JPH0718504B2 - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
- Publication number
- JPH0718504B2 JPH0718504B2 JP1081594A JP8159489A JPH0718504B2 JP H0718504 B2 JPH0718504 B2 JP H0718504B2 JP 1081594 A JP1081594 A JP 1081594A JP 8159489 A JP8159489 A JP 8159489A JP H0718504 B2 JPH0718504 B2 JP H0718504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- valve device
- valve
- holder
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばスロットル弁が閉じる減速時に発生
するスロットル弁上流側吸気通路における異常昇圧を抑
制する弁装置に関するものである。
するスロットル弁上流側吸気通路における異常昇圧を抑
制する弁装置に関するものである。
第2図は従来の弁装置の一例として過給圧制御弁装置の
要部断面図であり、図において、(1)は過給機のハウ
ジング、(3),(4)はハウジング(1)の内部に形
成された吸気通路(図示せず)に連通した第1および第
2のバイパス通路である。
要部断面図であり、図において、(1)は過給機のハウ
ジング、(3),(4)はハウジング(1)の内部に形
成された吸気通路(図示せず)に連通した第1および第
2のバイパス通路である。
(5)はボルト(6)を介してハウジング(1)に取り
付けられたケース、(7)はケース(5)とハウジング
(1)との間に挟持され両者(5),(1)間をシール
するゴム製のダイヤフラム、(8)は第2のバイパス通
路(4)の端面に形成された弁座部、(9)はダイヤフ
ラム(7)に焼き付けされた樹脂製の弁体、(10)は弁
座部(8)に当接し第2のバイパス通路(4)を閉じる
凸形状のシール部、(11)はケース(5)内に設けられ
た円筒形状のホルダー、(12)はこのホルダー(11)の
内周壁と摺動自在の有底円筒形状のサポート、(13)は
サポート(12)とホルダー(11)との間に縮設されたス
プリング、(14)はケース(5)の上部に設けられスロ
ットル弁(図示せず)の下硫側と連通したニップルであ
る。
付けられたケース、(7)はケース(5)とハウジング
(1)との間に挟持され両者(5),(1)間をシール
するゴム製のダイヤフラム、(8)は第2のバイパス通
路(4)の端面に形成された弁座部、(9)はダイヤフ
ラム(7)に焼き付けされた樹脂製の弁体、(10)は弁
座部(8)に当接し第2のバイパス通路(4)を閉じる
凸形状のシール部、(11)はケース(5)内に設けられ
た円筒形状のホルダー、(12)はこのホルダー(11)の
内周壁と摺動自在の有底円筒形状のサポート、(13)は
サポート(12)とホルダー(11)との間に縮設されたス
プリング、(14)はケース(5)の上部に設けられスロ
ットル弁(図示せず)の下硫側と連通したニップルであ
る。
次に、上記のように構成された過給圧制御弁装置の動作
について説明する。自動車の中および高負荷運転状態に
おいては、スロットル弁は全開状態に近く、また過給機
のファン(図示せず)の過給効果によって吸気通路とス
ロットル弁の下流側の吸気通路とはともに高正圧状態に
あり、ダイヤフラム(7)の両側空間内は同正圧であ
る。その結果、ダイアフラム(7)にはスプリング(1
3)による弁体(9)の閉弁方向の不勢力が働き、シー
ル部(10)が弁座部(8)に当接し、弁体(9)は完全
閉弁状態にある。
について説明する。自動車の中および高負荷運転状態に
おいては、スロットル弁は全開状態に近く、また過給機
のファン(図示せず)の過給効果によって吸気通路とス
ロットル弁の下流側の吸気通路とはともに高正圧状態に
あり、ダイヤフラム(7)の両側空間内は同正圧であ
る。その結果、ダイアフラム(7)にはスプリング(1
3)による弁体(9)の閉弁方向の不勢力が働き、シー
ル部(10)が弁座部(8)に当接し、弁体(9)は完全
閉弁状態にある。
上記中および高負荷運転状態からスロットル弁が急閉弁
する減速運転に変化すると、スロットル弁の下流側の吸
気通路の圧力は高負圧に変化してケース(5)内は高負
圧となり、またファンが回転している限り第2のバイパ
ス通路(4)内は昇圧し高正圧となり、その結果、弁体
(9)はスプリング(13)の弾発力に逆らって開弁し、
加圧空気は第1のバイパス通路(3)と第2のバイパス
通路(4)との間を循環し、スロットル弁の上流側の昇
圧は防止される。
する減速運転に変化すると、スロットル弁の下流側の吸
気通路の圧力は高負圧に変化してケース(5)内は高負
圧となり、またファンが回転している限り第2のバイパ
ス通路(4)内は昇圧し高正圧となり、その結果、弁体
(9)はスプリング(13)の弾発力に逆らって開弁し、
加圧空気は第1のバイパス通路(3)と第2のバイパス
通路(4)との間を循環し、スロットル弁の上流側の昇
圧は防止される。
ところで、上記過給圧制御弁装置を組み立てる場合に
は、まずハウジング(1)上に弁体(9)付きダイヤフ
ラム(7)をボルト(6)の穴(6a)の位置に合わせて
載置する。その後、ダイヤフラム(7)上にホルダー
(11)、スプリング(13)の順序で載置し、ホルダー
(11)にサポート(12)をスプリング(13)を縮めなが
ら挿入し、ケース(5)でダイヤフラム(7)、ホルダ
ー(11)、スプリング(13)およびサポート(12)を覆
い、最後にボルト(6)を用いてケース(5)をハウジ
ング(1)に固着する。
は、まずハウジング(1)上に弁体(9)付きダイヤフ
ラム(7)をボルト(6)の穴(6a)の位置に合わせて
載置する。その後、ダイヤフラム(7)上にホルダー
(11)、スプリング(13)の順序で載置し、ホルダー
(11)にサポート(12)をスプリング(13)を縮めなが
ら挿入し、ケース(5)でダイヤフラム(7)、ホルダ
ー(11)、スプリング(13)およびサポート(12)を覆
い、最後にボルト(6)を用いてケース(5)をハウジ
ング(1)に固着する。
上記のように構成された従来の過給圧制御弁装置は、上
記説明したように組み立てが面倒であり、特にハウジン
グ(1)が水平状態でないときにはその作業が面倒とな
るとともに、組み立て作業に時間がかかるといった問題
点があった。
記説明したように組み立てが面倒であり、特にハウジン
グ(1)が水平状態でないときにはその作業が面倒とな
るとともに、組み立て作業に時間がかかるといった問題
点があった。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたも
ので、簡単に組み立てができ作業性が向上する弁装置を
得ることを目的とする。
ので、簡単に組み立てができ作業性が向上する弁装置を
得ることを目的とする。
この発明に係る弁装置は、ケース内に係止孔の形成され
たサポートと、このサポートに摺動自在に設けられスプ
リングを支持するホルダーと、係止孔にスナップフィッ
トされる弁体とを備えたものである。
たサポートと、このサポートに摺動自在に設けられスプ
リングを支持するホルダーと、係止孔にスナップフィッ
トされる弁体とを備えたものである。
この発明においては、ホルダーにサポートを嵌入する
と、弁体が係止孔にスナップフィットされ、サポートと
ホルダーとはスプリングを縮設した状態で一体化され
る。
と、弁体が係止孔にスナップフィットされ、サポートと
ホルダーとはスプリングを縮設した状態で一体化され
る。
以下、この発明の実施例を図について説明する。第1図
はこの発明の一実施例を示す断面図であり、第2図と同
一または相当部分は同一符号を付してその説明は省略す
る。
はこの発明の一実施例を示す断面図であり、第2図と同
一または相当部分は同一符号を付してその説明は省略す
る。
図において、(20)は有底円筒形状のサポート、(21)
はサポート(20)の底面に形成された係止孔、(22)は
先端部に楔形状をしたスナップフィット部(23)を有す
る樹脂製の弁体である。
はサポート(20)の底面に形成された係止孔、(22)は
先端部に楔形状をしたスナップフィット部(23)を有す
る樹脂製の弁体である。
上記のように構成された過給圧制御弁装置を組み立てる
場合には、あらかじめケース(5)にサポート(20)を
圧入しておき、そのサポート(20)にスプリング(13)
を載置する。その後、スプリング(13)の他端にホルダ
ー(11)を載置し、ダイヤフラム(7)と一体の弁体
(22)をケース(5)のボルト(6)の穴(5a)に合わ
せて嵌入すると、弁体(22)のスナップフィット部(2
3)が係止孔(21)にスナップフィットし、サポート(2
0)とホルダー(11)とはスプリング(13)を縮設した
状態で一体化される。最後にボルト(6)を用いて一体
化された弁体(22)をハウジング(1)に固着する。
場合には、あらかじめケース(5)にサポート(20)を
圧入しておき、そのサポート(20)にスプリング(13)
を載置する。その後、スプリング(13)の他端にホルダ
ー(11)を載置し、ダイヤフラム(7)と一体の弁体
(22)をケース(5)のボルト(6)の穴(5a)に合わ
せて嵌入すると、弁体(22)のスナップフィット部(2
3)が係止孔(21)にスナップフィットし、サポート(2
0)とホルダー(11)とはスプリング(13)を縮設した
状態で一体化される。最後にボルト(6)を用いて一体
化された弁体(22)をハウジング(1)に固着する。
なお、上記実施例では弁装置として過給圧制御弁装置に
ついて説明したが、勿論このものに限定されるものでは
なく、この発明は内部に流体の通路が形成されたハウジ
ングに取り付けられ、弁体の動作により通路を遮断する
弁装置に適用することができる。
ついて説明したが、勿論このものに限定されるものでは
なく、この発明は内部に流体の通路が形成されたハウジ
ングに取り付けられ、弁体の動作により通路を遮断する
弁装置に適用することができる。
以上説明したように、この発明の弁装置は、係止孔の形
成されたサポートと、このサポートに摺動自在に設けら
れスプリングを支持するホルダーと、係止孔にスナップ
フィットされる弁体とを備えたことにより、簡単に組み
立てることができ作業性が向上するという効果がある。
また、ハウジングには一体化した状態の弁装置を取り付
ければよいので、弁装置はハウジングの所定の位置に容
易に取り付けられるという効果もある。
成されたサポートと、このサポートに摺動自在に設けら
れスプリングを支持するホルダーと、係止孔にスナップ
フィットされる弁体とを備えたことにより、簡単に組み
立てることができ作業性が向上するという効果がある。
また、ハウジングには一体化した状態の弁装置を取り付
ければよいので、弁装置はハウジングの所定の位置に容
易に取り付けられるという効果もある。
第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面図、第2図
は従来の過給圧制御弁装置の一例を示す断面図である。 図において、(1)はハウジング、(11)はホルダー、
(20)はサポート、(21)は係止孔、(22)は弁体、
(23)はスナップフィット部である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
は従来の過給圧制御弁装置の一例を示す断面図である。 図において、(1)はハウジング、(11)はホルダー、
(20)はサポート、(21)は係止孔、(22)は弁体、
(23)はスナップフィット部である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】内部に流体の通路が形成されたハウジング
に取り付けられ、ケース内に設けられた弁体の動作によ
り前記通路を遮断する弁装置において、前記ケース内に
は、係止孔の形成されたサポートと、このサポートに摺
動自在に設けられスプリングを支持するホルダーと、前
記係止孔にスナップフィットされる前記弁体とを備えた
ことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081594A JPH0718504B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081594A JPH0718504B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02261988A JPH02261988A (ja) | 1990-10-24 |
JPH0718504B2 true JPH0718504B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=13750643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1081594A Expired - Fee Related JPH0718504B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718504B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012011679A1 (ko) * | 2010-07-20 | 2012-01-26 | Shin Hong Kun | 저압용 자동 물막이밸브 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627903Y2 (ja) * | 1979-12-27 | 1987-02-24 | ||
JPS5780776U (ja) * | 1980-11-04 | 1982-05-19 |
-
1989
- 1989-04-03 JP JP1081594A patent/JPH0718504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012011679A1 (ko) * | 2010-07-20 | 2012-01-26 | Shin Hong Kun | 저압용 자동 물막이밸브 |
US9016310B2 (en) | 2010-07-20 | 2015-04-28 | Hong Kun Shin | Automatic water shut-off valve for low pressure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02261988A (ja) | 1990-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5090393A (en) | Pressure regulating valve for installation in a vent duct of an internal combustion engine | |
EP0398379B1 (en) | Supercharged pressure control valve apparatus | |
US4373499A (en) | Ventilation check valve for internal combustion engines | |
KR20040032772A (ko) | 내연 기관용 흡기 장치 | |
US5697770A (en) | Pump using a single diaphragm having preformed oppositely directed bulges forming inlet and outlet valve closing bodies | |
US4643221A (en) | Vacuum check valve | |
JPH0718504B2 (ja) | 弁装置 | |
JPH086601B2 (ja) | 過給圧制御弁装置 | |
JPS5848442Y2 (ja) | 温度感知弁 | |
US4178895A (en) | Two stage vacuum break assembly | |
JPH0366984A (ja) | 弁装置 | |
JPH02286974A (ja) | 弁装置 | |
US4158353A (en) | Positive crank case ventilation valve and internal combustion engine including the same | |
JPS5924855Y2 (ja) | 内燃機関のアフタ−バ−ン防止装置 | |
JPS595175Y2 (ja) | アンチ・アフタ−バ−ンバルブ | |
JPS5924804Y2 (ja) | 二次空気供給装置 | |
JP2981283B2 (ja) | ダイカストボディ使用の自動車用アイドル空気量制御装置 | |
KR0138566Y1 (ko) | 자동차의 진공식 제동 배력장치용 첵밸브 | |
JP3705616B2 (ja) | エアコンプレッサ | |
JPH0710510U (ja) | ダイヤフラム装置 | |
JPH045812Y2 (ja) | ||
JPH0750563Y2 (ja) | アクチュエータ | |
JPS6212949Y2 (ja) | ||
JPH11210475A (ja) | 吸気装置のガスケット取付け構造 | |
JPS6432976U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080306 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100306 Year of fee payment: 15 |