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JPH0719109Y2 - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット

Info

Publication number
JPH0719109Y2
JPH0719109Y2 JP1989122736U JP12273689U JPH0719109Y2 JP H0719109 Y2 JPH0719109 Y2 JP H0719109Y2 JP 1989122736 U JP1989122736 U JP 1989122736U JP 12273689 U JP12273689 U JP 12273689U JP H0719109 Y2 JPH0719109 Y2 JP H0719109Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
contact portion
connector
contact
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989122736U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0362476U (ja
Inventor
正 原田
喜八郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1989122736U priority Critical patent/JPH0719109Y2/ja
Publication of JPH0362476U publication Critical patent/JPH0362476U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0719109Y2 publication Critical patent/JPH0719109Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車用灯具等に使用されるバルブソケットに
関し、更に詳しくはバルブ挿着部とコネクタ接続部とを
備えたソケット本体内にプラス用端子及びアース用端子
をインサート成形して一体化させるようにしたコネクタ
直結型のバルブソケットに関するものである。
〈従来の技術〉 自動車用灯具は車体に対する設置スペースに制約がある
為、バルブソケットなど灯具の後方への突出量を出来る
だけ小さくすることが要望される。
そこで、バルブソケットのバルブ挿着部とコネクタ接続
部を互いに略直交状に交差させてソケット本体を略L字
形状に形成することが考えられるが、すると通常の直線
型バルブソケットと比較して、端子の形状が複雑となっ
たり、ソケット本体内に端子を組込むのに組付け作業性
が悪くなり、コスト高になる不具合を生じる。
かと言って、ソケット本体内に端子をインサート成形し
て一体化させる場合、端子のバルブコンタクト部内、詳
しくはバルブと直接電気的に弾性接触する部分に樹脂材
が流れ込まないようにするのに、従来ではソケット本体
の成形用金型に複雑な工夫を加えていた為、その金型構
造が非常に複雑となり、製造コストが高くなる不具合が
あった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、ソケット本体を略L字形状に成形しても通常の直
線型バルブソケットと同様に少ない部品で構成すること
が出来る共に、ソケット本体内に端子をインサート成形
する場合に、ソケット本体の成形用金型に格別複雑な工
夫を施さずとも端子のバルブコンタクト部内、詳しくは
バルブと直接電気的に弾性接触する接触部や接触片部分
に樹脂材が流れ込む惧れがなく、安価に製造し得るバル
ブソケットを提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯かる目的を達成する本考案バルブソケットは、口金ピ
ン付きバルブを装着するためのバルブソケットであっ
て、バルブ挿着部とコネクタ接続部とを備えたソケット
本体内にプラス用端子及びアース用端子をインサート成
形するようにしたバルブソケットにおいて、前記ソケッ
ト本体のバルブ挿着部とコネクタ接続部を互いに略直交
状に交差させてソケット本体を略L字形状に成形せし
め、前記プラス用端子はバルブのプラス端子と弾性的に
接触する側面略S字形状に屈曲形成した接触部を備えた
バルブコンタクト部とコネクタと接触するコネクタコン
タクト部とを同一体に形成すると共に上記接触部の基部
から連続させて底面板をその周縁全周が平面から見て上
記接触部より外側へはみ出る大きさに形成せしめ、且つ
前記アース用端子はバルブの口金と接触する接触片を突
設したバルブコンタクト部とコネクタと接触するコネク
タコンタクト部とを同一体に形成すると共に上記バルブ
コンタクト部に前記バルブ挿着部の内面に添設される垂
直封止壁と底部封止壁を形成せしめた事を特徴としたも
のである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
ソケット本体Aは、樹脂材を用いて、口金ピン付バルブ
Bを装着するためのバルブ挿着部1とコネクタ(図示せ
ず)を接続させるためのコネクタ接続部2とを同一体に
互いに略直交状に交差させて略L字形状に形成してな
る。上記バルブ挿着部1はバルブBを直接支持する内周
壁11と、灯具のソケット取付口に挿着される外周壁12
と、底壁13とで構成され、内周壁11の内面11aにバルブ
Bの口金ピンB1を係合係止させるためのJスロット14を
2個相対峙状に凹設形成し、外周壁12の外周に灯具のソ
ケット取付口に係合させるためのバヨネット15及びフラ
ンジ16を同一体に突出形成する。又、上記コネクタ接続
部2の外底部には、コネクタのフックを差込み係合させ
るための係合孔21及び係合突起22を同一体に形成する。
そして、このソケット本体A内にはバルブ挿着部1から
コネクタ接続部2にわたって、プラス用端子Cとアース
用端子Dをインサート成形により一体に組込み、バルブ
挿着部1の内部にプラス用端子C及びアース用端子Dの
両バルブコンタクト部3,4を夫々臨ませ、コネクタ接続
部2の内部にはプラス用端子C及びアース用端子Dの両
コネクタコンタクト部5,6を夫々臨ませるようにする。
プラス用端子Cは第4図に示す如く、一枚の導電性を有
する金属板材を用いて、バルブBのプラス端子B2と電気
的に接続されるバルブコンタクト部3と、コネクタと電
気的に接続されるコネクタコンタクト部5、及びこれら
バルブコンタクト部3とコネクタコンタクト部5とを連
結する連結部7とを同一体に形成すると共に、垂直状の
連結部7に対してバルブコンタクト部3とコネクタコン
タクト部5を水平方向に屈曲させて、側面略コ字形状に
形成してなる。上記バルブコンタクト部3は、バルブB
のプラス端子B2と直接電気的に接触する接触部31と、そ
の接触部31を支える底面板32とで構成され、接触部31は
バルブBのプラス端子B2と弾性的に圧接するように側面
略S字形状に屈曲形成し、底面板32はその周縁32aにソ
ケット本体Aを成形する中子金型E1に形成した底面凹部
E11の口縁E12を当接し得るように、接触部31とコネクタ
コンタクト部5との間、詳しくは接触部31の基部から連
続させて、平面から見てその周縁32a全周が接触部31の
外周より外側へ十分にはみ出る大きさの矩形平板形状に
形成してなる。そして、このプラス用端子Cをソケット
本体A内に、バルブコンタクト部3の接触部31がソケッ
ト本体Aのバルブ挿着部1内中央部に突出し,底面板32
がバルブ挿着部1の底壁13上面中央に位置し,且つコネ
クタコンタクト部5がソケット本体Aのコネクタ接続部
2内部に突出するように、インサート成形して一体化さ
せるものである。
又、アース用端子Dは第5図に示す如く、一枚の導電性
を有する金属板材を用いて、バルブBの口金B3と電気的
に接続されるバルブコンタクト部4と、コネクタと電気
的に接続されるコネクタコンタクト部6、及びこれらバ
ルブコンタクト部4とコネクタコンタクト部6とを連結
する連結部8とを同一体に形成すると共に、垂直状に形
成したバルブコンタクト部4と連結部8に対してコネク
タコンタクト部6を水平方向へ屈曲させて、側面略L字
形状に形成してなる。上記バルブコンタクト部4は、バ
ルブBの口金B3と直接電気的に接触する接触片41と、そ
の接触片41を支える垂直封止壁42と、底部封止壁43とで
構成され、接触片41はバルブBの口金B3と弾性的に圧接
するように垂直封止壁42から内側へ切り起して突出形成
し、垂直封止壁42はソメット本体Aの中子金型E1に形成
したサイド凹部E13の口縁E14と当接し得るように、その
両サイドに内側へ向けて立壁42aを突設した縦長の断面
略コ字形状に形成し、更に底部封止部43は上記中子金型
E1のサイド凹部E13の底部口縁と当接し得るように、上
記垂直封止壁42の基端から連続させて内側へ向け水平状
に上記垂直封止壁42の立壁42aより十分に突出した平板
状に形成してなる。そして、このアース用端子Dをソケ
ット本体A内に、バルブコンタクト部6の接触片41がソ
ケット本体Aのバルブ挿着部1内に突出し垂直封止壁42
がバルブ挿着部1の内周壁11内面11a、詳しくはバルブ
挿着部1の内周壁11に形成した設置凹溝11b内に垂直方
向(バルブ挿着部1の奥行方向)に沿って添設され、底
部封止壁43がバルブ挿着部1の底壁13上面に添設され、
且つコネクタコンタクト部6がソケット本体Aのコネク
タ接続部2内部に突出するように、インサート成形して
一体化させるものである。
而して、ソケット本体A内にプラス用端子C及びアース
用端子Dをインサート成形する場合、第6図乃至第8図
に示す如く、ソケット本体Aを成形する成形用金型のう
ちの中子金型E1に、その底部に開口形成した底面凹部E
11にプラス用端子Cのバルブコンタクト部3を挿着せし
めてバルブコンタクト部3の底面板32の周縁32aを底面
凹部E11の口縁E12に当接させると共に、上記中子金型E1
の側面部に開口形成したサイド凹部E13にアース用端子
Dのバルブコンタクト部4を挿着せしめてバルブコンタ
クト部4における垂直封止壁42の立壁42a及び底部封止
部43をサイド凹部E13の口縁E14に当接させる。すると、
プラス用端子Cの接触部31が中子金型E1の底面凹部E11
内にバルブコンタクト部3の底面板32でもって封止状に
収容され、アース用端子Dの接触片41は中子金型E1のサ
イド凹部E13内にバルブコンタクト部4の垂直封止壁42
と底部封止壁43とでもって封止状に収容されると同時
に、プラス及びアース用端子Cの両コネクタコンタクト
部5,6が夫々中子金型E1の底部から突出するようにな
る。この状態でもって、プラス及びアース用端子C,Dの
両コネクタコンタクト部5,6を一方の成形用金型E2のイ
ンサート部E21に挿入させて、中子金型E1の外側から一
方の成形用金型E2と他方の成形用金型E3とを合わせてキ
ャビティFを構成せしめ、そのキャビティF内に樹脂材
を充填させれば、プラス用端子Cの接触部31部分及びア
ース用端子Dの接触片41部分に樹脂材が流れ込むことな
く、ソケット本体Aにバルブ挿着部1及びコネクタ接続
部2が形成されると共に、ソケット本体A内にプラス用
端子C及びアース用端子Dが一体化される。尚、上記中
子金型E1はバルブ挿着部1の内面11aにJスロット14を
形成するので、スライド型を使用する。
〈考案の効果〉 本考案のバルブソケットな斯様に構成したので、灯具の
ソケット取付口に取付けた際、通常の直線型バルブソケ
ットよりも灯具後方への突出量を小さくすることが出来
ると共に、通常の直線型バルブソケットと同様その構成
部品としては1個のソケット本体と、バルブコンタクト
部とコネクタコンタクト部を同一体に形成したプラス及
びアース用の端子だけで済み、安価に製造し得る。
しかも、ソケット本体内にプラス用端子及びアース用端
子をインサート成形する場合に、バルブのプラス端子と
弾性的に接触する側面略S字形状に屈曲形成した接触部
の基部から連続させて底面板をその周縁全周が平面から
見て上記接触部より外側へはみ出る大きさに形成せしめ
たので、プラス用端子の接触部部分に流れ込もうとする
樹脂材は接触部の基部から連続させて形成した底面板で
もって確実に封止され、従って、側面略S字形状に屈曲
形成した接触部のバネ性を損うことなく樹脂を封止する
ことが可能となる。
また、バルブの口金と直接電気的に弾性接触するアース
用端子の接触片部分に流れ込もうとする樹脂材はアース
用端子のバルブコンタクト部に形成した垂直封止壁と底
部封止壁とでもって確実に封止される。従って、上記プ
ラス用端子の接触部の構成と相俟って、従来のようにソ
ケット本体の成形用金型に格別複雑な工夫を施さずとも
済むので金型構造が簡素となり、製造コストの低減化を
図ることが出来る。
よって所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す平面図、第2図は第1
図の(2)−(2)線断面図、第3図は第1図の(3)
−(3)線断面図、第4図は本考案に係るプラス用端子
の斜視図、第5図は同アース用端子の斜視図である。
又、第6図は本考案に係るバルブソケットを製造するた
めの成形用金型の一実施例を示す断面図、第7図は第6
図の(7)−(7)線断面図、第8図は第6図の(8)
−(8)線断面図である。 図中 A:ソケット本体 1:バルブ挿着部、2:コネクタ接続部 11a:内周壁の内面 B:バルブ B2:プラス端子、B3:口金 C:プラス用端子 3:バルブコンタクト部、31:接触部 32:底面板、32a:底面板の周縁 5:コネクタコンタクト部 D:アース用端子 4:バルブコンタクト部、41:接触片 42:垂直封止壁、43:底部封止壁 6:コネクタコンタクト部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口金ピン付きバルブを装着するためのバル
    ブソケットであって、バルブ挿着部とコネクタ接続部と
    を備えたソケット本体内にプラス用端子及びアース用端
    子をインサート成形するようにしたバルブソケットにお
    いて、前記ソケット本体のバルブ挿着部とコネクタ接続
    部を互いに略直交状に交差させてソケット本体を略L字
    形状に成形せしめ、前記プラス用端子はバルブのプラス
    端子と弾性的に接触する側面略S字形状に屈曲形成した
    接触部を備えたバルブコンタクト部とコネクタと接触す
    るコネクタコンタクト部とを同一体に形成すると共に上
    記接触部の基部から連続させて底面板をその周縁全周が
    平面から見て上記接触部より外側へはみ出る大きさに形
    成せしめ、且つ前記アース用端子はバルブの口金と接触
    する接触片を突設したバルブコンタクト部とコネクタと
    接触するコネクタコンタクト部とを同一体に形成すると
    共に上記バルブコンタクト部に前記バルブ挿着部の内面
    に添設される垂直封止壁と底部封止壁を形成せしめた事
    を特徴とするバルブソケット。
JP1989122736U 1989-10-20 1989-10-20 バルブソケット Expired - Lifetime JPH0719109Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989122736U JPH0719109Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 バルブソケット

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JP1989122736U JPH0719109Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 バルブソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0362476U JPH0362476U (ja) 1991-06-19
JPH0719109Y2 true JPH0719109Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31670729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989122736U Expired - Lifetime JPH0719109Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 バルブソケット

Country Status (1)

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JP (1) JPH0719109Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222951Y2 (ja) * 1987-05-25 1990-06-21

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Publication number Publication date
JPH0362476U (ja) 1991-06-19

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