JPH07171137A - 指紋読み取り装置 - Google Patents
指紋読み取り装置Info
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- JPH07171137A JPH07171137A JP6269884A JP26988494A JPH07171137A JP H07171137 A JPH07171137 A JP H07171137A JP 6269884 A JP6269884 A JP 6269884A JP 26988494 A JP26988494 A JP 26988494A JP H07171137 A JPH07171137 A JP H07171137A
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Landscapes
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鮮明な指紋像を出力させることができる。
【構成】 指紋読み取りユニット60は、赤外LED6
1によって、FOP1の入力端面2を照明し、出力端面
3に出力された指紋像をCCD63で検出する。制御用
コンピュータ65では、指の先端がタッチセンサ62で
感知され、且つ、圧力センサ64により所定の押圧力で
指がされると、CCD63による指紋像の検出を開始す
る。
1によって、FOP1の入力端面2を照明し、出力端面
3に出力された指紋像をCCD63で検出する。制御用
コンピュータ65では、指の先端がタッチセンサ62で
感知され、且つ、圧力センサ64により所定の押圧力で
指がされると、CCD63による指紋像の検出を開始す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイバー光学プレー
トを用いた指紋読み取り装置に関する。
トを用いた指紋読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図19に示すようなファイバー
光学プレート100(以下「FOP」と記す)が知られ
ている(米国特許第3906520号)。このFOP1
00は、多数の光ファイバ101を束ねて一体化したも
のであり、その一端には、光軸に対して傾斜させてカッ
ティングした入力端面102を形成し、指との接触面積
を増やすため、入力端面102を視野角φの曲面に形成
している。この入力端面102上に指103を密着さ
せ、光源105から光を当てると、その対向側の出力端
面104にはこの密着部の凹凸パターンが写し出され
る。この結果、指紋の像を読み取ることができる。
光学プレート100(以下「FOP」と記す)が知られ
ている(米国特許第3906520号)。このFOP1
00は、多数の光ファイバ101を束ねて一体化したも
のであり、その一端には、光軸に対して傾斜させてカッ
ティングした入力端面102を形成し、指との接触面積
を増やすため、入力端面102を視野角φの曲面に形成
している。この入力端面102上に指103を密着さ
せ、光源105から光を当てると、その対向側の出力端
面104にはこの密着部の凹凸パターンが写し出され
る。この結果、指紋の像を読み取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図20に示す指紋読み
取り装置は、指紋を検出するための投射光を、出力端面
104側から入射させる方式を採用しており、このた
め、FOP100と指紋読み取り部106との間に入射
光を入れる空間を確保する必要があり、全体の系が大型
化し、構成が複雑になる欠点があった。
取り装置は、指紋を検出するための投射光を、出力端面
104側から入射させる方式を採用しており、このた
め、FOP100と指紋読み取り部106との間に入射
光を入れる空間を確保する必要があり、全体の系が大型
化し、構成が複雑になる欠点があった。
【0004】また、入射光による指紋像(反射光)とは
別に、入力端面102からも余分な光が入ってしまうた
め、検出された指紋のコントラストが低下することとな
っていた。さらに、入力端面102が曲面構造を取って
いるため、とくに散乱光の影響が著しいなどの問題点が
あった。
別に、入力端面102からも余分な光が入ってしまうた
め、検出された指紋のコントラストが低下することとな
っていた。さらに、入力端面102が曲面構造を取って
いるため、とくに散乱光の影響が著しいなどの問題点が
あった。
【0005】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、装置全体をコンパクトに
構成すると共に、背景光などの不要な光が出力端面から
出力されることはなく、その密着した部分の像を鮮明に
出力させ得る指紋読み取り装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、装置全体をコンパクトに
構成すると共に、背景光などの不要な光が出力端面から
出力されることはなく、その密着した部分の像を鮮明に
出力させ得る指紋読み取り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる指紋読み
取り装置は、指を接触させるべき入力端面及び出力端面
を有するファイバー光学プレートを用い、その入力端面
に相対する位置に、この入力端面に照明光を出射する照
明手段を配し、出力端面にはこの出力端面から出力され
る像を検出する出力像検出手段を配する。また、これら
照明手段及び出力像検出手段の動作制御を行う制御手段
を備えて構成する。さらに、このファイバー光学プレー
トは、入力端面がら入射した光を伝搬する複数のコア
と、各コアの外周部を覆うクラッドと、クラッドの外周
部を覆う光吸収体とを備えて構成し、コアの光軸に対す
る入力端面の傾斜角度は、空気中からこのコアに入射し
た光が、クラッドとの境界面において全反射を生じない
ような角度に設定している。
取り装置は、指を接触させるべき入力端面及び出力端面
を有するファイバー光学プレートを用い、その入力端面
に相対する位置に、この入力端面に照明光を出射する照
明手段を配し、出力端面にはこの出力端面から出力され
る像を検出する出力像検出手段を配する。また、これら
照明手段及び出力像検出手段の動作制御を行う制御手段
を備えて構成する。さらに、このファイバー光学プレー
トは、入力端面がら入射した光を伝搬する複数のコア
と、各コアの外周部を覆うクラッドと、クラッドの外周
部を覆う光吸収体とを備えて構成し、コアの光軸に対す
る入力端面の傾斜角度は、空気中からこのコアに入射し
た光が、クラッドとの境界面において全反射を生じない
ような角度に設定している。
【0007】一方、この指紋読み取り装置は、指を入力
端面の所定位置に密着させた際、この指の先端部が到達
すべき位置に、この指が接触したことを検知する接触検
知手段をさらに備えることもできる。
端面の所定位置に密着させた際、この指の先端部が到達
すべき位置に、この指が接触したことを検知する接触検
知手段をさらに備えることもできる。
【0008】また、指がこのファイバー光学プレートを
押圧する押圧力を検知する圧力検知手段を、ファイバー
光学プレートの一端面に備えて構成することもできる。
押圧する押圧力を検知する圧力検知手段を、ファイバー
光学プレートの一端面に備えて構成することもできる。
【0009】このように接触検知手段及び圧力検知手段
を備えた場合には、制御手段において、接触検知手段が
指を検知し、かつ、圧力検知手段の検知結果が所定の値
に達した時点で、出力端面から得られる像を出力像検出
手段で検出するように制御をおこなうことも可能であ
る。
を備えた場合には、制御手段において、接触検知手段が
指を検知し、かつ、圧力検知手段の検知結果が所定の値
に達した時点で、出力端面から得られる像を出力像検出
手段で検出するように制御をおこなうことも可能であ
る。
【0010】
【作用】ファイバー光学プレートの入力端面の傾斜角度
をこのような条件に設定すると、空気中を伝搬して入力
端面からコア内に入射した光は、その一部がコアからク
ラッドに洩れて吸収体で吸収される。従って、背景光な
どの不要な光は、コアを伝搬する過程で次第に減衰し、
出力端面からはほとんど出力されない状態となる。一
方、入力端面に物体の表面を密着させた際、この密着部
を透過した光がコア内に入射するが、この入射した光に
は、クラッドとの境界面において全反射の条件を満たす
ような角度で入射する光も存在するようになる。すなわ
ち、密着部から入射した光のみが、出力端面から出力さ
れる。
をこのような条件に設定すると、空気中を伝搬して入力
端面からコア内に入射した光は、その一部がコアからク
ラッドに洩れて吸収体で吸収される。従って、背景光な
どの不要な光は、コアを伝搬する過程で次第に減衰し、
出力端面からはほとんど出力されない状態となる。一
方、入力端面に物体の表面を密着させた際、この密着部
を透過した光がコア内に入射するが、この入射した光に
は、クラッドとの境界面において全反射の条件を満たす
ような角度で入射する光も存在するようになる。すなわ
ち、密着部から入射した光のみが、出力端面から出力さ
れる。
【0011】また、接触検知手段によって、指が指紋読
み取りを正確に行ない得る位置にセットされたことが検
知され、圧力検知手段では、指が入力端面を所定の圧力
で押圧されていることが検知される。すなわち、これら
各検知手段を用いることで、指を常に同じ位置にセット
し、かつ、同じ圧力で押圧させることができる。
み取りを正確に行ない得る位置にセットされたことが検
知され、圧力検知手段では、指が入力端面を所定の圧力
で押圧されていることが検知される。すなわち、これら
各検知手段を用いることで、指を常に同じ位置にセット
し、かつ、同じ圧力で押圧させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0013】図1にファイバー光学プレート(以下、F
OPという)1の外観を示す。このFOP1は、後述す
る指紋読み取り装置に用いられるものであり、複数の光
ファイバを束ねた状態に一体的に形成している。FOP
1の一端には、ファイバーの光軸に対して傾斜した入力
端面2を有しており、対向側端部には、光軸に対してほ
ぼ垂直に形成した出力端面3を有している。
OPという)1の外観を示す。このFOP1は、後述す
る指紋読み取り装置に用いられるものであり、複数の光
ファイバを束ねた状態に一体的に形成している。FOP
1の一端には、ファイバーの光軸に対して傾斜した入力
端面2を有しており、対向側端部には、光軸に対してほ
ぼ垂直に形成した出力端面3を有している。
【0014】FOP1は、図2に示すように、入射した
光を伝搬するコア5、その外周部を覆うクラッド6、さ
らに、各クラッド6の外周部を覆うように設けられた吸
収体7の3種類から構成されている。この位置に吸収体
7を設けることで、コア5から漏れた光及びクラッド6
に入射された光が吸収されるため、隣り合う光ファイバ
同士は、この吸収体7によって光学的に絶縁された状態
となっている。なお、コア5、クラッド6及び吸収体7
は、それぞれ、図4に示す材料によって形成されてお
り、この結果、コア5の屈折率は1.621 、クラッド6の
屈折率は1.519 となっている。また、FOP1の大きさ
の一例として、図1に各寸法を表記しておく。
光を伝搬するコア5、その外周部を覆うクラッド6、さ
らに、各クラッド6の外周部を覆うように設けられた吸
収体7の3種類から構成されている。この位置に吸収体
7を設けることで、コア5から漏れた光及びクラッド6
に入射された光が吸収されるため、隣り合う光ファイバ
同士は、この吸収体7によって光学的に絶縁された状態
となっている。なお、コア5、クラッド6及び吸収体7
は、それぞれ、図4に示す材料によって形成されてお
り、この結果、コア5の屈折率は1.621 、クラッド6の
屈折率は1.519 となっている。また、FOP1の大きさ
の一例として、図1に各寸法を表記しておく。
【0015】このようにクラッド6の外周部を吸収体で
覆った光ファイバでFOP1を形成することで、各コア
5内に入射した光が、コア5から漏れて隣接する別のコ
ア5内に入射することが回避され、隣接するファイバ間
でのクロクトークの発生を防止でき、出力像のS/N比
が改善される。この作用は、入力端面の傾斜角度に無関
係であり、入力端面の傾斜角度がいかに鋭角的であって
も、各コア内に入射された光は、それぞれ各コアを伝搬
されて、出力端面から出力されるものである。また、F
OP1では、入力端面2の傾斜角度(光ファイバの光軸
に対する傾斜角度)を、特定の値に設定することで、後
述するような優れた作用・効果を奏するものである。
覆った光ファイバでFOP1を形成することで、各コア
5内に入射した光が、コア5から漏れて隣接する別のコ
ア5内に入射することが回避され、隣接するファイバ間
でのクロクトークの発生を防止でき、出力像のS/N比
が改善される。この作用は、入力端面の傾斜角度に無関
係であり、入力端面の傾斜角度がいかに鋭角的であって
も、各コア内に入射された光は、それぞれ各コアを伝搬
されて、出力端面から出力されるものである。また、F
OP1では、入力端面2の傾斜角度(光ファイバの光軸
に対する傾斜角度)を、特定の値に設定することで、後
述するような優れた作用・効果を奏するものである。
【0016】図3に、FOP1の縦断面を示す。図中、
n0 はコアの屈折率、n1 はクラッドの屈折率、nは空
気の屈折率をそれぞれ示している。本実施例のFOP1
では、受光角が0°となるように、入力端面2の傾斜角
度αを規定している。すなわち、傾斜角度αは、このコ
ア5内に、空気中から、いかなる角度で光が入射して
も、コア5とクラッド6との境界面において全反射を生
じないような角度に設定されている。
n0 はコアの屈折率、n1 はクラッドの屈折率、nは空
気の屈折率をそれぞれ示している。本実施例のFOP1
では、受光角が0°となるように、入力端面2の傾斜角
度αを規定している。すなわち、傾斜角度αは、このコ
ア5内に、空気中から、いかなる角度で光が入射して
も、コア5とクラッド6との境界面において全反射を生
じないような角度に設定されている。
【0017】この傾斜角度αは、次式より求めることが
できる。
できる。
【0018】 n0 sinβ=n1 sin90° (全反射の条件) …(1) n0 sinγ=n sin90° (受光角0°の条件) …(2) α+(90°+γ)+(90°−β)=180° …(3) この場合、図4より、n0 =1.621 、n1 =1.519 、n
=1であるので、α=31.54 °として求まる。したがっ
て、図3における傾斜角度αが、この値以下になると、
空気中を伝搬し入力端面2から入射する光は、いかなる
角度で入射したとしても、コアとクラッドとの境界面で
全反射を起こさないこととなる。
=1であるので、α=31.54 °として求まる。したがっ
て、図3における傾斜角度αが、この値以下になると、
空気中を伝搬し入力端面2から入射する光は、いかなる
角度で入射したとしても、コアとクラッドとの境界面で
全反射を起こさないこととなる。
【0019】したがって、入力端面2からFOP内に入
射した光は、屈折を繰り返して伝搬する過程で、その一
部がコアからクラッドに漏れて吸収体で吸収され、次第
に減衰して消滅する。このように入力端面2の傾斜角度
をこのような角度とした場合、空気中を伝搬し入力端面
2からFOP1内に入射した光は、出力端面3からはほ
とんど出力されない状態となる。
射した光は、屈折を繰り返して伝搬する過程で、その一
部がコアからクラッドに漏れて吸収体で吸収され、次第
に減衰して消滅する。このように入力端面2の傾斜角度
をこのような角度とした場合、空気中を伝搬し入力端面
2からFOP1内に入射した光は、出力端面3からはほ
とんど出力されない状態となる。
【0020】一方、図5に示すように、この状態で、入
力端面2に、特定の物体、例えば指10の表面を密着さ
せた場合には、指紋の凹凸によって、入力端面2と密着
する密着部11と、入力端面2との間に空隙を生じる非
密着部12とが形成される。密着部11では、入力端面
2と指10の表面とが密着しており、指表面の屈折率は
空気の屈折率よりも大である。したがって、入力端面2
に入射する光の入射角度と、クラッドとの境界面におけ
る全反射の条件との関係が、密着前の関係から変化し、
クラッドとの境界面において全反射の条件を満たすよう
な角度で入射する光も存在するようになる。例えば、指
10の背後から光を照射し、この透過光がA点に到達し
たとする(図5)。このA点からFOP1内に入射する
光のうち、図示するように、40.68 °の範囲で入射され
た光は、コア5とクラッド6との境界面において全反射
の条件を満たすので((2)式より)、この入射光はク
ラッドとの境界面で全反射を繰り返し、出力端面3側か
ら出力される。なお、この角度の範囲を越えて入射した
光は、屈折を繰り返し伝搬する過程で減衰し消滅する。
力端面2に、特定の物体、例えば指10の表面を密着さ
せた場合には、指紋の凹凸によって、入力端面2と密着
する密着部11と、入力端面2との間に空隙を生じる非
密着部12とが形成される。密着部11では、入力端面
2と指10の表面とが密着しており、指表面の屈折率は
空気の屈折率よりも大である。したがって、入力端面2
に入射する光の入射角度と、クラッドとの境界面におけ
る全反射の条件との関係が、密着前の関係から変化し、
クラッドとの境界面において全反射の条件を満たすよう
な角度で入射する光も存在するようになる。例えば、指
10の背後から光を照射し、この透過光がA点に到達し
たとする(図5)。このA点からFOP1内に入射する
光のうち、図示するように、40.68 °の範囲で入射され
た光は、コア5とクラッド6との境界面において全反射
の条件を満たすので((2)式より)、この入射光はク
ラッドとの境界面で全反射を繰り返し、出力端面3側か
ら出力される。なお、この角度の範囲を越えて入射した
光は、屈折を繰り返し伝搬する過程で減衰し消滅する。
【0021】これに対し、非密着部12では、図示する
ような空隙部13が形成され、この中には空気が存在し
ている。すなわち、指10を密着させる前の状態と、何
ら変わるものではない。したがって、入力端面2の非密
着部12からもコア5内に光が入射するものの、いかな
る角度で入射しても、依然として、クラッドとの境界面
における全反射の条件を満たしておらず、コア5内を伝
搬する過程で減衰し消滅する。
ような空隙部13が形成され、この中には空気が存在し
ている。すなわち、指10を密着させる前の状態と、何
ら変わるものではない。したがって、入力端面2の非密
着部12からもコア5内に光が入射するものの、いかな
る角度で入射しても、依然として、クラッドとの境界面
における全反射の条件を満たしておらず、コア5内を伝
搬する過程で減衰し消滅する。
【0022】したがって、このように物体の表面像など
を検出する際には、入力端面2に密着した物体表面の凸
部から入射する光のみが出力端面3から出力され、表面
の凹部から入射する光は伝搬過程で減衰して消滅する。
このため、背景光などの不要な光が除去され、入力端面
に密着した部分の像のみが伝送されて出力されることに
なる。
を検出する際には、入力端面2に密着した物体表面の凸
部から入射する光のみが出力端面3から出力され、表面
の凹部から入射する光は伝搬過程で減衰して消滅する。
このため、背景光などの不要な光が除去され、入力端面
に密着した部分の像のみが伝送されて出力されることに
なる。
【0023】なお、以上説明した例は、N.A.(開口数)
=0.55の場合であり、その他の主なN.A.に対する傾斜角
度αを表1に示しておく。
=0.55の場合であり、その他の主なN.A.に対する傾斜角
度αを表1に示しておく。
【0024】
【表1】
【0025】また、FOP1の入力端面2の形状を、図
7に示すような形状とすることもできる。図7における
形状は、入力端面2をl−l’線で切った断面を示して
おり、図中の矢印yは、FOP1を構成する各ファイバ
の光軸を示している(図6)。図7(a)は、図1で示
したような平面形状の入力端面2であり、同図(b)〜
(e)では、入力端面2を凹面状として、指との密着面
を大きくしている。また、同図(f)、(g)では、入
力端面2を斜面状に形成することで、同図(a)に比
べ、入力端面2に押圧された部位の像を拡大して出力す
ることができる。
7に示すような形状とすることもできる。図7における
形状は、入力端面2をl−l’線で切った断面を示して
おり、図中の矢印yは、FOP1を構成する各ファイバ
の光軸を示している(図6)。図7(a)は、図1で示
したような平面形状の入力端面2であり、同図(b)〜
(e)では、入力端面2を凹面状として、指との密着面
を大きくしている。また、同図(f)、(g)では、入
力端面2を斜面状に形成することで、同図(a)に比
べ、入力端面2に押圧された部位の像を拡大して出力す
ることができる。
【0026】ここで、このようなFOP1を備えた指紋
読み取り装置の具体的な構成を示す。
読み取り装置の具体的な構成を示す。
【0027】図8は、指紋読み取り装置を示しており、
前述したFOP1、CCD20、コンピュータ21など
で構成している。FOP1の入力端面2は、光軸に対し
傾斜して形成しており、この傾斜角度θは、前述した
(1)〜(3)式で求められた傾斜角度α以下に設定し
ている。この面に指22を押し付けて密着させ、この背
後或いは側面側に設けた光源23から光を照射するもの
である。このように密着させると、密着部の凹凸パター
ン(指紋の像)が、出力端面3に伝送され、この画像デ
ータがCCD20に与えられ、その信号がコンピュータ
21において画像処理される構成となっている。
前述したFOP1、CCD20、コンピュータ21など
で構成している。FOP1の入力端面2は、光軸に対し
傾斜して形成しており、この傾斜角度θは、前述した
(1)〜(3)式で求められた傾斜角度α以下に設定し
ている。この面に指22を押し付けて密着させ、この背
後或いは側面側に設けた光源23から光を照射するもの
である。このように密着させると、密着部の凹凸パター
ン(指紋の像)が、出力端面3に伝送され、この画像デ
ータがCCD20に与えられ、その信号がコンピュータ
21において画像処理される構成となっている。
【0028】また、図9に、他の構成例を示す。この例
では、FOP1の出力端面3側にレンズ30を配置し、
このレンズ30を介して出力端面3に出力された像をラ
インセンサー31によって読取り、その信号がコンピュ
ータ32において画像処理される構成となっている。
では、FOP1の出力端面3側にレンズ30を配置し、
このレンズ30を介して出力端面3に出力された像をラ
インセンサー31によって読取り、その信号がコンピュ
ータ32において画像処理される構成となっている。
【0029】図10にさらに他の指紋読み取り装置を示
す。指紋読み取り装置50は、その本体51が略楕円球
体形状を呈しており、指紋を読み取る際には、図11に
示すように、片手で本体51を把持するようにして、指
先を開口部52内に挿入する。この本体51における前
方側の表面には、表示用のLEDアレイ66を設けてお
り、LEDの発光色により、使用者に向けて各種の表示
を行なう。なお、このLEDアレイ66に隣接して、音
源を設けて、音によって使用者に知らせることもでき
る。また、本体51の内部には、図12に示すような、
指紋読み取りユニット60が配設されている。
す。指紋読み取り装置50は、その本体51が略楕円球
体形状を呈しており、指紋を読み取る際には、図11に
示すように、片手で本体51を把持するようにして、指
先を開口部52内に挿入する。この本体51における前
方側の表面には、表示用のLEDアレイ66を設けてお
り、LEDの発光色により、使用者に向けて各種の表示
を行なう。なお、このLEDアレイ66に隣接して、音
源を設けて、音によって使用者に知らせることもでき
る。また、本体51の内部には、図12に示すような、
指紋読み取りユニット60が配設されている。
【0030】図13に指紋読み取りユニット60を取り
出して示す。このユニット60は、前述したFOP1を
使用しており、その入力端面2は、指との密着性を高め
ると共に密着面積を増大させるため、図15のように半
円筒状の曲面に形成している。この場合も、入力端面の
光軸に対する傾斜角度θは、前述した傾斜角度α以下に
設定している。
出して示す。このユニット60は、前述したFOP1を
使用しており、その入力端面2は、指との密着性を高め
ると共に密着面積を増大させるため、図15のように半
円筒状の曲面に形成している。この場合も、入力端面の
光軸に対する傾斜角度θは、前述した傾斜角度α以下に
設定している。
【0031】また、入力端面2の対向側には、照明用の
赤外LED61を配しており、指がセットされた際に照
明光を照射する。なお、赤外LED61の発光波長λ
は、人体の透過性及びFOP1におけるクラッドの吸収
性を考慮して、600 nm<λ<900 nmに設定してい
る。すなわち、600 nmよりも短い波長の光では、指の
透過率が極端に低下し、900 nmよりも長い波長の光で
は、クラッド(光吸収体)の吸収特性が低下してしま
い、FOP1内の光絶縁性が劣化するためである。
赤外LED61を配しており、指がセットされた際に照
明光を照射する。なお、赤外LED61の発光波長λ
は、人体の透過性及びFOP1におけるクラッドの吸収
性を考慮して、600 nm<λ<900 nmに設定してい
る。すなわち、600 nmよりも短い波長の光では、指の
透過率が極端に低下し、900 nmよりも長い波長の光で
は、クラッド(光吸収体)の吸収特性が低下してしま
い、FOP1内の光絶縁性が劣化するためである。
【0032】一方、入力端面2の延長部の出力端面3側
には、生体確認機能の付いたタッチセンサー62を設け
ており、入力端面2上の規定位置に指がセットされた際
に、指の先端部が接触するようになっている。このタッ
チセンサーとしては、電気、焦電、温度、磁気、血流な
どの各種センサーを用いることができる。
には、生体確認機能の付いたタッチセンサー62を設け
ており、入力端面2上の規定位置に指がセットされた際
に、指の先端部が接触するようになっている。このタッ
チセンサーとしては、電気、焦電、温度、磁気、血流な
どの各種センサーを用いることができる。
【0033】出力端面3側において指紋の像が出力され
る部位には、CCD63を設けており、この出力像を画
像データとして検出する。
る部位には、CCD63を設けており、この出力像を画
像データとして検出する。
【0034】FOP1の背面側には、圧力センサー64
を配しており、指の腹でFOP1の入力端面2を押えつ
ける際の圧力を検知し、入力端面2を所定の押圧力以上
で押えつけた際に、指紋像のサンプリングが行なわれる
機構となっている。この圧力センサー64とタッチセン
サー62とを設けることで、同じ位置、同じ圧力で入力
された指紋像をサンプリングすることが可能となる。
を配しており、指の腹でFOP1の入力端面2を押えつ
ける際の圧力を検知し、入力端面2を所定の押圧力以上
で押えつけた際に、指紋像のサンプリングが行なわれる
機構となっている。この圧力センサー64とタッチセン
サー62とを設けることで、同じ位置、同じ圧力で入力
された指紋像をサンプリングすることが可能となる。
【0035】さらに、圧力センサー64の背面側には、
指紋読み取り時における各種の動作等を制御する制御用
コンピュータ65を配し、全体として一体的に構成して
いる。制御用コンピュータ65は、図14のブロック図
に示すように、タッチセンサー62の検知動作を制御す
るタッチセンサー制御部65a、赤外LED61の発光
制御を行なう赤外LED制御部65b、圧力センサー6
4で検出される押圧レベルを規定値と照合する圧力照合
部65c、CCD63で検出された画像信号を制御する
画像信号制御部65dなどを有しており、これらは、表
示用のLEDアレイ66も対象とし、信号表示制御部6
5eにおいて統轄的に制御されている。
指紋読み取り時における各種の動作等を制御する制御用
コンピュータ65を配し、全体として一体的に構成して
いる。制御用コンピュータ65は、図14のブロック図
に示すように、タッチセンサー62の検知動作を制御す
るタッチセンサー制御部65a、赤外LED61の発光
制御を行なう赤外LED制御部65b、圧力センサー6
4で検出される押圧レベルを規定値と照合する圧力照合
部65c、CCD63で検出された画像信号を制御する
画像信号制御部65dなどを有しており、これらは、表
示用のLEDアレイ66も対象とし、信号表示制御部6
5eにおいて統轄的に制御されている。
【0036】次に、この指紋読み取り装置50の動作
を、図16、図17に示す模式図、及び図18のフロー
チャートを参照して説明する。まず、表示用のLEDア
レイ66において、指紋の読み取りが可能である旨、或
いは指の挿入を促す旨の表示がなされている。そこで、
図11に示したように、片手で指紋読み取り装置50の
本体51を把持するようにして指先を開口部52内に挿
入し、FOP1の入力端面2に指を沿わせる(図16参
照、#100)。この際、指の先端部がタッチセンサ6
2に触れるまで指を挿入する。制御用コンピュータ65
では、生体確認機能を有するタッチセンサ62から与え
られる検知結果、すなわち、このタッチセンサにいずれ
かの物体が接触したこと、及び感知温度が35〜38度
であることを検知することで、指がタッチセンサ62に
触れたことを判断する機構となっている。そして、制御
用コンピュータ65は、このようにして指がタッチセン
サ62に触れたことが検知された時点で(#102で
「Yes」)、表示用のLEDアレイ66を消灯させる
と共に、照明用の赤外LED61を点灯し、CCD63
の電源をオンさせる制御を行なう(#103)。なお、
タッチセンサ62で検知されない場合には、指の挿入が
不十分であると判断し、指の再セットを促す指示をLE
Dアレイ66によって表示させる(#104)。このよ
うに、使用者に表示して知らせる際には、いずれの操作
段階においても、合成音声や電子音などで知らせる機構
を採用してもよい。
を、図16、図17に示す模式図、及び図18のフロー
チャートを参照して説明する。まず、表示用のLEDア
レイ66において、指紋の読み取りが可能である旨、或
いは指の挿入を促す旨の表示がなされている。そこで、
図11に示したように、片手で指紋読み取り装置50の
本体51を把持するようにして指先を開口部52内に挿
入し、FOP1の入力端面2に指を沿わせる(図16参
照、#100)。この際、指の先端部がタッチセンサ6
2に触れるまで指を挿入する。制御用コンピュータ65
では、生体確認機能を有するタッチセンサ62から与え
られる検知結果、すなわち、このタッチセンサにいずれ
かの物体が接触したこと、及び感知温度が35〜38度
であることを検知することで、指がタッチセンサ62に
触れたことを判断する機構となっている。そして、制御
用コンピュータ65は、このようにして指がタッチセン
サ62に触れたことが検知された時点で(#102で
「Yes」)、表示用のLEDアレイ66を消灯させる
と共に、照明用の赤外LED61を点灯し、CCD63
の電源をオンさせる制御を行なう(#103)。なお、
タッチセンサ62で検知されない場合には、指の挿入が
不十分であると判断し、指の再セットを促す指示をLE
Dアレイ66によって表示させる(#104)。このよ
うに、使用者に表示して知らせる際には、いずれの操作
段階においても、合成音声や電子音などで知らせる機構
を採用してもよい。
【0037】次に、制御用コンピュータ65は、LED
アレイ66を点灯させ、指によってFOP1の入力端面
2を押さえるように使用者に促す(#105)。この押
圧力を圧力センサー64で検知し、一定の圧力(この例
では、10g/cm2 )に達した時点で(#106で
「Yes」)、FOP1の出力端面3から出力された指
紋の像をCCD63で検出する(図17参照)。すなわ
ち、制御用コンピュータ65は、CCD63で検出され
た画像信号を画像信号制御部65dに取り込ませ、サン
プリングを実行させる(#107)。
アレイ66を点灯させ、指によってFOP1の入力端面
2を押さえるように使用者に促す(#105)。この押
圧力を圧力センサー64で検知し、一定の圧力(この例
では、10g/cm2 )に達した時点で(#106で
「Yes」)、FOP1の出力端面3から出力された指
紋の像をCCD63で検出する(図17参照)。すなわ
ち、制御用コンピュータ65は、CCD63で検出され
た画像信号を画像信号制御部65dに取り込ませ、サン
プリングを実行させる(#107)。
【0038】サンプリングされた画像信号を外部の指紋
照合装置70(図14)に伝送し、指紋照合装置70に
おいて指紋の照合を行なう。この結果、指紋照合ができ
た場合には(#108で「Yes」)、LEDアレイ6
6を点灯させ、指紋照合が完了したことを使用者に伝え
る(#109)。そして、この照合の結果、適合する指
紋であると判断された場合には、その旨を示す信号を出
力し、この指紋読み取り装置の処理動作は完了する(#
110)。なお、#108で指紋の照合ができない場合
には(#108で「No」)、指の再セットを促す旨を
LEDアレイ66によって表示させ(#104)、読み
取り動作を繰り返し実施する。
照合装置70(図14)に伝送し、指紋照合装置70に
おいて指紋の照合を行なう。この結果、指紋照合ができ
た場合には(#108で「Yes」)、LEDアレイ6
6を点灯させ、指紋照合が完了したことを使用者に伝え
る(#109)。そして、この照合の結果、適合する指
紋であると判断された場合には、その旨を示す信号を出
力し、この指紋読み取り装置の処理動作は完了する(#
110)。なお、#108で指紋の照合ができない場合
には(#108で「No」)、指の再セットを促す旨を
LEDアレイ66によって表示させ(#104)、読み
取り動作を繰り返し実施する。
【0039】このように指紋読み取り装置を構成するこ
とで、従来と異なり、指からの透過光を利用して指紋像
を出力させるので、図20で示した従来のように、読み
出し部となるCCD63とFOP1の出力端面3との間
に、照明光を入れる空間を確保する必要が無く、CCD
63とFOP1の出力端面3とを密着させることが可能
となる。また、FOP1の入力端面2と指との接点部か
らの光だけがFOP内を介して出力されるため、入力端
面2が曲面であることにより生じやすい乱反射光の入射
の影響がない。さらに、入射光となる照明光の波長が人
体の透過性とクラッドの光吸収性を考慮した波長となっ
ているため、人体中での光の減衰を押え、且つFOP中
の光絶縁特性を保持しながら、効率良く、指紋像をCC
D63に伝達することができる。その結果、少ない光量
のLEDでも効率良く利用できるため、装置の小型化、
低消費電力化を実現することが可能となる。
とで、従来と異なり、指からの透過光を利用して指紋像
を出力させるので、図20で示した従来のように、読み
出し部となるCCD63とFOP1の出力端面3との間
に、照明光を入れる空間を確保する必要が無く、CCD
63とFOP1の出力端面3とを密着させることが可能
となる。また、FOP1の入力端面2と指との接点部か
らの光だけがFOP内を介して出力されるため、入力端
面2が曲面であることにより生じやすい乱反射光の入射
の影響がない。さらに、入射光となる照明光の波長が人
体の透過性とクラッドの光吸収性を考慮した波長となっ
ているため、人体中での光の減衰を押え、且つFOP中
の光絶縁特性を保持しながら、効率良く、指紋像をCC
D63に伝達することができる。その結果、少ない光量
のLEDでも効率良く利用できるため、装置の小型化、
低消費電力化を実現することが可能となる。
【0040】また、図12、13における指紋読み取り
ユニットでは、一本の指の指紋を検出する構成例を示し
たが、図13に点線で図示したように、制御用コンピュ
ータ65及びLEDアレイ66以外の構成要素を、FO
P1に隣接して配置することで、一度に複数本の指の指
紋を読み取ることも可能である。
ユニットでは、一本の指の指紋を検出する構成例を示し
たが、図13に点線で図示したように、制御用コンピュ
ータ65及びLEDアレイ66以外の構成要素を、FO
P1に隣接して配置することで、一度に複数本の指の指
紋を読み取ることも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明にかかる指紋読み取り装置によれ
ば、ファイバー光学プレートの入力端面の傾斜角度を、
空気中からコアに入射した光がクラッドとの境界面にお
いて全反射を生じないような角度に設定したので、入力
端面に密着した指の表面から入射した光のみが出力端面
から出力され、この結果、鮮明な指紋の像を得ることが
可能となる。
ば、ファイバー光学プレートの入力端面の傾斜角度を、
空気中からコアに入射した光がクラッドとの境界面にお
いて全反射を生じないような角度に設定したので、入力
端面に密着した指の表面から入射した光のみが出力端面
から出力され、この結果、鮮明な指紋の像を得ることが
可能となる。
【0042】また、接触検知手段や圧力検知手段を設け
ることで、指紋と読み取るべき指を常に同じ位置にセッ
トし、かつ、常に同じ圧力で押圧させることが可能とな
る。これにより、同一位置、同一押圧力で押圧された指
紋像のサンプリングが可能となり、入力される指紋の像
の再現性を向上させることが可能となる。
ることで、指紋と読み取るべき指を常に同じ位置にセッ
トし、かつ、常に同じ圧力で押圧させることが可能とな
る。これにより、同一位置、同一押圧力で押圧された指
紋像のサンプリングが可能となり、入力される指紋の像
の再現性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施例で使用されるファイバー光学プ
レートを示す斜視図である。
レートを示す斜視図である。
【図2】ファイバー光学プレートの一部横断面図であ
る。
る。
【図3】ファイバー光学プレートの一部縦断面図であ
る。
る。
【図4】コア、クラッド、吸収体の各材料組成を重量%
で示すと共に、コア、クラッドの屈折率を示す図表であ
る。
で示すと共に、コア、クラッドの屈折率を示す図表であ
る。
【図5】ファイバー光学プレートの入力端面に指の表面
を密着させた状態を部分的に拡大して示す、ファイバー
光学プレートの縦断面図である。
を密着させた状態を部分的に拡大して示す、ファイバー
光学プレートの縦断面図である。
【図6】ファイバー光学プレートの側面を示す概略図で
ある。
ある。
【図7】図6のファイバー光学プレートを図6のl−
l’線で切った断面を示す図であり、図(a)〜図
(g)は、入力端面の形状を例示する断面図である。
l’線で切った断面を示す図であり、図(a)〜図
(g)は、入力端面の形状を例示する断面図である。
【図8】ファイバー光学プレートを備えた指紋読み取り
装置を示す概略構成図である。
装置を示す概略構成図である。
【図9】ファイバー光学プレートを備えた、他の装置構
成を概略的に示す図である。
成を概略的に示す図である。
【図10】ファイバー光学プレートを備えた他の指紋読
み取り装置の外観を示す斜視図である。
み取り装置の外観を示す斜視図である。
【図11】図10に示す指紋読み取り装置に片手をセッ
トした状態を示す斜視図である。
トした状態を示す斜視図である。
【図12】図10の指紋読み取り装置内に設けれた指紋
読み取りユニットを示す透視斜視図である。
読み取りユニットを示す透視斜視図である。
【図13】図12の指紋読み取りユニットの構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図14】図10の指紋読み取り装置の構成を概略的に
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図15】図13の指紋読み取りユニットを構成するフ
ァイバー光学プレートを示す側面図である。
ァイバー光学プレートを示す側面図である。
【図16】図15のファイバー光学プレートに指をセッ
トした状態を示す模式図である。
トした状態を示す模式図である。
【図17】ファイバー光学プレートの出力端面に指紋像
が出力された状態を示す説明図である。
が出力された状態を示す説明図である。
【図18】図10の指紋読み取り装置の処理動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図19】従来のファイバー光学プレートを示す斜視図
である。
である。
【図20】従来の指紋読み取り装置の構成を示す斜視図
である。
である。
1…ファイバー光学プレート、2…入力端面、3…出力
端面、5…コア、6…クラッド、7…吸収体(光吸収
体)、50…指紋読み取り装置、51…本体、60…指
紋読み取りユニット、61…赤外LED、62…タッチ
センサ、63…CCD、64…圧力センサ、65…制御
用コンピュータ。
端面、5…コア、6…クラッド、7…吸収体(光吸収
体)、50…指紋読み取り装置、51…本体、60…指
紋読み取りユニット、61…赤外LED、62…タッチ
センサ、63…CCD、64…圧力センサ、65…制御
用コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 (72)発明者 日野 利彦 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 河合 敏昭 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】指を接触させるべき入力端面、及び前記入
力端面から入射した光が出力される出力端面を有するフ
ァイバー光学プレートと、 前記入力端面に相対して設けられ、この入力端面に照明
光を出射する照明手段と、 前記ファイバー光学プレートの出力端面に備えられ、こ
の出力端面から出力される像を検出する出力像検出手段
と、 前記照明手段及び出力像検出手段の動作制御を行なう制
御手段と、を備えており、 前記ファイバー光学プレートは、 前記入力端面がら入射した光を伝搬する複数のコアと、
前記各コアの外周部を覆うクラッドと、前記クラッドの
外周部を覆い、この部位に入射する光を吸収する光吸収
体とを備え、 前記コアの光軸に対する前記入力端面の傾斜角度は、空
気中からこのコアに入射した光が、前記クラッドとの境
界面において全反射を生じないような角度に設定されて
いることを特徴とする指紋読み取り装置。 - 【請求項2】前記指を前記入力端面の所定位置に密着さ
せた際、この指の先端部が到達すべき位置に、この指が
接触したことを検知する接触検知手段をさらに備えるこ
とを特徴とする請求項1に記載の指紋読み取り装置。 - 【請求項3】前記指がこのファイバー光学プレートを押
圧する押圧力を検知する圧力検知手段を、前記ファイバ
ー光学プレートの一端面にさらに備えることを特徴とす
る請求項2に記載の指紋読み取り装置。 - 【請求項4】前記制御手段では、前記接触検知手段が前
記指を検知し、かつ、前記圧力検知手段の検知結果が所
定の値に達した時点で、前記出力端面から得られる像を
前記出力像検出手段で検出する制御を実施することを特
徴とする請求項3記載の指紋読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6269884A JPH07171137A (ja) | 1993-11-02 | 1994-11-02 | 指紋読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-274494 | 1993-11-02 | ||
JP27449493 | 1993-11-02 | ||
JP6269884A JPH07171137A (ja) | 1993-11-02 | 1994-11-02 | 指紋読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171137A true JPH07171137A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=26548959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6269884A Pending JPH07171137A (ja) | 1993-11-02 | 1994-11-02 | 指紋読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07171137A (ja) |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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