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JPH0715019Y2 - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

Info

Publication number
JPH0715019Y2
JPH0715019Y2 JP14926289U JP14926289U JPH0715019Y2 JP H0715019 Y2 JPH0715019 Y2 JP H0715019Y2 JP 14926289 U JP14926289 U JP 14926289U JP 14926289 U JP14926289 U JP 14926289U JP H0715019 Y2 JPH0715019 Y2 JP H0715019Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
common mounting
fulcrum
key
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14926289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0389485U (ja
Inventor
裕 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14926289U priority Critical patent/JPH0715019Y2/ja
Publication of JPH0389485U publication Critical patent/JPH0389485U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0715019Y2 publication Critical patent/JPH0715019Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば電子鍵盤楽器に用いられる鍵盤装置に
関する。
(従来の技術) 従来、第4図に示すように、複数の鍵aと共通取付部b
とこの両者を連結する支点部cとが樹脂で一体成型され
た鍵盤ユニットAとBを共通取付部bとbを重ねること
によって鍵盤を構成し、該鍵盤をケースdの開口部eか
ら露出し、重ねた共通取付部b、bを該開口部e近傍の
ケースd裏面に取付け、また鍵盤スイッチfを設けた配
設基板gをケースdに取付けた鍵盤装置が知られてい
る。
また第5図示のように、前記鍵盤をその共通取付部b、
bにおいてケースdの表面に取付け、鍵盤スイッチfを
設けた配線基板gをケースdの裏面に取付け、前記共通
取付部b、b及び支点部c、cを覆い板hで覆い、鍵a
の支点部c近傍の下部に突起iを設け、該突起iが鍵a
の押鍵時にケースdに当接して支点部cの折損を防止す
るようにした鍵盤楽器も提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 第4図及び第5図に示すものは、鍵盤が共通取付部bに
おいて直接ケースdに取付けられているので、装置とし
て構成が簡単である。しかしながら、第4図示のもの
は、鍵aを押鍵したとき、その強さにより支点部cが撓
みすぎて折損するのを防止するために支点部c、cの厚
みを厚くしているが、鍵タッチが悪いという課題があ
り、第5図示のものは、支点部cが折損することなく薄
くすることができるので、第4図示のもののように鍵タ
ッチが悪くなることはないが、鍵盤をケースdの表面に
取付けたため共通取付部bに覆い板hが必要であり、部
品点数が多いという課題がある。
本考案は、従来のものの課題を解決し、鍵タッチを悪化
することなく支点部の折損を防止することができ、しか
も部品点数の少ない鍵盤装置を提供することをその目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本願の第1考案は複数の
鍵と共通取付部とこの両者を連結する支点部とが樹脂に
より一体成型された複数の鍵盤ユニットを、共通取付部
を重ねることにより鍵盤を構成し、該鍵盤をケースの開
口部から露出し、重ねた共通取付部を該開口部近傍のケ
ース裏面に取付けて成る鍵盤装置において、前記共通取
付部が上側にある鍵盤ユニットの鍵の支点部近傍の下部
に突起を設け、共通取付部が下側にある鍵盤ユニットの
共通取付部に、前記鍵の押鍵時に前記突起が当接する支
点部折損防止用突出部を設け、共通取付部が下側にある
鍵盤ユニットの鍵の支点部近傍の下部に突起を設け、該
鍵の押鍵時に該突起が当接するように配線基板をケース
に取付けたことを特徴とし、第2考案は複数の鍵と共通
取付部とこの両者を連結する支点部とが樹脂により一体
成型された複数の鍵盤ユニットを、共通取付部を重ねる
ことにより鍵盤を構成し、該鍵盤をケースの開口部から
露出し、重ねた共通取付部を該開口部近傍のケース裏面
に取付けて成る鍵盤装置において、前記鍵の支点部近傍
の下部に突起を設け、該鍵の押鍵時に該突起が当接する
ように配線基板をケースに取付けたことを特徴とする。
(作用) 第1考案では、共通取付部が上側にある鍵盤ユニットの
鍵を、支点部が折損しない限度まで押鍵すると、その支
点部近傍の下部に設けた突起が、共通取付部が下側にあ
る鍵盤ユニットの共通取付部に設けた支点部折損防止用
突出部に当接し、支点部はそれ以上曲らない。共通取付
部が下側にある鍵盤ユニットの鍵を支点部が折損しない
限度まで押鍵すると、その鍵の支点部近傍の下部に設け
た突起がケースに取付けた配線基板に当接するので、支
点部はそれ以上曲らない。第2考案では、鍵を、支点部
が折損しない限度まで押鍵するとその下部に設けた突起
が、ケースに取付けた配線基板に当接して支点はそれ以
上曲らない。
(実施例) 以上本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図、第2図及び第3図は本考案の1実施例を示す。
同図において、11、12はそれぞれ鍵盤ユニットである。
鍵盤ユニット11は複数の白鍵21と共通取付部31とこの両
者21、31を連結する支点部41とが樹脂により一体成型さ
れたものであり、鍵盤ユニット12は複数の黒鍵22と共通
取付部32とこの両者22、32を連結する支点部42とが樹脂
により一体に成型されたものである。白鍵21の支点部41
近傍の下面には突起5が形成されており、支点部41は可
撓性をもたせるために薄肉状に形成されている。共通取
付部31の下面には他の鍵盤ユニット12の共通取付部32
上面の凹部6に嵌合する凸部7が形成されている。黒鍵
22の支点部42近傍の下面には一対の突起8が形成され、
共通取付部32の支点部42がある側面には2つの黒鍵21
間すなわち、鍵盤ユニット11と12を組立てたときの白鍵
21の突起5と対向する位置に支点部折損防止用突出部9
が設けられている。前記突起8は、黒鍵22の押鍵時に後
述する配線基板10に当接して支点部42が折損しないよう
にするために白鍵21の突起5より長く形成されている。
この鍵盤ユニット11と12は、重ねた共通取付部31と32
おいて上ケース11の裏面に下ケース12と共にネジ13止め
され、上ケース11の開口部14から露出される。前記配線
基板10は鍵盤スイッチ15をその一端に有するもので、そ
の一端は上ケース11の裏面に下ケース12と共にネジ16止
めされる。
なお、第1図及び第3図において17、18はいずれも白鍵
21と黒鍵22の上限ストッパで、これらは上ケース11の開
口部19の縁端に係止される。
この実施例では鍵盤部11と12は支点部41、42の折損防止
の構成を異にしているが、前記突出部9を設けず、その
代りに突起5を押鍵時配線基板10に当接するように長く
形成してもよい。
(考案の効果) 本考案は、上述の通りの構成を有するから、部品点数が
少なく構成が簡単であると共に鍵盤ユニットの支点部の
折損を防止することができるる効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の切断側面図、第2図はその
鍵盤の斜下方から見た分解斜面図、第3図は他の位置に
おけるその切断側面図、第4図及び第5図はいずれも従
来の鍵盤装置の切断側面図である。 11、12……鍵盤ユニット 21……白鍵 22……黒鍵 31、32……共通取付部 41、42……支点部 5……突起 8……突起 9……支点部折損防止用突出部 10……配線基板 11……上ケース 12……下ケース 15……鍵盤スイッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鍵と共通取付部とこの両者を連結す
    る支点部とが樹脂により一体成型された複数の鍵盤ユニ
    ットを、共通取付部を重ねることにより鍵盤を構成し、
    該鍵盤をケースの開口部から露出し、重ねた共通取付部
    を該開口部近傍のケース裏面に取付けて成る鍵盤装置に
    おいて、前記共通取付部が上側にある鍵盤ユニットの鍵
    の支点部近傍の下部に突起を設け、共通取付部が下側に
    ある鍵盤ユニットの共通取付部に、前記鍵の押鍵時に前
    記突起が当接する支点部折損防止用突出部を設け、共通
    取付部が下側にある鍵盤ユニットの鍵の支点部近傍の下
    部に突起を設け、該鍵の押鍵時に該突起が当接するよう
    に配線基板をケースに取付けたことを特徴とする鍵盤装
    置。
  2. 【請求項2】複数の鍵と共通取付部とこの両者を連結す
    る支点部とが樹脂により一体成型された複数の鍵盤ユニ
    ットを、共通取付部を重ねることにより鍵盤を構成し、
    該鍵盤をケースの開口部から露出し、重ねた共通取付部
    を該開口部近傍のケース裏面に取付けて成る鍵盤装置に
    おいて、前記鍵の支点部近傍の下部に突起を設け、該鍵
    の押鍵時に該突起が当接するように配線基板をケースに
    取付けたことを特徴とする鍵盤装置。
JP14926289U 1989-12-27 1989-12-27 鍵盤装置 Expired - Lifetime JPH0715019Y2 (ja)

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JP14926289U JPH0715019Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 鍵盤装置

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JP14926289U JPH0715019Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 鍵盤装置

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Publication Number Publication Date
JPH0389485U JPH0389485U (ja) 1991-09-12
JPH0715019Y2 true JPH0715019Y2 (ja) 1995-04-10

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JP14926289U Expired - Lifetime JPH0715019Y2 (ja) 1989-12-27 1989-12-27 鍵盤装置

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JP5682852B2 (ja) * 2009-08-19 2015-03-11 ヤマハ株式会社 電子鍵盤楽器の外装構造

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JPH0389485U (ja) 1991-09-12

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