JPH07193794A - テレビ信号受信装置 - Google Patents
テレビ信号受信装置Info
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- JPH07193794A JPH07193794A JP6274733A JP27473394A JPH07193794A JP H07193794 A JPH07193794 A JP H07193794A JP 6274733 A JP6274733 A JP 6274733A JP 27473394 A JP27473394 A JP 27473394A JP H07193794 A JPH07193794 A JP H07193794A
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】家庭用VTRに記録された第2世代EDTV再
生信号を受信した場合でも、画質劣化の生じない第2世
代EDTV受信機を提供する。 【構成】識別信号判定制御手段102は、入力信号が家
庭用VTRからの再生信号であると判定した場合、ED
TV信号処理手段103を制御し、補強信号による高画
質化処理を停止させ、最適な画質の映像出力を受像管1
04に映出する。
生信号を受信した場合でも、画質劣化の生じない第2世
代EDTV受信機を提供する。 【構成】識別信号判定制御手段102は、入力信号が家
庭用VTRからの再生信号であると判定した場合、ED
TV信号処理手段103を制御し、補強信号による高画
質化処理を停止させ、最適な画質の映像出力を受像管1
04に映出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第2世代EDTV放送
が受信可能なテレビジョン受信機に関する。
が受信可能なテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワイド化、高画質化を目指した第
2世代EDTVの規格化が進められている。この第2世
代EDTVでは、ワイド化については、レターボックス
形式で行ない、高画質化については水平高域(HH信
号)、垂直高域(VH信号)、垂直−時間高域(VT信号)
の補強が行なわれる予定である。
2世代EDTVの規格化が進められている。この第2世
代EDTVでは、ワイド化については、レターボックス
形式で行ない、高画質化については水平高域(HH信
号)、垂直高域(VH信号)、垂直−時間高域(VT信号)
の補強が行なわれる予定である。
【0003】レターボックス形式では、ワイド信号を垂
直圧縮し、現行アスペクト内に収める。この時、上下に
生じた無画部に、VH、VT信号を多重する。
直圧縮し、現行アスペクト内に収める。この時、上下に
生じた無画部に、VH、VT信号を多重する。
【0004】VT信号は、受信機側での順次走査を改善
する補強信号であり、VH信号はレターボックス形式に
伴う垂直圧縮によって失われた垂直高域の補強信号で、
静止部分のみ補強が行なわれる。
する補強信号であり、VH信号はレターボックス形式に
伴う垂直圧縮によって失われた垂直高域の補強信号で、
静止部分のみ補強が行なわれる。
【0005】これらの補強信号が、現行受信機における
無画部部分において、妨害として見えにくくするため
に、色副搬送波(fsc)を変調して多重することが検討
されている。
無画部部分において、妨害として見えにくくするため
に、色副搬送波(fsc)を変調して多重することが検討
されている。
【0006】以上述べてきた第2世代EDTVについて
は、例えば、テレビジョン学会技術報告VOL.17,
NO.65放送方式(1993年10月28日)19〜2
4頁、石倉他「LD(垂直−時間補強)/VH(垂直補強)
信号多重レターボックス式EDTVの試作」に記載され
ている。
は、例えば、テレビジョン学会技術報告VOL.17,
NO.65放送方式(1993年10月28日)19〜2
4頁、石倉他「LD(垂直−時間補強)/VH(垂直補強)
信号多重レターボックス式EDTVの試作」に記載され
ている。
【0007】また、これらの第2世代EDTV放送の補
強信号を、受信機側で識別する方法については、例え
ば、テレビジョン学会技術報告VOL.17,NO.6
5放送方式(1993年10月28日)43〜48頁、吹
抜他「EDTV−II識別制御信号の検討」に記載されて
いる。
強信号を、受信機側で識別する方法については、例え
ば、テレビジョン学会技術報告VOL.17,NO.6
5放送方式(1993年10月28日)43〜48頁、吹
抜他「EDTV−II識別制御信号の検討」に記載されて
いる。
【0008】また、第2世代のEDTVに関しての従来
技術として、特開平4−157887号公報などがあ
る。
技術として、特開平4−157887号公報などがあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、家庭用のVTRなどの記録再生装置に、一度記録
し、その後再生した信号をテレビ受信機に映出する場
合、補強信号による高画質化がはかれないばかりか、か
えって再生画像の品質劣化を生じさせるという問題があ
った。
は、家庭用のVTRなどの記録再生装置に、一度記録
し、その後再生した信号をテレビ受信機に映出する場
合、補強信号による高画質化がはかれないばかりか、か
えって再生画像の品質劣化を生じさせるという問題があ
った。
【0010】この劣化について、以下説明する。第2世
代EDTV放送方式では、補強信号で色副搬送波を変調
するため、補強信号のスペクトラムは色信号帯域と同じ
映像信号の高域周波数帯域に存在している。この補強信
号を含んだ第2世代EDTV放送方式による信号を、家
庭用のVTRに記録すると、横山他「ホームVTR入
門」、(コロナ社、昭和56年10月15日)、28〜3
2頁に記載されているように、色信号と輝度信号に分離
された後、色信号は低域周波数に変換され、また輝度信
号は高域周波数に変換され記録される。この色信号と輝
度信号の分離には通常くし形フィルタが用いられる。く
し形フィルタでは、一ライン離れた位置の信号同士の加
減算により、色信号と輝度信号とを分離する。したがっ
て、家庭用のVTRを用いて、第2世代EDTV放送方
式による信号を記録すると、補強信号については色信号
としてくし形フィルタによる演算がなされたものが記録
される。そうすると、このくし形フィルタによる演算に
より本来の補強信号と異なる情報がVTRに記録されて
いることになる。また、VTRから信号を再生する場
合、テープの伸びなどにより信号がジッタして再生され
るため、補強信号部分もジッタして再生される。したが
って、このVTRから再生された信号を用いて、第2世
代EDTV受信機に映出しようとすると、本来の補強信
号と異なった信号を用いて、主画面と合成することにな
るので高画質化が図れないばかりか、かえって再生画像
が劣化することになる。
代EDTV放送方式では、補強信号で色副搬送波を変調
するため、補強信号のスペクトラムは色信号帯域と同じ
映像信号の高域周波数帯域に存在している。この補強信
号を含んだ第2世代EDTV放送方式による信号を、家
庭用のVTRに記録すると、横山他「ホームVTR入
門」、(コロナ社、昭和56年10月15日)、28〜3
2頁に記載されているように、色信号と輝度信号に分離
された後、色信号は低域周波数に変換され、また輝度信
号は高域周波数に変換され記録される。この色信号と輝
度信号の分離には通常くし形フィルタが用いられる。く
し形フィルタでは、一ライン離れた位置の信号同士の加
減算により、色信号と輝度信号とを分離する。したがっ
て、家庭用のVTRを用いて、第2世代EDTV放送方
式による信号を記録すると、補強信号については色信号
としてくし形フィルタによる演算がなされたものが記録
される。そうすると、このくし形フィルタによる演算に
より本来の補強信号と異なる情報がVTRに記録されて
いることになる。また、VTRから信号を再生する場
合、テープの伸びなどにより信号がジッタして再生され
るため、補強信号部分もジッタして再生される。したが
って、このVTRから再生された信号を用いて、第2世
代EDTV受信機に映出しようとすると、本来の補強信
号と異なった信号を用いて、主画面と合成することにな
るので高画質化が図れないばかりか、かえって再生画像
が劣化することになる。
【0011】本発明の目的は、以上述べてきた問題点を
解消し、家庭用VTRに記録再生した第2世代EDTV
放送方式による信号を用いても、画質劣化のない再生画
像を得ることが可能な、第2世代EDTV受信機を提供
することにある。
解消し、家庭用VTRに記録再生した第2世代EDTV
放送方式による信号を用いても、画質劣化のない再生画
像を得ることが可能な、第2世代EDTV受信機を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明では、入力信号に多重された補強信号を抽
出する補強信号抽出手段と、前記補強信号抽出手段出力
を入力信号と合成する補強信号合成手段と、入力信号に
含まれる補強信号の合成が正しく行なわれない場合を判
定する判定手段とを備え、前記判定手段出力により前記
補強信号合成手段を制御することを特徴とするテレビジ
ョン受信機を設けた。
ために本発明では、入力信号に多重された補強信号を抽
出する補強信号抽出手段と、前記補強信号抽出手段出力
を入力信号と合成する補強信号合成手段と、入力信号に
含まれる補強信号の合成が正しく行なわれない場合を判
定する判定手段とを備え、前記判定手段出力により前記
補強信号合成手段を制御することを特徴とするテレビジ
ョン受信機を設けた。
【0013】
【作用】補強信号抽出手段は、入力信号から、入力信号
に多重された補強信号を抽出する。補強信号合成手段
は、前記補強信号抽出手段出力を入力信号と合成する。
また、判定手段は、入力信号の状態から補強信号の合成
が正しく行なわれない場合を判定する。そして、前記判
定手段の判定出力により、補強信号の合成が正しく行な
われないと判定した場合には、前記補強信号合成手段を
制御し、補強信号を使用せずに入力信号のみを前記補強
信号合成手段出力とする。一方、前記判定手段の判定出
力により、補強信号の合成が正しく行なわれる信号と判
定した場合には、補強信号を使用するよう前記補強信号
合成手段を制御するので、通常の第2世代EDTVの高
画質画面を得ることが可能である。
に多重された補強信号を抽出する。補強信号合成手段
は、前記補強信号抽出手段出力を入力信号と合成する。
また、判定手段は、入力信号の状態から補強信号の合成
が正しく行なわれない場合を判定する。そして、前記判
定手段の判定出力により、補強信号の合成が正しく行な
われないと判定した場合には、前記補強信号合成手段を
制御し、補強信号を使用せずに入力信号のみを前記補強
信号合成手段出力とする。一方、前記判定手段の判定出
力により、補強信号の合成が正しく行なわれる信号と判
定した場合には、補強信号を使用するよう前記補強信号
合成手段を制御するので、通常の第2世代EDTVの高
画質画面を得ることが可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0015】図1は、本発明による一実施例のブロック
構成図である。図1において、101は入力信号端子、
102は識別信号判定制御手段、103はEDTV信号
処理手段、104は受像管である。次に、この図1の動
作説明を行なう。識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号の性質を調べ、入
力信号が家庭用VTRからの再生信号か否かを判定す
る。もし、入力信号が家庭用VTRからの再生信号でな
いと判定した場合には、識別信号判定制御手段102
は、EDTV信号処理手段103が通常の補強信号を用
いたEDTV信号処理を行なうように制御する。したが
ってこの場合には、水平周波数高帯域化、垂直周波数高
帯域化がなされたEDTV信号を受像管104に送るの
で、高画質な映像を視聴することが可能である。一方、
入力信号が家庭用VTRからの再生信号であると判定し
た場合には、識別信号判定制御手段102は、EDTV
信号処理手段103が補強信号を用いないEDTV信号
処理を行なうように制御する。この場合には、水平周波
数高帯域化、垂直周波数高帯域化がなされないEDTV
信号が受像管104に送られるので、補強信号からの妨
害のない映像を視聴することが可能である。
構成図である。図1において、101は入力信号端子、
102は識別信号判定制御手段、103はEDTV信号
処理手段、104は受像管である。次に、この図1の動
作説明を行なう。識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号の性質を調べ、入
力信号が家庭用VTRからの再生信号か否かを判定す
る。もし、入力信号が家庭用VTRからの再生信号でな
いと判定した場合には、識別信号判定制御手段102
は、EDTV信号処理手段103が通常の補強信号を用
いたEDTV信号処理を行なうように制御する。したが
ってこの場合には、水平周波数高帯域化、垂直周波数高
帯域化がなされたEDTV信号を受像管104に送るの
で、高画質な映像を視聴することが可能である。一方、
入力信号が家庭用VTRからの再生信号であると判定し
た場合には、識別信号判定制御手段102は、EDTV
信号処理手段103が補強信号を用いないEDTV信号
処理を行なうように制御する。この場合には、水平周波
数高帯域化、垂直周波数高帯域化がなされないEDTV
信号が受像管104に送られるので、補強信号からの妨
害のない映像を視聴することが可能である。
【0016】また、この識別信号判定制御手段102
は、上記家庭用VTRからの再生信号か否かの判定とは
別に、入力信号端子101に入力された入力信号中の識
別信号を調べ、第2世代EDTV信号であるか否かを判
定する。もし、入力信号が第2世代EDTV信号である
と判定した場合には、先の家庭用VTRからの再生信号
であるか否かの判定と独立に、受像管104を制御し、
受信した信号をワイド画面いっぱいに拡大して表示を行
う。一方、入力信号が第2世代EDTV信号でないと判
定した場合には、受像管104を制御し、受信した信号
を拡大表示しないように制御する。この様に、図1の構
成を用いれば、常に入力信号に応じた最適な画質で、か
つ最適な表示サイズでテレビ受信機の出力画像を視聴す
ることができる。
は、上記家庭用VTRからの再生信号か否かの判定とは
別に、入力信号端子101に入力された入力信号中の識
別信号を調べ、第2世代EDTV信号であるか否かを判
定する。もし、入力信号が第2世代EDTV信号である
と判定した場合には、先の家庭用VTRからの再生信号
であるか否かの判定と独立に、受像管104を制御し、
受信した信号をワイド画面いっぱいに拡大して表示を行
う。一方、入力信号が第2世代EDTV信号でないと判
定した場合には、受像管104を制御し、受信した信号
を拡大表示しないように制御する。この様に、図1の構
成を用いれば、常に入力信号に応じた最適な画質で、か
つ最適な表示サイズでテレビ受信機の出力画像を視聴す
ることができる。
【0017】なお、第2世代EDTV信号形式および送
信、受信装置については、テレビジョン学会技術報告V
OL.17,NO.65放送方式(1993年10月2
8日)19〜24頁、石倉他「LD(垂直−時間補強)/
VH(垂直補強)信号多重レターボックス式EDTVの試
作」に詳しく記載されているので、ここでは省略する。
信、受信装置については、テレビジョン学会技術報告V
OL.17,NO.65放送方式(1993年10月2
8日)19〜24頁、石倉他「LD(垂直−時間補強)/
VH(垂直補強)信号多重レターボックス式EDTVの試
作」に詳しく記載されているので、ここでは省略する。
【0018】図2は、図1をより詳しく記述したブロッ
ク構成図である。図2において、図1と同じ機能を示す
手段については、図1と同じ回路番号を付けてある。図
2において、201は補強信号再生手段、202は切り
換え手段、203は合成手段である。図2の動作は、図
1と同様であり、識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号の性質を調べ、入
力信号が家庭用VTRからの再生信号か否かを判定す
る。もし、識別信号判定制御手段102が、入力信号は
家庭用VTRからの再生信号でないと、判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、補強信号再生手段
201出力が切り換え手段202出力となるように、切
り換え手段202を制御し、EDTV信号処理手段10
3が通常の補強信号を用いたEDTV信号処理を行なう
ようにする。したがって、この場合には合成手段203
は、補強信号再生手段201出力と入力端子101上の
入力信号とを合成するので、水平周波数高帯域化、垂直
周波数高帯域化がなされたEDTV信号が受像管104
に送られ、高画質な映像を映出することが可能である。
ク構成図である。図2において、図1と同じ機能を示す
手段については、図1と同じ回路番号を付けてある。図
2において、201は補強信号再生手段、202は切り
換え手段、203は合成手段である。図2の動作は、図
1と同様であり、識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号の性質を調べ、入
力信号が家庭用VTRからの再生信号か否かを判定す
る。もし、識別信号判定制御手段102が、入力信号は
家庭用VTRからの再生信号でないと、判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、補強信号再生手段
201出力が切り換え手段202出力となるように、切
り換え手段202を制御し、EDTV信号処理手段10
3が通常の補強信号を用いたEDTV信号処理を行なう
ようにする。したがって、この場合には合成手段203
は、補強信号再生手段201出力と入力端子101上の
入力信号とを合成するので、水平周波数高帯域化、垂直
周波数高帯域化がなされたEDTV信号が受像管104
に送られ、高画質な映像を映出することが可能である。
【0019】一方、識別信号判定制御手段102が、入
力信号は家庭用VTRからの再生信号であると判定した
場合には、識別信号判定制御手段102は、切り換え手
段202出力が0を出力とするように、切り換え手段2
02を制御し、EDTV信号処理手段103が補強信号
を用いないEDTV信号処理を行なうようにする。この
場合には、合成手段203出力は、補強信号を合成しな
いEDTV信号を受像管104に送るので、補強信号か
らの妨害のない映像を映出することが可能である。
力信号は家庭用VTRからの再生信号であると判定した
場合には、識別信号判定制御手段102は、切り換え手
段202出力が0を出力とするように、切り換え手段2
02を制御し、EDTV信号処理手段103が補強信号
を用いないEDTV信号処理を行なうようにする。この
場合には、合成手段203出力は、補強信号を合成しな
いEDTV信号を受像管104に送るので、補強信号か
らの妨害のない映像を映出することが可能である。
【0020】また、家庭用VTRからの再生信号か否か
の判定とは別に、識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号のうちの識別信号
を調べ、入力信号が第2世代EDTV信号であるか否か
を判定する。もし、識別信号判定制御手段102が、入
力信号は第2世代EDTV信号であると判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、合成手段203出
力がワイド画面いっぱいに拡大されるように受像管10
4を制御する。一方、識別信号判定制御手段102が入
力信号は第2世代EDTV信号でないと判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、合成手段203出
力がワイド画面への拡大を行わないように受像管104
を制御する。したがって、映像情報が16:9のワイド
アスペクトで送られてくる第2世代EDTV放送を受信
した場合には、自動的に表示画像をワイド画面に拡大し
て表示出力し、そうでないときにはワイド画面に拡大し
ての表示を行わないため常に最適な大きさの表示が可能
となる。
の判定とは別に、識別信号判定制御手段102は、入力
信号端子101に入力された入力信号のうちの識別信号
を調べ、入力信号が第2世代EDTV信号であるか否か
を判定する。もし、識別信号判定制御手段102が、入
力信号は第2世代EDTV信号であると判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、合成手段203出
力がワイド画面いっぱいに拡大されるように受像管10
4を制御する。一方、識別信号判定制御手段102が入
力信号は第2世代EDTV信号でないと判定した場合に
は、識別信号判定制御手段102は、合成手段203出
力がワイド画面への拡大を行わないように受像管104
を制御する。したがって、映像情報が16:9のワイド
アスペクトで送られてくる第2世代EDTV放送を受信
した場合には、自動的に表示画像をワイド画面に拡大し
て表示出力し、そうでないときにはワイド画面に拡大し
ての表示を行わないため常に最適な大きさの表示が可能
となる。
【0021】この様に、図2の構成を用いれば、常に入
力信号に応じた最適な画質でテレビ受信機の出力画像を
映出することができるとともに、最適な表示サイズの表
示出力が可能となる。
力信号に応じた最適な画質でテレビ受信機の出力画像を
映出することができるとともに、最適な表示サイズの表
示出力が可能となる。
【0022】さらに詳しい、本発明による一実施例につ
いて図3を用い説明する。図3において、101は入力
信号端子、102は識別信号判定制御手段、104は受
像管、301は切り換え手段、302は3次元Y/C/
HH分離手段、303は動き検出手段、304は復調手
段、305は切り換え手段、306は加算手段、307
は色復調手段、308、309は低域周波数通過フィル
タ手段、310、311は走査線数変換手段、312は
fsc復調手段、313は水平伸長手段、314は高域
周波数通過フィルタ手段、315は低域周波数通過フィ
ルタ手段、316は動き適応走査線補間手段、317は
フィルタ手段、318は動き検出手段、319はLD/
VH分離復調手段、320はフィルタ手段、321、3
22は切り換え手段、323、324、325は加算手
段、326は走査線数変換手段、327は加算手段、3
28は走査線数変換手段、329は垂直周波数シフト手
段、330はマトリクス手段、331は表示制御手段、
332は切り換え手段である。
いて図3を用い説明する。図3において、101は入力
信号端子、102は識別信号判定制御手段、104は受
像管、301は切り換え手段、302は3次元Y/C/
HH分離手段、303は動き検出手段、304は復調手
段、305は切り換え手段、306は加算手段、307
は色復調手段、308、309は低域周波数通過フィル
タ手段、310、311は走査線数変換手段、312は
fsc復調手段、313は水平伸長手段、314は高域
周波数通過フィルタ手段、315は低域周波数通過フィ
ルタ手段、316は動き適応走査線補間手段、317は
フィルタ手段、318は動き検出手段、319はLD/
VH分離復調手段、320はフィルタ手段、321、3
22は切り換え手段、323、324、325は加算手
段、326は走査線数変換手段、327は加算手段、3
28は走査線数変換手段、329は垂直周波数シフト手
段、330はマトリクス手段、331は表示制御手段、
332は切り換え手段である。
【0023】以下、この実施例の動作説明を行う。まず
主画部の信号処理について説明する。3次元Y/C/H
H分離手段302は、動き検出手段303からの動き検
出信号に基づいて、動き適応Y/C/HH分離を行い、
入力信号の主画部信号から、輝度信号、色信号、水平周
波数高域信号を分離抽出する。この後、復調手段304
は、水平周波数高域信号をベースバンドの信号に復調す
る。そして、加算手段306は、切り換え手段305出
力である復調手段304出力と、3次元Y/C/HH分
離手段302出力のうちのY信号とを加算することによ
り、水平周波数高域成分を補強した輝度信号を得る。
主画部の信号処理について説明する。3次元Y/C/H
H分離手段302は、動き検出手段303からの動き検
出信号に基づいて、動き適応Y/C/HH分離を行い、
入力信号の主画部信号から、輝度信号、色信号、水平周
波数高域信号を分離抽出する。この後、復調手段304
は、水平周波数高域信号をベースバンドの信号に復調す
る。そして、加算手段306は、切り換え手段305出
力である復調手段304出力と、3次元Y/C/HH分
離手段302出力のうちのY信号とを加算することによ
り、水平周波数高域成分を補強した輝度信号を得る。
【0024】一方、色復調手段307は、3次元Y/C
/HH分離手段302のC信号出力を、ベースバンドの
2種類の色差信号(I信号、Q信号)に変換する。そし
て、それぞれの色差信号について、低域周波数通過フィ
ルタ手段308、309により高調波を除去した後、走
査線数変換手段310、311により走査線数変換し、
480lphの順次走査信号を得る。
/HH分離手段302のC信号出力を、ベースバンドの
2種類の色差信号(I信号、Q信号)に変換する。そし
て、それぞれの色差信号について、低域周波数通過フィ
ルタ手段308、309により高調波を除去した後、走
査線数変換手段310、311により走査線数変換し、
480lphの順次走査信号を得る。
【0025】次に、無画部の信号処理について説明す
る。切り換え回路301は無画部期間fsc復調手段3
12と接続される。fsc復調手段312は無画部信号
を復調する。この後、水平伸長手段313は、fsc復
調手段312をもとの時間軸に伸長する。それから、L
D/VH分離復調手段319は、動き検出手段318出
力である動き検出信号に基づいて、動き適応LD/VH
分離復調を行い、LD信号とVH信号を得る。低域通過
フィルタ手段315は、主画部信号の低域成分を抽出す
る。そして、フィルタ手段317、320は、輝度信号
の周波数低域成分とLD信号に対し、SSKF(Sym
metric Short KernelFilte
r)の逆変換を行う。それから、加算手段325は、そ
れぞれの信号を加算する。また、加算手段323は、輝
度信号とLDとを加算し、主走査線を作る。ところで、
輝度信号の周波数高域成分に対しては、補強信号は無い
ため、動き適応走査線補間手段316により、従来の動
き適応走査線補間を行う。静止領域ではフィールド補
間、動画領域ではライン補間を行う。走査線変換手段3
26は、加算手段323、324出力の360lphの
順次走査信号から、480lphのワイド順次走査信号
に変換する。
る。切り換え回路301は無画部期間fsc復調手段3
12と接続される。fsc復調手段312は無画部信号
を復調する。この後、水平伸長手段313は、fsc復
調手段312をもとの時間軸に伸長する。それから、L
D/VH分離復調手段319は、動き検出手段318出
力である動き検出信号に基づいて、動き適応LD/VH
分離復調を行い、LD信号とVH信号を得る。低域通過
フィルタ手段315は、主画部信号の低域成分を抽出す
る。そして、フィルタ手段317、320は、輝度信号
の周波数低域成分とLD信号に対し、SSKF(Sym
metric Short KernelFilte
r)の逆変換を行う。それから、加算手段325は、そ
れぞれの信号を加算する。また、加算手段323は、輝
度信号とLDとを加算し、主走査線を作る。ところで、
輝度信号の周波数高域成分に対しては、補強信号は無い
ため、動き適応走査線補間手段316により、従来の動
き適応走査線補間を行う。静止領域ではフィールド補
間、動画領域ではライン補間を行う。走査線変換手段3
26は、加算手段323、324出力の360lphの
順次走査信号から、480lphのワイド順次走査信号
に変換する。
【0026】一方、走査線変換手段328は、LD/V
H分離復調手段319の他の分離出力であるVH信号か
ら、走査線変換、垂直シフト処理を行う。これにより、
垂直高域成分をもつ輝度信号を再生する。そして、加算
手段327により、走査線変換手段326出力と、垂直
シフト手段329出力とを加算することにより、垂直成
分が補強された信号を得ることができる。
H分離復調手段319の他の分離出力であるVH信号か
ら、走査線変換、垂直シフト処理を行う。これにより、
垂直高域成分をもつ輝度信号を再生する。そして、加算
手段327により、走査線変換手段326出力と、垂直
シフト手段329出力とを加算することにより、垂直成
分が補強された信号を得ることができる。
【0027】マトリクス手段330は、以上述べてきた
480lphの順次走査信号である輝度信号、I信号、
Q信号をRGB信号に変換した後、受像管104に送出
し、ワイド化高画質映像を映出する。これにより、受信
者は、高画質映像を視聴することができる。
480lphの順次走査信号である輝度信号、I信号、
Q信号をRGB信号に変換した後、受像管104に送出
し、ワイド化高画質映像を映出する。これにより、受信
者は、高画質映像を視聴することができる。
【0028】切り換え手段305、321、322は、
識別信号判定制御手段102の出力が、家庭用VTRか
らの信号でないと判定している場合には、0でない側の
入力を用い、通常の補強信号による高画質化処理が達成
される。これに対し、識別信号判定制御手段102の出
力が家庭用VTRからの信号であると判定した場合に
は、0の入力を用いる。そうすると、補強信号の影響は
なくなるので家庭用VTRを受信している場合の画質劣
化は生じない。さらに、識別信号判定制御手段102の
出力が、家庭用VTRからの信号でないと判定している
場合には、切り換え手段332は高域周波数通過フィル
タ出力を入力とし、先ほど説明した補強信号の再生を行
うが、家庭用VTRからの信号であると判定している場
合には、切り換え手段332は高域周波数通過フィルタ
314出力を用いず、加算手段306出力をそのまま入
力とする。このようにすることにより全帯域の補間信号
を作製することができる。
識別信号判定制御手段102の出力が、家庭用VTRか
らの信号でないと判定している場合には、0でない側の
入力を用い、通常の補強信号による高画質化処理が達成
される。これに対し、識別信号判定制御手段102の出
力が家庭用VTRからの信号であると判定した場合に
は、0の入力を用いる。そうすると、補強信号の影響は
なくなるので家庭用VTRを受信している場合の画質劣
化は生じない。さらに、識別信号判定制御手段102の
出力が、家庭用VTRからの信号でないと判定している
場合には、切り換え手段332は高域周波数通過フィル
タ出力を入力とし、先ほど説明した補強信号の再生を行
うが、家庭用VTRからの信号であると判定している場
合には、切り換え手段332は高域周波数通過フィルタ
314出力を用いず、加算手段306出力をそのまま入
力とする。このようにすることにより全帯域の補間信号
を作製することができる。
【0029】また、表示制御手段331および受像管1
04は、識別信号判定制御手段102の出力が、第2世
代EDTVを検出している場合には拡大表示を行い、ワ
イド画面を有効に用いた迫力ある画像を出力することが
できる。一方、識別信号判定制御手段102の出力が、
第2世代EDTVを検出していない場合には拡大を行わ
ずに表示し通常の現行放送による表示情報を、少しも欠
落させることなく表示出力することが可能である。な
お、図3の拡大表示の制御方法について補足すると、画
面水平方向の表示制御は、表示制御手段331により信
号で拡大を行っており、また、画面垂直方向の表示制御
は、受像管104の垂直偏向回路の偏向量を可変するこ
とにより実現している。この拡大表示の制御方法は、必
ずしも図3のように行うことはなく、画面水平方向の表
示制御を水平偏向回路の制御によっても良いし、画面垂
直方向の表示制御を信号処理によっても良い。
04は、識別信号判定制御手段102の出力が、第2世
代EDTVを検出している場合には拡大表示を行い、ワ
イド画面を有効に用いた迫力ある画像を出力することが
できる。一方、識別信号判定制御手段102の出力が、
第2世代EDTVを検出していない場合には拡大を行わ
ずに表示し通常の現行放送による表示情報を、少しも欠
落させることなく表示出力することが可能である。な
お、図3の拡大表示の制御方法について補足すると、画
面水平方向の表示制御は、表示制御手段331により信
号で拡大を行っており、また、画面垂直方向の表示制御
は、受像管104の垂直偏向回路の偏向量を可変するこ
とにより実現している。この拡大表示の制御方法は、必
ずしも図3のように行うことはなく、画面水平方向の表
示制御を水平偏向回路の制御によっても良いし、画面垂
直方向の表示制御を信号処理によっても良い。
【0030】ここで、識別信号の例について説明する。
図4は識別信号の一例である。この識別信号のついての
詳しい内容はテレビジョン学会技術報告VOL.17,
NO.65放送方式(1993年10月28日)43〜4
8頁、吹抜他「EDTV−II識別制御信号の検討」に記
されている。ここでは、本発明に関係する部分について
説明する。
図4は識別信号の一例である。この識別信号のついての
詳しい内容はテレビジョン学会技術報告VOL.17,
NO.65放送方式(1993年10月28日)43〜4
8頁、吹抜他「EDTV−II識別制御信号の検討」に記
されている。ここでは、本発明に関係する部分について
説明する。
【0031】識別信号は、映像信号の22Hと285H
に重畳されている。カラーバースト信号の後に、リファ
レンス信号と呼ばれる、確認信号がある。このリファレ
ンス信号は、最初が1で次が0の2ビットのディジタル
信号である。このリファレンス信号の後に2ビットのレ
ターボックスON/OFF信号がある。そしてこの後、
0を示す1ビットの信号が続いた後、実際の識別信号の
制御内容を示す情報が乗せられている。この識別信号の
制御内容を示す情報は、ベースバンドの信号でなく、制
御内容を示す情報により、色副搬送波を変調した信号が
乗せられている。そして、この後に、このラインが、識
別信号が乗せられているラインであることを確認するた
めの、確認機能信号がつけられている。ここで着目する
点は、識別信号の制御内容がベースバンドのディジタル
信号でなく、色副搬送波を変調した信号であることであ
る。
に重畳されている。カラーバースト信号の後に、リファ
レンス信号と呼ばれる、確認信号がある。このリファレ
ンス信号は、最初が1で次が0の2ビットのディジタル
信号である。このリファレンス信号の後に2ビットのレ
ターボックスON/OFF信号がある。そしてこの後、
0を示す1ビットの信号が続いた後、実際の識別信号の
制御内容を示す情報が乗せられている。この識別信号の
制御内容を示す情報は、ベースバンドの信号でなく、制
御内容を示す情報により、色副搬送波を変調した信号が
乗せられている。そして、この後に、このラインが、識
別信号が乗せられているラインであることを確認するた
めの、確認機能信号がつけられている。ここで着目する
点は、識別信号の制御内容がベースバンドのディジタル
信号でなく、色副搬送波を変調した信号であることであ
る。
【0032】ところで、家庭用VTRは映像信号を記録
する場合、くし形フィルタを用いて、色信号と輝度信号
に分離して、色信号は周波数低域に、輝度信号は高域に
記録される。家庭用VTRに用いられているくし形フィ
ルタは、例えば、図5に示す構成である。この図におい
て、501は入力端子、502は1H遅延手段、503
は減算手段、504は係数手段、505は帯域通過フィ
ルタ、506は色信号出力端子、507は減算手段、5
08は輝度信号出力端子である。NTSC方式では、色
信号はライン間で反転し、輝度信号はライン間で同相で
あるから、入力信号を1H遅延手段502で遅らせた信
号と、入力端子501上の入力信号とを減算手段503
により、減算すると減算手段503出力には2倍の振幅
をもった色信号を得ることができる。そして、この色信
号に対し、係数手段504により0.5倍の係数を乗算
し、帯域通過フィルタ505を通過させると、色信号出
力端子506に1倍の色信号を得ることができる。そし
て、得られた色信号をもとの入力信号から、減算手段5
07により減算すれば輝度信号が輝度信号出力端子50
8に得ることができる。
する場合、くし形フィルタを用いて、色信号と輝度信号
に分離して、色信号は周波数低域に、輝度信号は高域に
記録される。家庭用VTRに用いられているくし形フィ
ルタは、例えば、図5に示す構成である。この図におい
て、501は入力端子、502は1H遅延手段、503
は減算手段、504は係数手段、505は帯域通過フィ
ルタ、506は色信号出力端子、507は減算手段、5
08は輝度信号出力端子である。NTSC方式では、色
信号はライン間で反転し、輝度信号はライン間で同相で
あるから、入力信号を1H遅延手段502で遅らせた信
号と、入力端子501上の入力信号とを減算手段503
により、減算すると減算手段503出力には2倍の振幅
をもった色信号を得ることができる。そして、この色信
号に対し、係数手段504により0.5倍の係数を乗算
し、帯域通過フィルタ505を通過させると、色信号出
力端子506に1倍の色信号を得ることができる。そし
て、得られた色信号をもとの入力信号から、減算手段5
07により減算すれば輝度信号が輝度信号出力端子50
8に得ることができる。
【0033】そうすると先ほど説明した識別信号を家庭
用のVTRに記録した場合、どのようになるかを以下、
波形図により説明する。図6には、識別信号の1H前の
21Hの信号波形と、識別信号が存在する22Hの信号
波形が示されている。この信号を家庭用のVTRに記録
するために入力すると、くし形フィルタにより、輝度信
号と色信号に分離される。この時、図6(a)で示され
るように、21Hにはカラーバースト信号は存在する
が、識別信号は存在しないから、21Hと22Hとの信
号間でくし形フィルタ処理を施すと、色信号について
は、カラーバースト部分のレベルは変化しないが、識別
制御の内容が存在する部分はレベルが半分となる。この
波形は、図6(c)に示す波形となり、22Hの色信号
として記録される。
用のVTRに記録した場合、どのようになるかを以下、
波形図により説明する。図6には、識別信号の1H前の
21Hの信号波形と、識別信号が存在する22Hの信号
波形が示されている。この信号を家庭用のVTRに記録
するために入力すると、くし形フィルタにより、輝度信
号と色信号に分離される。この時、図6(a)で示され
るように、21Hにはカラーバースト信号は存在する
が、識別信号は存在しないから、21Hと22Hとの信
号間でくし形フィルタ処理を施すと、色信号について
は、カラーバースト部分のレベルは変化しないが、識別
制御の内容が存在する部分はレベルが半分となる。この
波形は、図6(c)に示す波形となり、22Hの色信号
として記録される。
【0034】一方、輝度信号については、図5の減算手
段507を用いて、入力信号から色信号出力端子506
上の色信号を差し引くことにより得られるから、波形と
しては、図6(b)の波形から図6(c)の波形を引き
算した波形(図6(d))となる。この波形が22Hの
輝度信号として記録される。この後、この家庭用VTR
から記録した信号を再生すると、色信号としては図6
(c)、輝度信号としては図6(d)の波形が得られ、
最終的に家庭用VTRの出力端子からは、輝度信号と色
信号が加算された信号が出力される。この出力波形を図
6(e)に示す。ここで、家庭用VTRに記録する前の
識別信号と、家庭用VTRから再生された識別信号とを
比較すると、図6から分かるように、家庭用VTRから
再生された信号は、カラーバースト信号のレベルと、識
別制御の内容を示す信号のレベルとの比が、家庭用VT
Rに記録する前のものと異なる。このことを利用して家
庭用VTRからの信号であることを判定することが可能
である。
段507を用いて、入力信号から色信号出力端子506
上の色信号を差し引くことにより得られるから、波形と
しては、図6(b)の波形から図6(c)の波形を引き
算した波形(図6(d))となる。この波形が22Hの
輝度信号として記録される。この後、この家庭用VTR
から記録した信号を再生すると、色信号としては図6
(c)、輝度信号としては図6(d)の波形が得られ、
最終的に家庭用VTRの出力端子からは、輝度信号と色
信号が加算された信号が出力される。この出力波形を図
6(e)に示す。ここで、家庭用VTRに記録する前の
識別信号と、家庭用VTRから再生された識別信号とを
比較すると、図6から分かるように、家庭用VTRから
再生された信号は、カラーバースト信号のレベルと、識
別制御の内容を示す信号のレベルとの比が、家庭用VT
Rに記録する前のものと異なる。このことを利用して家
庭用VTRからの信号であることを判定することが可能
である。
【0035】図7に本発明による家庭用VTRからの信
号を判定するための、識別信号判定制御手段の構成の一
例を示す。
号を判定するための、識別信号判定制御手段の構成の一
例を示す。
【0036】図7において、702は垂直同期分離手
段、703は垂直取り込み手段、704は水平同期分離
手段、705は水平取り込み手段、706はリファレン
ス信号検出手段、707は識別信号レベル検出手段、7
08は積分手段、709はバースト信号レベル検出手
段、710は積分手段、711は比較手段、712は識
別信号判定制御信号である。垂直同期分離手段702は
入力信号から、垂直同期信号を分離する。垂直取り込み
手段703は垂直同期分離手段702出力である垂直同
期信号を基準にして、22Hの取り込み位置を指示する
出力する。また、水平同期分離手段704は、入力信号
から水平同期信号を分離する。水平取り込み手段705
は、水平同期分離手段704出力である水平同期信号を
基準にして、リファレンス信号検出位置を指示する出力
を出す。リファレンス信号検出手段706は22Hのリ
ファレンス信号位置にある信号を判定し、その位置にあ
る信号が最初が1で次が0の信号であることを判定す
る。そして、もし、リファレンス信号が存在すると判定
したならば、識別信号が在在する位置を示すゲート信号
を発生し、識別信号レベル検出手段707に送出する。
識別信号レベル検出手段707は、リファレンス信号検
出手段706からのゲート信号が開いている間の色副搬
送波成分の最大レベルを検出する。そして、積分手段7
08により、この識別信号レベル検出手段707の最大
値を所定回数積分する。一方、バーストレベル検出手段
709は、入力信号のバースト信号の最大レベルを検出
する。そして、積分手段710により所定回数積分する
ことによりバースト信号のレベルを求める。ここで、家
庭用VTRからの信号でない場合には、識別信号のレベ
ル変化がないから、バースト信号レベルと識別信号のレ
ベルは等しい。反対に、家庭用VTRからの信号を受信
した場合には、この信号の識別信号はくし形フィルタ演
算による影響を受け、バースト信号レベルに対し、識別
信号の振幅レベルは、半分になる。したがって、図7の
比較手段712出力を見て、識別信号のレベル検出手段
707出力が、バースト信号レベル検出手段709出力
と同じか、または、半分であるかを検出することによ
り、家庭用のVTR再生出力か否かを判定することがで
きる。
段、703は垂直取り込み手段、704は水平同期分離
手段、705は水平取り込み手段、706はリファレン
ス信号検出手段、707は識別信号レベル検出手段、7
08は積分手段、709はバースト信号レベル検出手
段、710は積分手段、711は比較手段、712は識
別信号判定制御信号である。垂直同期分離手段702は
入力信号から、垂直同期信号を分離する。垂直取り込み
手段703は垂直同期分離手段702出力である垂直同
期信号を基準にして、22Hの取り込み位置を指示する
出力する。また、水平同期分離手段704は、入力信号
から水平同期信号を分離する。水平取り込み手段705
は、水平同期分離手段704出力である水平同期信号を
基準にして、リファレンス信号検出位置を指示する出力
を出す。リファレンス信号検出手段706は22Hのリ
ファレンス信号位置にある信号を判定し、その位置にあ
る信号が最初が1で次が0の信号であることを判定す
る。そして、もし、リファレンス信号が存在すると判定
したならば、識別信号が在在する位置を示すゲート信号
を発生し、識別信号レベル検出手段707に送出する。
識別信号レベル検出手段707は、リファレンス信号検
出手段706からのゲート信号が開いている間の色副搬
送波成分の最大レベルを検出する。そして、積分手段7
08により、この識別信号レベル検出手段707の最大
値を所定回数積分する。一方、バーストレベル検出手段
709は、入力信号のバースト信号の最大レベルを検出
する。そして、積分手段710により所定回数積分する
ことによりバースト信号のレベルを求める。ここで、家
庭用VTRからの信号でない場合には、識別信号のレベ
ル変化がないから、バースト信号レベルと識別信号のレ
ベルは等しい。反対に、家庭用VTRからの信号を受信
した場合には、この信号の識別信号はくし形フィルタ演
算による影響を受け、バースト信号レベルに対し、識別
信号の振幅レベルは、半分になる。したがって、図7の
比較手段712出力を見て、識別信号のレベル検出手段
707出力が、バースト信号レベル検出手段709出力
と同じか、または、半分であるかを検出することによ
り、家庭用のVTR再生出力か否かを判定することがで
きる。
【0037】さらに別の本発明による家庭用VTRから
の信号を判定するための、識別信号判定制御手段の構成
を図8に示す。
の信号を判定するための、識別信号判定制御手段の構成
を図8に示す。
【0038】図8において、802は垂直同期分離手
段、803は垂直取り込み手段、804は水平同期分離
手段、805は水平取り込み手段、806はリファレン
ス信号検出手段、807は識別信号レベル検出手段、8
08は積分手段、809はバースト信号レベル検出手
段、810は積分手段、811は比較手段、812は識
別信号判定制御信号、813は帯域通過フィルタ手段、
814は検波手段、815は低域通過フィルタ手段、8
16はカラーバースト抽出手段、817は色副搬送波発
生手段である。垂直同期分離手段802は入力信号か
ら、垂直同期信号を分離する。垂直取り込み手段803
は垂直同期分離手段802出力である垂直同期信号を基
準にして、22Hの取り込み位置を指示する出力する。
また、水平同期分離手段804は、入力信号から水平同
期信号を分離する。水平取り込み手段805は、水平同
期分離手段804出力である水平同期信号を基準にし
て、リファレンス信号検出位置を指示する出力を出す。
リファレンス信号検出手段806は22Hのリファレン
ス信号位置にある信号を判定し、その位置にある信号が
最初が1で次が0の信号であることを判定する。一方、
帯域通過フィルタ手段813は、入力端子801上の入
力信号から色信号成分を抽出する。そして、カラーバー
スト抽出手段816は、この帯域通過フィルタ手段81
3出力のうち、カラーバーストが存在する期間のみを抽
出する。色副搬送波発生手段817は、このカラーバー
スト抽出手段816出力を基準にして連続する色副搬送
波を再生する。それから、検波手段814は、帯域通過
フィルタ手段813出力に対し、色副搬送波発生手段8
17出力を乗算する。そして、低域通過フィルタ手段8
15は、検波手段814出力から、周波数低域成分を抽
出する。このようにすると、低域通過フィルタ手段81
5出力には、ベースバンドの色信号が得られる。リファ
レンス信号検出手段806が、もし、入力信号中にリフ
ァレンス信号が存在すると判定したならば、識別信号検
出手段807は、リファレンス信号検出手段806から
のゲート信号が開いている間の平均値レベルを検出す
る。そして、積分手段808により、この識別信号検出
手段807の平均値を所定回数積分する。一方、バース
トレベル検出手段809は、入力信号のカラーバースト
信号の平均値レベルを検出する。そして、積分手段81
0により所定回数積分することによりバースト信号のレ
ベルを求める。ここで、家庭用VTRからの信号でない
場合には、カラーバースト信号に対する識別信号のレベ
ル変化が無いから、カラーバースト信号レベルと識別信
号のレベルは等しい。反対に、家庭用VTRからの信号
を受信した場合には、この信号の識別信号はくし形フィ
ルタ演算による影響を受け、カラーバースト信号レベル
に対し、識別信号の振幅レベルは、半分になる。したが
って、図8の比較手段出力812を見て、識別信号のレ
ベル検出出力が、カラーバースト信号のレベルと同じ
か、または、半分であるかを検出することにより、家庭
用のVTR再生出力か否かを判定することができる。こ
のように、図8の構成は、色副搬送波を変調している識
別信号に対し、一度復調してベースバンドの信号に戻し
てから家庭用のVTR再生出力か否かを判定している。
このため、図7の構成に対し、色副搬送波信号のレベル
をより低い周波数で検出していることになり、判定がさ
らに安定となる。
段、803は垂直取り込み手段、804は水平同期分離
手段、805は水平取り込み手段、806はリファレン
ス信号検出手段、807は識別信号レベル検出手段、8
08は積分手段、809はバースト信号レベル検出手
段、810は積分手段、811は比較手段、812は識
別信号判定制御信号、813は帯域通過フィルタ手段、
814は検波手段、815は低域通過フィルタ手段、8
16はカラーバースト抽出手段、817は色副搬送波発
生手段である。垂直同期分離手段802は入力信号か
ら、垂直同期信号を分離する。垂直取り込み手段803
は垂直同期分離手段802出力である垂直同期信号を基
準にして、22Hの取り込み位置を指示する出力する。
また、水平同期分離手段804は、入力信号から水平同
期信号を分離する。水平取り込み手段805は、水平同
期分離手段804出力である水平同期信号を基準にし
て、リファレンス信号検出位置を指示する出力を出す。
リファレンス信号検出手段806は22Hのリファレン
ス信号位置にある信号を判定し、その位置にある信号が
最初が1で次が0の信号であることを判定する。一方、
帯域通過フィルタ手段813は、入力端子801上の入
力信号から色信号成分を抽出する。そして、カラーバー
スト抽出手段816は、この帯域通過フィルタ手段81
3出力のうち、カラーバーストが存在する期間のみを抽
出する。色副搬送波発生手段817は、このカラーバー
スト抽出手段816出力を基準にして連続する色副搬送
波を再生する。それから、検波手段814は、帯域通過
フィルタ手段813出力に対し、色副搬送波発生手段8
17出力を乗算する。そして、低域通過フィルタ手段8
15は、検波手段814出力から、周波数低域成分を抽
出する。このようにすると、低域通過フィルタ手段81
5出力には、ベースバンドの色信号が得られる。リファ
レンス信号検出手段806が、もし、入力信号中にリフ
ァレンス信号が存在すると判定したならば、識別信号検
出手段807は、リファレンス信号検出手段806から
のゲート信号が開いている間の平均値レベルを検出す
る。そして、積分手段808により、この識別信号検出
手段807の平均値を所定回数積分する。一方、バース
トレベル検出手段809は、入力信号のカラーバースト
信号の平均値レベルを検出する。そして、積分手段81
0により所定回数積分することによりバースト信号のレ
ベルを求める。ここで、家庭用VTRからの信号でない
場合には、カラーバースト信号に対する識別信号のレベ
ル変化が無いから、カラーバースト信号レベルと識別信
号のレベルは等しい。反対に、家庭用VTRからの信号
を受信した場合には、この信号の識別信号はくし形フィ
ルタ演算による影響を受け、カラーバースト信号レベル
に対し、識別信号の振幅レベルは、半分になる。したが
って、図8の比較手段出力812を見て、識別信号のレ
ベル検出出力が、カラーバースト信号のレベルと同じ
か、または、半分であるかを検出することにより、家庭
用のVTR再生出力か否かを判定することができる。こ
のように、図8の構成は、色副搬送波を変調している識
別信号に対し、一度復調してベースバンドの信号に戻し
てから家庭用のVTR再生出力か否かを判定している。
このため、図7の構成に対し、色副搬送波信号のレベル
をより低い周波数で検出していることになり、判定がさ
らに安定となる。
【0039】以上述べてきたように、これらの識別信号
判定制御手段を用いて、家庭用VTRからの信号である
と判断したときには、補強信号によるEDTV処理を行
わないよう制御することで、家庭用VTR信号受信時の
画質劣化をなくすことが可能である。
判定制御手段を用いて、家庭用VTRからの信号である
と判断したときには、補強信号によるEDTV処理を行
わないよう制御することで、家庭用VTR信号受信時の
画質劣化をなくすことが可能である。
【0040】また、図3の構成では、切り換え手段32
1、322を構成しているが、必ずしもこの位置になく
ても良い。例えば、図9のように、切り換え手段901
の位置に構成しても図3と同じ効果が得られる。
1、322を構成しているが、必ずしもこの位置になく
ても良い。例えば、図9のように、切り換え手段901
の位置に構成しても図3と同じ効果が得られる。
【0041】ところで今までの説明では、家庭用VTR
からの信号と判定したときには、補強信号を0に切り換
えることで、補強信号の影響をなくしたが、この他に、
以下述べるように、補強信号のレベルを小さくしても良
い。図12にこの構成を示す。図12は、図2とほとん
ど同じ構成である。異なる点は、切り換え手段202の
代わりに振幅制御手段1201が構成されている。識別
信号判定手段102により、家庭用VTRと判定した場
合には振幅制御手段1201の振幅を小さくなるように
制御する。このようにしても、図2と同じ効果が得られ
る。
からの信号と判定したときには、補強信号を0に切り換
えることで、補強信号の影響をなくしたが、この他に、
以下述べるように、補強信号のレベルを小さくしても良
い。図12にこの構成を示す。図12は、図2とほとん
ど同じ構成である。異なる点は、切り換え手段202の
代わりに振幅制御手段1201が構成されている。識別
信号判定手段102により、家庭用VTRと判定した場
合には振幅制御手段1201の振幅を小さくなるように
制御する。このようにしても、図2と同じ効果が得られ
る。
【0042】同様にして、図3に対応して、図10の構
成が考えられる。図10では、図3上の切り換え手段3
05に対し、振幅制御手段1001が、また、切り換え
手段321、322に対応し、振幅制御手段1002、
1003が対応する。この構成により、識別信号判定制
御手段102を用いて、家庭用VTRであると判定した
場合には、振幅制御手段1001、1002、1003
を制御し、振幅を小さくすれば良い。
成が考えられる。図10では、図3上の切り換え手段3
05に対し、振幅制御手段1001が、また、切り換え
手段321、322に対応し、振幅制御手段1002、
1003が対応する。この構成により、識別信号判定制
御手段102を用いて、家庭用VTRであると判定した
場合には、振幅制御手段1001、1002、1003
を制御し、振幅を小さくすれば良い。
【0043】さらに同じように、図9に対応して図11
の構成が考えられる。図11では、図9上の切り換え手
段305に対し、振幅制御手段1101が、また、切り
換え手段901に対し、振幅制御手段1102が対応す
る。この構成により、識別信号判定制御手段102を用
いて、家庭用VTRであると判定した場合には、振幅制
御手段1101、1102を制御し、振幅を小さくすれ
ば良い。
の構成が考えられる。図11では、図9上の切り換え手
段305に対し、振幅制御手段1101が、また、切り
換え手段901に対し、振幅制御手段1102が対応す
る。この構成により、識別信号判定制御手段102を用
いて、家庭用VTRであると判定した場合には、振幅制
御手段1101、1102を制御し、振幅を小さくすれ
ば良い。
【0044】最後に、識別信号判定制御手段102につ
いて更に詳しく説明する。
いて更に詳しく説明する。
【0045】図13は、識別判定制御手段102のブロ
ック構成図である。図13において、1301は入力端
子、1302は低域通過フィルタ、1303は帯域通過
フィルタ、1304は検波手段、1305は低域通過フ
ィルタ、1306はカラーバースト抽出手段、1307
は色副搬送波発生手段、1308は家庭用VTRなどの
異常信号を検出する異常信号検出手段、1309は識別
信号のうちビット1から5までの信号を検出するデコー
ド手段、1310はスライスレベル設定手段、1311
は識別信号のうちビット6から23までの信号を検出す
るデコード手段、1312は誤り訂正手段、1313は
インタフェイス手段、1314は出力端子である。次
に、図13の動作について説明する。入力端子1301
には映像信号が入力される。低域通過フィルタ1302
は前記入力信号のうち高域成分を除去する。そうする
と、識別信号の中の色副搬送波を変調している信号があ
る期間は除去され、ビット1から5までの期間の信号波
形が残る。この低域通過フィルタ1302出力には、H
レベルを表すビットとLレベルを表すビットとが存在す
る。従って、ビット1から5までの期間の最大値を求め
ることによりHレベルを検出でき、また、最小値を求め
ることによりLレベルを検出することができる。このH
レベルとLレベルの値から、HレベルとLレベルとの中
間値を求めビット1から5までの値を2値化するための
敷居値にする。この敷居値を用いた2値判別をデコーダ
1309で行うことにより、識別信号の信号レベルによ
らない、安定な2値化が可能となる。デコーダ1309
出力はビット1から5までの信号の2値化をおこない、
インタフェイス手段1313に送られる。
ック構成図である。図13において、1301は入力端
子、1302は低域通過フィルタ、1303は帯域通過
フィルタ、1304は検波手段、1305は低域通過フ
ィルタ、1306はカラーバースト抽出手段、1307
は色副搬送波発生手段、1308は家庭用VTRなどの
異常信号を検出する異常信号検出手段、1309は識別
信号のうちビット1から5までの信号を検出するデコー
ド手段、1310はスライスレベル設定手段、1311
は識別信号のうちビット6から23までの信号を検出す
るデコード手段、1312は誤り訂正手段、1313は
インタフェイス手段、1314は出力端子である。次
に、図13の動作について説明する。入力端子1301
には映像信号が入力される。低域通過フィルタ1302
は前記入力信号のうち高域成分を除去する。そうする
と、識別信号の中の色副搬送波を変調している信号があ
る期間は除去され、ビット1から5までの期間の信号波
形が残る。この低域通過フィルタ1302出力には、H
レベルを表すビットとLレベルを表すビットとが存在す
る。従って、ビット1から5までの期間の最大値を求め
ることによりHレベルを検出でき、また、最小値を求め
ることによりLレベルを検出することができる。このH
レベルとLレベルの値から、HレベルとLレベルとの中
間値を求めビット1から5までの値を2値化するための
敷居値にする。この敷居値を用いた2値判別をデコーダ
1309で行うことにより、識別信号の信号レベルによ
らない、安定な2値化が可能となる。デコーダ1309
出力はビット1から5までの信号の2値化をおこない、
インタフェイス手段1313に送られる。
【0046】一方、帯域通過フィルタ手段1303は、
入力端子1301上の映像信号から色信号帯域を抽出す
る。カラーバースト抽出手段1306は、帯域通過フィ
ルタ1303出力からカラーバースト信号を抽出する。
そして、色副搬送波発生手段1307はカラーバースト
抽出手段1306からのカラーバースト信号の位相に同
期した色副搬送波を発生する。検波手段1304は、色
副搬送波発生手段1307出力を用いて、帯域通過フィ
ルタ1303出力を同期検波する。それから低域通過フ
ィルタ手段1305は、検波手段1304出力から高調
波成分を除去する。そうすると、低域通過フィルタ手段
1305出力にベースバンドの識別信号が得られる。こ
の低域通過フィルタ手段1305出力は、まだ多値信号
である。そこで、デコード手段1311は低域通過フィ
ルタ手段1305出力を用いて2値化する。ところで、
低域通過フィルタ手段1305出力は、0を基準にして
Hレベルは+1、Lレベルは−1であるから、2値化す
るための識別値は0を用いれば良い。そして、誤り検出
訂正手段1312は、デコード手段1311出力にたい
し誤り検出および訂正を行い、訂正後の信号をインタフ
ェイス手段1313へ送る。
入力端子1301上の映像信号から色信号帯域を抽出す
る。カラーバースト抽出手段1306は、帯域通過フィ
ルタ1303出力からカラーバースト信号を抽出する。
そして、色副搬送波発生手段1307はカラーバースト
抽出手段1306からのカラーバースト信号の位相に同
期した色副搬送波を発生する。検波手段1304は、色
副搬送波発生手段1307出力を用いて、帯域通過フィ
ルタ1303出力を同期検波する。それから低域通過フ
ィルタ手段1305は、検波手段1304出力から高調
波成分を除去する。そうすると、低域通過フィルタ手段
1305出力にベースバンドの識別信号が得られる。こ
の低域通過フィルタ手段1305出力は、まだ多値信号
である。そこで、デコード手段1311は低域通過フィ
ルタ手段1305出力を用いて2値化する。ところで、
低域通過フィルタ手段1305出力は、0を基準にして
Hレベルは+1、Lレベルは−1であるから、2値化す
るための識別値は0を用いれば良い。そして、誤り検出
訂正手段1312は、デコード手段1311出力にたい
し誤り検出および訂正を行い、訂正後の信号をインタフ
ェイス手段1313へ送る。
【0047】異常信号検出手段1308は、低域通過フ
ィルタ1305出力から、カラーバースト信号と、識別
信号のうちの色副搬送波を変調している部分とのレベル
比を求める。そして、上述したようにこのレベル比か
ら、家庭用VTRからの再生信号と、非再生信号との区
別を行い、この判定結果をインタフェイス手段1313
へ送る。インタフェイス手段は、以上の手段からの情報
をまとめ、システムへ送出する。
ィルタ1305出力から、カラーバースト信号と、識別
信号のうちの色副搬送波を変調している部分とのレベル
比を求める。そして、上述したようにこのレベル比か
ら、家庭用VTRからの再生信号と、非再生信号との区
別を行い、この判定結果をインタフェイス手段1313
へ送る。インタフェイス手段は、以上の手段からの情報
をまとめ、システムへ送出する。
【0048】さらに別の識別信号判定制御手段102に
ついて、詳しく説明する。
ついて、詳しく説明する。
【0049】図14は、識別判定制御手段102のブロ
ック構成図である。図14において、1401は入力端
子、1402は低域通過フィルタ、1403は帯域通過
フィルタ、1404は検波手段、1405は低域通過フ
ィルタ、1406はカラーバースト抽出手段、1407
は色副搬送波発生手段、1408は家庭用VTRなどの
異常信号を検出する異常信号検出手段、1409は識別
信号のうちビット1から5までの信号を検出するデコー
ド手段、1410はスライスレベル設定手段、1411
は識別信号のうちビット6から23までの信号を検出す
るデコード手段、1412は誤り訂正手段、1413は
インタフェイス手段、1414は出力端子、1415は
切り換え手段、1416は遅延手段、1417はノイズ
除去手段、1418はメモリ手段である。次に、図14
の動作について説明する。入力端子1401には映像信
号が入力される。切り換え手段1415は、識別信号の
ビット1から5までの期間については入力端子1401
からの映像信号を出力し、ビット6から23までの期間
については遅延手段1416出力からの信号を選択出力
する。低域通過フィルタ1402は、識別信号のビット
1から5までの期間、前記入力信号のうちの高域成分を
除去する。そうすると、識別信号の中の色副搬送波を変
調している信号が存在する期間の信号波形は除去され、
ビット1から5までの期間の信号波形が残る。ノイズ除
去手段1417はメモリ手段1418を用いながら、低
域通過フィルタ手段1402出力のノイズを除去する。
このノイズ除去手段1417出力には、Hレベルを表す
ビットとLレベルを表すビットとが存在する。従って、
ビット1から5までの期間の最大値を求めることにより
Hレベルを検出でき、また、最小値を求めることにより
Lレベルを検出することができる。このHレベルとLレ
ベルの値から、HレベルとLレベルとの中間値を求め、
これをビット1から5までの値を2値化するための敷居
値にする。この敷居値を用いた2値判別をデコーダ14
09で行うことにより、識別信号の信号レベルによらな
い、安定な2値化が可能となる。デコーダ1409出力
はビット1から5までの信号の2値化をおこない、イン
タフェイス手段1413に送られる。
ック構成図である。図14において、1401は入力端
子、1402は低域通過フィルタ、1403は帯域通過
フィルタ、1404は検波手段、1405は低域通過フ
ィルタ、1406はカラーバースト抽出手段、1407
は色副搬送波発生手段、1408は家庭用VTRなどの
異常信号を検出する異常信号検出手段、1409は識別
信号のうちビット1から5までの信号を検出するデコー
ド手段、1410はスライスレベル設定手段、1411
は識別信号のうちビット6から23までの信号を検出す
るデコード手段、1412は誤り訂正手段、1413は
インタフェイス手段、1414は出力端子、1415は
切り換え手段、1416は遅延手段、1417はノイズ
除去手段、1418はメモリ手段である。次に、図14
の動作について説明する。入力端子1401には映像信
号が入力される。切り換え手段1415は、識別信号の
ビット1から5までの期間については入力端子1401
からの映像信号を出力し、ビット6から23までの期間
については遅延手段1416出力からの信号を選択出力
する。低域通過フィルタ1402は、識別信号のビット
1から5までの期間、前記入力信号のうちの高域成分を
除去する。そうすると、識別信号の中の色副搬送波を変
調している信号が存在する期間の信号波形は除去され、
ビット1から5までの期間の信号波形が残る。ノイズ除
去手段1417はメモリ手段1418を用いながら、低
域通過フィルタ手段1402出力のノイズを除去する。
このノイズ除去手段1417出力には、Hレベルを表す
ビットとLレベルを表すビットとが存在する。従って、
ビット1から5までの期間の最大値を求めることにより
Hレベルを検出でき、また、最小値を求めることにより
Lレベルを検出することができる。このHレベルとLレ
ベルの値から、HレベルとLレベルとの中間値を求め、
これをビット1から5までの値を2値化するための敷居
値にする。この敷居値を用いた2値判別をデコーダ14
09で行うことにより、識別信号の信号レベルによらな
い、安定な2値化が可能となる。デコーダ1409出力
はビット1から5までの信号の2値化をおこない、イン
タフェイス手段1413に送られる。
【0050】一方、帯域通過フィルタ手段1403は、
入力端子1401上の映像信号から色信号帯域を抽出す
る。カラーバースト抽出手段1406は、帯域通過フィ
ルタ1403出力からカラーバースト信号を抽出する。
そして、色副搬送波発生手段1407はカラーバースト
抽出手段1406からのカラーバースト信号の位相に同
期した色副搬送波を発生する。検波手段1404は、色
副搬送波発生手段1407出力を用いて、帯域通過フィ
ルタ1403出力を同期検波する。それから低域通過フ
ィルタ手段1405は、検波手段1404出力から高調
波成分を除去する。そうすると、低域通過フィルタ手段
1405出力にベースバンドの識別信号が得られる。こ
の低域通過フィルタ手段1405出力は、まだ多値信号
である。切り換え手段1415は、識別信号のビット6
から23までの信号が存在する期間にたいし、低域通過
フィルタ手段1405出力を出力する。
入力端子1401上の映像信号から色信号帯域を抽出す
る。カラーバースト抽出手段1406は、帯域通過フィ
ルタ1403出力からカラーバースト信号を抽出する。
そして、色副搬送波発生手段1407はカラーバースト
抽出手段1406からのカラーバースト信号の位相に同
期した色副搬送波を発生する。検波手段1404は、色
副搬送波発生手段1407出力を用いて、帯域通過フィ
ルタ1403出力を同期検波する。それから低域通過フ
ィルタ手段1405は、検波手段1404出力から高調
波成分を除去する。そうすると、低域通過フィルタ手段
1405出力にベースバンドの識別信号が得られる。こ
の低域通過フィルタ手段1405出力は、まだ多値信号
である。切り換え手段1415は、識別信号のビット6
から23までの信号が存在する期間にたいし、低域通過
フィルタ手段1405出力を出力する。
【0051】ここで遅延手段1416が設けてある理由
について簡単に説明する。遅延手段1416は、後でノ
イズ除去手段1417を用いてノイズ除去を行う際に、
ビット1から5までの期間と、ビット6から23までの
期間の情報が重ならないように時間的に間隔を置くため
である。つまり、識別信号を最終的にデコードするまで
は、ビット1から5までの期間と、ビット6から23ま
での信号の境界は分からない。従って、あらかじめビッ
ト1から5までの期間と思われる期間の前後と、ビット
6から23までの期間と思われる期間の前後を取り込む
必要がある。このように、切り換え手段1415を切り
換え、これらの期間を多重してノイズ除去を行うには、
ビット1から5までとビット6以降に、前後の期間を多
少取り込む必要が生じ、遅延手段1416が必要にな
る。
について簡単に説明する。遅延手段1416は、後でノ
イズ除去手段1417を用いてノイズ除去を行う際に、
ビット1から5までの期間と、ビット6から23までの
期間の情報が重ならないように時間的に間隔を置くため
である。つまり、識別信号を最終的にデコードするまで
は、ビット1から5までの期間と、ビット6から23ま
での信号の境界は分からない。従って、あらかじめビッ
ト1から5までの期間と思われる期間の前後と、ビット
6から23までの期間と思われる期間の前後を取り込む
必要がある。このように、切り換え手段1415を切り
換え、これらの期間を多重してノイズ除去を行うには、
ビット1から5までとビット6以降に、前後の期間を多
少取り込む必要が生じ、遅延手段1416が必要にな
る。
【0052】低域通過フィルタ手段1402は、ビット
6から23までの期間の識別信号の高域成分を除去す
る。ここではビット6から23までの識別信号はベース
バンドである。ノイズ除去手段1417は、メモリ手段
1418を用いながら、低域通過フィルタ手段1402
出力にたいしノイズ除去を行う。そして、デコード手段
1411はノイズ除去手段1417出力を用いて2値化
する。ところで、ノイズ除去手段1417出力は、0を
基準にしてHレベルは+1、Lレベルは−1であるか
ら、2値化するための識別値は0を用いれば良い。そし
て、誤り検出訂正手段1412は、デコード手段141
1出力にたいし誤り検出および訂正を行い、訂正後の信
号をインタフェイス手段1413へ送る。ここで、ノイ
ズ除去手段1417の制御について簡単に補足する。識
別信号には、フィールド番号とフレーム番号が情報とし
て付けられているから、この情報を含んで付加した誤り
訂正符号もフィールドごと、またフレームごとに異な
る。フィールド番号とフレーム番号はそれぞれ1ビット
で表されているから、これらの番号は4フィールドで1
巡する。誤り訂正符号も含めてノイズ除去手段1417
を正しく動作させるにはこのシーケンスを守ることが必
要である。また、誤り訂正符号を使用しない場合には、
このシーケンスを守る必要はない。
6から23までの期間の識別信号の高域成分を除去す
る。ここではビット6から23までの識別信号はベース
バンドである。ノイズ除去手段1417は、メモリ手段
1418を用いながら、低域通過フィルタ手段1402
出力にたいしノイズ除去を行う。そして、デコード手段
1411はノイズ除去手段1417出力を用いて2値化
する。ところで、ノイズ除去手段1417出力は、0を
基準にしてHレベルは+1、Lレベルは−1であるか
ら、2値化するための識別値は0を用いれば良い。そし
て、誤り検出訂正手段1412は、デコード手段141
1出力にたいし誤り検出および訂正を行い、訂正後の信
号をインタフェイス手段1413へ送る。ここで、ノイ
ズ除去手段1417の制御について簡単に補足する。識
別信号には、フィールド番号とフレーム番号が情報とし
て付けられているから、この情報を含んで付加した誤り
訂正符号もフィールドごと、またフレームごとに異な
る。フィールド番号とフレーム番号はそれぞれ1ビット
で表されているから、これらの番号は4フィールドで1
巡する。誤り訂正符号も含めてノイズ除去手段1417
を正しく動作させるにはこのシーケンスを守ることが必
要である。また、誤り訂正符号を使用しない場合には、
このシーケンスを守る必要はない。
【0053】異常信号検出手段1408は、低域通過フ
ィルタ1405出力から、カラーバースト信号と、識別
信号のうちの色副搬送波を変調している部分とのレベル
比を求める。そして、上述したようにこのレベル比か
ら、家庭用VTRからの再生信号と、非再生信号との区
別を行い、この判定結果をインタフェイス手段1413
へ送る。インタフェイス手段は、以上の手段からの情報
をまとめ、システムへ送出する。
ィルタ1405出力から、カラーバースト信号と、識別
信号のうちの色副搬送波を変調している部分とのレベル
比を求める。そして、上述したようにこのレベル比か
ら、家庭用VTRからの再生信号と、非再生信号との区
別を行い、この判定結果をインタフェイス手段1413
へ送る。インタフェイス手段は、以上の手段からの情報
をまとめ、システムへ送出する。
【0054】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の実施に
より、家庭用VTRなどの記録再生装置からの信号を自
動的に判別できるので、この場合の補強信号による画質
劣化をなくした第2世代EDTV受信機を実現できると
いう効果がある。また、家庭用VTRなどの記録再生装
置からの信号でない場合には、通常の補強信号による高
画質化が達成できるので、入力信号の性質に応じ、常に
最適な画質が得られる第2世代EDTV受信機を実現で
きるという効果がある。
より、家庭用VTRなどの記録再生装置からの信号を自
動的に判別できるので、この場合の補強信号による画質
劣化をなくした第2世代EDTV受信機を実現できると
いう効果がある。また、家庭用VTRなどの記録再生装
置からの信号でない場合には、通常の補強信号による高
画質化が達成できるので、入力信号の性質に応じ、常に
最適な画質が得られる第2世代EDTV受信機を実現で
きるという効果がある。
【図1】本発明のテレビ信号受信装置の一実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】本発明による他のテレビ信号受信装置の一実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図3】本発明による他のテレビ信号受信装置の一実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図4】識別信号を説明するための波形図。
【図5】くし形フィルタの構成の一例を説明するための
ブロック図。
ブロック図。
【図6】家庭用VTRに記録した時の識別信号波形の変
化を説明するための波形図。
化を説明するための波形図。
【図7】識別信号判定制御手段の一実施例を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図8】識別信号判定制御手段の他の一実施例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図9】本発明によるテレビ信号受信装置の別の一実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図10】本発明によるテレビ信号受信装置の別の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図11】本発明によるテレビ信号受信装置の別の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図12】本発明によるテレビ信号受信装置の別の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図13】本発明による識別信号判定制御手段のより詳
細なブロック図。
細なブロック図。
【図14】本発明による別の識別信号判定制御手段のよ
り詳細なブロック図。
り詳細なブロック図。
101…入力信号端子 102…識別信号判定制御手段 103…EDTV信号処理手段 104…受像管
フロントページの続き (72)発明者 野田 勉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 木村 勝信 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】入力信号に多重された補強信号の状態を判
定する判定手段を備え、前記判定手段出力により、処理
の内容を変化させることを特徴とするテレビ信号受信装
置。 - 【請求項2】入力信号に多重された補強信号を抽出する
補強信号抽出手段と、前記補強信号抽出手段出力を入力
信号と合成する補強信号合成手段と、入力信号が記録再
生装置からの信号か否かを判定する判定手段とを備え、
前記判定手段出力により前記補強信号合成手段を制御す
ることを特徴とするテレビ信号受信装置。 - 【請求項3】入力信号に多重された補強信号を抽出する
補強信号抽出手段と、前記補強信号抽出手段出力を入力
信号と合成する補強信号合成手段と、入力信号が記録再
生装置からの信号か否かを判定する判定手段とを備え、
前記判定手段出力により補強信号のレベルを0にするこ
とを特徴とするテレビ信号受信装置。 - 【請求項4】入力信号に多重された補強信号を抽出する
補強信号抽出手段と、前記補強信号抽出手段出力を入力
信号と合成する補強信号合成手段と、入力信号が記録再
生装置からの信号か否かを判定する判定手段とを備え、
前記判定手段出力により補強信号のレベルを減少させる
ことを特徴とするテレビ信号受信装置。 - 【請求項5】識別信号のレベルとカラーバースト信号の
レベルとの演算により、入力信号の状態を判定すること
を特徴とする判定手段。 - 【請求項6】入力信号のスライスレベルを設定する設定
手段と、上記スライスレベル設定手段出力を用いて第1
の期間の識別信号をデコードする手段と、上記入力信号
を検波する検波手段と、上記検波手段出力のうちカラー
バースト信号重畳期間のレベルと、制御信号を用いて色
副搬送波を変調した第2の期間の識別信号のレベルとを
比較演算することにより異常信号を検出する異常信号検
出手段と、を備えた入力信号の状態を判定することを特
徴とする判定手段。 - 【請求項7】出力映像信号を拡大表示するか否かは、入
力信号中の第1の期間のみの情報から判定することを特
徴とする入力信号の状態の判定手段。 - 【請求項8】請求項1、2、3、4記載の判定手段とし
て、請求項5、6または7記載の判定手段を用いること
を特徴とするテレビ信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274733A JPH07193794A (ja) | 1993-11-16 | 1994-11-09 | テレビ信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-286402 | 1993-11-16 | ||
JP28640293 | 1993-11-16 | ||
JP6274733A JPH07193794A (ja) | 1993-11-16 | 1994-11-09 | テレビ信号受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193794A true JPH07193794A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=26551168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6274733A Pending JPH07193794A (ja) | 1993-11-16 | 1994-11-09 | テレビ信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193794A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11037565B2 (en) | 2016-06-10 | 2021-06-15 | Apple Inc. | Intelligent digital assistant in a multi-tasking environment |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP6274733A patent/JPH07193794A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11037565B2 (en) | 2016-06-10 | 2021-06-15 | Apple Inc. | Intelligent digital assistant in a multi-tasking environment |
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