JPH07200432A - データ通信方法及びシステム連結装置 - Google Patents
データ通信方法及びシステム連結装置Info
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- JPH07200432A JPH07200432A JP5318535A JP31853593A JPH07200432A JP H07200432 A JPH07200432 A JP H07200432A JP 5318535 A JP5318535 A JP 5318535A JP 31853593 A JP31853593 A JP 31853593A JP H07200432 A JPH07200432 A JP H07200432A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/38—Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
- H04L25/40—Transmitting circuits; Receiving circuits
- H04L25/49—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
- H04L25/4906—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes
- H04L25/4908—Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes using mBnB codes
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/20—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
- G06F13/24—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using interrupt
- G06F13/26—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using interrupt with priority control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優先度の異なる複数種類のデータを同一の信
号伝送路を介して支障なく伝送する。 【構成】 2本の光ファイバリンクを介して接続された
パーソナルコンピュータと拡張ボックスとの間で、通常
の状態ではバスの状態を表す4ビットのデータを所定の
コード体系に従って6ビットのデータに変換し、(A)
に示すように6ビットから成るフィールドを一単位とす
るパケットに載せてシリアルに順次送信し、バスの状態
を伝達する。一方のシステムでバス調停が行われアーブ
レベルが決定されると、(B)に示すようにアーブレベ
ルデータの前に前記所定のコード体系で未定義の割込み
開始コードを、後に同じく未定義の割込み解除コードを
付加して、パケットの送信に対して非同期で割り込んで
送信する。これにより、一次側システムで決定されたア
ーブレベルが瞬時に二次側システムに伝達される。
号伝送路を介して支障なく伝送する。 【構成】 2本の光ファイバリンクを介して接続された
パーソナルコンピュータと拡張ボックスとの間で、通常
の状態ではバスの状態を表す4ビットのデータを所定の
コード体系に従って6ビットのデータに変換し、(A)
に示すように6ビットから成るフィールドを一単位とす
るパケットに載せてシリアルに順次送信し、バスの状態
を伝達する。一方のシステムでバス調停が行われアーブ
レベルが決定されると、(B)に示すようにアーブレベ
ルデータの前に前記所定のコード体系で未定義の割込み
開始コードを、後に同じく未定義の割込み解除コードを
付加して、パケットの送信に対して非同期で割り込んで
送信する。これにより、一次側システムで決定されたア
ーブレベルが瞬時に二次側システムに伝達される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ通信方法及びシス
テム連結装置に係り、特に、コンピュータシステムのバ
スと、拡張ボックスのバス又は他のコンピュータシステ
ムのバスと、を信号伝送路を介して連結してシリアルに
通信を行う場合に用いることが好適なデータ通信方法、
及び前記データ通信方法を適用可能なシステム連結装置
に関する。
テム連結装置に係り、特に、コンピュータシステムのバ
スと、拡張ボックスのバス又は他のコンピュータシステ
ムのバスと、を信号伝送路を介して連結してシリアルに
通信を行う場合に用いることが好適なデータ通信方法、
及び前記データ通信方法を適用可能なシステム連結装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータには、パーソナ
ルコンピュータの機能を拡張するためのスロットが設け
られており、このスロットに、カード等が装着された拡
張ボックス等を接続することにより多種多様な新機能の
追加が可能とされている。この拡張ボックス等の接続
は、従来はバスの全ての信号線をスロットを介して引出
し、拡張ボックス内に設けられたバスの信号線に各々接
続するようにしていたが、パーソナルコンピュータの処
理速度の向上、高機能化等に伴ってバスを構成する信号
線の数が著しく増加し、かつ各信号線を通る信号も高速
となってきており、様々な問題が生じていた。
ルコンピュータの機能を拡張するためのスロットが設け
られており、このスロットに、カード等が装着された拡
張ボックス等を接続することにより多種多様な新機能の
追加が可能とされている。この拡張ボックス等の接続
は、従来はバスの全ての信号線をスロットを介して引出
し、拡張ボックス内に設けられたバスの信号線に各々接
続するようにしていたが、パーソナルコンピュータの処
理速度の向上、高機能化等に伴ってバスを構成する信号
線の数が著しく増加し、かつ各信号線を通る信号も高速
となってきており、様々な問題が生じていた。
【0003】このため、パーソナルコンピュータのバス
及び拡張ボックスのバスを通る信号を、各々一部省略し
パケット等の別の形態に変換して通信し合うことによ
り、パーソナルコンピュータと拡張ボックスとの間で伝
達すべき情報量を減少させるようにしたシステムが提案
されている。これにより、パーソナルコンピュータのバ
スの信号線と拡張ボックスのバスの信号線とを各々接続
した場合とほぼ同等の機能を実現でき、かつパーソナル
コンピュータのバスと拡張ボックスのバスとの間を接続
する信号線の本数を少なくすることが可能となる。
及び拡張ボックスのバスを通る信号を、各々一部省略し
パケット等の別の形態に変換して通信し合うことによ
り、パーソナルコンピュータと拡張ボックスとの間で伝
達すべき情報量を減少させるようにしたシステムが提案
されている。これにより、パーソナルコンピュータのバ
スの信号線と拡張ボックスのバスの信号線とを各々接続
した場合とほぼ同等の機能を実現でき、かつパーソナル
コンピュータのバスと拡張ボックスのバスとの間を接続
する信号線の本数を少なくすることが可能となる。
【0004】ところで、上記のようにパーソナルコンピ
ュータのバスを拡張ボックス等の外部システムのバスに
接続してバスを拡張すると、拡張ボックスに装着された
カード等もバスの使用を要求するので、パーソナルコン
ピュータと外部システムとの間でもバスの競合の調停を
行う必要が生ずる。この調停は非常に短い時間で行う必
要があり、例えばマイクロチャネルバス(米国インター
ナショナル・ビジネス・マシーンズ社の商標)の規格で
は600nsec 以内にバスの競合の調停を完了しなければな
らないと定められている。
ュータのバスを拡張ボックス等の外部システムのバスに
接続してバスを拡張すると、拡張ボックスに装着された
カード等もバスの使用を要求するので、パーソナルコン
ピュータと外部システムとの間でもバスの競合の調停を
行う必要が生ずる。この調停は非常に短い時間で行う必
要があり、例えばマイクロチャネルバス(米国インター
ナショナル・ビジネス・マシーンズ社の商標)の規格で
は600nsec 以内にバスの競合の調停を完了しなければな
らないと定められている。
【0005】このため、上記のようにバスの拡張を行う
場合、従来はパーソナルコンピュータと外部システムと
の間に、前記パケット等をシリアルに伝送するための信
号伝送路と別に高速の専用信号伝送路を設け、バス競合
の調停やダイレクトメモリアクセス(DMA)等に関す
るデータ信号のように、ランダム(非同期)に発生する
事象を処理するためのデータ信号で、かつ高速で応答す
ることが求められるデータ信号を前記専用信号伝送路を
介して伝送するようにしていた。
場合、従来はパーソナルコンピュータと外部システムと
の間に、前記パケット等をシリアルに伝送するための信
号伝送路と別に高速の専用信号伝送路を設け、バス競合
の調停やダイレクトメモリアクセス(DMA)等に関す
るデータ信号のように、ランダム(非同期)に発生する
事象を処理するためのデータ信号で、かつ高速で応答す
ることが求められるデータ信号を前記専用信号伝送路を
介して伝送するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年パ
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置に対する低コス
ト化への要求は強く、装置の機能を拡張するために要す
るコストもなるべく低く済むことが求められている。こ
れに対し、上記ではパーソナルコンピュータと外部シス
テムとの間に、通常用いる信号伝送路と別に使用頻度が
比較的低い専用信号伝送路を設ける必要があるので無駄
であり、この専用信号伝送路がコスト低減の妨げとなっ
ていた。また、通信を高速化するためには信号伝送路を
光ファイバリンクで構成することが有効であるが、光フ
ァイバリンクの各々に対応して光電変換ユニットを設け
る必要があるので、信号伝送路の数の増加に対するコス
ト上昇の度合いが大きいという問題もあった。
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置に対する低コス
ト化への要求は強く、装置の機能を拡張するために要す
るコストもなるべく低く済むことが求められている。こ
れに対し、上記ではパーソナルコンピュータと外部シス
テムとの間に、通常用いる信号伝送路と別に使用頻度が
比較的低い専用信号伝送路を設ける必要があるので無駄
であり、この専用信号伝送路がコスト低減の妨げとなっ
ていた。また、通信を高速化するためには信号伝送路を
光ファイバリンクで構成することが有効であるが、光フ
ァイバリンクの各々に対応して光電変換ユニットを設け
る必要があるので、信号伝送路の数の増加に対するコス
ト上昇の度合いが大きいという問題もあった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、優先度の異なる複数種類のデータを同一の信号伝送
路を介して支障なく伝送することができるデータ通信方
法を得ることが目的である。
で、優先度の異なる複数種類のデータを同一の信号伝送
路を介して支障なく伝送することができるデータ通信方
法を得ることが目的である。
【0008】また、複数のシステムを低コストで連結す
ることができるシステム連結装置を得ることが目的であ
る。
ることができるシステム連結装置を得ることが目的であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るデータ通信方法は、信号伝
送路を介して互いに接続された一対のシステムの一方か
ら他方へシリアルにデータを送信するためのデータ通信
方法であって、前記一対のシステムの一方から他方へ送
信すべき第1のデータを予め定められたコード体系に従
って変換し、変換した第1のデータを前記信号伝送路を
介して順次送信し、前記変換した第1のデータの送信中
に第1のデータよりも優先度の高い第2のデータを送信
する必要が生じた場合には、前記コード体系で定義され
ていない割込みコード及び前記第2のデータを、前記変
換した第1のデータの送信に対して非同期で割り込んで
前記信号伝送路を介して送信する、ことを特徴としてい
る。
に請求項1記載の発明に係るデータ通信方法は、信号伝
送路を介して互いに接続された一対のシステムの一方か
ら他方へシリアルにデータを送信するためのデータ通信
方法であって、前記一対のシステムの一方から他方へ送
信すべき第1のデータを予め定められたコード体系に従
って変換し、変換した第1のデータを前記信号伝送路を
介して順次送信し、前記変換した第1のデータの送信中
に第1のデータよりも優先度の高い第2のデータを送信
する必要が生じた場合には、前記コード体系で定義され
ていない割込みコード及び前記第2のデータを、前記変
換した第1のデータの送信に対して非同期で割り込んで
前記信号伝送路を介して送信する、ことを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の発明に係るシステム連結装
置は、一対のシステムの双方に各々接続され前記一対の
システムを連結するためのシステム連結装置であって、
信号伝送路と、前記信号伝送路の一端に接続され、送信
すべき第1のデータを予め定められたコード体系に従っ
て変換し、変換した第1のデータを信号伝送路を介して
順次送信する第1の送信手段と、信号伝送路の一端に接
続され、前記第1の送信手段による送信中に前記第1の
データよりも優先度の高い第2のデータを送信する必要
が生じた場合に、前記コード体系で定義されていない割
込みコード及び前記第2のデータを、第1の送信手段に
よる送信に対して非同期で割り込んで信号伝送路を介し
て送信する第2の送信手段と、信号伝送路の他端に接続
され、信号伝送路を介して受信したデータに前記割込み
コードが含まれていた場合には、割込みコードと共に送
信された第2のデータを抽出し第2のデータに応じて処
理を行うと共に、前記受信したデータのうち第1の送信
手段によって変換された第1のデータに対応するデータ
を第1のデータに逆変換し、該逆変換した第1のデータ
に応じて処理を行う処理手段と、を備えたことを特徴と
している。
置は、一対のシステムの双方に各々接続され前記一対の
システムを連結するためのシステム連結装置であって、
信号伝送路と、前記信号伝送路の一端に接続され、送信
すべき第1のデータを予め定められたコード体系に従っ
て変換し、変換した第1のデータを信号伝送路を介して
順次送信する第1の送信手段と、信号伝送路の一端に接
続され、前記第1の送信手段による送信中に前記第1の
データよりも優先度の高い第2のデータを送信する必要
が生じた場合に、前記コード体系で定義されていない割
込みコード及び前記第2のデータを、第1の送信手段に
よる送信に対して非同期で割り込んで信号伝送路を介し
て送信する第2の送信手段と、信号伝送路の他端に接続
され、信号伝送路を介して受信したデータに前記割込み
コードが含まれていた場合には、割込みコードと共に送
信された第2のデータを抽出し第2のデータに応じて処
理を行うと共に、前記受信したデータのうち第1の送信
手段によって変換された第1のデータに対応するデータ
を第1のデータに逆変換し、該逆変換した第1のデータ
に応じて処理を行う処理手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0011】また、請求項2記載の発明において、第1
の送信手段及び第2の送信手段は一対のシステムの一方
に設けられた第1のバスに各々接続されており、第1の
データ又は第2のデータとして前記第1のバスの状態を
表すデータを送信し、処理手段は一対のシステムの他方
に設けられた第2のバスに接続されており、前記第1の
データ又は第2のデータに応じて前記第2のバスの状態
を変更するように構成することができる。
の送信手段及び第2の送信手段は一対のシステムの一方
に設けられた第1のバスに各々接続されており、第1の
データ又は第2のデータとして前記第1のバスの状態を
表すデータを送信し、処理手段は一対のシステムの他方
に設けられた第2のバスに接続されており、前記第1の
データ又は第2のデータに応じて前記第2のバスの状態
を変更するように構成することができる。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、一対のシステムの一
方から他方へ送信すべき第1のデータを予め定められた
コード体系に従って変換し、変換した第1のデータを信
号伝送路を介して順次送信する。また、変換した第1の
データの送信中に第1のデータよりも優先度の高い第2
のデータを送信する必要が生じた場合には、前記コード
体系で定義されていない割込みコード及び前記第2のデ
ータを、前記変換した第1のデータの送信に対して非同
期で割り込んで前記信号伝送路を介して送信する。
方から他方へ送信すべき第1のデータを予め定められた
コード体系に従って変換し、変換した第1のデータを信
号伝送路を介して順次送信する。また、変換した第1の
データの送信中に第1のデータよりも優先度の高い第2
のデータを送信する必要が生じた場合には、前記コード
体系で定義されていない割込みコード及び前記第2のデ
ータを、前記変換した第1のデータの送信に対して非同
期で割り込んで前記信号伝送路を介して送信する。
【0013】前述のように割込みコードは、第1のデー
タを変換するためのコード体系で定義されていないコー
ドであるので、受信側では受信したデータに割込みコー
ドが含まれていない場合には第1のデータを受信してい
ると判断することができ、第1のデータを取り出すこと
ができる。また、受信したデータに割込みコードが含ま
れている場合には、第1のデータの送信に対して割込み
が行われたと判断することができ、かつ割込みコードの
位置を基準として第2のデータの位置を判断し、第2の
データを取り出すことができる。
タを変換するためのコード体系で定義されていないコー
ドであるので、受信側では受信したデータに割込みコー
ドが含まれていない場合には第1のデータを受信してい
ると判断することができ、第1のデータを取り出すこと
ができる。また、受信したデータに割込みコードが含ま
れている場合には、第1のデータの送信に対して割込み
が行われたと判断することができ、かつ割込みコードの
位置を基準として第2のデータの位置を判断し、第2の
データを取り出すことができる。
【0014】このように本発明では、第1のデータの送
信に対して非同期で割り込んで、より優先度の高い第2
のデータの送信を行っても、受信側で第1のデータ及び
第2のデータを判別することができるので、優先度の異
なる第1のデータ及び第2のデータを各々同一の信号伝
送路を介して支障なく伝送できる。また、上記のように
第2のデータの送信を第1のデータの送信に対して非同
期で行うことができるので、第1のデータの送信に対し
て同期させて送信する場合と比較して、受信側に第2の
データをより早く伝送することができる。
信に対して非同期で割り込んで、より優先度の高い第2
のデータの送信を行っても、受信側で第1のデータ及び
第2のデータを判別することができるので、優先度の異
なる第1のデータ及び第2のデータを各々同一の信号伝
送路を介して支障なく伝送できる。また、上記のように
第2のデータの送信を第1のデータの送信に対して非同
期で行うことができるので、第1のデータの送信に対し
て同期させて送信する場合と比較して、受信側に第2の
データをより早く伝送することができる。
【0015】請求項2記載の発明では、信号伝送路の一
端に、送信すべき第1のデータを予め定められたコード
体系に従って変換し、変換した第1のデータを信号伝送
路を介して順次送信する第1の送信手段と、第1の送信
手段による送信中に第1のデータよりも優先度の高い第
2のデータを送信する必要が生じた場合に、前記コード
体系で定義されていない割込みコード及び第2のデータ
を、第1の送信手段による送信に対して非同期で割り込
んで信号伝送路を介して送信する第2の送信手段と、を
接続している。また信号伝送路の他端には、信号伝送路
を介して受信したデータに割込みコードが含まれていた
場合には、割込みコードと共に送信された第2のデータ
を抽出し第2のデータに応じて処理を行うと共に、受信
したデータのうち第1の送信手段によって変換された第
1のデータに対応するデータを第1のデータに逆変換
し、該逆変換した第1のデータに応じて処理を行う処理
手段を接続している。
端に、送信すべき第1のデータを予め定められたコード
体系に従って変換し、変換した第1のデータを信号伝送
路を介して順次送信する第1の送信手段と、第1の送信
手段による送信中に第1のデータよりも優先度の高い第
2のデータを送信する必要が生じた場合に、前記コード
体系で定義されていない割込みコード及び第2のデータ
を、第1の送信手段による送信に対して非同期で割り込
んで信号伝送路を介して送信する第2の送信手段と、を
接続している。また信号伝送路の他端には、信号伝送路
を介して受信したデータに割込みコードが含まれていた
場合には、割込みコードと共に送信された第2のデータ
を抽出し第2のデータに応じて処理を行うと共に、受信
したデータのうち第1の送信手段によって変換された第
1のデータに対応するデータを第1のデータに逆変換
し、該逆変換した第1のデータに応じて処理を行う処理
手段を接続している。
【0016】これにより、請求項1記載の発明と同様
に、処理手段が第1のデータと第2のデータとを判別す
ることができるので、優先度の異なる第1のデータ及び
第2のデータを各々同一の信号伝送路を介して支障なく
伝送できる。従って、第1のデータ及び第2のデータを
各々別の信号伝送路を介して伝送する場合と比較して、
必要とされる信号伝送路の数が少なくなるので、複数の
システムを低コストで連結することができる。
に、処理手段が第1のデータと第2のデータとを判別す
ることができるので、優先度の異なる第1のデータ及び
第2のデータを各々同一の信号伝送路を介して支障なく
伝送できる。従って、第1のデータ及び第2のデータを
各々別の信号伝送路を介して伝送する場合と比較して、
必要とされる信号伝送路の数が少なくなるので、複数の
システムを低コストで連結することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本発明を適用可能なコンピュータ
システム10が示されている。このコンピュータシステ
ム10はノートブック型のパーソナルコンピュータ1
2、拡張ボックス14及びこれらを接続する光ファイバ
アッセンブリ16を含んで構成されている。
に説明する。図1には本発明を適用可能なコンピュータ
システム10が示されている。このコンピュータシステ
ム10はノートブック型のパーソナルコンピュータ1
2、拡張ボックス14及びこれらを接続する光ファイバ
アッセンブリ16を含んで構成されている。
【0018】パーソナルコンピュータ12には、一例と
してマイクロチャネルバスの規格に準拠したバス18
(図3参照、なお以下では単にマイクロチャネルバス1
8と称する)が設けられている。図2に示すように、パ
ーソナルコンピュータ12には拡張スロット20が設け
られており、この拡張スロット20にはオプティカル・
シリアル・マイクロチャネル・カード(以下、OSMC
カードという)22が装着されている。OSMCカード
22は光電変換アッセンブリ24A、OSMCコントロ
ーラ26A及びSRAMで構成されるロケーションマッ
プ28Aを備えている。前述の光ファイバアッセンブリ
16の一端は、OSMCカード22の光電変換アッセン
ブリ24Aに接続されている。
してマイクロチャネルバスの規格に準拠したバス18
(図3参照、なお以下では単にマイクロチャネルバス1
8と称する)が設けられている。図2に示すように、パ
ーソナルコンピュータ12には拡張スロット20が設け
られており、この拡張スロット20にはオプティカル・
シリアル・マイクロチャネル・カード(以下、OSMC
カードという)22が装着されている。OSMCカード
22は光電変換アッセンブリ24A、OSMCコントロ
ーラ26A及びSRAMで構成されるロケーションマッ
プ28Aを備えている。前述の光ファイバアッセンブリ
16の一端は、OSMCカード22の光電変換アッセン
ブリ24Aに接続されている。
【0019】一方、拡張ボックス14にもマイクロチャ
ネルバス(図示省略)が設けられており、更に、前記バ
スに接続され各種のカードが装着されるマイクロチャネ
ルバス規格のスロット(図2参照)、SCSI標準スロ
ット(DASD用)、シリアルポート、パラレルポート
等が設けられている。また、拡張ボックス14にも前述
の光電変換アッセンブリ24A、OSMCコントローラ
26A、ロケーションマップ28Aとほぼ同様の構成の
光電変換アッセンブリ24B、OSMCコントローラ2
6B、ロケーションマップ28Bが設けられている。光
ファイバアッセンブリ16の他端は拡張ボックス14の
光電変換アッセンブリ24Bに接続されている。光ファ
イバアッセンブリ16は全長が例えば10m程度であ
り、パーソナルコンピュータ12から拡張ボックス14
へ信号を伝送するためのダウンリンク、及び拡張ボック
ス14からパーソナルコンピュータ12へ信号を伝送す
るためのアップリンク、の2本の光ファイバリンクから
構成されている。
ネルバス(図示省略)が設けられており、更に、前記バ
スに接続され各種のカードが装着されるマイクロチャネ
ルバス規格のスロット(図2参照)、SCSI標準スロ
ット(DASD用)、シリアルポート、パラレルポート
等が設けられている。また、拡張ボックス14にも前述
の光電変換アッセンブリ24A、OSMCコントローラ
26A、ロケーションマップ28Aとほぼ同様の構成の
光電変換アッセンブリ24B、OSMCコントローラ2
6B、ロケーションマップ28Bが設けられている。光
ファイバアッセンブリ16の他端は拡張ボックス14の
光電変換アッセンブリ24Bに接続されている。光ファ
イバアッセンブリ16は全長が例えば10m程度であ
り、パーソナルコンピュータ12から拡張ボックス14
へ信号を伝送するためのダウンリンク、及び拡張ボック
ス14からパーソナルコンピュータ12へ信号を伝送す
るためのアップリンク、の2本の光ファイバリンクから
構成されている。
【0020】次にOSMCコントローラ26A、26B
の構成について説明する。なお、OSMCコントローラ
26A、26Bはほぼ同様に構成であるので、以下では
これらを区別せずにOSMCコントローラ26として総
称する。但し、説明の対象としている側を「一次側」、
相手方を「二次側」と称することとする。
の構成について説明する。なお、OSMCコントローラ
26A、26Bはほぼ同様に構成であるので、以下では
これらを区別せずにOSMCコントローラ26として総
称する。但し、説明の対象としている側を「一次側」、
相手方を「二次側」と称することとする。
【0021】まず、OSMCコントローラ26の機能を
簡単に説明する。一次側システムのマイクロチャネルバ
ス18の信号は、一次側システムのOSMCコントロー
ラ26によって一部省略されて別の信号に変換された後
に、一次側システムの光電変換アッセンブリ24を介し
て二次側システムに送られる。二次側システムに送られ
た信号は二次側システムのOSMCコントローラ26に
よってマイクロチャネルバスの信号に戻される。また、
二次側システムのマイクロチャネルバス18の信号につ
いても、二次側システムのOSMCコントローラ26に
よって一部省略されて別の信号に変換された後に、二次
側システムの光電変換アッセンブリ24を介して一次側
システムに送られ、一次側システムのOSMCコントロ
ーラ26によってマイクロチャネルバスの信号に戻され
る。
簡単に説明する。一次側システムのマイクロチャネルバ
ス18の信号は、一次側システムのOSMCコントロー
ラ26によって一部省略されて別の信号に変換された後
に、一次側システムの光電変換アッセンブリ24を介し
て二次側システムに送られる。二次側システムに送られ
た信号は二次側システムのOSMCコントローラ26に
よってマイクロチャネルバスの信号に戻される。また、
二次側システムのマイクロチャネルバス18の信号につ
いても、二次側システムのOSMCコントローラ26に
よって一部省略されて別の信号に変換された後に、二次
側システムの光電変換アッセンブリ24を介して一次側
システムに送られ、一次側システムのOSMCコントロ
ーラ26によってマイクロチャネルバスの信号に戻され
る。
【0022】図3に示すように、OSMCコントローラ
26はパケットデータ処理部30、非パケットデータ処
理部32及び送受信部34を備えている。パケットデー
タ処理部30及び非パケットデータ処理部32は各々マ
イクロチャネルバス18の特定の信号線に接続されてい
る。また、送受信部34は送信部36と受信部38とか
ら構成されている。
26はパケットデータ処理部30、非パケットデータ処
理部32及び送受信部34を備えている。パケットデー
タ処理部30及び非パケットデータ処理部32は各々マ
イクロチャネルバス18の特定の信号線に接続されてい
る。また、送受信部34は送信部36と受信部38とか
ら構成されている。
【0023】送信部36は、バッファ40、パラレル/
シリアル変換部42、出力部44、割込みシーケンサ4
6、制御部48及びミラー反射部50を含んで構成され
ている。パケットデータ処理部30の出力端はバッファ
40、パラレル/シリアル変換部42、出力部44を介
して光電変換アッセンブリ24に接続されている。ま
た、非パケットデータ処理部32の出力端は割込みシー
ケンサ46に接続されている。割込みシーケンサ46は
出力部44及び制御部48に接続されており、制御部4
8はバッファ40及びミラー反射部50に接続されてい
る。ミラー反射部50はパラレル/シリアル変換部42
に接続されている。
シリアル変換部42、出力部44、割込みシーケンサ4
6、制御部48及びミラー反射部50を含んで構成され
ている。パケットデータ処理部30の出力端はバッファ
40、パラレル/シリアル変換部42、出力部44を介
して光電変換アッセンブリ24に接続されている。ま
た、非パケットデータ処理部32の出力端は割込みシー
ケンサ46に接続されている。割込みシーケンサ46は
出力部44及び制御部48に接続されており、制御部4
8はバッファ40及びミラー反射部50に接続されてい
る。ミラー反射部50はパラレル/シリアル変換部42
に接続されている。
【0024】また、受信部38はシリアル/パラレル変
換部52、バッファ54、出力部56、割込み検出部5
8、制御部60及びミラー反射部62を含んで構成され
ている。光電変換アッセンブリ24の出力端は、シリア
ル/パラレル変換部52及び割込み検出部58の入力端
に各々接続されており、シリアル/パラレル変換部52
の出力端はバッファ54、出力部56を介してパケット
データ処理部30の入力端に接続されている。また、割
込み検出部58の出力端は制御部60及び非パケットデ
ータ処理部32の入力端に各々接続されており、制御部
60の出力端は出力部56及びミラー反射部62の入力
端に各々接続されている。ミラー反射部62の出力端は
バッファ54に接続されている。
換部52、バッファ54、出力部56、割込み検出部5
8、制御部60及びミラー反射部62を含んで構成され
ている。光電変換アッセンブリ24の出力端は、シリア
ル/パラレル変換部52及び割込み検出部58の入力端
に各々接続されており、シリアル/パラレル変換部52
の出力端はバッファ54、出力部56を介してパケット
データ処理部30の入力端に接続されている。また、割
込み検出部58の出力端は制御部60及び非パケットデ
ータ処理部32の入力端に各々接続されており、制御部
60の出力端は出力部56及びミラー反射部62の入力
端に各々接続されている。ミラー反射部62の出力端は
バッファ54に接続されている。
【0025】次に本実施例の作用として、まずパケット
データ処理部30の動作について説明する。パケットデ
ータ処理部30は自システムのマイクロチャネルバス1
8を監視し、マイクロチャネルバス18の状態(マイク
ロチャネルバス18を通る信号によって表される状態)
に応じて、二次側システムに送信する各種のパケットの
データを送受信部34の送信部36に出力する。本実施
例では6ビットから成るフィールドを1単位として1つ
のパケットを構成している。図4に示すように、パケッ
トの先頭のフィールドはコマンドフィールドとされてお
り、このコマンドフィールドにコマンドの種類に応じて
0乃至5個のデータフィールドが付加される。
データ処理部30の動作について説明する。パケットデ
ータ処理部30は自システムのマイクロチャネルバス1
8を監視し、マイクロチャネルバス18の状態(マイク
ロチャネルバス18を通る信号によって表される状態)
に応じて、二次側システムに送信する各種のパケットの
データを送受信部34の送信部36に出力する。本実施
例では6ビットから成るフィールドを1単位として1つ
のパケットを構成している。図4に示すように、パケッ
トの先頭のフィールドはコマンドフィールドとされてお
り、このコマンドフィールドにコマンドの種類に応じて
0乃至5個のデータフィールドが付加される。
【0026】一般に、通信回線を介してデータを送信す
る際には、回線を通る信号の直流成分(DC成分)及び
低周波成分をキャンセルして回線上のDCバランスをと
ることが望ましい。これにより、回線を流れる信号の直
流成分及び低周波成分をサポートする必要がなくなり、
コストを低減することができる。このように回線上のD
Cバランスをとるためには、回線を流れるシリアルデー
タの「0」のビットと「1」のビットの比率が50%又
は50%に近い値となるようにすればよい。このため本
実施例では、パケットデータ処理部30により4ビット
のデータを、所謂5B6Bコーディングと呼ばれるコー
ド体系に従って、一例として次の表1に示すように3個
の「0」のビット及び3個の「1」のビットから成る6
ビットのビットパターン(コード)に変換し、変換した
コードをパケットの各フィールドに設定している。
る際には、回線を通る信号の直流成分(DC成分)及び
低周波成分をキャンセルして回線上のDCバランスをと
ることが望ましい。これにより、回線を流れる信号の直
流成分及び低周波成分をサポートする必要がなくなり、
コストを低減することができる。このように回線上のD
Cバランスをとるためには、回線を流れるシリアルデー
タの「0」のビットと「1」のビットの比率が50%又
は50%に近い値となるようにすればよい。このため本
実施例では、パケットデータ処理部30により4ビット
のデータを、所謂5B6Bコーディングと呼ばれるコー
ド体系に従って、一例として次の表1に示すように3個
の「0」のビット及び3個の「1」のビットから成る6
ビットのビットパターン(コード)に変換し、変換した
コードをパケットの各フィールドに設定している。
【0027】
【表1】
【0028】なお表1において、( )H は16進数表
示、( )B は2進数表示であることを表している。パケ
ットデータ処理部30から出力されるパケットデータの
各フィールドには、上記のように16種類定められた6
ビットのコードの何れかが各々設定される。なお、3個
の「0」のビット及び3個の「1」のビットから成る6
ビットのビットパターンは上記以外に4種類存在する
が、この4種類のビットパターンは後述するミラー反射
に用いられる。また、パケットデータ処理部30から出
力されるパケットの各々は、予め複数定められたコマン
ドの何れかを表している。本実施例で用いているコマン
ドは次の表2に示す通りである。
示、( )B は2進数表示であることを表している。パケ
ットデータ処理部30から出力されるパケットデータの
各フィールドには、上記のように16種類定められた6
ビットのコードの何れかが各々設定される。なお、3個
の「0」のビット及び3個の「1」のビットから成る6
ビットのビットパターンは上記以外に4種類存在する
が、この4種類のビットパターンは後述するミラー反射
に用いられる。また、パケットデータ処理部30から出
力されるパケットの各々は、予め複数定められたコマン
ドの何れかを表している。本実施例で用いているコマン
ドは次の表2に示す通りである。
【0029】
【表2】
【0030】上記各コマンドには、前出の表1によって
定められた16種類の6ビットのコードのうちの1種類
(但しNULについては2種類)が予め与えられてお
り、パケットを受信した側ではコマンドフィールドに設
定されたコードを参照することによってコマンドを識別
する。また、データフィールドにはアドレスや転送デー
タが設定される。
定められた16種類の6ビットのコードのうちの1種類
(但しNULについては2種類)が予め与えられてお
り、パケットを受信した側ではコマンドフィールドに設
定されたコードを参照することによってコマンドを識別
する。また、データフィールドにはアドレスや転送デー
タが設定される。
【0031】上記各コマンドには予め各々優先順位が付
与されており、パケットデータ処理部30は内容の異な
る複数のコマンドを同時に送出する必要が生じた場合に
は、各コマンドの優先順位に従って対応するパケットデ
ータを順次出力する。なお、何らパケットを送出する必
要が無い場合には、パケットデータ処理部30はNUL
コマンドのパケットデータを出力する。前述のようにN
ULコマンドに対応するパターンは2種類あり、パケッ
トデータ処理部30ではこの2種類のパターンを交互に
出力する。NULコマンドのパケットは一次側システム
と二次側システムの同期をとるために用いられる。
与されており、パケットデータ処理部30は内容の異な
る複数のコマンドを同時に送出する必要が生じた場合に
は、各コマンドの優先順位に従って対応するパケットデ
ータを順次出力する。なお、何らパケットを送出する必
要が無い場合には、パケットデータ処理部30はNUL
コマンドのパケットデータを出力する。前述のようにN
ULコマンドに対応するパターンは2種類あり、パケッ
トデータ処理部30ではこの2種類のパターンを交互に
出力する。NULコマンドのパケットは一次側システム
と二次側システムの同期をとるために用いられる。
【0032】パケットデータ処理部30からはフィール
ド毎(6ビット毎)にパケットデータが出力され、この
データは送信部36のバッファ40に一旦保持される。
バッファ40の容量は複数フィールド分のデータを格納
可能な大きさとされており、新たなデータが入力される
毎に保持しているデータを順次パラレル/シリアル変換
部42に出力する。制御部48は、バッファ40に保持
された複数フィールド分のデータに、「0」又は「1」
のビットが4個以上連続しているか(すなわち(0000)2
又は(1111)2 のパターンが存在するか)否か判定する。
ド毎(6ビット毎)にパケットデータが出力され、この
データは送信部36のバッファ40に一旦保持される。
バッファ40の容量は複数フィールド分のデータを格納
可能な大きさとされており、新たなデータが入力される
毎に保持しているデータを順次パラレル/シリアル変換
部42に出力する。制御部48は、バッファ40に保持
された複数フィールド分のデータに、「0」又は「1」
のビットが4個以上連続しているか(すなわち(0000)2
又は(1111)2 のパターンが存在するか)否か判定する。
【0033】表1に示された16種類のビットパターン
では、何れも「0」又は「1」のビットが4個以上は連
続していないので、 (0000)2又は(1111)2 のパターンは
パケットの各フィールドの境界に跨がって生じ、前記パ
ターンが跨がっている2つのフィールドの一方のパター
ンは、必ず表1において (0)H (1)H (2)H (3)H の何
れかに対応する特定パターン、すなわち(111000)B 又は
(110100)B 又は(110010)B 又は(110001)B となる。この
ため、制御部48は (0000)2又は(1111)2 のパターンを
発見すると、前記特定パターンが設定されているフィー
ルドのデータの各ビットの値を反転させる指示をミラー
反射部50に出力する。ミラー反射部50では前記指示
が入力されると、前記特定パターンに対応してパラレル
/シリアル変換部42から出力されるシリアルデータの
ビットを反転させる、所謂ミラー反射を行う。
では、何れも「0」又は「1」のビットが4個以上は連
続していないので、 (0000)2又は(1111)2 のパターンは
パケットの各フィールドの境界に跨がって生じ、前記パ
ターンが跨がっている2つのフィールドの一方のパター
ンは、必ず表1において (0)H (1)H (2)H (3)H の何
れかに対応する特定パターン、すなわち(111000)B 又は
(110100)B 又は(110010)B 又は(110001)B となる。この
ため、制御部48は (0000)2又は(1111)2 のパターンを
発見すると、前記特定パターンが設定されているフィー
ルドのデータの各ビットの値を反転させる指示をミラー
反射部50に出力する。ミラー反射部50では前記指示
が入力されると、前記特定パターンに対応してパラレル
/シリアル変換部42から出力されるシリアルデータの
ビットを反転させる、所謂ミラー反射を行う。
【0034】この場合には、(111000)B は(000111)
B に、(110100)B は(001011)B に、(110010)B は(00110
1)B に、(110001)B は(001110)B に各々変換されて出力
される。これにより、出力部44及び光電変換アッセン
ブリ24を介し二次側システムへ向けて光ファイバリン
クに送出されるシリアルデータは、常に6ビット単位で
DCバランスがとれており、かつ「0」又は「1」のビ
ットが4個以上は連続しないことになる。
B に、(110100)B は(001011)B に、(110010)B は(00110
1)B に、(110001)B は(001110)B に各々変換されて出力
される。これにより、出力部44及び光電変換アッセン
ブリ24を介し二次側システムへ向けて光ファイバリン
クに送出されるシリアルデータは、常に6ビット単位で
DCバランスがとれており、かつ「0」又は「1」のビ
ットが4個以上は連続しないことになる。
【0035】一方、光ファイバリンク、光電変換アッセ
ンブリ24を介して二次側システムから受信したパケッ
トデータは、受信部38のシリアル/パラレル変換部5
2で6ビット単位のパラレルデータに変換された後に一
旦バッファ54に格納される。制御部60では、バッフ
ァ54に格納されたデータのパターンが二次側システム
でミラー反射されたパターン(すなわち、前述の(00011
1)B 又は(001011)B 又は(001101)B 又は(001110)B )で
ある場合には、ミラー反射部62に対して各ビットの値
を反転させる指示を出力する。これにより、バッファ5
4から出力されるデータが二次側システムのパケットデ
ータ処理部30より出力されたデータに一致されること
になり、このデータが出力部56を介してパケットデー
タ処理部30に受信したパケットのデータとして出力さ
れる。
ンブリ24を介して二次側システムから受信したパケッ
トデータは、受信部38のシリアル/パラレル変換部5
2で6ビット単位のパラレルデータに変換された後に一
旦バッファ54に格納される。制御部60では、バッフ
ァ54に格納されたデータのパターンが二次側システム
でミラー反射されたパターン(すなわち、前述の(00011
1)B 又は(001011)B 又は(001101)B 又は(001110)B )で
ある場合には、ミラー反射部62に対して各ビットの値
を反転させる指示を出力する。これにより、バッファ5
4から出力されるデータが二次側システムのパケットデ
ータ処理部30より出力されたデータに一致されること
になり、このデータが出力部56を介してパケットデー
タ処理部30に受信したパケットのデータとして出力さ
れる。
【0036】パケットデータ処理部30では、入力され
たパケットのデータをフィールド単位で表1に従って逆
変換し、コマンドフィールドを参照してコマンドを解釈
し、必要に応じてマイクロチャネルバス18用の信号に
変換してマイクロチャネルバス18に出力する。
たパケットのデータをフィールド単位で表1に従って逆
変換し、コマンドフィールドを参照してコマンドを解釈
し、必要に応じてマイクロチャネルバス18用の信号に
変換してマイクロチャネルバス18に出力する。
【0037】次に、上記のような一次側システムのパケ
ットデータ処理部30と二次側システムのパケットデー
タ処理部30との間のパケットの送受信による処理の一
例として、図5を参照して二次側システムへの16ビッ
トデータの書込み動作について簡単に説明する。図5に
は、前記書込み動作における一次側システム及び二次側
システムのマイクロチャネルバス18の各種の信号線の
レベルの変化を示す。なお、各信号線の意味については
後述する。
ットデータ処理部30と二次側システムのパケットデー
タ処理部30との間のパケットの送受信による処理の一
例として、図5を参照して二次側システムへの16ビッ
トデータの書込み動作について簡単に説明する。図5に
は、前記書込み動作における一次側システム及び二次側
システムのマイクロチャネルバス18の各種の信号線の
レベルの変化を示す。なお、各信号線の意味については
後述する。
【0038】一次側システムから二次側システムへのデ
ータの書込みの要求は、図5に示すようにアドレス線
(−ADL線を含む)、D0〜D15線(データ線)、
−CMD線及び−S0線又は−S1線(図5では図示省
略)等が駆動されることにより行われる。これにより、
一次側システムのパケットデータ処理部30は、データ
の書込みを指示するバスサイクル搬出コマンド(BIW
コマンド又はBMWコマンド)として、データフィール
ドに書込みデータが格納されたパケットを二次側システ
ムに送出し、二次側システムにおけるバスサイクルの完
了を待つ。二次側システムのパケットデータ処理部30
では上記コマンドを受信すると、二次側システムのマイ
クロチャネルバス18にバスサイクルを再現する。
ータの書込みの要求は、図5に示すようにアドレス線
(−ADL線を含む)、D0〜D15線(データ線)、
−CMD線及び−S0線又は−S1線(図5では図示省
略)等が駆動されることにより行われる。これにより、
一次側システムのパケットデータ処理部30は、データ
の書込みを指示するバスサイクル搬出コマンド(BIW
コマンド又はBMWコマンド)として、データフィール
ドに書込みデータが格納されたパケットを二次側システ
ムに送出し、二次側システムにおけるバスサイクルの完
了を待つ。二次側システムのパケットデータ処理部30
では上記コマンドを受信すると、二次側システムのマイ
クロチャネルバス18にバスサイクルを再現する。
【0039】すなわち、アドレス線、D0〜D15線、
−CMD線、−S0線又は−S1線等を駆動し、指定さ
れた書込みデータを指定されたアドレスに書き込む。な
お、一次側システム及び二次側システムのパケットデー
タ処理部30は、図示は省略するが各々アドレスを保持
するためのキャッシュメモリを備えており、このキャッ
シュメモリには各々同一のアドレスが保持されている。
データを書き込むアドレスがキャッシュメモリに格納さ
れたアドレスに近い場合には、キャッシュメモリに格納
されたアドレスに対するオフセット値のみが通知され、
書き込みアドレスがキャッシュメモリに格納されたアド
レスと大きく異なる場合にのみ、前記書込みアドレスそ
のものが二次側システムに通知される。これにより、一
次側システムと二次側システムとの間で伝達すべき情報
量が少なくなる。二次側システムにおける書込み処理が
終了すると一次側システムに応答パケットを送信する。
これにより一連のバスサイクルが完了する。
−CMD線、−S0線又は−S1線等を駆動し、指定さ
れた書込みデータを指定されたアドレスに書き込む。な
お、一次側システム及び二次側システムのパケットデー
タ処理部30は、図示は省略するが各々アドレスを保持
するためのキャッシュメモリを備えており、このキャッ
シュメモリには各々同一のアドレスが保持されている。
データを書き込むアドレスがキャッシュメモリに格納さ
れたアドレスに近い場合には、キャッシュメモリに格納
されたアドレスに対するオフセット値のみが通知され、
書き込みアドレスがキャッシュメモリに格納されたアド
レスと大きく異なる場合にのみ、前記書込みアドレスそ
のものが二次側システムに通知される。これにより、一
次側システムと二次側システムとの間で伝達すべき情報
量が少なくなる。二次側システムにおける書込み処理が
終了すると一次側システムに応答パケットを送信する。
これにより一連のバスサイクルが完了する。
【0040】また、図6には他の例として二次側システ
ムからの16ビットデータの読出しについて説明する。
一次側システムから二次側システムへのデータの読出し
の要求は、図6に示すようにアドレス線、−CMD線及
び−S0線又は−S1線(図6では図示省略)等が駆動
されることにより行われる。これにより一次側システム
のパケットデータ処理部30は、データの読出しを指示
するバスサイクル搬出コマンド(BIRコマンド又はB
MRコマンド)のパケットを二次側システムに送出し、
二次側システムのバスサイクルの完了を待つ。
ムからの16ビットデータの読出しについて説明する。
一次側システムから二次側システムへのデータの読出し
の要求は、図6に示すようにアドレス線、−CMD線及
び−S0線又は−S1線(図6では図示省略)等が駆動
されることにより行われる。これにより一次側システム
のパケットデータ処理部30は、データの読出しを指示
するバスサイクル搬出コマンド(BIRコマンド又はB
MRコマンド)のパケットを二次側システムに送出し、
二次側システムのバスサイクルの完了を待つ。
【0041】二次側システムのパケットデータ処理部3
0では上記コマンドを受信すると、二次側システムのマ
イクロチャネルバス18のアドレス線、−CMD線、−
S0線又は−S1線を駆動してバスサイクルを再生した
後に一旦一次側システムに応答パケットを送信する。ま
た、実際にデータが読出されると読み出されたデータを
パケットにのせて送出する。これにより一連のバスサイ
クルが完了する。
0では上記コマンドを受信すると、二次側システムのマ
イクロチャネルバス18のアドレス線、−CMD線、−
S0線又は−S1線を駆動してバスサイクルを再生した
後に一旦一次側システムに応答パケットを送信する。ま
た、実際にデータが読出されると読み出されたデータを
パケットにのせて送出する。これにより一連のバスサイ
クルが完了する。
【0042】なお上記以外にも、パケットデータ処理部
30は割込みレベルの転送(IRQコマンド)等の処理
を行う。またパケットデータ処理部30は、バスサイク
ルが発生していない場合にはNULコマンドのパケット
を送信する。このNULコマンドのパケットは一次側シ
ステムと二次側システムとの間の同期をとるために用い
られる。
30は割込みレベルの転送(IRQコマンド)等の処理
を行う。またパケットデータ処理部30は、バスサイク
ルが発生していない場合にはNULコマンドのパケット
を送信する。このNULコマンドのパケットは一次側シ
ステムと二次側システムとの間の同期をとるために用い
られる。
【0043】次に非パケットデータ処理部の動作につい
て説明する。非パケットデータ処理部32はマイクロチ
ャネルバス18の特定の信号線を伝送される信号を監視
し、必要に応じてその瞬時値をサンプリングし、このサ
ンプリング値を、本発明の割込みを利用して送信するよ
うになっている。具体的には、タイミングの遅れが許容
できない信号を伝送する信号線、例えばマイクロチャネ
ルバス18の使用の競合の調停に関するARB/−GN
T線、ARB1〜4線等が挙げられる。
て説明する。非パケットデータ処理部32はマイクロチ
ャネルバス18の特定の信号線を伝送される信号を監視
し、必要に応じてその瞬時値をサンプリングし、このサ
ンプリング値を、本発明の割込みを利用して送信するよ
うになっている。具体的には、タイミングの遅れが許容
できない信号を伝送する信号線、例えばマイクロチャネ
ルバス18の使用の競合の調停に関するARB/−GN
T線、ARB1〜4線等が挙げられる。
【0044】まず、マイクロチャネルバス18における
バス調停について簡単に説明する。調停制御ポイント
(図示省略、以下CACPという)はバス調停を行う場
合にARB/−GNT線をハイレベルにする。マイクロ
チャネルバスでは、バス要求を行うバス・マスタやDM
Aスレーブ(DMAを制御するための図示しないDMA
コントローラを利用する周辺装置)に各々ローカル・ア
ービタが設けられている。各ローカル・アービタはマイ
クロチャネルバスのARB1〜4線にワイヤード・オア
接続されている。
バス調停について簡単に説明する。調停制御ポイント
(図示省略、以下CACPという)はバス調停を行う場
合にARB/−GNT線をハイレベルにする。マイクロ
チャネルバスでは、バス要求を行うバス・マスタやDM
Aスレーブ(DMAを制御するための図示しないDMA
コントローラを利用する周辺装置)に各々ローカル・ア
ービタが設けられている。各ローカル・アービタはマイ
クロチャネルバスのARB1〜4線にワイヤード・オア
接続されている。
【0045】各ローカル・アービタはARB/−GNT
線がハイレベルになると調停が開始されたことを検知
し、自身に接続されたバス・マスタ等からバス要求が出
力されている場合には該バス・マスタ等の優先度(各々
4ビットのデータで表される)をマイクロチャネルバス
のARB1〜4線に各々出力する。次に各ローカル・ア
ービタでは前記出力したバス・マスタの優先度とマイク
ロチャネルバスのARB1〜4線が表している優先度と
を上位ビット(ARB3線)から順に比較し、出力した
優先度の方が劣位であれば優先度の出力を停止する。
線がハイレベルになると調停が開始されたことを検知
し、自身に接続されたバス・マスタ等からバス要求が出
力されている場合には該バス・マスタ等の優先度(各々
4ビットのデータで表される)をマイクロチャネルバス
のARB1〜4線に各々出力する。次に各ローカル・ア
ービタでは前記出力したバス・マスタの優先度とマイク
ロチャネルバスのARB1〜4線が表している優先度と
を上位ビット(ARB3線)から順に比較し、出力した
優先度の方が劣位であれば優先度の出力を停止する。
【0046】これによりマイクロチャネルバスのARB
1〜4線の各々のレベルも変化し、最終的にはバス要求
を出力したバス・マスタやDMAスレーブ等のバス要求
元のうち、最も優先度の高いバス要求元の優先度がマイ
クロチャネルバスのARB1〜4線に生じ、CACPに
よってARB/−GNT線がローレベルとされて調停が
終了した時点で勝ち残り信号を出力しているローカル・
アービタに接続されたバス要求元がバス使用権を獲得し
たことになる。
1〜4線の各々のレベルも変化し、最終的にはバス要求
を出力したバス・マスタやDMAスレーブ等のバス要求
元のうち、最も優先度の高いバス要求元の優先度がマイ
クロチャネルバスのARB1〜4線に生じ、CACPに
よってARB/−GNT線がローレベルとされて調停が
終了した時点で勝ち残り信号を出力しているローカル・
アービタに接続されたバス要求元がバス使用権を獲得し
たことになる。
【0047】但し、上記はバス要求を出力するバス・マ
スタやDMAスレーブが全てマイクロチャネルバスに直
接接続されている場合であり、本実施例ではバス・マス
タやDMAスレーブがパーソナルコンピュータ12内及
び拡張ボックス14内に各々存在するため、バス調停は
非パケットデータ処理部32によって2段階に行われ
る。非パケットデータ処理部32では、ARB/−GN
T線がハイレベルになるとバス調停が開始されたことを
検知し、バス調停が終了してARB/−GNT線がロー
レベルになる迄待機する。ARB/−GNT線がローレ
ベルになると、その時点でのARB1〜4線のレベル
(バス使用権を獲得したバス要求元の優先度、以下アー
ブレベルという)をサンプリングし、4ビットのアーブ
レベルデータとして送信部36の割込みシーケンサ46
に出力する。
スタやDMAスレーブが全てマイクロチャネルバスに直
接接続されている場合であり、本実施例ではバス・マス
タやDMAスレーブがパーソナルコンピュータ12内及
び拡張ボックス14内に各々存在するため、バス調停は
非パケットデータ処理部32によって2段階に行われ
る。非パケットデータ処理部32では、ARB/−GN
T線がハイレベルになるとバス調停が開始されたことを
検知し、バス調停が終了してARB/−GNT線がロー
レベルになる迄待機する。ARB/−GNT線がローレ
ベルになると、その時点でのARB1〜4線のレベル
(バス使用権を獲得したバス要求元の優先度、以下アー
ブレベルという)をサンプリングし、4ビットのアーブ
レベルデータとして送信部36の割込みシーケンサ46
に出力する。
【0048】割込みシーケンサ46では非パケットデー
タ処理部32からアーブレベルデータが入力されると、
該アーブレベルデータを表1のコード体系に従って6ビ
ットのデータに変換すると共に、該変換したデータの前
に予め定められた割込み開始コード(本実施例では(000
0)B )を、変換したデータの後に予め定められた割込み
解除コード(本実施例では(1111)B )を各々付加し、割
込みデータとして出力部44へ出力し、かつ割込みデー
タを出力したことを制御部48に通知する。出力部44
では割込みシーケンサ46から割込みデータが入力され
ると、これを優先的に光電変換アッセンブリ24へ出力
する。これにより、一次側システムでバス調停により得
られたアーブレベルが二次側システムに伝達される。
タ処理部32からアーブレベルデータが入力されると、
該アーブレベルデータを表1のコード体系に従って6ビ
ットのデータに変換すると共に、該変換したデータの前
に予め定められた割込み開始コード(本実施例では(000
0)B )を、変換したデータの後に予め定められた割込み
解除コード(本実施例では(1111)B )を各々付加し、割
込みデータとして出力部44へ出力し、かつ割込みデー
タを出力したことを制御部48に通知する。出力部44
では割込みシーケンサ46から割込みデータが入力され
ると、これを優先的に光電変換アッセンブリ24へ出力
する。これにより、一次側システムでバス調停により得
られたアーブレベルが二次側システムに伝達される。
【0049】この出力部44への割込みデータの入力は
送信部36からのパケットの送信に対して非同期に発生
するので、出力部44から割込みデータが出力されるこ
とに伴って、図7(B)に示すように送信途中のパケッ
トがフィールドの途中から破壊される(図7(B)では
例としてパケットデータのデータBが破壊された場合を
示す)。このため、制御部48にはスタックとして用い
られるメモリが設けられており、前記割込みデータが入
力されると、割込みデータが入力された時点でパラレル
/シリアル変換部42からシリアルデータとして出力さ
れていたフィールドのデータを一時的にスタックに退避
させる。
送信部36からのパケットの送信に対して非同期に発生
するので、出力部44から割込みデータが出力されるこ
とに伴って、図7(B)に示すように送信途中のパケッ
トがフィールドの途中から破壊される(図7(B)では
例としてパケットデータのデータBが破壊された場合を
示す)。このため、制御部48にはスタックとして用い
られるメモリが設けられており、前記割込みデータが入
力されると、割込みデータが入力された時点でパラレル
/シリアル変換部42からシリアルデータとして出力さ
れていたフィールドのデータを一時的にスタックに退避
させる。
【0050】また割込みデータの入力が終了すると、ス
タックに退避させていたデータを再びバッファ40に保
持させ、割込みデータが入力される前にパケットデータ
を出力していたタイミングと同期したタイミングで、前
記退避させたデータを最初から出力させる。これによ
り、図7(B)にも示すように、出力部44から出力さ
れるデータの幾つかのビットは無効データとなるが、一
次側システムと二次側システムとの通信の同期は維持さ
れる。
タックに退避させていたデータを再びバッファ40に保
持させ、割込みデータが入力される前にパケットデータ
を出力していたタイミングと同期したタイミングで、前
記退避させたデータを最初から出力させる。これによ
り、図7(B)にも示すように、出力部44から出力さ
れるデータの幾つかのビットは無効データとなるが、一
次側システムと二次側システムとの通信の同期は維持さ
れる。
【0051】一方、二次側システムの受信部38の割込
み検出部58では、光電変換アッセンブリ24を介して
順次入力されるシリアルデータで「0」のビットが4個
以上連続したか否かを監視する。前述のように送信部3
6の制御部48では、ミラー反射によりパケットデータ
に「0」及び「1」のビットが4個以上連続しないよう
に制御しているので、「0」のビットが4個以上連続し
た場合には、割込み開始コードであると判断できる。割
込み検出部58では、割込み開始コードが入力されると
制御部60に対して割込みが発生したことを通知すると
共に、割込み開始コードに続いて入力される6ビットの
データを取り出してアーブレベルデータに逆変換し非パ
ケットデータ処理部32へ出力する。また割込み検出部
58は、「1」のビットが4個連続して構成される割込
み解除コードが入力されると、制御部60に割込みが解
除されたことを通知する。
み検出部58では、光電変換アッセンブリ24を介して
順次入力されるシリアルデータで「0」のビットが4個
以上連続したか否かを監視する。前述のように送信部3
6の制御部48では、ミラー反射によりパケットデータ
に「0」及び「1」のビットが4個以上連続しないよう
に制御しているので、「0」のビットが4個以上連続し
た場合には、割込み開始コードであると判断できる。割
込み検出部58では、割込み開始コードが入力されると
制御部60に対して割込みが発生したことを通知すると
共に、割込み開始コードに続いて入力される6ビットの
データを取り出してアーブレベルデータに逆変換し非パ
ケットデータ処理部32へ出力する。また割込み検出部
58は、「1」のビットが4個連続して構成される割込
み解除コードが入力されると、制御部60に割込みが解
除されたことを通知する。
【0052】制御部60では割込みの発生が通知される
と、割込みデータによってデータが破壊されたフィール
ドを判断し、該フィールドのデータを破棄すると共に、
割込み解除が通知されるまでデータの破棄を継続する。
そして割込みの解除が通知されると、以前にパケットデ
ータを受信していたときのタイミングに同期したタイミ
ングでデータの破棄を停止し、パケットデータ処理部3
0へのパケットデータの出力を再開する。
と、割込みデータによってデータが破壊されたフィール
ドを判断し、該フィールドのデータを破棄すると共に、
割込み解除が通知されるまでデータの破棄を継続する。
そして割込みの解除が通知されると、以前にパケットデ
ータを受信していたときのタイミングに同期したタイミ
ングでデータの破棄を停止し、パケットデータ処理部3
0へのパケットデータの出力を再開する。
【0053】一方、非パケットデータ処理部32では割
込み検出部58からアーブレベルデータが入力される
と、図示しないCACPにバス調停の開始を指示し、前
記入力されたアーブレベルデータが表すアーブレベルに
応じてマイクロチャネルバス18のARB1〜4線のレ
ベルを変更する。これにより前述と同様にバス調停が行
われる。調停が終了した時点でのARB1〜4線のレベ
ルが調停開始前と同じであった場合には、前述の一次側
システムにおけるバス調停で勝ち残ったバス要求元が最
終的にバスの使用権を獲得したことになり、調停が終了
した時点でのARB1〜4線のレベルが調停開始前から
変化した場合には、今回のバス調停で勝ち残ったバス要
求元が最終的にバスの使用権を獲得したことになる。
込み検出部58からアーブレベルデータが入力される
と、図示しないCACPにバス調停の開始を指示し、前
記入力されたアーブレベルデータが表すアーブレベルに
応じてマイクロチャネルバス18のARB1〜4線のレ
ベルを変更する。これにより前述と同様にバス調停が行
われる。調停が終了した時点でのARB1〜4線のレベ
ルが調停開始前と同じであった場合には、前述の一次側
システムにおけるバス調停で勝ち残ったバス要求元が最
終的にバスの使用権を獲得したことになり、調停が終了
した時点でのARB1〜4線のレベルが調停開始前から
変化した場合には、今回のバス調停で勝ち残ったバス要
求元が最終的にバスの使用権を獲得したことになる。
【0054】二次側システムの非パケットデータ処理部
32は、この最終的なアーブレベルを割込みシーケンサ
46に出力する。これにより、前記と同様にして最終的
なアーブレベルが割込みデータとして一次側システムに
伝達され、最終的なアーブレベルが一次側システム及び
二次側システムで認識されることになる。上記のよう
に、一方のシステムのバス調停が完了すると、パケット
の送信に非同期で割り込んでアーブレベルデータが割込
み開始コード及び割込み解除コードと共に送信されるの
で、アーブレベルデータをパケットの送信に同期させて
送信する場合と比較して、アーブレベルデータを二次側
システムに非常に短い時間で伝送することができ、アー
ブレベルを伝達するための専用の光ファイバリンクを設
けていないにも拘わらずバスの調停はマイクロチャネル
バスの規格で定められた時間内に完了する。
32は、この最終的なアーブレベルを割込みシーケンサ
46に出力する。これにより、前記と同様にして最終的
なアーブレベルが割込みデータとして一次側システムに
伝達され、最終的なアーブレベルが一次側システム及び
二次側システムで認識されることになる。上記のよう
に、一方のシステムのバス調停が完了すると、パケット
の送信に非同期で割り込んでアーブレベルデータが割込
み開始コード及び割込み解除コードと共に送信されるの
で、アーブレベルデータをパケットの送信に同期させて
送信する場合と比較して、アーブレベルデータを二次側
システムに非常に短い時間で伝送することができ、アー
ブレベルを伝達するための専用の光ファイバリンクを設
けていないにも拘わらずバスの調停はマイクロチャネル
バスの規格で定められた時間内に完了する。
【0055】なお、上記ではアーブレベルを表すデータ
の前に割込み開始コードを、後に割込み解除コードを付
加した割込みデータを用いて説明したが、アーブレベル
を表すデータの長さが一定であれば割込み解除コードを
省略することも可能である。また、上記では表1に示す
ように4ビットデータをDCバランスのとれた6ビット
データに変換する場合を例に説明したが、これらのデー
タの長さは上記に限定されるものではなく、適宜変更す
ることが可能である。
の前に割込み開始コードを、後に割込み解除コードを付
加した割込みデータを用いて説明したが、アーブレベル
を表すデータの長さが一定であれば割込み解除コードを
省略することも可能である。また、上記では表1に示す
ように4ビットデータをDCバランスのとれた6ビット
データに変換する場合を例に説明したが、これらのデー
タの長さは上記に限定されるものではなく、適宜変更す
ることが可能である。
【0056】また、上記では本発明に係る第2のデータ
としてアーブレベルデータを例に説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばDMAやIRQ
等のように高速で応答することが要求される処理に関連
するデータも第2のデータに含まれる。
としてアーブレベルデータを例に説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばDMAやIRQ
等のように高速で応答することが要求される処理に関連
するデータも第2のデータに含まれる。
【0057】更に、上記では信号伝送線として光ファイ
バアッセンブリ16を用いた場合を例に説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、信号を電圧レベ
ルの変化として伝送する一般的な信号線を用いてもよ
い。
バアッセンブリ16を用いた場合を例に説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、信号を電圧レベ
ルの変化として伝送する一般的な信号線を用いてもよ
い。
【0058】また、上記ではマイクロチャネルバスの規
格に準拠したマイクロチャネルバス18を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ATバス
やその他のバスに適用できることは言うまでもない。
格に準拠したマイクロチャネルバス18を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ATバス
やその他のバスに適用できることは言うまでもない。
【0059】更に、上記ではパーソナルコンピュータ1
2と拡張ボックス14とを1対1で接続した形態を例に
説明したが、拡張ボックス14に更に別の拡張ボックス
14を接続した形態に適用することも可能である。
2と拡張ボックス14とを1対1で接続した形態を例に
説明したが、拡張ボックス14に更に別の拡張ボックス
14を接続した形態に適用することも可能である。
【0060】〔マイクロチャネルバスを構成する各信号
線の説明〕最後に、マイクロチャネルバスを構成する各
種の信号線のうち、上記実施例に記載した信号線につい
て簡単に説明する(詳細については、「IBM Personal S
ystem/2 Hardware Interface Technical Reference」を
参照)。
線の説明〕最後に、マイクロチャネルバスを構成する各
種の信号線のうち、上記実施例に記載した信号線につい
て簡単に説明する(詳細については、「IBM Personal S
ystem/2 Hardware Interface Technical Reference」を
参照)。
【0061】−ADL線 : この信号線は制御マスタ
によって駆動される。この信号線によりスレーブは有効
アドレス及びステータスビットを容易にラッチすること
ができる。この信号は、パケットデータ処理部を含むス
レーブがアドレスをバスからラッチする際に用いられ
る。
によって駆動される。この信号線によりスレーブは有効
アドレス及びステータスビットを容易にラッチすること
ができる。この信号は、パケットデータ処理部を含むス
レーブがアドレスをバスからラッチする際に用いられ
る。
【0062】−CD DS 16線 : この信号線は
16ビット又は32ビットのメモリ、I/Oスレーブ又
はDMAスレーブによって駆動され、アドレス指定され
た位置にあるデータポートが16ビットか32ビットか
をバス上に示すためのものである。
16ビット又は32ビットのメモリ、I/Oスレーブ又
はDMAスレーブによって駆動され、アドレス指定され
た位置にあるデータポートが16ビットか32ビットか
をバス上に示すためのものである。
【0063】−S0線、−S1線 : これらの信号線
はバスサイクルの開始と共にバスサイクルのタイプを定
義する。これらの信号をM/−IO線と共に仕様するこ
とで、メモリの読出し/書込み操作とI/Oの読出し/
書込み操作とが区別される。
はバスサイクルの開始と共にバスサイクルのタイプを定
義する。これらの信号をM/−IO線と共に仕様するこ
とで、メモリの読出し/書込み操作とI/Oの読出し/
書込み操作とが区別される。
【0064】−CMD線 : この信号線はデータがデ
ータバス上でいつ有効になるかを定義するために用いら
れる。この信号の終了エッジがバスサイクルの終了を表
す。
ータバス上でいつ有効になるかを定義するために用いら
れる。この信号の終了エッジがバスサイクルの終了を表
す。
【0065】CD CHRDY線 : この信号線は通
常はアクティブ(レディ状態)である。メモリ又はI/
Oスレーブがチャネル操作を完了させるために更に時間
を与える際にインアクティブ(非レディ状態)にされ
る。
常はアクティブ(レディ状態)である。メモリ又はI/
Oスレーブがチャネル操作を完了させるために更に時間
を与える際にインアクティブ(非レディ状態)にされ
る。
【0066】ARB1〜4線 : これらの信号線は調
停(アービトレーション)バスを構成している。バス要
求を出力した調停参加者は、ARB/−GNT線の立上
がりエッジの直後に限り調停バスの状態を変更すること
が許されている。優先度が最も高い調停参加者のアーブ
レベルは、調停が開始されてから一定時間経過した後に
調停バス上で有効とされる。バス要求が許諾された調停
参加者は、自身の優先順位信号線を駆動し続ける。 ARB/−GNT線 : この信号線はCACPによっ
てレベルが変更され、−S0線、−S1線、−BURS
T線及び−CMD線がインアクティブ状態となった後に
一定期間内にローレベルからハイレベルに変化され、バ
ス調停が開始される。またバス調停が終了するとローレ
ベルとされる。これはマイクロチャネルバスの使用を許
諾されたバス要求元やDMAコントローラへの肯定応答
となる。
停(アービトレーション)バスを構成している。バス要
求を出力した調停参加者は、ARB/−GNT線の立上
がりエッジの直後に限り調停バスの状態を変更すること
が許されている。優先度が最も高い調停参加者のアーブ
レベルは、調停が開始されてから一定時間経過した後に
調停バス上で有効とされる。バス要求が許諾された調停
参加者は、自身の優先順位信号線を駆動し続ける。 ARB/−GNT線 : この信号線はCACPによっ
てレベルが変更され、−S0線、−S1線、−BURS
T線及び−CMD線がインアクティブ状態となった後に
一定期間内にローレベルからハイレベルに変化され、バ
ス調停が開始される。またバス調停が終了するとローレ
ベルとされる。これはマイクロチャネルバスの使用を許
諾されたバス要求元やDMAコントローラへの肯定応答
となる。
【0067】−PREEMPT線 : この信号線は調
停参加者(ローカル・アービタ)が調停を通じてバスの
使用を要求するときに用いられる。バス要求を出力する
ローカルアービタは−PREEMPT線をアクティブに
し、バス調停の開始を要求する。ローカルアービタはバ
スの使用が許諾された時点で、−PREEMPT線をア
クティブにする動作を停止する。
停参加者(ローカル・アービタ)が調停を通じてバスの
使用を要求するときに用いられる。バス要求を出力する
ローカルアービタは−PREEMPT線をアクティブに
し、バス調停の開始を要求する。ローカルアービタはバ
スの使用が許諾された時点で、−PREEMPT線をア
クティブにする動作を停止する。
【0068】−IRQ3〜7線、−IRQ9〜12線及
び−IRQ14〜15線 : これらの信号線は装置が
割込みを要求していることを表す。スレーブが上記信号
線の1つをローレベルにすると割込み要求が形成され
る。
び−IRQ14〜15線 : これらの信号線は装置が
割込みを要求していることを表す。スレーブが上記信号
線の1つをローレベルにすると割込み要求が形成され
る。
【0069】−CHCK線 : この信号線はシステム
の操作を継続できない致命的なエラーを示すための用い
る。
の操作を継続できない致命的なエラーを示すための用い
る。
【0070】CHRESET線 : 電源投入時又は信
号線の電圧低下時に全てのアダプタをリセットしたり、
初期設定する目的で、システム論理回路がこの信号線を
駆動する。
号線の電圧低下時に全てのアダプタをリセットしたり、
初期設定する目的で、システム論理回路がこの信号線を
駆動する。
【0071】−BURST線(参考) : この信号線
はデータのブロック転送のためにマイクロチャネルバス
が拡張使用されていることをCACPに通知するために
用いられる。データのブロック転送を行っている者は、
転送サイクルの最後に−BURST線のアクティブ状態
を解除する。
はデータのブロック転送のためにマイクロチャネルバス
が拡張使用されていることをCACPに通知するために
用いられる。データのブロック転送を行っている者は、
転送サイクルの最後に−BURST線のアクティブ状態
を解除する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、一対のシステムの一方から他方へ送信すべき第1の
データを予め定められたコード体系に従って変換し、変
換した第1のデータを信号伝送路を介して順次送信し、
変換した第1のデータの送信中に第1のデータよりも優
先度の高い第2のデータを送信する必要が生じた場合に
は、前記コード体系で定義されていない割込みコード及
び第2のデータを、前記変換した第1のデータの送信に
対して非同期で割り込んで前記信号伝送路を介して送信
するようにしたので、優先度の異なる複数種類のデータ
を同一の信号伝送路を介して支障なく伝送することがで
きる、という優れた効果が得られる。
は、一対のシステムの一方から他方へ送信すべき第1の
データを予め定められたコード体系に従って変換し、変
換した第1のデータを信号伝送路を介して順次送信し、
変換した第1のデータの送信中に第1のデータよりも優
先度の高い第2のデータを送信する必要が生じた場合に
は、前記コード体系で定義されていない割込みコード及
び第2のデータを、前記変換した第1のデータの送信に
対して非同期で割り込んで前記信号伝送路を介して送信
するようにしたので、優先度の異なる複数種類のデータ
を同一の信号伝送路を介して支障なく伝送することがで
きる、という優れた効果が得られる。
【0073】請求項2記載の発明は、信号伝送路の一端
に、送信すべき第1のデータを予め定められたコード体
系に従って変換し、変換した第1のデータを信号伝送路
を介して順次送信する第1の送信手段と、第1の送信手
段による送信中に第1のデータよりも優先度の高い第2
のデータを送信する必要が生じた場合に、前記コード体
系で定義されていない割込みコード及び第2のデータ
を、第1の送信手段による送信に対して非同期で割り込
んで信号伝送路を介して送信する第2の送信手段と、を
接続し、信号伝送路の他端に、信号伝送路を介して受信
したデータに割込みコードが含まれていた場合には、割
込みコードと共に送信された第2のデータを抽出し第2
のデータに応じて処理を行うと共に、受信したデータの
うち第1の送信手段によって変換された第1のデータに
対応するデータを第1のデータに逆変換し、該逆変換し
た第1のデータに応じて処理を行う処理手段を接続した
ので、複数のシステムを低コストで連結することができ
る、という優れた効果が得られる。
に、送信すべき第1のデータを予め定められたコード体
系に従って変換し、変換した第1のデータを信号伝送路
を介して順次送信する第1の送信手段と、第1の送信手
段による送信中に第1のデータよりも優先度の高い第2
のデータを送信する必要が生じた場合に、前記コード体
系で定義されていない割込みコード及び第2のデータ
を、第1の送信手段による送信に対して非同期で割り込
んで信号伝送路を介して送信する第2の送信手段と、を
接続し、信号伝送路の他端に、信号伝送路を介して受信
したデータに割込みコードが含まれていた場合には、割
込みコードと共に送信された第2のデータを抽出し第2
のデータに応じて処理を行うと共に、受信したデータの
うち第1の送信手段によって変換された第1のデータに
対応するデータを第1のデータに逆変換し、該逆変換し
た第1のデータに応じて処理を行う処理手段を接続した
ので、複数のシステムを低コストで連結することができ
る、という優れた効果が得られる。
【図1】本実施例に係るコンピュータシステムの概略構
成図を示す外観図である。
成図を示す外観図である。
【図2】パーソナルコンピュータに装着されるOSMC
カード、及び拡張ボックスの概略構成図である。
カード、及び拡張ボックスの概略構成図である。
【図3】OSMCコントローラの概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】パケットの構成を示す概念図である。
【図5】二次側システムへの16ビットデータの書込み
動作を説明するためのタイミングチャートである。
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】二次側システムからの16ビットデータの読出
し動作を説明するためのタイミングチャートである。
し動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】(A)は割込みが発生しなかった場合、(B)
は割込みが発生した場合に送信部から各々出力されるデ
ータを示す概念図である。
は割込みが発生した場合に送信部から各々出力されるデ
ータを示す概念図である。
10 コンピュータシステム 12 パーソナルコンピュータ 14 拡張ボックス 16 光ファイバアッセンブリ 18 マイクロチャネルバス 30 パケットデータ処理部 32 非パケットデータ処理部 34 送受信部 46 割込みシーケンサ 58 割込み検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根 広尚 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内 (72)発明者 石川 浩 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 内
Claims (3)
- 【請求項1】 信号伝送路を介して互いに接続された一
対のシステムの一方から他方へシリアルにデータを送信
するためのデータ通信方法であって、 前記一対のシステムの一方から他方へ送信すべき第1の
データを予め定められたコード体系に従って変換し、変
換した第1のデータを前記信号伝送路を介して順次送信
し、 前記変換した第1のデータの送信中に第1のデータより
も優先度の高い第2のデータを送信する必要が生じた場
合には、前記コード体系で定義されていない割込みコー
ド及び前記第2のデータを、前記変換した第1のデータ
の送信に対して非同期で割り込んで前記信号伝送路を介
して送信する、 ことを特徴とするデータ通信方法。 - 【請求項2】 一対のシステムの双方に各々接続され前
記一対のシステムを連結するためのシステム連結装置で
あって、 信号伝送路と、 前記信号伝送路の一端に接続され、送信すべき第1のデ
ータを予め定められたコード体系に従って変換し、変換
した第1のデータを信号伝送路を介して順次送信する第
1の送信手段と、 信号伝送路の一端に接続され、前記第1の送信手段によ
る送信中に前記第1のデータよりも優先度の高い第2の
データを送信する必要が生じた場合に、前記コード体系
で定義されていない割込みコード及び前記第2のデータ
を、第1の送信手段による送信に対して非同期で割り込
んで信号伝送路を介して送信する第2の送信手段と、 信号伝送路の他端に接続され、信号伝送路を介して受信
したデータに前記割込みコードが含まれていた場合に
は、割込みコードと共に送信された第2のデータを抽出
し第2のデータに応じて処理を行うと共に、前記受信し
たデータのうち第1の送信手段によって変換された第1
のデータに対応するデータを第1のデータに逆変換し、
該逆変換した第1のデータに応じて処理を行う処理手段
と、 を備えたことを特徴とするシステム連結装置。 - 【請求項3】 前記第1の送信手段及び第2の送信手段
は前記一対のシステムの一方に設けられた第1のバスに
各々接続されており、前記第1のデータ又は第2のデー
タとして前記第1のバスの状態を表すデータを送信し、
前記処理手段は一対のシステムの他方に設けられた第2
のバスに接続されており、前記第1のデータ又は第2の
データに応じて前記第2のバスの状態を変更することを
特徴とする請求項2記載のシステム連結装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318535A JPH07200432A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ通信方法及びシステム連結装置 |
US08/336,153 US5539666A (en) | 1993-12-17 | 1994-11-08 | Data communications method and system coupling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5318535A JPH07200432A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ通信方法及びシステム連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07200432A true JPH07200432A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18100210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5318535A Pending JPH07200432A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | データ通信方法及びシステム連結装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5539666A (ja) |
JP (1) | JPH07200432A (ja) |
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JPH04127640A (ja) * | 1990-09-19 | 1992-04-28 | Yaskawa Electric Corp | 割込信号の送信方法とその装置 |
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1993
- 1993-12-17 JP JP5318535A patent/JPH07200432A/ja active Pending
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1994
- 1994-11-08 US US08/336,153 patent/US5539666A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5539666A (en) | 1996-07-23 |
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