JPH07204480A - 薬剤注入装置 - Google Patents
薬剤注入装置Info
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- JPH07204480A JPH07204480A JP733194A JP733194A JPH07204480A JP H07204480 A JPH07204480 A JP H07204480A JP 733194 A JP733194 A JP 733194A JP 733194 A JP733194 A JP 733194A JP H07204480 A JPH07204480 A JP H07204480A
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- pipe
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一次液Aが供給される配管1に、一次液Aに
二次液Bを混入させる容器2を連結して薬剤注入装置を
構成する。配管1にオリフィス部3を設け、このオリフ
ィス部3と容器2の上部とを連通小孔4により連通さ
せ、配管1のオリフィス部3より上流側の箇所と容器2
の下部とをバランス管12により連通させる。容器2の
内部に、二次液Bが収容される上部空間7を形成するブ
ラダ9を配置して、このブラダ9を、上部空間7内に収
容された二次液Bと配管1内の一次液Aとの圧力差によ
り変位するように設ける。連通小孔4またはバランス管
12にコントロール弁13、絞り機構14などのコント
ロール手段を設ける。 【効果】 コントロール手段で容器内の2液間の圧力差
を調節することにより、オリフィス部を通過する一次液
に種々割合で二次液を混入できる。
二次液Bを混入させる容器2を連結して薬剤注入装置を
構成する。配管1にオリフィス部3を設け、このオリフ
ィス部3と容器2の上部とを連通小孔4により連通さ
せ、配管1のオリフィス部3より上流側の箇所と容器2
の下部とをバランス管12により連通させる。容器2の
内部に、二次液Bが収容される上部空間7を形成するブ
ラダ9を配置して、このブラダ9を、上部空間7内に収
容された二次液Bと配管1内の一次液Aとの圧力差によ
り変位するように設ける。連通小孔4またはバランス管
12にコントロール弁13、絞り機構14などのコント
ロール手段を設ける。 【効果】 コントロール手段で容器内の2液間の圧力差
を調節することにより、オリフィス部を通過する一次液
に種々割合で二次液を混入できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤散布装置における
薬剤注入装置に関する。
薬剤注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、薬液と水のような、2種類以上
の液体を混合してなる薬剤を散布する場合、ポンプで加
圧する前にこれらの液体の混合を行っている。
の液体を混合してなる薬剤を散布する場合、ポンプで加
圧する前にこれらの液体の混合を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の場
合、薬剤の混合割合を変えたり、ポンプ内やノズルを洗
浄するときは、前の薬剤を使いきってしまわなければな
らないという問題がある。
合、薬剤の混合割合を変えたり、ポンプ内やノズルを洗
浄するときは、前の薬剤を使いきってしまわなければな
らないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、使用
中の薬剤を使いきることなく、その混合割合を変えた
り、ポンプ内やノズルを洗浄できる薬剤注入装置を提供
することを目的とするものである。
中の薬剤を使いきることなく、その混合割合を変えた
り、ポンプ内やノズルを洗浄できる薬剤注入装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の薬剤注入装置は、一次液が供給される配管
に連結して、この一次液に二次液を混入させる容器を設
けた薬剤注入装置であって、前記配管にオリフィス部を
設けて、このオリフィス部と前記容器の内部とを容器蓋
部に設けた連通小孔により連通させるとともに、配管に
おけるオリフィス部より上流側の箇所と容器とを連結し
て配管内の一次液の圧力を容器内の底部に向けて作用さ
せるバランス管を設け、前記容器の内部に、二次液が収
容される上部空間を形成する可動壁を配置して、この可
動壁を上部空間内に収容された二次液と配管内の一次液
との圧力差により変位するように設け、前記連通小孔ま
たはバランス管に二次液の流出量を制御するコントロー
ル手段を設けたものである。
に、本発明の薬剤注入装置は、一次液が供給される配管
に連結して、この一次液に二次液を混入させる容器を設
けた薬剤注入装置であって、前記配管にオリフィス部を
設けて、このオリフィス部と前記容器の内部とを容器蓋
部に設けた連通小孔により連通させるとともに、配管に
おけるオリフィス部より上流側の箇所と容器とを連結し
て配管内の一次液の圧力を容器内の底部に向けて作用さ
せるバランス管を設け、前記容器の内部に、二次液が収
容される上部空間を形成する可動壁を配置して、この可
動壁を上部空間内に収容された二次液と配管内の一次液
との圧力差により変位するように設け、前記連通小孔ま
たはバランス管に二次液の流出量を制御するコントロー
ル手段を設けたものである。
【0006】また、本発明の薬剤注入装置は、一次液が
供給される配管に連結して、この一次液に二次液を混入
させる容器を設けた薬剤注入装置であって、前記配管に
オリフィス部を設けて、このオリフィス部と前記容器の
内部とを容器蓋部に設けた連通小孔により連通させると
ともに、配管におけるオリフィス部より上流側の箇所と
容器とを連結して配管内の一次液の圧力を容器内の底部
に向けて作用させるバランス管を設け、前記容器の内部
に、容器内の上部空間に滞留する二次液と、二次液との
比重差により容器内の下部空間に滞留する一次液との間
に界面を形成せしめて、この界面が上部空間内に収容さ
れた二次液と配管内の一次液との圧力差により変位する
よう構成し、前記連通小孔またはバランス管に二次液の
流出量を制御するコントロール手段を設けたものであ
る。
供給される配管に連結して、この一次液に二次液を混入
させる容器を設けた薬剤注入装置であって、前記配管に
オリフィス部を設けて、このオリフィス部と前記容器の
内部とを容器蓋部に設けた連通小孔により連通させると
ともに、配管におけるオリフィス部より上流側の箇所と
容器とを連結して配管内の一次液の圧力を容器内の底部
に向けて作用させるバランス管を設け、前記容器の内部
に、容器内の上部空間に滞留する二次液と、二次液との
比重差により容器内の下部空間に滞留する一次液との間
に界面を形成せしめて、この界面が上部空間内に収容さ
れた二次液と配管内の一次液との圧力差により変位する
よう構成し、前記連通小孔またはバランス管に二次液の
流出量を制御するコントロール手段を設けたものであ
る。
【0007】
【作用】上記の構成において、配管内に一次液を速度V
で供給したとき、オリフィス部からより速い速度vで流
出するとすると、配管内のオリフィス部とより上流側の
箇所との間には(1/2g)×(v2−V2 )に相当す
る圧力差が生じる。このため、容器内の上部空間に二次
液を収容した状態において配管内に一次液を供給する
と、コントロール手段の状態によって以下のような差異
が生じる。
で供給したとき、オリフィス部からより速い速度vで流
出するとすると、配管内のオリフィス部とより上流側の
箇所との間には(1/2g)×(v2−V2 )に相当す
る圧力差が生じる。このため、容器内の上部空間に二次
液を収容した状態において配管内に一次液を供給する
と、コントロール手段の状態によって以下のような差異
が生じる。
【0008】上記第1の構成において、コントロール手
段が閉とされている場合、容器の内部は配管に対してオ
リフィス部あるいは上流側の箇所の一方にのみ連通して
おり、オリフィス部に連通する上部空間に収容された二
次液と、より上流側の箇所に連通する下部空間に収容さ
れたたとえば一次液との間に圧力差は生じないので、二
次液が連通小孔よりオリフィス部に向けて流出すること
なく、一次液のみが下流側へ供給される。
段が閉とされている場合、容器の内部は配管に対してオ
リフィス部あるいは上流側の箇所の一方にのみ連通して
おり、オリフィス部に連通する上部空間に収容された二
次液と、より上流側の箇所に連通する下部空間に収容さ
れたたとえば一次液との間に圧力差は生じないので、二
次液が連通小孔よりオリフィス部に向けて流出すること
なく、一次液のみが下流側へ供給される。
【0009】一方、コントロール手段が開とされている
場合、容器の内部は配管に対してオリフィス部とより上
流側の箇所の両方に連通しており、オリフィス部に連通
する上部空間に収容された二次液と、より上流側の箇所
に連通する下部空間に収容されたたとえば一次液との間
には、可動壁が変位する状態において、上記した(1/
2g)×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じる。こ
のため、配管内の一次液がバランス管を通して容器内の
下部空間に送りこまれるとともに、上部空間に収容され
た二次液が連通小孔よりオリフィス部に向けて流出して
オリフィス部を通過する一次液に混入され、一次液と二
次液との混液が下流側へ供給される。
場合、容器の内部は配管に対してオリフィス部とより上
流側の箇所の両方に連通しており、オリフィス部に連通
する上部空間に収容された二次液と、より上流側の箇所
に連通する下部空間に収容されたたとえば一次液との間
には、可動壁が変位する状態において、上記した(1/
2g)×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じる。こ
のため、配管内の一次液がバランス管を通して容器内の
下部空間に送りこまれるとともに、上部空間に収容され
た二次液が連通小孔よりオリフィス部に向けて流出して
オリフィス部を通過する一次液に混入され、一次液と二
次液との混液が下流側へ供給される。
【0010】このとき、配管から容器内の下部空間に送
られる一次液の流量をコントロール手段により調節し、
容器内の上部空間に収容された二次液に作用させる配管
内の一次液の圧力を変えることによって、一次液と二次
液との間の圧力差を0から(1/2g)×(v2−V2)
の間で調節できるので、連通小孔より配管のオリフィス
部に向けて流出する二次液の量を変えて、一次液に対す
る二次液の混入割合を変えることができる。
られる一次液の流量をコントロール手段により調節し、
容器内の上部空間に収容された二次液に作用させる配管
内の一次液の圧力を変えることによって、一次液と二次
液との間の圧力差を0から(1/2g)×(v2−V2)
の間で調節できるので、連通小孔より配管のオリフィス
部に向けて流出する二次液の量を変えて、一次液に対す
る二次液の混入割合を変えることができる。
【0011】また、上記第2の構成においては、容器内
に収容された一次液と二次液とは比重差により分離され
ているので、上記第1の構成と同様に、一次液と二次液
との間に生じる(1/2g)×(v2−V2 )に相当す
る圧力差を利用して、一次液に対する二次液の混入割合
を変えることができる。
に収容された一次液と二次液とは比重差により分離され
ているので、上記第1の構成と同様に、一次液と二次液
との間に生じる(1/2g)×(v2−V2 )に相当す
る圧力差を利用して、一次液に対する二次液の混入割合
を変えることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1の実施例の薬剤注入装置
を示し、一次液が供給される配管1に連結して、この一
次液に二次液を混入させる密閉可能な容器2を取り付け
ている。配管1はオリフィス部3を有し、このオリフィ
ス部3に連通させて、連通小孔4を設けた容器蓋部5を
一体に成形し、この蓋部5に脱着自在に容器本体6を取
り付けている。
説明する。図1は本発明の第1の実施例の薬剤注入装置
を示し、一次液が供給される配管1に連結して、この一
次液に二次液を混入させる密閉可能な容器2を取り付け
ている。配管1はオリフィス部3を有し、このオリフィ
ス部3に連通させて、連通小孔4を設けた容器蓋部5を
一体に成形し、この蓋部5に脱着自在に容器本体6を取
り付けている。
【0013】容器2は、配管1内に収容された一次液に
より負荷される圧力に耐え得るものであり、容器2の内
部には、容器2内を二次液が収容される上部空間7と一
次液が収容される下部空間8とに分離するブラダ9が容
器本体の開口6a近傍の内周面に固定して配置されてい
る。ブラダ9は、上部空間7に収容された二次液と配管
内の一次液の圧力を受ける下部空間8に収容された一次
液との圧力差により変位自在に設けられている。
より負荷される圧力に耐え得るものであり、容器2の内
部には、容器2内を二次液が収容される上部空間7と一
次液が収容される下部空間8とに分離するブラダ9が容
器本体の開口6a近傍の内周面に固定して配置されてい
る。ブラダ9は、上部空間7に収容された二次液と配管
内の一次液の圧力を受ける下部空間8に収容された一次
液との圧力差により変位自在に設けられている。
【0014】容器2は容器本体の側面の一部が開口6a
より下方において内外二重構造に形成されていて、二重
構造の内外は底部連通口10において連通するととも
に、二重構造の外周面上部11に、容器2の内部を配管
1のオリフィス部3より上流側に連通させるバランス管
12が接続している。バランス管12には、配管1から
容器2に向けて送られる一次液の流量を調節するコント
ロール弁13と絞り機構14とが設けられている。
より下方において内外二重構造に形成されていて、二重
構造の内外は底部連通口10において連通するととも
に、二重構造の外周面上部11に、容器2の内部を配管
1のオリフィス部3より上流側に連通させるバランス管
12が接続している。バランス管12には、配管1から
容器2に向けて送られる一次液の流量を調節するコント
ロール弁13と絞り機構14とが設けられている。
【0015】以下、上記構成における作用を説明する。
上部空間7に二次液Bを収容し、下部空間8に配管1よ
り一次液Aを供給した状態において、コントロール弁1
3を閉じ、配管1内に一次液Aを速度Vで供給する。こ
の場合、容器2の内部は配管1に対してオリフィス部3
にのみ連通しており、オリフィス部3に連通する上部空
間7に収容された二次液Bと、より上流側の箇所に連通
する下部空間8に収容された一次液Aとの間に圧力差は
生じないので、二次液Bが連通小孔4より配管1に向け
て流出することなく、一次液Aのみが下流側へ供給され
る。
上部空間7に二次液Bを収容し、下部空間8に配管1よ
り一次液Aを供給した状態において、コントロール弁1
3を閉じ、配管1内に一次液Aを速度Vで供給する。こ
の場合、容器2の内部は配管1に対してオリフィス部3
にのみ連通しており、オリフィス部3に連通する上部空
間7に収容された二次液Bと、より上流側の箇所に連通
する下部空間8に収容された一次液Aとの間に圧力差は
生じないので、二次液Bが連通小孔4より配管1に向け
て流出することなく、一次液Aのみが下流側へ供給され
る。
【0016】一方、コントロール弁13を開いた状態に
おいて、配管1内に一次液Aを速度Vで供給すると、容
器2の内部は配管1に対してオリフィス部3とより上流
側の箇所の両方に連通しており、より上流側の箇所に連
通する下部空間8に収容された一次液Aと、オリフィス
部3に連通する上部空間7に収容された二次液Bとの間
には、ブラダ9が変位する状態において、(1/2g)
×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じる。そして、
配管1内の一次液Aがバランス管12を通して容器内の
下部空間8に送りこまれるとともに、上部空間7に収容
された二次液Bが連通小孔4よりオリフィス部3に向け
て供給され、オリフィス部3を通過する一次液Aに二次
液Bが混入されて、一次液Aと二次液Bとの混液が下流
側へ供給される。
おいて、配管1内に一次液Aを速度Vで供給すると、容
器2の内部は配管1に対してオリフィス部3とより上流
側の箇所の両方に連通しており、より上流側の箇所に連
通する下部空間8に収容された一次液Aと、オリフィス
部3に連通する上部空間7に収容された二次液Bとの間
には、ブラダ9が変位する状態において、(1/2g)
×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じる。そして、
配管1内の一次液Aがバランス管12を通して容器内の
下部空間8に送りこまれるとともに、上部空間7に収容
された二次液Bが連通小孔4よりオリフィス部3に向け
て供給され、オリフィス部3を通過する一次液Aに二次
液Bが混入されて、一次液Aと二次液Bとの混液が下流
側へ供給される。
【0017】一次液Aに対する二次液Bの混入割合を変
えるときは、バランス管12に設けた絞り機構14を調
節して、配管1から下部空間8に向けて送られる一次液
Aの流量を変えることによって、下部空間8に収容され
た一次液Aと上部空間7に収容された二次液Bとの間の
圧力差を調節すればよい。これにより、圧力差が0から
(1/2g)×(v2−V2)の間で変化して、連通小孔
4からオリフィス部3に向けて供給される二次液Bの量
が変わるので、一次液Aに対する二次液Bの混入割合が
変えられる。このとき、ブラダ9の内外の、下部空間8
に収容された一次液Aと上部空間7に収容された二次液
Bとの間の圧力差を利用して二次液Bを供給する方式で
あるため、常に一定量の二次液Bを供給することができ
る。
えるときは、バランス管12に設けた絞り機構14を調
節して、配管1から下部空間8に向けて送られる一次液
Aの流量を変えることによって、下部空間8に収容され
た一次液Aと上部空間7に収容された二次液Bとの間の
圧力差を調節すればよい。これにより、圧力差が0から
(1/2g)×(v2−V2)の間で変化して、連通小孔
4からオリフィス部3に向けて供給される二次液Bの量
が変わるので、一次液Aに対する二次液Bの混入割合が
変えられる。このとき、ブラダ9の内外の、下部空間8
に収容された一次液Aと上部空間7に収容された二次液
Bとの間の圧力差を利用して二次液Bを供給する方式で
あるため、常に一定量の二次液Bを供給することができ
る。
【0018】このようにして、一次液Aに対する二次液
Bの混入割合を変えることができるので、使用中の薬剤
を使いきることなく、その混合割合を変えて下流側に供
給することができる。一次液Aとして水を用いれば、こ
の薬剤注入装置の下流に位置するポンプ内やノズルを容
易に洗浄できる。
Bの混入割合を変えることができるので、使用中の薬剤
を使いきることなく、その混合割合を変えて下流側に供
給することができる。一次液Aとして水を用いれば、こ
の薬剤注入装置の下流に位置するポンプ内やノズルを容
易に洗浄できる。
【0019】以下、図2〜図10を用いて本発明の実施
例をさらに説明する。これらの実施例においては、図1
に示した第1の実施例と同一構成および同一作用を有す
る部材に同じ符号を付してその説明を省略し、特徴的な
部材の構成および作用について説明する。これらの構成
によっても、上記第1の実施例と同様に、一次液Aに対
する二次液Bの混入割合を変えることができる。
例をさらに説明する。これらの実施例においては、図1
に示した第1の実施例と同一構成および同一作用を有す
る部材に同じ符号を付してその説明を省略し、特徴的な
部材の構成および作用について説明する。これらの構成
によっても、上記第1の実施例と同様に、一次液Aに対
する二次液Bの混入割合を変えることができる。
【0020】図2は本発明の第2の実施例の薬剤注入装
置を示し、第1の実施例におけるバランス管12にコン
トロール弁13を設ける構成に代えて、容器2の連通小
孔4にコントロール弁15を設けている。コントロール
弁15の開閉によって前記コントロール弁13と同様の
作用を得ることができる。
置を示し、第1の実施例におけるバランス管12にコン
トロール弁13を設ける構成に代えて、容器2の連通小
孔4にコントロール弁15を設けている。コントロール
弁15の開閉によって前記コントロール弁13と同様の
作用を得ることができる。
【0021】図3は本発明の第3の実施例の薬剤注入装
置を示し、第1の実施例におけるコントロール弁13に
代えて三方弁16を設け、一方を第1の実施例と同様に
容器2の外周面上部11に接続させるとともに、他方を
別のバランス管17により配管1のオリフィス部3に連
結している。三方弁16を切り換えることによって、配
管1内の一次液Aを下部空間8に供給するか、あるいは
バランス管17を通じて配管1のオリフィス部3に供給
できる。
置を示し、第1の実施例におけるコントロール弁13に
代えて三方弁16を設け、一方を第1の実施例と同様に
容器2の外周面上部11に接続させるとともに、他方を
別のバランス管17により配管1のオリフィス部3に連
結している。三方弁16を切り換えることによって、配
管1内の一次液Aを下部空間8に供給するか、あるいは
バランス管17を通じて配管1のオリフィス部3に供給
できる。
【0022】図4は本発明の第4の実施例の薬剤注入装
置を示し、容器本体6の側面の一部を開口6aより下方
において内外二重構造として、その二重構造の外周面上
部11にバランス管12を接続させる第1の実施例の構
成に代え、次の構成を有している。すなわち、容器本体
6の側面の一部を開口6a側の端面から下方に向けて内
外二重構造に形成するとともに、容器蓋部5に、容器本
体6の内外二重構造部の開口6a側端面に連通し、かつ
蓋部5の側面において開口する小孔18を設けて、この
小孔18にバランス管12を接続させている。そして、
容器蓋部5と容器本体6との間に、シール性を高めるパ
ッキン19を設けている。このように、配管1に一体に
形成した容器蓋部5にバランス管12を接続したため、
バランス管12を取り外すことなく、容器本体6を独立
して取り替えることができ、二次液Bの補充が容易にな
る。
置を示し、容器本体6の側面の一部を開口6aより下方
において内外二重構造として、その二重構造の外周面上
部11にバランス管12を接続させる第1の実施例の構
成に代え、次の構成を有している。すなわち、容器本体
6の側面の一部を開口6a側の端面から下方に向けて内
外二重構造に形成するとともに、容器蓋部5に、容器本
体6の内外二重構造部の開口6a側端面に連通し、かつ
蓋部5の側面において開口する小孔18を設けて、この
小孔18にバランス管12を接続させている。そして、
容器蓋部5と容器本体6との間に、シール性を高めるパ
ッキン19を設けている。このように、配管1に一体に
形成した容器蓋部5にバランス管12を接続したため、
バランス管12を取り外すことなく、容器本体6を独立
して取り替えることができ、二次液Bの補充が容易にな
る。
【0023】図5は本発明の第5の実施例の薬剤注入装
置を示し、一次液を供給する配管1に連結して複数個の
容器2および容器2’を取り付けており、それぞれの容
器2,2’の二重構造の外周面上部11,11’に、容
器2,2’の内部を配管1の上流側に連通させるバラン
ス管12を接続させている。バランス管12には、配管
1から容器2,2’に向けて送られる一次液Aの流量を
調節するコントロール弁13と絞り機構14,14’を
設けている。この構成により、1つのコントロール弁1
3によって同時に複数の容器2,2’からの注入を調節
できる。
置を示し、一次液を供給する配管1に連結して複数個の
容器2および容器2’を取り付けており、それぞれの容
器2,2’の二重構造の外周面上部11,11’に、容
器2,2’の内部を配管1の上流側に連通させるバラン
ス管12を接続させている。バランス管12には、配管
1から容器2,2’に向けて送られる一次液Aの流量を
調節するコントロール弁13と絞り機構14,14’を
設けている。この構成により、1つのコントロール弁1
3によって同時に複数の容器2,2’からの注入を調節
できる。
【0024】図6は本発明の薬剤注入装置を構成する一
実施例の容器を示し、第1の実施例におけるブラダ9に
代えて、ピストン式可動壁20を容器本体6の内周面に
摺接して設けている。このピストン式可動壁20によっ
て、前記ブラダ9と同様の作用を得ることができる。
実施例の容器を示し、第1の実施例におけるブラダ9に
代えて、ピストン式可動壁20を容器本体6の内周面に
摺接して設けている。このピストン式可動壁20によっ
て、前記ブラダ9と同様の作用を得ることができる。
【0025】図7は本発明の薬剤注入装置を構成する他
の実施例の容器を示し、第1の実施例におけるブラダ9
に代えて、ベローズ式可動壁21を容器本体の屈曲部6
bの内周面に固定して設けている。このベローズ式可動
壁21によっても、前記ブラダ9と同様の作用を得るこ
とができる。
の実施例の容器を示し、第1の実施例におけるブラダ9
に代えて、ベローズ式可動壁21を容器本体の屈曲部6
bの内周面に固定して設けている。このベローズ式可動
壁21によっても、前記ブラダ9と同様の作用を得るこ
とができる。
【0026】図8は本発明の薬剤注入装置を構成する他
の実施例の容器を示し、容器2内に可動壁を設けること
なく、一次液Aと二次液Bを液体A,B間の比重差によ
って分離している。この構成は、二次液Bが一次液Aよ
り比重が小さく、かつ一次液Aと二次液Bが互いに混和
されない液体であるときに実施できる。二次液Bが一次
液Aより比重が大きい場合は、図9に示したように容器
2を配管1の上方に取り付ければよい。この構成によっ
ても、図1から図7に示した各実施例と同様にして、一
次液Aに対する二次液Bの混入割合を変えることができ
る。
の実施例の容器を示し、容器2内に可動壁を設けること
なく、一次液Aと二次液Bを液体A,B間の比重差によ
って分離している。この構成は、二次液Bが一次液Aよ
り比重が小さく、かつ一次液Aと二次液Bが互いに混和
されない液体であるときに実施できる。二次液Bが一次
液Aより比重が大きい場合は、図9に示したように容器
2を配管1の上方に取り付ければよい。この構成によっ
ても、図1から図7に示した各実施例と同様にして、一
次液Aに対する二次液Bの混入割合を変えることができ
る。
【0027】図10は本発明の薬剤注入装置を構成する
一実施例の配管を示し、配管1の内部におけるオリフィ
ス部3の下流側に攪拌装置22を設けている。この構成
により、オリフィス部3を通過する一次液Aと連通小孔
4より押し出された二次液Bとが攪拌装置22によって
攪拌混合され、一次液Aと二次液Bとが十分混合された
混液となって流下する。
一実施例の配管を示し、配管1の内部におけるオリフィ
ス部3の下流側に攪拌装置22を設けている。この構成
により、オリフィス部3を通過する一次液Aと連通小孔
4より押し出された二次液Bとが攪拌装置22によって
攪拌混合され、一次液Aと二次液Bとが十分混合された
混液となって流下する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一次液が
供給される配管に連結して、この一次液に二次液を混入
させる容器を設け、この容器内を可動壁により分離し
て、容器内の上部空間を連通小孔により配管のオリフィ
ス部に連通させ、容器内の下部空間をバランス管を介し
て配管のより上流側に連通させて、上部空間内に二次液
を収容する構成とした。これにより、配管内に一次液を
速度Vで供給して、オリフィス部をより速い速度vで通
過させると、コントロール手段が開の場合は、可動壁が
変位する状態において、配管内の一次液とオリフィス部
に連通する容器上部空間内の二次液との間に(1/2
g)×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じ、配管内
の一次液がバランス管より容器内の下部空間に送りこま
れるとともに、容器内上部空間に収容された二次液が連
通小孔を通してオリフィス部を通過する一次液に混入さ
れる。このとき、コントロール手段の絞りを調節するこ
とによって、一次液と二次液との間の圧力差を0から
(1/2g)×(v2−V2)の間で調節できるので、一
次液に対する二次液の混入割合を自在に変えることがで
きる。また、コントロール手段を閉とした場合は、容器
の内部は配管に対してオリフィス部あるいはより上流側
の箇所のいずれか一方にのみ連通することになり、配管
内の一次液とオリフィス部に連通する容器上部空間内の
二次液との間に圧力差は生じないので、オリフィス部に
おいて二次液を混入させることなく、一次液のみを下流
側へ供給することができる。
供給される配管に連結して、この一次液に二次液を混入
させる容器を設け、この容器内を可動壁により分離し
て、容器内の上部空間を連通小孔により配管のオリフィ
ス部に連通させ、容器内の下部空間をバランス管を介し
て配管のより上流側に連通させて、上部空間内に二次液
を収容する構成とした。これにより、配管内に一次液を
速度Vで供給して、オリフィス部をより速い速度vで通
過させると、コントロール手段が開の場合は、可動壁が
変位する状態において、配管内の一次液とオリフィス部
に連通する容器上部空間内の二次液との間に(1/2
g)×(v2−V2 )に相当する圧力差が生じ、配管内
の一次液がバランス管より容器内の下部空間に送りこま
れるとともに、容器内上部空間に収容された二次液が連
通小孔を通してオリフィス部を通過する一次液に混入さ
れる。このとき、コントロール手段の絞りを調節するこ
とによって、一次液と二次液との間の圧力差を0から
(1/2g)×(v2−V2)の間で調節できるので、一
次液に対する二次液の混入割合を自在に変えることがで
きる。また、コントロール手段を閉とした場合は、容器
の内部は配管に対してオリフィス部あるいはより上流側
の箇所のいずれか一方にのみ連通することになり、配管
内の一次液とオリフィス部に連通する容器上部空間内の
二次液との間に圧力差は生じないので、オリフィス部に
おいて二次液を混入させることなく、一次液のみを下流
側へ供給することができる。
【0029】これらの結果、使用中の薬剤を使いきるこ
となく、その混合割合を変えられるだけでなく、一次液
として水を用いれば下流に位置するポンプの内部やノズ
ルを定期的に洗浄できる。このとき、二次液をあらかじ
め一次液に混合しておく必要がないので小さな容器でよ
く、容器蓋部にバランス管を接続する構成とすれば容器
本体を容易に着脱できるため二次液の補充を簡単に行う
ことができる。
となく、その混合割合を変えられるだけでなく、一次液
として水を用いれば下流に位置するポンプの内部やノズ
ルを定期的に洗浄できる。このとき、二次液をあらかじ
め一次液に混合しておく必要がないので小さな容器でよ
く、容器蓋部にバランス管を接続する構成とすれば容器
本体を容易に着脱できるため二次液の補充を簡単に行う
ことができる。
【0030】また、容器内に可動壁を設けることなく比
重差により分離して、容器内の上部空間に二次液、下部
空間に一次液を収容しても、上記と同様に一次液に対す
る二次液の混入を0から種々の割合に変えることができ
る。
重差により分離して、容器内の上部空間に二次液、下部
空間に一次液を収容しても、上記と同様に一次液に対す
る二次液の混入を0から種々の割合に変えることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の薬剤注入装置を示した
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の薬剤注入装置を示した
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例の薬剤注入装置を示した
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明の第4の実施例の薬剤注入装置を示した
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例の薬剤注入装置を示した
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の薬剤注入装置を構成する一実施例の容
器の断面図である。
器の断面図である。
【図7】本発明の薬剤注入装置を構成する他の実施例の
容器の断面図である。
容器の断面図である。
【図8】本発明の薬剤注入装置を構成するさらに他の実
施例の容器の断面図である。
施例の容器の断面図である。
【図9】図8に示した容器を備えた薬剤注入装置の説明
図である。
図である。
【図10】本発明の薬剤注入装置を構成する一実施例の
配管の断面図である。
配管の断面図である。
A 一次液 B 二次液 1 配管 2 容器 3 オリフィス部 4 連通小孔 5 容器蓋部 7 上部空間 8 下部空間 9 ブラダ(可動壁) 12 バランス管 13 コントロール弁(コントロール手段) 14 絞り機構(コントロール手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65B 39/00 B B65G 53/40 53/58
Claims (2)
- 【請求項1】 一次液が供給される配管に連結して、こ
の一次液に二次液を混入させる容器を設けた薬剤注入装
置であって、前記配管にオリフィス部を設けて、このオ
リフィス部と前記容器の内部とを容器蓋部に設けた連通
小孔により連通させるとともに、配管におけるオリフィ
ス部より上流側の箇所と容器とを連結して配管内の一次
液の圧力を容器内の底部に向けて作用させるバランス管
を設け、前記容器の内部に、二次液が収容される上部空
間を形成する可動壁を配置して、この可動壁を上部空間
内に収容された二次液と配管内の一次液との圧力差によ
り変位するように設け、前記連通小孔またはバランス管
に二次液の流出量を制御するコントロール手段を設けた
ことを特徴とする薬剤注入装置。 - 【請求項2】 一次液が供給される配管に連結して、こ
の一次液に二次液を混入させる容器を設けた薬剤注入装
置であって、前記配管にオリフィス部を設けて、このオ
リフィス部と前記容器の内部とを容器蓋部に設けた連通
小孔により連通させるとともに、配管におけるオリフィ
ス部より上流側の箇所と容器とを連結して配管内の一次
液の圧力を容器内の底部に向けて作用させるバランス管
を設け、前記容器の内部に、容器内の上部空間に滞留す
る二次液と、二次液との比重差により容器内の下部空間
に滞留する一次液との間に界面を形成せしめて、この界
面が上部空間内に収容された二次液と配管内の一次液と
の圧力差により変位するよう構成し、前記連通小孔また
はバランス管に二次液の流出量を制御するコントロール
手段を設けたことを特徴とする薬剤注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00733194A JP3152830B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 薬剤注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00733194A JP3152830B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 薬剤注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204480A true JPH07204480A (ja) | 1995-08-08 |
JP3152830B2 JP3152830B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=11662980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00733194A Expired - Fee Related JP3152830B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 薬剤注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3152830B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002072250A1 (en) | 2001-02-21 | 2002-09-19 | Metso Paper Inc | Arrangement for mixing flows in papermaking process |
KR20020095854A (ko) * | 2001-06-16 | 2002-12-28 | 임용택 | 간이상수도용약품주입기구조 |
US6986832B2 (en) | 2001-02-21 | 2006-01-17 | Metso Paper Inc. | Arrangement for mixing flows in papermaking process |
WO2009069768A1 (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | T & D Corporation | 液体混合システム |
JP2011501696A (ja) * | 2007-10-16 | 2011-01-13 | メスベン リミテッド | ディスペンサおよび液体添加物容器を充填する方法 |
JP2012223720A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Kyoritsu Seiyaku Kk | 液体混合機構 |
EP2545999A1 (en) * | 2011-07-13 | 2013-01-16 | Takashi Nishimura | Portable device of safe spraying |
CN112791559A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-05-14 | 浙江德创环保科技股份有限公司 | 一种垃圾焚烧发电厂全厂废水零排放的系统 |
CN113264596A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-08-17 | 王亮 | 液体混合设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW392186B (en) | 1997-12-01 | 2000-06-01 | Hitachi Ltd | Plasma display panel and image display using the same |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP00733194A patent/JP3152830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US6986832B2 (en) | 2001-02-21 | 2006-01-17 | Metso Paper Inc. | Arrangement for mixing flows in papermaking process |
KR20020095854A (ko) * | 2001-06-16 | 2002-12-28 | 임용택 | 간이상수도용약품주입기구조 |
JP2011501696A (ja) * | 2007-10-16 | 2011-01-13 | メスベン リミテッド | ディスペンサおよび液体添加物容器を充填する方法 |
WO2009069768A1 (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | T & D Corporation | 液体混合システム |
JP2012223720A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Kyoritsu Seiyaku Kk | 液体混合機構 |
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CN112791559A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-05-14 | 浙江德创环保科技股份有限公司 | 一种垃圾焚烧发电厂全厂废水零排放的系统 |
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JP3152830B2 (ja) | 2001-04-03 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |