[go: up one dir, main page]

JPH07216242A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH07216242A
JPH07216242A JP6026038A JP2603894A JPH07216242A JP H07216242 A JPH07216242 A JP H07216242A JP 6026038 A JP6026038 A JP 6026038A JP 2603894 A JP2603894 A JP 2603894A JP H07216242 A JPH07216242 A JP H07216242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
membered ring
groups
resin composition
curable resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6026038A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Morimoto
孝夫 森本
Shinji Nakano
伸司 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12182542&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH07216242(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Nippon Paint Co Ltd, Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP6026038A priority Critical patent/JPH07216242A/ja
Priority to CA 2140824 priority patent/CA2140824C/en
Priority to DE69501266T priority patent/DE69501266T2/de
Priority to EP95101174A priority patent/EP0665260B1/en
Priority to US08/379,956 priority patent/US5466754A/en
Publication of JPH07216242A publication Critical patent/JPH07216242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G85/00General processes for preparing compounds provided for in this subclass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/24Crosslinking, e.g. vulcanising, of macromolecules
    • C08J3/246Intercrosslinking of at least two polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 6員環カーボネート基とヒドロキシル基との
開環付加反応を架橋反応に利用した硬化性樹脂組成物を
提供する。 【構成】 複数の6員環カーボネート基を有する化合物
またはラジカル重合体を複数のヒドロキシル基を有する
重合体とブレンドし、これに酸触媒を添加する。複数の
6員環カーボネート基と複数のヒドロキシル基をあわせ
て有するラジカル重合体を上記ブレンドの代りに用いて
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の背景 アルコール性水酸基を有する化合物を環状カーボネート
化合物と反応させると、該アルコール性水酸基へ環状カ
ーボネート基が開環付加し、鎖状カーボネート化合物が
得られることが知られている。本発明者らの知る限り、
これまで6員環カーボネートのこの反応を複数のヒドロ
キシル基を有する樹脂の架橋反応に利用した硬化性樹脂
組成物は知られていない。上記反応は付加反応であり、
反応副生物を発生せず、新たに形成される結合は化学的
に安定なカーボネート結合であるので、例えば塗料用樹
脂組成物として有用である。
【0002】最近遠藤らは、ビニル基を有する環状カー
ボネートと汎用ビニルモノマーとのラジカル共重合によ
り、ペンダント基として環状カーボネート基を有するポ
リマーを合成し、このポリマーのナトリウムメトキシド
又はジアミンによる架橋反応を報告した。(Poly
m.Prepr.Jpn,41,218(1992)お
よび同誌42,244(1993))。しかしながらこ
の反応はイオン重合反応であり、複数のヒドロキシル基
を有する樹脂を環状カーボネート基との付加反応を利用
して架橋するものではない。
【0003】特開平4−285623,同平4−325
538,同平4−325539には5員環カーボネート
基である1,3−ジオキソラン−2−オン−4−イル基
を有する重合体を成分とする硬化性樹脂組成物が開示さ
れている。しかしながらこの重合体のペンダント基に含
まれる環状カーボネート基は5員環であり、その架橋反
応にはカーボネート基とカルボキシル基との反応が利用
されている。
【0004】本発明の課題は、ラジカル重合体のペンダ
ント基に含まれる6員環カーボネートとヒドロキシル基
との開環付加反応を架橋反応に利用した新しい硬化樹脂
組成物を提供することにある。
【0005】本発明の開示 本発明の硬化性樹脂組成物は、(a)複数の6員環カー
ボネート基を有する化合物もしくはラジカル重合体と複
数のヒドロキシル基を有する重合体との混合物、又は複
数の6員環カーボネート基と複数のヒドロキシル基をあ
わせ持つラジカル重合体、および(b)6員環カーボネ
ート基とヒドロキシル基との開環付加反応を促進する酸
触媒を含むことを特徴とする。
【0006】好ましい実施態様 複数の6員環カーボネート基を有する化合物 特開昭54−144282にはポリカーボネート樹脂の
共重合成分として多数の6員環カーボネート化合物が開
示されている。これら化合物を重合体のヒドロキシル基
間の架橋反応に利用するためには、該化合物は少なくと
も2個の環状カーボネート基を持たなければならない。
そのような化合物の典型例は、ジ−(トリメチロールプ
ロパン)ジカーボネート、ジ−(トリメチロールプロパ
ンカーボネート)カーボネート、スピロ−ビス−(ジメ
チレンカーボネート)別名2,4,7,9−テトラオキ
サ−スピロ−〔5,5〕−ウンデカン−3,8−ジオン
である。
【0007】複数の6員環カーボネート基を有するラジ
カル重合体 6員環カーボネート基を有する重合性モノマーの典型例
は、先に引用した遠藤らの報文に記載されている5−エ
チル−5−(メタ)アクリロイルオキシメチル−1,3
−ジオキサン−2−オン、4−(5−エチル−2−オキ
ソ−1,3−ジオキサン−5−イルメトキシメチルスチ
レン、および5−メチレン−2−オキソ−1,3−ジオ
キサンである。他のモノマーとして、トリメチロールプ
ロパンモノカーボネートの残っているヒドロキシル基と
2−イソシアナートエチルメタアクリレートやメタクロ
イルイソシアネートとのウレタン結合を利用して重合性
不飽和基を導入した6員環カーボネートである、5−
〔N−(2−メタアクリロイルオキシ)エチルカルバモ
イルオキシメチル〕−5−エチル−1,3−ジオキサン
−2−オンおよび5−N−メタクロイルカルバモイルオ
キシメチル−5−エチル−1,3−ジオキサン−2−オ
ンが挙げられる。これら6員環カーボネート基を有する
モノマーを汎用の重合性モノマーと常法により共重合す
ることにより、複数の6員環カーボネート基を有する共
重合体を製造することができる。共重合体モノマーとし
ては、(メタ)アクリル酸エステル類(メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec
−ブチル、t−ブチル、2−エチルヘキシルなど)、ア
クリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸
ビニルなどが挙げられる。共重合体は数平均分子量80
0〜50,000、特に1,000〜20,000を持
つことが望ましく、また6員環カーボネート基を有する
モノマーを少なくとも5重量%,特に10〜50重量%
含むことが好ましい。
【0008】複数のヒドロキシル基を有する重合体 複数のヒドロキシル基を有する重合体の一例は、アクリ
ルポリオールである。これはヒドロキシル基を有する
(メタ)アクリル酸エステル(2−ヒドロキシエチル、
2−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチルエステ
ル、プラクセルFAおよびFMシリーズなど)と、他の
エチレン性不飽和モノマーとを常法により共重合するこ
とによって得られる。共重合モノマーとしては、(メ
タ)アクリル酸エステル類(メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t
−ブチル、2−エチルヘキシルなど)、アクリロニトリ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニルなどが
挙げられる。共重合体は数平均分量800〜50,00
0、特に1,000〜20,000を持ち、ヒドロキシ
ル基含有モノマーを少なくとも5重量%,特に10〜5
0重量%含むことが好ましい。
【0009】複数のヒドロキシル基を有する重合体の他
の例は、複数のヒドロキシル基を有するエポキシ樹脂で
ある。例えばビスフェノールA,ビスフェノールF,ビ
スフェノールSなどのビスフェノール類をアルカリの存
在下エピクロルヒドリンと反応させると、末端にエポキ
シ基、鎖中間に複数の2級アルコール性ヒドロキシル基
を持ったエポキシ樹脂が得られる。そのようなエポキシ
樹脂はエピコート1004(油化シエルエポキシ社製)
等として市販される。
【0010】複数のヒドロキシル基を有する重合体のさ
らに他の例は、ポリエステルポリオールとして知られる
ポリエステルである。周知のようにポリエステルは、多
塩基酸成分と多価アルコール成分の縮重合反応によって
合成することができる。その際多価アルコール成分を過
剰に反応させると、末端にヒドロキシル基を有するポリ
エステルポリオールが得られる。多価アルコールを開始
剤として例えばε−カプロラクトンを開環付加重合して
得られる末端ヒドロキシル基ポリカプロラクトンポリオ
ールもポリエステルポリオールに含まれる。市販品とし
ては、プラクセル303(ダイセル化学工業株式会社
製)などがある。ポリエステルポリオールは、水酸基価
30〜500,分子量500〜10,000であること
が好ましい。
【0011】複数の6員環カーボネート基と複数のヒド
ロキシル基をあわせ持つラジカル共重合体この共重合体
は、先に述べた6員環カーボネート基を有するモノマー
と、ヒドロキシル基含有モノマーと、他のエチレン性不
飽和モノマーとを常法により共重合することによって得
ることができる。共重合体の数平均分子量は800〜5
0,000、特に1,000〜20,000であること
が好ましく、6員環カーボネート基含有モノマーおよび
ヒドロキシル基含有モノマーをそれぞれ少なくとも5重
量%、特に10〜50重量%含むことが好ましい。
【0012】酸触媒 本発明の樹脂組成物の架橋反応は、酸触媒の存在下でな
ければ実質上進行しない。このための酸触媒は、塩酸、
硝酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸のようなブレーンステッド酸、またはジブチル
スズラウレート、ジブチルスズオキサイド、塩化亜鉛な
どのルイス酸である。
【0013】硬化性樹脂組成物 組成物の樹脂成分には、(1)複数の6員環カーボネー
ト基を有する化合物と複数のヒドロキシル基を有する重
合体との混合物、(2)複数の6員環カーボネート基を
有する重合体と複数のヒドロキシル基を有する重合体と
の混合物、(3)複数の6員環カーボネート基および複
数のヒドロキシル基をあわせ持つ重合体の3通りの場合
がある。それぞれの場合、組成物全体に含まれる6員環
カーボネート基とヒドロキシル基は、理論的には当量で
あるべきであるが、実際上は大幅な変動が許される。モ
ル比で、6員環カーボネート基に対してヒドロキシル基
が1:0.5〜6、特に1:0.8〜5の範囲にあるこ
とが好ましい。
【0014】酸触媒の添加量は微量でよく、組成物の樹
脂成分固形分100重量部当り5重量部以下、特に3重
量部以下が好ましい。使用する酸触媒の酸性度および添
加量によって、組成物は常温から約180℃までの硬化
温度で硬化する。
【0015】以下に合成例および実施例を示すが、これ
らにおいて「部」は重量基準による。
【0016】合成例1 アクリルポリマーAの合成 スチレン240g、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト278.4g、イソブチルメタクリレート61.2
g、イソブチルアクリレート336g、n−ブチルメタ
クリレート1284.4gにt−ブチルパーオクトエー
ト36gを添加した。これを90℃に加熱したキシレン
316.4gに3時間かけて滴下した。滴下終了後、
0.5hrそのまま攪拌を続けた後、t−ブチルパーオ
クトエート3.6gにキシレン24.0gをくわえたも
のを0.5hrにて滴下した。滴下終了後、90℃でさ
らに1時間攪拌を続けアクリルポリマーAを得た。 Mn=12000 Mw/Mn=1.81 水酸基価:99KOHmg/g
【0017】合成例2 6員環環状カーボネート基を持つアクリルポリマーBの
合成 スチレン470g、5−エチル−5−メタクリロイルオ
キシメチル−1,3−ジオキサン−2−オン200gを
キシレン50.0gに溶解した。さらにt−ブチルパー
オクトエート20.1gを添加した。これを90℃に加
熱したキシレン100.0gに3時間かけて滴下した。
滴下終了後さらに90℃で1時間攪拌を続け、アクリル
ポリマーBを得た。 Mn=14000 Mw/Mn=1.7 環状カーボネート基価 1.31mmol/g
【0018】合成例3 6員環環状カーボネート基と水酸基をもったアクリルポ
リマーCの合成 スチレン470g、5−エチル−5−メタクリロイルオ
キシメチル−1,3−ジオキサン−2−オン20.0g
および2−ヒドロキシエチルメタクリレート114gを
キシレン750.0gに溶解した。さらにt−ブチルパ
ーオクトエート23.5gを添加した。これを120℃
に加熱したキシレン100.0gに1時間かけて滴下し
た。滴下終了後、さらに120℃で2時間攪拌を続け
た。この操作により以下に示したポリマーを得た。 Mn=7800 Mw/Mn=1.98 環状カーボネート基価 1.31mmol/g 水酸基価:62.6KOHmg/g
【0019】合成例4 アクリルポリマーDの合成 2−ヒドロキシエチルアクリレート300g、スチレン
700g、およびt−ブチルパーオクトエート5.00
gを混合した。これを120℃に加熱したキシレン10
00gに4時間かけて滴下した。滴下終了後、さらに1
20℃で2時間攪拌を続けた。この操作により以下に示
したポリマーDを得た。 Mn=4500 Mw/Mn=1.59 水酸基価:131KOHmg/g
【0020】合成例5 アクリルポリマーEの合成 スチレン240g、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト278.4g、イソブチルメタクリレート61.2
g、イソブチルアクリレート336g、n−ブチルメタ
クリレート284.4gにt−ブチルパーオクトエート
96gを添加した。これを120℃に加熱したキシレン
316.4gに3時間かけて滴下した。滴下終了後、
0.5hrそのまま攪拌を続けた後、t−ブチルパーオ
クトエート9.5gにキシレン24.0gをくわえたも
のを0.5hrにて滴下した。滴下終了後、120℃で
さらに1時間攪拌を続けアクリルポリマーEを得た。 Mn=3000 Mw/Mn=1.67 水酸基価:99KOHmg/g
【0021】合成例6 6員環環状カーボネート基を持つアクリルポリマーFの
合成 スチレン470g、5−エチル−5−メタクリロイルオ
キシメチル−1,3−ジオキサン−2−オン200gを
キシレン500.0gに溶解した。さらにt−ブチルパ
ーオクトエート60.3gを添加した。これを120℃
に加熱したキシレン100.0gに3時間かけて滴下し
た。滴下終了後さらに120℃で1時間攪拌を続け、ア
クリルポリマーFを得た。 Mn=2500 Mw/Mn=1.85 環状カーボネート基価 1.31mmol/g
【0022】実施例1 アクリルポリマーAの固形分50部、アクリルポリマー
B50部(官能基の当量比1.34/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ板
に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜
を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、表
1に示した結果を得た。
【0023】実施例2 アクリルポリマーDの固形分70部、アクリルポリマー
B30部(官能基の当量比4.15/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ板
に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜
を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、表
1に示した結果を得た。
【0024】実施例3 アクリルポリマーDの固形分50部、アクリルポリマー
B50部(官能基の当量比1.78/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ板
に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、実
施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得た。
【0025】実施例4 アクリルポリマーCと、その固形分に対し2部のp−ト
ルエンスルフォン酸を混合した。これをブリキ板に塗布
して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜を得
た。以下、実施例1と同様の検討を行い、表1に示した
結果を得た。
【0026】実施例5 アクリルポリマーDの固形分50部、アクリルポリマー
B50部(官能基の当量比1.78/1)に対し、トリ
フルオロメタンスルフォン酸1部を混合した。これをブ
リキ板に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以
下、実施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を
得た。
【0027】実施例6 アクリルポリマーDの固形分50部、アクリルポリマー
B50部(官能基の当量比1.78/1)に対し、トリ
フルオロメタスルフォン酸5部を混合した。これをブリ
キ板に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以
下、実施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を
得た。
【0028】実施例7 アクリルポリマーCと、その固形分に対し2部のトリフ
ルオロメタンスルフォン酸を混合した。これをブリキ板
に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、実
施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得た。
【0029】実施例8 アクリルポリマーCと、その固形分に対し5部のトリフ
ルオロメタンスルフォン酸を混合した。これをブリキ板
に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、実
施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得た。
【0030】実施例9 アクリルポリマーEの固形分50部、アクリルポリマー
B50部(官能基の当量比1.34/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ板
に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜
を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、表
1に示した結果を得た。
【0031】実施例10 アクリルポリマーEの固形分70部、アクリルポリマー
B30部(官能基の当量比3.13/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ板
に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜
を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、表
1に示した結果を得た。
【0032】実施例11 アクリルポリマーEの固形分50部、アクリルポリマー
F50部(官能基の当量比1.34/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ板
に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、実
施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得た。
【0033】実施例12 アクリルポリマーEの固形分50部、アクリルポリマー
F50部(官能基の当量比1.34/1)に対し、p−
トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ板
に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化膜
を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、表
1に示した結果を得た。
【0034】実施例13 アクリルポリマーBの固形分50部、プラクセル303
の固形分5部(官能基の当量比1.3/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ
板に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化
膜を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、
表1に示した結果を得た。
【0035】実施例14 アクリルポリマーBの固形分50部、プラクセル303
の固形分5部(官能基の当量比1.3/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ
板に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化
膜を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、
表1に示した結果を得た。
【0036】実施例15 アクリルポリマーBの固形分50部、プラクセル303
の固形分5部(官能基の当量比1.3/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ
板に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、
実施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得
た。
【0037】実施例16 アクリルポリマーFの固形分22部、エピコート100
4の固形分10部(官能基の当量比1/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸1部を混合した。これをブリキ
板に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化
膜を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、
表1に示した結果を得た。
【0038】実施例17 アクリルポリマーFの固形分22部、エピコート100
4の固形分10部(官能基の当量比1/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ
板に塗布して80〜180℃で20分間焼付けし、硬化
膜を得た。その硬化性試験を表1に示した条件で行い、
表1に示した結果を得た。
【0039】実施例18 アクリルポリマーBの固形分50部、エピコート100
4の固形分10部(官能基の当量比1/1)に対し、p
−トルエンスルフォン酸5部を混合した。これをブリキ
板に塗布して室温にて放置して、硬化膜を得た。以下、
実施例1と同様の検討を行い、表2に示した結果を得
た。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)複数の6員環カーボネート基を有す
    る化合物もしくはラジカル重合体と複数のヒドロキシル
    基を有する重合体との混合物、又は複数の6員環カーボ
    ネート基と複数のヒドロキシル基をあわせ持つラジカル
    重合体、および(b)6員環カーボネート基とヒドロキ
    シル基との開環付加反応を促進する酸触媒を含むことを
    特徴とする硬化性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】複数の6員環カーボネート基を有するラジ
    カル重合体又は複数の6員環カーボネート基および複数
    のヒドロキシル基をあわせ有するラジカル重合体が、モ
    ノマー成分として、5−エチル−5−(メタ)アクリロ
    イルオキシメチル−1,3−ジオキサン−2−オン、4
    −(5−エチル−2−オキソ−1,3−ジオキサン−5
    −イルメトキシメチルスチレン、又は5−メチレン−2
    −オキソ−1,3−ジオキサンを含んでいる請求項1の
    硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】複数の6員環カーボネート基を有する化合
    物が、ジ−(トリメチロールプロパン)ジカーボネー
    ト、ジ−(トリメチロールプロパンカーボネート)カー
    ボネート、又はスピロ−ビス(ジメチレンカーボネー
    ト)である請求項1の硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】複数のヒドロキシル基を有する重合体がア
    クリルポリオールである請求項1の硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】複数のヒドロキシル基を有する重合体又は
    複数のヒドロキシ基と複数の6員環カーボネート基をあ
    わせ有するラジカル重合体は、モノマー成分として、ヒ
    ドロキシアルキル(メタ)アクリレートまたはそのカプ
    ロラクトン付加体を含んでいる請求項1の硬化性樹脂組
    成物。
  6. 【請求項6】複数のヒドロキシル基を有する重合体が、
    複数のヒドロキシル基を有するエポキシ樹脂である請求
    項1の硬化性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】複数のヒドロキシル基を有する重合体が、
    複数のヒドロキシル基を有するポリエステル樹脂である
    請求項1の硬化性樹脂。
  8. 【請求項8】組成物に含まれる6員環カーボネート基の
    ヒドロキシル基に対するモル比が1:0.5〜5である
    請求項1の硬化性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】酸触媒がブレーンステッド酸又はルイス酸
    である請求項1の熱硬化性樹脂組成物。
JP6026038A 1994-01-28 1994-01-28 硬化性樹脂組成物 Pending JPH07216242A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6026038A JPH07216242A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 硬化性樹脂組成物
CA 2140824 CA2140824C (en) 1994-01-28 1995-01-26 Curable resin composition
DE69501266T DE69501266T2 (de) 1994-01-28 1995-01-27 Härtbare Harzmischung
EP95101174A EP0665260B1 (en) 1994-01-28 1995-01-27 Curable resin composition
US08/379,956 US5466754A (en) 1994-01-28 1995-01-27 Curable resin composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6026038A JPH07216242A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 硬化性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07216242A true JPH07216242A (ja) 1995-08-15

Family

ID=12182542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6026038A Pending JPH07216242A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 硬化性樹脂組成物

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5466754A (ja)
EP (1) EP0665260B1 (ja)
JP (1) JPH07216242A (ja)
DE (1) DE69501266T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0816354A1 (de) * 1996-06-25 1998-01-07 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung und Stabilisierung von aliphatischen Sechsringcarbonaten
DE19746379A1 (de) * 1997-10-21 1999-04-22 Bayer Ag Einbrennüberzugsmittel und seine Verwendung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3507884A (en) * 1968-10-17 1970-04-21 Union Carbide Corp 2,6-dioxacyclohexanones having an unsaturated aliphatic group in the 4-position
DE3260794D1 (en) * 1981-01-30 1984-10-31 Bayer Ag Cyclic carbonic acid derivatives, process for their preparation and their use as copolymerisation constituents for the preparation of polycarbonates
JPH01263659A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷用原版
US5374699A (en) * 1989-09-29 1994-12-20 Dainipponink And Chemicals, Inc. Thermosetting resin composition
JP3077219B2 (ja) * 1991-03-14 2000-08-14 大日本インキ化学工業株式会社 硬化性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0665260A2 (en) 1995-08-02
DE69501266D1 (de) 1998-02-05
DE69501266T2 (de) 1998-08-27
US5466754A (en) 1995-11-14
EP0665260A3 (en) 1995-11-22
EP0665260B1 (en) 1997-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4916254A (en) Process for producing epsilon-caprolactone-modified hydroxyalkyl acrylate or methacrylate and coating copolymer from the same
CA2348895C (en) Curable compositions comprising acetoacetoxy and imine functionality
JP2993567B2 (ja) 第3級アミンとエポキシドにより活性化した炭素ミハエル硬化
KR930008924B1 (ko) (n-치환된 카바모일옥시)알카노일옥시알킬 아크릴레이트 중합체 및 이로부터 제조된 조성물
EA014160B1 (ru) Сшиваемые олигомеры, блок-сополимеры, сополимеры и способы их получения
EP0167042B1 (en) Curable resin compositions
JPH0125322B2 (ja)
US4711944A (en) Humidity resistant coating employing branched polymers of t-butyl acrylate
EP0103199A2 (en) Humidity resistant coatings employing branched polymers of t-butyl acrylate
JPS6259615A (ja) 硬化性樹脂の製法
US4727126A (en) Novel diol monomers and polymers thereof
JPH07216242A (ja) 硬化性樹脂組成物
JPS5846236B2 (ja) 感圧性接着剤組成物
JPS62267258A (ja) 新規なジオ−ルモノマ−及びそのポリマ−
US3723398A (en) Thermosetting polymers derived from compounds of five and six membered cyclic alpha, beta-unsaturated ethers
US20020156221A1 (en) High solids acrylic resin
EP0243120B1 (en) Tough flexible polymer blends
WO2021094237A1 (en) A blocked polyisocyanate crosslinking agent, its preparation method and a coating composition comprising the same
JPH0479393B2 (ja)
JPH0372507A (ja) 新規なエポキシ樹脂及びその硬化方法
Rimmer et al. Synthesis of graft copolymers of poly (caprolactone) and poly (methyl methacrylate) and the use of these materials to synthesize soft-segment grafted polyurethanes
CA2140824C (en) Curable resin composition
JPH0222781B2 (ja)
EP0488817A2 (en) Heterofunctional macromers and polymers derived therefrom
JPH0411569B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030729