JPH07230861A - ストラドル型コネクタ - Google Patents
ストラドル型コネクタInfo
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- JPH07230861A JPH07230861A JP6039186A JP3918694A JPH07230861A JP H07230861 A JPH07230861 A JP H07230861A JP 6039186 A JP6039186 A JP 6039186A JP 3918694 A JP3918694 A JP 3918694A JP H07230861 A JPH07230861 A JP H07230861A
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- Japan
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- circuit board
- type connector
- leads
- recess
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/721—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/82—Coupling devices connected with low or zero insertion force
- H01R12/85—Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
- H01R12/87—Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting automatically by insertion of rigid printed or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コネクタを回路板に取付ける際にリードが半
田パッドを削り取ることのない改良されたストラドル型
コネクタを提供する。 【構成】 ストラドル型コネクタ10は凹部21を有するベ
ースハウジング20と、この凹部21内に回路板50の前端52
が挿入されるとき摺動する摺動セパレータ30とを具え
る。ベースハウジング20の凹部21の内壁に沿って2列の
コンタクト40のリード41が配列され、摺動セパレータ30
の側面がカム面31、32と係合して対向するリード41の間
隔が回路板50挿入時には拡がり、挿入完了後にはリード
41間隔が回路板50の板厚より小さくなり、表面のコンタ
クトトレース51の半田パッドを適正押圧し、高信頼性の
SMT半田付を可能にする。
田パッドを削り取ることのない改良されたストラドル型
コネクタを提供する。 【構成】 ストラドル型コネクタ10は凹部21を有するベ
ースハウジング20と、この凹部21内に回路板50の前端52
が挿入されるとき摺動する摺動セパレータ30とを具え
る。ベースハウジング20の凹部21の内壁に沿って2列の
コンタクト40のリード41が配列され、摺動セパレータ30
の側面がカム面31、32と係合して対向するリード41の間
隔が回路板50挿入時には拡がり、挿入完了後にはリード
41間隔が回路板50の板厚より小さくなり、表面のコンタ
クトトレース51の半田パッドを適正押圧し、高信頼性の
SMT半田付を可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電気コネクタ、特
に基板の端部に接続されるストラドル(胡座)型コネク
タに関する。
に基板の端部に接続されるストラドル(胡座)型コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】表面実装技法(SMT)により両面にコ
ンタクト(接触)トレース(又はパッド)を有する基板
(又は回路板)の端部に接続される所謂ストラドル型コ
ネクタが提案されている。このストラドル型コネクタ
は、2列のコンタクトのリード間に複数のコンタクトト
レースが形成されている基板の端部が挿入される。コン
タクトのリード(ストラドルリード)はコンタクトトレ
ース上に半田パッド又はクリーム半田を被着(又は塗
布)する周知のSMT技法を用いて基板の対応するトレ
ースにSMT接続される。
ンタクト(接触)トレース(又はパッド)を有する基板
(又は回路板)の端部に接続される所謂ストラドル型コ
ネクタが提案されている。このストラドル型コネクタ
は、2列のコンタクトのリード間に複数のコンタクトト
レースが形成されている基板の端部が挿入される。コン
タクトのリード(ストラドルリード)はコンタクトトレ
ース上に半田パッド又はクリーム半田を被着(又は塗
布)する周知のSMT技法を用いて基板の対応するトレ
ースにSMT接続される。
【0003】斯るストラドル型コネクタの従来例は図3
に示す。即ち、従来のストラドル型コネクタ100 は2列
に配置された複数のコンタクト102 を有する絶縁ハウジ
ング101 を具える。コンタクト102 のストラドルリード
(以下単にリードという)103 は、その弾性により通常
状態下では相互に近づく方向に偏奇され、リード103の
半田付部104 間の間隔又はギャップが、半田パッド113
、114 の被着されているコンタクトトレース111 、112
を有する回路板110 の厚さ以下となるよう形成されて
いる。このストラドル型コネクタ100 を回路板110 の一
端に取付けた後、半田パッド113 、114 に赤外線ビーム
又はその他の熱線を放射することにより、その溶融点以
上に加熱し、対応するリード103 とコンタクトトレース
111 、112間を半田接続する。
に示す。即ち、従来のストラドル型コネクタ100 は2列
に配置された複数のコンタクト102 を有する絶縁ハウジ
ング101 を具える。コンタクト102 のストラドルリード
(以下単にリードという)103 は、その弾性により通常
状態下では相互に近づく方向に偏奇され、リード103の
半田付部104 間の間隔又はギャップが、半田パッド113
、114 の被着されているコンタクトトレース111 、112
を有する回路板110 の厚さ以下となるよう形成されて
いる。このストラドル型コネクタ100 を回路板110 の一
端に取付けた後、半田パッド113 、114 に赤外線ビーム
又はその他の熱線を放射することにより、その溶融点以
上に加熱し、対応するリード103 とコンタクトトレース
111 、112間を半田接続する。
【0004】図3に示した斯る従来のストラドル型コネ
クタ100 の問題点は、このストラドル型コネクタ100 を
回路板110 に取付ける際に、リード103 が半田パッド11
3 、114 を削り取るという点である。この問題は、リー
ド103 の対向する半田付部104 の間隔が回路板110 の板
厚以下である為に生じる。(半田付部104 の間隔を回路
板110 の板厚より大きくすると、半田パッド113 、114
を加熱溶融しても半田付が不可能であること言うまでも
ない。)この半田パッド113 、114 の削り取りの結果、
半田付部104 がコンタクトトレース111 、112 と適切に
半田付けできない。即ち、半田付の信頼性が著しく低下
する。
クタ100 の問題点は、このストラドル型コネクタ100 を
回路板110 に取付ける際に、リード103 が半田パッド11
3 、114 を削り取るという点である。この問題は、リー
ド103 の対向する半田付部104 の間隔が回路板110 の板
厚以下である為に生じる。(半田付部104 の間隔を回路
板110 の板厚より大きくすると、半田パッド113 、114
を加熱溶融しても半田付が不可能であること言うまでも
ない。)この半田パッド113 、114 の削り取りの結果、
半田付部104 がコンタクトトレース111 、112 と適切に
半田付けできない。即ち、半田付の信頼性が著しく低下
する。
【0005】そこで、SMT半田付の信頼性を高める種
々の努力及び試みがなされて来た。その1つの方法は、
特開平3-257776号公報に開示されている。コネクタが単
一列のSMTコンタクトを有する場合には、コネクタを
回路板へ取付ける際に、コネクタが完全に取付けられる
為コンタクトのリードが回路板のコンタクトトレース又
は半田パッドに接触しないようコンタクト(又はリー
ド)列と反対側へ偏奇又はシフトさせ、嵌合完了後にリ
ードが半田パッドを押圧接触するようにする。その為の
具体的構成として、コネクタの回路板挿入用開口に突起
を形成し、回路板のこれと対応する位置に相補形状の凹
部を形成する。他方、SMTコンタクトが2列の場合に
は、上述と同様の突起及び凹部により、回路板の挿入時
又はコネクタの取付時にコンタクトのリード間隔が回路
板の板厚以上になるようリードの先端部を外方へ偏奇さ
せる。
々の努力及び試みがなされて来た。その1つの方法は、
特開平3-257776号公報に開示されている。コネクタが単
一列のSMTコンタクトを有する場合には、コネクタを
回路板へ取付ける際に、コネクタが完全に取付けられる
為コンタクトのリードが回路板のコンタクトトレース又
は半田パッドに接触しないようコンタクト(又はリー
ド)列と反対側へ偏奇又はシフトさせ、嵌合完了後にリ
ードが半田パッドを押圧接触するようにする。その為の
具体的構成として、コネクタの回路板挿入用開口に突起
を形成し、回路板のこれと対応する位置に相補形状の凹
部を形成する。他方、SMTコンタクトが2列の場合に
は、上述と同様の突起及び凹部により、回路板の挿入時
又はコネクタの取付時にコンタクトのリード間隔が回路
板の板厚以上になるようリードの先端部を外方へ偏奇さ
せる。
【0006】また、他の従来技法は、実開平4-78787 号
公報に開示されている。即ち、2列のコンタクトの半田
テールを1列に配列し、コネクタを回路板の端部に旋回
(ピボット)状に取付ける。これにより、コネクタが回
路板に完全に取付けられる迄は、コンタクトのリードが
回路板の半田パッドを押圧接触しないので、上述した半
田パッドの削り取りが避けられる。
公報に開示されている。即ち、2列のコンタクトの半田
テールを1列に配列し、コネクタを回路板の端部に旋回
(ピボット)状に取付ける。これにより、コネクタが回
路板に完全に取付けられる迄は、コンタクトのリードが
回路板の半田パッドを押圧接触しないので、上述した半
田パッドの削り取りが避けられる。
【0007】
【発明の解決課題】しかし乍ら、上述した従来のストラ
ドル型コネクタにあっては、下記の問題が残っている。
即ち、前者の例では、リードの半田付部は、特にコンタ
クト数の多い多極型コネクタにおいては全長に亘り一様
に偏奇されないので、すべてのコンタクトを高信頼性で
半田付することが困難又は不可能であった。また後者の
ストラドル型コネクタにあっては、回路板の両面にコン
タクトトレースが形成されている回路板にSMT接続し
たい高密度用には適用し得ないという問題がある。
ドル型コネクタにあっては、下記の問題が残っている。
即ち、前者の例では、リードの半田付部は、特にコンタ
クト数の多い多極型コネクタにおいては全長に亘り一様
に偏奇されないので、すべてのコンタクトを高信頼性で
半田付することが困難又は不可能であった。また後者の
ストラドル型コネクタにあっては、回路板の両面にコン
タクトトレースが形成されている回路板にSMT接続し
たい高密度用には適用し得ないという問題がある。
【0008】従って、本発明の目的は、コネクタを回路
板に取付ける際にすべてのリードを全長に亘り一様に拡
開し、完全に嵌合した際にはリードを半田パッドに十分
な圧力で押圧することが可能な改良されたストラドル型
コネクタを提供することである。
板に取付ける際にすべてのリードを全長に亘り一様に拡
開し、完全に嵌合した際にはリードを半田パッドに十分
な圧力で押圧することが可能な改良されたストラドル型
コネクタを提供することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、コネクタを回
路板に取付る際には対向するリード間隔を自動的に変化
させ、このリードの弾性によりリードが半田パッドを削
ることのない改良されたストラドル型コネクタを提供す
ることである。
路板に取付る際には対向するリード間隔を自動的に変化
させ、このリードの弾性によりリードが半田パッドを削
ることのない改良されたストラドル型コネクタを提供す
ることである。
【0010】
【課題解決の為の手段】上述した課題を解決し且つ上述
の目的を達成する為に、本発明のストラドル型コネクタ
によると、回路板挿入開口(又は凹部)の内壁に沿って
2列のストラドルリードが配列された複数のコンタクト
を有するベースハウジングと、この開口内に摺動配列さ
れた摺動セパレータとを具える。この摺動セパレータは
カム面を有し、2列のコンタクトのリード間隔をその弾
性に抗して可変する。また、この摺動セパレータは挿入
される回路板の端部と当接して、回路板の挿入又はコネ
クタの嵌合操作に応じてベースハウジング内のガイドレ
ールに沿って摺動する。
の目的を達成する為に、本発明のストラドル型コネクタ
によると、回路板挿入開口(又は凹部)の内壁に沿って
2列のストラドルリードが配列された複数のコンタクト
を有するベースハウジングと、この開口内に摺動配列さ
れた摺動セパレータとを具える。この摺動セパレータは
カム面を有し、2列のコンタクトのリード間隔をその弾
性に抗して可変する。また、この摺動セパレータは挿入
される回路板の端部と当接して、回路板の挿入又はコネ
クタの嵌合操作に応じてベースハウジング内のガイドレ
ールに沿って摺動する。
【0011】
【実施例】本発明のストラドル型コネクタの好適実施例
を添付図、特に図1及び図2を参照して以下に詳述す
る。
を添付図、特に図1及び図2を参照して以下に詳述す
る。
【0012】図1は本発明のストラドル型コネクタ10の
好適一実施例を示し、図1(A)はストラドル型コネク
タ10の一部切欠いた斜視図を、これを取付ける回路板50
と共に示す。また、図1(B)は図1(A)の切欠き部
の説明図である。
好適一実施例を示し、図1(A)はストラドル型コネク
タ10の一部切欠いた斜視図を、これを取付ける回路板50
と共に示す。また、図1(B)は図1(A)の切欠き部
の説明図である。
【0013】本発明のストラドル型コネクタ10は絶縁ベ
ースハウジング20、2列に配列された複数のコンタクト
40及びベースハウジング2の凹部21内に摺動可能に配置
された摺動セパレータ30で構成される。ベースハウジン
グ20は好ましくは絶縁プラスチック材料でモールド(成
型)され、回路板50の一端が挿入される凹部21を有する
略フラットな形状である。回路板50の一端には、その上
下に複数のコンタクトトレース51を有する。半田パッド
(図示せず)が対応するコンタクトトレース51及びコン
タクト40の半田テール(ストラドルリード)をSMT接
続するよう配置されている。ベースハウジング20には、
その凹部21の両側にトラック22が形成され、回路板50が
挿入されるとき、このトラック22に沿って摺動セパレー
タ30が摺動される。
ースハウジング20、2列に配列された複数のコンタクト
40及びベースハウジング2の凹部21内に摺動可能に配置
された摺動セパレータ30で構成される。ベースハウジン
グ20は好ましくは絶縁プラスチック材料でモールド(成
型)され、回路板50の一端が挿入される凹部21を有する
略フラットな形状である。回路板50の一端には、その上
下に複数のコンタクトトレース51を有する。半田パッド
(図示せず)が対応するコンタクトトレース51及びコン
タクト40の半田テール(ストラドルリード)をSMT接
続するよう配置されている。ベースハウジング20には、
その凹部21の両側にトラック22が形成され、回路板50が
挿入されるとき、このトラック22に沿って摺動セパレー
タ30が摺動される。
【0014】この摺動セパレータ30は両側にカム面31、
32を有する略棒状部材であり、コンタクト40のリード41
に摺動可能に係合する。この摺動セパレータ30の両端面
には略楔状のレール33が形成され、図1(B)に最もよ
く示す如く、対応するトラック22に挿入される。
32を有する略棒状部材であり、コンタクト40のリード41
に摺動可能に係合する。この摺動セパレータ30の両端面
には略楔状のレール33が形成され、図1(B)に最もよ
く示す如く、対応するトラック22に挿入される。
【0015】ベースハウジング20には、好ましくはトラ
ック22の入口に、トラック22と位置合せされて弾性レバ
ー23が設けられ、摺動セパレータ30が一度凹部21内に挿
入、即ちベースハウジング20と組立てられると、この摺
動セパレータ30を凹部21内に保持するようにする。この
関係は図1(B)を参照すると最もよく理解できよう。
同図から理解される如く、模型的に示すトラック22はベ
ースハウジング20に形成され、一度摺動セパレータ30が
弾性レバー23の弾性に抗してベースハウジング20のトラ
ック22の入口に挿入されると、楔形レール33の端面が弾
性レバー23の自由端に当接して凹部21から抜去できない
ようにする。若し何らかの理由で摺動セパレータ30を取
外す要がある場合には、弾性レバー32をドライバー等で
外方へ撓ませ、前述した楔形レール33との当接を解除す
ると、摺動セパレータ30を取外すことは可能である。
ック22の入口に、トラック22と位置合せされて弾性レバ
ー23が設けられ、摺動セパレータ30が一度凹部21内に挿
入、即ちベースハウジング20と組立てられると、この摺
動セパレータ30を凹部21内に保持するようにする。この
関係は図1(B)を参照すると最もよく理解できよう。
同図から理解される如く、模型的に示すトラック22はベ
ースハウジング20に形成され、一度摺動セパレータ30が
弾性レバー23の弾性に抗してベースハウジング20のトラ
ック22の入口に挿入されると、楔形レール33の端面が弾
性レバー23の自由端に当接して凹部21から抜去できない
ようにする。若し何らかの理由で摺動セパレータ30を取
外す要がある場合には、弾性レバー32をドライバー等で
外方へ撓ませ、前述した楔形レール33との当接を解除す
ると、摺動セパレータ30を取外すことは可能である。
【0016】次に、コンタクト40、ベースハウジング2
0、摺動セパレータ30及び回路板50の関係を、ストラド
ル型コネクタ10の要部断面図を示す図2(A)及び
(B)を参照して以下に説明する。図2(A)はストラ
ドル型コネクタ10を回路板50の端部に取付ける第1段階
を示す。他方、図2(B)はストラドル型コネクタ10を
回路板50の端部に完全に取付けられた状態を示す断面図
である。
0、摺動セパレータ30及び回路板50の関係を、ストラド
ル型コネクタ10の要部断面図を示す図2(A)及び
(B)を参照して以下に説明する。図2(A)はストラ
ドル型コネクタ10を回路板50の端部に取付ける第1段階
を示す。他方、図2(B)はストラドル型コネクタ10を
回路板50の端部に完全に取付けられた状態を示す断面図
である。
【0017】図2(A)に最もよく示す如く、2列のコ
ンタクト40がベースハウジング20の凹部21の内壁に沿っ
て配設されている。同図から明らかな如く、ベースハウ
ジング20の凹部21の内壁は奥が入口部より広く形成され
ている。コンタクト40のリード41は略この内壁の形状に
沿って曲げられ、通常状態、即ち外力が作用しない状態
下では2列のリード41が相互に相手方に向け(即ち内方
に)弾性偏奇されており、対向するリード41間隔は、外
方に曲げられた入口部42を除き回路板50の板厚より短
い。リード41の入口部42は回路板50のガイド(案内)作
用を行う。
ンタクト40がベースハウジング20の凹部21の内壁に沿っ
て配設されている。同図から明らかな如く、ベースハウ
ジング20の凹部21の内壁は奥が入口部より広く形成され
ている。コンタクト40のリード41は略この内壁の形状に
沿って曲げられ、通常状態、即ち外力が作用しない状態
下では2列のリード41が相互に相手方に向け(即ち内方
に)弾性偏奇されており、対向するリード41間隔は、外
方に曲げられた入口部42を除き回路板50の板厚より短
い。リード41の入口部42は回路板50のガイド(案内)作
用を行う。
【0018】図2(A)に示すストラドル型コネクタ10
の回路板50への取付け前には、摺動セパレータ30はリー
ド41とカム面31、32の接触又は摩擦力により、ベースハ
ウジング20の凹部21の入口端(図中左側)近傍にとどま
る。この摺動セパレータ30のカム面31、32とリード41の
係合により、各リード41は一様に外方に拡開され(又は
撓められ)、リード41が半田パッ51に接触しない。この
状態で、回路板50を凹部21に挿入しても、リード41が半
田パッド51を削ることはないことに注目されたい。
の回路板50への取付け前には、摺動セパレータ30はリー
ド41とカム面31、32の接触又は摩擦力により、ベースハ
ウジング20の凹部21の入口端(図中左側)近傍にとどま
る。この摺動セパレータ30のカム面31、32とリード41の
係合により、各リード41は一様に外方に拡開され(又は
撓められ)、リード41が半田パッ51に接触しない。この
状態で、回路板50を凹部21に挿入しても、リード41が半
田パッド51を削ることはないことに注目されたい。
【0019】次に、ストラドル型コネクタ10を回路板50
に取付けると、即ち、回路板50をベースハウジング20の
凹部21内に挿入すると、回路板50の先端52が摺動セパレ
ータ30の底端又は図中左端面に当接する。回路板50を更
に挿入すると、回路板50の挿入に応じて摺動セパレータ
30もトラック22に沿って移動する。回路板50がベースハ
ウジング20の凹部21内に完全に挿入されると、図2
(B)に示す如く摺動セパレータ30は凹部21の奥に押込
まれる。ここで、リード41は外方へ曲げられているの
で、摺動セパレータ30のカム面31、32とリード41との接
触が外れ、対向するリード41の間隔がリード41の弾性に
依り図中矢印で示す内方へ回復して通常状態になる。
に取付けると、即ち、回路板50をベースハウジング20の
凹部21内に挿入すると、回路板50の先端52が摺動セパレ
ータ30の底端又は図中左端面に当接する。回路板50を更
に挿入すると、回路板50の挿入に応じて摺動セパレータ
30もトラック22に沿って移動する。回路板50がベースハ
ウジング20の凹部21内に完全に挿入されると、図2
(B)に示す如く摺動セパレータ30は凹部21の奥に押込
まれる。ここで、リード41は外方へ曲げられているの
で、摺動セパレータ30のカム面31、32とリード41との接
触が外れ、対向するリード41の間隔がリード41の弾性に
依り図中矢印で示す内方へ回復して通常状態になる。
【0020】このストラドル型コネクタ10の最終嵌合状
態で、リード41は回路板50の端部両面のコンタクトトレ
ース51と押圧接触して半田パッドに所定押圧力を加え
る。ここで例えば赤外線等を放射して半田パッドを溶融
すると、対応するコンタクトパッドとリード41間に高信
頼性のSMT半田接続が行われる。上述の如く、ストラ
ドル型コネクタ10を回路板50の端部に取付けると、対向
するリード41間の間隔が自動的に最適値に変化する。そ
の結果、リード41による半田パッドの削り取りが生じな
いので、高信頼性SMT半田付接続が可能になることに
注目されたい。
態で、リード41は回路板50の端部両面のコンタクトトレ
ース51と押圧接触して半田パッドに所定押圧力を加え
る。ここで例えば赤外線等を放射して半田パッドを溶融
すると、対応するコンタクトパッドとリード41間に高信
頼性のSMT半田接続が行われる。上述の如く、ストラ
ドル型コネクタ10を回路板50の端部に取付けると、対向
するリード41間の間隔が自動的に最適値に変化する。そ
の結果、リード41による半田パッドの削り取りが生じな
いので、高信頼性SMT半田付接続が可能になることに
注目されたい。
【0021】ここに開示した特定実施例のストラドル型
コネクタ10にあっては、ベースハウジング20の外面に金
属ケース又はシールドケース60が設けられ、高周波信号
の高品質伝送を可能にする。
コネクタ10にあっては、ベースハウジング20の外面に金
属ケース又はシールドケース60が設けられ、高周波信号
の高品質伝送を可能にする。
【0022】以上、本発明のストラドル型コネクタを好
適実施例につき詳述したが、本発明の要旨を逸脱するこ
となく種々の変形変更が可能であることが当業者には容
易に理解されよう。従って、ここに開示した実施例は単
なる例示にすぎないと解すべきである。
適実施例につき詳述したが、本発明の要旨を逸脱するこ
となく種々の変形変更が可能であることが当業者には容
易に理解されよう。従って、ここに開示した実施例は単
なる例示にすぎないと解すべきである。
【0023】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のストラドル型コネクタに依ると、2列のコンタクトの
対向するリード間隔を、回路板の挿入操作に応じて自動
的に変え、即ち回路板の端部がベースハウジングの凹部
に完全に挿入される迄、リード間隔を回路板の板厚以上
に拡げる。このように、回路板の挿入操作と同時にリー
ド間隔が制御されるので、リードにより半田パッドを削
ることなく、しかも完全挿入後にはリードで半田パッド
を押圧するので、対応するリードとコンタクトトレース
間の高信頼性のSMT半田接続が可能である。
のストラドル型コネクタに依ると、2列のコンタクトの
対向するリード間隔を、回路板の挿入操作に応じて自動
的に変え、即ち回路板の端部がベースハウジングの凹部
に完全に挿入される迄、リード間隔を回路板の板厚以上
に拡げる。このように、回路板の挿入操作と同時にリー
ド間隔が制御されるので、リードにより半田パッドを削
ることなく、しかも完全挿入後にはリードで半田パッド
を押圧するので、対応するリードとコンタクトトレース
間の高信頼性のSMT半田接続が可能である。
【図1】本発明によるストラドル型コネクタの一実施例
の斜視図であって、(A)は一部切欠いた全体図、
(B)はその一部分の拡大図。
の斜視図であって、(A)は一部切欠いた全体図、
(B)はその一部分の拡大図。
【図2】図1のストラドル型コネクタの回路板への取付
操作を示す断面図であって、(A)は回路板への取付
前、(B)は完全取付状態を示す。
操作を示す断面図であって、(A)は回路板への取付
前、(B)は完全取付状態を示す。
【図3】従来のストラドル型コネクタの断面図。
10 ストラドル型コネクタ 20 ベースハウジング 21 凹部 22 トラック 30 摺動セパレータ 40 コンタクト 41 リード 50 回路板 51 コンタクトトレース
Claims (2)
- 【請求項1】 表面実装技法により基板端部に取付けら
れるストラドル型コネクタにおいて、 通常状態では前記基板の板厚以下の間隔で相互に内方に
偏奇されたリードを有する2列のコンタクトと、 該コンタクトの前記リード間に摺動可能に挿入され、前
記コンタクトの弾性に抗して前記リード間隔を前記基板
の板厚以上に撓ませる摺動セパレータと、 を具えることを特徴とするストラドル型コネクタ。 - 【請求項2】 表面実装技法により基板の端部に取付け
られるストラドル型コネクタにおいて、 前記基板の端部が挿入される凹部、該凹部内壁に沿って
2列に配置された弾性コンタクト及び前記凹部の両端に
形成されたトラックを有するベースハウジングと、 前記コンタクトのリードに当接するカム面を有し、前記
トラックに沿って前記ベースハウジングの前記凹部内を
摺動する摺動セパレータとを具え、 前記凹部に挿入される前記基板端部と当接して前記摺動
セパレータを摺動させ、前記コンタクトのリード間隔を
変化することを特徴とするストラドル型コネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039186A JPH07230861A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | ストラドル型コネクタ |
US08/355,388 US5584708A (en) | 1994-02-14 | 1994-12-13 | Straddle electrical connector |
GB9500925A GB2286492A (en) | 1994-02-14 | 1995-01-18 | Straddle electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039186A JPH07230861A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | ストラドル型コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07230861A true JPH07230861A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12546085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039186A Pending JPH07230861A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | ストラドル型コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5584708A (ja) |
JP (1) | JPH07230861A (ja) |
GB (1) | GB2286492A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6997752B2 (en) | 2003-12-01 | 2006-02-14 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Connector |
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FR2781935A1 (fr) * | 1998-07-29 | 2000-02-04 | Framatome Connectors France | Prise de connexion sur circuit imprime |
US6099354A (en) * | 1998-08-10 | 2000-08-08 | Tyco Healthcare Group Lp | Planar connector |
JP2000068007A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | ケーブル付き平衡伝送用コネクタ |
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EP1220360B1 (en) * | 2000-12-28 | 2006-06-21 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Card edge connector |
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US6790055B1 (en) | 2003-08-27 | 2004-09-14 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Straddle electrical connector with two-stage connecting clamp |
US8057263B1 (en) | 2010-07-12 | 2011-11-15 | Tyco Electronics Corporation | Edge connectors having stamped signal contacts |
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DE102013225513A1 (de) * | 2013-05-29 | 2014-12-04 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Anordnung zur elektrischen Kontaktierung und Steckverbindung umfassend eine solche Anordnung, und Verfahren zum Zusammenstecken einer solchen Anordnung mit einer Gegenanordnung |
US9166315B1 (en) * | 2014-04-30 | 2015-10-20 | Tyco Electronics Corporation | Straddle mount connector and pluggable transceiver module having the same |
CN209561731U (zh) * | 2018-11-30 | 2019-10-29 | 东莞富强电子有限公司 | 连接器插头 |
US11735879B2 (en) * | 2021-03-09 | 2023-08-22 | Atl Technology, Llc | Adaptor for converting a ball grid array interface into a pin interface |
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US4734042A (en) * | 1987-02-09 | 1988-03-29 | Augat Inc. | Multi row high density connector |
JP2949441B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1999-09-13 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | 端子接続装置 |
JPH0478787A (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-12 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機用カウリングの開口閉栓構造 |
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-
1994
- 1994-02-14 JP JP6039186A patent/JPH07230861A/ja active Pending
- 1994-12-13 US US08/355,388 patent/US5584708A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-01-18 GB GB9500925A patent/GB2286492A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6997752B2 (en) | 2003-12-01 | 2006-02-14 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | Connector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9500925D0 (en) | 1995-03-08 |
US5584708A (en) | 1996-12-17 |
GB2286492A (en) | 1995-08-16 |
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