JPH07240744A - ターミナルアダプタ - Google Patents
ターミナルアダプタInfo
- Publication number
- JPH07240744A JPH07240744A JP6029382A JP2938294A JPH07240744A JP H07240744 A JPH07240744 A JP H07240744A JP 6029382 A JP6029382 A JP 6029382A JP 2938294 A JP2938294 A JP 2938294A JP H07240744 A JPH07240744 A JP H07240744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time slot
- time difference
- data
- time
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のルートを通して複数の呼で回線が接続
された場合も、ISDN網を用いた効率の良いデータ通
信を可能にすること。 【構成】 伝搬遅延時間差検出部25は回線インタフェ
ース部22によりISDN網5から受信された受信デー
タをタイムスロットに分解した後、各タイムスロットに
挿入されている検出パターンの検出タイミングから各タ
イムスロットの伝搬遅延時間差を求め、これら時間差を
同期制御部24にわたす。同期制御部24は回線インタ
フェース22から入力される受信データを各タイムスロ
ット毎に分解し、得られた各タイムスロットの受信タイ
ミングを前記各タイムスロットの時間差に応じて補正
し、全タイムスロットの伝搬時間差をなくした後、デー
タを端末インタフェース26を介してユーザ端末1に出
力する。これにより、異なるルートを通ったデータの伝
搬時間差をなくして、複数ルートを通したデータ通信を
支障なく行うことができる。
された場合も、ISDN網を用いた効率の良いデータ通
信を可能にすること。 【構成】 伝搬遅延時間差検出部25は回線インタフェ
ース部22によりISDN網5から受信された受信デー
タをタイムスロットに分解した後、各タイムスロットに
挿入されている検出パターンの検出タイミングから各タ
イムスロットの伝搬遅延時間差を求め、これら時間差を
同期制御部24にわたす。同期制御部24は回線インタ
フェース22から入力される受信データを各タイムスロ
ット毎に分解し、得られた各タイムスロットの受信タイ
ミングを前記各タイムスロットの時間差に応じて補正
し、全タイムスロットの伝搬時間差をなくした後、デー
タを端末インタフェース26を介してユーザ端末1に出
力する。これにより、異なるルートを通ったデータの伝
搬時間差をなくして、複数ルートを通したデータ通信を
支障なく行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN用のターミナル
アダプタに係わり、特に複数の回線ルートを介して呼が
接続された際にも、適切に複数の回線ルートを介して到
来する受信データの同期合せを行うターミナルアダプタ
に関する。
アダプタに係わり、特に複数の回線ルートを介して呼が
接続された際にも、適切に複数の回線ルートを介して到
来する受信データの同期合せを行うターミナルアダプタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のISDN網を用いた通信システム
は図4に示すような構成を有しており、ISDN網5と
してはINSネット64、又はINSネット1500等
が用いられる。ユーザ端末1−1はターミナルアダプタ
(TA)2−1及びデジタルサービスユニット(DS
U)3−1を通してISDN網5と接続されている。
又、ユーザ端末1−2はターミナルアダプタ(TA)2
−2及びデジタルサービスユニット(DSU)3−2を
通してISDN網5と接続されている。尚、この通信シ
ステムのデータ通信を行う速度(帯域)の最小単位は6
4Kbpsである。
は図4に示すような構成を有しており、ISDN網5と
してはINSネット64、又はINSネット1500等
が用いられる。ユーザ端末1−1はターミナルアダプタ
(TA)2−1及びデジタルサービスユニット(DS
U)3−1を通してISDN網5と接続されている。
又、ユーザ端末1−2はターミナルアダプタ(TA)2
−2及びデジタルサービスユニット(DSU)3−2を
通してISDN網5と接続されている。尚、この通信シ
ステムのデータ通信を行う速度(帯域)の最小単位は6
4Kbpsである。
【0003】上記のような通信システムのユーザ端末1
−1がユーザ端末1−2とISDN網5を通して、2つ
の呼(Bチャネル×2)を接続した場合、図中の局A、
Cを介したルート2で接続した呼(Bチャネル)と、局
A、B、Cを介したルート1で接続した呼(Bチャネ
ル)では、呼の接続経路が違うため,データ伝搬遅延時
間が異なっており、各ルートを通したBチャネルのデー
タ通信の同期が保証されず、Bチャネル×2のルートを
128kbpsのデータ通信で利用できないという不具
合が生じる。
−1がユーザ端末1−2とISDN網5を通して、2つ
の呼(Bチャネル×2)を接続した場合、図中の局A、
Cを介したルート2で接続した呼(Bチャネル)と、局
A、B、Cを介したルート1で接続した呼(Bチャネ
ル)では、呼の接続経路が違うため,データ伝搬遅延時
間が異なっており、各ルートを通したBチャネルのデー
タ通信の同期が保証されず、Bチャネル×2のルートを
128kbpsのデータ通信で利用できないという不具
合が生じる。
【0004】このような不具合は、Bチャネル間のみで
はなく、INSネット1500においてはH0 チャネル
間でも生じ、更に、BチャネルとH0 チャネル間でも発
生する。
はなく、INSネット1500においてはH0 チャネル
間でも生じ、更に、BチャネルとH0 チャネル間でも発
生する。
【0005】しかも、対向した1組のユーザ端末間に接
続される呼の数も2ルートのみではなく、INSネット
1500においては、最大H0 ×m+B×n(m、nは
0以上の整数で、6×m+n≦23)範囲内の呼数とな
り、このような複数の呼により対向する1組のユーザ端
末が接続された場合、上記と同様の不具合が発生する。
続される呼の数も2ルートのみではなく、INSネット
1500においては、最大H0 ×m+B×n(m、nは
0以上の整数で、6×m+n≦23)範囲内の呼数とな
り、このような複数の呼により対向する1組のユーザ端
末が接続された場合、上記と同様の不具合が発生する。
【0006】そこで、上記のような不具合を解決するた
めに、128(64kbps×2)〜320(64kb
ps×5)kbpsのデータ通信の時は、H0 チャネル
を利用し、448(64kbps×7)〜1472(6
4kbps×23)kbpsのデータ通信の時は、H1
チャネルを利用することになる。
めに、128(64kbps×2)〜320(64kb
ps×5)kbpsのデータ通信の時は、H0 チャネル
を利用し、448(64kbps×7)〜1472(6
4kbps×23)kbpsのデータ通信の時は、H1
チャネルを利用することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、H0 チャネル
は384kbpsの容量を持っているため、図5に示す
ように、128kbpsのデータ通信を行った場合、2
56kbpsの空きが生じ、192kbpsのデータ通
信を行った場合、192kbpsの空きが生じる。その
他の場合も同様に空きが生じる。H1 チャネルは153
6kbpsの容量を持っているため、図6に示すよう
に、448kbpsのデータ通信を行った場合、108
8kbpsの空きが生じ、512kbpsのデータ通信
を行った場合、1024kbpsの空きが生じる。その
他の場合も同様に空きが生じる。データ通信で使用しな
い帯域が生じてしまうという不具合が生じ、効率的なデ
ータ通信ができなくなるという欠点があった。
は384kbpsの容量を持っているため、図5に示す
ように、128kbpsのデータ通信を行った場合、2
56kbpsの空きが生じ、192kbpsのデータ通
信を行った場合、192kbpsの空きが生じる。その
他の場合も同様に空きが生じる。H1 チャネルは153
6kbpsの容量を持っているため、図6に示すよう
に、448kbpsのデータ通信を行った場合、108
8kbpsの空きが生じ、512kbpsのデータ通信
を行った場合、1024kbpsの空きが生じる。その
他の場合も同様に空きが生じる。データ通信で使用しな
い帯域が生じてしまうという不具合が生じ、効率的なデ
ータ通信ができなくなるという欠点があった。
【0008】そこで本発明は上記の欠点を除去し、複数
のルートを通して複数の呼で回線が接続された場合も、
各ルートを通して受信されるデータの同期を取ってデー
タ通信を行なうことことにより、ISDN網を用いた効
率の良いデータ通信を実現することができるISDN用
ターミナルアダプタを提供することを目的としている。
のルートを通して複数の呼で回線が接続された場合も、
各ルートを通して受信されるデータの同期を取ってデー
タ通信を行なうことことにより、ISDN網を用いた効
率の良いデータ通信を実現することができるISDN用
ターミナルアダプタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るターミナルアダプタは、ISDN網から受信したデ
ータをタイムスロットに分解する分解手段と、この分解
手段によって分解された各タイムスロットに挿入されて
いる時間差検出パターンから各タイムスロットの伝搬時
間差情報を検出する検出手段と、この検出手段によって
検出された伝搬時間差情報に基づいて前記分解手段によ
って分解された各タイムスロットの受信データの伝搬時
間差をなくすように各タイムスロットのデータについて
タイミングを補正する同期手段とを具備した構成を有す
る。
係るターミナルアダプタは、ISDN網から受信したデ
ータをタイムスロットに分解する分解手段と、この分解
手段によって分解された各タイムスロットに挿入されて
いる時間差検出パターンから各タイムスロットの伝搬時
間差情報を検出する検出手段と、この検出手段によって
検出された伝搬時間差情報に基づいて前記分解手段によ
って分解された各タイムスロットの受信データの伝搬時
間差をなくすように各タイムスロットのデータについて
タイミングを補正する同期手段とを具備した構成を有す
る。
【0010】請求項2に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、検出手段は、受信された各タイムスロット
に挿入されている時間差検出用パターンの検出タイミン
グを測定する測定手段と、この測定手段によって最初に
検出されたタイムスロットの時間差検出用パターンの検
出タイミングを基準に、残りの各タイムスロットの時間
差検出用パターンの検出タイミングの時間差を算出する
算出手段とを具備して成る。
ダプタでは、検出手段は、受信された各タイムスロット
に挿入されている時間差検出用パターンの検出タイミン
グを測定する測定手段と、この測定手段によって最初に
検出されたタイムスロットの時間差検出用パターンの検
出タイミングを基準に、残りの各タイムスロットの時間
差検出用パターンの検出タイミングの時間差を算出する
算出手段とを具備して成る。
【0011】請求項3に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、同期手段は、受信された各タイムスロット
のデータを一旦記憶する記憶手段と、この記憶手段から
前記伝搬時間差情報に対応する読みだし速度で前記デー
タを読み出す制御手段とから成る。
ダプタでは、同期手段は、受信された各タイムスロット
のデータを一旦記憶する記憶手段と、この記憶手段から
前記伝搬時間差情報に対応する読みだし速度で前記デー
タを読み出す制御手段とから成る。
【0012】請求項4に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、ISDN網に送信する各タイムスロット内
に時間差検出用パターンを挿入して送信する送信手段を
具備する。
ダプタでは、ISDN網に送信する各タイムスロット内
に時間差検出用パターンを挿入して送信する送信手段を
具備する。
【0013】請求項4に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500を用いたことを特徴とする。
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500を用いたことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明に係るターミナルアダプ
タでは、分解手段はISDN網から受信したデータをタ
イムスロットに分解する。検出手段は前記分解手段によ
って分解された各タイムスロットに挿入されている時間
差検出パターンから各タイムスロットの伝搬時間差情報
を検出する。同期手段は前記検出手段によって検出され
た伝搬時間差情報に基づいて前記分解手段によって分解
された各タイムスロットの受信データの伝搬時間差をな
くすようにタイミングを補正する。これにより、複数の
経路を通ることによって伝搬時間が異なっていても、こ
れら伝搬時間差を前記同期手段によって補正しデータ通
信を行うことができる。
タでは、分解手段はISDN網から受信したデータをタ
イムスロットに分解する。検出手段は前記分解手段によ
って分解された各タイムスロットに挿入されている時間
差検出パターンから各タイムスロットの伝搬時間差情報
を検出する。同期手段は前記検出手段によって検出され
た伝搬時間差情報に基づいて前記分解手段によって分解
された各タイムスロットの受信データの伝搬時間差をな
くすようにタイミングを補正する。これにより、複数の
経路を通ることによって伝搬時間が異なっていても、こ
れら伝搬時間差を前記同期手段によって補正しデータ通
信を行うことができる。
【0015】請求項2に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、最初に検出されたタイムスロットの時間差
検出用パターンの検出タイミングを基準に、残りの各タ
イムスロットの時間差検出用パターンの検出タイミング
の時間差を算出して、これを基に各タイムスロットの受
信データの伝搬時間差をなくすように同期をとってデー
タ通信を行うことができる。
ダプタでは、最初に検出されたタイムスロットの時間差
検出用パターンの検出タイミングを基準に、残りの各タ
イムスロットの時間差検出用パターンの検出タイミング
の時間差を算出して、これを基に各タイムスロットの受
信データの伝搬時間差をなくすように同期をとってデー
タ通信を行うことができる。
【0016】請求項3に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、各タイムスロットのデータを一旦記憶し、
これを伝搬時間差情報に対応する読み出し速度で読み出
して、各タイムスロットの受信データの伝搬時間差をな
くすように同期をとってデータ通信を行うことができ
る。
ダプタでは、各タイムスロットのデータを一旦記憶し、
これを伝搬時間差情報に対応する読み出し速度で読み出
して、各タイムスロットの受信データの伝搬時間差をな
くすように同期をとってデータ通信を行うことができ
る。
【0017】請求項4に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、ISDN網に送信する各タイムスロット内
に時間差検出用パターンを挿入して送信することによ
り、受信側において、各タイムスロットの受信データの
伝搬時間差をなくすようにタイミングを補正可能とす
る。これにより、複数の経路を通ることによって伝搬時
間が異なっていても、これら伝搬時間差を補正しデータ
通信を行うことができる。
ダプタでは、ISDN網に送信する各タイムスロット内
に時間差検出用パターンを挿入して送信することによ
り、受信側において、各タイムスロットの受信データの
伝搬時間差をなくすようにタイミングを補正可能とす
る。これにより、複数の経路を通ることによって伝搬時
間が異なっていても、これら伝搬時間差を補正しデータ
通信を行うことができる。
【0018】請求項5に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500という既存のISDN網を介して、
複数の経路を通る通信を行う場合に、各経路の伝搬時間
が異なっていても、これら伝搬時間を補正しデータ通信
を行うことができる。
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500という既存のISDN網を介して、
複数の経路を通る通信を行う場合に、各経路の伝搬時間
が異なっていても、これら伝搬時間を補正しデータ通信
を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のISDN用のターミナルアダプ
タを用いた通信システムの一実施例を示したブロック図
である。1は送信データを発生したり、受信データを受
け取るユーザ端末、2はユーザ端末1から送出されるデ
ータをISDN網に送信したり、或いはISDN網5を
介して送られてくるデータを受信して前記ユーザ端末1
に出力するターミナルアダプタ、3はターミナルアダプ
タ2とISDN網5との間に配置されてデータの送信速
度等の調整を行うデジタルサービスユニット、5はIS
DN網である。ターミナルアダプタ2はターミナルアダ
プタ全体を制御するCPU21、デジタルサービスユニ
ット3を接続するための回線インタフェース部22、I
SDN網5との間で呼制御を行なうと共に遅延時間検出
用パターンを送信データに付加する呼制御部23、受信
された各タイムスロットのデータ間の遅延時間のばらつ
きを補正して同期させる同期制御部24、タイムスロッ
ト毎の受信データの伝搬遅延時間を求める伝搬遅延時間
差検出部25、ユーザ端末1を接続するための端末イン
タフェース部26及びターミナルアダプタ2を構成する
前記各部を接続するユーザデータバス27を有してい
る。尚、図示した装置はISDN網5を介して対向して
接続されている同一の装置間との間で通信を行なうもの
とする。上記において、伝搬遅延時間差検出部25は分
解手段及び検出手段に相当し、同期制御部24は同期手
段に相当している。
明する。図1は本発明のISDN用のターミナルアダプ
タを用いた通信システムの一実施例を示したブロック図
である。1は送信データを発生したり、受信データを受
け取るユーザ端末、2はユーザ端末1から送出されるデ
ータをISDN網に送信したり、或いはISDN網5を
介して送られてくるデータを受信して前記ユーザ端末1
に出力するターミナルアダプタ、3はターミナルアダプ
タ2とISDN網5との間に配置されてデータの送信速
度等の調整を行うデジタルサービスユニット、5はIS
DN網である。ターミナルアダプタ2はターミナルアダ
プタ全体を制御するCPU21、デジタルサービスユニ
ット3を接続するための回線インタフェース部22、I
SDN網5との間で呼制御を行なうと共に遅延時間検出
用パターンを送信データに付加する呼制御部23、受信
された各タイムスロットのデータ間の遅延時間のばらつ
きを補正して同期させる同期制御部24、タイムスロッ
ト毎の受信データの伝搬遅延時間を求める伝搬遅延時間
差検出部25、ユーザ端末1を接続するための端末イン
タフェース部26及びターミナルアダプタ2を構成する
前記各部を接続するユーザデータバス27を有してい
る。尚、図示した装置はISDN網5を介して対向して
接続されている同一の装置間との間で通信を行なうもの
とする。上記において、伝搬遅延時間差検出部25は分
解手段及び検出手段に相当し、同期制御部24は同期手
段に相当している。
【0020】次に本実施例の動作について説明する。タ
ーミナルアダプタ2のCPU21はユーザ端末1から出
された接続要求を認識すると、呼制御部23に発呼指示
を行なう。このため、呼制御部23はISDN網5を介
して指定された相手側のユーザ端末に対する発呼制御を
行い、指定の相手側のユーザ端末との間で通信路を確保
する。この場合2以上の所定数の呼に係るチャネルを要
求し、係る要求に応じて2以上の所定数の呼に係るチャ
ネルが確保されたものとする。その後、当該ユーザ端末
1から送信データが入力されると、呼制御部23は予め
決められた遅延時間検出用パターンを上記チャネルに対
応するタイムスロット毎に付加して、前記データを回線
インタフェース部22からデジタルサービスユニット3
を介してISDN網5に送出する。もちろん、相手側の
ユーザ端末に接続されているターミナルアダプタにおい
ても、データを返送する際には、遅延時間検出用パター
ンを当該チャネルのタイムスロット毎に付加して送信す
る。
ーミナルアダプタ2のCPU21はユーザ端末1から出
された接続要求を認識すると、呼制御部23に発呼指示
を行なう。このため、呼制御部23はISDN網5を介
して指定された相手側のユーザ端末に対する発呼制御を
行い、指定の相手側のユーザ端末との間で通信路を確保
する。この場合2以上の所定数の呼に係るチャネルを要
求し、係る要求に応じて2以上の所定数の呼に係るチャ
ネルが確保されたものとする。その後、当該ユーザ端末
1から送信データが入力されると、呼制御部23は予め
決められた遅延時間検出用パターンを上記チャネルに対
応するタイムスロット毎に付加して、前記データを回線
インタフェース部22からデジタルサービスユニット3
を介してISDN網5に送出する。もちろん、相手側の
ユーザ端末に接続されているターミナルアダプタにおい
ても、データを返送する際には、遅延時間検出用パター
ンを当該チャネルのタイムスロット毎に付加して送信す
る。
【0021】次に、図1に示したターミナルアダプタ2
が受信側になった場合の動作について説明する。ISD
N網5からデジタルサービスユニット3を介して回線イ
ンタフェース部22に着信したデータは伝搬遅延時間差
検出部25により、受信された各タイムスロット毎に伝
搬遅延時間が検出される。即ち、伝搬遅延時間差検出部
25は各タイムスロット毎のデータに付加されている遅
延時間検出用パターンを検出し、この遅延時間検出用パ
ターンの検出タイミングに基づいて各タイムスロット間
の伝搬遅延時間を求める。同期制御部24は各タイムス
ロット毎に前記伝搬遅延時間差検出部25により求めら
れた伝搬遅延時間に基づいて、受信された各タイムスロ
ットのデータ間の遅延時間のばらつきを補正した後、端
末インタフェース部26を通してユーザ端末1に受信デ
ータを送出する。
が受信側になった場合の動作について説明する。ISD
N網5からデジタルサービスユニット3を介して回線イ
ンタフェース部22に着信したデータは伝搬遅延時間差
検出部25により、受信された各タイムスロット毎に伝
搬遅延時間が検出される。即ち、伝搬遅延時間差検出部
25は各タイムスロット毎のデータに付加されている遅
延時間検出用パターンを検出し、この遅延時間検出用パ
ターンの検出タイミングに基づいて各タイムスロット間
の伝搬遅延時間を求める。同期制御部24は各タイムス
ロット毎に前記伝搬遅延時間差検出部25により求めら
れた伝搬遅延時間に基づいて、受信された各タイムスロ
ットのデータ間の遅延時間のばらつきを補正した後、端
末インタフェース部26を通してユーザ端末1に受信デ
ータを送出する。
【0022】図2は図1に示した伝搬遅延時間差検出部
25の詳細例を示したブロック図である。伝搬遅延時間
差検出部25はタイムスロット分解部11、パターン検
出部(測定手段)17及び遅延時間制御部(算出手段)
18から成っている。ISDN網5を介して接続される
通信相手側のユーザ端末から送信されたデータは回線イ
ンタフェース部22によって受信された後、ユーザデー
タバス27を通してタイムスロット分解部11に入力さ
れる。タイムスロット分解部11は受信データを各タイ
ムスロットに分解し、これら分解した各タイムスロット
のデータを割り当てのパターン検出部17へ送る。ここ
で、1.5M回線の場合、タイムスロットは24存在す
るため、パターン検出部17は並列に24組設けられ
る。もちろん、タイムスロットに受信データが存在する
のは、上記の呼制御により確保されたチャネルに対応す
るタイムスロットのみである。
25の詳細例を示したブロック図である。伝搬遅延時間
差検出部25はタイムスロット分解部11、パターン検
出部(測定手段)17及び遅延時間制御部(算出手段)
18から成っている。ISDN網5を介して接続される
通信相手側のユーザ端末から送信されたデータは回線イ
ンタフェース部22によって受信された後、ユーザデー
タバス27を通してタイムスロット分解部11に入力さ
れる。タイムスロット分解部11は受信データを各タイ
ムスロットに分解し、これら分解した各タイムスロット
のデータを割り当てのパターン検出部17へ送る。ここ
で、1.5M回線の場合、タイムスロットは24存在す
るため、パターン検出部17は並列に24組設けられ
る。もちろん、タイムスロットに受信データが存在する
のは、上記の呼制御により確保されたチャネルに対応す
るタイムスロットのみである。
【0023】パターン検出部17は入力されたタイムス
ロットのデータ中から遅延時間検出用パターンを検出す
ると、直ちにこれを遅延時間制御部18に通知する。遅
延時間制御部18では、1番初めに遅延時間検出用パタ
ーンの検出を通知したパターン検出部17に割り当てら
れたタイムスロットを基準として、残りの各タイムスロ
ットが割り当たられているパターン検出部17から、遅
延時間検出用パターンの検出通知が出されるまでの時間
を、例えば、フレームを単位として測定する。つまり、
ISDN網5を介してのデータ伝送がフレーム同期によ
り行われていることに鑑み、遅延時間制御部18は、再
生したもしくは生成したフレームクロックに基づき、最
初の通知に係るタイムスロットから次のタイムスロット
までの時間差を、通知が有る限り次々に得るようにす
る。こうして、遅延時間制御部18は上記各パターン検
出部17からの通知を基にし、最初の通知に係るタイム
スロットから次のタイムスロットまでの時間差を得、更
に、確保したチャネルに応じて、2番と3番目、3番目
と4番目、・・・のタイムスロット間の時間差を得る。
遅延時間制御部18は、該当の全てのパターン検出部1
7より通知が行なわれ、上記時間差が得られた後、タイ
ムスロット毎の時間差検出信号100を図2に示した同
期制御部24に通知する。
ロットのデータ中から遅延時間検出用パターンを検出す
ると、直ちにこれを遅延時間制御部18に通知する。遅
延時間制御部18では、1番初めに遅延時間検出用パタ
ーンの検出を通知したパターン検出部17に割り当てら
れたタイムスロットを基準として、残りの各タイムスロ
ットが割り当たられているパターン検出部17から、遅
延時間検出用パターンの検出通知が出されるまでの時間
を、例えば、フレームを単位として測定する。つまり、
ISDN網5を介してのデータ伝送がフレーム同期によ
り行われていることに鑑み、遅延時間制御部18は、再
生したもしくは生成したフレームクロックに基づき、最
初の通知に係るタイムスロットから次のタイムスロット
までの時間差を、通知が有る限り次々に得るようにす
る。こうして、遅延時間制御部18は上記各パターン検
出部17からの通知を基にし、最初の通知に係るタイム
スロットから次のタイムスロットまでの時間差を得、更
に、確保したチャネルに応じて、2番と3番目、3番目
と4番目、・・・のタイムスロット間の時間差を得る。
遅延時間制御部18は、該当の全てのパターン検出部1
7より通知が行なわれ、上記時間差が得られた後、タイ
ムスロット毎の時間差検出信号100を図2に示した同
期制御部24に通知する。
【0024】図3は図1に示した同期制御部24の詳細
例を示したブロック図である。同期制御部24はタイム
スロット分解部10、データ遅延部(記憶手段)12、
遅延制御部13及びデータ集線部15から成っている。
タイムスロット分解部10によって各タイムスロット毎
に分解され、得られた受信データは対応のタイムスロッ
トが割り当てられたデータ遅延部12に入力される。一
方、各タイムスロット毎に割り当てられた遅延制御部1
3の内該当の遅延制御部13には、図2に示した対応の
伝搬遅延時間差検出部25から時間差検出信号100が
入力される。
例を示したブロック図である。同期制御部24はタイム
スロット分解部10、データ遅延部(記憶手段)12、
遅延制御部13及びデータ集線部15から成っている。
タイムスロット分解部10によって各タイムスロット毎
に分解され、得られた受信データは対応のタイムスロッ
トが割り当てられたデータ遅延部12に入力される。一
方、各タイムスロット毎に割り当てられた遅延制御部1
3の内該当の遅延制御部13には、図2に示した対応の
伝搬遅延時間差検出部25から時間差検出信号100が
入力される。
【0025】このため、各タイムスロットに対応する各
遅延制御部13は入力される時間差検出信号100に従
って、データ遅延部12における入力データの遅延制御
を行う。このデータ遅延部12は、例えば、メモリ(R
AM)で構成されている。遅延制御部13は前記時間差
検出信号100により示される時間差をキャンセルする
速度で、つまり、確保されたチャネルに対応のタイムス
ロットのデータが所定クロックで連続的に到来したかの
如く、前記メモリ(データ遅延部12)からデータを読
み出すようにアドレス生成を行ない、この読み出しアド
レスを用いて、データ遅延部12に一旦記憶されたデー
タを読み出す。これにより、上記各タイムスロット毎に
割り当てられたデータ遅延部12から読み出されたデー
タの出力タイミングは所定クロックで連続的に到来した
かの如くなり、通信経路の違いによる各タイムスロット
毎の受信データの遅延量のばらつきが是正されて同期が
確保される。このように、同期補正されたデータはデー
タ集線部15により集線された後、図1の端末インタフ
ェース部26からユーザ端末1に出力される。
遅延制御部13は入力される時間差検出信号100に従
って、データ遅延部12における入力データの遅延制御
を行う。このデータ遅延部12は、例えば、メモリ(R
AM)で構成されている。遅延制御部13は前記時間差
検出信号100により示される時間差をキャンセルする
速度で、つまり、確保されたチャネルに対応のタイムス
ロットのデータが所定クロックで連続的に到来したかの
如く、前記メモリ(データ遅延部12)からデータを読
み出すようにアドレス生成を行ない、この読み出しアド
レスを用いて、データ遅延部12に一旦記憶されたデー
タを読み出す。これにより、上記各タイムスロット毎に
割り当てられたデータ遅延部12から読み出されたデー
タの出力タイミングは所定クロックで連続的に到来した
かの如くなり、通信経路の違いによる各タイムスロット
毎の受信データの遅延量のばらつきが是正されて同期が
確保される。このように、同期補正されたデータはデー
タ集線部15により集線された後、図1の端末インタフ
ェース部26からユーザ端末1に出力される。
【0026】本実施例によれば、伝搬時間差検出部25
によってタイムスロット毎の受信データの遅延時間を求
め、これら遅延時間に基づいて同期制御部24がタイム
スロット毎の受信データの遅延時間のばらつきを是正し
て同期を取り、この同期補正されたデータがユーザ端末
1に出力される。このため、ISDN網5を介した対向
する1組のユーザ端末同志が複数の通信回線経路によっ
て接続された場合でも、これら通信経路を通して、同期
的にデータを支障なく伝送することができる。
によってタイムスロット毎の受信データの遅延時間を求
め、これら遅延時間に基づいて同期制御部24がタイム
スロット毎の受信データの遅延時間のばらつきを是正し
て同期を取り、この同期補正されたデータがユーザ端末
1に出力される。このため、ISDN網5を介した対向
する1組のユーザ端末同志が複数の通信回線経路によっ
て接続された場合でも、これら通信経路を通して、同期
的にデータを支障なく伝送することができる。
【0027】従って、同期を本例のターミナルアダプタ
2により、ISDN網5では保証していない複数のBチ
ャネル間、或いは複数のHoチャネル間を用いて必要な
データ量のデータ送受信の保証することができる。しか
も、ISDN網5を利用する端末に対してINSネット
64では最大Bチャネル×2までの通信を提供でき、I
NSネット1500では最大Ho×m+B×n(m、n
は0以上の整数で6×m+n≦23)までのデータ通信
を提供することができるできるようになり、中間の帯域
を必要とするデータを送受信する際には、呼制御時に要
求するチャネル数を適宜とすることで、未使用帯域を最
小限にして、効率の良い通信を行うことができる。
2により、ISDN網5では保証していない複数のBチ
ャネル間、或いは複数のHoチャネル間を用いて必要な
データ量のデータ送受信の保証することができる。しか
も、ISDN網5を利用する端末に対してINSネット
64では最大Bチャネル×2までの通信を提供でき、I
NSネット1500では最大Ho×m+B×n(m、n
は0以上の整数で6×m+n≦23)までのデータ通信
を提供することができるできるようになり、中間の帯域
を必要とするデータを送受信する際には、呼制御時に要
求するチャネル数を適宜とすることで、未使用帯域を最
小限にして、効率の良い通信を行うことができる。
【0028】尚、本例のターミナルアダプタは前述の通
り、遅延時間検出用パターンを送出しているが、このパ
ターンの送出をやめるのはISDN網5を介して接続さ
れるターミナルアダプタ間とのDチャネルパケット通信
等を用いた制御情報通信により制御されるものとする。
り、遅延時間検出用パターンを送出しているが、このパ
ターンの送出をやめるのはISDN網5を介して接続さ
れるターミナルアダプタ間とのDチャネルパケット通信
等を用いた制御情報通信により制御されるものとする。
【0029】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1に記載の発明
のターミナルアダプタによれば、複数のルートを通して
複数の呼が接続された場合も、各ルートを通して受信さ
れるデータの伝搬時間のずれを是正して同期を取ること
ができ、ISDN網の複数チャネルを確保して必要とす
る帯域でのデータの通信を行うことができる。この場
合、ISDN網のチャネルの整数倍で帯域を確保してデ
ータの通信を行うので、従来に比べて、無駄な帯域の確
保とならず効率の容易データ伝送が可能である。
のターミナルアダプタによれば、複数のルートを通して
複数の呼が接続された場合も、各ルートを通して受信さ
れるデータの伝搬時間のずれを是正して同期を取ること
ができ、ISDN網の複数チャネルを確保して必要とす
る帯域でのデータの通信を行うことができる。この場
合、ISDN網のチャネルの整数倍で帯域を確保してデ
ータの通信を行うので、従来に比べて、無駄な帯域の確
保とならず効率の容易データ伝送が可能である。
【0030】また、請求項2に記載の発明のターミナル
アダプタによれば、最初に検出されたタイムスロットの
時間差検出用パターンの検出タイミングを基準に、残り
の各タイムスロットの時間差検出用パターンの検出タイ
ミングの時間差を算出するので、確保されたチャネル間
での伝搬時間のずれを是正して同期を取ることができ、
ISDN網の複数チャネルを確保して必要とする帯域で
のデータの通信を行うことができる。
アダプタによれば、最初に検出されたタイムスロットの
時間差検出用パターンの検出タイミングを基準に、残り
の各タイムスロットの時間差検出用パターンの検出タイ
ミングの時間差を算出するので、確保されたチャネル間
での伝搬時間のずれを是正して同期を取ることができ、
ISDN網の複数チャネルを確保して必要とする帯域で
のデータの通信を行うことができる。
【0031】また、請求項3に記載の発明のターミナル
アダプタによれば、各タイムスロットのデータを一旦記
憶し、これを伝搬時間差情報に対応する読み出し速度で
読み出すので、読み出しの時間により確保されたチャネ
ル間での伝搬時間のずれを是正して同期を取ることがで
きる。
アダプタによれば、各タイムスロットのデータを一旦記
憶し、これを伝搬時間差情報に対応する読み出し速度で
読み出すので、読み出しの時間により確保されたチャネ
ル間での伝搬時間のずれを是正して同期を取ることがで
きる。
【0032】また、請求項4に記載の発明のターミナル
アダプタによれば、ISDN網に送信する各タイムスロ
ット内に時間差検出用パターンを挿入して送信すること
により、受信側において、時間差検出用パターンの検出
タイミングを基準に、残りの各タイムスロットの時間差
検出用パターンの検出タイミングの時間差を算出し、確
保されたチャネル間での伝搬時間のずれを是正して同期
を取る動作を保証し、各ルートを通して受信されるデー
タの伝搬時間のずれを是正して同期を取ることができ、
ISDN網の複数チャネルを確保して必要とする帯域で
のデータの通信を行うことができる。
アダプタによれば、ISDN網に送信する各タイムスロ
ット内に時間差検出用パターンを挿入して送信すること
により、受信側において、時間差検出用パターンの検出
タイミングを基準に、残りの各タイムスロットの時間差
検出用パターンの検出タイミングの時間差を算出し、確
保されたチャネル間での伝搬時間のずれを是正して同期
を取る動作を保証し、各ルートを通して受信されるデー
タの伝搬時間のずれを是正して同期を取ることができ、
ISDN網の複数チャネルを確保して必要とする帯域で
のデータの通信を行うことができる。
【0033】また、請求項5に記載の発明のターミナル
アダプタによれば、ISDN網としてINSネット64
又はINSネット1500という既存のISDN網を介
して、複数の経路を通る通信を行う場合に、各経路の伝
搬時間が異なっていても、これら伝搬時間を補正しデー
タ通信を行うことができる。
アダプタによれば、ISDN網としてINSネット64
又はINSネット1500という既存のISDN網を介
して、複数の経路を通る通信を行う場合に、各経路の伝
搬時間が異なっていても、これら伝搬時間を補正しデー
タ通信を行うことができる。
【図1】本発明のISDN用ターミナルアダプタを用い
た通信システムの一実施例を示したブロック図。
た通信システムの一実施例を示したブロック図。
【図2】図1に示した伝搬遅延時間差検出部の詳細例を
示したブロック図。
示したブロック図。
【図3】図1に示し同期制御部の詳細例を示したブロッ
ク図。
ク図。
【図4】従来のISDN網を介した通信システムの一例
を示したブロック図。
を示したブロック図。
【図5】H0 チャネルを用いたデータ通信における空き
帯域例を示した図。
帯域例を示した図。
【図6】H1 チャネルを用いたデータ通信における空き
帯域例を示した図。
帯域例を示した図。
1…ユーザ端末 2…ターミナルア
ダプタ 3…データサービスユニット 5…ISDN網 21…CPU 22…回線インタ
フェース部 23…呼制御部 24…同期制御部 25…伝搬時間時間差検出部 26…端末インタ
フェース部
ダプタ 3…データサービスユニット 5…ISDN網 21…CPU 22…回線インタ
フェース部 23…呼制御部 24…同期制御部 25…伝搬時間時間差検出部 26…端末インタ
フェース部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項5に記載の発明に係るターミナルア
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500を用いたことを特徴とする。
ダプタでは、ISDN網としてINSネット64又はI
NSネット1500を用いたことを特徴とする。
Claims (5)
- 【請求項1】 通信端末をISDN網に接続するターミ
ナルアダプタにおいて、前記ISDN網から受信したデ
ータをタイムスロットに分解する分解手段と、この分解
手段によって分解された各タイムスロットに挿入されて
いる時間差検出パターンから各タイムスロットの伝搬時
間差情報を検出する検出手段と、この検出手段によって
検出された伝搬時間差情報に基づいて前記分解手段によ
って分解された各タイムスロットの受信データの伝搬時
間差をなくすように各タイムスロットのデータについて
タイミングを補正する同期手段とを具備したことを特徴
としたターミナルアダプタ。 - 【請求項2】 検出手段は受信された各タイムスロット
に挿入されている時間差検出用パターンの検出タイミン
グを測定する測定手段と、この測定手段によって最初に
検出されたタイムスロットの時間差検出用パターンの検
出タイミングを基準に、残りの各タイムスロットの時間
差検出用パターンの検出タイミングの時間差を算出する
算出手段とを具備して成ることを特徴とした請求項1記
載のターミナルアダプタ。 - 【請求項3】 同期手段は受信された各タイムスロット
のデータを一旦記憶する記憶手段と、この記憶手段から
伝搬時間差情報に対応する読み出し速度で前記データを
読み出す制御手段とから成ることを特徴とした請求項1
又は2記載のターミナルアダプタ。 - 【請求項4】 ISDN網に送信する各タイムスロット
内に時間差検出用パターンを挿入して送信する送信手段
を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
1項に記載のターミナルアダプタ。 - 【請求項5】 ISDN網としてINSネット64又は
INSネット1500を用いたことを特徴とした請求項
1乃至4のいずれか1項に記載のターミナルアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029382A JPH07240744A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ターミナルアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029382A JPH07240744A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ターミナルアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240744A true JPH07240744A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12274596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029382A Withdrawn JPH07240744A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ターミナルアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07240744A (ja) |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029382A patent/JPH07240744A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |