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JPH07220567A - スイッチの防塵カバー - Google Patents

スイッチの防塵カバー

Info

Publication number
JPH07220567A
JPH07220567A JP6040283A JP4028394A JPH07220567A JP H07220567 A JPH07220567 A JP H07220567A JP 6040283 A JP6040283 A JP 6040283A JP 4028394 A JP4028394 A JP 4028394A JP H07220567 A JPH07220567 A JP H07220567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
thin film
dust
dustproof
film member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6040283A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
佐藤  明
Yoshimitsu Nitta
吉光 新田
Tetsuya Yamada
哲也 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI TSUSHIN KOGYO KK
Original Assignee
TOKAI TSUSHIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKAI TSUSHIN KOGYO KK filed Critical TOKAI TSUSHIN KOGYO KK
Priority to JP6040283A priority Critical patent/JPH07220567A/ja
Publication of JPH07220567A publication Critical patent/JPH07220567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低価格な非防塵タイプのスイッチを使用して
も防塵効果が得られ、しかもスイッチの押下動作特性に
は何ら影響が無い防塵カバーを提供する。 【構成】 印刷配線板12上に取り付けられたスイッチ
は、その周囲を防塵部材17により囲繞され、上方は薄
膜部材16によりカバーされるので、外部からの塵埃の
進入を防ぐことが出来る。スイッチが複数の場合は前記
各部材はそれぞれ連結されて一体化される。防塵部材1
7は弾性をもつ軟質発泡材、薄膜部材16は薄いシート
状の可撓性材でそれぞれ形成されるので、アクチェータ
14の端部14aがスイッチ11の可動部11aを押圧
した際にも押下動作特性に全く影響がない。薄膜部材1
6は必要時、導電性材が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器、電気製品に関
し、特にそれらに使用される入力キースイッチの防塵の
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多数の電気製品等に入力キースイ
ッチとして使用されている、いわゆるタクトスイッチに
は、防塵タイプと非防塵タイプとがあり、使用目的に合
わせて利用されている。防塵タイプは部品構成等を防塵
目的に合致するよう充分に考慮してあり、一方、非防塵
タイプはその点を省略して、環境のよい条件で使用する
ような仕様となっている。
【0003】図5に一般的なOA機器等のスイッチ取り
付け部を側面断面図で示す。1は防塵スイッチで、図示
しないリードを印刷配線板2にはんだ付けされて固定さ
れ、機器のカバー3に、これも図示省略の機構により組
付けられ、スイッチ1の可動部を押下するアクチェータ
(ステム或いはボタンはカバー3と一体型のヒンジ方式
と、別体である独立型との2種類がある)4によって作
動される。5は前記アクチェータ4片押し時の沈み込み
防止用ストッパーリブである。6はシールドマイラー
で、比較的薄いマイラーシートからなり、両面又は片面
に導電材を蒸着して静電気対策とし、所要部に穴を設
け、カバー3の背面にてスイッチ1のトップとアクチェ
ータ4の下端部との間に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にお
いては、スイッチ1が配置されている部分に構造上空間
が多く、外部からはカバー3とアクチェータ4との隙間
(矢印A),シールドマイラー6の穴部分(矢印B),
或いはカバー3周囲から常に塵埃が入り込み、また、機
器内部で発生する塵埃(紙の繊維、カーボンブラック)
が多い複写機、ファクシミリ機等においてはスイッチ1
に防塵タイプを使用せざるを得なかった。しかしなが
ら、防塵タイプは非防塵タイプに比べ、価格が2倍以上
であるので、価格面で大きな問題があった。本発明は、
低価格な非防塵タイプのスイッチを使用して、しかも防
塵効果の得られる技術を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、印刷配線板等の平板状の基台上に取り付けられ、
アクチェータの操作で、前記アクチェータの末端により
可動部が押下されて作動するスイッチにおいて、前記ス
イッチを囲繞し、前記基台面に接して配置され、軟質発
泡弾性材からなる防塵部材と、前記スイッチの可動部先
端と前記アクチェータの末端との間に配置され、前記防
塵部材の上方開口縁部に接して、且つ、前記開口部を覆
うように形成され、薄膜可撓性材からなるシート状の薄
膜部材とを備えることで解決される。
【0006】さらに、前記スイッチが複数個である場合
には、上記に加えて、各スイッチにそれぞれ対応する前
記防塵部材と前記薄膜部材を、それぞれ相互に連なり一
体に形成されているようにすることで解決される。
【0007】また、前記いずれの場合でも、前記薄膜部
材は導電材からなること、或いは前記薄膜部材は絶縁材
に導電加工を施したものであることで、静電気対策が必
要である場合に対応できる。
【0008】さらに、前記いずれの場合でも、前記防塵
部材と前記薄膜部材とは互いに接する部分において接着
されていることで、より使用し易いものとすることが出
来るものである。
【0009】
【作用】印刷配線板上に取り付けられたスイッチは、そ
の側方を防塵部材により囲繞され、上方は薄膜部材によ
りカバーされるので、印刷配線板、防塵部材、そして薄
膜部材の三者が、外部からの塵埃の進入を防ぐ。スイッ
チが複数の場合は前記各部材は連結されて一体化される
ので、コストが節約できる。防塵部材は弾性をもつ軟質
発泡材、薄膜部材は薄いシート状の可撓性材でそれぞれ
形成されるので、アクチェータの端部がスイッチの可動
部を押圧した際にも押下動作特性に全く影響がなくスイ
ッチは動作する。薄膜部材は必要時、導電性材が使用さ
れるので、ノイズ対策も充分である。
【0010】
【実施例】図1から図4に本発明の実施例を示す。11
は非防塵スイッチで、図示しないリードを印刷配線板1
2にはんだ付けされて固定され、機器のカバー13に、
これも図示省略の機構により組付けられ、スイッチ11
を押下するアクチェータ14によって作動される。15
は前記アクチェータ14片押し時の沈み込み防止用スト
ッパーリブで、スイッチ11が配置されている部分の両
サイドに植設されている。
【0011】17は防塵部材である。プラスチック製ス
ポンジ等の軟質発泡材であって適度の弾性を持ち、厚み
が印刷配線板12上のスイッチ11のトップまでの高さ
と同寸か、やや厚い程度の厚い板材を用いる。図3はそ
の上面図である。本実施例では多数のスイッチが配置さ
れ、その全体を一括してカバーするよう構成されてい
る。複数のスイッチ11が位置する部分を複数の穴17
a、複数のリブ15が位置する部分を複数の穴17bと
し、その他所要部分も穴として、抜き加工し形成したも
のである。
【0012】16は薄膜部材である。PETシート材等
の薄い可撓性のプラスチック材を用い、図2に、その裏
面図を示す。前記防塵部材17のスイッチ11が位置す
る部分の複数の穴17aの上面を閉塞するのに充分な面
積を有するカバー部16aを形成し、スイッチ11は複
数であるから、前記カバー部16aも複数であるので、
これらを連結する帯状部を形成して連結部16bとし、
全体は防塵部材17の外形に見合った形状に抜き加工さ
れて形成される。
【0013】図4は前記図2の薄膜部材16と、前記図
3の防塵部材17とを組み合わせた防塵カバーの上面図
である。両者は、位置を合わせた上で、薄膜部材16裏
面に施された糊加工により、又は両面接着テープ或いは
接着剤及び粘着等により貼り付けて結合され、防塵カバ
ー(組み立て体)18とする。
【0014】前記防塵カバー(組み立て体)18をスイ
ッチ11が取り付けられている印刷配線板12上の所定
位置に配置した上でカバー13を取り付ける。その後、
カバー13に組付けられているアクチェータ14を押下
すると、その先端部14aは薄膜部材16のカバー部1
6aを押圧する。前記薄膜部材16は、厚みが薄く、し
かも可撓性を有しているので、前記押下力はそのままス
イッチ11の可動部11aに伝達され、スイッチ11の
作動に支障はない。
【0015】スイッチ11は、側方を防塵部材17のス
イッチ用の穴17aの側壁に囲繞され、下方を印刷配線
板12に、上方を薄膜部材16のカバー部16aにそれ
ぞれ囲まれているので、外部から塵埃の進入することが
充分に防止できる。
【0016】以上のように構成することで、スイッチの
押下動作特性を損なうことなく、外部からの塵埃の進入
を防ぐことができる。
【0017】前記の実施例ではスイッチは複数であり、
これら全体を一括して覆うようにしたが、単体で使用す
る場合でも同様の効果が得られる。しかし、価格面では
比較的スイッチの数が多いほうが効果は大きい。
【0018】薄膜部材16は、防塵部材17を部分的に
凹ませたい場合、スイッチの位置のキーレイアウトに対
応した形状に抜き加工することで、カバー、アクチェー
タの設計が容易になることも本発明の特徴である。
【0019】また、薄膜部材16は、一般的には前記の
PETシート材で問題はないが、静電気対策、EMI対
策として、スイッチ上部に配置される部分をアルミ等の
金属を蒸着したり、或いは金属箔等を使用してもよく、
目的に応じて使い分ければよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印刷配線
板等の平板上の部品上に取り付けられたスイッチの側方
を、軟質発泡弾性材で形成した防塵部材の穴の側壁で囲
繞し、下方を印刷配線板等の平板で、上方を薄膜部材の
カバー部でそれぞれ囲むように構成したので、外部か
ら、或いは機器内部から発生する塵埃のスイッチへの進
入を、充分に防止することができ、使用するスイッチを
低価格な非防塵タイプとすることが出来る。また、薄膜
部材は、厚みが薄く、しかも可撓性を有しているので、
スイッチ操作の押下力はそのままスイッチの可動部に伝
達され、スイッチの押下動作特性を損なうことがない。
さらに、絶縁材の薄膜部材に導電加工を施すか、或いは
代わりに導電材を使用することでノイズ対策も行うこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の要部側面断面図である。
【図2】本発明の1実施例の薄膜部材の上面図である。
【図3】本発明の1実施例の防塵部材の裏面図である。
【図4】本発明の1実施例の防塵カバー(組み立て体)
の上面図である。
【図5】従来のスイッチの要部側面断面図である。
【符号の説明】
11 (非防塵)スイッチ 11a 可動部 12 印刷配線板 13 カバー 14 アクチェータ 14a アクチェータ末端部 16 薄膜部材 16a カバー部 16b 連結部 17 防塵部材 17a 穴 17b 穴 18 防塵カバー(組み立て体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板等の平板状の基台上に取り付
    けられ、アクチェータの操作で、前記アクチェータの末
    端により可動部が押下されて作動するスイッチにおい
    て、 前記スイッチを囲繞し、前記基台面に接して配置され、
    軟質発泡弾性材からなる防塵部材と、 前記スイッチの可動部先端と前記アクチェータの末端と
    の間に配置され、前記防塵部材の上方開口縁部に接し
    て、且つ、前記開口部を覆うように形成され、薄膜可撓
    性材からなるシート状の薄膜部材とを備えることを特徴
    とするスイッチの防塵カバー。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは複数個であり、各スイッ
    チにそれぞれ対応する前記防塵部材と前記薄膜部材は、
    それぞれ相互に連なり一体に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のスイッチの防塵カバー。
  3. 【請求項3】 前記薄膜部材は導電材からなることを特
    徴とする請求項1及び2に記載のスイッチの防塵カバ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記薄膜部材は絶縁材に導電加工を施し
    たものであることを特徴とする請求項1及び2に記載の
    スイッチの防塵カバー。
  5. 【請求項5】 前記防塵部材と前記薄膜部材とは互いに
    接する部分において接着されることを特徴とする請求項
    1、2、3及び4に記載のスイッチの防塵カバー。
JP6040283A 1994-02-01 1994-02-01 スイッチの防塵カバー Pending JPH07220567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6040283A JPH07220567A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 スイッチの防塵カバー

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JP6040283A JPH07220567A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 スイッチの防塵カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07220567A true JPH07220567A (ja) 1995-08-18

Family

ID=12576291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6040283A Pending JPH07220567A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 スイッチの防塵カバー

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JP (1) JPH07220567A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108558A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Toshiba Corp 電子機器
JP2018029020A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社トランストロン 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108558A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Toshiba Corp 電子機器
JP2018029020A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社トランストロン 電子機器

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