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JPH07235547A - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

Info

Publication number
JPH07235547A
JPH07235547A JP2679394A JP2679394A JPH07235547A JP H07235547 A JPH07235547 A JP H07235547A JP 2679394 A JP2679394 A JP 2679394A JP 2679394 A JP2679394 A JP 2679394A JP H07235547 A JPH07235547 A JP H07235547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
layer
silicon layer
silicon
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2679394A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
智 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2679394A priority Critical patent/JPH07235547A/ja
Publication of JPH07235547A publication Critical patent/JPH07235547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固相拡散用のポリシリコン層をドライ手法を
用いること無く開口することによって、シリコン表面へ
のダメージを回避する。 【構成】 半導体層11表面の開口部19を形成すべき
領域に絶縁膜15を形成する。露出したシリコン表面に
選択エピタキシャル成長法により第1のシリコン層16
を形成し、その上にCVD法により第2のシリコン層1
7を形成する。絶縁膜15の頭部を露出するように第2
のシリコン層17を開口した後、ウェット手法により絶
縁膜15を除去して開口部19を形成する。第1のシリ
コン層16からの固相拡散により外部ベース領域を、開
口部19を通して活性ベース領域を、エミッタ引き出し
電極からの固相拡散用によりエミッタ領域を各々形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エッチングによる半導
体表面のダメージを回避できる半導体集積回路の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】極く微細なベース・エミッタ接合を得る
ための手法として、例えば特開平2−79436号に記
載された方法が公知である。図6にそのトランジスタ構
造を示す。図中1はコレクタとなる半導体層であり、2
は素子と素子とを分離するためのLOCOS酸化膜であ
り、3はP型の外部ベース領域であり、4はP−型の活
性ベース領域であり、5はN+型のエミッタ領域であ
り、6は外部ベース領域3と接続を取るためにポリシリ
コン層で形成したベース引き出し電極であり、7はエミ
ッタ領域5と接続を取るためのエミッタ引き出し電極で
あり、8はベース引き出し電極6とエミッタ引き出し電
極7とを絶縁するための絶縁層であり、9はベース引き
出し電極6とエミッタ引き出し電極7とを絶縁するため
の側壁絶縁膜である。
【0003】外部ベース領域3はベース引き出し電極6
からの固相拡散により形成され、活性ベース領域4はベ
ース引き出し電極6の開口部を通してのイオン注入と拡
散により形成され、エミッタ領域5は開口部に設けたエ
ミッタ引き出し電極7からの固相拡散により行われる。
ベース引き出し電極6の開口部を形成するため、通常
は、半導体層1の全面にポリシリコン層を堆積した後、
異方性ドライエッチングにより半導体層1をエッチング
して開口部を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記開
口部の形成は、開口部の線幅がサブミクロン寸法である
ためにドライエッチング手法を用いるが、ドライ手法で
は開口部の半導体層1のシリコン表面に少なからずダメ
ージを与えるという欠点がある。そのため、前記ダメー
ジがベース・エミッタ接合のリーク電流を増大させると
いう欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、開口部に対応する領域に絶縁膜
を残す工程と、半導体層表面に外部ベース領域形成用の
第1のシリコン層を選択成長させる工程と、全面に第2
のシリコン層を形成する工程と、前記絶縁膜の頭部を露
出させるように第2のシリコン層を除去する工程と、前
記絶縁膜をウェット手法にて除去する工程と、を具備す
ることによりベース・エミッタ接合を形成するシリコン
表面へのダメージを無くした半導体装置の製造方法と提
供するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、絶縁膜をウェット手法によっ
て除去することにより第1のシリコン層に開口部を形成
するので、シリコン表面へのドライ手法によるダメージ
は一切ない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。まず、
P型半導体基板の上にエピタキシャル成長法によってコ
レクタとなるN型の半導体層11を形成し、半導体層1
1の表面を選択酸化して素子分離用のLOCOS酸化膜
12を形成する。13はN+型の埋め込み層である(図
1A)。また、LOCOS酸化膜12の下部にはN型エ
ピタキシャル層をPN接合分離するP+型分離領域が形
成されている。
【0008】全面にCVD酸化膜14を堆積する(図1
B)。CDV酸化膜14をホトエッチングしてエミッタ
拡散を行う予定の半導体層11表面上に絶縁膜15を残
す(図1C)。絶縁膜15にも微細な加工精度が求めら
れるので、異方性のドライエッチング手法を用いる。当
然半導体層11のシリコン表面にダメージが残るが、こ
の領域はベース・エミッタ接合の活性部分を形成する領
域ではないので、トランジスタ特性への影響はない。
【0009】絶縁膜15で覆われていない半導体層11
表面に、選択エピタキシャル成長法によりポリシリコン
層を形成して第1のシリコン層16を形成する(図2
A)。選択エピタキシャル成長法は、シリコン単結晶表
面が露出している部分にのみシリコン層が成長するの
で、LOCOS酸化膜12と絶縁膜15部分を除いてシ
リコン層を形成することができる。この後、マスクレス
で全面にボロンをイオン注入することにより第1のシリ
コン層16に外部ベース拡散用の不純物をド−プする。
【0010】全面にLPCVD法により非結晶シリコン
層を堆積して第2のシリコン層17を形成する(図2
B)。続いて第2のシリコン層17に導電性を与えるた
めのボロンをマスクレスでイオン注入する。第2のシリ
コン層17をホトエッチングして第1と第2のシリコン
層16、17でベース引き出し電極18を形成する。同
時に絶縁膜15の上を開口して絶縁膜15の頭部を露出
させる(図2C)。ベース引き出し電極18を形成する
非結晶シリコンのエッチャント(ドライ)に対して第1
のシリコン層16を形成するポリシリコンと絶縁膜15
を形成するシリコン酸化膜は比較的良好な選択性を示
す。
【0011】沸酸系のエッチャントにより絶縁膜15を
除去して開口部19を形成し、半導体層11表面を露出
する(図3A)。非結晶シリコンのエッチングレ−トに
対してシリコン酸化膜のエッチングレートの方が高いの
で、絶縁層 だけを選択的に除去することができる。全
体を熱酸化して半導体層11の表面と第1と第2のシリ
コン層16、17の表面に熱酸化膜20を形成する(図
3B)。同時に第1のシリコン層16から固相拡散によ
り外部ベース領域21を形成する。
【0012】熱酸化膜20を通して開口部19の半導体
層表面に活性ベースを形成するためのボロンをマスクレ
スでイオン注入する(図3C)。全面にポリシリコン層
を堆積し、これを異方性でドライエッチングすることに
より開口部19の側壁にスペ−サ22を形成する(図4
A)。全面にHTO(Hight temperatu
re oxide)23を形成する(図4B)。
【0013】HTO23をエッチバックして、開口部1
9の半導体層11表面を再度露出する(図4C)。CV
D法によりポリシリコン層を堆積し、エミッタ拡散用の
不純物をド−プした後これをホトエッチングして開口部
19にエミッタ引き出し電極24を形成する(図5
A)。
【0014】そして、基板全体を熱処理することにより
先にイオン注入したイオンを拡散して活性ベース領域2
5を形成し、同時にエミッタ引き出し電極24からの固
相拡散によりエミッタ領域26を形成する(図4B)。
エミッタ領域26の拡散深さは0.5μ程度である。エ
ミッタ領域26は開口部19の側壁からスペ−サ22に
よって更に内側に形成されるので、ベース・エミッタ接
合は絶縁膜15のドライエッチングによってダメージが
残る半導体層11表面には達しない。従って、リーク等
の無い良好なPN接合を得ることができる。
【0015】以上の本発明による製造方法では、ウェッ
ト手法により開口部19を形成するので、半導体層11
のシリコン表面にダメージを与えるような処理が存在し
ない。よって、ベ−ス・エミッタ接合のPN接合を良好
な状態に保ちつつ、セルフアラインにより微細加工した
高周波トランジスタを製造することができる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれば
セルフアライン用に必要な開口部19をウェット手法で
形成するので、半導体層11のシリコン表面にダメージ
を与えることなく、微細加工した高周波トランジスタを
製造することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための断面図である。
【図2】本発明を説明するための断面図である。
【図3】本発明を説明するための断面図である。
【図4】本発明を説明するための断面図である。
【図5】本発明を説明するための断面図である。
【図6】従来例を説明するための断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタとなる半導体領域の表面に、前
    記半導体領域表面の一部を覆う絶縁膜を形成する工程、 前記絶縁膜に隣接する前記半導体領域の表面に外部ベー
    ス形成用の不純物を含む第1のシリコン層を形成する工
    程と、 前記絶縁膜と前記第1の多結晶シリコン層の上に第2の
    シリコン層を形成する工程と、 前記第2のシリコン層を前記絶縁膜の頭部を露出するよ
    うに除去する工程と、 前記絶縁膜を除去して前記半導体領域の表面を露出する
    工程と、 前記絶縁膜を除去した開口の側壁にサイドスペ−サを形
    成する工程と、 前記開口部にエミッタ拡散用の多結晶シリコン層を形成
    する工程と、を具備することを特徴とする半導体集積回
    路の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のシリコン層の形成を選択エピ
    タキシャル成長によることを特徴とする請求項1記載の
    半導体集積回路の製造方法。
JP2679394A 1994-02-24 1994-02-24 半導体集積回路の製造方法 Pending JPH07235547A (ja)

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JP2679394A JPH07235547A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 半導体集積回路の製造方法

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JPH07235547A true JPH07235547A (ja) 1995-09-05

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JP2679394A Pending JPH07235547A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 半導体集積回路の製造方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6051872A (en) * 1997-02-28 2000-04-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor integration device and fabrication method of the same
US6110772A (en) * 1997-01-31 2000-08-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit and manufacturing method thereof
JP2005109361A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2008112939A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法

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US6051872A (en) * 1997-02-28 2000-04-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor integration device and fabrication method of the same
JP2005109361A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
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