JPH07172745A - エレベータの安全装置 - Google Patents
エレベータの安全装置Info
- Publication number
- JPH07172745A JPH07172745A JP32074893A JP32074893A JPH07172745A JP H07172745 A JPH07172745 A JP H07172745A JP 32074893 A JP32074893 A JP 32074893A JP 32074893 A JP32074893 A JP 32074893A JP H07172745 A JPH07172745 A JP H07172745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- state
- sandwiched
- door
- contact rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータのかごドアに物体が挾まるのを防
止する。 【構成】 かごドアの戸当たりに全閉時において、わず
かな隙間Gが生じるように緩衝ゴム1a、2aを設け、
かつ、前記凸状緩衝ゴム1aに圧力センサ3を設け、圧
力センサ3からの検出信号によりかごドア1、2を反転
制御する。
止する。 【構成】 かごドアの戸当たりに全閉時において、わず
かな隙間Gが生じるように緩衝ゴム1a、2aを設け、
かつ、前記凸状緩衝ゴム1aに圧力センサ3を設け、圧
力センサ3からの検出信号によりかごドア1、2を反転
制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの安全装置、
特にエレベータのかごドアに物体が挾まった場合の安全
対策に関する。
特にエレベータのかごドアに物体が挾まった場合の安全
対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エレベータのかごドアの閉動
作時に台車等の物体が挾まらないような安全対策が講じ
られている。図6には従来のエレベータの安全装置の一
例が示されている。図6において、1はかご駆動側ド
ア、2はかご従動側ドア、8は駆動側ドア1の先端縦方
向に取り付けられた緩衝ゴム、8aは緩衝ゴム8の凸部
である。また、9は従動側ドア2の先端縦方向に取り付
けられた緩衝ゴム、9aは従動側ドア9の凹部である。
6はかごドアと連結棒(図示せず)により連動された安
全接触棒、7は安全接触棒6に取り付けられたスイッチ
である。
作時に台車等の物体が挾まらないような安全対策が講じ
られている。図6には従来のエレベータの安全装置の一
例が示されている。図6において、1はかご駆動側ド
ア、2はかご従動側ドア、8は駆動側ドア1の先端縦方
向に取り付けられた緩衝ゴム、8aは緩衝ゴム8の凸部
である。また、9は従動側ドア2の先端縦方向に取り付
けられた緩衝ゴム、9aは従動側ドア9の凹部である。
6はかごドアと連結棒(図示せず)により連動された安
全接触棒、7は安全接触棒6に取り付けられたスイッチ
である。
【0003】以下、動作を説明する。ドア1、2が閉動
作時にかご室内に搬入された台車などが安全接触棒6に
触れると、安全接触棒6は図中矢印方向に押され、スイ
ッチ7を遮断する。スイッチ7は図7に示されるように
ドア反転管制回路に接続されており、スイッチ7がオフ
されることによりドアは閉動作から開動作に反転制御さ
れて物体の挟まりを防止する。
作時にかご室内に搬入された台車などが安全接触棒6に
触れると、安全接触棒6は図中矢印方向に押され、スイ
ッチ7を遮断する。スイッチ7は図7に示されるように
ドア反転管制回路に接続されており、スイッチ7がオフ
されることによりドアは閉動作から開動作に反転制御さ
れて物体の挟まりを防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの安
全装置は以上のように構成されているので、台車などで
はなく、例えば紐や衣服の一部、ダンボール等の厚みの
薄いものが緩衝ゴムの間に挾まれた場合には、これらの
物体は安全接触棒6を押さず、従って反転制御されるこ
となく挾まれた状態のままでエレベータは走行すること
となり、途中でエレベータが異常停止する問題があっ
た。
全装置は以上のように構成されているので、台車などで
はなく、例えば紐や衣服の一部、ダンボール等の厚みの
薄いものが緩衝ゴムの間に挾まれた場合には、これらの
物体は安全接触棒6を押さず、従って反転制御されるこ
となく挾まれた状態のままでエレベータは走行すること
となり、途中でエレベータが異常停止する問題があっ
た。
【0005】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、安全接触棒を押すこ
となく物体がドアに挾まれた場合であっても、これを検
出しドアを反転制御することによりエレベータが異常停
止することを未然に防ぐエレベータの安全装置を提供す
ることにある。
なされたものであり、その目的は、安全接触棒を押すこ
となく物体がドアに挾まれた場合であっても、これを検
出しドアを反転制御することによりエレベータが異常停
止することを未然に防ぐエレベータの安全装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエレベータの安全装置は、エレベータのか
ごドアに連動する安全接触棒に物体が当接した場合にか
ごドアを開動作に反転制御するエレベータの安全装置に
おいて、前記かごドアの戸当たりに全閉時においてわず
かな隙間が生じるように緩衝材を設け、かつ、前記緩衝
材に圧力センサを設け、圧力センサからの検出信号によ
りかごドアを反転制御することを特徴とする。
に、本発明のエレベータの安全装置は、エレベータのか
ごドアに連動する安全接触棒に物体が当接した場合にか
ごドアを開動作に反転制御するエレベータの安全装置に
おいて、前記かごドアの戸当たりに全閉時においてわず
かな隙間が生じるように緩衝材を設け、かつ、前記緩衝
材に圧力センサを設け、圧力センサからの検出信号によ
りかごドアを反転制御することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成において、緩衝材に設けられた圧力セ
ンサが物体の挟まりを検出し、かごドアを反転制御す
る。従って、たとえ安全接触棒に物体が押されない状態
で紐やダンボール、衣服の一部などがかごドアに挾まっ
ていても、圧力センサによりこれを検出でき、物体の挟
まり状態を防ぐことができる。
ンサが物体の挟まりを検出し、かごドアを反転制御す
る。従って、たとえ安全接触棒に物体が押されない状態
で紐やダンボール、衣服の一部などがかごドアに挾まっ
ていても、圧力センサによりこれを検出でき、物体の挟
まり状態を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明のエレベータ
の安全装置の実施例について説明する。
の安全装置の実施例について説明する。
【0009】図1には本実施例におけるエレベータの安
全装置の模式的な一部平面図が示されており、また、図
4には図1のA−A線に沿った一部縦断面図が示されて
いる。両図において、図6に示されたエレベータの安全
装置と同一部材については同一符号を付し、その説明は
省略する。
全装置の模式的な一部平面図が示されており、また、図
4には図1のA−A線に沿った一部縦断面図が示されて
いる。両図において、図6に示されたエレベータの安全
装置と同一部材については同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0010】図1、図4において、1aは駆動側ドア1
に取り付けられた凸状の緩衝ゴムであり、2aはかご従
動側ドア2に取り付けられた凹状の緩衝ゴムである。図
2には凹状の緩衝ゴム2aの拡大図が示されており、ま
た、図3には凸状の緩衝ゴム1aの拡大図が示されてい
る。凸状の緩衝ゴム1aと凹状の緩衝ゴム2aは図1に
示されるようにかごドア全閉時において図中Gで示され
るギャップが形成されるように取り付けられている。ま
た、3は図1、図3、及び図4に示されるように凸状緩
衝ゴム1a内に設けられたテープ状の圧力センサであ
る。
に取り付けられた凸状の緩衝ゴムであり、2aはかご従
動側ドア2に取り付けられた凹状の緩衝ゴムである。図
2には凹状の緩衝ゴム2aの拡大図が示されており、ま
た、図3には凸状の緩衝ゴム1aの拡大図が示されてい
る。凸状の緩衝ゴム1aと凹状の緩衝ゴム2aは図1に
示されるようにかごドア全閉時において図中Gで示され
るギャップが形成されるように取り付けられている。ま
た、3は図1、図3、及び図4に示されるように凸状緩
衝ゴム1a内に設けられたテープ状の圧力センサであ
る。
【0011】図5には本実施例の回路図が示されてい
る。凸状緩衝ゴム1a内に設けられた圧力センサ3は検
出リレー1に接続され、検出リレー1によりリレー接点
1のオン、オフが制御される。リレー接点1には検出リ
レー2が接続されており、検出リレー2によりリレー接
点2のオン、オフが制御される。また、リレー接点2は
ドア反転管制回路に接続されており、リレー接点2のオ
ン、オフによりドア反転管制が行われる。
る。凸状緩衝ゴム1a内に設けられた圧力センサ3は検
出リレー1に接続され、検出リレー1によりリレー接点
1のオン、オフが制御される。リレー接点1には検出リ
レー2が接続されており、検出リレー2によりリレー接
点2のオン、オフが制御される。また、リレー接点2は
ドア反転管制回路に接続されており、リレー接点2のオ
ン、オフによりドア反転管制が行われる。
【0012】本実施例のエレベータの安全装置は以上の
ような構成であり、以下動作を説明する。エレベータの
かごドア1、2が閉動作する際に台車等の物体が挾まれ
ると、安全接触棒6を押してスイッチ7を切り、従来装
置のようにエレベータは反転制御され、かごドア1、2
は閉動作から開動作に制御される。また、紐やダンボー
ル、衣服の一部などの厚さの薄いものがかごドアに挾ま
れた場合、安全接触棒6は押されないが、緩衝ゴム1
a、2a間に挾まれると、凸状緩衝ゴム1a内の圧力セ
ンサ3がオンし、検出リレー1を作動させる。検出リレ
ー1が作動すると、リレー接点1がオンからオフ状態と
なり、検出リレー2の動作が停止する。検出リレー2の
動作が停止すると、リレー接点2がオンからオフ状態と
なり、安全接触棒6の移動によりスイッチ7がオンから
オフ状態になるのと同様にドア反転管制回路が動作し、
かごドアを閉動作から開動作に反転制御する。これによ
り、紐やダンボールがかごドアに挾まれても、エレベー
タのかごドアが再び開くので物が挾まったままエレベー
タが走行することなく、異常停止などを未然に防止する
ことができる。
ような構成であり、以下動作を説明する。エレベータの
かごドア1、2が閉動作する際に台車等の物体が挾まれ
ると、安全接触棒6を押してスイッチ7を切り、従来装
置のようにエレベータは反転制御され、かごドア1、2
は閉動作から開動作に制御される。また、紐やダンボー
ル、衣服の一部などの厚さの薄いものがかごドアに挾ま
れた場合、安全接触棒6は押されないが、緩衝ゴム1
a、2a間に挾まれると、凸状緩衝ゴム1a内の圧力セ
ンサ3がオンし、検出リレー1を作動させる。検出リレ
ー1が作動すると、リレー接点1がオンからオフ状態と
なり、検出リレー2の動作が停止する。検出リレー2の
動作が停止すると、リレー接点2がオンからオフ状態と
なり、安全接触棒6の移動によりスイッチ7がオンから
オフ状態になるのと同様にドア反転管制回路が動作し、
かごドアを閉動作から開動作に反転制御する。これによ
り、紐やダンボールがかごドアに挾まれても、エレベー
タのかごドアが再び開くので物が挾まったままエレベー
タが走行することなく、異常停止などを未然に防止する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
タの安全装置によれば、エレベータのかごドアによる物
体の挾み込みを防ぎ、安全走行することができる。
タの安全装置によれば、エレベータのかごドアによる物
体の挾み込みを防ぎ、安全走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部平面図である。
【図2】同実施例における凹状緩衝ゴムの拡大図であ
る。
る。
【図3】同実施例における凸状緩衝ゴムの拡大図であ
る。
る。
【図4】図1のA−A線に沿った一部縦断面図である。
【図5】同実施例における回路構成図である。
【図6】従来装置の構成図である。
【図7】従来装置の回路図である。
1 かご駆動側ドア 1a 凸状緩衝ゴム 2 かご従動側ドア 2a 凹状緩衝ゴム 3 圧力センサ 6 安全接触棒 7 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータのかごドアに連動する安全接触
棒に物体が当接した場合にかごドアを開動作に反転制御
するエレベータの安全装置において、 前記かごドアの戸当たりに全閉時においてわずかな隙間
が生じるように緩衝材を設け、かつ、前記緩衝材に圧力
センサを設け、圧力センサからの検出信号によりかごド
アを反転制御することを特徴とするエレベータの安全装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32074893A JPH07172745A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エレベータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32074893A JPH07172745A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エレベータの安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172745A true JPH07172745A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18124849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32074893A Pending JPH07172745A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エレベータの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07172745A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006089251A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
JP2008143619A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Hitachi Ltd | エレベータのドア装置 |
JP2009269680A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Hitachi Ltd | エレベーターのドア装置 |
CN106812427A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-09 | 比亚迪股份有限公司 | 安全门 |
CN109693993A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 平山工程公司 | 电梯轿厢门用防夹传感器装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32074893A patent/JPH07172745A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006089251A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
JP2008143619A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Hitachi Ltd | エレベータのドア装置 |
JP2009269680A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Hitachi Ltd | エレベーターのドア装置 |
CN106812427A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-09 | 比亚迪股份有限公司 | 安全门 |
CN109693993A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 平山工程公司 | 电梯轿厢门用防夹传感器装置 |
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