JPH07211932A - 太陽電池モジュール及びそれを用いたパッシブソーラーシステム - Google Patents
太陽電池モジュール及びそれを用いたパッシブソーラーシステムInfo
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Abstract
に関し、特に空気等の熱媒体によって太陽熱エネルギー
を温風変換して利用するパッシブソーラーシステムに使
用される太陽電池モジュールに関する。 【構成】 太陽電池が前記太陽電池の非受光面側に充填
材により被覆されている太陽電池モジュールにおいて裏
面補強材、充填材、前記太陽電池より大きい裏面絶縁材
をこの順に有し、前記裏面絶縁材が前記太陽電池モジュ
ールを固定するための貫通部に開口部を有する太陽電池
モジュール及びそれを用いたパッシブソーラーシステム
とする。
Description
モジュールに関し、特に空気等の熱媒体によって太陽熱
エネルギーを温風変換して利用するパッシブソーラーシ
ステムに使用される太陽電池モジュールに関する。
が、世界的に広がりを見せている。中でも、CO2の排
出に伴う地球の温暖化現象に対する危惧感は深刻で、安
全でクリーンなエネルギーへの希求はますます強まって
きている。光電変換素子を用いた太陽電池は現在のとこ
ろ、その安全性と扱いやすさから、クリーンなエネルギ
ー源としての期待のもてるものの一つだということがで
きる。
ものとしては、 (1)結晶シリコン太陽電池 (2)多結晶シリコン太陽電池 (3)アモルファスシリコン系太陽電池 (4)銅インジウムセレナイド太陽電池 (5)化合物半導体太陽電池 等がある。この中で、薄膜結晶シリコン太陽電池、化合
物半導体太陽電池及び非単結晶であるアモルファスシリ
コン系太陽電池は、比較的低コストで大面積化が可能な
ため、最近では各方面で活発に研究開発が進められてい
る。
法として、屋根面そのものを太陽熱の集熱に利用し、そ
の熱を床暖房や給湯等に利用するパッシブソーラーシス
テムが特公平3−48299号公報に開示されている。
図8は空気加熱式パッシブソーラーシステムの一例であ
る。図8において、801は外気取り入れ口、802は
屋根集熱面金属板、803は屋根下地材、804は通風
層、805は断熱材、806はファン、807は送風ダ
クトである。
た新鮮な空気は、屋根面にふりそそぐ太陽熱エネルギー
を、屋根集熱面金属板802を通して受けて、暖まりな
がら屋根の棟側へ、自然にゆっくりと上昇していく。そ
して、この暖められた空気はファン806により床下へ
送られ、部屋全体を暖めるのに使用される。また、上記
通風層804および送風ダクト807は断熱材805に
より囲まれており、熱気が逃げないようになっている。
ソーラーシステムは太陽熱利用という面ではクリーンエ
ネルギーを使用しているが、送風用のファン、集熱時や
非集熱時のコントロール等は系統電源を使用しなければ
ならず、完全なクリーンエネルギーの使用ではなかっ
た。そこで上記システムのファン用の電源等として、ク
リーンなエネルギー源の一つである太陽電池を利用する
方法を考えた。
別の場所に太陽電池を設置すると大面積が必要となる。
また同様に、屋根面積が小さい場合は太陽電池だけを別
の場所に設置しなければならないという問題点があり、
その場合に太陽電池設置用の架台が別途必要であるとい
う問題を考慮し、本出願人は集熱面金属板を、通風層へ
の放熱性に優れた図9に示す樹脂密封型太陽電池モジュ
ールとした。
池モジュールを直接屋根材等に釘打ちして固定した図を
示している。図9(a)は上斜視図で、図9(b)は図
9(a)のX−Y断面図である。901は太陽電池、9
02は表面被覆材、903は裏面絶縁材、904は集熱
面である裏面補強材、905は充填材、906はスペー
サーを兼ねた屋根材である芯木、907は釘である。図
のように屋根上に太陽電池モジュールを設置するとき
に、従来の建築方法を大幅に変更することなく、非発電
域に釘やスティープル等で打ち付けて簡単に固定するこ
とが出来る。
は、20年間という長期間では必ずしも太陽電池モジュ
ールが初期の特性を維持していないという問題点を有し
ていた。
なると変換効率が低下することが知られている。太陽電
池を屋根上に設置した場合、高温にさらされて変換効率
が低下するため、太陽電池を冷却して変換効率低下を抑
制しなければならないという問題点を有していた。
けて固定した太陽電池モジュールの長期信頼性を向上さ
せ、空気加熱式パッシブソーラーシステムにおいて、よ
り総合的なクリーンエネルギーの使用を可能とし、また
架台を別に必要とせずに太陽電池の使用が出来て、さら
に熱による太陽電池の変換効率低下を抑制することがで
きるパッシブソーラーシステム用太陽電池モジュールを
提供することを目的とする。
解決するために、鋭意研究開発を重ねた結果、次のよう
な太陽電池モジュールが最良であることを見い出した。
すなわち太陽電池が前記太陽電池の非受光面側に充填材
により被覆されている太陽電池モジュールにおいて裏面
補強材、充填材、前記太陽電池より大きい裏面絶縁材を
この順に有し、前記裏面絶縁材が前記太陽電池モジュー
ルを固定するための貫通部に開口部を有する太陽電池モ
ジュール及びそれを用いたパッシブソーラーシステムと
することである。
作用が期待できる。 (1)貫通部のラミ材の劣化が抑えられるため、太陽電
池モジュールの長期信頼性が向上する。 (2)太陽電池発電で作動するファンで、温変換した空
気を循環することができ、より大きなクリーンエネルギ
ー使用が可能となる。 (3)上記のファン等の駆動電力以上に太陽電池が発電
した場合、電力変換器を介して他の電力用途に使用でき
る。 (4)架台を別に必要とせずに太陽電池の使用ができ
る。 (5)熱による太陽電池の変換効率低下を抑制すること
ができる。
る。
ルを直接屋根材等に釘打ちして固定したものを、光照射
+降雨サイクルの実験が行した後、外観及び断面を調べ
た結果、裏面絶縁材903に釘907を中心にしてひび
割れ状の模様の発生や、裏面絶縁材903と充填材90
5との界面に剥がれが生じていることを発見した。すな
わち、屋外設置で使用していると、釘打ち付け部のラミ
ネート材料は釘によりストレスを受けた状態で屋外暴露
することになり、その中でも裏面絶縁材は、外部環境と
釘による応力等のストレスや、釘による充填材905と
裏面絶縁材903に生じるストレスのためにひび割れや
膜剥がれを起こし、容易に外部の水が浸入していること
がわかった。これは、図1に示した本発明の如く屋根板
107を集熱面金属と兼用している場合において、特に
通風層105を通じて太陽電池モジュール自体が高温か
つ高湿度にさらされるために、太陽電池の変換効率が低
くなったり、絶縁耐圧が低くなるという問題が発生した
と思われる。この問題は釘打ち固定以外にも、例えば貫
通穴を設けてボルト、ナット固定した場合にも同様に発
生した。
通する貫通部を徐々に開口させた開口部との関係を調べ
るべく、図10に示す実験を行った。
端部と裏面絶縁材109端部間との距離(以下、太陽電
池からの距離とする)と、太陽電池モジュールの絶縁リ
ークの関係を示したものである。試験は各ポイントごと
にサンプルを3個用意し、結果はその平均値である。
10、裏面絶縁材109、充填材110、太陽電池10
1、充填材110、表面被覆材109の順に積層し、不
図示の真空ラミネータにより150℃、30分で充填材
であるEVAを溶融させることによりラミネートした。
屋根板107は亜鉛塗装鋼板(大同鋼板社製、商品名:
タイマカラーGL)を用いた。充填材110はEVA
(エチレン−酢酸ビニル共重合ポリマー耐候性グレー
ド)、裏面絶縁材109はナイロン(デュポン製、商品
名:ダーテック)、表面被覆材108はフッ素樹脂フィ
ルム(エチレンテトラフルオロエチレン、旭硝子社製、
商品名:アフレックス)を使用した。図1に示す構造の
通風層を持った太陽電池モジュールを形成して試験を行
った。
部間の距離は、プラスは太陽電池101よりも裏面絶縁
材109が大きくなる方向であり、マイナスは太陽電池
101よりも裏面絶縁材109が小さくなる方向であ
る。太陽電池101の4辺について同条件で積層した。
境に500時間放置して、取りだした直後2分以内に、
太陽電池モジュールに2200Vの電圧を1分間与えた
ときの最大リーク電流を測定した。端子は太陽電池モジ
ュールのプラスとマイナスをショートさせた部分と、太
陽電池モジュールの屋根板(亜鉛塗装鋼板)の塗料を剥
した部分との間で接続した。そして、電圧印可を反対に
した状態でも測定し、最大リーク電流の大きい方を図1
0に記した。
距離がマイナスになれば、急にリーク電流が増加してい
る。すなわち、太陽電池101と屋根板107の間には
裏面絶縁材109がないと太陽電池モジュールの耐絶縁
性が不十分であることがわかる。逆に、プラス1mm以
上であれば十分に耐絶縁性が確保されていると考える。
縁材の端部が、太陽電池モジュールを固定するために打
ち付けられた釘、ビス、あるいはスティープル等111
の端部ともっとも近い所からどれだけ離れているかを示
す距離(以下開口部距離と呼びその部分を開口部と呼ぶ
ことにする)と、耐候性試験前後の太陽電池モジュール
変換効率の低下割合の関係を示したものである。試験サ
ンプルは上述と同様にして開口部距離が異なるものをそ
れぞれ3個用意して試験を行った。なお、図11は図1
0の結果から開口部を設けたとしても太陽電池からの距
離がプラス1mm以上に形成した。
ーで行った。サンシャインウェザーメーターの条件とし
て、ブラックパネル上で40〜50℃の温度、湿度は6
5%、キセノンランプの出力は1.5kW、波長域は3
00〜800nm、照射強度は1425W/m2、明暗
サイクルは50/50で行った。試験は1000時間後
で行った。
換効率の低下割合は、(耐候性試験後の平均変換効率)
/(初期平均変換効率)で計算し、全く低下がない1を
基準として示した。
上であれば、大きな変化はないことが分かる。5mm以
下では釘111が近いために、耐候性試験後には釘打ち
固定部のストレスにより裏面絶縁材にひびや亀裂が発生
して外部の水が浸入しやすくなり、太陽電池モジュール
の変換効率が低下したものと考えられる。
口部距離には一定の関係があることがわかった。
説明する。
をパッシブソーラーとして使用した概略構成図、図1
(b)に図1(a)のX−Y概略断面図、図1(c)に
本発明の太陽電池モジュールの構造断面図、および図1
(d)に太陽電池モジュールを折り曲げた図を示す。図
1において、101は光電変換素子である太陽電池、1
02はスペーサー、103は芯木、104は屋根下地
材、105は通風層、106はキャップ、107は屋根
板、108は凹凸処理された表面被覆材、109は裏面
絶縁材、110は充填材、111は釘、112は釘等を
通す裏面絶縁材の開口部、113は太陽電池の電力接続
用コードである。
に、太陽電池を挟むように樹脂で全面を積層し、ラミネ
ート加工する。その後、図1(d)のように両端部が垂
上状になるように折り曲げ加工する。次に、スペーサー
102と芯木103でできた段差の上に、折り曲げ加工
済の太陽電池モジュールと一体となった屋根板107を
乗せて固定することによって、屋根下地材104と屋根
板107との間に通風層105を形成する。さらに芯木
103の頭部とその両側にある屋根板107の折り曲げ
垂上部を挟む様にキャップ106を被せる。最後に太陽
電池モジュールの垂上状に折り曲げられた部分とキャッ
プをビスや釘あるいはスティープル等111で芯木10
3に固定する。
13を介して不示図の負荷に接続する。
いが、好ましくは、可とう性を有する太陽電池である。
例えば導電性基体上に、光変換部材としての半導体光活
性層が形成されたものがある。その一例としての概略構
成断面図を図2に示すが、この図において201は導電
性基体、202は一度で半導体光活性層に吸収されなか
った光を反射させる反射層、203は半導体光活性層、
204は半導体光活性層の集電効率を上げるための透明
導電層、205は集電電極である。
なると同時に、下部電極の役割を果たしてもよい。材料
としては、シリコン、タンタル、モリブデン、タングス
テン、ステンレス、アルミニウム、銅、チタン、カーボ
ンシート、鉛メッキ鋼板、導電層が形成してある樹脂フ
ィルムやセラミックス等があり、導電性基体側から光を
入射させる場合は透光性を有する材料を用いる。
として、金属層、あるいは金属酸化物層、あるいは金属
層と金属酸化物層の積層体を形成しても良い。金属層に
は、例えば、Ti,Cr,Mo,W,Al,Ag,Ni
やそれらの合金等が用いられ、金属酸化物層には、例え
ば、ZnO,TiO2,SnO2やIn2O3−SnO
2(ITO)等が用いられる。上記金属層及び金属層及
び金属酸化物層の形成方法としては、抵抗加熱上着法、
電子ビーム蒸着法、スパッタリング法等がある。
分で、具体的な材料としては、pn接合型単結晶シリコ
ン、pn接合型多結晶シリコン、pin接合型アモルフ
ァスシリコン系、あるいはCuInSe2,CuIn
S2,GaAs,CdS/Cu2S,CdS/CdTe,
CdS/InP,CdTe/Cu2Teをはじめとする
化合物半導体やそれらを複数積層したもの等が挙げられ
る。上記半導体光活性層の形成方法としては、多結晶シ
リコン系の場合は溶融シリコンのシート化か非晶質シリ
コンの熱処理、非単結晶であるアモルファスシリコン系
の場合はSiH4,SiF4等のシランガス等を原料とす
るプラズマCVD法、化合物半導体の場合はイオンプレ
ーティング法、イオンビームデポジション法、真空蒸着
法、スパッタ法、電積法等がある。
役目を果たしている。用いる材料としては、例えば、I
n2O3,SnO2,In2O3−SnO2(ITO),Zn
O,TiO2,Cd2SnO4、高濃度不純物ドープした
結晶性半導体層、あるいは半導体光活性層203が吸収
する光を透過させる金属等がある。形成方法としては抵
抗加熱蒸着法、スパッタ法、スプレー法、CVD法、不
純物拡散法等がある。
集電するために、格子状の集電電極205(グリット)
を設けてもよい。集電電極205の具体的な材料として
は、例えば、Ti,Cr,Mo,W,Al,Ag,N
i,Cu,Snやそれらの合金、あるいは銀ペースト、
カーボンペーストをはじめとする導電性ペースト等が挙
げられる。集電電極205の形成方法としては、マスク
パターンを用いたスパッタリング、抵抗加熱法、CVD
法や、全面に金属膜を蒸着した後で不必要な部分をエッ
チングで取り除きパターニングする方法、光CVDによ
り直接グリッド電極パターンを形成する方法、グリッド
電極パターンのネガパターンのマスクを形成した後にメ
ッキする方法、導電性ペーストを印刷する方法や金属ワ
イヤーを導電性ペーストで固定する方法等がある。
金、銅、ニッケルやそれらの合金及びカーボン等をバイ
ンダーポリマーに分散させたものが用いられる。バイン
ダーポリマーとしては、例えば、ポリエステル、エポキ
シ、アクリル、アルキド、ポリビニルアセテート、ゴ
ム、ウレタン、フェノール等の樹脂が挙げられる。
が、本発明での太陽電池は使用する環境温度が高くなる
ため、結晶系シリコン太陽電池では熱の影響で変換効率
の低下が起き易い。一般的にアモルファスシリコン系太
陽電池は結晶系シリコン太陽電池に比べて、高温下での
熱による変換効率への影響は少ないことが知られてい
る。
モルファスシリコン太陽電池は薄いため、本発明におい
て屋根板として用いる上での熱伝達効率を比較すると、
アモルファスシリコン太陽電池の方が優れている。
ルファスシリコン系太陽電池は、0.1mm程度の厚み
まで薄くすることができるため、太陽電池を充填するた
めの充填材の量を少なくすることができる。その結果、
太陽電池モジュールと一体になった屋根板の厚みを減ら
すことができ、より熱伝達効率を向上することができ
る。すなわち、本発明で使用する太陽電池は、ステンレ
ス基板上に形成されているので可曲性があり、屋根板に
必要以上の剛性を要求しないため、屋根板の厚みを減ら
すことができ、より熱伝達効率を向上させることができ
るので、ステンレス基板上に形成されたアモルファスシ
リコン系太陽電池が最も好ましいことがわかる。
て、その部分にキャップをすることにより雨仕舞いをす
る事ができるため、形状としては両端が垂上状に折り曲
げてあることが好ましい。
求される品質は、施工時の人間の歩行に対して局部的荷
重に耐えられること、耐水性、耐熱性であり、材料とし
ては一般的に木材、モルタル、セメントが用いられる。
いをするために用いられ、材料としては塗装亜鉛鋼板の
ような絶縁処理した金属等が挙げられる。
せることにより、パッシブソーラーシステムの通風層を
確保するために用いられる。材料としては木材が好適に
使用される。
111やスティープル、あるいはボルト等で芯木に固定
される。材料としては木材が好適に使用される。 次
に、本発明の太陽電池モジュールを構成しているラミネ
ート材料について説明する。
しにくいことが要求される。材料としてガラスを使用し
た場合、太陽電池モジュールである屋根板107の厚み
が大きくなり、熱伝達効率が低下するのと、外部からの
衝撃により割れるという問題が考えられるために、有機
樹脂である耐光性透明フィルムが好適に用いられる。ま
た、表面に凹凸処理を施すことにより、入射される光の
表面反射を抑え太陽電池への光利用効率の向上が図れ
る。材料としては、ポリエチレンテトラフルオロエチレ
ン(ETFE)、ポリ3フッ化エチレン、ポリフッ化ビ
ニル等のフッ素樹脂フィルムがある。充填材110との
接着面には、充填材110が接着しやすいようにコロナ
放電処理してもよい。
熱性を向上させるために酸化防止剤を添加させてもよ
い。
塑性、熱接着性、光透過性が挙げられる。材料として
は、EVA(酢酸ビニル−エチレン共重合体)、ブチラ
ール樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素化ポリ
イミド樹脂やアクリル樹脂等の透明な樹脂を使用するこ
とができる。上記充填材110に架橋剤を添加すること
により架橋することも可能である。また、光劣化を抑制
するために、紫外線吸収剤が含有されていることが望ま
しい。
間、または太陽電池101と裏面補強材である屋根板1
07のとの間の電気的絶縁を保つために使用している。
と兼用している場合においては、通風層105を通じて
太陽電池モジュール自体が高温かつ多湿にさらされるた
め、通常の太陽電池モジュールと比較してさらなる電気
的絶縁性が要求される。
はあるが、従来問題とならないような厚さのばらつき
や、膜厚の薄い部分あるいはピンホール部分において、
太陽電池101と外部、あるいは太陽電池101と裏面
補強材107とのショートが発生する恐れがある。裏面
絶縁材112はそれを防止するために使用している。
の直下だけに存在する構成において、太陽電池101の
端部の充填材110に脱気不良、あるいは極端に充填材
110の厚さが小さい部分があった場合、その部分での
絶縁耐圧は極端に小さくなってしまうため、裏面絶縁材
112は太陽電池モジュール全面に積層してあるほうが
より好ましい。
ュール全面に積層してしまうと、太陽電池モジュールを
スペーサー102や芯木103に固定するための貫通穴
を設けた場合、貫通部での裏面絶縁材は穴を開ける際に
生じるストレスやビスや釘あるいはスティープル等11
1のストレスが残っているために、長期間屋外設置した
場合には裏面絶縁材112にひび割れや充填材との界面
の剥がれが生じやすい。その結果、その部分を介して水
分等の侵入したシートにより、太陽電池モジュールの変
換効率の低下を招いていた。
モジュールを固定するためのビスや釘あるいはスティー
プルが貫通する部分に開口部を有することが必要であ
る。
性を確保でき、しかも長期耐久性に優れ、熱膨張、熱収
縮に耐えられる柔軟性を兼ね備えた材料が好ましい。好
適に用いられる材料としては、ナイロン、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、ポリアリレート、ポリアシド等がある。
において集熱板を兼ねた屋根板107として使用され
る。要求される品質は、耐熱性、耐候性、剛性がある
が、太陽電池を被覆する充填材110が接着する必要が
あるので接着性も必要である。材料としては、例えば、
塗装亜鉛鋼板のような絶縁処理した金属等が挙げられ
る。また、太陽光の集熱板として用いられる以上、表面
色は重要であり、より太陽光の集熱効率の高い色、例え
ば黒、紺、茶等が好ましい。
分にキャップをすることにより雨仕舞いをすることがで
きるため、形状としては両端が垂上状に折り曲げてある
のが好ましい。
材108がフッ素樹脂フィルムのような耐候性フィルム
である場合は、表面に傷がつきやすい。そのため、太陽
電池モジュールを折り曲げる「折り曲げ機」の型は、屋
根板の表面である表面被覆材108に傷がつきにくい材
質のものを使用することが好ましい。ウレタン樹脂のよ
うな軟質性型の上に太陽電池モジュールの耐候性フィル
ム面を置き、裏面の建材である屋根板107に刃をあて
て力を加えることにより折り曲げることができる。
る。
ファスシリコン(a−Si)系光電変換素子である太陽
電池を製作した。この作製手順を図2を用いて説明す
る。
ッタ法で裏面反射層202としてAl層(膜厚5000
Å)とZnO層(膜厚5000Å)を順次形成する。次
いで、プラズマCVD法により、SiH4とPH3とH2
の混合ガスからn型導電性を有するa−Si層を、Si
H4とH2の混合ガスからi型導電性を有するa−Si層
を、SiH4とBF3とH2の混合ガスからp型導電性を
有する微結晶シリコン(μc−Si)層を順に繰り返し
形成し、n層膜厚150Å/i層膜厚4000Å/p層
膜厚100Å/n層膜厚100Å/i層膜厚800Å/
p層膜厚100Åの層構成のタンデム型a−Si系光電
変換半導体層203を形成した。次に、透明導電層20
4として、In2O3薄膜(膜厚700Å)を、O2雰囲
気下でInを抵抗加熱法で蒸着する事によって形成し
た。
をスクリーン印刷機によりパターン印刷し、乾燥を行う
ことにより形成した。
し、本発明の屋根板(裏面補強材)と一体となった太陽
電池モジュールとする過程を図3を用いて説明する。
(a)のα−β断面図である。図3(a)及び図3
(b)において、301は太陽電池、302は表面被覆
材、303は裏面絶縁材、304は屋根板、305は充
填材、306は折り曲げである。
4辺のサイズを太陽電池のサイズより大きくした。作製
手順として屋根板304、充填材305、絶縁フィルム
303、充填材305、上記方法により作製した太陽電
池301、充填材305、表面被覆剤302の順に積層
し、150℃、30分でEVAを真空溶融させることに
よりラミネートした。積層時、裏面絶縁材は4辺が太陽
電池よりも10mmずつ大きくなるようにして位置合わ
せした。屋根板は0.3mm厚の亜鉛塗装鋼板(大同鋼
板社製、商品名:タイマカラーGL)の表面色が黒のも
のを用いた。充填材は460μm厚のEVA(エチレン
−酢酸ビニル共重合ポリマー)、裏面絶縁材は50μm
厚のナイロン(デュポン製、商品名:ダーテック)、表
面被覆材は50μm厚のフッ素樹脂フィルム(エチレン
テトラフルオロエチレン、旭硝子社製、商品名:アフレ
ックス)を使用した。
電池モジュールを折り曲げ加工した状態を表す図であ
る。
端部において入射光側へ120゜折り曲げを行い、次に
図4の太陽電池モジュールを、さらに図5のように発電
領域以外の領域において入射光側へ90゜折り曲げた。
すなわち、垂上状に折り曲げた。なお、上記折り曲げで
120゜折り曲げは太陽電池モジュールの端から20m
mのところで行う。90゜折り曲げは、図5において、
その垂上折り曲げ部の立ち上がり高さ(a)が、立ち上
がり部から太陽電池の端までの長さ(b)より短いこと
が望ましい。
分による影が太陽電池の発電に影響を及ぼすからであ
る。また、垂上状折り曲げは、裏面絶縁材よりも外側で
折り曲げた。
陽電池モジュールを設置する方法を図6を用いて説明す
る。601はスペーサー、602は芯木、603は太陽
電池モジュール、604はキャップ、605は屋根下地
材、606は通風層、607は釘である。
1を固定し、その上に芯木602を固定する。これらの
固定は釘等を使用する。次に、スペーサー601と芯木
602の段差部分に上記で作製した折り曲げ加工した太
陽電池モジュールをのせる。この時に、太陽電池モジュ
ールの垂上折り曲げ部の立ち上がり高さ(a)と芯木の
高さ(c)とが同じ高さになるように折り曲げ加工をし
ておく。そして、芯木の頭部とその両側の太陽電池モジ
ュールの垂上部とを挟むようにキャップを被せる。キャ
ップは、あらかじめ図6のように太陽電池モジュールの
端部折り曲げ部にかかるように折り曲げ加工を施してお
く。
部とキャップ604を釘607で芯木602に固定す
る。このように太陽電池モジュールの垂上部で裏面絶縁
材は釘打ち固定部に達していない釘打ちしている。
プラス(+)10mm、開口部距離80mmの太陽電池
モジュールとした。なお、ここでの開口部は、釘307
の端部と裏面絶縁材303との端部の最も近いAであ
る。
ら半径10mmの円状に切り抜いたものを全面に積層し
て太陽電池モジュールを作製し、かつ太陽電池モジュー
ルの折り曲げ加工を施さない以外は実施例1と同様にし
て作製した。
(b)は(a)のX−Y断面図、図7(c)は上視図で
ある。図において701は太陽電池、702は裏面絶縁
材、703は屋根板、704は表面被覆材、705は裏
面絶縁材切り抜き部、706は充填材、707は芯木
(スペーサー)、708は屋根下地材、709は釘であ
る。太陽電池701のラミネート処理は、実施例1で作
製した太陽電池と同様にして形成させた。
の中心で、芯木707に釘709を打ち付けることによ
り、太陽電池モジュールを固定した。なお、本実施例の
太陽電池からの距離は+80mm、開口部距離は10m
mである。
も太陽電池より1mm大きくして、積層時に裏面絶縁材
が太陽電池より1mmずつ大きくなるようにし、図3
(a)のように積層して太陽電池モジュールを作製した
以外は、実施例1と同様にして作製した。なお、本実施
例の太陽電池からの距離は+1mm、開口部距離は89
mmである。
ら半径3mmの円状に切り抜いたものを全面に積層して
太陽電池モジュールを作製した以外は、実施例2と同様
にして作製した。なお、本実施例の太陽電池からの距離
は+87mm、開口部距離を3mmとした。
ト材を積層する時に、裏面絶縁材を太陽電池モジュール
全面に積層して作製した以外は、全く同様にして太陽電
池モジュールを作製した。なお、本比較例では、太陽電
池からの距離は+110mm、開口部距離は0mmであ
る。
ト材を積層する時に、裏面絶縁材を太陽電池(光起電力
素子)よりも、4辺ともに5mm小さくして積層して作
製した以外は、全く同様にして太陽電池モジュールを作
製した。なお、本比較例の太陽電池からの距離は−5m
m、開口部距離が95mmである。
び比較例の太陽電池モジュールを以下の項目について評
価を行った。 (1)初期絶縁リーク試験 (2)初期変換効率 (3)光照射+降雨サイクル(サンシャインウェザーメ
ーター)後の変換効率 (4)光照射+降雨サイクル後の変換効率の初期変換効
率に対する低下率 (5)光照射+降雨サイクル(サンシャインウェザーメ
ーター)後の外観 絶縁リーク試験は85℃、85%RHの環境に500時
間放置し取り出した直後2分以内に、太陽電池モジュー
ルに2200Vの電圧を1分間与えたときの最大リーク
電流を測定した。端子は太陽電池モジュールのプラスと
マイナスをショートさせた部分と、太陽電池モジュール
の屋根板(亜鉛塗装鋼板)の塗料を剥した部分との間で
接続した。そして、電圧印加を反対にした状態でも測定
し、最大リーク電流の大きい方を表示した。
温度はブラックパネル上で40〜50℃、湿度は65
%、キセノンランプの出力は1.5kW、波長域は30
0〜800nm、照射強度は1425W/m2、明暗サ
イクルは50/50で行った。試験は700時間後で行
った。
(5)の結果を表1に示した。
ールは、試験後に外観が大きく変化している。このひび
割れ状の模様は裏面絶縁材であるナイロンで発生してお
り、このひび割れ部を伝わって水分が侵入し、太陽電池
の変換効率に悪影響を及ぼしたものと考えられる。一
方、比較例2の太陽電池モジュールは、特に絶縁リーク
電流がかなり大きく、耐絶縁は不十分である。
縁リーク電流がやや大きいが、これは裏面絶縁材のサイ
ズと太陽電池のサイズとが比較的近いためと考えられ
る。実施例4の太陽電池モジュールは、試験後の変換効
率には悪影響は出ていないが、外観では釘の周りにひび
が発生している。これは裏面絶縁材が太陽電池モジュー
ル貫通部に接近しているためと考えられる。
以下の効果を得られる。 (1)貫通部のラミ材の劣化が抑えられるため、太陽電
池モジュールの長期信頼性が向上する。 (2)太陽電池発電で作動するファンで、温変換した空
気を循環することができ、より大きなクリーンエネルギ
ー使用が可能となる。 (3)上記のファンの電力以上に太陽電池が発電した場
合、他の電力用途に使用できる。 (4)架台を別に必要とせずに太陽電池の使用ができ
る。 (5)太陽光により加熱された太陽電池の熱が、通風層
で熱変換され、太陽電池は冷却されるので、太陽電池の
変換効率低下を抑制することができる。 (6)太陽電池を被覆している樹脂は柔軟性があるの
で、屋根板の全面を樹脂で被覆することで、雨音を軽減
できる。 (7)太陽電池を被覆している樹脂は柔軟性があるの
で、屋根板の全面を樹脂で被覆し、キャップで密封をよ
り気密にすることで雨仕舞いを向上することができる。
ブソーラーシステムとして使用した概略構成図であり、
(b)は(a)の太陽電池モジュールのX−Y概略断面
図であり、(c)は本発明の太陽電池モジュールの構造
断面図であり、(d)は本発明のパッシブソーラーシス
テムに使用される屋根材としての太陽電池モジュールを
折り曲げた図である。
る太陽電池の概略断面図である。
示した平面図であり、(b)は(a)の太陽電池モジュ
ールのα−β概略断面図である。
した断面図である。
である。
ソーラーの一例を示す略断面図である。
を用いたパッシブソーラーの一例を示す略図であり、
(b)は(a)のX−Y断面図であり、(c)は(a)
の上視図である。
ある。
池モジュールの一例を示す概略構成図であり、(b)は
(a)のX−Y断面図であり。
池からの距離を表したグラフである。
変換効率/初期平均変換効率と開口部距離を表したグラ
フである。
Claims (30)
- 【請求項1】 太陽電池が前記太陽電池の非受光面側に
充填材により被覆されている太陽電池モジュールにおい
て裏面補強材、充填材、前記太陽電池より大きい裏面絶
縁材をこの順に有し、前記裏面絶縁材が前記太陽電池モ
ジュールを固定するための貫通部に開口部を有すること
を特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 前記太陽電池モジュールは表面被覆材で
光入射側全面が被覆されていることを特徴とする請求項
1記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項3】 前記裏面補強材が金属製鋼板であること
を特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 前記表面被覆材が耐候性透明フィルムで
あることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュ
ール。 - 【請求項5】 前記太陽電池が可とう性であることを特
徴とする請求項1項に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項6】 前記太陽電池が、ステンレス基板上に形
成された非単結晶半導体であることを特徴とする請求項
1に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項7】 前記裏面補強材は両端が垂上状に折れ曲
がっていることを特徴とする請求項1項に記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項8】 前記表面被覆材がポリエチレンテトラフ
ルオロエチレン、ポリ3フッ化エチレン、ポリフッ化ビ
ニルの少なくとも一つであることを特徴とする請求項2
記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項9】 前記非単結晶半導体がアモルファスシリ
コン系太陽電池であることを特徴とする請求項6記載の
太陽電池モジュール。 - 【請求項10】 前記太陽電池モジュールの固定部材が
釘、ボルト、スティープルの少なくとも一つであること
を特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項11】 前記裏面絶縁材がナイロン、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアリレート、ポリアミドの少なくとも一つであ
ることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項12】 前記充填材がEVA、ブチラール樹
脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素化ポリイミド
樹脂、アクリル樹脂の少なくとも一つであることを特徴
とする請求項1記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項13】 前記開口部の開口部距離が5mm以上
であることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュ
ール。 - 【請求項14】 前記開口部の太陽電池からの距離が1
mm以上であることを特徴とする請求項1記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項15】 前記金属製鋼板が亜鉛塗装鋼板である
ことを特徴とする請求項3記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項16】 屋根下地材とその上部に設置された屋
根板との間に通風層があり、該屋根板で吸収した太陽熱
を該通風層で温風変換するパッシブソーラーシステムで
あって、太陽電池が充填材により被覆され、前記太陽電
池の非受光面側に、裏面補強材である充填材、前記太陽
電池より大きい裏面絶縁材をこの順に有し太陽電池モジ
ュールの前記裏面絶縁材が該太陽電池モジュールを屋根
上に固定するための貫通部に開口部を有することを特徴
とするパッシブソーラーシステム。 - 【請求項17】 前記太陽電池モジュールは表面被覆材
で光入射側全面が被覆されていることを特徴とする請求
項16記載のパッシブソーラーシステム。 - 【請求項18】 前記屋根板が金属製鋼板であることを
特徴とする請求項16に記載のパッシブソーラーシステ
ム。 - 【請求項19】 前記表面被覆材が耐候性透明フィルム
であることを特徴とする請求項17に記載のパッシブソ
ーラーシステム。 - 【請求項20】 前記太陽電池が可とう性であることを
特徴とする請求項16に記載のパッシブソーラーシステ
ム。 - 【請求項21】 前記太陽電池が、ステンレス基板上に
形成された非単結晶半導体であることを特徴とする請求
項16に記載のパッシブソーラーシステム。 - 【請求項22】 前記屋根板は両端が垂上状に折れ曲が
っていることを特徴とする請求項16に記載のパッシブ
ソーラーシステム。 - 【請求項23】 前記表面被覆材がポリエチレンテトラ
フルオロエチレン、ポリ3フッ化エチレン、ポリフッ化
ビニルの少なくとも一つであることを特徴とする請求項
17記載のパッシブソーラーシステム。 - 【請求項24】 前記非単結晶半導体がアモルファスシ
リコン系太陽電池であることを特徴とする請求項16記
載のパッシブソーラーシステム。 - 【請求項25】 前記太陽電池モジュールの固定部材が
釘、ボルト、スティープルの少なくとも一つであること
を特徴とする請求項16記載のパッシブソーラーシステ
ム。 - 【請求項26】 前記裏面絶縁材がナイロン、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアリレート、ポリアミドの少なくとも一つであ
ることを特徴とする請求項16記載のパッシブソーラー
システム。 - 【請求項27】 前記充填材がEVA、ブチラール樹
脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素化ポリイミド
樹脂、アクリル樹脂の少なくとも一つであることを特徴
とする請求項16記載のパッシブソーラーシステム。 - 【請求項28】 前記開口部の開口部距離が5mm以上
であることを特徴とする請求項16記載のパッシブソー
ラーシステム。 - 【請求項29】 前記開口部の太陽電池からの距離が1
mm以上であることを特徴とする請求項16記載のパッ
シブソーラーシステム。 - 【請求項30】 前記金属製鋼板が、亜鉛塗装鋼板であ
ることを特徴とする請求項18記載のパッシブソーラー
システム。
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