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JPH07171193A - 保存剤を含む薬液の投与用調剤器 - Google Patents

保存剤を含む薬液の投与用調剤器

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Publication number
JPH07171193A
JPH07171193A JP14473294A JP14473294A JPH07171193A JP H07171193 A JPH07171193 A JP H07171193A JP 14473294 A JP14473294 A JP 14473294A JP 14473294 A JP14473294 A JP 14473294A JP H07171193 A JPH07171193 A JP H07171193A
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JP
Japan
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membrane
dispenser
drip
container
dispenser according
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Application number
JP14473294A
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Mas Alberto Vallet
アルベルト・ヴァジェット・マス
Guasch Francesc X Gimenez
フランセスク・クサヴィエル・ヒメネス・ガスク
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Alcon Cusi SA
Original Assignee
Laboratorios Cusi SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Application filed by Laboratorios Cusi SA filed Critical Laboratorios Cusi SA
Publication of JPH07171193A publication Critical patent/JPH07171193A/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/14Details; Accessories therefor
    • A61J1/1443Containers with means for dispensing liquid medicaments in a filtered or sterile way, e.g. with bacterial filters
    • A61J1/145Containers with means for dispensing liquid medicaments in a filtered or sterile way, e.g. with bacterial filters using air filters
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
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    • A61J1/1443Containers with means for dispensing liquid medicaments in a filtered or sterile way, e.g. with bacterial filters
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存剤として第4級アンモニウム化合物を含
む薬液を投与するための新規な容器を提供する。 【構成】 重合体膜を投与調剤器の滴下部の中に好適に
設置して、医薬治療の間、すべての活性原料を選択的に
流し、すべての保存剤を保持するようにしてある。その
ひとつの構成は膜(5)を滴下部の部品(3および4)
のシリンダーユニット(6および7)の間に組み込み、
上記シリンダーユニットの間の遊びの存在により可動配
置(図3)されている。他に固定配置(図4)およびそ
の変形構成を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存剤としての第4級
アンモニウム化合物を含む薬液を投与するための新規な
容器に関する。特に本発明は、使用の際に、保存剤とし
て薬液が含んでいる第4級アンモニウム化合物、好まし
くはベンツアルコニウムクロライド(BAC)またはベ
ンツエトニウムクロライドを選択的に保持し、実効成分
は滞留することなく流動させることのできる一または数
枚の重合体膜、好ましくはポリビニリデンフロライド
(PVDF)またはポリスルホンの膜を含む新規な容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】連続投与として適用される薬液、特に眼
科薬溶液中に、患者がそれを使用したときに混入しうる
微生物が増殖するのを防止しまたは制限し、それを軽減
することが求められているよりも大きな害を防止するこ
とのできる成分を含む必要性が知られている。この目的
で使用される処方のすべての賦形剤は保存剤系と呼ばれ
ている。その広い抗菌剤スペクトルにより保存剤系とし
て用いられる一群の物質は第4級アンモニウム化合物で
ある。
【0003】使用される第4級アンモニウム化合物は、
化学的な観点からは、有機ハロゲン化物、好ましくは塩
化物または臭化物と3級アミンとの反応の結果得られる
生成物である。その化学構造は次のとおりで:
【化1】 ここでR1、R2、R3およびR4は −アルキル、アルキレン、アルキルまたはアリール基; −同じであっても異なったものであってもよく; −置換基が付いていてもいなくてもよく; −分岐があってもなくてもよく; −環状であっても直鎖であってもよく; −その主たるものはエーテル、エステルまたはアミド結
合を含み; Xは相当するハロゲン化物である。
【0004】保存剤系として医薬処方に含まれるこの群
に属する化合物の中で、ベンツアルコニウムクロライ
ド、ベンツエトニウムクロライド、ベンゾデシニウムブ
ロマイド、セタルルコニウムクロライド、セテキソニウ
ムブロマイド、セトリミドおよびセチルピリジンが中で
も顕著なものである。薬液で正規に用いれる第4級アン
モニウム化合物の濃度は0.0005〜1.0%で、処方
中の他の成分によって変わる。
【0005】上記第4級アンモニウム化合物は、ちょう
ど他のカチオン界面活性剤のように、異なる重合体物質
と相互作用をする特性がある(サルトー(Salto)お
よびユカワ(1969年)、ナイドー(Naido)他
(1971年)、リチャードソン(Richardso
n)他(1979年)、ゴッダール(Goddard)
(1986年))。この相互作用のために、第4級アン
モニウム化合物を含み、重合体物質と接触しなければな
らない調合剤の取り扱いおよび保存が困難となる。
【0006】他方、抗菌効果を確かになものにするため
に必要とされる第4級アンモニウム化合物の濃度では、
いくつかの場合に、望ましくない副作用をもたらす可能
性がある。とりわけ角膜上皮剥離(de-epithe
lization)、角膜瘢痕の一時的異変、角膜の電
気生理学の一時的異変および角膜の酸素付加の一時的異
変を取り上げることができる。これらの作用は角膜の病
理学的状態によって増加するものであり、緑内障の治療
ような治療を受けなければならない患者にはより大きな
影響が起こり得る。このような副作用は薬液に含まれる
活性成分の生物利用性に影響を与えることになる。
【0007】別の研究者たちは上記の作用を容器の面か
ら最小限にしようと試みている。提案された主たる解決
法は以下の通りである: 1.スペイン工業規範No.99011「グループ・オ
ブ・コンテナーズ・オブ・ア・ドーズド・コンテント
(Group of containers ofa do
sed content)」およびスペイン使用規範2
57316「グループ・オブ・コンテナーズ−アイ・ド
ロッパーズ・オブ・ア・ドーズ・コンテント(Grou
p of containers−eye droppe
rs ofa dosed content)」の中に記
載された系は、保存剤を含有しない溶液を必要量を含
み、使用後それを廃棄する使い捨ての容器からなってい
る。この系は、もし最初の包装の時に、またはその結果
として1単位内に何らかの混入があると、保存剤がない
ので、汚染物は中和することができないので、完全な滅
菌条件下で作られねばならないという不便さがある。他
の制限は、残留薬があったとしても一旦1つの単位を使
用すれば捨てなければいけないことを使用者に知らせる
必要があることである。経済的制約として、従来の多成
分系に比べてユニット価格が高いことが目立つ。
【0008】2.米国特許第0401022号明細書、マトロ
ビッチ(Matrovich)の「コンタミネーション
−レジスタント・ディスペンシング・アンド・メタリン
グ・デバイス(Contamination−Resi
stant Dispensing and Meter
ing Device)」および米国特許第4463880号明
細書、クレーマー他(Kramer et al)の「メ
ディシン・ドロップ・ディスペンサー・ウイズ・アンチ
-バクテリアル・フィルター(Medicine Dro
p Dispenser with Anti-Bacte
rial Filter)」に記載された系は、孔径を
小さくしたフィルターを使用することによって汚染物が
保存剤を含まない溶液を入れた容器内に入るのを防止す
ることにある。この系は、汚染物が入った場合でさえ注
入された溶液が容器から出て来る前に再び濾過されるか
ら完全に滅菌されるという利点がある。このオプション
の不便さは第1に汚染物が入った溶液が見かけの悪いも
のになり、フィルターにより比較的強い力が寸法の小さ
い端末部にかかることである。そのうえ、フィルターは
空気を通さないので、薬液の使用された割合が増えるに
つれて容器は徐々に収縮する。これらの不便性のためこ
の系の工業化および市場参入が困難となる。
【0009】3.チブレ他(Chibret et a
l.)のフランス特許第2661401号「プロセデ・
ドゥ・コンディシオンヌマン・プル・ソンセルバ・エ・
ディストリビュール・パラ・ポルシオン・デュ・リキッ
ド・ステリル(Procedede conditio
nnement pour sonservar et d
istribuer para portions du
liquide sterile)」は、保存剤を選択
的に保持し、活性原料は通過させるカラムを容器の端に
入れることからなる。主たる不便性として活性原料と保
存剤との各々の組み合わせに対してカラムの設計が必要
なことであり、これは非常に複雑で、厄介さが指摘され
る。その結果、ユニットの価格は非常に高くなる。その
うえ、容器は上記の理由により収縮できるものでなくて
はならない。
【0010】4.ガーベル他(Gerber et a
l.)の米国特許第4846810号明細書「バルブ・アッセン
ブリー(Valve assembly)」、クレメン
ツ他(Clements et al.)の米国特許第507
4440号明細書「コンテナ・フォー・ディスペンシング・
プレザーバティブ−フリー・プレパレーションズ(Co
ntainer for dispensing Pre
servative−free Preparatio
ns )」およびラフィー(Laffy)の米国特許第5
63504号明細書「アセプティック・ボットル(Asep
tic Bottle)」の中では、保存剤を含まない
溶液を投与し、汚染物が外部から入ってくるのを許容し
ないような異なる機構のバルブまたはシールを見ること
ができる。これらは、その中に入っている液体中に存在
する汚染物を除去することができないという点で不便で
ある。これら代替物のもうひとつの欠点は、ユニットが
高価なこと、工業化が困難なこと、および必要とするユ
ーザーに情報を与えるという重要な仕事である。この容
器はその操作の原理からして収縮があってはならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】引用してきた解決法は
提出された問題を満足に解決するものではなく、したが
って今なお薬液の処方中に第4級アンモニウム化合物が
存在してもよいような系を見い出す必要があり、病原菌
が保存および使用中にその中で生長することができない
ようにする必要があり、他方溶液を投与する患者の体内
に入って行く保存剤の濃度を十分低くして上記のような
副作用をなくし、または最小限にする必要がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はその中に記載さ
れた容器によって上記目的の達成を提案している。上記
容器には使用の際に第4級アンモニウム化合物を留めて
おくことのできる膜を含んでいる。本発明に記載された
装置は第4級アンモニウム化合物を入れた容器に取り付
けられるようになっている。このようにして保存剤系は
薬液の貯蔵及び使用の間その機能を果すことができ、そ
れにより微生物が溶液中で成長しないようにし、使用に
あたり容器の膜を通過するに際し第4級アンモニウム化
合物を全部または一部留めて、治療すべきところに達す
る第4級アンモニウム化合物の濃度を十分低くして好ま
しくない副作用を最小限にするすることができる。
【0013】特に、容器に入れる材料は、中でも商品と
なっているセルローストリアセテート、セルロースナイ
トレート、再生セルロース、ナイロン、ポリビニリデン
フロライド(PVDF)、シリコーン類、ポリスルホ
ン、ポリカーボネートの膜である。膜の厚さ、膜の数、
膜のポアサイズおよび要するに膜の濾過面積は使用する
処方および容器に入れる必要のある第4級アンモニウム
化合物の保持率に依存する。
【0014】容器を最適に使用するようにするために、
膜は投与調剤器の出口端部、すなわち滴下部に置かなけ
ればならない。本発明では、膜を投与調剤器の滴下部に
置くための二通りの形態とひとつの変形を提案してい
る。
【0015】「可動フィルター」と呼ばれる第1の方法
は、あるあそびの結果シリンダーユニット(図3)の間
で移動することのできる膜によるものであり、液体が滴
下部の保存領域へ戻ったときに減圧が生じ(液体の一部
が外側に入っているから)、その結果膜が下へ下がり、
空気が保存領域内へ流れ込むことができ容器にしわがよ
るのを防ぎ、続いて投与を行う時にはいつも投与調剤器
を堅くして薬液の必要量を適用することができる必要が
ある。
【0016】投与調剤器の滴下部中に膜を入れる第2の
方法は「固定フィルター」呼んでいるものである。そこ
では、膜はシリンダーユニットの中で何ら動くことなく
固定されている(図4)。この場合、薬液を使用する
と、容器の有効体積に対する使用された体積の割合によ
って容器は収縮を受けることになり、容器内部の薬液を
保存する効果に影響を与えない。
【0017】後者の「固定フィルター」の変態であり、
(第1の形態のように)空気が入ることができる方法
は、膜を適当に処理して、空気が流れ込めるようにした
小さな領域を有するようにしたものである。提案した方
法は、膜を通ったが使用されなかった薬液が容器内に戻
るようにしたものである。この戻りがなく、滴下部の外
側に留まっている場合には、作用すべき保存系がないた
め汚染を受けるであろう。
【0018】保存剤を通過させないで留める割合は必要
とする割合よりも少し低いが、第4級アンモニウム化合
物の濃度の減少に関してはそれを改良し、同時に膜を通
る流れを最適に分散するために膜の径を増すことも可能
であることが実証された。これは薬液の容器の首のとこ
ろへ連結している滴下部の構造を、首の外側で容器に結
合している滴下部の底部のところで、またフィルターユ
ニットを決定する膜が容器の口そのものの径よりも大き
い径をもつことができるように、変えることによって可
能になった。それに加えて、シリンダーの分布または濾
過膜の支持用突起が改良されているので、薬液は膜の全
表面を越えて容易に広がり、したがってより容易に通り
抜け、もし使用による強い圧力がかかったとしても、あ
るいは早期に品質低下しなければ、膜に穴があく可能性
を避けることができる。
【0019】膜が「可動性フィルター」に属していよう
が「固定フィルター」に属していようが、膜の支持用突
起は小さな指の形をしたシリンダーによって形を定めら
れており、このシリンダーは同心円の環状に配列してい
るのが好ましい。容器のボディーから薬液が流動する軸
の開口部を取り囲んでいる小さなシリンダーは円盤形の
仕切りをつけた自由端を有しており、仕切りは製品の軸
方向の流れを妨げる小さな半径方向拡散用の小部屋であ
り同一の材料でできていても異なる材料でできていても
よく、この小さな円盤は流動をゆがめるエレメントとし
て働く。滴下部の先端部または滴下部の上部には、同じ
分布をした膜の支持体指状物もあり、一番内側の指状物
は同様にその端で同じ機能を有するもうひとつの小さい
円盤と結合している、しかしこれは薬液の流出を妨害し
ない。
【0020】濾過膜をシールするためのこれらすべての
多数の支持用突起はまた、互いに等間隔にある多数の同
心円の環状円盤を提供ために働き、半径方向または直径
方向の切り込みを有し、この切り込みは上記の環状の仕
切りの間に形成された小部屋の間で、流動すなわち連通
用の導管を形成し、このようにして膜の面全体を通る流
動がよく分散するようになっている。また他の半径方向
の通路もあり、それはもし必要なら中心から半径方向に
最も離れたところの仕切りの長さを短くするために、外
側から始まり中心部には達していない。最内側の環状仕
切りも上記の半径方向の切り込みをもっており、互いに
小さな壁によって仕切られ直接流を防いでおり、先に示
してように膜が擦り減ったり破損するのを防いでいる。
【0021】滴下部の下部はコンテナの首と結合するよ
うに内側にねじ山があり、その底部末端にはシールリン
グがある。また滴下部の下部はシールリングは含むが、
ねじ山は必ずしもなくてよく、コンテナの首に圧で適合
するように出来ている。滴下部の頂部に形成されている
治療薬の出口は口をシールする小さなキャップを固定す
るために外側にねじ山が設けてあり、滴下部の反対側に
取り付けた歯型物内には同じようにシールリングがあ
る。発明の特徴をよりよく理解するために、そしてこの
明細書および図面を完全なものとするために、以下のも
のは例として表しており、限定するために付加したもの
ではない。
【0022】図1および図2には、本発明の投与調剤器
を示す。図から分かるように、該容器は、圧力によって
容易に変形する材料でできた容器(1)、対応するシー
リング環を有するねじ山付きのキャップ(2)、2つの
部分に分かれた滴下部で、下部の滴下部(3)と、上部
の滴下部(4)、および滴下部(3)と(4)との間に
位置する膜または膜類(5)を有する。
【0023】以降は、本発明で記載されている2つの実
施態様およびその変形を、投与調剤器の滴下部中の、膜
または膜類に関して述べる。
【0024】「可動フィルター」図3から、下部(3)
と上部(4)のそれぞれの滴下部のシリンダーユニット
(6)と(7)との間に、膜(5)がどのように位置し
ているかが分かる。両方のシリンダー部分の間には、あ
る一定の間隔またはあそびがあり、その空いた空間で膜
は動くことができる。
【0025】本方法では、図1および2の容器(1)に
圧力が働いた場合、同容器中の薬剤溶液は、滴下部
(3)の部分の内部シリンダー的部分を通って、センタ
ーホールまで上がる;ここでは、液体の圧力によって、
膜が、上部シリンダー部分と接触するまで上がり、空い
ていた空間を満たして、膜の全表面に広がる。実質的に
保存剤無添加の、膜を通過した液体は、滴下部の上部
(4)の内部中心の頭を切った逆円錐型の空洞(8)を
通って、外まで上がる。
【0026】容器(1)に働く圧力をなくすと、空気自
体が上部分(4)のセンターホール(8)を通って侵入
し、液体の除去によって作られる真空を妨げ、膜を下に
押す。膜は、滴下部(3)の底のシリンダー部分の上に
支持され、空洞が残るので、通路(8)に保持されてい
た液体は、再び広がって、膜およびシリンダーの間に存
在する空間を通り、容器の中に戻って、保存される。こ
の方法では、容器は初期の形を取り戻し、実質的に保存
剤無添加であれば容易に汚染されるであろう、滴下部の
上部にも液体を残さない。
【0027】ここに記載した操作は、患者の処置に必要
な間だけ、何回でも繰り返され、全面的に保存性と簡易
使用が保証される。
【0028】「固定フィルター」図4から、下部(3)
と上部(4)のそれぞれの滴下部のシリンダー部分
(6)と(7)との間に、膜(5)がどのように位置し
ているかが分かる。両方のシリンダー部分の間は、膜が
ちょうど入る空間があり、両者の間は、どんなタイプの
動きまたは置き換えもできないように固定されている。
【0029】本方法では、図1および2の容器(1)に
圧力が働いた場合、同容器中の薬剤溶液は、滴下部
(3)内部のシリンダー的部分を通って、センターホー
ルまで上がる。そこでは、液体がシリンダーユニット
(6)に存在する空洞に広がり、全面の膜を通過する。
シリンダーユニット(7)を通って、既に保存剤無添加
の液体が広がり、滴下部(4)の上部の内部中心逆円錐
型の空洞(8)を通って、外まで上がる。
【0030】本実施態様では、容器(1)は、逆の影響
を受け易いが、溶液の汚染の危険はない。
【0031】「ステイン(stain)付き固定フィルター」
本応用例の組立および実施態様は、前記の「固定フィル
ター」と同様であるが、膜、または空気がそこを通って
流入するような「ステイン」のある一部への特別な処置
があり、そのようにして、容器の収縮の可能性を避け
る。
【0032】図5から8の特別な参照物により、容器の
構造にみられる改善点を含んだ、本発明が提供する、薬
剤溶液の投与調剤器の外観を見ることができる。
【0033】新たに提供された投与調剤器は、一般に
(9)に参照されるような滴下部を含み、その基部体
(10)は、環状フラップを包含して、容器(1)の首
(12)を固定する。また、容器(1)の首の鋸歯(1
4)を固定するシーリングリング(13)が含まれてい
る。前述のように、基部体が、圧力および挿入物によっ
て直接静止維持されるため、ねじ山を省略することさえ
可能である。滴下部(9)の上部体は、(15)に参照
されるように、投与口は、ねじ山(17)を含むシーリ
ングキャップ(16)によって閉じられる。
【0034】滴下部の基部体(10)と(15)との間
には、膜(18)があり、その膜の直径は、図1から4
で述べた滴下部の構造中にある膜(5)の直径よりも著
しく大きい。
【0035】図8の拡大詳細図では、好ましい実施態様
において、滴下部(9)の上部(15)と下部(10)
の両方のベースにそれぞれ最も近い、凹所を設けた面
(20)および(21)からそれぞれ現れている、軸方
向の突起(19)の間に、膜(18)が、どのように固
定されているかが分かる。このような突起は、同心円状
の仕切りのように形成され、それぞれの円の配列上に、
不連続に配置されている。突起の上は、放射状または正
反対の切片、または溝であり、図8に示された矢印のよ
うに、軸アクセスホール(22)から濾過膜(18)の
全面に向かって、製品を容易に分布させることができ
る。
【0036】容器(1)に過剰な圧力が働くと、先に示
したように、製品が、製品の円錐形の出口ホール(2
3)と連結している滴下部の下体(10)のホール(2
2)から、全体的に軸方向へ動き、外に出てしまう。こ
れを防ぐため、図に示した本実施態様では、最後には膜
(18)にダメージを与え、破壊さえしてしまうよう
な、この直接経路を遮断する。遮断は、この経路中にい
くつかの小さな水平パーティション(14)を設けるこ
とにより行う。パーティションは、それぞれの滴下部本
体と同様の材料でできた、円形カバーで、本実施態様に
おいては、膜または膜類(18)と接触して安定する。
【0037】これらの円盤(24)は、最も内側の環状
パーティションに位置する突起(19)のフリーなエッ
ジの不連続な表面を閉じる。
【0038】図5および6においては、シーリングキャ
ップ(16)が、シーリングリング(25)と共に提供
されている。
【0039】
【実施例】本発明を、以下それぞれの実施例により更に
説明するが、本発明の範囲を限定すると理解されるべき
ではなく、図1〜4で示した型の投与調剤器で構成され
るものである。
【0040】実施例1 0.5%リンゴ酸チモロールおよび0.1%塩化ベンズア
ルコニウムを含有する溶液の保存性の保持の実験を行っ
た。市販の膜、0.45μmと13mmφのPVDFが容器
に含まれていた。上記溶液5mlを適用した後に、保持さ
れている塩化ベンズアルコニウムの割合は、76%であ
り、活性原料の保持は何ら観察されなかった。
【0041】実施例2 2%カルテオロールヒドロクロリドおよび0.005%
塩化ベンズアルコニウムを含有する溶液の保存性の維持
について実験を行った。市販の膜、0.22μmと13mm
φのPVDFが容器に含まれていた。上記溶液5mlを適
用した後に、保持されている塩化ベンズアルコニウムの
割合は、100%であり、活性原料の保持は何ら観察さ
れなかった。
【0042】実施例3 20%塩化ピロカルピンおよび0.01%塩化ベンズア
ルコニウムを含有する溶液の保存性の保持について実験
を行った。市販の膜、0.45μmと13mmφのPVDF
が容器に含まれていた。上記溶液5mlを適用した後に、
保持されている塩化ベンズアルコニウムの割合は、76
%であり、活性原料の保持は何ら観察されなかった。
【0043】実施例4 0.5%リンゴ酸チモロールおよび0.01%塩化ベンズ
アルコニウムを含有する溶液の保存性の保持について実
験を行った。市販の膜、0.2μmと13mmφのPVDF
が容器に含まれていた。上記溶液5mlを適用した後に、
保持されている塩化ベンズアルコニウムの割合は、90
%であり、活性原料の保持は何ら観察されなかった。
【0044】実施例5 4%クロモグリケートナトリウムおよび0.1%塩化ベ
ンズアルコニウムを含有する溶液の保存性の保持につい
て実験を行った。市販の膜、0.45μmと13mmφのP
VDFが容器に含まれていた。上記溶液5mlを適用した
後に、保持されている塩化ベンズアルコニウムの割合
は、45%であり、活性原料の保持は何ら観察されなか
った。
【0045】実施例6 4%クロモグリケートナトリウムおよび0.01%塩化
ベンズアルコニウムを含有する溶液の保存性の保持につ
いて実験を行った。市販の膜、0.22μmと13mmφの
PVDFが容器に含まれていた。上記溶液5mlを適用し
た後に、保持されている塩化ベンズアルコニウムの割合
は、48%であり、活性原料の保持は何ら観察されなか
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いた濾過膜または膜類を含む投与
調剤器の分解組立断面図。
【図2】 図1の投与調剤器のねじ山付きキャップ
(2)を含まない組立図。
【図3】 「可動フィルター」実施態様での滴下部の部
分拡大図。
【図4】 「固定フィルター」実施態様での滴下部の部
分拡大図。
【図5】 本発明の改善点を含む、薬液用投与調剤器の
分解組立図。
【図6】 図2と同じ容器であるが、シールのない滴下
口のキャップを備えた全体組立図。
【図7】 2つの部分に分かれ、中間の濾過膜が拡大さ
れている、滴下部の分解組立図。
【図8】 図4と同じであるが、薬液が外に直接流出す
ることを防ぐ、膜の支持突起の軸の構造の詳細拡大図。
【符号の説明】
1:容器、2:ねじ山付きキャップ、3:下部滴下部、
4:上部滴下部ー、5:膜または膜類、6、7:シリン
ダーユニット、8:通路、9:滴下部、10:ボディ
ー、11:フラップ、12:容器の首部、13:シーリ
ングリング、14:シーリングパーティション、15:
ボディー、16:シーリングキャップ、17:ねじ山、
18:膜、19:軸方向の突起、20、21:凹部に設
けた面、22:軸アクセスホール、23:出口ホール 24:円盤、25:シーリングリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 81/04 LRL // C08L 27/16 (72)発明者 フランセスク・クサヴィエル・ヒメネス・ ガスク スペイン08330プレミア・デ・マル(バル セロナ)、ハウメ・バルメス9番

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を用いて薬学的処置を行うに際して
    ポリマー膜を投与デイスペンサーの滴下部の適当な位置
    に配置し、この膜を使用して本質的に全ての活性成分を
    選択的に流し、本質的に全ての防腐剤を選択的に保持す
    ることを特徴とする、防腐剤として第4級アンモニウム
    化合物を含む薬液の分配にポリマー膜および投与デイス
    ペンサーを使用する方法。
  2. 【請求項2】 加圧により容易に変形する材料でできた
    容器(1)およびそれに相当するシーリング・リングと滴
    下部を備えたねじ山つきキャップ(2)を有する薬液用投
    与デイスペンサーであって、この滴下部が下部(3)と上
    部(4)の2部に分割され、両者の間にポリマー膜(5)が
    あり、この膜と接触するように滴下部の下部(3)と上部
    (4)の領域にシリンダー・ユニット(6)と(7)があるこ
    とを特徴とするデイスペンサー。
  3. 【請求項3】 滴下部の下部(3)および上部(4)が、両
    者間で膜が動けるように自由スペースまたは遊びを残す
    ように相当するシリンダー・ユニット(6)と(7)の間に
    設けたポリマー膜(5)と組合わさっている請求項2記載
    のデイスペンサー。
  4. 【請求項4】 滴下部の下部(3)および上部(4)が、両
    者間で膜が動けないよう膜と全面的に接触し、遊び無し
    に相当するシリンダー・ユニット(6)と(7)の間に設け
    たポリマー膜(5)と組合わさっている請求項2記載のデ
    イスペンサー。
  5. 【請求項5】 滴下部の下部(3)および上部(4)が、両
    者間で膜が動けないよう膜と全面的に接触し、遊び無し
    に相当するシリンダー・ユニット(6)と(7)の間に設け
    たポリマー膜(5)と組合わさっており、その膜が空気の
    通過を許す特殊な処置を施した小さな領域を有している
    請求項2記載のデイスペンサー。
  6. 【請求項6】 手圧により容易に変形する材料でできた
    容器、シーリング・リングを備え、投与装置または滴下
    部を有するねじ山つきキャップ、およびより特徴的には
    請求項2記載の2部に分割されその間にポリマー膜が挿
    入されており、このポリマー膜は薬液が下部または滴下
    器の軸穴から通過し、膜を流れる通路を形成する突起の
    間に配置され、膜(18)を通過する流れの分配能力があ
    り改良され、滴下部(9)のボディー(10)上に容器(1)
    のネック(12)の外側に挿入または任意にねじ山によっ
    てそれらが動かないようにするためのフラップ(11)を
    有し、膜(18)の直径、すなわちそれらを支持する突起
    (19)表面の直径の増加を可能にして、それを容器(1)
    の口またはネックよりも大きくし、この下部またはピー
    ス(10)がシーリング・リング(13)を含むことを特徴
    とする薬液投与用デイスペンサー。
  7. 【請求項7】 滴下部の両部分(10、13)の膜(18)
    用支持突起がフィンガー上の小さい直径のシリンダーで
    限定され、好ましくは同心円の環状に配列されており、
    一方軸穴(22)に最も近い環状配列の自由耳部を結合し
    同一または異なった材料の小さな円盤(24)によって、
    薬液の尖端出口通路(23)に直接流れが通過しないよう
    に屈折部材として機能し、膜の変形および早期破損を防
    ぐことを特徴とする請求項6記載のデイスペンサー。
  8. 【請求項8】 滴下部の両方のボデイー(10、15)に
    膜(18)の支持突起(19)を同心円環状パーテイション
    し、チャマー間の同一の連絡通路に区切ったラジアルま
    たは径方向にカットし、膜(18)の全表面を介して流れ
    を良好に分散せしめ、最も深い不連続環状パーテイショ
    ンのカバーの小さな壁(24)を外部に向かう流れが直接
    通過するのを防止するように供給し、膜が疲労したり破
    れたりするのを妨げることを特徴とする請求項6のデイ
    スペンサー。
  9. 【請求項9】 滴下部(9)の尖端部またはボデイー(1
    5)がその分配口中にねじ山(17)、およびちいさなシ
    ーリング・カバー(16)上に供給されたシーリング・リ
    ング(25)用固定手段を有している請求項6から8記載
    のデイスペンサー。
  10. 【請求項10】 セルロース・トリアセテート膜を含む
    請求項2から9記載のデイスペンサー。
  11. 【請求項11】 硝酸セルロース膜を有する請求項2か
    ら9記載のデイスペンサー。
  12. 【請求項12】 再生セルロース膜を有する請求項2か
    ら9記載のデイスペンサー。
  13. 【請求項13】 ナイロン膜を有する請求項2から9か
    ら9記載のデイスペンサー。
  14. 【請求項14】 シリコーン膜を有する請求項2から9
    から9記載のデイスペンサー。
  15. 【請求項15】 ポリビニリデン・フルオライドの膜を
    有する請求項2から9記載のデイスペンサー。
  16. 【請求項16】 ポリスルフォン膜を有する請求項2か
    ら9記載のデイスペンサー。
  17. 【請求項17】 ポリカーボネイト膜を有する請求項2
    から9記載のデイスペンサー。
  18. 【請求項18】 請求項10から17の膜の組合わせを
    含む請求項2から9記載のデイスペンサー。
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