JPH07232811A - バケットチェーンのシール装置 - Google Patents
バケットチェーンのシール装置Info
- Publication number
- JPH07232811A JPH07232811A JP2438094A JP2438094A JPH07232811A JP H07232811 A JPH07232811 A JP H07232811A JP 2438094 A JP2438094 A JP 2438094A JP 2438094 A JP2438094 A JP 2438094A JP H07232811 A JPH07232811 A JP H07232811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting shaft
- lubricating oil
- link plate
- bucket chain
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 title claims 5
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims abstract 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract 1
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密閉シール部の粉塵等による損傷、異物の混
入、潤滑油漏れを発生させず、一定稼働時間毎の頻繁な
点検、潤滑油の注入、補修を不要にできる上に、粉塵や
異物の混入により油孔を閉塞することがなくて、給脂不
能を防止できる。 【構成】 密閉エンドプラグ23を取り外し、潤滑油を
潤滑油溜20の軸端開口部から潤滑油溜20→油孔21
を経て連結軸6とシールドブッシュ10との間へ注入し
た後、潤滑油溜20の軸端開口部を密閉エンドプラグ2
3により密閉する。この状態では、潤滑油系統の一端部
側が密閉エンドプラグ23により密閉され、他端部側が
カバーリング25の密閉シール部(ゴムシールリング)
への接触により密閉されて、潤滑油系統が外部に対して
完全に遮断される。このため、密閉シール部の粉塵等に
よる損傷、異物の混入、潤滑油漏れが発生せず、一定稼
働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修が不要にな
る上に、粉塵や異物の混入により油孔が閉塞されず、給
脂不能になることがなくて、バケットチェーンの可動率
が著しく向上する。
入、潤滑油漏れを発生させず、一定稼働時間毎の頻繁な
点検、潤滑油の注入、補修を不要にできる上に、粉塵や
異物の混入により油孔を閉塞することがなくて、給脂不
能を防止できる。 【構成】 密閉エンドプラグ23を取り外し、潤滑油を
潤滑油溜20の軸端開口部から潤滑油溜20→油孔21
を経て連結軸6とシールドブッシュ10との間へ注入し
た後、潤滑油溜20の軸端開口部を密閉エンドプラグ2
3により密閉する。この状態では、潤滑油系統の一端部
側が密閉エンドプラグ23により密閉され、他端部側が
カバーリング25の密閉シール部(ゴムシールリング)
への接触により密閉されて、潤滑油系統が外部に対して
完全に遮断される。このため、密閉シール部の粉塵等に
よる損傷、異物の混入、潤滑油漏れが発生せず、一定稼
働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修が不要にな
る上に、粉塵や異物の混入により油孔が閉塞されず、給
脂不能になることがなくて、バケットチェーンの可動率
が著しく向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続掘削機やアンロー
ダ等に使用されるバケットチェーンのシール装置に関す
るものである。
ダ等に使用されるバケットチェーンのシール装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンローダに使用しているバケッ
トチェーンを図3により説明する。アンローダは、走行
機体上のブーム先端部に取付けた連続垂直搬送機1を有
し、この連続垂直搬送機1には、通常、上下方向(矢印
2参照)に循環可能なバケットチェーンラインがある。
トチェーンを図3により説明する。アンローダは、走行
機体上のブーム先端部に取付けた連続垂直搬送機1を有
し、この連続垂直搬送機1には、通常、上下方向(矢印
2参照)に循環可能なバケットチェーンラインがある。
【0003】図3、図4の3が上記上下方向に循環可能
なバケットチェーンラインのバケットチェーンで、バケ
ットチェーン3は、外側リンク4と内側リンク5とを連
結軸6により交互に連結して、無端状に接続されてお
り、各リンク4、5間の連結軸6にローラ7が被嵌さ
れ、このローラ7が図1のスプロケット8a及び8bに
係合して、上下方向(矢印2参照)に循環駆動され、左
右一対のバケットチェーン3、3の一定間隔毎の対向す
る連結軸6によりバケット9が支持されている。
なバケットチェーンラインのバケットチェーンで、バケ
ットチェーン3は、外側リンク4と内側リンク5とを連
結軸6により交互に連結して、無端状に接続されてお
り、各リンク4、5間の連結軸6にローラ7が被嵌さ
れ、このローラ7が図1のスプロケット8a及び8bに
係合して、上下方向(矢印2参照)に循環駆動され、左
右一対のバケットチェーン3、3の一定間隔毎の対向す
る連結軸6によりバケット9が支持されている。
【0004】図5は、前記連結軸6部の詳細を示してい
る。10が連結軸6の周りに被嵌したシールドブッシ
ュ、11はシールドブッシュ10の軸芯部に設けたグリ
ース穴、12はグリース穴11の軸端開口部を密閉する
グリースニップルで、グリース穴11が連結軸6に設け
た油孔11’を介して連結軸6とシールドブッシュ10
との間に連絡している。14、15がシールドブッシュ
10の周りの外側リンク4と内側リンク5との間に介装
した二重のリングシールである。
る。10が連結軸6の周りに被嵌したシールドブッシ
ュ、11はシールドブッシュ10の軸芯部に設けたグリ
ース穴、12はグリース穴11の軸端開口部を密閉する
グリースニップルで、グリース穴11が連結軸6に設け
た油孔11’を介して連結軸6とシールドブッシュ10
との間に連絡している。14、15がシールドブッシュ
10の周りの外側リンク4と内側リンク5との間に介装
した二重のリングシールである。
【0005】一般に大型機械のバケットチェーン3で
は、連結軸6の長さが300〜400mm、径が60〜
70mmのように大型になるため、上記のような構成の
潤滑方法が使用されている。
は、連結軸6の長さが300〜400mm、径が60〜
70mmのように大型になるため、上記のような構成の
潤滑方法が使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図3〜図5に示す
従来のアンローダ等に使用する連続循環式バケットチェ
ーン3では、バケット9とともにバケットチェーン3自
体が石炭や鉱石等のばら荷と繰り返し直接接触するた
め、シール14、15の粉塵等による損傷、異物の混
入、グリース漏れが発生し易く、一定稼働時間毎の頻繁
な点検、グリースの注入、補修が欠かせない上に、粉塵
や異物の混入によりグリース孔が閉塞されて、給脂不能
になるという問題があった。
従来のアンローダ等に使用する連続循環式バケットチェ
ーン3では、バケット9とともにバケットチェーン3自
体が石炭や鉱石等のばら荷と繰り返し直接接触するた
め、シール14、15の粉塵等による損傷、異物の混
入、グリース漏れが発生し易く、一定稼働時間毎の頻繁
な点検、グリースの注入、補修が欠かせない上に、粉塵
や異物の混入によりグリース孔が閉塞されて、給脂不能
になるという問題があった。
【0007】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、密閉シール部の粉塵等に
よる損傷、異物の混入、潤滑油漏れを発生させず、一定
稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修を不要に
できる上に、粉塵や異物の混入により油孔を閉塞するこ
とがなくて、給脂不能を防止できるバケットチェーンの
シール装置を提供しようとする点にある。
であり、その目的とする処は、密閉シール部の粉塵等に
よる損傷、異物の混入、潤滑油漏れを発生させず、一定
稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修を不要に
できる上に、粉塵や異物の混入により油孔を閉塞するこ
とがなくて、給脂不能を防止できるバケットチェーンの
シール装置を提供しようとする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、アンローダ等に使用するバケットチェ
ーンにおいて、バケットチェーンの外側リンクプレート
の端部を連結軸に回転可能に取付け、同連結軸の周りに
シールドブッシュを被嵌して、バケットチェーンの内側
リンクプレートの端部を前記シールドブッシュに回転可
能に取付け、前記連結軸の軸芯部に潤滑油溜穴と油孔と
を設けて、同潤滑油溜穴を同油孔を介して前記連結軸と
前記シールドブッシュとの間に連絡し、前記潤滑油溜穴
の軸端開口部を密閉エンドプラグにより密閉し、前記連
結軸の周りの前記外側リンクプレートの内面と前記内側
リンクリンクプレートの外面との間に密閉シール部とカ
バーリングとを介装している。
めに、本発明は、アンローダ等に使用するバケットチェ
ーンにおいて、バケットチェーンの外側リンクプレート
の端部を連結軸に回転可能に取付け、同連結軸の周りに
シールドブッシュを被嵌して、バケットチェーンの内側
リンクプレートの端部を前記シールドブッシュに回転可
能に取付け、前記連結軸の軸芯部に潤滑油溜穴と油孔と
を設けて、同潤滑油溜穴を同油孔を介して前記連結軸と
前記シールドブッシュとの間に連絡し、前記潤滑油溜穴
の軸端開口部を密閉エンドプラグにより密閉し、前記連
結軸の周りの前記外側リンクプレートの内面と前記内側
リンクリンクプレートの外面との間に密閉シール部とカ
バーリングとを介装している。
【0009】前記バケットチェーンにおいて、連結軸の
周りの外側リンクプレートの内面とシールドブッシュの
端部面との間にスラストリングと同スラストリングに接
触する密閉シール部とを介装し、外側リンクプレートの
内面と内側リンクプレートの外面との間に上記密閉シー
ル部のゴムシールリングに接触するカバーリングを介装
してもよい。
周りの外側リンクプレートの内面とシールドブッシュの
端部面との間にスラストリングと同スラストリングに接
触する密閉シール部とを介装し、外側リンクプレートの
内面と内側リンクプレートの外面との間に上記密閉シー
ル部のゴムシールリングに接触するカバーリングを介装
してもよい。
【0010】
【作用】本発明のバケットチェーンのシール装置は前記
のように構成されており、密閉エンドプラグを取り外
し、潤滑油を潤滑油溜の軸端開口部から潤滑油溜→油孔
を経て連結軸とシールドブッシュとの間へ注入した後、
潤滑油溜の軸端開口部を密閉エンドプラグにより密閉す
る。この状態では、潤滑油系統の一端部側が密閉エンド
プラグにより密閉され、他端部側がカバーリングの密閉
シール部(ゴムシールリング)への接触により密閉され
て、潤滑油系統が外部に対して完全に遮断される。この
ため、密閉シール部の粉塵等による損傷、異物の混入、
潤滑油漏れが発生せず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、
潤滑油の注入、補修が不要になる上に、粉塵や異物の混
入により油孔が閉塞されず、給脂不能になることがなく
て、バケットチェーンの可動率が著しく向上する。
のように構成されており、密閉エンドプラグを取り外
し、潤滑油を潤滑油溜の軸端開口部から潤滑油溜→油孔
を経て連結軸とシールドブッシュとの間へ注入した後、
潤滑油溜の軸端開口部を密閉エンドプラグにより密閉す
る。この状態では、潤滑油系統の一端部側が密閉エンド
プラグにより密閉され、他端部側がカバーリングの密閉
シール部(ゴムシールリング)への接触により密閉され
て、潤滑油系統が外部に対して完全に遮断される。この
ため、密閉シール部の粉塵等による損傷、異物の混入、
潤滑油漏れが発生せず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、
潤滑油の注入、補修が不要になる上に、粉塵や異物の混
入により油孔が閉塞されず、給脂不能になることがなく
て、バケットチェーンの可動率が著しく向上する。
【0011】
【実施例】次に本発明のバケットチェーンのシール装置
を図1、図2に示す一実施例により説明する。図中の各
部分中、従来と同一部分については、同一符号を用いて
いる。4、4がバケットチェーンの外側リンクプレート
で、同各外側リンクプレート4の端部を連結軸6に回転
可能に取付け、同連結軸6の周りにシールドブッシュ1
0を被嵌して、バケットチェーンの内側リンクプレート
5、5の端部をシールドブッシュ10に回転可能に取付
け、連結軸6の軸芯部に潤滑油溜穴20と油孔21とを
設けて、同潤滑油溜穴20を同油孔21を介して連結軸
6とシールドブッシュ20との間に連絡し、潤滑油溜穴
20の軸端開口部を密閉エンドプラグ23により密閉
し、連結軸6の周りの各外側リンクプレート4の内面と
シールドブッシュ10の端部面との間にスラストリング
24と密閉シール部(耐磨耗ゴム製ダブルリップシール
27とゴムリングシール28とよりなる密閉シール部)
26とを介装し、カバーリング25をゴムリングシール
28に接触するように外側リンクプレート4の内面に取
付けている。7が上記シールドブッシュ10に被嵌した
ローラである。
を図1、図2に示す一実施例により説明する。図中の各
部分中、従来と同一部分については、同一符号を用いて
いる。4、4がバケットチェーンの外側リンクプレート
で、同各外側リンクプレート4の端部を連結軸6に回転
可能に取付け、同連結軸6の周りにシールドブッシュ1
0を被嵌して、バケットチェーンの内側リンクプレート
5、5の端部をシールドブッシュ10に回転可能に取付
け、連結軸6の軸芯部に潤滑油溜穴20と油孔21とを
設けて、同潤滑油溜穴20を同油孔21を介して連結軸
6とシールドブッシュ20との間に連絡し、潤滑油溜穴
20の軸端開口部を密閉エンドプラグ23により密閉
し、連結軸6の周りの各外側リンクプレート4の内面と
シールドブッシュ10の端部面との間にスラストリング
24と密閉シール部(耐磨耗ゴム製ダブルリップシール
27とゴムリングシール28とよりなる密閉シール部)
26とを介装し、カバーリング25をゴムリングシール
28に接触するように外側リンクプレート4の内面に取
付けている。7が上記シールドブッシュ10に被嵌した
ローラである。
【0012】上記スラストリング24は、外側リンクプ
レート4の内面とシールドブッシュ10の端部面との間
に緩く介装されている。また上記上記潤滑油溜穴20
は、その軸端開口部内に固定したエンドストッパを有
し、同エンドストッパ22に設けたねじ孔に上記密閉エ
ンドプラグ23が螺合している。29は潤滑油で、潤滑
油29は、密閉エンドプラグ23をエンドストッパ22
から外して、潤滑油溜穴20と、油孔21と、連結軸6
及びシールドブッシュ10との間に充填した潤滑油であ
る。
レート4の内面とシールドブッシュ10の端部面との間
に緩く介装されている。また上記上記潤滑油溜穴20
は、その軸端開口部内に固定したエンドストッパを有
し、同エンドストッパ22に設けたねじ孔に上記密閉エ
ンドプラグ23が螺合している。29は潤滑油で、潤滑
油29は、密閉エンドプラグ23をエンドストッパ22
から外して、潤滑油溜穴20と、油孔21と、連結軸6
及びシールドブッシュ10との間に充填した潤滑油であ
る。
【0013】上記図1、図2に示すバケットチェーンの
シール装置において、連結軸6を外側リンクプレート4
及び内側リンクプレート5から取り外すと、各外側リン
クプレート4とスラストリング24とがスラストリング
24と密閉シール部26とを保持し、各内側リンクプレ
ート5がシールドブッシュ10とローラ7とを保持した
状態になる。この状態になったら、各外側リンクプレー
ト4とカバーリング4とを各内側リンクプレート5から
分離して、スラストリング24と密閉シール部26とを
新しいものに交換して、付け替える また上記と逆の手順でバケットチェーンのシール装置を
組み立て、密閉エンドプラグ23を取り外し、潤滑油を
潤滑油溜20の軸端開口部から潤滑油溜20→油孔21
を経て連結軸6とシールドブッシュ10との間へ注入し
た後、潤滑油溜20の軸端開口部を密閉エンドプラグ2
3により密閉する。この状態では、潤滑油系統の一端部
側が密閉エンドプラグ23により密閉され、他端部側が
カバーリング5の密閉シール部26(コムシールリング
28)への接触により密閉されて、潤滑油系統が外部に
対して完全に遮断される。このため、密閉シール部26
の粉塵等による損傷、異物の混入、潤滑油漏れが発生せ
ず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修
が不要になる上に、粉塵や異物の混入により油孔21が
閉塞されず、給脂不能になることがなくて、バケットチ
ェーンの可動率が著しく向上する。
シール装置において、連結軸6を外側リンクプレート4
及び内側リンクプレート5から取り外すと、各外側リン
クプレート4とスラストリング24とがスラストリング
24と密閉シール部26とを保持し、各内側リンクプレ
ート5がシールドブッシュ10とローラ7とを保持した
状態になる。この状態になったら、各外側リンクプレー
ト4とカバーリング4とを各内側リンクプレート5から
分離して、スラストリング24と密閉シール部26とを
新しいものに交換して、付け替える また上記と逆の手順でバケットチェーンのシール装置を
組み立て、密閉エンドプラグ23を取り外し、潤滑油を
潤滑油溜20の軸端開口部から潤滑油溜20→油孔21
を経て連結軸6とシールドブッシュ10との間へ注入し
た後、潤滑油溜20の軸端開口部を密閉エンドプラグ2
3により密閉する。この状態では、潤滑油系統の一端部
側が密閉エンドプラグ23により密閉され、他端部側が
カバーリング5の密閉シール部26(コムシールリング
28)への接触により密閉されて、潤滑油系統が外部に
対して完全に遮断される。このため、密閉シール部26
の粉塵等による損傷、異物の混入、潤滑油漏れが発生せ
ず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補修
が不要になる上に、粉塵や異物の混入により油孔21が
閉塞されず、給脂不能になることがなくて、バケットチ
ェーンの可動率が著しく向上する。
【0014】
【発明の効果】本発明のバケットチェーンのシール装置
は前記のように密閉エンドプラグを取り外し、潤滑油を
潤滑油溜の軸端開口部から潤滑油溜→油孔を経て連結軸
とシールドブッシュとの間へ注入した後、潤滑油溜の軸
端開口部を密閉エンドプラグにより密閉する。この状態
では、潤滑油系統の一端部側が密閉エンドプラグにより
密閉され、他端部側がカバーリングの密閉シール部(ゴ
ムシールリング)への接触により密閉されて、潤滑油系
統が外部に対して完全に遮断されるので、密閉シール部
の粉塵等による損傷、異物の混入、潤滑油漏れを発生さ
せず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補
修を不要にできる上に、粉塵や異物の混入により油孔を
閉塞せず、給脂不能を防止できて、バケットチェーンの
可動率を著しく向上できる。
は前記のように密閉エンドプラグを取り外し、潤滑油を
潤滑油溜の軸端開口部から潤滑油溜→油孔を経て連結軸
とシールドブッシュとの間へ注入した後、潤滑油溜の軸
端開口部を密閉エンドプラグにより密閉する。この状態
では、潤滑油系統の一端部側が密閉エンドプラグにより
密閉され、他端部側がカバーリングの密閉シール部(ゴ
ムシールリング)への接触により密閉されて、潤滑油系
統が外部に対して完全に遮断されるので、密閉シール部
の粉塵等による損傷、異物の混入、潤滑油漏れを発生さ
せず、一定稼働時間毎の頻繁な点検、潤滑油の注入、補
修を不要にできる上に、粉塵や異物の混入により油孔を
閉塞せず、給脂不能を防止できて、バケットチェーンの
可動率を著しく向上できる。
【図1】本発明に係わるバケットチェーンのシール装置
の一実施例を示す横断平面図である。
の一実施例を示す横断平面図である。
【図2】同シール装置の密閉シール部を拡大して示す横
断平面図である。
断平面図である。
【図3】従来のアンローダに使用しているバケットチェ
ーンの側面図である。
ーンの側面図である。
【図4】同バケットチェーンの拡大平面図である。
【図5】同バケットチェーンの密閉シール部を拡大して
示す横断平面図である。
示す横断平面図である。
4 外側リンクプレート 5 内側リンクプレート 6 連結軸 7 ローラ 10 シールドブッシュ 20 潤滑油溜 21 油孔 22 エンドストッパ 23 密閉エンドプラグ 24 スラストリング 25 カバーリング 26 密閉シール部 27 ダブルリップシール 28 ゴムリングシール 29 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 信人 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 アンローダ等に使用するバケットチェー
ンにおいて、バケットチェーンの外側リンクプレートの
端部を連結軸に回転可能に取付け、同連結軸の周りにシ
ールドブッシュを被嵌して、バケットチェーンの内側リ
ンクプレートの端部を前記シールドブッシュに回転可能
に取付け、前記連結軸の軸芯部に潤滑油溜穴と油孔とを
設けて、同潤滑油溜穴を同油孔を介して前記連結軸と前
記シールドブッシュとの間に連絡し、前記潤滑油溜穴の
軸端開口部を密閉エンドプラグにより密閉し、前記連結
軸の周りの前記外側リンクプレートの内面と前記内側リ
ンクリンクプレートの外面との間に密閉シール部とカバ
ーリングとを介装したことを特徴とするバケットチェー
ンのシール装置。 - 【請求項2】 前記バケットチェーンにおいて、連結軸
の周りの外側リンクプレートの内面とシールドブッシュ
の端部面との間にスラストリングと同スラストリングに
接触する密閉シール部とを介装し、外側リンクプレート
の内面と内側リンクプレートの外面との間に上記密閉シ
ール部のゴムシールリングに接触するカバーリングを介
装した請求項1記載のバケットチェーンのシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2438094A JPH07232811A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | バケットチェーンのシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2438094A JPH07232811A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | バケットチェーンのシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232811A true JPH07232811A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12136586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2438094A Withdrawn JPH07232811A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | バケットチェーンのシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07232811A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1236661A1 (de) * | 2001-03-02 | 2002-09-04 | Beumer Maschinenfabrik GmbH & Co. KG | Gelenkkette |
TWI385112B (zh) * | 2008-01-25 | 2013-02-11 | Tsubakimoto Chain Co | 具側滾輪之輸送鏈 |
KR101540227B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2015-07-29 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 자동 급유 체인 |
CN109252558A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-01-22 | 上海广大基础工程有限公司 | 一种锯链式铣槽机切削机构 |
CN112555352A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-03-26 | 无锡市满诚链传动制造有限公司 | 一种用于链条连接机构的润滑结构 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2438094A patent/JPH07232811A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1236661A1 (de) * | 2001-03-02 | 2002-09-04 | Beumer Maschinenfabrik GmbH & Co. KG | Gelenkkette |
US6615974B2 (en) | 2001-03-02 | 2003-09-09 | Beumer Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg | Flexible chain for use in a conveyor system |
TWI385112B (zh) * | 2008-01-25 | 2013-02-11 | Tsubakimoto Chain Co | 具側滾輪之輸送鏈 |
KR101540227B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2015-07-29 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 자동 급유 체인 |
CN109252558A (zh) * | 2017-07-13 | 2019-01-22 | 上海广大基础工程有限公司 | 一种锯链式铣槽机切削机构 |
CN112555352A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-03-26 | 无锡市满诚链传动制造有限公司 | 一种用于链条连接机构的润滑结构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |