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JPH0715368Y2 - 耕うん爪 - Google Patents

耕うん爪

Info

Publication number
JPH0715368Y2
JPH0715368Y2 JP1990036612U JP3661290U JPH0715368Y2 JP H0715368 Y2 JPH0715368 Y2 JP H0715368Y2 JP 1990036612 U JP1990036612 U JP 1990036612U JP 3661290 U JP3661290 U JP 3661290U JP H0715368 Y2 JPH0715368 Y2 JP H0715368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tilling
blade body
groove
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990036612U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03129002U (ja
Inventor
通 山田
Original Assignee
太陽鍛工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 太陽鍛工株式会社 filed Critical 太陽鍛工株式会社
Priority to JP1990036612U priority Critical patent/JPH0715368Y2/ja
Publication of JPH03129002U publication Critical patent/JPH03129002U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0715368Y2 publication Critical patent/JPH0715368Y2/ja
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  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、土壌を耕起する耕うん爪に関する。
(従来の技術) 従来、第6図に示すようなトラクタ,耕うん機等の耕う
ん装置101による土壌の耕起作業は耕うん軸103ななた爪
等の耕うん爪105を取付けて行っている。
前記耕うん爪105は、例えば第7図に示すように耕うん
装置101に指示された耕うん軸103に取付けるための取付
部107と土壌を切起すための切込刃体109とが一体的に同
一の厚さに形成されている。
前記切込刃体109は前縁部にほぼ凸円弧状の刃部111が設
けられ、背部113はほぼ凹円弧状に形成されている。そ
して、切込刃体109の先端部115は側方向(第7図中紙面
と交差する方向)へ適宜に曲成されている。
(考案が解決しようとする課題) このような従来の耕うん爪105は、刃部111が通常切込刃
体幅の1/5〜1/8ぐらいしか形成されていないため、該耕
うん爪105を耕起作業に使用し初めてから僅かの時間で
刃部111の刃先が摩耗し、その後は全く刃部111が消滅し
た状態となる。
そこで、刃部111を適宜な時期に再研磨して使用すれば
よいが、煩わしさと手間がかかるため殆ど行われていな
い。
このため、従来耕うん爪105は、切込刃体幅が10m/m前後
に至るまで、すなわち土壌の反転作用がなくなるまで使
用されていたため、耕うん抵抗が大きくなると共に所要
馬力が増大する等の問題があった。
これに対し、従来の耕うん爪として、実公昭36−9206号
公報および特開昭57−54502号公報に記載されたような
ものがある。
しかしながら、前者のものは、刃体の側面の抵抗を少な
くすることはできるが、刃先が摩耗したあとは第7図に
示した従来の耕うん爪と同様に全く刃部が消滅した状態
となり耕うん抵抗が増大する。
また、後者のものは、砕土効果は期待できるが刃体がほ
ぼ等厚に形成されているため、刃部を更生することは不
可能であり、耕うん抵抗を少なくすることはできない。
そこでこの考案は、刃部の再研磨を行うことなく、耕う
ん抵抗を少なく、所要馬力を小さくすることができる耕
うん爪の提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの考案は、縦長矩形の板状
取付部と、この取付部の下方から横方向に連続して曲っ
ており、側方向に曲成された先端部に向うに従って漸次
刃体の幅が広くなり、かつ、取付部下端から始まり先端
部にて終るまで下方に凸状に湾曲形成された刃部を有す
る円弧形の板状切込刃体と、この切込刃体に前記刃部に
沿って刃体基部付近であって前記刃部の始端部を過ぎた
部分から先端部方向に並列に形成された複数の溝とを備
え、前記溝断面は刃部方向へ徐々に深くなる部分を備え
てなるものである。
(作用) 耕うん爪が刃部から漸次摩耗していくと、順次新しい刃
部が形成される。
従って、再研磨を行うことなく、耕うん抵抗を少なくす
ることができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係る耕うん爪の平面図、
第2図は第1図のII−II線矢視断面図を示すものであ
る。
耕うん爪1は、第6図に示すような耕うん装置101にお
ける耕うん軸103に取付けるための取付部3と、土壌を
切起すための切込刃体5とが一体的に構成されている。
前記切込刃体5は板状を呈し、耕うん爪1の回転方向に
対して後退角を有するように弯曲形成されており、先端
部7を側方向(第1図中紙面と交差する方向)へ適宜に
曲成されている。切込刃体5の凸円弧状側を片側面に取
付部3の下端から始まり先端部7付近にて終るまでの刃
部9aを形成した刃縁9とし、反対の凹円弧状側を背縁11
としている。そして、刃縁9と背縁11との間の幅を取付
部3から先端部7へかけて漸次幅が広くなるよう形成さ
れている。
切込刃体5の片側面には、第1図および第2図に示すよ
うに、刃縁9側から適宜な間隔をもって、刃部9aに沿っ
て刃体5の基端部付近であって、刃部9aの始端部を過ぎ
た部分から先端部7方向に複数条(この実施例では2
条)の溝13が形成されている。この溝13は断面で刃部方
向へ徐々に深くなる部分を備えるように、刃部9aとほぼ
同一の内側傾斜面13aと刃体5の刃厚方向への切込面13b
とから形成されている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
この耕うん爪1を耕うん作業に使用すると、刃縁9の刃
部9aから摩耗し初め、漸次進行する。摩耗が進行して刃
部9aが第2図の1条の切込面13bのところまで摩耗する
と、つぎの溝13を形成する内側傾斜面13aが表われ、こ
の内側傾斜面13aが前記刃部9aと同じ働きをする。さら
に、この内側傾斜面13aが摩耗すると次の溝13を形成す
る内側傾斜面13aが表われ、この内側傾斜面13aが刃部9a
と同じ働きをする。このようにして、何回か新しい刃部
が形成されることになり、耕うん爪1の寿命に至るまで
の総合的な耕うん抵抗が少なくなり、所要馬力も小さく
て済むことになる。なお、上記実施例において、溝13は
刃部9aの始端部を過ぎた部分から先端部方向に向って切
込形成されているため、刃体5の取付部3との接続部、
即ち刃体5の基部付近は溝の加工がなされず、その部分
の強度が確保される。
第3図乃至第5図はこの考案の他の実施例を示すもので
ある。
第3図に示す実施例は、溝15をほぼ3角形状に形成した
ものである。
また、第4図に示す実施例は、第1図に示した刃部9aと
溝13を刃体15の両側面に対称配置して形成したものであ
る。
また、第5図に示す実施例は、第3図に示した刃部9aと
溝15とを刃体5の両側面に対称配置して形成したもので
ある。
これら実施例も、前述の実施例と同様な効果を奏するも
のであり、特に第4図および第5図に示す実施例におい
ては、刃体5の両側面に刃部9aと溝13又は15を対称配置
して形成したので、より耕うん抵抗を少なくすることが
できる。なお、溝13又は15の条数を多く形成することに
よって木目細かい耕うん抵抗の低減対策を図ることがで
きる。
[考案の効果] 以上の説明より明らかなように、この考案の構成によれ
ば刃部の再研磨を行うことなく耕うん抵抗を少なく、所
要馬力を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る耕うん爪の側面図、
第2図は第1図のII−II線矢視断面図、第3図乃至第5
図はこの考案の他の実施例を示すもので、いづれも第2
図と同様な断面図、第6図は耕うん装置を示す側面図、
第7図は従来例による耕うん爪の側面図である。 1…耕うん爪 5…切込刃体 9a…刃部 13,15…溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長矩形の板状取付部と、この取付部の下
    方から横方向に連続して曲っており、側方向に曲成され
    た先端部に向うに従って漸次刃体の幅が広くなり、か
    つ、取付部下端から始まり先端部にて終るまで下方に凸
    状に湾曲形成された刃部を有する円弧形の板状切込刃体
    と、この切込刃体に前記刃部に沿って刃体基部付近であ
    って前記刃部の始端部を過ぎた部分から先端部方向に並
    列に形成された複数の溝とを備え、前記溝断面は刃部方
    向へ徐々に深くなる部分を備えてなることを特徴とする
    耕うん爪。
JP1990036612U 1990-04-06 1990-04-06 耕うん爪 Expired - Fee Related JPH0715368Y2 (ja)

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JP1990036612U JPH0715368Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 耕うん爪

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JPH03129002U JPH03129002U (ja) 1991-12-25
JPH0715368Y2 true JPH0715368Y2 (ja) 1995-04-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470768Y1 (ko) * 2011-12-30 2014-01-27 대한민국 과수나무 주간용 환상박피 기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112701U (ja) * 1973-01-31 1974-09-26
JPS58113301U (ja) * 1982-01-26 1983-08-03 大陽鍛工株式会社 耕耘爪

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JPH03129002U (ja) 1991-12-25

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