
る。この有料放送方式では、番組供給業者に所定の料金
を支払って受信契約した視聴者だけが、番組を正しく視
聴することができるようにするために、放送される情報
信号にスクランブル処理が施されている。このため、有
料放送番組を受信するためには、通常の衛星放送受信機
に加えて、スクランブル処理された情報信号を元の情報
信号に復元するためのデコーダが必要となる。
【0003】また、現在の衛星を用いた有料放送では、
放送する情報信号としてテレビジョン信号を対象とした
テレビジョン放送システムと、音楽信号を対象とした音
楽放送システムとが実現されている。このうち、テレビ
ジョン放送システムで採用されているスクランブル方式
は2種類に分けられ、各方式でスクランブル処理が施さ
れたテレビジョン信号を元の信号に復元するためには、
それぞれ独自のデコーダが必要になっている。
放送する情報信号としてテレビジョン信号を対象とした
テレビジョン放送システムと、音楽信号を対象とした音
楽放送システムとが実現されている。このうち、テレビ
ジョン放送システムで採用されているスクランブル方式
は2種類に分けられ、各方式でスクランブル処理が施さ
れたテレビジョン信号を元の信号に復元するためには、
それぞれ独自のデコーダが必要になっている。
【0004】図3は、このような衛星によるテレビジョ
ン放送を受信するための、従来の受信システムを示して
いる。まず、衛星から送出された電波信号は、アンテナ
11で受信されて周波数変換された後、衛星放送受信機
12に供給される。この衛星放送受信機12は、入力さ
れたテレビジョン変調信号に復調処理を施し、得られた
スクランブルテレビジョン信号STV1,STV2をデ
コーダ13,14にそれぞれ出力している。
ン放送を受信するための、従来の受信システムを示して
いる。まず、衛星から送出された電波信号は、アンテナ
11で受信されて周波数変換された後、衛星放送受信機
12に供給される。この衛星放送受信機12は、入力さ
れたテレビジョン変調信号に復調処理を施し、得られた
スクランブルテレビジョン信号STV1,STV2をデ
コーダ13,14にそれぞれ出力している。
【0005】デコーダ13,14は、それぞれ入力され
たスクランブルテレビジョン信号STV1,STV2を
元のテレビジョン信号TV1,TV2に復元するもの
で、復元されたテレビジョン信号TV1,TV2は衛星
放送受信機12に戻される。この場合、デコーダ13,
14で復元されたテレビジョン信号TV1,TV2は、
テレビジョン受像機15に直接供給して再生させること
も考えられるが、テレビジョン受像機15の入力端子数
の制限や使用者の使い勝手等を考慮して、衛星放送受信
機12に戻すようにシステムを構成するのが一般的であ
る。
たスクランブルテレビジョン信号STV1,STV2を
元のテレビジョン信号TV1,TV2に復元するもの
で、復元されたテレビジョン信号TV1,TV2は衛星
放送受信機12に戻される。この場合、デコーダ13,
14で復元されたテレビジョン信号TV1,TV2は、
テレビジョン受像機15に直接供給して再生させること
も考えられるが、テレビジョン受像機15の入力端子数
の制限や使用者の使い勝手等を考慮して、衛星放送受信
機12に戻すようにシステムを構成するのが一般的であ
る。
【0006】そして、衛星放送受信機12では、デコー
ダ13,14から供給されたテレビジョン信号TV1,
TV2と、デコーダ13,14に出力せず衛星放送受信
機12内で信号処理した内部テレビジョン信号とを、必
要に応じて選択的にテレビジョン受像機15に出力可能
となっている。
ダ13,14から供給されたテレビジョン信号TV1,
TV2と、デコーダ13,14に出力せず衛星放送受信
機12内で信号処理した内部テレビジョン信号とを、必
要に応じて選択的にテレビジョン受像機15に出力可能
となっている。
【0007】すなわち、スクランブル処理が施されてい
ないテレビジョン放送を受信しているときは内部テレビ
ジョン信号を、デコーダ13で復元することができるス
クランブルテレビジョン信号STV1を受信していると
きはテレビジョン信号TV1を、デコーダ14で復元す
ることができるスクランブルテレビジョン信号STV2
を受信しているときはテレビジョン信号TV2を選択し
てテレビジョン受像機15に出力するように、使用者が
衛星放送受信機12を操作して切り替える。
ないテレビジョン放送を受信しているときは内部テレビ
ジョン信号を、デコーダ13で復元することができるス
クランブルテレビジョン信号STV1を受信していると
きはテレビジョン信号TV1を、デコーダ14で復元す
ることができるスクランブルテレビジョン信号STV2
を受信しているときはテレビジョン信号TV2を選択し
てテレビジョン受像機15に出力するように、使用者が
衛星放送受信機12を操作して切り替える。
【0008】ここで、スクランブル処理が施されていな
いテレビジョン放送を受信しているときに、テレビジョ
ン受像機15に出力する信号として衛星放送受信機12
内で信号処理された内部テレビジョン信号を選択し、デ
コーダ13,14から出力されるテレビジョン信号TV
1,TV2を選択しないように切り替え操作する理由に
ついて説明する。
いテレビジョン放送を受信しているときに、テレビジョ
ン受像機15に出力する信号として衛星放送受信機12
内で信号処理された内部テレビジョン信号を選択し、デ
コーダ13,14から出力されるテレビジョン信号TV
1,TV2を選択しないように切り替え操作する理由に
ついて説明する。
【0009】すなわち、現在の衛星によるテレビジョン
放送で、スクランブル処理されたテレビジョン信号を復
元するために使用されているデコーダは、まず、入力さ
れたスクランブルテレビジョン信号をA/D(アナログ
/デジタル)変換してからデコード処理し、これにより
得られたデコード処理後のテレビジョン信号をD/A
(デジタル/アナログ)変換して出力する方式を採用し
ている。
放送で、スクランブル処理されたテレビジョン信号を復
元するために使用されているデコーダは、まず、入力さ
れたスクランブルテレビジョン信号をA/D(アナログ
/デジタル)変換してからデコード処理し、これにより
得られたデコード処理後のテレビジョン信号をD/A
(デジタル/アナログ)変換して出力する方式を採用し
ている。
【0010】そして、この種のデコーダは、スクランブ
ル処理されていないテレビジョン信号が供給されると、
入力されたテレビジョン信号をA/D変換した後、デコ
ード処理を施さずにそのままD/A変換して出力するよ
うにしている。この場合、デコーダから出力されるテレ
ビジョン信号には、A/D変換及びD/A変換を行なう
ことによる量子化誤差により、デコーダに入力されたと
きのテレビジョン信号に比して、無視できない程度の画
質の劣化が生じることになる。このため、スクランブル
処理されていないテレビジョン放送を受信しているとき
には、デコーダ13,14を介さない内部テレビジョン
信号をテレビジョン受像機15に供給するようにした方
が、高画質を求める上で有利となるからである。
ル処理されていないテレビジョン信号が供給されると、
入力されたテレビジョン信号をA/D変換した後、デコ
ード処理を施さずにそのままD/A変換して出力するよ
うにしている。この場合、デコーダから出力されるテレ
ビジョン信号には、A/D変換及びD/A変換を行なう
ことによる量子化誤差により、デコーダに入力されたと
きのテレビジョン信号に比して、無視できない程度の画
質の劣化が生じることになる。このため、スクランブル
処理されていないテレビジョン放送を受信しているとき
には、デコーダ13,14を介さない内部テレビジョン
信号をテレビジョン受像機15に供給するようにした方
が、高画質を求める上で有利となるからである。
【0011】ところで、上述した従来の衛星テレビジョ
ン放送受信システムにおいては、テレビジョン受像機1
5をVTR(ビデオテープレコーダ)に置き換えて考え
たとしても、上記と同じ理由により、内部テレビジョン
信号とデコード処理後のテレビジョン信号との切り替え
操作が必要とされる。
ン放送受信システムにおいては、テレビジョン受像機1
5をVTR(ビデオテープレコーダ)に置き換えて考え
たとしても、上記と同じ理由により、内部テレビジョン
信号とデコード処理後のテレビジョン信号との切り替え
操作が必要とされる。
【0012】また、近時では、デコーダを内蔵した衛星
放送受信機も製品化され市場に普及してきているが、ま
ずは手軽に衛星放送を受信したいという使用者にとって
は、デコーダを内蔵していない低価格の衛星放送受信機
を最初に購入し、後からデコーダを追加購入するという
システムの構築方法が一般的であると言える。このた
め、衛星放送受信機に1個のデコーダが接続されただけ
という受信システムも多いと考えられている。
放送受信機も製品化され市場に普及してきているが、ま
ずは手軽に衛星放送を受信したいという使用者にとって
は、デコーダを内蔵していない低価格の衛星放送受信機
を最初に購入し、後からデコーダを追加購入するという
システムの構築方法が一般的であると言える。このた
め、衛星放送受信機に1個のデコーダが接続されただけ
という受信システムも多いと考えられている。
【0013】しかしながら、このような受信システムに
おいては、例えば衛星放送受信機のチャンネル切り替え
操作等を行なうことによって、スクランブル処理された
テレビジョン放送の受信状態から、スクランブル処理さ
れていないテレビジョン放送の受信状態に切り替わった
場合、またはその逆に切り替わった場合と、現在受信し
ているテレビジョン放送のスクランブル方式とは異なる
スクランブル方式でスクランブル処理されたテレビジョ
ン放送の受信状態に切り替わった場合とで、その都度、
テレビジョン受像機やVTRに出力するテレビジョン信
号を切り替えるために、衛星放送受信機を切り替え操作
する必要があり、使用者にとって取り扱いが煩雑で不便
であるという問題が生じている。
おいては、例えば衛星放送受信機のチャンネル切り替え
操作等を行なうことによって、スクランブル処理された
テレビジョン放送の受信状態から、スクランブル処理さ
れていないテレビジョン放送の受信状態に切り替わった
場合、またはその逆に切り替わった場合と、現在受信し
ているテレビジョン放送のスクランブル方式とは異なる
スクランブル方式でスクランブル処理されたテレビジョ
ン放送の受信状態に切り替わった場合とで、その都度、
テレビジョン受像機やVTRに出力するテレビジョン信
号を切り替えるために、衛星放送受信機を切り替え操作
する必要があり、使用者にとって取り扱いが煩雑で不便
であるという問題が生じている。
【0014】また、デコーダを必要としない場合、つま
り、そのデコーダで復元することができるスクランブル
方式でスクランブル処理されたテレビジョン放送を受信
しない場合に、消費電力の節約のためにデコーダの電源
を遮断するような使い方を考えると、使用者は、上記の
切り替え操作に加えてデコーダの電源投入/遮断の操作
も頻繁に行なう必要が生じ、受信システムの総合的な操
作がより一層煩雑なものになるという不都合も生じるこ
とになる。
り、そのデコーダで復元することができるスクランブル
方式でスクランブル処理されたテレビジョン放送を受信
しない場合に、消費電力の節約のためにデコーダの電源
を遮断するような使い方を考えると、使用者は、上記の
切り替え操作に加えてデコーダの電源投入/遮断の操作
も頻繁に行なう必要が生じ、受信システムの総合的な操
作がより一層煩雑なものになるという不都合も生じるこ
とになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
衛星テレビジョン放送受信システムでは、衛星放送受信
機における出力の切り替え操作が煩雑で使用者にとって
不便であるという問題を有している。また、デコーダの
消費電力を節約することを考えると、デコーダの電源投
入/遮断の操作も頻繁に行なう必要が生じ、より一層操
作が煩雑になるという問題もある。
衛星テレビジョン放送受信システムでは、衛星放送受信
機における出力の切り替え操作が煩雑で使用者にとって
不便であるという問題を有している。また、デコーダの
消費電力を節約することを考えると、デコーダの電源投
入/遮断の操作も頻繁に行なう必要が生じ、より一層操
作が煩雑になるという問題もある。
【0016】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、煩雑な操作を行なうことなく常に最適な
信号を自動的に選択することができ、使用者にとっての
取り扱いを便利にし得る極めて良好なスクランブル信号
受信装置を提供することを目的とする。
されたもので、煩雑な操作を行なうことなく常に最適な
信号を自動的に選択することができ、使用者にとっての
取り扱いを便利にし得る極めて良好なスクランブル信号
受信装置を提供することを目的とする。
【0017】また、この発明は上記目的に加えて、使用
者によるデコーダの電源投入/遮断の操作を必要とせず
にデコーダの消費電力の節約を図ることができる極めて
良好なスクランブル信号受信装置を提供することを目的
とする。
者によるデコーダの電源投入/遮断の操作を必要とせず
にデコーダの消費電力の節約を図ることができる極めて
良好なスクランブル信号受信装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスクラン
ブル信号受信装置は、スクランブル処理が施されていな
い情報信号と、第1のスクランブル方式でスクランブル
処理が施された情報信号と、第1のスクランブル方式と
は異なる第2のスクランブル方式でスクランブル処理が
施された情報信号とが混在して放送される放送システム
の受信装置を対象としている。
ブル信号受信装置は、スクランブル処理が施されていな
い情報信号と、第1のスクランブル方式でスクランブル
処理が施された情報信号と、第1のスクランブル方式と
は異なる第2のスクランブル方式でスクランブル処理が
施された情報信号とが混在して放送される放送システム
の受信装置を対象としている。
【0019】そして、受信して選局された情報信号がス
クランブル処理が施されていない情報信号か第1のスク
ランブル処理が施された情報信号か第2のスクランブル
処理が施された情報信号かを判別する判別手段と、受信
して選局された情報信号が供給され、スクランブル処理
が施されていない情報信号に信号処理を施す信号処理手
段と、受信して選局された情報信号が供給され、第1の
スクランブル方式でスクランブル処理が施された情報信
号に対してデコード処理を施す第1のデコード手段と、
受信して選局された情報信号が供給され、第2のスクラ
ンブル方式でスクランブル処理が施された情報信号に対
してデコード処理を施す第2のデコード手段と、信号処
理手段の出力と第1のデコード手段の出力と第2のデコ
ード手段の出力とを、判別手段の出力に基づいて選択的
に導出する選択手段とを備えるようにしたものである。
クランブル処理が施されていない情報信号か第1のスク
ランブル処理が施された情報信号か第2のスクランブル
処理が施された情報信号かを判別する判別手段と、受信
して選局された情報信号が供給され、スクランブル処理
が施されていない情報信号に信号処理を施す信号処理手
段と、受信して選局された情報信号が供給され、第1の
スクランブル方式でスクランブル処理が施された情報信
号に対してデコード処理を施す第1のデコード手段と、
受信して選局された情報信号が供給され、第2のスクラ
ンブル方式でスクランブル処理が施された情報信号に対
してデコード処理を施す第2のデコード手段と、信号処
理手段の出力と第1のデコード手段の出力と第2のデコ
ード手段の出力とを、判別手段の出力に基づいて選択的
に導出する選択手段とを備えるようにしたものである。
【0020】また、この発明に係るスクランブル信号受
信装置は、上記の構成に加えて、判別手段により、受信
して選局された情報信号が第1のスクランブル処理が施
された情報信号であると判断された状態で、第1のデコ
ード手段に電源電力を供給し、受信して選局された情報
信号が第2のスクランブル処理が施された情報信号であ
ると判断された状態で、第2のデコード手段に電源電力
を供給する電源供給手段を備えるようにしたものであ
る。
信装置は、上記の構成に加えて、判別手段により、受信
して選局された情報信号が第1のスクランブル処理が施
された情報信号であると判断された状態で、第1のデコ
ード手段に電源電力を供給し、受信して選局された情報
信号が第2のスクランブル処理が施された情報信号であ
ると判断された状態で、第2のデコード手段に電源電力
を供給する電源供給手段を備えるようにしたものであ
る。
【0021】
【作用】上記のような構成によれば、まず、スクランブ
ル処理が施されていない情報信号に信号処理を施す信号
処理手段の出力と、第1のスクランブル方式でスクラン
ブル処理が施された情報信号に対してデコード処理を施
す第1のデコード手段の出力と、第2のスクランブル方
式でスクランブル処理が施された情報信号に対してデコ
ード処理を施す第2のデコード手段の出力とを、受信し
て選局された情報信号がスクランブル処理が施されてい
ない情報信号か第1のスクランブル処理が施された情報
信号か第2のスクランブル処理が施された情報信号かを
判別する判別手段の出力に基づいて選択的に導出するよ
うにしたので、煩雑な操作を行なうことなく常に最適な
信号を自動的に選択することができ、使用者にとっての
取り扱いを便利にすることができる。
ル処理が施されていない情報信号に信号処理を施す信号
処理手段の出力と、第1のスクランブル方式でスクラン
ブル処理が施された情報信号に対してデコード処理を施
す第1のデコード手段の出力と、第2のスクランブル方
式でスクランブル処理が施された情報信号に対してデコ
ード処理を施す第2のデコード手段の出力とを、受信し
て選局された情報信号がスクランブル処理が施されてい
ない情報信号か第1のスクランブル処理が施された情報
信号か第2のスクランブル処理が施された情報信号かを
判別する判別手段の出力に基づいて選択的に導出するよ
うにしたので、煩雑な操作を行なうことなく常に最適な
信号を自動的に選択することができ、使用者にとっての
取り扱いを便利にすることができる。
【0022】また、判別手段により、受信して選局され
た情報信号が第1のスクランブル処理が施された情報信
号であると判断された状態で、第1のデコード手段に電
源電力を供給し、受信して選局された情報信号が第2の
スクランブル処理が施された情報信号であると判断され
た状態で、第2のデコード手段に電源電力を供給するよ
うにしたので、使用者によるデコード手段の電源投入/
遮断の操作を必要とせずにデコード手段の消費電力の節
約を図ることができる。
た情報信号が第1のスクランブル処理が施された情報信
号であると判断された状態で、第1のデコード手段に電
源電力を供給し、受信して選局された情報信号が第2の
スクランブル処理が施された情報信号であると判断され
た状態で、第2のデコード手段に電源電力を供給するよ
うにしたので、使用者によるデコード手段の電源投入/
遮断の操作を必要とせずにデコード手段の消費電力の節
約を図ることができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、衛星から送出さ
れた電波信号は、アンテナ16で受信されて周波数変換
された後、衛星放送受信機17のフロントエンドである
選局回路18に供給される。この選局回路18は、制御
回路19の制御に基づいて特定のテレビジョン変調信号
を選局し、そのテレビジョン変調信号を復調回路20に
出力する。この復調回路20は、入力されたテレビジョ
ン変調信号をFM(Frequency Modulation)復調し、復
調されたテレビジョン信号を、制御符号検出回路21及
び信号選択回路22にそれぞれ出力するとともに、衛星
放送受信機17の外部に接続されたデコーダ23,24
にそれぞれ出力している。
照して詳細に説明する。図1において、衛星から送出さ
れた電波信号は、アンテナ16で受信されて周波数変換
された後、衛星放送受信機17のフロントエンドである
選局回路18に供給される。この選局回路18は、制御
回路19の制御に基づいて特定のテレビジョン変調信号
を選局し、そのテレビジョン変調信号を復調回路20に
出力する。この復調回路20は、入力されたテレビジョ
ン変調信号をFM(Frequency Modulation)復調し、復
調されたテレビジョン信号を、制御符号検出回路21及
び信号選択回路22にそれぞれ出力するとともに、衛星
放送受信機17の外部に接続されたデコーダ23,24
にそれぞれ出力している。
【0024】このうち、制御符号検出回路21は、衛星
放送の音声信号の一部に含まれるスクランブルフラグを
検出し、その検出結果を制御回路19に出力している。
すなわち、衛星放送における音声信号の形態は、PCM
(Pulse Code Modulation )デジタル音声と各種制御符
号及び音声以外のデータとが組み合わされてフレームを
構成しており、制御符号の7ビット目がスクランブル処
理されているか否かを識別するスクランブルフラグ(識
別信号)に割り当てられている。そして、制御符号検出
回路21は、この制御符号の7ビット目が“1”か
“0”かを検出するようになっている。
放送の音声信号の一部に含まれるスクランブルフラグを
検出し、その検出結果を制御回路19に出力している。
すなわち、衛星放送における音声信号の形態は、PCM
(Pulse Code Modulation )デジタル音声と各種制御符
号及び音声以外のデータとが組み合わされてフレームを
構成しており、制御符号の7ビット目がスクランブル処
理されているか否かを識別するスクランブルフラグ(識
別信号)に割り当てられている。そして、制御符号検出
回路21は、この制御符号の7ビット目が“1”か
“0”かを検出するようになっている。
【0025】また、デコーダ23は、電源供給回路25
から出力される交流電力が供給されて駆動されるように
なっており、この電源供給回路25は、制御回路19の
制御に基づいてその出力電力を入/切することができる
ようになっている。さらに、デコーダ24は、電源供給
回路26から出力される交流電力が供給されて駆動され
るようになっており、この電源供給回路26も、制御回
路19の制御に基づいてその出力電力を入/切すること
ができるようになっている。
から出力される交流電力が供給されて駆動されるように
なっており、この電源供給回路25は、制御回路19の
制御に基づいてその出力電力を入/切することができる
ようになっている。さらに、デコーダ24は、電源供給
回路26から出力される交流電力が供給されて駆動され
るようになっており、この電源供給回路26も、制御回
路19の制御に基づいてその出力電力を入/切すること
ができるようになっている。
【0026】次に、デコーダ23でデコード処理された
テレビジョン信号TV1は、同期判別回路27及び信号
選択回路22にそれぞれ供給される。同期判別回路27
は、デコーダ23から出力されるテレビジョン信号TV
1の有無を判別し、その判別結果を制御回路19に出力
している。また、デコーダ24でデコード処理されたテ
レビジョン信号TV2は、同期判別回路28及び信号選
択回路22にそれぞれ供給される。同期判別回路28
も、デコーダ24から出力されるテレビジョン信号TV
2の有無を判別し、その判別結果を制御回路19に出力
している。
テレビジョン信号TV1は、同期判別回路27及び信号
選択回路22にそれぞれ供給される。同期判別回路27
は、デコーダ23から出力されるテレビジョン信号TV
1の有無を判別し、その判別結果を制御回路19に出力
している。また、デコーダ24でデコード処理されたテ
レビジョン信号TV2は、同期判別回路28及び信号選
択回路22にそれぞれ供給される。同期判別回路28
も、デコーダ24から出力されるテレビジョン信号TV
2の有無を判別し、その判別結果を制御回路19に出力
している。
【0027】そして、このような同期判別回路27,2
8の動作は、いずれも入力されたテレビジョン信号TV
1,TV2から同期信号を分離し、その同期信号を積分
回路で積分することによって、垂直同期の有無を検出す
ることで行なわれるようになっており、汎用の技術で実
現することができる。
8の動作は、いずれも入力されたテレビジョン信号TV
1,TV2から同期信号を分離し、その同期信号を積分
回路で積分することによって、垂直同期の有無を検出す
ることで行なわれるようになっており、汎用の技術で実
現することができる。
【0028】また、上記信号選択回路22は、制御回路
19の制御に基づいて、復調回路20から出力されるテ
レビジョン信号と、デコーダ23でデコード処理された
テレビジョン信号TV1と、デコーダ24でデコード処
理されたテレビジョン信号TV2との中から1つを選択
し、衛星放送受信機17の出力としてテレビジョン受像
機29に送出している。
19の制御に基づいて、復調回路20から出力されるテ
レビジョン信号と、デコーダ23でデコード処理された
テレビジョン信号TV1と、デコーダ24でデコード処
理されたテレビジョン信号TV2との中から1つを選択
し、衛星放送受信機17の出力としてテレビジョン受像
機29に送出している。
【0029】ここで、上記制御回路19の動作について
説明する。すなわち、現在の衛星放送は3つの衛星を使
用して行なわれているが、それぞれの衛星から送られて
くるテレビジョン変調信号のチャンネル周波数は異なっ
ている。このため、制御回路19は、それぞれの衛星に
応じた固有のチャンネル周波数データを記憶しており、
そのチャンネル周波数データに基づいて選局回路18を
制御している。
説明する。すなわち、現在の衛星放送は3つの衛星を使
用して行なわれているが、それぞれの衛星から送られて
くるテレビジョン変調信号のチャンネル周波数は異なっ
ている。このため、制御回路19は、それぞれの衛星に
応じた固有のチャンネル周波数データを記憶しており、
そのチャンネル周波数データに基づいて選局回路18を
制御している。
【0030】また、衛星テレビジョン放送で使用されて
いるスクランブル方式は2種類あることを前述したが、
1つの衛星の中では同一のスクランブル方式が採用され
ている。つまり、3つの衛星をそれぞれA,B,Cと
し、2種類のスクランブル方式をX,Yとすると、衛星
A,Bではスクランブル方式Xが採用されており、衛星
Cではスクランブル方式Yが採用されているということ
になる。
いるスクランブル方式は2種類あることを前述したが、
1つの衛星の中では同一のスクランブル方式が採用され
ている。つまり、3つの衛星をそれぞれA,B,Cと
し、2種類のスクランブル方式をX,Yとすると、衛星
A,Bではスクランブル方式Xが採用されており、衛星
Cではスクランブル方式Yが採用されているということ
になる。
【0031】ここで、上記デコーダ23がスクランブル
方式Xに対応するデコード処理を行ない、他のデコーダ
24がスクランブル方式Yに対応するデコード処理を行
なうものとすれば、各衛星A,B,Cとスクランブル方
式X,Yとデコーダ23,24との対応関係が、制御回
路19に記憶されている。
方式Xに対応するデコード処理を行ない、他のデコーダ
24がスクランブル方式Yに対応するデコード処理を行
なうものとすれば、各衛星A,B,Cとスクランブル方
式X,Yとデコーダ23,24との対応関係が、制御回
路19に記憶されている。
【0032】そして、制御回路19は、衛星AまたはB
を受信しているときには、デコーダ23に交流電力を与
える電源供給回路25を駆動させ、衛星Cを受信してい
るときには、デコーダ24に交流電力を与える電源供給
回路26を駆動させるように制御する。
を受信しているときには、デコーダ23に交流電力を与
える電源供給回路25を駆動させ、衛星Cを受信してい
るときには、デコーダ24に交流電力を与える電源供給
回路26を駆動させるように制御する。
【0033】また、衛星AまたはBを受信している状態
で、現在受信しているテレビジョン変調信号にスクラン
ブル処理が施されていると判断され、かつ、同期判別回
路27の出力信号に基づいてデコーダ23からテレビジ
ョン信号TV1が出力されていると判断された場合に
は、制御回路19は、デコーダ23から出力されている
テレビジョン信号TV1を選択するように、信号選択回
路22を制御する。
で、現在受信しているテレビジョン変調信号にスクラン
ブル処理が施されていると判断され、かつ、同期判別回
路27の出力信号に基づいてデコーダ23からテレビジ
ョン信号TV1が出力されていると判断された場合に
は、制御回路19は、デコーダ23から出力されている
テレビジョン信号TV1を選択するように、信号選択回
路22を制御する。
【0034】さらに、衛星Cを受信している状態で、現
在受信しているテレビジョン変調信号にスクランブル処
理が施されていると判断され、かつ、同期判別回路28
の出力信号に基づいてデコーダ24からテレビジョン信
号TV2が出力されていると判断された場合には、制御
回路19は、デコーダ24から出力されているテレビジ
ョン信号TV2を選択するように、信号選択回路22を
制御する。
在受信しているテレビジョン変調信号にスクランブル処
理が施されていると判断され、かつ、同期判別回路28
の出力信号に基づいてデコーダ24からテレビジョン信
号TV2が出力されていると判断された場合には、制御
回路19は、デコーダ24から出力されているテレビジ
ョン信号TV2を選択するように、信号選択回路22を
制御する。
【0035】そして、上記2つの場合以外では、制御回
路19は、復調回路20から出力されるテレビジョン信
号を内部テレビジョン信号として選択するように、信号
選択回路22を制御する。
路19は、復調回路20から出力されるテレビジョン信
号を内部テレビジョン信号として選択するように、信号
選択回路22を制御する。
【0036】図2は、以上のような制御回路19の動作
をまとめたフローチャートを示している。まず、制御回
路19は、ステップS1で、制御符号検出回路21の検
出結果に基づいて、現在受信しているテレビジョン変調
信号にスクランブル処理が施されているか否かを判別す
る。そして、スクランブル処理が施されていないと判断
された場合(NO)、制御回路19は、ステップS2
で、復調回路20から出力されるテレビジョン信号を選
択するように信号選択回路22を制御する。
をまとめたフローチャートを示している。まず、制御回
路19は、ステップS1で、制御符号検出回路21の検
出結果に基づいて、現在受信しているテレビジョン変調
信号にスクランブル処理が施されているか否かを判別す
る。そして、スクランブル処理が施されていないと判断
された場合(NO)、制御回路19は、ステップS2
で、復調回路20から出力されるテレビジョン信号を選
択するように信号選択回路22を制御する。
【0037】また、スクランブル処理が施されていると
判断された場合(YES)、制御回路19は、ステップ
S3で、選局回路18に送出した選局指示に基づいて、
現在受信している衛星がどれであるかを判別する。そし
て、衛星AまたはBであると判断された場合、制御回路
19は、電源供給回路25を駆動させ、ステップS4
で、同期判別回路27の判別結果に基づいて、デコーダ
23からテレビジョン信号TV1が出力されているか否
かを判別する。
判断された場合(YES)、制御回路19は、ステップ
S3で、選局回路18に送出した選局指示に基づいて、
現在受信している衛星がどれであるかを判別する。そし
て、衛星AまたはBであると判断された場合、制御回路
19は、電源供給回路25を駆動させ、ステップS4
で、同期判別回路27の判別結果に基づいて、デコーダ
23からテレビジョン信号TV1が出力されているか否
かを判別する。
【0038】ここで、デコーダ23からテレビジョン信
号TV1が出力されていないと判断された場合(N
O)、制御回路19はステップS2の処理に移行し、復
調回路20から出力されるテレビジョン信号を選択する
ように信号選択回路22を制御する。また、ステップS
4でデコーダ23からテレビジョン信号TV1が出力さ
れていると判断された場合(YES)、制御回路19
は、ステップS5で、デコーダ23から出力されるテレ
ビジョン信号TV1を選択するように信号選択回路22
を制御する。
号TV1が出力されていないと判断された場合(N
O)、制御回路19はステップS2の処理に移行し、復
調回路20から出力されるテレビジョン信号を選択する
ように信号選択回路22を制御する。また、ステップS
4でデコーダ23からテレビジョン信号TV1が出力さ
れていると判断された場合(YES)、制御回路19
は、ステップS5で、デコーダ23から出力されるテレ
ビジョン信号TV1を選択するように信号選択回路22
を制御する。
【0039】さらに、上記ステップS3で衛星Cである
と判断された場合、制御回路19は、電源供給回路26
を駆動させ、ステップS6で、同期判別回路28の判別
結果に基づいて、デコーダ24からテレビジョン信号T
V2が出力されているか否かを判別する。そして、デコ
ーダ24からテレビジョン信号TV2が出力されていな
いと判断された場合(NO)、制御回路19はステップ
S2の処理に移行し、復調回路20から出力されるテレ
ビジョン信号を選択するように信号選択回路22を制御
する。また、ステップS6でデコーダ24からテレビジ
ョン信号TV2が出力されていると判断された場合(Y
ES)、制御回路19は、ステップS7で、デコーダ2
4から出力されるテレビジョン信号TV2を選択するよ
うに信号選択回路22を制御する。
と判断された場合、制御回路19は、電源供給回路26
を駆動させ、ステップS6で、同期判別回路28の判別
結果に基づいて、デコーダ24からテレビジョン信号T
V2が出力されているか否かを判別する。そして、デコ
ーダ24からテレビジョン信号TV2が出力されていな
いと判断された場合(NO)、制御回路19はステップ
S2の処理に移行し、復調回路20から出力されるテレ
ビジョン信号を選択するように信号選択回路22を制御
する。また、ステップS6でデコーダ24からテレビジ
ョン信号TV2が出力されていると判断された場合(Y
ES)、制御回路19は、ステップS7で、デコーダ2
4から出力されるテレビジョン信号TV2を選択するよ
うに信号選択回路22を制御する。
【0040】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、受信しているテレビジョン変調信号にスクランブ
ル処理が施されているか否か、受信している衛星及びス
クランブル方式の種類等を衛星放送受信機17の内部で
自動的に判断し、最適なテレビジョン信号を選択してテ
レビジョン受像機29に出力するようにしたので、煩雑
な切り替え操作を行なう必要がなくなり、使用者にとっ
ての取り扱いを便利にすることができる。また、上記の
判断結果に基づいて、必要とされるデコーダ23,24
にのみ交流電力を自動供給するようにしたので、デコー
ダ23,24の電源投入/遮断の操作を必要とせずにデ
コーダ23,24の消費電力の節約を図ることができ
る。なお、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
れば、受信しているテレビジョン変調信号にスクランブ
ル処理が施されているか否か、受信している衛星及びス
クランブル方式の種類等を衛星放送受信機17の内部で
自動的に判断し、最適なテレビジョン信号を選択してテ
レビジョン受像機29に出力するようにしたので、煩雑
な切り替え操作を行なう必要がなくなり、使用者にとっ
ての取り扱いを便利にすることができる。また、上記の
判断結果に基づいて、必要とされるデコーダ23,24
にのみ交流電力を自動供給するようにしたので、デコー
ダ23,24の電源投入/遮断の操作を必要とせずにデ
コーダ23,24の消費電力の節約を図ることができ
る。なお、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
煩雑な操作を行なうことなく常に最適な信号を自動的に
選択することができ、使用者にとっての取り扱いを便利
にし得る極めて良好なスクランブル信号受信装置を提供
することができる。
煩雑な操作を行なうことなく常に最適な信号を自動的に
選択することができ、使用者にとっての取り扱いを便利
にし得る極めて良好なスクランブル信号受信装置を提供
することができる。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図3】従来の衛星テレビジョン放送受信システムを示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
11…アンテナ、12…衛星放送受信機、13,14…
デコーダ、15…テレビジョン受像機、16…アンテ
ナ、17…衛星放送受信機、18…選局回路、19…制
御回路、20…復調回路、21…制御符号検出回路、2
2…信号選択回路、23,24…デコーダ、25,26
…電源供給回路、27,28…同期判別回路、29…テ
レビジョン受像機。
デコーダ、15…テレビジョン受像機、16…アンテ
ナ、17…衛星放送受信機、18…選局回路、19…制
御回路、20…復調回路、21…制御符号検出回路、2
2…信号選択回路、23,24…デコーダ、25,26
…電源供給回路、27,28…同期判別回路、29…テ
レビジョン受像機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/14 H04N 7/20
Claims (4)
- 【請求項1】 スクランブル処理が施されていない情報
信号と、第1のスクランブル方式でスクランブル処理が
施された情報信号と、前記第1のスクランブル方式とは
異なる第2のスクランブル方式でスクランブル処理が施
された情報信号とが混在して放送される放送システムの
受信装置において、受信して選局された情報信号がスク
ランブル処理が施されていない情報信号か第1のスクラ
ンブル処理が施された情報信号か第2のスクランブル処
理が施された情報信号かを判別する判別手段と、前記受
信して選局された情報信号が供給され、前記スクランブ
ル処理が施されていない情報信号に信号処理を施す信号
処理手段と、前記受信して選局された情報信号が供給さ
れ、前記第1のスクランブル方式でスクランブル処理が
施された情報信号に対してデコード処理を施す第1のデ
コード手段と、前記受信して選局された情報信号が供給
され、前記第2のスクランブル方式でスクランブル処理
が施された情報信号に対してデコード処理を施す第2の
デコード手段と、前記信号処理手段の出力と前記第1の
デコード手段の出力と前記第2のデコード手段の出力と
を、前記判別手段の出力に基づいて選択的に導出する選
択手段とを具備してなることを特徴とするスクランブル
信号受信装置。 - 【請求項2】 前記判別手段により、前記受信して選局
された情報信号が前記第1のスクランブル処理が施され
た情報信号であると判断された状態で、前記第1のデコ
ード手段に電源電力を供給し、前記受信して選局された
情報信号が前記第2のスクランブル処理が施された情報
信号であると判断された状態で、前記第2のデコード手
段に電源電力を供給する電源供給手段を具備してなるこ
とを特徴とする請求項1記載のスクランブル信号受信装
置。 - 【請求項3】 前記判別手段は、受信して選局された情
報信号に含まれる識別データに基づいて、該情報信号が
スクランブル処理が施されていない情報信号かスクラン
ブル処理が施された情報信号かを判定する第1の判定手
段と、この第1の判定手段によりスクランブル処理が施
された情報信号であると判定された状態で、前記選局し
たチャンネルに基づいて該情報信号が前記第1のスクラ
ンブル処理が施された情報信号か第2のスクランブル処
理が施された情報信号かを判定する第2の判定手段とを
具備してなることを特徴とする請求項1記載のスクラン
ブル信号受信装置。 - 【請求項4】 前記第1のデコード手段の出力に同期信
号が検出されるか否かを判別する第1の判別手段と、前
記第2のデコード手段の出力に同期信号が検出されるか
否かを判別する第2の判別手段とを具備し、前記選択手
段は、前記判別手段により前記受信して選局された情報
信号が前記第1のスクランブル処理が施された情報信号
であると判別され、かつ、前記第1の検出手段で同期信
号が検出された状態で、前記第1のデコード手段の出力
を選択し、前記判別手段により前記受信して選局された
情報信号が前記第2のスクランブル処理が施された情報
信号であると判別され、かつ、前記第2の検出手段で同
期信号が検出された状態で、前記第2のデコード手段の
出力を選択することを特徴とする請求項1記載のスクラ
ンブル信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031139A JPH07240913A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | スクランブル信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031139A JPH07240913A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | スクランブル信号受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240913A true JPH07240913A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12323114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6031139A Pending JPH07240913A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | スクランブル信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07240913A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545264A (ja) * | 2006-08-01 | 2009-12-17 | エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド | 通信ネットワーク内の2ノード間で秘密鍵を確立する方法 |
JP2012513144A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | ロベルト ボッシュ ゲーエムベーハー | 認証情報を使用する無線通信の方法 |
JP2015158610A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 大日本印刷株式会社 | データ送受信システム,サーバシステムおよびデバイス |
JP2017005411A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 株式会社タニタ | 中央装置、周辺装置、通信システム、通信方法およびプログラム |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP6031139A patent/JPH07240913A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545264A (ja) * | 2006-08-01 | 2009-12-17 | エヌイーシー ヨーロッパ リミテッド | 通信ネットワーク内の2ノード間で秘密鍵を確立する方法 |
JP2012513144A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | ロベルト ボッシュ ゲーエムベーハー | 認証情報を使用する無線通信の方法 |
JP2015158610A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 大日本印刷株式会社 | データ送受信システム,サーバシステムおよびデバイス |
JP2017005411A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 株式会社タニタ | 中央装置、周辺装置、通信システム、通信方法およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6263506B1 (en) | Data transmission and reception device and system, data transmission method and parameter setting method for data reception device | |
US6549243B1 (en) | Digital broadcast receiver unit | |
JPH03253189A (ja) | ビデオ信号処理装置 | |
JPH07240913A (ja) | スクランブル信号受信装置 | |
US5414456A (en) | Signal receiving apparatus with automatically activated scrambled signal decoder | |
JP3422458B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JPH0498992A (ja) | 放送受信機 | |
JP2697491B2 (ja) | Museスクランブルデコーダ | |
JP3427029B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
KR960000148B1 (ko) | 위성방송 수신시스템의 부가음성 자동판별 표시방법 | |
JP2961847B2 (ja) | チャンネル選局装置 | |
JPH05111023A (ja) | スクランブル放送連動電源制御装置 | |
JPH0595552A (ja) | スクランブル信号の受信装置 | |
JPH11252472A (ja) | 多チャンネルテレビ受信機の選局装置 | |
KR980007590A (ko) | 2튜너 시스템의 텔레비젼 수상기에서 제1튜너로 수신되는 방송 시청시 제2튜너에 의한 방송 채널 설정장치 | |
KR200147764Y1 (ko) | 유료방송 수신장치 | |
JPH10210387A (ja) | 音声ミュート装置 | |
JPH06217231A (ja) | 衛星放送受信機の切換装置 | |
JPH09135440A (ja) | Bsチューナを有する映像再生装置 | |
JPH02172330A (ja) | 衛星放送受信装置 | |
JPH10108095A (ja) | 衛星放送の受信装置 | |
JPH06153165A (ja) | 衛星放送受信機 | |
KR19990056470A (ko) | 위성 방송 수신기의 메시지 전송 방법 | |
KR20050029919A (ko) | Ci모듈의 장착 및 탈착이 가능한 방송수신기 및 그의신호처리 방법 | |
KR20060005499A (ko) | 방송 수신 시스템의 디스플레이 언어 절환 방법 |