JPH07213641A - 巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置 - Google Patents
巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置Info
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- JPH07213641A JPH07213641A JP2375094A JP2375094A JPH07213641A JP H07213641 A JPH07213641 A JP H07213641A JP 2375094 A JP2375094 A JP 2375094A JP 2375094 A JP2375094 A JP 2375094A JP H07213641 A JPH07213641 A JP H07213641A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分散ヘッダを用いた消火配管を施工するにあ
たり、施工が容易であり、しかもスプリンクラヘッドが
装着されるヘッド支持体とフレキシブル管との結合が強
固で、対腐食性にも優れた巻出し配管部材を提供する。 【構成】 スプリンクラヘッド81を支持する略筒状の
ヘッド支持体21と分散ヘッダに接続される連結用フレ
キシブル管61とを具備し、ヘッド支持体21の内周に
環状溝53を形成すると共に、Oリング64を介してヘ
ッド支持体21内に挿入された連結用フレキシブル管6
1のインナーチューブ62の一端部62Aを、前記環状
溝53に対してバルジング加工などによって膨出させる
ことによって接続固定する。 【効果】 溶接等を用いず接続固定されるので、対腐食
性が良好である。
たり、施工が容易であり、しかもスプリンクラヘッドが
装着されるヘッド支持体とフレキシブル管との結合が強
固で、対腐食性にも優れた巻出し配管部材を提供する。 【構成】 スプリンクラヘッド81を支持する略筒状の
ヘッド支持体21と分散ヘッダに接続される連結用フレ
キシブル管61とを具備し、ヘッド支持体21の内周に
環状溝53を形成すると共に、Oリング64を介してヘ
ッド支持体21内に挿入された連結用フレキシブル管6
1のインナーチューブ62の一端部62Aを、前記環状
溝53に対してバルジング加工などによって膨出させる
ことによって接続固定する。 【効果】 溶接等を用いず接続固定されるので、対腐食
性が良好である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井板に近接して設け
られるスプリンクラヘッドを支持し、かつ天井部空間の
配管に接続された分散ヘッダからの消火用水を、このス
プリンクラヘッドに供給するために用いられる巻出し配
管部材、及び当該巻出し配管部材における前記ヘッド支
持体の支持装置に関するものである。
られるスプリンクラヘッドを支持し、かつ天井部空間の
配管に接続された分散ヘッダからの消火用水を、このス
プリンクラヘッドに供給するために用いられる巻出し配
管部材、及び当該巻出し配管部材における前記ヘッド支
持体の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば天井部に設けたスプリンクラヘッ
ドから、消火用水を室側に散水する如く構成された消火
設備においては、天井部空間にかかる消火用水の配管が
なされており、このような消火配管は、従来一般的に径
の大きい主管から分岐管を分岐させ、この分岐管に、例
えば所定間隔の下でスプリンクラヘッドへと連通させる
専用の連結管を接続させることによって構築されてい
る。
ドから、消火用水を室側に散水する如く構成された消火
設備においては、天井部空間にかかる消火用水の配管が
なされており、このような消火配管は、従来一般的に径
の大きい主管から分岐管を分岐させ、この分岐管に、例
えば所定間隔の下でスプリンクラヘッドへと連通させる
専用の連結管を接続させることによって構築されてい
る。
【0003】ところが各スプリンクラヘッドごとに分岐
管から連通する連結管を配管するのは、配管量、施工量
が増大するので、近年は分散ヘッダを用いた所謂ヘッダ
工法が注目されている。このヘッダ工法は、複数の接続
口を有する分散ヘッダを分岐管に接続し、前記各接続口
に、可撓性を有するフレキシブル管の一端部接続し、こ
れらフレキシブル管を例えば放射状に配置させて、対応
する所定のスプリンクラヘッドにその他端部を接続する
ようにしたものである。
管から連通する連結管を配管するのは、配管量、施工量
が増大するので、近年は分散ヘッダを用いた所謂ヘッダ
工法が注目されている。このヘッダ工法は、複数の接続
口を有する分散ヘッダを分岐管に接続し、前記各接続口
に、可撓性を有するフレキシブル管の一端部接続し、こ
れらフレキシブル管を例えば放射状に配置させて、対応
する所定のスプリンクラヘッドにその他端部を接続する
ようにしたものである。
【0004】かかるヘッダ工法の下では、鉛直方向に取
り付けられるスプリンクラヘッドと、前記連結管との接
続角度を大きくとる必要があるため、従来は例えば可撓
性を有するフレキシブルチューブの一端部に、巻出し管
として例えば60゜や90゜に折曲されたベンド管を固
着し、他端部には前記分散ヘッダの接続口と接続するた
めの短管を固着した構成を有する連結管を使用してい
た。そしてかかる連結管と前記接続口、スプリンクラヘ
ッドとの接続は、すべて螺着に拠っており、また管相互
の接続についても殆どねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手を用
いていた。
り付けられるスプリンクラヘッドと、前記連結管との接
続角度を大きくとる必要があるため、従来は例えば可撓
性を有するフレキシブルチューブの一端部に、巻出し管
として例えば60゜や90゜に折曲されたベンド管を固
着し、他端部には前記分散ヘッダの接続口と接続するた
めの短管を固着した構成を有する連結管を使用してい
た。そしてかかる連結管と前記接続口、スプリンクラヘ
ッドとの接続は、すべて螺着に拠っており、また管相互
の接続についても殆どねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手を用
いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たように一端部にベンド管が固着された連結管を、狭い
天井部空間内で分散ヘッダの接続口に螺着接続するの
は、作業性が悪く、能率の低下、工期の長期化を招いて
いた。特に分散ヘッダとスプリンクラヘッド設定位置と
の間の距離が長くなり、それに対応して連結管自体の長
さが長くなってくると、一端部に重量のあるベンド管を
有する連結管の他端部をそのように螺着するのは、極め
て作業性が悪いものであった。しかもねじ込み式可鍛鋳
鉄製管継手は、使用個所に応じて専用のものを用意しな
ければならず、コスト的にも高価となり、この点でも満
足できるものではなかった。
たように一端部にベンド管が固着された連結管を、狭い
天井部空間内で分散ヘッダの接続口に螺着接続するの
は、作業性が悪く、能率の低下、工期の長期化を招いて
いた。特に分散ヘッダとスプリンクラヘッド設定位置と
の間の距離が長くなり、それに対応して連結管自体の長
さが長くなってくると、一端部に重量のあるベンド管を
有する連結管の他端部をそのように螺着するのは、極め
て作業性が悪いものであった。しかもねじ込み式可鍛鋳
鉄製管継手は、使用個所に応じて専用のものを用意しな
ければならず、コスト的にも高価となり、この点でも満
足できるものではなかった。
【0006】他方、前記巻出し管とフレキシブルチュー
ブの結合部自体についても問題がある。即ち、一般に前
記巻出し管とフレキシブルチューブとは溶接に拠って固
着結合されているが、フレキシブルチューブの厚さは、
例えば0.3mm程度の極薄いものを使用しており、これ
に対して巻出し管の方は肉厚である。このような厚みに
差のあるものを溶接によって固着結合すると、高熱によ
る組成の変態によって溶接部が強度的に劣化したり、腐
食が発生しやすくなって、破断するおそれがある。また
その他薄いステンレス鋼鋼管の管端部をフレア結合させ
るものについては、フレア結合に基づく部品数の増加、
削り出し加工など加工工程数の増加などを招き、それに
伴って大幅なコスト増となってしまう。
ブの結合部自体についても問題がある。即ち、一般に前
記巻出し管とフレキシブルチューブとは溶接に拠って固
着結合されているが、フレキシブルチューブの厚さは、
例えば0.3mm程度の極薄いものを使用しており、これ
に対して巻出し管の方は肉厚である。このような厚みに
差のあるものを溶接によって固着結合すると、高熱によ
る組成の変態によって溶接部が強度的に劣化したり、腐
食が発生しやすくなって、破断するおそれがある。また
その他薄いステンレス鋼鋼管の管端部をフレア結合させ
るものについては、フレア結合に基づく部品数の増加、
削り出し加工など加工工程数の増加などを招き、それに
伴って大幅なコスト増となってしまう。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、前述の分散ヘッダを用いた消火配管を施工するに
あたり、施工が容易であり、しかもスプリンクラヘッド
とフレキシブル管との結合が容易にかつ強固であって、
対腐食性にも優れる巻出し配管部材を提供して前記問題
の解決を図ることを目的とする。
あり、前述の分散ヘッダを用いた消火配管を施工するに
あたり、施工が容易であり、しかもスプリンクラヘッド
とフレキシブル管との結合が容易にかつ強固であって、
対腐食性にも優れる巻出し配管部材を提供して前記問題
の解決を図ることを目的とする。
【0008】さらにまた本発明では、スプリンクラヘッ
ドが接続されるヘッド支持体自体も新規に構成すると共
に、このヘッド支持体を天井部空間内に配されたチャン
ネル材などの支持材に支持させる際に用いる、ヘッド支
持体の支持装置を新規に構成して、スプリンクラヘッド
を用いた消火設備における配管作業の作業性を向上させ
ることをも目的とするものである。
ドが接続されるヘッド支持体自体も新規に構成すると共
に、このヘッド支持体を天井部空間内に配されたチャン
ネル材などの支持材に支持させる際に用いる、ヘッド支
持体の支持装置を新規に構成して、スプリンクラヘッド
を用いた消火設備における配管作業の作業性を向上させ
ることをも目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、まず請求項1によれば、天井板に近接して設けられ
るスプリンクラヘッドを支持し、かつ天井部空間の配管
に接続された分散ヘッダからの消火用水を、このスプリ
ンクラヘッドに供給するために用いられる巻出し配管部
材であって、一端部に前記スプリンクラヘッドが接続さ
れる略筒状のヘッド支持体と、前記ヘッド支持体の他端
部にその一端部が接続され、他方その他端部が前記分散
ヘッダに接続される連結用フレキシブル管とを具備し、
前記ヘッド支持体の他端部内周に環状溝が形成され、連
結用フレキシブル管の一端部がヘッド支持体の他端部内
周に挿入され、当該挿入端部外周にOリングを設け、当
該挿入端部をヘッド支持体の他端部内周壁に向けて、例
えばバルジング加工などによって膨出させることによっ
て、ヘッド支持体と連結用フレキシブル管とが接続され
ていることを特徴とする、巻出し配管部材が提供され
る。
め、まず請求項1によれば、天井板に近接して設けられ
るスプリンクラヘッドを支持し、かつ天井部空間の配管
に接続された分散ヘッダからの消火用水を、このスプリ
ンクラヘッドに供給するために用いられる巻出し配管部
材であって、一端部に前記スプリンクラヘッドが接続さ
れる略筒状のヘッド支持体と、前記ヘッド支持体の他端
部にその一端部が接続され、他方その他端部が前記分散
ヘッダに接続される連結用フレキシブル管とを具備し、
前記ヘッド支持体の他端部内周に環状溝が形成され、連
結用フレキシブル管の一端部がヘッド支持体の他端部内
周に挿入され、当該挿入端部外周にOリングを設け、当
該挿入端部をヘッド支持体の他端部内周壁に向けて、例
えばバルジング加工などによって膨出させることによっ
て、ヘッド支持体と連結用フレキシブル管とが接続され
ていることを特徴とする、巻出し配管部材が提供され
る。
【0010】この場合、請求項2に記載したように、連
結用フレキシブル管の一端部外周に、Oリング装着用の
環状凹部が形成され、前記Oリングが当該環状凹部に嵌
められていることを特徴とする巻出し配管部材としても
よい。
結用フレキシブル管の一端部外周に、Oリング装着用の
環状凹部が形成され、前記Oリングが当該環状凹部に嵌
められていることを特徴とする巻出し配管部材としても
よい。
【0011】また前記各巻出し配管部材における連結用
フレキシブル管と分散ヘッダとの接続を、請求項3に記
載したように、分散ヘッダの分岐接続口周縁に管状の分
岐接続体が設けられると共に、前記分岐接続体の接続端
部にはテーパ状に開口したつば部が設けられ、連結用フ
レキシブル管の他端部には軸方向外方に向けて環状のへ
こみ部を有する球座部が設けられ、このへこみ部に装着
されたOリングを介して前記つば部と球座部とが突き合
わされ、さらにこれらつば部と球座部の外周からハウジ
ング材を締め付けることによって、連結用フレキシブル
管と分散ヘッダとが接続される如く構成してもよい。
フレキシブル管と分散ヘッダとの接続を、請求項3に記
載したように、分散ヘッダの分岐接続口周縁に管状の分
岐接続体が設けられると共に、前記分岐接続体の接続端
部にはテーパ状に開口したつば部が設けられ、連結用フ
レキシブル管の他端部には軸方向外方に向けて環状のへ
こみ部を有する球座部が設けられ、このへこみ部に装着
されたOリングを介して前記つば部と球座部とが突き合
わされ、さらにこれらつば部と球座部の外周からハウジ
ング材を締め付けることによって、連結用フレキシブル
管と分散ヘッダとが接続される如く構成してもよい。
【0012】他方、ヘッド支持体へのスプリンクラヘッ
ドの接続についても、請求項4によれば、スプリンクラ
ヘッドにおける接続部に筒状のソケットが固着され、こ
のソケットは筒状のヘッド支持体の一端部の挿入部内に
水密挿入自在とされ、前記挿入部外周が軸方向に摺動す
ることによって挿入部に挿入されたソケットをロック自
在な摺動体が前記挿入部外周に設けられ、この摺動体が
下方に位置するときに、前記ロックがされる如く構成し
たことを特徴とする、新規な巻出し配管部材が提供され
る。
ドの接続についても、請求項4によれば、スプリンクラ
ヘッドにおける接続部に筒状のソケットが固着され、こ
のソケットは筒状のヘッド支持体の一端部の挿入部内に
水密挿入自在とされ、前記挿入部外周が軸方向に摺動す
ることによって挿入部に挿入されたソケットをロック自
在な摺動体が前記挿入部外周に設けられ、この摺動体が
下方に位置するときに、前記ロックがされる如く構成し
たことを特徴とする、新規な巻出し配管部材が提供され
る。
【0013】この場合、請求項5に記載したように、摺
動体を常時下方に付勢させるように構成すればなお好ま
しく、また請求項6に記載したように、挿入部上方にお
けるヘッド支持体の外周に、対向した平坦部を設けても
よい。
動体を常時下方に付勢させるように構成すればなお好ま
しく、また請求項6に記載したように、挿入部上方にお
けるヘッド支持体の外周に、対向した平坦部を設けても
よい。
【0014】さらに請求項7によれば、前述のハウジン
グ材の締め付け作業を容易にするため、内側に向けて略
半円弧状の凹部を有する2つのハウジング構成部材によ
って当該ハウジング材が構成され、さらに適宜のバンド
体にこれらハウジング構成部材が固着され、バンド体両
端部に位置する前記ハウジング構成部材の端部間に、当
該これらハウジング構成部材の端部相互を接近、離隔自
在な締め付け部材が設けられたことを特徴とする、巻出
し配管部材が提供される。
グ材の締め付け作業を容易にするため、内側に向けて略
半円弧状の凹部を有する2つのハウジング構成部材によ
って当該ハウジング材が構成され、さらに適宜のバンド
体にこれらハウジング構成部材が固着され、バンド体両
端部に位置する前記ハウジング構成部材の端部間に、当
該これらハウジング構成部材の端部相互を接近、離隔自
在な締め付け部材が設けられたことを特徴とする、巻出
し配管部材が提供される。
【0015】この場合の締め付け部材として、例えば請
求項8に記載したように、一のハウジング構成部材の端
部に固着されたナット部材と、他のハウジング構成部材
の端部を遊貫するボルト材とによって構成してもよい。
求項8に記載したように、一のハウジング構成部材の端
部に固着されたナット部材と、他のハウジング構成部材
の端部を遊貫するボルト材とによって構成してもよい。
【0016】さらに請求項9に記載したように、ボルト
材を予め他のハウジング構成部材の端部を遊貫させてお
き、かつその遊貫突出部には、止め輪などの抜け止め防
止用のストッパを設けておいてもよい。
材を予め他のハウジング構成部材の端部を遊貫させてお
き、かつその遊貫突出部には、止め輪などの抜け止め防
止用のストッパを設けておいてもよい。
【0017】一方前記各巻出し配管部材におけるヘッド
支持体を支持するための支持装置として、請求項10に
よれば、両端が開口した略短角筒状をなし、かつ1組の
対向面に前記ヘッド支持体が挿通自在な孔を有する固定
具と、この固定具の前記開口部間を挿通する支持部材
と、天井部空間内に配設されるチャンネル材などの支持
材に係止自在な受け具とからなり、前記固定具には前記
挿通したヘッド支持体に対して、締め付け押圧自在な締
め付け手段が設けられ、さらに前記受け具は前記支持部
材の端部が挿入自在な支持開口部を有し、この支持開口
部周縁には、前記支持部材の端部を支持する支持片が設
けられたことを特徴とする、ヘッド支持体の支持装置が
提供される。
支持体を支持するための支持装置として、請求項10に
よれば、両端が開口した略短角筒状をなし、かつ1組の
対向面に前記ヘッド支持体が挿通自在な孔を有する固定
具と、この固定具の前記開口部間を挿通する支持部材
と、天井部空間内に配設されるチャンネル材などの支持
材に係止自在な受け具とからなり、前記固定具には前記
挿通したヘッド支持体に対して、締め付け押圧自在な締
め付け手段が設けられ、さらに前記受け具は前記支持部
材の端部が挿入自在な支持開口部を有し、この支持開口
部周縁には、前記支持部材の端部を支持する支持片が設
けられたことを特徴とする、ヘッド支持体の支持装置が
提供される。
【0018】この場合、請求項11に記載したように、
複数の切り込みを受け具の平面に形成し、この切り込み
端部相互間を結ぶ線を折曲線とし、さらにこの折曲線と
前記切り込みによって形成される部分を、前記平面に対
して90度を越えない範囲で前記折曲線に沿って折曲し
て前記支持開口部を構成してもよい。
複数の切り込みを受け具の平面に形成し、この切り込み
端部相互間を結ぶ線を折曲線とし、さらにこの折曲線と
前記切り込みによって形成される部分を、前記平面に対
して90度を越えない範囲で前記折曲線に沿って折曲し
て前記支持開口部を構成してもよい。
【0019】
【作用】請求項1によれば、連結用フレキシブル管の一
端部が膨出されると、ヘッド支持体の他端部内周に形成
された環状溝をあたかもダイスとするように、当該一端
部が押し出し成形され、それによって連結用フレキシブ
ル管とヘッド支持体とが強固に固定される。このとき連
結用フレキシブル管における挿入端部外周に設けられた
Oリングは両者間で押圧されるので、当該挿入端部外周
とヘッド支持体の内周壁との間の水密性が同時に確保さ
れる。
端部が膨出されると、ヘッド支持体の他端部内周に形成
された環状溝をあたかもダイスとするように、当該一端
部が押し出し成形され、それによって連結用フレキシブ
ル管とヘッド支持体とが強固に固定される。このとき連
結用フレキシブル管における挿入端部外周に設けられた
Oリングは両者間で押圧されるので、当該挿入端部外周
とヘッド支持体の内周壁との間の水密性が同時に確保さ
れる。
【0020】請求項2によれば、連結用フレキシブル管
の一端部外周に、Oリング装着用の環状凹部が形成さ
れ、この環状凹部に前記Oリングが嵌められているの
で、連結用フレキシブル管の一端部の、ヘッド支持体の
他端部内周への挿入がしやすく、所定の位置にOリング
を配設することが容易となっている。
の一端部外周に、Oリング装着用の環状凹部が形成さ
れ、この環状凹部に前記Oリングが嵌められているの
で、連結用フレキシブル管の一端部の、ヘッド支持体の
他端部内周への挿入がしやすく、所定の位置にOリング
を配設することが容易となっている。
【0021】請求項3によれば、ハウジング材を締め付
けたり緩めたりすることによって、接続、分離が容易か
つ迅速に行える。従って、分散ヘッダを用いた消火配管
の施工がしやすく、作業生産性が向上する。 そして前
記締め付けによって、つば部と球座部との間のOリング
が押圧されて水密性が確保されつつ、さらにテーパ状の
開口部を有するつば部と球座部との突き合わせによる適
度の可撓性も確保されている。さらにかかる継手接続を
構成するための要素が、つば部と球座部、並びにハウジ
ング材であるから、例えば市販鋼管やスクラップ管に対
して簡単な成形加工を施すことによって実現できるか
ら、コストも低廉に抑えることが可能となる。
けたり緩めたりすることによって、接続、分離が容易か
つ迅速に行える。従って、分散ヘッダを用いた消火配管
の施工がしやすく、作業生産性が向上する。 そして前
記締め付けによって、つば部と球座部との間のOリング
が押圧されて水密性が確保されつつ、さらにテーパ状の
開口部を有するつば部と球座部との突き合わせによる適
度の可撓性も確保されている。さらにかかる継手接続を
構成するための要素が、つば部と球座部、並びにハウジ
ング材であるから、例えば市販鋼管やスクラップ管に対
して簡単な成形加工を施すことによって実現できるか
ら、コストも低廉に抑えることが可能となる。
【0022】請求項4によれば、ヘッド支持体にスプリ
ンクラヘッドを装着、接続するにあたり、適宜の工具等
で摺動体を押し上げた状態で、スプリンクラヘッドと一
体になったソケットをヘッド支持体内に挿入し、後は摺
動体を下方に戻せば、前記ソケットがヘッド支持体にロ
ックされ、スプリンクラヘッドはヘッド支持体に固定さ
れる。従ってスプリンクラヘッドのヘッド支持体への装
着、接続に関しても、容易、かつ迅速にこれをなし得
る。
ンクラヘッドを装着、接続するにあたり、適宜の工具等
で摺動体を押し上げた状態で、スプリンクラヘッドと一
体になったソケットをヘッド支持体内に挿入し、後は摺
動体を下方に戻せば、前記ソケットがヘッド支持体にロ
ックされ、スプリンクラヘッドはヘッド支持体に固定さ
れる。従ってスプリンクラヘッドのヘッド支持体への装
着、接続に関しても、容易、かつ迅速にこれをなし得
る。
【0023】この点、請求項5によれば、摺動体が常時
下方に付勢されているので、摺動体の下方への戻し動作
は不要となり、前記工具等による摺動体の押し上げ状態
を解除するだけで、スプリンクラヘッドはヘッド支持体
に固定される。従って、さらに作業性が向上している。
下方に付勢されているので、摺動体の下方への戻し動作
は不要となり、前記工具等による摺動体の押し上げ状態
を解除するだけで、スプリンクラヘッドはヘッド支持体
に固定される。従って、さらに作業性が向上している。
【0024】請求項6のように、挿入部上方におけるヘ
ッド支持体の外周に、対向した平坦部が設けられている
と、この平坦部に適宜のブラケットなどによる固定や、
ボルト等による締め付け固定、さらには後述の請求項1
0、11に記載された支持装置を用いることによって、
天井部空間内に配されているチャンネル材への支持が容
易、かつ強固に行える。
ッド支持体の外周に、対向した平坦部が設けられている
と、この平坦部に適宜のブラケットなどによる固定や、
ボルト等による締め付け固定、さらには後述の請求項1
0、11に記載された支持装置を用いることによって、
天井部空間内に配されているチャンネル材への支持が容
易、かつ強固に行える。
【0025】請求項7によれば、略半円弧状の凹部の中
につば部と球座部を納めて、締め付け部材によってハウ
ジング構成部材の端部を接近させることにより、ハウジ
ング材の締め付けがなされる。またこれらハウジング構
成部材はバンド体に固着されているので、全体として1
つの部材構成であり、またハウジング構成部材間におけ
るバンド体の部分が、いわば両者のヒンジ部材となって
いる。従って、現場において、ハウジング材の装着、締
め付けが極めて容易かつ、迅速に行える。
につば部と球座部を納めて、締め付け部材によってハウ
ジング構成部材の端部を接近させることにより、ハウジ
ング材の締め付けがなされる。またこれらハウジング構
成部材はバンド体に固着されているので、全体として1
つの部材構成であり、またハウジング構成部材間におけ
るバンド体の部分が、いわば両者のヒンジ部材となって
いる。従って、現場において、ハウジング材の装着、締
め付けが極めて容易かつ、迅速に行える。
【0026】請求項8によれば、前記締め付け部材は、
一のハウジング構成部材の端部に固着されたナット部材
と、他のハウジング構成部材の端部を遊貫するボルト材
とによって構成されているので、締め付け作業は当該ボ
ルト材の締め付けだけで済む。従って、さらに作業性が
良好である。
一のハウジング構成部材の端部に固着されたナット部材
と、他のハウジング構成部材の端部を遊貫するボルト材
とによって構成されているので、締め付け作業は当該ボ
ルト材の締め付けだけで済む。従って、さらに作業性が
良好である。
【0027】請求項9では、前記ボルト材が予め他のハ
ウジング構成部材の端部を遊貫し、かつ遊貫突出部には
抜け止め防止用のストッパが設けられているので、ボル
ト材が他のハウジング構成部材から離脱することはとな
く、取扱が容易で、作業性もより一層向上している。
ウジング構成部材の端部を遊貫し、かつ遊貫突出部には
抜け止め防止用のストッパが設けられているので、ボル
ト材が他のハウジング構成部材から離脱することはとな
く、取扱が容易で、作業性もより一層向上している。
【0028】請求項10によれば、受け具の支持開口部
に支持部材を支持させる一方、固定具の孔内にヘッド支
持体を挿通させて、ボルト材などの締め付け手段によっ
てヘッド支持体の平坦部を、例えば前記支持部材側へと
押圧させることにより、ヘッド支持体が容易に支持、固
定される。
に支持部材を支持させる一方、固定具の孔内にヘッド支
持体を挿通させて、ボルト材などの締め付け手段によっ
てヘッド支持体の平坦部を、例えば前記支持部材側へと
押圧させることにより、ヘッド支持体が容易に支持、固
定される。
【0029】これに関し請求項11によれば、折曲線と
前記切り込みによって形成される部分を折曲させること
により、当該部分が支持片を形成する。従って製作容易
である。しかもこの支持片は、90度を越えない範囲で
折曲されているから、支持部材を押さえる押さえ片とし
ても機能し、その結果支持部材の支持が強固になる。
前記切り込みによって形成される部分を折曲させること
により、当該部分が支持片を形成する。従って製作容易
である。しかもこの支持片は、90度を越えない範囲で
折曲されているから、支持部材を押さえる押さえ片とし
ても機能し、その結果支持部材の支持が強固になる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
れば、まず図1は本実施例で使用した分散ヘッダ1の一
部断面図、図2はこの分散ヘッダ1を、図1におけるA
−A線でみた断面図であり、その本体2は市販の角管を
所定長さに切断して構成されている。本実施例ではこの
ように角管を使用したが、もちろんこれに限らず、丸管
形状のものでもよく、また市販鋼管のみならず不要とな
った管、スクラップ管を用いることも可能である。
れば、まず図1は本実施例で使用した分散ヘッダ1の一
部断面図、図2はこの分散ヘッダ1を、図1におけるA
−A線でみた断面図であり、その本体2は市販の角管を
所定長さに切断して構成されている。本実施例ではこの
ように角管を使用したが、もちろんこれに限らず、丸管
形状のものでもよく、また市販鋼管のみならず不要とな
った管、スクラップ管を用いることも可能である。
【0031】そしてこの本体2の両端部は、夫々例えば
焼きばめや適宜のプレス成形加工によって図1中の斜線
部で示される部分にて環状に成形されている。そして一
端の環状部には、分岐管に接続するために外周にネジが
切られた略テーパ状の接続部材3が溶接によって固着さ
れ、他端の環状部にはキャップ4が溶接によって固着さ
れて閉口されている。
焼きばめや適宜のプレス成形加工によって図1中の斜線
部で示される部分にて環状に成形されている。そして一
端の環状部には、分岐管に接続するために外周にネジが
切られた略テーパ状の接続部材3が溶接によって固着さ
れ、他端の環状部にはキャップ4が溶接によって固着さ
れて閉口されている。
【0032】かかる形態を有する本体2の外周には、計
6カ所に分岐接続体P1〜P6が設けられている。その具
体的な設定箇所は、キャップ4寄りの外周四面に各1カ
所ずつ計4カ所と、接続部材3寄りの外周における1対
の対向する面に各1カ所ずつ計2カ所である。もちろん
図1における一点鎖線で示されるように、接続部材3寄
りの外周における他の対向面にも夫々P7、P8を設け
て、キャップ4寄りの外周と同様に、接続部材3寄りの
外周四面にも各1カ所ずつ計4カ所として、全体でP1
〜P8の合計8つの分岐接続体を設けてもよい。このよ
うにこの分散ヘッダ1は、必要に応じて分岐接続体の数
を増減することが可能である。
6カ所に分岐接続体P1〜P6が設けられている。その具
体的な設定箇所は、キャップ4寄りの外周四面に各1カ
所ずつ計4カ所と、接続部材3寄りの外周における1対
の対向する面に各1カ所ずつ計2カ所である。もちろん
図1における一点鎖線で示されるように、接続部材3寄
りの外周における他の対向面にも夫々P7、P8を設け
て、キャップ4寄りの外周と同様に、接続部材3寄りの
外周四面にも各1カ所ずつ計4カ所として、全体でP1
〜P8の合計8つの分岐接続体を設けてもよい。このよ
うにこの分散ヘッダ1は、必要に応じて分岐接続体の数
を増減することが可能である。
【0033】各分岐接続体P1〜P6は全く同一構成であ
るので、いまキャップ4寄りの外周面に設けられた分岐
接続体P1に基づいてその構成を説明すると、この分岐
接続体P1は、市販鋼管や不要になった管を所定の長さ
に輪切り切断してこれを分岐接続管11とし、さらにこ
の分岐接続管11の一端部外周に、テーパ状に開口した
つば部12を溶接等で固着した構成を有している。この
つば部12もやはり市販鋼管やスクラップ管などを所定
の長さに切断し、その一端部を拡径加工することによっ
て構成されたものである。
るので、いまキャップ4寄りの外周面に設けられた分岐
接続体P1に基づいてその構成を説明すると、この分岐
接続体P1は、市販鋼管や不要になった管を所定の長さ
に輪切り切断してこれを分岐接続管11とし、さらにこ
の分岐接続管11の一端部外周に、テーパ状に開口した
つば部12を溶接等で固着した構成を有している。この
つば部12もやはり市販鋼管やスクラップ管などを所定
の長さに切断し、その一端部を拡径加工することによっ
て構成されたものである。
【0034】そして本体2における設定箇所に、分岐接
続管11の内径と同一径を有する貫通孔13を夫々穿設
し、この貫通孔13の周縁部に、分岐接続管11の他端
部を溶接によって固着することにより、分岐接続体P1
が構成される。他の分岐接続体P2〜P6も、この分岐接
続体P1と全く同様にして構成される。本実施例で用い
た分散ヘッダ1は、以上のように構成されているが、溶
接等の固着方法を用いた点、常時充水されている点等、
腐食の要素が大きいことを鑑みれば、この分散ヘッダ1
の表面には、例えば化学ニッケルメッキ法の1つである
カニゼンメッキ(General American Transportation Co
rp.の商品名)を施すことが好ましい。
続管11の内径と同一径を有する貫通孔13を夫々穿設
し、この貫通孔13の周縁部に、分岐接続管11の他端
部を溶接によって固着することにより、分岐接続体P1
が構成される。他の分岐接続体P2〜P6も、この分岐接
続体P1と全く同様にして構成される。本実施例で用い
た分散ヘッダ1は、以上のように構成されているが、溶
接等の固着方法を用いた点、常時充水されている点等、
腐食の要素が大きいことを鑑みれば、この分散ヘッダ1
の表面には、例えば化学ニッケルメッキ法の1つである
カニゼンメッキ(General American Transportation Co
rp.の商品名)を施すことが好ましい。
【0035】次に本実施例におけるヘッド支持体の構成
を図3に基づいて説明すると、このヘッド支持体21は
全体として、市販鋼管やスクラップ管などの管材を適宜
輪切り切断やプレス成形加工することによって得られた
略管状の形態を有しており、さらにこのヘッド支持体2
1は、その下端部から順に、径大部によって構成される
挿入部22、この挿入部22と同径の弁収納部23、外
周に対向した平坦部分を有する固定部24、後述の連結
用フレキシブル管の一端部がその内周に接続固定される
接続受容部25とによって構成されている。
を図3に基づいて説明すると、このヘッド支持体21は
全体として、市販鋼管やスクラップ管などの管材を適宜
輪切り切断やプレス成形加工することによって得られた
略管状の形態を有しており、さらにこのヘッド支持体2
1は、その下端部から順に、径大部によって構成される
挿入部22、この挿入部22と同径の弁収納部23、外
周に対向した平坦部分を有する固定部24、後述の連結
用フレキシブル管の一端部がその内周に接続固定される
接続受容部25とによって構成されている。
【0036】前記挿入部22の外周には、適宜数の透孔
が穿たれ、この透孔を通してボール体31が挿入部22
内に突出自在となるように構成されている。そしてこの
挿入部22の外周には、本発明でいうところの摺動体を
構成する筒状のカプラーリング32が摺動自在に設けら
れており、スプリング33によって下方に付勢されてい
る。
が穿たれ、この透孔を通してボール体31が挿入部22
内に突出自在となるように構成されている。そしてこの
挿入部22の外周には、本発明でいうところの摺動体を
構成する筒状のカプラーリング32が摺動自在に設けら
れており、スプリング33によって下方に付勢されてい
る。
【0037】前記カプラーリング32の内周には、突起
34が形成されており、また当該突起34から下方に
は、略テーパ状にその内周が径大となった解放部35が
形成されている。そして常態においてスプリング33に
より下方に付勢されたカプラーリング32は、その突起
34によって、ボール体31を挿入部24内に突出させ
ており、またこのスプリング33の付勢力に抗してカプ
ラーリング32を押し上げれば、ボール体31は解放部
35に位置するようになっている。
34が形成されており、また当該突起34から下方に
は、略テーパ状にその内周が径大となった解放部35が
形成されている。そして常態においてスプリング33に
より下方に付勢されたカプラーリング32は、その突起
34によって、ボール体31を挿入部24内に突出させ
ており、またこのスプリング33の付勢力に抗してカプ
ラーリング32を押し上げれば、ボール体31は解放部
35に位置するようになっている。
【0038】前記弁収納部43内には、内蔵弁41の弁
箱42が、Oリング43を介して装着されている。この
内蔵弁41は同図に示されるように、その下端面に流路
となる径小の開口部44を有する筒状の前記弁箱42
と、この開口部44を閉塞自在な弁体45とによって構
成されている。この弁体45は、その上部にガイド筒4
6内を遊貫する軸体47を有し、またこの弁体45の下
部には適宜の取付金具を介して押し上げ部材48が固定
されている。そしてこの弁体45はコイルスプリングな
どの弾性部材によって下方に付勢されており、常態にお
いては、前記開口部44を閉塞している。
箱42が、Oリング43を介して装着されている。この
内蔵弁41は同図に示されるように、その下端面に流路
となる径小の開口部44を有する筒状の前記弁箱42
と、この開口部44を閉塞自在な弁体45とによって構
成されている。この弁体45は、その上部にガイド筒4
6内を遊貫する軸体47を有し、またこの弁体45の下
部には適宜の取付金具を介して押し上げ部材48が固定
されている。そしてこの弁体45はコイルスプリングな
どの弾性部材によって下方に付勢されており、常態にお
いては、前記開口部44を閉塞している。
【0039】前記接続受容部25は、前記固定部24か
ら連続する部分であり、外周の4カ所ダボ打ち(矢印X
で示す)されて、その内周にストッパとなる係止突起5
1が形成されている。そしてこの接続受容部25の内周
には、図3、図4に示されるように、前記係止突起51
側から順に、Oリング用環状溝52、環状溝53が形成
されている。また接続受容部25の端部より外周には、
後述の連結用フレキシブル管接続固定用の環状溝54が
形成されている。
ら連続する部分であり、外周の4カ所ダボ打ち(矢印X
で示す)されて、その内周にストッパとなる係止突起5
1が形成されている。そしてこの接続受容部25の内周
には、図3、図4に示されるように、前記係止突起51
側から順に、Oリング用環状溝52、環状溝53が形成
されている。また接続受容部25の端部より外周には、
後述の連結用フレキシブル管接続固定用の環状溝54が
形成されている。
【0040】かかる構成になる接続受容部25と連結用
フレキシブル管61との接続構造は次のようになってい
る。まず本実施例にかかる連結用フレキシブル管61
は、中間部にベローズ部やスパイラル部などによってフ
レキシビリティが付与されたインナーチューブ62と、
このインナーチューブ62の外周に配されるアウターチ
ューブ63とによって構成されており、その一端部62
Aの先端部62aは拡径加工されている。
フレキシブル管61との接続構造は次のようになってい
る。まず本実施例にかかる連結用フレキシブル管61
は、中間部にベローズ部やスパイラル部などによってフ
レキシビリティが付与されたインナーチューブ62と、
このインナーチューブ62の外周に配されるアウターチ
ューブ63とによって構成されており、その一端部62
Aの先端部62aは拡径加工されている。
【0041】そして前記一端部62Aにおける挿入部分
の外周であって、かつ前記Oリング装着用環状溝52に
対応する部分にOリング64が嵌められ、さらに前記一
端部62Aとこの挿入部分に渡る外周部に、例えば環状
の封止部材65が設けられ、そのまま前記一端部62A
をヘッド支持体21の接続受容部25内に挿入し、その
後この挿入部分全体を、接続受容部25の内周壁に対し
て膨出させると、Oリング64はOリング用環状溝52
内に押圧され、また同時に前記環状溝53に対しても押
し出し成形される。またさらに封止部材65も接続受容
部25の内周壁に対して押圧される。
の外周であって、かつ前記Oリング装着用環状溝52に
対応する部分にOリング64が嵌められ、さらに前記一
端部62Aとこの挿入部分に渡る外周部に、例えば環状
の封止部材65が設けられ、そのまま前記一端部62A
をヘッド支持体21の接続受容部25内に挿入し、その
後この挿入部分全体を、接続受容部25の内周壁に対し
て膨出させると、Oリング64はOリング用環状溝52
内に押圧され、また同時に前記環状溝53に対しても押
し出し成形される。またさらに封止部材65も接続受容
部25の内周壁に対して押圧される。
【0042】従って、極めて強固でかつ水密性に優れた
接続構造が実現される。なお一端部62Aの先端部62
aは拡径加工され、他方接続受容部25の内周には前出
係止突起51がダボ打ちによって形成されているので、
この係止突起51によって係止されるまで一端部62A
を挿入すると、自動的にOリング64をOリング用環状
溝52に対応させることが可能であり、機械化にも対処
対応できる。
接続構造が実現される。なお一端部62Aの先端部62
aは拡径加工され、他方接続受容部25の内周には前出
係止突起51がダボ打ちによって形成されているので、
この係止突起51によって係止されるまで一端部62A
を挿入すると、自動的にOリング64をOリング用環状
溝52に対応させることが可能であり、機械化にも対処
対応できる。
【0043】なおインナーチューブ62の一端部62A
の構成を、例えば図5に示した一端部62A’としても
よい。同図に示された一端部62A’は、外周にOリン
グ装着用の環状凹部66が形成されており、Oリング6
4はこの環状凹部66内に嵌められる。かかる構成によ
れば、一端部62A’の接続受容部25内への挿入の際
に、Oリング64が位置ズレする事はない。
の構成を、例えば図5に示した一端部62A’としても
よい。同図に示された一端部62A’は、外周にOリン
グ装着用の環状凹部66が形成されており、Oリング6
4はこの環状凹部66内に嵌められる。かかる構成によ
れば、一端部62A’の接続受容部25内への挿入の際
に、Oリング64が位置ズレする事はない。
【0044】かかる場合、例えば一端部62A’を拡径
加工して、その後光輝焼鈍加工すれば、環状凹部66を
形成しやすい。また前記した接続プロセスでは、Oリン
グ64のOリング用環状溝52内への押圧、と一端部6
2Aの環状溝53内への押し出し成形を同時に行った
が、もちろんそれぞれ別個にバルジングさせてもよい。
この場合には、Oリング64押圧度を、一端部62Aの
環状溝53内への押し出し成形とは無関係に、最も適切
な程度とすることが可能である。
加工して、その後光輝焼鈍加工すれば、環状凹部66を
形成しやすい。また前記した接続プロセスでは、Oリン
グ64のOリング用環状溝52内への押圧、と一端部6
2Aの環状溝53内への押し出し成形を同時に行った
が、もちろんそれぞれ別個にバルジングさせてもよい。
この場合には、Oリング64押圧度を、一端部62Aの
環状溝53内への押し出し成形とは無関係に、最も適切
な程度とすることが可能である。
【0045】なおそのようにバルジングなどの膨出によ
って接続固定させるので、インナーチューブ62の外径
は、接続受容部25の内径よりも小さくして、例えばほ
ぼ非接触状態で挿入することが可能であり、例えば挿入
動作に伴ってヘッド支持体21の内周に施された樹脂ラ
イニングやその他のメッキ処理加工を、全く損傷するお
それはない。
って接続固定させるので、インナーチューブ62の外径
は、接続受容部25の内径よりも小さくして、例えばほ
ぼ非接触状態で挿入することが可能であり、例えば挿入
動作に伴ってヘッド支持体21の内周に施された樹脂ラ
イニングやその他のメッキ処理加工を、全く損傷するお
それはない。
【0046】そのようにしてインナーチューブ62を接
続受容部25の内周に接続固定した後、例えばアウター
リングやアウターバンドなどの固定手段67によって、
アウターチューブ63の端部を、接続受容部25外周の
環状溝54に対して固定すれば、連結用フレキシブル管
61のヘッド支持体21側への接続固定は完了する。
続受容部25の内周に接続固定した後、例えばアウター
リングやアウターバンドなどの固定手段67によって、
アウターチューブ63の端部を、接続受容部25外周の
環状溝54に対して固定すれば、連結用フレキシブル管
61のヘッド支持体21側への接続固定は完了する。
【0047】以上のようにしてその一端部がヘッド支持
体21に接続固定された連結用フレキシブル管61の他
端部と、前出分散ヘッダ1との接続固定は、次のように
して実現される。まず図6に示したように、連結用フレ
キシブル管61におけるインナーチューブ62の他端部
62Bに接続管68を予め接続固定しておく。この時の
接続固定は、同図に示されるように、前記一端部62A
とヘッド支持体21との接続固定の場合と、全く同一で
ある。即ちOリング69を押圧させると共に、他端部6
2Bを、接続管68の内周に向けてバルジングなどによ
って膨出させ、接続管68内周の環状溝70に対して押
し出し成形させて固定する。その後同様に、アウターリ
ングやアウターバンドなどの固定手段67によって、ア
ウターチューブ63の端部を、接続管68外周の環状溝
に対して固定するのである。
体21に接続固定された連結用フレキシブル管61の他
端部と、前出分散ヘッダ1との接続固定は、次のように
して実現される。まず図6に示したように、連結用フレ
キシブル管61におけるインナーチューブ62の他端部
62Bに接続管68を予め接続固定しておく。この時の
接続固定は、同図に示されるように、前記一端部62A
とヘッド支持体21との接続固定の場合と、全く同一で
ある。即ちOリング69を押圧させると共に、他端部6
2Bを、接続管68の内周に向けてバルジングなどによ
って膨出させ、接続管68内周の環状溝70に対して押
し出し成形させて固定する。その後同様に、アウターリ
ングやアウターバンドなどの固定手段67によって、ア
ウターチューブ63の端部を、接続管68外周の環状溝
に対して固定するのである。
【0048】前記接続管68は、その端部外周に、外方
に向けて環状のへこみ部71を有する球座部72が、例
えばレーザ溶接によって固着されている構造を有してい
る。
に向けて環状のへこみ部71を有する球座部72が、例
えばレーザ溶接によって固着されている構造を有してい
る。
【0049】このようにして連結用フレキシブル管61
における他端部に接続固定された接続管68と、前出分
散ヘッダ1の各分岐接続体Pとが接続固定されるのであ
る。次に当該接続管68と分散ヘッダ1の例えば分岐接
続体P1との接続固定について説明すると、まず接続管
68の球座部72のへこみ部71にOリング73を装着
した後、分岐接続体P1のつば部12と前記球座部29
とを向き合わせ、これらつば部12と球座部72の外側
から、2つのハウジング構成部材74、75を有するハ
ウジング材76をかぶせ、後は六角穴付のボルト77と
ナット78でこれらハウジング構成部材74、75を締
め付けて、ハウジング35を固定するだけでよい。
における他端部に接続固定された接続管68と、前出分
散ヘッダ1の各分岐接続体Pとが接続固定されるのであ
る。次に当該接続管68と分散ヘッダ1の例えば分岐接
続体P1との接続固定について説明すると、まず接続管
68の球座部72のへこみ部71にOリング73を装着
した後、分岐接続体P1のつば部12と前記球座部29
とを向き合わせ、これらつば部12と球座部72の外側
から、2つのハウジング構成部材74、75を有するハ
ウジング材76をかぶせ、後は六角穴付のボルト77と
ナット78でこれらハウジング構成部材74、75を締
め付けて、ハウジング35を固定するだけでよい。
【0050】より詳細に説明すると、前記ハウジング構
成部材74、75は全く同一構成であって、例えばプレ
ス成形加工によって、図7、図8に示したように、その
内側にそれぞれ略半円弧状の凹部74a、75aが形成
され、また各ハウジング構成部材74、75の両端部に
は夫々クランプ部74b、74c、75b、75cが夫
々一体成形されている。これらハウジング構成部材7
4、75は1本のバンド体79にそれぞれ固着されてい
るが、本実施例においては、前記凹部74a、75aの
内壁にバンド体79を例えば溶接することによって固着
している。
成部材74、75は全く同一構成であって、例えばプレ
ス成形加工によって、図7、図8に示したように、その
内側にそれぞれ略半円弧状の凹部74a、75aが形成
され、また各ハウジング構成部材74、75の両端部に
は夫々クランプ部74b、74c、75b、75cが夫
々一体成形されている。これらハウジング構成部材7
4、75は1本のバンド体79にそれぞれ固着されてい
るが、本実施例においては、前記凹部74a、75aの
内壁にバンド体79を例えば溶接することによって固着
している。
【0051】そしてハウジング構成部材74の前記クラ
ンプ部74bに、2本のボルト77、77が遊貫して当
該遊貫突出部分には、夫々止め輪80が嵌められてお
り、ハウジング構成部材74から離脱しないようになっ
ている。他方、ハウジング構成部材75のクランプ部7
5bには、前記ナット78が固着されている。従って、
ハウジング材76全体は1個の部材として構成されてお
り、取扱が容易であり、またボルト77が予め回転フリ
ーになってハウジング構成部材74に設けてあるので、
極めて作業しやすいものである。
ンプ部74bに、2本のボルト77、77が遊貫して当
該遊貫突出部分には、夫々止め輪80が嵌められてお
り、ハウジング構成部材74から離脱しないようになっ
ている。他方、ハウジング構成部材75のクランプ部7
5bには、前記ナット78が固着されている。従って、
ハウジング材76全体は1個の部材として構成されてお
り、取扱が容易であり、またボルト77が予め回転フリ
ーになってハウジング構成部材74に設けてあるので、
極めて作業しやすいものである。
【0052】以上のようにして、接続された接続部分
は、まずつば部12と球座部72の間に介在して両者で
押圧されるOリング73によってその水密性が確保され
ており、さらにつば部12の端縁部がハウジング構成部
材74、75の内周壁に当接するまで、この接続部分は
可撓性を有している。また従来既存の、ねじ込み継手と
較べると、同一可撓許容度を有する連結用フレキシブル
管を接続した場合、前記接続部分の可撓性がある分、従
来よりも全体としての可撓性が大きくなっており、その
結果ヘッダ工法における配管のレイアウトの自由度が大
きい。
は、まずつば部12と球座部72の間に介在して両者で
押圧されるOリング73によってその水密性が確保され
ており、さらにつば部12の端縁部がハウジング構成部
材74、75の内周壁に当接するまで、この接続部分は
可撓性を有している。また従来既存の、ねじ込み継手と
較べると、同一可撓許容度を有する連結用フレキシブル
管を接続した場合、前記接続部分の可撓性がある分、従
来よりも全体としての可撓性が大きくなっており、その
結果ヘッダ工法における配管のレイアウトの自由度が大
きい。
【0053】一方、かかる構成を有するヘッド支持体2
1に装着固定されるスプリンクラヘッド81は、下面に
略円板状の感熱ヒューズ82を有し、全体としては、略
逆円錐台形状を呈している。そしてその斜面部には、図
3、図9に示したようにスプリンクラヘッド81内空間
に通ずる開口穴83が8カ所に形成されている。そして
図9に示したように、一組の対向する開口穴83におい
て、下面からみてこの一対の開口穴83内に各々納まる
位置であって、かつ前記スプリンクラヘッド81をヘッ
ド支持体21に装着固定した際に、ヘッド支持体21の
カプラーリング32の真下に位置する箇所に、貫通螺孔
84がそれぞれ形成され、各貫通螺孔84には、ビス8
5が螺着されている。
1に装着固定されるスプリンクラヘッド81は、下面に
略円板状の感熱ヒューズ82を有し、全体としては、略
逆円錐台形状を呈している。そしてその斜面部には、図
3、図9に示したようにスプリンクラヘッド81内空間
に通ずる開口穴83が8カ所に形成されている。そして
図9に示したように、一組の対向する開口穴83におい
て、下面からみてこの一対の開口穴83内に各々納まる
位置であって、かつ前記スプリンクラヘッド81をヘッ
ド支持体21に装着固定した際に、ヘッド支持体21の
カプラーリング32の真下に位置する箇所に、貫通螺孔
84がそれぞれ形成され、各貫通螺孔84には、ビス8
5が螺着されている。
【0054】かかる構成のスプリンクラヘッド81の接
続部86の外周に、ソケット87が螺着接合されてい
る。このソケット87は、ヘッド支持体21における挿
入部22内に摺動自在な外径を有しており、その上端部
近傍外周には環状溝88が形成され、この環状溝88内
にはOリング89が装着されている。そしてソケット8
7の下端部外周には、環状のストッパ90が固着されて
いる。
続部86の外周に、ソケット87が螺着接合されてい
る。このソケット87は、ヘッド支持体21における挿
入部22内に摺動自在な外径を有しており、その上端部
近傍外周には環状溝88が形成され、この環状溝88内
にはOリング89が装着されている。そしてソケット8
7の下端部外周には、環状のストッパ90が固着されて
いる。
【0055】またこのソケット87の所定位置には、前
出ボール体31の挿入部22内への突出部分を受容する
受容穴受容穴87aが設けられている。そして前記スト
ッパ90によってソケット87の押し上げが停止される
位置にて、前記受容穴87aは挿入部22に穿設された
ボール体31突出用の透孔と応対するように設定されて
いる。またその際には、同時にソケット87の上端部
が、内蔵弁41の押し上げ部材48を押し上げて、弁体
45による開口部44の閉塞状態を解除するように構成
されている。なお図3においては、ヘッド支持体21に
対して、スプリンクラヘッド81と一体になったソケッ
ト87が装着、固定された状態を示している。
出ボール体31の挿入部22内への突出部分を受容する
受容穴受容穴87aが設けられている。そして前記スト
ッパ90によってソケット87の押し上げが停止される
位置にて、前記受容穴87aは挿入部22に穿設された
ボール体31突出用の透孔と応対するように設定されて
いる。またその際には、同時にソケット87の上端部
が、内蔵弁41の押し上げ部材48を押し上げて、弁体
45による開口部44の閉塞状態を解除するように構成
されている。なお図3においては、ヘッド支持体21に
対して、スプリンクラヘッド81と一体になったソケッ
ト87が装着、固定された状態を示している。
【0056】次にヘッド支持体21の天井部への支持、
固定について説明すると、ヘッド支持体21は、図10
に示したように、固定具91、支持部材92、受け具9
3によって天井部空間内のチャンネル材94に固定され
る。なお図10中において一点鎖線で示されるのは、天
井ボードBである。
固定について説明すると、ヘッド支持体21は、図10
に示したように、固定具91、支持部材92、受け具9
3によって天井部空間内のチャンネル材94に固定され
る。なお図10中において一点鎖線で示されるのは、天
井ボードBである。
【0057】即ちこの固定具91は、図11、図12に
示されるように、全体として角筒を切断して得た外形を
有し、一側面に固着されたナット95、及びこのナット
95に螺着された六角穴付きのボルト96を有し、さら
にその上下面には、夫々前出ヘッド支持体21が挿通自
在な孔97、98が形成されている。
示されるように、全体として角筒を切断して得た外形を
有し、一側面に固着されたナット95、及びこのナット
95に螺着された六角穴付きのボルト96を有し、さら
にその上下面には、夫々前出ヘッド支持体21が挿通自
在な孔97、98が形成されている。
【0058】一方前記支持部材92は、この固定具91
側面の開口部内に挿通自在なチャンネル材によって構成
されている。
側面の開口部内に挿通自在なチャンネル材によって構成
されている。
【0059】また前記受け具93は、図13、図14に
示されるように、チャンネル材94に係止可能なチャン
ネル材を利用して構成されており、次のようにして製作
される。まず図13に示したように、平面部の略中心部
分をまず小さい長方形の形に打ち抜いて、打ち抜き部9
9を形成し、この打ち抜き部99の各角部から所定の長
さの4本の切り込み100、101、102、103を
設け、次に各切り込み100、101、102、103
の外寄りの端部を結ぶ線を折曲線(図13中の破線で示
す)として、前記各切り込みでその斜辺が形成された略
台形部分を、90度を越えない範囲、例えば85度外側
に折曲させる。そうすると前記略台形部分が支持片10
5を構成し、折曲された結果前記平面部に形成された略
長方形の開口部は、支持開口部106を形成する。
示されるように、チャンネル材94に係止可能なチャン
ネル材を利用して構成されており、次のようにして製作
される。まず図13に示したように、平面部の略中心部
分をまず小さい長方形の形に打ち抜いて、打ち抜き部9
9を形成し、この打ち抜き部99の各角部から所定の長
さの4本の切り込み100、101、102、103を
設け、次に各切り込み100、101、102、103
の外寄りの端部を結ぶ線を折曲線(図13中の破線で示
す)として、前記各切り込みでその斜辺が形成された略
台形部分を、90度を越えない範囲、例えば85度外側
に折曲させる。そうすると前記略台形部分が支持片10
5を構成し、折曲された結果前記平面部に形成された略
長方形の開口部は、支持開口部106を形成する。
【0060】そしてまず固定具91の孔97、98内に
ヘッド支持体21を挿通させ、その後支持部材92を水
平方向に挿通させ、その後ボルト96を締め付けてその
先端部でヘッド支持体21の固定部24を押圧して、こ
れを支持部材92が輪へと押圧すれば、まずヘッド支持
体21は固定具91に固定される。このときボルト96
によって押圧される面、及び支持部材92と接触する面
が、いずれも固定部24における平坦部分であるから、
位置ズレ等が起こらず、固定が強固かつ容易になされる
ものである。
ヘッド支持体21を挿通させ、その後支持部材92を水
平方向に挿通させ、その後ボルト96を締め付けてその
先端部でヘッド支持体21の固定部24を押圧して、こ
れを支持部材92が輪へと押圧すれば、まずヘッド支持
体21は固定具91に固定される。このときボルト96
によって押圧される面、及び支持部材92と接触する面
が、いずれも固定部24における平坦部分であるから、
位置ズレ等が起こらず、固定が強固かつ容易になされる
ものである。
【0061】この状態で支持部材92の両端部を受け具
93の支持開口部106内に嵌入させる。後は、そのま
ま受け具93、93をチャンネル材94に係止させれば
よいのである。
93の支持開口部106内に嵌入させる。後は、そのま
ま受け具93、93をチャンネル材94に係止させれば
よいのである。
【0062】この場合、支持片105は結果的に内側に
5度傾いているので、支持部材92に対する押さえ片と
して機能し、支持部材92を強固に支持している。従っ
て、このように支持されているヘッド支持体21のチャ
ンネル材94への支持、固定も極めて安定しており、し
かも前記したように、その作業も簡易、迅速に行えるも
のである。
5度傾いているので、支持部材92に対する押さえ片と
して機能し、支持部材92を強固に支持している。従っ
て、このように支持されているヘッド支持体21のチャ
ンネル材94への支持、固定も極めて安定しており、し
かも前記したように、その作業も簡易、迅速に行えるも
のである。
【0063】次に以上のようにして支持、固定されたヘ
ッド支持体21に対して、スプリンクラヘッド81を装
着するには、挿入部22外周のカプラーリング32を適
宜の治具で押し上げて、ボール体31を解放部35に位
置させて挿入部22内を被挿入可能状態にし、その後ス
プリンクラヘッド81と一体化させたソケット87をこ
の挿入部22内に挿入させる。
ッド支持体21に対して、スプリンクラヘッド81を装
着するには、挿入部22外周のカプラーリング32を適
宜の治具で押し上げて、ボール体31を解放部35に位
置させて挿入部22内を被挿入可能状態にし、その後ス
プリンクラヘッド81と一体化させたソケット87をこ
の挿入部22内に挿入させる。
【0064】そうするとソケット87の受容穴87a内
に、前記ボール体31が突出侵入する位置となり、この
状態で前記治具による押し上げ状態を解除すると、カプ
ラーリング32はスプリング33によって自動的に下方
に移動し、その突起34によってボール体31がこの受
容穴87a内に突出侵入して、ソケット87はロック状
態となり、かつこのロック状態が維持される。これによ
ってソケット87は挿入部22内に固定され、スプリン
クラヘッド81のヘッド支持体21への装着固定が完了
する。従って、従来のねじ込み装着よりも、簡易かつ迅
速にスプリンクラヘッドの装着が行えるものである。
に、前記ボール体31が突出侵入する位置となり、この
状態で前記治具による押し上げ状態を解除すると、カプ
ラーリング32はスプリング33によって自動的に下方
に移動し、その突起34によってボール体31がこの受
容穴87a内に突出侵入して、ソケット87はロック状
態となり、かつこのロック状態が維持される。これによ
ってソケット87は挿入部22内に固定され、スプリン
クラヘッド81のヘッド支持体21への装着固定が完了
する。従って、従来のねじ込み装着よりも、簡易かつ迅
速にスプリンクラヘッドの装着が行えるものである。
【0065】またソケット87の挿入によって、その上
端部が押し上げ部材48を押し上げ、弁体45による開
口部44の閉塞状態を解除するので、ヘッド支持体21
内の流路は開放され、流路内の消火用水はスプリンクラ
ヘッド81の装着と同時に、スプリンクラヘッド81ま
で達する。従って、ヘッド支持体21内に充水させて所
定の水圧テストを実施した後、そのままスプリンクラヘ
ッド81の装着固定作業に移ることができる。
端部が押し上げ部材48を押し上げ、弁体45による開
口部44の閉塞状態を解除するので、ヘッド支持体21
内の流路は開放され、流路内の消火用水はスプリンクラ
ヘッド81の装着と同時に、スプリンクラヘッド81ま
で達する。従って、ヘッド支持体21内に充水させて所
定の水圧テストを実施した後、そのままスプリンクラヘ
ッド81の装着固定作業に移ることができる。
【0066】この点従来は、所定の水圧テスト実施に備
えて予め閉塞プラグ等を取付け、テスト完了後一旦配管
内を排水し、その後スプリンクラヘッドを取り付け、次
いで再び配管内を充水させていた。従って本実施例によ
れば、スプリンクラ装置の可動状態に至るまでの作業工
数が低減でき、それに伴ってこの点からも工期の短縮が
図れるものとなっている。
えて予め閉塞プラグ等を取付け、テスト完了後一旦配管
内を排水し、その後スプリンクラヘッドを取り付け、次
いで再び配管内を充水させていた。従って本実施例によ
れば、スプリンクラ装置の可動状態に至るまでの作業工
数が低減でき、それに伴ってこの点からも工期の短縮が
図れるものとなっている。
【0067】
【発明の効果】請求項1によれば、連結用フレキシブル
管とヘッド支持体との水密固定が強固であり、しかも溶
接を用いない膨出固定であるから、接続部の材質変化は
起こらず、例えば接続部に施した防食メッキにも悪影響
を与えない。また連結用フレキシブル管の外周壁とヘッ
ド支持体内周壁との間に樹脂ライニング等の防食加工が
施されていても、これを損傷することはない。従って、
対腐食性を長期に渡って維持できるものである。
管とヘッド支持体との水密固定が強固であり、しかも溶
接を用いない膨出固定であるから、接続部の材質変化は
起こらず、例えば接続部に施した防食メッキにも悪影響
を与えない。また連結用フレキシブル管の外周壁とヘッ
ド支持体内周壁との間に樹脂ライニング等の防食加工が
施されていても、これを損傷することはない。従って、
対腐食性を長期に渡って維持できるものである。
【0068】請求項2によれば、連結用フレキシブル管
の一端部の、ヘッド支持体の他端部内周への挿入がしや
すく、所定の位置にOリングを配設することが容易とな
っており、実施例で図ったようなダボ打を始めとする適
宜のストッパとの併用に拠って、機械化への対応も可能
である。
の一端部の、ヘッド支持体の他端部内周への挿入がしや
すく、所定の位置にOリングを配設することが容易とな
っており、実施例で図ったようなダボ打を始めとする適
宜のストッパとの併用に拠って、機械化への対応も可能
である。
【0069】請求項3によれば、分散ヘッダと連結用フ
レキシブル管との接続が極めて容易であり、作業生産性
が良好である。また適度の可撓性も確保されているの
で、配管レイアウトの自由度も向上している。さらにか
かる継手接続を構成するための要素は、例えば市販鋼管
やスクラップ管を利用して製作できるので、コストも低
廉に抑えることが可能となる。
レキシブル管との接続が極めて容易であり、作業生産性
が良好である。また適度の可撓性も確保されているの
で、配管レイアウトの自由度も向上している。さらにか
かる継手接続を構成するための要素は、例えば市販鋼管
やスクラップ管を利用して製作できるので、コストも低
廉に抑えることが可能となる。
【0070】請求項4によれば、スプリンクラヘッドの
ヘッド支持体への装着、接続を容易、かつ迅速に行え
る。
ヘッド支持体への装着、接続を容易、かつ迅速に行え
る。
【0071】請求項5によれば、摺動体の押し上げ状態
を解除するだけで、スプリンクラヘッドはヘッド支持体
に固定されるので、作業性がさらに向上し、機械化への
対応も可能になっている。
を解除するだけで、スプリンクラヘッドはヘッド支持体
に固定されるので、作業性がさらに向上し、機械化への
対応も可能になっている。
【0072】請求項6によれば、天井部空間内に配され
ているチャンネル材への支持が容易、かつ強固に行え
る。
ているチャンネル材への支持が容易、かつ強固に行え
る。
【0073】請求項7によれば、現場におけるハウジン
グ材の装着、締め付けが極めて容易かつ、迅速に行え
る。しかも全体として1つの部材構成であるから、取扱
も容易である。この点請求項8によれば、締め付け作業
がボルト材の締め付けだけで済むので、さらに作業性が
良好であり、また簡単な部材構成であって、入手容易な
市販のボルト材とナット部材を利用できるので、製作も
容易でコストも低廉にできる。
グ材の装着、締め付けが極めて容易かつ、迅速に行え
る。しかも全体として1つの部材構成であるから、取扱
も容易である。この点請求項8によれば、締め付け作業
がボルト材の締め付けだけで済むので、さらに作業性が
良好であり、また簡単な部材構成であって、入手容易な
市販のボルト材とナット部材を利用できるので、製作も
容易でコストも低廉にできる。
【0074】さらに請求項9では、前記ボルト材が予め
他のハウジング構成部材の端部を遊貫し、かつ遊貫突出
部には抜け止め防止用のストッパが設けられているの
で、取扱、並びに作業性が一層向上している。
他のハウジング構成部材の端部を遊貫し、かつ遊貫突出
部には抜け止め防止用のストッパが設けられているの
で、取扱、並びに作業性が一層向上している。
【0075】請求項10によれば、ヘッド支持体のチャ
ンネル材への支持、固定が容易に行え、しかも強固であ
る。
ンネル材への支持、固定が容易に行え、しかも強固であ
る。
【0076】請求項11によれば、受け具の製作が容易
であり、しかも支持片が支持部材を押さえる押さえ片と
しても機能するので、支持部材の支持も強固である。
であり、しかも支持片が支持部材を押さえる押さえ片と
しても機能するので、支持部材の支持も強固である。
【図1】本発明の実施例における分散ヘッダの一部断面
側面図である。
側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施例におけるヘッド支持体の側面一
部断面図である。
部断面図である。
【図4】本発明の実施例におけるヘッド支持体と連結用
フレキシブル管との接続部分の一部断面図である。
フレキシブル管との接続部分の一部断面図である。
【図5】連結用フレキシブル管の一端部の他の構成例を
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
【図6】連結用フレキシブル管と分散ヘッダとの接続部
分の一部断面図である。
分の一部断面図である。
【図7】実施例で用いたハウジング材の側面図である。
【図8】図7に示した本ハウジング材の一部断面平面図
である。
である。
【図9】実施例で用いたスプリンクラヘッドの底面図で
ある。
ある。
【図10】本発明の実施例におけるヘッド支持体を天井
部のチャンネル材に固定した様子を示す説明図である。
部のチャンネル材に固定した様子を示す説明図である。
【図11】本発明の実施例における固定具の平面図であ
る。
る。
【図12】本発明の実施例における固定具の側面断面図
である。
である。
【図13】本発明の実施例における受け具の製作前の様
子を示す正面説明図である。
子を示す正面説明図である。
【図14】本発明の実施例における受け具をチャンネル
材に係止した様子を示す斜視図である。
材に係止した様子を示す斜視図である。
1 分散ヘッダ 11 分岐接続管 21 ヘッド支持体 22 挿入部 24 固定部 32 カプラーリング 53 環状溝 61 連結用フレキシブル管 64 Oリング 76 ハウジング材 81 スプリンクラヘッド 87 ソケット 91 固定具 92 支持部材 93 受け具 94 チャンネル材 P1〜P6 分岐接続体
Claims (11)
- 【請求項1】 天井板に近接して設けられるスプリンク
ラヘッドを支持し、かつ天井部空間の配管に接続された
分散ヘッダからの消火用水を、このスプリンクラヘッド
に供給するために用いられる巻出し配管部材であって、 一端部に前記スプリンクラヘッドが接続される略筒状の
ヘッド支持体と、前記ヘッド支持体の他端部にその一端
部が接続され、他方その他端部が前記分散ヘッダに接続
される連結用フレキシブル管とを具備し、 ヘッド支持体の他端部内周に環状溝が形成され、連結用
フレキシブル管の一端部がヘッド支持体の他端部内周に
挿入され、当該挿入端部外周にOリングを設け、当該挿
入端部をヘッド支持体の他端部内周壁に向けて膨出させ
ることによって、ヘッド支持体と連結用フレキシブル管
とが接続されていることを特徴とする、巻出し配管部
材。 - 【請求項2】 連結用フレキシブル管の一端部外周に、
Oリング装着用の環状凹部が形成され、前記Oリングが
当該環状凹部に嵌められていることを特徴とする、請求
項1に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項3】 分散ヘッダの分岐接続口周縁に管状の分
岐接続体が設けられると共に、前記分岐接続体の接続端
部にはテーパ状に開口したつば部が設けられ、連結用フ
レキシブル管の他端部には軸方向外方に向けて環状のへ
こみ部を有する球座部が設けられ、このへこみ部に装着
されたOリングを介して前記つば部と球座部とが突き合
わされ、さらにこれらつば部と球座部の外周からハウジ
ング材を締め付けることによって、連結用フレキシブル
管と分散ヘッダとが接続される如く構成されたことを特
徴とする、請求項1又は2に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項4】 スプリンクラヘッドにおける接続部に筒
状のソケットが固着され、このソケットは筒状のヘッド
支持体の一端部の挿入部内に水密挿入自在とされ、前記
挿入部外周が軸方向に摺動することによって挿入部に挿
入されたソケットをロック自在な摺動体が前記挿入部外
周に設けられ、この摺動体が下方に位置するときに、前
記ロックがされる如く構成したことを特徴とする、請求
項1、2、又は3に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項5】 摺動体は常時下方に付勢されていること
を特徴とする、請求項4に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項6】 挿入部上方におけるヘッド支持体の外周
に、対向した平坦部が設けられていることを特徴とす
る、請求項1、2、3、4又は5に記載の巻出し配管部
材。 - 【請求項7】 内側に向けて略半円弧状の凹部を有する
2つのハウジング構成部材によってハウジング材が構成
され、さらに適宜のバンド体にこれらハウジング構成部
材が固着され、バンド体両端部に位置する前記ハウジン
グ構成部材の端部間に、当該これらハウジング構成部材
の端部相互を接近、離隔自在な締め付け部材が設けられ
たことを特徴とする、請求項3、4、5、又は6に記載
の巻出し配管部材。 - 【請求項8】 締め付け部材は、一のハウジング構成部
材の端部に固着されたナット部材と、他のハウジング構
成部材の端部を遊貫するボルト材とによって構成された
ことを特徴とする、請求項7に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項9】 ボルト材は予め他のハウジング構成部材
の端部を遊貫し、かつ遊貫突出部には抜け止め防止用の
ストッパが設けられていることを特徴とする、請求項8
に記載の巻出し配管部材。 - 【請求項10】 外周に対向した平坦部を有し、かつス
プリンクラヘッドが接続される略筒状のヘッド支持体を
支持するための支持装置であって、両端が開口した略短
角筒状をなし、かつ1組の対向面に前記ヘッド支持体が
挿通自在な孔を有する固定具と、この固定具の前記開口
部間を挿通する支持部材と、天井部空間内に配設される
チャンネル材などの支持材に係止自在な受け具とからな
り、前記固定具には前記挿通したヘッド支持体に対し
て、締め付け押圧自在な締め付け手段が設けられ、さら
に前記受け具は前記支持部材の端部が挿入自在な支持開
口部を有し、この支持開口部周縁には、前記支持部材の
端部を支持する支持片が設けられたことを特徴とする、
ヘッド支持体の支持装置。 - 【請求項11】 複数の切り込みが受け具の平面に形成
され、この切り込み端部間を結ぶ線を折曲線とし、この
折曲線と前記切り込みによって形成される部分を、前記
平面に対して90度を越えない範囲で前記折曲線に拠っ
て折曲されて支持開口部が構成されたことを特徴とす
る、請求項10に記載のヘッド支持体の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023750A JP2840018B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6023750A JP2840018B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213641A true JPH07213641A (ja) | 1995-08-15 |
JP2840018B2 JP2840018B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12118997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6023750A Expired - Lifetime JP2840018B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 巻出し配管部材及びヘッド支持体の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2840018B2 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2017002739A1 (ja) * | 2015-06-27 | 2017-01-05 | 千住スプリンクラー株式会社 | スプリンクラーヘッド用継手 |
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JPH03272387A (ja) * | 1990-03-20 | 1991-12-04 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 管継手のハウジング |
JPH0560283A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | Matsushita Electric Works Ltd | スプリンクラー用配管部品 |
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1994
- 1994-01-26 JP JP6023750A patent/JP2840018B2/ja not_active Expired - Lifetime
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