JPH07184957A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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- JPH07184957A JPH07184957A JP5336875A JP33687593A JPH07184957A JP H07184957 A JPH07184957 A JP H07184957A JP 5336875 A JP5336875 A JP 5336875A JP 33687593 A JP33687593 A JP 33687593A JP H07184957 A JPH07184957 A JP H07184957A
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Abstract
ショーツの種類に左右されることなく、両側端部からの
横漏れを確実に防止することのできる吸収性物品を提供
すること。 【構成】 液透過性の表面材、液不透過性の防漏材、及
びこれら両部材間に介在する液保持性の吸収体を有し、
実質的に縦長に形成された吸収性物品において、(a)
上記表面材は、その肌当接面側が疎水性で且つ上記吸収
体と接する側が親水性であり、(b)上記表面材は、上
記吸収体の肌当接面側及び側面を直接被覆し且つ該吸収
体が該肌当接面側及び該側面から液を吸収しうるように
なしてあり、(c)上記防漏材は、疎水性表面を有し且
つその幅が上記吸収体の幅よりも広くなしてある、こと
を特徴とする吸収性物品。
Description
下着(以下、「ショーツ」で代表する)と共に狭い股間
に着用する生理用ナプキン、失禁者用パッド等の吸収性
物品に関し、更に詳しくは、簡略な構成で、且つ高度の
防漏性を有する吸収性物品に関する。
生理用ナプキン、失禁者用パッド等の吸収性物品は、基
本的に、液体透過性の表面材、液体保持性の吸収体、及
び液体不透過性の防漏材を有して構成されている。そし
て、近年、吸収性ポリマー、液透過性表面材など、各部
材に新しい素材を導入することにより、吸収性能の向上
が図られてきた。
部材個々が優れた性能を有する吸収性物品であっても、
実際の使用時には依然として、股間部や臀部からの漏れ
などがあって、総体的には必ずしも吸収性物品本来の性
能を十分に発揮しているとは言い難いものであった。
の活動等により装着した吸収性物品に不規則な力が加わ
って、吸収性物品が所定の装着位置からズレたり、吸
収性物品の不規則な変形でヨレが生じることによって、
排泄部位と吸収性物品と端部までの距離が減少すること
等が挙げられる。
用者が着用するショーツによっても、大きな影響を受け
る。例えば、身体に密着しないルーズなショーツを着用
した場合には、その影響が大きく、上述の漏れは比較的
低吸収容量でも発生し易くなってしまう。
であるため、吸収体の幅が狭いこと及び、上記2つの主
原因により、漏れのなかでも圧倒的に側端部からの漏れ
が多い。このような漏れを防止するため、液不透過性の
防漏材で吸収性物品の側端部を巻き上げたり(実開昭5
9−190227号公報)、吸収性物品の側端部を疎水
化したり(特公昭59−39134号公報)、側端部に
防漏壁を設置したり(実開昭59−190227号公
報)、シール等により不連続化させる(特開昭48−6
3071号公報)等、種々の技術が提案されているもの
の、実使用においては、ズレ、ヨレによりその装着位置
及び装着形態を制御できないため、必ずしもそれぞれの
防漏効果を発現できていない。
に、吸収性物品の縦方向両端の中央部から幅方向外側に
一対の可撓性のフラップをそれぞれ延出させた吸収性物
品が多数提案されている(特開昭60−75058号公
報、特開平1−11002号公報等)。
使用時にそれぞれのフラップをショーツに巻き付けて吸
収性物品をショーツに固定することによって、より安定
化させて防漏性を改善したものである。しかしながら、
これらの吸収性物品は、正規の位置に正しく装着された
場合には、上記の、による漏れをある程度有効に防
止することができるものの、着用するショーツによって
は、例えば、身体との密着性の弱いショーツやクロッチ
部の幅が吸収部の幅よりも大きいショーツを着用した場
合には、フラップにより吸収性物品をクロッチ部に固定
しても、使用者の動作により吸収性物品がヨレたり、フ
ラップが捲れて吸収性物品の表面を覆うため、必ずしも
漏れを効果的に防止することができないという課題があ
った。
件下によらず、また着用するショーツの種類に左右され
ることなく、両側端部からの横漏れを確実に防止するこ
とのできる吸収性物品を提供することにある。
ショーツを着用しても股間からの漏れを効果的に防止す
る吸収性物品について種々検討した結果、吸収性物品に
用いる液透過性の表面材として特定の表面材を用いるこ
とにより、上記目的を達成し得ることを知見した。
ので、液透過性の表面材、液不透過性の防漏材、及びこ
れら両部材間に介在する液保持性の吸収体を有し、実質
的に縦長に形成された吸収性物品において、(a)上記
表面材は、その肌当接面側が疎水性で且つ上記吸収体と
接する側が親水性であり、(b)上記表面材は、上記吸
収体の肌当接面側及び側面を直接被覆し且つ該吸収体が
該肌当接面側及び該側面から液を吸収しうるようになし
てあり、(c)上記防漏材は、疎水性表面を有し且つそ
の幅が上記吸収体の幅よりも広くなしてある、ことを特
徴とする吸収性物品を提供するものである。
疎水性で且つ上記吸収体と接する側が親水性であり、ま
た該表面材が、吸収体の肌当接面側及び側面を直接被覆
し且つ該吸収体が該肌当接面側及び該側面から液を吸収
しうるようになしてあり、更には防漏材が、疎水性表面
を有し且つその幅が上記吸収体の幅よりも広くなしてあ
るため、吸収部側面部からも体液が吸収可能であり、ル
ーズなショーツを使用しナプキン両端部が巻き上がる装
着形状においても、吸収面積が広く、また防漏材で確実
にカバーすることができ、ショーツを汚すことなく体液
を吸収することができる。また、吸収体側面部より体液
が若干量にじんで漏れ出す状況においても、にじんだ体
液をショーツを汚すことなく防漏材上でカバーし、再び
吸収性物品の側面部より吸収できる。
ると共に、実施例及び比較例により、本発明を具体的に
説明する。
に説明する。尚、図1は本発明の吸収性物品の一例を示
す斜視図であり、図2は図1のII−II線断面図であり、
図3は本発明の吸収性物品の他の例を示す斜視図(図1
相当図)であり、図4は図3のIV−IV線断面図である。
図5は従来(比較例)の吸収性物品の断面を示す断面図
(図2相当図)であり、図6は他の従来(比較例)の吸
収性物品の断面を示す断面図(図2相当図)である。
10は、図1及び図2に示すように、肌に接触し経血等
の体液を透過させる液透過性の表面材1とショーツに接
触し体液の漏れを防止する防漏材3とこれら両シート
1、3間に介在する液保持性の吸収体2とを有して構成
され、実質的に縦長に形成されている。
記表面材1が、上記吸収体2の肌当接面側及び側面を直
接被覆しており、非肌当接面側において固定剤4を介し
て固定されており、また、非肌当接面側において上記表
面材1と上記防漏材3とが固定剤4を介して固定されて
いる。更に、上記防漏材3の非肌当接面側の表面には、
使用時にショーツに固定するためのズレ止め剤5が設け
られており、該ズレ止め剤5は、剥離紙6により保護さ
れている。
は、(a)上記表面材1は、その肌当接面側が疎水性で
且つ上記吸収体と接する側が親水性であり、(b)上記
表面材1は、上記吸収体2の肌当接面側及び側面を直接
被覆し且つ該吸収体2が該肌当接面側及び該側面から液
を吸収しうるようになしてあり、(c)上記防漏材3
は、疎水性表面を有し且つその幅が上記吸収体2の幅よ
りも広くなしてある。
する。尚、特に詳述しない点については、従来の生理用
ナプキンと同様に構成されている。先ず、上記(a)に
ついて説明する。
収性物品に用いる液透過性の表面材を、あらゆる使用条
件下において、例えば、ルーズなショーツを使用した場
合等の、非常に装着圧の低い状況下においても、スムー
ズに体液を吸収・透過でき、且つ、表面に体液が残ら
ず、一度吸収した体液も表面に戻らないように設計する
必要がある。そのためには、上記表面材1は、その肌当
接面側及び非当接面側の両表面が、共に疎水性であるか
又は親水性であると達成しえない。両表面が疎水性であ
れば、体液吸収能力に乏しく、特に低装着圧下では、表
面材の表面を排出された体液が流れてしまう。逆に、親
水性であれば、体液を吸収しやすいものの、表面に体液
が残ったり、一旦吸収した体液が加圧下において表面に
逆戻りする。
満たす表面材、即ち、表面材の肌当接面側が疎水性で且
つ非肌当接面側(吸収体側)が親水性であるように親水
性勾配を設計した表面材を用いる。これにより、低装着
圧下においても、スムーズに体液を吸収し、逆に表面側
には戻り難く、更には、肌と接する側は疎水性であるこ
とから表面にも液残りし難いという効果を奏する。
する。上記吸収性物品10は、図2に示すように、上記
表面材1が、上記吸収体2の肌当接面側及び側面を直接
被覆し、且つ肌当接面側及び側面から直接液を吸収でき
るように構成されており、更に上記防漏材3は、疎水性
表面を有し、且つその幅が吸収部幅よりも広くなしてあ
る。そして、本発明の吸収性物品10は上記(a)〜
(c)の全て満足することにより、いかなるショーツを
着用しても、股間からの漏れを効果的に防止できるとい
う効果を奏する。
ーツを着用した場合、吸収性物品10は中央部が凹状の
装着形状をとりやすく、このような装着形状をとると、
排泄部分の装着圧が低くなるというマイナス面のみなら
ず、吸収性物品の両端部が巻き上がる結果、非常に吸収
面積が狭くなる。
させた生理用ナプキンである、図5に示す防漏材3を表
面材1の内側より巻き上げた構成の吸収性物品や、図6
に示す防漏材3を表面材1の外側より巻き上げた構成の
吸収性物品においては、ルーズなショーツを着用した場
合は、サイド部の防漏効果を向上するどころか、逆によ
り一層吸収面を減少させ、防漏効果を低下させる。
(b)を満足すことにより吸収体2の全面で体液を吸収
できる。更に、上記(a)〜(c)を全て満たすことに
より、たとえ、図7に示すようにルーズなショーツを着
用し、吸収性物品の両端が巻き上がってしまい吸収面積
が小さくなってしまっても、肌当接表面から側面まで全
面で体液を吸収することができ、且つ上記表面材の表面
側が疎水性で吸収体側が親水性であるため表面材の表面
に体液が残らず、スムーズに吸収体に吸収される。
おいても、図2に示すように、上記防漏材3の幅(3
W)が吸収体2の幅(1W)よりも広いので、防漏材3
上に体液の一部がかかっても、ショーツを汚すことなく
吸収体2の側面より防漏材上の体液も吸収できる。
される生理用ナプキンにおいては、紙オムツ等のように
尿が一度に多量に排泄される場合と異なり、体液が少量
ずつ排泄され排泄時に多量に漏れる状況は極めてまれで
あり、前述の2つの漏れの主原因及びにより端部か
ら若干量の血液がにじみショーツを汚す程度の漏れが殆
どである。このように、仮に吸収体の側部から若干量の
血液がにじんでも、本発明の吸収性物品10において
は、上記防漏材3により、ショーツを汚すことなく、更
に低吸収量時、即ち吸収体の側部に吸収の余裕がある状
況下では、防漏材3上ににじんだ血液も再び側面から吸
収体中に吸収することができる。
ていることにより、本発明の吸収性物品10は、いかな
る装着条件下においても、非常に漏れ難いという効果を
奏する。上述の如く、上記(a)〜(c)を満たすこと
が本発明の吸収性物品においては必須であり、どれ一つ
欠けても不十分となる。例えば、実開昭59−1902
26号公報のひとつの実施例には、上記(b)と(c)
とは満たした吸収性物品が示されているが、上記(a)
については何ら記載されておらず、上述したように、上
記(a)を満たしていなければ、本発明の所望の効果は
奏し得ないのである。更には、上記(a)を満たしてい
ないと、上述の側面部の防漏効果も得られない。
ば、吸収性物品10の側面部の防漏性(耐水性)が低
く、圧力により容易に側面に漏れてしまい、逆に疎水性
であれば、側面が防漏性は高いが上述のように一旦漏れ
た血液を再び側面より吸収させる能力はなく、防漏材上
ににじんだ血液は、吸収されないため、人体の動きによ
り更にショーツ等に漏れてしまう。
物品、例えば上述の図5に示す構成の吸収性物品におい
ては、上述の理由のみならず、一旦漏れた血液を再び側
面から吸収することができない。
即ち吸収部の幅(1W)よりも防漏材の幅(3W)が狭
い場合は、吸収体裏面からショーツに漏れる場合があ
り、また、防漏材が親水性表面を有すると、血液が防漏
材上をにじんで漏れてしまう。防漏材の幅(3W)と吸
収部の幅(1W)との差(3W−1W)は、一旦側面に
漏れた血液を、ショーツを汚すことなく再び吸収体に吸
収させる機能を有効に発現させるために、5mm以上が好
ましく、10〜100mmがより好ましい。詳しくは、図
1及び2に示す側面部にフラップを有していない吸収性
物品においては、10〜30mmが好ましく、図3及び4
に示す側面部にフラップを有する吸収性物品においては
60〜100mmが好ましい。
層発現させるには、ヨレが生じたり、吸収体の幅(1
W)が変形したりしても、防漏材の幅(3W)が、いつ
も吸収部分の幅(1W)よりも幅広であることが好まし
く、そのためには、防漏材3と表面材1とを固定する上
記固定剤4間の幅(4W)よりも、ズレ止め剤の最外間
の幅(5W)が広くなされていることが好ましく、幅の
差(5W−4W)は5mm以上、更には5〜100mmであ
るのがより好ましい。詳しくは、側面部にフラップを有
していない吸収性物品においては、5〜20mmが好まし
く、側面部にフラップを有する吸収性物品においては、
60〜100mmが好ましい。
て図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4に示
す吸収性物品10は、防漏材3にの両側縁部中央を外方
に向けて延出させてなるサイドフラップを有する。そし
て、該サイドフラップを有することにより、あらゆる装
着条件下において確実に吸収体の幅よりも防漏材の幅を
広く設計できる。尚、このようなフラップ付きのナプキ
ンの場合は、フラップ部分のズレ止め剤間の幅が上記の
ズレ止め剤の最外間の幅に相当する。尚、符号等特に説
明しない点については、上述した図1及び図2に示す例
と同様である。
上記表面材1について更に説明すると、上記表面材の肌
当接面側は、好ましくは体液を吸収しても湿潤しないよ
うな、ポリエチレン、ポリプロピレン及びそれらの共重
合体等からなる群より選択されるポリオレフィン等の疎
水性フィルムを使用して形成することができる。
当接面側の表面において液体が拡がらず、そして該表面
が90°よりも大きい接触角を有することを意味する。
接触角とは、2つの界面の通常の接合点における水/空
気界面と水/固定界面との間の水滴の角度である。上記
ポリオレフィンの接触角は、いずれも90°よりも大き
く疎水性の表面を有している〔例えばポリエチレンでは
94°、ポリプロピレンでは95°である。“後藤緊
雄、表面、27、689(1989)”〕。
側の表面が自力で液体を拡がらせること、即ち、90°
よりも小さい接触角を有することを意味しており、体液
をより素早く表面から吸収するには、接触角が30°以
下であることが好ましい。
ル、レーヨン、パルプ等の親水性材料又はポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンの表面に界面活
性剤を塗工又は内添することにより、表面の接触角を低
下させて親水性に改質したものを好ましく使用すること
ができる。
しては、表面に塗工することにより、接触角を90°以
下、好ましくは30°以下にできる界面活性剤であれ
ば、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤等を特に限定されず用い
ることができる。例えば、これらの界面活性剤の具体例
としては、「新版界面活性剤ハンドブック=二版=発行
日:平成3年1月20日、発行所:工学図書株式会社」
13〜36頁に記載の界面活性剤を挙げることができ
る。
素、耐有機溶剤等、濡れ特性以外の性能から非イオン界
面活性剤及びアニオン界面活性剤が優れている。これら
の中から要求される性能に併せて単独又は2種以上の混
合系が選択される。好ましい界面活性剤の具体例として
は、C8 〜C18のアルキルグルコシド、脂肪酸(C8 〜
C18)のソルビタンエステル、脂肪酸(C8 〜C18)の
ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸(C8 〜C18)エステル等のHLB3〜2
0の非イオン界面活性剤、及びC8 〜C24のアルキルリ
ン酸エステルのアルカリ金属塩、アミン塩、アルキルサ
ルフェートのアルカリ金属塩、アルキル又はアルキルベ
ンゼン又はアルキルナフタレンスルホネートのアルカリ
金属塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェ
ートのアルカリ金属塩、アルキルスルホサクシネートの
アルカリ金属塩等のアニオン界面活性剤が挙げられる。
それら一種類のみを用いても良いし、混合して用いても
良い。
できる表面材の例としては、図8に示す如き表面材が挙
げられる。図8に示す表面材1は、肌当接面側がポリオ
レフィン系の疎水性フィルム21で、非肌当接面側が紙
もしくは界面活性剤で親水化処理を行った合成繊維から
なる不織布22で形成されており、両者をラミネートし
たシートに穴あけ加工を施し、孔24を有する凹部23
を形成したものである。
は、ポリオレフィンフィルムを開孔させた開孔フィル
ム、より詳しくは、裏側が空隙となっている凸状曲面か
らなる多数の頂部と、多数の開孔底部と、該頂部及び該
開孔底部をそれぞれ連結する筒状壁部とを具備し、上記
各穴部は、隣り合う複数の上記頂部と、一個の上記開孔
底部と、それらを連結する一個の筒状壁部とからそれぞ
れ形成され、該開孔底部により液透過用の上記開孔部を
構成している、連通孔構造からなる開孔フィルムを、更
に、裏面側のみに選択的に界面活性剤を塗工して得られ
る、肌当接面側は、疎水性であり、裏面側のみが界面活
性剤で親水化された開孔フィルムが挙げられる。界面活
性剤を塗工する手法としては、従来既知の方法が利用で
き、例えば、スプレー塗工及びグラビア塗工等の方法で
裏面側に選択的に塗工可能である。
ポリオレフィンからなる溶融樹脂を、図9A及び図9B
に示すような右巻き又は左巻きの同方向スパイラル編み
金網11を用いて、熱風処理等することにより、該金網
11の表面形状に沿った形状で且つ上記スパイラル編み
金網11の線材11a間の空間に対応する位置に穴部を
有するシート状に成形する等して得ることができる。
フィルムからなる表面材について具体的に説明すると
は、上述の開孔フィルムからなる表面材1は、図10A
〜図10Cに示す如く、裏側が空隙となっている凸状曲
面からなる多数の頂部35と、多数の開孔底部36と、
該頂部35及び該開孔底部36をそれぞれ連結する筒状
壁部37とを具備しており、上記各穴部34は、隣り合
う複数の上記頂部35と、一個の上記開孔底部36と、
それらを連結する一個の筒状壁部37とからそれぞれ形
成され、該開孔底部36により液透過用の開孔部を構成
している。そして、該表面材1は、図11A及びBに示
す如く、非肌当接面側に界面活性剤20が塗工されて親
水性となされている。
性であり、液が透過しない様な防漏材であれば、組成は
特に限定されることはない。疎水性表面を有する不織布
とポリエチレンをラミネートしたラミネート不織布及び
ポリエチレン等のポリオレフィン系防水フィルムが好ま
しく使用できる。尚、上記吸収体2の材料、固定剤、ズ
レ止め剤等、特に説明していない点については、従来公
知の吸収性物品と同様に構成することができる。
収性物品を具体的に説明する。尚、下記実施例では、生
理用ナプキンを例に挙げて説明するが、本発明は、失禁
パッド等他の吸収性物品にも同様に適用することができ
る。まず、表面材、吸収体及び防漏材の製造例を以下に
示す。
ートとソルビタン脂肪酸エステルとの混合界面活性剤が
0.34重量%付着したポリエチレン/ポリプロピレン
複合繊維(チッソ(株)製)を用いて作成した坪量25
g/m2 の乾式熱接着不織布22に、低密度ポリエチレ
ン〔三井石化(株)製〕21を25μラミネートして、
図8に示す表面材Aを得た。該表面材Aは、壁部23に
おける開孔24の大きさが0.1〜2mm2 で孔の密度が
52個/cm2 であり、低密度ポリエチレン21からなる
疎水性の表面と、不織布22からなる親水性の表面を有
している。
ン21(三井石化(株)製)をTダイから押し出した溶
融樹脂を、図9Aに示すスパイラル編み金網11上に押
し出し、表面形状に沿った形状で吸引穴あけ成形し、図
10Aに示す開孔フィルムを得た。次いで、得られた開
孔フィルムを裏面側から、デシルグルコシドAG10
(日本精化(株)製、HLB16)水溶液を、グラビア
ロールコーターでフィルム裏面側のみに、フィルム重量
に対し0.2wt%選択的に塗工し、裏面側のみを親水性
表面にした開孔フィルムからなる表面材Bを得た。
ートとソルビタン脂肪酸エステルとの混合界面活性剤が
0.34重量%付着したポリエチレンポリプロピレン複
合繊維(チッソ(株)製)を用いて形成した坪量25g
/m2 の乾式熱接着不織布を表面材Cとした。尚、この
表面材Cは、表面も裏面も親水性である。
処理していない疎水性のポリエチレン/ポリプロピレン
複合繊維(チッソ(株)製)を用いて坪量25g/m2
の不織布を作成し、該不織布を不織布21とした以外
は、表面材Aと同様に表面材を作成し、表面材Dを得
た。尚、該表面材Dは、表面側も裏面側も疎水性である
開孔フィルムからなる表面材である。
キン〔商品名:「フリーデイセフティスリム」、花王
(株)製〕の吸収シートと高吸収性ポリマーとからなる
超薄型吸収体を吸収体Aとした。
タイプのナプキン〔商品名:「フリーデイ」、花王
(株)製〕の吸収紙とフラップパルプと高吸収性ポリマ
ーとからなる吸収体を吸収体Bとした。
レン〔三井石化(株)製〕を坪量50g/m2 でフィル
ム化したポリエチレンフィルムを防漏材Aとした。
水処理していない疎水性のポリエチレン/ポリプロピレ
ン複合繊維〔チッソ(株)製〕を用い坪量30g/m2
で不織布を製造し、更に該不織布に低密度ポリエチレン
〔三井石化(株)製〕を30g/m2 でラミネートした
坪量60g/m2 の疎水性のラミネート不織布を防漏材
Bとした。
ートとソルビタン脂肪酸エステルとの混合界面活性剤が
0.34重量%付着したポリエチレン/ポリプロピレン
複合繊維〔チッソ(株)製〕を用いて坪量30g/m2
の不織布を製造し、更に該不織布に低密度ポリエチレン
〔三井石化(株)製〕を30g/m2 でラミネートした
坪量60g/m2 の親水性のラミネート不織布を防漏材
Cとした。
幅130mm、長さ225mmに表面材Aをカットし用いた
(親水性の表面を非肌当接面とし、疎水性の表面を肌当
接面とした)。また、液保持性の吸収体2として吸収体
Aを用い、該吸収体2を上記表面材1で包み込んだ。こ
れに、液不透過性の防漏材Aを幅90mm、長さ225mm
にカットして得た防漏材3を、固定剤4としてホットメ
ルト粘着剤4を用いて固定した。更に、防漏材3上に、
ズレ止め剤5として、ホットメルト粘着剤を坪量30g
/m2 、幅20mm、長さ135mmで2本塗工し、図1及
び2に示す構成の生理用ナプキン(本発明品1)を作成
した。
漏材幅3Wは90mm、防漏材と吸収体との固定剤間隔4
Wは60mmで、ズレ止め剤幅間5Wは70mmである。
い、防漏材3として防漏材Bを用いた以外は、実施例1
と同様にして図1、2に示す構成の生理用ナプキン(本
発明品2)を作成した。ここで吸収体部分の幅1Wは7
2mm、防漏材幅3Wは90mm、防漏材と吸収体との固定
剤間隔4Wは60mmで、ズレ止め剤幅間5Wは70mmで
ある。
いた以外は、実施例1と同様にして、図1、2に示す構
成の生理用ナプキン(本発明品3)を作成した。ここ
で、吸収体部分の幅1W、防漏材の幅3W、固定剤間隔
4W及びズレ止め剤幅間は、実施例1と同様である。
幅130mm、長さ225mmに表面材Bをカットし用いた
(親水性の表面を非肌当接面とし、疎水性の表面を肌当
接面とした)。また、液保持性の吸収体2として、吸収
体Aを用い、該吸収体2を上記表面剤1で包み込んだ。
更に、これに、防漏材Aを幅160mm、長さ225mmで
あって両側端部にサイドフラップを設けた形状にカット
して形成した防漏材3を、ホットメルト粘着剤を固定剤
4として用いて固定した。更に、ズレ止め剤5として、
ホットメルト粘着剤を上記防漏材3の中央部の裏面側に
坪量30g/m2 、幅20mm、長さ135mmで2本塗工
し、更に、サイドフラップ部分に幅25mm、長さ30mm
で2本塗工して、図3及び4に示す構成の生理用ナプキ
ン(本発明品4)を作成した。
漏材の幅3Wは160mm、吸収部と防漏材との固定剤の
間隔4Wは60mmで、ズレ止め剤の両側縁間の幅5Wは
150mmである。
水性の不織布側を肌側として用いた以外は、実施例1と
同様にして、図1及び2に示す構成の生理用ナプキン
(比較品1)を作成した。
面材Cを用いた以外は、実施例1と同様にして、図1、
2に示す構成の生理用ナプキン(比較品2)を作成し
た。
いた以外は、実施例1と同様にして、図1及び2に示す
構成の生理用ナプキン(比較品3)を作成した。
幅130mm、長さ225mmに表面材Cををカットし用い
た。また、液保持性の吸収体2として吸収体Bを用い、
該吸収体2を上記表面材1で包み込んだ。これに、防漏
材Aを、幅100mm、長さ225mmにカットして得た防
漏材3を、固定剤4としてホットメルト粘着剤4を用い
て固定した。尚、ここでは、防漏材3を側端部より巻き
上げ、表面材1と防漏材3を肌当接面側の端部で固定し
て、生理用ナプキンを形成している。これら以外は、実
施例1と同様にしてズレ止め剤を塗工して生理用ナプキ
ン(比較品4)を得た。
い、防漏材3として防漏材Cを用いた以外は、実施例4
と同様にして、図3及び4に示す構成の生理用ナプキン
(比較品5)を作成した。
〜4及び比較例1〜5における比較品1〜5をそれぞれ
の生理用ナプキンの吸収性能を観るため、下記に示す方
法によって、液滴吸収性、圧下漏れ性、吸収体の側面部
からの吸収性を各生理用ナプキンについて行い、それぞ
れの結果を下記〔表1〕に示した。
を行うもので、低装着圧時の表面からの吸収性を観るた
めの試験である。実施例及び比較例で得られた試験用の
生理用ナプキンを水平に置く。次いで、駒込ピペットを
用いて脱繊維馬血〔日本バイオテスト研究所(株)製〕
を、試験片の表面10mmの上方から静かに1滴(約0.
5g)落とす。脱繊維馬血が表面に滴下された後、1秒
以内に吸収されるか否かを判断する。計10滴滴下し、
1秒以内に吸収される液滴の数を数えた。
ら圧力をかけた時の横漏れ試験である。具体的には、図
12に示すように、長さ250mm、幅100mmにカット
した綿カナキン布41の上に、試験サンプル(生理用ナ
プキン)42を水平に置き、ナプキン中央部に脱繊維馬
血を1分間で10gの速度で10g吸収させる。血液が
完全に吸収されてから1分後、部分的に圧力が加わらな
いように緩衝材として厚み10mmのウレタンフォームの
付いた70×100mmの加圧板43を、血液注入部上に
且つナプキン全幅にかかるように載せ、更に50g/cm
2の荷重がかかるように、重り44を載せる。重りを載
せて1分放置後荷重を除き、綿カナキンに血液が漏れて
いるか否か判断する。評価基準は以下の通りである。
制的に10g注入し評価を行った。
示すようにナプキン側面部が巻き上がって装着された場
合、血液が吸収体中に吸収されるか否かを調べるための
テストである。綿カナキンの上に試験サンプル(生理用
ナプキン)を水平に置き、ナプキン側面部と防漏材の間
にピペットで脱繊維馬血を計3g滴下した。液を滴下後
1分後にナプキンを取り除き、綿カナキンが血液で汚れ
ているか否かを判断した。評価基準は以下の通りであ
る。
本発明品1〜4は、比較品1〜5と比べて液滴吸収性、
圧下漏れ性、側面部からの吸収性等全ての評価において
優れていることが明らかであり、上記(a)〜(c)の
全てを満たして始めて本発明の所望の効果が奏されるこ
とが判る。
件下によらず、また着用するショーツの種類に左右され
ることなく、両側端部からの横漏れを確実に防止するこ
とのできるものである。
物品の表面に体液が残らずスムーズに吸収でき、表面に
は戻り難く、いかなるショーツを着用しても、股間から
の漏れを効果的に防止することができる。更に、吸収性
物品がズレた時や、側面から体液が若干しみ出た状況に
おいても、再び側面部から体液を吸収することができ、
使用者のいかなる使用条件下においても、極めて漏れを
抑制することができる高防漏性の吸収性物品である。
図である。
視図(図1相当図)である。
示す断面図(図2相当図)である。
面を示す断面図(図2相当図)である。
る吸収性物品の状態を示す模式図である。
面材の1例を示す1部拡大概略図である。
られる表面材を製造する際に用いられる金網を示す概略
図である。
れる表面材の他の例を示す概略図であり、図10Bは、
図10Aの1部拡大図であり、図10Cは、図10Aの
拡大断面図である。
用いられる表面材の他の例を示す1部拡大断面図であ
る。
概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 液透過性の表面材、液不透過性の防漏
材、及びこれら両部材間に介在する液保持性の吸収体を
有し、実質的に縦長に形成された吸収性物品において、 (a)上記表面材は、その肌当接面側が疎水性で且つ上
記吸収体と接する側が親水性であり、 (b)上記表面材は、上記吸収体の肌当接面側及び側面
を直接被覆し且つ該吸収体が該肌当接面側及び該側面か
ら液を吸収しうるようになしてあり、 (c)上記防漏材は、疎水性表面を有し且つその幅が上
記吸収体の幅よりも広くなしてある、 ことを特徴とする吸収性物品。 - 【請求項2】 上記防漏材は、上記表面材及び/又は上
記吸収体と固定される固定剤並びに下着と固定させるズ
レ止め剤を有しており、吸収性物品の幅方向における上
記固定剤間の幅よりも、上記ズレ止め剤の両側縁間の幅
が広くなしてあることを特徴とする請求項1記載の吸収
性物品。
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