JPH0718540A - 織機の緯糸供給装置 - Google Patents
織機の緯糸供給装置Info
- Publication number
- JPH0718540A JPH0718540A JP18911093A JP18911093A JPH0718540A JP H0718540 A JPH0718540 A JP H0718540A JP 18911093 A JP18911093 A JP 18911093A JP 18911093 A JP18911093 A JP 18911093A JP H0718540 A JPH0718540 A JP H0718540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- weft
- arm
- foil
- fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 張力のない状態で箔3、フィルムまたはその
他の偏平糸などの緯糸を供給する。 【構成】 一対の通し金具23,24が間隔を置いてア
ーム20の先端に設けられ、各通し金具23,24に箔
3、フィルムまたは他の緯糸が通され、通し金具23,
24間において、フック21が緯糸に係合し、アーム駆
動機構がアーム20に伝動連結され、アーム20が駆動
され、第1位置と第2位置間を揺動し、第1位置では、
通し金具23,24がフック21から一定距離離れ、第
2位置では、通し金具23,24がフック21の位置に
配置され、フック駆動機構がフック21に伝動連結さ
れ、アーム20が第1位置に揺動し、緯糸が通し金具2
3,24とフック間に貯留されたとき、フック21が緯
糸係合位置から後退し、緯糸から離脱され、アーム20
が第2位置に揺動したとき、フック21が緯糸係合位置
に前進し、緯糸に係合する。
他の偏平糸などの緯糸を供給する。 【構成】 一対の通し金具23,24が間隔を置いてア
ーム20の先端に設けられ、各通し金具23,24に箔
3、フィルムまたは他の緯糸が通され、通し金具23,
24間において、フック21が緯糸に係合し、アーム駆
動機構がアーム20に伝動連結され、アーム20が駆動
され、第1位置と第2位置間を揺動し、第1位置では、
通し金具23,24がフック21から一定距離離れ、第
2位置では、通し金具23,24がフック21の位置に
配置され、フック駆動機構がフック21に伝動連結さ
れ、アーム20が第1位置に揺動し、緯糸が通し金具2
3,24とフック間に貯留されたとき、フック21が緯
糸係合位置から後退し、緯糸から離脱され、アーム20
が第2位置に揺動したとき、フック21が緯糸係合位置
に前進し、緯糸に係合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、レピア織
機において、箔、フィルムまたはその他の偏平糸などの
緯糸をレピアに供給する緯糸供給装置に関するものであ
る。
機において、箔、フィルムまたはその他の偏平糸などの
緯糸をレピアに供給する緯糸供給装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】レピア織機では、緯糸がレピ
アに導かれ、経糸の開口毎に、レピアが経糸間に挿入さ
れ、緯糸がレピアに供給され、経糸間に通される。これ
によって織物が織られるのは周知のとおりである。とこ
ろで、比較的広幅の織物の場合、レピアを大きいストロ
ークをもって移動させる必要がある。しかしながら、た
とえば、緯糸として箔を使用し、レピアを大きいストロ
ークをもって移動させるとき、これを高速度で移動させ
ると、箔の供給路において、摩擦が箔に作用し、箔に大
きい張力が生じるのはさけられない。このため、箔を的
確に供給することができないという問題があった。箔に
限らず、緯糸としてフィルムまたはその他の偏平糸が使
用されることもあるが、フィルムまたはその他の偏平糸
に大きい張力が生じ、これを的確に供給することができ
ないのは同様である。
アに導かれ、経糸の開口毎に、レピアが経糸間に挿入さ
れ、緯糸がレピアに供給され、経糸間に通される。これ
によって織物が織られるのは周知のとおりである。とこ
ろで、比較的広幅の織物の場合、レピアを大きいストロ
ークをもって移動させる必要がある。しかしながら、た
とえば、緯糸として箔を使用し、レピアを大きいストロ
ークをもって移動させるとき、これを高速度で移動させ
ると、箔の供給路において、摩擦が箔に作用し、箔に大
きい張力が生じるのはさけられない。このため、箔を的
確に供給することができないという問題があった。箔に
限らず、緯糸としてフィルムまたはその他の偏平糸が使
用されることもあるが、フィルムまたはその他の偏平糸
に大きい張力が生じ、これを的確に供給することができ
ないのは同様である。
【0003】
【発明の目的】したがって、この発明は、前記従来の問
題を解決し、張力のない状態で箔、フィルムまたはその
他の偏平糸などの緯糸を供給することを目的としてなさ
れたものである。
題を解決し、張力のない状態で箔、フィルムまたはその
他の偏平糸などの緯糸を供給することを目的としてなさ
れたものである。
【0004】
【発明の構成】この発明によれば、一対の通し金具が間
隔を置いてアームの先端に設けられ、各通し金具に箔、
フィルムまたはその他の偏平糸などの緯糸が通され、通
し金具間において、フックが緯糸に係合する。さらに、
アーム駆動機構がアームに伝動連結され、アーム駆動機
構によってアームが駆動され、アームが第1位置と第2
位置間を揺動し、第1位置では、通し金具がフックから
一定距離離れ、第2位置では、通し金具がフックの位置
に配置される。さらに、フック駆動機構がフックに伝動
連結され、アームが第1位置に揺動し、緯糸が通し金具
とフック間に貯留されたとき、フック駆動機構によって
フックが駆動され、フックが緯糸係合位置から後退し、
緯糸から離脱され、アームが第2位置に揺動したとき、
フック駆動機構によってフックが駆動され、フックが緯
糸係合位置に前進し、緯糸に係合する。
隔を置いてアームの先端に設けられ、各通し金具に箔、
フィルムまたはその他の偏平糸などの緯糸が通され、通
し金具間において、フックが緯糸に係合する。さらに、
アーム駆動機構がアームに伝動連結され、アーム駆動機
構によってアームが駆動され、アームが第1位置と第2
位置間を揺動し、第1位置では、通し金具がフックから
一定距離離れ、第2位置では、通し金具がフックの位置
に配置される。さらに、フック駆動機構がフックに伝動
連結され、アームが第1位置に揺動し、緯糸が通し金具
とフック間に貯留されたとき、フック駆動機構によって
フックが駆動され、フックが緯糸係合位置から後退し、
緯糸から離脱され、アームが第2位置に揺動したとき、
フック駆動機構によってフックが駆動され、フックが緯
糸係合位置に前進し、緯糸に係合する。
【0005】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0006】図1において、これはレピア織機の緯糸供
給装置であり、一定径の測長ドラム1を有し、測長ドラ
ム1はその駆動軸2に固定され、駆動軸2は織機の駆動
源に伝動連結されている。したがって、織機の駆動源に
よって駆動軸2および測長ドラム1が駆動され、回転
し、経糸の開口毎に、測長ドラム1は一定角度ずつ回転
する。さらに、緯糸として箔3が使用され、ボビン4に
箔3が巻かれ、ボビン4は測長ドラム1の外周に対向す
るよう配置され、支軸5に嵌め込まれ、支持されてい
る。ボビン4を支軸5から取り外すこともできる。支軸
5は実質上測長ドラム1の駆動軸2と平行にのびる。
給装置であり、一定径の測長ドラム1を有し、測長ドラ
ム1はその駆動軸2に固定され、駆動軸2は織機の駆動
源に伝動連結されている。したがって、織機の駆動源に
よって駆動軸2および測長ドラム1が駆動され、回転
し、経糸の開口毎に、測長ドラム1は一定角度ずつ回転
する。さらに、緯糸として箔3が使用され、ボビン4に
箔3が巻かれ、ボビン4は測長ドラム1の外周に対向す
るよう配置され、支軸5に嵌め込まれ、支持されてい
る。ボビン4を支軸5から取り外すこともできる。支軸
5は実質上測長ドラム1の駆動軸2と平行にのびる。
【0007】また、図2に示すように、ボビン4の支軸
5がレバー6に取り付けられ、レバー6は支点7に支持
されており、支点7のまわりを揺動することができる。
さらに、スプリング8がレバー6に係合しており、これ
が支軸5に作用し、支点7のまわりにおいて、レバー6
が図2の時計方向に弾性付勢され、支軸5が測長ドラム
1に向かって弾性付勢され、ボビン4に巻かれた箔3が
測長ドラム1の外周に押し付けられている。
5がレバー6に取り付けられ、レバー6は支点7に支持
されており、支点7のまわりを揺動することができる。
さらに、スプリング8がレバー6に係合しており、これ
が支軸5に作用し、支点7のまわりにおいて、レバー6
が図2の時計方向に弾性付勢され、支軸5が測長ドラム
1に向かって弾性付勢され、ボビン4に巻かれた箔3が
測長ドラム1の外周に押し付けられている。
【0008】さらに、ボビン4の下流において、プレス
ローラ9が測長ドラム1の外周に対向するよう配置さ
れ、支軸10に支持されている。ボビン4の支軸5と同
様、支軸10も測長ドラム1の駆動軸2と平行にのび、
レバー11に取り付けられている。レバー11は支点1
2に支持されており、支点12のまわりを揺動すること
ができる。さらに、スプリング13がアーム11に係合
しており、これが支軸10に作用し、支点12のまわり
において、レバー11が図2の反時計方向に弾性付勢さ
れ、支軸10が測長ドラム1に向かって弾性付勢され、
プレスローラ9の外周が測長ドラム1の外周に押し付け
られる。プレスローラ9は箔3を繰り出すためのもので
あり、箔3はプレスローラ9と測長ドラム1間に導か
れ、挟まれている。
ローラ9が測長ドラム1の外周に対向するよう配置さ
れ、支軸10に支持されている。ボビン4の支軸5と同
様、支軸10も測長ドラム1の駆動軸2と平行にのび、
レバー11に取り付けられている。レバー11は支点1
2に支持されており、支点12のまわりを揺動すること
ができる。さらに、スプリング13がアーム11に係合
しており、これが支軸10に作用し、支点12のまわり
において、レバー11が図2の反時計方向に弾性付勢さ
れ、支軸10が測長ドラム1に向かって弾性付勢され、
プレスローラ9の外周が測長ドラム1の外周に押し付け
られる。プレスローラ9は箔3を繰り出すためのもので
あり、箔3はプレスローラ9と測長ドラム1間に導か
れ、挟まれている。
【0009】また、この装置では、プレスローラ9の下
流において、おもり14に通し金具15が設けられ、箔
3が通し金具15に通されており、おもり14はガイド
レール(図示せず)に案内され、上昇および下降するこ
とができる。したがって、おもり14が箔3に作用す
る。さらに、一対のリミットスイッチ(図示せず)がガ
イドレールに沿って設けられており、おもり14が上限
まで上昇したとき、一方のリミットスイッチによってそ
れが検出され、おもり14が下限まで下降したとき、他
方のリミットスイッチによってそれが検出される。
流において、おもり14に通し金具15が設けられ、箔
3が通し金具15に通されており、おもり14はガイド
レール(図示せず)に案内され、上昇および下降するこ
とができる。したがって、おもり14が箔3に作用す
る。さらに、一対のリミットスイッチ(図示せず)がガ
イドレールに沿って設けられており、おもり14が上限
まで上昇したとき、一方のリミットスイッチによってそ
れが検出され、おもり14が下限まで下降したとき、他
方のリミットスイッチによってそれが検出される。
【0010】さらに、おもり14の下流において、押さ
え金具16が受け金具17の上側に配置され、受け金具
17は織機のフレーム(図示せず)に固定されている。
押さえ金具16については、ガイドロッド18がそれを
貫通し、受け金具17に固定されており、押さえ金具1
6はガイドロッド18に案内され、上昇および下降する
ことができる。さらに、スプリング19が押さえ金具1
6に係合し、スプリング19によって押さえ金具16が
押し下げられ、箔3が押さえ金具16と受け金具17間
に導かれ、挟まれている。スプリング19は小さい弾力
のもので、箔3は適度の摩擦力を受ける。
え金具16が受け金具17の上側に配置され、受け金具
17は織機のフレーム(図示せず)に固定されている。
押さえ金具16については、ガイドロッド18がそれを
貫通し、受け金具17に固定されており、押さえ金具1
6はガイドロッド18に案内され、上昇および下降する
ことができる。さらに、スプリング19が押さえ金具1
6に係合し、スプリング19によって押さえ金具16が
押し下げられ、箔3が押さえ金具16と受け金具17間
に導かれ、挟まれている。スプリング19は小さい弾力
のもので、箔3は適度の摩擦力を受ける。
【0011】また、この装置はアーム20およびフック
21を有し、アーム20はその駆動軸22に固定されて
おり、押さえ金具16および受け金具17は駆動軸22
の位置に配置されている。アーム20は箔3を貯留する
ためのもので、一対の通し金具23,24を有し、通し
金具23,24は間隔を置いて配置され、アーム20の
先端に設けられ、取り付けられている。そして、各通し
金具23,24に箔3が通され、これがレピアに導かれ
ている。フック21は箔3に係合するに適したもので、
ガイドロッド25と組み合わされ、駆動軸26に固定さ
れており、ガイドロッド25はフック21の位置に設け
られ、固定されている。
21を有し、アーム20はその駆動軸22に固定されて
おり、押さえ金具16および受け金具17は駆動軸22
の位置に配置されている。アーム20は箔3を貯留する
ためのもので、一対の通し金具23,24を有し、通し
金具23,24は間隔を置いて配置され、アーム20の
先端に設けられ、取り付けられている。そして、各通し
金具23,24に箔3が通され、これがレピアに導かれ
ている。フック21は箔3に係合するに適したもので、
ガイドロッド25と組み合わされ、駆動軸26に固定さ
れており、ガイドロッド25はフック21の位置に設け
られ、固定されている。
【0012】さらに、アーム駆動機構がアーム20に伝
動連結され、フック駆動機構がフック21に伝動連結さ
れている。この実施例では、アーム駆動機構として織機
の駆動源が使用され、アーム20の駆動軸22が織機の
駆動源に伝動連結されており、織機の駆動源によって駆
動軸22が駆動され、経糸の開口毎に、駆動軸22が一
方向および逆方向に回転する。これによってアーム20
が駆動され、アーム20が第1位置と第2位置間を揺動
する。図1の位置が第1位置であり、第1位置では、通
し金具23,24がフック21よりも上方に配置され、
フック21から一定距離離れる。第2位置では、通し金
具23,24がフック21の位置まで下降し、その位置
に配置される。さらに、フック駆動機構として織機の駆
動源が使用され、フック21の駆動軸26が織機の駆動
源に伝動連結されており、織機の駆動源によって駆動軸
26が駆動され、経糸の開口毎に、駆動軸26が一方向
および逆方向に回転する。これによってフック21が駆
動され、揺動し、後述するように、アーム20が第1位
置に揺動し、箔3が通し金具23,24とフック21間
に貯留されたとき、フック21が箔係合位置から後退
し、箔3から離脱し、アーム20が第2位置に揺動した
とき、フック21が箔係合位置に前進し、箔3に係合す
る。
動連結され、フック駆動機構がフック21に伝動連結さ
れている。この実施例では、アーム駆動機構として織機
の駆動源が使用され、アーム20の駆動軸22が織機の
駆動源に伝動連結されており、織機の駆動源によって駆
動軸22が駆動され、経糸の開口毎に、駆動軸22が一
方向および逆方向に回転する。これによってアーム20
が駆動され、アーム20が第1位置と第2位置間を揺動
する。図1の位置が第1位置であり、第1位置では、通
し金具23,24がフック21よりも上方に配置され、
フック21から一定距離離れる。第2位置では、通し金
具23,24がフック21の位置まで下降し、その位置
に配置される。さらに、フック駆動機構として織機の駆
動源が使用され、フック21の駆動軸26が織機の駆動
源に伝動連結されており、織機の駆動源によって駆動軸
26が駆動され、経糸の開口毎に、駆動軸26が一方向
および逆方向に回転する。これによってフック21が駆
動され、揺動し、後述するように、アーム20が第1位
置に揺動し、箔3が通し金具23,24とフック21間
に貯留されたとき、フック21が箔係合位置から後退
し、箔3から離脱し、アーム20が第2位置に揺動した
とき、フック21が箔係合位置に前進し、箔3に係合す
る。
【0013】したがって、この装置において、織機の駆
動源によって測長ドラム1が駆動され、回転すると、そ
れにともない、測長ドラム1によってボビン4およびプ
レスローラ9が駆動され、回転する。測長ドラム1は図
2の反時計方向に回転し、ボビン4およびプレスローラ
9は図2の時計方向に回転する。これによって箔3が繰
り出される。さらに、おもり14が箔3に作用し、おも
り14によって箔3が引き出され、おもり14がガイド
レールに沿って下降し、これによって箔3が引き出され
る。したがって、箔3がボビン4から繰り出されると
き、箔3に撚れは生じない。また、織機の駆動源によっ
て測長ドラム1が駆動され、経糸の開口毎に、測長ドラ
ム1が一定角度ずつ回転し、その回転角度によって箔3
の繰り出し量が決定される。したがって、箔3の繰り出
しにともない、ボビン4の巻き径が漸次減少しても、そ
れに関係なく、経糸の開口毎に、箔3を一定長さずつ繰
り出し、引き出すことができる。
動源によって測長ドラム1が駆動され、回転すると、そ
れにともない、測長ドラム1によってボビン4およびプ
レスローラ9が駆動され、回転する。測長ドラム1は図
2の反時計方向に回転し、ボビン4およびプレスローラ
9は図2の時計方向に回転する。これによって箔3が繰
り出される。さらに、おもり14が箔3に作用し、おも
り14によって箔3が引き出され、おもり14がガイド
レールに沿って下降し、これによって箔3が引き出され
る。したがって、箔3がボビン4から繰り出されると
き、箔3に撚れは生じない。また、織機の駆動源によっ
て測長ドラム1が駆動され、経糸の開口毎に、測長ドラ
ム1が一定角度ずつ回転し、その回転角度によって箔3
の繰り出し量が決定される。したがって、箔3の繰り出
しにともない、ボビン4の巻き径が漸次減少しても、そ
れに関係なく、経糸の開口毎に、箔3を一定長さずつ繰
り出し、引き出すことができる。
【0014】さらに、おもり14の下流において、織機
の駆動源によって駆動軸22が駆動され、経糸の開口毎
に、駆動軸22が一方向および逆方向に回転し、アーム
20が第1位置と第2位置間を揺動する。そして、アー
ム20が第2位置に揺動し、通し金具23,24がフッ
ク21の位置まで下降し、その位置に配置されたとき、
織機の駆動源によって駆動軸26が駆動され、駆動軸2
6が一方向に回転し、フック21が通し金具23,24
間に揺動し、緯糸係合位置に前進する。その後、アーム
20が第1位置に揺動し、通し金具23,24がフック
21よりも上方に配置され、フック21から一定距離離
れる。
の駆動源によって駆動軸22が駆動され、経糸の開口毎
に、駆動軸22が一方向および逆方向に回転し、アーム
20が第1位置と第2位置間を揺動する。そして、アー
ム20が第2位置に揺動し、通し金具23,24がフッ
ク21の位置まで下降し、その位置に配置されたとき、
織機の駆動源によって駆動軸26が駆動され、駆動軸2
6が一方向に回転し、フック21が通し金具23,24
間に揺動し、緯糸係合位置に前進する。その後、アーム
20が第1位置に揺動し、通し金具23,24がフック
21よりも上方に配置され、フック21から一定距離離
れる。
【0015】したがって、通し金具23,24間におい
て、フック21が箔3に係合し、アーム20が第1位置
に揺動するとき、それによって箔3が引っ張られ、箔3
が押さえ金具16と受け金具17間を通り、通し金具2
3およびフック21に供給され、通し金具23,24と
フック21間に貯留される。それにともない、箔3によ
っておもり14が引き上げられ、おもり14はガイドレ
ールに沿って上昇する。その後、レピアが経糸間に挿入
されるとき、織機の駆動源によって駆動軸26が駆動さ
れ、駆動軸26が逆方向に回転し、フック21が緯糸係
合位置から揺動し、後退する。したがって、箔3がガイ
ドバー25に係合し、フック21は箔3から離脱され
る。
て、フック21が箔3に係合し、アーム20が第1位置
に揺動するとき、それによって箔3が引っ張られ、箔3
が押さえ金具16と受け金具17間を通り、通し金具2
3およびフック21に供給され、通し金具23,24と
フック21間に貯留される。それにともない、箔3によ
っておもり14が引き上げられ、おもり14はガイドレ
ールに沿って上昇する。その後、レピアが経糸間に挿入
されるとき、織機の駆動源によって駆動軸26が駆動さ
れ、駆動軸26が逆方向に回転し、フック21が緯糸係
合位置から揺動し、後退する。したがって、箔3がガイ
ドバー25に係合し、フック21は箔3から離脱され
る。
【0016】そして、レピアが経糸間に挿入され、箔3
がレピアに供給され、経糸間に通され、これによって織
物が織られるものである。したがって、通し金具23,
24とフック21間において、箔3を所要長さだけ貯留
し、その後、フック21を箔3から離脱させ、張力のな
い状態で箔3を供給することができる。したがって、比
較的広幅の織物を織るにあたって、レピアを大きいスト
ロークをもって移動させるとき、これを高速度で移動さ
せても、箔3を的確に供給することができ、支障はな
い。
がレピアに供給され、経糸間に通され、これによって織
物が織られるものである。したがって、通し金具23,
24とフック21間において、箔3を所要長さだけ貯留
し、その後、フック21を箔3から離脱させ、張力のな
い状態で箔3を供給することができる。したがって、比
較的広幅の織物を織るにあたって、レピアを大きいスト
ロークをもって移動させるとき、これを高速度で移動さ
せても、箔3を的確に供給することができ、支障はな
い。
【0017】なお、何らかの理由で箔3が繰り出されな
いとき、おもり14がその上限まで上昇し、上限リミッ
トスイッチによってそれが検出され、何らかの理由で箔
3が切れたとき、おもり14がその下限まで下降し、下
限リミットスイッチによってそれが検出される。したが
って、織機を一旦停止させ、これによってトラブルに対
処することができる。
いとき、おもり14がその上限まで上昇し、上限リミッ
トスイッチによってそれが検出され、何らかの理由で箔
3が切れたとき、おもり14がその下限まで下降し、下
限リミットスイッチによってそれが検出される。したが
って、織機を一旦停止させ、これによってトラブルに対
処することができる。
【0018】この実施例では、レピア織機の緯糸として
箔3を使用したものを説明したが、箔3に限らず、緯糸
としてフィルムまたはその他の偏平糸を使用してもよ
い。フィルムまたはその他の偏平糸についても、張力の
ない状態でそれを供給することができる。レピア織機に
限らず、その他の織機において、この装置によって箔
3、フィルムまたはその他の偏平糸などの緯糸を供給す
るようにしてもよい。
箔3を使用したものを説明したが、箔3に限らず、緯糸
としてフィルムまたはその他の偏平糸を使用してもよ
い。フィルムまたはその他の偏平糸についても、張力の
ない状態でそれを供給することができる。レピア織機に
限らず、その他の織機において、この装置によって箔
3、フィルムまたはその他の偏平糸などの緯糸を供給す
るようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アーム20の通し金具23,24とフック21間に
おいて、箔3、フィルムまたはその他の偏平糸などの緯
糸を所要長さだけ貯留し、その後、フック21を緯糸か
ら離脱させ、張力のない状態で箔3、フィルムまたはそ
の他の偏平糸などの緯糸を供給することができる。した
がって、たとえば、レピア織機で比較的広幅の織物を織
るにあたって、レピアを大きいストロークをもって移動
させるとき、これを高速度で移動させても、箔3、フィ
ルムまたはその他の偏平糸などの緯糸を的確に供給する
ことができ、所期の目的を達成することができるもので
ある。
ば、アーム20の通し金具23,24とフック21間に
おいて、箔3、フィルムまたはその他の偏平糸などの緯
糸を所要長さだけ貯留し、その後、フック21を緯糸か
ら離脱させ、張力のない状態で箔3、フィルムまたはそ
の他の偏平糸などの緯糸を供給することができる。した
がって、たとえば、レピア織機で比較的広幅の織物を織
るにあたって、レピアを大きいストロークをもって移動
させるとき、これを高速度で移動させても、箔3、フィ
ルムまたはその他の偏平糸などの緯糸を的確に供給する
ことができ、所期の目的を達成することができるもので
ある。
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のボビンおよびプレスローラの構成を示す
側面図である。
側面図である。
3 箔 20 アーム 21 フック 23,24 通し金具
Claims (2)
- 【請求項1】 アームと、 間隔を置いて前記アームの先端に設けられ、箔、フィル
ムまたはその他の偏平糸などの緯糸が通された一対の通
し金具と、 前記通し金具間で前記緯糸に係合するフックと、 前記アームに伝動連結され、前記アームを、前記通し金
具が前記フックから一定距離離れる第1位置と、前記通
し金具が前記フックの位置に配置される第2位置間を揺
動させるアーム駆動機構と、 前記フックに伝動連結され、前記アームが前記第1位置
に揺動し、前記緯糸が前記通し金具と前記フック間に貯
留されたとき、前記フックを緯糸係合位置から後退さ
せ、前記緯糸から離脱させ、前記アームが前記第2位置
に揺動したとき、前記フックを前記緯糸係合位置に前進
させ、前記緯糸に係合させるフック駆動機構とからなる
織機の緯糸供給装置。 - 【請求項2】 前記織機はレピア織機であり、前記アー
ム駆動機構および前記フック駆動機構は織機の駆動源で
あり、経糸の開口毎に、前記アームが前記第1位置と前
記第2位置間を揺動し、レピアが経糸間に挿入されると
き、前記フックが前記緯糸から離脱されるようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載の緯糸供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18911093A JPH0718540A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 織機の緯糸供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18911093A JPH0718540A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 織機の緯糸供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718540A true JPH0718540A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16235546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18911093A Pending JPH0718540A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 織機の緯糸供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12179458B2 (en) | 2020-08-14 | 2024-12-31 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Cladding and method for manufacturing the same |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18911093A patent/JPH0718540A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12179458B2 (en) | 2020-08-14 | 2024-12-31 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Cladding and method for manufacturing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4100943A (en) | Shuttle for ribbon looms | |
US3546870A (en) | Method and machine for automatically relocating spinning frame travelers | |
JPS59100746A (ja) | 織機における経糸張力制御方法 | |
JP6953452B2 (ja) | 織り糸供給装置、織り糸供給装置のコントロール方法、及びコンピュータプログラムプロダクト | |
US4832091A (en) | Method and mechanism for repairing the weft supply on weaving machines in case of an interruption between the supply package and the weft accumulator | |
JPH0718540A (ja) | 織機の緯糸供給装置 | |
US20040154680A1 (en) | Device for regulating the tension of a thread unwound from a bobbin of a bobbin-holder for a leno selvedge apparatus | |
US3964690A (en) | Apparatus for forming a piecing end on a yarn winding | |
US3330304A (en) | Weft take-up mechanism | |
US3490709A (en) | Apparatus for winding threads,yarns or tapes to crosswound packages | |
US3710829A (en) | Loom take-up mechanism and method | |
JPH0711541A (ja) | 織機の緯糸供給装置 | |
US4354530A (en) | Crossing thread supply system for a weaving machine | |
US4171008A (en) | Apparatus for detecting malfunction on drawing of catch yarns in a shuttleless loom | |
US4103716A (en) | Leno motion device | |
US1984798A (en) | Textile apparatus | |
JPS6256247B2 (ja) | ||
US4623005A (en) | Method of and apparatus for controlling weft threads in a shuttleless loom | |
GB2039547A (en) | An improved yarn feed controlling device | |
US1731369A (en) | Loom | |
US2616458A (en) | Thread holder for weft replenishing looms | |
US4086942A (en) | Weft feed tensioning device in looms having a stationary weft supply | |
US2031655A (en) | Textile machinery | |
US3561497A (en) | Loom | |
SU1142400A1 (ru) | Устройство дл сматывани нитевидного материала с паковки |