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JPH07161549A - 電気機器装置 - Google Patents

電気機器装置

Info

Publication number
JPH07161549A
JPH07161549A JP30408093A JP30408093A JPH07161549A JP H07161549 A JPH07161549 A JP H07161549A JP 30408093 A JP30408093 A JP 30408093A JP 30408093 A JP30408093 A JP 30408093A JP H07161549 A JPH07161549 A JP H07161549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof
electric device
main body
side wall
sound absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30408093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nishio
哲夫 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30408093A priority Critical patent/JPH07161549A/ja
Publication of JPH07161549A publication Critical patent/JPH07161549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音の減衰効果および経済性の向上を図るこ
とが可能な電気機器装置を提供する。 【構成】 内面に吸音材19が貼着され騒音源となる電
気機器本体16を所定の間隙20を介して囲繞する防音
側壁17と、内面に吸音材19が貼着され防音側壁17
の上部に固着一体化され電気機器本体16を所定の間隙
20を介して覆う防音天井壁18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば変圧器、リア
クトル等のように騒音源となる電気機器本体を、内面に
吸音材が貼着された防音側壁で覆って騒音の低減を図っ
た電気機器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は、電力需要の増加により都市近郊
の住宅に隣接して変電所が設置されるようになり、変圧
器、リアクトル等の電気機器においては、その運転時に
発生する騒音が公害源とならぬよう、低騒音化の要求が
一段と厳しくなってきている。そして、このような電気
機器の騒音の殆どは、運転時に発生する励磁振動が電気
機器の筐体を経て外部の空気を振動させ、この空気振動
が放射伝播する空気伝播音であるため、以下に説明する
ような構成で騒音対策が施されている。
【0003】図5はこの種の従来の電気機器装置の構成
を示す断面図、図6は図5における線VI−VIに沿う
断面を示す断面図、図7は図5における電気機器装置の
外観を示す斜視図である。図において、1は基礎2上に
設置される例えば変圧器、リアクトル等のように騒音源
となる電気機器本体、3はこの電気機器本体1の周囲を
取り囲むように基礎2に埋設された取付枠、4は電気機
器本体1の上方に溶接で固着された吊手である。
【0004】5は内面に例えばグラスウール、ロックウ
ール等の細い繊維を板状に成形した吸音材6が貼着され
た複数枚の防音パネルで、適当な位置に補強と吸音材6
の保持を兼ねた補強枠5aが、また、各隣接部にはL字
状の取付金5bが全長にわたってそれぞれ形成されてい
る。7は隣接する各取付金5b間に跨って配置され、パ
ッキン8を介して締付ボルト9で締め付けられることに
より、各防音パネル5同士を連結して一体化させる連結
板、10は防音パネル5と同様に内面に吸音材11が貼
着され、パッキン12を介して締付ボルト13で防音パ
ネル5の上部に締め付け固定される天井防音パネル、1
4は電気機器本体1と防音パネル5および天井防音パネ
ル10との間に形成される間隙、15は防音パネル5の
組立または解体時に取り付けられる転倒防止用の仮支持
金である。
【0005】上記のように構成された従来の電気機器装
置においては、内面に吸音材6が貼着された複数の防音
パネル5を、電気機器本体1との間に定在波が生じない
間隔の間隙14を確保して垂設し、各防音パネル5間は
パッキン8を介して連結板7により締付ボルト13で着
脱自在に連結することによって箱形を形成し、その後、
下部を取付枠3上に溶接で固着する。一方、連結一体化
されて箱形に形成された各防音パネル5の上部には、内
面に吸音材11が貼着された天井防音パネル10を、パ
ッキン12を介して締付ボルト13で着脱自在に連結す
ることにより自立型の防音壁を構成し、電気機器本体1
で発生する騒音の透過を低減することにより低騒音化を
図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気機器装置は
以上のように構成されているので、各防音パネル5同士
の連結部および天井防音パネル10と各防音パネル5と
の連結部等のように、各吸音材6、11が装着できない
個所は両パネル5、10を形成する鋼板および連結板7
の厚みを大にして、質量則による遮音効果に頼らなけれ
ばならないため経済性が悪く、又、両パネル5、10で
構成される防音壁自体が、電気機器本体1と独立して設
置される自立形のため一体輸送が不可能である。
【0007】又、各防音パネル5同士および天井防音パ
ネル10とが分割されているため、工場での組立、解体
作業および据付現場での再組立作業が必要となり、しか
もこれらの作業はボルト締めによる結合作業を伴うた
め、作業工数が増加して据付日数が長くなるばかりでな
く、重機等の設備を必要として経済性が悪く、さらに
又、組立、解体作業時には各防音パネル5の転倒防止の
ために、仮支持金15で仮支持する必要がある等の問題
点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、騒音の減衰効果および経済性の
向上を図ることが可能な電気機器装置を提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電気機器装置は、内面に吸音材が貼着され騒音源とな
る電気機器本体を所定の間隙を介して囲繞する防音側壁
と、内面に吸音材が貼着され防音側壁の上部に固着一体
化され電気機器本体を所定の間隙を介して覆う防音天井
壁とを備えたものである。
【0010】又、この発明の請求項2に係る電気機器装
置は、内面に吸音材が貼着され騒音源となる電気機器本
体を所定の間隙を介して囲繞する防音壁と、内面に吸音
材が貼着され防音側壁の上部に固着一体化され電気機器
本体を所定の間隙を介して覆う防音天井壁と、電気機器
本体の下部に配設され防振部材を介して電気機器本体を
支持するとともに周縁部で防音側壁の下部を着脱可能に
支持する台枠とを備えたものである。
【0011】又、この発明の請求項3に係る電気機器装
置は、請求項2において、防音側壁の下部を支持する台
枠の周縁部を吸音材で囲繞するようにしたものである。
【0012】
【作用】この発明の請求項1における電気機器装置の防
音側壁および防音天井壁は一体化されて電気機器本体を
覆い、電気機器本体で発生する騒音が外部に漏れるのを
効率良く遮る。
【0013】又、この発明の請求項1における電気機器
装置の防音側壁および防音天井壁は一体化されて電気機
器本体を覆い、電気機器本体で発生する騒音が外部に漏
れるのを効率良く遮るとともに、台枠は電気機器本体お
よび一体化された防音側壁および防音天井壁を支持して
一体輸送を可能にする。
【0014】又、この発明の請求項3における電気機器
装置の台枠の周縁部を囲繞する吸音材は、電気機器本体
で発生する騒音が台枠の周縁部から外部に漏れるのを遮
る。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図に基
づいて説明する。図1はこの発明の実施例1における電
気機器装置の構成を示す断面図、図2は図1における線
II−IIに沿う断面を示す断面図、図3は図1におけ
る電気機器装置の外観を示す斜視図である。
【0016】図において、16は例えば変圧器、リアク
トル等のように騒音源となる電気機器本体で、側面には
溶接にて固着された吊手16aが形成されている。17
は電気機器本体16を囲繞するように溶接で組み合わさ
れた防音側壁、18はこの防音側壁17の上方を覆い溶
接で防音側壁17と一体化された防音天井壁、19は一
体化された防音側壁17および防音天井壁18の内面に
貼着される吸音材で、例えばグラスウール、ロックウー
ル等の細い繊維を板状に成形したものが適用され、電気
機器本体16との間には定在波が発生しない一定の間隔
の間隙20が確保されている。
【0017】21は基礎22上に設置される台枠で、例
えば防振ゴム、バネ等でなる防振部材23を介して電気
機器本体16を支持するとともに、その周縁部では防音
側壁17の下部を支持している。24、25は電気機器
本体16および防音側壁17と台枠21とをそれぞれ締
結する締付ボルト、26は電気機器本体16の吊手16
aを覆うように設けられ、内部に吸音部材19が充填さ
れた吊手カバー、27は防音天井壁18の端部から外方
に突出して固着されたロープガイド、28は一端が吊手
16aに連結されロープガイド27を経由して上方で他
端が例えばクレーン(図示せず)等で吊下されるロー
プ、29は台枠21の周縁部を囲繞するように配設され
る吸音材、30は吊上げ時または輸送時に、防音天井壁
10を保持するため電気機器本体16と着脱自在に連結
される支持金具である。
【0018】上記のように構成された実施例1における
電気機器装置においては、防音側壁17および防音天井
壁18が溶接により箱形の一体構造に形成され、且つ内
面全体には吸音材19が貼着されているので吸音効果が
向上し、防音壁内の音圧上昇を抑制して外部に漏れる騒
音を低減することができる。又、箱形の一体化構造とす
ることにより、剛性を増大させるとともに、ボルト締付
作業が省略されるので作業が簡略化される。
【0019】又、台枠21上の防振部材23を介して電
気機器本体16を支持するとともに、その周縁部で防音
側壁17を着脱自在に支持しているので、一体輸送が可
能となり輸送費の低減は勿論のこと、工場での解体作業
および据付現場での再組立作業が不要となり、据付期間
の短縮による据付費の低減を図ることができ経済性を大
幅に向上させることができる。又、台枠21の周縁部を
吸音材29で囲繞するようにしているので、防振部材2
3による電気機器本体16から台枠21を介して防音側
壁17に伝播する固体伝播音の低減効果ともども、相乗
効果により電気機器本体16の底部から漏れる騒音を一
層低減することができる。
【0020】実施例2.図4はこの発明の実施例2にお
ける電気機器装置の構成を示す断面図である。図におい
て、図1に示す実施例1におけるものと同様な部分は同
一符号を付して説明を省略する。31は電気機器本体1
6の上部側面に溶接で固着された吊手、32は吊手31
の上方に対応する防音天井壁18の一部を貫通して設け
られ、ロープ28を外部に導くための貫通穴、33はこ
の貫通穴32の外側に固設されたロープガイド、34は
据付完了後、貫通穴32を塞ぎ音漏れを防止するために
取り付けられる貫通穴カバーである。
【0021】上記のように構成された実施例2によれ
ば、吊手31を電気機器本体16の上方に配設し、防音
天井壁18に設けられた貫通穴32を貫通するロープ2
8により吊り上げるようにしているので、上記実施例1
の場合と同様の効果を奏することは勿論のこと、実施例
1と比較して輸送寸法を縮小できるので、輸送寸法制限
が特に厳しい場合の輸送対策として有効である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、内面に吸音材が貼着され騒音源となる電気機器本
体を所定の間隙を介して囲繞する防音側壁と、内面に吸
音材が貼着され防音側壁の上部に固着一体化され電気機
器本体を所定の間隙を介して覆う防音天井壁とを備えた
ので、騒音の減衰効果および経済性の向上を図ることが
可能な電気機器装置を提供することができる。
【0023】又、この発明の請求項2によれば、内面に
吸音材が貼着され騒音源となる電気機器本体を所定の間
隙を介して囲繞する防音壁と、内面に吸音材が貼着され
防音側壁の上部に固着一体化され電気機器本体を所定の
間隙を介して覆う防音天井壁と、電気機器本体の下部に
配設され防振部材を介して電気機器本体を支持するとと
もに周縁部で防音側壁の下部を着脱可能に支持する台枠
とを備えたので、騒音の減衰効果の向上は勿論のこと、
電気機器本体と防音壁との一体輸送を可能として経済性
をより一層向上させることができる電気機器装置を提供
することができる。
【0024】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、防音側壁の下部を支持する台枠の周縁部を
吸音材で囲繞するようにしたので、経済性の向上は勿論
のこと、騒音の減衰効果をより一層向上させることが可
能な電気機器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における電気機器装置の構
成を示す断面図である。
【図2】図1における線II−IIに沿う断面を示す断
面図である。
【図3】図1における電気機器装置の外観を示す斜視図
である。
【図4】この発明の実施例2における電気機器装置の構
成を示す断面図である。
【図5】従来の電気機器装置の構成を示す断面図であ
る。
【図6】図5における線VI−VIに沿う断面を示す断
面図である。
【図7】図5における電気機器装置の外観を示す斜視図
である。
【符号の説明】
16 電気機器本体 16a、31 吊手 17 防音側壁 18 防音天井壁 19、29 吸音材 20 間隙 21 台枠 23 防振部材 26 吊手カバー 27、33 ロープガイド 28 ロープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源となる電気機器本体と、内面に吸
    音材が貼着され上記電気機器本体を所定の間隙を介して
    囲繞する防音側壁と、内面に吸音材が貼着され上記防音
    側壁の上部に固着一体化され上記電気機器本体を所定の
    間隙を介して覆う防音天井壁とを備えたことを特徴とす
    る電気機器装置。
  2. 【請求項2】 騒音源となる電気機器本体と、内面に吸
    音材が貼着され上記電気機器本体を所定の間隙を介して
    囲繞する防音側壁と、内面に吸音材が貼着され上記防音
    側壁の上部に固着一体化され上記電気機器本体を所定の
    間隙を介して覆う防音天井壁と、上記電気機器本体の下
    部に配設され防振部材を介して上記電気機器本体を支持
    するとともに周縁部で上記防音側壁の下部を着脱可能に
    支持する台枠とを備えたことを特徴とする電気機器装
    置。
  3. 【請求項3】 台枠の防音側壁の下部を支持する周縁部
    は、吸音部材で囲繞されていることを特徴とする請求項
    2記載の電気機器装置。
JP30408093A 1993-12-03 1993-12-03 電気機器装置 Pending JPH07161549A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30408093A JPH07161549A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 電気機器装置

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JP30408093A JPH07161549A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 電気機器装置

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Publication Number Publication Date
JPH07161549A true JPH07161549A (ja) 1995-06-23

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ID=17928792

Family Applications (1)

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JP30408093A Pending JPH07161549A (ja) 1993-12-03 1993-12-03 電気機器装置

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JP (1) JPH07161549A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018207018A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 株式会社東芝 静止誘導電器
JP2020007717A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 中国電力株式会社 構造体の解体方法
JP2020119959A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 三菱電機株式会社 防音壁付き静止誘導機器の搬送構造、防音壁付き静止誘導機器およびその製造方法
JP2020119960A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 三菱電機株式会社 防音壁付き静止誘導機器の搬送構造、防音壁付き静止誘導機器およびその製造方法

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