JPH07183087A - 回路配置 - Google Patents
回路配置Info
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- JPH07183087A JPH07183087A JP6245470A JP24547094A JPH07183087A JP H07183087 A JPH07183087 A JP H07183087A JP 6245470 A JP6245470 A JP 6245470A JP 24547094 A JP24547094 A JP 24547094A JP H07183087 A JPH07183087 A JP H07183087A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/14—Circuit arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
- H05B41/02—Details
- H05B41/04—Starting switches
- H05B41/042—Starting switches using semiconductor devices
- H05B41/044—Starting switches using semiconductor devices for lamp provided with pre-heating electrodes
- H05B41/046—Starting switches using semiconductor devices for lamp provided with pre-heating electrodes using controlled semiconductor devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S315/00—Electric lamp and discharge devices: systems
- Y10S315/07—Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定器が誘導性のときでも容量性のときでも
放電ランプの電極を短時間に予熱することができる回路
配置を提供することにある。 【構成】 安定器VSAと直列に接続された放電ランプ
LAの電極を交流供給電圧により予熱する回路配置であ
る。この回路配置はランプLAと並列に接続され制御信
号により制御されるスイッチング素子Sを具える。この
回路配置に、安定器が誘導性か容量性かに応じて制御信
号の位相及び周波数の両方を調整する回路部分IIを設
ける。この回路配置によれば、ランプの電極を、誘導性
安定器を使用するときでも容量性安定器を使用するとき
でも短時間に予熱することができる。
放電ランプの電極を短時間に予熱することができる回路
配置を提供することにある。 【構成】 安定器VSAと直列に接続された放電ランプ
LAの電極を交流供給電圧により予熱する回路配置であ
る。この回路配置はランプLAと並列に接続され制御信
号により制御されるスイッチング素子Sを具える。この
回路配置に、安定器が誘導性か容量性かに応じて制御信
号の位相及び周波数の両方を調整する回路部分IIを設
ける。この回路配置によれば、ランプの電極を、誘導性
安定器を使用するときでも容量性安定器を使用するとき
でも短時間に予熱することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定器と直列に接続さ
れた放電ランプの電極を交番極性の供給電圧により予熱
する回路配置であって、放電ランプの電極に接続され
た、スイッチング素子を具えるブランチAと、該スイッ
チング素子の制御電極に結合され、該スイッチング素子
を予熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる制御信
号を発生する制御回路と、該制御回路に結合され、前記
制御信号を安定器が誘導性か容量性かに応じて制御する
回路部分Iと、を具える回路配置に関するものである。
れた放電ランプの電極を交番極性の供給電圧により予熱
する回路配置であって、放電ランプの電極に接続され
た、スイッチング素子を具えるブランチAと、該スイッ
チング素子の制御電極に結合され、該スイッチング素子
を予熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる制御信
号を発生する制御回路と、該制御回路に結合され、前記
制御信号を安定器が誘導性か容量性かに応じて制御する
回路部分Iと、を具える回路配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような回路配置はオランダ国公開特
許出願第159853号から既知である。既知の回路配
置では、回路部分Iはトランジスタを含むブランチを具
える。制御信号は、このトランジスタを安定器が容量性
である場合にのみ導通するように制御される。このブラ
ンチにより、容量性安定器の場合に回路配置の動作が不
安定になるのが避けられる。従って、既知の回路配置は
誘導性安定器及び容量性安定器の両方と組み合わせて使
用することができる。しかし、既知の回路配置の欠点
は、ランプ電極を予熱するブランチAの電流の実効値が
かなり低い点にある。この結果、放電ランプの電極が十
分な電子を放出し放電ランプが所定の点灯電圧で点灯す
る温度に達するまでにかなり長い時間を必要とする。こ
の比較的長い予熱時間は使用者に不便を感じさせる。
許出願第159853号から既知である。既知の回路配
置では、回路部分Iはトランジスタを含むブランチを具
える。制御信号は、このトランジスタを安定器が容量性
である場合にのみ導通するように制御される。このブラ
ンチにより、容量性安定器の場合に回路配置の動作が不
安定になるのが避けられる。従って、既知の回路配置は
誘導性安定器及び容量性安定器の両方と組み合わせて使
用することができる。しかし、既知の回路配置の欠点
は、ランプ電極を予熱するブランチAの電流の実効値が
かなり低い点にある。この結果、放電ランプの電極が十
分な電子を放出し放電ランプが所定の点灯電圧で点灯す
る温度に達するまでにかなり長い時間を必要とする。こ
の比較的長い予熱時間は使用者に不便を感じさせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、放電
ランプと直列に接続された安定器が誘導性であるとき
も、容量性であるときも、放電ランプの電極を比較的短
い時間で予熱することができる回路配置を提供すること
にある。
ランプと直列に接続された安定器が誘導性であるとき
も、容量性であるときも、放電ランプの電極を比較的短
い時間で予熱することができる回路配置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、頭書に記載した回路配置において、前記回路部分
Iが前記制御信号の位相及び周波数の両方を調整する回
路部分IIを具えていることを特徴とする。ここでは、
制御信号の位相とは、制御信号がスイッチング素子を導
通させる瞬時とその直前の供給電圧の極性変化瞬時との
間の時間間隔を意味する。制御信号の位相及び周波数の
適切な選択により、放電ランプの電極を流れる予熱電流
を、誘導性安定器を使用する場合でも、容量性安定器を
使用する場合でも、短絡電流より大きくすることができ
る。短絡電流とは、ここでは、スイッチング素子が連続
的に導通する場合にランプ電極を流れる電流を意味す
る。本発明回路配置によれば、供給電圧の振幅が比較的
低い場合でも放電ランプの電極を比較的迅速に予熱する
ことができることが確かめられた。
明は、頭書に記載した回路配置において、前記回路部分
Iが前記制御信号の位相及び周波数の両方を調整する回
路部分IIを具えていることを特徴とする。ここでは、
制御信号の位相とは、制御信号がスイッチング素子を導
通させる瞬時とその直前の供給電圧の極性変化瞬時との
間の時間間隔を意味する。制御信号の位相及び周波数の
適切な選択により、放電ランプの電極を流れる予熱電流
を、誘導性安定器を使用する場合でも、容量性安定器を
使用する場合でも、短絡電流より大きくすることができ
る。短絡電流とは、ここでは、スイッチング素子が連続
的に導通する場合にランプ電極を流れる電流を意味す
る。本発明回路配置によれば、供給電圧の振幅が比較的
低い場合でも放電ランプの電極を比較的迅速に予熱する
ことができることが確かめられた。
【0005】また、誘導性安定器の場合には制御信号の
周波数を供給電圧の周波数に等しくすることにより、容
量性安定器の場合には制御信号の周波数を供給電圧の周
波数の2倍に等しくすることにより、比較的高い予熱電
流を実現できることが確かめられた。
周波数を供給電圧の周波数に等しくすることにより、容
量性安定器の場合には制御信号の周波数を供給電圧の周
波数の2倍に等しくすることにより、比較的高い予熱電
流を実現できることが確かめられた。
【0006】制御信号の位相及び周波数の適切な選択に
より、予熱中に放電ランプの電極を流れる電流の実効値
を、安定器が誘導性であるのか容量性であるのかとほぼ
無関係にすることができる。これにより、誘導性安定器
と直列の放電ランプと容量性安定器と直列の放電ランプ
を同一の時間後に点灯させることができる。換言すれ
ば、本発明の回路配置は安定器が誘導性か容量性かに依
存する適応化を必要としない。
より、予熱中に放電ランプの電極を流れる電流の実効値
を、安定器が誘導性であるのか容量性であるのかとほぼ
無関係にすることができる。これにより、誘導性安定器
と直列の放電ランプと容量性安定器と直列の放電ランプ
を同一の時間後に点灯させることができる。換言すれ
ば、本発明の回路配置は安定器が誘導性か容量性かに依
存する適応化を必要としない。
【0007】本発明回路配置の有利な実施例では、当該
回路配置は予熱前にスイッチング素子を導通させて第1
電流パルスを発生させる手段、及びこの第1電流パルス
の振幅に応じて制御信号の位相及び周波数を調整する手
段を具えるものとする。この回路構成によれば、放電ラ
ンプと直列の安定器が容量性か誘導性かが比較的簡単に
且つ迅速に、供給電圧のスイッチオン直後に決定され、
これに応じて制御信号の位相及び周波数が調整される。
回路配置は予熱前にスイッチング素子を導通させて第1
電流パルスを発生させる手段、及びこの第1電流パルス
の振幅に応じて制御信号の位相及び周波数を調整する手
段を具えるものとする。この回路構成によれば、放電ラ
ンプと直列の安定器が容量性か誘導性かが比較的簡単に
且つ迅速に、供給電圧のスイッチオン直後に決定され、
これに応じて制御信号の位相及び周波数が調整される。
【0008】本発明回路配置は、ブランチAがダイオー
ドブリッジを含む場合に比較的簡単に実現することがで
きることが確かめられた。ブランチAに回路部分Iの一
部を構成する電流センサを設けるのが有利であることも
確かめられた。
ドブリッジを含む場合に比較的簡単に実現することがで
きることが確かめられた。ブランチAに回路部分Iの一
部を構成する電流センサを設けるのが有利であることも
確かめられた。
【0009】放電ランプにより消費される公称電力が減
少するにつれて、放電ランプと組み合わせて使用される
安定器のインピーダンスが増大する。異なる公称電力定
格の放電ランプに対し、同一の回路配置により制御信号
の位相を同一の実効値の予熱電流が得られるように調整
するのが望ましい。この調整は、制御信号の位相を調整
する回路部分IIが可調整タイマ回路を具える場合に、
このタイマをセットすることにより簡単に実現すること
ができる。制御信号の位相を更新しうるために、この回
路配置は大きく異なる電力定格の放電ランプと組み合わ
せて使用するのに好ましい。可調整タイマ回路は可調整
周波数発振器を使用することにより比較的簡単に安価に
実現することができる。
少するにつれて、放電ランプと組み合わせて使用される
安定器のインピーダンスが増大する。異なる公称電力定
格の放電ランプに対し、同一の回路配置により制御信号
の位相を同一の実効値の予熱電流が得られるように調整
するのが望ましい。この調整は、制御信号の位相を調整
する回路部分IIが可調整タイマ回路を具える場合に、
このタイマをセットすることにより簡単に実現すること
ができる。制御信号の位相を更新しうるために、この回
路配置は大きく異なる電力定格の放電ランプと組み合わ
せて使用するのに好ましい。可調整タイマ回路は可調整
周波数発振器を使用することにより比較的簡単に安価に
実現することができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する図1は本発明回路配置の一実施例の構成図である。
図1において、ダイオードブリッジB、回路部分I、制
御回路SC及びスイッチング素子Sが、安定器と直列に
接続された放電ランプを交番極性の供給電圧により予熱
し点灯させる回路配置を構成する。LAはこの回路配置
に結合された、電極EL1及びEL2を有する放電ラン
プである。キャパシタC及びコイルLは相まって容量性
安定器VSAを構成し、K1及びK2は供給電圧の接続
端子である。この回路配置は、ランプLAの電極の予熱
後に点灯パルスを発生する手段(図示せず)も具える。
ダイオードブリッジB,スイッチング素子S及びオーム
抵抗RはブランチAを構成する。SCはスイッチング素
子Sを予熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる制
御信号を発生する制御回路である。この制御信号をラン
プに使用する安定器が誘導性であるか容量性であるかに
応じて制御する回路部分Iを制御回路SCに接続する。
この回路部分Iは、この目的のために、制御回路SCに
より発生される制御信号の位相及び周波数の両方を調整
する回路部分IIを具える。更に、回路部分Iは供給電
圧の極性変化を検出する回路部分III及び放電ランプ
LAと直列に接続された安定器が誘導性か容量性かを検
出する回路部分IVを具える。図1に示す回路配置の構
成は次の通りである。端子K1をキャパシタC及びコイ
ルLの直列回路を経て電極EL1の一端に接続する。端
子K2を電極EL2の一端に接続する。電極EL1の他
端をダイオードブリッジBの一方の入力端子に接続し、
電極EL2の他端をダイオードブリッジBの他方の入力
端子に接続する。ダイオードブリッジBの一方の出力端
子をオーム抵抗R及びスイッチング素子Sの直列回路を
経てダイオードブリッジBの他方の出力端子に接続す
る。オーム抵抗R及びスイッチング素子Sの共通接続点
Pを回路部分IVの入力端子に接続する。回路部分IV
を回路部分IIに結合する。この結合は図1に破線で示
されている。回路部分IIIの出力端子を回路部分II
の入力端子に接続する。回路部分IIの出力端子を制御
回路SCの入力端子に接続し、制御回路SCの出力端子
をスイッチング素子Sの制御電極に接続する。
する図1は本発明回路配置の一実施例の構成図である。
図1において、ダイオードブリッジB、回路部分I、制
御回路SC及びスイッチング素子Sが、安定器と直列に
接続された放電ランプを交番極性の供給電圧により予熱
し点灯させる回路配置を構成する。LAはこの回路配置
に結合された、電極EL1及びEL2を有する放電ラン
プである。キャパシタC及びコイルLは相まって容量性
安定器VSAを構成し、K1及びK2は供給電圧の接続
端子である。この回路配置は、ランプLAの電極の予熱
後に点灯パルスを発生する手段(図示せず)も具える。
ダイオードブリッジB,スイッチング素子S及びオーム
抵抗RはブランチAを構成する。SCはスイッチング素
子Sを予熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる制
御信号を発生する制御回路である。この制御信号をラン
プに使用する安定器が誘導性であるか容量性であるかに
応じて制御する回路部分Iを制御回路SCに接続する。
この回路部分Iは、この目的のために、制御回路SCに
より発生される制御信号の位相及び周波数の両方を調整
する回路部分IIを具える。更に、回路部分Iは供給電
圧の極性変化を検出する回路部分III及び放電ランプ
LAと直列に接続された安定器が誘導性か容量性かを検
出する回路部分IVを具える。図1に示す回路配置の構
成は次の通りである。端子K1をキャパシタC及びコイ
ルLの直列回路を経て電極EL1の一端に接続する。端
子K2を電極EL2の一端に接続する。電極EL1の他
端をダイオードブリッジBの一方の入力端子に接続し、
電極EL2の他端をダイオードブリッジBの他方の入力
端子に接続する。ダイオードブリッジBの一方の出力端
子をオーム抵抗R及びスイッチング素子Sの直列回路を
経てダイオードブリッジBの他方の出力端子に接続す
る。オーム抵抗R及びスイッチング素子Sの共通接続点
Pを回路部分IVの入力端子に接続する。回路部分IV
を回路部分IIに結合する。この結合は図1に破線で示
されている。回路部分IIIの出力端子を回路部分II
の入力端子に接続する。回路部分IIの出力端子を制御
回路SCの入力端子に接続し、制御回路SCの出力端子
をスイッチング素子Sの制御電極に接続する。
【0011】図1に示す回路配置の動作は次の通りであ
る。交番極性の供給電圧が接続された直後に、手段II
が制御信号の位相を第1の値にセットする。スイッチン
グ素子Sが最初この第1の位相値で導通する。この第1
の位相値は、スイッチング素子Sが導通する結果として
ランプの電極及び抵抗Rを流れる電流の振幅が、安定器
が容量性のときより誘導性のときのほうがかなり高くな
るように選択する。スイッチング素子Sが初めて導通し
た直後に、手段IIが制御信号の位相及び周波数を容量
性安定器に好適な値に調整する。回路部分IVが抵抗R
を流れる第1(最初の)電流パルスの振幅を検出する。
安定器が容量性の場合には、この第1電流パルスは比較
的大きな振幅を有し、制御信号を変化させる必要はな
い。しかし、安定器が誘導性の場合には、この第1電流
パルスの振幅はかなり小さくなる。この比較的小さな振
幅が回路部分IVにより検出され、回路部分IVの出力
信号によって、回路部分IIが制御信号の位相及び周波
数を誘導性安定器に好適な値に調整することが達成され
る。制御信号の位相及び周波数のこの新しい調整によ
り、誘導性安定器に対する予熱電流はかなり大きな振幅
になる。回路部分IV及び/又は回路部分IIの欠陥の
ために制御信号の位相及び周波数が、安定器が実際には
誘導性であるにもかかわらず誘導性安定器に好適な値に
セットされないことが考えられる。この場合には、実際
には安定器が誘導性にもかかわらず、スイッチング素子
Sが容量性安定器に好適な値にセットされた位相及び周
波数を有する制御信号により導通されるため、予熱電流
がかなり低い実効値になる。他方、スイッチング素子S
が最初に導通した直後に手段IIが制御信号の位相及び
周波数を誘導性安定器に好適な値にセットするようにし
た場合には、回路部分IV及び/又は回路部分IIの欠
陥により極めて高い予熱電流が発生し、これにより例え
ばこの回路配置及び/又は放電ランプの動作寿命が悪影
響を受ける。この極めて高い予熱電流は、スイッチング
素子Sが実際には安定器が容量性であるにもかかわらず
誘導性安定器に好適な値にセットされた位相及び周波数
を有する制御信号により導通される場合に発生する。こ
のような高い予熱電流の発生は、上述したように制御信
号の位相及び周波数を、スイッチング素子Sが最初に導
通した直後に、容量性安定器に好適な値にセットするこ
とにより、回路部分IV及び/又は回路部分IIに欠陥
がある場合でも阻止することができる。
る。交番極性の供給電圧が接続された直後に、手段II
が制御信号の位相を第1の値にセットする。スイッチン
グ素子Sが最初この第1の位相値で導通する。この第1
の位相値は、スイッチング素子Sが導通する結果として
ランプの電極及び抵抗Rを流れる電流の振幅が、安定器
が容量性のときより誘導性のときのほうがかなり高くな
るように選択する。スイッチング素子Sが初めて導通し
た直後に、手段IIが制御信号の位相及び周波数を容量
性安定器に好適な値に調整する。回路部分IVが抵抗R
を流れる第1(最初の)電流パルスの振幅を検出する。
安定器が容量性の場合には、この第1電流パルスは比較
的大きな振幅を有し、制御信号を変化させる必要はな
い。しかし、安定器が誘導性の場合には、この第1電流
パルスの振幅はかなり小さくなる。この比較的小さな振
幅が回路部分IVにより検出され、回路部分IVの出力
信号によって、回路部分IIが制御信号の位相及び周波
数を誘導性安定器に好適な値に調整することが達成され
る。制御信号の位相及び周波数のこの新しい調整によ
り、誘導性安定器に対する予熱電流はかなり大きな振幅
になる。回路部分IV及び/又は回路部分IIの欠陥の
ために制御信号の位相及び周波数が、安定器が実際には
誘導性であるにもかかわらず誘導性安定器に好適な値に
セットされないことが考えられる。この場合には、実際
には安定器が誘導性にもかかわらず、スイッチング素子
Sが容量性安定器に好適な値にセットされた位相及び周
波数を有する制御信号により導通されるため、予熱電流
がかなり低い実効値になる。他方、スイッチング素子S
が最初に導通した直後に手段IIが制御信号の位相及び
周波数を誘導性安定器に好適な値にセットするようにし
た場合には、回路部分IV及び/又は回路部分IIの欠
陥により極めて高い予熱電流が発生し、これにより例え
ばこの回路配置及び/又は放電ランプの動作寿命が悪影
響を受ける。この極めて高い予熱電流は、スイッチング
素子Sが実際には安定器が容量性であるにもかかわらず
誘導性安定器に好適な値にセットされた位相及び周波数
を有する制御信号により導通される場合に発生する。こ
のような高い予熱電流の発生は、上述したように制御信
号の位相及び周波数を、スイッチング素子Sが最初に導
通した直後に、容量性安定器に好適な値にセットするこ
とにより、回路部分IV及び/又は回路部分IIに欠陥
がある場合でも阻止することができる。
【0012】制御信号はその後スイッチング素子Sを予
熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる。制御信号
により生じたスイッチング素子Sの導通状態の結果とし
て、予熱電流が放電ランプLAの電極EL1及びEL2
を経て流れる。この予熱電流の振幅がほぼ零になると、
スイッチング素子Sは非導通になる。回路部分IIIは
予熱中供給電圧の零通過時に高から低又は低から高に変
化する矩形波信号を発生する。この矩形波信号を用いて
タイマ回路(図1には示してない)をリセットする。こ
のタイマ回路により制御信号の位相を制御することがで
きる。
熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させる。制御信号
により生じたスイッチング素子Sの導通状態の結果とし
て、予熱電流が放電ランプLAの電極EL1及びEL2
を経て流れる。この予熱電流の振幅がほぼ零になると、
スイッチング素子Sは非導通になる。回路部分IIIは
予熱中供給電圧の零通過時に高から低又は低から高に変
化する矩形波信号を発生する。この矩形波信号を用いて
タイマ回路(図1には示してない)をリセットする。こ
のタイマ回路により制御信号の位相を制御することがで
きる。
【0013】図2は回路部分II,III及びIVを詳
細に示す。図2において、OP1,OP2及びOP3は
演算増幅器であり、S1及びS2はスイッチング素子で
あり、FFは双安定マルチバイブレータである。Vは発
振器であり、VIはこの発振器Vの振動数を計数するカ
ウンタである。VIIはディジタル−アナログ変換器で
ある。発振器V、カウンタVI及びディジタル−アナロ
グ変換器VIIはタイマ回路を構成する。VIII及び
IXは基準電圧源である。本例では、回路部分IIは発
振器V、カウンタVI、ディジタル−アナログ変換器V
II、基準電圧源VIII、演算増幅器OP2、双安定
マルチバイブレータFF及びスイッチング素子S1及び
S2からなる。回路部分IIIは演算増幅器OP3から
なり、回路部分IVは演算増幅器OP1、基準電圧源I
X及びオーム抵抗Rからなる。図2に示す回路部分の構
成は次の通りである。演算増幅器OP3のそれぞれの入
力端子を供給電圧源のそれぞれの極に結合する。演算増
幅器OP3の出力端子をスイッチング素子S1の第1主
電極に接続する。スイッチング素子S1の第2主電極を
回路部分VIの第1入力端子に接続する。スイッチング
素子S1の第3主電極を双安定マルチバイブレータFF
の入力端子に接続する。双安定マルチバイブレータFF
の出力端子を回路部分VIの第1入力端子に接続する。
回路部分Vの出力端子を回路部分VIの第2入力端子に
接続する。回路部分VIの出力端子を回路部分VIIの
入力端子に接続する。回路部分VIIの出力端子を演算
増幅器OP2の第1入力端子に接続する。演算増幅器O
P2の出力端子を制御回路SCの入力端子に接続する。
演算増幅器OP2の出力端子をスイッチング素子S2の
制御電極にも結合する。この結合を図2に破線で示す。
演算増幅器OP2の第2入力端子をスイッチング素子S
2の第1主電極に接続する。回路部分VIIIの第1出
力端子をスイッチング素子S2の第2主電極に接続す
る。回路部分VIIIの第2出力端子をスイッチング素
子S2の第3主電極に接続する。回路部分VIIIの第
3出力端子をスイッチング素子S2の第4主電極に接続
する。基準電圧源IXの出力端子を演算増幅器OP1の
第1入力端子に接続する。演算増幅器OP1の第2入力
端子を図1に示す点Pを介して抵抗Rに結合する。演算
増幅器OP1の出力端子をスイッチング素子S1の制御
電極及びスイッチング素子S2の制御電極に結合する。
これらの結合も図2に破線で示す。
細に示す。図2において、OP1,OP2及びOP3は
演算増幅器であり、S1及びS2はスイッチング素子で
あり、FFは双安定マルチバイブレータである。Vは発
振器であり、VIはこの発振器Vの振動数を計数するカ
ウンタである。VIIはディジタル−アナログ変換器で
ある。発振器V、カウンタVI及びディジタル−アナロ
グ変換器VIIはタイマ回路を構成する。VIII及び
IXは基準電圧源である。本例では、回路部分IIは発
振器V、カウンタVI、ディジタル−アナログ変換器V
II、基準電圧源VIII、演算増幅器OP2、双安定
マルチバイブレータFF及びスイッチング素子S1及び
S2からなる。回路部分IIIは演算増幅器OP3から
なり、回路部分IVは演算増幅器OP1、基準電圧源I
X及びオーム抵抗Rからなる。図2に示す回路部分の構
成は次の通りである。演算増幅器OP3のそれぞれの入
力端子を供給電圧源のそれぞれの極に結合する。演算増
幅器OP3の出力端子をスイッチング素子S1の第1主
電極に接続する。スイッチング素子S1の第2主電極を
回路部分VIの第1入力端子に接続する。スイッチング
素子S1の第3主電極を双安定マルチバイブレータFF
の入力端子に接続する。双安定マルチバイブレータFF
の出力端子を回路部分VIの第1入力端子に接続する。
回路部分Vの出力端子を回路部分VIの第2入力端子に
接続する。回路部分VIの出力端子を回路部分VIIの
入力端子に接続する。回路部分VIIの出力端子を演算
増幅器OP2の第1入力端子に接続する。演算増幅器O
P2の出力端子を制御回路SCの入力端子に接続する。
演算増幅器OP2の出力端子をスイッチング素子S2の
制御電極にも結合する。この結合を図2に破線で示す。
演算増幅器OP2の第2入力端子をスイッチング素子S
2の第1主電極に接続する。回路部分VIIIの第1出
力端子をスイッチング素子S2の第2主電極に接続す
る。回路部分VIIIの第2出力端子をスイッチング素
子S2の第3主電極に接続する。回路部分VIIIの第
3出力端子をスイッチング素子S2の第4主電極に接続
する。基準電圧源IXの出力端子を演算増幅器OP1の
第1入力端子に接続する。演算増幅器OP1の第2入力
端子を図1に示す点Pを介して抵抗Rに結合する。演算
増幅器OP1の出力端子をスイッチング素子S1の制御
電極及びスイッチング素子S2の制御電極に結合する。
これらの結合も図2に破線で示す。
【0014】図2に示す回路の動作は次の通りである。
交番極性の供給電圧が図1に示す端子K1及びK2間に
存在する場合には、演算増幅器OP3の出力端子に存在
する電圧は供給電圧の各極性変化点で低から高又は高か
ら低に変化する。供給電圧のスイッチオン直後、スイッ
チング素子S1は演算増幅器OP3の出力端子をカウン
タVIの第1入力端子に直接接続する第1状態にある。
従って、カウンタVIの第1入力端子には供給電圧の周
波数に等しい周波数を有する信号が存在する。カウンタ
VIはその第1入力端子の信号の各立ち上がり縁又は立
ち下がり縁でリセットされる。このカウンタはディジタ
ルメモリを具え、最後にリセットされてからの発振器V
の振動数に等しい数をこのメモリに保持する。この数が
ディジタル−アナログ変換器VIIによりアナログ信号
に変換され、このアナログ信号が演算増幅器OP2の第
1入力端子に供給される。このアナログ信号はカウンタ
VIのリセット時とほぼ一致する供給電圧の極性変化時
からの経過時間を表す。回路配置のスイッチオン直後、
スイッチング素子S2は基準電圧源VIIIの第1出力
端子を演算増幅器OP2の第2入力端子に接続する第1
状態にある。その結果、制御信号の位相の所望値を表す
第1基準電圧が演算増幅器OP2の第2入力端子に供給
される。この所望値は回路配置のスイッチオン直後の制
御信号の位相の前記第1の値に対応する。演算増幅器O
P2の出力端子に存在する電圧は、その第1入力端子の
アナログ信号がその第2入力端子に供給される基準電圧
に等しくなるときに低から高に変化し、スイッチング素
子Sが導通する。演算増幅器OP2の出力端子に存在す
る電圧のこの変化が制御回路SCにより、スイッチング
素子Sを導通させる信号に変換される。スイッチング素
子S2は、演算増幅器OP2の出力電圧の変化により、
スイッチング素子S2と演算増幅器OP2の出力端子と
の間の結合を介して第2状態にされる。第2状態では、
基準電圧源VIIIの第2出力端子が演算増幅器OP2
の第2入力端子に接続されるため、第2基準電圧がこの
第2入力端子に存在する。この第2基準電圧は、容量性
安定器用の比較的大きな振幅を有する予熱電流が得られ
るように選択する。演算増幅器OP2の出力端子とスイ
ッチング素子S2との間の結合は、演算増幅器OP2の
出力電圧の最初の変化のみがスイッチング素子S2の状
態の変化を生ずるようにする。スイッチング素子S1は
第1状態にあるため、カウンタVIの第1入力端子に供
給される信号の周波数は供給電圧の周波数に等しい。そ
の結果、カウンタVIは供給電圧の各サイクルごとに2
度リセットされるため、スイッチング素子Sも供給電圧
の各サイクルごとに2度導通する。安定器が容量性であ
る場合、第1(最初の)電流パルスにより抵抗Rの両端
間に発生する電圧パルスの振幅は基準電圧源IXの基準
電圧より低い。その結果、演算増幅器OP1の出力電圧
は比較的低いため、即ち素子S1及びS2はそれぞれ第
1状態及び第2状態を維持する。しかし、使用する安定
器が誘導性である場合には、第1電流パルスにより抵抗
Rの両端間に発生する電圧パルスの振幅は基準電圧源I
Xの基準電圧より高くなるため、演算増幅器OP1の出
力電圧が比較的高くなる。この比較的高い電圧が、演算
増幅器OP1の出力端子とスイッチング素子S1及びS
2 の制御電極との間の接続を介して、スイッチング素子
S1及びS2をそれぞれ第2状態及び第3状態に切り換
える。第2状態では、スイッチング素子S1は演算増幅
器OP3の出力端子を双安定マルチバイブレータFFを
経てカウンタVIの第1入力端子に接続する。この結
果、カウンタVIの第1入力端子に存在する信号の周波
数は供給電圧の周波数の半分の周波数になる。この結
果、カウンタVIは供給電圧の各サイクルごとに1度だ
けリセットされ、スイッチング素子Sは供給電圧の各サ
イクルごとに1度だけ導通する。スイッチング素子S2
は第3状態では基準電圧源VIIIの第3出力端子を演
算増幅器OP2の第2入力端子に接続する。基準電圧源
VIIIの第3出力端子に供給される第3基準電圧は、
誘導性安定器用の比較的大きい振幅を有する予熱電流が
得られるように選択する。
交番極性の供給電圧が図1に示す端子K1及びK2間に
存在する場合には、演算増幅器OP3の出力端子に存在
する電圧は供給電圧の各極性変化点で低から高又は高か
ら低に変化する。供給電圧のスイッチオン直後、スイッ
チング素子S1は演算増幅器OP3の出力端子をカウン
タVIの第1入力端子に直接接続する第1状態にある。
従って、カウンタVIの第1入力端子には供給電圧の周
波数に等しい周波数を有する信号が存在する。カウンタ
VIはその第1入力端子の信号の各立ち上がり縁又は立
ち下がり縁でリセットされる。このカウンタはディジタ
ルメモリを具え、最後にリセットされてからの発振器V
の振動数に等しい数をこのメモリに保持する。この数が
ディジタル−アナログ変換器VIIによりアナログ信号
に変換され、このアナログ信号が演算増幅器OP2の第
1入力端子に供給される。このアナログ信号はカウンタ
VIのリセット時とほぼ一致する供給電圧の極性変化時
からの経過時間を表す。回路配置のスイッチオン直後、
スイッチング素子S2は基準電圧源VIIIの第1出力
端子を演算増幅器OP2の第2入力端子に接続する第1
状態にある。その結果、制御信号の位相の所望値を表す
第1基準電圧が演算増幅器OP2の第2入力端子に供給
される。この所望値は回路配置のスイッチオン直後の制
御信号の位相の前記第1の値に対応する。演算増幅器O
P2の出力端子に存在する電圧は、その第1入力端子の
アナログ信号がその第2入力端子に供給される基準電圧
に等しくなるときに低から高に変化し、スイッチング素
子Sが導通する。演算増幅器OP2の出力端子に存在す
る電圧のこの変化が制御回路SCにより、スイッチング
素子Sを導通させる信号に変換される。スイッチング素
子S2は、演算増幅器OP2の出力電圧の変化により、
スイッチング素子S2と演算増幅器OP2の出力端子と
の間の結合を介して第2状態にされる。第2状態では、
基準電圧源VIIIの第2出力端子が演算増幅器OP2
の第2入力端子に接続されるため、第2基準電圧がこの
第2入力端子に存在する。この第2基準電圧は、容量性
安定器用の比較的大きな振幅を有する予熱電流が得られ
るように選択する。演算増幅器OP2の出力端子とスイ
ッチング素子S2との間の結合は、演算増幅器OP2の
出力電圧の最初の変化のみがスイッチング素子S2の状
態の変化を生ずるようにする。スイッチング素子S1は
第1状態にあるため、カウンタVIの第1入力端子に供
給される信号の周波数は供給電圧の周波数に等しい。そ
の結果、カウンタVIは供給電圧の各サイクルごとに2
度リセットされるため、スイッチング素子Sも供給電圧
の各サイクルごとに2度導通する。安定器が容量性であ
る場合、第1(最初の)電流パルスにより抵抗Rの両端
間に発生する電圧パルスの振幅は基準電圧源IXの基準
電圧より低い。その結果、演算増幅器OP1の出力電圧
は比較的低いため、即ち素子S1及びS2はそれぞれ第
1状態及び第2状態を維持する。しかし、使用する安定
器が誘導性である場合には、第1電流パルスにより抵抗
Rの両端間に発生する電圧パルスの振幅は基準電圧源I
Xの基準電圧より高くなるため、演算増幅器OP1の出
力電圧が比較的高くなる。この比較的高い電圧が、演算
増幅器OP1の出力端子とスイッチング素子S1及びS
2 の制御電極との間の接続を介して、スイッチング素子
S1及びS2をそれぞれ第2状態及び第3状態に切り換
える。第2状態では、スイッチング素子S1は演算増幅
器OP3の出力端子を双安定マルチバイブレータFFを
経てカウンタVIの第1入力端子に接続する。この結
果、カウンタVIの第1入力端子に存在する信号の周波
数は供給電圧の周波数の半分の周波数になる。この結
果、カウンタVIは供給電圧の各サイクルごとに1度だ
けリセットされ、スイッチング素子Sは供給電圧の各サ
イクルごとに1度だけ導通する。スイッチング素子S2
は第3状態では基準電圧源VIIIの第3出力端子を演
算増幅器OP2の第2入力端子に接続する。基準電圧源
VIIIの第3出力端子に供給される第3基準電圧は、
誘導性安定器用の比較的大きい振幅を有する予熱電流が
得られるように選択する。
【0015】制御信号の位相は基準電圧源VIIIによ
り発生される第2及び第3基準電圧を変化させることに
より変化させることができる。しかし、実際には発振器
V及び基準電圧源VIIIの構成に応じて発振器Vの周
波数を変化させるほうが多くの場合簡単である。
り発生される第2及び第3基準電圧を変化させることに
より変化させることができる。しかし、実際には発振器
V及び基準電圧源VIIIの構成に応じて発振器Vの周
波数を変化させるほうが多くの場合簡単である。
【0016】図3Aは供給電圧Viの波形及び使用する
安定器が誘導性である場合に図1に示す回路配置により
発生される予熱電流Iiの波形を時間の関数として示
す。この場合にはスイッチング素子Sが供給電圧Viの
各サイクルごとに位相VIで1度導通するためかなり高
い実効値を有するパルス状予熱電流が得られる。図3B
は供給電圧Viの波形及び容量性安定器を使用する場合
に図1に示す回路配置により発生される予熱電流Icの
波形を時間の関数として示す。この場合にはスイッチン
グ素子Sが供給電圧Viの各サイクルごとに2度導通す
る。容量性安定器を使用する場合も予熱電流はパルス状
になり、比較的高い実効値を有する。この場合には供給
電圧Viの各サイクル内に二つの電流パルスが生ずる。
安定器が誘導性である場合に図1に示す回路配置により
発生される予熱電流Iiの波形を時間の関数として示
す。この場合にはスイッチング素子Sが供給電圧Viの
各サイクルごとに位相VIで1度導通するためかなり高
い実効値を有するパルス状予熱電流が得られる。図3B
は供給電圧Viの波形及び容量性安定器を使用する場合
に図1に示す回路配置により発生される予熱電流Icの
波形を時間の関数として示す。この場合にはスイッチン
グ素子Sが供給電圧Viの各サイクルごとに2度導通す
る。容量性安定器を使用する場合も予熱電流はパルス状
になり、比較的高い実効値を有する。この場合には供給
電圧Viの各サイクル内に二つの電流パルスが生ずる。
【0017】50Hzの周波数の正弦波供給電圧、40
Wの定格電力の放電ランプ及び図1及び図2に示す本発
明の回路配置を用いると、誘導性安定器を使用する場合
でも、容量性安定器を使用する場合でも、また供給電圧
が220Vの公称値より10%低下した場合でも、放電
ランプの電極を1秒以内で予熱することができることが
確かめられた。更に、ランプの電力定格に応じて発振器
の周波数を調整することにより40〜80Wの定格電力
の放電ランプに対し同一の好適性能を同一の回路配置で
実現することができることが確かめられた。
Wの定格電力の放電ランプ及び図1及び図2に示す本発
明の回路配置を用いると、誘導性安定器を使用する場合
でも、容量性安定器を使用する場合でも、また供給電圧
が220Vの公称値より10%低下した場合でも、放電
ランプの電極を1秒以内で予熱することができることが
確かめられた。更に、ランプの電力定格に応じて発振器
の周波数を調整することにより40〜80Wの定格電力
の放電ランプに対し同一の好適性能を同一の回路配置で
実現することができることが確かめられた。
【図1】本発明回路配置の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示す回路配置の一部分の詳細構成図であ
る。
る。
【図3】誘導性安定器を使用する場合及び容量性安定器
を使用する場合に図1に示す回路配置により発生される
予熱電流の波形を示す図である。
を使用する場合に図1に示す回路配置により発生される
予熱電流の波形を示す図である。
LA 放電ランプ VSA 容量性安定器 A ブランチ B ダイオードブリッジ S スイッチング素子 SC 制御回路 I 制御信号制御用回路部分 R オーム抵抗 II 制御信号の位相及び周波数調整用回路部分 III 極性変化検出用回路部分 IV 誘導性安定器/容量性安定器検出用回路部分 V 発振器 VI カウンタ VII ディジタル−アナログ変換器 VIII,IX 基準電圧源 OP1−OP3 演算増幅器 S1,S2 スイッチング素子 FF 双安定マルチバイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド シープケス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1
Claims (8)
- 【請求項1】 安定器と直列に接続された放電ランプの
電極を交番極性の供給電圧により予熱する回路配置であ
って、 放電ランプの電極に接続された、スイッチング素子を具
えるブランチAと、 該スイッチング素子の制御電極に結合され、該スイッチ
ング素子を予熱中供給電圧の各サイクルごとに導通させ
る制御信号を発生する制御回路と、 該制御回路に結合され、前記制御信号を安定器が誘導性
か容量性かに応じて制御する回路部分Iと、 を具える回路配置において、 前記回路部分Iが前記制御信号の位相及び周波数の両方
を調整する回路部分IIを具えていることを特徴とする
回路配置。 - 【請求項2】 制御信号の周波数を、誘導性安定器の場
合に供給電圧の周波数に等しくし、容量性安定器の場合
に供給電圧の周波数の2倍に等しくしたことを特徴とす
る請求項1記載の回路配置。 - 【請求項3】 予熱中放電ランプの電極を流れる電流の
実効値が、安定器が誘導性であるか容量性であるかとは
ほぼ無関係になるよう制御信号の位相及び周波数を選択
したことを特徴とする請求項1又は2記載の回路配置。 - 【請求項4】 当該回路配置は予熱前にスイッチング素
子を導通させて第1電流パルスを発生させる手段、及び
この第1電流パルスの振幅に応じて制御信号の位相及び
周波数を調整する手段を具えていることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の回路配置。 - 【請求項5】 ブランチAがダイオードブリッジを具え
ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の回路配置。 - 【請求項6】 回路部分IがブランチA内に電流センサ
を具えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
に記載の回路配置。 - 【請求項7】 制御信号の位相を調整する回路部分II
が可調整タイマ回路を具えていることを特徴とする請求
項1〜6のいずれかに記載の回路配置。 - 【請求項8】 可調整タイマ回路が可調整周波数発振器
を具えていることを特徴とする請求項7記載の回路配
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
BE9301064A BE1007611A3 (nl) | 1993-10-11 | 1993-10-11 | Schakelinrichting. |
BE09301064 | 1993-10-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183087A true JPH07183087A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=3887407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6245470A Pending JPH07183087A (ja) | 1993-10-11 | 1994-10-11 | 回路配置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5477109A (ja) |
EP (1) | EP0648067B1 (ja) |
JP (1) | JPH07183087A (ja) |
KR (1) | KR950013323A (ja) |
BE (1) | BE1007611A3 (ja) |
DE (1) | DE69408255T2 (ja) |
ES (1) | ES2113608T3 (ja) |
SG (1) | SG44764A1 (ja) |
TW (1) | TW298364U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003007486A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Meiji Natl Ind Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5631523A (en) * | 1995-09-19 | 1997-05-20 | Beacon Light Products, Inc. | Method of regulating lamp current through a fluorescent lamp by pulse energizing a driving supply |
US5736817A (en) * | 1995-09-19 | 1998-04-07 | Beacon Light Products, Inc. | Preheating and starting circuit and method for a fluorescent lamp |
US7119490B2 (en) * | 2002-05-30 | 2006-10-10 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Starter for minimizing damage to lamp electrodes of a discharge lamp at startup |
CN100466876C (zh) * | 2005-06-30 | 2009-03-04 | 哈尔滨工业大学 | 多功率电感镇流器的载波智能化检测控制装置 |
CN102792780B (zh) | 2010-03-17 | 2015-01-28 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 用于驱动气体放电灯的方法和装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2224665A1 (de) * | 1971-05-24 | 1972-12-07 | Voegeli E | Vorschaltgerät für Gasentladungslampen |
FR2223932B1 (ja) * | 1973-03-30 | 1978-03-10 | Radiotechnique Compelec | |
FR2255776A1 (en) * | 1973-12-21 | 1975-07-18 | Radiotechnique Compelec | Electronic starter for discharge tubes - has two thyristors with voltage divider and cold electrode discharge tube |
FR2379226A1 (fr) * | 1977-01-31 | 1978-08-25 | Radiotechnique Compelec | Starter electronique d'amorcage d'un tube a decharge |
NL179622C (nl) * | 1978-06-27 | 1986-10-01 | Philips Nv | Inrichting voor het ontsteken en voeden van ten minste een gas- en/of dampontladingsbuis. |
NL7909128A (nl) * | 1979-12-19 | 1981-07-16 | Philips Nv | Elektronische hulpapparaat voor het starten en bij wisselspanning bedrijven van een gas- en/of dampontladingslamp. |
LU83920A1 (fr) * | 1982-02-03 | 1983-09-02 | Jean Marie De Pra | Dispositif de demarrage pour lampes a decharge |
CH681263A5 (ja) * | 1990-08-16 | 1993-02-15 | Knobel Lichttech |
-
1993
- 1993-10-11 BE BE9301064A patent/BE1007611A3/nl not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-04-25 TW TW083205633U patent/TW298364U/zh unknown
- 1994-10-04 DE DE69408255T patent/DE69408255T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-04 ES ES94202869T patent/ES2113608T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-04 SG SG1996007174A patent/SG44764A1/en unknown
- 1994-10-04 EP EP94202869A patent/EP0648067B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-07 US US08/320,038 patent/US5477109A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-11 KR KR1019940025945A patent/KR950013323A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-10-11 JP JP6245470A patent/JPH07183087A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003007486A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Meiji Natl Ind Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW298364U (en) | 1997-02-11 |
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US5477109A (en) | 1995-12-19 |
DE69408255T2 (de) | 1998-07-30 |
SG44764A1 (en) | 1997-12-19 |
ES2113608T3 (es) | 1998-05-01 |
EP0648067A1 (en) | 1995-04-12 |
BE1007611A3 (nl) | 1995-08-22 |
KR950013323A (ko) | 1995-05-17 |
DE69408255D1 (de) | 1998-03-05 |
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