JPH0716377U - 電気コネクタ - Google Patents
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- JPH0716377U JPH0716377U JP4522293U JP4522293U JPH0716377U JP H0716377 U JPH0716377 U JP H0716377U JP 4522293 U JP4522293 U JP 4522293U JP 4522293 U JP4522293 U JP 4522293U JP H0716377 U JPH0716377 U JP H0716377U
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
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- H—ELECTRICITY
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハウジングとラッチとの間の接触面積を大きく
し、ハウジングに対してラッチが堅固に固着された電気
コネクタを提供する。 【構成】ハウジング10の面16の端部には、ラッチ5
0の下端を嵌合させるための嵌合台32と、ラッチ50
の下端から延出されたU字状部58を支承するための支
承台34とを有する。ラッチ50の下端は、嵌合台32
を四方から覆う形状であり、嵌合台32に対して四面で
接触して嵌合する。この嵌合状態においては、ラッチ5
0の下端の一部は、嵌合台32と支承台34及びハウジ
ング面16の間に形成される凹部に収容される。嵌合台
32の上面には突起72が設けられ、この突起がラッチ
50の孔74に係合することにより、ラッチ50と嵌合
台32との嵌合を一層に堅固にする。また、ラッチ50
のU字状部58は支承台34に当接する。従って、ハウ
ジング10とラッチ50とは、五面で接触する。
し、ハウジングに対してラッチが堅固に固着された電気
コネクタを提供する。 【構成】ハウジング10の面16の端部には、ラッチ5
0の下端を嵌合させるための嵌合台32と、ラッチ50
の下端から延出されたU字状部58を支承するための支
承台34とを有する。ラッチ50の下端は、嵌合台32
を四方から覆う形状であり、嵌合台32に対して四面で
接触して嵌合する。この嵌合状態においては、ラッチ5
0の下端の一部は、嵌合台32と支承台34及びハウジ
ング面16の間に形成される凹部に収容される。嵌合台
32の上面には突起72が設けられ、この突起がラッチ
50の孔74に係合することにより、ラッチ50と嵌合
台32との嵌合を一層に堅固にする。また、ラッチ50
のU字状部58は支承台34に当接する。従って、ハウ
ジング10とラッチ50とは、五面で接触する。
Description
【0001】
本考案は電気コネクタに関し、特に基板対基板接続コネクタに関する。
【0002】
親基板(第1の回路基板)をシングル イン−ライン メモリ モジュール (single in-line memory module) 等の子基板(第2の回路基板)へ接続するた めの様々な電気コネクタが公知である。
【0003】 例えば、実開平2−95183号公報(実願昭1−4128号明細書)に開示 された電気コネクタは、親基板に装着される樹脂性ハウジングと、子基板を係止 する一対の金属ラッチとを備えている。
【0004】 ハウジングの上面には、子基板を受け入れるための開口が形成され、開口内に は、母基板と子基板とを電気的に接触させるための接触端子が配置されている。 金属ラッチは、ハウジングの両端部に嵌合される嵌合部と、この嵌合部から上 方に延出されたばね部と、ばね部から延出されて子基板を係止するための係止部 とからなる。ここでラッチの嵌合部は、その断面が逆U字状をなしている。この 逆U字状嵌合部がハウジングの上面及び両側面の計三面に接触して嵌合されるこ とにより、ラッチがハウジングに固定される。
【0005】 開口に対して斜めに挿入された子基板は、一対のラッチの間に位置するように 回動される。その過程においては、一対のラッチは子基板の側縁により押圧され 、一対のラッチ間の間隔が拡がる方向へ弾性的に撓められる。次いで、子基板が 所定の姿勢に達すると、一対のラッチが初期形状へ弾性的に復帰して子基板を係 止する。これにより、子基板が所定の姿勢に保持される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上述の従来の電気コネクタには、以下のような改良すべき点が 指摘される。
【0007】 (i) ラッチは、その逆U字状の嵌合部がハウジングの三面に嵌合されている。 この三面のみの嵌合は強度的に不充分であり、子基板が繰り返し着脱されると、 その応力によりラッチの嵌合部が変形し、ハウジングに対する固定が不完全にな る。
【0008】 (ii)子基板をハウジングへ挿入した際に、子基板からラッチに対する反力が過 大になったとき、或いは誤操作等によりラッチに不所望な応力が加わった場合に は、ラッチが弾性変形限界を越えて変形し、その特性が損なわれる恐れがある。 しかし、上述の従来の電気コネクタは、このような弾性変形限界を越える変形を 規制する機構を備えていない。
【0009】 (iii) ラッチの嵌合部から延出されたばね部、換言すればラッチの有効ばね長 は比較的に短いので、ラッチの操作には強い力が必要である。仮に、有効ばね長 を長くする目的で、嵌合部からのばね部の延出長を単純に長くすると、ラッチが 大型化する上に、ハウジングに対するラッチの固定が不安定になる。
【0010】 従って本考案の一つの目的は、回路基板が繰り返し着脱されても、ラッチの堅 固な固定を維持できる電気コネクタを提供することである。
【0011】 本考案の他の目的は、ラッチが不所望な応力を受けても、その変形を抑制し、 ラッチの特性を保持できる電気コネクタを提供することである。
【0012】 本考案の更に他の目的は、ラッチの有効ばね長を長く採るにも拘らず、ラッチ が大型化せず、しかもハウジングに対するラッチの固定が安定な電気コネクタを 提供することである。
【0013】
本考案によれば、複数の接触端子を通じて第1の回路基板を第2の回路基板へ 接続するための電気コネクタが提供される。
【0014】 本考案の一つの観点による電気コネクタは、互いに平行な第1と第2の端面と 、第1の回路基板に装着可能な第1の側面と、第2の回路基板を受け入れるため の開口が第1の端面近傍から第2の端面近傍へ延在する第2の側面と、第2の側 面において開口の延在方向の両端近傍にそれぞれ立設され、その外面には少なく とも四つの面が形成された嵌合部材とを有すると共に、第1と第2の側面は、第 1と第2の端面に対して直交し、第2の側面の開口内には上記複数の接触端子が 位置する電気的絶縁性の延伸されたハウジングと、 各々の上記嵌合部材にそれぞれ位置し、第2の回路基板を所定の姿勢に係止す る弾性金属製のラッチとを備える。
【0015】 そのラッチは、上記嵌合部材の四つの面に接触するように嵌合部材に嵌合され る嵌合部分と、この嵌合部分から延伸されてハウジングの第2の側面に当接され る当接部分と、この当接部分から上記嵌合部分に対向するように延伸されたばね 部分と、このばね部分から延伸され、第2の回路基板を係止する係止部分とを有 してなる。
【0016】 本考案の一実施例によれば、上記嵌合部材の四面のうちの一面が、上記ハウジ ングの第2の側面から延出された後壁面であり、この後壁面は上記ハウジングの 端面に対して平行をなし、且つ上記ハウジングの開口に対面しない位置にある。 また、上記ラッチの嵌合部が上記嵌合部材の後壁面に接触する部分を有しても よい。この場合、上記嵌合部材の他の三面のうちの二面が、上記ハウジングの第 2の側面から延出されて、互いに対向する一対の側壁面であり、これら側壁面は 、上記後壁面に対して直交する。
【0017】 好ましくは、上記ラッチの嵌合部が、上記嵌合部材の一対の側壁面に嵌合する ように互いに対面する一対の脚部を有し、上記ハウジングの第2の側面に、上記 一対の脚部を収容する凹部が形成されている。
【0018】 上記嵌合部材の残りの一面が、上記一対の側壁面に対して直交し、上記ハウジ ングの第2の側面から離間された上面であり得る。
【0019】 上記嵌合部材の上面と上記一対の側壁面との間には、上記一対の脚部を収容す る凹部を形成できる。
【0020】 上記ラッチの嵌合部が、上記嵌合部材の上面に接触する部分を有してもよい。 好ましくは、上記嵌合部材の上面が突起を有し、上記ラッチの嵌合部のうち、 上記嵌合部材の上面に接触する部分が上記突起に係合する孔を有する。
【0021】 上記ハウジングの第2の側面が規制部材を有し、この規制部材は、少なくとも 一つの方向で上記ラッチに当接することにより、上記ラッチの上記一つの方向へ の過剰な変位を規制することが好ましい。
【0022】 本考案の他の観点による電気コネクタは、第1の回路基板を第2の回路基板へ 電気的に接続するように互いに平行に配列された複数の接触端子を含み、第1の 回路基板へ装着可能であり、且つ第2の回路基板を装着可能な絶縁材料製の延伸 されたハウジングと、 このハウジングの延伸方向の両端近傍にそれぞれ位置し、第2の回路基板を所 定の姿勢に係止する弾性金属板製のラッチとを備え、このラッチは、上記ハウジ ングに取り付けられるべき一端と、第2の回路基板を係止すべき他端とを有して なる電気コネクタにおいて、 上記ハウジングは、上記ラッチが位置する個所に、上記ラッチの過剰な変位を 規制するための規制部材を有し、この規制部材は、上記ハウジングの延伸方向に 対して直交する垂直面に沿って、互いに離間して延在する第1と第2の垂直壁面 と、第1と第2の垂直壁面に対して直交する水平面に沿って、互いに離間して延 在する第1と第2の水平壁面とを有し、 上記規制部材に対し、上記ラッチの一端近傍は、上記金属板の幅方向に沿った 一方の面が第1の垂直壁面に、上記金属板の幅方向に沿った他方の面が第2の垂 直壁面に、上記金属板の厚み方向に沿った一方の側端面が第1の水平壁面に、上 記金属板の厚み方向に沿った他方の側端面が第2の水平壁面に、それぞれ対向し て位置し、上記ラッチが変位する際には、上記規制部材の何れかの上記壁面に当 接することにより、上記ラッチの過剰な変位が規制される。
【0023】 本考案の更に他の観点による電気コネクタは、第1の回路基板に装着可能であ り、複数の接触端子を通じて第1の回路基板を第2の回路基板へ電気的に接続す るための電気コネクタであって、 面位置が異なる複数の領域からなる面を有し、その第1の領域には、上記複数 の接触端子が内部に位置して第2の回路基板を受け入れる延伸された開口が設け られ、この第1の領域に上記開口の延伸方向両端においてそれぞれ隣接する第2 の領域は、第1の領域よりも面位置が高くされ、この第2の領域に対して上記開 口の反対側で隣接する第3の領域は、第2の領域よりも面位置が低くされてなる 電気的絶縁性のハウジングと、 上記ハウジングの開口の延伸方向両端近傍にそれぞれ位置し、第2の回路基板 を所定の姿勢に係止するための弾性金属製のラッチとを備え、 このラッチは、上記ハウジングの第2の領域に取り付けられるべき取り付け部 分と、この取り付け部分から下方へ屈曲されて上記ハウジングの第3の領域に当 接すべき当接部分と、この当接部分から上方へ屈曲されて延伸されたばね部分と 、このばね部分から延伸され、第2の回路基板を係止する係止部分とを有してな る。
【0024】 本明細書において「平行」とは、幾何学的に厳密な平行のみならず、実質的に 平行という広い意味に用いるものとする。これは、「直交」または「垂直」につ いても同様である。
【0025】
請求項1記載の電気コネクタによれば、ラッチの嵌合部分がハウジングの嵌合 部材に嵌合された状態では、ラッチの嵌合部分は、ハウジングの嵌合部材の四つ の面に接触する。更にこのとき、ラッチの当接部分はハウジングの第2の側面に 当接する。従って、ラッチはハウジングに対して五面で接触する。
【0026】 請求項12記載の電気コネクタによれば、ラッチの一端部近傍の前後左右には 、規制部材の壁面が配置されている。ラッチが過剰に変位しようとすると、これ ら壁面とラッチとが当接することにより、ラッチの過剰な変位が規制される。
【0027】 請求項13記載の電気コネクタによれば、ラッチは、ハウジングに対する取り 付け部分から直ちに上方へ延出されるのではなく、取り付け部分から一旦に下方 へ屈曲され、ハウジングに当接する当接部分を形成した後、上方へ屈曲されてい る。一方、ラッチが位置すべきハウジングの面には、ラッチの形状に対応して面 位置の異なる複数の領域が形成されている。即ち、ラッチの取り付け部分が位置 すべき領域は、当接部分が位置すべき領域よりも面位置が高くされている。この 面位置の差は、ラッチの有効ばね長の確保に利用される。
【0028】
図1及び図2に示される本考案の電気コネクタは、親基板(図示せず)を子基 板2へ機械的に且つ電気的に接続する。子基板2は例えば、記憶素子4が装着さ れたシングル イン−ライン メモリ モジュール(SIMM)である。このS IMM2は、その幅方向の両端部に係合孔6aを有する。SIMM2の一縁には 、複数の半田パッド6bが配列されている。符号2a,2bはそれぞれSIMM 2の表面、裏面を示す。
【0029】 コネクタは、絶縁性樹脂材料から射出成形された延伸ハウジング10を含み、 このハウジング10は互いに平行な端面10a,10bと、上面12及び底面1 4を有する。その上面12は段差をおいて高部面12aと下部面12bとを有す る。ここで高部面12aは、底面14に対して平行であり、端面10a,10b に対して垂直である。一方、下部面12bは後述のSIMMの作動姿勢に対応し て傾斜している。高部面12aと低部面12bとの間には、底面14及び上面1 2に対して直交する段差面16が形成されている。この段差面16には、SIM M2の一縁を収容するための開口18がハウジング長さ方向に沿って形成されて いる。開口18は段差面16から低部面12bへ連通しているが、低部面12b における部分のみが図示されている。
【0030】 この開口18は、作動姿勢にあるSIMM2が、コネクタが装着された親基板 に対して僅かに傾斜するように設計されている。ここでSIMM2の「作動姿勢 」とは、ハウジング上面12の上方から開口18に挿入されたSIMM2が回動 されて親基板に対して所定の姿勢(本実施例においては傾斜姿勢)をとり、後述 の接触端子20を介して通じて親基板と完全に電気的に導通した状態とする。
【0031】 開口18には複数の導電製接触端子20がハウジング長さ方向に沿って配列さ れている。これら接触端子20は、開口18に直交するようにハウジング10に 形成された複数の凹部18aに圧入されて固定されている。接触端子20として は、公知の様々な弾性接触端子を使用でき、その具体的な形状については説明を 省略する。
【0032】 ハウジング上面12の低部面12bの両端部には、SIMM2の裏面2bを支 持するための第1の支持壁22が、SIMMの作動姿勢に対応して斜め上方へ向 かって延出されている。第1支持壁22の上面には、SIMM2の係合孔6aに 係合すべき突起24が突出されている。
【0033】 各々の第1支持壁22には、下方に段差をおいて第2の支持壁26が延出され ている。これら第1と第2の支持壁22,26の間には、ハウジング10の幅方 向に対して垂直な壁面26aが形成されている。
【0034】 第2支持壁26は、第1支持壁22へ向かって立設されたL字状部材28を有 する。このL字状部材28は、第2支持壁26から延出された柱状部材28aと 、この柱状部材28aからハウジング10の幅方向の内方へ突出された突起28 bとからなる。開口18側に面した柱状部材28aの内面は、ハウジング10の 幅方向に対して垂直な壁面28cをなしている。また、突起28bの下面は、ハ ウジング10の幅方向に対して水平な壁面28dをなしている。
【0035】 更に、ハウジング段差面16の両端には、金属ラッチを取り付けるためのラッ チ取り付け部30が設けられている。このラッチ取り付け部30の詳細は後述す る。
【0036】 ハウジング底面14は親基板に装着されるべき面であり、その長さ方向両端部 には円柱状の脚80が突出されている。この脚80が図示しない親基板の取り付 け孔に挿通されて固定されることにより、コネクタが親基板上に装着される。
【0037】 図3を参照して金属ラッチ50について説明する。ここで作動姿勢にあるSI MM2が延在する平面をX−Z平面とする。各々の金属ラッチ50は、所定の弾 性特性を有する一枚の金属板(例えば燐青銅)からなる。このラッチ50は、そ の第1の端部52と第2の端部60との間に、中間部54、腕部56及びU字状 部58を有する。具体的には、第1端部52が実質的に垂直に屈曲されて中間部 54に至り、この中間部からは、第1端部52に対向するように長尺の腕部56 が延出され、腕部の先端はU字状部58をなすように屈曲され、更にU字状部の 先端は中間部54に対して実質的に平行な第2端部60をなすように屈曲されて いる。
【0038】 また、第1端部52の外側端面には、SIMM2の側縁を弾性的に押圧するた めのフック62が延出され、腕部56の外側端面には、ラッチ50を手動操作す るための耳64が延出されている。更に、U字状部58のうち、第2端部60近 傍における両側面には、後述のラッチ嵌合台32に接触すべき脚部66a,66 bがそれぞれ第2端部60と同方向へ延出されている。一対の脚部66a,66 bは互いに対向している。
【0039】 一対の脚部66a,66bが延出された部位におけるU字状部58の外面は、 第1の平坦な接触面68aをなしている。同様に、脚部66a,66b及び第2 端部60の内面も第2、第3及び第4の平坦な接触面68b,68c及び68d をなしている。このような第1乃至第4の接触面は、後述のラッチ嵌合台32に 対する嵌合部をなしている。
【0040】 一対のラッチ50は、互いに対称な形状である。これらのラッチ50がハウジ ング10に取り付けられた状態では、一対のフック62間の間隔は、SIMM2 を両側縁から係止できるように、SIMM2の幅よりも僅かに小さくされている 。
【0041】 特に図4(A)及び図4(B)に示すように、ハウジング10のラッチ取り付 け部30は、ハウジング10と一体的なラッチ嵌合台32及びラッチ支承台34 を備える。これら嵌合台32及び支承台34も、第1及び第2支持壁22,26 と同様に、傾斜姿勢をなしている。
【0042】 ラッチ支承台34は、ハウジング段差面16の幅方向両端部から延出され、そ の上面はSIMM2の作動姿勢に対応した傾斜面34aである。この傾斜面34 aには、ラッチ50のU字状部58の閉止端の外面が当接する。
【0043】 ラッチ支承台34に隣接するラッチ嵌合台32は実質的に六面体形状である。 この嵌合台32の下面はハウジング段差面16により、四側面は段差面16に対 して垂直な四つの壁面36,38,40,42により、上面は台座44により、 それぞれ規定されている。
【0044】 このようなラッチ嵌合台32は、開口18側の内側壁面36を通じてハウジン グ10の支持壁22と一体をなし、下面を通じてハウジング10の段差面16と 一体をなしている。
【0045】 内側壁面36は露呈された面積が小さいので、ここでは無視するものとすると 、嵌合台32の六面のうち、内側壁面36及び下面を除いた残りの四面38,4 0,42、44が実際に露呈されていることになる。この露呈された四面には、 ラッチ50の嵌合部が嵌合する。
【0046】 ラッチ50の嵌合部が嵌合台32に嵌合した状態では、嵌合台32の上記四面 は、以下のようにラッチ50の嵌合部の接触面に接触する。
【0047】 嵌合台32の内側壁面36に対向する外側壁面38は、ハウジング端面10a ,10bに対して平行であり、この外側壁面38にはラッチのU字状部58にお ける第1接触面68a(図3参照)が接触する。
【0048】 内側壁面36と外側壁面38との間に延在する一対の側壁面40,42には、 ラッチ50の脚部66a,66bにおける第2及び第3接触面68b,68c (図3参照)がそれぞれ接触する。
【0049】 ここで、脚部66a,66bの上下方向(ハウジング段差面16の鉛直線方向 Z)への移動を規制する目的で、嵌合台32の側壁面40,42と台座44との 間には、脚部を収容するための一対の第1の凹部(一つのみ図示)が形成されて いる。即ち、側壁面40、42が台座44の側面の垂直壁44bよりも内側に位 置するように、一対の側壁面40、42は、それらの間の間隔が内側壁面から外 側壁面へ向かって漸次に狭くなるように配置されている。その結果、側壁面40 ,42と台座44との間に一対の第1の凹部が形成される。
【0050】 この側壁面40,42の配置関係に対応して、ラッチ50の脚部66a,66 bの間の間隔も、脚部の延出方向に沿って漸次に狭くなるように設定されている 。また、ハウジング段差面16から台座44の間における側壁面40,42の高 さは、ラッチ50の脚部66a,66bの高さとほぼ等しくされている。
【0051】 上述のような第1の凹部に収容されたラッチ50の脚部66a,66bは、上 端面が台座44に、下端面がハウジング段差面16にそれぞれ接するので、上下 方向の移動が防止される。
【0052】 更に、ハウジング段差面16には、脚部66a,66bの下端後方の隅部70 を収容するための一対の第2の凹部(一つのみ図示)が形成されている。この第 2の凹部は、ラッチ支承台34とハウジング段差面16とが直交することにより 形成される。脚部66a,66bの隅部70は、第2の凹部に収まるので、後方 (X+ 方向)への移動も防止される。
【0053】 台座上面44aには、ラッチ50の第2端部60における第4接触面68dが 接触する。
【0054】 以上のようにラッチ50の第1乃至第4接触面68a乃至68dとハウジング 嵌合台32との接触によりラッチ50の前後左右上下の移動が防止される。
【0055】 ここで後方(X+ 方向)への移動の防止を一層に確実にするためには、台座上 面44aが突起72を有し、ラッチ50の第2端部60が突起72に係合する孔 74を有することが好ましい。
【0056】 上記のようなコネクタに対するSIMM2の着脱操作について説明する。
【0057】 SIMM2をコネクタに装着するために、SIMMをハウジング10の開口1 8に挿入し、第1支持壁22へ向けて回動させると、SIMMの側端は先ずフッ ク62の傾斜面62aに当接する。更に回動させると、SIMM側端はフック傾 斜面62aに当接しながら、ラッチ50の第1端部52をハウジング10の幅方 向の外側(X+ 方向)へ押圧し、ラッチ50を弾性的に変形させる。SIMM側 端がフック62の下端62bを通過すると、ラッチ50は、それ自身の弾性によ り初期形状に復帰する。また、SIMM2は、その孔6aが第1支持壁22の突 起24に係合し、且つ裏面2bが第1支持壁22により支持されて作動姿勢をと る。このとき、フック下端62bは、SIMM側端を越えてSIMM表面2a上 に位置するため、SIMM2は作動姿勢に保持される。
【0058】 次に、SIMM2をコネクタから外すには、ラッチ50の耳64をX+ 方向へ 向かって指で押圧し、フック下端62bをSIMM表面2a上からSIMM側端 の外方へ移動させる。これによりラッチ50によるSIMM2の係止が解除され 、SIMMを開口18から抜き取ることができる。
【0059】 このような着脱操作において、ラッチ50を押し広げる際には、その押し広げ 方向(X+ 方向)への応力がラッチに働く。また、ラッチ50に働く応力は、常 にX+ 方向のみへの応力とは限らず、X- ,Y+ ,Y- 方向への応力もあり得る 。本実施例においては、これらの何れの方向の応力が働いても、以下のようにラ ッチに対する過応力が規制され、弾性変形限界を越えるラッチの変位が防止され る。 (i) X+ 方向への応力が働いた場合 ラッチ50の第1端部52において、ラッチ50の最先端とフック62との間 の先端部分52aの内面がL字状部材28の柱状部材28aの垂直面28cに当 接すると、それ以上のラッチの変位は生じないので、弾性変形限界を越えるラッ チ50の変位が防止される。
【0060】 (ii) X- 方向への応力が働いた場合 ラッチの第1端部52の外表面がハウジング10の第1支持壁22と第2支持 壁26との間の段差面26aに当接することにより、X- 方向への変位が規制さ れる。
【0061】 (iii) Y+ 方向への応力が働いた場合 ラッチ先端部分52aの上側端面がL字状部材28の突起28bの下面(水平 壁面)28eに当接することにより、Y+ 方向への変位が最小限に抑制される。 このようなY+ 方向へ働く力としては、作動姿勢にあるSIMM2と接触端子2 0との間の接触荷重に起因する力がある。
【0062】 (iV) Y- 方向への応力が働いた場合 ラッチ50の第1端部52の下側端面の少なくとも一部、及び腕部56の下側 端面の少なくとも一部が第2支持壁26に当接することにより、Y- 方向への過 応力が規制される。
【0063】 以上の力のうち、Y+ 及びY- 方向への力は、ラッチ50をなす金属板を幅方 向へ曲げる力である。この方向に対する金属板の剛性は高いので、ラッチ50自 体の弾性復帰は期待できず、ラッチ50とハウジング10の嵌合台32との間の 固着を緩める原因となる。従って、Y+ 及びY- 方向に対する過応力の規制は特 に重要である。
【0064】 また、支承台34の傾斜面34aに当接するU字状部58は、ラッチ50がZ- 方向へ押されたときの力を受けるばねの役割を果たす。
【0065】 更に、ラッチ50の嵌合部と腕部56との間をU字状部58によって約180 °曲げたことにより、ラッチ50の有効ばね長を比較的長く設計することができ る。従って、従来の電気コネクタに使用されていたラッチに比較して、より小さ な力でラッチ操作が可能である。
【0066】 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案はこれに限定されるもの ではなく、様々な変形例が可能である。
【0067】 例えば、子基板2の作動姿勢は、親基板に対して垂直、平行、斜め等の何れの 姿勢でもよく、それに応じてハウジングの設計を変更することが可能である。
【0068】 また、子基板2の作動姿勢が親基板に対して垂直またはそれに近い姿勢であれ ば、一つのハウジング10に複数枚の子基板2を装着する設計も可能である 更に、ラッチ嵌合台32、ラッチ支承台34、ラッチ50の形状は、上記実施 例に図示及び説明したものに限らず、実用新案登録請求の範囲から逸脱すること なく変更が可能である。
【0069】
本考案の一つの電気コネクタによれば、ラッチがハウジングに対して四面で嵌 合し、しかもラッチとハウジングとの間の接触面は五面である。従って、従来の ような三面のみで接触及び嵌合させる取り付け方式に比較して、回路基板の挿入 及び抜去を多数回繰り返しても、ラッチの堅固な固定を維持できる。
【0070】 本考案の他の電気コネクタによれば、ラッチの不所望な変位を規制する規制部 材をラッチの四周に亘って配置したため、誤操作等による不所望な力がラッチに 加わっても、ラッチの過度な変形が規制され、ラッチの特性を保持できる。
【0071】 本考案の更に他の電気コネクタによれば、有効ばね長を長く採るように設計し たので、小さな力でラッチの操作が可能となる。
【図1】本考案に係る電気コネクタのハウジングを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のハウジングに取り付けられる一対の金属
ラッチを示す斜視図である。
ラッチを示す斜視図である。
【図3】図1における電気コネクタの要部を回路基板が
装着された状態で示す斜視図である。
装着された状態で示す斜視図である。
【図4】(A),(B)を含み、(A)は図1のハウジ
ングのラッチ嵌合台を拡大して示す斜視図、(B)は
(A)のラッチ嵌合台にラッチを嵌合させた状態を示す
斜視図である。
ングのラッチ嵌合台を拡大して示す斜視図、(B)は
(A)のラッチ嵌合台にラッチを嵌合させた状態を示す
斜視図である。
2…子基板、10…ハウジング、10a,10b…ハウ
ジング端面、14…ハウジング底面(第1の側面)、1
6…ハウジング段差面(第2の側面)、18…開口、2
0…接触端子、26…第2支持壁(水平壁面、規制部
材)、26a,28c…垂直壁面(規制部材)、28d
…水平壁(規制部材)、32…ラッチ嵌合台(第2領
域)、34…ラッチ支承台(第3領域)、38…嵌合台
後壁面、44…嵌合台上面、50…金属ラッチ、58…
U字状部(当接部分)、62…フック(係止部分)、6
6a,66b…脚部、68a,68b,68c,68d
…接触部分、72…突起。
ジング端面、14…ハウジング底面(第1の側面)、1
6…ハウジング段差面(第2の側面)、18…開口、2
0…接触端子、26…第2支持壁(水平壁面、規制部
材)、26a,28c…垂直壁面(規制部材)、28d
…水平壁(規制部材)、32…ラッチ嵌合台(第2領
域)、34…ラッチ支承台(第3領域)、38…嵌合台
後壁面、44…嵌合台上面、50…金属ラッチ、58…
U字状部(当接部分)、62…フック(係止部分)、6
6a,66b…脚部、68a,68b,68c,68d
…接触部分、72…突起。
Claims (13)
- 【請求項1】 複数の接触端子を通じて第1の回路基板
を第2の回路基板へ接続するための電気コネクタであっ
て、 互いに平行な第1と第2の端面と、第1の回路基板に装
着可能な第1の側面と、第2の回路基板を受け入れるた
めの開口が第1の端面近傍から第2の端面近傍へ延在す
る第2の側面と、第2の側面において開口の延在方向の
両端近傍にそれぞれ立設され、その外面には少なくとも
四つの面が形成された嵌合部材とを有すると共に、第1
と第2の側面は、第1と第2の端面に対して直交し、第
2の側面の開口内には上記複数の接触端子が位置する電
気的絶縁性の延伸されたハウジングと、 各々の上記嵌合部材にそれぞれ位置し、第2の回路基板
を所定の姿勢に係止する弾性金属製のラッチとを備え、 このラッチは、上記嵌合部材の四つの面に接触するよう
に嵌合部材に嵌合される嵌合部分と、この嵌合部分から
延伸されてハウジングの第2の側面に当接される当接部
分と、この当接部分から上記嵌合部分に対向するように
延伸されたばね部分と、このばね部分から延伸され、第
2の回路基板を係止する係止部分とを有してなる電気コ
ネクタ。 - 【請求項2】 上記嵌合部材の四面のうちの一面が、上
記ハウジングの第2の側面から延出された後壁面であ
り、この後壁面は、上記ハウジングの端面に対して平行
をなし、且つ上記ハウジングの開口に対面しない位置に
ある請求項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 上記ラッチの嵌合部が、上記嵌合部材の
後壁面に接触する部分を有する請求項2記載の電気コネ
クタ。 - 【請求項4】 上記嵌合部材の他の三面のうちの二面
が、上記ハウジングの第2の側面から延出されて、互い
に対向する一対の側壁面であり、これら側壁面は、上記
後壁面に対して直交する請求項2または3記載の電気コ
ネクタ。 - 【請求項5】 上記ラッチの嵌合部が、上記嵌合部材の
一対の側壁面に嵌合するように互いに対面する一対の脚
部を有する請求項4記載の電気コネクタ。 - 【請求項6】 上記ハウジングの第2の側面に、上記一
対の脚部を収容する凹部が形成されている請求項5記載
の電気コネクタ。 - 【請求項7】 上記嵌合部材の残りの一面が、上記一対
の側壁面に対して直交し、上記ハウジングの第2の側面
から離間された上面である請求項4乃至6の何れか一項
に記載の電気コネクタ。 - 【請求項8】 上記嵌合部材の上面と上記一対の側壁面
との間に、上記一対の脚部を収容する凹部が形成されて
いる請求項7記載の電気コネクタ。 - 【請求項9】 上記ラッチの嵌合部が、上記嵌合部材の
上面に接触する部分を有する請求項7または8記載の電
気コネクタ。 - 【請求項10】 上記嵌合部材の上面が突起を有し、上
記ラッチの嵌合部のうち、上記嵌合部材の上面に接触す
る部分が上記突起に係合する孔を有する請求項7乃至9
の何れか一項に記載の電気コネクタ。 - 【請求項11】 上記ハウジングの第2の側面が規制部
材を有し、この規制部材は、少なくとも一つの方向で上
記ラッチに当接することにより、上記ラッチの上記一つ
の方向への過剰な変位を規制する請求項1乃至10の何
れか一項に記載の電気コネクタ。 - 【請求項12】 第1の回路基板を第2の回路基板へ電
気的に接続するように互いに平行に配列された複数の接
触端子を含み、第1の回路基板へ装着可能であり、且つ
第2の回路基板を装着可能な絶縁材料製の延伸されたハ
ウジングと、 このハウジングの延伸方向の両端近傍にそれぞれ位置
し、第2の回路基板を所定の姿勢に係止する弾性金属板
製のラッチとを備え、このラッチは、上記ハウジングに
取り付けられるべき一端と、第2の回路基板を係止すべ
き他端とを有してなる電気コネクタにおいて、 上記ハウジングは、上記ラッチが位置する個所に、上記
ラッチの過剰な変位を規制するための規制部材を有し、
この規制部材は、上記ハウジングの延伸方向に対して直
交する垂直面に沿って、互いに離間して延在する第1と
第2の垂直壁面と、第1と第2の垂直壁面に対して直交
する水平面に沿って、互いに離間して延在する第1と第
2の水平壁面とを有し、 上記規制部材に対し、上記ラッチの一端近傍は、上記金
属板の幅方向に沿った一方の面が第1の垂直壁面に、上
記金属板の幅方向に沿った他方の面が第2の垂直壁面
に、上記金属板の厚み方向に沿った一方の側端面が第1
の水平壁面に、上記金属板の厚み方向に沿った他方の側
端面が第2の水平壁面に、それぞれ対向して位置し、上
記ラッチが変位する際には、上記規制部材の何れかの上
記壁面に当接することにより、上記ラッチの過剰な変位
が規制される電気コネクタ。 - 【請求項13】 第1の回路基板に装着可能であり、複
数の接触端子を通じて第1の回路基板を第2の回路基板
へ電気的に接続するための電気コネクタであって、 面位置が異なる複数の領域からなる面を有し、その第1
の領域には、上記複数の接触端子が内部に位置して第2
の回路基板を受け入れる延伸された開口が設けられ、こ
の第1の領域に上記開口の延伸方向両端においてそれぞ
れ隣接する第2の領域は、第1の領域よりも面位置が高
くされ、この第2の領域に対して上記開口の反対側で隣
接する第3の領域は、第2の領域よりも面位置が低くさ
れてなる電気的絶縁性のハウジングと、 上記ハウジングの開口の延伸方向両端近傍にそれぞれ位
置し、第2の回路基板を所定の姿勢に係止するための弾
性金属製のラッチとを備え、 このラッチは、上記ハウジングの第2の領域に取り付け
られるべき取り付け部分と、この取り付け部分から下方
へ屈曲されて上記ハウジングの第3の領域に当接すべき
当接部分と、この当接部分から上方へ屈曲されて延伸さ
れたばね部分と、このばね部分から延伸され、第2の回
路基板を係止する係止部分とを有してなる電気コネク
タ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4522293U JP2603710Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 電気コネクタ |
US08/592,416 US5730614A (en) | 1993-08-19 | 1994-08-17 | Electrical connector with improved spring metal latch mechanism |
EP94925913A EP0714563A4 (en) | 1993-08-19 | 1994-08-17 | METHOD FOR PRODUCING POLYHYDROXYBUTYRATE AND RELATED POLYHYDROXYALKANOATES IN THE PLASTIDES OF HIGHER PLANTS |
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SG1996005129A SG43912A1 (en) | 1993-08-19 | 1994-08-17 | Electrical connector |
TW083108616A TW256985B (ja) | 1993-08-19 | 1994-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4522293U JP2603710Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 電気コネクタ |
Publications (2)
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---|---|
JPH0716377U true JPH0716377U (ja) | 1995-03-17 |
JP2603710Y2 JP2603710Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12713247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4522293U Expired - Lifetime JP2603710Y2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | 電気コネクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0714563A4 (ja) |
JP (1) | JP2603710Y2 (ja) |
SG (1) | SG43912A1 (ja) |
TW (1) | TW256985B (ja) |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129832U (ja) * | 1973-03-07 | 1974-11-07 | ||
JPS52141241U (ja) * | 1976-04-21 | 1977-10-26 | ||
JPS5867079U (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-07 | 新日軽株式会社 | 建付け調整機能を備えた室内建具 |
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GB2334831B (en) * | 1996-12-13 | 2001-07-04 | Whitaker Corp | Electrical connector having a latch |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5100337A (en) * | 1991-01-22 | 1992-03-31 | Lee Chao Kuei L | Electrical connector for exerting multiple elastic forces |
US5169333A (en) * | 1991-09-27 | 1992-12-08 | Yang Lee Su Lan | Durable latch with mounting peg of memory module socket |
US5286217A (en) * | 1991-08-15 | 1994-02-15 | Foxconn International | Electrical connector with improved latch mechanism |
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US5232400A (en) * | 1991-09-26 | 1993-08-03 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Connector device |
US5154627A (en) * | 1991-11-20 | 1992-10-13 | Lee Chih Ta | Electrical connector insertably fixed with simplified metal latches |
US5203714A (en) * | 1992-06-18 | 1993-04-20 | Kenny Tuan | Electrical connector for a printed circuit board |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP4522293U patent/JP2603710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-08-17 SG SG1996005129A patent/SG43912A1/en unknown
- 1994-08-17 WO PCT/US1994/009267 patent/WO1995005693A1/en not_active Application Discontinuation
- 1994-08-17 EP EP94925913A patent/EP0714563A4/en not_active Withdrawn
- 1994-09-17 TW TW083108616A patent/TW256985B/zh active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129832U (ja) * | 1973-03-07 | 1974-11-07 | ||
JPS52141241U (ja) * | 1976-04-21 | 1977-10-26 | ||
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---|---|
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EP0714563A1 (en) | 1996-06-05 |
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SG43912A1 (en) | 1997-11-14 |
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