JPH07221570A - チャンネル増幅器 - Google Patents
チャンネル増幅器Info
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- JPH07221570A JPH07221570A JP759994A JP759994A JPH07221570A JP H07221570 A JPH07221570 A JP H07221570A JP 759994 A JP759994 A JP 759994A JP 759994 A JP759994 A JP 759994A JP H07221570 A JPH07221570 A JP H07221570A
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- signal
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力側のバンドパスフィルタの段数を増加さ
せることなく、スケルチ回路の誤語動作を確実に防止で
きるチャンネル増幅器を提供する。 【構成】 利得可変増幅部13は、チャンネル信号を所
定レベルまで増幅し、スケルチ用スイッチング部17へ
出力すると共にバンドパスフィルタ19を介してスケル
チ回路20へ出力する。増幅部13から設定レベル以上
の信号が出力されている状態では、スケルチ回路20は
動作せず、スイッチング部17をオン状態に保持する。
設定チャンネルの信号が途絶えると、自動利得制御回路
15が増幅部13の利得を最大に上げる。この結果、増
幅部13から隣接チャンネルの信号が増幅されて出力さ
れるが、この隣接チャンネルの信号はバンドパスフィル
タ19により減衰する。従ってスケルチ回路20は、設
定チャンネルに対する信号が途絶えたことを正しく検出
してスイッチング部17をオフすることができる。
せることなく、スケルチ回路の誤語動作を確実に防止で
きるチャンネル増幅器を提供する。 【構成】 利得可変増幅部13は、チャンネル信号を所
定レベルまで増幅し、スケルチ用スイッチング部17へ
出力すると共にバンドパスフィルタ19を介してスケル
チ回路20へ出力する。増幅部13から設定レベル以上
の信号が出力されている状態では、スケルチ回路20は
動作せず、スイッチング部17をオン状態に保持する。
設定チャンネルの信号が途絶えると、自動利得制御回路
15が増幅部13の利得を最大に上げる。この結果、増
幅部13から隣接チャンネルの信号が増幅されて出力さ
れるが、この隣接チャンネルの信号はバンドパスフィル
タ19により減衰する。従ってスケルチ回路20は、設
定チャンネルに対する信号が途絶えたことを正しく検出
してスイッチング部17をオフすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共同受信聴視装置のヘ
ッドエンド等において、自動利得調整回路及びスケルチ
回路を備え、各チャンネル信号を各チャンネル毎に増幅
するチャンネル増幅器に関する。
ッドエンド等において、自動利得調整回路及びスケルチ
回路を備え、各チャンネル信号を各チャンネル毎に増幅
するチャンネル増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】チャンネル増幅器を用いた共同受信聴視
装置のヘッドエンドは、一般に図4に示すように構成さ
れている。図4において、2FMはFM信号入力端子、
2VLはVHFテレビジョン放送のローチャンネル(1
〜3チャンネル)信号入力端子、2VHはVHFテレビ
ジョン放送のハイチャンネル(4〜12チャンネル)信
号入力端子、2uaはUHFテレビジョン放送のAチャ
ンネル入力端子、2ubはUHFテレビジョン放送のB
〜Dチャンネル入力端子である。上記FM信号入力端子
2FMは入力バンドパスフィルタ(BPF:帯域通過フ
ィルタ)3a、ローチャンネル信号入力端子2VLは入
力バンドパスフィルタ3b,3c、ハイチャンネル信号
入力端子2VHは、入力バンドパスフィルタ3d〜3h
に接続される。これらの入力バンドパスフィルタ3a〜
3hは、受信信号例えばFM信号、1,3,4,6,
8,10,12チャンネルの各テレビジョン放送信号の
周波数帯を通過帯域とするもので、チャンネル増幅器5
a〜5hに接続される。
装置のヘッドエンドは、一般に図4に示すように構成さ
れている。図4において、2FMはFM信号入力端子、
2VLはVHFテレビジョン放送のローチャンネル(1
〜3チャンネル)信号入力端子、2VHはVHFテレビ
ジョン放送のハイチャンネル(4〜12チャンネル)信
号入力端子、2uaはUHFテレビジョン放送のAチャ
ンネル入力端子、2ubはUHFテレビジョン放送のB
〜Dチャンネル入力端子である。上記FM信号入力端子
2FMは入力バンドパスフィルタ(BPF:帯域通過フ
ィルタ)3a、ローチャンネル信号入力端子2VLは入
力バンドパスフィルタ3b,3c、ハイチャンネル信号
入力端子2VHは、入力バンドパスフィルタ3d〜3h
に接続される。これらの入力バンドパスフィルタ3a〜
3hは、受信信号例えばFM信号、1,3,4,6,
8,10,12チャンネルの各テレビジョン放送信号の
周波数帯を通過帯域とするもので、チャンネル増幅器5
a〜5hに接続される。
【0003】また、上記UHFテレビジョン放送の入力
端子2ua、2ubは、コンバータ4a〜4dに接続さ
れる。コンバータ4aは、入力端子2uaに入力される
UHFテレビジョン放送のAチャンネルをVHFの空き
チャンネル例えば2チャンネルに周波数変換する。コン
バータ4b〜4dは、入力端子2ubに入力されるUH
Fテレビジョン放送のB〜DチャンネルをVHFの空き
チャンネル例えば5チャンネル、9チャンネル、11チ
ャンネルに周波数変換する。そして、上記コンバータ4
a〜4dの出力信号は、チャンネル増幅器5i〜5lに
入力される。
端子2ua、2ubは、コンバータ4a〜4dに接続さ
れる。コンバータ4aは、入力端子2uaに入力される
UHFテレビジョン放送のAチャンネルをVHFの空き
チャンネル例えば2チャンネルに周波数変換する。コン
バータ4b〜4dは、入力端子2ubに入力されるUH
Fテレビジョン放送のB〜DチャンネルをVHFの空き
チャンネル例えば5チャンネル、9チャンネル、11チ
ャンネルに周波数変換する。そして、上記コンバータ4
a〜4dの出力信号は、チャンネル増幅器5i〜5lに
入力される。
【0004】そして、上記チャンネル増幅器5a〜5l
で増幅された信号は、出力バンドパスフィルタ(BP
F)6a〜6lを介して取り出され、混合部7で混合さ
れた後、共同聴視装置の幹線8に送出される。
で増幅された信号は、出力バンドパスフィルタ(BP
F)6a〜6lを介して取り出され、混合部7で混合さ
れた後、共同聴視装置の幹線8に送出される。
【0005】上記チャンネル増幅器5a〜5lは、自動
利得制御付きの広帯域増幅器として構成されている。こ
のように広帯域増幅器とされているのは、入力及び出力
のバンドパスフィルタを変更さえすれば、どのチャンネ
ル用としても使用できるようにするためである。また、
自動利得制御回路を備えているのは、入力レベルが変動
しても一定レベルの出力信号が得られるためである。
利得制御付きの広帯域増幅器として構成されている。こ
のように広帯域増幅器とされているのは、入力及び出力
のバンドパスフィルタを変更さえすれば、どのチャンネ
ル用としても使用できるようにするためである。また、
自動利得制御回路を備えているのは、入力レベルが変動
しても一定レベルの出力信号が得られるためである。
【0006】また、チャンネル増幅器5a〜5lは、ス
ケルチ回路を備えている。スケルチ回路を備えているの
は、チャンネル増幅器5a〜5lが増幅しているチャン
ネル放送信号が極度にレベル低下及び放送終了等によっ
て信号がとぎれたとき、このチャンネルに隣接するチャ
ンネルに悪影響を与えないためのものである。例えば1
0チャンネルの放送信号が途絶えたとすると、チャンネ
ル増幅器5gの自動利得制御回路が働いて、その利得が
最大となり、10チャンネル周波数帯においてノイズが
増幅される。このとき出力バンドパスフィルタ6gが1
0チャンネルに隣接する9チャンネル及び11チャンネ
ルの周波数帯を完全に遮断することは無理なので、チャ
ンネル増幅器5gで発生する9チャンネル及び11チャ
ンネルの周波数帯のノイズが混合部7に入力され、コン
バータ4cで周波数変換されてチャンネル増幅器5kで
増幅された9チャンネルの信号及びコンバータ4dで周
波数変換されてチャンネル増幅器5lで増幅された11
チャンネルの信号と混合され、9チャンネル及び11チ
ャンネルの信号のS/N比を劣化させることになる。こ
れを防止するためにスケルチ回路を設けて各チャンネル
増幅器が増幅している信号が途絶えると、そのチャンネ
ル増幅器の出力が混合部7に供給されないようにしてい
る。
ケルチ回路を備えている。スケルチ回路を備えているの
は、チャンネル増幅器5a〜5lが増幅しているチャン
ネル放送信号が極度にレベル低下及び放送終了等によっ
て信号がとぎれたとき、このチャンネルに隣接するチャ
ンネルに悪影響を与えないためのものである。例えば1
0チャンネルの放送信号が途絶えたとすると、チャンネ
ル増幅器5gの自動利得制御回路が働いて、その利得が
最大となり、10チャンネル周波数帯においてノイズが
増幅される。このとき出力バンドパスフィルタ6gが1
0チャンネルに隣接する9チャンネル及び11チャンネ
ルの周波数帯を完全に遮断することは無理なので、チャ
ンネル増幅器5gで発生する9チャンネル及び11チャ
ンネルの周波数帯のノイズが混合部7に入力され、コン
バータ4cで周波数変換されてチャンネル増幅器5kで
増幅された9チャンネルの信号及びコンバータ4dで周
波数変換されてチャンネル増幅器5lで増幅された11
チャンネルの信号と混合され、9チャンネル及び11チ
ャンネルの信号のS/N比を劣化させることになる。こ
れを防止するためにスケルチ回路を設けて各チャンネル
増幅器が増幅している信号が途絶えると、そのチャンネ
ル増幅器の出力が混合部7に供給されないようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のスケル
チ回路を備えたチャンネル増幅器では、そのチャンネル
増幅器が増幅しているチャンネル信号が途絶えても、ス
ケルチ回路が誤動作するという問題がある。この問題に
ついてチャンネル増幅器5gを例にとって図5を参照し
ながら説明する。
チ回路を備えたチャンネル増幅器では、そのチャンネル
増幅器が増幅しているチャンネル信号が途絶えても、ス
ケルチ回路が誤動作するという問題がある。この問題に
ついてチャンネル増幅器5gを例にとって図5を参照し
ながら説明する。
【0008】図5において、実線aで示す曲線は、チャ
ンネル増幅器5gに10チャンネルの信号がある場合の
周波数特性図で、f10V は10チャンネルの映像信号、
f10A は10チャンネルの音声信号、f8Vは8チャンネ
ルの映像信号、f12V は12チャンネルの映像信号、f
8Aは8チャンネルの音声信号、f12A は12チャンネル
の音声信号である。そして、自動利得制御回路は、最大
20dBの利得を上げることができ、また、スケルチ回
路は図5に示すように周波数特性aの頂部Aから利得が
10dB低いB点より低下したとき動作するものとす
る。
ンネル増幅器5gに10チャンネルの信号がある場合の
周波数特性図で、f10V は10チャンネルの映像信号、
f10A は10チャンネルの音声信号、f8Vは8チャンネ
ルの映像信号、f12V は12チャンネルの映像信号、f
8Aは8チャンネルの音声信号、f12A は12チャンネル
の音声信号である。そして、自動利得制御回路は、最大
20dBの利得を上げることができ、また、スケルチ回
路は図5に示すように周波数特性aの頂部Aから利得が
10dB低いB点より低下したとき動作するものとす
る。
【0009】上記のような条件において、10チャンネ
ルの信号が途絶えると、自動制御回路は20dB利得を
上昇させ、周波数特性は図5に破線bで示すようにな
る。この結果、8チャンネルの信号f8V,f8A及び12
チャンネルの信号f12V ,f12A も増幅され、スケルチ
回路の動作レベルB点より高い値まで増幅されるものが
生じる。これによって本来ならばスケルチ回路が動作
し、チャンネル増幅器5gの出力を遮断しなければなら
ないにも拘らず、スケルチ回路が動作しなくなる。
ルの信号が途絶えると、自動制御回路は20dB利得を
上昇させ、周波数特性は図5に破線bで示すようにな
る。この結果、8チャンネルの信号f8V,f8A及び12
チャンネルの信号f12V ,f12A も増幅され、スケルチ
回路の動作レベルB点より高い値まで増幅されるものが
生じる。これによって本来ならばスケルチ回路が動作
し、チャンネル増幅器5gの出力を遮断しなければなら
ないにも拘らず、スケルチ回路が動作しなくなる。
【0010】このような問題を解決するには、例えば入
力バンドパスフィルタの段数を増加させて、8チャンネ
ル及び12チャンネルの信号を充分に減衰させることが
考えられる。しかし、そうすることにより通過損失が増
大し、雑音指数が劣化するという新たな問題が生じる。
力バンドパスフィルタの段数を増加させて、8チャンネ
ル及び12チャンネルの信号を充分に減衰させることが
考えられる。しかし、そうすることにより通過損失が増
大し、雑音指数が劣化するという新たな問題が生じる。
【0011】また、他の方法として、チャンネル増幅器
の増幅回路の中に隣接チャンネルの信号を充分に減衰さ
せるバンドパスフィルタを設けることも考えられる。例
えばチャンネル増幅器5gの場合であれば、その増幅回
路の中に8チャンネル及び12チャンネルの信号を充分
に減衰させるバンドパスフィルタを設ける。しかし、そ
うすることにより、チャンネル増幅器5gの利得を増幅
回路内に設けられたバンドパスフィルタの通過損失分だ
け利得を上げなければならないということが生じる。更
に、この場合、チャンネル増幅器は、特定チャンネルの
専用増幅器となり、他のチャンネル増幅器として使用で
きなくなるという問題も生じる。
の増幅回路の中に隣接チャンネルの信号を充分に減衰さ
せるバンドパスフィルタを設けることも考えられる。例
えばチャンネル増幅器5gの場合であれば、その増幅回
路の中に8チャンネル及び12チャンネルの信号を充分
に減衰させるバンドパスフィルタを設ける。しかし、そ
うすることにより、チャンネル増幅器5gの利得を増幅
回路内に設けられたバンドパスフィルタの通過損失分だ
け利得を上げなければならないということが生じる。更
に、この場合、チャンネル増幅器は、特定チャンネルの
専用増幅器となり、他のチャンネル増幅器として使用で
きなくなるという問題も生じる。
【0012】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、入力側のバンドパスフィルタの段数を増加させるこ
となく、また、特定チャンネルの専用増幅器とすること
なく、スケルチ回路の誤動作を確実に防止し得るチャン
ネル増幅器を提供することを目的とする。
で、入力側のバンドパスフィルタの段数を増加させるこ
となく、また、特定チャンネルの専用増幅器とすること
なく、スケルチ回路の誤動作を確実に防止し得るチャン
ネル増幅器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るチャンネル
増幅器は、チャンネル信号が入力される利得可変増幅部
と、この利得可変増幅部の利得を出力信号レベルに応じ
て制御する自動利得制御回路と、上記増幅部の出力側に
設けられたスケルチ用スイッチング部と、上記増幅部の
出力信号から所望チャンネル信号のみを抽出するバンド
パスフィルタと、このバンドパスフィルタの出力信号レ
ベルを検出し、設定レベルより低下したときに上記スケ
ルチ用スイッチング部を開放するスケルチ回路とを具備
したことを特徴とする。
増幅器は、チャンネル信号が入力される利得可変増幅部
と、この利得可変増幅部の利得を出力信号レベルに応じ
て制御する自動利得制御回路と、上記増幅部の出力側に
設けられたスケルチ用スイッチング部と、上記増幅部の
出力信号から所望チャンネル信号のみを抽出するバンド
パスフィルタと、このバンドパスフィルタの出力信号レ
ベルを検出し、設定レベルより低下したときに上記スケ
ルチ用スイッチング部を開放するスケルチ回路とを具備
したことを特徴とする。
【0014】
【作用】利得可変増幅部は、入力されるチャンネル信号
を所定レベルまで増幅して出力する。このときチャンネ
ル信号にレベル変動があっても、予め定めたレベルの信
号が出力されるように自動利得制御回路が増幅部の利得
を制御する。そして、上記利得可変増幅部から出力され
る信号は、スケルチ用スイッチング部へ送られると共
に、バンドパスフィルタを介してスケルチ回路へ送られ
る。
を所定レベルまで増幅して出力する。このときチャンネ
ル信号にレベル変動があっても、予め定めたレベルの信
号が出力されるように自動利得制御回路が増幅部の利得
を制御する。そして、上記利得可変増幅部から出力され
る信号は、スケルチ用スイッチング部へ送られると共
に、バンドパスフィルタを介してスケルチ回路へ送られ
る。
【0015】上記利得可変増幅部に設定チャンネルの信
号が入力され、増幅部から予め定めたレベル以上の信号
が出力されている状態では、スケルチ回路は動作せず、
スケルチ用スイッチング部がオン状態に保持されてい
る。
号が入力され、増幅部から予め定めたレベル以上の信号
が出力されている状態では、スケルチ回路は動作せず、
スケルチ用スイッチング部がオン状態に保持されてい
る。
【0016】そして、設定チャンネルの信号が途絶える
と、自動利得制御回路が増幅部の利得を最大に上げ、こ
の結果、増幅部から隣接チャンネルの信号が増幅されて
出力される。しかし、この増幅部から出力される隣接チ
ャンネルの信号は、バンドパスフィルタにより減衰して
スケルチ回路へ送られる。従って、スケルチ回路は、設
定チャンネルに対する信号が途絶えたことを正しく検出
してスイッチング部をオフし、出力端子への信号出力を
遮断する。
と、自動利得制御回路が増幅部の利得を最大に上げ、こ
の結果、増幅部から隣接チャンネルの信号が増幅されて
出力される。しかし、この増幅部から出力される隣接チ
ャンネルの信号は、バンドパスフィルタにより減衰して
スケルチ回路へ送られる。従って、スケルチ回路は、設
定チャンネルに対する信号が途絶えたことを正しく検出
してスイッチング部をオフし、出力端子への信号出力を
遮断する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るチャンネル増
幅器の構成を示すブロック図である。図1において、1
0は入力端子で、この入力端子10には入力バンドパス
フィルタによって隣接チャンネルの信号をある程度減衰
させた所望チャンネルの信号が入力される。この入力端
子10より入力されるチャンネル信号は、減衰器(AT
T)11及び分岐器12を介して利得可変増幅部13に
入力される。上記分岐器12により分岐された信号は、
入力側モニタ端子14に供給される。上記増幅部13
は、3段の増幅回路13a,13b,13cからなり、
FM放送信号から12チャンネルまでの信号を増幅可能
に構成されている。また、初段及び終段の増幅回路13
a,13cは、利得が固定されているが、中段の増幅回
路13bは利得が可変できるものである。この増幅回路
13bの利得は、自動利得制御回路15によって制御さ
れる。
明する。図1は、本発明の一実施例に係るチャンネル増
幅器の構成を示すブロック図である。図1において、1
0は入力端子で、この入力端子10には入力バンドパス
フィルタによって隣接チャンネルの信号をある程度減衰
させた所望チャンネルの信号が入力される。この入力端
子10より入力されるチャンネル信号は、減衰器(AT
T)11及び分岐器12を介して利得可変増幅部13に
入力される。上記分岐器12により分岐された信号は、
入力側モニタ端子14に供給される。上記増幅部13
は、3段の増幅回路13a,13b,13cからなり、
FM放送信号から12チャンネルまでの信号を増幅可能
に構成されている。また、初段及び終段の増幅回路13
a,13cは、利得が固定されているが、中段の増幅回
路13bは利得が可変できるものである。この増幅回路
13bの利得は、自動利得制御回路15によって制御さ
れる。
【0018】そして、上記増幅回路13cの出力信号
は、分岐器16及びスケルチ用スイッチング部17を介
して出力端子21より出力される。上記分岐器16の分
岐出力は、切換スイッチ18により直接あるいはバンド
パスフィルタ(BPF)19を介して自動利得制御回路
(AGC)15及びスケルチ回路20に入力される。上
記切換スイッチ18は、接点をa側に切換えた時に入出
力端子間が短絡され、接点をb側に切換えた時に入出力
端子間にバンドパスフィルタ19が接続される。このバ
ンドパスフィルタ19は、各チャンネル増幅器が増幅し
ようとしているチャンネル信号の帯域幅に設定される。
は、分岐器16及びスケルチ用スイッチング部17を介
して出力端子21より出力される。上記分岐器16の分
岐出力は、切換スイッチ18により直接あるいはバンド
パスフィルタ(BPF)19を介して自動利得制御回路
(AGC)15及びスケルチ回路20に入力される。上
記切換スイッチ18は、接点をa側に切換えた時に入出
力端子間が短絡され、接点をb側に切換えた時に入出力
端子間にバンドパスフィルタ19が接続される。このバ
ンドパスフィルタ19は、各チャンネル増幅器が増幅し
ようとしているチャンネル信号の帯域幅に設定される。
【0019】上記自動利得制御回路15は、分岐器16
から切換スイッチ18により直接あるいはバンドパスフ
ィルタ19を介して入力される信号に従って増幅回路1
3cの利得を制御する。また、スケルチ回路20は、設
定レベル以上の信号が入力されている間はスイッチング
部17をオンし、入力信号がレベル設定レベルより低下
すると、スイッチング部17をオフする。
から切換スイッチ18により直接あるいはバンドパスフ
ィルタ19を介して入力される信号に従って増幅回路1
3cの利得を制御する。また、スケルチ回路20は、設
定レベル以上の信号が入力されている間はスイッチング
部17をオンし、入力信号がレベル設定レベルより低下
すると、スイッチング部17をオフする。
【0020】上記スイッチング部17は、例えば図2に
示すように構成される。即ち、スイッチング部17は、
3個のPINダイオード31,32,33及び高周波接
地用コンデンサ34を含むπ型の可変減衰器35と、ス
ケルチ回路20によって切換えられる切換スイッチ36
を有している。上記可変減衰器35は、分岐器16から
の信号がコンデンサC1 を介して入力され、出力信号が
コンデンサC2 を介して出力端子21へ送られる。ま
た、可変減衰器35には、Vcc電源がバイアス用電源と
して与えられる。
示すように構成される。即ち、スイッチング部17は、
3個のPINダイオード31,32,33及び高周波接
地用コンデンサ34を含むπ型の可変減衰器35と、ス
ケルチ回路20によって切換えられる切換スイッチ36
を有している。上記可変減衰器35は、分岐器16から
の信号がコンデンサC1 を介して入力され、出力信号が
コンデンサC2 を介して出力端子21へ送られる。ま
た、可変減衰器35には、Vcc電源がバイアス用電源と
して与えられる。
【0021】切換スイッチ36は、スケルチ回路20か
らの信号により切換えられるもので、固定接点a,b及
び可動接点cを備え、固定接点aにVcc電源が与えら
れ、固定接点bは接地される。また、可動接点cには、
分岐器16からコンデンサC1を介して与えられる信号
が可変抵抗器37,38により調整されて入力される。
この可変抵抗器37,38は、コンデンサC1 と接地
との間に直列に設けられ、可変抵抗器37の摺動端子c
から取り出される信号が切換スイッチ36の可動接点c
に与えられる。
らの信号により切換えられるもので、固定接点a,b及
び可動接点cを備え、固定接点aにVcc電源が与えら
れ、固定接点bは接地される。また、可動接点cには、
分岐器16からコンデンサC1を介して与えられる信号
が可変抵抗器37,38により調整されて入力される。
この可変抵抗器37,38は、コンデンサC1 と接地
との間に直列に設けられ、可変抵抗器37の摺動端子c
から取り出される信号が切換スイッチ36の可動接点c
に与えられる。
【0022】上記のように構成されたスイッチング部1
7は、分岐器16の出力が予め定められたレベル以上の
時は、スケルチ回路20からの切換え信号により可動接
点cが固定接点a側に切換えられ、可変抵抗37を介し
てPINダイオード31に正のバイアス電圧が与えられ
る。この結果、PINダイオード31と共にPINダイ
オード32,33が導通状態となる。この導通状態は、
可変抵抗37,38の値によって変化し、その導通状態
に応じて高周波抵抗、即ち減衰量が変化する。例えば可
変抵抗37の摺動端子cが始端aに位置するとき減衰量
が零となり、可変抵抗37の摺動端子cが終端bに近付
くに従って減衰量が大きくなる。この場合、可変抵抗3
7の摺動端子cが終端bに位置したとき減衰量が例えば
10dBとなるように可変抵抗38の値を調整する。従
って、切換スイッチ36が上記のように接点a側に切換
えられた状態では、出力端子21に生じる信号レベルを
調整することができる。
7は、分岐器16の出力が予め定められたレベル以上の
時は、スケルチ回路20からの切換え信号により可動接
点cが固定接点a側に切換えられ、可変抵抗37を介し
てPINダイオード31に正のバイアス電圧が与えられ
る。この結果、PINダイオード31と共にPINダイ
オード32,33が導通状態となる。この導通状態は、
可変抵抗37,38の値によって変化し、その導通状態
に応じて高周波抵抗、即ち減衰量が変化する。例えば可
変抵抗37の摺動端子cが始端aに位置するとき減衰量
が零となり、可変抵抗37の摺動端子cが終端bに近付
くに従って減衰量が大きくなる。この場合、可変抵抗3
7の摺動端子cが終端bに位置したとき減衰量が例えば
10dBとなるように可変抵抗38の値を調整する。従
って、切換スイッチ36が上記のように接点a側に切換
えられた状態では、出力端子21に生じる信号レベルを
調整することができる。
【0023】一方、分岐器16の出力が予め定められた
レベルより低い時は、スケルチ回路20からの切換え信
号により切換スイッチ36の可動接点cが固定接点b側
に切換えられ、可変抵抗37の可動接点cが接地され
る。この結果、PINダイオード31は非導通状態とな
り、高周波抵抗が大きくなる。このときPINダイオー
ド32,33は、導通状態に保持されたままで高周波抵
抗が小さく、高周波の殆どが高周波接地用コンデンサ3
4を通って接地側へ導かれる。即ち、切換スイッチ36
は、減衰量の大きいπ形の減衰器となり、分岐器16よ
り分岐された信号は大きく減衰する。
レベルより低い時は、スケルチ回路20からの切換え信
号により切換スイッチ36の可動接点cが固定接点b側
に切換えられ、可変抵抗37の可動接点cが接地され
る。この結果、PINダイオード31は非導通状態とな
り、高周波抵抗が大きくなる。このときPINダイオー
ド32,33は、導通状態に保持されたままで高周波抵
抗が小さく、高周波の殆どが高周波接地用コンデンサ3
4を通って接地側へ導かれる。即ち、切換スイッチ36
は、減衰量の大きいπ形の減衰器となり、分岐器16よ
り分岐された信号は大きく減衰する。
【0024】次に上記実施例の全体の動作を説明する。
上記の構成において、切換スイッチ18をa側に切換え
た場合は、分岐器16の出力がそのままスケルチ回路2
0へ送られ、従来のチャンネル増幅器と同等の周波数特
性となる。そして、切換スイッチ18をb側に切換える
と、分岐器16の出力がバンドパスフィルタ19を介し
てスケルチ回路20へ送られるようになり、チャンネル
増幅器の前段に設けられる入力側バンドパスフィルタの
段数を増加させることなく、スケルチ回路の誤動作を防
止できる。以下、切換スイッチ18をb側、つまり、バ
ンドパスフィルタ19側に切換えた場合における動作に
ついて説明する。
上記の構成において、切換スイッチ18をa側に切換え
た場合は、分岐器16の出力がそのままスケルチ回路2
0へ送られ、従来のチャンネル増幅器と同等の周波数特
性となる。そして、切換スイッチ18をb側に切換える
と、分岐器16の出力がバンドパスフィルタ19を介し
てスケルチ回路20へ送られるようになり、チャンネル
増幅器の前段に設けられる入力側バンドパスフィルタの
段数を増加させることなく、スケルチ回路の誤動作を防
止できる。以下、切換スイッチ18をb側、つまり、バ
ンドパスフィルタ19側に切換えた場合における動作に
ついて説明する。
【0025】図1において、このチャンネル増幅器に対
して設定されたチャンネルの信号が入力端子10から入
力されると、このチャンネル信号は増幅部13の各増幅
回路13a〜13cで増幅される。このときチャンネル
信号にレベル変動があっても自動利得制御回路15が増
幅回路13bの利得を制御し、これにより予め定めたレ
ベルの信号が増幅回路13cより得られ、分岐器16を
介してスイッチング部17に送られると共に、バンドパ
スフィルタ19を介してスケルチ回路20へ送られる。
して設定されたチャンネルの信号が入力端子10から入
力されると、このチャンネル信号は増幅部13の各増幅
回路13a〜13cで増幅される。このときチャンネル
信号にレベル変動があっても自動利得制御回路15が増
幅回路13bの利得を制御し、これにより予め定めたレ
ベルの信号が増幅回路13cより得られ、分岐器16を
介してスイッチング部17に送られると共に、バンドパ
スフィルタ19を介してスケルチ回路20へ送られる。
【0026】上記のように、このチャンネル増幅器に対
して設定されたチャンネルの信号が入力端子10から入
力された場合は、増幅部13で増幅されて分岐器16か
ら予め定めたレベル以上の信号となって出力され、バン
ドパスフィルタ19を介してスケルチ回路20に供給さ
れる。従って、スケルチ回路20は、スイッチング部1
7における切換スイッチ36の可動接点cを固定接点a
側に切換えた状態に維持する。
して設定されたチャンネルの信号が入力端子10から入
力された場合は、増幅部13で増幅されて分岐器16か
ら予め定めたレベル以上の信号となって出力され、バン
ドパスフィルタ19を介してスケルチ回路20に供給さ
れる。従って、スケルチ回路20は、スイッチング部1
7における切換スイッチ36の可動接点cを固定接点a
側に切換えた状態に維持する。
【0027】そして、上記の信号受信状態において、こ
のチャンネル増幅器に対する設定チャンネルの信号が途
絶えると、分岐器16の分岐出力信号レベルが低下する
ので、自動利得制御回路15が増幅回路13bの利得を
最大に上げる。この増幅回路13bの出力信号には、自
己の設定チャンネルに対する信号と共に、隣接チャンネ
ルの信号が含まれている。この増幅回路13bから出力
される隣接チャンネルの信号は、次段の増幅回路13c
で増幅されて分岐器16へ送られる。この結果、設定チ
ャンネルの信号が途絶えても自動利得制御回路15の作
用により、分岐器16の分岐出力は、予め設定されたレ
ベル以上の信号となる。
のチャンネル増幅器に対する設定チャンネルの信号が途
絶えると、分岐器16の分岐出力信号レベルが低下する
ので、自動利得制御回路15が増幅回路13bの利得を
最大に上げる。この増幅回路13bの出力信号には、自
己の設定チャンネルに対する信号と共に、隣接チャンネ
ルの信号が含まれている。この増幅回路13bから出力
される隣接チャンネルの信号は、次段の増幅回路13c
で増幅されて分岐器16へ送られる。この結果、設定チ
ャンネルの信号が途絶えても自動利得制御回路15の作
用により、分岐器16の分岐出力は、予め設定されたレ
ベル以上の信号となる。
【0028】しかし、この分岐器16の分岐出力は、バ
ンドパスフィルタ19により隣接チャンネルに対する信
号成分が減衰してスケルチ回路20へ送られる。従っ
て、スケルチ回路20は、設定チャンネルに対する信号
が途絶えたことを検出し、スイッチング部17における
切換スイッチ36の可動接点cを接点aから接点b側に
切換える。これによりスイッチング部17はオフ状態と
なり、出力端子21への信号出力を遮断する。
ンドパスフィルタ19により隣接チャンネルに対する信
号成分が減衰してスケルチ回路20へ送られる。従っ
て、スケルチ回路20は、設定チャンネルに対する信号
が途絶えたことを検出し、スイッチング部17における
切換スイッチ36の可動接点cを接点aから接点b側に
切換える。これによりスイッチング部17はオフ状態と
なり、出力端子21への信号出力を遮断する。
【0029】更に図3を参照して具体的に説明する。図
3は、設定チャンネルが10チャンネルの場合における
スケルチ回路20に対する入力信号レベルの特性を示し
たものである。図3において、f10v は設定チャンネル
である10チャンネルの映像信号、f10a は10チャン
ネルの音声信号、f8vは隣接チャンネルである8チャン
ネルの映像信号、f12v は隣接チャンネルである12チ
ャンネルの映像信号、f8aは8チャンネルの音声信号、
f12a は12チャンネルの音声信号である。また、図3
において、A点は増幅部13で増幅されて分岐器16に
より分岐される信号の最大レベルであり、B点はそれよ
り10dB低いレベルがレベルである。スケルチ回路2
0は、B点のレベルより小さい信号が入力されると、ス
イッチング部17の切換えを行なう。
3は、設定チャンネルが10チャンネルの場合における
スケルチ回路20に対する入力信号レベルの特性を示し
たものである。図3において、f10v は設定チャンネル
である10チャンネルの映像信号、f10a は10チャン
ネルの音声信号、f8vは隣接チャンネルである8チャン
ネルの映像信号、f12v は隣接チャンネルである12チ
ャンネルの映像信号、f8aは8チャンネルの音声信号、
f12a は12チャンネルの音声信号である。また、図3
において、A点は増幅部13で増幅されて分岐器16に
より分岐される信号の最大レベルであり、B点はそれよ
り10dB低いレベルがレベルである。スケルチ回路2
0は、B点のレベルより小さい信号が入力されると、ス
イッチング部17の切換えを行なう。
【0030】今、10チャンネルの信号f10v ,f10a
が途絶えたとすると、増幅部13の出力レベルが低下す
るので、自動利得制御回路15が動作し、増幅回路13
bの利得を最大に上げる。これにより分岐器16の分岐
出力は、隣接チャンネルである8チャンネルの音声信号
f8a及び12チャンネルの映像信号f12v が図3におけ
るA点のレベルまで上昇する。しかし、分岐器16の分
岐出力は、バンドパスフィルタ19を介してスケルチ回
路20に送られるので、隣接チャンネルの信号成分はバ
ンドパスフィルタ19で減衰し、図3におけるB点より
低い値となる。これによりスケルチ回路20が動作し、
設定チャンネルに対する信号が途絶えたものとして、ス
イッチング部17における切換スイッチ36の可動接点
cを接点aから接点b側に切換える。これによりスイッ
チング部17はオフ状態となり、出力端子21への信号
出力を遮断する。
が途絶えたとすると、増幅部13の出力レベルが低下す
るので、自動利得制御回路15が動作し、増幅回路13
bの利得を最大に上げる。これにより分岐器16の分岐
出力は、隣接チャンネルである8チャンネルの音声信号
f8a及び12チャンネルの映像信号f12v が図3におけ
るA点のレベルまで上昇する。しかし、分岐器16の分
岐出力は、バンドパスフィルタ19を介してスケルチ回
路20に送られるので、隣接チャンネルの信号成分はバ
ンドパスフィルタ19で減衰し、図3におけるB点より
低い値となる。これによりスケルチ回路20が動作し、
設定チャンネルに対する信号が途絶えたものとして、ス
イッチング部17における切換スイッチ36の可動接点
cを接点aから接点b側に切換える。これによりスイッ
チング部17はオフ状態となり、出力端子21への信号
出力を遮断する。
【0031】従って、このようなチャンネル増幅器を図
4に示したように複数台設け、これらチャンネル増幅器
の出力信号を混合部で混合する場合でも、混合出力に不
必要な隣接チャンネル信号及びノイズが含まれず、混合
出力に悪影響を及ぼすことはない。
4に示したように複数台設け、これらチャンネル増幅器
の出力信号を混合部で混合する場合でも、混合出力に不
必要な隣接チャンネル信号及びノイズが含まれず、混合
出力に悪影響を及ぼすことはない。
【0032】上記実施例では、切換スイッチ18を設
け、その接点をa側に切換えた時にバンドパスフィルタ
19を回路から切離して従来と同等の周波数特性が得ら
れるようにしているが、このような構成とすることによ
り、従来製品を保守する場合に本発明に係るチャンネル
増幅器を従来のチャンネル増幅器の代替製品として使用
することができるという効果がある。
け、その接点をa側に切換えた時にバンドパスフィルタ
19を回路から切離して従来と同等の周波数特性が得ら
れるようにしているが、このような構成とすることによ
り、従来製品を保守する場合に本発明に係るチャンネル
増幅器を従来のチャンネル増幅器の代替製品として使用
することができるという効果がある。
【0033】なお、上記の実施例では、利得可変増幅部
13として3段の増幅回路13a〜13cを設けたが、
あまり大きな利得が必要でない場合には、利得可変増幅
回路13bのみを設けた構成としても良い。また、スイ
ッチング部17は、出力レベル調整機能を有するもので
なく、単に開閉動作するスイッチング素子であっても良
い。
13として3段の増幅回路13a〜13cを設けたが、
あまり大きな利得が必要でない場合には、利得可変増幅
回路13bのみを設けた構成としても良い。また、スイ
ッチング部17は、出力レベル調整機能を有するもので
なく、単に開閉動作するスイッチング素子であっても良
い。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、チ
ャンネル信号増幅用の利得可変増幅部にスケルチ用スイ
ッチング部を接続すると共に、上記増幅部に設定チャン
ネル信号のみを通過させるバンドパスフィルタを介して
スケルチ回路を接続し、このスケルチ回路により上記ス
イッチング部をオン/オフ制御するようにしたので、前
段に設けられる入力側バンドパスフィルタの段数を増加
させることなく、スケルチ回路の誤動作を確実に防止す
ることができる。従って、入力側バンドパスフィルタの
段数増加に伴う雑音指数の劣化を防止できる。また、本
発明によるチャンネル増幅器は、増幅部を特定チャンネ
ルの専用増幅部とする必要がなく、任意チャンネルの増
幅器として利用することができる。
ャンネル信号増幅用の利得可変増幅部にスケルチ用スイ
ッチング部を接続すると共に、上記増幅部に設定チャン
ネル信号のみを通過させるバンドパスフィルタを介して
スケルチ回路を接続し、このスケルチ回路により上記ス
イッチング部をオン/オフ制御するようにしたので、前
段に設けられる入力側バンドパスフィルタの段数を増加
させることなく、スケルチ回路の誤動作を確実に防止す
ることができる。従って、入力側バンドパスフィルタの
段数増加に伴う雑音指数の劣化を防止できる。また、本
発明によるチャンネル増幅器は、増幅部を特定チャンネ
ルの専用増幅部とする必要がなく、任意チャンネルの増
幅器として利用することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るチャンネル増幅器の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるスケルチ用スイッチング部の
詳細を示す回路図。
詳細を示す回路図。
【図3】同実施例におけるスケルチ回路に入力される信
号の周波数特性図。
号の周波数特性図。
【図4】従来のチャンネル増幅器を用いたヘットエンド
のブロック図。
のブロック図。
【図5】従来のチャンネル増幅器の周波数特性図。
10 入力端子 11 減衰器 13 利得可変増幅部 15 自動利得制御回路 16 分岐器 17 スイッチング部 18 切換スイッチ 19 バンドパスフィルタ 20 スケルチ回路 21 出力端子 31,32,33 PINダイオード 34 高周波接地用コンデンサ 35 π型可変減衰器 36 切換スイッチ 37,38 可変抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 チャンネル信号が入力される利得可変増
幅部と、この利得可変増幅部の利得を出力信号レベルに
応じて制御する自動利得制御回路と、上記増幅部の出力
側に設けられたスケルチ用スイッチング部と、上記増幅
部の出力信号から所望チャンネル信号のみを抽出するバ
ンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタの出力信
号レベルを検出し、設定レベルより低下したときに上記
スケルチ用スイッチング部を開放するスケルチ回路とを
具備したことを特徴とするチャンネル増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP759994A JPH07221570A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | チャンネル増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP759994A JPH07221570A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | チャンネル増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221570A true JPH07221570A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11670276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP759994A Pending JPH07221570A (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | チャンネル増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221570A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074427A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Maspro Denkoh Corp | 光受信機,及び,光受信機のスケルチ動作方法 |
WO2014151794A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Innophase, Inc. | Lna with linearized gain over extended dynamic range |
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US9319052B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-04-19 | Innophase Inc. | Polar receiver with reduced amplitude-phase distortion |
US9497055B2 (en) | 2015-02-27 | 2016-11-15 | Innophase Inc. | Method and apparatus for polar receiver with digital demodulation |
US9673828B1 (en) | 2015-12-02 | 2017-06-06 | Innophase, Inc. | Wideband polar receiver architecture and signal processing methods |
US9673829B1 (en) | 2015-12-02 | 2017-06-06 | Innophase, Inc. | Wideband polar receiver architecture and signal processing methods |
US10108148B1 (en) | 2017-04-14 | 2018-10-23 | Innophase Inc. | Time to digital converter with increased range and sensitivity |
US10158509B2 (en) | 2015-09-23 | 2018-12-18 | Innophase Inc. | Method and apparatus for polar receiver with phase-amplitude alignment |
US10476540B2 (en) | 2017-03-28 | 2019-11-12 | Innophase, Inc. | Polar receiver system and method for Bluetooth communications |
US10503122B2 (en) | 2017-04-14 | 2019-12-10 | Innophase, Inc. | Time to digital converter with increased range and sensitivity |
US10622959B2 (en) | 2018-09-07 | 2020-04-14 | Innophase Inc. | Multi-stage LNA with reduced mutual coupling |
US10728851B1 (en) | 2019-01-07 | 2020-07-28 | Innophase Inc. | System and method for low-power wireless beacon monitor |
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US11095296B2 (en) | 2018-09-07 | 2021-08-17 | Innophase, Inc. | Phase modulator having fractional sample interval timing skew for frequency control input |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP759994A patent/JPH07221570A/ja active Pending
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10320403B2 (en) | 2015-12-02 | 2019-06-11 | Innophase Inc. | Wideband polar receiver architecture and signal processing methods |
US10720931B2 (en) | 2015-12-02 | 2020-07-21 | Innophase Inc. | Wideband polar receiver architecture and signal processing methods |
US9673829B1 (en) | 2015-12-02 | 2017-06-06 | Innophase, Inc. | Wideband polar receiver architecture and signal processing methods |
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US10108148B1 (en) | 2017-04-14 | 2018-10-23 | Innophase Inc. | Time to digital converter with increased range and sensitivity |
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