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JPH07222411A - ステータコア用のパレット着脱装置 - Google Patents

ステータコア用のパレット着脱装置

Info

Publication number
JPH07222411A
JPH07222411A JP6024870A JP2487094A JPH07222411A JP H07222411 A JPH07222411 A JP H07222411A JP 6024870 A JP6024870 A JP 6024870A JP 2487094 A JP2487094 A JP 2487094A JP H07222411 A JPH07222411 A JP H07222411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
stator core
plunger
top plate
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6024870A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kato
良雄 加藤
Kazuaki Saegusa
一明 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Kiki Co Ltd
Original Assignee
Sanko Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Kiki Co Ltd filed Critical Sanko Kiki Co Ltd
Priority to JP6024870A priority Critical patent/JPH07222411A/ja
Publication of JPH07222411A publication Critical patent/JPH07222411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステータコアの積厚が変更された場合でも、
パレット毎にその高さをステータコアの積厚に応じて変
更する必要がなく、段取り工数の削減を図ることのでき
るステータコア用のパレット着脱装置を提供する。 【構成】 ストローク調整用アクチュエータ12と昇降
用アクチュエータ13とをタンデムに連設し、ストロー
ク調整用アクチュエータ12のプランジャ12aに、こ
のプランジャ12aのバックストロークを規制する間隙
調整用スペーサ15を交換自在に取付ける。間隙調整用
スペーサ15はパレット3の座板8と天板9との間に支
持されるステータコア1の積厚に対応したものを取付け
る。昇降用アクチュエータ13のプランジャ13bを突
出させた状態で、ストローク調整用アクチュエータ12
のプランジャ12aを後退させ、間隙調整用スペーサ1
5をフランジ11bに掛止することで、両板8,9の間
の間隙がステータコア1の積厚に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ等の回転電気機
器に用いるステータコアをコイル挿入ステージへ移行す
る前にパレットに組付け、或いはコイル挿入完了後にパ
レットをステータコアから取外すステータコア用のパレ
ット着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、モータ等の回転電気機器に用い
られるステータコアのスロットと、こスロットに挿入す
るコイルとはスロット絶縁紙で絶縁されており、上記ス
テータコアの両端からは上記スロット絶縁紙のカフスが
突出している。
【0003】このステータコアのスロットにコイルを挿
入するとき、ステータコアの両端面から突出する上記カ
フスが潰れたり、破損したりし易い。
【0004】そのため、本出願人は、ステータコアにコ
イルを挿入するトランスファー装置などにおいて上記ス
テータコアを取付けて移送するパレットに上記カフスの
外側を支持するカフサを設け、コイル挿入の際の上記カ
フスの潰れ、破損などを防止した。
【0005】このパレットは、テーブルに固設した座板
とこの座板に対設する天板とで構成されており,この座
板に上記ステータコアの一端面を位置決め載置した後、
このステータコアの他端面に天板を所定に位置合わせし
て配設し、次いで,上記両板の周方向からカフサを水平
に突出させて上記カフスの外側を支持し、この状態で上
記ステータコアをコイル挿入ステージへ移送する。
【0006】そして、上記ステータコアにコイルを所定
に挿入した後、このパレットから上記ステータコアを取
出して次の処理工程へ移送し、一方、上記パレットは最
初のステージへ戻す。
【0007】ところで、上記ステータコアから突出する
スロット絶縁紙のカフスを支持するカフサは、上記ステ
ータコアを上記パレットに所定に位置決めした後に水平
へ突出させて上記カフスを支持するようにしている。そ
のため、上記両板から突出する上記カフサ間の間隙を上
記ステータコアの両端面間の積厚に予め対応させておく
必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記両板間の間
隙はスペーサ或いはカラーで設定していた。しかし、上
記ステータコアの積厚は採用する回転電気機の定格出力
などによって決められるため、数種類のステータを量産
する場合、積厚の異なるステータを生産するごとに、全
てのパレットについてステータコアの積厚に対応する高
さのスペーサ或いはカラーに取換えなければならず、段
取り工数が嵩み、作業効率が低下する。
【0009】したがって、本発明の目的は、ステータコ
アの積厚が変更されても、簡単に対応することができ
て、段取りが容易となり、生産コストの低減を図ること
のできるステータコア用のパレット着脱装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、テーブルに座板を設け、この座板に天板
を対設し、この両板の外周にリングギヤを設け、このリ
ングギヤにカムを介して連設されたカフサを周方向へ放
射状に退避自在に配設してなるパレットを、コイル挿入
ステージへ移送する前に、このパレットの上記座板と上
記天板との間にステータコアを装着すると共に、このス
テータコアの両端面から突出するスロット絶縁紙のカフ
スの外側を上記カフサで支持し、或いはコイル挿入が完
了した後に上記パレットの上記座板と上記天板との間か
ら上記ステータコアを取外すと共に、上記カフサを退避
させるステータコア用のパレット着脱装置であって、昇
降用アクチュエータに連設され、上記パレットの上記天
板を把持して昇降自在なホルダと、上記パレットの上記
両板に設けた上記リングギヤに係合して上記カフサを進
退動作させる回転駆動部と、上記昇降用アクチュエータ
を垂設するストローク調整用アクチュエータのプランジ
ャとを備え、さらに上記ストローク調整用アクチュエー
タの上記プランジャに、このプランジャを後退させたと
き上記両板に設けた上記カフサ間の間隙が上記ステータ
コアの積厚になるように規制する間隙調整用スペーサ
を、交換自在に装着したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成において、ストローク調整用アクチュ
エータのプランジャにコイル挿入ステージへ移送するス
テータコアの積厚に対応するスペーサを装着して、この
プランジャのバックストロークを規制する。
【0012】そして、パレットにステータコアを組付け
る際には、まず、昇降用アクチュエータに連設するホル
ダで上記パレットの座板に対設する天板を把持し,上記
昇降用アクチュエータと、この昇降用アクチュエータを
垂設するストローク調整用アクチュエータとのプランジ
ャを共に後退させて上記ホルダを上昇させ、上記座板と
上記天板との間にステータコアを遊挿するに充分な間隙
を形成し、この間隙に側方からステータコアを遊挿し
て、このステータコアの一端面を上記座板の中央に載置
させる。
【0013】次いで、上記ストローク調整用アクチュエ
ータのプランジャは後退したままの状態に保持し上記昇
降用アクチュエータのプランジャのみを突出させる。す
ると、上記昇降用アクチュエータのプランジャに連設す
るホルダが下降し、このホルダに把持された上記天板が
上記ステータコアの他端面に近接した位置に臨まされ
る。
【0014】そして、回転駆動部により上記両板の外周
に設けたリングギヤを回転させると、このリングギヤに
カムを介して連設するカフサが水平方向へ突出し、上記
ステータコアの両端面から突出するスロット絶縁紙のカ
フスの外側を支持する。
【0015】その後、上記天板の把持を解除し上記ステ
ータコアを載置するパレットを次のコイル挿入ステージ
へ移送する。
【0016】そして、上記ステータコアにコイルを所定
に挿入した後、上記天板を再び把持し、上記回転駆動部
により上記カフサを退避位置へ移動させ、また上記ステ
ータコアをパレットから取外す。
【0017】
【実施例】以下、図1〜13に基づいて本発明の実施例
を説明する。図1はトランスファー装置などを用いてス
テータコア1にコイル2を挿入する際の工程を簡略的に
示したもので、パレット装着ステージA→コイル挿入ス
テージB→パレット離脱ステージCへとパレット3を搬
送し、このパレット3は上記パレット離脱ステージCか
ら上記パレット装着ステージAへ返送される。
【0018】上記パレット装着ステージA及び上記パレ
ット離脱ステージCには、パレット着脱装置11が設置
されている。尚、上記コイル挿入ステージBは上記パレ
ット装着ステージAと上記パレット離脱ステージCとの
間に複数設けられていても良い。
【0019】図5に示すように、上記ステータコア1
は、所定板厚の鋼板を打抜き、これを積層して積厚tに
形成する。尚、この積厚tは組込むモータ等の回転電気
機器の定格に応じて決定され、ロット毎に相違する。ま
た、図7を併せて参照すると、このステータコア1の内
周には、コイル2を挿入するスロット1aが等間隔で打
抜かれている。さらに、この各スロット1aにスロット
絶縁紙5が装着されており、上記ステータコア1の両端
面から上記スロット絶縁紙5のカフス5aが突出されて
いる。
【0020】一方、図2に示すように、上記ステータコ
ア1を載置して移送する上記パレット3は、テーブル7
と、このテーブル7に設けた座板8と、この座板8に対
設する天板9とからなり、上記ステータコア1を載置し
ない状態では、この両板8,9の対向面に突出する突合
わせ部8a,9aの嵌合により上記両板8,9が所定間
隔を維持した状態で位置決め固定されている。
【0021】また、図7に示すように、上記テーブル7
には後述するコラム11の下部に固設したベースフレー
ム11dを逃げる凹部7aが形成されている。さらに、
上記座板8の中央には上記ステータコア1の径よりもや
や小さく、且つ、上記スロット1aの外周よりも大きい
孔(図示せず)が穿設され、一方、上記天板9の中央に
は上記ステータコア1を挿通する挿通孔1bが穿設され
ている。
【0022】また、この両板8,9には複数のカフサガ
イド8c,9cが周方向から中心方向へ向かって等間隔
に形成されており、このカフサガイド8c,9cにカフ
サ8d,9dが装着されている。上記カフサガイド8
c,9cは上記カフサ8d,9dを上記ステータコア1
の互いに隣接するスロット1aの間に臨ませる位置に配
列されている。さらに、このカフサ8d,9dの先端は
上記カフス5aの外形に沿った形状に形成されている。
【0023】また、上記両板8,9の外周にはリングギ
ヤ8e,9eが設けられており、このリングギヤ8e,
9eと一体に回転するディスク8f,9fにカム溝8
g,9gが形成され、このカム溝8g,9gに上記カフ
サ8d,9dの基端部に植設したフォロワピン8h,9
hが係入されている。図7の状態において、上記リング
ギヤ8e,9eを反時計回り方向へ回転させると上記カ
フサ8d,9dが上記カム溝8g,9gと上記フォロワ
ピン8h,9hとの係合で、図8に示すように突出さ
れ、その逆方向へ回転させると、上記カフサ8d,9d
は、図7のように退避位置に後退する。
【0024】一方、図3に示すように、上記パレット着
脱装置11のコラム11aの上部フランジ11bには、
ストローク調整用アクチュエータ12が垂設され、この
ストローク調整用アクチュエータ12の下方へ指向する
プランジャ12aに昇降用アクチュエータ13の後端部
13aが連設されている。この後端部13aにはスペー
サホルダ14が装着されおり、このスペーサホルダ14
に間隙調整用スペーサ15が交換自在に装着されてい
る。
【0025】この間隙調整用スペーサ15の高さhはス
テータコア1の積厚tに対応して設定されている。すな
わち、図6に示すように、上記ストローク調整用アクチ
ュエータ12のプランジャ12aが後退したとき、上記
間隙調整用スペーサ15が上記コラム11aの上部フラ
ンジ11bに当接して、このプランジャ12aのバック
ストロークを規制し、上記パレット3の両板8,9から
水平方向へ突出するカフサ8d,9d間の間隙を上記ス
テータコア1の積厚tに合わせる。
【0026】また、上記コラム11aにホルダガイド1
1cが形成され、このホルダガイド11cにホルダ16
のスライダ部16aが上下方向へスライド自在に支持さ
れている。さらに、このスライダ部16aの上部にフラ
ンジ16bが曲げ形成され、このフランジ16bに上記
昇降用アクチュエータ13のプランジャ13bが連設さ
れている。
【0027】また、上記スライダ部16aに架台16c
が固設され、この架台16cにハイロータ17が固設さ
れている。さらに、このハイロータ17のスピンドル1
7aに軸着する天板ドライブギヤ18が、上記架台16
cに回動自在に枢支されて、下方へ臨まされている。ま
た、この天板ドライブギヤ18に、スプライン19を介
して、上記コラム11aの下部に固設したベースフレー
ム11dに回転自在に枢支された座板ドライブギヤ20
が連設されている。尚、上記ハイロータ17、各ドライ
ブギヤ18,20、スプライン19で回転駆動部17A
が構成されている。
【0028】さらに、上記架台16cには、図示しない
アクチュエータによって上記パレット3の天板9を把持
し、位置決めピン21aによってこの天板9を位置決め
固定する把持部21が設けられている。
【0029】図3に示すように、上記両アクチュエータ
12,13のプランジャ12a,13bが突出方向へ突
出したときの上記両ドライブギヤ18,19と、図2の
状態の上記パレット3の両板9,8のリングギヤ8e,
9e間の間隔とが等しくなるように設定されている。
【0030】また、図11〜図13の符号22はコイル
挿入完了後のステータコア1をパレット3から抜出すロ
ーダで、このローダ22の先端に設けた爪22aを拡開
することで、上記ステータコア1の内周にローダ22が
掛止する。
【0031】次に、上記構成による実施例の作用につい
て説明する。トランスファー装置などを用いてステータ
コア1をコイル挿入ステージCへ搬送する際に、まず、
パレット装着ステージAで、このステータコア1をパレ
ット3にセットする。
【0032】このパレット3は、図2に示すように、パ
レット離脱ステージCから、テーブル7上に座板8と天
板9とが突合わせ部8a,9aの嵌合により所定に位置
合わせされた状態で返送されてきたもので、このパレッ
ト3を上記パレット装着ステージAに設置されているパ
レット着脱装置11へ送る。
【0033】図3に示すように、初期状態の上記パレッ
ト着脱装置11は両アクチュエータ12,13のプラン
ジャ12a,13bが共に突出された状態にあり、且
つ、架台16cに設けた把持部21は開口されている。
また、このときの上記架台16cに設けたハイロータ1
7に連設するドライブギヤ18,19間の間隔が上記パ
レット3の上記座板8と天板9に設けたリングギヤ8
e,9eの間隔と等しくなるように設定されているた
め、上記パレット3を上記パレット着脱装置11にセッ
トすると、上記リングギヤ8e,9eが上記ドライブギ
ヤ20,18に噛合され、同時に、上記天板9の一端が
上記把持部21に遊挿される。
【0034】そして、図4に示すように、まず、上記把
持部21が上記天板9を把持し、同時に位置決めピン2
1aで、この天板9を位置決め固定する。
【0035】その後、図5に示すように、上記両アクチ
ュエータ12,13のプランジャ12a,13bを共に
後退させて、上記天板9を上昇させ、この天板9と座板
8との間を開き、側方からステータコア1をローダ或い
はロボットなどにより挿入し、このステータコア1の一
端面を上記座板8に載置する。
【0036】次いで、図6に示すように、上記ストロー
ク調整用アクチュエータ12のプランジャ12aは後退
した状態を維持したまま、上記昇降用アクチュエータ1
3のプランジャ13bのみを下方へ突出させる。上記ス
トローク調整用アクチュエータ12のプランジャ12a
のバックストロークが間隙調整用スペーサ15によって
規制されており、この間隙調整用スペーサ15は上記ス
テータコア1の積厚tに対応して設定されているため、
上記昇降用アクチュエータ13のプランジャ13bを突
出させることで、上記天板9が上記ステータコア1の他
端面とほぼ水平な位置に臨まされる。
【0037】その後、上記架台16cに設けたハイロー
タ17により、このハイロータ17に連設する天板ドラ
イブギヤ18とこの天板ドライブギヤ18にスプライン
19を介して連設する座板ドライブギヤ20とを、図7
の時計回り方向へ回転させると、この両ドライブギヤ1
8,20にそれぞれ噛合する両板9,8の外周に設けた
リングギヤ9e,8eが反対方向へ回転し、この各リン
グギヤ9e,8eと一体に回転するディスク9f,8f
に設けたカム溝9g,8gがカフサ9d,8dに植設す
るフォロワピン9h,8hを介し、退避位置にある上記
カフサ9d,8dをカフサガイド9c,8cに沿って上
記両板9,8の中心方向へ押出す。
【0038】すると、上記カフサ9d,8dが上記ステ
ータコア1の両端面に対して水平方向から突出し、図8
に示すように、このカフサ9d,8dの先端が、上記ス
テータコア1のスロット1aに装着されたスロット絶縁
紙5の上記ステータコア1の両端面から突出するカフス
5aの外側に当接され、このカフス5aが上記カフサ9
d,8dによって支持される。
【0039】次いで、このままの状態で上記パレット着
脱装置11の把持部21の上記天板9に対する把持を解
き、上記ステータコア1を上記パレット3に所定にセッ
トした状態で、次のコイル挿入ステージBへ送り、ここ
で、上記ステータコア1のスロット1aにコイル2を挿
入する。
【0040】そして、上記ステータコア1のスロット1
aに対するコイル2の挿入が完了したら、ステータコア
1がセットされているパレット3を次のパレット離脱ス
テージCへ移送する。
【0041】このパレット離脱ステージCでは、図9に
示すように、パレット着脱装置11のストローク調整用
アクチュエータ12のプランジャ12aは後退した状態
にあり、一方、上記昇降用アクチュエータ13のプラン
ジャ13bが下方へ突出された状態で待機している。
【0042】上記ストローク調整用アクチュエータ12
のプランジャ12aのバックストロークを規制する間隙
調整用スペーサ15は前述のパレット装着ステージAに
設置したパレット着脱装置11で取付けた間隙調整用ス
ペーサ15と対をなしており、架台16cは、図6と同
じ高さにある。
【0043】従って、このパレット着脱装置11に上記
パレット3をセットすると、両板8,9のリングギヤ8
e,9eが両ドライブギヤ20,18にそれぞれ噛合
し、また、天板9が把持部21に臨まされる。そして、
この把持部21で天板9を把持し、また、ハイロータ1
7を上記パレット装着ステージAとは逆の方向(図8の
反時計回り方向)へ回転させて、カフサ8d,9dを退
避位置へ戻す。
【0044】そして、図10に示すように、上記ストロ
ーク調整用アクチュエータ12のプランジャ12aを突
出させ。上記天板9を下降させて、この天板9の突合わ
せ部9aを座板8の突合わせ部8aに載置する。
【0045】その後、図11に示すように、上方からロ
ーダ22を下降させ、図12に示すように、このローダ
22の先端を上記ステータコア1に挿通し、このローダ
22の先端に設けた爪22aを拡開して、このステータ
コア1の内部を保持し、図13に示すように、このステ
ータコア1を上記パレット3から上方へ抜き出し、次の
処理工程へ搬送する。
【0046】一方、上記パレット3は上記パレット装着
ステージAへ返送する。ところで、生産ラインに流され
るステータコア1の積厚tが変更された場合、上記パレ
ット装着ステージAとパレット離脱ステージCに設置さ
れているパレット着脱装置11の上記ストローク調整用
アクチュエータ12のプランジャ12aに取付けた間隙
調整用スペーサ15を新たに流されるステータコア1の
積厚tに対応する高さhの間隙調整用スペーサ15と取
換える。
【0047】ステータコア1の積厚tが変更されても、
上記間隙調整用スペーサ15を取換えるだけで良いた
め、段取り工数が少なくなり、作業効率が向上する。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
パレットにステータコアを組付け、或いはこのパレット
からステータコアを取外すパレット着脱装置のストロー
ク調整用アクチュエータのプランジャに装着する間隙調
整用スペーサを交換することで、上記パレットの座板と
天板との間の間隙を、この間隙に装着するステータコア
の積厚に対応させるようにしたため、ステータコアの積
厚が変更された場合でも、簡単に対応することができ、
段取り工数が低減され、作業効率の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットにて移送するステータコアにコイルを
挿入する工程を示す概略図である。
【図2】パレットの正面図である。
【図3】パレットをセットしたときのパレット着脱装置
の一部断面側面図である。
【図4】パレットの天板を把持したときのパレット着脱
装置の一部断面側面図である。
【図5】パレットの座板と天板との間にステーテコアを
装着するときのパレット着脱装置の一部断面側面図であ
る。
【図6】パレットの座板と天板との間にステーテコアを
装着した状態のパレット着脱装置の一部断面側面図であ
る。
【図7】パレットのカフサが退避位置にあるときの図6
の要部平面図である。
【図8】パレットのカフサが突出してスロット絶縁紙の
カフスを支持した状態の図6の要部平面図である。
【図9】コイル挿入を完了したステータコアを保持する
パレットがセットされたパレット着脱装置の一部断面側
面図である。
【図10】コイル挿入を完了したステータコアを天体か
ら相対的に突出させたパレットを支持するパレット着脱
装置の一部断面側面図である。
【図11】図10の状態でパレットの上方にローダが臨
まされているときのパレット着脱装置の一部断面側面図
である。
【図12】図10の状態でパレットに載置するステータ
コアにローダを挿通したときのパレット着脱装置の一部
断面側面図である。
【図13】図10の状態でパレットからステータコアを
抜取ったときのパレット着脱装置の一部断面側面図であ
る。
【符号の説明】 1…ステータコア 3…パレット 5…スロット絶縁紙 5a…カフス 7…テーブル 8…座板 8d,9d…カフサ 8e、9e…リングギヤ 8g,9g…カム 9…天板 11…パレット着脱装置 12…ストローク調整用アクチュエータ 12a,13b…プランジャ 13…昇降用アクチュエータ 15…間隙調整用スペーサ 16c…ホルダ 17A…回転駆動部 B…コイル挿入ステージ t…積厚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルに座板を設け、この座板に天板
    を対設し、この両板の外周にリングギヤを設け、このリ
    ングギヤにカムを介して連設されたカフサを周方向へ放
    射状に退避自在に配設してなるパレットを、コイル挿入
    ステージへ移送する前に、このパレットの上記座板と上
    記天板との間にステータコアを装着すると共に、このス
    テータコアの両端面から突出するスロット絶縁紙のカフ
    スの外側を上記カフサで支持し、或いはコイル挿入が完
    了した後に上記パレットの上記座板と上記天板との間か
    ら上記ステータコアを取外すと共に、上記カフサを退避
    させるステータコア用のパレット着脱装置であって、 昇降用アクチュエータに連設され、上記パレットの上記
    天板を把持して昇降自在なホルダと、 上記パレットの上記両板に設けた上記リングギヤに係合
    して上記カフサを進退動作させる回転駆動部と、 上記昇降用アクチュエータを垂設するストローク調整用
    アクチュエータのプランジャとを備え、 さらに上記ストローク調整用アクチュエータの上記プラ
    ンジャに、このプランジャを後退させたとき上記両板に
    設けた上記カフサ間の間隙が上記ステータコアの積厚に
    なるように規制する間隙調整用スペーサを、交換自在に
    装着したことを特徴とするステータコア用のパレット着
    脱装置。
JP6024870A 1994-01-27 1994-01-27 ステータコア用のパレット着脱装置 Pending JPH07222411A (ja)

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