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JPH0721790A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH0721790A
JPH0721790A JP16567293A JP16567293A JPH0721790A JP H0721790 A JPH0721790 A JP H0721790A JP 16567293 A JP16567293 A JP 16567293A JP 16567293 A JP16567293 A JP 16567293A JP H0721790 A JPH0721790 A JP H0721790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
memory cell
transistor
vpp
charge pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16567293A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Yamaguchi
敦男 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16567293A priority Critical patent/JPH0721790A/ja
Priority to DE69425930T priority patent/DE69425930T2/de
Priority to US08/269,369 priority patent/US5535160A/en
Priority to EP94110235A priority patent/EP0633576B1/en
Priority to TW083106068A priority patent/TW273029B/zh
Priority to KR1019940016016A priority patent/KR970004069B1/ko
Publication of JPH0721790A publication Critical patent/JPH0721790A/ja
Priority to US08/624,256 priority patent/US5594692A/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの書き込み、消去に高電圧を使用する
EEPROMを内装した半導体集積回路において、動作
電圧範囲をより低い電源電圧で動作可能にすることを目
的とする。 【構成】 メモリセルアレイのビット線BL1、BL
2、コントロールゲート線CGL1、CGL2、および
ワード線WL1、WL2に高電圧をそれぞれ供給する各
Vppスイッチ400a〜400d、460e、460f
を、ダイオード接続したトランジスタM60、M70、
およびキャパシタC40、C50で複数段のチャージポ
ンプを構成してチャージアップ能力を向上させ、低い電
源電圧Vccでも高電圧Vppの伝達を可能にし、より低い
電源電圧Vccでも動作可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路、特に
EEPROM内蔵マイコン等のEEPROMを含む半導
体集積回路の広動作電圧化(動作電圧範囲の拡張)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図7ないし図13に従って、EE
PROM内蔵マイコン用の半導体集積回路を例に挙げ
て、特にEEPROMおよびその周辺回路の構成、動作
について説明する。図7はEEPROM(Electrically
Erasable Programable Read Only Memory)を内蔵
したICカード用マイコンの構成を概略的に示すブロッ
ク図である。図7において10はデータ処理を行うIC
カード又はマイコンを示す。マイコン10において、1
はデータ処理に必要な演算・制御を行う、即ちデータ処
理を行うための各プログラムの実行および制御を行う中
央処理装置であるCPU、4はデータ処理に必要なプロ
グラム等を格納した、即ちカード使用者が実際に使用す
る各種の機能を実行するプログラムが格納されたプログ
ラムメモリとしてのROM、5はカード使用者の個人情
報等が書き込まれ格納された個人情報メモリとしての不
揮発性のEEPROM、6はデータ処理に必要なデータ
を一時的に格納する一時格納メモリとしてのRAM、7
は外部装置とのデータの入出力を行う入出力部である入
出力回路、2は上記各構成要素を接続するシステムバス
である。またP1は正電源入力端子、P2は負電源接地
端子、P3はCPU1の初期化を行うリセット信号が入
力されるリセット端子、P4はクロック信号が入力され
るクロック端子、P5はデータの入出力を行うためのI
/O端子である。I/O端子P5には入出力回路7が接
続されており、入出力回路7はシステムバス2に接続さ
れている。入出力回路7はICカード10と外部装置
(図示せず)との間でI/O端子P5を経てデータの入出
力を行う。
【0003】図8はEEPROMの全体構成を示すブロ
ック図である。同図において、31はメモリセルアレイ
であり、メモリセル(図9および10参照)がマトリクス
状に配置され、行単位にワード線、列単位にビット線
(共に図10参照)に接続されている。2aはアドレスバ
ス、2bはデータバスであり、これらはシステムバスに
含まれる。ワード線の選択はロウデコーダ32、ビット
線の選択はコラムデコーダ33により行われる。ロウデ
コーダ32は、アドレスラッチ34を介して取り込んだ
行アドレスArに基づき、1本のワード線をHレベルに
設定し、他のワード線をLレベルにする。また、コラム
デコーダ33は、アドレスラッチ34を介して取り込ん
だ列アドレスAcに基づき、Yゲート35を選択的にオ
ンさせて、書き込みバッファ36とビット線を電気的に
接続する。なお、ロウデコーダ32およびコラムデコー
ダ33は、制御部37によりその活性/非活性が制御さ
れる。また、アドレスラッチ34は制御部37の出力に
基づき、アドレス信号を取り込み、行アドレスArおよ
び列アドレスAcをそれぞれロウデコーダ32およびコ
ラムデコーダ33に出力する。
【0004】制御部37は、タイマー38を利用して所
定の信号のパルス幅の時間設定、発振回路45、Vpp発
生回路44、コラムラッチ39、Vppスイッチ40、4
6、センスアンプ41、ロウデコーダ32およびコラム
デコーダ33の活性/非活性の制御を行う。また制御部
37は制御クロック信号φおよび書き込み信号WRに基
づき、書き込むデータをデータバス2bからデータラッ
チ43にデータをラッチし、書き込みバッファ36に供
給する。コラムラッチ39は活性状態時に各ビット線に
与えられた書き込みデータを一時的に保持するラッチで
あり、Vppスイッチ40および46は活性状態時に、コ
ラムラッチ39に接続されたビット線、コントロールゲ
ート線(図10参照)およびロウデコーダ32に接続され
たワード線のHレベルを高電圧Vppに昇圧する。センス
アンプ41は活性状態時に、Yゲート35を介して得ら
れたメモリセルアレイ31中のメモリセルのデータを増
幅して、出力バッファ42に与えている。出力バッファ
42は、制御部37の出力に基づき、センスアンプ41
から読み出したデータを読み出しデータとしてデータバ
ス2bに出力している。制御部37は制御クロック信号
φおよび読み出し信号RDに基づきアドレスラッチ34
および出力バッファ42を制御している。
【0005】図9の(a)および(b)は、図8で示したE
EPROMのメモリセルアレイ31中の1つのメモリセ
ルを示した図であり、図9の(a)が断面構造を、図9の
(b)が(a)の等価回路を示している。これらの図に示す
ように、メモリセルは、メモリトランジスタMQと、選
択トランジスタSQとから構成されている。図9の(a)
に示すように、P型半導体基板20上に、N型の不純物
を選択的に拡散することにより、n+拡散領域21〜2
3が形成されている。29は絶縁層である。n+拡散領
域21、22間の上に酸化膜47を介してゲート24が
形成され、n+拡散領域22の一部の上からn+拡散領域
22、23間の上に酸化膜48を介してフローティング
ゲート25が形成されている。このフローティングゲー
ト25はn+拡散領域22上において、一部凹部構造と
なっており、この凹部の下の酸化膜48が、膜厚が10
0Å程度のトンネル酸化膜48aとなる。このフローテ
ィングゲート25上に酸化膜49を介して、フローティ
ングゲート25に対応してコントロールゲート26が形
成されている。また、n+拡散領域21上には、アルミ
配線層から成るビット線28が形成されている。このよ
うな構成のメモリセルは、図9の(b)に示すように、エ
ンハンスメント型の選択トランジスタSQと、閾値電圧
が可変なメモリトランジスタMQとの直列接続になって
いる。すなわち、選択トランジスタSQはゲート24を
ゲートとし、n+拡散領域21をドレイン領域、n+拡散
領域22をソース領域として利用し、メモリトランジス
タMQはフローティングゲート25およびコントロール
ゲート26をゲートとし、n+拡散領域22をドレイン
領域、n+拡散領域23をソース領域として利用してい
る。
【0006】メモリトランジスタMQの書き込みは、基
本的にドレイン22、コントロールゲート26のうち、
一方に高電圧を印加し、他方を接地することにより、ト
ンネル酸化膜48aに10MV/cm程度の電界を生じ
させ、フローティングゲート25中に電子を注入した
り、フローティングゲート25中の電子を放出させたり
して行っている。すなわち、メモリトランジスタMQの
フローティングゲート25に電子を注入すると、閾値電
圧は正にシフトし、フローティングゲート25から電子
を引き抜くと、閾値電圧は負にシフトすることから、こ
の正、負の閾値電圧を情報“1"、“0"に対応させ不揮
発な書き込みを行っている。一方、メモリトランジスタ
MQからの情報の読み出しは基本的に以下のようにして
行われる。選択されたメモリセルの選択トランジスタS
Qのゲート24にHレベルの信号を与え、メモリトラン
ジスタMQのソース23を接地電位にし、コントロール
ゲート26に例えば0V程度の読み出し電圧VCGを与
える。この時、メモリトランジスタMQの閾値電圧が正
であればメモリトランジスタMQはオフし、負であれば
オンする。メモリトランジスタMQがオンすると、ビッ
ト線28から、選択トランジスタSQおよびメモリトラ
ンジスタMQを介して接地レベルに電流が流れる。この
電流をビット線28に接続されたセンスアンプ41(図
8参照)で電圧に変換して検出することにより読み出し
が行われる。なお、選択されていないメモリセルにおけ
る選択トランジスタSQのゲート24にはLレベルの信
号が与えられており、オフにするため、メモリトランジ
スタMQが負の閾値電圧であっても、ビット線28から
接地レベルにかけて電流が流れることはない。
【0007】図10は、図8に示したEEPROMのメ
モリセルアレイ31の周辺の構成を示す回路図である。
なお、同図では、図面を簡略化するため、1バイト1ビ
ット構成の4つのメモリセルMC1、MC2、MC3、
MC4のみを示している。また、以下の説明では各種信
号線とこれに流れる信号は同一符号で示す。メモリセル
MC1〜MC4は図9でも示したように、それぞれメモ
リトランジスタMQ1、MQ2、MQ3、MQ4と選択
トランジスタSQ1、SQ2、SQ3、SQ4とから構
成される。選択トランジスタSQ1、SQ2のそれぞれ
のドレインがビット線BL1に接続され、選択トランジ
スタSQ3、SQ4のそれぞれのドレインがビット線B
L2に接続される。また、メモリトランジスタMQ1、
MQ2のソースがソース線SL1に接続され、メモリト
ランジスタMQ3、MQ4のソースがソース線SL2に
接続される。これらのソース線SL1、SL2はゲート
に反転プログラムサイクル選択信号PRSバーが印加さ
れるトランジスタT51、T52を介して接地される。
メモリトランジスタMQ1、MQ2のコントロールゲー
トはそれぞれバイト選択用のトランジスタT1、T2を
介してコントロールゲート線CGL1に接続される。同
様にメモリトランジスタMQ3、MQ4のコントロール
ゲートはバイト選択用のトランジスタT3、T4を介し
てコントロールゲート線CGL2に接続される。また、
トランジスタT1、T3のゲートおよび選択トランジス
タSQ1、SQ3のゲートは共にワード線WL1に接続
され、トランジスタT2、T4のゲートおよび選択トラ
ンジスタSQ2,SQ4のゲートは共にワード線WL2
に接続される。ワード線WL1、WL2のそれぞれの一
端は、ゲートに電源Vccが印加された高電圧カット用の
トランジスタT5、T6を介してロウデコーダ32に接
続される。
【0008】ビット線BL1、BL2およびコントロー
ルゲート線CGL1、CGL2の一端はそれぞれトラン
ジスタT7、T8、T9、T10を介してコラムラッチ
39a、39b、39c、39dに接続される。コント
ロールゲート線CGL1、CGL2の他端はそれぞれY
ゲートトランジスタT61、T62を介して共通コント
ロールゲート線CCGLに接続される。ビット線BL
1、BL2の他端はそれぞれYゲートトランジスタT7
1、T72を介してI/O線I/Oに接続される。トラ
ンジスタT61、T71のゲートにはコラムデコーダ3
3の出力線CDL1がそれぞれ接続される。同様にトラ
ンジスタT62、T72には出力線CDL2がそれぞれ
接続される。共通コントロールゲート線CCGLはバッ
ファBF1に接続され、I/O線I/Oは書き込みバッ
ファ36およびセンスアンプ41に接続される。また、
コントロールゲート線CGL1、CGL2、ビット線B
L1、BL2、ワード線WL1、WL2はそれぞれVpp
スイッチ40a〜40d、46e、46fに接続されて
いる。Vppスイッチ40a〜40d、46e、46f
は、15〜20V程度の高電圧を印加する高電圧線VP
PLに接続されており、消去用クロック信号CLKE、
プログラム用クロック信号CLKP、ワード線用クロッ
ク信号CLKWをそれぞれ取り込み、これらのクロック
信号が供給されると接続したコントロールゲート線CG
L1、CGL2、ビット線BL1、BL2およびワード
線WL1、WL2がHレベルの場合に、高電圧Vppに昇
圧する。なお、ワード線WL1、WL2が高電圧Vppに
昇圧されても、ゲートに電源Vccが印加されたトランジ
スタT5、T6により、高電圧Vppがロウデコーダ32
に伝わらないようにしている。
【0009】トランジスタT7、T8はゲートにビット
信号トランスファ制御信号BTTRが接続され、トラン
ジスタT9、T10はゲートにコントロールゲート信号
トランスファ制御信号CGTRが接続され、それぞれこ
れらの信号がHレベルのときビット線BL1、BL2、
コントロールゲート線CGL1、CGL2とコラムラッ
チ39a、39b、39c、39dとの間で信号を相互
に伝える。さらに、ビット線BL1、BL2、コントロ
ールゲート線CGL1、CGL2が高電圧Vppに昇圧さ
れてもトランジスタT7〜T10のゲートはVccのレベ
ルなので高電圧Vppがコラムラッチ39a、39b、3
9c、39dに伝わらないようにしている。コントロー
ルゲート線CGL1、CGL2にはそれぞれトランジス
タT11、T12が接続され、トランジスタT11、T
12のゲートにはコントロールゲート線リセット信号C
GRSTが接続され、コントロールゲート線リセット信
号CGRSTがHレベルになるとコントロールゲート線
CGL1、CGL2はLレベルとなる。ビット線BL
1、BL2にはそれぞれトランジスタT13、T14が
接続され、トランジスタT13、T14のゲートにはビ
ット線リセット信号BTRSTが接続され、ビット線リ
セット信号BTRSTがHレベルになるとビット線BL
1、BL2はLレベルとなる。
【0010】さらに、ビット線BL1、BL2にはトラ
ンジスタT15、T17が接続され、トランジスタT1
5、T17にはそれぞれトランジスタT16、T18が
接続され、トランジスタT15、T17のゲートはそれ
ぞれコラムラッチ39a、39bに接続され、さらにト
ランジスタT16、T18のゲートにはプリチャージ信
号PRCHが接続されている。コラムラッチ39a、3
9bの信号がHレベルであるとき、プリチャージ信号P
RCHがHレベルになると、それぞれビット線BL1、
BL2がHレベルとなる。反転プログラムサイクル選択
信号PRSバー,コントロールゲート線リセット信号C
GRST、ビット線リセット信号BTRST、コントロ
ールゲート信号トランスファ制御信号CGTR、ビット
信号トランスファ制御信号BTTR、プリチャージ信号
PRCHはそれぞれバッファBF2、BF3、BF4、
BF5、BF6、BF7でドライブされる。
【0011】次に図8および図10を参照しつつEEP
ROMの読み出し動作について説明する。まず、ロウデ
コーダ32、コラムデコーダ33により、ワード線W
L、コントロールゲート線CGLおよびビット線BLの
選択が行われる。ここでは、ワード線WL1と、トラン
ジスタT61、T71をオンさせて、コントロールゲー
ト線CGL1、ビット線BL1とを選択することにより
メモリセルMC1を選択した場合について述べる。反転
プログラムサイクル選択信号PRSバーをHレベルにし
ソース線SL1、SL2を接地するとともに、制御部3
7によりコラムラッチ39a〜39d、Vppスイッチ4
0a〜40dおよび46e、46f、書き込みバッファ
36を非活性にし、バッファBF1から共通コントロー
ルゲート線CCGL、トランジスタT61、トランジス
タT1を介してメモリトランジスタMQ1のコントロー
ルゲートに、0Vを与える。この時、メモリトランジス
タMQ1の閾値電圧が正であればオフ、負であればオン
する。このメモリトランジスタMQ1のオン、オフによ
り、ビット線BL1に流れる電流の有無がセンスアンプ
41によりI/O線I/Oの電位変化として検出され、
センスアンプ41からこの電位変化を増幅した読み出し
信号が出力されることにより読み出しが行われる。
【0012】また図11は、EEPROMの書き込み時
の各種信号波形を示すタイムチャート図である。以下、
図8ないし図11を参照しつつ、メモリセルMC1が選
択された場合の書き込み動作について説明する。まず、
ラッチ開始信号WEによってラッチ信号LATCHがH
レベルとなることにより、ラッチサイクルが開始する。
ラッチサイクルの開始と共に、制御部37によりコラム
ラッチ39a〜39d、コラムデコーダ33、書き込み
バッファ36が活性化され、共通コントロールゲート線
CCGLはHレベルに設定される。一方、制御部37の
制御によりロウデコーダ32およびセンスアンプ41は
非活性になる。ラッチ信号LATCHがHレベルの期間
に、コラムデコーダ33により選択されたトランジスタ
T61、T71がオンし、データラッチ43のデータ
(“H"が情報“0"、“L"が情報“1")が書き込みバ
ッファ36、I/O線I/Oおよびビット線BL1およ
びトランジスタT7を介してコラムラッチ39aにラッ
チされるとともに、Hレベルが共通コントロールゲート
線CCGLおよびコントロールゲート線CGL1を介し
てコラムラッチ39cにラッチされる。そして、次に、
書き込み開始信号CEが一旦、Hレベルになることによ
って信号LATCHがLレベルとなり、消去サイクル信
号ERSが立ち上がり消去サイクルが開始する。消去サ
イクル信号ERSがHレベルの期間が消去サイクルとな
り、プログラムサイクル選択信号PRS(即ち反転プロ
グラムサイクル選択信号PRSバーの反転信号)がHレ
ベルの期間がプログラムサイクルとなる。これらの信号
ERS、PRSのHレベルのパルス幅は制御部37がタ
イマー38を利用して所定の幅になるように設定してい
る。
【0013】消去サイクル時は、制御部37によりロウ
デコーダ32が活性化され、ロウデコーダ32によりワ
ード線WL1のみがHレベルに設定される。また、制御
部37によりコラムデコーダ33が非活性にされる。続
いて高電圧線VPPLにパルス幅4m(ミリ)秒程度の高
電圧Vppを与えることにより、Vppスイッチ40a〜4
0dおよび46e、46fに高電圧Vppが印加される。
そして、制御部37は発振回路45およびVpp発生回路
44からなる高周波発振器から数MHzの高周波の消去
用クロック信号CLKEおよびワード線用クロック信号
CLKWをそれぞれVppスイッチ40a、40bおよび
Vppスイッチ46e、46fに与える。また、反転プロ
グラムサイクル選択信号PRSバーがHレベルであるた
め、ソース線SL1、SL2は接地される。このように
設定すると、Vppスイッチ40a、46eにより、Hレ
ベルである、ワード線WL1とコントロールゲート線C
GL1とが高電圧Vppに立ち上げられ、メモリトランジ
スタMQ1のフローティングゲート25(図9参照)とド
レイン領域(n+拡散領域22)間にトンネル現象が生
じ、フローティングゲート25への電子の注入が行わ
れ、メモリトランジスタMQ1の閾値電圧は正にシフト
する(情報“1"の記憶)。なお、消去サイクルが終了す
るとコントロールゲート線CGL1の電位はLレベルに
リセットされる。
【0014】次に、消去サイクル信号ERSが立ち下が
り、プリチャージ信号PRCHがHレベルになった後、
プログラムサイクル選択信号PRSが立ち上がることに
より、プログラムサイクルが開始する。制御部37はワ
ード線用および消去用のクロック信号CLKW、CLK
Eを非活性にし、再び高周波発振器から数MHzの高周
波のプログラム用クロック信号CLKPおよびワード線
用クロック信号CLKWをVppスイッチ40c、40d
およびVppスイッチ46e、46fに与える。この時、
反転信号PRSバーがLレベルであるため、ソース線S
L1はフローティング状態である。このように設定する
と、コラムラッチ39aにHレベルがラッチされている
場合、ワード線WL1とビット線BL1とが高電圧Vpp
に立ち上げられ、メモリトランジスタMQ1のフローテ
ィングゲート25(図9参照)とドレイン領域(n+拡散領
域22)間にトンネル現象が生じ、フローティングゲー
ト25からの電子の放出が行われ、メモリトランジスタ
MQ1の閾値電圧は負にシフトする(情報“0"の記
憶)。一方、コラムラッチ39aにLレベルがラッチさ
れている場合、ワード線WL1のみが高電圧Vppに立ち
上げられるため、メモリトランジスタMQ1の閾値電圧
は変化しない。このようにして、書き込みが終了する。
【0015】次に、図8のVpp発生回路(高電圧発生回
路)44の内部の構成を示す回路図を図12に示し、こ
れについて説明する。トランジスタM1はそのゲートと
ドレインが接続されるとともに、この接続点にキャパシ
タC1が接続され、トランジスタM1のソースは次段の
トランジスタM2のドレインに接続され、またトランジ
スタM2もそのゲートとドレインが接続されるととも
に、これにキャパシタC2が接続されている。トランジ
スタM1、M2のドレインに接続されているキャパシタ
C1、C2の他方の端子にはそれぞれ位相が反対のクロ
ック信号CLK2、CLK1が入力される。このような
接続を複数段連ね、初段のトランジスタM1のドレイン
はトランジスタM4のソースに接続され、トランジスタ
M4のドレインは電源電圧Vccに接続され、ゲートは制
御部37の出力信号により制御され、最終段のトランジ
スタM3のソースがチャージポンプの出力となる。この
Vpp発生回路44の出力である高電圧Vppが高電圧線V
PPLによりVppスイッチ40a〜40dおよび46
e、46fにそれぞれ入力され、制御信号に従ってコン
トロールゲート線CGL1、CGL2、ビット線BL
1、BL2、ワード線WL1、WL2がそれぞれ高電圧
に立ち上げられる。トランジスタM7は制御部37から
の信号により高電圧Vppを放電する。なお、波形整形回
路200の部分に関しては後で説明する。
【0016】次に、図10の高電圧スイッチの構成を高
電圧スイッチ40cを例にあげて説明する。なお、他の
高電圧スイッチの構成も同様であり、説明は省略する。
トランジスタM5のドレインには高電圧が接続され、ソ
ースはダイオード接続されたトランジスタM6のドレイ
ンに接続され、さらにキャパシタC4の一方の電極に接
続される。ダイオード接続とはトランジスタのゲートと
ドレインを接続し、ソース・ドレイン間でダイオードを
形成するものである。トランジスタM6のソースはトラ
ンジスタM5のゲートに接続されるとともにビット線B
L1に接続される。またキャパシタC4の他方の電極に
はプログラム用クロック信号CLKPが接続される。ま
たクロック信号線CLKPとCLK2には同相のクロッ
クが入力され、それらとは逆相のクロックがクロック信
号線CLK1に入力される(図12参照)。
【0017】次に、Vpp発生回路44および高電圧スイ
ッチ40cの動作を説明する。図12のVpp発生回路4
4では、クロック信号CLK2がLレベルの時にキャパ
シタC1に電荷が充電され、CLK2が立ち上がること
により、キャパシタC1に充電された電荷はトランジス
タM1を通ってキャパシタC2に充電される。次にCL
K2が立ち下がるとともにCLK1が立ち上がることに
より、キャパシタC1に電荷が充電される。このときキ
ャパシタC2に充電された電荷は次段のキャパシタに送
られる。このときトランジスタM2はダイオードの役割
をしているため、キャパシタC1に電荷が送られること
はない。このようにクロック信号CLK1、CLK2に
より電荷が次々に送られ、結果的にチャージポンプ出力
に昇圧された電圧が出力される。また、図10の高電圧
スイッチ40cはコラムラッチ39aがHレベルで信号
BTTRがHレベルの時、ビット線BL1が立ち上が
り、信号CLKPがLレベルのときトランジスタM5が
オン状態になり、高電圧VppがトランジスタM5がオフ
になるまでキャパシタC4に充電され、信号CLKPが
立ち上がることにより、キャパシタC4の電荷がトラン
ジスタM6を通ってビット線BL1に流れる。すると、
ビット線BL1に接続されているトランジスタM5のゲ
ート電位があがり、さらに高電圧VppよりキャパシタC
4にトランジスタM5がオフ状態になるまで充電される
(このとき信号CLKPはLレベルである)。このような
動作を繰り返すことにより、コラムラッチ39aの信号
によりビット線BL1を高電圧Vppに立ち上げることが
できる。なお、他のVppスイッチの動作も同様である。
また、各クロック信号CLK1、CLK2、CLKW、
CLKE、CLKPは発振回路45からの信号および消
去サイクル信号ERS、プログラムサイクル選択信号P
RSを基に生成される。
【0018】以上述べたように選択トランジスタSQを
介して、メモリトランジスタMQのコントロールゲート
あるいはドレインに高電圧を与えている。しかしなが
ら、高電圧(Vpp)スイッチの出力を、そのままメモリト
ランジスタMQのコントロールゲート26あるいはドレ
イン22に印加すると、高電圧Vppの出力波形の立ち上
がりの時定数は小さく急峻に立ち上がるためトンネル酸
化膜48aに与えるダメージが大きく、最悪の場合、ト
ンネル酸化膜48aを破壊してしまう。そこで、立ち上
がりの時定数を適当に大きく設定することでトンネル酸
化膜48aに与えるダメージを軽減する必要があり、V
pp発生回路44中に波形整形回路を設けている。
【0019】図12にはさらに波形整形回路200が示
されている。同図においてVpp発生回路44の出力電圧
Vppを、キャパシタC11およびC12により分圧し、
これをサンプル信号として接続線L1を介してコンパレ
ータ220の負入力部に入力している。一方、コンパレ
ータ220の正入力部には電源電圧Vccの出力電圧がス
イッチトキャパシタ210および接続線L2を介して入
力されている。スイッチトキャパシタ210は、電源電
圧Vccと接続線L2の間に直列に接続されたトランジス
タT211およびT212、これらのトランジスタT2
11、T212の接続点に一方の電極が接続され、他方
の電極が接地されたキャパシタC14、および接続線L
2と接地間に接続されたキャパシタC13より成ってい
る。トランジスタT211およびT212のゲートには
各々クロック信号φ、反転クロック信号φバーが印加さ
れ、トランジスタT211のドレインには電源電圧Vcc
がトランジスタT212のソースには接続線L2が接続
されている。このように構成することで、スイッチトキ
ャパシタ210のクロック信号φおよびキャパシタC1
3、C14で決定する時定数に従い接続線2Lの電圧の
立ち上がりが波形整形され、この波形整形された電圧が
コンパレータ220の正入力部に参照電圧として入力さ
れる。従って、コンパレータ220は、この参照電圧と
前述したVpp発生回路44の出力電圧との差をフィード
バック信号SFとして発生し、これによりクロック信号
CLK1、CLK2を制御することで、参照電圧と同様
な立ち上がり波形でVpp発生回路44の出力が高電圧に
立ち上がる。
【0020】図13には従来のEEPROMを内蔵した
マイコン用の半導体集積回路の半導体基板の構造を示
す。図13の(a)は半導体基板上の各機能ブロックのレ
イアウトのイメージ、図13の(b)は(a)のXIIIB−XI
IIB線に沿った概略的な断面図を示す。図において、1
00は半導体集積回路が形成されたP型の半導体基板、
101はCPU、102はROM/RAM、103は入
出力部であるUART、104および105はEEPR
OM制御系、107はEEPROMメモリセルアレイ、
108はEEPROM周辺高圧系、110はNウエル領
域、111はP型基板領域、112はPウエル領域、1
14はNウエル領域110およびPウエル領域112か
らなるツインウエル領域を示す。EEPROMメモリセ
ルアレイ107は図8ではメモリセルアレイ31に相当
し、図10ではそれぞれ1つのメモリセルMCおよびト
ランジスタTからなる破線で囲まれた4つの部分に相当
する。周辺高圧系108は図8ではVppスイッチ40、
46、Yゲート35と、さらにVpp発生回路44の一部
(高圧部)に相当し、図10および図12では、図10の
Vppスイッチ40a〜40d、Vppスイッチ46e、4
6f、トランジスタT5〜T18、トランジスタT5
1、T52、トランジスタT61、T62、T71、T
72、さらに図12のVpp発生回路44のトランジスタ
M1〜M4、M7、キャパシタC1〜C3、C11、C
12の部分に相当する。これらの部分は図10および図
12で一点破線111aで囲まれた部分である。EEP
ROM制御系104および105は、図8では書き込み
バッファ36、センスアンプ41、出力バッファ42、
データラッチ43、コラムデコーダ33、ロウデコーダ
32、アドレスラッチ34、コラムラッチ39、制御部
37、タイマ38、発振回路45、およびVpp発生回路
44の残りの部分に相当する。また、図10および図1
2では、図10の書き込みバッファ36、センスアンプ
41、各バッファBF1〜BF7、コラムデコーダ3
3、ロウデコーダ32、コラムラッチ39a〜39d、
および図12の波形整形回路200のキャパシタC1
1、C12を除いた部分等に相当する。
【0021】図13の(a)および(b)に示すように、C
PU101、ROM/RAM102、UART103、
EEPROM制御系104および105の高電圧Vppが
印加されない部分は、Nウエル領域110とPウエル領
域112からなるツインウエル領域114上にCMOS
構造で形成される。一方、高電圧Vppが印加されるEE
PROMメモリセルアレイ107およびEEPROM周
辺高圧系108は、P型基板領域111上にNMOS構
造で形成される。なお、EEPROMメモリセルアレイ
107およびEEPROM周辺高圧系108が形成され
るP型基板領域111は、図13の(a)に破線112a
で示すように周囲がPウエル領域で囲まれるように形成
することが望ましい。
【0022】このように高電圧Vppが印加されない領域
は、P型半導体基板に形成されたPウエル領域112と
Nウエル領域110からなるツインウエル領域114上
に形成するようにして、最新の高集積化を図り、高電圧
Vppが印加される領域は、例えばP型基板領域111上
にNMOS構造で形成することにより基板効果を低く押
さえ、高圧系の動作が可能になるようにしている。さら
にP型基板領域111をPウエル領域で囲むようにする
ことにより、ラッチアップ耐量が増加し、ラッチアップ
現象の発生を抑えるようにしている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のEEPROMを
内蔵したマイコン用の半導体集積回路は以上のように構
成されていた。しかしながら、例えば図10のVppスイ
ッチ40cにおいて、高電圧Vppを選択的にメモリセル
に供給する際に、選択を実行するトランジスタM5のス
レシホールド電圧Vth(しきい値)とチャージポンプを構
成するトランジスタM6のスレシホールド電圧Vthとの
和よりもクロックの振幅が大きくないと、高電圧Vppが
出力に伝わらなかった。すなわち、クロックの振幅は電
源電圧Vccで決まるので、電源電圧Vccが低くなると高
電圧Vppが出力に伝わらなくなるという問題があった。
スレシホールド電圧Vthはソース電圧が高くなると大き
くなるので、出力が高くなるにつれ、高電圧Vppが出力
に伝わらなくなる。このためVppスイッチ(高電圧スイ
ッチ)が半導体集積回路の低電圧動作の妨げとなってい
た。また、Vpp発生回路において、波形整形回路はVpp
発生回路のチャージポンプの出力を入力としているが、
このチャージポンプの出力と実際のVppスイッチの出力
では厳密には電圧波形に開きが生じるため、正確な波形
整形が行われていないという問題もあった。特にVppス
イッチの能力が向上すると、このチャージポンプの出力
と実際のVppスイッチの出力では電圧に開きが生じる。
【0024】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたもので、低い電源電圧Vccにおいて高電圧V
ppを出力に伝えることを可能にしたVppスイッチを備え
た半導体集積回路等を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の請求項1の発明は、データの電気的書き込み、消
去が可能な不揮発性メモリトランジスタから構成される
メモリセルが多数、マトリクス状に配置されたEEPR
OMメモリセルアレイと、このメモリセルアレイへのデ
ータの書き込み、消去に必要な高電圧を発生する手段
と、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段
と、これらの手段を制御してメモリセルアレイへのデー
タの書き込み、読み出しおよび消去を制御する手段と、
を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手
段が、選択を実行する選択用トランジスタと、複数段の
チャージポンプを構成する複数のドレイン・ゲート間が
接続されたチャージポンプ用トランジスタおよび複数の
キャパシタを含むことを特徴とする半導体集積回路にあ
る。
【0026】また請求項2の発明は、データの電気的書
き込み、消去が可能な不揮発性メモリトランジスタから
構成されるメモリセルが多数、マトリクス状に配置され
たEEPROMメモリセルアレイと、このメモリセルア
レイへのデータの書き込み、消去に必要な高電圧を発生
する手段と、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給す
る手段と、これらの手段を制御してメモリセルアレイへ
のデータの書き込み、読み出しおよび消去を制御する手
段と、を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給
する手段が、選択を実行する選択用トランジスタと、チ
ャージポンプを構成するドレイン・ゲート間が接続され
たチャージポンプ用トランジスタおよびキャパシタとを
含み、上記選択用トランジスタとチャージポンプ用トラ
ンジスタとのしきい値が異なる値に設定され、かつチャ
ージポンプ用トランジスタのしきい値を選択用トランジ
スタのしきい値より低くしたことを特徴とする半導体集
積回路にある。
【0027】また請求項3の発明は、データの電気的書
き込み、消去が可能な不揮発性メモリトランジスタから
構成されるメモリセルが多数、マトリクス状に配置され
たEEPROMメモリセルアレイと、このメモリセルア
レイへのデータの書き込み、消去に必要な高電圧を発生
する手段と、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給す
る手段と、これらの手段を制御してメモリセルアレイへ
のデータの書き込み、読み出しおよび消去を制御する手
段と、を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給
する手段が、選択を実行する選択用トランジスタと、複
数段のチャージポンプを構成する複数のドレイン・ゲー
ト間が接続されたチャージポンプ用トランジスタおよび
複数のキャパシタを含み、上記選択用トランジスタとチ
ャージポンプ用トランジスタとのしきい値が異なる値に
設定され、かつチャージポンプ用トランジスタのしきい
値を選択用トランジスタのしきい値より低くしたことを
特徴とする半導体集積回路にある。
【0028】また請求項4の発明は、データの電気的書
き込み、消去が可能な不揮発性メモリトランジスタから
構成されるメモリセルが多数、マトリクス状に配置され
たEEPROMメモリセルアレイと、このメモリセルア
レイへのデータの書き込み、消去に必要な高電圧を発生
する手段と、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給す
る手段と、上記高電圧の立ち上がりが急峻に立ち上がら
ないように波形整形する手段と、これらの手段を制御し
てメモリセルアレイへのデータの書き込み、読み出しお
よび消去を制御する手段と、を備え、上記波形整形手段
が、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段を
経た後の高電圧を入力とすることを特徴とする半導体集
積回路にある。
【0029】また請求項5の発明は、請求項4の発明に
おいて、上記波形整形手段が、これへの入力を得るため
だけの、高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段の
ダミー回路を備えていることを特徴とする半導体集積回
路にある。
【0030】また請求項6の発明は、請求項4の発明に
おいて、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手
段を経た後の高電圧のうち最も高い高電圧を検出し、こ
れを上記波形整形手段への入力として供給する高電圧検
出手段をさらに備えた半導体集積回路にある。
【0031】
【作用】請求項1の発明では、高電圧を選択的にメモリ
セルに供給する手段であるVppスイッチにおいて、チャ
ージポンプ用のドレイン・ゲート間を接続(ダイオード
接続)したトランジスタとキャパシタとを複数段設ける
ことにより、チャージアップ能力を向上させ、より低い
電源電圧Vccでも動作するようにした。
【0032】また、請求項2の発明では、高電圧を選択
的にメモリセルに供給する手段であるVppスイッチにお
いて、オン/オフを選択するトランジスタのスレシホー
ルド電圧Vthより、チャージポンプ用のダイオード接続
したトランジスタのスレシホールド電圧Vthを低く設定
(マルチVthとする)することにより、選択用のトランジ
スタの動作を確保したままダイオード接続のトランジス
タのスレシホールド電圧Vthを低くすることを可能に
し、これによりチャージアップ能力を向上させ、より低
い電源電圧Vccでも動作するようにした。
【0033】また、請求項3の発明では、請求項1およ
び2の発明を組み合わせて、高電圧を選択的にメモリセ
ルに供給する手段において、Vppスイッチのチャージポ
ンプを複数段にし、さらにオン/オフを選択するトラン
ジスタのスレシホールド電圧Vthより、チャージポンプ
用のダイオード接続したトランジスタのスレシホールド
電圧Vthを低く設定することにより一層、チャージアッ
プ能力を向上させ、より低い電源電圧Vccでも動作する
ようにした。
【0034】また、請求項4〜6の発明は、高電圧発生
手段の電圧とVppスイッチの実際の出力する電圧には厳
密には差があり、特にVppスイッチのチャージアップ能
力が向上するとその差が開くので、Vppスイッチの出力
する高電圧の立ち上がりが急峻に立ち上がらないように
する波形整形手段のモニター点を、Vppスイッチの後に
することにより、より正確な波形整形を可能にした。特
に請求項5では、フィードバック用の高電圧を得るため
だけのダミーのVppスイッチを高電圧発生手段に設け
た。また請求項6では、Vppスイッチが接続されている
メモリセルアレイの全ての線から最も高い高電圧を検出
する高電圧検出手段を設け、これを波形整形手段の入力
へフィードバックして、これを基準に波形整形を行うよ
うにし、より確実に電圧が急峻に立ち上がるのを抑える
ようにした。
【0035】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の請求項1の発明による半導
体集積回路におけるEEPROMメモリセルアレイ周辺
の回路構成を示す図である。なおこの発明の半導体集積
回路におけるEEPROM全体の構成は図8に示す従来
のものと基本的に同じであり、また半導体集積回路全体
の構成も図7および13に示す従来のものと基本的には
同じである。図1において、400a〜400dおよび
460e、460fは図10に示す従来のVppスイッチ
40a〜40dおよび46e、46fにそれぞれ対応す
るVppスイッチである。その他の部分は基本的に従来の
ものと同じである。Vppスイッチ400a〜400dお
よび460e、460fは同じ構成であるので、400
cについて説明する。
【0036】M50は高電圧を選択的にメモリセルに供
給する際の選択を実行する選択用のダイオードである。
M60、M70、およびC40、C50は複数段(例え
ば2段)のチャージポンプを構成するチャージポンプ用
トランジスタおよびコンデンサである。ダイオード接続
したトランジスタM60のソースには、このソースにゲ
ートおよびドレインをそれぞれ接続したトランジスタM
70が接続され、トランジスタM70のソースにはビッ
ト線BL1が接続されている。トランジスタM60とM
70の接続点にはコンデンサC50を介して、コンデン
サC40に加えるクロックCLKPと逆位相のクロック
CLKP2が加えられる。また、トランジスタM50の
ゲートはビット線BL1に接続されている。すなわち、
この実施例のVppスイッチでは複数段のチャージポンプ
を構成して、チャージポンプ機能の向上を図っている。
【0037】図2はこの発明の半導体集積回路における
Vpp発生回路(高電圧発生回路)44(図8参照)の回路構
成を示す図である。図12に示す従来のものと異なる点
は、クロック信号CLKW、CLKE、CLKPのそれ
ぞれの逆位相のクロック信号CLKW2、CLKE2、
CLKP2を作る部分が付加されている点である。
【0038】なお請求項中のEEPROMメモリセルア
レイは、図1のメモリセルMC1、MC2、MC3、M
C4の部分を含む。高電圧発生手段は、図2に示す部分
を含む。高電圧を選択的に供給する手段は、図1のVpp
スイッチ400a〜400d、460eおよび460f
を含む。そして制御手段は図1の上記EEPROMメモ
リセルアレイおよび高電圧供給手段を除く部分等を含
む、図13のEEPROM制御系104、105等を含
む。
【0039】次に、この発明の特徴であるVppスイッチ
の動作を、図1のVppスイッチ400cを例にあげて説
明する。Vppスイッチ400cはコラムラッチ39aが
Hレベルでビット信号トランスファ制御信号BTTRが
Hレベルの時、ビット線BL1が立ち上がり、クロック
信号CLKPがLレベルの時、トランジスタM50がオ
ン状態になり、高電圧VppがトランジスタM50がオフ
になるまでコンデンサC40に充電される。次にクロッ
ク信号CLKPが立ち上がり逆位相のクロックCLKP
2が立ち下がることにより、キャパシタC40の電荷が
トランジスタM60を通って、トランジスタM60がオ
フになるまでコンデンサC50に転送される。そして次
にクロック信号CLKP2が立ち上がると、キャパシタ
C50の電荷はトランジスタM70を通ってトランジス
タM70がオフになるまでビット線BL1に流れる。す
るとビット線BL1に接続されているトランジスタM5
0のゲート電位が上がり、さらに高電圧Vppによりキャ
パシタC40にトランジスタM50がオフになるまで充
電される。
【0040】この時、キャパシタC40、C50を介し
て振幅がVccであるクロック信号CLKP、CLKP2
が電圧を上げ、トランジスタM50、M60、M70の
スレシホールド電圧Vthで電圧がロスするので、目安と
しては、2Vcc>3Vthの時、高電圧Vppを伝えること
ができる。従ってVcc>2Vthの時に高電圧を伝えるこ
とが可能であった従来のものに比べ、より低い電源電圧
Vccで高電圧を伝えることが可能となり、より低い電源
電圧Vccで動作可能となる。
【0041】実施例2.図3はこの発明の請求項2の発
明による半導体集積回路のEEPROMメモリセルアレ
イの周辺の回路構成を示す図である。この実施例では各
Vppスイッチの選択用トランジスタとチャージポンプ用
トランジスタのスレシホールド電圧Vthを異なる値に設
定し、かつチャージポンプ用トランジスタのスレシホー
ルド電圧Vthを選択用トランジスタのスレシホールド電
圧Vthより低くて、チャージポンプ機能の向上を図って
いる。図3において、410a〜410dおよび470
e、470fはこの実施例によるVppスイッチである。
その他の部分は基本的に従来のものと同じである。Vpp
スイッチ410a〜410dおよび470e、470f
は同じ構成であるので、410cについて説明する。
【0042】M51は高電圧を選択的にメモリセルに供
給する際の選択を実行する選択用のトランジスタであ
る。M61およびC40はチャージポンプを構成するチ
ャージポンプ用トランジスタおよびコンデンサである。
ダイオード接続したトランジスタM61のソースにはビ
ット線BL1が接続されている。選択用トランジスタM
51はビット線BL1がLレベルの時、十分にカットオ
フできるスレシホールド電圧Vthに設定し、チャージポ
ンプ用トランジスタM61はスレシホールド電圧Vthを
低くし、高電圧Vppのビット線BL1への伝達能力をア
ップさせるようにする。
【0043】選択用のトランジスタM51のスレシホー
ルド電圧VthをVth1、チャージポンプ用のトランジス
タM61のスレシホールド電圧VthをVth2とすると、
Vcc>Vth1+Vth2の時、高電圧Vppが伝達可能とな
る。すなわち、チャージポンプ用のトランジスタM61
のスレシホールド電圧Vth2を低くすることにより、よ
り低い電源電圧Vccで動作可能となる。
【0044】実施例3.図4はこの発明の請求項3の発
明による半導体集積回路のEEPROMメモリセルアレ
イ周辺の回路構成を示す図である。この実施例ではVpp
スイッチのチャージポンプを複数段(例えば2段)にする
と共に、選択用トランジスタとチャージポンプ用トラン
ジスタのスレシホールド電圧Vthをそれぞれ異なる値に
設定し、チャージポンプ用トランジスタのスレシホール
ド電圧Vthを選択用トランジスタのスレシホールド電圧
Vthより低くて、より一層、チャージポンプ機能の向上
を図っている。図4において、420a〜420dおよ
び480e、480fはこの実施例によるVppスイッチ
である。その他の部分は基本的に従来のものと同じであ
る。Vppスイッチ420a〜420dおよび480e、
480fは同じ構成であるので、420cについて説明
する。
【0045】この実施例ではトランジスタM61、M7
1およびコンデンサC40、C50により複数段(2段)
のチャージポンプを構成すると共に、選択用トランジス
タM51とチャージポンプ用トランジスタM61、M7
1のスレシホールド電圧Vthを異なった値に設定してい
る。トランジスタM51のスレシホールド電圧VthをV
th1、トランジスタM61、M71のスレシホールド電
圧VthをVth2とすると2Vcc>Vth1+2Vth2の
時、高電圧Vppが伝達可能となり、チャージポンプ用ト
ランジスタM61、M71のスレシホールド電圧Vth2
を低くすることによりより、一層低い電源電圧Vccで動
作可能となる。なお、上記実施例1および実施例3では
チャージポンプを2段で構成したが、これらの発明はこ
れに限定されず、所望の段数で構成することが可能であ
る。
【0046】実施例4.図5はこの発明の請求項4およ
び5の発明による半導体集積回路のVpp発生回路(図8
参照)の回路構成を示す図である。波形整形手段である
波形整形回路200はVppスイッチの出力の立ち上がり
が急峻に立ち上がるのを抑えるために、高電圧の波形整
形を行う回路であり、図12に示すように従来はVpp発
生回路のトランジスタM1〜M4、M7およびコンデン
サC1〜C3等から構成されるチャージポンプの出力を
フィードバックし、これに基づき波形整形を行ってい
た。しかしながらこのチャージポンプの出力と実際のV
ppスイッチの出力の電圧波形は厳密には異なる。特に上
述した実施例のように、Vppスイッチのチャージポンプ
機能を向上させた場合、これらの電圧の差は開く。この
ため、波形整形回路200の入力(コンデンサC11へ
の信号)としてVppスイッチから出力された後の電圧を
モニタするほうが、より正確な波形整形が可能である。
そこでこの実施例のVpp発生回路では、この回路内に波
形整形回路200への入力を得るためだけのダミー回路
であるダミーVppスイッチ400を設け、これの出力を
波形整形回路200への入力とすることにより、より正
確な波形整形を可能にした。
【0047】実施例5.図6はこの発明の請求項6の発
明による半導体集積回路のEEPROMメモリセルアレ
イ周辺の回路構成を示す図である。この実施例も実施例
4と同様により正確な波形整形を行うことを目的とした
ものである。この実施例では、ダーミVppスイッチをV
pp発生回路内に設ける代わりに、図6に示すようにメモ
リセルアレイの縦方向に延びる全てのビット線BL1、
BL2、およびコントロールゲート線CGL1、CGL
2(図6では4本)、横方向に延びる全てのワード線WL
1、WL2(図6では2本)に、接続されたそれぞれのV
ppスイッチの出力を検出する出力検出用トランジスタT
101〜T106を設けた(高電圧検出手段)。そしてこ
れらの出力検出用トランジスタT101〜T106を並
列に接続することにより、検出された出力のうち最も大
きいものを検出出力500とし、これを図5に示すダー
ミVppスイッチ400の出力の代わりに波形整形回路2
00の入力へ供給するようにした(コンデンサC11に
供給)。これにより、最も高い出力を発生しているVpp
スイッチの出力をフィードバックし、これを基準に波形
整形を行うので、より確実に高電圧の急峻な立ち上がり
を抑えることが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明では、高電
圧を選択的にメモリセルに供給する手段であるVppスイ
ッチにおいて、チャージポンプ用のドレイン・ゲート間
が接続されたトランジスタとキャパシタとを複数段設
け、複数段のチャージポンプを構成することによりチャ
ージアップ能力を向上させたので、低い電源電圧Vccで
も高電圧Vppの伝達が可能になり、より低い電源電圧V
ccでも動作可能な半導体集積回路を提供できる等の効果
が得られる。
【0049】また、請求項2の発明では、高電圧を選択
的にメモリセルに供給する手段であるVppスイッチにお
いて、オン/オフを選択する選択用のトランジスタのス
レシホールド電圧Vthより、チャージポンプ用のダイオ
ード接続したトランジスタのスレシホールド電圧Vthを
低く設定することにより、選択用のトランジスタの動作
を確保したままダイオード接続のトランジスタのスレシ
ホールド電圧Vthを低くすることを可能にし、これによ
りチャージアップ能力を向上させた。これにより、低い
電源電圧Vccでも高電圧Vppの伝達が可能になり、より
低い電源電圧Vccでも動作可能な半導体集積回路を提供
できる等の効果が得られる。
【0050】また、請求項3の発明では、請求項1およ
び2の発明を組み合わせて、高電圧を選択的にメモリセ
ルに供給する手段であるVppスイッチのチャージポンプ
を複数段にし、さらにオン/オフを選択するトランジス
タのスレシホールド電圧Vthより、チャージポンプ用の
ダイオード接続したトランジスタのスレシホールド電圧
Vthを低く設定することにより一層、チャージアップ能
力を向上させ、より低い電源電圧Vccでも動作可能な半
導体集積回路を提供できる等の効果が得られる。
【0051】また、請求項4〜6の発明では、高電圧発
生手段のチャージポンプの発生する電圧とVppスイッチ
の出力する電圧では厳密には差があり、特にVppスイッ
チのチャージアップ能力を向上させた場合にはこの差が
開くため、Vppスイッチの出力する高電圧の立ち上がり
が急峻に立ち上がらないようにする波形整形手段のモニ
ター点を、Vppスイッチの後にすることにより、より正
確な波形整形を可能にし、高い信頼性の半導体集積回路
を提供できる効果が得られる。
【0052】特に請求項5の発明では、フィードバック
用の高電圧を得るためだけのダミーVppスイッチを高電
圧発生手段に設けるだけで、容易にこれを実現した。ま
た請求項6では、Vppスイッチが接続されているメモリ
セルアレイの全ての線から最も高い高電圧を検出する高
電圧検出手段を設け、これを波形整形手段の入力へフィ
ードバックして、これを基準に波形整形を行うように
し、より確実に電圧が急峻に立ち上がるのを抑えられ
る、信頼性のより高い半導体集積回路を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による半導体集積回路のE
EPROMメモリセルアレイの周辺の構成を示す回路図
である。
【図2】この発明の半導体集積回路のVpp発生回路の構
成を示す回路図である。
【図3】この発明の実施例2による半導体集積回路のE
EPROMメモリセルアレイの周辺の構成を示す回路図
である。
【図4】この発明の実施例3による半導体集積回路のE
EPROMメモリセルアレイの周辺の構成を示す回路図
である。
【図5】この発明の実施例4による半導体集積回路のV
pp発生回路の構成を示す回路図である。
【図6】この発明の実施例5による半導体集積回路のE
EPROMメモリセルアレイの周辺の構成を示す回路図
である。
【図7】一般的なEEPROMを内蔵したICカード用
マイコンの構成を概略的に示すブロック図である。
【図8】図7のEEPROMの全体構成を示すブロック
図である。
【図9】(a)は図8のEEPROMのメモリセルアレイ
中の1つのメモリセルの断面図、(b)は(a)の等価回路
図である。
【図10】図8のEEPROMのメモリセルアレイの周
辺の構成を示す回路図である。
【図11】EEPROMの書き込み時の各種信号のタイ
ミングチャート図である。
【図12】図7のVpp発生回路の構成を示す回路図であ
る。
【図13】(a)はEEPROMを内蔵したマイコン用半
導体集積回路の半導体基板の各機能ブロックのレイアウ
トのイメージを示す図、(b)は(a)のXIIIB−XIIIB線
に沿った概略的な断面図である。
【符号の説明】
100 半導体基板(半導体集積回路) 101 CPU 102 ROM/RAM 103 UART(入出力部) 104 EEPROM制御系 105 EEPROM制御系 107 EEPROMメモリセルアレイ 108 EEPROM周辺高圧系 400 ダミーVppスイッチ 400a Vppスイッチ 400b Vppスイッチ 400c Vppスイッチ 400d Vppスイッチ 410a Vppスイッチ 410b Vppスイッチ 410c Vppスイッチ 410d Vppスイッチ 420a Vppスイッチ 420b Vppスイッチ 420c Vppスイッチ 420d Vppスイッチ 460e Vppスイッチ 460f Vppスイッチ 470e Vppスイッチ 470f Vppスイッチ 480e Vppスイッチ 480f Vppスイッチ C40 キャパシタ C50 キャパシタ M50 選択用トランジスタ M51 選択用トランジスタ M60 チャージポンプ用トランジスタ M61 チャージポンプ用トランジスタ M70 チャージポンプ用トランジスタ M71 チャージポンプ用トランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図12にはさらに波形整形回路200が示
されている。同図においてVpp発生回路44の出力電圧
Vppを、キャパシタC11およびC12により分圧し、
これをサンプル信号として接続線L1を介してコンパレ
ータ220の負入力部に入力している。一方、コンパレ
ータ220の正入力部には電源電圧Vccの出力電圧がス
イッチトキャパシタ210および接続線L2を介して入
力されている。スイッチトキャパシタ210は、電源電
圧Vccと接続線L2の間に直列に接続されたトランジス
タT211およびT212、これらのトランジスタT2
11、T212の接続点に一方の電極が接続され、他方
の電極が接地されたキャパシタC14、および接続線L
2と接地間に接続されたキャパシタC13より成ってい
る。トランジスタT211およびT212のゲートには
各々クロック信号φ、反転クロック信号φバーが印加さ
れ、トランジスタT211のドレインには電源電圧Vcc
がトランジスタT212のソースには接続線L2が接続
されている。このように構成することで、スイッチトキ
ャパシタ210のクロック信号φおよびキャパシタC1
3、C14で決定する時定数に従い接続線L2の電圧の
立ち上がりが波形整形され、この波形整形された電圧が
コンパレータ220の正入力部に参照電圧として入力さ
れる。従って、コンパレータ220は、この参照電圧と
前述したVpp発生回路44の出力電圧との差をフィード
バック信号SFとして発生し、これによりクロック信号
CLK1、CLK2を制御することで、参照電圧と同様
な立ち上がり波形でVpp発生回路44の出力が高電圧に
立ち上がる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】M50は高電圧を選択的にメモリセルに供
給する際の選択を実行する選択用のトランジスタであ
る。M60、M70、およびC40、C50は複数段
(例えば2段)のチャージポンプを構成するチャージポン
プ用トランジスタおよびコンデンサである。ダイオード
接続したトランジスタM60のソースには、このソース
にゲートおよびドレインをそれぞれ接続したトランジス
タM70が接続され、トランジスタM70のソースには
ビット線BL1が接続されている。トランジスタM60
とM70の接続点にはコンデンサC50を介して、コン
デンサC40に加えるクロックCLKPと逆位相のクロ
ックCLKP2が加えられる。また、トランジスタM5
0のゲートはビット線BL1に接続されている。すなわ
ち、この実施例のVppスイッチでは複数段のチャージポ
ンプを構成して、チャージポンプ機能の向上を図ってい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの電気的書き込み、消去が可能な
    不揮発性メモリトランジスタから構成されるメモリセル
    が多数、マトリクス状に配置されたEEPROMメモリ
    セルアレイと、 このメモリセルアレイへのデータの書き込み、消去に必
    要な高電圧を発生する手段と、 上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段と、 これらの手段を制御してメモリセルアレイへのデータの
    書き込み、読み出しおよび消去を制御する手段と、 を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手
    段が、選択を実行する選択用トランジスタと、複数段の
    チャージポンプを構成する複数のドレイン・ゲート間が
    接続されたチャージポンプ用トランジスタおよび複数の
    キャパシタを含むことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 データの電気的書き込み、消去が可能な
    不揮発性メモリトランジスタから構成されるメモリセル
    が多数、マトリクス状に配置されたEEPROMメモリ
    セルアレイと、 このメモリセルアレイへのデータの書き込み、消去に必
    要な高電圧を発生する手段と、 上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段と、 これらの手段を制御してメモリセルアレイへのデータの
    書き込み、読み出しおよび消去を制御する手段と、 を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手
    段が、選択を実行する選択用トランジスタと、チャージ
    ポンプを構成するドレイン・ゲート間が接続されたチャ
    ージポンプ用トランジスタおよびキャパシタとを含み、
    上記選択用トランジスタとチャージポンプ用トランジス
    タとのしきい値が異なる値に設定され、かつチャージポ
    ンプ用トランジスタのしきい値を選択用トランジスタの
    しきい値より低くしたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  3. 【請求項3】 データの電気的書き込み、消去が可能な
    不揮発性メモリトランジスタから構成されるメモリセル
    が多数、マトリクス状に配置されたEEPROMメモリ
    セルアレイと、 このメモリセルアレイへのデータの書き込み、消去に必
    要な高電圧を発生する手段と、 上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段と、 これらの手段を制御してメモリセルアレイへのデータの
    書き込み、読み出しおよび消去を制御する手段と、 を備え、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手
    段が、選択を実行する選択用トランジスタと、複数段の
    チャージポンプを構成する複数のドレイン・ゲート間が
    接続されたチャージポンプ用トランジスタおよび複数の
    キャパシタを含み、上記選択用トランジスタとチャージ
    ポンプ用トランジスタとのしきい値が異なる値に設定さ
    れ、かつチャージポンプ用トランジスタのしきい値を選
    択用トランジスタのしきい値より低くしたことを特徴と
    する半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 データの電気的書き込み、消去が可能な
    不揮発性メモリトランジスタから構成されるメモリセル
    が多数、マトリクス状に配置されたEEPROMメモリ
    セルアレイと、 このメモリセルアレイへのデータの書き込み、消去に必
    要な高電圧を発生する手段と、 上記高電圧を選択的にメモリセルに供給する手段と、 上記高電圧の立ち上がりが急峻に立ち上がらないように
    高電圧を波形整形する手段と、 これらの手段を制御してメモリセルアレイへのデータの
    書き込み、読み出しおよび消去を制御する手段と、 を備え、上記波形整形手段が、上記高電圧を選択的にメ
    モリセルに供給する手段を経た後の高電圧を入力とし、
    これに基づいて波形整形を行うことを特徴とする半導体
    集積回路。
  5. 【請求項5】 上記波形整形手段が、これへの入力を得
    るためだけの、上記高電圧を選択的にメモリセルに供給
    する手段のダミー回路を備えていることを特徴とする請
    求項4の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 上記高電圧を選択的にメモリセルに供給
    する手段を経た後の高電圧のうち最も高い高電圧を検出
    し、これを上記波形整形手段への入力として供給する高
    電圧検出手段をさらに備えた請求項4の半導体集積回
    路。
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