JPH07204420A - フィルタ組立体を清浄にする方法及びフィルタ組立体 - Google Patents
フィルタ組立体を清浄にする方法及びフィルタ組立体Info
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- JPH07204420A JPH07204420A JP7002080A JP208095A JPH07204420A JP H07204420 A JPH07204420 A JP H07204420A JP 7002080 A JP7002080 A JP 7002080A JP 208095 A JP208095 A JP 208095A JP H07204420 A JPH07204420 A JP H07204420A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
- B01D29/114—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements arranged for inward flow filtration
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/62—Regenerating the filter material in the filter
- B01D29/66—Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps
- B01D29/661—Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps by using gas-bumps
-
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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- B01D29/50—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with multiple filtering elements, characterised by their mutual disposition
- B01D29/52—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with multiple filtering elements, characterised by their mutual disposition in parallel connection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D37/00—Processes of filtration
- B01D37/02—Precoating the filter medium; Addition of filter aids to the liquid being filtered
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆流洗浄液の量を低減し、フィルタ組立体を
逆流洗浄法によって清浄にするときに発生する廃液を低
減するフィルタ組立体を清浄にする方法の提供。 【構成】 フィルタエレメント30は第1の室と第2の
室に分割されたハウジングを有する。フィルタエレメン
ト30は第1の室に配置され、導管が第2の室に配置さ
れそれに向かって開放している。液体導入穴は、第2の
室からフィルタエレメント30または導管に逆流洗浄液
50を導入する。フィルタエレメント30を通して逆流
洗浄液50を強制的に流しそれによってフィルタエレメ
ント30をきれいにし及び/またはフィルタエレメント
30からプレコート層をはぎとるために導管の開口部と
フィルタエレメント30の外側との間に差圧を確立す
る。
逆流洗浄法によって清浄にするときに発生する廃液を低
減するフィルタ組立体を清浄にする方法の提供。 【構成】 フィルタエレメント30は第1の室と第2の
室に分割されたハウジングを有する。フィルタエレメン
ト30は第1の室に配置され、導管が第2の室に配置さ
れそれに向かって開放している。液体導入穴は、第2の
室からフィルタエレメント30または導管に逆流洗浄液
50を導入する。フィルタエレメント30を通して逆流
洗浄液50を強制的に流しそれによってフィルタエレメ
ント30をきれいにし及び/またはフィルタエレメント
30からプレコート層をはぎとるために導管の開口部と
フィルタエレメント30の外側との間に差圧を確立す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタ組立体をバッ
クウオッシングすることによってフィルタ組立体を清浄
にする方法に関する。特に、プレコートフィルタエレメ
ントを含むフィルタエレメントを清浄にすることに適し
た組立体及び方法に関する。
クウオッシングすることによってフィルタ組立体を清浄
にする方法に関する。特に、プレコートフィルタエレメ
ントを含むフィルタエレメントを清浄にすることに適し
た組立体及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的には、フィルタ組立体は、液体の
ような流体から1つまたはそれ以上の望ましくない物質
を除去する少なくとも1つのフィルタエレメントを含
む。例えば、フィルタエレメントは、流体から粒子また
はコロイド物質を除去するために使用される。また、流
体からある化学物質、鉱物、すなわち鉄を除去するため
に使用される。その結果、この適用において使用される
ような濾過は、例えば、イオン交換、ミネラル化または
収着によって物質をふるいにかけること、または補足及
び/または流体の精製によって流体から粒子またはコロ
イド物質を除去することを含む。
ような流体から1つまたはそれ以上の望ましくない物質
を除去する少なくとも1つのフィルタエレメントを含
む。例えば、フィルタエレメントは、流体から粒子また
はコロイド物質を除去するために使用される。また、流
体からある化学物質、鉱物、すなわち鉄を除去するため
に使用される。その結果、この適用において使用される
ような濾過は、例えば、イオン交換、ミネラル化または
収着によって物質をふるいにかけること、または補足及
び/または流体の精製によって流体から粒子またはコロ
イド物質を除去することを含む。
【0003】使用中、フィルタエレメントには、濾過す
る流体の粒状またはコロイド物質がつまり、またはそれ
によって汚れる。これはフィルタエレメントにおける圧
力低下を増大させその能率を低下させる。従って、堆積
物を除去するためにフィルタエレメントを清浄にするこ
とができることが望ましい。
る流体の粒状またはコロイド物質がつまり、またはそれ
によって汚れる。これはフィルタエレメントにおける圧
力低下を増大させその能率を低下させる。従って、堆積
物を除去するためにフィルタエレメントを清浄にするこ
とができることが望ましい。
【0004】また、フィルタエレメントが汚れていない
ときにおいても清浄にすることが望ましいフィルタエレ
メントがある。このようなフィルタエレメントの一例
は、使用前のフィルタエレメントの上流面にコートされ
たイオン交換樹脂粒子のような粒子層を有する、いわゆ
るプレコートフィルタエレメントである。プレコートと
称されるこの層は、濾過する流体から種々の物質を除去
することができる。しかしながら、時間が経過すると、
プレコート層は汚れてその容量が枯渇して物質を除去す
る性能が低下する。この点で古いプレコート層を除去し
てそれを新しいプレコート層に置き換えるためにフィル
タエレメントをきれいにすることが望ましい。
ときにおいても清浄にすることが望ましいフィルタエレ
メントがある。このようなフィルタエレメントの一例
は、使用前のフィルタエレメントの上流面にコートされ
たイオン交換樹脂粒子のような粒子層を有する、いわゆ
るプレコートフィルタエレメントである。プレコートと
称されるこの層は、濾過する流体から種々の物質を除去
することができる。しかしながら、時間が経過すると、
プレコート層は汚れてその容量が枯渇して物質を除去す
る性能が低下する。この点で古いプレコート層を除去し
てそれを新しいプレコート層に置き換えるためにフィル
タエレメントをきれいにすることが望ましい。
【0005】フィルタエレメントを清浄にする1つの方
法は、バックウオッシングとして知られているものがあ
る。この方法において、正規の濾過作動中の流体流の方
向とは反対の方向にフィルタエレメントを通して高速の
流れ、圧力及び/または容積で逆流洗浄液と称される
(水のような)クリーニング液を強制的に流す。典型的
には、フィルタエレメントを通る逆流洗浄液体の流れ
は、逆流洗浄液に作用する圧縮ガスによって生成され
る。しかしながら、フィルタエレメントの従来のバック
ウオッシング構成は、複雑で大量の逆流洗浄液を必要と
する傾向がある。
法は、バックウオッシングとして知られているものがあ
る。この方法において、正規の濾過作動中の流体流の方
向とは反対の方向にフィルタエレメントを通して高速の
流れ、圧力及び/または容積で逆流洗浄液と称される
(水のような)クリーニング液を強制的に流す。典型的
には、フィルタエレメントを通る逆流洗浄液体の流れ
は、逆流洗浄液に作用する圧縮ガスによって生成され
る。しかしながら、フィルタエレメントの従来のバック
ウオッシング構成は、複雑で大量の逆流洗浄液を必要と
する傾向がある。
【0006】本発明は、簡単な構造で有効に、経済的
に、しかも能率的に作動することができる逆流洗浄構成
を含むフィルタエレメントに関する。
に、しかも能率的に作動することができる逆流洗浄構成
を含むフィルタエレメントに関する。
【0007】本発明は、フィルタエレメントを通過する
逆流洗浄液の量を低減し、従って、フィルタ組立体を逆
流洗浄法によって清浄にするときに発生する廃液を低減
するフィルタ組立体を清浄にする方法に関する。
逆流洗浄液の量を低減し、従って、フィルタ組立体を逆
流洗浄法によって清浄にするときに発生する廃液を低減
するフィルタ組立体を清浄にする方法に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ハウ
ジングと、少なくとも1つのフィルタ組立体と、少なく
とも1つの導管とを有するフィルタ組立体を提供する。
ハウジングは、第1の室及び逆流洗浄液を収容するよう
になっている第2の室に分割されている。フィルタエレ
メントは 第1の室に配置されている。導管は、第2の
室に配置されている。導管の内側は、フィルタエレメン
トの内側に連通している。フィルタ組立体は、導管の開
口部の下にある少なくとも1つの液体導入穴を有する。
液体導入穴は、第2の室から前記フィルタエレメントま
たは前記導管に逆流洗浄液を排出するようになってい
る。また、フィルタ組立体は圧縮ガスを第1及び第2の
室の少なくとも1つに導入するためにハウジングに結合
されてたガス送りパイプを有する。
ジングと、少なくとも1つのフィルタ組立体と、少なく
とも1つの導管とを有するフィルタ組立体を提供する。
ハウジングは、第1の室及び逆流洗浄液を収容するよう
になっている第2の室に分割されている。フィルタエレ
メントは 第1の室に配置されている。導管は、第2の
室に配置されている。導管の内側は、フィルタエレメン
トの内側に連通している。フィルタ組立体は、導管の開
口部の下にある少なくとも1つの液体導入穴を有する。
液体導入穴は、第2の室から前記フィルタエレメントま
たは前記導管に逆流洗浄液を排出するようになってい
る。また、フィルタ組立体は圧縮ガスを第1及び第2の
室の少なくとも1つに導入するためにハウジングに結合
されてたガス送りパイプを有する。
【0009】また本発明は、逆流洗浄液を液体導入穴を
通してフィルタエレメント若しくはフィルタエレメント
に結合された導管に排出する段階を有するフィルタエレ
メントを清浄にする方法を提供する。この方法は、液体
導入穴上の導管への開口部とフィルタエレメントの内側
との間に差圧を形成する段階を有する。この力は導管の
内側またはフィルタエレメントの内側から逆流洗浄液を
流し、フィルタエレメントをきれいにし及び/またはフ
ィルタエレメントからプレコート層をはぎとる。
通してフィルタエレメント若しくはフィルタエレメント
に結合された導管に排出する段階を有するフィルタエレ
メントを清浄にする方法を提供する。この方法は、液体
導入穴上の導管への開口部とフィルタエレメントの内側
との間に差圧を形成する段階を有する。この力は導管の
内側またはフィルタエレメントの内側から逆流洗浄液を
流し、フィルタエレメントをきれいにし及び/またはフ
ィルタエレメントからプレコート層をはぎとる。
【0010】好ましい実施例において、液体導入穴は導
管に配置され、非常に簡単な構造を形成する。さらに、
フィルタエレメントを通って吹き付けられる逆流洗浄液
は、各フィルタエレメントまたは導管の内側を満たす液
体の量に制限される。その結果、フィルタエレメントを
清浄にするために使用される逆流洗浄液体の量は、著し
く減少される。逆流洗浄液体の量を低減することは、逆
流洗浄液の廃棄が非常に困難で高価な放射性廃棄物産業
において特に重要である。
管に配置され、非常に簡単な構造を形成する。さらに、
フィルタエレメントを通って吹き付けられる逆流洗浄液
は、各フィルタエレメントまたは導管の内側を満たす液
体の量に制限される。その結果、フィルタエレメントを
清浄にするために使用される逆流洗浄液体の量は、著し
く減少される。逆流洗浄液体の量を低減することは、逆
流洗浄液の廃棄が非常に困難で高価な放射性廃棄物産業
において特に重要である。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、本発明を実施する第1の
例示的なフィルタ組立体は、第1及び第2の室12及び
13に管のシートのような隔壁11によって分割された
ハウジング10を有する。1つまたはそれ以上のフィル
タエレメント30(その内の1つのみを示す)が第1の
室12の内側に配置され隔壁11に取り付けられてい
る。隔壁11は濾過する液体並びにガスに対して不透過
性であり、ハウジング10の内壁に密封するように接続
されている。この実施例は、フィルタエレメント30に
よって流体を濾過するために、またバックウオッシング
によってフィルタエレメント30を清浄にするために使
用することができる。正規の濾過作動中に、濾過する流
体は第1の室12から第2の室13にフィルタエレメン
ト30を通って流れ、バックウオッシング作動中には、
バックウオッシング流体は第1の室12から第2の室1
3にフィルタエレメント30を通って流れる。
例示的なフィルタ組立体は、第1及び第2の室12及び
13に管のシートのような隔壁11によって分割された
ハウジング10を有する。1つまたはそれ以上のフィル
タエレメント30(その内の1つのみを示す)が第1の
室12の内側に配置され隔壁11に取り付けられてい
る。隔壁11は濾過する液体並びにガスに対して不透過
性であり、ハウジング10の内壁に密封するように接続
されている。この実施例は、フィルタエレメント30に
よって流体を濾過するために、またバックウオッシング
によってフィルタエレメント30を清浄にするために使
用することができる。正規の濾過作動中に、濾過する流
体は第1の室12から第2の室13にフィルタエレメン
ト30を通って流れ、バックウオッシング作動中には、
バックウオッシング流体は第1の室12から第2の室1
3にフィルタエレメント30を通って流れる。
【0012】ハウジング10は、フィルタエレメント3
0をそれを置換するために容易に接近することができる
ように接続されることが好ましい。例えば、ハウジング
10は、互いに着脱可能に接続された上方及び下方の半
分の部分を有する。別の案として、第1の室12の内側
に接近することができるようにハウジング10の壁に密
封可能なアクセスポートを形成することができる。
0をそれを置換するために容易に接近することができる
ように接続されることが好ましい。例えば、ハウジング
10は、互いに着脱可能に接続された上方及び下方の半
分の部分を有する。別の案として、第1の室12の内側
に接近することができるようにハウジング10の壁に密
封可能なアクセスポートを形成することができる。
【0013】ハウジング10は、特定の形状または寸法
を有する必要はない。一般的にハウジング10の形状
は、ハウジング10が濾過中またはバックウオッシング
中に作用する圧力に耐える十分な強度を有するように強
度を考慮して選択される。構造及び動作を簡単にするた
めに、隔壁11は、典型的にはハウジング10内にほぼ
水平方向に配置される。第1の実施例において、第1の
室12は、第2の室13の下に配置される。
を有する必要はない。一般的にハウジング10の形状
は、ハウジング10が濾過中またはバックウオッシング
中に作用する圧力に耐える十分な強度を有するように強
度を考慮して選択される。構造及び動作を簡単にするた
めに、隔壁11は、典型的にはハウジング10内にほぼ
水平方向に配置される。第1の実施例において、第1の
室12は、第2の室13の下に配置される。
【0014】液体をハウジング10に導入しその液体を
除去するために複数のパイプがハウジング10に接続さ
れている。本実施例において、液体送りパイプ14及び
下方の排出パイプ16が第1の室12の内側に連通する
ようにハウジング10に接続されている。流体送りパイ
プ14は、図示しない源から第1の室12に濾過する流
体を導入するために使用され、下方の排出パイプ16
は、第1の室12から望ましくない物質を除去し、第1
の室12をドレンするために使用される。補充ガス送り
26は、好ましくは、隔壁11の丁度下で第1の室12
に連通している。補充ガス送りパイプ26は、下方の排
出パイプ16を通る第1の室12の排出を容易にするた
めに空気のような補充ガスを供給する。またそれは、第
1の室12を換気するように作用する。流体送りパイプ
14、下方排出パイプ16及びガス送りパイプ26は、
これらのパイプを通る流れを制御するために対応する制
御弁15,17及び27を備えている。
除去するために複数のパイプがハウジング10に接続さ
れている。本実施例において、液体送りパイプ14及び
下方の排出パイプ16が第1の室12の内側に連通する
ようにハウジング10に接続されている。流体送りパイ
プ14は、図示しない源から第1の室12に濾過する流
体を導入するために使用され、下方の排出パイプ16
は、第1の室12から望ましくない物質を除去し、第1
の室12をドレンするために使用される。補充ガス送り
26は、好ましくは、隔壁11の丁度下で第1の室12
に連通している。補充ガス送りパイプ26は、下方の排
出パイプ16を通る第1の室12の排出を容易にするた
めに空気のような補充ガスを供給する。またそれは、第
1の室12を換気するように作用する。流体送りパイプ
14、下方排出パイプ16及びガス送りパイプ26は、
これらのパイプを通る流れを制御するために対応する制
御弁15,17及び27を備えている。
【0015】第2の室13の内側に連通するように濾過
排出パイプ18,上方排出パイプ20,逆流洗浄液体送
りパイプ22及び加圧ガス送りパイプ24がハウジング
10に接続されている。濾過排出パイプ18は、濾過後
の流体、すなわち第1の室12から第2の室13にフィ
ルタエレメント30を通過した流体を除去するために使
用される。上方の排出パイプ20は、第2の室13から
望ましくない材料を除去するために使用される。逆流洗
浄液体送りパイプ22は、図示しない源から第2の室1
3に適当な逆流洗浄液体を供給し、加圧ガス送りパイプ
24は、図示しない源から第2の室13に圧縮ガスを供
給する。
排出パイプ18,上方排出パイプ20,逆流洗浄液体送
りパイプ22及び加圧ガス送りパイプ24がハウジング
10に接続されている。濾過排出パイプ18は、濾過後
の流体、すなわち第1の室12から第2の室13にフィ
ルタエレメント30を通過した流体を除去するために使
用される。上方の排出パイプ20は、第2の室13から
望ましくない材料を除去するために使用される。逆流洗
浄液体送りパイプ22は、図示しない源から第2の室1
3に適当な逆流洗浄液体を供給し、加圧ガス送りパイプ
24は、図示しない源から第2の室13に圧縮ガスを供
給する。
【0016】パイプ18,20,22及び24の各々
は、対応する制御弁19,21,23及び25を備えて
いる。種々のパイプのための制御弁15,17,19,
21,23及び25は、手動で制御することができる
か、または自動的に、例えば図示しないプログラマブル
制御ユニットによって記述されたシーケンスによって作
動することができるように制御することもできる。
は、対応する制御弁19,21,23及び25を備えて
いる。種々のパイプのための制御弁15,17,19,
21,23及び25は、手動で制御することができる
か、または自動的に、例えば図示しないプログラマブル
制御ユニットによって記述されたシーケンスによって作
動することができるように制御することもできる。
【0017】図示した実施例において、各パイプは、1
つの機能を果たすが、1つのパイプが複数の機能を果た
すようにすることも可能である。例えば、1つのパイプ
を濾過物質排出パイプ及び排出パイプの双方として使用
することができる。または1つのパイプを濾過物排出パ
イプ及び逆流洗浄液送りパイプの双方として使用するこ
とも可能である。また、逆流洗浄液パイプ22を省略す
る場合に逆流洗浄液として第2の室13に堆積した濾過
物を使用することも可能である。さらに、図示した実施
例におけるよりも多くのパイプを有するようにすること
も可能である。加圧ガスを室12に供給するために加圧
ガス送りパイプが第1の室に結合されており、濾過物を
排出するときに補充ガスを供給するために第2の室13
に補充ガス送りパイプが接続されている。さらに、図面
は概略的な構成を示したものであり、ハウジング10の
パイプの場所は、図面に示された場所には制限されな
い。
つの機能を果たすが、1つのパイプが複数の機能を果た
すようにすることも可能である。例えば、1つのパイプ
を濾過物質排出パイプ及び排出パイプの双方として使用
することができる。または1つのパイプを濾過物排出パ
イプ及び逆流洗浄液送りパイプの双方として使用するこ
とも可能である。また、逆流洗浄液パイプ22を省略す
る場合に逆流洗浄液として第2の室13に堆積した濾過
物を使用することも可能である。さらに、図示した実施
例におけるよりも多くのパイプを有するようにすること
も可能である。加圧ガスを室12に供給するために加圧
ガス送りパイプが第1の室に結合されており、濾過物を
排出するときに補充ガスを供給するために第2の室13
に補充ガス送りパイプが接続されている。さらに、図面
は概略的な構成を示したものであり、ハウジング10の
パイプの場所は、図面に示された場所には制限されな
い。
【0018】各フィルタエレメント30の各々におい
て、第1と第2の室12及び13の間で連通する開口部
111が隔壁11に形成されている。各フィルタエレメ
ント30は、第1の室の流体がまずフィルタエレメント
30を通ることによってだけ開口部111に入ることが
できるように、一端が隔壁11に接続されている。フィ
ルタエレメント30は、容易に交換することができるよ
うに隔壁11に着脱可能に取り付けられている。開口部
111の寸法は、濾過中の流体流の要求に基づいて選択
することができる。この実施例において、各フィルタエ
レメント30は、全体が第1の室12内に配置されてい
るが、フィルタエレメント30は一部が第2の室13内
に伸びるように配置することもできる。また、各フィル
タエレメントは、他端部が隔壁に平行にハウジングをわ
たってのびている支持プレート(図示せず)に接続され
ている。
て、第1と第2の室12及び13の間で連通する開口部
111が隔壁11に形成されている。各フィルタエレメ
ント30は、第1の室の流体がまずフィルタエレメント
30を通ることによってだけ開口部111に入ることが
できるように、一端が隔壁11に接続されている。フィ
ルタエレメント30は、容易に交換することができるよ
うに隔壁11に着脱可能に取り付けられている。開口部
111の寸法は、濾過中の流体流の要求に基づいて選択
することができる。この実施例において、各フィルタエ
レメント30は、全体が第1の室12内に配置されてい
るが、フィルタエレメント30は一部が第2の室13内
に伸びるように配置することもできる。また、各フィル
タエレメントは、他端部が隔壁に平行にハウジングをわ
たってのびている支持プレート(図示せず)に接続され
ている。
【0019】フィルタエレメント30は特定のタイプに
制限されない。フィルタエレメント30は、典型的には
中空の好ましくは、円筒形の形状に形成され、ブライン
ド端部キャップ31及び開放端部キャップ32がかぶせ
られている多孔性媒体すなわちセプタムを有する。多孔
性媒体は、メッシュのようなひだ付き、またはひだのな
いフィルタ媒体と、多孔性薄膜または多孔性金属媒体と
を有する。もし、多孔性媒体がプレコート層を支持する
ように作用するならば、多孔性媒体は比較的に粗くても
よく、プレコート層は第1のフィルタとして作用する。
内側に向いた力に対して支持するために、フィルタエレ
メント30は、多孔性媒体が周りに形成される有孔コア
を有する。外側に向いた力、特にバックウオッシング中
に発生する力に対して支持するために、フィルタエレメ
ント30は有孔ケージまたは多孔性媒体の周りに巻かれ
たラップを含む。
制限されない。フィルタエレメント30は、典型的には
中空の好ましくは、円筒形の形状に形成され、ブライン
ド端部キャップ31及び開放端部キャップ32がかぶせ
られている多孔性媒体すなわちセプタムを有する。多孔
性媒体は、メッシュのようなひだ付き、またはひだのな
いフィルタ媒体と、多孔性薄膜または多孔性金属媒体と
を有する。もし、多孔性媒体がプレコート層を支持する
ように作用するならば、多孔性媒体は比較的に粗くても
よく、プレコート層は第1のフィルタとして作用する。
内側に向いた力に対して支持するために、フィルタエレ
メント30は、多孔性媒体が周りに形成される有孔コア
を有する。外側に向いた力、特にバックウオッシング中
に発生する力に対して支持するために、フィルタエレメ
ント30は有孔ケージまたは多孔性媒体の周りに巻かれ
たラップを含む。
【0020】第1の実施例において、中空の導管40が
隔壁11から第2の室13に上方に伸びており、隔壁1
1内の開口部111を包囲している。もし複数のフィル
タエレメント30がある場合、各フィルタエレメント3
0に対応する開口部111は、同様の導管40を備えて
いる。別の案として、1つの導管は、複数のフィルタエ
レメントに連通して複数のフィルタエレメントに連通す
るようになっており、複数の導管は、1つのフィルタエ
レメントに連通するようになっている。本発明の1つの
観点によれば、1つまたはそれ以上の液体導入穴41
は、第2の室13と導管40またはフィルタエレメント
30のような内側との間を連通する。例えば、第1の実
施例において、液体導入穴41(その内の1つのみが示
されている)は、逆流洗浄液体を導管40の壁を通って
中空のフィルタエレメント30に通過させることができ
るように導管40の壁を貫通するように形成されてい
る。また導管40は、バックウオッシング中に圧縮ガス
が導管40に入り濾過中に濾過物が第2の室13に排出
されるようにすることができるように液体導入穴41の
水準の上に開口部を有する。
隔壁11から第2の室13に上方に伸びており、隔壁1
1内の開口部111を包囲している。もし複数のフィル
タエレメント30がある場合、各フィルタエレメント3
0に対応する開口部111は、同様の導管40を備えて
いる。別の案として、1つの導管は、複数のフィルタエ
レメントに連通して複数のフィルタエレメントに連通す
るようになっており、複数の導管は、1つのフィルタエ
レメントに連通するようになっている。本発明の1つの
観点によれば、1つまたはそれ以上の液体導入穴41
は、第2の室13と導管40またはフィルタエレメント
30のような内側との間を連通する。例えば、第1の実
施例において、液体導入穴41(その内の1つのみが示
されている)は、逆流洗浄液体を導管40の壁を通って
中空のフィルタエレメント30に通過させることができ
るように導管40の壁を貫通するように形成されてい
る。また導管40は、バックウオッシング中に圧縮ガス
が導管40に入り濾過中に濾過物が第2の室13に排出
されるようにすることができるように液体導入穴41の
水準の上に開口部を有する。
【0021】導管は、種々の形状に形成することができ
る。図示した実施例において、導管40は、第1及び第
2の開放端部を有する円筒形パイプの形態である。第
1、すなわち下方の端部は、穴111を包囲する隔壁1
1に接続されており、穴111に連通している第1の開
口部を有するが、第2、すなわち、上方端部は第2の室
13の内側に開放している第2の開口部42を有する。
バックウオッシング中、導管40は、ダムとして作用
し、逆流洗浄液50が第2の室13の底部並びに圧縮ガ
スの導管の底部に堆積することができないようにする。
導管40の大きさ及び断面形状は、重要な要因ではな
く、流体流に基づいて選択することができる。例えば、
円筒形である代わり、導管40は、多角形の断面を有し
ていてもよい。さらに、導管40は、一定の穴の大きさ
を有している必要はなく、図1に示すように導管40の
上端は完全に開放している必要はない。しかしながら、
導管40は、濾過作用中、濾過物の通過を可能にする開
口部を含む。例えば、導管40の上端は閉鎖しており、
濾過物の開口部は、その上端の近傍の導管40の壁に形
成してもよい。しかしながら、流体流の流れを減少する
ために、図1に示すように導管40の上端を開放するこ
とが好ましい。導管40は、隔壁11から直角に伸びて
いるように示されているが、隔壁11に関する導管40
の角度は重要なものではない。導管40はその全体が第
2の室13内に配置されているように図示されている
が、導管40の下端は第1の室12に伸びることも可能
である。さらに、導管40は、フィルタエレメント30
を隔壁11に取り付けるときに、開口部111を通って
適合するフィルタエレメント30の延長部であってもよ
い。
る。図示した実施例において、導管40は、第1及び第
2の開放端部を有する円筒形パイプの形態である。第
1、すなわち下方の端部は、穴111を包囲する隔壁1
1に接続されており、穴111に連通している第1の開
口部を有するが、第2、すなわち、上方端部は第2の室
13の内側に開放している第2の開口部42を有する。
バックウオッシング中、導管40は、ダムとして作用
し、逆流洗浄液50が第2の室13の底部並びに圧縮ガ
スの導管の底部に堆積することができないようにする。
導管40の大きさ及び断面形状は、重要な要因ではな
く、流体流に基づいて選択することができる。例えば、
円筒形である代わり、導管40は、多角形の断面を有し
ていてもよい。さらに、導管40は、一定の穴の大きさ
を有している必要はなく、図1に示すように導管40の
上端は完全に開放している必要はない。しかしながら、
導管40は、濾過作用中、濾過物の通過を可能にする開
口部を含む。例えば、導管40の上端は閉鎖しており、
濾過物の開口部は、その上端の近傍の導管40の壁に形
成してもよい。しかしながら、流体流の流れを減少する
ために、図1に示すように導管40の上端を開放するこ
とが好ましい。導管40は、隔壁11から直角に伸びて
いるように示されているが、隔壁11に関する導管40
の角度は重要なものではない。導管40はその全体が第
2の室13内に配置されているように図示されている
が、導管40の下端は第1の室12に伸びることも可能
である。さらに、導管40は、フィルタエレメント30
を隔壁11に取り付けるときに、開口部111を通って
適合するフィルタエレメント30の延長部であってもよ
い。
【0022】第1の実施例において、液体導入穴41は
逆流洗浄作用の最後に第2の室に残る逆流洗浄液50の
量を最小限にするためにできるだけ隔壁11に接近させ
て導管40内に形成することが好ましい。しかしなが
ら、液体導入穴41の正確な位置は変化する。通常、液
体導入穴41は、導管40の第2の開口部42の下にあ
る。液体導入穴41は、導管40の下端面から離れてい
るように図示されているが、下端面に形成することも可
能である。
逆流洗浄作用の最後に第2の室に残る逆流洗浄液50の
量を最小限にするためにできるだけ隔壁11に接近させ
て導管40内に形成することが好ましい。しかしなが
ら、液体導入穴41の正確な位置は変化する。通常、液
体導入穴41は、導管40の第2の開口部42の下にあ
る。液体導入穴41は、導管40の下端面から離れてい
るように図示されているが、下端面に形成することも可
能である。
【0023】液体導入穴の寸法及び数はいくつかの要因
に依存する。例えば、液体導入穴は十分に大きく、逆流
洗浄液が与えられた表面張力で液体導入穴を通過して排
出され、十分な速度で合理的な時間内にフィルタエレメ
ント及び導管の内側を満たすことができるようになって
いる。液体導入穴は、逆流洗浄液をフィルタエレメント
の内側から強制的に押し出すとき、液体導入穴を通る抽
出速度を制限するために十分に小さいことが好ましい。
図示した実施例において、液体導入穴41は好ましく
は、約3/16インチ乃至1/4インチ(約1.59ミ
リメートル乃至6.35ミリメートル)の直径の円形の
穴を導管40に有し、各導管40に液体導入穴41を1
つだけ有する。
に依存する。例えば、液体導入穴は十分に大きく、逆流
洗浄液が与えられた表面張力で液体導入穴を通過して排
出され、十分な速度で合理的な時間内にフィルタエレメ
ント及び導管の内側を満たすことができるようになって
いる。液体導入穴は、逆流洗浄液をフィルタエレメント
の内側から強制的に押し出すとき、液体導入穴を通る抽
出速度を制限するために十分に小さいことが好ましい。
図示した実施例において、液体導入穴41は好ましく
は、約3/16インチ乃至1/4インチ(約1.59ミ
リメートル乃至6.35ミリメートル)の直径の円形の
穴を導管40に有し、各導管40に液体導入穴41を1
つだけ有する。
【0024】液体導入穴41は、逆流洗浄液50が第2
の室13からフィルタエレメント30に入ることができ
るようにする種々の他の方法で形成することができる。
例えば、導管の下端面に形成された狭間に液体導入穴を
規定してもよい。または導管の下端部と隔壁11との間
の小さい間隙に導管40を設けてもよく、この間隙は液
体導入穴として作用する。しかしながら、導管40と隔
壁11との間の間隙の大きさを制御するよりも導管40
に形成された液体導入穴41の大きさを制御することの
方がより簡単である。別の案としては、導管40を隔壁
11に直接取り付け、第2の室13に面する隔壁11の
表面は、1つまたはそれ以上の通路を有する。各通路
は、第2の室13と隔壁11の開口部との間の導管40
の下に連通し、液体導入穴として作用する。
の室13からフィルタエレメント30に入ることができ
るようにする種々の他の方法で形成することができる。
例えば、導管の下端面に形成された狭間に液体導入穴を
規定してもよい。または導管の下端部と隔壁11との間
の小さい間隙に導管40を設けてもよく、この間隙は液
体導入穴として作用する。しかしながら、導管40と隔
壁11との間の間隙の大きさを制御するよりも導管40
に形成された液体導入穴41の大きさを制御することの
方がより簡単である。別の案としては、導管40を隔壁
11に直接取り付け、第2の室13に面する隔壁11の
表面は、1つまたはそれ以上の通路を有する。各通路
は、第2の室13と隔壁11の開口部との間の導管40
の下に連通し、液体導入穴として作用する。
【0025】本発明を実施するフィルタ組立体を種々の
方法で使用する。もし、フィルタエレメント30がプレ
コートフィルタエレメントならば、プレーコートを濾過
の開始前に従来の方法によってフィルタエレメント30
の適用してよい。例えば、送り弁15及び上方排出弁2
1を除いたすべての弁を閉鎖する。非イオン化水ベース
に懸濁されたイオン交換樹脂の粒子のスラリのようなス
ラリの形態のプレコート材料を流体送りパイプ14を通
して第1の室12に導入し、フィルタエレメント30の
外面に適用してプレコート層を形成する。十分なプレコ
ート層がフィルタエレメント30に堆積されると、第1
の室12へのスラリの流れは、送り弁15及び/または
排出弁21を閉鎖することによって非連続とされ、濾過
すべき送り流体は第1の室12に導入され、濾過排出弁
19が開放される。プレコートスラリの流れと送り流体
との間の移動は、プレコート及び第1のフィルタエレメ
ント30を通って外側から内側への流れがすべての時間
において維持されるように制御されることが好ましい。
これはフィルタエレメントに隣接するプレコート層を保
持する助けとなる。
方法で使用する。もし、フィルタエレメント30がプレ
コートフィルタエレメントならば、プレーコートを濾過
の開始前に従来の方法によってフィルタエレメント30
の適用してよい。例えば、送り弁15及び上方排出弁2
1を除いたすべての弁を閉鎖する。非イオン化水ベース
に懸濁されたイオン交換樹脂の粒子のスラリのようなス
ラリの形態のプレコート材料を流体送りパイプ14を通
して第1の室12に導入し、フィルタエレメント30の
外面に適用してプレコート層を形成する。十分なプレコ
ート層がフィルタエレメント30に堆積されると、第1
の室12へのスラリの流れは、送り弁15及び/または
排出弁21を閉鎖することによって非連続とされ、濾過
すべき送り流体は第1の室12に導入され、濾過排出弁
19が開放される。プレコートスラリの流れと送り流体
との間の移動は、プレコート及び第1のフィルタエレメ
ント30を通って外側から内側への流れがすべての時間
において維持されるように制御されることが好ましい。
これはフィルタエレメントに隣接するプレコート層を保
持する助けとなる。
【0026】濾過中、流体送り弁15及び濾過物排出弁
19を除いたすべての弁は典型的には閉鎖される。濾過
する流体は、流体送りパイプ14を通して第1の室に導
入され、フィルタエレメント30またはプレコート及び
フィルタエレメント30を通過して濾過される。次に濾
過物は、フィルタエレメント30の中空の内側に沿って
隔壁11の開口部111及び導管40を通り、開口部4
2及び液体導入穴41を介して第2の室13に入る。次
に、濾過物排出パイプ18を通って第2の室13を出
て、例えば図示した貯蔵室に収集される。通常、濾過中
に第1の室12は、送り流体で完全に満たされ、第2の
室13は濾過物によって完全に満たされる。
19を除いたすべての弁は典型的には閉鎖される。濾過
する流体は、流体送りパイプ14を通して第1の室に導
入され、フィルタエレメント30またはプレコート及び
フィルタエレメント30を通過して濾過される。次に濾
過物は、フィルタエレメント30の中空の内側に沿って
隔壁11の開口部111及び導管40を通り、開口部4
2及び液体導入穴41を介して第2の室13に入る。次
に、濾過物排出パイプ18を通って第2の室13を出
て、例えば図示した貯蔵室に収集される。通常、濾過中
に第1の室12は、送り流体で完全に満たされ、第2の
室13は濾過物によって完全に満たされる。
【0027】プレコート層が汚れた後、またはフィルタ
エレメント30が汚れた後、バックウオッシシングによ
ってプレコート層を除去するか及び/またはフィルタエ
レメント30をきれいにすることが望ましい。流体送り
弁15及び濾過物排出弁19を閉鎖して流体送りパイプ
14を通る流体流の供給を遮断する。下方の排出弁17
は、閉鎖されたままであり、供給流体は第1の室12に
残る。別の案としてバックウオッシシング中に克服しな
ければならない流体の力を最小限にする為に、第1の室
12の流体がフィルタエレメント30の底部にまたはそ
の下になるように排出することが望ましい。例えば、下
方の排出制御弁17及び補充送り弁27は、第1の室1
2が下方の排出パイプ16を通って送り流体が完全に排
出するように開放される。排出された第1の室12は、
大気圧に維持される。別の案として、フィルタエレメン
ト30が粗いものであるならば、排出された第1の室1
2は、わずかに加圧されてフィルタエレメント30の内
側からフィルタエレメント30を通って第1の室12に
流れる濾過物の流れを妨げる。好ましくは、排出された
第1の室12はフィルタエレメント30のフィルタ媒体
のバブル点の丁度下の値まで加圧する。フィルタエレメ
ントのバブル点は、典型的には約1psid乃至約80
psidの範囲であり、好ましくは、約1psid乃至
約20psidの範囲である。従ってもし、フィルタエ
レメント30のバブル点が20psidであるならば、
排出されたフィルタエレメント室は、少なくともバブル
点の約75%の値、またはさらに好ましくは、バブル点
の少なくとも約90%の値まで加圧される。
エレメント30が汚れた後、バックウオッシシングによ
ってプレコート層を除去するか及び/またはフィルタエ
レメント30をきれいにすることが望ましい。流体送り
弁15及び濾過物排出弁19を閉鎖して流体送りパイプ
14を通る流体流の供給を遮断する。下方の排出弁17
は、閉鎖されたままであり、供給流体は第1の室12に
残る。別の案としてバックウオッシシング中に克服しな
ければならない流体の力を最小限にする為に、第1の室
12の流体がフィルタエレメント30の底部にまたはそ
の下になるように排出することが望ましい。例えば、下
方の排出制御弁17及び補充送り弁27は、第1の室1
2が下方の排出パイプ16を通って送り流体が完全に排
出するように開放される。排出された第1の室12は、
大気圧に維持される。別の案として、フィルタエレメン
ト30が粗いものであるならば、排出された第1の室1
2は、わずかに加圧されてフィルタエレメント30の内
側からフィルタエレメント30を通って第1の室12に
流れる濾過物の流れを妨げる。好ましくは、排出された
第1の室12はフィルタエレメント30のフィルタ媒体
のバブル点の丁度下の値まで加圧する。フィルタエレメ
ントのバブル点は、典型的には約1psid乃至約80
psidの範囲であり、好ましくは、約1psid乃至
約20psidの範囲である。従ってもし、フィルタエ
レメント30のバブル点が20psidであるならば、
排出されたフィルタエレメント室は、少なくともバブル
点の約75%の値、またはさらに好ましくは、バブル点
の少なくとも約90%の値まで加圧される。
【0028】第2の室13は、逆流洗浄液として使用す
るすべての濾過物を残すことが好ましく、第2の室13
は、好ましくは、上方の排出弁21及び上方の排出パイ
プ20によって濾過物を排出する。濾過物は、好ましく
は、液体導入穴41より高い適当な水準、例えば導管4
0の上端の第2の開口部42の水準またはその近傍の水
準まで排出される。次に濾過物は逆流洗浄液として使用
される。別の案としては濾過物は第2の室13から完全
に排出され、逆流洗浄液50は、逆流洗浄送りパイプ2
2及び逆流洗浄送り弁23を通って第2の室13に導入
される。逆流洗浄液は水であるか、またはフィルタ組立
体及び送り液体に矛盾しない他の流体であってもよい。
さらに、逆流洗浄液体は、種々の方法、例えばそれを加
熱するか、またはそのphを変化させることによって処
理してもよい。
るすべての濾過物を残すことが好ましく、第2の室13
は、好ましくは、上方の排出弁21及び上方の排出パイ
プ20によって濾過物を排出する。濾過物は、好ましく
は、液体導入穴41より高い適当な水準、例えば導管4
0の上端の第2の開口部42の水準またはその近傍の水
準まで排出される。次に濾過物は逆流洗浄液として使用
される。別の案としては濾過物は第2の室13から完全
に排出され、逆流洗浄液50は、逆流洗浄送りパイプ2
2及び逆流洗浄送り弁23を通って第2の室13に導入
される。逆流洗浄液は水であるか、またはフィルタ組立
体及び送り液体に矛盾しない他の流体であってもよい。
さらに、逆流洗浄液体は、種々の方法、例えばそれを加
熱するか、またはそのphを変化させることによって処
理してもよい。
【0029】逆流洗浄液50を第2の室13に導入した
ときに、それは液体導入穴41を通ってフィルタエレメ
ント30の内側に流れ込み、フィルタエレメント30の
内側からフィルタエレメント30を通って第1の室12
に排出される。好ましくは、各液体導入穴41は、十分
に大きいことが好ましく、第1と第2の室12,13の
間の差圧は、逆流洗浄液が濡れたフィルタエレメント3
0の内側を満たし、約第2の室13の逆流洗浄液50の
水準に導管40内を清浄にするには十分に小さいことが
好ましい。逆流洗浄液が液体導入穴41上の適当な水準
に一旦到達すると、逆流洗浄送り弁23は閉鎖される。
ときに、それは液体導入穴41を通ってフィルタエレメ
ント30の内側に流れ込み、フィルタエレメント30の
内側からフィルタエレメント30を通って第1の室12
に排出される。好ましくは、各液体導入穴41は、十分
に大きいことが好ましく、第1と第2の室12,13の
間の差圧は、逆流洗浄液が濡れたフィルタエレメント3
0の内側を満たし、約第2の室13の逆流洗浄液50の
水準に導管40内を清浄にするには十分に小さいことが
好ましい。逆流洗浄液が液体導入穴41上の適当な水準
に一旦到達すると、逆流洗浄送り弁23は閉鎖される。
【0030】本発明のフィルタ組立体は、逆流洗浄送り
パイプ22を通る逆流洗浄液50の量を検出する、ハウ
ジング10に配置された水準センサ及び流れセンサのよ
うな逆流洗浄液が適当な水準に到達する時間を自動的に
決定する装置を備えている。第2の室13の逆流洗浄液
50の水準は、フィルタエレメント30の寸法及びフィ
ルタエレメント30と介して均一であることが望ましい
逆流洗浄液50の量を含む多数の要因に依存するであろ
う。第2の室13は、逆流洗浄液で完全にか、または例
えば導管40の上端の第2の開口部42に近い水準まで
満たされる。典型的には、逆流洗浄液の水準は、逆流洗
浄液の容積がすべてのフィルタエレメント30の内側の
全体の容積の1乃至10倍の範囲になるように選択され
る。導管40の液体導入穴40と第2の開口部42との
間の距離は特定にフィルタ組立体において望ましい最大
数のバックウオッシングサイクルによって選択される。
パイプ22を通る逆流洗浄液50の量を検出する、ハウ
ジング10に配置された水準センサ及び流れセンサのよ
うな逆流洗浄液が適当な水準に到達する時間を自動的に
決定する装置を備えている。第2の室13の逆流洗浄液
50の水準は、フィルタエレメント30の寸法及びフィ
ルタエレメント30と介して均一であることが望ましい
逆流洗浄液50の量を含む多数の要因に依存するであろ
う。第2の室13は、逆流洗浄液で完全にか、または例
えば導管40の上端の第2の開口部42に近い水準まで
満たされる。典型的には、逆流洗浄液の水準は、逆流洗
浄液の容積がすべてのフィルタエレメント30の内側の
全体の容積の1乃至10倍の範囲になるように選択され
る。導管40の液体導入穴40と第2の開口部42との
間の距離は特定にフィルタ組立体において望ましい最大
数のバックウオッシングサイクルによって選択される。
【0031】本発明の1つの実施例において、下方の排
出弁17は開放したままであり、第1の室12は大気圧
であるが、ガス送りパイプ24のガス送り弁25は加圧
ガスを第2の室13に導入し、第2の室13内のガス圧
を増大するために開放する。
出弁17は開放したままであり、第1の室12は大気圧
であるが、ガス送りパイプ24のガス送り弁25は加圧
ガスを第2の室13に導入し、第2の室13内のガス圧
を増大するために開放する。
【0032】加圧ガスは、バックウオッシング用のエネ
ルギーを提供し、フィルタ組立体、逆流洗浄液及び送り
流体と矛盾しないガスを使用してもよい。加圧空気また
は窒素ガスを使用する。増大した圧力は、導管40内の
第2の開口部42を介して導管40内及びフィルタエレ
メント30内に上述したようにたまった逆流洗浄液50
にそれを突然押す高速の反対方向の圧力パルスとして伝
達される。逆流洗浄液50を外側に流す力は、フィルタ
エレメント30の多孔性媒体の外面に補足された粒子ま
たはコロイド物質を除去し、図1に大きな実線の矢印で
示すように、逆流洗浄液50と共にフィルタエレメント
30から外側に吹き出される。もし、フィルタエレメン
ト30がプレコート層でコートされているならば、これ
は、逆流洗浄液及び/または液体/ガス混合体によって
フィルタエレメント30から吹き出される。使用された
逆流洗浄液50及び粒状物質は、下方の排出パイプ16
を介して除去されるか、または下方の排出弁17が閉鎖
されているならば、第1の室12の底部上に収集され
る。
ルギーを提供し、フィルタ組立体、逆流洗浄液及び送り
流体と矛盾しないガスを使用してもよい。加圧空気また
は窒素ガスを使用する。増大した圧力は、導管40内の
第2の開口部42を介して導管40内及びフィルタエレ
メント30内に上述したようにたまった逆流洗浄液50
にそれを突然押す高速の反対方向の圧力パルスとして伝
達される。逆流洗浄液50を外側に流す力は、フィルタ
エレメント30の多孔性媒体の外面に補足された粒子ま
たはコロイド物質を除去し、図1に大きな実線の矢印で
示すように、逆流洗浄液50と共にフィルタエレメント
30から外側に吹き出される。もし、フィルタエレメン
ト30がプレコート層でコートされているならば、これ
は、逆流洗浄液及び/または液体/ガス混合体によって
フィルタエレメント30から吹き出される。使用された
逆流洗浄液50及び粒状物質は、下方の排出パイプ16
を介して除去されるか、または下方の排出弁17が閉鎖
されているならば、第1の室12の底部上に収集され
る。
【0033】導管40及びフィルタエレメント30内に
堆積した逆流洗浄液がフィルタエレメント30を通して
吹き出されると、第2の室13に残る逆流洗浄液のヘッ
ド圧力は、液体導入穴41を通る少量の逆流洗浄液50
をフィルタエレメント30の内側に押し続ける。ガスと
逆流洗浄液50の混合体がフィルタエレメント30を通
って反対の方向に押され続け、多孔性媒体を清浄にする
か、または各フィルタエレメント30からプレコート層
をはがす。適当な時間が経過した後、第2及び第1の室
13,12の間の差圧は、例えばガス送り弁25を閉鎖
することによって省略される。逆圧パルスの特性、例え
ば、第2と第1の室13,12との間の大きさ及びパル
スの間隔は、逆の差圧に耐えるフィルタエレメント30
の性能及びフィルタエレメント30及び/またはプレコ
ート層を除去するための所望の逆流速度のような要因に
依存して変化する。逆流洗浄作用中に第1の室12が大
気圧に維持される図示した実施例において、加圧ガス送
りパイプ24を介して第2の室13に導入されるガス
は、約5乃至約200psi、さらに好ましくは、約1
0乃至約100psiの範囲であり、パルスの間隔は、
約1乃至約10秒、さらに好ましくは、約2乃至約5秒
の範囲である。パルスの間隔はフィルタエレメント30
を通って導管40及びフィルタエレメント30に最初に
堆積した逆流洗浄液を吹き付けるに必要な時間以下であ
る。好ましくは、期間は、逆流洗浄液及びガスがフィル
タエレメント30を通って吹き出されることができるよ
うに幾分長い。
堆積した逆流洗浄液がフィルタエレメント30を通して
吹き出されると、第2の室13に残る逆流洗浄液のヘッ
ド圧力は、液体導入穴41を通る少量の逆流洗浄液50
をフィルタエレメント30の内側に押し続ける。ガスと
逆流洗浄液50の混合体がフィルタエレメント30を通
って反対の方向に押され続け、多孔性媒体を清浄にする
か、または各フィルタエレメント30からプレコート層
をはがす。適当な時間が経過した後、第2及び第1の室
13,12の間の差圧は、例えばガス送り弁25を閉鎖
することによって省略される。逆圧パルスの特性、例え
ば、第2と第1の室13,12との間の大きさ及びパル
スの間隔は、逆の差圧に耐えるフィルタエレメント30
の性能及びフィルタエレメント30及び/またはプレコ
ート層を除去するための所望の逆流速度のような要因に
依存して変化する。逆流洗浄作用中に第1の室12が大
気圧に維持される図示した実施例において、加圧ガス送
りパイプ24を介して第2の室13に導入されるガス
は、約5乃至約200psi、さらに好ましくは、約1
0乃至約100psiの範囲であり、パルスの間隔は、
約1乃至約10秒、さらに好ましくは、約2乃至約5秒
の範囲である。パルスの間隔はフィルタエレメント30
を通って導管40及びフィルタエレメント30に最初に
堆積した逆流洗浄液を吹き付けるに必要な時間以下であ
る。好ましくは、期間は、逆流洗浄液及びガスがフィル
タエレメント30を通って吹き出されることができるよ
うに幾分長い。
【0034】この逆流洗浄作用が繰り返される。第2の
室に残る逆流洗浄液50は、液体導入穴41を通ってフ
ィルタエレメント30の内側に流れる。逆流洗浄液50
が各フィルタエレメント30の内側を満たすと、ガス送
り弁25は、突然に開放して第2の室13の圧力を増大
し、フィルタエレメント30の外側に逆流洗浄液50を
吹き出す。逆流洗浄液50をフィルタエレメント30の
内側に流し、ガス圧でそれを外側に吹き出すサイクル
は、第2の室13で逆流洗浄液50が液体導入穴41上
に残っている限り繰り返される。第2の室13の逆流洗
浄液50の始め水準及び液体導入穴41から導管40内
の上方の開口部までの距離は、実行するサイクル数によ
って選択することができる。
室に残る逆流洗浄液50は、液体導入穴41を通ってフ
ィルタエレメント30の内側に流れる。逆流洗浄液50
が各フィルタエレメント30の内側を満たすと、ガス送
り弁25は、突然に開放して第2の室13の圧力を増大
し、フィルタエレメント30の外側に逆流洗浄液50を
吹き出す。逆流洗浄液50をフィルタエレメント30の
内側に流し、ガス圧でそれを外側に吹き出すサイクル
は、第2の室13で逆流洗浄液50が液体導入穴41上
に残っている限り繰り返される。第2の室13の逆流洗
浄液50の始め水準及び液体導入穴41から導管40内
の上方の開口部までの距離は、実行するサイクル数によ
って選択することができる。
【0035】逆流洗浄作用が終了したとき、第2の室1
3に逆流洗浄液50が残っているならば、それは上方の
排出パイプ20を介して排出することができる。次に濾
過作用が始まり、濾過作用に続いて新しいプレコート層
がフィルタエレメント30上に堆積される。
3に逆流洗浄液50が残っているならば、それは上方の
排出パイプ20を介して排出することができる。次に濾
過作用が始まり、濾過作用に続いて新しいプレコート層
がフィルタエレメント30上に堆積される。
【0036】フィルタ組立体及び本発明を実施する逆流
洗浄法は非常に能率的である。逆流洗浄法は多孔性媒体
を汚す堆積した粒子及びコロイド状物質を除去すること
によってフィルタエレメント30の流れ抵抗を低減し、
その結果、フィルタエレメント30の能率を増大するこ
とができる。さらに、逆流洗浄法は、フィルタエレメン
ト30の濾過性能を回復するために新しいプレコート層
を適用することができるようにフィルタエレメント30
上の使われたプレコート層を除去する。フィルタ組立体
及び逆流洗浄法は、非常に有効であるが、それにもかか
わらず、逆流洗浄液をほとんど使用しない。各逆流洗浄
サイクルにおいてフィルタエレメント30を通って吹き
付けられる逆流洗浄液の量は、導管40とフィルタエレ
メント30の内側にたまった比較的に少量の逆流洗浄液
に制限される。このようにフィルタ組立体及び本発明を
実施する逆流洗浄作用は有効なだけではなく、能率的で
経済的である。
洗浄法は非常に能率的である。逆流洗浄法は多孔性媒体
を汚す堆積した粒子及びコロイド状物質を除去すること
によってフィルタエレメント30の流れ抵抗を低減し、
その結果、フィルタエレメント30の能率を増大するこ
とができる。さらに、逆流洗浄法は、フィルタエレメン
ト30の濾過性能を回復するために新しいプレコート層
を適用することができるようにフィルタエレメント30
上の使われたプレコート層を除去する。フィルタ組立体
及び逆流洗浄法は、非常に有効であるが、それにもかか
わらず、逆流洗浄液をほとんど使用しない。各逆流洗浄
サイクルにおいてフィルタエレメント30を通って吹き
付けられる逆流洗浄液の量は、導管40とフィルタエレ
メント30の内側にたまった比較的に少量の逆流洗浄液
に制限される。このようにフィルタ組立体及び本発明を
実施する逆流洗浄作用は有効なだけではなく、能率的で
経済的である。
【0037】前述したフィルタ組立体及び逆流洗浄法は
本発明の範囲から逸脱せずに種々の方法で変形されまた
は変更される。例えば、フィルタ組立体の作用の他の態
様において、濾過作用が終了し、送り流体が第1の室1
2から排出された後、下方の排出弁17を閉鎖する。逆
流洗浄液を第2の室の導入する前後に、第1の室12及
び第2の室13の双方は、例えば第2の室13の加圧送
りパイプ24及びガス送り弁25を介して加圧される。
好ましくは、双方の室12,13は、約10乃至約10
0psiの範囲の値まで加圧される。双方の室12,1
3が加圧され、第1のエレメント30の内側に逆流洗浄
液がたまることによって、下方の排出弁17が開放さ
れ、下方の排出パイプ16を直接通って第1の室12を
換気し、導管40及びフィルタエレメント30を介して
下方の排出アパイプ16を通って第2の室13を換気す
る。これは、フィルタエレメント3030を介して第2
の室13の逆流洗浄液及びガスを吹き付け、各フィルタ
エレメント30の粒状物質及びコロイド状の物質及び/
または使用したプレコートを清浄にする。下方の排出弁
17は、閉鎖され、双方の室12,13を再び圧縮でき
るようにし、液体導入穴41を介してフィルタエレメン
ト30を逆流洗浄液で再び満たすことができるようにす
る。同様の逆流洗浄サイクルは、液体導入穴41上の第
2の室13に十分な逆流洗浄液がある限り続く。
本発明の範囲から逸脱せずに種々の方法で変形されまた
は変更される。例えば、フィルタ組立体の作用の他の態
様において、濾過作用が終了し、送り流体が第1の室1
2から排出された後、下方の排出弁17を閉鎖する。逆
流洗浄液を第2の室の導入する前後に、第1の室12及
び第2の室13の双方は、例えば第2の室13の加圧送
りパイプ24及びガス送り弁25を介して加圧される。
好ましくは、双方の室12,13は、約10乃至約10
0psiの範囲の値まで加圧される。双方の室12,1
3が加圧され、第1のエレメント30の内側に逆流洗浄
液がたまることによって、下方の排出弁17が開放さ
れ、下方の排出パイプ16を直接通って第1の室12を
換気し、導管40及びフィルタエレメント30を介して
下方の排出アパイプ16を通って第2の室13を換気す
る。これは、フィルタエレメント3030を介して第2
の室13の逆流洗浄液及びガスを吹き付け、各フィルタ
エレメント30の粒状物質及びコロイド状の物質及び/
または使用したプレコートを清浄にする。下方の排出弁
17は、閉鎖され、双方の室12,13を再び圧縮でき
るようにし、液体導入穴41を介してフィルタエレメン
ト30を逆流洗浄液で再び満たすことができるようにす
る。同様の逆流洗浄サイクルは、液体導入穴41上の第
2の室13に十分な逆流洗浄液がある限り続く。
【0038】他の態様の作用の一例として、濾過作用が
終了した後、下方の排出パイプ16を介して、例えば約
10%またはそれ以下自由な流体を第1の室から排出す
る。好ましくは、フィルタエレメント30の多孔性媒体
は、水中に入ったままである。次に、下方の排出弁17
が閉鎖され、隔壁11の下に泡を残す。逆流洗浄液が第
2の室13に導入されると、ガス送り弁25は開放さ
れ、第2の室13を迅速に加圧するために下方の排出弁
17が閉鎖される。これは導管40及びフィルタエレメ
ント30に堆積した逆流洗浄液をフィルタエレメント3
0を包囲する送り流体に対して押し、隔壁11に下の泡
を圧縮してフィルタエレメント30の粒状及びコロイド
物質及び/または消費したプレコートをきれいにする。
次に、ガス送り弁25を閉鎖し、固体物質をすぐにまた
はその後に廃棄するために第1の室12の底部に沈殿す
ることができるようにする。隔壁11の下の泡は、部分
的な排出または換気によって再び圧縮が開始され、同様
の逆流洗浄サイクルは、液体導入穴41上の第2の室1
3に逆流洗浄液がある限り続く。本発明を実施する第2
のフィルタ組立体の一例を図2に示す。この実施例にお
いて、図1に示す実施例とは異なり、隔壁11はハウジ
ング10の下方部分に配置され、ハウジング10を隔壁
11上の第1の室12及び隔壁11の下に第2の室13
に分割する。フィルタ組立体の第2の実施例の多数の部
材は、第1の組立体の第1の実施例の部材と同様であ
り、同一の参照符号を有する。例えば、流体送りパイプ
14は、流体送り制御弁15を介して第1の室12に連
通しており、第1の室の排出パイプ16は、排出パイプ
制御弁17を介して第1の室12に連通している。さら
に濾過物排出パイプ18,第2の室の排出パイプ20,
逆流洗浄液送りパイプ22及び加圧ガス送りパイプ24
は、各々が適当な制御弁19,21,23,25を介し
て第2の室13に連通している。好ましくは、加圧ガス
送りパイプ24は、隔壁11の真下の第2の室13に連
通している。
終了した後、下方の排出パイプ16を介して、例えば約
10%またはそれ以下自由な流体を第1の室から排出す
る。好ましくは、フィルタエレメント30の多孔性媒体
は、水中に入ったままである。次に、下方の排出弁17
が閉鎖され、隔壁11の下に泡を残す。逆流洗浄液が第
2の室13に導入されると、ガス送り弁25は開放さ
れ、第2の室13を迅速に加圧するために下方の排出弁
17が閉鎖される。これは導管40及びフィルタエレメ
ント30に堆積した逆流洗浄液をフィルタエレメント3
0を包囲する送り流体に対して押し、隔壁11に下の泡
を圧縮してフィルタエレメント30の粒状及びコロイド
物質及び/または消費したプレコートをきれいにする。
次に、ガス送り弁25を閉鎖し、固体物質をすぐにまた
はその後に廃棄するために第1の室12の底部に沈殿す
ることができるようにする。隔壁11の下の泡は、部分
的な排出または換気によって再び圧縮が開始され、同様
の逆流洗浄サイクルは、液体導入穴41上の第2の室1
3に逆流洗浄液がある限り続く。本発明を実施する第2
のフィルタ組立体の一例を図2に示す。この実施例にお
いて、図1に示す実施例とは異なり、隔壁11はハウジ
ング10の下方部分に配置され、ハウジング10を隔壁
11上の第1の室12及び隔壁11の下に第2の室13
に分割する。フィルタ組立体の第2の実施例の多数の部
材は、第1の組立体の第1の実施例の部材と同様であ
り、同一の参照符号を有する。例えば、流体送りパイプ
14は、流体送り制御弁15を介して第1の室12に連
通しており、第1の室の排出パイプ16は、排出パイプ
制御弁17を介して第1の室12に連通している。さら
に濾過物排出パイプ18,第2の室の排出パイプ20,
逆流洗浄液送りパイプ22及び加圧ガス送りパイプ24
は、各々が適当な制御弁19,21,23,25を介し
て第2の室13に連通している。好ましくは、加圧ガス
送りパイプ24は、隔壁11の真下の第2の室13に連
通している。
【0039】1つまたはそれ以上のフィルタエレメント
30は、隔壁11上の第1の室12内に伸びており、各
々は隔壁11の開口部111に連通する。1つまたはそ
れ以上の導管40は、隔壁11の下を第2の室13に伸
びている。各導管40の一端は、隔壁11の開口部11
1に連通している第1の開口部を有し、他端は、隔壁の
下、好ましくは、隔壁11の近傍で開放している第2の
開口部42を有する。図2に示すフィルタ組立体の第2
の実施例において、導管40は、第1の導管部分43,
第2の導管部分44及び第1及び第2の導管部分43,
44を接続する湾曲部45を有する。第1の導管部分4
3は、導管40の第1の開口部を有し、隔壁内の開口部
111に連通する。第2の導管部分44は、導管40の
第2の開口部42を有し、第2の室13に連通する。湾
曲部45は、導管40の第2の開口部から離れた、例え
ば、導管40の第1と第2の開口部との中間位置に導管
の下方部分を形成する。本発明によれば、1つまたはそ
れ以上の液体導入穴41は導管40に、好ましくは、湾
曲部45上に、導管40の第2の開口部42の下に配置
されている。
30は、隔壁11上の第1の室12内に伸びており、各
々は隔壁11の開口部111に連通する。1つまたはそ
れ以上の導管40は、隔壁11の下を第2の室13に伸
びている。各導管40の一端は、隔壁11の開口部11
1に連通している第1の開口部を有し、他端は、隔壁の
下、好ましくは、隔壁11の近傍で開放している第2の
開口部42を有する。図2に示すフィルタ組立体の第2
の実施例において、導管40は、第1の導管部分43,
第2の導管部分44及び第1及び第2の導管部分43,
44を接続する湾曲部45を有する。第1の導管部分4
3は、導管40の第1の開口部を有し、隔壁内の開口部
111に連通する。第2の導管部分44は、導管40の
第2の開口部42を有し、第2の室13に連通する。湾
曲部45は、導管40の第2の開口部から離れた、例え
ば、導管40の第1と第2の開口部との中間位置に導管
の下方部分を形成する。本発明によれば、1つまたはそ
れ以上の液体導入穴41は導管40に、好ましくは、湾
曲部45上に、導管40の第2の開口部42の下に配置
されている。
【0040】図3に示す導管40の他の実施例におい
て、導管の一端は、隔壁11の開口部111に連通する
第1の開口部を有し、他端は隔壁11の下、好ましく
は、隔壁11の近傍に開放している第2の開口部42を
有する。また、導管40は第1の導管43及び第2の導
管部分44を有する。第1の導管部分43は、導管40
の第1の開口部を有し、隔壁11内の開口部111に連
通する。第1の導管部分43は、第2の導管部分に開放
している第3の開口部を有する。第1の導管部分43の
第3の開口部46は、導管40の第2の開口部42から
離れた、例えば、導管40の第1と第2の開口部との中
間位置に導管40の下方部分を形成する。第2の導管部
分44は底部が閉鎖されるが、頭部好ましくは、隔壁1
1の近傍に導管40の第2の開口部42を有する。本発
明によれば、1つまたはそれ以上の液体導入穴41は第
2の導管部分44に、好ましくは、第1の導管部分43
の第3の開口部46上であるが導管40の第2の開口部
42の下に配置されている。
て、導管の一端は、隔壁11の開口部111に連通する
第1の開口部を有し、他端は隔壁11の下、好ましく
は、隔壁11の近傍に開放している第2の開口部42を
有する。また、導管40は第1の導管43及び第2の導
管部分44を有する。第1の導管部分43は、導管40
の第1の開口部を有し、隔壁11内の開口部111に連
通する。第1の導管部分43は、第2の導管部分に開放
している第3の開口部を有する。第1の導管部分43の
第3の開口部46は、導管40の第2の開口部42から
離れた、例えば、導管40の第1と第2の開口部との中
間位置に導管40の下方部分を形成する。第2の導管部
分44は底部が閉鎖されるが、頭部好ましくは、隔壁1
1の近傍に導管40の第2の開口部42を有する。本発
明によれば、1つまたはそれ以上の液体導入穴41は第
2の導管部分44に、好ましくは、第1の導管部分43
の第3の開口部46上であるが導管40の第2の開口部
42の下に配置されている。
【0041】図2及び図3に示すようなフィルタ組立体
の第2の実施例の作用モードは、図1に示すようなフィ
ルタ組立体の第1の実施例の作用のモードと非常に類似
している。例えば、プレコート層は、フィルタエレメン
ト30の各々の上に配置されるか、または送り流体をプ
レコート作用で、またはフィルタ組立体の第1の実施例
に関して説明したものと同様の濾過作用で濾過する。
の第2の実施例の作用モードは、図1に示すようなフィ
ルタ組立体の第1の実施例の作用のモードと非常に類似
している。例えば、プレコート層は、フィルタエレメン
ト30の各々の上に配置されるか、または送り流体をプ
レコート作用で、またはフィルタ組立体の第1の実施例
に関して説明したものと同様の濾過作用で濾過する。
【0042】フィルタ組立体の第2の実施例の逆流洗浄
作用はフィルタ組立体の第1の実施例に関して説明した
バックウオッシング作用と同様である。例えば、図2に
示したフィルタ組立体を逆流洗浄するために、第1の室
の排出弁17を開放し、排出パイプ16を介して第1の
室から送り流体を排出する。第2の室13は、濾過物全
体を残し、第2の室排出弁21は、開放して排出パイプ
20を介して第2の室13から濾過物の一部を排出し、
逆流洗浄液として作用するために第2の室に十分な量の
濾過物を残すために閉鎖する。別の案として、濾過物を
第2の室13から完全に排出し、第2の室の排出弁21
が一端閉鎖すると、逆流洗浄液送りパイプ22及び制御
弁23を介して逆流洗浄液50が第2の室13に流れ
る。第2の室13内に最初に収容される逆流洗浄液の量
は所望の逆流洗浄サイクルの数に依存して変化する。例
えば、第2の室13は、完全に満たされ、第2の室13
に最初に収容された逆流洗浄液の水準は導管40の液体
導入穴41と第2の開口部の間であり、導管40の液体
導入穴41と第2の開口部の間の距離は、所望の逆流洗
浄サイクルの最大数に対応する。第2の室13内に収容
された逆流洗浄液は、液体導入穴41を通って導管40
に排出され、第2の室13の逆流洗浄液の水準に対応す
る導管40内の水準を確立する。
作用はフィルタ組立体の第1の実施例に関して説明した
バックウオッシング作用と同様である。例えば、図2に
示したフィルタ組立体を逆流洗浄するために、第1の室
の排出弁17を開放し、排出パイプ16を介して第1の
室から送り流体を排出する。第2の室13は、濾過物全
体を残し、第2の室排出弁21は、開放して排出パイプ
20を介して第2の室13から濾過物の一部を排出し、
逆流洗浄液として作用するために第2の室に十分な量の
濾過物を残すために閉鎖する。別の案として、濾過物を
第2の室13から完全に排出し、第2の室の排出弁21
が一端閉鎖すると、逆流洗浄液送りパイプ22及び制御
弁23を介して逆流洗浄液50が第2の室13に流れ
る。第2の室13内に最初に収容される逆流洗浄液の量
は所望の逆流洗浄サイクルの数に依存して変化する。例
えば、第2の室13は、完全に満たされ、第2の室13
に最初に収容された逆流洗浄液の水準は導管40の液体
導入穴41と第2の開口部の間であり、導管40の液体
導入穴41と第2の開口部の間の距離は、所望の逆流洗
浄サイクルの最大数に対応する。第2の室13内に収容
された逆流洗浄液は、液体導入穴41を通って導管40
に排出され、第2の室13の逆流洗浄液の水準に対応す
る導管40内の水準を確立する。
【0043】第1の室の排出弁17は開放したままで第
1の室12が大気圧である間に、ガス送りパイプ24の
ガス送り弁25は開放して加圧ガスを第2の室13に導
入し、第2の室13内のガス圧を増大する。これは、各
導管40内に堆積した逆流洗浄液50をフィルタエレメ
ント30の内側に上方に押し、高速で反対方向にフィル
タエレメント30を介して逆流洗浄液を吹き付け、フィ
ルタエレメント30を清浄にして図1に示すフィルタ組
立体の第1の実施例に関して前述したようなプレコート
層をはぎとる。
1の室12が大気圧である間に、ガス送りパイプ24の
ガス送り弁25は開放して加圧ガスを第2の室13に導
入し、第2の室13内のガス圧を増大する。これは、各
導管40内に堆積した逆流洗浄液50をフィルタエレメ
ント30の内側に上方に押し、高速で反対方向にフィル
タエレメント30を介して逆流洗浄液を吹き付け、フィ
ルタエレメント30を清浄にして図1に示すフィルタ組
立体の第1の実施例に関して前述したようなプレコート
層をはぎとる。
【0044】フィルタ組立体の導管40にたまった逆流
洗浄液がフィルタエレメント30を介して吹き付けされ
ると、第2の室13に残った逆流洗浄液のヘッド圧が液
体導入穴41を通して導管40の内側に少量の逆流洗浄
液を流し続ける。ガス及び逆流洗浄液の混合体は、フィ
ルタエレメント30の内側に上方に、次に、フィルタエ
レメント30を通って反対方向に流れ、多孔性媒体を清
浄にし、各フィルタエレメント30からプレコート層を
はぎとる。適当な時間が経過した後、第1と第2の室1
3,12の間の差圧が、例えばガス送り弁25によって
なくなる。導管40の内側に逆流洗浄液を排出し、それ
をガス圧で吹き付けるサイクルは、逆流洗浄液が液体導
入穴41上の第2の室13に残る限り繰り返される。
洗浄液がフィルタエレメント30を介して吹き付けされ
ると、第2の室13に残った逆流洗浄液のヘッド圧が液
体導入穴41を通して導管40の内側に少量の逆流洗浄
液を流し続ける。ガス及び逆流洗浄液の混合体は、フィ
ルタエレメント30の内側に上方に、次に、フィルタエ
レメント30を通って反対方向に流れ、多孔性媒体を清
浄にし、各フィルタエレメント30からプレコート層を
はぎとる。適当な時間が経過した後、第1と第2の室1
3,12の間の差圧が、例えばガス送り弁25によって
なくなる。導管40の内側に逆流洗浄液を排出し、それ
をガス圧で吹き付けるサイクルは、逆流洗浄液が液体導
入穴41上の第2の室13に残る限り繰り返される。
【0045】この逆流洗浄作用は、例えばフィルタ組立
体の第1の実施例に関して前述したように多数の変更及
び他の実施例が可能であり、本発明を実施例する逆流洗
浄方法は、フィルタ組立体の第2の実施例を清浄にする
ために有効で能率的で経済的な方法である。
体の第1の実施例に関して前述したように多数の変更及
び他の実施例が可能であり、本発明を実施例する逆流洗
浄方法は、フィルタ組立体の第2の実施例を清浄にする
ために有効で能率的で経済的な方法である。
【0046】本発明を例示的な実施例及び変形例に関し
て述べたが、これらの実施例及び変形例には制限されな
いことを理解すべきである。
て述べたが、これらの実施例及び変形例には制限されな
いことを理解すべきである。
【図1】フィルタエレメントを隔壁の下に配置する本発
明によるフィルタ組立体の第1の実施例の正面断面図で
ある。
明によるフィルタ組立体の第1の実施例の正面断面図で
ある。
【図2】フィルタエレメントを隔壁の下でなくその上に
配置する本発明によるフィルタ組立体の第2の実施例の
正面断面図である。
配置する本発明によるフィルタ組立体の第2の実施例の
正面断面図である。
【図3】図2に示す第2の実施例の変形例の正面断面図
である。
である。
10 ハウジング 11 隔壁 12 第1の室 13 第2の室 15,17,19,21,23,27 制御弁 16 下方の排出パイプ 24 加圧ガス送り装置 26 ガス送りパイプ 30 フィルタエレメント 31 キャップ 40 導管 41 液体導入穴 50 逆流洗浄液
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の室及び逆流洗浄液を収容するよう
になっている第2の室に分割されたハウジングと、 前記第1の室に配置されかつ内側部を有するフィルタエ
レメントと、 前記第2の室に配置されフィルタエレメントの内側に連
通する内側部及び前記第2の室に連通する開口部を有す
る導管と、 前記第2の室から前記フィルタエレメントまたは前記導
管に逆流洗浄液を排出するようになっており、導管の開
口部の下に液体導入穴とを有するフィルタ組立体。 - 【請求項2】 前記第1の室は、前記第2の室の下に配
置されるか、若しくは前記第1の室は前記第2の室上に
配置される請求項1に記載の組立体。 - 【請求項3】 前記導管は、ほぼ垂直方向に伸び、前記
導管内の開口部から間隔を隔てた低い部分を有する請求
項2に記載の組立体。 - 【請求項4】 前記液体導入穴は、前記導管に形成され
ている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の組立体。 - 【請求項5】 前記ハウジングは、前記第1と前記第2
の室を分離する隔壁と、前記第1及び前記第2の室の間
に連通する開口部を有する隔壁を有し、前記導管は、隔
壁の一方の側の開口部から伸びている請求項1に記載の
組立体。 - 【請求項6】 前記フィルタエレメントは、隔壁の他の
側の開口部から伸びており、プレコートフィルタエレメ
ントを有する請求項5に記載の組立体。 - 【請求項7】 ハウジングを第1の室及び第2の室に分
割する隔壁であって、第1と第2の室の間を連通する開
口部を有する隔壁を有するハウジングと、 前記隔壁の開口部から前記第1の室に伸びており、内側
部を有するフィルタエレメントと、 隔壁の開口部から第2の室に伸び、フィルタエレメント
の内側に連通した内側部、前記第2の室に連通した開口
部及び前記導管の開口部の下の液体導入穴を有する導管
と、 加圧ガスを前記第1及び第2の室の少なくとも一方に導
入するためにハウジングに結合されたガス送りパイプと
を有するフィルタ組立体。 - 【請求項8】 逆流洗浄液を液体導入穴を通してフィル
タエレメント若しくはフィルタエレメントに結合された
導管に排出する段階と、 前記液体導入穴上の導管への開口部とフィルタエレメン
トの内側との間に差圧を形成して導管またはフィルタエ
レメントの内側からフィルタエレメントの外側に逆流洗
浄液を流す段階とを有するフィルタエレメントを清浄に
する方法。 - 【請求項9】 前記フィルタエレメントは第1の室に伸
びており、前記導管は、第1の室から分離された第2の
室に伸びており、差圧を確立する段階は、上流の室の圧
力をほぼ大気圧に維持する段階と、第1の室のガス圧を
第1の室の圧力より約200psiまたはそれ以下だけ
第2の室の圧力を増大する段階とを含む請求項8に記載
の方法。 - 【請求項10】 前記フィルタエレメントを通して逆流
洗浄液を送った後、差圧を減少する段階と、前記逆流洗
浄液の一部を液体導入穴を通して導管またはフィルタエ
レメントの内側に排出する段階と、差圧を再び確立して
前記フィルタエレメントを通して逆流洗浄液の残りの部
分を流す段階とを有する請求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 前記フィルタエレメントの外側と内側
との間に差圧を形成する段階を有し、前記差圧はフィル
タエレメントのバブル点以下であり、前記フィルタエレ
メントを通して逆流洗浄液の流れを妨げる請求項8に記
載の方法。
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