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JPH0720058Y2 - 携帯用保温容器 - Google Patents

携帯用保温容器

Info

Publication number
JPH0720058Y2
JPH0720058Y2 JP1989024012U JP2401289U JPH0720058Y2 JP H0720058 Y2 JPH0720058 Y2 JP H0720058Y2 JP 1989024012 U JP1989024012 U JP 1989024012U JP 2401289 U JP2401289 U JP 2401289U JP H0720058 Y2 JPH0720058 Y2 JP H0720058Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner container
outer case
container
beverage
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989024012U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02114683U (ja
Inventor
雅彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Twinbird Corp
Original Assignee
Twinbird Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Twinbird Corp filed Critical Twinbird Corp
Priority to JP1989024012U priority Critical patent/JPH0720058Y2/ja
Publication of JPH02114683U publication Critical patent/JPH02114683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0720058Y2 publication Critical patent/JPH0720058Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、果実等の食料とジュース等の飲料を同時に収
納できるようにした携帯用保温容器に関する。
[従来の技術] 従来、この種のものとして、外装ケース内に内容器を収
納するとともに、この内容器の上部開口を蓋体により閉
蓋するクーラボックスが周知である。また外装ケース内
に内容器を収納するとともに、この内容器の上部開口に
キャップ状の蓋を設け、さらにこの内容器の底部には開
閉弁を装着したジャグが周知である。
キャンプ,旅行等において、果実等の食料とともにジュ
ース等の飲料を携帯した場合、従来においては、前記ク
ーラボックスと、このクーラボックスと別体なジャグを
携帯しなければならず、その取扱いが非常に煩雑であっ
た。
これに対して、実開昭63−88986号公報には、容器本体
と、その上面開口部を閉蓋する蓋体とを備えた携帯用保
温容器において、前記容器本体の開口部一側に蛇口を有
する水筒を設けることが記載されている。そして、前記
蛇口は、水筒の側面下部に設けられており、給水栓によ
り開閉される給水路が容器本体の側面に横向きに突出し
ている。また、使用者により押圧操作されて蛇口を開く
給水栓も、容器本体の外面より外側へ突出している。そ
して、不使用時には、コップを兼ねるキャップにより給
水路および給水栓を覆うようにしている。この状態で、
キャップは、当然容器本体の外面より外側へ突出する。
しかし、この従来の携帯用保温容器では、水筒の側面下
部に蛇口を設けているため、水筒内に飲料が残ってしま
い、水筒内の飲料を全部出せない。また、蛇口の給水路
を容器本体の側面に横向きに出しているため、給水路か
ら出る飲料の方向が予測しにくいとともに不安定で、給
水路から出る飲料をコップに受けるのが面倒であるとと
もに、コップ外に飲料が出るおそれがある。さらに、給
水栓が容器本体の外面より外側へ突出しているため、キ
ャップをしていない状態では、給水栓を誤って押してし
まい、不用意に飲料が出て、服等を汚してしまうような
おそれがある。これは、キャップをしておけば防げるの
であるが、キャップは容器本体の外面より外側へ突出し
て位置してしまうため、携帯時などに邪魔になる。
[考案が解決しようとする課題] 前述のように、クーラボックスとジャグを同時に携帯で
きるような携帯用保温容器は、実開昭63−88986号公報
に記載のように従来から提案されているものの、この公
報に記載の携帯用保温容器では、水筒側面下部に蛇口を
設けるとともに、この蛇口の給水路を容器本体の側面に
横向きに出しているために、水筒内の飲料を全部出せな
いとともに、飲料を水筒から容易かつ確実にコップに入
れられず、また、給水路が邪魔になるなどの問題があっ
た。
そこで本考案は、食料と飲料とを一体に携帯できるよう
にした携帯用保温容器において、容器内の飲料を全部出
せるとともに、飲料を容器から容易かつ確実にコップな
どに入れられ、また、飲料の出口が邪魔にならない携帯
用保温容器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の携帯用保温容器は、前記目的を達成するため
に、外装ケースと、前記外装ケースの上部に開閉自在に
設けられた蓋体と、外装ケース内の一側に第1の断熱層
を介して収納された第1の内容器と、外装ケース内の他
側に第2の断熱層を介して第1の内容器とは独立して収
納され底部が前記第1の内容器よりも上方に位置した第
2の内容器と、前記第2の内容器下部の外装ケース底部
を前記第1の内容器下部の外装ケース底部より高く段差
を有して設けた外装ケースの段差部と、入口を前記第2
の内容器の底部に接続するとともに出口を前記外装ケー
スの段差部内に下向きに設けた開閉弁とを具備したもの
である。
[作用] 本考案の携帯用保温容器では、外装ケース内の第1の内
容器には食料品を収納し、第2の内容器には飲料を収納
する。そして、第2の内容器から飲料を取出すには、第
2の内容器下部で外装ケースの段差部に下向きに開口し
ている出口の下方にコップなどを位置させ、開閉弁を開
く。これにより、飲料は、第2の内容器の底部に入口が
接続された開閉弁を介して、その出口からコップなどへ
落下する。また、段差部に下向きに開口した出口は、邪
魔になったりしない。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
1は合成樹脂からなる有底な外装ケースであって、この
外装ケース1の一側2は平面矩形であり、また外装ケー
ス1の他側3は平面が略半円状に形成されており、そし
てこの外装ケース1の他側3の外側下部には段差部4が
形成されている。またこの段差部4の上側に連続して外
装ケース1の側面には凹部3Aが形成されている。
6は前記外装ケース1内の一側2に空気層等の第1の断
熱層5を介して設けられた有底な第1の内容器であり、
この第1の内容器6は合成樹脂からなり、その上に形成
したフランジ部7が前記外装ケース1の上縁に係止され
るとともに底部8に設けた脚部9によって保持されてい
る。なお、第1の内容器6の底部8は、前記外装ケース
1の他側3の底部の段差部4の上面部4Aよりも低く位置
している。
10は前記外装ケース1内の他側3の上部に空気層等の第
2の断熱層11を介して第1の内容器6とは独立して設け
られた有底な第2の内容器であり、これはその上部にや
や径小な開口部12を有し、また底部13は略円錐状に形成
されている。尚、この第2の内容器10の底部13は前記段
差部4の上方に位置している。
14は前記外装ケース1の上部開口に着脱開閉自在に設け
られた蓋体であり、これは合成樹脂からなり、ヒンジ部
14Aによって枢着されるとともに、そのヒンジ部14Aに対
向する位置には止着具15が枢着され、またこの止着具15
に相対して外装ケース1には受部16が設けられている。
17は前記第2の内容器10の開口部12を閉塞する合成樹脂
からなる内蓋であり、この内蓋17は中央部に収納用凹部
18が形成され前記開口部12に内周面を螺着した螺子部材
19の外周面に螺着している。そして前記凹部18にはコッ
プ20を載置している。尚、前記蓋体14の裏面部材21には
前記第1の内容器6の上部開口及び前記収納用凹部18に
各々相対して凹部14Bが形成されている。
22は前記第2の内容器10に収容した飲料を外部に注出す
るための押釦式の開閉弁であり、この開閉弁22の入口23
は前記第2の内容器10の底部13の最深部に接続し、また
出口24は前記外装ケース1の段差部4の上面部4Aに下向
きに接続している。この開閉弁22のパイプ25の途中には
弁座26が形成され、この弁座26には弁体27が開閉成可能
に設けられている。そして前記弁体27は操作杆28の一端
に接続しているとともに、この操作杆28の他端は、開閉
弁22の操作用の弁開閉手段である押釦29に接続してい
る。この押釦29は、前記外装ケース1の外側の凹部3A内
に位置しており、外装ケース1の外面よりも内側に位置
している。また前記押釦29は復帰用弾機30が装着され、
該弾機30によって前記弁体27が弁座26に押圧されるよう
になっている。
尚、31は外装ケース1に設けた携帯用バンド(図示せ
ず)の連結用受け部である。
次に前記構成につき、その作用を説明する。
蓋体14を開けた後、第1の内容器6には食料品を収容
し、また第2の内容器10には飲料を収容する。そして開
口部12には内蓋17を螺着するとともに、収納用凹部18に
はコップ20を載置する。この後、蓋体14を閉じるととも
に、止着具15を受け部16に係止して、両者を固定するも
のである。
そして、携帯後、第2の内容器10から飲料を取出すに
は、蓋体14を開けてコップ20を取出し、このコップ20を
段差部4内に入れて出口24の下方に置き、弾機30に抗し
て押釦29を押圧する。そうすると弁体27が後退して弁座
26が開き、この結果飲料は入口23から出口24を通って排
出され、コップ20内へ落下する。
以上のように、外装ケース1内の一側2に第1の断熱層
5を介して第1の内容器6を設けるとともに、他側3に
は第2の断熱層11を介して第2の内容器10を設け、この
第2の内容器10の底部13に入口23を接続するとともに出
口24を段差部4の上面4Aに接続した開閉弁22を設けたこ
とにより、食料と飲料とを一体に携帯でき、携帯性に優
れる。
しかも、第2の内容器10の開口部12には内蓋17を設ける
とともに、この内蓋17にはコップ20を載置するための収
納用凹部18を形成したことによって、コップ20自体も携
帯用保温容器と一体に携帯することができる。
さらに、第2の内容器10の下方に位置して外装ケース1
の他側3の下部に段差部4を形成し、開閉弁22の入口23
を第2の内容器10の底部13の最深部に接続するととも
に、開閉弁22の出口24を前記段差部4の上面部4Aに下向
きに設けたことによって、コンパクト化を図ることがで
きる他、第2の内容器10の飲料を残りなく全部出すこと
ができる。これとともに、段差部4内にコップ20を入れ
て飲料を受けるとき、飲料をこぼしてしまうようなこと
なく、確実かつ容易にコップ20内に入れられる。
また、外装ケース1の外側に形成した凹部3A内に開閉弁
22の押釦29を位置させて、この押釦29を外装ケース1の
外面よりも内側に位置させたので、邪魔になるキャップ
により覆うようなことをしなくても、携帯時などに押釦
29が誤操作されるおそれがない。したがって、不用意に
飲料が出てしまうおそれがない。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば実施例では1箇の蓋体によって第1及び第2の内容
器を閉蓋したが第1及び第2の内容器に各々別体の蓋体
を設けてもよく、また断熱層としては断熱材を設けたり
するなど種々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案によれば、外装ケース内に、第1の内容器に加え
て、飲料用の第2の内容器を設けた携帯用保温容器にお
いて、飲料を取出すための開閉弁の入口を第2の内容器
の底部に接続するともに、開閉弁の出口を第2の内容器
下部の外装ケース底部の段差部に下向きに開口させたの
で、容器内の飲料を残りなく全部出すことができるとと
もに、飲料をこぼすようなことなく確実かつ容易にコッ
プなどに入れられ、また、前記出口が邪魔になったりし
ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示しており、第1図は縦断面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は蓋体を
取った状態の平面図、第4図は正面図、第5図は側面図
である。 1…外装ケース、2…外装ケースの一側、3…外装ケー
スの他側、4…段差部、5…第1の断熱層、6…第1の
内容器、10…第2の内容器、11…第2の断熱層、13…第
2の内容器の底部、14…蓋体、22…開閉弁、23…入口、
24…出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装ケースと、 前記外装ケースの上部に開閉自在に設けられた蓋体と、 外装ケース内の一側に第1の断熱層を介して収納された
    第1の内容器と、 外装ケース内の他側に第2の断熱層を介して第1の内容
    器とは独立して収納され底部が前記第1の内容器よりも
    上方に位置した第2の内容器と、 前記第2の内容器下部の外装ケース底部を前記第1の内
    容器下部の外装ケース底部より高く段差を有して設けた
    外装ケースの段差部と、 入口を前記第2の内容器の底部に接続するとともに出口
    を前記外装ケースの段差部内に下向きに設けた開閉弁と
    を具備したことを特徴とする携帯用保温容器。
JP1989024012U 1989-03-01 1989-03-01 携帯用保温容器 Expired - Lifetime JPH0720058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989024012U JPH0720058Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 携帯用保温容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989024012U JPH0720058Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 携帯用保温容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02114683U JPH02114683U (ja) 1990-09-13
JPH0720058Y2 true JPH0720058Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31243495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989024012U Expired - Lifetime JPH0720058Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 携帯用保温容器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0720058Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH041108Y2 (ja) * 1986-11-29 1992-01-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02114683U (ja) 1990-09-13

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