[go: up one dir, main page]

JPH07203434A - 画像送信装置 - Google Patents

画像送信装置

Info

Publication number
JPH07203434A
JPH07203434A JP35451193A JP35451193A JPH07203434A JP H07203434 A JPH07203434 A JP H07203434A JP 35451193 A JP35451193 A JP 35451193A JP 35451193 A JP35451193 A JP 35451193A JP H07203434 A JPH07203434 A JP H07203434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
encoding
data
unit
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35451193A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Senda
誠 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35451193A priority Critical patent/JPH07203434A/ja
Publication of JPH07203434A publication Critical patent/JPH07203434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が指定した重要な範囲の画像に対し
て、符号化の際に、重点的に画質向上を図りつつ、効率
の良い符号化処理により伝送効率を向上させることを可
能とする。 【構成】 操作者が操作部11より重点範囲指定のモー
ドを選択すると、それを受けてシステム制御部12は最
初に定められた重点範囲を重点範囲指定部18に指示
し、重点範囲指定部18はグラフィック生成部17にそ
の重点範囲指定を示すための情報を送る。画像符号化部
は、画像の重点位置内の画像データに対しては、それ以
外の位置の画像データより画質を向上させる符号化を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像送信装置に関し、
特にデジタル通信回線を介して、映像及び音声の送受信
を行う画像送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログの電話回線の場合、音声
のみ伝送可能であり、データも低速でしか伝送できなか
った。
【0003】しかし、近年、通信技術や半導体技術、光
技術の進歩にともない、デジタル回線が整備され、高速
で大容量のデータの伝送が可能になった。
【0004】特に、デジタル伝送の特徴としては、伝送
による品質低下がなく同レベルの品質が保たれること、
伝送データのメディアの特性に応じた伝送路を必要とせ
ず、メディアの統合が図れることなどがあり、複合メデ
ィア端末間の伝送が可能になった。よって、従来の音声
のみの伝送から映像をも同時に伝送する電話端末が出現
している。
【0005】こうした状況の中、異なる複合端末間にお
いても相互通信が可能になるようCCITTなどによる
国際標準化が進められており、デジタル回線を用いたテ
レビ電話、デレビ会議システムなどのAV(Audio
Visual)サービスとしてAVサービス用のサー
ビス規定、プロトコル規定、マルチメディア多重化フレ
ーム構成規定がCCITT勧告(または草案)H.32
0,H.242,H.221などとして発表されてい
る。
【0006】H.221では、64Kbpsから192
0KbpsまでのAVサービスにおけるフレーム構成及
び端末能力の交換や通信モードのFAS(Frame
Alignment Signal)、BAS(Bit
Allocation Signal)の符号割当が
定義されている。
【0007】H.242ではBASを用いたAV端末間
での能力交換及び通信モード切り替えなどのプロトコル
が定義され、H320ではAVサービス全般のシステム
アスペクトが定義されている。
【0008】上記勧告(または勧告草案)においては、
エンドツーエンドの物理コネクションの設定及びインチ
ャネルでのAFSによる同期確立後、インチャネルBA
Sを用いた端末能力の交換シーケンス、通信モードの指
定によるモード切り替えシーケンスなどの手順により端
末間で画像、音声、データなどのマルチメディア通信を
行うための方法が規定されている。
【0009】但し、各端末において自己の端末能力を状
況に応じて変化させたり交換された能力の範囲内でどの
通信モードを用いるかは規定の範囲外である。
【0010】マルチメディア通信における各メディアの
情報転送速度は、音声情報は音声符号化方式を指定する
ことで決定され、データ情報は、その使用の有無、使用
する場合の転送速度を指定することにより決定され、設
定した通信路全体の情報転送速度から、音声情報の転送
速度とデータ情報の転送速度を引いた残りが画像情報の
転送速度になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のTV電話装置によれば、現在の符号化方法の場合
には、あるブロック単位で、そのブロック内の画像の特
性を調べ、その特性に応じた符号化制御方法が実施され
ている。あるいは、背景か人物かなどある程度会議の模
様を想定し、人が中央に居て、周囲が背景であることを
前提とした符号化制御も実施されている。
【0012】よって、前者の場合には、単にブロック内
の画像の特性で判断してしまうので、かなりミクロ的な
画像の見方となり、そのブロックの画像が画面全体で重
要なブロックか否かを判断するのは難しい。特に、1フ
レームのデータの発生量を任意の値に制限しようとする
と、画面全体が重要度が同一と仮定し均一の画像データ
量に抑えこもうとするので符号化制御も各ブロックで同
一の処理がなされ、本当に重要な画像の画質を向上させ
ることができないという問題かある。
【0013】また、後者の場合には、固定された条件の
時でその条件に合った場合には、効率的な符号化が可能
であるが、その条件に合わない場合には、逆に、その符
号化制御が効率化の妨げとなり、通常より効率を落して
しまうという問題がある。また、上記条件が必ずしも操
作者の意志が反映されているわけではないので操作者の
要求を満たさないという問題もある。
【0014】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した画像送信装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信画像を表
示する表示手段と、該表示された送信画像に画像の重点
位置を示す情報を表示し、該重点位置を対話的に設定す
る設定手段と、該画像の重点位置内の画像データに対し
ては、それ以外の位置の画像データより画質を向上させ
る符号化を行う符号化手段と、有することを特徴とす
る。
【0016】さらに本発明は、好ましくは前記画像の重
点位置を少なくとも1つ指定する指定手段を有すること
を特徴とする。
【0017】さらに好ましくは前記指定手段は前記画像
の重点位置を複数のレベルで指定することを特徴とす
る。
【0018】さらに好ましくは前記指定手段は、前記画
像の重点位置を符号化の最小画像ブロック単位に指定す
ることを特徴とする。
【0019】さらに好ましくは前記符号化手段は、前記
画像の重点位置の画像データの量子化ステップ幅を重点
位置以外の量子化ステップ幅より小さくすることを特徴
とする。
【0020】さらに好ましくは前記符号化手段は、前記
画像の重点位置の画像データの量子化データのしきい値
を重点位置以外の量子化データのしきい値より小さくす
ることを特徴とする。
【0021】さらに好ましくは前記符号化手段は、前記
画像の重点位置の画像データの(前フレームと現フレー
ムとの差分値を符号化するモード)および(現フレーム
の原画像を符号化するモード)のいずれかを判別するた
めの境界値を前記重点位置以外の境界値より(現フレー
ムの原画像を符号化するモード)をより多く発生するよ
うに定めることを特徴とする。
【0022】さらに好ましくは前記符号化手段は、前記
画像の重点位置の画像データの強制的な(現フレームの
原画像を符号化するモード)の発生周期を前記重点位置
以外の発生周期より短くすることを特徴とする。
【0023】さらに好ましくは前記画像の重点位置の表
示がオフしても既に登録済みの前記重点範囲をそのまま
有効にする手段を有することを特徴とする。
【0024】操作者が指定した重要な範囲の画像に対し
て、符号化の際に、重点的に画質向上を図りつつ、効率
の良い符号化処理により伝送効率を向上させることを可
能とする。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0026】図1は本発明の一実施例に係わるTV電話
装置の構成ブロック図である。同図において、1は、本
装置の音声入出力手段の一つであるハンドセット、2
は、本装置の音声入力手段の一つであるマイク、3は、
本装置の音声出力手段の一つであるスピーカ、4は、シ
ステム制御部12の指示により、音声入出力手段として
ハンドセット1、マイク2、スピーカ3を切り換える機
能、音量レベル調整のための利得調整機能、ハンドセッ
ト1が、オンフック状態かオフフック状態かを検知する
オン/オフ検知機能、音声入出力手段として、マイク2
とスピーカ3を使用した時にエコーを消去するためのエ
コーキャンセル機能、ダイヤルトーン、呼出トーン、ビ
ジートーン、着信音などのトーン生成機能をもつ音声イ
ンターフェース(i/f)部、5は、システム制御部1
2の指示により、64kbpsPCM(A−law)、
64kbpsADPCM(μ−law)、7kHzオー
ディオ(SB−ADPCM)、32kbpsPCM、1
6kbps(たとえば、APC−AB)8kbpsなど
の音声符号化/複合化アルゴリズムにしたがって、送信
音声信号をA/D変換し符号化する機能、受信音声信号
を複合化してD/A変換する機能をもつ音声符号化復号
化部である。
【0027】6は、標準装備され人物を撮像するカメ
ラ、7は、本装置の画像入力手段の一つであり、絵や図
面などを入力するための書画カメラ、8は、カメラ6ま
たは書画カメラ7よりの入力画像や相手からの受信画像
やシステム制御部12からの画像を表示する表示部、9
は、システム制御部12の指示により、画像入力手段の
切り換え機能、上述した各画像の表示切り換え及び表示
分割機能、各画像入出力部の映像信号と電気的/信号的
に整合をとるための信号変換機能をもつ画像入出力部、
10は、送信画像をA/D変換し符号化する機能、受信
画像を復合化しD/A変換する機能をもつ画像符号化復
号化部であり、大容量の画像の生データに、動き補償、
駒落とし、フレーム間補償及びフレーム間補償、DCT
変換、ベクトル量子化変換などの種々の手法によって帯
域圧縮を行い、小容量化してデジタル回線で伝送可能に
している。現在、ISDN回線の基本インターフェース
が64kbpsであるが、この伝送速度でも伝送可能な
画像の符号化方式としてはCCITT勧告草案H、26
1がある。
【0028】11は、本装置の制御をするために制御情
報入力に使用するキーボード、タッチパネルなどの操作
部、12は、CPU、ROM、RAM、補助記憶装置、
キャラクタジェネレータ、画像信号生成回路などを備
え、各部の状態を監視し装置全体の制御、状態に応じた
操作/表示画面作成およびアプリケーションプログラム
の実行などを行うシステム制御部、13は、音声符号化
部復号化部5からの音声データ、ビデオ符号化復号化部
10からの画像データ、システム制御部12からのBA
Sを送信フレーム単位に多重化するとともに、受信フレ
ームを構成単位の各メディアに分離し各部に通知する多
重分離部であり、CCITT勧告としては、H.221
がある。
【0029】14は、ISDNユーザ網インターフェー
スに従って回線を制御する回線インターフェースであ
る。15は、音声i/f部4および画像入出力部9から
のデータを収録して格納し、かつ、格納されているデー
タを必要に応じて再生可能な蓄積部、16は、システム
制御部12からの制御信号dにより画像復号化部からの
画像bと画像入力部からの画像aとグラフィック生成部
17からのグラフィック画像cとを合成して画像出力部
へ転送する画像合成部である。グラフィック生成部17
は、システム制御部12において生成されるCG及びビ
ットマップからグラフィックデータを生成する。18
は、システム制御部12からの情報により画像重点位置
を記憶し、グラフィック生成部17と画像符号化部にそ
の重点位置を指示する重点範囲指定部、19はグラフィ
ック生成部17に転送する送信画面のフォーマット等
や、重点範囲指定の範囲やその処理方法などを記憶して
保管管理しておく記憶部であって、システム制御部12
内に設けられている。
【0030】次に、動作説明をすると、操作者が操作部
11より重点範囲指定のモードを選択すると、それを受
けてシステム制御部12は最初に定められた重点範囲を
重点範囲指定部18に指示し、重点範囲指定部18はグ
ラフィック生成部17にその重点範囲指定を示すための
情報を送る。その情報とは、例えば重点範囲の表示画面
上の座標位置情報と重点位置の表示方法の情報である。
【0031】グラフィック生成部17はその情報を基に
画面に表示されるべくグラフィックデータの表示位置と
そのグラフィックデータの画情報を生成し、画像合成部
16へ転送する。この画情報とは実際に表示される色情
報ではなく表示可能色の中から同時表示可能な色情報を
選択し登録されているテーブル(カラールックアップテ
ーブル)のインデックス情報である。
【0032】ここで、画像合成部16について内部構成
を図2に示す。
【0033】20は画像入力部からの送信画像を受信蓄
積する送信ビデオRAM、21は、画像復号化部からの
受信画像を受信蓄勢する受信ビデオRAM、22は、グ
ラフィック生成部17から転送されたインデックス情報
を画像データの色情報に変換するカラールックアップテ
ーブル、23は、送信ビデオRAM20、受信ビデオR
AM21、カラールックアップテーブル22からの画像
データ出力タイミングである垂直同期及び水平同期信号
を発生するビデオ同期発生部、24は、送信ビデオRA
M20から出力された画像データをシステム制御部12
からの指示により所望の大きさに変倍する画像変倍部、
25は、受信ビデオRAM21から出力された画像デー
タをシステム制御部12からの指示により所望の大きさ
に変倍する画像変倍部である。
【0034】26は、表示部8の画面上の各画素位置
(各表示タイミング)毎に、システム制御部12から指
示されたビデオスイッチ(SW)27の切換え指示の画
像データに基づいて、カラールックアップテーブル22
から出力された画像データを監視し、その画像データが
送信ビデオRAM20からの画像データを監視し、その
画像データが送信ビデオRAM20からの画像データを
選択する画像データの時には、SW27に送信ビデオR
AM20からの画像データを選択して出力させる制御を
し、その画像データが受信ビデオRAM21からの画像
データを選択する画像データの時には、SW27に受信
ビデオRAM21からの画像データを選択して出力させ
る制御をし、それ以外の画像データの場合には、カラー
ルックアップテーブル22から出力された画像データを
選択して出力させる様に制御するSW制御部、SW27
は、各画像データからSW制御に基づきいずれか一つ選
択し画像出力部へ出力する。
【0035】この画像合成部16により、カラールック
アップテーブル22からのグラフィックデータを画面全
面に表示し、その画面上に送信ビデオRAM20からの
送信画像データと受信ビデオRAM21からの受信画像
データをウィンドウ表示させることができる。また、送
信画像データが受信画像データ上にスーパーインポーズ
表示のようにカラールックアップテーブルからのグラフ
ィックデータを表示させることが可能である。さらにま
た、送信画像データと受信画像データが重なり合った時
に、その重なり部分をどちらかの画像を選択して表示す
ることができる。
【0036】次に画像符号化復号化部10内の画像符号
化部の内部構成図を図3に示す。
【0037】28は、全体制御部の中でもシステム制御
部からの指示に従い判別処理した、その判別結果に対し
ての各部への制御をしたり、必要な情報の生成を行う符
号化制御部、29は、重点範囲指定部18から重点位置
情報を取込み、その重点位置のMB及び重点位置に対し
ての優先される符号化制御を登録しておく重点MB登録
部、30は、符号化対象となる画像フレームを間引くこ
とにより発生符号量を抑制するコマ落し制御部、31
は、前フレームと現フレームの同一のMBをフレーム間
の平均二乗誤差やフレーム内の分散等を算出してINT
ER(前フレームと現フレームの画像の差分値)/IN
TRA(現フレームの原画像値)を判別するINTER
/INTRA判別処理部、32は、対象となる現フレー
ムのブロックが前フレームのある範囲内をサーチしてパ
ターンマッチングするかどうか、つまり動き補償するか
否かを判別するMC判別部、33は、MC判別部32の
判別結果により動き補償の有無と動きベクトル(方向、
大きさ)を指示することによりMC制御を行うMC制御
部、34は、INTER/INTRA判別部31の判別
結果によりINTER/INTRA制御を各部へ指示す
るINTER/INTRA制御部である。
【0038】35は、動き補償した後にフィルタ処理を
指示するフィルタ制御部、36は、同一のMBに対し
て、INTERが続くと受信側で量子化誤差が累積す
る、あるいは伝送エラーなどによる復号画像の乱れが生
じた場合に復旧できないなどの問題が生じるために、あ
る期間でINTRAにして、リフレッシュするためのリ
フレッシュ周期カウンタ、37は、量子化した際のデー
タの発生効率をよくするためにしきい値を制御し、ある
値以下のデータは0値としてデータを発生しないように
する量子化しきい値制御部、38は、送信バッファ49
のデータ蓄積量に応じて量子化ステップサイズを制御す
る量子化ステップサイズ制御部、39は、送信バッファ
49の蓄積量を検出する送信量検出部、40は、フレー
ムヘッダ、GOBヘッダ、MBヘッダを生成するヘッダ
情報生成部、41は、フレームメモリ、42,43は、
INTER/INTRAを選択するスイッチ、44は、
INTERの際の前フレームと現フレームの差分をとる
減算器である。
【0039】45は、直交変換により空間領域から周波
数領域に変換するDCT変換部(不可逆符号化)、46
は、量子化器、47は、発生したデータを可変長符号化
するVLC部(可逆符号化)、48は、多重化部、49
は、送信バッファ、50は、誤り訂正フレームを生成す
るBCH部、51は、逆量子化器、52は、逆DCT変
換部、53は、前フレームと現フレームとを加算する加
算器、54,55は、読みだしフレームと書込みフレー
ムを交互に切換えるスイッチ、56,57は、フレーム
メモリ、58は、スイッチ54,55とフレームメモリ
56,57を制御するFM制御部、59は、前フレーム
をサーチして現フレームとのパターンマッチングを検出
する動き補償部、60,61は、フィルタのON/OF
Fを選択するスイッチ、62は、フィルタ処理部、63
は、FIFO(メモリ)64へのデータの入力をON/
OFFするスイッチである。
【0040】符号化処理を行う画像の構成については、
図4に示す。
【0041】H.261勧告草案においては、取り扱う
ビデオ信号は、NTSC,PAL,デジタルテレビ規格
などの異なった複数の規格が存在するため、お互いに通
信ができるように世界共通のビデオ信号フォーマットを
採用している。
【0042】このフォーマットは、CIFフォーマット
と称し、標本数が輝度Yは352画素×288ライン、
色差Cr,Cbは176画素×144ラインで規定され
ている。
【0043】標本点(サンプリング点)については、色
差(Cr,Cb)は、輝度4地点(Y1,Y2,Y3,
Y4)の等距離にある点と定められている。
【0044】更に、CIFの1/4はQCIFフォーマ
ットと称し、標本数が輝度Yは176画素×144ライ
ン、色差Cr,Cbは、88画素×72ラインで定義さ
れている。
【0045】ここで、上記フォーマットは、GOBフォ
ーマット複数個で構成され、そのGOBフォーマットは
MBフォーマット33個で構成され、更に、MBフォー
マットは、8画素×8ラインの輝度ブロックをY1,Y
2,Y3,Y4の4ブロックと8画素×8ラインの色差
ブロックをCr,Cbの2ブロックとで構成されてお
り、階層構造になっている。
【0046】この階層構造により符号化をMB単位で行
うことが可能となる。
【0047】GOBは、標本数が輝度176画素×48
ライン、色差Cr,Cb88画素×24ラインに定義さ
れ、CIFの1/12,QCIFの1/3に相当し、G
OBの番号がCIFはGOB1からGOB12まで、Q
CIFは、GOB1,GOB3,GOB5が割り当てら
れている。
【0048】次に、符号化された画像データのフレーム
構成は図5に示すような多重化フレーム構成となってい
る。ただし、ここでは説明の都合上、FHは付加したま
ま説明することとする。
【0049】図5の(a)はGOBのブロックによる構
成を示している。このように画面の1フレームのデータ
の先頭にFHがつき、画面を12分割したブロックをG
OBとして、GOB1からGOB12まで順次伝送され
る。
【0050】GOBの分割方法を、図5の(b)に示
す。図5の(b)は、(a)のFHとGOBの詳細の内
容を示している。FHは、PSCとTRとPTYPEで
構成されている。PSCはフレーム開始符号で20ビッ
トの“0000 0000 0000 0001 00
00”である。TRはフレーム番号で5ビットの“1”
から“30”までの値を使用する。PTYPEはタイプ
情報で6ビットで、スプリット・スクリーン指示情報、
書画カメラ指示情報、画面凍結解除、情報源フォーマッ
ト指示情報(CIF,QCIF)が含まれている。つま
り、FH解読部は、上記内容の解読結果を制御部28に
通知することになる。
【0051】次に、GOBヘッダは、GBSCとGNと
GQUANTで構成されている。GBSCはGOB開始
符号で16ビットの“0000 0000 0000
0001”である。GNはGOB番号で4ビットで
“1”から“12”まで使用する。GNが“0”の場合
にはPSCで使用しているので、FHのPSCとGOB
のGBSC+GNは、共に20ビットで連続した値と見
なすことができる。GQUANTは量子化特性情報で5
ビットで量子化ステップサイズの情報を含む。
【0052】MBヘッダはマクロブロック(以後、MB
と称する)と称する画素ブロックのヘッダである。
【0053】MBは上述したように、33個のMBで1
つのGOBを構成しており、IMBは8画素×8ライン
の輝度信号(Y)4個と8画素×8ラインの色差信号
(Cb,Cr)2個で構成されている。ここで、各ブロ
ックの番号として、Yには1から4まで、Cbには5、
Crには6の番号が割当てられている。このMBヘッダ
はMBAとMTYPEとMQUANTとMVDとCBP
で構成されている。
【0054】MBAはMBの位置を表すマクロブロック
アドレスで先頭のMBのみ絶対値で、それ以降は、差分
の可変長符号である。MTYPEはMBのタイプ情報
で、INTRA(フレーム内符号化)、INTER(フ
レーム間差分符号化)、MC(動き補償付きフレーム間
差分符号化)、FIL(フィルター)などそのMBのデ
ータに処理を施した処理タイプが挿入されている。MQ
UANTはGQUANTと同じである。MVDは動きベ
クトル情報である。CBPは有意ブロックパターンで先
ほどのMBのYの4個とCr,Cbのうちの有効な画素
ブロックの番号を情報として含んでいる。このMBヘッ
ダのあとには、圧縮符号化した画像データが先述したよ
うに、Y4個Cr,Cbのうち有意ブロックとなった画
素ブロックが番号順に入っている。
【0055】次に、回線に出力されるデータは、図6に
示すようなフォーマットの誤り訂正フレームである。1
フレームは、誤り訂正フレームビットが1ビット、フィ
ル識別子が1ビット、画素データが492ビット、誤り
訂正パリティーが18ビットの計512ビットで構成さ
れている。更に、このフレームが8フレームで1マルチ
フレームを構成している。
【0056】この画像の圧縮方法は、CCITTでH.
261勧告として勧告化されており、その勧告に準拠し
ていれば、他の勧告に準拠したTV電話とも相互通信が
可能となる。
【0057】符号化方法を簡単に説明すると、まず、自
然界の映像には画素間の相関が強いことや周波数成分が
低周波に集中し高周波は小さいことなどを利用してフレ
ーム内のデータを8画素×8画素のブロックとし2次元
DCT変換するフレーム内符号化と、前フレームと現フ
レームの同位置の画像ブロックにおいて両者の相関が強
い時にフレーム間の差分を取りその差分値に対して8画
素×8画素のブロックを2次元DCT変換するフレーム
間符号化と、前フレームから現フレームへ類似した画像
ブロックが相対的に隣接移動した場合に、これを検知し
てその画像ブロックの移動量と移動方向の情報を送るの
みで画像データそのものを送らずに済ませることで発生
データ量を減らす動き補償と、DCT変換後の各周波数
ごとの係数値が低周波領域では値が発生するが、高周波
領域では値が発生しにくくゼロ値が続くことを利用した
ゼロランレングス符号化と、データの発生量に応じてデ
ータの量子化ステップ幅を変更する事でデータの発生量
を調整する量子化と、発生頻度の高いデータパターンに
対しては短い符号値を、発生頻度の低いデータパターン
に対しては長い符号値に割当てることで、トータル的に
発生したデータ量よりも少ないデータ量に変換する可変
長符号化と、フレームをスキップして、画像データその
ものを落してしまう駒落しなど複数の圧縮技術をハイブ
リットにし低レートの通信においても動画像を通信可能
としている。
【0058】次に、重点範囲指定をする方法であるが、
図7に示すように重点範囲をMB単位に指定する。図7
の粗いドットで示した領域は、優先順位2番目、斜線で
示した領域は、優先順位1番目を示している。
【0059】この領域を囲んだ枠を図1の重点範囲指定
部18からグラフィック生成部17へ転送し、グラフィ
ック生成部17はその枠情報を画像合成部16へ転送
し、画像合成部16は、映像信号aのカメラからの自画
像に上記の枠情報を合成して画像出力部へ転送し画像出
力部から表示部8へ表示する事で、操作者に重点範囲を
知らせる。その表示画面の具体的なイメージを図8に示
す。
【0060】図8の(a)は、相手画像をフル画面、自
画像をサブ画面として表示し、その自画像を拡大したの
が(b)である。(b)には、重点範囲を示す枠が表示
されている。この枠内が重点範囲を示している。
【0061】(c)は、複数の重点位置を指定している
場合の例である。このように複数の被写体が対象の場合
には、複数の重点範囲を指定して重点的に符号化するこ
とにより符号化効率を高めることができる。(d)は、
重点範囲を複数のレベルで指定する場合である。内枠の
方が外枠よりも高い重点レベルに指定する事で、よりき
め細かく重点的に符号化することが可能となる。
【0062】図9は、MB制御管理テーブルを示す。こ
のMB制御管理テーブルは、各MBに対して如何に符号
化を制御するかを管理するテーブルである。
【0063】MBNo. の指定方法は、GOBNo. とSTAR
T MBNo. とEND MBNo. により指定され管理されてい
る。START BNo. は、GOBNo. 内の重点位置が開始し
たMBNo. であり、END MBNo. は、GOBNo. 内の重
点位置が開始したMBNo. である。このSTART MBNo.
とEND MBNo. 間のMBについても重点範囲のMBとな
る。よって、複数の範囲指定や複数のレベル指定がある
場合には同一のGOBNo. 内で、複数のSTART MBNo.
とEND MBNo. の指定がある。
【0064】こうして定められたMBは、その重点レベ
ルにより、INTER/INTRA判別基準、量子化し
きい値基準、量子化ステップサイズ基準、リフレッシュ
周期基準が規定されておりその各制御基準により制御さ
れる。重点レベルが非該当のMBは、通常のMBと判断
され制御される。
【0065】図9の管理表は、図7の重点位置指定に基
づいて作成した例である。INTER/INTRA判別
基準については、図10で示されている。図10の
(a)は、通常の場合のINTER/INTRA判別基
準を示している。縦軸は、対象となるMBの現フレーム
のブロック内(B)の差分の分散値であり、下式で定義
されている。
【0066】
【数1】f−dif = ΣB2 /256 − (ΣB
/256)2 横軸は、対象となるMBの前フレームの動き補償後のブ
ロック(MCB)と現フレームのブロック(B)との差
分の平均二乗誤差値であり、下式で定義されている。
【0067】
【数2】 mc−dif = Σ|B−MCB|2 /256 判別基準としては、mc−difがある値より小さい場
合には、無条件に、INTERモードと判別され、f−
dif≧mc−difの時は、INTER、f−dif
<mc−difの時は、INTRAと判別される。
【0068】(b)は、無条件にINTERモードに判
別するmc−difの値を通常より小さい値に設定する
ことで、mc−difが小さい場合にもf−dif≧m
c−difの時は、INTER、f−dif<mc−d
ifの時は、INTRAと判別させることで、通常よ
り、INTRAの発生確率を上げた場合の判別基準であ
る。これは、フレーム内の差分が小さい場合にINTR
Aとしてしまうことで、データの発生量が少ない状態で
受信側の量子化誤差を無くすことが可能となる。
【0069】(c)は、INTERとINTRAの境界
線の傾きを通常より大きくする事で、点線と実線の境界
に囲まれる領域において、つまり、通常の場合より傾き
の増加の割合分だけ多くINTRAと判別するようにし
た場合のINTER/INTRA判別基準である。よっ
て、上記割合分は、INTRAと判別され、その発生確
率分だけ、受信側の量子化誤差を無くすことが可能とな
り、画質の向上が図れる。特に、mc−difが大きく
なるにつれてINTRAの発生確率が増すため、差分値
が大きい場合の量子化誤差の累積を軽減することが可能
となる。
【0070】(d)は、通常時より、INTER/IN
TRAの境界線を、mc−difの小さい方へ平行にシ
フトすることで、その境界線のズレた領域においては、
INTRAを発生するようにした場合のINTER/I
NTRA判別基準である。つまり、INTERとINT
RAの発生する境界のしきい値がf−difの高い方へ
一定値分シフトしているのでそのシフトした値分だけ、
INTRAが発生することになるため、mc−difの
値に関わらず、確実にINTRAと判別される確率が増
すことになる。
【0071】このように、通常よりINTRAが発生す
るようにすることで、受信側の量子化誤差の累積を極力
抑え、また、復号化誤り等による画質劣化をできるだけ
早期にリフレッシュすることが可能となる。
【0072】図9の量子化しきい値基準は、量子化後に
0となった係数値に対しては、ゼロランレングス符号化
をして、データ発生量を抑える手法をとっているため、
この0の係数をできるだけ連続して発生するための可変
しきい値制御の最大値を示している。ただし、設定され
た量子化ステップサイズに対して倍率であるので量子化
ステップサイズにこの倍率をかけた値が量子化しきい値
の最大値となる。通常は、2倍とし、しきい値を大きく
することでより多くの係数0値が発生される。よって、
量子化しきい値を小さくすることで、通常であれば0値
に丸められていた係数値も値をもつようになり、より詳
細な係数を送ることが可能となるため復号時の画像の再
現性は向上する。
【0073】次に、図9の量子化ステップサイズ基準で
あるが、通常、重点画像など特別な画像ブロックが存在
しない場合には、図11の(a)のように、各画像ブロ
ックとも同一の量子化処理がなされる。
【0074】図11の縦軸は、量子化ステップサイズを
表している。値としては、2から62の幅で変化する。
横軸は、送信バッファの充足度である。バッファ充足度
とは、フレームの発生データ量が決められているため
(H.261勧告では、QCIFでは、64kbit
で、CIFでは、256kbitと規定されている)、
そのデータ量を基に各ブロックに平均的に割当てた場合
に期待される発生データ量を基準にして実際に発生した
データ量との差の増減を累積した値のことである。
【0075】(a)は、充足度に対して量子化ステップ
サイズがリニアに変化している場合を示している。つま
り、発生データ量が多くなり充足度が大きくなるにつれ
て、量子化ステップサイズを大きくし、発生データ量を
抑える。逆に、発生データ量が少なく充足度が小さくな
るにつれて、量子化ステップサイズを小さくし、画質を
向上させる。
【0076】(b)は、通常の画像ブロックと重点位置
の画像ブロックの量子化ステップサイズ処理を分け、同
一の送信バッファ充足度において、通常の場合には、量
子化ステップサイズを大きくし、重点位置の場合には、
量子化ステップサイズを小さくすることで重点位置の画
像ブロックに対してより多くのデータを割当てるように
した。
【0077】(c)は、重点レベルが複数ある場合で、
重点レベル1の方が重点レベル2よりも重点レベルが上
の場合である。通常の場合には、送信バッファ充足度が
フルになる前に、量子化ステップサイズが最大値に達し
ているので、かなり荒い画質になると思われる。
【0078】(d)は、通常と重点位置の画質を極端に
した場合の例である。(c)に比べかなりの開きがある
ので、(c)よりも重点位置の画質は向上しているもの
と思われる。図9の例では、図11の(c)が使用され
ている。
【0079】次に、図9のリフレッシュ周期基準である
が、受信側の量子化誤差や受信データのエラーなどによ
って、INTERモードによる差分値だけの伝送では改
善されないので、通常は、最大132回までに原画像
(INTRA)を相手端末に送信することで画像をリフ
レッシュして対応する。そこで、このリフレッシュ周期
基準を重点位置の方が通常時より短くする(つまり、最
大のリフレッシュ回数が少なくなる)ことで優劣を付け
ている。例では、重点レベル1は、66回、重点レベル
2は、110回となっている。
【0080】図9の上記の様な処理を各マクロブロック
を処理するごとに、参照することで、重点位置のマクロ
ブロックは、通常のマクロブロックより画質が向上する
処理がなされる。こうすることで、操作者は、モニタを
見ながら重点位置を指定し、指定された重点位置につい
ては、通常位置よりも画質を向上させた制御を自動的に
実行することが可能となった。
【0081】以上はTV電話装置を例にとって説明した
が、本発明はこれに限らず動画像を通信するものであれ
ば同様に適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画面を見ながら相手端末に送信している画像の重点
位置の画像の画質向上を図ることが可能となった。
【0083】よって、操作者が重点範囲で指定した画像
領域に対しては、優先的に画像の符号化データを割当て
られるので、的確でかつ適切な符号化制御が行われ、画
質を向上させつつ符号化効率が飛躍的に向上するという
効果がある。また、操作者の要望に応じて目視確認しな
がら確実に、画質の向上が図れるため操作者の利便性が
向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】画像合成部の内部構成図である。
【図3】画像符号化部の内部構成図である。
【図4】画像フォーマットを示す図である。
【図5】画像データ多重化フレームを示す図である。
【図6】誤り訂正フレーム同期を示す図である。
【図7】重点位置指定を示す図である。
【図8】重点画像指定表示例を示す図である。
【図9】MB管理表を示す図である。
【図10】INTER/INTRA判別制御を説明する
図である。
【図11】量子化ステップサイズ制御を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 ハンドセット 2 マイク 3 スピーカ 4 音声i/f部 5 音声符号化復号化部 6 カメラ 7 書画カメラ 8 表示部 9 画像入出力部 10 画像符号化復号化部 11 操作部 12 システム制御部 13 多重化分離部 14 回線i/f部 15 蓄積部 16 画像合成部 17 グラフィック生成部 18 重点範囲指定部 19 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/66 B 7/08 7/081

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信画像を表示する表示手段と、 該表示された送信画像に画像の重点位置を示す情報を表
    示し、該重点位置を対話的に設定する設定手段と、 該画像の重点位置内の画像データに対しては、それ以外
    の位置の画像データより画質を向上させる符号化を行う
    符号化手段と、 有することを特徴とする画像送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項項1において、 前記画像の重点位置を少なくとも1つ指定する指定手段
    を有することを特徴とする画像送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記指定手段は前記画像の重点位置を複数のレベルで指
    定することを特徴とする画像送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記指定手段は、前記画像の重点位置を符号化の最小画
    像ブロック単位に指定することを特徴とする画像送信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記符号化手段は、前記画像の重点位置の画像データの
    量子化ステップ幅を重点位置以外の量子化ステップ幅よ
    り小さくすることを特徴とする画像送信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記符号化手段は、前記画像の重点位置の画像データの
    量子化データのしきい値を重点位置以外の量子化データ
    のしきい値より小さくすることを特徴とする画像送信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記符号化手段は、前記画像の重点位置の画像データの
    (前フレームと現フレームとの差分値を符号化するモー
    ド)および(現フレームの原画像を符号化するモード)
    のいずれかを判別するための境界値を前記重点位置以外
    の境界値より(現フレームの原画像を符号化するモー
    ド)をより多く発生するように定めることを特徴とする
    画像送信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記符号化手段は、前記画像の重点位置の画像データの
    強制的な(現フレームの原画像を符号化するモード)の
    発生周期を前記重点位置以外の発生周期より短くするこ
    とを特徴とする画像送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記画像の重点位置の表示がオフしても既に登録済みの
    前記重点範囲をそのまま有効にする手段を有することを
    特徴とする画像送信装置。
JP35451193A 1993-12-30 1993-12-30 画像送信装置 Pending JPH07203434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35451193A JPH07203434A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 画像送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35451193A JPH07203434A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 画像送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203434A true JPH07203434A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18438056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35451193A Pending JPH07203434A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 画像送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07203434A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101472A (ja) * 2004-04-23 2006-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 動画像データの符号化方法、復号化方法、これらを実行する端末装置、及び双方向対話型システム
US7489728B2 (en) 2002-06-07 2009-02-10 Nec Corporation Apparatus and method for coding moving image
US7702513B2 (en) 2002-09-19 2010-04-20 Canon Kabushiki Kaisha High quality image and audio coding apparatus and method depending on the ROI setting
US7720295B2 (en) 2004-06-29 2010-05-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Method and apparatus for coding images with different image qualities for each region thereof, and method and apparatus capable of decoding the images by adjusting the image quality
US8005309B2 (en) 2004-02-09 2011-08-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding apparatus, image decoding apparatus, image display apparatus and image processing apparatus
US8150173B2 (en) 2004-10-29 2012-04-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding method and apparatus, and image decoding method and apparatus
WO2015011752A1 (ja) 2013-07-22 2015-01-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 動画像符号化装置およびその動作方法
JP2019009508A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、監視システム
JP2020198476A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 株式会社リコー 画像処理装置、プログラム、及び画像処理方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7489728B2 (en) 2002-06-07 2009-02-10 Nec Corporation Apparatus and method for coding moving image
US7702513B2 (en) 2002-09-19 2010-04-20 Canon Kabushiki Kaisha High quality image and audio coding apparatus and method depending on the ROI setting
US8005309B2 (en) 2004-02-09 2011-08-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding apparatus, image decoding apparatus, image display apparatus and image processing apparatus
US8326058B2 (en) 2004-02-09 2012-12-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding apparatus, image decoding apparatus, image display apparatus and image processing apparatus
JP2006101472A (ja) * 2004-04-23 2006-04-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 動画像データの符号化方法、復号化方法、これらを実行する端末装置、及び双方向対話型システム
US7983497B2 (en) 2004-04-23 2011-07-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coding method for motion-image data, decoding method, terminal equipment executing these, and two-way interactive system
JP4763312B2 (ja) * 2004-04-23 2011-08-31 住友電気工業株式会社 動画像データの符号化方法、復号化方法、これらを実行する端末装置、及び双方向対話型システム
US7720295B2 (en) 2004-06-29 2010-05-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Method and apparatus for coding images with different image qualities for each region thereof, and method and apparatus capable of decoding the images by adjusting the image quality
US8208738B2 (en) 2004-10-29 2012-06-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding method and apparatus, and image decoding method and apparatus
US8150173B2 (en) 2004-10-29 2012-04-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Image coding method and apparatus, and image decoding method and apparatus
WO2015011752A1 (ja) 2013-07-22 2015-01-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 動画像符号化装置およびその動作方法
KR20160034903A (ko) 2013-07-22 2016-03-30 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 동화상 부호화 장치 및 그 동작 방법
US10356437B2 (en) 2013-07-22 2019-07-16 Renesas Electronics Corporation Moving image encoding apparatus including padding processor for adding padding data to moving image and operation method thereof
JP2019009508A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、監視システム
US10593013B2 (en) 2017-06-20 2020-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method for controlling the same, imaging apparatus, and monitoring system
JP2020198476A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 株式会社リコー 画像処理装置、プログラム、及び画像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6313863B1 (en) Image communication apparatus and system
US5953505A (en) Communication apparatus and method for reading out stored function information in response to identifying information
US5691767A (en) Video conferencing system with high resolution still image capability
US5903734A (en) Multimedia information communication apparatus which stores received information in an encoded state
JPH11234644A (ja) 多地点会議システム
EP1494481B1 (en) Motion picture receiving device, motion picture transmitting device, and program
US6526100B1 (en) Method for transmitting video images, a data transmission system and a multimedia terminal
JPH07203434A (ja) 画像送信装置
US5675393A (en) Image processing apparatus with generating unit for generating image data and decoding unit for decoding image data
US6560280B1 (en) Video transmission system
JPH11234639A (ja) テレビ電話装置
JPH0884331A (ja) 画像通信装置およびその画像通信方法
JP3927606B2 (ja) 画像通信装置及びシステム、並びに画像受信装置及び受信画像データの処理方法
JPH07162831A (ja) テレビ会議通信装置の制御方法
JPH0846792A (ja) 画像通信装置及びシステム
JPH07336461A (ja) 画像通信装置
JP3346448B2 (ja) 動画像符号化装置
JPH0746553A (ja) 画像通信装置及びシステム
JP3466639B2 (ja) 画像通信装置及び方法
JPH0723377A (ja) 画像送信装置
JP3605063B2 (ja) 通信システム及び通信制御方法
JPH0846928A (ja) 画像符号化前処理装置
JPH06165167A (ja) 画像伝送システム、画像送信装置及び画像受信装置
JPH0918846A (ja) 多地点間通信装置
JPH06165148A (ja) 動画像通信装置