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JPH07230069A - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

Info

Publication number
JPH07230069A
JPH07230069A JP6021244A JP2124494A JPH07230069A JP H07230069 A JPH07230069 A JP H07230069A JP 6021244 A JP6021244 A JP 6021244A JP 2124494 A JP2124494 A JP 2124494A JP H07230069 A JPH07230069 A JP H07230069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
color temperature
image
projection
white color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6021244A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Arai
節郎 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6021244A priority Critical patent/JPH07230069A/ja
Publication of JPH07230069A publication Critical patent/JPH07230069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 投写レンズのズーム位置がいかなる状態でも
投写光の白色色温度を一定に制御可能で、良好な表示画
質が得られるようにする。 【構成】 光源1からの白色光を色分離手段3、4によ
って3原色光に分光し、3つのLCD9〜11によって
各色の画像を形成する。該各色の透過画像光は色合成手
段5〜8により合成され、投写レンズ12におけるズー
ムレンズにより所望の投写画像の大きさに投写光を拡大
してスクリーンに投写する。この場合にズーム位置検出
回路20を用いズームレンズのズーム位置を検出し、予
めこの白色色温度補正回路21に白色色温度の記憶補正
データから検出結果に基づき読みだした補正データを用
いLCDからの各色の映像信号に対し白色色温度の変化
分の補正を行う。この白色色温度の補正された各色の映
像信号をLCD駆動回路22を用いLCD9〜11に対
し駆動電圧を供給して、白色色温度が常時一定に保持さ
れたカラー投写画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投写型表示装置に係
り、特にズームレンズにより投写画像の大きさを容易に
変えることが可能な投写型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面で小型・軽量のディスプレ
イ装置の要求に伴い、液晶パネルを用いた液晶プロジェ
クタ(以下、投写型液晶表示装置と記載)の開発が盛ん
に行われており、従来のCRTを用いた投写型表示装置
に比較して液晶パネルを用いることにより、従来より小
型・軽量が可能であるとともに、大画面表示を容易に実
現することができ、また面倒なコンバーゼンス調整が不
要で地磁気の影響を受けない等の理由から、液晶パネル
の小型・軽量の利点を活かした投写型表示装置が注目さ
れている。
【0003】また、このような投写型表示装置は、通常
液晶パネルをライトバルブとして用いており、例えば弱
い入射光を強めにして出射する機能を持っている。
【0004】そこで、このような投写型表示装置を図3
に示す。
【0005】図3に示すように、液晶パネルを用いた投
写型表示装置は、一般にシュリーレン光学系として知ら
れているもので構成されており、白色光を発生する光源
50と、この光源50からの出射光を集光するととも
に、平行光を取り出すために設けられたリフレクタ51
と、前記光源50からの白色光をRGBの3原色に分光
するために配置されたR反射用ダイクロイックミラー5
2、B反射用ダイクロイックミラー53とから構成され
る色分離手段としての色分離光学系と、この色分離光学
系によって3原色に分光された色光がそれぞれ入射さ
れ、駆動信号が印加されるとともにそれぞれRGB信号
に基づいた画像を形成する3枚の液晶パネル(以下、L
CDと記載)58、59、60と、これらの液晶パネル
58、59、60からの各色の画像光を合成するために
配置されたB反射ダイクロイックミラー54、G反射ダ
イクロイックミラー55、全反射ミラー56、57とか
らなる色合成手段としての合成光学系と、この合成光学
系によって各色の合成された画像光を図示しないスクリ
ーンに対し拡大投写するための投写レンズ61とで構成
される。
【0006】また、前記R反射ダイクロイックミラー5
2、B反射ダイクロイックミラー53は、前記したよう
に白色光を3原色光に分離するための色分離用ダイクロ
イックミラーであり、前記R反射ダイクロイックミラー
52はG・B波長領域の光は透過し、R波長領域の光を
反射する分光特性を有している。また、前記B反射ダイ
クロイックミラー53はGの波長領域の光は透過し、B
波長領域の光を反射する分光特性を有している。したが
って、このB反射ダイクロイックミラー53からの出射
光はG波長領域の光である。
【0007】一方、前記B反射ダイクロイックミラー5
4、G反射ダイクロイックミラー55及び全反射ミラー
56、57は、前記したようにLCD58、59、60
により各色の画像形成された画像光を合成する色合成用
ダイクロイックミラーであり、前記B反射ダイクロイッ
クミラー54はR波長領域の光は透過し、B波長領域の
光を反射する分光特性を有している。
【0008】前記G反射ダイクロイックミラー55はR
・Bの波長領域の光は透過し、G波長領域の光を反射す
る分光特性を有している。さらに前記全反射ミラー5
6、57は各々の入射光を反射する特性を有している。
したがってG反射ダイクロイックミラー路55からはR
・G・Bの各画像光が合成されて出力され、投写レンズ
61に出射するようになっている。
【0009】また、前記LCD58、59、60はR・
G・Bの映像信号及び走査信号によって駆動され、映像
信号のレベルに応じて透磁率が変化し、これによってR
・G・Bの各光を変調して出力するようになっている。
【0010】以上の用に構成された投写型表示装置で
は、一般に投写レンズ61にズームレンズを使用して投
写画像の大きさを容易に変えられるようにしている。
【0011】次ぎに、このような構成の投写型表示装置
の動作を説明する。先ず、図1に示すように、前記光源
50からの白色光をR反射用ダイクロイックミラー5
2、B反射用ダイクロイックミラー53とから構成され
る色分離光学系を用いてRGBの3原色に分光し、この
分光された3原色光を前記3枚の画像形成LCD58、
59、60で画像変調を行い、R・G・Bの各画像光を
形成する。
【0012】そして、前記LCD58、59、60によ
りR・G・Bの各画像光は、前記B反射ダイクロイック
ミラー54、G反射ダイクロイックミラー55、全反射
ミラー56、57とからなる合成光学系を用いて各色の
画像光を合成し、投写レンズ61を介して図示しない投
写スクリーンにカラー映像を拡大投写するとともに、前
記投写レンズ61に用いられているズームレンズ(図示
せず)を用いることで、ユーザの所望の大きさに合成カ
ラー画像を拡大投写することができるようにしている。
【0013】しかしながら、このような従来の投写型表
示装置では、光源50から投写レンズ61までの光学系
の影響により、ズームレンズのズーム位置によって投写
光のR・G・Bの相対的な分光分布に変化が見られ、投
写光の白色色温度が変化してしまうという問題点があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の投
写型液晶表示装置では、ズームレンズのズーム位置によ
り、投写光の白色色温度が変化してしまうという問題点
がある。
【0015】そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たもので、投写レンズにおけるズームレンズのいかなる
ズーム位置状態においても、投写光の白色色温度を一定
に制御することができるとともに、良好な表示画質を得
ることのできる投写型表示装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる投写型表示装置は、スクリーン上に任意の大きさの
画像を投写表示可能な投写型表示装置であって、光源か
ら出射された光を3原色に分光する光分離手段と、前記
光分離手段からの各光の光路中に配置され、映像情報に
応じて各光を変調する液晶ライトバルブと、前記各液晶
ライトバルブに供給する変調用の映像情報源と、前記各
液晶ライトバルブによって変調された3原色光を合成す
る光合成手段と、前記光合成手段にて合成された光を前
記スクリーン上に投写するズームレンズを含み、スクリ
ーン上に任意の大きさの画像を表示可能にした光学的投
写手段と、前記光学的投写手段における前記ズームレン
ズのズーム位置を検出し、ズーム位置を表す位置信号を
発生する位置検出手段と、前記スクリーン上に表示され
た画像の白色色温度を表示画像の大きさに応じて補正す
るため、前記映像情報源からの映像情報のレベルを前記
位置信号に応答して補正する色温度補正手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の本発明による投写型表示装
置は、請求項1記載の投写型表示装置であって、前記色
温度補正手段は、前記位置検出手段からの位置信号をデ
ィジタル情報に変換するアナログ・ディジタル変換手段
と、予め前記ズームレンズのズーム位置に応じた白色色
温度を補正するための補正データを記憶したメモリ回路
と、前記アナログ・ディジタル変換手段からのディジタ
ル情報に応答して、前記メモリ回路からズーム位置に対
応した補正データを読みだし、アナログ情報に変換する
アナログ情報発生手段と、このアナログ情報発生手段か
らのアナログ情報により前記映像情報のレベルを補正す
る補正回路とで構成したことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の本発明による投写型表示装
置は、請求項2記載の投写型表示装置であって、前記補
正回路は、入力端子、出力端子、及び制御端子を有する
増幅器を含み、前記入力端子に前記映像情報を入力し、
前記制御端子に前記アナログ情報を供給し、このアナロ
グ情報に応じてレベルの補正された信号を前記出力端子
から出力するようにしたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、投写型表示装置における投
写レンズ(ズームレンズ)のズーム位置を検出するズー
ム位置検出回路と、このズーム位置検出回路の出力に応
じて各色の液晶パネル(LCD)駆動電圧を制御して投
写画像の白色色温度の変化を補正する白色色温度補正回
路とを用いることにより、LCD駆動回路による駆動電
圧を変化することができ、すなわち前記各色のLCDに
おいて白色色温度を一定に保持するように各色の画像形
成を行うことができるとともに、投写後においても白色
色温度がズームレンズのズーム位置により変化すること
なく、常時一定に保持されたカラー投写画像を得ること
ができる。
【0020】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明に係る投写型液晶表示装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【0021】図1に示すように、投写型液晶表示装置は
一般にシュリーレン光学系として知られているもので構
成されており、白色光を発生する光源1と、この光源1
からの出射光を集光するとともに、平行光を取り出すた
めに設けられたリフレクタ2と、このリフレクタ2によ
り前記光源1からの出射光(白色光)から平行光が取り
出され、この平行光としての白色光が入射されるととも
に、この白色光をRGBの3原色に分光するために配置
されたR反射用ダイクロイックミラー3、B反射用ダイ
クロイックミラー4とから構成される色分離手段として
の色分離光学系と、この色分離光学系によって3原色に
分光された色光がそれぞれ入射され、駆動信号が印加さ
れるとともにそれぞれRGB信号に基づいた画像を形成
する3枚の液晶ライトバルブ9、10、11(以下、L
CDと記載)と、これらのLCD9、10、11からの
各色の画像光を合成するために配置されたB反射ダイク
ロイックミラー5、G反射ダイクロイックミラー6、全
反射ミラー7、8とからなる色合成手段としての合成光
学系と、この合成光学系によって各色の合成された画像
光を図示しないスクリーンに対し拡大投写するための投
写レンズ12とで構成される。
【0022】前記R反射ダイクロイックミラー3、B反
射ダイクロイックミラー4は、前記したように白色光を
3原色光に分離するための色分離用ダイクロイックミラ
ーであり、前記R反射ダイクロイックミラー3はG・B
波長領域の光は透過し、R波長領域の光を反射する分光
特性を有している。また、前記B反射ダイクロイックミ
ラー4はGの波長領域の光は透過し、B波長領域の光を
反射する分光特性を有している。したがって、このB反
射ダイクロイックミラー4からの出射光は、G波長領域
の光である。
【0023】一方、前記B反射ダイクロイックミラー
5、G反射ダイクロイックミラー6及び全反射ミラー
7、8は、前記したようにLCD9、10、11により
各色の画像形成された画像光を合成するための色合成用
ダイクロイックミラーであり、前記B反射ダイクロイッ
クミラー5はR波長領域の光は透過し、B波長領域の光
を反射する分光特性を有している。また、前記G反射ダ
イクロイックミラー6はR・Bの波長領域の光は透過
し、G波長領域の光を反射する分光特性を有している。
さらに前記全反射ミラー7、8は各々の入射光を反射す
る特性を有している。したがってG反射ダイクロイック
ミラー路6からはR・G・Bの各画像光が合成されて出
力され、投写レンズ12に出射するようになっている。
【0024】また、前記LCD9、10、11はR・G
・Bの映像信号及び走査信号によって駆動され、映像信
号のレベルに応じて透磁率が変化し、これによってR・
G・Bの各光を変調して出力するようになっており、さ
らに本実施例においては、後述するLCD駆動制御手段
22による補正により、R・G・Bの映像信号の比率、
つまり投写後における投写画像の白色色温度を一定にす
るように制御することができるようになっている。
【0025】また、前記投写レンズ12は、従来技術と
同様にズームレンズ(図示せず)を用いて構成され、例
えばこのズームレンズを図示しない駆動手段により水平
方向に平行移動することができるように構成されてい
る。このため、前記G反射ダイクロイックミラー6から
入射される合成カラー画像光を、ユーザの所望する大き
さでスクリーンに対し拡大投写することができ、つま
り、ズームレンズを使用して投写画像の大きさを容易に
変えられるようにしている。
【0026】そこで、本実施例においては、従来技術に
おる問題点を解消すべく上記した光学系の構成用件の
他、投写レンズ(ズームレンズ)12のズーム位置を検
出するズーム位置検出手段としてのズーム位置検出検出
回路20と、このズーム位置検出回路20の出力に応じ
てR・G・Bの各LCDの駆動電圧を制御して投写画像
の白色色温度の変化を補正するための白色色温度補正回
路21と、この白色色温度補正回路21からのR・G・
Bの各映像信号をLCD9、10、11を駆動するため
に必要な電圧に増幅するLCD駆動回路22とで構成す
る白色色温度補正手段を設けたことを特徴としている。
【0027】上記白色色温度補正手段におけるズーム位
置検出検出回路20は、例えば図1に示すように投写レ
ンズ(ズームレンズ)12のズーム位置を検出するとと
もに、この検出されたズーム位置検出信号、例えばズー
ム位置に応じた直流電圧を白色色温度補正回路21に供
給するものである。
【0028】前記白色色温度補正回路21は、予め前記
ズーム位置検出回路20の出力に応じた投写画像の白色
色温度の変化分を補正するための補正データを記憶され
ており、つまり前記ズーム位置検出回路20の出力に基
づき、この記憶されている補正データを読みだして端子
30、31、32より入力されるR・G・Bの各映像信
号の比率を制御するように白色色温度の補正を行うもの
である。
【0029】またLCD駆動手段22は、前記白色色温
度補正回路21から入力されたR・G・Bの各映像信号
をLCD9、10、11を駆動するために必要な電圧に
増幅するもので、前記白色色温度補正回路21により色
温度の補正されたR・G・Bの各映像信号をLCD9、
10、11に供給する。こうして白色色温度を一定に保
持するようにそれぞれLCD9、10、11による画像
形成の色比率を制御するものである。
【0030】したがって、このような構成によれば、投
写レンズ12のズーム位置が変わった場合においても、
このズーム位置の変化分に応じてLCD9、10、11
によるR・G・Bの映像信号の比率を変えて形成画像を
出力することができ、つまり、投写画像の白色色温度の
補正をすることができ、すなわち投写画像の白色色温度
をほぼ一定に保持することができる。
【0031】図2は図1に示す白色色温度補正回路21
の具体的構成例を示すブロックであり、ズーム位置検出
回路20が投写レンズ12のズーム位置に応じた直流電
圧を供給するようにした場合である。
【0032】図中において、端子31には、ズーム位置
検出回路20からの直流電圧が入力され、この入力直流
電圧をA/D変換回路32に供給している。入力された
直流電圧は、A/D変換回路32によりディジタル信号
33に変換され、さらにメモリ34のアドレス信号とし
てメモリ34に入力される。
【0033】メモリ34には、前述したように投写レン
ズ12のズーム位置による投写画像の白色色温度の変化
分を補正するための補正データが予め格納されており、
投写レンズ12のズーム位置によって、つまり前記ズー
ム位置検出回路20の出力に応じてこの補正データを読
みだすことができるようになっている。
【0034】前記メモリ34から出力されるR・G・B
の各映像信号に対する補正データ35、36、37は、
D/A変換回路38、39、40によりアナログ信号
(直流電圧)に変換され、増幅器41、42、43に制
御電圧として供給される。
【0035】端子30、31、32からのR・G・Bの
各映像信号は、増幅器41、42、43にて投写レンズ
12のズーム位置による投写画像の白色色温度の変化分
が補正され、端子44、45、46から出力されてLC
D駆動回路22に供給されるようになっている。 尚、
図2に示す例では、映像信号をアナログ信号のまま補正
するようにしているが、ディジタル信号に変換された信
号でも補正できることは勿論である。
【0036】次に、このような投写型液晶表示装置の動
作を図1及び図2を参照しながら詳細に説明する。図1
において、先ず前記光源1によって発生された白色光
は、R反射用ダイクロイックミラー3、B反射用ダイク
ロイックミラー4とから構成される色分離光学系によっ
てRGBの3原色に分光する。ここで、G波長領域を示
すGの光は、前記B反射ダイクロイックミラー4を透過
し、LCD11に入射する。
【0037】次いで、R・B・Gのそれぞれの波長領域
の光に分光された3原色光の内、前記R及びBの反射光
もまた、全反射ミラー7及びB反射ダイクロイックミラ
ー5を用いてLCD9、10にそれぞれ入射する。
【0038】そして、R・G・Bに分光されたそれぞれ
の3原色光は、前記3枚の画像形成用としてのLCD
9、10、11で画像変調され、各々の色に応じた画像
を形成する。
【0039】そこで、前記LCD9、10によりR、B
の各色に画像変調された画像光は、G反射ダイクロイッ
クミラー6に入射される同時に、前記LCD11により
G色に画像変調された画像光もまた、全反射ミラー8を
用いてG反射ダイクロイックミラー6に入射される。
【0040】そして、各色の画像光は前記G反射ダイク
ロイックミラー6によって合成され、さらに合成された
カラー画像光は投写レンズ12に入射するとともに、こ
の合成カラー画像光を投写レンズ12を構成するズーム
レンズにより、ユーザの所望する大きさの投写画像を図
示しないスクリーンに写し出すことになる。そこで、こ
の場合において、前記投写レンズ12のズームレンズの
ズーム位置を前記ズーム位置検出回路20により検出を
行い、例えばこの検出されたズーム位置検出信号を直流
電圧とする場合には、この直流電圧を例えば図2に示す
ように、白色色温度補正回路21の入力端子31に供給
する。
【0041】図2に示すように、前記入力端子31に供
給された直流電圧は、A/D変換回路32によりディジ
タル信号33に変換し、さらにメモリ34のアドレス信
号としてメモリ34に入力する。
【0042】そして、メモリ34では、予め記憶されて
いる補正データから入力された直流電圧に基づく補正デ
ータを読みだし、この読み出した補正データ35、3
6、37をD/A変換回路38、39、40を用いてア
ナログ信号に変換し、増幅器41、42、43に供給す
る。
【0043】前記メモリ34から出力されるR・G・B
の各映像信号に対する補正データ35、36、37は、
D/A変換回路38、39、40によりアナログ信号
(直流電圧)に変換され、増幅器41、42、43に制
御電圧として供給する。
【0044】また前記増幅器41、42、43には、前
記LCD9、10、11を駆動するための各色の映像信
号が入力端子30、31、32から供給され、これら増
幅器41、42、43は前記制御電圧に応じて制御さ
れ、各映像信号のレベルを補正して出力端子44、4
5、46に出力する。この出力端子44、45、46か
らの各信号はLCD駆動回路22に供給され、白色色温
度が補正される。
【0045】こうして、前記投写レンズ12のズームレ
ンズがズームした場合においても、LCD9、10、1
1には白色色温度が常時一定に保持された画像を形成す
るように補正することができる。
【0046】これにより、拡大投写後においては、すな
わち前記投写レンズ12のズームレンズのズーム位置に
起因することなく常時一定の白色色温度を保持すること
ができるとともに、良好な拡大投写画像を得ることがで
きる。
【0047】したがって、本実施例によれば、投写レン
ズ1におけるズームレンズのズーム位置がどのようなズ
ーム状態になった場合においても、ズーム位置検出回
路、白色色温度補正回路21及びLCD駆動回路22を
用いることにより、投写後において常時白色色温度を一
定に補正することができ、これにより良好なカラー拡大
投写画像を得ることができる。
【0048】尚、本実施例においては、R、G、Bの各
映像信号の色温度補正をアナログ信号にて制御する例を
述べたが、R、G、Bの各映像信号をディジタル信号に
変換し、前記色温度補正もディジタル信号にて制御する
ようにすることもでき、本実施例と同様に白色色温度補
正処理を行うことができることは勿論である。
【0049】また、本発明に係る実施例においては、光
源として明るさを重視するために、例えばメタルハイラ
ンド・ランプやハロゲン・ランプなどを用いても良い。
【0050】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、投
写レンズにおけるズームレンズのズーム位置が変化した
場合においても、白色色温度補正回路を用いることによ
り、白色色温度の変化を防止するとともに一定に保持す
ることができ、しかも投写画像サイズ、投写距離に関係
することなく所望の白色色温度を得ることができる。
【0051】これにより、表示画質の面で良好に投写画
像を得ることができることは明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は本発明に係る投写型液晶表示装
置の一実施例を示し、図1は装置の概略構成図。
【図2】図2は図1に示す補正回路の一例を示すブロッ
ク図。
【図3】図3は従来における投写型表示装置を示す構成
図。
【符号の説明】
1…光源 2…リフレクタ 3…R反射ダイクロイックミラー 4…B反射ダイクロイックミラー 5…B反射ダイクロイックミラー 6…G反射ダイクロイックミラー 7、8…全反射ミラー 9、10、11…LCD(液晶パネル) 12…投写レンズ(ズームレンズ) 20…ズーム位置検出回路 21…白色色温度補正回路 22…LCD駆動回路 31…ズーム位置検出回路出力端子 32…A/D変換回路 33、34、35…メモリ回路 35、36、37…補正データ 38、39、40…D/A変換回路 41、42、43…増幅器 44、45、46…制御信号出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/73 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン上に任意の大きさの画像を投写
    表示可能な投写型表示装置であって、光源から出射され
    た光を3原色に分光する光分離手段と、 前記光分離手段からの各光の光路中に配置され、映像情
    報に応じて各光を変調する液晶ライトバルブと、 前記各液晶ライトバルブに供給する変調用の映像情報源
    と、 前記各液晶ライトバルブによって変調された3原色光を
    合成する光合成手段と、 前記光合成手段にて合成された光を前記スクリーン上に
    投写するズームレンズを含み、スクリーン上に任意の大
    きさの画像を表示可能にした光学的投写手段と、 前記光学的投写手段における前記ズームレンズのズーム
    位置を検出し、ズーム位置を表す位置信号を発生する位
    置検出手段と、 前記スクリーン上に表示された画像の白色色温度を表示
    画像の大きさに応じて補正するため、前記映像情報源か
    らの映像情報のレベルを前記位置信号に応答して補正す
    る色温度補正手段と、 を具備したことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】前記色温度補正手段は、 前記位置検出手段からの位置信号をディジタル情報に変
    換するアナログ・ディジタル変換手段と、 予め前記ズームレンズのズーム位置に応じた白色色温度
    を補正するための補正データを記憶したメモリ回路と、 前記アナログ・ディジタル変換手段からのディジタル情
    報に応答して、前記メモリ回路からズーム位置に対応し
    た補正データを読みだし、アナログ情報に変換するアナ
    ログ情報発生手段と、 このアナログ情報発生手段からのアナログ情報により前
    記映像情報のレベルを補正する補正回路とで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の投写型表示装置。
  3. 【請求項3】前記補正回路は、入力端子、出力端子、及
    び制御端子を有する増幅器を含み、前記入力端子に前記
    映像情報を入力し、前記制御端子に前記アナログ情報を
    供給し、このアナログ情報に応じてレベルの補正された
    信号を前記出力端子から出力するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載の投写型表示装置。
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