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JPH07190362A - セラミックスグロープラグ - Google Patents

セラミックスグロープラグ

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Publication number
JPH07190362A
JPH07190362A JP34942193A JP34942193A JPH07190362A JP H07190362 A JPH07190362 A JP H07190362A JP 34942193 A JP34942193 A JP 34942193A JP 34942193 A JP34942193 A JP 34942193A JP H07190362 A JPH07190362 A JP H07190362A
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JP
Japan
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ceramic
coil
glow plug
ceramics
outer shell
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Application number
JP34942193A
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English (en)
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Inventor
Hidenori Kita
英紀 北
Hideo Kawamura
英男 河村
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP34942193A priority Critical patent/JP3658770B2/ja
Publication of JPH07190362A publication Critical patent/JPH07190362A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、金属コイルを内包したグロープラ
グ本体の表面に薄膜の被膜を形成し、速熱性を向上させ
た安定した強度を有する信頼性に富んだセラミックスグ
ロープラグを提供する。 【構成】 本発明は、金属コイル3を発熱体コイル5と
電流制御用コイル4とを直列に接続して形成し、金属コ
イル3の周囲をSi,Tiを含む気孔率が10%以上の
反応焼結セラミックスから成るグロープラグ本体1で埋
め、グロープラグ本体1の表面に粒界に酸化物を含まな
いセラミックスから成る被膜2を形成する。被膜を構成
するセラミックスはSi3 4 から成り、グロープラグ
本体1にCVD及び溶射でコーティングされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼルエンジン
等に使用されるセラミックスグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジン用グロープラ
グとしては、特開昭62−141424号公報に開示さ
れたものがある。該グロープラグは中空状ホルダの先端
部に筒状セラミックスヒータを設けたものであり、該セ
ラミックスヒータは、絶縁性セラミックスから成る薄板
状絶縁体と該薄板状絶縁体の両側面及び一端部に積層さ
れる導電性セラミックスによる薄板状抵抗体とから成る
積層体を幅方向に曲げて筒状体を形成し、該筒状体の後
端側外周部に導電性セラミックスによる保護パイプを嵌
装させて焼成して一体的に成形したものである。
【0003】また、自己電流制御型グロープラグとして
は、タングステン線等による発熱線をセラミック材中に
埋設した棒状セラミックスを用い、熱伝達効率を向上さ
せ、発熱線への通電電力を自己制御して発熱特性を改善
し、ヒータ部分での過熱を防止するものが知られてい
る。例えば、自己電流制御型グロープラグとして、特公
平4−34052号公報、特公昭60−19404号公
報、特開昭59−157423号公報等に開示されたも
のがある。
【0004】また、特開平2−183718号公報に開
示されたグロープラグは、ケーシングの先端側に発熱体
がセラミックス焼結体に埋設された発熱部が設けられて
おり、発熱体をタングステンから作製し、セラミックス
焼結体を窒化アルミニウム焼結体の表面に気相法によっ
て炭化ケイ素被覆層を形成したものである。
【0005】更に、特開平4−259781号公報に開
示されたセラミックヒータは発熱体を埋設する発熱部が
窒化アルミニウム質セラミックスで形成され、発熱部を
支持する支持部が窒化ケイ素質セラミックスで形成され
ているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
グロープラグでは、タングステン線等の高融点を有する
金属線はホットプレスによりサンドイッチ状に窒化ケイ
素等のセラミックス内に埋設されて一体化された構造を
有している。そのため、従来のグロープラグでは、中心
に温度勾配が付き、不均一な熱応力が発生し、金属線を
埋め込んだセラミックスが割れ、クラック等を起こして
破損し易いという問題を有している。
【0007】或いは、従来の金属コイルは、Fe−Cr
合金でラッシュコイル即ち発熱体コイルを作製し、Ni
でブレーキコイル即ち電流制御コイルを作製し、異種金
属から成る発熱体コイルと電流制御コイルとを直列に結
線している。そして、従来のグロープラグは、上記金属
コイルを金属鞘内部に配置し、空間部にMgO粉末を充
填したものであるが、Fe−Cr合金及びNiは共融点
が低く、一般に、セラミックスと一体焼結ができないも
のであり、Siと反応してシリサイドを形成し易い性質
を有しており、熱膨張係数の差が大きいという問題を有
している。
【0008】更に、従来のグロープラグで使用されてい
るAlNは、焼成時に15〜20%の収縮が発生する特
性を有している。そのため、グロープラグを作製する工
程におけるホットプレス焼成時に、コイルの形状が二次
元形状にならざるを得ず、その結果、グロープラグの発
熱では温度不均一になり、セラミックスの割れ、クラッ
ク等の発生原因になり、耐久性が低下するという問題が
ある。
【0009】また、従来の自己電流制御型グロープラグ
では、タングステン線等の発熱線をセラミックス中に成
形時に埋設して焼結するため、焼結は加圧焼結が必要と
なり、ホットプレス即ち一軸加圧焼結が通常行われてい
る。そのため、セラミックス中に埋設される発熱線の形
状が制限され、二次元の構造になることから、セラミッ
クス製外殻の内壁面或いは内包のセラミックスと発熱線
との間が離れ、熱伝達効率が低下し、セラミックスヒー
タの速熱性が低下するという問題がある。また、発熱部
がタングステン線とSi3 4 とがホットプレス時に一
体化された構造のセラミック製グロープラグでは、タン
グステン線とSi3 4 との境界に隙間が形成され、該
隙間から水分或いは酸素が侵入し、腐食等が発生すると
いう問題が発生する。特に、タングステン線とSi3
4 との境界の隙間から水分或いは酸素が侵入するのを防
止するため、境界を密封しなければならないという問題
がある。
【0010】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、電流制御用コイルと発熱体コイル
から成るタングステン線等の金属コイルを配置し、発熱
部と電流制御部を流れる電流を調節して最適の発熱量を
確保する自己電流制御型に構成し、金属コイルにSi,
Ti,Si3 4 から成るスラリーで肉付けし、反応焼
結した後、反応焼結セラミックスの表面にCVD或いは
溶射によってSi3 4 等の緻密なセラミックス被膜を
形成し、金属コイルを三次元形状に構成でき、低コスト
で作製できるセラミックスグロープラグを提供すること
である。
【0011】この発明の別の目的は、緻密質セラミック
スから外殻を作製し、該外殻内に電流制御用コイルと発
熱体コイルから成る金属コイルを配置し、発熱部と電流
制御部を流れる電流を調節して最適の発熱量を確保する
自己電流制御型に構成し、焼成時に外殻内での収縮が発
生しない反応焼結セラミックスを外殻内に充填し、該金
属コイルを前記充填部材に内包すると共に、該充填部材
に対する金属コイルの熱応力の緩和と反応防止のために
金属コイルの外周面に傾斜材料からなるセラミックス膜
を電気泳動法で被覆し、金属コイルを三次元形状に構成
して均一加熱ができるように構成し、低コストで作製で
きるセラミックスグロープラグを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、次のように構成されている。即ち、この
発明は、発熱体コイルと電流制御用コイルとを直列に接
続し且つ端子を有する金属コイル、該金属コイルの周囲
をSi,Tiを含む気孔率が10%以上の反応焼結セラ
ミックスから成るグロープラグ本体、及び該グロープラ
グ本体の表面に形成された粒界に酸化物を含まないセラ
ミックスから成る被膜から構成したことを特徴とするセ
ラミックスグロープラグに関する。また、このセラミッ
クスグロープラグにおいて、前記被膜を構成するセラミ
ックスはSi3 4 から成り、前記グロープラグ本体に
CVD及び溶射のいずれかでコーティングされているも
のである。
【0013】又は、この発明は、緻密質セラミックスか
ら作製した外殻、該外殻内に内包された発熱体コイルと
電流制御用コイルとを直列に接続し且つ端子を有する金
属コイル、前記外殻内に充填され且つ前記金属コイルの
間隙に配置されているSi,Tiを含むセラミックスか
ら成る充填部材、及び前記金属コイルの表面に形成され
ている熱膨張係数が異なる複数層のセラミックス被膜、
から構成したことを特徴とするセラミックスグロープラ
グに関する。また、このセラミックスグロープラグにお
いて、前記セラミックス被膜は電気泳動法により被覆さ
れたMgO,ZrO2 ,Al2 3 の各層から構成さ
れ、前記各層はそれらの熱膨張係数が傾斜的になるよう
に配置されている。また、前記充填部材を構成するセラ
ミックスは、Si3 4 ,Si,Tiから成るスラリー
を反応焼結して構成した無収縮セラミックスから構成さ
れているものである。
【0014】
【作用】この発明によるセラミックスグロープラグは、
上記のように構成されており、次のように作用する。即
ち、このセラミックスグロープラグは、発熱体コイルと
電流制御用コイルとを直列に接続し且つ端子を有する金
属コイル、該金属コイルの周囲をSi,Tiを含む気孔
率が10%以上の反応焼結セラミックスから成るグロー
プラグ本体、及び該グロープラグ本体の表面に形成され
た粒界に酸化物を含まないセラミックスから成る被膜か
ら構成したので、前記金属コイルに電流を流せば、前記
発熱体コイルで発生した熱は前記被膜を加熱して外部に
放熱するのに対して前記電流制御用コイルでは温度上昇
に伴って前記電流制御用コイルに流れる電流が抑制さ
れ、電流制御部を構成する。即ち、前記電流制御用コイ
ルが高温になれば、その抵抗値が大きくなり、前記金属
コイルに流れる電流が小さくなり、前記外殻からの発熱
量が自己制御され、最適値に制御されることになる。
【0015】特に、このセラミックスグロープラグは、
最外周部の前記被膜が薄膜であるのでその熱容量が小さ
く、しかも前記被膜の熱伝導率が高いので、急速な昇温
が可能になる。また、前記グロープラグ本体を構成する
反応焼結セラミックスは焼成時に収縮が発生せず、しか
も金属コイルのコイル形状の自由度が大きくなり、最も
形状の安定したコイル状の三次元形状に形成することが
でき、発熱時の温度分布が均一になって、割れ等が発生
せず、低コストで製造できる。
【0016】特に、前記外殻内に充填した無収縮セラミ
ックスは、Si,Ti及びSi3 4 を含んでいる原料
を緻密質のSi3 4 からなる外殻内に充填してN2
ス内で反応焼成することによって、SiとTiとをSi
3 4 ,TiN,TiO2 ,TiONに変化させるもの
であり、前記外殻を緻密質Si3 4 で作製しておけ
ば、焼成時にTiNが膨張し、外殻のSi3 4 と反応
Si3 4 とが密着することができ、しかも、加圧無し
で焼成しても、TiNの膨張作用によって外殻と充填部
材との間の境界に隙間が発生せず、前記金属コイルを三
次元形状に形成しても該金属コイルと前記外殻との接触
状態を悪化させることがなく、熱伝達効率を向上でき、
発熱部での迅速な昇温を可能にする。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるセラ
ミックスグロープラグの実施例を説明する。図1はこの
発明によるセラミックスグロープラグの一実施例を示す
断面図、及び図2はセラミックスグロープラグについて
の通電時間と発熱部の表面温度との関係を示すグラフで
ある。
【0018】このセラミックスグロープラグは、主とし
て、ディーゼルエンジン等に組み込まれて始動補助装置
として使用されるものであり、発熱体コイル5と電流制
御用コイル4とを直列に接続し且つ端子となる接続線
6,7を有する金属コイル3、該金属コイル3の周囲を
Si,Tiを含む気孔率が10%以上の反応焼結セラミ
ックスから成るグロープラグ本体1、及び該グロープラ
グ本体1の外面である表面9に形成された粒界に酸化物
を含まないセラミックスから成る被膜2から構成されて
いる。被膜2を構成するセラミックスは、Si3 4
ら成り、グロープラグ本体1の表面9にCVD法及び溶
射法のいずれかでコーティングされた薄膜を構成するも
のである。このセラミックスグロープラグは、被膜2を
コーティングしたグロープラグ本体1の先端側を発熱部
8に構成したものである。
【0019】金属コイル3を埋設するグロープラグ本体
1を構成するセラミックスは、焼成時に膨張するセラミ
ックスを用い、被膜2を緻密質セラミックスで構成した
ものである。被膜2は、グロープラグ本体1の全表面9
にコーティングされ、一端が閉鎖端部10に形成され、
他端が開放端部11に形成された窒化ケイ素Si3 4
等の緻密質セラミックスから作製されている。
【0020】また、このセラミックスグロープラグにお
いて、グロープラグ本体1を構成する反応焼結セラミッ
クスは、SiとTiとの原料を焼成することによってS
34 ,TiN,TiO2 ,TiONを含んでいる多
孔質セラミックスに転化したものであり、焼成前のSi
とTiとの原料の体積と焼成後のSi3 4 ,TiN,
TiO2 ,TiONとの体積が実質的に同一であり、焼
結収縮を起こさないものである。従って、緻密質Si3
4 の被膜2の内面12と無収縮セラミックスのグロー
プラグ本体1の表面9との間の境界には隙間が存在しな
い。
【0021】また、金属コイル3は、高融点金属等のタ
ングステン線で三次元形状のコイルに作製され、被膜2
の内面12に接触状態に配置されている部分が発熱体コ
イル5を構成し、また被膜2の内面12から隔置状態に
配置されている部分が電流制御用コイル4を構成してい
るものである。更に、金属コイル3は、発熱体コイル5
の一端と電流制御用コイル4の一端とを接続する接続線
13、発熱体コイル5の他端に接続した被膜2内を延び
てグロープラグ本体1から突出する接続線7、及び電流
制御用コイル4の他端に接続して被膜2内を延びてグロ
ープラグ本体1から突出する接続線6を有している。
【0022】次に、この発明によるセラミックスグロー
プラグを作製する方法の一実施例について説明する。こ
のセラミックスグロープラグの製造方法において、高融
点金属である1本のタングステン線を線径がφ0.2m
mのコイル状に巻き、発熱体コイル5となる部分を内径
φ3.5mmに形成し、電流制御用コイル4となる部分
を若干小さい内径に形成して金属コイル3を作製した。
金属コイル3を内径φ3.5mmの穴部を有する石膏型
内に配置し、石膏型内にSi,Tiから成るスラリーを
充填し、該スラリーを固化した。石膏型から固化した成
形体を取り出し、該成形体を乾燥させた後、該成形体を
2 ガス中で1400℃で焼成してグロープラグ本体1
となる焼結体即ち多孔質セラミックスを作製した。この
多孔質セラミックスは、Si,Tiを含む原料から成る
スラリーがSi3 4 ,TiN,TiO2 ,TiONか
らなる無収縮セラミックスに転化したものである。ま
た、この状態では、発熱体コイル5となる部分の金属コ
イル3は多孔質セラミックスの表面に露出した状態であ
り、また、電流制御用コイル4となる部分の金属コイル
3は多孔質セラミックス内部に埋め込まれた状態であ
る。
【0023】次いで、グロープラグ本体1の表面9に被
膜2を形成するため、CVD法又は溶射法を適用できる
が、この実施例ではCVD法で被膜2を形成した。即
ち、SiCl4 ,NH3 ,N2 ,H2 (キャリアガス)
を原料ガスとして、1500℃のCVD炉内で金属コイ
ル3を内包した多孔質セラミックスの表面9に約150
μmの厚みとなるように、CVD−Si3 4 膜である
緻密質Si3 4 の被膜2を形成してセラミックスグロ
ープラグを作製した。
【0024】このセラミックスグロープラグについて
は、上記のCVDの処理工程によって、グロープラグ本
体1と被膜2とは密着した状態になって多孔質セラミッ
クスを緻密質Si3 4 で密閉した状態になり、多孔質
セラミックス内に存在するO2ガス濃度は、ほぼ零にな
り、金属コイル3を形成するタングステン線の酸化を防
止できると共に、CVD反応によって多孔質セラミック
スの表面に存在する極めて小さな穴も閉塞され、多孔質
セラミックス内への水分の混入等も防止することができ
る。また、CVD−Si3 4 膜即ち被膜2には、その
粒界に酸化物を含まない構造に構成される。
【0025】このセラミックスグロープラグについて、
昇温特性を測定した結果を図2に示す。このセラミック
スグロープラグ(本発明品)の昇温特性を、従来のAl
Nの表面にSiCをコーティングしたグロープラグ(従
来品)の昇温特性と比較した。図2において、横軸に通
電時間(sec)をとり、縦軸に発熱部8の表面温度
(℃)をとっている。図2から分かるように、本発明品
は従来品に比較して通電時間が短くて所定の温度まで直
ちに昇温しており、速熱性に優れていることが分かる。
即ち、この発明によるセラミックスグロープラグは、最
外周部が被膜2の薄膜で構成されているため、熱容量が
小さく、また、高い熱伝導率であるため、急速に昇温で
きるものである。また、被膜2を構成するCVDによる
Si3 4は、粒界に助剤等の酸化物を含まず、この部
分でフォノン散乱が生じ難く、熱が伝わり易くなる。ま
た、CVD−Si3 4 の結晶粒は、焼結Si3 4
10μm程度であるのに対して、50μmと大きいもの
であり、熱伝導率が高くなる要因と考えられる。しかる
に、CVD−Si3 4 の熱通過率Kは50W/m・K
であるのに対して、ホットプレス即ち焼結Si3 4
熱通過率Kは27W/m・Kである。
【0026】次に、図3、図4及び図5を参照して、こ
の発明によるセラミックスグロープラグの別の実施例を
説明する。この実施例のセラミックスグロープラグは、
主として、緻密質セラミックスから作製した外殻22、
外殻22内に内包された発熱体コイル25と電流制御用
コイル24とを直列に接続し且つ端子26,27を有す
る金属コイル23、及び外殻22内に充填され且つ金属
コイル23の間隙に配置されているSi,Tiを含むセ
ラミックスから成る充填部材21、及び金属コイル23
の表面に形成されている熱膨張係数が異なる複数層のセ
ラミックス被膜32,33,34(総称は符号30で示
す)から構成されている。この実施例では、外殻22の
先端側が発熱体コイル25が外殻22に接触して発熱部
28を構成している。外殻22は、発熱部28側端部が
閉鎖端部35に形成され、また他端が開口端部31に形
成され、接続線26,27が延び出ている。
【0027】このセラミックスグロープラグにおいて、
発熱体コイル25がFe−Crから作製され、電流制御
用コイル24がNiから作製されている。金属コイル2
3は、発熱体コイル25と電流制御用コイル24とを直
列に結線し、それらの表面にセラミックス被膜32,3
3,34をコーティングして構成されている。Fe−C
rの融点は1516℃であり、熱膨張係数αが15×1
- 6 /℃である。Niの融点は1455℃であり、熱
膨張係数αが13×10- 6 /℃である。また、金属コ
イル23の表面に被覆された内部のセラミックス被膜3
2はMgOであり、中間のセラミックス被膜33はZr
2 であり、また、外部のセラミックス被膜34はAl
2 3 である。MgOの熱膨張係数αが13×10- 6
/℃であり、ZrO2 の熱膨張係数αが9.5×10
- 6 /℃であり、Al2 3 の熱膨張係数αが7.5×
10- 6 /℃である。充填部材21を構成するセラミッ
クスは、Si3 4 ,Si,Tiから成るスラリーを反
応焼結して構成した無収縮セラミックスから構成されて
いる。この無収縮セラミックスの熱膨張係数αが3×1
- 6 /℃である。また、外殻22を構成する緻密質セ
ラミックスは、緻密質Si3 4 であり、その熱膨張係
数αが3.5×10- 6 /℃である。
【0028】このセラミックスグロープラグは、上記の
構成を有しており、金属コイル23は充填部材21を構
成する無収縮セラミックスとの間で熱膨張係数が傾斜的
に変化するセラミックス被膜30で電気泳動法或いはゾ
ル・ゲル法でコーティングされているので、無収縮セラ
ミックスには熱応力が緩和され、耐久性に優れ、昇温特
性も良好になる。また、MgOは金属部と他種材料との
反応抑制の効果を有するものである。
【0029】次に、このセラミックスグロープラグは、
次のようにして作製できる。まず、ラッシュコイル即ち
発熱体コイル25をFe−Crによって作製し、ブレー
キコイル即ち電流制御用コイル24をNi(正の抵抗温
度係数を持つ)によって作製する。電流制御用コイル2
4と発熱体コイル25とを直列に接続して金属コイル2
3を作製した。次いで、金属コイル23の外周面を電気
泳動法によってMgO,ZrO2 及びAl2 3 の順序
で被覆し、金属コイル23の表面に熱膨張係数が傾斜し
て変化するようにセラミックス被膜32,33,34を
被覆し、それぞれの厚さを50μmに形成した。一方、
外殻22を相対密度99%以上のSi34 でφ3.5
に形成した。
【0030】そこで、外殻22内にセラミックス被膜3
2,33,34を被覆した金属コイル23を入れ、外殻
22の空間部にSi,Ti,Si3 4 粉末から成るス
ラリーを充填した。スラリーの乾燥後、N2 ガス中で1
300℃で反応焼結し、無収縮セラミックスを構成し
た。従って、外殻22に充填された充填部材21の表面
29は外殻22の内壁面32に密着し、しかも金属コイ
ル23の発熱体コイル25も外殻22の内壁面20に密
着する。従って、外殻22と充填部材21との境界には
隙間が発生せず、しかも発熱体コイル25で発生する熱
は外殻22の発熱部28に良好に熱伝導し、速熱性を向
上させる。
【0031】また、反応焼結する場合の温度は、120
0℃〜1400℃であり、この実施例では1300℃で
反応焼結したものである。実際には、3Si+2N2
Si3 4 の反応であり、発熱を伴うので、内部の温度
は不明である。また、スラリーにSi3 4 粉末を混合
することによって、焼結時の発熱量を小さくすることが
できる。言い換えれば、Si3 4 粉末を混合してスラ
リーを構成するSi,Tiの実質量を減少させることに
よって発熱量を低くできるものである。この時、金属コ
イル23はセラミックス被膜32,33,34で被覆さ
れているので、無収縮セラミックスの充填部材21内に
金属コイル23を内包した場合には、セラミックス被膜
32,33,34が充填部材21に対して熱膨張係数緩
和を行う機能を発揮し、充填部材21の割れ、クラック
等の発生を防止することができる。
【0032】この実施例のセラミックスグロープラグに
ついて、昇温特性を測定した結果を図5に示す。このセ
ラミックスグロープラグ(本発明品)の昇温特性を、従
来のタングステンコイルを用いたグロープラグ(従来
品)の昇温特性と比較した。図5において、横軸に通電
時間(sec)をとり、縦軸に発熱部8の表面温度
(℃)をとっている。図5から分かるように、本発明品
は従来品に比較して通電時間が短くて所定の温度(10
00℃)まで同様に昇温しており、速熱性に優れている
ことが分かる。
【0033】また、本発明品とセラミックス被膜を行っ
ていないFe−Crコイルを用いた従来品との耐久性評
価を行うため、室温から1000℃までの昇温と降温と
を500サイクル繰り返した後、充填部材を構成するセ
ラミックス及び金属コイルの観察を行った。本発明品で
は、充填部材21には亀裂等の破損の発生は認められな
かった。本発明品の金属コイル23のコイル表面に反応
層の発生は認められなかった。これに対して、従来品の
充填部材を構成するセラミックスには亀裂が発生してい
ることが認められた。また、セラミックス被膜を行って
いないFe−Crコイルでは、コイル表面にシリサイド
の反応層の発生は認められた。シリサイドの厚さは50
μmであった。即ち、本発明品は、従来品に比較して耐
久性に富んでいることが分かる。
【0034】
【発明の効果】この発明によるセラミックスグロープラ
グは、上記のように構成されており、次のような効果を
有する。即ち、このセラミックグロープラグは、発熱体
コイルと電流制御用コイルとを直列に接続し且つ端子を
有する金属コイル、該金属コイルの周囲をSi,Tiを
含む気孔率が10%以上の反応焼結セラミックスから成
るグロープラグ本体、及び該グロープラグ本体の表面に
形成された粒界に酸化物を含まないセラミックスから成
る被膜から構成したので、最外周部が被膜の薄膜であ
り、発熱体コイルに接触した状態になる。従って、被膜
の熱容量が小さく、高い熱伝導率であるので、発熱部が
急速に昇温できる。また、被膜自体は、Si3 4 のC
VD膜で構成でき、粒界に助剤等の酸化物を含んでおら
ず、被膜の部分でのフォノン散乱が生じ難く、熱が伝わ
り易い構造になっている。また、被膜では、その結晶粒
も50μmと大きい構造であるので、熱伝導率が高くな
る。
【0035】このセラミックスグロープラグについて、
前記金属コイルに電流を流せば、前記発熱体コイルで発
生した熱は前記被膜を加熱して外部に放熱するのに対し
て前記電流制御用コイルでは温度上昇に伴って前記電流
制御用コイルに流れる電流が抑制され、電流制御部を構
成する。即ち、前記電流制御用コイルが高温になれば、
その抵抗値が大きくなり、前記金属コイルに流れる電流
が小さくなり、前記外殻からの発熱量が自己制御され、
発熱部が最適値に制御されることになる。
【0036】また、このセラミックスグロープラグは、
最外周部の前記被膜が薄膜であるのでその熱容量が小さ
く、しかも前記被膜の熱伝導率が高いので、急速な昇温
が可能になる。また、前記グロープラグ本体を構成する
反応焼結セラミックスは焼成時に収縮が発生せず、しか
も金属コイルのコイル形状の自由度が大きくなり、最も
形状の安定したコイル状の三次元形状に形成することが
でき、発熱体コイルはコイル状に形成されて被膜の内壁
面に密着しており、通電時に温度が不均一になることが
なく、発熱時の温度分布が均一になって、内部のグロー
プラグ本体の割れ等が発生せず、耐久性に富むと共に低
コストで製造できる。
【0037】或いは、この発明によるセラミックスグロ
ープラグは、緻密質セラミックスから作製した外殻、該
外殻内に内包された発熱体コイルと電流制御用コイルと
を直列に接続し且つ端子を有する金属コイル、前記外殻
内に充填され且つ前記金属コイルの間隙に配置されてい
るSi,Ti,Si3 4 を含むセラミックスから成る
充填部材、及び前記金属コイルの表面に形成されている
熱膨張係数が異なる複数層のセラミックス被膜から構成
したので、セラミックス被膜が前記金属コイルと前記充
填部材との間の熱膨張差を吸収する熱膨張傾斜機能材即
ち熱膨張差の緩和材として機能し、前記充填部材の割れ
等の発生を防止でき、耐久性を向上でき、昇温特性も向
上させることができる。更に、前記充填部材を作製する
場合に、Si3 4 粉末を含んでいるので、焼結時の発
熱量を小さくでき、前記充填部材を所望の多孔質の無収
縮セラミックスに構成できる。
【0038】また、前記セラミックス被膜は電気泳動法
により被覆されたMgO,ZrO2,Al2 3 の各層
から構成され、前記各層はそれらの熱膨張係数が傾斜的
になるように配置されているので、前記セラミックス被
膜を所望な熱膨張傾斜機能に形成できる。前記発熱体コ
イルが発熱部を構成するが、前記発熱体コイルが前記外
殻の内壁面に接触して配置されているので、前記外殻全
体が均一に温度上昇する。前記外殻の内壁面に前記発熱
体コイルが密着し、前記発熱体コイルを埋める状態に前
記充填部材が充填されているので、前記発熱部の熱伝導
性が極めて良好になり、通電すると直ちに昇温し、速熱
性を向上させることができる。
【0039】また、前記外殻内に充填した無収縮セラミ
ックスは、Si,Ti及びSi3 4 を含んでいる原料
を緻密質のSi3 4 からなる外殻内に充填してN2
ス内で反応焼成することによって、SiとTiとをSi
3 4 ,TiN,TiO2 ,TiONに変化させるもの
であり、前記外殻を緻密質Si3 4 で作製しておけ
ば、焼成時にTiNが膨張し、外殻のSi3 4 と反応
Si3 4 とが密着することができ、しかも、加圧無し
で焼成しても、TiNの膨張作用によって外殻と充填部
材との間の境界に隙間が発生せず、前記金属コイルを三
次元形状に形成しても該金属コイルと前記外殻との接触
状態を悪化させることがなく、熱伝達効率を向上でき、
発熱部での迅速な昇温を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるセラミックスグロープラグの一
実施例を示す断面図である。
【図2】図1のセラミックスグロープラグにおける通電
時間と発熱部の表面温度との関係を示すグラフである。
【図3】この発明によるセラミックスグロープラグの別
の実施例を示す断面図である。
【図4】図3のセラミックスグロープラグの金属コイル
と充填部材との境界を説明するための拡大断面図であ
る。
【図5】図3のセラミックスグロープラグにおける通電
時間と発熱部の表面温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】 1 グロープラグ本体 2 被膜 3,23 金属コイル 4,24 電流制御用コイル 5,25 発熱体コイル 6,7,26,27 接続線 8,28 発熱部 9 グロープラグ本体の表面 10,35 閉鎖端部 11,31 開口端部 12 被膜の内面 21 充填部材 22 外殻 29 充填部材の表面 30 セラミックス被膜 32 MgOのセラミックス被膜 33 ZrO2 のセラミックス被膜 34 Al2 3 のセラミックス被膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体コイルと電流制御用コイルとを直
    列に接続し且つ端子を有する金属コイル、該金属コイル
    の周囲をSi,Tiを含む気孔率が10%以上の反応焼
    結セラミックスから成るグロープラグ本体、及び該グロ
    ープラグ本体の表面に形成された粒界に酸化物を含まな
    いセラミックスから成る被膜から構成したことを特徴と
    するセラミックスグロープラグ。
  2. 【請求項2】 前記被膜を構成するセラミックスはSi
    3 4 から成り、前記グロープラグ本体にCVD及び溶
    射のいずれかでコーティングされていることを特徴とす
    る請求項1に記載のセラミックスグロープラグ。
  3. 【請求項3】 緻密質セラミックスから作製した外殻、
    該外殻内に内包された発熱体コイルと電流制御用コイル
    とを直列に接続し且つ端子を有する金属コイル、前記外
    殻内に充填され且つ前記金属コイルの間隙に配置されて
    いるSi,Ti,Si3 4 を含むセラミックスから成
    る充填部材、及び前記金属コイルの表面に形成されてい
    る熱膨張係数が異なる複数層のセラミックス被膜、から
    構成したことを特徴とするセラミックスグロープラグ。
  4. 【請求項4】 前記セラミックス被膜は電気泳動法によ
    り被覆されたMgO,ZrO2 ,Al2 3 の各層から
    構成され、前記各層はそれらの熱膨張係数が傾斜的にな
    るように配置されていることを特徴とする請求項3に記
    載のセラミックスグロープラグ。
  5. 【請求項5】 前記充填部材を構成するセラミックス
    は、Si3 4 ,Si,Tiから成るスラリーを反応焼
    結して構成した無収縮セラミックスから構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のセラミックスグロー
    プラグ。
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