JPH07143252A - 火災報知システム - Google Patents
火災報知システムInfo
- Publication number
- JPH07143252A JPH07143252A JP29041193A JP29041193A JPH07143252A JP H07143252 A JPH07143252 A JP H07143252A JP 29041193 A JP29041193 A JP 29041193A JP 29041193 A JP29041193 A JP 29041193A JP H07143252 A JPH07143252 A JP H07143252A
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- Japan
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- sensor
- fire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火災の発生状況及び環境条件を判定して対応
するメッセージを自動的に報知すると共に、消防署等へ
の通報ができるようにする。 【構成】 無線送信部4と無線受信部5とをスペクトラ
ム拡散変調方式の送受信とし、報知器14の無線受信部
5で感知器13からの情報を受信し、判別部6で受信さ
れた情報から異常の発生場所及び異常の程度を判別し、
記憶部8に予め在宅等の環境条件を設定し、メッセージ
部11に予め記憶部8に設定した環境条件及び判別部6
からの判別信号に対応して、複数のメッセージを記憶さ
せ、制御部7で判別部6からの判別信号により、記憶部
8に設定された環境条件を参照して、メッセージ部11
から対応するメッセージを読み出して報知すると共に、
回線ユニット9を制御して回線ユニット9を介して消防
署等へ通報するものである。
するメッセージを自動的に報知すると共に、消防署等へ
の通報ができるようにする。 【構成】 無線送信部4と無線受信部5とをスペクトラ
ム拡散変調方式の送受信とし、報知器14の無線受信部
5で感知器13からの情報を受信し、判別部6で受信さ
れた情報から異常の発生場所及び異常の程度を判別し、
記憶部8に予め在宅等の環境条件を設定し、メッセージ
部11に予め記憶部8に設定した環境条件及び判別部6
からの判別信号に対応して、複数のメッセージを記憶さ
せ、制御部7で判別部6からの判別信号により、記憶部
8に設定された環境条件を参照して、メッセージ部11
から対応するメッセージを読み出して報知すると共に、
回線ユニット9を制御して回線ユニット9を介して消防
署等へ通報するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知システムに関
し、特に火災の発生状況等により自動的に消防署等の通
報先に通報するシステムに関する。
し、特に火災の発生状況等により自動的に消防署等の通
報先に通報するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知システムにおいては、感
知器に内蔵されているセンサーで火災による熱、あるい
は煙を感知し、当該感知器に備えられたブザー、あるい
はベル等を鳴らすか、又は当該感知器と有線で接続され
たブザー、あるいはベル等を鳴らして報知するようにし
ていた。また、感知器からセキュリティユニットを介し
てセキュリティサービス会社へ連絡し、セキュリティサ
ービス会社でセンサーからのデータを判別して、火災の
発生を消防署に連絡するようにしていた。
知器に内蔵されているセンサーで火災による熱、あるい
は煙を感知し、当該感知器に備えられたブザー、あるい
はベル等を鳴らすか、又は当該感知器と有線で接続され
たブザー、あるいはベル等を鳴らして報知するようにし
ていた。また、感知器からセキュリティユニットを介し
てセキュリティサービス会社へ連絡し、セキュリティサ
ービス会社でセンサーからのデータを判別して、火災の
発生を消防署に連絡するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、感知器に備
えられたブザー、あるいはベル等を鳴らすだけでは、そ
れらの警報音が聞こえない場合、あるいは家が留守の場
合、又は病気等により動けない状態である場合等の環境
条件によっては役に立たず、消防署への通報が遅れると
いった問題点があり、また、火災の発生場所が判らない
ため、対処が遅れるといった問題も発生する。また、感
知器と報知器が分離され、ケーブルで接続されている場
合、火災等でケーブルに異常が発生した場合、報知器に
情報が伝わらないといった問題点もあった。本発明は、
以上の問題に鑑みて成された発明であり、火災の発生状
況及び環境条件を判定して対応するメッセージを自動的
に報知すると共に、消防署等へ通報が可能な火災報知シ
ステムを提供することを目的とする。
えられたブザー、あるいはベル等を鳴らすだけでは、そ
れらの警報音が聞こえない場合、あるいは家が留守の場
合、又は病気等により動けない状態である場合等の環境
条件によっては役に立たず、消防署への通報が遅れると
いった問題点があり、また、火災の発生場所が判らない
ため、対処が遅れるといった問題も発生する。また、感
知器と報知器が分離され、ケーブルで接続されている場
合、火災等でケーブルに異常が発生した場合、報知器に
情報が伝わらないといった問題点もあった。本発明は、
以上の問題に鑑みて成された発明であり、火災の発生状
況及び環境条件を判定して対応するメッセージを自動的
に報知すると共に、消防署等へ通報が可能な火災報知シ
ステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明の火災報
知システムは、各センサーと無線送信部とを備えた少な
くとも一つ以上の感知器と、無線受信部と、同無線受信
部で受信された情報から異常の発生場所及び異常の程度
を判別する判別部と、予め在宅等の環境条件を設定した
記憶部と、同記憶部に設定した環境条件及び前記判別部
からの判別信号に対応して、予め複数のメッセージを記
憶させたメッセージ部と、自動的に所定の外部回線に接
続する回線ユニットと、前記判別部、記憶部、メッセー
ジ部及び回線ユニットを制御する制御部とを備えた報知
器とからなり、同報知器で前記判別部からの判別信号に
より、記憶部に設定された環境条件を参照して、前記メ
ッセージ部から対応するメッセージを読み出して報知す
ると共に、前記回線ユニットを介して通報することを特
徴とするものである。
知システムは、各センサーと無線送信部とを備えた少な
くとも一つ以上の感知器と、無線受信部と、同無線受信
部で受信された情報から異常の発生場所及び異常の程度
を判別する判別部と、予め在宅等の環境条件を設定した
記憶部と、同記憶部に設定した環境条件及び前記判別部
からの判別信号に対応して、予め複数のメッセージを記
憶させたメッセージ部と、自動的に所定の外部回線に接
続する回線ユニットと、前記判別部、記憶部、メッセー
ジ部及び回線ユニットを制御する制御部とを備えた報知
器とからなり、同報知器で前記判別部からの判別信号に
より、記憶部に設定された環境条件を参照して、前記メ
ッセージ部から対応するメッセージを読み出して報知す
ると共に、前記回線ユニットを介して通報することを特
徴とするものである。
【0005】本願第2の発明の火災報知システムは、前
記感知器側の各々の無線送信部に異なる拡散符号を割り
当てた拡散符号発生器を設けて、各センサーからのデー
タを拡散変調して送信し、前記報知器側の無線受信部に
拡散復調器を設けて感知器毎に割り当てた拡散符号で復
調し、前記判別部で拡散符号から異常の発生場所を検知
することを特徴とするものである。本願第3の発明の火
災報知システムは、第1の発明の火災報知システムにお
いて、センサーに炎を検出する火炎センサーを組み込ん
だことを特徴とするものである。
記感知器側の各々の無線送信部に異なる拡散符号を割り
当てた拡散符号発生器を設けて、各センサーからのデー
タを拡散変調して送信し、前記報知器側の無線受信部に
拡散復調器を設けて感知器毎に割り当てた拡散符号で復
調し、前記判別部で拡散符号から異常の発生場所を検知
することを特徴とするものである。本願第3の発明の火
災報知システムは、第1の発明の火災報知システムにお
いて、センサーに炎を検出する火炎センサーを組み込ん
だことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本願第1の発明の火災報知システムにおいて
は、各センサーと無線送信部とを備えた感知器で異常を
検出して情報を送信し、報知器側において、判別部で受
信された情報から異常の発生場所及び異常の程度を判別
し、制御部で予め在宅等の環境条件を設定した記憶部
と、同記憶部に設定した環境条件及び前記判別部からの
判別信号に対応して、予め複数のメッセージを記憶させ
たメッセージ部とを設け、制御部で判別部からの判別信
号により、記憶部に設定された環境条件を参照して、メ
ッセージ部から対応するメッセージを読み出して報知す
ると共に、回線ユニットを介して通報することができる
ようにしており、従って、火災の発生状況及び環境条件
を判定して対応するメッセージを自動的に報知すると共
に、消防署等へ通報が可能となる。
は、各センサーと無線送信部とを備えた感知器で異常を
検出して情報を送信し、報知器側において、判別部で受
信された情報から異常の発生場所及び異常の程度を判別
し、制御部で予め在宅等の環境条件を設定した記憶部
と、同記憶部に設定した環境条件及び前記判別部からの
判別信号に対応して、予め複数のメッセージを記憶させ
たメッセージ部とを設け、制御部で判別部からの判別信
号により、記憶部に設定された環境条件を参照して、メ
ッセージ部から対応するメッセージを読み出して報知す
ると共に、回線ユニットを介して通報することができる
ようにしており、従って、火災の発生状況及び環境条件
を判定して対応するメッセージを自動的に報知すると共
に、消防署等へ通報が可能となる。
【0007】本願第2の発明の火災報知システムにおい
ては、感知器側の各々の無線送信部に異なる拡散符号を
割り当てた拡散符号発生器を設けて、各センサーからの
データを拡散変調して送信し、報知器側の無線受信部に
拡散復調器を設けて感知器毎に割り当てた拡散符号で復
調し、判別部で拡散符号からどこに設置された感知器か
らの情報か判別することができ、火災発生場所を特定す
ることが可能となる。本願第3の発明の火災報知システ
ムにおいては、センサーに炎を検出する火炎センサーを
組み込んであり火災の発生を検出することが可能とな
る。
ては、感知器側の各々の無線送信部に異なる拡散符号を
割り当てた拡散符号発生器を設けて、各センサーからの
データを拡散変調して送信し、報知器側の無線受信部に
拡散復調器を設けて感知器毎に割り当てた拡散符号で復
調し、判別部で拡散符号からどこに設置された感知器か
らの情報か判別することができ、火災発生場所を特定す
ることが可能となる。本願第3の発明の火災報知システ
ムにおいては、センサーに炎を検出する火炎センサーを
組み込んであり火災の発生を検出することが可能とな
る。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の火災報知システムの一実施
例を示すブロック図である。感知器13を少なくとも一
つ以上設けて、例えば各部屋、あるいは厨房等に配置
し、各感知器13には熱センサー1、煙センサー2及び
火炎センサー3等を設けて無線送信部4と接続し、熱セ
ンサー1、煙センサー2及び火炎センサー3等で異常を
検出した場合、検出信号を無線送信部4に入力し無線送
信部4から検出した情報を送出する。報知器14の無線
受信部5で情報を受信して受信信号を判別部6に入力
し、判別部6で受信された情報から異常の発生場所及び
異常の程度を判別する。
例を示すブロック図である。感知器13を少なくとも一
つ以上設けて、例えば各部屋、あるいは厨房等に配置
し、各感知器13には熱センサー1、煙センサー2及び
火炎センサー3等を設けて無線送信部4と接続し、熱セ
ンサー1、煙センサー2及び火炎センサー3等で異常を
検出した場合、検出信号を無線送信部4に入力し無線送
信部4から検出した情報を送出する。報知器14の無線
受信部5で情報を受信して受信信号を判別部6に入力
し、判別部6で受信された情報から異常の発生場所及び
異常の程度を判別する。
【0009】図2は、図1の無線送信部4の一実施例を
示すブロック図であり、図3は、図1の無線受信部5の
一実施例を示すブロック図である。以下同図を参照して
実施例について説明する。無線送信部4では図2に示す
ように、図1の熱センサー1、煙センサー2及び火炎セ
ンサー3で検出した送信データを変調器15に入力し、
変調器15で搬送波発生器16で発生させた搬送波を送
信データで変調し、拡散変調器17に入力し、拡散変調
器17で当該感知器13に割り当てられた拡散符号発生
器から発生させた拡散符号で拡散変調して、スペクトラ
ム拡散信号として送出するようにしている。無線受信部
5では図3に示すように、送出されてきたスペクトラム
拡散信号を受信し、拡散符号発生器21で発生させた拡
散符号により拡散復調器20で受信信号を拡散復調し、
復調器22に入力し、復調器22で搬送波発生器23で
発生させた搬送波により情報データを復調して出力す
る。
示すブロック図であり、図3は、図1の無線受信部5の
一実施例を示すブロック図である。以下同図を参照して
実施例について説明する。無線送信部4では図2に示す
ように、図1の熱センサー1、煙センサー2及び火炎セ
ンサー3で検出した送信データを変調器15に入力し、
変調器15で搬送波発生器16で発生させた搬送波を送
信データで変調し、拡散変調器17に入力し、拡散変調
器17で当該感知器13に割り当てられた拡散符号発生
器から発生させた拡散符号で拡散変調して、スペクトラ
ム拡散信号として送出するようにしている。無線受信部
5では図3に示すように、送出されてきたスペクトラム
拡散信号を受信し、拡散符号発生器21で発生させた拡
散符号により拡散復調器20で受信信号を拡散復調し、
復調器22に入力し、復調器22で搬送波発生器23で
発生させた搬送波により情報データを復調して出力す
る。
【0010】判別部6には復調器22からの情報データ
と、拡散符号発生器21で発生させた拡散符号が入力さ
れており、熱センサー1及び煙センサー2で熱及び煙の
量を複数段階で検出すると共に火炎センサー3で炎を検
出し、検出信号を送信データとして送出すれば、判別部
6で情報データを判別することにより、火災の程度(初
期消火が可能な大きさか、緊急避難が必要な大きさか)
を判別することができる。火災の発生を検出するセンサ
ーとしては、従来の熱センサー及び煙センサーの他に、
火炎センサー3を設けるようにしており、火炎センサー
3としては、光学系に炎から放射される赤外線を透過さ
せるフィルタを設けて、同フィルタを透過した光をCC
D素子、あるいはCdSセル等で検出できるようにした
ものを使用する。これらのセンサーの検出信号の組合
せ、あるいは検出量で火災の程度を判別することが可能
となる。
と、拡散符号発生器21で発生させた拡散符号が入力さ
れており、熱センサー1及び煙センサー2で熱及び煙の
量を複数段階で検出すると共に火炎センサー3で炎を検
出し、検出信号を送信データとして送出すれば、判別部
6で情報データを判別することにより、火災の程度(初
期消火が可能な大きさか、緊急避難が必要な大きさか)
を判別することができる。火災の発生を検出するセンサ
ーとしては、従来の熱センサー及び煙センサーの他に、
火炎センサー3を設けるようにしており、火炎センサー
3としては、光学系に炎から放射される赤外線を透過さ
せるフィルタを設けて、同フィルタを透過した光をCC
D素子、あるいはCdSセル等で検出できるようにした
ものを使用する。これらのセンサーの検出信号の組合
せ、あるいは検出量で火災の程度を判別することが可能
となる。
【0011】送出されてきたスペクトラム拡散信号を拡
散復調するのに用いた拡散符号を判別部6で判別するこ
とにより、どこに設置された感知器13からの情報か判
別することができ、火災発生場所を特定することができ
る。感知器13と報知器14の間をスペクトラム拡散変
調方式の送受信とし、スペクトラム拡散符号としてはP
N符号等を用いてスペクトラム拡散するようにしている
ため、通常の無線通信方式より妨害に対する影響を少な
くできるといった効果がある。
散復調するのに用いた拡散符号を判別部6で判別するこ
とにより、どこに設置された感知器13からの情報か判
別することができ、火災発生場所を特定することができ
る。感知器13と報知器14の間をスペクトラム拡散変
調方式の送受信とし、スペクトラム拡散符号としてはP
N符号等を用いてスペクトラム拡散するようにしている
ため、通常の無線通信方式より妨害に対する影響を少な
くできるといった効果がある。
【0012】記憶部8には予め環境条件を設定できるよ
うにしてあり、家が留守の場合、動けない状態の病人が
居る場合、子供達ばかりの場合、あるいは初期消化活動
ができるような人が居る場合等の環境条件を入力してお
く。メッセージ部11には記憶部8に設定した環境条件
及び判別部6からの判別信号に対応して、予め複数のメ
ッセージを記憶させることができるようにしてあり、例
えば火災の発生場所、火災の規模、病人の居る場所、子
供の居る場所、あるいは消防署に連絡する所定の事項等
を記憶させておく。あるいは、予め火災の発生場所を想
定し、避難通路及び非常持ち出し等のメッセージを記憶
させるようにしても良い。
うにしてあり、家が留守の場合、動けない状態の病人が
居る場合、子供達ばかりの場合、あるいは初期消化活動
ができるような人が居る場合等の環境条件を入力してお
く。メッセージ部11には記憶部8に設定した環境条件
及び判別部6からの判別信号に対応して、予め複数のメ
ッセージを記憶させることができるようにしてあり、例
えば火災の発生場所、火災の規模、病人の居る場所、子
供の居る場所、あるいは消防署に連絡する所定の事項等
を記憶させておく。あるいは、予め火災の発生場所を想
定し、避難通路及び非常持ち出し等のメッセージを記憶
させるようにしても良い。
【0013】制御部7は、判別部6からの入力により、
記憶部8に設定された環境条件を参照して、メッセージ
部11から対応するメッセージを読み出してスピーカ1
2を介して報知すると共に制御部7に接続されたブザー
10等により警報を発生させる。また、制御部7は回線
ユニット9に制御信号を入力し、回線ユニット9はオー
トダイヤルで消防署等の通報先と接続し、メッセージ部
11から読み出した連絡用の所定の事項を回線ユニット
9を介して通報する。
記憶部8に設定された環境条件を参照して、メッセージ
部11から対応するメッセージを読み出してスピーカ1
2を介して報知すると共に制御部7に接続されたブザー
10等により警報を発生させる。また、制御部7は回線
ユニット9に制御信号を入力し、回線ユニット9はオー
トダイヤルで消防署等の通報先と接続し、メッセージ部
11から読み出した連絡用の所定の事項を回線ユニット
9を介して通報する。
【0014】図4は、本発明の火災報知システムの制御
を説明するフローチャートである。ステップS1にて判
別部6から信号を取り込み、ステップS2にて記憶部8
に予め設定した環境条件を読み出し、環境条件の設定が
留守になっているか判断し、留守の場合はステップS7
に移行し、回線ユニット9を介してメッセージ部11か
ら読み出した連絡用の所定の事項を通報して終了する。
ステップS2にて在宅の場合は、ステップS3で判別部
6から入力される火災規模の情報により、初期消化活動
ができる火災の範囲か判断し、環境条件の設定が初期消
火活動ができる人がいるか判断し、例えば、子供や病人
等で初期消火活動ができる人が居ない場合、ステップS
6にて他の必要なメッセージ、火災の発生場所、あるい
は避難の方法等をメッセージ部11から読み出してスピ
ーカ12を介して報知すると共に、前記ステップS7に
移行してステップS7を実行する。
を説明するフローチャートである。ステップS1にて判
別部6から信号を取り込み、ステップS2にて記憶部8
に予め設定した環境条件を読み出し、環境条件の設定が
留守になっているか判断し、留守の場合はステップS7
に移行し、回線ユニット9を介してメッセージ部11か
ら読み出した連絡用の所定の事項を通報して終了する。
ステップS2にて在宅の場合は、ステップS3で判別部
6から入力される火災規模の情報により、初期消化活動
ができる火災の範囲か判断し、環境条件の設定が初期消
火活動ができる人がいるか判断し、例えば、子供や病人
等で初期消火活動ができる人が居ない場合、ステップS
6にて他の必要なメッセージ、火災の発生場所、あるい
は避難の方法等をメッセージ部11から読み出してスピ
ーカ12を介して報知すると共に、前記ステップS7に
移行してステップS7を実行する。
【0015】ステップS3で判別部6から入力される情
報が初期消化活動ができる火災の範囲であり、環境条件
の設定が初期消火活動ができる人がいる場合、ステップ
S4にて判別部6から入力される発生場所の情報より、
メッセージ部11から対応するメッセージを読み出して
発生場所を報知する。その後、ステップS5にて、判別
部6から入力される情報より消火したか、あるいは火災
の規模が拡大しているか判断し、消火した場合は終了
し、火災の規模が拡大している場合は、ステップS6に
て他の必要なメッセージ、例えば避難警報や、子供や病
人等の存在、非常持ち出し、あるいは避難の方法等を報
知し、前記ステップS7に移行してステップS7を実行
する。従って、予め火災の発生を想定してメッセージ部
11に対応事項を記憶させ、また、記憶部8に環境条件
を設定しておけば、火災の発生、あるいは進行状況に応
じて適切に処理することが可能となる。
報が初期消化活動ができる火災の範囲であり、環境条件
の設定が初期消火活動ができる人がいる場合、ステップ
S4にて判別部6から入力される発生場所の情報より、
メッセージ部11から対応するメッセージを読み出して
発生場所を報知する。その後、ステップS5にて、判別
部6から入力される情報より消火したか、あるいは火災
の規模が拡大しているか判断し、消火した場合は終了
し、火災の規模が拡大している場合は、ステップS6に
て他の必要なメッセージ、例えば避難警報や、子供や病
人等の存在、非常持ち出し、あるいは避難の方法等を報
知し、前記ステップS7に移行してステップS7を実行
する。従って、予め火災の発生を想定してメッセージ部
11に対応事項を記憶させ、また、記憶部8に環境条件
を設定しておけば、火災の発生、あるいは進行状況に応
じて適切に処理することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め火災の発生を想定してメッセージ部に対応事項を記
憶させ、記憶部に環境条件を設定しておき、火災の発生
状況及び環境条件を判定して対応するメッセージを自動
的に報知すると共に、消防署等へ通報することができる
ため、火災の発生、あるいは進行状況に応じて適切に処
理することが可能な火災報知システムを提供することが
できる。
予め火災の発生を想定してメッセージ部に対応事項を記
憶させ、記憶部に環境条件を設定しておき、火災の発生
状況及び環境条件を判定して対応するメッセージを自動
的に報知すると共に、消防署等へ通報することができる
ため、火災の発生、あるいは進行状況に応じて適切に処
理することが可能な火災報知システムを提供することが
できる。
【図1】本発明の火災報知システムの一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1の無線送信部の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1の無線受信部の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明の火災報知システムの制御を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 熱センサー 2 煙センサー 3 火炎センサー 4 無線送信部 5 無線受信部 6 判別部 7 制御部 8 メモリ 9 回線ユニット 10 ブザー 11 メッセージ部 12 スピーカ 13 感知器 14 報知器 15 変調器 16 搬送波発生器 17 拡散変調器 18 拡散符号発生器 20 拡散復調器 21 拡散符号発生器 22 復調器 23 搬送波発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 各センサーと無線送信部とを備えた少な
くとも一つ以上の感知器と、無線受信部と、同無線受信
部で受信された情報から異常の発生場所及び異常の程度
を判別する判別部と、予め在宅等の環境条件を設定した
記憶部と、同記憶部に設定した環境条件及び前記判別部
からの判別信号に対応して、予め複数のメッセージを記
憶させたメッセージ部と、自動的に所定の外部回線に接
続する回線ユニットと、前記判別部、記憶部、メッセー
ジ部及び回線ユニットを制御する制御部とを備えた報知
器とからなり、同報知器で前記判別部からの判別信号に
より、記憶部に設定された環境条件を参照して、前記メ
ッセージ部から対応するメッセージを読み出して報知す
ると共に、前記回線ユニットを介して通報することを特
徴とする火災報知システム。 - 【請求項2】 前記感知器側の各々の無線送信部に異な
る拡散符号を割り当てた拡散符号発生器を設けて、各セ
ンサーからのデータを拡散変調して送信し、前記報知器
側の無線受信部に拡散復調器を設けて感知器毎に割り当
てた拡散符号で復調し、前記判別部で拡散符号から異常
の発生場所を検知することを特徴とする請求項1記載の
火災報知システム。 - 【請求項3】 前記センサーに炎を検出する火炎センサ
ーを組み込んだことを特徴とする請求項1記載の火災報
知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29041193A JPH07143252A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 火災報知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29041193A JPH07143252A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 火災報知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143252A true JPH07143252A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17755679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29041193A Pending JPH07143252A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 火災報知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07143252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100579649B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2006-05-15 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 통신 네트워크 상에서 전자메일을 자동 전송하는 방법, 전자메일 자동전송시스템, 통신 서버 장치, 자동 전송 중개 통신 서버 장치, 및 정보 서비스 통신 서버 장치 |
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1993
- 1993-11-19 JP JP29041193A patent/JPH07143252A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100579649B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2006-05-15 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 통신 네트워크 상에서 전자메일을 자동 전송하는 방법, 전자메일 자동전송시스템, 통신 서버 장치, 자동 전송 중개 통신 서버 장치, 및 정보 서비스 통신 서버 장치 |
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