JPH07184041A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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- JPH07184041A JPH07184041A JP6246887A JP24688794A JPH07184041A JP H07184041 A JPH07184041 A JP H07184041A JP 6246887 A JP6246887 A JP 6246887A JP 24688794 A JP24688794 A JP 24688794A JP H07184041 A JPH07184041 A JP H07184041A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/38—Circuits or arrangements for blanking or otherwise eliminating unwanted parts of pictures
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/62—Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
- H04N1/626—Detection of non-electronic marks, e.g. fluorescent markers
-
- H—ELECTRICITY
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリアルスキャン方式でのマーカー編集を可
能とし、必要最小限の小容量のメモリで、且つプリスキ
ャンを行わずにリアルタイムでマーカー編集を行える画
像処理装置を提供する。 【構成】 読み取りセンサにより原稿を読み取り、その
多値データを、色を表現する複数の色コードにコード化
し、この色コードから所定領域内で孤立コードを除去す
る。さらに、前記読み取りセンサの1ライン前の処理情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容を読
み出す読み出し手段とを設け、前記読み出し手段により
読み出されたデータと前記孤立コード除去後のデータと
を合成して複数の出力コードを決定し、その出力コード
を多値データに変換して出力するようにした。
能とし、必要最小限の小容量のメモリで、且つプリスキ
ャンを行わずにリアルタイムでマーカー編集を行える画
像処理装置を提供する。 【構成】 読み取りセンサにより原稿を読み取り、その
多値データを、色を表現する複数の色コードにコード化
し、この色コードから所定領域内で孤立コードを除去す
る。さらに、前記読み取りセンサの1ライン前の処理情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容を読
み出す読み出し手段とを設け、前記読み出し手段により
読み出されたデータと前記孤立コード除去後のデータと
を合成して複数の出力コードを決定し、その出力コード
を多値データに変換して出力するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白黒原稿にカラーマー
キングした原稿を読み取ってマーカー編集処理を行うカ
ラー複写機等の画像処理装置及び画像処理方法に関する
ものである。
キングした原稿を読み取ってマーカー編集処理を行うカ
ラー複写機等の画像処理装置及び画像処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー複写機では、画像編集を行
う場合において、予めプリスキャンを行って編集に必要
なデータを記憶するようにしている。そのためには、膨
大なメモリが必要となっていた。そこで、膨大なメモリ
を必要としないシリアルスキャン方式が注目されてい
る。
う場合において、予めプリスキャンを行って編集に必要
なデータを記憶するようにしている。そのためには、膨
大なメモリが必要となっていた。そこで、膨大なメモリ
を必要としないシリアルスキャン方式が注目されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理装置においてシリアルスキャン方式を採用しよ
うとすると、膨大なメモリを必要としない反面、バンド
毎に原稿をスキャンするために、広い画像領域の情報を
使用して画像を処理することができないため、全画像を
読み取るのに多くの時間を要する。このようなことか
ら、現在、シリアルスキャン方式でのカラーマーキング
による画像加工処理(以下、マーカー編集という)は行
われていないのが実情である。
画像処理装置においてシリアルスキャン方式を採用しよ
うとすると、膨大なメモリを必要としない反面、バンド
毎に原稿をスキャンするために、広い画像領域の情報を
使用して画像を処理することができないため、全画像を
読み取るのに多くの時間を要する。このようなことか
ら、現在、シリアルスキャン方式でのカラーマーキング
による画像加工処理(以下、マーカー編集という)は行
われていないのが実情である。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、シリア
ルスキャン方式でのマーカー編集を可能とし、必要最小
限の小容量のメモリで、且つプリスキャンを行わずにリ
アルタイムでマーカー編集を行える画像処理装置及び画
像処理方法を提供することを目的とする。
ルスキャン方式でのマーカー編集を可能とし、必要最小
限の小容量のメモリで、且つプリスキャンを行わずにリ
アルタイムでマーカー編集を行える画像処理装置及び画
像処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明では、原稿を読み取って多値データを出力
する読み取りセンサと、前記多値データを、色を表現す
る複数の色コードに分類するコード化手段と、前記コー
ド化手段より出力される色コードから所定領域内で孤立
コードを除去する他の複数の色コードとは孤立している
色コード除去手段と、前記読み取りセンサの1ライン前
の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶
内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によ
り読み出されたデータと前記孤立コード除去手段の出力
データとを合成して複数の出力コードを決定する出力コ
ード決定手段と、前記出力コード決定手段により決定さ
れた出力コードを1ライン前の処理情報として前記記憶
手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コードを多
値データに変換して出力する出力変換手段とを備えたも
のである。
に第1の発明では、原稿を読み取って多値データを出力
する読み取りセンサと、前記多値データを、色を表現す
る複数の色コードに分類するコード化手段と、前記コー
ド化手段より出力される色コードから所定領域内で孤立
コードを除去する他の複数の色コードとは孤立している
色コード除去手段と、前記読み取りセンサの1ライン前
の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶
内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によ
り読み出されたデータと前記孤立コード除去手段の出力
データとを合成して複数の出力コードを決定する出力コ
ード決定手段と、前記出力コード決定手段により決定さ
れた出力コードを1ライン前の処理情報として前記記憶
手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コードを多
値データに変換して出力する出力変換手段とを備えたも
のである。
【0006】第2の発明では、前記第1の発明におい
て、前記出力コード決定手段は、白黒の前記原稿にマー
キングされたカラーマーカーに基づき、ノーマルモー
ド、ペイントモード、ラインモード、及びペイント内ラ
インモードを自動判定して前記出力コードとして出力す
る構成したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。
て、前記出力コード決定手段は、白黒の前記原稿にマー
キングされたカラーマーカーに基づき、ノーマルモー
ド、ペイントモード、ラインモード、及びペイント内ラ
インモードを自動判定して前記出力コードとして出力す
る構成したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。
【0007】第3の発明では、前記第1の発明におい
て、前記出力コード決定手段は、白黒の前記原稿にマー
キングされたカラーマーカーに基づき、初期値として設
定されるノーマルモード、閉区間内を塗りつぶすペイン
トモード、黒線を色に置き換えるラインモード、あるい
は前記ペイントモード内のラインモードであるペイント
内ラインモードの内の所定のモードに固定した固定モー
ドを前記出力コードとして出力する構成したものであ
る。
て、前記出力コード決定手段は、白黒の前記原稿にマー
キングされたカラーマーカーに基づき、初期値として設
定されるノーマルモード、閉区間内を塗りつぶすペイン
トモード、黒線を色に置き換えるラインモード、あるい
は前記ペイントモード内のラインモードであるペイント
内ラインモードの内の所定のモードに固定した固定モー
ドを前記出力コードとして出力する構成したものであ
る。
【0008】第4の発明では、前記第1の発明におい
て、前記記憶手段の記憶内容は、ペイント決定色、ライ
ン決定色、領域モード、センサ移動方向の黒からの距
離、センサ移動方向の色の距離、及び1ライン前の色と
して設定したものである。
て、前記記憶手段の記憶内容は、ペイント決定色、ライ
ン決定色、領域モード、センサ移動方向の黒からの距
離、センサ移動方向の色の距離、及び1ライン前の色と
して設定したものである。
【0009】第5の発明では、原稿を読み取って多値デ
ータを出力する読み取りセンサと、前記多値データを色
を表現する複数の色コードに分類するコード化手段と、
前記コード化手段より出力される色コードから所定領域
内で他の複数の色コードとは孤立している色コードを除
去する孤立コード除去手段と、前記読み取りセンサの1
ライン前の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段の記憶内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し
手段により読み出されたデータと前記孤立コード除去手
段の出力データとを合成して複数の出力コードを決定す
る出力コード決定手段と、前記出力コード決定手段によ
り決定された出力コードを1ライン前の処理情報として
前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コ
ードを多値データに変換して出力する出力変換手段とを
備えた画像処理装置であって、前記コード化手段、前記
孤立コード除去手段、前記記憶手段、前記出力コード決
定手段、前記記憶制御手段及び前記出力変換手段によ
り、白黒の前記原稿にマーキングされたカラーマーカー
に基づいて所定のマーカー編集処理を実行するときは、
前記読み取りセンサの配列方向両端の所定数画素の使用
を禁止する第1の画素単位モードとし、前記マーカー編
集処理を行わないときは前記所定数画素を使用する第2
の画素単位モードに設定するようにしたものである。
ータを出力する読み取りセンサと、前記多値データを色
を表現する複数の色コードに分類するコード化手段と、
前記コード化手段より出力される色コードから所定領域
内で他の複数の色コードとは孤立している色コードを除
去する孤立コード除去手段と、前記読み取りセンサの1
ライン前の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段の記憶内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し
手段により読み出されたデータと前記孤立コード除去手
段の出力データとを合成して複数の出力コードを決定す
る出力コード決定手段と、前記出力コード決定手段によ
り決定された出力コードを1ライン前の処理情報として
前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コ
ードを多値データに変換して出力する出力変換手段とを
備えた画像処理装置であって、前記コード化手段、前記
孤立コード除去手段、前記記憶手段、前記出力コード決
定手段、前記記憶制御手段及び前記出力変換手段によ
り、白黒の前記原稿にマーキングされたカラーマーカー
に基づいて所定のマーカー編集処理を実行するときは、
前記読み取りセンサの配列方向両端の所定数画素の使用
を禁止する第1の画素単位モードとし、前記マーカー編
集処理を行わないときは前記所定数画素を使用する第2
の画素単位モードに設定するようにしたものである。
【0010】第6の発明では、原稿を読み取って多値デ
ータを出力する読み取りセンサと、前記多値データを色
を表現する複数の色コードに分類するコード化手段と、
前記コード化手段より出力される色コードから所定領域
内で他の複数の色コードとは孤立している色コードを除
去する孤立コード除去手段と、前記読み取りセンサの1
ライン前の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段の記憶内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し
手段により読み出されたデータと前記孤立コード除去手
段の出力データとを合成して複数の出力コードを決定す
る出力コード決定手段と、前記出力コード決定手段によ
り決定された出力コードを1ライン前の処理情報として
前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コ
ードを多値データに変換して出力する出力変換手段とを
備えた画像処理装置であって、前記出力変換手段は、任
意の前記出力コードを任意の多値データに変換して出力
する構成としたものである。
ータを出力する読み取りセンサと、前記多値データを色
を表現する複数の色コードに分類するコード化手段と、
前記コード化手段より出力される色コードから所定領域
内で他の複数の色コードとは孤立している色コードを除
去する孤立コード除去手段と、前記読み取りセンサの1
ライン前の処理情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段の記憶内容を読み出す読み出し手段と、前記読み出し
手段により読み出されたデータと前記孤立コード除去手
段の出力データとを合成して複数の出力コードを決定す
る出力コード決定手段と、前記出力コード決定手段によ
り決定された出力コードを1ライン前の処理情報として
前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記出力コ
ードを多値データに変換して出力する出力変換手段とを
備えた画像処理装置であって、前記出力変換手段は、任
意の前記出力コードを任意の多値データに変換して出力
する構成としたものである。
【0011】第7の発明では、前記第6の発明におい
て、前記出力コード決定手段により白と出力決定された
画素は青色に、黒と出力決定された画素は白にそれぞれ
変換する第1の出力モード切換え手段を設けたものであ
る。
て、前記出力コード決定手段により白と出力決定された
画素は青色に、黒と出力決定された画素は白にそれぞれ
変換する第1の出力モード切換え手段を設けたものであ
る。
【0012】第8の発明では、前記第7の発明におい
て、黒と出力決定された画素の濃度を反転する濃度反転
手段を設けたものである。
て、黒と出力決定された画素の濃度を反転する濃度反転
手段を設けたものである。
【0013】第9の発明では、前記第8の発明におい
て、前記濃度反転手段における反転濃度は、周囲の画素
に応じて任意に設定されるようにしたものである。
て、前記濃度反転手段における反転濃度は、周囲の画素
に応じて任意に設定されるようにしたものである。
【0014】第10の発明では、前記第6の発明におい
て、前記出力コード決定手段により白と出力決定された
画素は青色に変換すると共に、黒と出力決定された画素
は前記処理情報として記憶されている領域に関する情報
に応じて色または黒に変換する第2の出力モード切換え
手段を設けたものである。
て、前記出力コード決定手段により白と出力決定された
画素は青色に変換すると共に、黒と出力決定された画素
は前記処理情報として記憶されている領域に関する情報
に応じて色または黒に変換する第2の出力モード切換え
手段を設けたものである。
【0015】第11の発明では、前記第6の発明におい
て、前記コード化手段より出力される色コードをそのま
ま多値変換して出力するものである。
て、前記コード化手段より出力される色コードをそのま
ま多値変換して出力するものである。
【0016】第12の発明では、副走査方向に配列され
た所定画素数分のセンサを主走査方向へ移動させること
により原稿の所定幅の画像を読み取る読取り手段と、前
記読取り手段により読み取られた画素の画素データ及び
その画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマー
カで指定された領域を判別する判別手段と、前記判別手
段の判別結果に応じて前記読取り手段により読み取られ
た画素の画素データを変換する変換手段と、前記変換手
段からの画素データに応じて副走査方向に配列された所
定画素数分の記録素子を駆動し、前記記録素子を主走査
方向へ移動させることにより所定幅の画像をシート上に
記録する記録手段と、前記読取り手段が主走査を終えた
後、前記読取り手段を副走査方向に前記所定画素数分よ
りも少ない画素数分移動させ、次の主走査を行わせる制
御手段とを備えたものである。
た所定画素数分のセンサを主走査方向へ移動させること
により原稿の所定幅の画像を読み取る読取り手段と、前
記読取り手段により読み取られた画素の画素データ及び
その画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマー
カで指定された領域を判別する判別手段と、前記判別手
段の判別結果に応じて前記読取り手段により読み取られ
た画素の画素データを変換する変換手段と、前記変換手
段からの画素データに応じて副走査方向に配列された所
定画素数分の記録素子を駆動し、前記記録素子を主走査
方向へ移動させることにより所定幅の画像をシート上に
記録する記録手段と、前記読取り手段が主走査を終えた
後、前記読取り手段を副走査方向に前記所定画素数分よ
りも少ない画素数分移動させ、次の主走査を行わせる制
御手段とを備えたものである。
【0017】第13の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記制御手段は、マーカ編集モード時、前記読取
り手段を前記所定画素数分よりも少ない画素数分移動さ
せ、マーカ編集モードでない時、前記読取り手段を前記
所定画素数分移動させ、前記記録手段は、マーカ編集モ
ード時、前記変換手段に変換された画素データに応じて
記録を行い、マーカ編集モードでない時、前記読取り手
段に読み取られた画素データに応じて記録を行うように
したものである。
いて、前記制御手段は、マーカ編集モード時、前記読取
り手段を前記所定画素数分よりも少ない画素数分移動さ
せ、マーカ編集モードでない時、前記読取り手段を前記
所定画素数分移動させ、前記記録手段は、マーカ編集モ
ード時、前記変換手段に変換された画素データに応じて
記録を行い、マーカ編集モードでない時、前記読取り手
段に読み取られた画素データに応じて記録を行うように
したものである。
【0018】第14の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記変換手段は、マーカで指定された領域の色変
換を行うようにしたものである。
いて、前記変換手段は、マーカで指定された領域の色変
換を行うようにしたものである。
【0019】第15の発明では、上記第14の発明にお
いて、前記変換手段は、マーカで指定された黒線の色変
換を行うようにしたものである。
いて、前記変換手段は、マーカで指定された黒線の色変
換を行うようにしたものである。
【0020】第16の発明では、上記第14の発明にお
いて、前記変換手段は、マーカで指定された閉領域内を
色変換するようにしたものである。
いて、前記変換手段は、マーカで指定された閉領域内を
色変換するようにしたものである。
【0021】第17の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記読み取り手段と前記記録手段の動きは同期す
るようにしたものである。
いて、前記読み取り手段と前記記録手段の動きは同期す
るようにしたものである。
【0022】第18の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記読み取り手段はカラーセンサを含むようにし
たものである。
いて、前記読み取り手段はカラーセンサを含むようにし
たものである。
【0023】第19の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記記録手段はインクジェット記録を行うように
したものである。
いて、前記記録手段はインクジェット記録を行うように
したものである。
【0024】第20の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記判別手段は、前記センサの両端付近の画素の
画素データは前記周囲の画素データとして用い、前記両
端付近以外の画素の画素データは変換されるべき画素デ
ータとして用いるようにしたものである。
いて、前記判別手段は、前記センサの両端付近の画素の
画素データは前記周囲の画素データとして用い、前記両
端付近以外の画素の画素データは変換されるべき画素デ
ータとして用いるようにしたものである。
【0025】第21の発明では、上記第12の発明にお
いて、更に、前記読み取り手段の主走査方向の画素デー
タを記憶する記憶手段を有し、前記判別手段は、前記記
憶手段に記憶された画素データを前記周囲の画素データ
として用いるようにしたものである。
いて、更に、前記読み取り手段の主走査方向の画素デー
タを記憶する記憶手段を有し、前記判別手段は、前記記
憶手段に記憶された画素データを前記周囲の画素データ
として用いるようにしたものである。
【0026】第22の発明では、原稿の画像を読み取
り、原稿にマーカで指定された領域を判別し、判別され
た領域の画像の変換を行い、変換された画像を読み取り
に同期して記録する画像処理装置において、原稿の画像
中の線よりも広いマーカでマーキングされた画像を読み
取ったことに応じて、その線がマーカで指定された領域
であると判定する判定手段を備えたものである。
り、原稿にマーカで指定された領域を判別し、判別され
た領域の画像の変換を行い、変換された画像を読み取り
に同期して記録する画像処理装置において、原稿の画像
中の線よりも広いマーカでマーキングされた画像を読み
取ったことに応じて、その線がマーカで指定された領域
であると判定する判定手段を備えたものである。
【0027】第23の発明では、上記第22の発明にお
いて、前記線は黒線であり、マーキングされた黒線を他
の色の線に変換するようにしたものである。
いて、前記線は黒線であり、マーキングされた黒線を他
の色の線に変換するようにしたものである。
【0028】第24の発明では、上記第22の発明にお
いて、画像は多値画像としたものである。
いて、画像は多値画像としたものである。
【0029】第25の発明では、原稿の画像を読み取
り、原稿にマーカで指定された領域を判別し、判別され
た領域の画像の変換を行い、変換された画像を読み取り
に同期して記録する画像処理装置において、原稿の画像
中の閉じた線の内側に沿ってマーカでマーキングされた
画像を読み取ったことに応じて、その閉じた線がマーカ
で指定された領域であると判定する判定手段を備えたも
のである。
り、原稿にマーカで指定された領域を判別し、判別され
た領域の画像の変換を行い、変換された画像を読み取り
に同期して記録する画像処理装置において、原稿の画像
中の閉じた線の内側に沿ってマーカでマーキングされた
画像を読み取ったことに応じて、その閉じた線がマーカ
で指定された領域であると判定する判定手段を備えたも
のである。
【0030】第26の発明では、上記第25の発明にお
いて、前記閉じた線の内側をペイントするものである。
いて、前記閉じた線の内側をペイントするものである。
【0031】第27の発明では、上記第25の発明にお
いて、前記閉じた線は黒線としたものである。
いて、前記閉じた線は黒線としたものである。
【0032】第28の発明では、上記第25の発明にお
いて、前記閉じた線とマークの隙間を補正するものであ
る。
いて、前記閉じた線とマークの隙間を補正するものであ
る。
【0033】第29の発明では、上記第25の発明にお
いて、画像は多値画像としたものである。
いて、画像は多値画像としたものである。
【0034】第30の発明では、副走査方向に配列され
た所定画素数分のセンサを主走査方向へ移動させること
により原稿の所定幅の画像を読み取る読取り処理と、前
記読取り処理により読み取られた画素の画素データ及び
その画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマー
カで指定された領域を判別する判別処理と、前記判別処
理の判別結果に応じて前記読取り処理により読み取られ
た画素の画素データを変換する変換処理と、前記変換処
理によって得られた画素データに応じて副走査方向に配
列された所定画素数分の記録素子を駆動し、前記記録素
子を主走査方向へ移動させることにより所定幅の画像を
シート上に記録する記録処理と、前記読取り処理が主走
査を終えた後、前記読取り処理を副走査方向に前記所定
画素数分よりも少ない画素数分移動させ、次の主走査を
行わせる制御処理とを有するものである。
た所定画素数分のセンサを主走査方向へ移動させること
により原稿の所定幅の画像を読み取る読取り処理と、前
記読取り処理により読み取られた画素の画素データ及び
その画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマー
カで指定された領域を判別する判別処理と、前記判別処
理の判別結果に応じて前記読取り処理により読み取られ
た画素の画素データを変換する変換処理と、前記変換処
理によって得られた画素データに応じて副走査方向に配
列された所定画素数分の記録素子を駆動し、前記記録素
子を主走査方向へ移動させることにより所定幅の画像を
シート上に記録する記録処理と、前記読取り処理が主走
査を終えた後、前記読取り処理を副走査方向に前記所定
画素数分よりも少ない画素数分移動させ、次の主走査を
行わせる制御処理とを有するものである。
【0035】第31の発明では、原稿の画像を読み取る
読取り処理と、原稿の画像中の線よりも広いマーカでマ
ーキングされた画像を前記読取り処理により読み取った
ことに応じて、その線がマーカで指定された領域である
と判定する判定処理と、前記判定処理によって判定され
た領域を含めて原稿にマーカで指定された領域の判別を
行う領域判別処理と、前記領域判別処理により判別され
た領域の画像の変換を行う画像変換処理と、前記画像変
換処理により変換された画像を前記読み取り処理に同期
して記録する記録処理とを有するものである。
読取り処理と、原稿の画像中の線よりも広いマーカでマ
ーキングされた画像を前記読取り処理により読み取った
ことに応じて、その線がマーカで指定された領域である
と判定する判定処理と、前記判定処理によって判定され
た領域を含めて原稿にマーカで指定された領域の判別を
行う領域判別処理と、前記領域判別処理により判別され
た領域の画像の変換を行う画像変換処理と、前記画像変
換処理により変換された画像を前記読み取り処理に同期
して記録する記録処理とを有するものである。
【0036】第32の発明では、原稿の画像を読み取る
読取り処理と、原稿の画像中の閉じた線の内側に沿って
マーカでマーキングされた画像を前記読取り処理により
読み取ったことに応じて、その閉じた線がマーカで指定
された領域であると判定する判定処理と、前記判定処理
によって判定された領域を含めて原稿にマーカで指定さ
れた領域の判別を行う領域判別処理と、前記領域判別処
理により判別された領域の画像の変換を行う画像変換処
理と、前記画像変換処理により変換された画像を前記読
み取り処理に同期して記録する記録処理とを有するもの
である。
読取り処理と、原稿の画像中の閉じた線の内側に沿って
マーカでマーキングされた画像を前記読取り処理により
読み取ったことに応じて、その閉じた線がマーカで指定
された領域であると判定する判定処理と、前記判定処理
によって判定された領域を含めて原稿にマーカで指定さ
れた領域の判別を行う領域判別処理と、前記領域判別処
理により判別された領域の画像の変換を行う画像変換処
理と、前記画像変換処理により変換された画像を前記読
み取り処理に同期して記録する記録処理とを有するもの
である。
【0037】
【作用】上記構成により第1〜第4の発明によれば、読
み取りセンサにより白黒原稿にカラーマーキングした原
稿をシリアルスキャン方式で読み取り、読み取りセンサ
の1ライン前の処理情報(例えば主走査方向の処理済み
画素の遅延データ)と孤立コード除去手段の出力データ
(読み取りで得られた入力画素データ)とに基づき、印
字色を決定するマーカー編集を施して出力する。これに
より、シリアルスキャン方式でマーカー編集を行うこと
が可能となり、前記1ライン前の処理情報を記憶する必
要最小限の小容量メモリで、且つプリスキャンを行わず
にリアルタイムでマーカー編集ができる。
み取りセンサにより白黒原稿にカラーマーキングした原
稿をシリアルスキャン方式で読み取り、読み取りセンサ
の1ライン前の処理情報(例えば主走査方向の処理済み
画素の遅延データ)と孤立コード除去手段の出力データ
(読み取りで得られた入力画素データ)とに基づき、印
字色を決定するマーカー編集を施して出力する。これに
より、シリアルスキャン方式でマーカー編集を行うこと
が可能となり、前記1ライン前の処理情報を記憶する必
要最小限の小容量メモリで、且つプリスキャンを行わず
にリアルタイムでマーカー編集ができる。
【0038】第5の発明によれば、マーカー編集処理を
行う場合と行わない場合で、印字に使用する画素数を切
換えるようにしたので、読み取りセンサの画素が有効に
使用される。
行う場合と行わない場合で、印字に使用する画素数を切
換えるようにしたので、読み取りセンサの画素が有効に
使用される。
【0039】第6〜第11の発明によれば、出力コード
を多値データに変換する際に、例えば出力色テーブルを
持つようにして、任意に該出力色テーブルを書換えるこ
とにより、一種類の原稿から複数種の出力を得ることが
できる。
を多値データに変換する際に、例えば出力色テーブルを
持つようにして、任意に該出力色テーブルを書換えるこ
とにより、一種類の原稿から複数種の出力を得ることが
できる。
【0040】第12〜第21の発明によれば、原稿の所
定幅の画像を読み取り、所定幅の画像を記録する装置に
おいて、大きなメモリを使わずにマーカ編集を正確に行
うことができる。
定幅の画像を読み取り、所定幅の画像を記録する装置に
おいて、大きなメモリを使わずにマーカ編集を正確に行
うことができる。
【0041】第22〜第29の発明によれば、原稿の読
取りに同期して画像の記録を行う装置において、大きな
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
取りに同期して画像の記録を行う装置において、大きな
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
【0042】第30の発明によれば、大きなメモリを使
わずにマーカ編集を正確に行うことができる。
わずにマーカ編集を正確に行うことができる。
【0043】第31及び第32の発明によれば、大きな
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
【0044】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0045】図1は本発明に係る画像処理装置(フルカ
ラー複写機)の第1実施例の概略構成を示すブロック
図、及び図2は図1に示す装置で実施されるマーカー編
集の仕様を示す図である。
ラー複写機)の第1実施例の概略構成を示すブロック
図、及び図2は図1に示す装置で実施されるマーカー編
集の仕様を示す図である。
【0046】モノクロ原稿にカラーマーカーで色付けし
てマーカー編集を行うと、例えば図2に示すような出力
が得られる。 (1)原稿の所定の閉区間を塗りつぶしたい場合は、そ
の閉区間の内側をマーキングすれば(例えば、黒線から
1mm以内に隣接してマーキングする)、閉区間内が色
で塗りつぶされた出力を得ることができる(図2
(a))。 (2)原稿の黒線の色を変換したい場合は、その黒線を
包含する形(例えば、黒線の周りを1mm以上の幅で塗
りつぶす)でマーキングすれば、黒線がマーカーの色で
置き換えられる(図2(b))。 (3)以上(1)及び(2)の場合の両方を行いたい場
合は、前記(1)及び(2)の複合形で閉区間内を塗り
つぶすようにすれば、マーカーで包含された部分の色は
マーカー色に置換される(図2(c))。
てマーカー編集を行うと、例えば図2に示すような出力
が得られる。 (1)原稿の所定の閉区間を塗りつぶしたい場合は、そ
の閉区間の内側をマーキングすれば(例えば、黒線から
1mm以内に隣接してマーキングする)、閉区間内が色
で塗りつぶされた出力を得ることができる(図2
(a))。 (2)原稿の黒線の色を変換したい場合は、その黒線を
包含する形(例えば、黒線の周りを1mm以上の幅で塗
りつぶす)でマーキングすれば、黒線がマーカーの色で
置き換えられる(図2(b))。 (3)以上(1)及び(2)の場合の両方を行いたい場
合は、前記(1)及び(2)の複合形で閉区間内を塗り
つぶすようにすれば、マーカーで包含された部分の色は
マーカー色に置換される(図2(c))。
【0047】次に、これらの処理を実現するための画像
処理装置の構成を説明する。
処理装置の構成を説明する。
【0048】図1において、図中1は原稿画像を読み取
ってRGBデータを出力するCCDラインセンサ(スキ
ャナ)であり、その出力側には、該RGBデータを増幅
するアンプ回路2と、増幅されたRGBデータを8ビッ
トのディジタル値に量子化するA/D変換器3と、量子
化されたRGBデータをシェーディング補正するシェー
ディング補正回路4と、読み取られたRGBデータの位
置ずれを補正する色ずれ補正回路5と、このRGBデー
タから黒文字を検出して黒文字信号を生成する黒文字検
出回路6と、後述するマーカー編集を行うマーカー編集
回路7とが順次接続されている。
ってRGBデータを出力するCCDラインセンサ(スキ
ャナ)であり、その出力側には、該RGBデータを増幅
するアンプ回路2と、増幅されたRGBデータを8ビッ
トのディジタル値に量子化するA/D変換器3と、量子
化されたRGBデータをシェーディング補正するシェー
ディング補正回路4と、読み取られたRGBデータの位
置ずれを補正する色ずれ補正回路5と、このRGBデー
タから黒文字を検出して黒文字信号を生成する黒文字検
出回路6と、後述するマーカー編集を行うマーカー編集
回路7とが順次接続されている。
【0049】さらに、マーカー編集回路7の出力側に
は、拡大縮小の変倍を行う変倍回路8と、後述する空間
フィルタ回路13や2値化回路15で用いられる制御信
号を生成する制御信号生成回路9と、LOGテーブルに
従ってLOG変換を行うLOG変換回路10と、LOG
変換後のCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)データ
の中の最小値を抽出する最小値抽出回路11と、行列演
算によりマスキングとUCRを行うマスキング・UCR
回路12と、エッジ強調またはスムージング処理を行う
空間フィルタ回路13と、ガンマテーブルに従ってガン
マ変換するガンマ変換回路14と、ディザ法などで8ビ
ットの多値データを2値化する2値化回路15と、イン
クジェットヘッドのCMYK4色用の各ヘッド間のイン
ク吐出のタイミング調整をするヘッドタイミング調整回
路16と、調整されたヘッドを駆動するヘッドドライバ
回路17とが順次接続され、そして、ヘッドドライバ回
路17の出力側に4色(CMYK)のインクジェットヘ
ッド18が接続されている。
は、拡大縮小の変倍を行う変倍回路8と、後述する空間
フィルタ回路13や2値化回路15で用いられる制御信
号を生成する制御信号生成回路9と、LOGテーブルに
従ってLOG変換を行うLOG変換回路10と、LOG
変換後のCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)データ
の中の最小値を抽出する最小値抽出回路11と、行列演
算によりマスキングとUCRを行うマスキング・UCR
回路12と、エッジ強調またはスムージング処理を行う
空間フィルタ回路13と、ガンマテーブルに従ってガン
マ変換するガンマ変換回路14と、ディザ法などで8ビ
ットの多値データを2値化する2値化回路15と、イン
クジェットヘッドのCMYK4色用の各ヘッド間のイン
ク吐出のタイミング調整をするヘッドタイミング調整回
路16と、調整されたヘッドを駆動するヘッドドライバ
回路17とが順次接続され、そして、ヘッドドライバ回
路17の出力側に4色(CMYK)のインクジェットヘ
ッド18が接続されている。
【0050】図19で示すように、スキャナ1は副走査
方向に関して128画素読取り可能で、主走査方向にス
キャンする。また、インクジェットヘッド18は副走査
方向に128画素分のノズルを持ち、主走査方向にC,
M,Y,Kの順にノズルが配列されている。インクジェ
ットヘッド18は主走査方向に移動しながらスキャナ1
のスキャンに同期して各色の印字を行う。読取りと記録
が同期して行われるので、大きなメモリを持たなくても
良く装置が安価になる。
方向に関して128画素読取り可能で、主走査方向にス
キャンする。また、インクジェットヘッド18は副走査
方向に128画素分のノズルを持ち、主走査方向にC,
M,Y,Kの順にノズルが配列されている。インクジェ
ットヘッド18は主走査方向に移動しながらスキャナ1
のスキャンに同期して各色の印字を行う。読取りと記録
が同期して行われるので、大きなメモリを持たなくても
良く装置が安価になる。
【0051】図3は、図1中のマーカー編集回路7の内
部構成を示すブロック図である。
部構成を示すブロック図である。
【0052】スキャナにより読み取られたRGBデータ
にLOG変換処理が加えられ、1画素単位にCMYの3
色のデータセット(CMY各8ビット)として入力され
る。このCMYの各データは8ビット(0〜255)の
値を持つ。ただし、マーカー編集処理を行う場合、LO
G変換回路10及びマスキング・UCR回路12はスル
ー状態となる。
にLOG変換処理が加えられ、1画素単位にCMYの3
色のデータセット(CMY各8ビット)として入力され
る。このCMYの各データは8ビット(0〜255)の
値を持つ。ただし、マーカー編集処理を行う場合、LO
G変換回路10及びマスキング・UCR回路12はスル
ー状態となる。
【0053】このCMYデータは、まず、マーカー色判
別回路21の中の白黒判別回路21Aに入力される。こ
の白黒判別回路21Aでは、白黒の各閾値を持ってお
り、CMY各値の全てが白の閾値以下であるならば、そ
の画素は白と判断される。または、各値の全てが黒の閾
値以上であるならば、黒と判断される。これらにより、
白あるいは黒と判断された画素については判定色コード
化回路21Dでコード化される。
別回路21の中の白黒判別回路21Aに入力される。こ
の白黒判別回路21Aでは、白黒の各閾値を持ってお
り、CMY各値の全てが白の閾値以下であるならば、そ
の画素は白と判断される。または、各値の全てが黒の閾
値以上であるならば、黒と判断される。これらにより、
白あるいは黒と判断された画素については判定色コード
化回路21Dでコード化される。
【0054】白黒以外の色と判断された画素は主色抽出
回路21Bへ入力される。この主色抽出回路21Bで
は、CMYの成分中、どの成分が最大であるかを出力す
る。この最大成分を主色とする。次に色判定回路21C
で色判別が行われる。
回路21Bへ入力される。この主色抽出回路21Bで
は、CMYの成分中、どの成分が最大であるかを出力す
る。この最大成分を主色とする。次に色判定回路21C
で色判別が行われる。
【0055】その判別方法は、CMY各成分の比で色を
決定するものであり、前記主色抽出回路21Bで得られ
た主色成分に対する残りの2成分との比を求め、図4に
示されるCMY成分と判定色の関係に基づいて、判定色
を決定する。例えば、主色がM(マゼンタ)でC(シア
ン)がその3/8以下、かつY(イエロー)がその5/
8以下ならば、図4(b)に従ってその画素をP(ピン
ク)と判定する。また、CMYデータがほぼ1:1:1
の比である部分は黒と判断する(図4(a),(b),
(c)の右上部分)。これは黒の閾値レベルに達してい
なくて白黒判別からもれた薄い黒(グレー)も黒と判断
するためである。つまり、黒については2段階で判断し
ていることになる。判定色を決定するにはルックアップ
テーブルを参照するようにしてもよいし、コンパレータ
で決定するようにしてもよい。なお、判定にCMYの成
分比を用いた理由として各色毎に特定のCMY比を持っ
ており、かつその値が、色の濃淡に対してほぼ一定であ
ることがあげられる。
決定するものであり、前記主色抽出回路21Bで得られ
た主色成分に対する残りの2成分との比を求め、図4に
示されるCMY成分と判定色の関係に基づいて、判定色
を決定する。例えば、主色がM(マゼンタ)でC(シア
ン)がその3/8以下、かつY(イエロー)がその5/
8以下ならば、図4(b)に従ってその画素をP(ピン
ク)と判定する。また、CMYデータがほぼ1:1:1
の比である部分は黒と判断する(図4(a),(b),
(c)の右上部分)。これは黒の閾値レベルに達してい
なくて白黒判別からもれた薄い黒(グレー)も黒と判断
するためである。つまり、黒については2段階で判断し
ていることになる。判定色を決定するにはルックアップ
テーブルを参照するようにしてもよいし、コンパレータ
で決定するようにしてもよい。なお、判定にCMYの成
分比を用いた理由として各色毎に特定のCMY比を持っ
ており、かつその値が、色の濃淡に対してほぼ一定であ
ることがあげられる。
【0056】色判定回路21Cからの出力は判定色コー
ド化回路21Dにより図5に示すように4ビットの色コ
ードに変換され、マーカー色判定回路21Cから孤立色
除去回路22へ送られる。この孤立色除去回路22にお
ける孤立色除去処理は、図6に示すように注目画素を中
心にした周りの3×3のマトリクス上の画素を見て中央
の注目画素の色を決定する。まず、注目画素*の色が画
素Aの色と同じでなく、且つ注目画素*の色が画素Hの
色と同じでない場合、注目画素*の色を仮に画素Aの色
とする。この処理を(1)として、これと同様に以下に
示す処理によって注目画素*の色を決定する。
ド化回路21Dにより図5に示すように4ビットの色コ
ードに変換され、マーカー色判定回路21Cから孤立色
除去回路22へ送られる。この孤立色除去回路22にお
ける孤立色除去処理は、図6に示すように注目画素を中
心にした周りの3×3のマトリクス上の画素を見て中央
の注目画素の色を決定する。まず、注目画素*の色が画
素Aの色と同じでなく、且つ注目画素*の色が画素Hの
色と同じでない場合、注目画素*の色を仮に画素Aの色
とする。この処理を(1)として、これと同様に以下に
示す処理によって注目画素*の色を決定する。
【0057】(1)*≠Aかつ*≠H → *=A (2)*≠Cかつ*≠F → *=C (3)*≠Dかつ*≠E → *=D (4)*≠Bかつ*≠G → *=B この(1)〜(4)の順番で実行され、条件に合えば注
目画素が変更される。そして、遅延回路22Aは注目画
素の周り8画素を記憶しておくための回路であり、比較
回路22Bは上記の画素間の色の比較を行う回路であ
る。注目画素が左あるいは上の画素に従って変更される
理由は、主走査方向が左→右、副走査方向が上→下であ
るために、注目画素が決定される時点で、それより左あ
るいは上の画素は、孤立色除去処理が終了しており、処
理終了後の画素に従って注目画素を変更するためであ
る。この処理により、ノイズの多い画素に対してはノイ
ズを除去することができる。
目画素が変更される。そして、遅延回路22Aは注目画
素の周り8画素を記憶しておくための回路であり、比較
回路22Bは上記の画素間の色の比較を行う回路であ
る。注目画素が左あるいは上の画素に従って変更される
理由は、主走査方向が左→右、副走査方向が上→下であ
るために、注目画素が決定される時点で、それより左あ
るいは上の画素は、孤立色除去処理が終了しており、処
理終了後の画素に従って注目画素を変更するためであ
る。この処理により、ノイズの多い画素に対してはノイ
ズを除去することができる。
【0058】しかし、この処理を加えると1画素単位の
細線が除去される可能性があり、細い黒文字の再現性が
問題となるので、黒画素に対しては孤立色除去処理を適
用するモードと適用しないモードの2つのモードを持
つ。この孤立色除去回路22の出力は、4ビットの色コ
ードとして、領域判別回路23に入力される。
細線が除去される可能性があり、細い黒文字の再現性が
問題となるので、黒画素に対しては孤立色除去処理を適
用するモードと適用しないモードの2つのモードを持
つ。この孤立色除去回路22の出力は、4ビットの色コ
ードとして、領域判別回路23に入力される。
【0059】次に、領域判別回路23の説明をする。
【0060】この領域判定回路23Aを有する領域判別
回路23は、画像の各画素が4つのモードのうちのどの
モードであるかを決定するものである。4つのモードは
ノーマルモード、ペイントモード、ラインモード、及び
ペイント内ラインモードである。ノーマルモードは、何
もしないモードであり初期値はこのモードに設定されて
いる。ペイントモードは、図2(a)に示すように閉区
間内を塗りつぶすモードであり、但し、境界の黒線上は
ノーマルモードとする。ラインモードは、図2(b)に
示すように黒線を色に置き換えるモードである。ペイン
ト内ラインモードは、図2(c)に示すように前記ペイ
ントモード及びラインモードの複合形でありペイントモ
ード内のラインモードのことをペイント内ラインモード
と呼ぶ。
回路23は、画像の各画素が4つのモードのうちのどの
モードであるかを決定するものである。4つのモードは
ノーマルモード、ペイントモード、ラインモード、及び
ペイント内ラインモードである。ノーマルモードは、何
もしないモードであり初期値はこのモードに設定されて
いる。ペイントモードは、図2(a)に示すように閉区
間内を塗りつぶすモードであり、但し、境界の黒線上は
ノーマルモードとする。ラインモードは、図2(b)に
示すように黒線を色に置き換えるモードである。ペイン
ト内ラインモードは、図2(c)に示すように前記ペイ
ントモード及びラインモードの複合形でありペイントモ
ード内のラインモードのことをペイント内ラインモード
と呼ぶ。
【0061】この領域判定処理は、図7のようにして行
われる。スキャナは副走査方向に128画素読取り可能
であり、現在の各画素について読み取って色判定した色
データ及び主走査方向に関して1つ前の画素の遅延デー
タが領域判別回路23のFIFOメモリに記憶される。
遅延データには、ペイントモード時の色を決定するペイ
ント決定色、ラインモードあるいはペイント内ラインモ
ード時の色を決定するライン決定色、領域モード、セン
サ移動方向(主走査方向)の黒画素から1つ前の画素ま
での距離を記憶しておく横黒距離カウンタ(予め設定さ
れた距離まではカウントが行われる。等倍コピーでは1
6画素(=1mm幅)分のカウントでフルカウントにな
る。)のカウント値、横方向(主走査方向)の色画素か
ら1つ前の画素のまで距離を記憶しておく横色カウンタ
のカウント値、及び1ライン前に読み込んだ画素の色で
ある前色がある。これらの遅延データと読み込まれた現
在の色データのあらゆる組み合わせにより、スキャンさ
れた各画素の印字色を決定する。また、現在の128画
素文の色データのうち、上から16画素、下から16画
素は図14(b)に示されるように、注目画素から1m
mの範囲内の画素の色を把握するためのカウンタに用い
られる。つまり、スキャンされた128画素中96画素
が編集されてインクジェットヘッドによって記録され
る。従って、マーカ編集モード時、スキャナは1スキャ
ン終えると96画素分下へ移動して次のスキャンを行
う。
われる。スキャナは副走査方向に128画素読取り可能
であり、現在の各画素について読み取って色判定した色
データ及び主走査方向に関して1つ前の画素の遅延デー
タが領域判別回路23のFIFOメモリに記憶される。
遅延データには、ペイントモード時の色を決定するペイ
ント決定色、ラインモードあるいはペイント内ラインモ
ード時の色を決定するライン決定色、領域モード、セン
サ移動方向(主走査方向)の黒画素から1つ前の画素ま
での距離を記憶しておく横黒距離カウンタ(予め設定さ
れた距離まではカウントが行われる。等倍コピーでは1
6画素(=1mm幅)分のカウントでフルカウントにな
る。)のカウント値、横方向(主走査方向)の色画素か
ら1つ前の画素のまで距離を記憶しておく横色カウンタ
のカウント値、及び1ライン前に読み込んだ画素の色で
ある前色がある。これらの遅延データと読み込まれた現
在の色データのあらゆる組み合わせにより、スキャンさ
れた各画素の印字色を決定する。また、現在の128画
素文の色データのうち、上から16画素、下から16画
素は図14(b)に示されるように、注目画素から1m
mの範囲内の画素の色を把握するためのカウンタに用い
られる。つまり、スキャンされた128画素中96画素
が編集されてインクジェットヘッドによって記録され
る。従って、マーカ編集モード時、スキャナは1スキャ
ン終えると96画素分下へ移動して次のスキャンを行
う。
【0062】その組み合わせの詳細例(マーカー編集領
域モード判定条件)を図8〜図10に示す。
域モード判定条件)を図8〜図10に示す。
【0063】図の左側の遅延データ、入力データ、カウ
ンタに従って判定する。なお、カウンタの欄の0はフル
カウントでないことを示し、1はフルカウントであるこ
とを示す。また、空欄のところはどの様な条件でもよい
ことを示す。
ンタに従って判定する。なお、カウンタの欄の0はフル
カウントでないことを示し、1はフルカウントであるこ
とを示す。また、空欄のところはどの様な条件でもよい
ことを示す。
【0064】例えば、前色が白でペイントモードにあ
り、今色が色の場合、縦横の黒カウンタを見て、どちら
か一方でもFULLでなければ、注目画素はペイントモ
ードになり、今色を印字し、ペイント決定色に今色をセ
ットするといった手順で処理を進める。これにより、マ
ーキングを厳密に黒に隣接しなくても、隙間1mm以内
であれば、黒に隣接していると見做して処理を行うこと
ができる。ここで、マーキングの条件に、はみ出しでは
なく、隙間を採用した理由は、隙間は広すぎた場合にも
う一度修正することが可能であるが、はみ出しは修正が
できないからである。
り、今色が色の場合、縦横の黒カウンタを見て、どちら
か一方でもFULLでなければ、注目画素はペイントモ
ードになり、今色を印字し、ペイント決定色に今色をセ
ットするといった手順で処理を進める。これにより、マ
ーキングを厳密に黒に隣接しなくても、隙間1mm以内
であれば、黒に隣接していると見做して処理を行うこと
ができる。ここで、マーキングの条件に、はみ出しでは
なく、隙間を採用した理由は、隙間は広すぎた場合にも
う一度修正することが可能であるが、はみ出しは修正が
できないからである。
【0065】例えば図20のようにマーカが付けられて
いた場合、誤動作するため、この領域判別処理では、尾
引き処理を追加して、その問題点を回避している。図1
1において、注目画素(今色)が白で前色が色でペイン
トモードのとき、縦横いずれか一方でも黒から近ければ
(図中の黒画素からの距離A,B,Cのいずれかが1m
m以内)、今色が白である注目画素の色を前色に置き換
える。これを尾引き処理という。この処理は、最終的に
図8〜図10に示すマーカー編集領域モード判定条件に
反映されている。
いた場合、誤動作するため、この領域判別処理では、尾
引き処理を追加して、その問題点を回避している。図1
1において、注目画素(今色)が白で前色が色でペイン
トモードのとき、縦横いずれか一方でも黒から近ければ
(図中の黒画素からの距離A,B,Cのいずれかが1m
m以内)、今色が白である注目画素の色を前色に置き換
える。これを尾引き処理という。この処理は、最終的に
図8〜図10に示すマーカー編集領域モード判定条件に
反映されている。
【0066】以上に述べた処理の後に、印字色データが
4ビットの色コードとして出力変換回路24に入力され
る。このデータは、セレクタ24Aにより領域判定する
前の色コードと切り換えられて、濃度生成・印字色判定
回路24Bに入力される。セレクタ24Aの機能は、後
に詳細するが色判定のみを行ってそのまま印字するモー
ドを持つためにある。
4ビットの色コードとして出力変換回路24に入力され
る。このデータは、セレクタ24Aにより領域判定する
前の色コードと切り換えられて、濃度生成・印字色判定
回路24Bに入力される。セレクタ24Aの機能は、後
に詳細するが色判定のみを行ってそのまま印字するモー
ドを持つためにある。
【0067】濃度生成・印字色判定回路24Bは、4ビ
ットの色コードを予め設定されたテーブルでCMYKの
データに変換する回路である。また、黒に関してはハー
フトーン出力を実現するため、FIFOにより遅延され
た生のMのデータを用いる(CMYK全てを用いるのが
理想であるが、Mが黒の濃度に対応するのでMだけで十
分である。)。黒をハーフトーン出力する理由は細線が
太くならないようにするためである。
ットの色コードを予め設定されたテーブルでCMYKの
データに変換する回路である。また、黒に関してはハー
フトーン出力を実現するため、FIFOにより遅延され
た生のMのデータを用いる(CMYK全てを用いるのが
理想であるが、Mが黒の濃度に対応するのでMだけで十
分である。)。黒をハーフトーン出力する理由は細線が
太くならないようにするためである。
【0068】この出力変換には、標準バックモード、標
準ブルーバックモード、及び特別ブルーバックモードの
3種類のモードがある。標準バックモードは、領域判定
回路23Aで生成された色コードを図12に示すCMY
Kデータの出力テーブルで変換して出力するモードであ
る。標準ブルーバックモードは、前記標準バックモード
の白の部分をブルーで、黒の部分を白で出力するもの
で、OHP原稿作成時などに使用できる。また特別ブル
ーバックモードは、標準ブルーバックモードとほぼ同じ
であるが、ペイントモード内の黒だけはそのまま黒で出
力するモードである。これらのモードは図示しない操作
部で切り換えることができる。
準ブルーバックモード、及び特別ブルーバックモードの
3種類のモードがある。標準バックモードは、領域判定
回路23Aで生成された色コードを図12に示すCMY
Kデータの出力テーブルで変換して出力するモードであ
る。標準ブルーバックモードは、前記標準バックモード
の白の部分をブルーで、黒の部分を白で出力するもの
で、OHP原稿作成時などに使用できる。また特別ブル
ーバックモードは、標準ブルーバックモードとほぼ同じ
であるが、ペイントモード内の黒だけはそのまま黒で出
力するモードである。これらのモードは図示しない操作
部で切り換えることができる。
【0069】出力変換の詳細は、図13に示す通りであ
る。図12の出力色テーブルと係数A,B,Cを使用し
て計算される。係数A,B,Cはそれぞれ黒や色の濃度
を調整できるように、自由に設定することができる。原
稿で黒の部分はハーフトーン処理するので、印字色が黒
あるいはラインモードで色の部分は、Mの生データの濃
度を利用して出力データを決定する。これは、原稿の黒
の部分の細線が太くならないようにするためである。な
お、図13中において、「濃度」=「注目画素のマゼン
ダ値」(4ビット縮退)であり、「反転濃度」=「黒テ
ーブル」−「注目画素のマゼンダ値」×Cとなる。
る。図12の出力色テーブルと係数A,B,Cを使用し
て計算される。係数A,B,Cはそれぞれ黒や色の濃度
を調整できるように、自由に設定することができる。原
稿で黒の部分はハーフトーン処理するので、印字色が黒
あるいはラインモードで色の部分は、Mの生データの濃
度を利用して出力データを決定する。これは、原稿の黒
の部分の細線が太くならないようにするためである。な
お、図13中において、「濃度」=「注目画素のマゼン
ダ値」(4ビット縮退)であり、「反転濃度」=「黒テ
ーブル」−「注目画素のマゼンダ値」×Cとなる。
【0070】出力データは、図12に示すしたような出
力色テーブルで変換されるので、このテーブルを変換す
れば、任意の色を多値で出力することができる(例えば
ブルーバックテーブルにグリーンを設定しておけば、グ
リーンバックモードを作ることができる。)以上の処理
を終えたCMYKデータは、図1に示す変倍回路8、マ
スキング・UCR回路12や2値化回路15など回路で
変倍、マスキングや2値化などの処理が施された後、イ
ンクジェットヘッド18に送られて記録紙上に印字され
る。
力色テーブルで変換されるので、このテーブルを変換す
れば、任意の色を多値で出力することができる(例えば
ブルーバックテーブルにグリーンを設定しておけば、グ
リーンバックモードを作ることができる。)以上の処理
を終えたCMYKデータは、図1に示す変倍回路8、マ
スキング・UCR回路12や2値化回路15など回路で
変倍、マスキングや2値化などの処理が施された後、イ
ンクジェットヘッド18に送られて記録紙上に印字され
る。
【0071】以上の如く、本実施例では、シリアルスキ
ャン方式でマーカー編集が可能となり、主査方向の処理
済み画素の遅延データを記憶する小容量のメモリでマー
カー編集ができる。さらに、マーキング手法も、隙間を
許すアルゴリズムになっており、多少雑なマーキングに
も対応することができる。
ャン方式でマーカー編集が可能となり、主査方向の処理
済み画素の遅延データを記憶する小容量のメモリでマー
カー編集ができる。さらに、マーキング手法も、隙間を
許すアルゴリズムになっており、多少雑なマーキングに
も対応することができる。
【0072】なお、本実施例は種々の変形が可能であ
り、例えばその変形例として次のようなものがある。 (1)上記実施例では、縦カウンタがあるために、ヘッ
ドの両端1mmをカウンタ計算のために使用しなければ
ならない。そこで、隙間を許さない処理系にすれば、マ
ーキングを厳密に行うという前提でカウンタの必要がな
くなり、アルゴリズムもより簡単なものでマーカー編集
を実現できる。さらに、カウンタ計算のためだけに使用
されていたヘッド部分を印字に使用することができ、印
字幅が広がり、コピーのスループットが向上する。ま
た、アルゴリズムが簡略化するため、ハードウェアを小
さくすることができる。 (2)上記実施例では、ペイント、ライン、ペイント内
ラインの各モードを自動判定している。しかし、原稿内
にペイントモードだけといったように単一なモードしか
存在しないような場合を考慮して、次のような4つのモ
ードを持つようにしてもよい。すなわち、領域自動判定
モード、ペイント決め打ちモード、ライン決め打ちモー
ド、及び色変換モードを設ける。領域自動判定モード
は、上記実施例ので説明した内容であり、ペイント決め
打ちモード及びライン決め打ちモードは、色が存在すれ
ばペイントあるいはラインモードであると固定してしま
うモードである。また、色変換モードは、上記実施例で
も述べたが、マーカーの色と判断した部分だけを出力変
換テーブルの対応する値に置き換えて出力するモードで
ある。これらのモードは、図示しない操作部から切換可
能である。
り、例えばその変形例として次のようなものがある。 (1)上記実施例では、縦カウンタがあるために、ヘッ
ドの両端1mmをカウンタ計算のために使用しなければ
ならない。そこで、隙間を許さない処理系にすれば、マ
ーキングを厳密に行うという前提でカウンタの必要がな
くなり、アルゴリズムもより簡単なものでマーカー編集
を実現できる。さらに、カウンタ計算のためだけに使用
されていたヘッド部分を印字に使用することができ、印
字幅が広がり、コピーのスループットが向上する。ま
た、アルゴリズムが簡略化するため、ハードウェアを小
さくすることができる。 (2)上記実施例では、ペイント、ライン、ペイント内
ラインの各モードを自動判定している。しかし、原稿内
にペイントモードだけといったように単一なモードしか
存在しないような場合を考慮して、次のような4つのモ
ードを持つようにしてもよい。すなわち、領域自動判定
モード、ペイント決め打ちモード、ライン決め打ちモー
ド、及び色変換モードを設ける。領域自動判定モード
は、上記実施例ので説明した内容であり、ペイント決め
打ちモード及びライン決め打ちモードは、色が存在すれ
ばペイントあるいはラインモードであると固定してしま
うモードである。また、色変換モードは、上記実施例で
も述べたが、マーカーの色と判断した部分だけを出力変
換テーブルの対応する値に置き換えて出力するモードで
ある。これらのモードは、図示しない操作部から切換可
能である。
【0073】図14(a),(b)は、本発明の第2実
施例に係る画像処理装置の印字幅切換処理を説明する説
明図である。
施例に係る画像処理装置の印字幅切換処理を説明する説
明図である。
【0074】上記第1実施例においてマーカー編集処理
を行う場合には、センサ配列方向(副走査方向)の黒か
らの距離を計算する縦黒距離カウンタと色からの距離を
計算する縦色距離カウンタのために、両端の所定数画素
を印字に使用することができない。従って、マーカー編
集処理を行う場合は印字幅が減少することはやむをえな
いが、その影響がマーカー編集処理を行わない場合にも
及ぶのは適当でない。そこで、本実施例では、マーカー
編集処理の有無に応じて印字に使用する画素数を変更す
るようにし、センサの画素を有効に使用するものであ
る。なお、装置の全体構成は図1に示すものと同様であ
る。
を行う場合には、センサ配列方向(副走査方向)の黒か
らの距離を計算する縦黒距離カウンタと色からの距離を
計算する縦色距離カウンタのために、両端の所定数画素
を印字に使用することができない。従って、マーカー編
集処理を行う場合は印字幅が減少することはやむをえな
いが、その影響がマーカー編集処理を行わない場合にも
及ぶのは適当でない。そこで、本実施例では、マーカー
編集処理の有無に応じて印字に使用する画素数を変更す
るようにし、センサの画素を有効に使用するものであ
る。なお、装置の全体構成は図1に示すものと同様であ
る。
【0075】センサ1側では、マーカー編集の有無に拘
らず128画素単位で画像を読み込む。印字側では、マ
ーカー編集処理を行う場合は、図14(b)に示すよう
に1画素目から16画素目までと113画素目から12
8画素目まで計32画素をカウンタ計算のために用い
る。そのため、17画素目から112画素目までの92
画素だけが印字される。従って、マーカー編集処理を行
う場合は、センサ側と印字側の両方のヘッドが副走査方
向に対して92画素単位で処理する。
らず128画素単位で画像を読み込む。印字側では、マ
ーカー編集処理を行う場合は、図14(b)に示すよう
に1画素目から16画素目までと113画素目から12
8画素目まで計32画素をカウンタ計算のために用い
る。そのため、17画素目から112画素目までの92
画素だけが印字される。従って、マーカー編集処理を行
う場合は、センサ側と印字側の両方のヘッドが副走査方
向に対して92画素単位で処理する。
【0076】一方、マーカー編集処理を行わない場合は
128画素単位で印字する。つまり、マーカー編集処理
を行う場合には、印字されなかった32画素も印字され
る。マーカー編集処理を行わない場合は、行う場合より
印字速度が1スキャン当り32画素分増加する。このよ
うに、マーカー編集の有無に応じて、128画素単位処
理と96画素単位処理とを切り換えるようにするので、
印字画素を有効に利用できる。
128画素単位で印字する。つまり、マーカー編集処理
を行う場合には、印字されなかった32画素も印字され
る。マーカー編集処理を行わない場合は、行う場合より
印字速度が1スキャン当り32画素分増加する。このよ
うに、マーカー編集の有無に応じて、128画素単位処
理と96画素単位処理とを切り換えるようにするので、
印字画素を有効に利用できる。
【0077】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
る。
【0078】シリアルスキャン方式に適した処理を行う
場合、出力時に色コードと印字色が1対1の関係にある
ため、単一の色味の出力しか得られないという問題があ
る。この点を解決するために、本実施例では、色コード
を印字データに変換するとき、図12に示す出力色テー
ブルを任意に書き換えることにより、複数種の色味の出
力を得ることができるようにしたものである。
場合、出力時に色コードと印字色が1対1の関係にある
ため、単一の色味の出力しか得られないという問題があ
る。この点を解決するために、本実施例では、色コード
を印字データに変換するとき、図12に示す出力色テー
ブルを任意に書き換えることにより、複数種の色味の出
力を得ることができるようにしたものである。
【0079】図15〜図18は、本発明の第3実施例に
係る画像処理装置における濃度生成・印字色判定回路2
4Bの内部構成を示す回路図である。
係る画像処理装置における濃度生成・印字色判定回路2
4Bの内部構成を示す回路図である。
【0080】任意の色コードから任意の多値データに変
換する部分である濃度生成・印字色判定回路24Bの構
成及び動作は次の通りである。
換する部分である濃度生成・印字色判定回路24Bの構
成及び動作は次の通りである。
【0081】図中の「濃度信号」は、M信号のレベルが
濃度レベルに近いのでM信号を用いたものであり、「反
転濃度」は図15の回路によって得られる濃度信号の反
転信号であり、「WHITE」、「CYAN」、……、
「BLACK」は、図12のテーブルに従った多値デー
タであり、「最終色」は前述のマーカ判定によって判定
されたその画素の色の図12のテーブルに従った多値デ
ータである。「印字色」は判定された画素の色が白、
黒、色のいずれであるかを示すものである。
濃度レベルに近いのでM信号を用いたものであり、「反
転濃度」は図15の回路によって得られる濃度信号の反
転信号であり、「WHITE」、「CYAN」、……、
「BLACK」は、図12のテーブルに従った多値デー
タであり、「最終色」は前述のマーカ判定によって判定
されたその画素の色の図12のテーブルに従った多値デ
ータである。「印字色」は判定された画素の色が白、
黒、色のいずれであるかを示すものである。
【0082】乗算器51,52は、決定された印字色コ
ードに対応する出力色テーブルの値(信号A)と注目画
素のMの値である濃度信号の乗算(結果は信号B)を行
っている。セレクタ53は、注目画素の領域に応じて出
力を切換え、その出力がセレクタ54でレジスタ55の
値により、信号Aと信号Bの値のどちらかを選択する。
ードに対応する出力色テーブルの値(信号A)と注目画
素のMの値である濃度信号の乗算(結果は信号B)を行
っている。セレクタ53は、注目画素の領域に応じて出
力を切換え、その出力がセレクタ54でレジスタ55の
値により、信号Aと信号Bの値のどちらかを選択する。
【0083】次に、セレクタ56で印字色に応じて白、
黒、色を選択する。セレクタ57,58は、出力モード
の切換えを行うためのものであり、レジスタ59,60
の値て切換える。フリップフロップ61は信号の同期を
取るためのものである。最終的には、セレクタ58から
の出力が、印字のためのCMYK信号となる。結果的に
濃度信号による変調が行われるので、この濃度信号のパ
ラメータである図13の係数Aを変化させることによ
り、同じ原稿から異なる色合いの原稿を生成することが
できる。
黒、色を選択する。セレクタ57,58は、出力モード
の切換えを行うためのものであり、レジスタ59,60
の値て切換える。フリップフロップ61は信号の同期を
取るためのものである。最終的には、セレクタ58から
の出力が、印字のためのCMYK信号となる。結果的に
濃度信号による変調が行われるので、この濃度信号のパ
ラメータである図13の係数Aを変化させることによ
り、同じ原稿から異なる色合いの原稿を生成することが
できる。
【0084】また、図12に示す出力色テーブルで色変
換を行うので、このテーブルを直接変更すれば、係数A
を変更しなくとも任意の色を出力することができる。例
えば、ピンク色のマーカーで原稿に色付けを行った場
合、予め設定されたピンクの色しか出力できないが、出
力色テーブルのCMYK値を任意の値にすることによ
り、任意のピンク色を出力することができる。もちろ
ん、ピンクの色コードに対応する出力色テーブル部分を
他の色を表現するCMYK値に書き換えれば、他の色で
出力することが可能である。
換を行うので、このテーブルを直接変更すれば、係数A
を変更しなくとも任意の色を出力することができる。例
えば、ピンク色のマーカーで原稿に色付けを行った場
合、予め設定されたピンクの色しか出力できないが、出
力色テーブルのCMYK値を任意の値にすることによ
り、任意のピンク色を出力することができる。もちろ
ん、ピンクの色コードに対応する出力色テーブル部分を
他の色を表現するCMYK値に書き換えれば、他の色で
出力することが可能である。
【0085】以上の処理を終えたCMYKデータは、図
1に示す変倍回路8、マスキング・UCR回路12や2
値化回路15など回路で変倍、マスキングや2値化など
の処理が施された後、図示しないプリンタ部に送られて
印字される。
1に示す変倍回路8、マスキング・UCR回路12や2
値化回路15など回路で変倍、マスキングや2値化など
の処理が施された後、図示しないプリンタ部に送られて
印字される。
【0086】次に、第4実施例について説明する。
【0087】上記第3実施例では、黒と色の部分の濃度
を変えて、色味の異なる原稿を出力するものである。実
際、マーカー編集処理を行いたい原稿はOHPなどに用
いる原稿であることが多い。ここでは、そのOHP原稿
でよく用いられる標準ブルーバックモードについて説明
する。
を変えて、色味の異なる原稿を出力するものである。実
際、マーカー編集処理を行いたい原稿はOHPなどに用
いる原稿であることが多い。ここでは、そのOHP原稿
でよく用いられる標準ブルーバックモードについて説明
する。
【0088】標準ブルーバックモードとは、黒と出力決
定された画素は色に、白と出力決定された画素は青色に
変換するモードである。黒から白への変換は、黒の濃度
情報を残すために、濃度反転により実現される。濃度反
転の回路は、図15に示す回路71,72,73で実現
される。回路71は符号拡張回路であり、その上段は図
13に示す注目画素のMの値と係数Cとの積の値が入力
され、下段では黒の出力色テーブルの値が入力される。
回路72は加算器であるが、実際には図13の反転濃度
算出式の減算の部分を実行している。回路73は、回路
72の出力結果が0以下の場合に0にする回路である。
定された画素は色に、白と出力決定された画素は青色に
変換するモードである。黒から白への変換は、黒の濃度
情報を残すために、濃度反転により実現される。濃度反
転の回路は、図15に示す回路71,72,73で実現
される。回路71は符号拡張回路であり、その上段は図
13に示す注目画素のMの値と係数Cとの積の値が入力
され、下段では黒の出力色テーブルの値が入力される。
回路72は加算器であるが、実際には図13の反転濃度
算出式の減算の部分を実行している。回路73は、回路
72の出力結果が0以下の場合に0にする回路である。
【0089】次に、セレクタ81で印字する色のCMY
K値が出力色テーブルから選択され、乗算器82,83
で反転濃度との乗算が行われる。また一方でブルーバッ
ク用のCMYK値と反転濃度との乗算も乗算器84,8
5で計算する。これらの値はセレクタ86,87で使用
される。セレクタ86は、黒と出力決定された画素の信
号を領域に応じて切換え、ペイントモード時のみは乗算
器83から出力されるペイント決定色の反転濃度、それ
以外の領域モード時はブルーバックの反転濃度のCMY
K値か選択される。セレクタ87は、色と出力決定され
た画素の信号を領域に応じて切換え、ペイントモード時
は出力色テーブルの値がそのまま選択される。ラインモ
ード時とペイント内ラインモード時は、乗算器51,5
2で濃度調整された値が選択される。
K値が出力色テーブルから選択され、乗算器82,83
で反転濃度との乗算が行われる。また一方でブルーバッ
ク用のCMYK値と反転濃度との乗算も乗算器84,8
5で計算する。これらの値はセレクタ86,87で使用
される。セレクタ86は、黒と出力決定された画素の信
号を領域に応じて切換え、ペイントモード時のみは乗算
器83から出力されるペイント決定色の反転濃度、それ
以外の領域モード時はブルーバックの反転濃度のCMY
K値か選択される。セレクタ87は、色と出力決定され
た画素の信号を領域に応じて切換え、ペイントモード時
は出力色テーブルの値がそのまま選択される。ラインモ
ード時とペイント内ラインモード時は、乗算器51,5
2で濃度調整された値が選択される。
【0090】セレクタ91は、出力決定された色に応じ
て切換えられ、その結果をセレクタ57へ出力する。ブ
ルーバックを実現するときの特徴は、白を印字する場合
は、黒の反転濃度情報を持っているため、その部分を何
色で埋めるかによって出力が変わるので、より自然な画
像になるようにペイントモードではペイント決定色で、
それ以外のところではブルーバック色で埋めるようにし
ている。これを実現しているのがセレクタ86,87の
部分である。
て切換えられ、その結果をセレクタ57へ出力する。ブ
ルーバックを実現するときの特徴は、白を印字する場合
は、黒の反転濃度情報を持っているため、その部分を何
色で埋めるかによって出力が変わるので、より自然な画
像になるようにペイントモードではペイント決定色で、
それ以外のところではブルーバック色で埋めるようにし
ている。これを実現しているのがセレクタ86,87の
部分である。
【0091】以上の処理を行うことにより、標準ブルー
バックモードの原稿が得られる。
バックモードの原稿が得られる。
【0092】次に、本発明の第5実施例を説明する。
【0093】上記第4実施例で標準ブルーバックモード
を用いてOHPを作成する場合、黒部分を全て白に置き
換えるのではなく、ペイントモードで塗りつぶしたよう
なタイトル部分だけはそのまま黒で出力した方がよい場
合がある。そのような場合には、ここで説明する特別ブ
ルーバックモードを用いることにより、上述したような
出力を得ることができる。
を用いてOHPを作成する場合、黒部分を全て白に置き
換えるのではなく、ペイントモードで塗りつぶしたよう
なタイトル部分だけはそのまま黒で出力した方がよい場
合がある。そのような場合には、ここで説明する特別ブ
ルーバックモードを用いることにより、上述したような
出力を得ることができる。
【0094】本実施例は上記第4実施例とほぼ同様で、
異なる点は出力決定された色が黒で領域モードがペイン
トモードの時、反転濃度を用いずに(回路83の出力で
なく)、通常の濃度を用いる(回路52の出力を用い
る)という点である。
異なる点は出力決定された色が黒で領域モードがペイン
トモードの時、反転濃度を用いずに(回路83の出力で
なく)、通常の濃度を用いる(回路52の出力を用い
る)という点である。
【0095】なお、上記第3〜第5実施例で説明したバ
ックモードは、セレクタ57をレジスタ59の値により
選択とすることができる。
ックモードは、セレクタ57をレジスタ59の値により
選択とすることができる。
【0096】
【発明の効果】以上に説明したように第1〜第4の発明
によれば、シリアルスキャン方式でマーカー編集を行う
ことができ、必要最小限の小容量のメモリで、且つプリ
スキャンを行わずにリアルタイムでマーカー編集を行う
ことが可能となる。
によれば、シリアルスキャン方式でマーカー編集を行う
ことができ、必要最小限の小容量のメモリで、且つプリ
スキャンを行わずにリアルタイムでマーカー編集を行う
ことが可能となる。
【0097】第5の発明によれば、読み取りセンサ等の
画素を有効に使用できる。
画素を有効に使用できる。
【0098】第6〜第11の発明によれば、一種類の原
稿から複数種の出力を得ることができる。
稿から複数種の出力を得ることができる。
【0099】第12〜第21の発明によれば、原稿の所
定幅の画像を読み取り、所定幅の画像を記録する装置に
おいて、大きなメモリを使わずにマーカ編集を正確に行
うことができる。
定幅の画像を読み取り、所定幅の画像を記録する装置に
おいて、大きなメモリを使わずにマーカ編集を正確に行
うことができる。
【0100】第22〜第29の発明によれば、原稿の読
取りに同期して画像の記録を行う装置において、大きな
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
取りに同期して画像の記録を行う装置において、大きな
メモリを使わずにマーカ編集を行うことができる。
【0101】第30の発明によれば、大きなメモリを使
わずにマーカ編集を正確に行うことができる。
わずにマーカ編集を正確に行うことができる。
【0102】第30及び第31及び第32の発明によれ
ば、大きなメモリを使わずにマーカ編集を行うことがで
きる。
ば、大きなメモリを使わずにマーカ編集を行うことがで
きる。
【図1】本発明に係る画像処理装置(フルカラー複写
機)の第1実施例の概略構成を示すブロック図である。
機)の第1実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置で実施されるマーカー編集の仕
様を示す図である。
様を示す図である。
【図3】図1中のマーカー編集回路7の内部構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】色判別方法を示す図である。
【図5】色コードテーブルを示す図である。
【図6】孤立色除去処理の説明図である。
【図7】領域判定時の遅延データを示す図である。
【図8】領域判定条件を示す図である。
【図9】領域判定条件を示す図である。
【図10】領域判定条件を示す図である。
【図11】尾引き処理を示す図である。
【図12】出力色テーブルを示す図である。
【図13】出力変換条件を示す図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る画像処理装置の印
字幅切換処理を説明する説明図である。
字幅切換処理を説明する説明図である。
【図15】本発明の第3〜5実施例に係る画像処理装置
における濃度生成・印字色判定回路24Bの内部構成を
示す回路図である。
における濃度生成・印字色判定回路24Bの内部構成を
示す回路図である。
【図16】図15の続きの図である。
【図17】図16の続きの図である。
【図18】図17の続きの図である。
【図19】スキャナ1とインクジェットヘッド18の動
きを説明する図である。
きを説明する図である。
【図20】尾引き処理を説明する図である。
1 CCDラインセンサ 7 マーカー編集回路 21 マーカー色判別回路 22 孤立色除去回路 23 領域判別回路 24 出力変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z
Claims (32)
- 【請求項1】 原稿を読み取って多値データを出力する
読み取りセンサと、 前記多値データを、色を表現する複数の色コードに分類
するコード化手段と、 前記コード化手段より出力される色コードから所定領域
内で他の複数の色コードとは孤立している色コードを除
去する孤立コード除去手段と、 前記読み取りセンサの1ライン前の処理情報を記憶する
記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出されたデータと前記孤立
コード除去手段の出力データとを合成して複数の出力コ
ードを決定する出力コード決定手段と、 前記出力コード決定手段により決定された出力コードを
1ライン前の処理情報として前記記憶手段に記憶させる
記憶制御手段と、 前記出力コードを多値データに変換して出力する出力変
換手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記出力コード決定手段は、白黒の前記
原稿にマーキングされたカラーマーカーに基づき、ノー
マルモード、ペイントモード、ラインモード、及びペイ
ント内ラインモードを自動判定して前記出力コードとし
て出力する構成したことを特徴とする請求項1記載の画
像処理装置。 - 【請求項3】 前記出力コード決定手段は、白黒の前記
原稿にマーキングされたカラーマーカーに基づき、初期
値として設定されるノーマルモード、閉区間内を塗りつ
ぶすペイントモード、黒線を色に置き換えるラインモー
ド、あるいは前記ペイントモード内のラインモードであ
るペイント内ラインモードの内の所定のモードに固定し
た固定モードを前記出力コードとして出力する構成した
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段の記憶内容は、ペイント決
定色、ライン決定色、領域モード、センサ移動方向の黒
からの距離、センサ移動方向の色の距離、及び1ライン
前の色であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
装置。 - 【請求項5】 原稿を読み取って多値データを出力する
読み取りセンサと、前記多値データを色を表現する複数
の色コードに分類するコード化手段と、前記コード化手
段より出力される色コードから所定領域内で他の複数の
色コードとは孤立している色コードを除去する孤立コー
ド除去手段と、前記読み取りセンサの1ライン前の処理
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容を
読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み
出されたデータと前記孤立コード除去手段の出力データ
とを合成して複数の出力コードを決定する出力コード決
定手段と、前記出力コード決定手段により決定された出
力コードを1ライン前の処理情報として前記記憶手段に
記憶させる記憶制御手段と、前記出力コードを多値デー
タに変換して出力する出力変換手段とを備えた画像処理
装置であって、 前記コード化手段、前記孤立コード除去手段、前記記憶
手段、前記出力コード決定手段、前記記憶制御手段及び
前記出力変換手段により、白黒の前記原稿にマーキング
されたカラーマーカーに基づいて所定のマーカー編集処
理を実行するときは、前記読み取りセンサの配列方向両
端の所定数画素の使用を禁止する第1の画素単位モード
とし、前記マーカー編集処理を行わないときは前記所定
数画素を使用する第2の画素単位モードに設定すること
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 原稿を読み取って多値データを出力する
読み取りセンサと、前記多値データを色を表現する複数
の色コードに分類するコード化手段と、前記コード化手
段より出力される色コードから所定領域内で他の複数の
色コードとは孤立している色コードを除去する孤立コー
ド除去手段と、前記読み取りセンサの1ライン前の処理
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容を
読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み
出されたデータと前記孤立コード除去手段の出力データ
とを合成して複数の出力コードを決定する出力コード決
定手段と、前記出力コード決定手段により決定された出
力コードを1ライン前の処理情報として前記記憶手段に
記憶させる記憶制御手段と、前記出力コードを多値デー
タに変換して出力する出力変換手段とを備えた画像処理
装置であって、 前記出力変換手段は、任意の前記出力コードを任意の多
値データに変換して出力する構成としたことを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項7】 前記出力コード決定手段により白と出力
決定された画素は青色に、黒と出力決定された画素は白
にそれぞれ変換する第1の出力モード切換え手段を設け
たことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 黒と出力決定された画素の濃度を反転す
る濃度反転手段を設けたことを特徴とする請求項7記載
の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記濃度反転手段における反転濃度は、
周囲の画素に応じて任意に設定されることを特徴とする
請求項8記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記出力コード決定手段により白と出
力決定された画素は青色に変換すると共に、黒と出力決
定された画素は前記処理情報として記憶されている領域
に関する情報に応じて色または黒に変換する第2の出力
モード切換え手段を設けたことを請求項6記載の画像処
理装置。 - 【請求項11】 前記コード化手段より出力される色コ
ードをそのまま多値変換して出力することを特徴とする
請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 副走査方向に配列された所定画素数分
のセンサを主走査方向へ移動させることにより原稿の所
定幅の画像を読み取る読取り手段と、 前記読取り手段により読み取られた画素の画素データ及
びその画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマ
ーカで指定された領域を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に応じて前記読取り手段により
読み取られた画素の画素データを変換する変換手段と、 前記変換手段からの画素データに応じて副走査方向に配
列された所定画素数分の記録素子を駆動し、前記記録素
子を主走査方向へ移動させることにより所定幅の画像を
シート上に記録する記録手段と、 前記読取り手段が主走査を終えた後、前記読取り手段を
副走査方向に前記所定画素数分よりも少ない画素数分移
動させ、次の主走査を行わせる制御手段とを備えたこと
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 前記制御手段は、マーカ編集モード
時、前記読取り手段を前記所定画素数分よりも少ない画
素数分移動させ、マーカ編集モードでない時、前記読取
り手段を前記所定画素数分移動させ、 前記記録手段は、マーカ編集モード時、前記変換手段に
変換された画素データに応じて記録を行い、マーカ編集
モードでない時、前記読取り手段に読み取られた画素デ
ータに応じて記録を行うことを特徴とする請求項12記
載の画像処理装置。 - 【請求項14】 前記変換手段は、マーカで指定された
領域の色変換を行うことを特徴とする請求項12記載の
画像処理装置。 - 【請求項15】 前記変換手段は、マーカで指定された
黒線の色変換を行うことを特徴とする請求項14記載の
画像処理装置。 - 【請求項16】 前記変換手段は、マーカで指定された
閉領域内を色変換することを特徴とする請求項14記載
の画像処理装置。 - 【請求項17】 前記読み取り手段と前記記録手段の動
きは同期していることを特徴とする請求項12記載の画
像処理装置。 - 【請求項18】 前記読み取り手段はカラーセンサを含
むことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。 - 【請求項19】 前記記録手段はインクジェット記録を
行うことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。 - 【請求項20】 前記判別手段は、前記センサの両端付
近の画素の画素データは前記周囲の画素データとして用
い、前記両端付近以外の画素の画素データは変換される
べき画素データとして用いることを特徴とする請求項1
2記載の画像処理装置。 - 【請求項21】 更に、前記読み取り手段の主走査方向
の画素データを記憶する記憶手段を有し、 前記判別手段は、前記記憶手段に記憶された画素データ
を前記周囲の画素データとして用いることを特徴とする
請求項12記載の画像処理装置。 - 【請求項22】 原稿の画像を読み取り、原稿にマーカ
で指定された領域を判別し、判別された領域の画像の変
換を行い、変換された画像を読み取りに同期して記録す
る画像処理装置において、 原稿の画像中の線よりも広いマーカでマーキングされた
画像を読み取ったことに応じて、その線がマーカで指定
された領域であると判定する判定手段を備えたことを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項23】 前記線は黒線であり、マーキングされ
た黒線を他の色の線に変換することを特徴とする請求項
22記載の画像処理装置。 - 【請求項24】 画像は多値画像であることを特徴とす
る請求項22記載の画像処理装置。 - 【請求項25】 原稿の画像を読み取り、原稿にマーカ
で指定された領域を判別し、判別された領域の画像の変
換を行い、変換された画像を読み取りに同期して記録す
る画像処理装置において、 原稿の画像中の閉じた線の内側に沿ってマーカでマーキ
ングされた画像を読み取ったことに応じて、その閉じた
線がマーカで指定された領域であると判定する判定手段
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項26】 前記閉じた線の内側をペイントするこ
とを特徴とする請求項25記載の画像処理装置。 - 【請求項27】 前記閉じた線は黒線であることを特徴
とする請求項25記載の画像処理装置。 - 【請求項28】 前記閉じた線とマークの隙間を補正す
ることを特徴とする請求項25記載の画像処理装置。 - 【請求項29】 画像は多値画像であることを特徴とす
る請求項25記載の画像処理装置。 - 【請求項30】 副走査方向に配列された所定画素数分
のセンサを主走査方向へ移動させることにより原稿の所
定幅の画像を読み取る読取り処理と、 前記読取り処理により読み取られた画素の画素データ及
びその画素の周囲の画素の画素データに応じて原稿にマ
ーカで指定された領域を判別する判別処理と、 前記判別処理の判別結果に応じて前記読取り処理により
読み取られた画素の画素データを変換する変換処理と、 前記変換処理によって得られた画素データに応じて副走
査方向に配列された所定画素数分の記録素子を駆動し、
前記記録素子を主走査方向へ移動させることにより所定
幅の画像をシート上に記録する記録処理と、 前記読取り処理が主走査を終えた後、前記読取り処理を
副走査方向に前記所定画素数分よりも少ない画素数分移
動させ、次の主走査を行わせる制御処理とを有すること
を特徴とする画像処理方法。 - 【請求項31】 原稿の画像を読み取る読取り処理と、 原稿の画像中の線よりも広いマーカでマーキングされた
画像を前記読取り処理により読み取ったことに応じて、
その線がマーカで指定された領域であると判定する判定
処理と、 前記判定処理によって判定された領域を含めて原稿にマ
ーカで指定された領域の判別を行う領域判別処理と、 前記領域判別処理により判別された領域の画像の変換を
行う画像変換処理と、 前記画像変換処理により変換された画像を前記読み取り
処理に同期して記録する記録処理とを有することを特徴
とする画像処理方法。 - 【請求項32】 原稿の画像を読み取る読取り処理と、 原稿の画像中の閉じた線の内側に沿ってマーカでマーキ
ングされた画像を前記読取り処理により読み取ったこと
に応じて、その閉じた線がマーカで指定された領域であ
ると判定する判定処理と、 前記判定処理によって判定された領域を含めて原稿にマ
ーカで指定された領域の判別を行う領域判別処理と、 前記領域判別処理により判別された領域の画像の変換を
行う画像変換処理と、 前記画像変換処理により変換された画像を前記読み取り
処理に同期して記録する記録処理とを有することを特徴
とする画像処理方法。
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