JPH07194518A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JPH07194518A JPH07194518A JP5354211A JP35421193A JPH07194518A JP H07194518 A JPH07194518 A JP H07194518A JP 5354211 A JP5354211 A JP 5354211A JP 35421193 A JP35421193 A JP 35421193A JP H07194518 A JPH07194518 A JP H07194518A
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- curving
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Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は湾曲部の湾曲形状を改善し、観察や処
置を行いやすくすることを最も主要な特徴とする。 【構成】湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と湾曲部4の各
湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を略同一状態に設
定する湾曲角度設定手段を設けたものである。
置を行いやすくすることを最も主要な特徴とする。 【構成】湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と湾曲部4の各
湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を略同一状態に設
定する湾曲角度設定手段を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも2方向に湾曲
できるようにした湾曲部を備えた内視鏡に関する。
できるようにした湾曲部を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡には挿入部の先端部の向
きを変えるための湾曲部が設けられているもの良く知ら
れている。その湾曲部の湾曲角度は使用目的により設定
角度が異なる。例えば、上部消化管用の内視鏡では、噴
門、十二指腸球部内の反転視などができ、胃内をくまな
く観察し、各種処置ができるようにするため、UP方向
は180〜210゜、DOWN方向は90〜110゜、
RIGHT,LEFT方向は100〜120゜の角度範
囲に設定されているものが多い。
きを変えるための湾曲部が設けられているもの良く知ら
れている。その湾曲部の湾曲角度は使用目的により設定
角度が異なる。例えば、上部消化管用の内視鏡では、噴
門、十二指腸球部内の反転視などができ、胃内をくまな
く観察し、各種処置ができるようにするため、UP方向
は180〜210゜、DOWN方向は90〜110゜、
RIGHT,LEFT方向は100〜120゜の角度範
囲に設定されているものが多い。
【0003】また、湾曲部には内視鏡の挿入部の挿入方
向に並設された複数の湾曲駒が各々リベットでそれぞれ
回動可能に連結されている。さらに、最先端の湾曲駒に
は操作ワイヤの先端部が固定されている。この操作ワイ
ヤの他端部は内視鏡の挿入部内を通して手元側の操作部
まで延出され、この操作部に設けられた湾曲操作ノブ等
の回動部材に連結されている。そして、湾曲操作ノブ等
の回動操作にともない操作ワイヤを引っ張ることによ
り、湾曲部の各湾曲駒がそれぞれ回動操作されて湾曲部
全体が所定の湾曲角度に湾曲操作されるようになって
る。
向に並設された複数の湾曲駒が各々リベットでそれぞれ
回動可能に連結されている。さらに、最先端の湾曲駒に
は操作ワイヤの先端部が固定されている。この操作ワイ
ヤの他端部は内視鏡の挿入部内を通して手元側の操作部
まで延出され、この操作部に設けられた湾曲操作ノブ等
の回動部材に連結されている。そして、湾曲操作ノブ等
の回動操作にともない操作ワイヤを引っ張ることによ
り、湾曲部の各湾曲駒がそれぞれ回動操作されて湾曲部
全体が所定の湾曲角度に湾曲操作されるようになって
る。
【0004】ここで、湾曲部の各湾曲駒1として用いら
れる湾曲管は図18に示すようにパイプ材を加工して形
成されている。そして、各湾曲駒1の前後のリベット穴
中心2,3と肩口4,5,6,7の軸方向の寸法A,
B,C,Dは部品の共通化と誤組立防止のため共通にし
ているものが多い。
れる湾曲管は図18に示すようにパイプ材を加工して形
成されている。そして、各湾曲駒1の前後のリベット穴
中心2,3と肩口4,5,6,7の軸方向の寸法A,
B,C,Dは部品の共通化と誤組立防止のため共通にし
ているものが多い。
【0005】従って、湾曲部を構成する複数の湾曲駒1
を一体的に連結した湾曲駒1の連結ユニットの組立状
態、すなわち内視鏡本体への組付け前の状態ではこの湾
曲駒1の連結ユニットの湾曲角度はUP方向とDOWN
方向、RIGHT方向とLEFT方向の各々が共通か、
あるいは4方向共に共通となっている。この場合、内視
鏡本体への組付け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角
度は内視鏡本体に組み込まれた状態での湾曲角度よりも
大きくなるように余裕を持たせてあり、内視鏡本体への
組付け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角度と内視鏡
本体に組み込まれた後の湾曲部の湾曲角度との間には1
0゜以上の差があることが一般的である。
を一体的に連結した湾曲駒1の連結ユニットの組立状
態、すなわち内視鏡本体への組付け前の状態ではこの湾
曲駒1の連結ユニットの湾曲角度はUP方向とDOWN
方向、RIGHT方向とLEFT方向の各々が共通か、
あるいは4方向共に共通となっている。この場合、内視
鏡本体への組付け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角
度は内視鏡本体に組み込まれた状態での湾曲角度よりも
大きくなるように余裕を持たせてあり、内視鏡本体への
組付け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角度と内視鏡
本体に組み込まれた後の湾曲部の湾曲角度との間には1
0゜以上の差があることが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来構成のものにあっ
ては内視鏡の湾曲部をUP方向とDOWN方向とに湾曲
させる場合を例にとると、湾曲駒1の連結ユニットが内
視鏡本体に組付けられた状態では、例えばUP方向の湾
曲角度は210゜、DOWN方向の湾曲角度は90゜に
それぞれ設定されているとすると、内視鏡本体への組付
け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角度、すなわち隣
合った湾曲駒1,1間の湾曲角度の総和はUP方向、D
OWN方向共に220〜260゜程度に設定されてい
る。
ては内視鏡の湾曲部をUP方向とDOWN方向とに湾曲
させる場合を例にとると、湾曲駒1の連結ユニットが内
視鏡本体に組付けられた状態では、例えばUP方向の湾
曲角度は210゜、DOWN方向の湾曲角度は90゜に
それぞれ設定されているとすると、内視鏡本体への組付
け前の湾曲駒1の連結ユニットの湾曲角度、すなわち隣
合った湾曲駒1,1間の湾曲角度の総和はUP方向、D
OWN方向共に220〜260゜程度に設定されてい
る。
【0007】そのため、内視鏡本体への組付け前の湾曲
駒1の連結ユニットにDOWN方向に湾曲をかけた際に
湾曲駒1の連結ユニットが湾曲可能な湾曲角度と、湾曲
駒1の連結ユニットが内視鏡本体に組付けられた状態で
の湾曲駒1の連結ユニットが湾曲可能な湾曲角度との湾
曲角度の差は130゜〜170゜程度の大きなものにな
る。この場合、操作ワイヤを引っ張り操作して湾曲部を
湾曲させる際には湾曲部は挿入部の挿入方向に対して先
端側からではなく、操作部側から曲り始めることになる
ので、湾曲部における操作部側の端部位置で90゜に急
激に曲がり、それより先端側の部分では直線状の状態で
保持される状態となり、部分的に急激に曲がる形状とな
る。
駒1の連結ユニットにDOWN方向に湾曲をかけた際に
湾曲駒1の連結ユニットが湾曲可能な湾曲角度と、湾曲
駒1の連結ユニットが内視鏡本体に組付けられた状態で
の湾曲駒1の連結ユニットが湾曲可能な湾曲角度との湾
曲角度の差は130゜〜170゜程度の大きなものにな
る。この場合、操作ワイヤを引っ張り操作して湾曲部を
湾曲させる際には湾曲部は挿入部の挿入方向に対して先
端側からではなく、操作部側から曲り始めることになる
ので、湾曲部における操作部側の端部位置で90゜に急
激に曲がり、それより先端側の部分では直線状の状態で
保持される状態となり、部分的に急激に曲がる形状とな
る。
【0008】このように、湾曲部の一部が局部的に急激
に曲げられた状態で鉗子挿通チャンネル内に鉗子を通し
た場合には鉗子の挿入操作時にその操作が重くなった
り、或いはライトガイドやチューブ類が折れたり座屈し
やすくなる問題がある。
に曲げられた状態で鉗子挿通チャンネル内に鉗子を通し
た場合には鉗子の挿入操作時にその操作が重くなった
り、或いはライトガイドやチューブ類が折れたり座屈し
やすくなる問題がある。
【0009】さらに、湾曲部の操作部側が局部的に急激
に湾曲した場合には挿入部の先端部が挿入部における湾
曲部よりも操作部側の可撓管部の部分よりも遠く離れる
ため、狭い空間、例えば、十二指腸球部内では挿入部の
先端部が体壁に近付き過ぎて観察や処置が施しにくくな
る問題がある。
に湾曲した場合には挿入部の先端部が挿入部における湾
曲部よりも操作部側の可撓管部の部分よりも遠く離れる
ため、狭い空間、例えば、十二指腸球部内では挿入部の
先端部が体壁に近付き過ぎて観察や処置が施しにくくな
る問題がある。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、湾曲部の湾曲形状を改善し、観察や処
置を行いやすくすることができる内視鏡を提供すること
にある。
で、その目的は、湾曲部の湾曲形状を改善し、観察や処
置を行いやすくすることができる内視鏡を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明は挿入部の挿入方向に並
設された複数の湾曲駒がそれぞれ回動可能に連結され、
少なくとも2方向に湾曲できるようにした湾曲部を備
え、前記湾曲部の湾曲操作時における各湾曲方向の前記
湾曲部の湾曲角度に比べて前記湾曲部の湾曲方向と同方
向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度の総和が大きく
なる状態に設定された内視鏡において、前記湾曲部の各
湾曲方向と同方向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度
の総和と前記湾曲部の各湾曲方向の前記湾曲部の湾曲角
度との差を略同一状態に設定する湾曲角度設定手段を設
けたものである。
設された複数の湾曲駒がそれぞれ回動可能に連結され、
少なくとも2方向に湾曲できるようにした湾曲部を備
え、前記湾曲部の湾曲操作時における各湾曲方向の前記
湾曲部の湾曲角度に比べて前記湾曲部の湾曲方向と同方
向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度の総和が大きく
なる状態に設定された内視鏡において、前記湾曲部の各
湾曲方向と同方向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度
の総和と前記湾曲部の各湾曲方向の前記湾曲部の湾曲角
度との差を略同一状態に設定する湾曲角度設定手段を設
けたものである。
【0012】
【作用】湾曲部の各湾曲方向と同方向に回動する隣合っ
た湾曲駒の湾曲角度の総和と湾曲部の各湾曲方向の湾曲
部の湾曲角度との差を略同一状態に設定することによ
り、湾曲部の湾曲操作時には湾曲部の操作部側で集中し
て曲がることを防止し、なだらかに湾曲するようにした
ものである。
た湾曲駒の湾曲角度の総和と湾曲部の各湾曲方向の湾曲
部の湾曲角度との差を略同一状態に設定することによ
り、湾曲部の湾曲操作時には湾曲部の操作部側で集中し
て曲がることを防止し、なだらかに湾曲するようにした
ものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)乃
至図3を参照して説明する。図2は撮像素子を組込んだ
電子内視鏡1のシステム全体の概略構成を示すもので、
2は観察対象の管腔内に挿入される可撓管からなる挿入
部、3はこの挿入部2の基端部に連結された操作部であ
る。
至図3を参照して説明する。図2は撮像素子を組込んだ
電子内視鏡1のシステム全体の概略構成を示すもので、
2は観察対象の管腔内に挿入される可撓管からなる挿入
部、3はこの挿入部2の基端部に連結された操作部であ
る。
【0014】また、内視鏡1の挿入部2の先端側には4
方向に湾曲できるようにした湾曲部4が配設されてい
る。さらに、この湾曲部4の先端には対物レンズ等の光
学要素を組み込んだ先端構成部5が設けられている。
方向に湾曲できるようにした湾曲部4が配設されてい
る。さらに、この湾曲部4の先端には対物レンズ等の光
学要素を組み込んだ先端構成部5が設けられている。
【0015】また、操作部3には湾曲部4を遠隔的に湾
曲操作する操作ノブ6が設けられている。そして、この
操作ノブ6を回動操作することによって図3に示す操作
ワイヤ7を引っ張り操作し、この操作ワイヤ7を介して
湾曲部4を湾曲操作できるようになっている。
曲操作する操作ノブ6が設けられている。そして、この
操作ノブ6を回動操作することによって図3に示す操作
ワイヤ7を引っ張り操作し、この操作ワイヤ7を介して
湾曲部4を湾曲操作できるようになっている。
【0016】さらに、操作部3にはユニバーサルコード
8の基端部が接続されている。このユニバーサルコード
8の先端部はコネクタ9を介して光源装置を内設したビ
デオプロセッサ10に接続されている。そして、内視鏡
1からの撮像信号をユニバーサルコード8を介してビデ
オプロセッサ10に伝送するようになっている。このビ
デオプロセッサ10は内視鏡1からの撮像信号を処理す
る信号処理回路を有しており、処理した信号はビデオプ
ロセッサ10に接続されたモニタ11に伝送されて画像
表示される。これによって、操作者はモニタ11の表示
画面をみることにより、内視鏡1が挿入される観察対象
の管腔の内部の様子を観察することができる。
8の基端部が接続されている。このユニバーサルコード
8の先端部はコネクタ9を介して光源装置を内設したビ
デオプロセッサ10に接続されている。そして、内視鏡
1からの撮像信号をユニバーサルコード8を介してビデ
オプロセッサ10に伝送するようになっている。このビ
デオプロセッサ10は内視鏡1からの撮像信号を処理す
る信号処理回路を有しており、処理した信号はビデオプ
ロセッサ10に接続されたモニタ11に伝送されて画像
表示される。これによって、操作者はモニタ11の表示
画面をみることにより、内視鏡1が挿入される観察対象
の管腔の内部の様子を観察することができる。
【0017】また、図1(A)は湾曲部4に配設された
4方向に湾曲できるようにした湾曲駒連結ユニット12
を示すものである。この湾曲駒連結ユニット12には2
種類の湾曲駒、すなわち図1(B)に示す2方向湾曲用
の湾曲駒13と、図1(C)に示す4方向湾曲用の湾曲
駒14とがそれぞれ複数、所定の順序で組み合わされて
連結されている。
4方向に湾曲できるようにした湾曲駒連結ユニット12
を示すものである。この湾曲駒連結ユニット12には2
種類の湾曲駒、すなわち図1(B)に示す2方向湾曲用
の湾曲駒13と、図1(C)に示す4方向湾曲用の湾曲
駒14とがそれぞれ複数、所定の順序で組み合わされて
連結されている。
【0018】ここで、各々の湾曲駒13,14の内周面
にはワイヤガイド15がロー付けされている。さらに、
各々の湾曲駒13,14の連結部はリベット16によっ
て回動可能に連結されている。
にはワイヤガイド15がロー付けされている。さらに、
各々の湾曲駒13,14の連結部はリベット16によっ
て回動可能に連結されている。
【0019】また、この湾曲駒連結ユニット12の外周
部にはブレード17が被せられている。このブレード1
7の両端は湾曲駒連結ユニット12の最前端の湾曲駒1
8および最後端の湾曲駒19にそれぞれ半田により固定
されている。
部にはブレード17が被せられている。このブレード1
7の両端は湾曲駒連結ユニット12の最前端の湾曲駒1
8および最後端の湾曲駒19にそれぞれ半田により固定
されている。
【0020】そして、ワイヤガイド15の中に操作ワイ
ヤ7が挿通され、操作部3の操作ノブ6の操作により、
操作ワイヤ7が引っ張られた方向に湾曲する構造になっ
ている。
ヤ7が挿通され、操作部3の操作ノブ6の操作により、
操作ワイヤ7が引っ張られた方向に湾曲する構造になっ
ている。
【0021】また、それぞれの湾曲駒13,14にロー
付けされたワイヤガイド15間の間隔は湾曲部4の各湾
曲方向のうちRIGHT・LEFT方向ではA1 、
A2 、A3 、A4 …となり、これらは次の数1の関係に
なっている。
付けされたワイヤガイド15間の間隔は湾曲部4の各湾
曲方向のうちRIGHT・LEFT方向ではA1 、
A2 、A3 、A4 …となり、これらは次の数1の関係に
なっている。
【0022】
【数1】 また、UP,DOWN方向のワイヤガイド15間の間隔
はB1 、B2 、B3 、B4 …であるが、RIGHT・L
EFT方向と同様に次の数2の関係になるようにロー付
されている。
はB1 、B2 、B3 、B4 …であるが、RIGHT・L
EFT方向と同様に次の数2の関係になるようにロー付
されている。
【0023】
【数2】 また、内視鏡本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット1
2の湾曲角度、すなわち、湾曲部4の各湾曲方向と同方
向に回動する隣合った湾曲駒13,14の湾曲角度の総
和と内視鏡本体に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニ
ット12の湾曲角度との差は略同一状態に設定されてい
る。
2の湾曲角度、すなわち、湾曲部4の各湾曲方向と同方
向に回動する隣合った湾曲駒13,14の湾曲角度の総
和と内視鏡本体に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニ
ット12の湾曲角度との差は略同一状態に設定されてい
る。
【0024】例えば、湾曲駒連結ユニット12が内視鏡
本体に組付けられた状態での湾曲角度がUP方向は21
0゜、DOWN方向は90゜、RIGHT方向・LEF
T方向は100゜にそれぞれ設定されている場合には内
視鏡本体に組付けられた状態での湾曲角度に対してUP
方向・DOWN方向では40゜、RIGHT方向・LE
FT方向では20゜の余裕を持たせることにより、UP
方向は250゜、DOWN方向は130゜、RIGHT
方向・LEFT方向は120゜にそれぞれ設定されてい
る。
本体に組付けられた状態での湾曲角度がUP方向は21
0゜、DOWN方向は90゜、RIGHT方向・LEF
T方向は100゜にそれぞれ設定されている場合には内
視鏡本体に組付けられた状態での湾曲角度に対してUP
方向・DOWN方向では40゜、RIGHT方向・LE
FT方向では20゜の余裕を持たせることにより、UP
方向は250゜、DOWN方向は130゜、RIGHT
方向・LEFT方向は120゜にそれぞれ設定されてい
る。
【0025】このとき、2方向湾曲用の湾曲駒13は図
1(B)中で、隣合った湾曲駒13間を回動可能に連結
する前後のリベット穴20,21の中心O1 ,O2 と肩
口22,23,24,25との間の軸方向の距離がE,
F,G,Hとなる。
1(B)中で、隣合った湾曲駒13間を回動可能に連結
する前後のリベット穴20,21の中心O1 ,O2 と肩
口22,23,24,25との間の軸方向の距離がE,
F,G,Hとなる。
【0026】また、4方向湾曲用の湾曲駒14は図1
(C)中で、UP方向、DOWN方向、RIGHT方
向、LEFT方向の4方向に関わる寸法I,J,K,L
(図示せず)は同寸法に設定し、かつ、RIGHT方向
・LEFT方向は120゜湾曲するような寸法になって
いる。
(C)中で、UP方向、DOWN方向、RIGHT方
向、LEFT方向の4方向に関わる寸法I,J,K,L
(図示せず)は同寸法に設定し、かつ、RIGHT方向
・LEFT方向は120゜湾曲するような寸法になって
いる。
【0027】この場合、内視鏡本体への組付け前の湾曲
駒連結ユニット12のUP方向、DOWN方向の湾曲角
度はUP方向は250゜、DOWN方向は130゜とな
るように、UP方向の湾曲に関わる寸法であるEとGは
DOWN方向の湾曲に関わる寸法FとHよりも大きくな
るように設定されている。
駒連結ユニット12のUP方向、DOWN方向の湾曲角
度はUP方向は250゜、DOWN方向は130゜とな
るように、UP方向の湾曲に関わる寸法であるEとGは
DOWN方向の湾曲に関わる寸法FとHよりも大きくな
るように設定されている。
【0028】すなわち、4方向湾曲用の湾曲駒14によ
って、すでにUP方向,DOWN方向共に120゜湾曲
するように設定されているので、UP方向については、
2方向湾曲用の各湾曲駒13と先端駒21、後端駒22
との間で(250゜−120゜=130゜)湾曲するよ
うに設定され、DOWN方向については(130゜−1
20゜=10゜)湾曲するように、2方向湾曲用の湾曲
駒13の寸法、E,F,G,Hが設定されている。
って、すでにUP方向,DOWN方向共に120゜湾曲
するように設定されているので、UP方向については、
2方向湾曲用の各湾曲駒13と先端駒21、後端駒22
との間で(250゜−120゜=130゜)湾曲するよ
うに設定され、DOWN方向については(130゜−1
20゜=10゜)湾曲するように、2方向湾曲用の湾曲
駒13の寸法、E,F,G,Hが設定されている。
【0029】以上のように、各湾曲駒13,14の寸法
を設定し、湾曲駒連結ユニット12が内視鏡本体に組付
けられた状態で、湾曲部4に湾曲をかけた状態を図1
(D)に示す。また、比較できるように従来の湾曲駒連
結ユニットを使用した状態で湾曲部4に湾曲をかけた状
態を同図中に仮想線で示す。
を設定し、湾曲駒連結ユニット12が内視鏡本体に組付
けられた状態で、湾曲部4に湾曲をかけた状態を図1
(D)に示す。また、比較できるように従来の湾曲駒連
結ユニットを使用した状態で湾曲部4に湾曲をかけた状
態を同図中に仮想線で示す。
【0030】ここで、UP方向の湾曲形状は本実施例も
従来も同じである。また、従来の湾曲駒連結ユニット1
2は内視鏡本体への組付け前の状態で、UP方向とDO
WN方向は同じ角度に湾曲できるようになっているの
で、DOWN方向の湾曲形状は湾曲駒連結ユニット12
が内視鏡本体に組付けられた状態で90゜しか曲がらな
いため、湾曲部4の操作部4側の端部近傍で急激に曲が
ってしまっている。
従来も同じである。また、従来の湾曲駒連結ユニット1
2は内視鏡本体への組付け前の状態で、UP方向とDO
WN方向は同じ角度に湾曲できるようになっているの
で、DOWN方向の湾曲形状は湾曲駒連結ユニット12
が内視鏡本体に組付けられた状態で90゜しか曲がらな
いため、湾曲部4の操作部4側の端部近傍で急激に曲が
ってしまっている。
【0031】これに対し、本実施例では湾曲駒連結ユニ
ット12が内視鏡本体への組付け前の状態で、DOWN
方向へは130゜しか曲がらないようにしてあるため、
図1(D)に示すように大きく、滑らかな湾曲半径で湾
曲部4が曲げることができる。また、DOWN方向に最
大の90゜の湾曲角度で湾曲をかけた状態での先端構成
部5の先端面の位置は従来よりも挿入部2の中心軸に近
い位置に配置される。
ット12が内視鏡本体への組付け前の状態で、DOWN
方向へは130゜しか曲がらないようにしてあるため、
図1(D)に示すように大きく、滑らかな湾曲半径で湾
曲部4が曲げることができる。また、DOWN方向に最
大の90゜の湾曲角度で湾曲をかけた状態での先端構成
部5の先端面の位置は従来よりも挿入部2の中心軸に近
い位置に配置される。
【0032】したがって、鉗子挿通チャンネル内の鉗子
の挿通性が向上し、さらに、体壁と先端構成部5の先端
面との距離を保って観察を行うことができるため、優れ
た処置・観察性能を得ることができる。
の挿通性が向上し、さらに、体壁と先端構成部5の先端
面との距離を保って観察を行うことができるため、優れ
た処置・観察性能を得ることができる。
【0033】なお、上記実施例では湾曲駒連結ユニット
12が内視鏡本体に組付けられた状態での湾曲角度をU
P方向が210゜、DOWN方向が90゜、RIGHT
方向・LEFT方向が100゜にそれぞれ設定された構
成のものを例にして説明したが、本発明はその角度に限
定されるものではなく、様々な角度に適用することがで
きる。好ましくは、内視鏡本体に組付けられた状態での
湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度と、内視鏡本体への
組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度との差は
10゜〜50゜程度に設定するのが良い。
12が内視鏡本体に組付けられた状態での湾曲角度をU
P方向が210゜、DOWN方向が90゜、RIGHT
方向・LEFT方向が100゜にそれぞれ設定された構
成のものを例にして説明したが、本発明はその角度に限
定されるものではなく、様々な角度に適用することがで
きる。好ましくは、内視鏡本体に組付けられた状態での
湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度と、内視鏡本体への
組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度との差は
10゜〜50゜程度に設定するのが良い。
【0034】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定したので、湾曲部4の湾曲操作時には
湾曲部4の操作部3側で集中して曲がることを防止し、
なだらかに湾曲させることができる。そのため、湾曲部
4の湾曲形状を改善し、観察や処置を行いやすくするこ
とができる。
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定したので、湾曲部4の湾曲操作時には
湾曲部4の操作部3側で集中して曲がることを防止し、
なだらかに湾曲させることができる。そのため、湾曲部
4の湾曲形状を改善し、観察や処置を行いやすくするこ
とができる。
【0035】また、湾曲駒13,14にロー付けされた
ワイヤガイド15間の間隔は湾曲部4の各湾曲方向のう
ちRIGHT・LEFT方向ではA1 、A2 、A3 、A
4 …となり、UP,DOWN方向のワイヤガイド15間
の間隔はB1 、B2 、B3 、B4 …それぞれ略等間隔に
設定されているので、操作ワイヤ7にかかるワイヤガイ
ド15との摩擦力は均等にかかるため、従来のようにワ
イヤガイド間の間隔が略同一ではない場合にくらべて、
操作ワイヤ7の摩耗や、切れが起きにくく、耐久性を向
上できる。
ワイヤガイド15間の間隔は湾曲部4の各湾曲方向のう
ちRIGHT・LEFT方向ではA1 、A2 、A3 、A
4 …となり、UP,DOWN方向のワイヤガイド15間
の間隔はB1 、B2 、B3 、B4 …それぞれ略等間隔に
設定されているので、操作ワイヤ7にかかるワイヤガイ
ド15との摩擦力は均等にかかるため、従来のようにワ
イヤガイド間の間隔が略同一ではない場合にくらべて、
操作ワイヤ7の摩耗や、切れが起きにくく、耐久性を向
上できる。
【0036】さらに、操作ワイヤ7をスムーズに操作で
き、部分的に摩擦力が集中しないから、操作部3の操作
ノブ6の湾曲力量を軽減でき、かつ、なめらかな湾曲形
状にすることができる。
き、部分的に摩擦力が集中しないから、操作部3の操作
ノブ6の湾曲力量を軽減でき、かつ、なめらかな湾曲形
状にすることができる。
【0037】なお、図3中に従来のワイヤガイド15の
ロー付位置を破線で示した。これは、UP,DOWN方
向のワイヤガイド15の間隔はC1 、C2 、C3 、C4
…であるが、これらは次の数3の関係になっている。
ロー付位置を破線で示した。これは、UP,DOWN方
向のワイヤガイド15の間隔はC1 、C2 、C3 、C4
…であるが、これらは次の数3の関係になっている。
【0038】
【数3】 ここで、湾曲部4を湾曲させるためには、操作部3の操
作ノブ6での操作により操作ワイヤ7を引っ張るが、湾
曲がかかればかかるほど、操作ワイヤ7とワイヤガイド
15との間には大きな摩擦力が働く。そのため、従来の
場合には本実施例のようにワイヤガイド15間の間隔を
略等間隔に設定した場合に比べて操作ワイヤ7の摩耗
や、切れが発生し、耐久性の面で問題があることは明ら
かである。
作ノブ6での操作により操作ワイヤ7を引っ張るが、湾
曲がかかればかかるほど、操作ワイヤ7とワイヤガイド
15との間には大きな摩擦力が働く。そのため、従来の
場合には本実施例のようにワイヤガイド15間の間隔を
略等間隔に設定した場合に比べて操作ワイヤ7の摩耗
や、切れが発生し、耐久性の面で問題があることは明ら
かである。
【0039】また、図4は光学式内視鏡の挿入部31の
先端部を示すものである。ここで、32は金属材料等に
よって略円柱状に形成された硬性の先端構成部材であ
る。この先端構成部材32の後部側には最先端の湾曲駒
33が固着されている。
先端部を示すものである。ここで、32は金属材料等に
よって略円柱状に形成された硬性の先端構成部材であ
る。この先端構成部材32の後部側には最先端の湾曲駒
33が固着されている。
【0040】この先端構成部材32には対物レンズ系3
4が第1のレンズ枠35と第2のレンズ枠36とを介し
て固定されている。この対物レンズ系34の後端側には
イメージガイドファイバ37が配置されている。
4が第1のレンズ枠35と第2のレンズ枠36とを介し
て固定されている。この対物レンズ系34の後端側には
イメージガイドファイバ37が配置されている。
【0041】また、第2のレンズ枠36には円筒体38
の先端部が接着され、一体化されており、第2のレンズ
枠36を先端構成部材32の後端側から挿入しやすくな
っている。さらに、この円筒体38の後端側には抜去し
やすいように穴39が設けられている。そして、この円
筒体38は図6に示す固定ねじ40によって固定されて
いる。さらに、その固定ねじ40の上にはシリコン系の
弾性接着剤41で穴うめされている。
の先端部が接着され、一体化されており、第2のレンズ
枠36を先端構成部材32の後端側から挿入しやすくな
っている。さらに、この円筒体38の後端側には抜去し
やすいように穴39が設けられている。そして、この円
筒体38は図6に示す固定ねじ40によって固定されて
いる。さらに、その固定ねじ40の上にはシリコン系の
弾性接着剤41で穴うめされている。
【0042】また、先端構成部材32の前端面及び前端
側外周面は先端絶縁カバー42でおおわれている。さら
に、先端構成部材32の後端側外周面は可撓性の外套カ
バー43でおおわれ、この外套カバー43の前端外周面
は糸巻きで先端構成部材32に固定されている。
側外周面は先端絶縁カバー42でおおわれている。さら
に、先端構成部材32の後端側外周面は可撓性の外套カ
バー43でおおわれ、この外套カバー43の前端外周面
は糸巻きで先端構成部材32に固定されている。
【0043】また、先端構成部材32には送気送水チャ
ンネル44の穴部44aが形成されている。この穴部4
4aの後端部側には送気送水チャンネル44のチャンネ
ルパイプ45の前端部が嵌着されている。さらに、チャ
ンネルパイプ45の後端部は先端構成部材32の外部側
に突出され、この突出部に送気送水チャンネル44のチ
ャンネルチューブ44bの前端部が接続されている。
ンネル44の穴部44aが形成されている。この穴部4
4aの後端部側には送気送水チャンネル44のチャンネ
ルパイプ45の前端部が嵌着されている。さらに、チャ
ンネルパイプ45の後端部は先端構成部材32の外部側
に突出され、この突出部に送気送水チャンネル44のチ
ャンネルチューブ44bの前端部が接続されている。
【0044】また、送気送水チャンネル44の穴部44
aの前端部は拡径されてノズル取付穴部46が形成され
ている。このノズル取付穴部46には絶縁筒47を介し
てノズル48が取付けられている。さらに、ノズル4
8、絶縁筒47は図5に示すように固定ねじ49で固定
されており、その上には絶縁性能のあるシリコン系弾性
接着剤50が充填されている。
aの前端部は拡径されてノズル取付穴部46が形成され
ている。このノズル取付穴部46には絶縁筒47を介し
てノズル48が取付けられている。さらに、ノズル4
8、絶縁筒47は図5に示すように固定ねじ49で固定
されており、その上には絶縁性能のあるシリコン系弾性
接着剤50が充填されている。
【0045】また、送気送水チャンネル44のチャンネ
ルチューブ44bとチャンネルパイプ45との結合部は
接着されている。さらに、チャンネルチューブ44bの
上から糸しばりを行なった糸しばり部44cが形成さ
れ、均一な接着層が形成できるようになっており、抜け
強度を高めている。なお、チャンネルパイプ45と先端
構成部材32との間は半田によって固定されている。
ルチューブ44bとチャンネルパイプ45との結合部は
接着されている。さらに、チャンネルチューブ44bの
上から糸しばりを行なった糸しばり部44cが形成さ
れ、均一な接着層が形成できるようになっており、抜け
強度を高めている。なお、チャンネルパイプ45と先端
構成部材32との間は半田によって固定されている。
【0046】また、先端構成部材32にはイメージガイ
ドファイバ37をおおう円筒体38の近傍に処置具挿通
チャンネル51を形成する穴53が設けられ、その後端
側には接続パイプ52の先端部が先端構成部材32に半
田されている。
ドファイバ37をおおう円筒体38の近傍に処置具挿通
チャンネル51を形成する穴53が設けられ、その後端
側には接続パイプ52の先端部が先端構成部材32に半
田されている。
【0047】この接続パイプ52の後端部は先端構成部
材32の外部側に突出され、この突出部を被嵌するよう
にチャンネルチューブ54の先端部が連結されている。
このチャンネルチューブ54と接続パイプ52との間は
接着されている。この場合、チャンネルチューブ54の
接着層を均一にして強度を向上させるために、糸巻き部
55が形成され、その糸がほつれないように、糸による
凹凸がなくなる程度に接着層が設けられている。
材32の外部側に突出され、この突出部を被嵌するよう
にチャンネルチューブ54の先端部が連結されている。
このチャンネルチューブ54と接続パイプ52との間は
接着されている。この場合、チャンネルチューブ54の
接着層を均一にして強度を向上させるために、糸巻き部
55が形成され、その糸がほつれないように、糸による
凹凸がなくなる程度に接着層が設けられている。
【0048】また、接着パイプ52には、処置具挿通チ
ャンネル51内で、処置具が引掛りなくスムーズに挿脱
できるようにテーパ部56が設けられている。したがっ
て、この接続パイプ52のテーパ部56の外径が接続パ
イプ52の最大径となる。その結果、糸巻き接着される
チャンネルチューブ54の糸巻き部55が小径に締めら
れるため、チャンネルチューブ54の固定強度はより強
固となる。
ャンネル51内で、処置具が引掛りなくスムーズに挿脱
できるようにテーパ部56が設けられている。したがっ
て、この接続パイプ52のテーパ部56の外径が接続パ
イプ52の最大径となる。その結果、糸巻き接着される
チャンネルチューブ54の糸巻き部55が小径に締めら
れるため、チャンネルチューブ54の固定強度はより強
固となる。
【0049】また、イメージガイドファイバ37をおお
う円筒体38の両側には、挿入部31内を挿通して、途
中で分岐させたライトガイド57Aと57Bの先端側の
ライトガイド口金58A,58Bが先端構成部材32に
取り付けられている。
う円筒体38の両側には、挿入部31内を挿通して、途
中で分岐させたライトガイド57Aと57Bの先端側の
ライトガイド口金58A,58Bが先端構成部材32に
取り付けられている。
【0050】これらのライトガイド57Aと57Bは図
6に示すように固定ねじ59A,59Bで固定され、そ
の上から絶縁のために、シリコン系の弾性接着剤を60
を充填している。
6に示すように固定ねじ59A,59Bで固定され、そ
の上から絶縁のために、シリコン系の弾性接着剤を60
を充填している。
【0051】また、最先端の湾曲駒33は図7に示すよ
うに2本の固定ねじ61で先端構成部材32にねじ込み
固定されている。この時、2本の固定ねじ61の相対位
置は約90゜である。
うに2本の固定ねじ61で先端構成部材32にねじ込み
固定されている。この時、2本の固定ねじ61の相対位
置は約90゜である。
【0052】また、イメージガイドファイバ37の先端
側には口金62が設けられており、この口金62の前端
部にはイメージガイドファイバ37の先端部に接着され
ているレンズ63の外径とほぼ同径に仕上げられた小径
部64が形成されている。さらに、口金62の後端側に
は図8に示すように後述する第2の保護チューブ65を
固定する第1の後端側小径部67と、突部69と、第2
の小径部68が設けられている。
側には口金62が設けられており、この口金62の前端
部にはイメージガイドファイバ37の先端部に接着され
ているレンズ63の外径とほぼ同径に仕上げられた小径
部64が形成されている。さらに、口金62の後端側に
は図8に示すように後述する第2の保護チューブ65を
固定する第1の後端側小径部67と、突部69と、第2
の小径部68が設けられている。
【0053】ここで、第2の小径部68に対応する部分
にはシリコンチューブで形成された第1の保護チューブ
66の先端部が嵌着され、シリコン系接着剤により固定
されている。さらに、イメージガイドファイバ37の折
れを防止するための第2の保護チューブ65が被嵌され
ている。この第2の保護チューブ65の先端側は突部6
9をのりこえて第1の後端側小径部67の部分まで被嵌
されたのち、第2の保護チューブ65の外周面が糸によ
り緊縛されており、その上を接着剤でおおわれている。
にはシリコンチューブで形成された第1の保護チューブ
66の先端部が嵌着され、シリコン系接着剤により固定
されている。さらに、イメージガイドファイバ37の折
れを防止するための第2の保護チューブ65が被嵌され
ている。この第2の保護チューブ65の先端側は突部6
9をのりこえて第1の後端側小径部67の部分まで被嵌
されたのち、第2の保護チューブ65の外周面が糸によ
り緊縛されており、その上を接着剤でおおわれている。
【0054】この第2の保護チューブ65は多孔質の四
沸化エチレン樹脂からなり、可撓性に富んでいる。そし
て、第2の保護チューブ65の先端には図4に示すよう
に面取り部71を設け、この第2の保護チューブ65の
先端がめくれ上がることを防止するめくれ防止手段が形
成されている。
沸化エチレン樹脂からなり、可撓性に富んでいる。そし
て、第2の保護チューブ65の先端には図4に示すよう
に面取り部71を設け、この第2の保護チューブ65の
先端がめくれ上がることを防止するめくれ防止手段が形
成されている。
【0055】さらに、第2の保護チューブ65の後端側
には熱によって硬さを硬くした硬質化処理部72が形成
されている。そして、第2の保護チューブ65が軸方向
に動いても蛇管のフレックス部にひかっからないように
なっている。
には熱によって硬さを硬くした硬質化処理部72が形成
されている。そして、第2の保護チューブ65が軸方向
に動いても蛇管のフレックス部にひかっからないように
なっている。
【0056】そして、内視鏡の組立時には先端構成部材
32にチャンネルパイプ45、接続パイプ52を半田し
た後、接続パイプ52に接着剤をぬり、チャンネルチュ
ーブ54を被嵌し、糸により緊縛し、その上を接着剤で
おおう。同様にチャンネルパイプ45にも接着剤塗布
後、送気送水チャンネル44のチャンネルチューブ44
bを被嵌し、糸による緊縛後、接着剤を糸の上に塗布す
る作業を行なう。
32にチャンネルパイプ45、接続パイプ52を半田し
た後、接続パイプ52に接着剤をぬり、チャンネルチュ
ーブ54を被嵌し、糸により緊縛し、その上を接着剤で
おおう。同様にチャンネルパイプ45にも接着剤塗布
後、送気送水チャンネル44のチャンネルチューブ44
bを被嵌し、糸による緊縛後、接着剤を糸の上に塗布す
る作業を行なう。
【0057】その後、対物レンズ系34のレンズ63と
第2のレンズ枠36と一体となった円筒体38を挿入
し、その後イメージガイドファイバ37を挿入し、ピン
ト合わせをして固定する。
第2のレンズ枠36と一体となった円筒体38を挿入
し、その後イメージガイドファイバ37を挿入し、ピン
ト合わせをして固定する。
【0058】そこで、上記構成のものにあっては第2の
保護チューブ65の先端に面取り部71を設け、この第
2の保護チューブ65の先端がめくれ上がることを防止
するめくれ防止手段を形成したので、先端構成部材32
を細径化しても、第2の保護チューブ65の先端がめく
れ上がることを防止することができる。そのため、ピン
ト合わせ時に、めくれ部がないために、隣接する処置具
挿通チャンネル51や送気送水チャンネル44の固定部
と干渉せず、組立性の良い内視鏡が得られる。
保護チューブ65の先端に面取り部71を設け、この第
2の保護チューブ65の先端がめくれ上がることを防止
するめくれ防止手段を形成したので、先端構成部材32
を細径化しても、第2の保護チューブ65の先端がめく
れ上がることを防止することができる。そのため、ピン
ト合わせ時に、めくれ部がないために、隣接する処置具
挿通チャンネル51や送気送水チャンネル44の固定部
と干渉せず、組立性の良い内視鏡が得られる。
【0059】また、図8に示すように第2の保護チュー
ブ65の先端に硬質化処理部73を設け、糸による緊縛
によっても第2の保護チューブ65の先端がめくれ上が
る変形がおきない構成にしてもよい。
ブ65の先端に硬質化処理部73を設け、糸による緊縛
によっても第2の保護チューブ65の先端がめくれ上が
る変形がおきない構成にしてもよい。
【0060】上記硬質化処理部73は多孔質の四沸化エ
チレン樹脂を熱によりそのポーラス部分をつぶして硬質
化したものである。あるいは、接着剤等をそのポーラス
部に含浸させて硬質化してもよい。この場合には第2の
保護チューブ65の先端に面取り部71を設ける場合の
ように面取り等の機械加工がないので安価となる。
チレン樹脂を熱によりそのポーラス部分をつぶして硬質
化したものである。あるいは、接着剤等をそのポーラス
部に含浸させて硬質化してもよい。この場合には第2の
保護チューブ65の先端に面取り部71を設ける場合の
ように面取り等の機械加工がないので安価となる。
【0061】また、図9(A)は図2の内視鏡1の挿入
部2の可撓管部81を示すものである。この可撓管部8
1は螺旋状に巻回されたフレックス82と、このフレッ
クス82の外周に配設されたブレード83と、このブレ
ード83の外周に配設された外皮84とが順次積層され
て形成されている。
部2の可撓管部81を示すものである。この可撓管部8
1は螺旋状に巻回されたフレックス82と、このフレッ
クス82の外周に配設されたブレード83と、このブレ
ード83の外周に配設された外皮84とが順次積層され
て形成されている。
【0062】さらに、この可撓管部81の先端部には前
口金85、後端部には後口金86がそれぞれ連結されて
いる。そして、可撓管部81の先端部の前口金85は湾
曲部4の後端駒22に連結されている。
口金85、後端部には後口金86がそれぞれ連結されて
いる。そして、可撓管部81の先端部の前口金85は湾
曲部4の後端駒22に連結されている。
【0063】また、フレックス82は例えば丸線、角
線、楕円形線等を並列に2本以上並べた状態で多条帯板
材87を形成し、この帯板材87を螺旋状に巻回した多
条体によって形成されている。そして、このフレックス
82の先端側には多条帯板材87の螺旋のピッチを広く
した軟質部88、手元側には密着巻きにした硬質部8
9、中央部位には中間の硬さの中間硬さ部90がそれぞ
れ形成されている。
線、楕円形線等を並列に2本以上並べた状態で多条帯板
材87を形成し、この帯板材87を螺旋状に巻回した多
条体によって形成されている。そして、このフレックス
82の先端側には多条帯板材87の螺旋のピッチを広く
した軟質部88、手元側には密着巻きにした硬質部8
9、中央部位には中間の硬さの中間硬さ部90がそれぞ
れ形成されている。
【0064】そこで、上記構成のものにあっては可撓管
部81の先端部に軟質部88、手元側に硬質部89、中
央部位に中間硬さ部90が形成される状態で硬さが異な
る多条帯板材87のフレックス82を設けたので、可撓
管部81の硬さを効果的に部分的に変化させることがで
きる。そのため、柔らかい樹脂と硬い樹脂との混合比率
を順次変えて混ぜ合わせることにより、外皮84の硬度
を部分的に段階的に変化させる場合に比べて可撓管部8
1の製造工数を簡略化することができ、製品品質のばら
つきを低減することができる。
部81の先端部に軟質部88、手元側に硬質部89、中
央部位に中間硬さ部90が形成される状態で硬さが異な
る多条帯板材87のフレックス82を設けたので、可撓
管部81の硬さを効果的に部分的に変化させることがで
きる。そのため、柔らかい樹脂と硬い樹脂との混合比率
を順次変えて混ぜ合わせることにより、外皮84の硬度
を部分的に段階的に変化させる場合に比べて可撓管部8
1の製造工数を簡略化することができ、製品品質のばら
つきを低減することができる。
【0065】さらに、外皮84の硬度を部分的に段階的
に変化させる必要がないので、品質の向上を図ることが
できる。さらに、外皮84の成形時には連続成形が可能
になるので、大幅に工数を削減することができる。な
お、フレックス82の多条帯板材87の材料の選定によ
ってより高い弾発性が得られる。
に変化させる必要がないので、品質の向上を図ることが
できる。さらに、外皮84の成形時には連続成形が可能
になるので、大幅に工数を削減することができる。な
お、フレックス82の多条帯板材87の材料の選定によ
ってより高い弾発性が得られる。
【0066】また、可撓管部81の内部には図9
(B),(C)に示すように湾曲操作ワイヤ7を挿通す
る4本のコイルパイプ91…が配設されている。各コイ
ルパイプ91の先端部は可撓管部81の先端部の前口金
85、後端部は後口金86にそれぞれロー付け固定され
ている。
(B),(C)に示すように湾曲操作ワイヤ7を挿通す
る4本のコイルパイプ91…が配設されている。各コイ
ルパイプ91の先端部は可撓管部81の先端部の前口金
85、後端部は後口金86にそれぞれロー付け固定され
ている。
【0067】さらに、各コイルパイプ91は例えば丸
線、角線、楕円形線等を並列に2本以上並べた状態で多
条帯板材92を形成し、この帯板材92をコイル状に巻
回した多条体によって形成されている。
線、角線、楕円形線等を並列に2本以上並べた状態で多
条帯板材92を形成し、この帯板材92をコイル状に巻
回した多条体によって形成されている。
【0068】この場合には各コイルパイプ91の帯板材
92のコイルに粗密を形成することにより、硬さを任意
に変化させることができる。そのため、可撓管部81の
硬度を部分的に段階的に変化させる場合に有効である。
92のコイルに粗密を形成することにより、硬さを任意
に変化させることができる。そのため、可撓管部81の
硬度を部分的に段階的に変化させる場合に有効である。
【0069】また、図9(F)は湾曲部4の最後端の後
端駒22と可撓管部81の前口金85との連結状態を示
すものである。この場合、後端駒22の後端部には図9
(D)に示すように外径寸法を絞った絞り部101と、
可撓管部81の軸心方向に沿って伸びるピン係合溝10
2とが形成されている。
端駒22と可撓管部81の前口金85との連結状態を示
すものである。この場合、後端駒22の後端部には図9
(D)に示すように外径寸法を絞った絞り部101と、
可撓管部81の軸心方向に沿って伸びるピン係合溝10
2とが形成されている。
【0070】さらに、可撓管部81の前口金85には図
9(E)に示すように後端駒22の絞り部101が係合
されるリング状の係合溝103と、回転止め用の係合ピ
ン104とが形成されている。
9(E)に示すように後端駒22の絞り部101が係合
されるリング状の係合溝103と、回転止め用の係合ピ
ン104とが形成されている。
【0071】そして、湾曲部4の最後端の後端駒22と
可撓管部81の前口金85との連結時には前口金85の
係合ピン104を後端駒22のピン係合溝102に挿入
させるとともに、後端駒22の絞り部101を前口金8
5の係合溝103に係合させるようになっている。この
とき、後端駒22の絞り部101は前口金85の先端部
の外径寸法よりも小径になっているので、後端駒22を
前口金85に嵌め込む際には後端駒22の後端部がピン
係合溝102の部分を押し広げる状態に弾性変形しなが
ら後端駒22が前口金85に嵌め込まれるようになって
いる。
可撓管部81の前口金85との連結時には前口金85の
係合ピン104を後端駒22のピン係合溝102に挿入
させるとともに、後端駒22の絞り部101を前口金8
5の係合溝103に係合させるようになっている。この
とき、後端駒22の絞り部101は前口金85の先端部
の外径寸法よりも小径になっているので、後端駒22を
前口金85に嵌め込む際には後端駒22の後端部がピン
係合溝102の部分を押し広げる状態に弾性変形しなが
ら後端駒22が前口金85に嵌め込まれるようになって
いる。
【0072】そこで、上記構成のものにあっては湾曲部
4の最後端の後端駒22と可撓管部81の前口金85と
の連結作業時には前口金85の係合ピン104を後端駒
22のピン係合溝102に挿入させるとともに、後端駒
22の絞り部101を前口金85の係合溝103に係合
させる状態で後端駒22を前口金85に嵌め込むように
したので、ねじ止め等の手段で湾曲部4の最後端の後端
駒22と可撓管部81の前口金85との間を連結する場
合に比べてその作業を簡素化することができる。
4の最後端の後端駒22と可撓管部81の前口金85と
の連結作業時には前口金85の係合ピン104を後端駒
22のピン係合溝102に挿入させるとともに、後端駒
22の絞り部101を前口金85の係合溝103に係合
させる状態で後端駒22を前口金85に嵌め込むように
したので、ねじ止め等の手段で湾曲部4の最後端の後端
駒22と可撓管部81の前口金85との間を連結する場
合に比べてその作業を簡素化することができる。
【0073】さらに、湾曲部4の最後端の後端駒22と
可撓管部81の前口金85との間を連結させた状態では
前口金85の係合ピン104と後端駒22のピン係合溝
102との係合部によって円周方向の回り止めがなされ
るとともに、後端駒22の絞り部101と前口金85の
係合溝103との係合部によって可撓管部81の軸心方
向の抜け止めがなされるので、湾曲部4の最後端の後端
駒22と可撓管部81の前口金85との間を確実に連結
させることができる。そのため、湾曲部4の最後端の後
端駒22にU字溝形状の舌片を設け、この舌片を可撓管
部81の前口金85にかしめることにより、湾曲部4の
最後端の後端駒22と可撓管部81の前口金85との間
を連結させた場合に比べてその作業の確実性を高めるこ
とができる。
可撓管部81の前口金85との間を連結させた状態では
前口金85の係合ピン104と後端駒22のピン係合溝
102との係合部によって円周方向の回り止めがなされ
るとともに、後端駒22の絞り部101と前口金85の
係合溝103との係合部によって可撓管部81の軸心方
向の抜け止めがなされるので、湾曲部4の最後端の後端
駒22と可撓管部81の前口金85との間を確実に連結
させることができる。そのため、湾曲部4の最後端の後
端駒22にU字溝形状の舌片を設け、この舌片を可撓管
部81の前口金85にかしめることにより、湾曲部4の
最後端の後端駒22と可撓管部81の前口金85との間
を連結させた場合に比べてその作業の確実性を高めるこ
とができる。
【0074】また、図10は第1の実施例の湾曲部4の
2方向湾曲用の湾曲駒13の変形例を示すものである。
本変形例の湾曲駒13はリベット穴20,21と図10
中で下方の肩口23,25との間の距離をM,Nとする
と、M,Nだけリベット穴20,21よりも外側に肩口
23,35をはみ出したように設定したものである。
2方向湾曲用の湾曲駒13の変形例を示すものである。
本変形例の湾曲駒13はリベット穴20,21と図10
中で下方の肩口23,25との間の距離をM,Nとする
と、M,Nだけリベット穴20,21よりも外側に肩口
23,35をはみ出したように設定したものである。
【0075】また、図11は本発明の第2の実施例の湾
曲部4を示すものである。これは、2方向湾曲用の湾曲
駒13のワイヤガイド15と、4方向湾曲用の湾曲駒1
4のワイヤガイド15との間に湾曲角度規制リング11
1を操作ワイヤ7を通して介在させ、湾曲角度を規制す
る構成にしたものである。
曲部4を示すものである。これは、2方向湾曲用の湾曲
駒13のワイヤガイド15と、4方向湾曲用の湾曲駒1
4のワイヤガイド15との間に湾曲角度規制リング11
1を操作ワイヤ7を通して介在させ、湾曲角度を規制す
る構成にしたものである。
【0076】この場合も、第1の実施例と同様に内視鏡
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定することができるので、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定することができるので、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0077】また、図12は本発明の第3の実施例の湾
曲部4を示すものである。これは、2方向湾曲用の湾曲
駒13のワイヤガイド15と、この湾曲駒13と隣接す
る4方向湾曲用の湾曲駒14のワイヤガイド15とをそ
れぞれの湾曲駒13及び14からはみ出す位置にロー付
け固定し、湾曲をかけた際に、湾曲駒13と14とが当
たるよりも先に、ワイヤガイド15同志が当たるように
して、湾曲角度を規制する構成にしたものである。
曲部4を示すものである。これは、2方向湾曲用の湾曲
駒13のワイヤガイド15と、この湾曲駒13と隣接す
る4方向湾曲用の湾曲駒14のワイヤガイド15とをそ
れぞれの湾曲駒13及び14からはみ出す位置にロー付
け固定し、湾曲をかけた際に、湾曲駒13と14とが当
たるよりも先に、ワイヤガイド15同志が当たるように
して、湾曲角度を規制する構成にしたものである。
【0078】この場合も、第1の実施例と同様に内視鏡
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定することができるので、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
本体への組付け前の湾曲駒連結ユニット12の湾曲角度
である、湾曲部4の各湾曲方向と同方向に回動する隣合
った湾曲駒13,14の湾曲角度の総和と、内視鏡本体
に組付けられた状態での湾曲駒連結ユニット12の湾曲
角度である、各湾曲方向の湾曲部4の湾曲角度との差を
略同一状態に設定することができるので、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0079】また、図13は第1の実施例の電子内視鏡
1の挿入部2の先端部を示すものである。ここで、先端
構成部5には金属等の硬性の部材からなる円柱状の先端
構成部材122の後部側に先端駒21が固着されてい
る。
1の挿入部2の先端部を示すものである。ここで、先端
構成部5には金属等の硬性の部材からなる円柱状の先端
構成部材122の後部側に先端駒21が固着されてい
る。
【0080】この先端構成部材122には対物レンズ系
124がレンズ枠125を介して固定され、この対物レ
ンズ系124の後方の先端構成部材122の一部を切り
欠いて、撮像部126を収納している。この撮像部12
6はCCDチップ等で構成されている。さらに、この撮
像部126には信号ケーブル127が接続され、この信
号ケーブル127は挿入部2内を挿通され、ビデオプロ
セッサ10に接続されている。
124がレンズ枠125を介して固定され、この対物レ
ンズ系124の後方の先端構成部材122の一部を切り
欠いて、撮像部126を収納している。この撮像部12
6はCCDチップ等で構成されている。さらに、この撮
像部126には信号ケーブル127が接続され、この信
号ケーブル127は挿入部2内を挿通され、ビデオプロ
セッサ10に接続されている。
【0081】上記先端構成部材122の前端面及び前端
側外周は先端絶縁カバー128で覆われ、また先端構成
部材122の後端側外周は可撓性の外套カバー130で
覆われている。この外套カバー130の前端外周は糸巻
きで先端構成部材122に固定される。
側外周は先端絶縁カバー128で覆われ、また先端構成
部材122の後端側外周は可撓性の外套カバー130で
覆われている。この外套カバー130の前端外周は糸巻
きで先端構成部材122に固定される。
【0082】上記撮像部126の上部側には送気送水チ
ャンネル131がチューブ132で形成されている。こ
のチューブ132の前端は先端構成部材122の穴部に
嵌着したパイプ133に接続されている。この穴部の前
端は拡径にしてノズル取付穴部134が形成され、絶縁
筒135を介して、ノズル136を取り付けできるよう
にしてある。
ャンネル131がチューブ132で形成されている。こ
のチューブ132の前端は先端構成部材122の穴部に
嵌着したパイプ133に接続されている。この穴部の前
端は拡径にしてノズル取付穴部134が形成され、絶縁
筒135を介して、ノズル136を取り付けできるよう
にしてある。
【0083】また、この先端構成部材122には、図1
4に示すようにレンズ枠125に隣接して、処置具挿通
チャンネル137を形成する穴が開けてある。なお、ノ
ズル136の先端のノズル口あご部138は、先端絶縁
カバー128の外表面と接するように取り付けられてい
る。
4に示すようにレンズ枠125に隣接して、処置具挿通
チャンネル137を形成する穴が開けてある。なお、ノ
ズル136の先端のノズル口あご部138は、先端絶縁
カバー128の外表面と接するように取り付けられてい
る。
【0084】上記処置具挿通チャンネル137の両側
に、挿入部2内を挿通して、途中で分岐させたライトガ
イド139Aと139Bの先端側のライトガイド口金1
40A、140Bが先端構成部材122に取り付けられ
る。
に、挿入部2内を挿通して、途中で分岐させたライトガ
イド139Aと139Bの先端側のライトガイド口金1
40A、140Bが先端構成部材122に取り付けられ
る。
【0085】上記レンズ枠125は図14に示すように
レンズ固定用ねじ141で固定される。また、図15に
示すように一方のライトガイド139Bもライトガイド
固定用ねじ142で固定される。これらレンズ枠12
5、ライトガイド139Bは、周囲にねじ固定のための
スペースがあるので、それぞれ通常のねじ穴に平先ねじ
141、142を螺合させ、平先ねじ141、142の
先端をレンズ枠125の外周面または口金140Bの外
周面を押圧するようにして固定している。
レンズ固定用ねじ141で固定される。また、図15に
示すように一方のライトガイド139Bもライトガイド
固定用ねじ142で固定される。これらレンズ枠12
5、ライトガイド139Bは、周囲にねじ固定のための
スペースがあるので、それぞれ通常のねじ穴に平先ねじ
141、142を螺合させ、平先ねじ141、142の
先端をレンズ枠125の外周面または口金140Bの外
周面を押圧するようにして固定している。
【0086】なお、各ねじ141、142で固定後に
は、各にげ穴143、144を充填材145を充填して
いる。さらに、ねじ141は先端に突部が設けられ、こ
の突部はレンズ枠125の凹部に係入される。
は、各にげ穴143、144を充填材145を充填して
いる。さらに、ねじ141は先端に突部が設けられ、こ
の突部はレンズ枠125の凹部に係入される。
【0087】一方、図14に示すようにノズル136の
周囲のスペースは狭いので、とがり先ねじ146で固定
している。この穴部134の側面には、ねじ穴147が
設けてある。
周囲のスペースは狭いので、とがり先ねじ146で固定
している。この穴部134の側面には、ねじ穴147が
設けてある。
【0088】また、このねじ穴147の中心軸の位置
は、ノズル136を取り付けた絶縁筒135を穴部13
4に挿入したときに絶縁筒135の外周部にとがり先ね
じ146の先端側の円錘部146Aが接触できるように
してある。
は、ノズル136を取り付けた絶縁筒135を穴部13
4に挿入したときに絶縁筒135の外周部にとがり先ね
じ146の先端側の円錘部146Aが接触できるように
してある。
【0089】なお、先端絶縁カバー128には、これは
先端構成部材122に取り付けたときに、上記ねじ穴1
47に相対する位置に、逃げ穴148が設けてあり、と
がり先ねじ146を固定後にはシリコン系の充填材14
5を充填するようにしている。
先端構成部材122に取り付けたときに、上記ねじ穴1
47に相対する位置に、逃げ穴148が設けてあり、と
がり先ねじ146を固定後にはシリコン系の充填材14
5を充填するようにしている。
【0090】なお、図14に於いて、先端絶縁カバー1
28はカバー脱落防止ピン149により、脱落を防止し
ている。この実施例では、図15に示すようにライトガ
イド139Aについてもとがり先ねじ150で固定して
いる。
28はカバー脱落防止ピン149により、脱落を防止し
ている。この実施例では、図15に示すようにライトガ
イド139Aについてもとがり先ねじ150で固定して
いる。
【0091】上記ライトガイド139Aは、中心側のコ
アとこのコアを覆うクラッドからなるグラスファイバを
複数本束ねたファイババンドルで構成され、このライト
ガイド139Aの先端側は金属パイプからなるライトガ
イド口金140Aが接着されている。この口金140A
は、先端構成部材122に設けたライトガイド取付穴部
151に挿入できるようにしてある。
アとこのコアを覆うクラッドからなるグラスファイバを
複数本束ねたファイババンドルで構成され、このライト
ガイド139Aの先端側は金属パイプからなるライトガ
イド口金140Aが接着されている。この口金140A
は、先端構成部材122に設けたライトガイド取付穴部
151に挿入できるようにしてある。
【0092】この取付穴部151の側面には、ねじ穴1
52が設けてあり、先端部が円錘状のとがり先ねじ15
0を装着(螺着)できるようにしてある。このとがり先
ねじ150の先端側円錘部153がライトガイド口金1
40Aの外周に接するように、ねじ穴152はその中心
軸が取付穴151の中心軸に対し、交差角は略直角でね
じれの位置になるように設けてある。
52が設けてあり、先端部が円錘状のとがり先ねじ15
0を装着(螺着)できるようにしてある。このとがり先
ねじ150の先端側円錘部153がライトガイド口金1
40Aの外周に接するように、ねじ穴152はその中心
軸が取付穴151の中心軸に対し、交差角は略直角でね
じれの位置になるように設けてある。
【0093】なお、上記取付穴部151におけるとがり
先ねじ150で固定する部分には、図13に示すように
拡径にした拡径取付穴部154が形成してあり、スペー
サパイプ155が挿入され、一部がとがり先ねじ150
と干渉しないように切欠かれている。
先ねじ150で固定する部分には、図13に示すように
拡径にした拡径取付穴部154が形成してあり、スペー
サパイプ155が挿入され、一部がとがり先ねじ150
と干渉しないように切欠かれている。
【0094】また、上記ライトガイド口金140Aが取
り付けられたライトガイド139Aの出射端面の前面に
ライトガイドレンズ156がライトガイドレンズ枠15
7を介して先端構成部材122に固定される。
り付けられたライトガイド139Aの出射端面の前面に
ライトガイドレンズ156がライトガイドレンズ枠15
7を介して先端構成部材122に固定される。
【0095】ここで、図16にライトガイド139Bの
基端側の断面図を示す。図16中、160は挿入部2の
可撓管部で、この可撓管部160は帯状のステンレス鋼
あるいはばね用りん青銅で形成されたフレックス161
の上にステンレス鋼線とポリイミド樹脂を編んだ網状管
162をかぶせ、その上にポリウレタン系接着剤164
を塗布し、さらにポリウレタン樹脂製の外皮163をチ
ュービング方式で上記網状管162にポリウレタン樹脂
が含浸するように形成されている。
基端側の断面図を示す。図16中、160は挿入部2の
可撓管部で、この可撓管部160は帯状のステンレス鋼
あるいはばね用りん青銅で形成されたフレックス161
の上にステンレス鋼線とポリイミド樹脂を編んだ網状管
162をかぶせ、その上にポリウレタン系接着剤164
を塗布し、さらにポリウレタン樹脂製の外皮163をチ
ュービング方式で上記網状管162にポリウレタン樹脂
が含浸するように形成されている。
【0096】また、図17はライトガイド139Bの先
端側の固定部を示すものである。ここで、ライトガイド
口金140Bの基端側には、第1の保護チューブ165
がライトガイド繊維を覆っている。
端側の固定部を示すものである。ここで、ライトガイド
口金140Bの基端側には、第1の保護チューブ165
がライトガイド繊維を覆っている。
【0097】さらに、その外側には、第2の保護チュー
ブ167が被嵌されており、その先端部は、ライトガイ
ド口金140Bのフランジ166をこえて糸168によ
り糸しばりされており、その上を接着剤169で覆い、
糸168のほつれを防止している。この第2の保護チュ
ーブ167の基端側は、図16に示すように170の部
分が硬質部となっている。
ブ167が被嵌されており、その先端部は、ライトガイ
ド口金140Bのフランジ166をこえて糸168によ
り糸しばりされており、その上を接着剤169で覆い、
糸168のほつれを防止している。この第2の保護チュ
ーブ167の基端側は、図16に示すように170の部
分が硬質部となっている。
【0098】この第2の保護チューブ167は多孔質の
四沸化エチレン樹脂を延伸したもので、硬質部170は
熱によって硬化処置をしている。または、延伸量を変化
させ、多孔質の孔の数を変えることで、可撓性をかえ、
できるだけ、四沸化エチレン樹脂に近い状態に延伸させ
ている。なお、上記第2の保護チューブ167は、もう
一方のライトガイド139Aにも設けてあり、同じ構成
をとっている。
四沸化エチレン樹脂を延伸したもので、硬質部170は
熱によって硬化処置をしている。または、延伸量を変化
させ、多孔質の孔の数を変えることで、可撓性をかえ、
できるだけ、四沸化エチレン樹脂に近い状態に延伸させ
ている。なお、上記第2の保護チューブ167は、もう
一方のライトガイド139Aにも設けてあり、同じ構成
をとっている。
【0099】そこで、上記構成のものにあっては挿入部
2を曲げて、湾曲部4の湾曲操作を行っても、第2の保
護チューブ167の基端側が硬質となっているので、第
2の保護チューブ167の基端側がフレックス161の
すき間に引掛けることがない。そのため、第2の保護チ
ューブ167の基端側がフレックス161のすき間に引
掛けてライトガイド139A,139Bが折れることが
なく、耐久性が向上する。
2を曲げて、湾曲部4の湾曲操作を行っても、第2の保
護チューブ167の基端側が硬質となっているので、第
2の保護チューブ167の基端側がフレックス161の
すき間に引掛けることがない。そのため、第2の保護チ
ューブ167の基端側がフレックス161のすき間に引
掛けてライトガイド139A,139Bが折れることが
なく、耐久性が向上する。
【0100】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば湾曲部の各湾曲方向と同
方向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度の総和と湾曲
部の各湾曲方向の湾曲部の湾曲角度との差を略同一状態
に設定する湾曲角度設定手段を設けたので、湾曲部の湾
曲形状を改善し、観察や処置を行いやすくすることがで
きる。
方向に回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度の総和と湾曲
部の各湾曲方向の湾曲部の湾曲角度との差を略同一状態
に設定する湾曲角度設定手段を設けたので、湾曲部の湾
曲形状を改善し、観察や処置を行いやすくすることがで
きる。
【図1】 (A)は本発明の第1の実施例の湾曲駒の連
結ユニットを示す側面図、(B)は2方向湾曲用の湾曲
駒を示す縦断面図、(C)は4方向湾曲用の湾曲駒を示
す縦断面図、(D)は湾曲駒の連結ユニットが内視鏡本
体に組付けられた状態での湾曲部の湾曲状態を示す側面
図。
結ユニットを示す側面図、(B)は2方向湾曲用の湾曲
駒を示す縦断面図、(C)は4方向湾曲用の湾曲駒を示
す縦断面図、(D)は湾曲駒の連結ユニットが内視鏡本
体に組付けられた状態での湾曲部の湾曲状態を示す側面
図。
【図2】 電子内視鏡のシステム全体の概略構成図。
【図3】 内視鏡の湾曲部の縦断面図。
【図4】 光学式内視鏡の挿入部の先端部を示す縦断面
図。
図。
【図5】 図4のL1 −L1 線断面図。
【図6】 図4のL2 −L2 線断面図。
【図7】 図4のL3 −L3 線断面図。
【図8】 イメージガイドファイバの第1,第2の保護
チューブの先端側の固定部を示す縦断面図。
チューブの先端側の固定部を示す縦断面図。
【図9】 (A)は内視鏡の挿入部の可撓管部を一部断
面にして示す側面図、(B)は可撓管部内のコイルパイ
プの配設状態を示す横断面図、(C)は可撓管部内のコ
イルパイプの配設状態を一部断面にして示す側面図、
(D)は湾曲部の最後端の湾曲駒のピン係合溝を示す側
面図、(E)は可撓管部の先端部の前口金の係合ピンを
示す側面図、(F)は最後端の湾曲駒と可撓管部の前口
金との連結状態を示す縦断面図。
面にして示す側面図、(B)は可撓管部内のコイルパイ
プの配設状態を示す横断面図、(C)は可撓管部内のコ
イルパイプの配設状態を一部断面にして示す側面図、
(D)は湾曲部の最後端の湾曲駒のピン係合溝を示す側
面図、(E)は可撓管部の先端部の前口金の係合ピンを
示す側面図、(F)は最後端の湾曲駒と可撓管部の前口
金との連結状態を示す縦断面図。
【図10】 湾曲駒の変形例を示す縦断面図。
【図11】 本発明の第2の実施例の湾曲部を示す縦断
面図。
面図。
【図12】 本発明の第3の実施例の湾曲部を示す縦断
面図。
面図。
【図13】 内視鏡の挿入部の先端部の縦断面図
【図14】 図13のL1 −L1 線断面図。
【図15】 図13のL2 −L2 線断面図。
【図16】 ライトガイドの第2の保護チューブの基端
部側の端縁部を示す縦断面図。
部側の端縁部を示す縦断面図。
【図17】 ライトガイドファイバの第1,第2の保護
チューブの先端側の固定部を示す縦断面図。
チューブの先端側の固定部を示す縦断面図。
【図18】 従来の湾曲駒を示す縦断面図。
2…挿入部、4…湾曲部、13,14…湾曲駒。
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 挿入部の挿入方向に並設された複数の湾
曲駒がそれぞれ回動可能に連結され、少なくとも2方向
に湾曲できるようにした湾曲部を備え、前記湾曲部の湾
曲操作時における各湾曲方向の前記湾曲部の湾曲角度に
比べて前記湾曲部の湾曲方向と同方向に回動する隣合っ
た湾曲駒の湾曲角度の総和が大きくなる状態に設定され
た内視鏡において、前記湾曲部の各湾曲方向と同方向に
回動する隣合った湾曲駒の湾曲角度の総和と前記湾曲部
の各湾曲方向の前記湾曲部の湾曲角度との差を略同一状
態に設定する湾曲角度設定手段を設けたことを特徴とす
る内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354211A JPH07194518A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354211A JPH07194518A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194518A true JPH07194518A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18436036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5354211A Pending JPH07194518A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07194518A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061218A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2012075659A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Fujifilm Corp | 内視鏡 |
JP2014204899A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 胆道内視鏡システム |
US9974428B2 (en) | 2014-05-15 | 2018-05-22 | Olympus Corporation | Endoscope |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5354211A patent/JPH07194518A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061218A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2012075659A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Fujifilm Corp | 内視鏡 |
JP2014204899A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 胆道内視鏡システム |
US9974428B2 (en) | 2014-05-15 | 2018-05-22 | Olympus Corporation | Endoscope |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030520 |