JPH07155230A - 家具移動装置 - Google Patents
家具移動装置Info
- Publication number
- JPH07155230A JPH07155230A JP29115793A JP29115793A JPH07155230A JP H07155230 A JPH07155230 A JP H07155230A JP 29115793 A JP29115793 A JP 29115793A JP 29115793 A JP29115793 A JP 29115793A JP H07155230 A JPH07155230 A JP H07155230A
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- JP
- Japan
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- furniture
- base
- casters
- cam
- main body
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- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納物品を一切取り出さずとも、家具の外表
からの軽いレバーの傾動操作のみでキャスターを昇降さ
せ、簡易に移動可能とする。 【構成】 家具本体の下部ベースに家具移動装置を取り
付ける。そしてこの移動装置は家具本体の下底面で、ベ
ース内に固定される上部台1と、この上部台1に嵌挿さ
れ、上下方向に昇降可能とする。また両端部下面にキャ
スター3を取り付けた下部台2と、下部台内に家具本体
外部からの操作にて回動自在にして取り付けた操作用の
回動軸4と、この操作用回動軸に固定され、回動軸の回
動にて回動するカム6,6を、回動軸の軸心に対して偏
心して固着して構成する。これにより回動軸の回動動作
にて偏心したカムの回動により、下部台を押し下げてキ
ャスターを接地し上部台と下部台間を離間するように作
用させ、家具本体を持ち上げる。
からの軽いレバーの傾動操作のみでキャスターを昇降さ
せ、簡易に移動可能とする。 【構成】 家具本体の下部ベースに家具移動装置を取り
付ける。そしてこの移動装置は家具本体の下底面で、ベ
ース内に固定される上部台1と、この上部台1に嵌挿さ
れ、上下方向に昇降可能とする。また両端部下面にキャ
スター3を取り付けた下部台2と、下部台内に家具本体
外部からの操作にて回動自在にして取り付けた操作用の
回動軸4と、この操作用回動軸に固定され、回動軸の回
動にて回動するカム6,6を、回動軸の軸心に対して偏
心して固着して構成する。これにより回動軸の回動動作
にて偏心したカムの回動により、下部台を押し下げてキ
ャスターを接地し上部台と下部台間を離間するように作
用させ、家具本体を持ち上げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家具・キャビネット内に
物品を収納した状態で、簡易に移動できるようにした家
具移動装置に関するものである。
物品を収納した状態で、簡易に移動できるようにした家
具移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本箱、タンス、食器棚などの一般的な家
具やキャビネットは、所定の物品を収納すると相当な重
量になり、家具等の配置換えなど家具を現在の据付位置
より移動させる場合は、一旦収納物品を取り出し、家具
を所定位置に移動させた後、再び物品を収納している。
このため、家具の配置換えには手数と労力を要するもの
となっている。これを改善するため、家具の下面にキャ
スターを取り付けたもの、あるいはこのキャスターを家
具内に収納したハンドル操作にて昇降させ、家具移動時
のみキャスターを接地させて家具を少し持ち上げて移動
させる方式等が提案実用化されている。
具やキャビネットは、所定の物品を収納すると相当な重
量になり、家具等の配置換えなど家具を現在の据付位置
より移動させる場合は、一旦収納物品を取り出し、家具
を所定位置に移動させた後、再び物品を収納している。
このため、家具の配置換えには手数と労力を要するもの
となっている。これを改善するため、家具の下面にキャ
スターを取り付けたもの、あるいはこのキャスターを家
具内に収納したハンドル操作にて昇降させ、家具移動時
のみキャスターを接地させて家具を少し持ち上げて移動
させる方式等が提案実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家具の下底面に直接キ
ャスターを取り付けると、家具を据え付けた後もこのキ
ャスターが露出し、外観を損ね、家庭用家具としては適
当ではない。また家具下部に昇降式にしてキャスターを
取り付ける方法では家具据付固定時、キャスターは収納
されていて上述の欠点は解消される。しかし従来のキャ
スターの昇降は家具内に揺動自在にして取り付けたハン
ドルまたはレバーを傾動して操作し、テコの原理を利用
しているのでハンドル操作時にこのハンドル操作範囲内
の収納物品を一旦取り出さねば傾動操作を行えない欠点
がある。
ャスターを取り付けると、家具を据え付けた後もこのキ
ャスターが露出し、外観を損ね、家庭用家具としては適
当ではない。また家具下部に昇降式にしてキャスターを
取り付ける方法では家具据付固定時、キャスターは収納
されていて上述の欠点は解消される。しかし従来のキャ
スターの昇降は家具内に揺動自在にして取り付けたハン
ドルまたはレバーを傾動して操作し、テコの原理を利用
しているのでハンドル操作時にこのハンドル操作範囲内
の収納物品を一旦取り出さねば傾動操作を行えない欠点
がある。
【0004】本発明は収納物品を一切取り出さずとも、
家具の外表からの軽いレバーの傾動操作のみでキャスタ
ーを昇降させ、簡易に移動可能とすることを目的とす
る。
家具の外表からの軽いレバーの傾動操作のみでキャスタ
ーを昇降させ、簡易に移動可能とすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、家具本体の下部ベースに家具
移動装置を取り付けると共に、この移動装置は家具本体
の下底面で、ベース内に固定される上部台1と、この上
部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能とし、かつ両端
部下面にキャスター3を取り付けた下部台2と、下部台
内に家具本体外部からの操作にて回動自在にして取り付
けた操作用の回動軸4と、この操作用回動軸に固定さ
れ、回動軸の回動にて回動するカム6,6を、回動軸の
軸心に対して偏心して固着して構成され、回動軸の回動
動作にて偏心したカムの回動により、下部台を押し下げ
キャスターを接地させて上部台と下部台間を離間するよ
うに作用させ、家具本体を持ち上げるようになしたこと
を要旨とする。
するためになしたもので、家具本体の下部ベースに家具
移動装置を取り付けると共に、この移動装置は家具本体
の下底面で、ベース内に固定される上部台1と、この上
部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能とし、かつ両端
部下面にキャスター3を取り付けた下部台2と、下部台
内に家具本体外部からの操作にて回動自在にして取り付
けた操作用の回動軸4と、この操作用回動軸に固定さ
れ、回動軸の回動にて回動するカム6,6を、回動軸の
軸心に対して偏心して固着して構成され、回動軸の回動
動作にて偏心したカムの回動により、下部台を押し下げ
キャスターを接地させて上部台と下部台間を離間するよ
うに作用させ、家具本体を持ち上げるようになしたこと
を要旨とする。
【0006】
【作用】家具の表側ベース部に穿孔した小さな孔より挿
入するハンドルまたはレバーにて、家具本体側に取り付
けた操作用回動軸を回動して、カムを回動させると、キ
ャスター付下部台を押し下げて上下両台間を上下方向に
移動離間して家具を持ち上げるようにしているので、家
具内に収納した物品を一切取り出さずに、家具外側面よ
り簡易に操作することができる。
入するハンドルまたはレバーにて、家具本体側に取り付
けた操作用回動軸を回動して、カムを回動させると、キ
ャスター付下部台を押し下げて上下両台間を上下方向に
移動離間して家具を持ち上げるようにしているので、家
具内に収納した物品を一切取り出さずに、家具外側面よ
り簡易に操作することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明家具移動装置を図示の実施例に基
づいて説明する。図においてFはタンス・本箱・食器棚
などの一般的な家具、あるいは事務所用のファイリング
キャビネットなどで、この家具Fの大きさ・用途・形状
は限定されることはない。そしてこの家具Fの下部には
家具の下部周囲を囲むようにした所要高さを有するベー
スBを一体に設ける。このベースBは家具本体と別に製
作して一体としてもよいが、家具本体と一体に製作する
ことも可能である。
づいて説明する。図においてFはタンス・本箱・食器棚
などの一般的な家具、あるいは事務所用のファイリング
キャビネットなどで、この家具Fの大きさ・用途・形状
は限定されることはない。そしてこの家具Fの下部には
家具の下部周囲を囲むようにした所要高さを有するベー
スBを一体に設ける。このベースBは家具本体と別に製
作して一体としてもよいが、家具本体と一体に製作する
ことも可能である。
【0008】家具FのベースB内には、図1乃至図3に
詳示する如く本発明の家具移動装置Aを備える。この家
具移動装置は家具本体の下底面で、両側部にベース内に
ビスその他により確固に固定される。この移動装置は家
具本体の下底面で、ベース内に固定される上部台1と、
この上部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能とし、か
つ両端部下面にキャスター3を取り付けた下部台2と、
下部台内に家具本体外部からの操作にて回動自在にして
取り付けた操作用の回動軸4と、この操作用回動軸に固
定され、回動軸の回動にて回動するカム6,6を、回動
軸の軸心に対して偏心して固着して構成される。
詳示する如く本発明の家具移動装置Aを備える。この家
具移動装置は家具本体の下底面で、両側部にベース内に
ビスその他により確固に固定される。この移動装置は家
具本体の下底面で、ベース内に固定される上部台1と、
この上部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能とし、か
つ両端部下面にキャスター3を取り付けた下部台2と、
下部台内に家具本体外部からの操作にて回動自在にして
取り付けた操作用の回動軸4と、この操作用回動軸に固
定され、回動軸の回動にて回動するカム6,6を、回動
軸の軸心に対して偏心して固着して構成される。
【0009】上部台1は家具Fの左右両端部で奥行方向
に取り付けられる大きさと形状を有し、平板状の本体片
の外周をほぼ垂直に折り曲げて上部台2を上下方向に、
すなわち昇降動作を確実に行えるよう導くガイド片と補
強とを兼ねるように下面が開口した細長い箱形となすと
共に、この上部台1の一端、すなわち上部台を家具下底
面に奥行方向に沿って固定した時、家具の表側になる側
に操作用の回動軸内にハンドルまたはレバーの先端を挿
入する孔Hを穿孔する。
に取り付けられる大きさと形状を有し、平板状の本体片
の外周をほぼ垂直に折り曲げて上部台2を上下方向に、
すなわち昇降動作を確実に行えるよう導くガイド片と補
強とを兼ねるように下面が開口した細長い箱形となすと
共に、この上部台1の一端、すなわち上部台を家具下底
面に奥行方向に沿って固定した時、家具の表側になる側
に操作用の回動軸内にハンドルまたはレバーの先端を挿
入する孔Hを穿孔する。
【0010】下部台2の両端部下面にはキャスター3,
3を取り付けるが、これは下部台2にビスまたはボルト
等にて固定するもので、これは従来のキャスター取付と
同じであるが、キャスター取付時、下部台2が降下した
位置ではキャスターのホイール3Wの外周面は床面に接
しないようにする。そして下部台2をカムにて押し下げ
る時、ホイール3Wを床面に接地し、これにより上部台
1を実質的に持ち上げるようになす。
3を取り付けるが、これは下部台2にビスまたはボルト
等にて固定するもので、これは従来のキャスター取付と
同じであるが、キャスター取付時、下部台2が降下した
位置ではキャスターのホイール3Wの外周面は床面に接
しないようにする。そして下部台2をカムにて押し下げ
る時、ホイール3Wを床面に接地し、これにより上部台
1を実質的に持ち上げるようになす。
【0011】またこの下部台2内には、図1に示す如く
その長手方向に一本の回動軸4を挿通し、上部台内にビ
ス止め、溶着等にて固着して垂設した軸受5,5にて回
動自在に支持し、少なくともこの回動軸4の一端面を下
部台の側端片に穿孔した孔Hと対向し、かつ近接するよ
うになすと共に、軸端面には四角形、六角形等の多角形
あるいは円の一部を欠いたようなハンドル挿入孔4Hを
形成する。
その長手方向に一本の回動軸4を挿通し、上部台内にビ
ス止め、溶着等にて固着して垂設した軸受5,5にて回
動自在に支持し、少なくともこの回動軸4の一端面を下
部台の側端片に穿孔した孔Hと対向し、かつ近接するよ
うになすと共に、軸端面には四角形、六角形等の多角形
あるいは円の一部を欠いたようなハンドル挿入孔4Hを
形成する。
【0012】軸受5,5にて回動自在に支持された回動
軸4には上部台1を平均して上昇させる位置、例えば図
1に示すように下部台2のほぼ両端部近くに、この回動
軸4に対して予め定めた角度を偏心させて円盤状その他
の形状をしたカム6,6を固着し、回動軸と共にカムを
回動させるようになす。そしてこのカム6の短軸側が下
面になるとき、上部台は降下位置荷あり、カムの長軸側
が上面になるとき、下部台を押し下げ、キャスターを接
地させるようにこのカムの偏心量に応じて上部台を実質
的に押し上げるように作用させる。
軸4には上部台1を平均して上昇させる位置、例えば図
1に示すように下部台2のほぼ両端部近くに、この回動
軸4に対して予め定めた角度を偏心させて円盤状その他
の形状をしたカム6,6を固着し、回動軸と共にカムを
回動させるようになす。そしてこのカム6の短軸側が下
面になるとき、上部台は降下位置荷あり、カムの長軸側
が上面になるとき、下部台を押し下げ、キャスターを接
地させるようにこのカムの偏心量に応じて上部台を実質
的に押し上げるように作用させる。
【0013】このカム6の偏心量は床面に据え置かれた
家具が床面より浮上し、キャスターにて移動可能なよう
にして適当に定めるが、一般的には10mm前後でも良
い。
家具が床面より浮上し、キャスターにて移動可能なよう
にして適当に定めるが、一般的には10mm前後でも良
い。
【0014】また上部台1と下部台2とは上下両台が上
下方向に許容された範囲内にて互いに接離方向に摺動可
能なるも、常に両台1,2は一体となるように伸縮可能
な支持具9にて連結される。この支持具9は下部台2の
長手方向に、しかもその幅方向の中央位置に一本の回動
軸が配設されているので、この回動軸を避けて軸の両側
に配設されると共に、上部台・下部台が常に平行を保っ
て接離方向に摺動するように、かつ荷重に対しても上部
台・下部台の対向した側片間が拡開しないように上部台
の両側片間をかしめた連結杆8,8を架設し、下部台の
側片には上下方向に長孔を形成し、この長孔内に連結杆
8を挿通するものである。
下方向に許容された範囲内にて互いに接離方向に摺動可
能なるも、常に両台1,2は一体となるように伸縮可能
な支持具9にて連結される。この支持具9は下部台2の
長手方向に、しかもその幅方向の中央位置に一本の回動
軸が配設されているので、この回動軸を避けて軸の両側
に配設されると共に、上部台・下部台が常に平行を保っ
て接離方向に摺動するように、かつ荷重に対しても上部
台・下部台の対向した側片間が拡開しないように上部台
の両側片間をかしめた連結杆8,8を架設し、下部台の
側片には上下方向に長孔を形成し、この長孔内に連結杆
8を挿通するものである。
【0015】前記カム6は扇形その他直接上部台下面に
接する面が少なくとも面接触となるような形状とする場
合は、カム6の回動により、カム外周面を直接上部台の
下面に面接触にて当接し、カム回動による偏心によっ
て、下部台のキャスターを接地させ、これにより上部台
を実質的に持ち上げるようにすることもできるが、図示
のように円盤状のカム6を用いる場合、このカム6をカ
ムガイド7内に形成した円形のカム嵌合孔7h内に回動
自在に嵌合し、このカムガイド7の下面にて下部台の内
底面に当接させるようになす。このカムガイドを用いる
場合、カムの回動によるカムの偏心にて下部台との接触
を常に面接触として下部台の押し下げ力を均一にして下
部台に伝え下部台の押し下げをスムーズに行えるもので
ある。
接する面が少なくとも面接触となるような形状とする場
合は、カム6の回動により、カム外周面を直接上部台の
下面に面接触にて当接し、カム回動による偏心によっ
て、下部台のキャスターを接地させ、これにより上部台
を実質的に持ち上げるようにすることもできるが、図示
のように円盤状のカム6を用いる場合、このカム6をカ
ムガイド7内に形成した円形のカム嵌合孔7h内に回動
自在に嵌合し、このカムガイド7の下面にて下部台の内
底面に当接させるようになす。このカムガイドを用いる
場合、カムの回動によるカムの偏心にて下部台との接触
を常に面接触として下部台の押し下げ力を均一にして下
部台に伝え下部台の押し下げをスムーズに行えるもので
ある。
【0016】カムガイド7の下面にはスラストベアリン
グ10をカムガイドの長手方向に配設し、カムガイドと
下部台とはスラストベアリング10を介して摺動自在と
して荷重を支えるようにして構成することにより、カム
回動時のカムガイドの摺動が円滑に軽快に行えるものと
なる。なおこの時、カムの回動にてその偏心量に応じて
カムガイドは下降し、かつ水平方向にも移動して下部台
を押し下げるが、家具を降下させるとき、家具の荷重に
てこのカムガイドも押し下げられる。この時、ガムガイ
ドの水平方向への復帰を助けるため、図に示すように、
このカムガイド端面と下部台内側面との間にスプリング
11を配設することもある。
グ10をカムガイドの長手方向に配設し、カムガイドと
下部台とはスラストベアリング10を介して摺動自在と
して荷重を支えるようにして構成することにより、カム
回動時のカムガイドの摺動が円滑に軽快に行えるものと
なる。なおこの時、カムの回動にてその偏心量に応じて
カムガイドは下降し、かつ水平方向にも移動して下部台
を押し下げるが、家具を降下させるとき、家具の荷重に
てこのカムガイドも押し下げられる。この時、ガムガイ
ドの水平方向への復帰を助けるため、図に示すように、
このカムガイド端面と下部台内側面との間にスプリング
11を配設することもある。
【0017】上述の如く構成した家具移動装置はベース
B内で、しかも家具Fの左右両端部はハンドルまたはレ
バーの一端を挿入するための孔Hを穿孔するものであ
る。このハンドルまたはレバーはL字形,クランク形,
その他小さなトルクでカム付の回動軸を回動しやすい形
状をし、その一端を軸4のハンドル嵌挿孔4H内に挿入
係止されるようになす。
B内で、しかも家具Fの左右両端部はハンドルまたはレ
バーの一端を挿入するための孔Hを穿孔するものであ
る。このハンドルまたはレバーはL字形,クランク形,
その他小さなトルクでカム付の回動軸を回動しやすい形
状をし、その一端を軸4のハンドル嵌挿孔4H内に挿入
係止されるようになす。
【0018】従ってこのハンドル係止孔4Hの全部また
はその一部にハンドル先端が係止し、トルクが伝達され
るような形状、例えば四角形、六角形等の多角形上の孔
とする。この回動用のハンドル(図示せず)を回動軸端
面に挿入し、これを予め定めた角度を例えば170−2
00度程度倒すことにより、回動軸・カムを回動させて
上述の如く上部台・下部台間を上下方向に移動すなわち
下部台を押し下げてキャスターを接地させると共に上部
台を介して家具を少し持ち上げ、キャスターによる移動
を可能とするものである。
はその一部にハンドル先端が係止し、トルクが伝達され
るような形状、例えば四角形、六角形等の多角形上の孔
とする。この回動用のハンドル(図示せず)を回動軸端
面に挿入し、これを予め定めた角度を例えば170−2
00度程度倒すことにより、回動軸・カムを回動させて
上述の如く上部台・下部台間を上下方向に移動すなわち
下部台を押し下げてキャスターを接地させると共に上部
台を介して家具を少し持ち上げ、キャスターによる移動
を可能とするものである。
【0019】
【発明の効果】本発明家具移動装置は、家具本体の下部
ベースに家具移動装置を取り付けると共に、この移動装
置は家具本体の下底面で、ベース内に固定される上部台
1と、この上部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能と
し、かつ両端部下面にキャスター3を取り付けた下部台
2と、下部台内に家具本体外部からの操作にて回動自在
にして取り付けた操作用の回動軸4と、この操作用回動
軸に固定され、回動軸の回動にて回動するカム6,6
を、回動軸の軸心に対して偏心して固着して構成される
ため、家具内に収納した物品を一切取り出さずに家具の
表側からの操作のみで軽く家具を持ち上げ、移動が可能
となる等の利点を有する。
ベースに家具移動装置を取り付けると共に、この移動装
置は家具本体の下底面で、ベース内に固定される上部台
1と、この上部台1に嵌挿され、上下方向に昇降可能と
し、かつ両端部下面にキャスター3を取り付けた下部台
2と、下部台内に家具本体外部からの操作にて回動自在
にして取り付けた操作用の回動軸4と、この操作用回動
軸に固定され、回動軸の回動にて回動するカム6,6
を、回動軸の軸心に対して偏心して固着して構成される
ため、家具内に収納した物品を一切取り出さずに家具の
表側からの操作のみで軽く家具を持ち上げ、移動が可能
となる等の利点を有する。
【図1】本発明家具移動装置の縦断正面図である。
【図2】同縦断側面図である。
【図3】家具に取り付けた下部台のキャスターを接地さ
せた状態を示す縦断側面図である。
せた状態を示す縦断側面図である。
【図4】カムガイドの断面図である。
【図5】カムの断面図である。
【図6】家具に取り付けた状態の説明図である。
【図7】同側面図である。
F 家具 B ベース 1 上部台 2 下部台 3 キャスター 4 回動軸 5 軸受 6 カム 7 カムガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 家具本体の下部ベースに家具移動装置を
取り付けると共に、この移動装置は家具本体の下底面
で、ベース内に固定される上部台1と、この上部台1に
嵌挿され、上下方向に昇降可能とし、かつ両端部下面に
キャスター3を取り付けた下部台2と、下部台内に家具
本体外部からの操作にて回動自在にして取り付けた操作
用の回動軸4と、この操作用回動軸に固定され、回動軸
の回動にて回動するカム6,6を、回動軸の軸心に対し
て偏心して固着して構成され、回動軸の回動動作にて偏
心したカムの回動により、下部台を押し下げてキャスタ
ーを接地し上部台と下部台間を離間するように作用さ
せ、家具本体を持ち上げるようになしたことを特徴とす
る家具移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29115793A JP3184686B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-26 | 家具移動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-281787 | 1993-10-15 | ||
JP28178793 | 1993-10-15 | ||
JP29115793A JP3184686B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-26 | 家具移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07155230A true JPH07155230A (ja) | 1995-06-20 |
JP3184686B2 JP3184686B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=26554327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29115793A Expired - Fee Related JP3184686B2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-26 | 家具移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3184686B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20240225272A9 (en) * | 2022-10-25 | 2024-07-11 | A&C Future, Inc. | Utility closet with additional furniture storage |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101910086B1 (ko) * | 2016-10-12 | 2018-10-19 | 강민구 | 인체구조를 고려한 좌석시트 |
KR102064499B1 (ko) * | 2018-10-05 | 2020-01-09 | 강민구 | 인체구조를 고려한 아치형 좌석시트 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP29115793A patent/JP3184686B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20240225272A9 (en) * | 2022-10-25 | 2024-07-11 | A&C Future, Inc. | Utility closet with additional furniture storage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3184686B2 (ja) | 2001-07-09 |
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