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JPH07168064A - 光半導体モジュール - Google Patents

光半導体モジュール

Info

Publication number
JPH07168064A
JPH07168064A JP34175593A JP34175593A JPH07168064A JP H07168064 A JPH07168064 A JP H07168064A JP 34175593 A JP34175593 A JP 34175593A JP 34175593 A JP34175593 A JP 34175593A JP H07168064 A JPH07168064 A JP H07168064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical semiconductor
receptacle
holder
lens
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34175593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Matsubara
孝宏 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP34175593A priority Critical patent/JPH07168064A/ja
Publication of JPH07168064A publication Critical patent/JPH07168064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光半導体、レンズ、そしてレセプタクルとを
具備するモジュールにおける光結合系の特性を考慮した
上で、低価格の部品を使用し、短時間で且つ容易に高精
度での組み立てを可能とし、信頼性の高い構造とする。 【構成】 光半導体10と、光半導体ホルダ12と、レ
ンズ14と、レンズを保持するレセプタクル16とを具
備しており、レセプタクルはレンズ装着側の端面に薄肉
フランジ部16aを有し、薄肉フランジ部外面と光半導
体ホルダ端面とを衝合して重ね合わせ方式でレーザ溶接
する。レセプタクル内に円筒状レンズホルダ18を圧入
固定し、それにレンズを挿入して半田付けするのが好ま
しい。レセプタクルと光半導体ホルダの外側に、レセプ
タクルに嵌合する外周スリーブ22を装着し、隙間にモ
ールド材26を充填して一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の光半導体デバイ
スと光伝送用光ファイバの間にレンズを配置して結合効
率を高める構造の光半導体モジュールに関し、更に詳し
く述べると、光半導体を保持する光半導体ホルダと、レ
ンズを保持するレセプタクルとの組み合わせとすること
で、高精度の光軸合わせを可能とした光半導体モジュー
ルに関するものである。この光半導体モジュールは、例
えば光通信等に有用である。
【0002】
【従来の技術】光通信等の分野では、半導体レーザや発
光ダイオード、あるいはフォトダイオードなどの光半導
体デバイスと、光伝送用の光ファイバとを効率よく光結
合する必要がある。そのため、中間にレンズを配置し、
各デバイスの光軸を合わせて組み立てた光半導体モジュ
ールが用いられている。従来の光半導体モジュールは、
光半導体とレンズを固定したホルダを光コネクタ部に接
合する構成が採られていた。
【0003】その一例としては、ホルダを光半導体ホル
ダとレンズホルダとに分割して嵌め合い構造とするとと
もに、光コネクタ部をジョイントとレセプタクルとの二
体構造にして圧入嵌合し、レンズホルダ端面のフランジ
部とジョイント端面のフランジ部とを衝合して、重ね合
わせ方式でレンズホルダ側からレーザ溶接する構成があ
る(特開平3−223706号公報参照)。また他の例
としては、一体のホルダを使用して光半導体とレンズと
を該ホルダに半田付けし、そのホルダを第1のジョイン
トに圧入嵌合すると共に、光コネクタ部を第2のジョイ
ントとレセプタクルとの二体構造にして圧入嵌合し、前
記第1及び第2のジョイント端面のフランジ部同士を衝
合して、重ね合わせ方式で第1のジョイント側からレー
ザ溶接する構成がある(特開平3−271705号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成では、光軸
に垂直な方向の軸合わせ(XY軸調芯)と接合が、光結
合系の設計によっては軸ずれ精度の比較的厳しい「レン
ズ〜光コネクタ間」で行われるため、調芯とレーザ溶接
に高い精度が要求され、作業性が悪い。また、通常、ホ
ルダとレセプタクルの外側に外周スリーブを装着する
が、レセプタクルと外周スリーブとの嵌合長さを大きく
し難く、それに対してホルダを覆う長さが長くなるの
で、外周スリーブに対してレセプタクルが倒れ易い。そ
の上、外周スリーブにレセプタクル固定用の凹部を形成
しようとしても、その肉厚が薄くなるため加工が難し
く、高価格となる。更に光半導体は、ホルダに高周波誘
導加熱を使い半田付けするが、特に後者の従来例の場
合、ホルダの形状が大きく熱容量が大きいため、ホルダ
が加熱され難く、半田が付き難い。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来技術の
欠点を解消し、光半導体、レンズ、そしてレセプタクル
とを具備するモジュールにおける光結合系の特性を考慮
した上で、低価格の部品を使用し、短時間で且つ容易に
高精度での組み立てを可能とし、信頼性の高い構造とな
る光半導体モジュールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光半導体と、
それを保持する光半導体ホルダと、光半導体と光伝送用
光ファイバとの間で伝送光を結合するレンズと、該レン
ズを保持するレセプタクルとを具備しており、該レセプ
タクルはレンズ装着側の端面に薄肉フランジ部を有する
構造で、該薄肉フランジ部外面と光半導体ホルダ端面と
を衝合して重ね合わせ方式でレーザ溶接した光半導体モ
ジュールである。ここで、レセプタクル内に円筒状のレ
ンズホルダを圧入固定し、そのレンズホルダ内にレンズ
を挿入して半田付けにより固定する構成が好ましい。通
常、レセプタクルと光半導体ホルダの外側に、該レセプ
タクルに嵌合する外周スリーブを装着し、該外周スリー
ブと光半導体ホルダとの隙間にモールド材を充填して一
体化する。
【0007】
【作用】レンズをレセプタクル側に固定することによ
り、光軸に垂直な方向の軸合わせが光半導体〜レンズ間
で行われることになる。この位置での調芯は、光結合系
の設計によっては要求精度が比較的緩くて済むため、調
芯組立作業は容易となる。レセプタクル側がレンズを保
持することで、レセプタクルと外周スリーブとの嵌合長
さを大きくでき、組立精度が向上すると共に外周スリー
ブに対するレセプタクルの倒れが生じ難くなり、また外
周スリーブに厚肉部分を形成できるためレセプタクルの
固定用溝などを形成し易くなる。また光半導体ホルダは
光半導体のみを保持することになるため小形化し、光半
導体の高周波誘導加熱による半田付けがし易くなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る光半導体モジュールの一
実施例を示す断面図である。この光半導体モジュール
は、光半導体(例えばパッケージに収められた受光素子
であるフォトダイオード)10と、それを保持する光半
導体ホルダ12と、光伝送用光ファイバ(図示せず)か
らの入射光を光半導体10に結合する屈折率分布型ロッ
ドレンズ14と、該レンズ14を保持し光コネクタの一
方となるレセプタクル16とを具備している。ここでレ
セプタクル16は、レンズ装着側の端面に薄肉フランジ
部16aを有し、該薄肉フランジ部16aの外面と光半
導体ホルダ12の端面とを衝合して重ね合わせ方式でY
AGレーザ溶接した構造である。なお円周状の溶接痕を
符号Wで示す。
【0009】この実施例では、レンズ14を、レンズホ
ルダ18を介してレセプタクル16に固定している。即
ち、レセプタクル16内の円形穴内に、全面金メッキを
施した円筒状のレンズホルダ18を圧入固定する。そし
て、レンズ14の外周面に金を蒸着し、それを上記のレ
ンズホルダ18内に挿入して半田付けにより固定してい
る。レセプタクル16は中央に光路となる貫通孔を有
し、レンズ装着側の反対側は光ファイバ・フェルールの
挿入部であって、その内周面にはスリーブ20が嵌着さ
れている。なお、光半導体10は光半導体ホルダ12に
対して半田付けにより固定されている。
【0010】また、レセプタクル16と光半導体ホルダ
12の外側に、該レセプタクル16に嵌合する外周スリ
ーブ22を装着して、導電性接着剤24で固定し、更に
光半導体ホルダ12との隙間にモールド材26を充填す
る。ここで導電性接着剤を用いると、それによって光半
導体10のパッケージと外周スリーブ22との電気的導
通がより一層確実となり、光半導体の動作が更に安定化
する。本発明ではレンズ14がレセプタクル16に内蔵
されているため、その分、レセプタクル16が長くな
り、外周スリーブ22との嵌合長さを大きくできる。
【0011】実際の製作手順は例えば次の如くである。
まず光半導体10を光半導体ホルダ12に高周波誘導加
熱により半田付けし、またレンズホルダ18をレセプタ
クル16に圧入して、そのレンズホルダ18にレンズ1
4を半田付けしてサブアセンブリとする。この2種のサ
ブアセンブリを、レセプタクル16に光ファイバを接続
した状態で、光半導体ホルダ12の端面とレセプタクル
16のフランジ部16aの外面とを衝合し、実際に光を
結合させながら光軸に垂直な方向での軸合わせを行う
(XY軸調芯)。XY軸調芯が完了した後、レセプタク
ル16側からYAGレーザを照射し、レセプタクル16
に形成したフランジ部16aを利用して、レセプタクル
18側からレーザ溶接固定を行う。その後、外周スリー
ブ22の接着と、モールド材26の充填を行う。
【0012】なおレンズ14とレンズホルダ18との固
定は、上記実施例では半田付けであるが、接着でもよ
い。外周スリーブ22には、必要に応じて、レセプタク
ル固定用溝28を形成する。
【0013】図2は本発明に係る光半導体モジュールの
他の実施例を示す断面図である。基本的な構成は、上記
の実施例と同様であるので、対応する部分には同一符号
を付し、それらについての詳細な説明は省略する。この
実施例では、レンズホルダを使用せずに、レンズ14を
直接レセプタクル36に半田付け又は接着している。但
し半田付けの場合、レセプタクル36のレンズ装着箇所
に部分的に金メッキを施す必要がある。光半導体10を
保持する光半導体ホルダ12と、レンズ14を保持する
レセプタクル36とを、そのフランジ部36aを利用し
て衝合し、重ね合わせ方式でレセプタクル36側からY
AGレーザ溶接する点は同様である。この実施例は、レ
セプタクル36にレンズ14を半田付けするために、部
分金メッキを施さねばならず、そのコストが高くなるた
め、実際には前記図1に示す構造の方が部品点数は増え
るものの、製作し易く、コストも低くでき好ましい。
【0014】上記の実施例ではレンズとして屈折率分布
型ロッドレンズを使用しているが、球レンズなどを用い
てもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように、光軸に対して垂
直方向の軸合わせ(XY軸調芯)を光半導体とレンズと
の間という、比較的精度が緩い位置で行うように構成し
たことにより、調芯及びレーザ溶接の精度が比較的緩く
て済み、製作し易くなる。また接合箇所を光半導体とレ
ンズとの間に変えたことで、外周スリーブとレセプタク
ルとの嵌合長さがとれるようになり、外周スリーブに対
するレセプタクルの倒れが少なくなる。また外周スリー
ブに肉厚の厚い箇所ができ、レセプタクル固定用の溝な
どが形成し易くなるし、外周スリーブと光半導体ホルダ
との隙間を狭くできるため、モールド材の注入が短時間
で行える。更に光半導体ホルダは光半導体のみを保持す
ればよいので小形化し、熱容量も小さくなるため、高周
波誘導加熱による光半導体と光半導体ホルダとの半田固
定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光半導体モジュールの一実施例を
示す断面図。
【図2】本発明に係る光半導体モジュールの他の実施例
を示す断面図。
【符号の説明】
10 光半導体 12 光半導体ホルダ 14 レンズ 16,36 レセプタクル 16a,36a フランジ部 18 レンズホルダ 22 外周スリーブ 26 モールド材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体と、それを保持する光半導体ホ
    ルダと、光半導体と光伝送用光ファイバとの間で伝送光
    を結合するレンズと、該レンズを保持するレセプタクル
    とを具備し、該レセプタクルはレンズ装着側の端面に薄
    肉フランジ部を有し、該薄肉フランジ部外面と光半導体
    ホルダ端面とを衝合して重ね合わせ方式でレーザ溶接し
    た光半導体モジュール。
  2. 【請求項2】 レセプタクル内に円筒状のレンズホルダ
    を圧入固定し、そのレンズホルダ内にレンズを挿入して
    半田付けで固定した請求項1記載の光半導体モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 レセプタクルと光半導体ホルダの外側
    に、該レセプタクルに嵌合する外周スリーブを装着し、
    該外周スリーブと光半導体ホルダとの隙間にモールド材
    を充填した請求項1又は2記載の光半導体モジュール。
JP34175593A 1993-12-10 1993-12-10 光半導体モジュール Pending JPH07168064A (ja)

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JP34175593A JPH07168064A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 光半導体モジュール

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JP34175593A Pending JPH07168064A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 光半導体モジュール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7304293B2 (en) 2005-07-11 2007-12-04 Fujifilm Corporation Laser module

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