JPH0716327Y2 - 携帯袋 - Google Patents
携帯袋Info
- Publication number
- JPH0716327Y2 JPH0716327Y2 JP1988039041U JP3904188U JPH0716327Y2 JP H0716327 Y2 JPH0716327 Y2 JP H0716327Y2 JP 1988039041 U JP1988039041 U JP 1988039041U JP 3904188 U JP3904188 U JP 3904188U JP H0716327 Y2 JPH0716327 Y2 JP H0716327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- bag body
- bag
- passing
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、手提袋型,リュックサック型及びショルダー
バッグ型に変形可能な携帯袋に関するものである。
バッグ型に変形可能な携帯袋に関するものである。
従来の技術 従来、変形可能な袋として、袋の上方開口部に沿って挿
通された開閉用の引き絞り紐を取手部分として利用して
手提袋型としたり、この引き絞り紐の先端を袋表面の下
端両側に設けた止具に固定して背負い紐とし、リュック
サック型に変形するいわゆるナップザックが知られてい
る。
通された開閉用の引き絞り紐を取手部分として利用して
手提袋型としたり、この引き絞り紐の先端を袋表面の下
端両側に設けた止具に固定して背負い紐とし、リュック
サック型に変形するいわゆるナップザックが知られてい
る。
しかしながら、上記のような袋では、引き絞った紐を上
部の中央点で結び取手とするので、手に堤げて持ち運ぶ
場合は、結び目を中心に回転してしまい非常に使いにく
い。
部の中央点で結び取手とするので、手に堤げて持ち運ぶ
場合は、結び目を中心に回転してしまい非常に使いにく
い。
また、リッユックサックとして使用する場合は、片面の
みしか利用できず、袋全体の重さが紐を固定する止具に
集中するので、止具が取れたり、止具部分の布が破れた
りしやすく、止具が外れるともはやリュックサックとし
ては利用できなくなってしまう。
みしか利用できず、袋全体の重さが紐を固定する止具に
集中するので、止具が取れたり、止具部分の布が破れた
りしやすく、止具が外れるともはやリュックサックとし
ては利用できなくなってしまう。
また、バッグ本体の両側面に取り付けられ、止め具を固
着したベルト通しに対し、該止め具に固定される対応止
め具を有するベルトを移動することによって、手さげバ
ック,リックサック,ショルダーバッグと3通りに使用
できるリックバッグが実開昭58−123709号として提案さ
れているが、このものは、バッグ本体の上部に設けられ
たベルト通しにベルトが固定されているため、リックサ
ック,手さげバッグ及びショルダーバッグに変形する度
に止め具を係脱しなければならず、リックサックとして
使用した場合、背負い面と反対の面に沿って配設された
ベルトが背負に面の側にずれ易く、柔軟な素材でバッグ
本体を形成すると、背負い面と反対の面においてベルト
を固定するベルト通しが下方に引っ張られ、リックサッ
クが変形し易いものであり、一本のベルトがバッグ本体
の一面においてのみ結合されているので、手さげ部の長
さを変えるにはベルト全体を摺動させて長さを調節しな
ければならないものであった。
着したベルト通しに対し、該止め具に固定される対応止
め具を有するベルトを移動することによって、手さげバ
ック,リックサック,ショルダーバッグと3通りに使用
できるリックバッグが実開昭58−123709号として提案さ
れているが、このものは、バッグ本体の上部に設けられ
たベルト通しにベルトが固定されているため、リックサ
ック,手さげバッグ及びショルダーバッグに変形する度
に止め具を係脱しなければならず、リックサックとして
使用した場合、背負い面と反対の面に沿って配設された
ベルトが背負に面の側にずれ易く、柔軟な素材でバッグ
本体を形成すると、背負い面と反対の面においてベルト
を固定するベルト通しが下方に引っ張られ、リックサッ
クが変形し易いものであり、一本のベルトがバッグ本体
の一面においてのみ結合されているので、手さげ部の長
さを変えるにはベルト全体を摺動させて長さを調節しな
ければならないものであった。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上記のような欠点を解消し、手提袋あるいは
両面利用のリュックサックに簡単に変形でき、持ち運び
し易く、袋本体の両面において使用者に適した長さの紐
の手提袋,肩掛け袋あるいはリュックサックとなり、リ
ュックサックとして使用した場合に変形し難い携帯袋を
提供することを目的とする。
両面利用のリュックサックに簡単に変形でき、持ち運び
し易く、袋本体の両面において使用者に適した長さの紐
の手提袋,肩掛け袋あるいはリュックサックとなり、リ
ュックサックとして使用した場合に変形し難い携帯袋を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の携帯袋は、袋本体の表側及び裏側両表面の上部
両側端付近に上下方向の紐通し部を設けると共に、前記
袋本体の底部外面の両側端寄りに、前記袋本体の表側及
び裏側両表面に亘る紐挿通路を設け、表側一端の紐通し
部から表側他端の紐通し部を通り、さらに一端の紐挿通
路を通る第1の紐と、裏側他端の紐通し部から裏側一端
の紐通し部を通り、さらに裏側一端の紐挿通路を通る第
2の紐をそれぞれ挿通し、前記袋本体の表側及び裏側の
両表面において、各々前記第1の紐と第2の紐とを長さ
調整可能に結合し、袋本体の底部に形成された前記両側
の紐挿通路において、前記第1及び第2の紐をそれぞれ
袋本体に固定したことを特徴とする構成を有する。
両側端付近に上下方向の紐通し部を設けると共に、前記
袋本体の底部外面の両側端寄りに、前記袋本体の表側及
び裏側両表面に亘る紐挿通路を設け、表側一端の紐通し
部から表側他端の紐通し部を通り、さらに一端の紐挿通
路を通る第1の紐と、裏側他端の紐通し部から裏側一端
の紐通し部を通り、さらに裏側一端の紐挿通路を通る第
2の紐をそれぞれ挿通し、前記袋本体の表側及び裏側の
両表面において、各々前記第1の紐と第2の紐とを長さ
調整可能に結合し、袋本体の底部に形成された前記両側
の紐挿通路において、前記第1及び第2の紐をそれぞれ
袋本体に固定したことを特徴とする構成を有する。
作用 第1及び第2の紐の、紐通し部よりも上の部分を長く
し、袋本体の上方へ突出させて取手部とし、手提袋型に
する。
し、袋本体の上方へ突出させて取手部とし、手提袋型に
する。
一方の紐を紐通し部の下方に摺動させ、必要であれば結
合部においてこの紐の長さを調整することにより、袋本
体のいずれかの表面側における紐の長さを、他表面側に
おける紐の長さより長くして背負い紐とし、リュックサ
ック型に変形する。
合部においてこの紐の長さを調整することにより、袋本
体のいずれかの表面側における紐の長さを、他表面側に
おける紐の長さより長くして背負い紐とし、リュックサ
ック型に変形する。
また、袋本体の両表面において紐の長さを調節し、提手
部分を長くしてショルダーバッグ型に変形する。
部分を長くしてショルダーバッグ型に変形する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面基づいて詳細に説明する。
第1図において、1は袋本体であり、袋本体1の上部開
口縁2と左右両側の側部開口縁3,3に沿って両方向から
開閉可能なスライドファスナー等の固着具4を設ける。
口縁2と左右両側の側部開口縁3,3に沿って両方向から
開閉可能なスライドファスナー等の固着具4を設ける。
袋本体1の表側及び裏側両表面5,5′の上部には、左右
方向に長い挿通帯6を重合し、挿通帯6の両端部に上下
方向の紐通し部7,7′を形成するように、挿通帯6を鋲
等で固着する。
方向に長い挿通帯6を重合し、挿通帯6の両端部に上下
方向の紐通し部7,7′を形成するように、挿通帯6を鋲
等で固着する。
袋本体1の底部11の外面には、第1図,第2図に示すよ
うに底部片12を重合し、底部片12の両端寄りに、袋本体
1の表側の表面5から裏側の表面5′に亘る紐挿通路1
3,13′を形成するように、紐挿通路13,13′の開口部14,
14を除く底部片12の周縁を縫着する。
うに底部片12を重合し、底部片12の両端寄りに、袋本体
1の表側の表面5から裏側の表面5′に亘る紐挿通路1
3,13′を形成するように、紐挿通路13,13′の開口部14,
14を除く底部片12の周縁を縫着する。
そして、第1図,第3図に示すように、表側表面5の一
端の紐通し部7から上方へ挿通した第1の紐17を下方に
折り返し、他端の紐通し部7′から他端の紐挿通路13′
を通る第1の紐17と裏側表面5′の他端の紐通し部7か
ら上方へ挿通した第2の紐17′を下方に折り返し、裏側
一端の紐通し部7から一端の紐挿通路13を順次経る経路
を通る第2の紐17′とをそれぞれ設ける。
端の紐通し部7から上方へ挿通した第1の紐17を下方に
折り返し、他端の紐通し部7′から他端の紐挿通路13′
を通る第1の紐17と裏側表面5′の他端の紐通し部7か
ら上方へ挿通した第2の紐17′を下方に折り返し、裏側
一端の紐通し部7から一端の紐挿通路13を順次経る経路
を通る第2の紐17′とをそれぞれ設ける。
これら第1及び第2の紐17,17′は、袋本体1の表側の
表面5と裏側の表面5′において、結合部15を介してそ
れぞれ長さ調整可能に接続される。
表面5と裏側の表面5′において、結合部15を介してそ
れぞれ長さ調整可能に接続される。
結合部15においては、第2の紐17′の端部を折り返して
固定し、この折り返した接続端部に四辺形状の紐通し具
18を挿通し、第1の紐17の接続端部付近にバックル19を
摺動自在に挿通し、第1の紐17の接続端部を紐通し具18
に通し、更に折り返してバックル19に挿通して止める。
固定し、この折り返した接続端部に四辺形状の紐通し具
18を挿通し、第1の紐17の接続端部付近にバックル19を
摺動自在に挿通し、第1の紐17の接続端部を紐通し具18
に通し、更に折り返してバックル19に挿通して止める。
第1及び第2の紐17,17′の接続他端部においても、紐
通し具18′,バックル19′を用いて同様に連結し、第1
の紐17と第2の紐17′とは全体として輪状に連続する紐
を構成する。
通し具18′,バックル19′を用いて同様に連結し、第1
の紐17と第2の紐17′とは全体として輪状に連続する紐
を構成する。
もちろん、結合部15は、上記実施例のような紐通し具1
8,バックル19による接続に限定されるものではなく、複
数の長さ調整孔と長さ調整孔に挿通される棒材を有する
バックル等の他の接続具によることも可能であり、結合
部15の位置も、袋本体1の両表面5,5′の非対称位置に
設けることもできる。
8,バックル19による接続に限定されるものではなく、複
数の長さ調整孔と長さ調整孔に挿通される棒材を有する
バックル等の他の接続具によることも可能であり、結合
部15の位置も、袋本体1の両表面5,5′の非対称位置に
設けることもできる。
また、第1及び第2の紐17,17′は、第1図に示すよう
に、袋本体1の底部11の両側端に形成された紐挿通路1
3,13′において、袋本体1に鋲16等によって固定され、
袋の使用中に第1及び第2の紐17,17′が袋本体1のい
ずれかの表面にずれることを防止する。
に、袋本体1の底部11の両側端に形成された紐挿通路1
3,13′において、袋本体1に鋲16等によって固定され、
袋の使用中に第1及び第2の紐17,17′が袋本体1のい
ずれかの表面にずれることを防止する。
次に、携帯袋の側面の構造について説明すると、袋本体
1の左右の側部開口縁3,3には、第4図に示すように、
表側表面5と裏側表面5′とに亘ってマチ部分20を設け
る。
1の左右の側部開口縁3,3には、第4図に示すように、
表側表面5と裏側表面5′とに亘ってマチ部分20を設け
る。
マチ部分20は、2枚のマチ布21,21′を重合して成り、
マチ布21,21′の両端縁22,22は、各々表面5及び表面
5′の側縁の固着具4の内側に沿って取り付ける。
マチ布21,21′の両端縁22,22は、各々表面5及び表面
5′の側縁の固着具4の内側に沿って取り付ける。
外方のマチ布21と内方のマチ布21′の間には、上方に開
口する間隙23が形成されており、マチ布21,21′の上縁
は第6図に示すように折り返して縫着され、内部に紐挿
入部24,24′が形成される。
口する間隙23が形成されており、マチ布21,21′の上縁
は第6図に示すように折り返して縫着され、内部に紐挿
入部24,24′が形成される。
紐挿入部24,24′には、それぞれ開閉紐25,25′が挿通さ
れ、開閉紐25,25′の両端は袋本体1に固定される。
れ、開閉紐25,25′の両端は袋本体1に固定される。
マチ布21,21′の紐挿入部24,24′のそれぞれ反対の面に
紐挿通孔26,26′が穿設され、外方の紐挿通孔26から外
部に取り出された開閉紐25に膨大止具27を通し、膨大止
具27の反対側で開閉紐25に結び目28を形成し、結び目28
と紐挿通孔26の間に膨大止具27を挾止する。
紐挿通孔26,26′が穿設され、外方の紐挿通孔26から外
部に取り出された開閉紐25に膨大止具27を通し、膨大止
具27の反対側で開閉紐25に結び目28を形成し、結び目28
と紐挿通孔26の間に膨大止具27を挾止する。
他方の紐挿通孔26′から取り出された開閉紐25は、外部
でループ29を形成する。
でループ29を形成する。
そして、マチ布21,21′の下縁と、袋本体1の底部11の
両側縁との間隙を三角形状の底布30(第2図参照)で塞
ぐ。
両側縁との間隙を三角形状の底布30(第2図参照)で塞
ぐ。
本考案の携帯袋を使用する場合は、第4図のように、固
着具4の2個の摺動金具31,31を頂部に移動し、袋本体
1の側部開口縁3を開口する。
着具4の2個の摺動金具31,31を頂部に移動し、袋本体
1の側部開口縁3を開口する。
次にマチ部分20を袋本体1内部から引き出して拡げ、第
1図に示すように、摺動金具31,31をマチ部分20の上端
位置まで下げ、固着具4の上部開口縁2部分を閉塞す
る。
1図に示すように、摺動金具31,31をマチ部分20の上端
位置まで下げ、固着具4の上部開口縁2部分を閉塞す
る。
すると、袋本体1の内部が収納部分として使用できるほ
かに、マチ部分20の開隙23がポケットとして使用でき
る。
かに、マチ部分20の開隙23がポケットとして使用でき
る。
そしてマチ布21,21′の開閉紐25をひき絞って間隙23の
開口部を縮め、膨大止具27をループ29に通して止め、収
納物の脱出を防ぐ。
開口部を縮め、膨大止具27をループ29に通して止め、収
納物の脱出を防ぐ。
携帯袋の使用に際し、手提袋型として使用する場合は、
第1図,第4図に示すように、第1及び第2の紐17,1
7′の挿通帯6より上の部分を長くして取手部分とす
る。
第1図,第4図に示すように、第1及び第2の紐17,1
7′の挿通帯6より上の部分を長くして取手部分とす
る。
また、この携帯袋リュックサック型に変形して使用する
こともできる。袋本体1の表面側及び裏面側のどちら側
でも背負面とすることができるが、第7図に裏面側を背
負面とするよう変形した例を示す。
こともできる。袋本体1の表面側及び裏面側のどちら側
でも背負面とすることができるが、第7図に裏面側を背
負面とするよう変形した例を示す。
第7図は、携帯袋リュックサック型に変形した使用例を
示す。
示す。
袋本体1の表裏両面の第1及び第2の紐を下方に摺動さ
せ、表側はバックルを操作して第1の紐の長さを縮め、
第1の紐がぶらぶらしないようにして、携帯袋をリュッ
クサックとして背負ったときに体裁が良いようにする。
一方、袋本体1の裏側表面5′側における第2の紐17′
の長さは元のままもしくは少し長くして袋本体1との間
にゆとりを持たせ、第2の紐17′を背負紐として利用す
る。
せ、表側はバックルを操作して第1の紐の長さを縮め、
第1の紐がぶらぶらしないようにして、携帯袋をリュッ
クサックとして背負ったときに体裁が良いようにする。
一方、袋本体1の裏側表面5′側における第2の紐17′
の長さは元のままもしくは少し長くして袋本体1との間
にゆとりを持たせ、第2の紐17′を背負紐として利用す
る。
バックル19,19′の位置を移動させると第1及び第2の
紐17,17′の長さは自由に変更できて提手部分の長さを
変えることができ、第1及び第2の紐17,17′の長さを
長くして両方の提手部分を肩に掛けて垂直にバッグを下
げるようにすることもできる。
紐17,17′の長さは自由に変更できて提手部分の長さを
変えることができ、第1及び第2の紐17,17′の長さを
長くして両方の提手部分を肩に掛けて垂直にバッグを下
げるようにすることもできる。
なお、マチ部分20に対する開閉紐25,25′の取付けは、
外側のマチ布21のみに紐挿入部24と紐挿通孔26とを設
け、紐挿通孔26から2本の紐25を挿通して紐挿入部24に
左右1本ずつの紐25を挿入し、それぞれの紐25の端部を
マチ布21の取付部において固着し、紐挿通孔26から外部
に出ている2本の紐25に膨大止具27を紐25に対して摺動
固定自在に取付け、膨大止具27を紐25に対して摺動して
固定することにより、外側のマチ布21の口部を開閉する
ようにしてもよい。また、場合によっては紐25を用いず
マチ部分の口部を開放したままにしておいてもよい。
外側のマチ布21のみに紐挿入部24と紐挿通孔26とを設
け、紐挿通孔26から2本の紐25を挿通して紐挿入部24に
左右1本ずつの紐25を挿入し、それぞれの紐25の端部を
マチ布21の取付部において固着し、紐挿通孔26から外部
に出ている2本の紐25に膨大止具27を紐25に対して摺動
固定自在に取付け、膨大止具27を紐25に対して摺動して
固定することにより、外側のマチ布21の口部を開閉する
ようにしてもよい。また、場合によっては紐25を用いず
マチ部分の口部を開放したままにしておいてもよい。
携帯する場合は、第8図に示すように、マチ部分20を折
り畳んで袋本体1内に収納し、摺動金具31を側部開口縁
3,3の下端まで移動して固着具4を閉じる。
り畳んで袋本体1内に収納し、摺動金具31を側部開口縁
3,3の下端まで移動して固着具4を閉じる。
考案の効果 本考案の携帯袋は、以上に述べたように紐通し部及び紐
挿通路に紐を挿通し、袋本体の両面において該紐にそれ
ぞれ長さ調整可能な結合部を形成するので、袋本体の両
面においてそれぞれ別々に紐全体の長さを変更すること
により、袋本体の両面において使用者に適した長さの紐
の手提袋、肩掛け袋あるいはリュックサックにすること
ができ、紐全体を摺動することなく、紐の長さを変える
だけで提手部分の長さを変えることが可能である。
挿通路に紐を挿通し、袋本体の両面において該紐にそれ
ぞれ長さ調整可能な結合部を形成するので、袋本体の両
面においてそれぞれ別々に紐全体の長さを変更すること
により、袋本体の両面において使用者に適した長さの紐
の手提袋、肩掛け袋あるいはリュックサックにすること
ができ、紐全体を摺動することなく、紐の長さを変える
だけで提手部分の長さを変えることが可能である。
また、第1の紐及び第2の紐の一方を長くして背負い紐
として利用可能なため、表側表面,裏側表面のいずれの
表面をも背負面とすることができ、手提袋型にした場合
は、袋本体の両表面に取手部が設けられるので、回転す
ることがなく持ち易い。
として利用可能なため、表側表面,裏側表面のいずれの
表面をも背負面とすることができ、手提袋型にした場合
は、袋本体の両表面に取手部が設けられるので、回転す
ることがなく持ち易い。
さらに、紐を袋本体の底部に形成された両側の紐挿通路
においてそれぞれ袋本体に固定したので、紐が袋本体の
表面又は裏面の一方にずれて、取手部の長さが偏ること
を防ぎ、紐が袋本体の底部外面の紐挿通路内を摺動する
ことがないため、柔軟な素材よりなる袋本体であって
も、リュックサックとして使用した場合に、袋本体内の
重量により紐を袋本体の背負い面側に引っ張る力が加わ
った時、背負い面と反対側の紐が背負い面側に移動する
ことがなく、このため、背負い面の紐通し部が下方に引
き寄せられて袋本体が変形する心配がなく、しかも紐を
固定する鋲等が外れても、紐が袋本体から抜け落ちる心
配がない。
においてそれぞれ袋本体に固定したので、紐が袋本体の
表面又は裏面の一方にずれて、取手部の長さが偏ること
を防ぎ、紐が袋本体の底部外面の紐挿通路内を摺動する
ことがないため、柔軟な素材よりなる袋本体であって
も、リュックサックとして使用した場合に、袋本体内の
重量により紐を袋本体の背負い面側に引っ張る力が加わ
った時、背負い面と反対側の紐が背負い面側に移動する
ことがなく、このため、背負い面の紐通し部が下方に引
き寄せられて袋本体が変形する心配がなく、しかも紐を
固定する鋲等が外れても、紐が袋本体から抜け落ちる心
配がない。
第1図は、本考案の実施例を示す携帯袋の正面図、第2
図は、同上の底面図、第3図は、同上の縦断面図、第4
図は、同上の平面図、第5図は、同上の側面図、第6図
は、マチ部分の上端部の縦断面図、第7図は、リュック
サック型の使用例を示す携帯袋の正面図、第8図は、折
り畳み時の携帯袋の正面図を示す。 1……袋本体、2……上部開口縁、3……側部開口縁、
4……固着具、5,5′……表面、6……挿通帯、7,7′…
…紐通し部、11……底部、12……底部片、13,13′……
紐挿通路、15……結合部、16……鋲、17,17′……第1
及び第2の紐、18,18′……紐通し具、19,19′……バッ
クル、20……マチ部分、21,21′……マチ布、22……側
縁、23……間隙、24,24′……紐挿入部、25,25′……開
閉紐、26,26′……紐挿通孔、27……膨大止具、28……
結び目、29……ループ、30……底布、31……摺動金具。
図は、同上の底面図、第3図は、同上の縦断面図、第4
図は、同上の平面図、第5図は、同上の側面図、第6図
は、マチ部分の上端部の縦断面図、第7図は、リュック
サック型の使用例を示す携帯袋の正面図、第8図は、折
り畳み時の携帯袋の正面図を示す。 1……袋本体、2……上部開口縁、3……側部開口縁、
4……固着具、5,5′……表面、6……挿通帯、7,7′…
…紐通し部、11……底部、12……底部片、13,13′……
紐挿通路、15……結合部、16……鋲、17,17′……第1
及び第2の紐、18,18′……紐通し具、19,19′……バッ
クル、20……マチ部分、21,21′……マチ布、22……側
縁、23……間隙、24,24′……紐挿入部、25,25′……開
閉紐、26,26′……紐挿通孔、27……膨大止具、28……
結び目、29……ループ、30……底布、31……摺動金具。
Claims (1)
- 【請求項1】袋本体の表側及び裏側両表面の上部両側端
付近に上下方向の紐通し部を設けると共に、前記袋本体
の底部外面の両側端寄りに、前記袋本体の表側及び裏側
両表面に亘る紐挿通路を設け、表側一端の紐通し部から
表側他端の紐通し部を通り、さらに他端の紐挿通路を通
る第1の紐と、裏側他端の紐通し部から裏側一端の紐通
し部を通り、さらに一端の紐挿通路を通る第2の紐をそ
れぞれ挿通し、前記袋本体の表側及び裏側の両表面にお
いて、各々前記第1の紐と第2の紐とを長さ調整可能に
結合し、袋本体の底部に形成された前記両側の紐挿通路
において、前記第1及び第2の紐をそれぞれ袋本体に固
定したことを特徴とする携帯袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988039041U JPH0716327Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 携帯袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988039041U JPH0716327Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 携帯袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01143926U JPH01143926U (ja) | 1989-10-03 |
JPH0716327Y2 true JPH0716327Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31265569
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1988039041U Expired - Lifetime JPH0716327Y2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 携帯袋 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JPH0716327Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020031698A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 星野太郎バッグデザイン研究株式会社 | 自立可能なリュックサック |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58123709U (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-23 | 小松 としえ | リツクバツグ |
-
1988
- 1988-03-26 JP JP1988039041U patent/JPH0716327Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020031698A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 星野太郎バッグデザイン研究株式会社 | 自立可能なリュックサック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01143926U (ja) | 1989-10-03 |
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