JPH07137014A - 自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリー トブロックの製造方法 - Google Patents
自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリー トブロックの製造方法Info
- Publication number
- JPH07137014A JPH07137014A JP32571593A JP32571593A JPH07137014A JP H07137014 A JPH07137014 A JP H07137014A JP 32571593 A JP32571593 A JP 32571593A JP 32571593 A JP32571593 A JP 32571593A JP H07137014 A JPH07137014 A JP H07137014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- fiber layer
- pallet
- fiber
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、自然石或はプラスチック擬石を表面
に現出した擁壁、護岸宅地造成等に使用するコンクリー
トブロックに関する。 【構成】面パレット1の底面に水抜き用の細孔を設け、
製紙滓の廃棄物である繊維スラッジと砕石時に生じる廃
材の石粉を主材料とした繊維層Hを面パレット内に設
け、この繊維層Hに自然石Sを沈下埋入し、上方より水
を噴霧して下方より微振動を付勢して含有水を脱水して
繊維層Hを締固めて自然石Sを安定させ、ごの面パレッ
トを型枠内に装填してコンクリートを投入して成形す
る。脱型後は繊維層Hを付したまま石材Sを保護するよ
うにして積置きし構築現場において初めて繊維層を剥す
もので、剥した繊維体は再使用する構成である。
に現出した擁壁、護岸宅地造成等に使用するコンクリー
トブロックに関する。 【構成】面パレット1の底面に水抜き用の細孔を設け、
製紙滓の廃棄物である繊維スラッジと砕石時に生じる廃
材の石粉を主材料とした繊維層Hを面パレット内に設
け、この繊維層Hに自然石Sを沈下埋入し、上方より水
を噴霧して下方より微振動を付勢して含有水を脱水して
繊維層Hを締固めて自然石Sを安定させ、ごの面パレッ
トを型枠内に装填してコンクリートを投入して成形す
る。脱型後は繊維層Hを付したまま石材Sを保護するよ
うにして積置きし構築現場において初めて繊維層を剥す
もので、剥した繊維体は再使用する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擁壁、護岸、宅地等を
構築するコンクリートブロックの表面に自然石或はプラ
スチック擬石を現出した製造方法において、製紙滓の廃
棄物である繊維スラッジと、砕石時に生じる廃材の石粉
を主材料として用いるコンクリートブロックの表面に自
然石或はプラスチック擬石を現出するコンクリートブロ
ックの製造方法に関する。
構築するコンクリートブロックの表面に自然石或はプラ
スチック擬石を現出した製造方法において、製紙滓の廃
棄物である繊維スラッジと、砕石時に生じる廃材の石粉
を主材料として用いるコンクリートブロックの表面に自
然石或はプラスチック擬石を現出するコンクリートブロ
ックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコンクリートブロックの製
造方法は、型枠内底の面パレット或は型枠内底部に内装
する前の面パレット上に砂やゼリー状物質を供給して自
然石を配置し、その上からコンクリートを供給して振動
圧縮によってコンクリートを締固めて自然石を表出した
コンクリートブロックを成形していた。
造方法は、型枠内底の面パレット或は型枠内底部に内装
する前の面パレット上に砂やゼリー状物質を供給して自
然石を配置し、その上からコンクリートを供給して振動
圧縮によってコンクリートを締固めて自然石を表出した
コンクリートブロックを成形していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような成形方法に
よるときは、初めに面パレット上に意匠的に配置した自
然石は振動によって移動を生じてコンクリート硬化後面
パレットを剥離すると自然石は片寄り見苦しい自然石表
出面となり成形上の問題点を有している。
よるときは、初めに面パレット上に意匠的に配置した自
然石は振動によって移動を生じてコンクリート硬化後面
パレットを剥離すると自然石は片寄り見苦しい自然石表
出面となり成形上の問題点を有している。
【0004】またコンクリート硬化後の面パレットの剥
離においては自然石間に充填されている砂やゼリー状物
質を洗い出し清掃作業や除去した充填材の処理作業が困
難であった。したがって自然石を表出するコンクリート
ブロックの成形に当っては自然石を配置する充填材によ
って製品の優劣が左右されると言っても過言ではない。
その上製品化してからの石の抜け出しが問題となってい
る。
離においては自然石間に充填されている砂やゼリー状物
質を洗い出し清掃作業や除去した充填材の処理作業が困
難であった。したがって自然石を表出するコンクリート
ブロックの成形に当っては自然石を配置する充填材によ
って製品の優劣が左右されると言っても過言ではない。
その上製品化してからの石の抜け出しが問題となってい
る。
【0005】この従来のブロックの表面に自然石を表出
する製造方法の問題点は、 (イ)自然石を表面に表出するための各石材間に充填す
る目地を充填材により並置した各自然材が成形時の振動
で移動すること。 (ロ)自然石表出面にコンクリートモルタルが浸透付着
すること。 (ハ)コンクリート硬化後表出石間に充填されている充
填材の除去が困難であること。 (ニ)除去した充填材の後処理の問題。 (ホ)製品化してからの野積作業が石材が露出している
ため横倒しでないと野積ができない。 という諸点にある。
する製造方法の問題点は、 (イ)自然石を表面に表出するための各石材間に充填す
る目地を充填材により並置した各自然材が成形時の振動
で移動すること。 (ロ)自然石表出面にコンクリートモルタルが浸透付着
すること。 (ハ)コンクリート硬化後表出石間に充填されている充
填材の除去が困難であること。 (ニ)除去した充填材の後処理の問題。 (ホ)製品化してからの野積作業が石材が露出している
ため横倒しでないと野積ができない。 という諸点にある。
【0006】本発明は、従来の目地を形成する充填材に
代えて、水を含有すると膨張し乾燥すると硬く収縮して
一体化する特性を活用した製紙の廃棄物である製紙滓の
繊維スラッジを主材料とし、この製紙スラッジの質に応
じて砕石場で生じる廃棄物の石粉を適量に配合して泥状
に混練した繊維スラッジを用いてコンクリートブロック
表面に自然石或は出願人が先に特願平4−362098
号で開示したプラスチック擬石を現出するコンクリート
ブロックの製造方法を提供するものである。
代えて、水を含有すると膨張し乾燥すると硬く収縮して
一体化する特性を活用した製紙の廃棄物である製紙滓の
繊維スラッジを主材料とし、この製紙スラッジの質に応
じて砕石場で生じる廃棄物の石粉を適量に配合して泥状
に混練した繊維スラッジを用いてコンクリートブロック
表面に自然石或は出願人が先に特願平4−362098
号で開示したプラスチック擬石を現出するコンクリート
ブロックの製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】出願人は前記従来の問題
点を解決するため長年の経験と実績に基いて研究を重ね
本発明を解決したもので、本発明は、処理に困っている
製紙時に廃棄物として生じる製紙滓、即ち繊維スラッジ
を主材料として用い、この繊維スラッジの繊維質によ
り、これまた処理に困っている砕石時に生じる廃棄物で
ある石粉の適量を配合して泥状に混練したものを用い
る。この繊維スラッジは含水時は膨張し、乾燥すると硬
化収縮する特性があり、この特性を活かしてコンクリー
トブロックの表面に自然石或はプラスチック擬石(以下
一括して石材と言う)を現出する新規なコンクリートブ
ロックの製造方法である。またこの繊維スラッジに代え
て必要に応じて古紙パルプや製紙パルプを用いることも
できる。
点を解決するため長年の経験と実績に基いて研究を重ね
本発明を解決したもので、本発明は、処理に困っている
製紙時に廃棄物として生じる製紙滓、即ち繊維スラッジ
を主材料として用い、この繊維スラッジの繊維質によ
り、これまた処理に困っている砕石時に生じる廃棄物で
ある石粉の適量を配合して泥状に混練したものを用い
る。この繊維スラッジは含水時は膨張し、乾燥すると硬
化収縮する特性があり、この特性を活かしてコンクリー
トブロックの表面に自然石或はプラスチック擬石(以下
一括して石材と言う)を現出する新規なコンクリートブ
ロックの製造方法である。またこの繊維スラッジに代え
て必要に応じて古紙パルプや製紙パルプを用いることも
できる。
【0008】
【作用】本発明は、底面の適所に数ケ所の水抜き用の細
孔を設けた面パレットに適量の石粉混合の繊維スラッジ
を供給して底面から振動を与えて平に均らして繊維層を
形成し、その上から表面に応じた自然石或は一連に連結
したプラスチック擬石を中間位まで沈下埋入することで
埋入した各石材間に泥状の繊維体が盛り上がり目地部を
形成する。この際繊維層に埋入する自然石は断面積の大
きい方を上向きにして埋入する。また一連に連結したプ
ラスチック擬石は加熱した金網状鉄筋にプラスチック擬
石を溶着一体としたものであって、この連結したプラス
チック擬石を繊維層に金網位置の下まで沈下埋入させ
る。
孔を設けた面パレットに適量の石粉混合の繊維スラッジ
を供給して底面から振動を与えて平に均らして繊維層を
形成し、その上から表面に応じた自然石或は一連に連結
したプラスチック擬石を中間位まで沈下埋入することで
埋入した各石材間に泥状の繊維体が盛り上がり目地部を
形成する。この際繊維層に埋入する自然石は断面積の大
きい方を上向きにして埋入する。また一連に連結したプ
ラスチック擬石は加熱した金網状鉄筋にプラスチック擬
石を溶着一体としたものであって、この連結したプラス
チック擬石を繊維層に金網位置の下まで沈下埋入させ
る。
【0009】次いで繊維層上に凸出している各石材面に
コンクリートとの密着を高めるため適量の水を噴霧して
石材を濡らすと共に面パレット底面から微振動を与えて
噴霧した水の余剰水および繊維層中の水分を下面に設け
た水抜き用の細孔より脱水して繊維層を締固める。この
ように繊維層を締固めることによって埋入している石材
は成形時の振動にも移動することがない。そして、この
ように形成された面パレットを型枠底面に装填するか、
又は予め型枠内に面パレットを内装しておき前記石材の
配置を行って上方からコンクリートを供給して振動押圧
で締固め成形する。
コンクリートとの密着を高めるため適量の水を噴霧して
石材を濡らすと共に面パレット底面から微振動を与えて
噴霧した水の余剰水および繊維層中の水分を下面に設け
た水抜き用の細孔より脱水して繊維層を締固める。この
ように繊維層を締固めることによって埋入している石材
は成形時の振動にも移動することがない。そして、この
ように形成された面パレットを型枠底面に装填するか、
又は予め型枠内に面パレットを内装しておき前記石材の
配置を行って上方からコンクリートを供給して振動押圧
で締固め成形する。
【0010】このようにして成形されたコンクリートブ
ロックは面パレットと共に或は型枠のまま養生に移し、
養生硬化後面パレット又は型枠から脱型して底板を外
し、乾燥硬化している一枚状となっている繊維層体はそ
のまま表出石材を被包保護して所定の場所に段積みして
天日養生が可能である。
ロックは面パレットと共に或は型枠のまま養生に移し、
養生硬化後面パレット又は型枠から脱型して底板を外
し、乾燥硬化している一枚状となっている繊維層体はそ
のまま表出石材を被包保護して所定の場所に段積みして
天日養生が可能である。
【0011】従来の製品は表出している石材面の凹凸が
激しいので手数の掛る横倒しにして積む以外に野積みが
不可能であったが、本発明は乾燥硬化した繊維層体で表
面石材を被包保護したままの状態であるため段状の野積
みが可能であって構築現場に搬送後、簡単に紙を剥がす
状態で一枚々々繊維層体を剥すことによって石材が表出
したコンクリートブロックが得られ、剥した繊維体は一
括して回収して再使用することができる。
激しいので手数の掛る横倒しにして積む以外に野積みが
不可能であったが、本発明は乾燥硬化した繊維層体で表
面石材を被包保護したままの状態であるため段状の野積
みが可能であって構築現場に搬送後、簡単に紙を剥がす
状態で一枚々々繊維層体を剥すことによって石材が表出
したコンクリートブロックが得られ、剥した繊維体は一
括して回収して再使用することができる。
【0012】
【実施例】添付図面により本発明方法を説明すると、図
1は、水抜き用の細孔(2)を設けた面パレット(1)
製紙滓である繊維スラッジに石粉を配合して泥状とした
繊維スラッジを供給し、これを振動板(3)上に置き下
面にある振動機(4)を起動して面パレット内の泥状繊
維スラッジを平に均して繊維層Hを形成した断面図であ
る。
1は、水抜き用の細孔(2)を設けた面パレット(1)
製紙滓である繊維スラッジに石粉を配合して泥状とした
繊維スラッジを供給し、これを振動板(3)上に置き下
面にある振動機(4)を起動して面パレット内の泥状繊
維スラッジを平に均して繊維層Hを形成した断面図であ
る。
【0013】また図2は、図1の繊維層H上に自然石の
石塊Sを配置して繊維層Hに自然石Sの断面積の大きい
方を上向きにして中間位置まで沈下埋入させた状態を示
す断面図であって、図中の符号(5)は防振ゴム、
(6)は機枠を示している。そしてこのように自然石S
を埋入した後上方から水噴霧用のノズル(7)で水を噴
霧して表面を濡らし振動を付勢して噴霧した余剰水およ
び繊維層中の水分を面パレット底面の水抜き用の細孔
(2)から脱水して締固めるものである。
石塊Sを配置して繊維層Hに自然石Sの断面積の大きい
方を上向きにして中間位置まで沈下埋入させた状態を示
す断面図であって、図中の符号(5)は防振ゴム、
(6)は機枠を示している。そしてこのように自然石S
を埋入した後上方から水噴霧用のノズル(7)で水を噴
霧して表面を濡らし振動を付勢して噴霧した余剰水およ
び繊維層中の水分を面パレット底面の水抜き用の細孔
(2)から脱水して締固めるものである。
【0014】図3はプラスチック擬石S−1を示す。こ
のプラスチック擬石S−1は自然石Sに比べて比重が軽
いため面パレット(1)の大きさに応じて配列を決め金
網のような鉄筋(8)を加熱してこれにプラスチック擬
石S−1を溶着させて一連としたものの表面図であり、
図4は図3の側面図を示している。そしてこの一連のプ
ラスチック擬石S−1においても面パレット(1)内の
繊維層Hに中ば沈下埋入させた後上方から水を噴霧して
振動を付勢して繊維層中の水分を面パレット底面の水抜
き用の細孔(2)から脱水して締固めるものである。
のプラスチック擬石S−1は自然石Sに比べて比重が軽
いため面パレット(1)の大きさに応じて配列を決め金
網のような鉄筋(8)を加熱してこれにプラスチック擬
石S−1を溶着させて一連としたものの表面図であり、
図4は図3の側面図を示している。そしてこの一連のプ
ラスチック擬石S−1においても面パレット(1)内の
繊維層Hに中ば沈下埋入させた後上方から水を噴霧して
振動を付勢して繊維層中の水分を面パレット底面の水抜
き用の細孔(2)から脱水して締固めるものである。
【0015】そしてこのように処理した自然石Sあるい
は一連のプラスチック擬石S−1の埋入した面パレット
(1)は図5のように型枠(9)の底部に内装してコン
クリートが投入されて振動と押圧によってコンクリート
ブロックを成形する。
は一連のプラスチック擬石S−1の埋入した面パレット
(1)は図5のように型枠(9)の底部に内装してコン
クリートが投入されて振動と押圧によってコンクリート
ブロックを成形する。
【0016】投入するコンクリートは硬練り、軟練りの
いずれでもよいが成形後硬練りコンクリートの場合は面
パレットを残して即時脱型して養生に移送し、又軟練り
の場合は型枠と共に養生に移送する。図中の符号(9)
は型枠であって一体型枠或は左右に分割開閉する型枠で
閉じて一体に組成され、開いて製品を脱型する型枠であ
る。また(10)はコンクリート上面を押圧して締固め
るプレス板を示している。
いずれでもよいが成形後硬練りコンクリートの場合は面
パレットを残して即時脱型して養生に移送し、又軟練り
の場合は型枠と共に養生に移送する。図中の符号(9)
は型枠であって一体型枠或は左右に分割開閉する型枠で
閉じて一体に組成され、開いて製品を脱型する型枠であ
る。また(10)はコンクリート上面を押圧して締固め
るプレス板を示している。
【0017】図6は養生後型枠および面パレットを外し
て乾燥硬化した繊維層体で表出石材面を被包保護してい
る状態を示すブロックDの断面図である。このように脱
型されたブロックDは繊維層体H付きで所定の場所に搬
送して従来通り雛段状に野積みしても硬化乾燥している
繊維層体の底面はフラット面のため安定される。そして
本発明のブロックはこのまま構築現場に搬送し積工時に
初めて繊維層体Hを一枚板状に剥がして一括回収して再
混練して使用するため少しの無駄もなく散らかることが
ない。
て乾燥硬化した繊維層体で表出石材面を被包保護してい
る状態を示すブロックDの断面図である。このように脱
型されたブロックDは繊維層体H付きで所定の場所に搬
送して従来通り雛段状に野積みしても硬化乾燥している
繊維層体の底面はフラット面のため安定される。そして
本発明のブロックはこのまま構築現場に搬送し積工時に
初めて繊維層体Hを一枚板状に剥がして一括回収して再
混練して使用するため少しの無駄もなく散らかることが
ない。
【0018】図7は繊維層体Hを剥がした製品ブロック
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材面を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材面を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
【0019】
【発明の効果】本発明は処理に困っている製紙時生じる
廃棄物である繊維スラッジを主材料として、この繊維ス
ラッジの質に応じて砕石時生じる廃材である石粉を適量
配合して泥状に混練した繊維スラッジを主材料として再
利用し、ブロック表面に自然石或はプラスチック擬石を
現出するコンクリートブロックの製造方法であって、こ
の繊維スラッジは水分を吸収している時は膨張し乾燥時
は収縮硬化する特性を活かして、水分を吸収膨張してい
る繊維層中に埋入されている石材の周面は繊維層で固く
層中に安定され、コンクリートを投入し、成形時は石材
の移動を阻止し、養生時は繊維層中に残有している水分
がコンクリートの養生効果を高める。
廃棄物である繊維スラッジを主材料として、この繊維ス
ラッジの質に応じて砕石時生じる廃材である石粉を適量
配合して泥状に混練した繊維スラッジを主材料として再
利用し、ブロック表面に自然石或はプラスチック擬石を
現出するコンクリートブロックの製造方法であって、こ
の繊維スラッジは水分を吸収している時は膨張し乾燥時
は収縮硬化する特性を活かして、水分を吸収膨張してい
る繊維層中に埋入されている石材の周面は繊維層で固く
層中に安定され、コンクリートを投入し、成形時は石材
の移動を阻止し、養生時は繊維層中に残有している水分
がコンクリートの養生効果を高める。
【0020】養生の終了で面パレットのみが簡単に剥が
れ繊維層は乾燥硬化して表出石材面を被包保護されてい
て表面に付着したまま所定場所に搬送して従来通りの雛
段状の野積み処理ができる。このように乾燥繊維体の底
面はフラット面のため段積みが安定してでき、従来のよ
うに表面に自然石の凹凸面であると石材の脱落の危険が
あり段積みすることが不可能であるため手数と手間の掛
る横倒し野積みでないと野積みができなかったが野積み
においての効果も有する。
れ繊維層は乾燥硬化して表出石材面を被包保護されてい
て表面に付着したまま所定場所に搬送して従来通りの雛
段状の野積み処理ができる。このように乾燥繊維体の底
面はフラット面のため段積みが安定してでき、従来のよ
うに表面に自然石の凹凸面であると石材の脱落の危険が
あり段積みすることが不可能であるため手数と手間の掛
る横倒し野積みでないと野積みができなかったが野積み
においての効果も有する。
【0021】そして、構築現場に搬送後初めて表面に付
着している乾燥繊維体を何の抵抗もなく簡単に紙を剥が
す状態で剥離し、その剥離した乾燥繊維体を一括回収し
て再泥状に混練して使用するため従来の充填材の手数と
手間の掛る作業は一切なく、その除去した充填材の後処
理もない手数手間の掛る作業は一切なく省力化されてい
る点にも効果を発揮する。
着している乾燥繊維体を何の抵抗もなく簡単に紙を剥が
す状態で剥離し、その剥離した乾燥繊維体を一括回収し
て再泥状に混練して使用するため従来の充填材の手数と
手間の掛る作業は一切なく、その除去した充填材の後処
理もない手数手間の掛る作業は一切なく省力化されてい
る点にも効果を発揮する。
【0022】このようにブロック表面に自然石或は人造
プラスチック擬石を現出する表出面と目地部形成するに
用いる繊維体は製造において成形時の繊維層の細密度に
締固めで移動することなく安定され、各石材間に目地部
を形成する盛り上った繊維層は水気を含んでいるためコ
ンクリートとの接触面は砂、砂利に付着しているセメン
トベーストを繊維層が吸収して砂、砂利そのままの素肌
面が表出される。又面パレットに自然石、或はプラスチ
ック擬石の石材間に目地形成する盛り上がった繊維層上
に異る砂、粒を均等に散布することで異る目地化粧材が
現出することも可能である。
プラスチック擬石を現出する表出面と目地部形成するに
用いる繊維体は製造において成形時の繊維層の細密度に
締固めで移動することなく安定され、各石材間に目地部
を形成する盛り上った繊維層は水気を含んでいるためコ
ンクリートとの接触面は砂、砂利に付着しているセメン
トベーストを繊維層が吸収して砂、砂利そのままの素肌
面が表出される。又面パレットに自然石、或はプラスチ
ック擬石の石材間に目地形成する盛り上がった繊維層上
に異る砂、粒を均等に散布することで異る目地化粧材が
現出することも可能である。
【0023】また、製品ブロックの表出面に埋入された
自然石は断面積の大きい方がコンクリート中に埋入され
ているため抜け出しは全くなく、プラスチック擬石も連
結されている鉄筋と共に埋入されるため抜け出しは無い
というものでその製造方法は従来のものに比較して優れ
た作用効果を奏するものである。
自然石は断面積の大きい方がコンクリート中に埋入され
ているため抜け出しは全くなく、プラスチック擬石も連
結されている鉄筋と共に埋入されるため抜け出しは無い
というものでその製造方法は従来のものに比較して優れ
た作用効果を奏するものである。
【図1】 面パレットに繊維物質を供給して平に均らし
た断面図。
た断面図。
【図2】 面パレットの繊維層中に石材を埋入し水を噴
霧した状態を表わす断面図。
霧した状態を表わす断面図。
【図3】 プラスチック擬石を一連に溶着した平面図。
【図4】 プラスチック擬石を一連とした断面図。
【図5】 大形ブロックの製造方法で型枠内に自然石或
はプラスチック擬石を沈下埋入した面パレットを内装し
た型枠装置の断面図。
はプラスチック擬石を沈下埋入した面パレットを内装し
た型枠装置の断面図。
【図6】 型枠および面パレットを外したブロックの断
面図。
面図。
【図7】 ブロックの表面に自然石或はプラスチック擬
石を現出したブロックの側面図。
石を現出したブロックの側面図。
(1)…面パレット (2)…面パレット底面の水抜き用の細孔 (3)…振動板 (4)…振動機 (5)…防振ゴム (6)…機枠 (7)…水噴霧ノズル (8)…鉄筋 (9)…型枠 (10)…プレス板 S…自然石 S−1…プラスチック擬石
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】この従来のブロックの表面に自然石を表出
する製造方法の問題点は、 (イ)自然石を表面に表出するための各石材間に充填す
る目地を充填材により並置した各自然材が成形時の振動
で移動すること。 (ロ)自然石表出面にコンクリートモルタルが浸透付着
すること。 (ハ)コンクリート硬化後表出石間に充填されている充
填材の除去が困難であること。 (ニ)除去した充填材の後処理の問題。 (ホ)製品化してからの野積作業が石材が露出している
石材相互が触れ合い抜け出し落下するため横倒しでない
と野積ができない。 という諸点にある。
する製造方法の問題点は、 (イ)自然石を表面に表出するための各石材間に充填す
る目地を充填材により並置した各自然材が成形時の振動
で移動すること。 (ロ)自然石表出面にコンクリートモルタルが浸透付着
すること。 (ハ)コンクリート硬化後表出石間に充填されている充
填材の除去が困難であること。 (ニ)除去した充填材の後処理の問題。 (ホ)製品化してからの野積作業が石材が露出している
石材相互が触れ合い抜け出し落下するため横倒しでない
と野積ができない。 という諸点にある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】出願人は前記従来の問題
点を解決するため長年の経験と実績に基いて研究を重ね
本発明を解決したもので、本発明は、処理に困っている
製紙時に廃棄物として生じる製紙滓、即ち繊維スラッジ
を主材料として用い、この繊維スラッジの繊維質によ
り、これまた処理に困っている砕石時に生じる廃棄物で
ある石粉の適量を配合して泥状に混練したものを用い
る。この繊維スラッジは含水時は膨張し、乾燥すると硬
化収縮する特性があり、この特性を活かしてコンクリー
トブロックの表面に自然石或はプラスチック擬石(以下
一括して石材と言う)を現出する新規なコンクリートブ
ロックの製造方法である。またこの繊維スラッジに代え
て必要に応じて古紙パルプや製紙パルプを用いることも
できるが、古紙パルプや製紙パルプの場合には石粉の添
加は不要である。
点を解決するため長年の経験と実績に基いて研究を重ね
本発明を解決したもので、本発明は、処理に困っている
製紙時に廃棄物として生じる製紙滓、即ち繊維スラッジ
を主材料として用い、この繊維スラッジの繊維質によ
り、これまた処理に困っている砕石時に生じる廃棄物で
ある石粉の適量を配合して泥状に混練したものを用い
る。この繊維スラッジは含水時は膨張し、乾燥すると硬
化収縮する特性があり、この特性を活かしてコンクリー
トブロックの表面に自然石或はプラスチック擬石(以下
一括して石材と言う)を現出する新規なコンクリートブ
ロックの製造方法である。またこの繊維スラッジに代え
て必要に応じて古紙パルプや製紙パルプを用いることも
できるが、古紙パルプや製紙パルプの場合には石粉の添
加は不要である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このようにして成形されたコンクリートブ
ロックは面パレットと共に或は型枠のまま養生に移し、
養生硬化後面パレット又は型枠から脱型して底板を外
し、乾燥硬化している一枚状となっている繊維層体はそ
のまま表出石材を被包保護して所定の場所に段積みして
天日養生が可能である。また場合によっては、面パレッ
ト内に石材を凸出して形成されている繊維質層を乾燥さ
せて取出し、このような手段によって繊維質層物を多数
生産して貯留しておき必要に応じてこの繊維質層物を面
パレット内に配置して上方から適量の水を噴霧して型枠
底面に配設してコンクリートを供給して振動押圧で締固
め成形することも可能である。
ロックは面パレットと共に或は型枠のまま養生に移し、
養生硬化後面パレット又は型枠から脱型して底板を外
し、乾燥硬化している一枚状となっている繊維層体はそ
のまま表出石材を被包保護して所定の場所に段積みして
天日養生が可能である。また場合によっては、面パレッ
ト内に石材を凸出して形成されている繊維質層を乾燥さ
せて取出し、このような手段によって繊維質層物を多数
生産して貯留しておき必要に応じてこの繊維質層物を面
パレット内に配置して上方から適量の水を噴霧して型枠
底面に配設してコンクリートを供給して振動押圧で締固
め成形することも可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図7は繊維層体Hを剥がした製品ブロック
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材而を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
以上本発明においては、実施例で比較的大塊の自然石あ
るいはプラスチック擬石の石材についての表出成形方法
を示したが、小塊の石材、例えばくるみ大程度の小塊の
石材の表出成形にあっても面パレット内に泥状繊維層H
を設け、この層内に小塊石材の半分程を沈下埋入させ、
前述の実施例のように上方より適量の水を噴霧して面パ
レットに底面より微振動を与えて含有水を下方に脱水し
て繊維層Hを締固めて大塊石材と同様に成形することが
できる。またこのようなプラスチック擬石の小塊の場合
には図3に示すような鉄筋(8)による溶着固定の必要
はない。さらに図示にはないが、予め図1乃至図4まで
の工程において面パレット内の泥状繊維層内に自然石或
はプラスチック擬石を沈下埋入し、面パレットに微振動
を与えて含有水を下方に脱水して締固めたものを一旦乾
燥させて取出し、これを多量に生産して貯留しておき、
必要に応じて面パレット内に配設して上方から適量の水
を噴霧して型枠内底に配置し、コンクリートを供給する
か、反転型枠の場合には型枠内のコンクリートの上面に
覆せることによって同様の表出面を有するコンクリート
ブロックを製造することができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材而を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
以上本発明においては、実施例で比較的大塊の自然石あ
るいはプラスチック擬石の石材についての表出成形方法
を示したが、小塊の石材、例えばくるみ大程度の小塊の
石材の表出成形にあっても面パレット内に泥状繊維層H
を設け、この層内に小塊石材の半分程を沈下埋入させ、
前述の実施例のように上方より適量の水を噴霧して面パ
レットに底面より微振動を与えて含有水を下方に脱水し
て繊維層Hを締固めて大塊石材と同様に成形することが
できる。またこのようなプラスチック擬石の小塊の場合
には図3に示すような鉄筋(8)による溶着固定の必要
はない。さらに図示にはないが、予め図1乃至図4まで
の工程において面パレット内の泥状繊維層内に自然石或
はプラスチック擬石を沈下埋入し、面パレットに微振動
を与えて含有水を下方に脱水して締固めたものを一旦乾
燥させて取出し、これを多量に生産して貯留しておき、
必要に応じて面パレット内に配設して上方から適量の水
を噴霧して型枠内底に配置し、コンクリートを供給する
か、反転型枠の場合には型枠内のコンクリートの上面に
覆せることによって同様の表出面を有するコンクリート
ブロックを製造することができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図7は繊維層体Hを剥がした製品ブロック
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材面を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
以上本発明においては、実施例で比較的大塊の自然石あ
るいはプラスチック擬石の石材についての表出成形方法
を示したが、小塊の石材、例えばくるみ大程度の小塊の
石材の表出成形にあっても面パレット内に泥状繊維層H
を設け、この層内に小塊石材の半分程を沈下埋入させ、
前述の実施例のように上方より適量の水を噴霧して面パ
レットに底面より微振動を与えて含有水を下方に脱水し
て繊維層Hを締固めて大塊石材と同様に成形することが
できる。またこのようなプラスチック擬石の小塊の場合
には図3に示すような鉄筋(8)による溶着固定の必要
はない。さらに図示にはないが、予め図1乃至図4まで
の工程において面パレット内の泥状繊維層内に自然石或
はプラスチック擬石を沈下埋入し、面パレットに微振動
を与えて含有水を下方に脱水して締固めたものを一旦乾
燥させて取出し、これを多量に生産して貯留しておき、
必要に応じて面パレット内に配設して上方から適量の水
を噴霧して型枠内底に配置し、コンクリートを供給する
か、反転型枠の場合には型枠内のコンクリートの上面に
覆せることによって同様の表出面を有するコンクリート
ブロックを製造することができる。また図8のように面
パレット上で成形した石材S或はS−1が埋入されてい
る乾燥繊維体Hより石材を抜き取る。この抜き取った後
の乾燥繊維体Hには図9に示すように石材形状の造形S
−2が残る。そして、この造形部S−2を有する乾燥繊
維体Hの表面に図10に示すように任意色彩の樹脂接着
材配合のセメントモルタル或は砂・セメント配合のモル
タルまたは化粧材を配合したモルタルS−3を吹付け或
は盛付けて乾燥させた繊維体Hを面パレット内に配設し
て型枠内に納め、コンクリートを充填して締固め成形し
たコンクリートブロックを養生硬化後脱型して乾燥繊維
体Hで表面を保護したまま(図11参照のこと)施工現
場に搬送して野積みすることができる。そして施工時に
おいて乾燥繊維体Hを剥すことによって石材形状の表面
を化粧材層S−3によって被覆されたコンクリートブロ
ックDが得られる。
Dの側面図であって自然石或はプラスチック擬石が表面
に現出している。また図2においてのA,B線は表面に
現出する石材面を繊維層中にほぼ埋入した状態を示す。
以上本発明においては、実施例で比較的大塊の自然石あ
るいはプラスチック擬石の石材についての表出成形方法
を示したが、小塊の石材、例えばくるみ大程度の小塊の
石材の表出成形にあっても面パレット内に泥状繊維層H
を設け、この層内に小塊石材の半分程を沈下埋入させ、
前述の実施例のように上方より適量の水を噴霧して面パ
レットに底面より微振動を与えて含有水を下方に脱水し
て繊維層Hを締固めて大塊石材と同様に成形することが
できる。またこのようなプラスチック擬石の小塊の場合
には図3に示すような鉄筋(8)による溶着固定の必要
はない。さらに図示にはないが、予め図1乃至図4まで
の工程において面パレット内の泥状繊維層内に自然石或
はプラスチック擬石を沈下埋入し、面パレットに微振動
を与えて含有水を下方に脱水して締固めたものを一旦乾
燥させて取出し、これを多量に生産して貯留しておき、
必要に応じて面パレット内に配設して上方から適量の水
を噴霧して型枠内底に配置し、コンクリートを供給する
か、反転型枠の場合には型枠内のコンクリートの上面に
覆せることによって同様の表出面を有するコンクリート
ブロックを製造することができる。また図8のように面
パレット上で成形した石材S或はS−1が埋入されてい
る乾燥繊維体Hより石材を抜き取る。この抜き取った後
の乾燥繊維体Hには図9に示すように石材形状の造形S
−2が残る。そして、この造形部S−2を有する乾燥繊
維体Hの表面に図10に示すように任意色彩の樹脂接着
材配合のセメントモルタル或は砂・セメント配合のモル
タルまたは化粧材を配合したモルタルS−3を吹付け或
は盛付けて乾燥させた繊維体Hを面パレット内に配設し
て型枠内に納め、コンクリートを充填して締固め成形し
たコンクリートブロックを養生硬化後脱型して乾燥繊維
体Hで表面を保護したまま(図11参照のこと)施工現
場に搬送して野積みすることができる。そして施工時に
おいて乾燥繊維体Hを剥すことによって石材形状の表面
を化粧材層S−3によって被覆されたコンクリートブロ
ックDが得られる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 面パレットに繊維物質を供給して平に均らし
た断面図。
た断面図。
【図2】 面パレットの繊維層中に石材を埋入し水を噴
霧した状態を表わす断面図。
霧した状態を表わす断面図。
【図3】 プラスチック擬石を一連に溶着した平面図。
【図4】 プラスチック擬石を一連とした断面図。
【図5】 大形ブロックの製造方法で型枠内に自然石を
沈下埋入した面パレットを内装した型枠装置の断面図。
沈下埋入した面パレットを内装した型枠装置の断面図。
【図6】 型枠および面パレットを外したブロックの断
面図。
面図。
【図7】 ブロックの表面に自然石或はプラスチック擬
石を現出したブロックの側面図。
石を現出したブロックの側面図。
【図8】 乾燥繊維体に石材が埋入されている断面図。
【図9】 乾燥繊維体が石材を抜き取った後の断面図。
【図10】石材を抜き取った後の乾燥繊維体の表面に化
粧層を設けた断面図。
粧層を設けた断面図。
【図11】ブロックの表面を乾燥繊維体で保護した断面
図。
図。
【符号の説明】 (1)…面パレット (2)…面パレット底面の水抜き用の細孔 (3)…振動板 (4)…振動機 (5)…防振ゴム (6)…機枠 (7)…水噴霧ノズル (8)…鉄筋 (9)…型枠 (10)…プレス板 S…自然石 S−1…プラスチック擬石 S−2…石材を抜き取った凹部 S−3…化粧層 H…乾燥繊維体
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】
Claims (1)
- 【請求項1】底面に水抜き用の細孔を設けた面パレット
に、製紙時に生じる廃棄物の繊維スラッジと砕石時に生
じる廃材の石粉を配合して泥状に混練した繊維含有物質
を供給し、該面パレットの底面から振動を与えて平らに
均して繊維層を形成した上面から断面積の大きい方を上
向きにして自然石を配置沈下埋入するか、或は一連に連
結したプラスチック擬石を沈下埋入し、前記繊維質層か
ら凸出している石材面に水を噴霧し、該噴霧した余剰水
と前記繊維質層に含有している水を面パレット底面の水
抜き細孔より脱水して繊維質層を締固めた面パレットを
型枠内底に配設するか、予め型枠内底面に前記細孔を設
けた面パレットを内装し、前記の如く繊維質層を設けて
自然石或はプラスチック擬石を埋入した上方から硬練
り、又は軟練りのコンクリートを投入して振動と押圧に
よって締固め成形し、硬練りコンクリートの場合は即時
脱型して面パレットのみを付したまま養生に移送し、軟
練りコンクリートを使用する大形ブロックの場合は型枠
ごと養生に移送して養生硬化後脱型して面パレットを剥
離し、乾燥硬化した繊維層体が付着したまま製品を所定
場所に野積みし、構築現場に搬送してから繊維層体を板
状に剥して表面に石材の現出したコンクリートブロック
を得ると共に繊維層体を回収して再使用することを特徴
とした自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコン
クリートブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5325715A JP2782317B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリートブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5325715A JP2782317B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリートブロックの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137014A true JPH07137014A (ja) | 1995-05-30 |
JP2782317B2 JP2782317B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=18179889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5325715A Expired - Fee Related JP2782317B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリートブロックの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782317B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105384461A (zh) * | 2015-11-10 | 2016-03-09 | 当涂县科辉商贸有限公司 | 一种耐火适涂性佳的蒸压加气混凝土砌块及其制作方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751407A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-26 | Kazuo Takatsu | Ornament |
JPH02225005A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Kunio Watanabe | コンクリート製品の表面成形方法 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP5325715A patent/JP2782317B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751407A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-26 | Kazuo Takatsu | Ornament |
JPH02225005A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Kunio Watanabe | コンクリート製品の表面成形方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105384461A (zh) * | 2015-11-10 | 2016-03-09 | 当涂县科辉商贸有限公司 | 一种耐火适涂性佳的蒸压加气混凝土砌块及其制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2782317B2 (ja) | 1998-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0479512A2 (en) | Method of producing patterned shaped article | |
EP0473383B1 (en) | Method of producing patterned shaped article | |
US3768266A (en) | Shoreline construction for artificial water bodies | |
JPH07137014A (ja) | 自然石或はプラスチック擬石を表面に有するコンクリー トブロックの製造方法 | |
KR100500575B1 (ko) | 자연석 투수 평판 블록 및 그 제조방법 | |
JPS63299901A (ja) | 表面に自然石を現出するコンクリ−ト製品の成形方法 | |
JPS608202B2 (ja) | 化粧砂利面をもつコンクリ−トブロツクの製法 | |
JP3646265B2 (ja) | 擁壁ブロック製造方法 | |
CN108589461B (zh) | 一种中空模型及应用该中空模型的园林道路施工工艺 | |
JPH0214162B2 (ja) | ||
NL2025389B1 (nl) | Werkwijze voor het vervaardigen van een bestratingselement | |
JP2004106505A5 (ja) | ||
JPH0463761B2 (ja) | ||
JP2714960B2 (ja) | 天然石コンクリート製品の製造方法 | |
JP2688924B2 (ja) | 表面化粧コンクリートブロツク成形用面板及び表面化粧コンクリートブロツクの製造方法 | |
JPH0440165B2 (ja) | ||
JPH085045B2 (ja) | 異質材料を目地で仕切つたコンクリ−ト製品の製造方法 | |
PT98788B (pt) | Processo para a producao de artigos conformados padronizados | |
JP2553455B2 (ja) | ゴム成形板一体型コンクリートブロックの製造方法 | |
JPS61179903A (ja) | 天然木を舗装面とする舗装ブロック成形機 | |
JP3890557B2 (ja) | 石張りコンクリートブロックの製造方法 | |
JPH0538708A (ja) | 模様入り人造石成形体の製造方法 | |
JP2559179B2 (ja) | ブロック製造法 | |
CZ79698A3 (cs) | Způsob výroby stavebních dílců s povrchovou úpravou z vložené vrstvy, zejména vrstvy kamenů | |
JPH0722928B2 (ja) | 注入成型物の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |