JPH07210923A - 円盤状媒体の記録再生装置 - Google Patents
円盤状媒体の記録再生装置Info
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- JPH07210923A JPH07210923A JP79194A JP79194A JPH07210923A JP H07210923 A JPH07210923 A JP H07210923A JP 79194 A JP79194 A JP 79194A JP 79194 A JP79194 A JP 79194A JP H07210923 A JPH07210923 A JP H07210923A
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Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円盤状媒体17の内周部分と、外周部分で、
媒体の回転速度を異ならせた状態で信号が記録されてい
るにもかかわらず、複数の再生手段15,16を用いて
異なる位置の信号を同時再生(2チャンネル同時再生)
することを可能にした円盤状媒体の記録再生装置を提供
する。 【構成】 複数の再生手段15,16のうち、媒体17
の半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手
段15の、該媒体上の半径方向における位置に応じて、
媒体17の回転数を、内側再生手段15による再生が可
能となる回転数に制御することにより、外側再生手段1
6による高速再生も可能にし、その後の出力はバッファ
14,111により調節する。
媒体の回転速度を異ならせた状態で信号が記録されてい
るにもかかわらず、複数の再生手段15,16を用いて
異なる位置の信号を同時再生(2チャンネル同時再生)
することを可能にした円盤状媒体の記録再生装置を提供
する。 【構成】 複数の再生手段15,16のうち、媒体17
の半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手
段15の、該媒体上の半径方向における位置に応じて、
媒体17の回転数を、内側再生手段15による再生が可
能となる回転数に制御することにより、外側再生手段1
6による高速再生も可能にし、その後の出力はバッファ
14,111により調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する円盤状媒体か
ら、複数の再生手段を用いて、同時に複数の信号を再生
することを可能にする円盤状媒体の記録再生装置に関す
る。
ら、複数の再生手段を用いて、同時に複数の信号を再生
することを可能にする円盤状媒体の記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】映像信号をFM変調して、一定の角速度で
回転する光ディスク(一般にCAV 方式のディスクと呼ば
れる)上に記録した後、該光ディスク上の、半径方向に
沿った異なる位置に記録された信号を、2つのピックア
ップを用いて、それぞれ同時に再生すれば、異なる絵を
同時に見ることができるなど、好都合であるが、かかる
ことの可能な光ディスク装置については、例えば「ビデ
オディスクレコーダVDR−V100の開発」(パイオ
ニア株式会社発行の技術雑誌、パイオニア技報 No6
(1992、10月)33頁から42頁)(以下、第1
の文献という)に記載されていて公知である。
回転する光ディスク(一般にCAV 方式のディスクと呼ば
れる)上に記録した後、該光ディスク上の、半径方向に
沿った異なる位置に記録された信号を、2つのピックア
ップを用いて、それぞれ同時に再生すれば、異なる絵を
同時に見ることができるなど、好都合であるが、かかる
ことの可能な光ディスク装置については、例えば「ビデ
オディスクレコーダVDR−V100の開発」(パイオ
ニア株式会社発行の技術雑誌、パイオニア技報 No6
(1992、10月)33頁から42頁)(以下、第1
の文献という)に記載されていて公知である。
【0003】一方、光ディスク上を、半径方向に沿って
複数のゾーンに分割し、それぞれのゾーン内のトラック
では、一定の角速度でディスクを回転させたまま、信号
を記録し、各ゾーン同士でみると、それぞれのゾーンと
も線速度がほぼ等しくなるようにディスクの回転数を制
御する方式(一般にZCAVまたはMCAV方式と呼ばれる)に
ついては、例えば文献“OD321 Series 12-Inch Large C
apacity WORM OpticalDisc Drive ”(Hitachi Review
Vol.39 (1990), No.5 273頁から276頁)(以
下、第2の文献という)に記載されていて公知である。
この文献では、光ディスクにディジタル信号の記録を行
なっている。
複数のゾーンに分割し、それぞれのゾーン内のトラック
では、一定の角速度でディスクを回転させたまま、信号
を記録し、各ゾーン同士でみると、それぞれのゾーンと
も線速度がほぼ等しくなるようにディスクの回転数を制
御する方式(一般にZCAVまたはMCAV方式と呼ばれる)に
ついては、例えば文献“OD321 Series 12-Inch Large C
apacity WORM OpticalDisc Drive ”(Hitachi Review
Vol.39 (1990), No.5 273頁から276頁)(以
下、第2の文献という)に記載されていて公知である。
この文献では、光ディスクにディジタル信号の記録を行
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1の文献で
は、CAV 方式で、即ち光ディスクを一定の角速度で回転
させた状態で、その内周部から外周部まで半径方向に映
像信号を記録している。このため、ディスク上の半径方
向に沿った異なる位置の信号を、同時に複数のピックア
ップを用いて再生せんとする場合には、所定の角速度で
ディスクを回転させた状態で、信号を読み出すことによ
り、同時に複数のピックアップを用いた信号再生が可能
になる。
は、CAV 方式で、即ち光ディスクを一定の角速度で回転
させた状態で、その内周部から外周部まで半径方向に映
像信号を記録している。このため、ディスク上の半径方
向に沿った異なる位置の信号を、同時に複数のピックア
ップを用いて再生せんとする場合には、所定の角速度で
ディスクを回転させた状態で、信号を読み出すことによ
り、同時に複数のピックアップを用いた信号再生が可能
になる。
【0005】一方、上記第2の文献に記されているよう
なZCAV方式や、線速度一定となるようにディスクの回転
数を制御して記録した方式(一般にCLV 方式と呼ばれ
る)では、ディスクの内周部分と、外周部分では、光デ
ィスクの回転速度を異ならせた状態で信号が記録されて
いる。このため、複数のピックアップを用いて異なる位
置(内周部分と外周部分)の信号を同時に再生しようと
しても、両部分での光ディスク回転速度を同時に異なら
せるようなことは物理的に出来ないから、複数のピック
アップを用いての同時再生は、そのままではできず、こ
れを可能にする技術について開示した文献は見当たらな
い。
なZCAV方式や、線速度一定となるようにディスクの回転
数を制御して記録した方式(一般にCLV 方式と呼ばれ
る)では、ディスクの内周部分と、外周部分では、光デ
ィスクの回転速度を異ならせた状態で信号が記録されて
いる。このため、複数のピックアップを用いて異なる位
置(内周部分と外周部分)の信号を同時に再生しようと
しても、両部分での光ディスク回転速度を同時に異なら
せるようなことは物理的に出来ないから、複数のピック
アップを用いての同時再生は、そのままではできず、こ
れを可能にする技術について開示した文献は見当たらな
い。
【0006】そこで、本発明の目的は、円盤状媒体の内
周部分と、外周部分で、媒体の回転速度を異ならせた状
態で信号が記録されているにもかかわらず、複数の再生
手段を用いて異なる位置(内周部分と外周部分)の信号
を同時に再生することを可能にした円盤状媒体の記録再
生装置を提供することにある。
周部分と、外周部分で、媒体の回転速度を異ならせた状
態で信号が記録されているにもかかわらず、複数の再生
手段を用いて異なる位置(内周部分と外周部分)の信号
を同時に再生することを可能にした円盤状媒体の記録再
生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、回転する円盤状媒体の内周部と外周部とで
は、異なる角速度状態において、信号を記録し再生すべ
き記録再生装置において、
発明では、回転する円盤状媒体の内周部と外周部とで
は、異なる角速度状態において、信号を記録し再生すべ
き記録再生装置において、
【0008】信号を前記円盤状媒体に記録する一つの記
録手段と、前記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号
を同時に再生するための複数の再生手段と、を持ち、
録手段と、前記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号
を同時に再生するための複数の再生手段と、を持ち、
【0009】前記円盤状媒体の内周部と外周部とで異な
る角速度状態において記録された信号を、該円盤状媒体
の内周部と外周部とで同じ角速度を採る状態において、
前記複数の再生手段により、該円盤状媒体の内周部と外
周部にまたがる複数箇所の記録信号を、同時に再生する
際、
る角速度状態において記録された信号を、該円盤状媒体
の内周部と外周部とで同じ角速度を採る状態において、
前記複数の再生手段により、該円盤状媒体の内周部と外
周部にまたがる複数箇所の記録信号を、同時に再生する
際、
【0010】前記複数の再生手段のうち、円盤状媒体の
半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手段
の、該円盤状媒体上の半径方向における位置に応じて、
前記円盤状媒体の回転数を、前記内側再生手段による再
生が可能となる回転数に制御することにより、該円盤状
媒体の半径方向に沿った外側部分を再生する外側再生手
段による、該円盤状媒体からの再生をも、可能にする回
転数制御手段を、有することとした。
半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手段
の、該円盤状媒体上の半径方向における位置に応じて、
前記円盤状媒体の回転数を、前記内側再生手段による再
生が可能となる回転数に制御することにより、該円盤状
媒体の半径方向に沿った外側部分を再生する外側再生手
段による、該円盤状媒体からの再生をも、可能にする回
転数制御手段を、有することとした。
【0011】更に上記円盤状媒体の記録再生装置におい
て、前記複数の再生手段の中の任意特定の再生手段によ
り再生した信号を、過不足なく外部へ取り出すため、該
再生手段対応に設けたバッファ手段を、有することとし
た。
て、前記複数の再生手段の中の任意特定の再生手段によ
り再生した信号を、過不足なく外部へ取り出すため、該
再生手段対応に設けたバッファ手段を、有することとし
た。
【0012】更に上記円盤状媒体の記録再生装置におい
て、前記回転数制御手段は、前記複数の再生手段のう
ち、円盤状媒体の半径方向に沿った最も内側部分を再生
する内側再生手段が、再生している該円盤状媒体上の再
生位置において、信号の記録が行われた時の当該円盤状
媒体の回転数よりも、少なくとも高い回転数となるよう
に回転数を制御する手段から成るものとした。
て、前記回転数制御手段は、前記複数の再生手段のう
ち、円盤状媒体の半径方向に沿った最も内側部分を再生
する内側再生手段が、再生している該円盤状媒体上の再
生位置において、信号の記録が行われた時の当該円盤状
媒体の回転数よりも、少なくとも高い回転数となるよう
に回転数を制御する手段から成るものとした。
【0013】更に上記円盤状媒体の記録再生装置におい
て、前記記録手段は、記録すべき信号を、所定の記録レ
ート以下となるように圧縮符号化して記録する手段から
成り、前記複数の再生手段は、各々、前記圧縮符号化に
対応して復号化を行うことのできる再生手段から成るも
のとした。
て、前記記録手段は、記録すべき信号を、所定の記録レ
ート以下となるように圧縮符号化して記録する手段から
成り、前記複数の再生手段は、各々、前記圧縮符号化に
対応して復号化を行うことのできる再生手段から成るも
のとした。
【0014】また上記目的達成のため、本発明では、回
転する円盤状媒体の内周部と外周部とでは、異なる角速
度状態において、信号を再生すべき再生装置において、
前記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号を同時に再
生するための複数の再生手段を持ち、
転する円盤状媒体の内周部と外周部とでは、異なる角速
度状態において、信号を再生すべき再生装置において、
前記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号を同時に再
生するための複数の再生手段を持ち、
【0015】前記円盤状媒体の内周部と外周部とで異な
る角速度状態において記録された信号を、該円盤状媒体
の内周部と外周部とで同じ角速度を採る状態において、
前記複数の再生手段により、該円盤状媒体の内周部と外
周部にまたがる複数箇所の記録信号を、同時に再生する
際、
る角速度状態において記録された信号を、該円盤状媒体
の内周部と外周部とで同じ角速度を採る状態において、
前記複数の再生手段により、該円盤状媒体の内周部と外
周部にまたがる複数箇所の記録信号を、同時に再生する
際、
【0016】前記複数の再生手段のうち、円盤状媒体の
半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手段
の、該円盤状媒体上の半径方向における位置に応じて、
前記円盤状媒体の回転数を、前記内側再生手段による再
生が可能となる回転数に制御することにより、該円盤状
媒体の半径方向に沿った外側部分を再生する外側再生手
段による、該円盤状媒体からの再生をも、可能にする回
転数制御手段を、有することとした。
半径方向に沿った最も内側部分を再生する内側再生手段
の、該円盤状媒体上の半径方向における位置に応じて、
前記円盤状媒体の回転数を、前記内側再生手段による再
生が可能となる回転数に制御することにより、該円盤状
媒体の半径方向に沿った外側部分を再生する外側再生手
段による、該円盤状媒体からの再生をも、可能にする回
転数制御手段を、有することとした。
【0017】更に上記円盤状媒体の再生装置において、
前記複数の再生手段の中の任意特定の再生手段により再
生した信号を、過不足なく外部へ取り出すため、該再生
手段対応に設けたバッファ手段を、有することとした。
また上記再生装置において、前記複数の再生手段は、各
々、再生すべき信号が圧縮符号化された信号から成ると
き、該信号を再生後、復号化することのできる再生手段
から成るものとした。
前記複数の再生手段の中の任意特定の再生手段により再
生した信号を、過不足なく外部へ取り出すため、該再生
手段対応に設けたバッファ手段を、有することとした。
また上記再生装置において、前記複数の再生手段は、各
々、再生すべき信号が圧縮符号化された信号から成ると
き、該信号を再生後、復号化することのできる再生手段
から成るものとした。
【0018】
【作用】上記の如き本発明による円盤状媒体の記録再生
装置によれば、記録手段により、円盤状媒体の内周部と
外周部とで、異なる角速度状態で信号を記録し、読み出
す際は、同じ角速度状態で、複数の再生手段により、円
盤状媒体の異なる位置の信号を同時に読み出せるので、
再生(読み出し)を効率良く行える。
装置によれば、記録手段により、円盤状媒体の内周部と
外周部とで、異なる角速度状態で信号を記録し、読み出
す際は、同じ角速度状態で、複数の再生手段により、円
盤状媒体の異なる位置の信号を同時に読み出せるので、
再生(読み出し)を効率良く行える。
【0019】またバッファを介して再生信号を取り出せ
ば、記録したのと同じ自然な再生信号が得られる。また
記録再生すべき信号が映像信号であるような場合、圧縮
符号化して記録し、再生時はそれを復号化できるので、
記録再生時の信号密度を高めることができる。
ば、記録したのと同じ自然な再生信号が得られる。また
記録再生すべき信号が映像信号であるような場合、圧縮
符号化して記録し、再生時はそれを復号化できるので、
記録再生時の信号密度を高めることができる。
【0020】本発明による円盤状媒体の記録再生装置
は、記録手段を除き、再生装置として用いても、同様な
作用を奏し、同じ利点を持たせることができる。
は、記録手段を除き、再生装置として用いても、同様な
作用を奏し、同じ利点を持たせることができる。
【0021】
【実施例】以下図面に従って本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例としての円盤状媒体の記
録再生装置を示すブロック図である。同図において、1
0は映像信号の入力端子、11,12はそれぞれ再生信
号の出力端子、13は入力映像信号を圧縮符号化して所
定の記録レート以下にして出力する記録信号処理回路、
14は圧縮符号化された記録信号処理回路13からの信
号を取込み一時蓄えておくためのバッファメモリであ
る。
る。図1は、本発明の一実施例としての円盤状媒体の記
録再生装置を示すブロック図である。同図において、1
0は映像信号の入力端子、11,12はそれぞれ再生信
号の出力端子、13は入力映像信号を圧縮符号化して所
定の記録レート以下にして出力する記録信号処理回路、
14は圧縮符号化された記録信号処理回路13からの信
号を取込み一時蓄えておくためのバッファメモリであ
る。
【0022】更に、17は書き込み可能な光ディスク、
15は圧縮符号化した信号をディスク17に書き込むと
共に、該ディスク17に記録された信号を読みだすため
のピックアップ(書き込みと読み出しを行うピックアッ
プ)、16はディスク17に記録された信号を読みだす
ためのピックアップ(読み出しを行うピックアップ)、
19はディスク17を回転させるためのモータ、18は
ピックアップ15,16、及びモータ19を制御する制
御回路、である。
15は圧縮符号化した信号をディスク17に書き込むと
共に、該ディスク17に記録された信号を読みだすため
のピックアップ(書き込みと読み出しを行うピックアッ
プ)、16はディスク17に記録された信号を読みだす
ためのピックアップ(読み出しを行うピックアップ)、
19はディスク17を回転させるためのモータ、18は
ピックアップ15,16、及びモータ19を制御する制
御回路、である。
【0023】また、111は、ディスク17からピック
アップ16が読みだした信号を、一時蓄えておくためバ
ッファメモリである。112,113は、それぞれ、各
バッファメモリ14,111からの信号(圧縮符号化さ
れた信号)を伸長処理等の再生信号処理を施して出力す
る再生信号処理回路である。そのほか、180はピック
アップ15の移動や停止等を指定する信号の入力端子、
182は記録か再生かを示す信号の入力端子、183は
再生時の再生レートを指定する信号の入力端子である。
アップ16が読みだした信号を、一時蓄えておくためバ
ッファメモリである。112,113は、それぞれ、各
バッファメモリ14,111からの信号(圧縮符号化さ
れた信号)を伸長処理等の再生信号処理を施して出力す
る再生信号処理回路である。そのほか、180はピック
アップ15の移動や停止等を指定する信号の入力端子、
182は記録か再生かを示す信号の入力端子、183は
再生時の再生レートを指定する信号の入力端子である。
【0024】さて、図1において、端子10より入力さ
れた記録すべき映像信号は、記録信号処理回路13に入
力される。記録信号処理回路13では、その記録すべき
映像信号を、所定の記録レート以下になるようにビット
圧縮符号化し、さらに誤り訂正のためのパリティ符号等
を付加する。また、必要に応じ、アドレス、フィールド
番号、フレーム番号、タイムコード等の付加や信号の並
べ変えなどの処理を行なう。
れた記録すべき映像信号は、記録信号処理回路13に入
力される。記録信号処理回路13では、その記録すべき
映像信号を、所定の記録レート以下になるようにビット
圧縮符号化し、さらに誤り訂正のためのパリティ符号等
を付加する。また、必要に応じ、アドレス、フィールド
番号、フレーム番号、タイムコード等の付加や信号の並
べ変えなどの処理を行なう。
【0025】記録信号処理回路13におけるビット圧縮
符号化では、該処理回路13に入力される映像信号の絵
柄により、圧縮符号化されて出力される、そのデータ量
が変化する。即ち、入力映像信号のフィールド毎に、記
録信号処理回路13から出力されるデータ量が変化する
ことになる。
符号化では、該処理回路13に入力される映像信号の絵
柄により、圧縮符号化されて出力される、そのデータ量
が変化する。即ち、入力映像信号のフィールド毎に、記
録信号処理回路13から出力されるデータ量が変化する
ことになる。
【0026】記録信号処理回路13からの出力信号は、
バッファメモリ14に入力される。バッファメモリ14
から読み出された、その出力信号は、ピックアップ15
を介して一定のレートでディスク17に記録される。バ
ッファメモリ14は、記録信号処理回路13の出力側か
ら入力される時間的に変動するデータ量と、ピックアッ
プ15を介してディスク17に一定のレートで記録され
るデータ量と、の間の変動を調整する役割を持つ。
バッファメモリ14に入力される。バッファメモリ14
から読み出された、その出力信号は、ピックアップ15
を介して一定のレートでディスク17に記録される。バ
ッファメモリ14は、記録信号処理回路13の出力側か
ら入力される時間的に変動するデータ量と、ピックアッ
プ15を介してディスク17に一定のレートで記録され
るデータ量と、の間の変動を調整する役割を持つ。
【0027】ディスク17にデータを記録する位置(ピ
ックアップ15の書き込み位置)の制御や、ピックアッ
プ15のトラッキング制御は、制御回路18からピック
アップ15に供給される制御信号により行なう。また、
ディスク17の回転は、モータ19により行なうが、そ
の回転数は、制御回路18からモータ19に供給される
制御信号により行なわれる。
ックアップ15の書き込み位置)の制御や、ピックアッ
プ15のトラッキング制御は、制御回路18からピック
アップ15に供給される制御信号により行なう。また、
ディスク17の回転は、モータ19により行なうが、そ
の回転数は、制御回路18からモータ19に供給される
制御信号により行なわれる。
【0028】ここでは、前述した第2の文献に記されて
いるZCAV方式に従って、ディスク17に信号を記録する
ものとする。従って、ディスク17の内周部に記録する
場合と、外周部に記録する場合とでは、ディスク17の
回転数は異なる。
いるZCAV方式に従って、ディスク17に信号を記録する
ものとする。従って、ディスク17の内周部に記録する
場合と、外周部に記録する場合とでは、ディスク17の
回転数は異なる。
【0029】ここで、ZCAV方式について、本実施例の理
解に必要な範囲で、以下説明しておく。ZCAV方式は、CA
V 方式の欠点である、トラック間の記録密度の不均一を
解消する方式である。次に、ZCAV方式について、図2を
用いて説明する。図2は、ZCAV方式を採るディスクの平
面図である。
解に必要な範囲で、以下説明しておく。ZCAV方式は、CA
V 方式の欠点である、トラック間の記録密度の不均一を
解消する方式である。次に、ZCAV方式について、図2を
用いて説明する。図2は、ZCAV方式を採るディスクの平
面図である。
【0030】図2に見られるように、ZCAV方式を採るデ
ィスクでは、ディスク面を半径方向に沿ってn個の領域
(ゾーン)に分割し、内側から順に各領域(ゾーン)に
Z1、Z2 、……Zn-1 、Zn の如く符号を付与する。
各々1ゾーンには一定数のトラックが存在する。ディス
クの回転時の角速度は、n個のそれぞれのゾーンにおけ
る線速度がほぼ一定になるように制御される。換言すれ
ば、nが増すに連れてディスクの回転時の角速度は小さ
くなるよう制御される。従ってトラック間の記録密度の
格差が小さくなり、記録時の蓄積効率が向上する。この
方式は、CLV方式の持つ、大きなデータ蓄積容量とい
う特長と、CAV方式の持つアクセススピードが早いと
いう特長と、を兼ね備えている。
ィスクでは、ディスク面を半径方向に沿ってn個の領域
(ゾーン)に分割し、内側から順に各領域(ゾーン)に
Z1、Z2 、……Zn-1 、Zn の如く符号を付与する。
各々1ゾーンには一定数のトラックが存在する。ディス
クの回転時の角速度は、n個のそれぞれのゾーンにおけ
る線速度がほぼ一定になるように制御される。換言すれ
ば、nが増すに連れてディスクの回転時の角速度は小さ
くなるよう制御される。従ってトラック間の記録密度の
格差が小さくなり、記録時の蓄積効率が向上する。この
方式は、CLV方式の持つ、大きなデータ蓄積容量とい
う特長と、CAV方式の持つアクセススピードが早いと
いう特長と、を兼ね備えている。
【0031】ここで、図1に戻り、ディスク17に、記
録信号処理回路13によって圧縮符号化された信号(デ
ータ)を記録する際の、詳細について説明する。ディス
ク17に記録する際には、再生時における最小同期単位
となる一定のデータ量単位、を表わすセクタに区切っ
て、信号(データ)を記録する。1トラックには、m
(正の整数)個のセクタが存在し、mの値はゾーンによ
り異なり、外側のゾーンほどmの値は大きくなる。
録信号処理回路13によって圧縮符号化された信号(デ
ータ)を記録する際の、詳細について説明する。ディス
ク17に記録する際には、再生時における最小同期単位
となる一定のデータ量単位、を表わすセクタに区切っ
て、信号(データ)を記録する。1トラックには、m
(正の整数)個のセクタが存在し、mの値はゾーンによ
り異なり、外側のゾーンほどmの値は大きくなる。
【0032】図3は、映像信号記録部分のトラックを構
成するセクタを示す説明図である。同図において、トラ
ックは、セクタ0〜セクタm−1から成るものとし、各
セクタは、同期パターン(SYNC)1、識別情報(I
D)2、画像データ3、から成るものとして示されてい
る。識別情報(ID)2というのは、記録されたデータ
の、画面上での位置を示すためのアドレス情報等であ
る。以上のように構成されたセクタは、図1において、
ピックアップ15によりディスク17のトラックに記録
される。
成するセクタを示す説明図である。同図において、トラ
ックは、セクタ0〜セクタm−1から成るものとし、各
セクタは、同期パターン(SYNC)1、識別情報(I
D)2、画像データ3、から成るものとして示されてい
る。識別情報(ID)2というのは、記録されたデータ
の、画面上での位置を示すためのアドレス情報等であ
る。以上のように構成されたセクタは、図1において、
ピックアップ15によりディスク17のトラックに記録
される。
【0033】ディスク17に記録された信号(データ)
は、ピックアップ15,16により読み出される。複数
のピックアップ(15,16)を有することにより、デ
ィスク17上の半径方向に沿った複数箇所の信号を、同
時に読み出すことが可能である。ディスク17からピッ
クアップ15,16により読み出された信号は、それぞ
れバッファメモリ14、111を介して再生信号処理回
路112、113に供給される。再生信号処理回路11
2,113では、記録信号処理回路13におけるビット
圧縮に対応したビット伸長処理が行なわれる。再生信号
処理回路112,113からの出力信号は、再生信号出
力端子11,12より出力される。
は、ピックアップ15,16により読み出される。複数
のピックアップ(15,16)を有することにより、デ
ィスク17上の半径方向に沿った複数箇所の信号を、同
時に読み出すことが可能である。ディスク17からピッ
クアップ15,16により読み出された信号は、それぞ
れバッファメモリ14、111を介して再生信号処理回
路112、113に供給される。再生信号処理回路11
2,113では、記録信号処理回路13におけるビット
圧縮に対応したビット伸長処理が行なわれる。再生信号
処理回路112,113からの出力信号は、再生信号出
力端子11,12より出力される。
【0034】次に、図1において、ディスク17上の半
径方向に沿った複数の位置のデータを、複数のピックア
ップを用いて、同時に読み出す場合の再生信号の、その
後の処理方法について説明する。この場合には、ディス
ク17上で最も内側を再生するピックアップが、平均の
記録レートよりも等しいか高いレートで読み出し再生が
できるように、ディスク17の回転速度を制御する。
径方向に沿った複数の位置のデータを、複数のピックア
ップを用いて、同時に読み出す場合の再生信号の、その
後の処理方法について説明する。この場合には、ディス
ク17上で最も内側を再生するピックアップが、平均の
記録レートよりも等しいか高いレートで読み出し再生が
できるように、ディスク17の回転速度を制御する。
【0035】図1において、ピックアップ15,16
で、ディスク17の異なる2つの位置のデータを、同時
に読み出す場合の処理について説明する。図1で、ピッ
クアップ15が、ピックアップ16に比べて内周位置の
信号を再生するものとする。この場合には、ディスク1
7の回転速度は、ピックアップ15が平均記録レートよ
りも等しいか、高いデータレートで、記録データを読み
だし得るような回転速度とする。
で、ディスク17の異なる2つの位置のデータを、同時
に読み出す場合の処理について説明する。図1で、ピッ
クアップ15が、ピックアップ16に比べて内周位置の
信号を再生するものとする。この場合には、ディスク1
7の回転速度は、ピックアップ15が平均記録レートよ
りも等しいか、高いデータレートで、記録データを読み
だし得るような回転速度とする。
【0036】これにより、ピックアップ15で再生され
たデータは、バッファメモリ14に書き込まれ、出力端
子11から出力される再生映像信号が、所定のフィール
ド周波数をもった信号となるように、バッファメモリ1
4から再生信号処理回路112に向けてデータが出力さ
れる。
たデータは、バッファメモリ14に書き込まれ、出力端
子11から出力される再生映像信号が、所定のフィール
ド周波数をもった信号となるように、バッファメモリ1
4から再生信号処理回路112に向けてデータが出力さ
れる。
【0037】図4は、このときの、バッファメモリ14
に蓄えられているデータ量の変動の様子の一例を示した
変動特性図である。図4では、縦軸が蓄積データ量を示
し、横軸が時間を示す。図4の特性は、ピックアップ1
5で再生されるデータの再生レートが、ディスク17に
おける平均記録レートとなる様に、ディスク17を回転
制御した場合について示した特性である。
に蓄えられているデータ量の変動の様子の一例を示した
変動特性図である。図4では、縦軸が蓄積データ量を示
し、横軸が時間を示す。図4の特性は、ピックアップ1
5で再生されるデータの再生レートが、ディスク17に
おける平均記録レートとなる様に、ディスク17を回転
制御した場合について示した特性である。
【0038】図4において、再生開始(時刻t0 )後、
所定量のデータ(これをKとする)がバッファメモリ1
4に書き込まれた後、バッファメモリ14から、再生信
号処理回路112への出力を開始(時刻t1 )する。そ
の後、バッファメモリ14に蓄えられているデータ量
は、時々刻々変化するが、バッファメモリ14から再生
信号処理回路112に出力するデータがなくなることも
なく、ピックアップ15からバッファメモリ15に書き
込むデータが、バッファメモリ14の蓄積容量(これを
Aとする)を越えてあふれだすこともない。
所定量のデータ(これをKとする)がバッファメモリ1
4に書き込まれた後、バッファメモリ14から、再生信
号処理回路112への出力を開始(時刻t1 )する。そ
の後、バッファメモリ14に蓄えられているデータ量
は、時々刻々変化するが、バッファメモリ14から再生
信号処理回路112に出力するデータがなくなることも
なく、ピックアップ15からバッファメモリ15に書き
込むデータが、バッファメモリ14の蓄積容量(これを
Aとする)を越えてあふれだすこともない。
【0039】ディスク17でピックアップ15の再生位
置に比べて、それより外側の外周位置の信号を再生する
ピックアップ16で、再生されたデータは、バッファメ
モリ111に書き込まれた後、出力端子12から出力さ
れる映像信号が所定のフィールド周波数を持った信号と
なるように、バッファメモリ111から再生信号処理回
路113にデータが出力される。
置に比べて、それより外側の外周位置の信号を再生する
ピックアップ16で、再生されたデータは、バッファメ
モリ111に書き込まれた後、出力端子12から出力さ
れる映像信号が所定のフィールド周波数を持った信号と
なるように、バッファメモリ111から再生信号処理回
路113にデータが出力される。
【0040】この時、ピックアップ16は、ピックアッ
プ15よりも外周部分を再生しているため、ピックアッ
プ15のそれよりも、ディスク17との相対速度が高
く、従ってピックアップ16で再生されるデータの再生
レートは、平均記録レートよりも高くなる。従って、こ
のまま再生をし続けると、ピックアップ16で再生され
たデータは、バッファメモリ111からあふれてしま
う。
プ15よりも外周部分を再生しているため、ピックアッ
プ15のそれよりも、ディスク17との相対速度が高
く、従ってピックアップ16で再生されるデータの再生
レートは、平均記録レートよりも高くなる。従って、こ
のまま再生をし続けると、ピックアップ16で再生され
たデータは、バッファメモリ111からあふれてしま
う。
【0041】このような場合には、バッファメモリ11
1に所定量を越えてデータが蓄えられた場合には、ピッ
クアップ16のディスク面上での移動を一時中止し、同
一部分をピックアップ16が再生している期間には、再
生データをバッファメモリ111に書き込むのを中止す
る。そして、所定量にまで、蓄積データ量が下がった場
合には、ピックアップ16の移動と再生データのバッフ
ァメモリ111への書き込みを再開する。
1に所定量を越えてデータが蓄えられた場合には、ピッ
クアップ16のディスク面上での移動を一時中止し、同
一部分をピックアップ16が再生している期間には、再
生データをバッファメモリ111に書き込むのを中止す
る。そして、所定量にまで、蓄積データ量が下がった場
合には、ピックアップ16の移動と再生データのバッフ
ァメモリ111への書き込みを再開する。
【0042】図5は、このときのバッファメモリ111
に蓄積されているデータ量の変動の様子の一例を示した
変動特性図である。縦軸は蓄積データ量、横軸は時間を
示す。図5において、再生開始(時刻t0 )後、ピック
アップ16で再生されたデータは、バッファメモリ11
1に書き込まれる。バッファメモリ14からデータが出
力されると同時に(時刻t1 )バッファメモリ111か
らも再生信号処理回路113にデータを出力開始する。
に蓄積されているデータ量の変動の様子の一例を示した
変動特性図である。縦軸は蓄積データ量、横軸は時間を
示す。図5において、再生開始(時刻t0 )後、ピック
アップ16で再生されたデータは、バッファメモリ11
1に書き込まれる。バッファメモリ14からデータが出
力されると同時に(時刻t1 )バッファメモリ111か
らも再生信号処理回路113にデータを出力開始する。
【0043】その後バッファメモリ111へは、そこか
ら読みだされる平均データ量よりも書き込まれる平均デ
ータ量の方が多いため、バッファメモリ111へ蓄えら
れたデータ量が所定量(これをAとする)を越えた場合
(時刻t2 )には、ピックアップ16の移動と再生デー
タのバッファメモリ111への書き込みを中止する。バ
ッファメモリ111への再生データの書き込みを中止し
ても、再生信号処理回路113への出力は続けられるの
で、バッファメモリ111に蓄えられたデータは減少す
る。そして、バッファメモリ111に蓄えられたデータ
量が所定量(これをBとする)以下になったら(時刻t
3 )ピックアップ16の移動と再生データのバッファメ
モリ111へ書き込みを、中止したデータに引き続き、
開始(再開)する。
ら読みだされる平均データ量よりも書き込まれる平均デ
ータ量の方が多いため、バッファメモリ111へ蓄えら
れたデータ量が所定量(これをAとする)を越えた場合
(時刻t2 )には、ピックアップ16の移動と再生デー
タのバッファメモリ111への書き込みを中止する。バ
ッファメモリ111への再生データの書き込みを中止し
ても、再生信号処理回路113への出力は続けられるの
で、バッファメモリ111に蓄えられたデータは減少す
る。そして、バッファメモリ111に蓄えられたデータ
量が所定量(これをBとする)以下になったら(時刻t
3 )ピックアップ16の移動と再生データのバッファメ
モリ111へ書き込みを、中止したデータに引き続き、
開始(再開)する。
【0044】以上の処理により、バッファメモリ111
からも、連続してデータを出力することができ、従っ
て、出力端子12から連続した映像信号を出力すること
ができる。
からも、連続してデータを出力することができ、従っ
て、出力端子12から連続した映像信号を出力すること
ができる。
【0045】なお、上述の説明では、ピックアップ15
で再生されるデータレートが記録レートと等しい場合に
ついて説明したが、記録レートよりも高いレートでデー
タが再生された場合には、図5を用いて説明したバッフ
ァメモリ111の処理と同様の処理をバッファメモリ1
4について施すことで、出力端子11より連続して映像
信号を出力することができる。
で再生されるデータレートが記録レートと等しい場合に
ついて説明したが、記録レートよりも高いレートでデー
タが再生された場合には、図5を用いて説明したバッフ
ァメモリ111の処理と同様の処理をバッファメモリ1
4について施すことで、出力端子11より連続して映像
信号を出力することができる。
【0046】さらに、ピックアップ16がピックアップ
15よりも内周部分を再生する場合には、バッファメモ
リ14,111及びピックアップ15,16の関係が逆
になるだけであり、この場合にも、本発明を適用するこ
とができる。
15よりも内周部分を再生する場合には、バッファメモ
リ14,111及びピックアップ15,16の関係が逆
になるだけであり、この場合にも、本発明を適用するこ
とができる。
【0047】図1に示す一実施例では、2つのピックア
ップを用いた場合について説明を行なったが、3つ以上
のピックアップを用いた場合でも、本発明を用いること
が可能なことは明らかであり、最も内周を再生するピッ
クアップを、図1に示すピックアップ15に対応させ、
他のピックアップをピックアップ16に対応させ、ピッ
クアップ16、バッファメモリ111と同様の処理をす
ることにより、3つ以上の異なる位置の映像信号を連続
して出力することも可能である。
ップを用いた場合について説明を行なったが、3つ以上
のピックアップを用いた場合でも、本発明を用いること
が可能なことは明らかであり、最も内周を再生するピッ
クアップを、図1に示すピックアップ15に対応させ、
他のピックアップをピックアップ16に対応させ、ピッ
クアップ16、バッファメモリ111と同様の処理をす
ることにより、3つ以上の異なる位置の映像信号を連続
して出力することも可能である。
【0048】図6は、図1における制御回路18の詳細
を示すブロック図である。図6において、180はピッ
クアップ15の移動や停止等を指示する信号(以下、a
0と表示)、181はピックアップ15の位置を示す信
号(以下、a2と表示)、182は記録か再生かを示す
信号(以下、a3と表示),183は再生レートを指定
する信号(以下、a4と表示)、184はバッファメモ
リ111中のデータ量を示す信号(以下、a6と表示)
の入力端子である。
を示すブロック図である。図6において、180はピッ
クアップ15の移動や停止等を指示する信号(以下、a
0と表示)、181はピックアップ15の位置を示す信
号(以下、a2と表示)、182は記録か再生かを示す
信号(以下、a3と表示),183は再生レートを指定
する信号(以下、a4と表示)、184はバッファメモ
リ111中のデータ量を示す信号(以下、a6と表示)
の入力端子である。
【0049】185はピックアップ15のトラッキング
制御信号(以下、信号a1と表示)、186はディスク
の回転数を示す信号(以下、a5と表示),187はピ
ックアップの移動を制御する信号(以下、a7と表
示)、188はバッファメモリ111へのデータの読み
書きを制御する信号(以下、a8と表示)、の出力端子
である。
制御信号(以下、信号a1と表示)、186はディスク
の回転数を示す信号(以下、a5と表示),187はピ
ックアップの移動を制御する信号(以下、a7と表
示)、188はバッファメモリ111へのデータの読み
書きを制御する信号(以下、a8と表示)、の出力端子
である。
【0050】そのほか、189はピックアップ15のト
ラッキングを制御するトラッキング制御回路、190は
ディスクの回転数を制御する回転数制御回路、191
は、バッファメモリ111へのデータの読み書きの制御
と、ピックアップ16の移動を制御するデータ量比較回
路、である。192,193,194は回転制御回路1
90を構成する回路であり、192はピックアップの位
置によって回転数を決定するための回転数選択回路、1
93は記録レートに対する再生レートの割合を算出する
レート比較回路、194は再生時に、レート比較回路1
93で算出した記録レートに対する再生レートの割合
を、回転数選択回路192で選択した回転数に乗算する
乗算器である。
ラッキングを制御するトラッキング制御回路、190は
ディスクの回転数を制御する回転数制御回路、191
は、バッファメモリ111へのデータの読み書きの制御
と、ピックアップ16の移動を制御するデータ量比較回
路、である。192,193,194は回転制御回路1
90を構成する回路であり、192はピックアップの位
置によって回転数を決定するための回転数選択回路、1
93は記録レートに対する再生レートの割合を算出する
レート比較回路、194は再生時に、レート比較回路1
93で算出した記録レートに対する再生レートの割合
を、回転数選択回路192で選択した回転数に乗算する
乗算器である。
【0051】図6において、端子180から、ピックア
ップ15の移動や停止等を指定する信号(a0)がトラ
ッキング回路189へ入力される。トラッキング回路1
89では、該信号a0に従って、ピックアップ15のト
ラッキングを制御する信号(a1)を生成し、端子18
5から出力する。
ップ15の移動や停止等を指定する信号(a0)がトラ
ッキング回路189へ入力される。トラッキング回路1
89では、該信号a0に従って、ピックアップ15のト
ラッキングを制御する信号(a1)を生成し、端子18
5から出力する。
【0052】次に、回転数制御回路192では、ピック
アップ15の位置を示す信号(a2)に、記録か再生か
を示す信号(a3)、再生レートを指定する信号(a
4)に基づいて、ディスクの回転数を決定する。回転数
選択回路192には、ピックアップの半径方向の位置
(ゾーン番号、図2参照)に応じて、異なる回転数が用
意されており、入力端子181に入力されたピックアッ
プ15の位置を示す信号a2によって、ディスクの回転
数を選択(b1)する。
アップ15の位置を示す信号(a2)に、記録か再生か
を示す信号(a3)、再生レートを指定する信号(a
4)に基づいて、ディスクの回転数を決定する。回転数
選択回路192には、ピックアップの半径方向の位置
(ゾーン番号、図2参照)に応じて、異なる回転数が用
意されており、入力端子181に入力されたピックアッ
プ15の位置を示す信号a2によって、ディスクの回転
数を選択(b1)する。
【0053】レート比較回路193には、入力端子18
2,183からそれぞれ、信号a3、信号a4を入力す
る。レート比較回路193では、記録時には、演算を行
わず1を、再生時には、記録レートに対する再生レート
(再生レート≧記録レート)の割合を出力信号(b2)
として出力する。そして回転数選択回路192からの出
力信号(b1)と、レート比較回路193の出力信号
(b2)を、乗算器194で乗算して、ディスク回転数
(a5)として出力端子186から出力する。
2,183からそれぞれ、信号a3、信号a4を入力す
る。レート比較回路193では、記録時には、演算を行
わず1を、再生時には、記録レートに対する再生レート
(再生レート≧記録レート)の割合を出力信号(b2)
として出力する。そして回転数選択回路192からの出
力信号(b1)と、レート比較回路193の出力信号
(b2)を、乗算器194で乗算して、ディスク回転数
(a5)として出力端子186から出力する。
【0054】そして、データ量比較回路191では、バ
ッファメモリ111へのデータの読み書きの制御とピッ
クアップ16の移動を制御する。入力端子184から入
力されるバッファメモリ111中のデータ量を示す信号
(a6)を基にして、図7に示す処理を行う。図7は、
バッファメモリ111中のデータ量とピックアップ16
の移動との関係説明図である。
ッファメモリ111へのデータの読み書きの制御とピッ
クアップ16の移動を制御する。入力端子184から入
力されるバッファメモリ111中のデータ量を示す信号
(a6)を基にして、図7に示す処理を行う。図7は、
バッファメモリ111中のデータ量とピックアップ16
の移動との関係説明図である。
【0055】図7を用いて、図6におけるデータ量比較
回路191の処理を説明する。図7において、D111
はバッファメモリ111中のデータ量、Aはバッファメ
モリ111のメモリ容量、Bは0<B<Aの関係にある
所定量である。
回路191の処理を説明する。図7において、D111
はバッファメモリ111中のデータ量、Aはバッファメ
モリ111のメモリ容量、Bは0<B<Aの関係にある
所定量である。
【0056】バッファメモリ111に書き込みを開始し
て、バッファメモリ111中のデータ量D111が0≦
D111≦Bの関係にある場合は、書き込むのみで読み
出しは行わず、ピックアップ16は移動を続ける。B<
D111≦Aの関係にある場合は、書き込み、読み出し
の両方を行い、ピックアップ16は移動を続ける。バッ
ファメモリ111中のデータ量D111がメモリ容量A
に達した時には、所定量Bに減少するまで(A>D11
1≧B)、読み出しのみを行い、ピックアップ16の移
動を中止する。
て、バッファメモリ111中のデータ量D111が0≦
D111≦Bの関係にある場合は、書き込むのみで読み
出しは行わず、ピックアップ16は移動を続ける。B<
D111≦Aの関係にある場合は、書き込み、読み出し
の両方を行い、ピックアップ16は移動を続ける。バッ
ファメモリ111中のデータ量D111がメモリ容量A
に達した時には、所定量Bに減少するまで(A>D11
1≧B)、読み出しのみを行い、ピックアップ16の移
動を中止する。
【0057】上記のようにピックアップ16の移動を制
御する信号(a7)、バッファメモリ111のデータの
読み書きを制御する信号(a8)が、それぞれ端子18
7,188から出力される。以上で、制御回路18の説
明を終える。
御する信号(a7)、バッファメモリ111のデータの
読み書きを制御する信号(a8)が、それぞれ端子18
7,188から出力される。以上で、制御回路18の説
明を終える。
【0058】図8は、図1における記録信号処理回路1
3の一具体例を示すブロック図である。記録信号処理回
路13では、ここからの出力信号が、所定の記録レート
になってディスク17に記録されるように、入力映像信
号に対し圧縮符号化を行って出力する。図8において、
60は記録すべき映像信号の入力端子、65は出力端
子、61は入力信号処理回路、62は直交変換回路、6
3は量子化回路、64は符号化回路でである。
3の一具体例を示すブロック図である。記録信号処理回
路13では、ここからの出力信号が、所定の記録レート
になってディスク17に記録されるように、入力映像信
号に対し圧縮符号化を行って出力する。図8において、
60は記録すべき映像信号の入力端子、65は出力端
子、61は入力信号処理回路、62は直交変換回路、6
3は量子化回路、64は符号化回路でである。
【0059】図8において、端子60から入力された映
像信号に対し、入力信号処理回路61では、例えば入力
アナログ信号を所定クロックでディジタル信号に変換す
るA/D変換処理、周波数の帯域制限をするフィルタ処
理等を行う。入力信号処理回路61からの画像データ
は、直交変換回路62に入力される。直交変換回路62
では、離散コサイン変換(DCT変換)等の直交変換を
行う。以下にDCT変換を行った場合の直交変換の例を
説明する。
像信号に対し、入力信号処理回路61では、例えば入力
アナログ信号を所定クロックでディジタル信号に変換す
るA/D変換処理、周波数の帯域制限をするフィルタ処
理等を行う。入力信号処理回路61からの画像データ
は、直交変換回路62に入力される。直交変換回路62
では、離散コサイン変換(DCT変換)等の直交変換を
行う。以下にDCT変換を行った場合の直交変換の例を
説明する。
【0060】まず直交変換回路62への入力画像データ
を、水平方向にnドット、垂直方向にnラインの(n×
n)画素のブロックに分割する。一例として1ブロック
(8×8)画素の場合を例にとって説明する。各ブロッ
クに対してDCT変換を行う。変換されたDCT係数を
F(u,v)(但し、u,vは0〜7の整数)、1ブロ
ック分の画像データをf(i,j)(但し、i,jは0
〜7の整数)とすると、変換式は、次に示す数1式のよ
うになる。
を、水平方向にnドット、垂直方向にnラインの(n×
n)画素のブロックに分割する。一例として1ブロック
(8×8)画素の場合を例にとって説明する。各ブロッ
クに対してDCT変換を行う。変換されたDCT係数を
F(u,v)(但し、u,vは0〜7の整数)、1ブロ
ック分の画像データをf(i,j)(但し、i,jは0
〜7の整数)とすると、変換式は、次に示す数1式のよ
うになる。
【0061】
【数1】
【0062】こうして得られるDCT係数F(u,v)
は、1ブロック分の入力画像データを空間周波数に分解
した成分を示している。DCT係数F(0,0)は、入
力画像データf(i,j)の64画素の平均値に比例し
た値(DC成分)を示し、F(u,v)は、u,vが大
きくなるにつれて空間周波数の高い成分(AC成分)を
示す。以上のようにして得られる2次元DCT係数に対
し、量子化回路63によって、量子化を行う。
は、1ブロック分の入力画像データを空間周波数に分解
した成分を示している。DCT係数F(0,0)は、入
力画像データf(i,j)の64画素の平均値に比例し
た値(DC成分)を示し、F(u,v)は、u,vが大
きくなるにつれて空間周波数の高い成分(AC成分)を
示す。以上のようにして得られる2次元DCT係数に対
し、量子化回路63によって、量子化を行う。
【0063】続いて符号化回路64によって可変長符号
化を行う。DC成分については例えば、いくつかのDC
T係数ブロック毎に差分符号化を用いて符号化する。即
ち、現画像ブロックと1つ前の画像ブロックの量子化D
CT係数におけるDC成分の差分を取り、その差分値を
例えばハフマン符号化により可変長符号化する。AC成
分については、図9に示す順序でジグザグスキャンが行
われ、1次元の数列に変換され、連続する零データの個
数を圧縮するランレングス符号化が行われる。そして、
ランレングス符号化した連続する零データの個数と、有
効係数のビット数とで、2次元のハフマン符号化を行な
い、圧縮処理を終了する。
化を行う。DC成分については例えば、いくつかのDC
T係数ブロック毎に差分符号化を用いて符号化する。即
ち、現画像ブロックと1つ前の画像ブロックの量子化D
CT係数におけるDC成分の差分を取り、その差分値を
例えばハフマン符号化により可変長符号化する。AC成
分については、図9に示す順序でジグザグスキャンが行
われ、1次元の数列に変換され、連続する零データの個
数を圧縮するランレングス符号化が行われる。そして、
ランレングス符号化した連続する零データの個数と、有
効係数のビット数とで、2次元のハフマン符号化を行な
い、圧縮処理を終了する。
【0064】上述の可変長符号化処理では、生起確率の
高いデータには短い符号を割り当て、生起確率の低いデ
ータには長い符号を割り当てることで、ビット圧縮を行
うことができる。上述の符号化により、ブロック毎のデ
ータ量は不均一になっている。しかしデータをディスク
等の蓄積装置に記録する際には、その記録フォーマット
に合わせて、記録レートを平均的に一定値にしなければ
ならない。そこでバッファメモリ14に一時データを蓄
えて置き、メモリ14から一定のレートでデータを読み
出し制御して、記録フォーマットを記録装置のそれに合
わせるのである。
高いデータには短い符号を割り当て、生起確率の低いデ
ータには長い符号を割り当てることで、ビット圧縮を行
うことができる。上述の符号化により、ブロック毎のデ
ータ量は不均一になっている。しかしデータをディスク
等の蓄積装置に記録する際には、その記録フォーマット
に合わせて、記録レートを平均的に一定値にしなければ
ならない。そこでバッファメモリ14に一時データを蓄
えて置き、メモリ14から一定のレートでデータを読み
出し制御して、記録フォーマットを記録装置のそれに合
わせるのである。
【0065】次に図10は、図8に示した記録信号処理
回路13に対応する、再生信号処理回路112、113
の一具体例を示すブロック図である。図10において、
80はディスク17からの再生データの入力端子、81
は復号化回路、82は逆量子化回路、83は逆直交変換
回路、84は出力信号処理回路、85は再生信号の出力
端子である。
回路13に対応する、再生信号処理回路112、113
の一具体例を示すブロック図である。図10において、
80はディスク17からの再生データの入力端子、81
は復号化回路、82は逆量子化回路、83は逆直交変換
回路、84は出力信号処理回路、85は再生信号の出力
端子である。
【0066】図10において、入力端子80からの圧縮
符号化されたデータに対し、復号化回路81では、図8
に示す符号化回路64に対応するハフマン復号化処理を
行う。その後、DC成分については差分復号化を行い、
AC成分についてはランレングス復号化を行ってジグザ
グスキャンの順序にデータを並べ替え、1ブロックの変
換係数を得る。そして逆量子化回路82で逆量子化を、
逆直交変換回路83で逆DCT変換を、それぞれ行って
伸長処理を終了する。そして出力信号処理回路84で
は、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変
換処理等を行って出力端子85から出力する。
符号化されたデータに対し、復号化回路81では、図8
に示す符号化回路64に対応するハフマン復号化処理を
行う。その後、DC成分については差分復号化を行い、
AC成分についてはランレングス復号化を行ってジグザ
グスキャンの順序にデータを並べ替え、1ブロックの変
換係数を得る。そして逆量子化回路82で逆量子化を、
逆直交変換回路83で逆DCT変換を、それぞれ行って
伸長処理を終了する。そして出力信号処理回路84で
は、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変
換処理等を行って出力端子85から出力する。
【0067】以上説明した本発明の実施例では、ZCAV方
式で記録されたディスクの場合を例に採り述べたが、CL
V 方式で記録されたディスクに対しても、本発明を適用
できることは明らかである。また、図8に示す記録信号
処理回路の具体例、図10に示す再生信号処理回路の具
体例では、入力映像信号を圧縮して記録再生する場合に
ついて示したが、本発明では、信号を圧縮して記録する
ことは必須ではなく、圧縮せずに記録してもよく、その
場合についても図1に示す実施例のまま本発明を適用す
ることができる。
式で記録されたディスクの場合を例に採り述べたが、CL
V 方式で記録されたディスクに対しても、本発明を適用
できることは明らかである。また、図8に示す記録信号
処理回路の具体例、図10に示す再生信号処理回路の具
体例では、入力映像信号を圧縮して記録再生する場合に
ついて示したが、本発明では、信号を圧縮して記録する
ことは必須ではなく、圧縮せずに記録してもよく、その
場合についても図1に示す実施例のまま本発明を適用す
ることができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、円
盤状媒体(ディスク)面上の内周部と外周部とで異なる
角速度で該媒体(ディスク)を回転させた状態のもと
で、該円盤状媒体(ディスク)に信号が記録されている
場合でも、該円盤状媒体(ディスク)面上の異なる複数
位置の信号を同時に再生することができ、好都合である
という利点がある。
盤状媒体(ディスク)面上の内周部と外周部とで異なる
角速度で該媒体(ディスク)を回転させた状態のもと
で、該円盤状媒体(ディスク)に信号が記録されている
場合でも、該円盤状媒体(ディスク)面上の異なる複数
位置の信号を同時に再生することができ、好都合である
という利点がある。
【図1】本発明の一実施例としての円盤状媒体の記録再
生装置を示すブロック図である。
生装置を示すブロック図である。
【図2】ZCAV方式を採るディスクの平面図である。
【図3】映像信号記録部分のトラックを構成するセクタ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】図1のバッファメモリ14に蓄えられているデ
ータ量の変動の様子の一例を示した変動特性図である。
ータ量の変動の様子の一例を示した変動特性図である。
【図5】図1のバッファメモリ111に蓄積されている
データ量の変動の様子の一例を示した変動特性図であ
る。
データ量の変動の様子の一例を示した変動特性図であ
る。
【図6】図1における制御回路18の詳細を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】バッファメモリ111中のデータ量とピックア
ップ16の移動との関係説明図である。
ップ16の移動との関係説明図である。
【図8】図1における記録信号処理回路13の一具体例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図9】図8の符号化回路でのスキャン方式を説明する
図である。
図である。
【図10】図1における再生信号処理回路112、11
3の一具体例を示すブロック図である。
3の一具体例を示すブロック図である。
13…記録信号処理回路、14,111…バッファメモ
リ、15,16…ピックアップ回路、17…ディスク、
18…制御回路、19…モータ、112,113…再生
信号処理回路
リ、15,16…ピックアップ回路、17…ディスク、
18…制御回路、19…モータ、112,113…再生
信号処理回路
Claims (7)
- 【請求項1】 回転する円盤状媒体の内周部と外周部と
では、異なる角速度状態において、信号を記録し再生す
べき記録再生装置において、 信号を前記円盤状媒体に記録する一つの記録手段と、前
記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号を同時に再生
するための複数の再生手段と、を持ち、 前記円盤状媒体の内周部と外周部とで異なる角速度状態
において記録された信号を、該円盤状媒体の内周部と外
周部とで同じ角速度を採る状態において、前記複数の再
生手段により、該円盤状媒体の内周部と外周部にまたが
る複数箇所の記録信号を、同時に再生する際、 前記複数の再生手段のうち、円盤状媒体の半径方向に沿
った最も内側部分を再生する内側再生手段の、該円盤状
媒体上の半径方向における位置に応じて、前記円盤状媒
体の回転数を、前記内側再生手段による再生が可能とな
る回転数に制御することにより、該円盤状媒体の半径方
向に沿った外側部分を再生する外側再生手段による、該
円盤状媒体からの再生をも、可能にする回転数制御手段
を、有したことを特徴とする円盤状媒体の記録再生装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の円盤状媒体の記録再生
装置において、前記複数の再生手段の中の任意特定の再
生手段により再生した信号を、過不足なく外部へ取り出
すため、該再生手段対応に設けたバッファ手段を、有す
ることを特徴とする円盤状媒体の記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の円盤状媒体の記
録再生装置において、前記回転数制御手段は、前記複数
の再生手段のうち、円盤状媒体の半径方向に沿った最も
内側部分を再生する内側再生手段が、再生している該円
盤状媒体上の再生位置において、信号の記録が行われた
時の当該円盤状媒体の回転数よりも、少なくとも高い回
転数となるように回転数を制御する手段から成ることを
特徴とする記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の円盤状媒体の記
録再生装置において、前記記録手段は、記録すべき信号
を、所定の記録レート以下となるように圧縮符号化して
記録する手段から成り、前記複数の再生手段は、各々、
前記圧縮符号化に対応して復号化を行うことのできる再
生手段から成ることを特徴とする円盤状媒体の記録再生
装置。 - 【請求項5】 回転する円盤状媒体の内周部と外周部と
では、異なる角速度状態において、信号を再生すべき再
生装置において、 前記円盤状媒体の異なる複数箇所の記録信号を同時に再
生するための複数の再生手段を持ち、 前記円盤状媒体の内周部と外周部とで異なる角速度状態
において記録された信号を、該円盤状媒体の内周部と外
周部とで同じ角速度を採る状態において、前記複数の再
生手段により、該円盤状媒体の内周部と外周部にまたが
る複数箇所の記録信号を、同時に再生する際、 前記複数の再生手段のうち、円盤状媒体の半径方向に沿
った最も内側部分を再生する内側再生手段の、該円盤状
媒体上の半径方向における位置に応じて、前記円盤状媒
体の回転数を、前記内側再生手段による再生が可能とな
る回転数に制御することにより、該円盤状媒体の半径方
向に沿った外側部分を再生する外側再生手段による、該
円盤状媒体からの再生をも、可能にする回転数制御手段
を、有したことを特徴とする円盤状媒体の再生装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の円盤状媒体の再生装置
において、前記複数の再生手段の中の任意特定の再生手
段により再生した信号を、過不足なく外部へ取り出すた
め、該再生手段対応に設けたバッファ手段を、有するこ
とを特徴とする円盤状媒体の記録再生装置。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載の再生装置におい
て、前記複数の再生手段は、各々、再生すべき信号が圧
縮符号化された信号から成るとき、該信号を再生後、復
号化することのできる再生手段から成ることを特徴とす
る円盤状媒体の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP79194A JPH07210923A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 円盤状媒体の記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP79194A JPH07210923A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 円盤状媒体の記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210923A true JPH07210923A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11483514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP79194A Pending JPH07210923A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 円盤状媒体の記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6892024B1 (en) | 1998-10-08 | 2005-05-10 | Pioneer Corporation | Information recording apparatus |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP79194A patent/JPH07210923A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6892024B1 (en) | 1998-10-08 | 2005-05-10 | Pioneer Corporation | Information recording apparatus |
US7702212B2 (en) | 1998-10-08 | 2010-04-20 | Pioneer Corporation | Information recording apparatus with memory control structure |
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