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JPH0721019Y2 - 自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路 - Google Patents

自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路

Info

Publication number
JPH0721019Y2
JPH0721019Y2 JP1989035666U JP3566689U JPH0721019Y2 JP H0721019 Y2 JPH0721019 Y2 JP H0721019Y2 JP 1989035666 U JP1989035666 U JP 1989035666U JP 3566689 U JP3566689 U JP 3566689U JP H0721019 Y2 JPH0721019 Y2 JP H0721019Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
direct communication
control system
station
transmission
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989035666U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02126241U (ja
Inventor
良英 鵜崎
克実 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP1989035666U priority Critical patent/JPH0721019Y2/ja
Publication of JPH02126241U publication Critical patent/JPH02126241U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721019Y2 publication Critical patent/JPH0721019Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ランプ,ホーン等の自動車の電装品を複数の
制御ステーションで分担制御する自動車の電装品制御シ
ステムのフェイルセーフ回路に関する。
〔従来の技術〕
自動車の前部にはヘッドライト,ホーン等があり、後部
にはテールランプ,ストップランプ等があり、インスツ
ルメントパネル部には各種メータ,インジケータ等があ
り、運転席部には各種操作スイッチ等がある。
このような多くの電装品を効率良く制御するために、例
えば特開昭60-247769号公報や,特開昭61-238544号公報
等において、各部の電装品の制御を複数の制御ステーシ
ョンで分担する自動車の電装品の制御システムが提案さ
れている。
そして、各制御ステーションを伝送路で接続して通信を
行わせ、例えば操作スイッチの状態を1つの制御ステー
ションで読み取ると、それを制御データとして他の制御
ステーションに送り、他の制御ステーションは受け取っ
た制御データに基づいて自己に接続された電装品を作動
させるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の自動車の電装品制御システムにおいて、例えばマ
スターステーションのCPUが暴走すると信号レベルの誤
った制御データが送られることになる。
この様な場合、自動車の電装品が誤った状態に変化し、
危険を招く問題点がある。
従って、本考案の目的とするところは、上記のような場
合には、異常検出コードを他の制御ステーションに送出
し速やかに自動車の電装品を危険のない状態に回復させ
得るようにした自動車の電装品制御システムのフェイル
セーフ回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案は、自動車の多数の電
装品が2以上のグループに分けられ、各グループに属す
る電装品はグループごとに対応して設けられた各制御ス
テーションに接続され、且つ、それら各制御ステーショ
ンは相互に協働可能とするべく伝送路で接続されてなる
自動車の電装品制御システムにおいて、制御ステーショ
ンの1つをマスターステーションとし、他をリモートス
テーションとし、且つ、リモートステーション間の直接
交信を行なわせるための直接交信指示信号を所定時間間
隔で伝送路に出力しうる直接交信指示手段を具備し、マ
スターステーションのCPUの送信ラインを監視し送信デ
ータのスタートビットとストップビットのレベルの異常
を判定する異常判定手段と、異常と判定された時CPUか
らの送信を止めて異常検出コードを他の制御ステーショ
ンに送出するセーフティ手段とを設けたことを特徴とす
る自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路と
して構成されている。
〔作用〕
CPUが送信データを発生中、ノイズ等の侵入があると、
それにより送信データのスタートビットとストップビッ
トの信号レベルにも異常が発生する。すると、異常判定
手段が異常判定を行う。この異常判定によりセーフティ
手段がCPUからの送信データを止めて、異常検出コード
を他の制御ステーションに送出し電装品を所定の安全状
態に強制的に導く。
なお、正常な状態では、異常判定手段は、異常と判定し
ないので制御データ通りに電装品が制御される。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本考案を具体化した実施例
につき説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施
例は,本考案を具体化した一例であって、本考案の技術
的範囲を限定する性格のものではない。
第1図に示す自動車の電装品制御システム1は、マスタ
ーステーションMSと、リモートステーションRSであるフ
ロントターミナルステーション,オートマチックトラン
スミッションステーション,コンビネーションスイッチ
ステーション等と、これらを接続する伝送路2とを有し
て構成されている。
マスターステーションMSは、例えば助手席のシートの下
に設置され、CPU3と、直接交信指示信号を所定時間間隔
で伝送路2に出力し得る直接交信指示手段である直接交
信コード発生回路4とを有している。この直接交信コー
ド発生回路4は以下に述べる自動車の電装品制御システ
ム1のフェイルセーフ回路7の主要構成要素である。
以下、上記自動車の電装品制御システムのフェイルセー
フ回路7の構成の具体例について説明する。
CPU3の送信出力TXCはインバータ8を通り異常判定手段
5のフリップフロップ10に入力される。異常判定手段5
は、データ処理の基本のタイミングを与えるクロック発
生回路9と、送信出力TXCの最初のスタートビットを捕
えるフリップフロップ10と、送信出力TXCのデータを所
定周期毎にシフトしながらスタートビットとストップビ
ットを読み出す,読み出しシフトレジスタ11と、その読
み出したスタートビットとストップビットの異常を検出
するAND回路12と、セーフティ手段6に信号を伝えるタ
イミングを与えるタイミングカウンタ13と、セーフティ
手段6からの信号を異常判定手段5に戻すAND回路14と
で構成される。
セーフティ手段6は、異常判定手段5の判定した結果で
あるAND回路12の出力を受けて保持し次段に伝えるラッ
チ回路15と、ラッチ回路15の出力により異常検出コード
をリモートステーションRSに送出する前記直接交信コー
ド発生回路4と、送信出力TXCの信号のゲートコントロ
ールを行うAND回路16と、OR回路17とからなる。
次に、第2図のタイムチャートを用いて異常判定手段5
とセーフティ手段6とからなるフェイルセーフ回路7の
動作を説明する。
CPU3は第1フレームから第6フレームよりなる送信出力
TXCを送信している。直接交信コード発生回路4は、第
7フレームに直接交信指示信号を伝送路に出力し、異常
が発生した場合は、直ちに異常検出コードを出力する。
CPU3の送信出力TXCが、フリップフロップ10に入力され
ると送信出力TXCの最初のスタートビットをとらえ出力
Qが「1」となる。すると、この信号によりクロック発
生回路9はクロックSCKを発生する(イ)。タイミング
カウンタ13は、クロックSCKをカウントし、所定のカウ
ントに達するとカウンタ出力COを「0」とする(ハ)。
読み出しシフトレジスタ11は、送信出力TXCの信号を読
み出し、前記クロック発生回路9からのクロックSCKに
基づいて所定周期毎に出力STPにスタートビットの情報
を、出力SPPにストップビットの情報を出力する。この
周期はフレーム毎,ワード毎,その他任意に設定でき
る。すなわち、スタートビット、ストップビット共正常
であれば、STP,SPP共「1」となり、AND回路12は「1」
を出力する(ロ)。
このAND回路12の出力は、タイミングカウンタ13からの
出力COのタイミングで、セーフティ手段6のラッチ回路
15に入力され、ラッチ出力LOはひきつづき「1」となる
(ハ)。
直接交信コード発生回路4はラッチ出力LOが「1」で、
直接交信スタート信号TXGOが「1」となった時、第7フ
レームにおいて直接交信指示信号TXDとして直接交信コ
ードを発生する((リ)〜(ヌ))ように構成されてい
る。
またこの第7フレームにおいては、ゲートコントロール
信号DCHは「0」となるのでCPU3からの送信出力TXCはAN
D回路16で止まる((リ)〜(ヌ))。
次にCPUの暴走等により第nフレームのスタートビット
が異常(1)(破線で示すスタートビットが「1」)が
発生した場合、異常判定手段5の読み出しシフトレジス
タ11のSTPが「0」となり、その結果AND回路12の出力は
「0」となる(ニ)。セーフティ手段6のラッチ回路15
は、この信号を入力し、タイミングカウンタ出力COのタ
イミングでラッチ出力LOは「0」となる(ヘ)。
このラッチ出力LOの信号により、CPU3からの送信出力TX
CはAND回路16で止められるとともに直接交信コード発生
回路4は直ちに直接交信指示信号TXDとして異常検出コ
ードを発生し、各リモートステーションRSに送出して強
制的に安全状態に導く((ト)〜(チ))。
この異常出力コードはその後ラッチ回路15が人為的にリ
セットされるまで繰り返し送出される。
また、第nフレームのストップビットの異常(2)(破
線で示すストップビットが「0」)が発生した場合、異
常判定手段5の読み出しシフトレジスタ11のSPPが
「0」となり、その結果AND回路12の出力は「0」とな
る(ホ)。
セーフティ手段6のラッチ回路15は、この信号を入力
し、タイミングカウンタ出力COのタイミングでラッチ出
力LOは「0」となる(ヘ)。以下異常(1)と同様に処
理される。
〔考案の効果〕
本考案により、自動車の多数の電装品が2以上のグルー
プに分けられ、各グループに属する電装品はグループご
とに対応して設けられた各制御ステーションに接続さ
れ、且つ、それら各制御ステーションは相互に協働可能
とするべく伝送路で接続されてなる自動車の電装品制御
システムにおいて、制御ステーションの1つをマスター
ステーションとし、他をリモートステーションとし、且
つ、リモートステーション間の直接交信を行なわせるた
めの直接交信指示信号を所定時間間隔で伝送路に出力し
うる直接交信指示手段を具備し、マスターステーション
のCPUの送信ラインを監視し送信データのスタートビッ
トとストップビットのレベルの異常を判定する異常判定
手段と、異常と判定された時CPUからの送信を止めて異
常検出コードを他の制御ステーションに送出するセーフ
ティ手段とを設けたことを特徴とする自動車の電装品制
御システムのフェイルセーフ回路が提供される。これに
より、CPUの送信データに異常を生じても、電装品を安
全な状態に強制移行することができるようになる。従っ
て自動車の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の自動車の電装品制御システ
ムのブロック図、第2図は同制御システムのフェイルセ
ーフ回路のタイムチャートである。 〔符号の説明〕 1……電装品制御システム 2……伝送路 4……直接交信コード発生回路 5……異常判定手段 6……セーフティ手段 7……フェイルセーフ回路 9……クロック発生回路 11……読み出しシフトレジスタ 13……タイミングカウンタ 15……ラッチ回路 16……AND回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の多数の電装品が2以上のグループ
    に分けられ、各グループに属する電装品はグループごと
    に対応して設けられた各制御ステーションに接続され、
    且つ、それら各制御ステーションは相互に協働可能とす
    るべく伝送路で接続されてなる自動車の電装品制御シス
    テムにおいて、制御ステーションの1つをマスターステ
    ーションとし、他をリモートステーションとし、且つ、
    リモートステーション間の直接交信を行なわせるための
    直接交信指示信号を所定時間間隔で伝送路に出力しうる
    直接交信指示手段を具備し、マスターステーションのCP
    Uの送信ラインを監視し送信データのスタートビットと
    ストップビットのレベルの異常を判定する異常判定手段
    と、異常と判定された時CPUからの送信を止めて異常検
    出コードを他の制御ステーションに送出するセーフティ
    手段とを設けたことを特徴とする自動車の電装品制御シ
    ステムのフェイルセーフ回路。
JP1989035666U 1989-03-28 1989-03-28 自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路 Expired - Lifetime JPH0721019Y2 (ja)

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JP1989035666U JPH0721019Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路

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Publication Number Publication Date
JPH02126241U JPH02126241U (ja) 1990-10-17
JPH0721019Y2 true JPH0721019Y2 (ja) 1995-05-15

Family

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JP1989035666U Expired - Lifetime JPH0721019Y2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 自動車の電装品制御システムのフェイルセーフ回路

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4492635B2 (ja) * 2001-05-31 2010-06-30 オムロン株式会社 安全コントローラ及びコントローラシステム並びにコントローラの連結方法及びコントローラシステムの制御方法
JP5235766B2 (ja) * 2009-04-16 2013-07-10 三菱電機株式会社 安全監視入力装置

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JPH0679195B2 (ja) * 1985-12-04 1994-10-05 大日本印刷株式会社 絵柄付きホログラム転写シート
JPS63204288A (ja) * 1987-02-20 1988-08-23 Toppan Printing Co Ltd ホログラム形成シ−トの製造方法

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