JPH07199265A - 像振れ補正機能付カメラ - Google Patents
像振れ補正機能付カメラInfo
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- JPH07199265A JPH07199265A JP34911993A JP34911993A JPH07199265A JP H07199265 A JPH07199265 A JP H07199265A JP 34911993 A JP34911993 A JP 34911993A JP 34911993 A JP34911993 A JP 34911993A JP H07199265 A JPH07199265 A JP H07199265A
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- Japan
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- image
- exposure
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Links
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Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 像振れ補正効果をより一層アップさせた写真
撮影を行えるようにする。 【構成】 像振れ補正手段211の作動中に、露光開始
指示がなされても、画像振れ検出手段201,205の
出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、露光
手段201,207を動作させない露光制御手段201
を設け、露光開始指示がなされても、画像振れ検出手段
の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、つ
まり補正残りが小さくなるまでは露光動作を禁止するよ
うにしている。
撮影を行えるようにする。 【構成】 像振れ補正手段211の作動中に、露光開始
指示がなされても、画像振れ検出手段201,205の
出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、露光
手段201,207を動作させない露光制御手段201
を設け、露光開始指示がなされても、画像振れ検出手段
の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、つ
まり補正残りが小さくなるまでは露光動作を禁止するよ
うにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの振れ状態を検
出し、この検出信号に基づいて像振れを補正する像振れ
補正手段と、撮影画像の振れ状態を検出する画像振れ検
出手段とを備えた像振れ補正機能付カメラの改良に関す
るものである。
出し、この検出信号に基づいて像振れを補正する像振れ
補正手段と、撮影画像の振れ状態を検出する画像振れ検
出手段とを備えた像振れ補正機能付カメラの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラを始めとする光学系の
像振れ補正、つまり手振れなどによる振動を抑制して像
安定を行うための装置が提案されている。これは一般
に、振動を検出するセンサと、そのセンサからの信号に
応じて画像の振れが生じないよう補正を加える補正系か
ら構成される。
像振れ補正、つまり手振れなどによる振動を抑制して像
安定を行うための装置が提案されている。これは一般
に、振動を検出するセンサと、そのセンサからの信号に
応じて画像の振れが生じないよう補正を加える補正系か
ら構成される。
【0003】この種の像振れ補正装置は、カメラの振れ
振動(通常、撮影光軸に垂直な2軸回りの傾斜振動)を
センサによって加速度信号、または速度信号、または変
移信号、あるいは、速度信号に変換し、この変換後の信
号に応答して前記補正系を振動抑圧方向に駆動させるも
のとして構成される。
振動(通常、撮影光軸に垂直な2軸回りの傾斜振動)を
センサによって加速度信号、または速度信号、または変
移信号、あるいは、速度信号に変換し、この変換後の信
号に応答して前記補正系を振動抑圧方向に駆動させるも
のとして構成される。
【0004】光学的に補正を行う場合、補正系は、光学
系を径方向に揺動、または撮影光軸に垂直な2軸回りに
回動させるよう構成され、これにより結像される像の振
動を抑圧するフィードバック系制御機構が構成される。
系を径方向に揺動、または撮影光軸に垂直な2軸回りに
回動させるよう構成され、これにより結像される像の振
動を抑圧するフィードバック系制御機構が構成される。
【0005】このような像振れ補正装置を一眼レフカメ
ラに適用する場合、像振れ補正装置は交換レンズ側に内
蔵されるか、カメラボディとレンズとの間に入るアダプ
タの形態を取る。
ラに適用する場合、像振れ補正装置は交換レンズ側に内
蔵されるか、カメラボディとレンズとの間に入るアダプ
タの形態を取る。
【0006】図8はこのような像振れ補正装置の一例を
示したものである。
示したものである。
【0007】像振れ補正機構は、光軸と直交する互いに
垂直な2方向(ピッチPとヨーY)に駆動されるが、両
方向とも同様な構成のため、ピッチ方向のみ説明する。
垂直な2方向(ピッチPとヨーY)に駆動されるが、両
方向とも同様な構成のため、ピッチ方向のみ説明する。
【0008】図8において、補正レンズ保持枠601は
すべり軸受602pを介して、ピッチスライド軸603
p上を摺動出来るようになっている。また、ピッチスラ
イド軸603pは中間アーム604に取り付けられてい
る。補正レンズ保持枠601にはコイル605pが取り
付けられていて、固定枠606にはヨーク607pと永
久磁石608pで構成される磁気回路が固定されてい
る。
すべり軸受602pを介して、ピッチスライド軸603
p上を摺動出来るようになっている。また、ピッチスラ
イド軸603pは中間アーム604に取り付けられてい
る。補正レンズ保持枠601にはコイル605pが取り
付けられていて、固定枠606にはヨーク607pと永
久磁石608pで構成される磁気回路が固定されてい
る。
【0009】そして、前記コイル605pに通電するこ
とにより、補正レンズ保持枠601はピッチ方向に駆動
される。
とにより、補正レンズ保持枠601はピッチ方向に駆動
される。
【0010】次に、補正レンズ保持枠601の変位検出
機能について説明する。
機能について説明する。
【0011】補正レンズ保持枠601に設けられた穴6
09pにスリット610p,集光レンズ611p,赤外
発光ダイオード(以下、IREDと記す)612pが設
けられている。IRED621pに対向した固定枠60
6上には、受光器(以下、PSDと記す)613pが配
置されている。
09pにスリット610p,集光レンズ611p,赤外
発光ダイオード(以下、IREDと記す)612pが設
けられている。IRED621pに対向した固定枠60
6上には、受光器(以下、PSDと記す)613pが配
置されている。
【0012】そして、前記IRED612pを駆動する
と、その投射光である近赤外光がスリット610pを通
過してPSD613pに入射し、該PSD613pから
その光の位置に応じた信号が出力され、この信号から補
正レンズ保持枠610の変位が検出される。
と、その投射光である近赤外光がスリット610pを通
過してPSD613pに入射し、該PSD613pから
その光の位置に応じた信号が出力され、この信号から補
正レンズ保持枠610の変位が検出される。
【0013】ここで、PSD613pの出力を増幅器6
14pで増幅し、駆動回路615pを通してコイル60
5pに入力すると、補正レンズ保持枠610が駆動され
て、PSD613pの出力がゼロになる点(中立点)で
安定する。このような系に振れ量に値する振れセンサ6
16pの出力を加算すると、補正レンズ保持枠610
は、振れ量を中立点として極めて精度良く追従してい
き、像振れを補正するように駆動される。
14pで増幅し、駆動回路615pを通してコイル60
5pに入力すると、補正レンズ保持枠610が駆動され
て、PSD613pの出力がゼロになる点(中立点)で
安定する。このような系に振れ量に値する振れセンサ6
16pの出力を加算すると、補正レンズ保持枠610
は、振れ量を中立点として極めて精度良く追従してい
き、像振れを補正するように駆動される。
【0014】このようなシステムを用い、像振れ補正を
行うのであるが、像振れ補正を行っていない場合は、像
振れ補正装置を電気的、あるいは、機械的に所定位置に
固定(ロック)しておく必要がある。それは、例えばカ
メラの持ち運びを考えると、ロックされていなければ、
該像振れ補正装置を光軸に対して垂直な面内での移動を
抑制する力はなく、持ち運びによる振動で不用意に揺動
し、周辺の他部材との衝突による音の発生、さらには衝
撃による像振れ補正装置の損傷、破壊ということが起こ
り得るからである。
行うのであるが、像振れ補正を行っていない場合は、像
振れ補正装置を電気的、あるいは、機械的に所定位置に
固定(ロック)しておく必要がある。それは、例えばカ
メラの持ち運びを考えると、ロックされていなければ、
該像振れ補正装置を光軸に対して垂直な面内での移動を
抑制する力はなく、持ち運びによる振動で不用意に揺動
し、周辺の他部材との衝突による音の発生、さらには衝
撃による像振れ補正装置の損傷、破壊ということが起こ
り得るからである。
【0015】従来、このようなロック手段としては、電
気的、あるいは、機械的に行うものがある。電気的に行
うものにおいては、一定の信号を入力して定位置になる
ように駆動させるというものであるが、省電力の観点か
ら、このような電気的ロック手段よりも、機械的ロック
手段の方が主流である。
気的、あるいは、機械的に行うものがある。電気的に行
うものにおいては、一定の信号を入力して定位置になる
ように駆動させるというものであるが、省電力の観点か
ら、このような電気的ロック手段よりも、機械的ロック
手段の方が主流である。
【0016】ここで、その機械的ロック手段について説
明する。
明する。
【0017】図8において、補正レンズ保持枠601に
は、円錐状の凹部617を被係合部として設けてあり、
係合部である円錐状の凸部618を被係合部である凹部
617に係合(ロック)する(矢印619方向)。これ
により、補正レンズ保持枠601のピッチ方向の動きを
規制し、ロック状態となる。
は、円錐状の凹部617を被係合部として設けてあり、
係合部である円錐状の凸部618を被係合部である凹部
617に係合(ロック)する(矢印619方向)。これ
により、補正レンズ保持枠601のピッチ方向の動きを
規制し、ロック状態となる。
【0018】ロックを解除する際は、円錐状の凸部61
8が矢印619と反対の矢印620方向に動かされ、被
係合部である円錐状凹部617より離れ、補正レンズと
一体の補正レンズ保持枠601は光軸と直交する面内を
自在に駆動可能なロック解除状態となる。
8が矢印619と反対の矢印620方向に動かされ、被
係合部である円錐状凹部617より離れ、補正レンズと
一体の補正レンズ保持枠601は光軸と直交する面内を
自在に駆動可能なロック解除状態となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のシステムでは、次のような問題点が発生する。
従来のシステムでは、次のような問題点が発生する。
【0020】カメラの振れを検出する振れセンサは、周
波数特性の関係で出力に位相遅れなどがあり、実際の振
れとは多少異なった値を出力してしまうのである。ま
た、温度や湿度などの周囲の環境条件によっても特性が
変わってしまう。さらに、レンズをシフトさせる補正系
にも周波数特性による位相遅れがあり、振れ補正系全体
の位相遅れはかなり大きくなってしまうのである。
波数特性の関係で出力に位相遅れなどがあり、実際の振
れとは多少異なった値を出力してしまうのである。ま
た、温度や湿度などの周囲の環境条件によっても特性が
変わってしまう。さらに、レンズをシフトさせる補正系
にも周波数特性による位相遅れがあり、振れ補正系全体
の位相遅れはかなり大きくなってしまうのである。
【0021】この様なことがあると、像振れ補正装置を
作動させても、振れ量と補正量の対応がずれているの
で、ある周波数帯では補正エラーとしてかなりの振れが
残ってしまうのである。
作動させても、振れ量と補正量の対応がずれているの
で、ある周波数帯では補正エラーとしてかなりの振れが
残ってしまうのである。
【0022】そして、補正残りの振れが大きいときに露
光してしまうと、振れ写真となり、像振れ補正の効果が
低減してしまう。
光してしまうと、振れ写真となり、像振れ補正の効果が
低減してしまう。
【0023】(発明の目的)本発明の目的は、像振れ補
正効果をより一層アップさせた撮影を行うことのできる
像振れ補正機能付カメラを提供することである。
正効果をより一層アップさせた撮影を行うことのできる
像振れ補正機能付カメラを提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、像振れ補正手
段の作動中に、露光開始指示がなされても、画像振れ検
出手段の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまで
は、露光手段を動作させない露光制御手段を設け、露光
開始指示がなされても、画像振れ検出手段の出力が少な
くとも所定の値より小さくなるまでは、つまり補正残り
が小さくなるまでは露光動作を禁止するようにしてい
る。
段の作動中に、露光開始指示がなされても、画像振れ検
出手段の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまで
は、露光手段を動作させない露光制御手段を設け、露光
開始指示がなされても、画像振れ検出手段の出力が少な
くとも所定の値より小さくなるまでは、つまり補正残り
が小さくなるまでは露光動作を禁止するようにしてい
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における像振
れ補正機能付カメラの概略構成を示す図である。
れ補正機能付カメラの概略構成を示す図である。
【0027】カメラ本体101内において、102はペ
ンタプリズム、103は一部の光線をフィルム面104
へ、残りをファインダ光学系へ反射させる固定された半
透明型のメインミラーである。105は測距及び画像振
れ検出を行うイメージセンサ106へ光を導く補助ミラ
ーであって、露光中はミラーボックス下面へ退避する。
107は接眼レンズ、108はシャッタユニットであ
る。109はカメラのブレを検出する振れ検出センサ、
110は絞り、111は光束を手振れ量に応じて曲げる
為の振れ補正レンズユニット、112は撮影レンズであ
る。
ンタプリズム、103は一部の光線をフィルム面104
へ、残りをファインダ光学系へ反射させる固定された半
透明型のメインミラーである。105は測距及び画像振
れ検出を行うイメージセンサ106へ光を導く補助ミラ
ーであって、露光中はミラーボックス下面へ退避する。
107は接眼レンズ、108はシャッタユニットであ
る。109はカメラのブレを検出する振れ検出センサ、
110は絞り、111は光束を手振れ量に応じて曲げる
為の振れ補正レンズユニット、112は撮影レンズであ
る。
【0028】図2は、図1で示したカメラ内部の電気的
構成の概略を示すブロック図である。
構成の概略を示すブロック図である。
【0029】図2において、201はカメラ全体の制御
を行うマイクロコンピュータ、202はフォーカス駆動
系、203は絞り駆動系、204はズーム駆動系であ
る。そして、205は前記イメージセンサ106を含
み、測距と像振れ量検出を行う測距部、206は測光
部、207はシャッタ部、208は表示部、209はそ
の他の制御部である。
を行うマイクロコンピュータ、202はフォーカス駆動
系、203は絞り駆動系、204はズーム駆動系であ
る。そして、205は前記イメージセンサ106を含
み、測距と像振れ量検出を行う測距部、206は測光
部、207はシャッタ部、208は表示部、209はそ
の他の制御部である。
【0030】210は振れ補正用のマイクロコンピュー
タであり、振れ補正系211の制御を行う。振れ補正系
211は、カメラの振れを検知する振れセンサ212、
該振れセンサ212からの信号に基づいてフィードバッ
ク制御を行う信号処理系213、該信号処理系213か
らの制御信号によって実際の振れ補正動作を行う振れ補
正駆動系214からなる。
タであり、振れ補正系211の制御を行う。振れ補正系
211は、カメラの振れを検知する振れセンサ212、
該振れセンサ212からの信号に基づいてフィードバッ
ク制御を行う信号処理系213、該信号処理系213か
らの制御信号によって実際の振れ補正動作を行う振れ補
正駆動系214からなる。
【0031】また、215(SW1)は測光,測距を行
うスイッチで、216(SW2)はレリーズスイッチで
あり、一般にスイッチSW1,SW2は2段ストローク
スイッチであって、レリーズボタンの第1ストロークで
スイッチSW1がON,第2ストロークでスイッチSW
2がONになるように構成されている。217(SW
M)は露出モード選択スイッチであり、モード変更の操
作としては、該スイッチSWMのON,OFFで行った
り、スイッチSWMと他の操作部材との同時操作により
行う方法等がある。218(SWIS)は像振れ補正駆
動(以下、ISと記す)選択スイッチであり、IS動作
を選択する場合は、このスイッチSWISをONにす
る。
うスイッチで、216(SW2)はレリーズスイッチで
あり、一般にスイッチSW1,SW2は2段ストローク
スイッチであって、レリーズボタンの第1ストロークで
スイッチSW1がON,第2ストロークでスイッチSW
2がONになるように構成されている。217(SW
M)は露出モード選択スイッチであり、モード変更の操
作としては、該スイッチSWMのON,OFFで行った
り、スイッチSWMと他の操作部材との同時操作により
行う方法等がある。218(SWIS)は像振れ補正駆
動(以下、ISと記す)選択スイッチであり、IS動作
を選択する場合は、このスイッチSWISをONにす
る。
【0032】これらの電気系は、電源219から電源供
給がなされる。
給がなされる。
【0033】ここで、測距用のセンサとその信号処理系
を用いて像振れ検知を行う方法について一例を示す。
を用いて像振れ検知を行う方法について一例を示す。
【0034】図3に焦点検出の光学系を示す。図3の
(A)に示す様に、対物レンズ301(図1の撮影レン
ズ112に相当)の各々異なる2つの領域を通過した光
束による光学像を二次結像レンズ302a,302bを
介して2つのセンサアレイ303a,303b(図1の
イメージセンサ106に相当)で検出し、図3(B)に
示す様に、出力信号Sa,Sbを得て、この出力信号S
a,Sbの位相差から対物レンズ301のピント状態を
知ることができる。振れ検知の方法は、どちらか一方の
出力信号Sa(又はSb)を一定の時間差をおいて二度
検出し、両者の位相差から振れを検出するものである。
(A)に示す様に、対物レンズ301(図1の撮影レン
ズ112に相当)の各々異なる2つの領域を通過した光
束による光学像を二次結像レンズ302a,302bを
介して2つのセンサアレイ303a,303b(図1の
イメージセンサ106に相当)で検出し、図3(B)に
示す様に、出力信号Sa,Sbを得て、この出力信号S
a,Sbの位相差から対物レンズ301のピント状態を
知ることができる。振れ検知の方法は、どちらか一方の
出力信号Sa(又はSb)を一定の時間差をおいて二度
検出し、両者の位相差から振れを検出するものである。
【0035】その際、位相差dを求めるアルゴリズムに
は、以下のようなものが知られている。
は、以下のようなものが知られている。
【0036】ある時点におけるセンサアレイ303aか
らの信号Saと一定時間経過後の同一センサ303aの
信号Sa´をそれぞれA像{a1 ,a2 ,……,a
N }、A´像{a1 ´,a2 ´,……,aN ´}のN個
の像信号とし、A像,A´像の相関量PK を、 と定義する(但し、n=N−K,−N/2≦K≦N/
2)。
らの信号Saと一定時間経過後の同一センサ303aの
信号Sa´をそれぞれA像{a1 ,a2 ,……,a
N }、A´像{a1 ´,a2 ´,……,aN ´}のN個
の像信号とし、A像,A´像の相関量PK を、 と定義する(但し、n=N−K,−N/2≦K≦N/
2)。
【0037】上記の(1),(2)式によれば、相関量
PK はA像とA´像一致性を位相を変えながら演算する
もので、相関量PK を参照にするKが前述の位相差dと
なる。したがって、上記の(1),(2)式の演算を行
えば、振れによる像の移動量に関する情報を得ることが
できる。
PK はA像とA´像一致性を位相を変えながら演算する
もので、相関量PK を参照にするKが前述の位相差dと
なる。したがって、上記の(1),(2)式の演算を行
えば、振れによる像の移動量に関する情報を得ることが
できる。
【0038】次に、動作について図4及び図5のフロー
チャートにしたがって説明する。
チャートにしたがって説明する。
【0039】図4はカメラ制御用マイクロコンピュータ
201の動作を、図5は振れ補正用マイクロコンピュー
タ210の動作を、それぞれ示している。
201の動作を、図5は振れ補正用マイクロコンピュー
タ210の動作を、それぞれ示している。
【0040】最初に、図4のフローチャートにしたがっ
て、カメラ制御用マイクロコンピュータ201の動作に
ついて説明する。
て、カメラ制御用マイクロコンピュータ201の動作に
ついて説明する。
【0041】電源219から電源供給がなされると、カ
メラ制御用マイクロコンピュータ201は図4のステッ
プ1からの制御を開始する。 [ステップ1] カメラ制御用マイクロコンピュータ2
01内の各メモリ等の初期化を行う。 [ステップ2] レリーズボタンの第1ストロークによ
りONするスイッチSW1の状態を調べ、OFFであれ
ばこのステップに留まり、その後ONすることによりス
テップ3へ進む。 [ステップ3] 測光部206を駆動して測光情報を得
る。 [ステップ4] 測距部205を駆動して測距情報を得
る。 [ステップ5] 上記ステップ4にて得られた測距情報
に基づいてフォーカス駆動系202によりフォーカスレ
ンズを駆動する。 [ステップ6] フォーカスレンズが合焦位置に達した
か否かを判別し、もし達していなければステップ2へ戻
り、同様の動作を繰り返す。一方、合焦位置に達してい
れば、ステップ7へ進む。 [ステップ7] レリーズボタンの第2ストロークによ
りONするスイッチSW2の状態を調べ、OFFであれ
ばステップ2へ戻り、同様の動作を行う。また、ONで
あれば、ステップ8へ進む。 [ステップ8] スイッチSWISの状態を調べ、OF
FであればIS動作の指示がなされていないので、ステ
ップ13ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行うた
めにステップ9へ進む。
メラ制御用マイクロコンピュータ201は図4のステッ
プ1からの制御を開始する。 [ステップ1] カメラ制御用マイクロコンピュータ2
01内の各メモリ等の初期化を行う。 [ステップ2] レリーズボタンの第1ストロークによ
りONするスイッチSW1の状態を調べ、OFFであれ
ばこのステップに留まり、その後ONすることによりス
テップ3へ進む。 [ステップ3] 測光部206を駆動して測光情報を得
る。 [ステップ4] 測距部205を駆動して測距情報を得
る。 [ステップ5] 上記ステップ4にて得られた測距情報
に基づいてフォーカス駆動系202によりフォーカスレ
ンズを駆動する。 [ステップ6] フォーカスレンズが合焦位置に達した
か否かを判別し、もし達していなければステップ2へ戻
り、同様の動作を繰り返す。一方、合焦位置に達してい
れば、ステップ7へ進む。 [ステップ7] レリーズボタンの第2ストロークによ
りONするスイッチSW2の状態を調べ、OFFであれ
ばステップ2へ戻り、同様の動作を行う。また、ONで
あれば、ステップ8へ進む。 [ステップ8] スイッチSWISの状態を調べ、OF
FであればIS動作の指示がなされていないので、ステ
ップ13ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行うた
めにステップ9へ進む。
【0042】ここでは、スイッチSWISはONされて
いるものとして、ステップ9以降の動作を説明する。 [ステップ9] 測距部206に含まれるイメージセン
サ106へ光像の蓄積を開始する。 [ステップ10] 蓄積レベルが所定のレベルに達する
と、上記イメージセンサ106からの光像変換信号をA
/D変換し、ディジタルの像信号ai としてメモリに順
次格納する。 [ステップ11] 1シーケス前の像信号a´と先程の
像信号信号ai により位相差(像振れ量)dを演算す
る。 [ステップ12] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ13へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ9へ戻り、もう一度同様の動作を繰り返
す。 [ステップ13] メインミラー103をアップさせ
る。 [ステップ14] 絞り駆動部203を駆動して絞り込
みを行う。 [ステップ15] シャッタ部207を駆動してシャッ
タ先幕を走行させ、露光を開始する。 [ステップ16] 内蔵のタイマをスタートさせる。 [ステップ17] 上記のステップ3において得られた
測光値等によって定められるシャッタ秒時に上記のタイ
マのカウント値が達すると、上記のシャッタ部207を
駆動してシャッタ後幕を走行させ、露光を開始する。 [ステップ18] 絞り駆動部203を駆動して、絞り
を開放に戻す。 [ステップ19] メインミラー103をダウンさせ、
露光動作を終了する。
いるものとして、ステップ9以降の動作を説明する。 [ステップ9] 測距部206に含まれるイメージセン
サ106へ光像の蓄積を開始する。 [ステップ10] 蓄積レベルが所定のレベルに達する
と、上記イメージセンサ106からの光像変換信号をA
/D変換し、ディジタルの像信号ai としてメモリに順
次格納する。 [ステップ11] 1シーケス前の像信号a´と先程の
像信号信号ai により位相差(像振れ量)dを演算す
る。 [ステップ12] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ13へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ9へ戻り、もう一度同様の動作を繰り返
す。 [ステップ13] メインミラー103をアップさせ
る。 [ステップ14] 絞り駆動部203を駆動して絞り込
みを行う。 [ステップ15] シャッタ部207を駆動してシャッ
タ先幕を走行させ、露光を開始する。 [ステップ16] 内蔵のタイマをスタートさせる。 [ステップ17] 上記のステップ3において得られた
測光値等によって定められるシャッタ秒時に上記のタイ
マのカウント値が達すると、上記のシャッタ部207を
駆動してシャッタ後幕を走行させ、露光を開始する。 [ステップ18] 絞り駆動部203を駆動して、絞り
を開放に戻す。 [ステップ19] メインミラー103をダウンさせ、
露光動作を終了する。
【0043】次に、図5のフローチャートにしたがっ
て、振れ補正制御用マイクロコンピュータ210の動作
について説明する [ステップ21] 振れ補正制御用マイクロコンピュー
タ210内のメモリ等の初期化を行う。 [ステップ22] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ33ヘ進む。 [ステップ23] ここではIS動作を停止する。 [ステップ24] 補正レンズユニット111のロック
を行う。
て、振れ補正制御用マイクロコンピュータ210の動作
について説明する [ステップ21] 振れ補正制御用マイクロコンピュー
タ210内のメモリ等の初期化を行う。 [ステップ22] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ33ヘ進む。 [ステップ23] ここではIS動作を停止する。 [ステップ24] 補正レンズユニット111のロック
を行う。
【0044】上記ステップ22において、スイッチSW
ISがONされていれば、IS動作を行うためにステッ
プ25へ進む。 [ステップ25] 補正レンズユニット111のロック
を解除する。 [ステップ26] 振れ補正系211内の信号処理系2
13にて算出される振れ補正量に従って補正レンズユニ
ット111を駆動し、像振れを補正する。
ISがONされていれば、IS動作を行うためにステッ
プ25へ進む。 [ステップ25] 補正レンズユニット111のロック
を解除する。 [ステップ26] 振れ補正系211内の信号処理系2
13にて算出される振れ補正量に従って補正レンズユニ
ット111を駆動し、像振れを補正する。
【0045】以上の様に、IS動作中に露光タイミング
を制御することにより、ISの補正残りが大きいときに
露光がなされることがなくなり、IS効果をより一層ア
ップさせることができる。
を制御することにより、ISの補正残りが大きいときに
露光がなされることがなくなり、IS効果をより一層ア
ップさせることができる。
【0046】(第2の実施例)上記の第1の実施例にお
いて、元々の振れが大きく、補正残りが大きい場合に
は、スイッチSW2を押してからなかなか露光されず、
シャッタチャンスを逃してしまうという問題点を有して
いる。
いて、元々の振れが大きく、補正残りが大きい場合に
は、スイッチSW2を押してからなかなか露光されず、
シャッタチャンスを逃してしまうという問題点を有して
いる。
【0047】そこで、この第2の実施例では、ある一定
時間、露光が可能とならないような場合は、しきい値を
大きな値に変更し、露光が早まるようにしようとするも
のである。
時間、露光が可能とならないような場合は、しきい値を
大きな値に変更し、露光が早まるようにしようとするも
のである。
【0048】図6は本発明の第2の実施例における像振
れ補正機能付カメラ内のカメラ制御マイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートであり、以下これにした
がって説明する。
れ補正機能付カメラ内のカメラ制御マイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートであり、以下これにした
がって説明する。
【0049】なお、回路構成等は第1の実施例と同様で
あり、又、図4と同じ動作を行う部分は同一ステップ番
号を付し、それらの説明は省略する。 [ステップ31] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ38ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行う
ためにステップ32へ進む。 [ステップ32] 内蔵のタイマT1 をリセットし、ス
タートさせ、ステップ33へ進む。 [ステップ33] 第1の実施例と同様に、1シーケス
前の像信号a´と今回の像信号信号ai により像振れ量
dを演算する。 [ステップ34] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ38へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ35へ進む。 [ステップ35] 上記のタイマT1 がある一定時間T
LMT を経過したか否かを調べ、経過していなければステ
ップ33へ戻り、同様の動作を繰り返す。一方、一定時
間TLMT を経過した場合には、ステップ36へ進む。 [ステップ36] しきい値Sを大きな値(S+α)に
変更する。 [ステップ37] 上記のタイマT1 をリセットし、再
度スタートさせ、ステップ33へ戻り、同様の動作を繰
り返す。
あり、又、図4と同じ動作を行う部分は同一ステップ番
号を付し、それらの説明は省略する。 [ステップ31] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ38ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行う
ためにステップ32へ進む。 [ステップ32] 内蔵のタイマT1 をリセットし、ス
タートさせ、ステップ33へ進む。 [ステップ33] 第1の実施例と同様に、1シーケス
前の像信号a´と今回の像信号信号ai により像振れ量
dを演算する。 [ステップ34] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ38へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ35へ進む。 [ステップ35] 上記のタイマT1 がある一定時間T
LMT を経過したか否かを調べ、経過していなければステ
ップ33へ戻り、同様の動作を繰り返す。一方、一定時
間TLMT を経過した場合には、ステップ36へ進む。 [ステップ36] しきい値Sを大きな値(S+α)に
変更する。 [ステップ37] 上記のタイマT1 をリセットし、再
度スタートさせ、ステップ33へ戻り、同様の動作を繰
り返す。
【0050】その後、ステップ34において、「d≦
S」の関係にあると判定、つまり補正残りがある許容値
より小さいと判定した場合は、ステップ38へ進む。ま
た、スイッチSWISがOFFの場合も、同様にステッ
プ38へ進む。 [ステップ38] 第1の実施例と同様、露光動作を実
行する。
S」の関係にあると判定、つまり補正残りがある許容値
より小さいと判定した場合は、ステップ38へ進む。ま
た、スイッチSWISがOFFの場合も、同様にステッ
プ38へ進む。 [ステップ38] 第1の実施例と同様、露光動作を実
行する。
【0051】上記の様に動作を行うことにより、レリー
ズタイムラズを少なくすることができる。
ズタイムラズを少なくすることができる。
【0052】(第3の実施例)この第3の実施例では、
第2の実施例と同様に第1の実施例における問題点を解
消するべく、ある一定時間、露光が可能とならないよう
な場合は、強制的に露光動作を実行しようとするもので
ある。
第2の実施例と同様に第1の実施例における問題点を解
消するべく、ある一定時間、露光が可能とならないよう
な場合は、強制的に露光動作を実行しようとするもので
ある。
【0053】図7は本発明の第3の実施例における像振
れ補正機能付カメラ内のカメラ制御マイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートであり、以下これにした
がって説明する。
れ補正機能付カメラ内のカメラ制御マイクロコンピュー
タの動作を示すフローチャートであり、以下これにした
がって説明する。
【0054】なお、回路構成等は第1の実施例と同様で
あり、又、図4と同じ動作を行う部分は同一ステップ番
号を付し、それらの説明は省略する。 [ステップ41] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ46ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行う
ためにステップ42へ進む。 [ステップ42] 内蔵のタイマT1 をリセットし、ス
タートさせ、ステップ43へ進む。 [ステップ43] 第1の実施例と同様に、1シーケス
前の像信号a´と今回の像信号信号ai により像振れ量
dを演算する。 [ステップ44] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ48へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ45へ進む。 [ステップ45] 上記のタイマT1 がある一定時間T
LMT を経過したか否かを調べ、経過していなければステ
ップ43へ戻り、同様の動作を繰り返す。一方、一定時
間TLMT を経過した場合には、ステップ46へ進む。 [ステップ46] ここでは直ちに露光動作を実行す
る。
あり、又、図4と同じ動作を行う部分は同一ステップ番
号を付し、それらの説明は省略する。 [ステップ41] スイッチSWISの状態を調べ、O
FFであればIS動作の指示がなされていないので、ス
テップ46ヘ進み、ONされていれば、IS動作を行う
ためにステップ42へ進む。 [ステップ42] 内蔵のタイマT1 をリセットし、ス
タートさせ、ステップ43へ進む。 [ステップ43] 第1の実施例と同様に、1シーケス
前の像信号a´と今回の像信号信号ai により像振れ量
dを演算する。 [ステップ44] 上記の像振れ量dと所定のしきい値
Sとの比較を行い、「d≦S」の関係にあると判定、つ
まり補正残りがある許容値より小さいと判定した場合は
ステップ48へ進み、そうでない場合は補正残りがある
としてステップ45へ進む。 [ステップ45] 上記のタイマT1 がある一定時間T
LMT を経過したか否かを調べ、経過していなければステ
ップ43へ戻り、同様の動作を繰り返す。一方、一定時
間TLMT を経過した場合には、ステップ46へ進む。 [ステップ46] ここでは直ちに露光動作を実行す
る。
【0055】上記の様に動作を行うことにより、第2の
実施例と同様、レリーズタイムラズを少なくすることが
できる。
実施例と同様、レリーズタイムラズを少なくすることが
できる。
【0056】以上の各実施例によれば、振れを補正する
振れ補正系の位相遅れなどによるIS動作中の振れ補正
残りをイメージセンサにより検出し、その時の像振れ量
を算出し、この像振れ量に基づいて露光タイミングを制
御する様にしているため、像振れ補正の効果をより一層
アップすることができる。
振れ補正系の位相遅れなどによるIS動作中の振れ補正
残りをイメージセンサにより検出し、その時の像振れ量
を算出し、この像振れ量に基づいて露光タイミングを制
御する様にしているため、像振れ補正の効果をより一層
アップすることができる。
【0057】(変形例)上記の各実施例では、イメージ
センサ106をファインダ光学系に配置しても良く、ま
た、測距用センサと画像振れセンサを別にしても同様の
効果を得ることができる。
センサ106をファインダ光学系に配置しても良く、ま
た、測距用センサと画像振れセンサを別にしても同様の
効果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像振れ補正手段の作動中に、露光開始指示がなされて
も、画像振れ検出手段の出力が少なくとも所定の値より
小さくなるまでは、露光手段を動作させない露光制御手
段を設け、露光開始指示がなされても、画像振れ検出手
段の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、
つまり補正残りが小さくなるまでは露光動作を禁止する
ようにしている。
像振れ補正手段の作動中に、露光開始指示がなされて
も、画像振れ検出手段の出力が少なくとも所定の値より
小さくなるまでは、露光手段を動作させない露光制御手
段を設け、露光開始指示がなされても、画像振れ検出手
段の出力が少なくとも所定の値より小さくなるまでは、
つまり補正残りが小さくなるまでは露光動作を禁止する
ようにしている。
【0059】よって、像振れ補正効果をより一層アップ
させた写真撮影を行うことが可能となる。
させた写真撮影を行うことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例における像振れ補正機能
付カメラの概略構成を示す図である。
付カメラの概略構成を示す図である。
【図2】図1のカメラの電気的構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】図1のカメラの焦点検出光学系について説明す
るための図である。
るための図である。
【図4】図2のカメラ制御用マイクロコンピュータの動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図5】図2の振れ補正用マイクロコンピュータの動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラ制御用マ
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第3の実施例におけるカメラ制御用マ
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
イクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】一般的な像振れ補正装置を示す構成図である。
106 イメージセンサ 111 補正レンズユニット 201 カメラ制御用マイクロコンピュータ 205 測距部 207 シャッタ部 210 振れ補正用マイクロコンピュータ 211 振れ補正系 212 振れセンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 カメラの振れ状態を検出し、この検出信
号に基づいて像振れを補正する像振れ補正手段と、撮影
画像の振れ状態を検出する画像振れ検出手段と、露光動
作を行う露光手段とを備えた像振れ補正機能付カメラに
おいて、前記像振れ補正手段の作動中に、露光開始指示
がなされても、前記画像振れ検出手段の出力が少なくと
も所定の値より小さくなるまでは、前記露光手段を動作
させない露光制御手段を設けたことを特徴とする像振れ
補正機能付カメラ。 - 【請求項2】 前記露光制御手段内に、露光開始指示が
なされてから一定時間経過しても、画像振れ検出手段の
出力が所定の値より小さくならない場合は、前記所定の
値を大きな値に変更する所定値変更手段を設けたことを
特徴とする請求項1記載の像振れ補正機能付カメラ。 - 【請求項3】 前記露光制御手段内に、露光開始指示が
なされてから一定時間経過しても、画像振れ検出手段の
出力が所定の値より小さくならない場合は、露光手段を
強制的に動作させる露光強制手段を設けたことを特徴と
する請求項1記載の像振れ補正機能付カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34911993A JPH07199265A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 像振れ補正機能付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34911993A JPH07199265A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 像振れ補正機能付カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199265A true JPH07199265A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18401624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34911993A Pending JPH07199265A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 像振れ補正機能付カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07199265A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090967A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Sony Corp | 薄膜光学装置 |
JP2007057814A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Nikon Corp | 自動撮影装置 |
JP2009294557A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Nikon Corp | プロジェクタ |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34911993A patent/JPH07199265A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003090967A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Sony Corp | 薄膜光学装置 |
JP4599781B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2010-12-15 | ソニー株式会社 | 薄膜光学装置 |
JP2007057814A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Nikon Corp | 自動撮影装置 |
JP2009294557A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Nikon Corp | プロジェクタ |
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