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JPH07134858A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

Info

Publication number
JPH07134858A
JPH07134858A JP28338593A JP28338593A JPH07134858A JP H07134858 A JPH07134858 A JP H07134858A JP 28338593 A JP28338593 A JP 28338593A JP 28338593 A JP28338593 A JP 28338593A JP H07134858 A JPH07134858 A JP H07134858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
reproducing
time
control signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28338593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Endo
和仁 遠藤
Hiroshi Sugano
宏 菅野
Kouichi Komawaki
康一 駒脇
Sadanobu Ishida
禎宣 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP28338593A priority Critical patent/JPH07134858A/ja
Publication of JPH07134858A publication Critical patent/JPH07134858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の電子ブックでは得られない新しい機能
を利用者に提供することで著しく利便性の高い情報再生
装置を提供する。 【構成】 検索可能な形式で記録された情報信号記録媒
体を再生する装置であって、情報信号とともに記録され
ている制御信号の再生手段であるCD−ROMドライブ
1およびデータ処理部2と、再生された信号中から制御
信号を分離する制御信号分離回路14と、制御信号に基
づき時間管理を行い、画面表示、音声出力などの再生動
作を制御する制御手段を含むCPU15を設け、一の情
報信号を再生した後制御信号に設定された時間だけ再生
を一時的に休止し、設定時間経過後再生動作を開始して
画面表示あるいは音声出力を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCD−ROMな
どの情報信号記録媒体の再生装置に適用できる情報再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、辞書、地図、百科事典などのテキ
ストデータ、画像データ、音声データが記録された12
cm径あるいは8cm径のCD−ROMを用い、キーボ
ードから所望の単語を検索語として入力することによ
り、その検索語に対応した情報を検索して液晶ディスプ
レイ(以下、「LCD」という)などに表示させたり、
音声出力を行うための情報再生装置が知られている。こ
の種の再生装置については、例えばトランジスタ技術1
991年3月号別冊付録記載の「電子ブックプレーヤの
技術」に開示されている。電子ブックでは、非常に多く
のページ数を要する辞書などの情報内容を8cm径のデ
ィスクに収納することができ、省スペースが図れるほ
か、検索も電子ブックプレーヤのLCDに表示される手
順に従ってキー入力することにより、簡単に行うことが
できる。
【0003】図12はこの電子ブックプレーヤ装置の基
本ブロック回路図を示す。図において、1はCD−RO
Mドライブ、2はデータ処理部、3はインタフェース
部、4はCPU、5はCPU4の動作プログラムを格納
したプログラムROM、6はデータを一時的に記憶する
ためのRAM、7は入力のためのキーボード、8は漢字
フォントROM、9はLCDコントローラ、10は表示
用のビデオRAM、11はLCD、12は音声処理部、
13はスピーカである。
【0004】次に、この電子ブックプレーヤ装置におけ
る検索動作の一例について説明する。CD−ROMドラ
イブ1には、辞書データなどを記録した8cm径CD−
ROMディスクが装着される。CD−ROMドライブ1
はCPU4からの指示によってディスクの所定部分を再
生し、データを読み出す。CD−ROMから読み出され
たデータは、データ処理部2に供給される。データ処理
部2では、データの誤り訂正あるいはデインターリーブ
などの処理が行われ、テキストデータ、グラフィックデ
ータあるいは音声データなどが取り出される。テキスト
データはJISコードなどで与えられるので、このデー
タを元に漢字フォントROM8から文字のフォントデー
タを引き出し、LCDコントローラ9に供給する。LC
Dコントローラ9にはCPU4の命令がインタフェース
部3を介して与えられ、LCDコントローラ9はこの命
令に従ってフォントデータをビデオRAM10上に配置
するとともに、LCD11に表示する。また、グラフィ
ックデータの場合には、漢字フォントROM8を介さず
にLCDコントローラ9に供給され、LCD11に表示
される。音声データの場合には、データ処理部2から圧
縮音声データが音声処理部12に供給され、音声処理部
12では音声伸長処理およびディジタル/アナログ変換
処理が行なわれ、スピーカ13を介して音声出力され
る。
【0005】利用者が、表示の指示に従ってキーボード
7から検索したい言葉を入力すると、インタフェース部
3を介してCPU4に指示が与えられる。CPU4はプ
ログラムROM5に内蔵されている検索プログラムに従
ってCD−ROMの所定箇所を再生するようCD−RO
Mドライブ1を制御しながら、目的とするデータのアド
レスを探し出す。この一連の動作において、最も一般的
な前方一致の単語検索では、あらかじめディスク内に用
意されている前方一致インデックスが用いられる。前方
一致インデックスは検索語が階層化された構造になって
いるもので、本文から抽出された見出し語と、そのアド
レスのペアを順番に上の階層からたどっていって最終的
に本文データのある箇所にたどり着く。この本文データ
をCD−ROから再生して文字情報をLCD11上に表
示させる。また、この表示された文字情報に関連して、
グラフィックデータあるいは音声データが記録されてい
る場合には、そのデータのアドレスが記録されているの
で、検索をキーボード7にて指示するとCPU4はその
アドレスを検索するようCD−ROMドライブ1を制御
して再生を行ない、画面表示または音声出力を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電子ブックプレーヤ装
置は、以上のように大容量のデータベースから欲しい情
報を短時間に検索することができるため、辞書、辞典な
どには好適である。特に、書籍では実現できない音声情
報の検索も可能であるため、英単語の発音などを聞くこ
とができるという利点がある。しかしながら、一般の読
み物のような比較的検索が重要でない用途においては、
書籍より文字が見にくい、一度に表示される情報量が少
ないなどの欠点が問題となるため、利用の範囲は限られ
るものであった。そのためこの種の情報再生装置におい
ては、さらなる操作性の向上や、書籍では実現できない
機能の付加が望まれていた。この発明は上記の問題点を
解消するためになされたもので、単純な検索以外の機能
を付加することで操作性を向上させ、利用者により便利
な機能を提供できる情報再生装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る情
報再生装置は、記録媒体に検索可能な形式で記録された
画像情報信号および音声情報信号を再生する情報再生装
置であって、上記情報信号とともに記録されている当該
情報信号の再生動作を規定した制御信号を再生する手段
と、この再生された制御信号に設定された時間だけ再生
動作を停止させたのち再生動作を再開させる制御手段と
を備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係る情報再生装置は、制
御信号に設定された再生停止時間を、停止時間内の途中
で終了させる信号入力手段を備えたものである。
【0009】請求項3の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体に検索可能な形式で記録された画像情報信号をお
よび音声情報信号再生する情報再生装置であって、上記
情報信号とともに記録されている当該情報信号の再生動
作を規定した制御信号を再生する手段と、この再生され
た制御信号に設定された単位時間数だけ再生動作を停止
させたのち再生動作を再開させる制御手段と、上記単位
時間の実時間を外部から所望の時間に設定する手段とを
備えたものである。
【0010】請求項4の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体に検索可能な形式で記録された画像情報信号およ
び音声情報信号を再生する情報再生装置であって、上記
情報信号とともに記録されている当該情報信号の再生動
作を規定した制御信号を再生する手段と、この再生され
た制御信号に設定された時間だけ再生動作を停止させた
のち再生動作を再開させる制御手段と、この再生停止時
間を停止時間内の途中で終了させる信号入力手段と、こ
の実停止時間を計測するタイマ手段と、このタイマ手段
で計測された時間情報を記憶する手段と、この記憶され
た時間情報を加工して表示する手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項5の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体に検索可能な形式で記録された画像情報信号およ
び音声情報信号を再生する情報再生装置であって、上記
再生された情報信号のうちの所望の部分を記憶する記憶
手段と、上記情報信号とともに記録されている当該情報
信号の再生動作を規定した制御信号を再生する手段と、
この再生された制御信号にもとずいて再生動作を一時停
止させ、この停止期間内に上記記憶手段に記憶されてい
る情報信号を繰り返し読み出して出力させたのち再生動
作を再開させる制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明に係る情報再生装置における制
御手段は、一の情報信号を再生した後その情報信号とと
もに記録されている制御信号に設定された時間だけ再生
動作を一時的に休止し、設定時間経過後再生動作を開始
して画面表示あるいは音声出力を行う。
【0013】請求項2の発明に係る情報再生装置におけ
る制御手段は、一の情報信号を再生した後その情報信号
とともに記録されている制御信号に設定された時間だけ
再生動作を一時的に休止し、設定時間経過後再生動作を
開始して画面表示あるいは音声出力を行うとともに、再
生動作停止中に所望のタイミングで再生動作を再開させ
ることができる。
【0014】請求項3の発明に係る情報再生装置は、制
御信号に設定されている単位時間の実時間を外部から設
定することによって、一時停止時間を所望の長さに設定
することができる。
【0015】請求項4の発明に係る情報再生装置におけ
る制御手段は、制御信号に設定された時間だけ再生動作
を一時的に休止し、設定時間経過後再生動作を開始して
画面表示あるいは音声出力を行うとともに、再生動作停
止中に所望のタイミングで再生動作を再開させることが
でき、この停止時間をタイマで計測してこの計測時間を
記憶し、この記憶した時間情報を加工して表示すること
ができる。
【0016】請求項5の発明に係る情報再生装置は、再
生した情報信号の所望の部分を記憶手段に記憶し、再生
動作を一時的に休止している間は記憶手段に保持されて
いる情報信号を繰り返し読み出して出力することができ
る。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。図1は本発明による情報再生装置の実施例1を電子
ブックプレーヤに適用した場合のブロック回路図であ
る。図において、図12と同一符号はそれぞれ同一また
は相当部分を示しており、14は制御信号分離回路、1
5はCPUで、図12のCPUに、制御信号分離回路1
4にて抽出された制御信号を受けてタイマ制御および各
部の動作制御を行う機能が追加されたCPUである。
【0018】この装置に用いられるディスクには、上述
のような情報信号、すなわちテキストデータ、グラフィ
ックデータ、音声データが記録されているが、さらにこ
の情報信号の一部に関連して装置の動作を制御するため
の制御信号が記録されている。図2はこのディスクに記
録されている信号を模式的に示したものであり、31は
それぞれ1画面に対応するテキストデータ、32は図中
に矢印で示した1画面分のテキストデータ31にそれぞ
れ対応する音声データで、テキストデータ31がLCD
11に表示されている期間に対応する音声データ32が
再生音声としてスピーカ13から出力される。33は制
御信号であって、この例では図中に矢印で示したよう
に、一部のテキストデータ31に対応して設けられてい
る。制御信号33の内容は、次に行なう制御の処理内
容、その継続時間および継続時間経過後の制御内容など
である。
【0019】いま、ディスクとして、学生を対象とした
問題集のソフトを使う場合の動作を例にとって説明す
る。このディスクでは、テキストデータ31で問題が出
題され、音声データ32で問題を解く指示事項が利用者
に提供される。指示事項としては、例えば解答するため
の残り時間の告知などが考えられる。図3は動作フロー
チャートを示す。CD−ROMドライブ1にこの問題集
ディスクが装着され、利用者が使用を開始する(S1)
と、CPU15はCD−ROMドライブ1に指示を与
え、ディスクの所定部分を再生して前述したような手順
でテキストデータ31をLCD11に表示する。図4は
このときLCD11に表示される画面の模式図の一例で
ある。図のように、LCD11上には、利用者が解答す
べき問題が表示され、1画面に表示しきれない場合には
画面のスクロールにより問題全部を見ることができる。
このとき、このテキストデータ31に対応した音声デー
タ32は、音声処理部12で再生処理され、スピーカ1
3からは例えば「この問題の解答時間は5分です。始め
て下さい。」という音声が出力される(S3)。
【0020】このテキストデータ31に対しては、制御
信号33が図2で示したような関係付けでもって記録さ
れており、その制御内容は、例えば、[表示および音声
出力後5分間再生を停止、その後再起動してアドレス指
定された次のテキストデータと音声データを再生]とい
ったものである。制御信号は他のデータと同じフォーマ
ット、すなわち、同じ符号化処理やインタリーブ処理が
施されたものであるので、ディスクから読み出されたデ
ータはデータ処理部2にて復調、誤り訂正処理、デイン
タリーブ処理が行なわれて出力される。制御信号分離回
路14は制御信号のみを選択して取り出し、CPU15
に供給するためのものである。CPU15はこの制御信
号を受けてこれを解読し、動作制御を行なう。
【0021】前述の内容の制御信号が与えられた場合、
図4の画面を表示しこれに対応する音声データを出力し
た後、CD−ROMドライブ1に対してはディスクの回
転を停止し、電源電流消費をなくすか、あるいは少なく
するようディスク回転、光ピックアップのトラッキング
およびフォーカス、光ピックアップの送りなどを制御す
るためのサーボ回路部分の電源を遮断するように指示す
る。また、同様に、データ処理部2、音声処理部12に
対しても、電源を遮断あるいはマスタークロック信号の
発振を停止するようにする(S4)。また、LCDコン
トローラ9およびLCD11に対しては、図4のテキス
トデータの表示状態で凍結するようにし、必要によって
は再生休止中であることが利用者にわかるように、あら
かじめ決めたパターンの表示を図4の表示の一部に行な
う。
【0022】CPU15は、内部のタイマにより制御信
号で指示された時間、この例では5分間を計測し(S
5)、その間は上述の状態を継続する。すなわち、この
間に利用者はLCD11上に表示された問題を解き、そ
の解答をキーボード7から指示する。5分以内にキーボ
ード7からの入力がない場合でも、5分経過後(S7)
にはCPU15は再生を開始するためにCD−ROMド
ライブ1、データ処理部2などの電源を立ち上げ、制御
信号で指示されたディスク上のアドレス位置を検索し再
生する(S9)。このとき、再生し表示されるのは利用
者が取り組むべき次の問題となる。音声データは前の問
題の解答時間が終了したことを利用者に告知し、新たに
表示された次の問題に取り組むよう注意を与える。全問
終了した場合には(S8)、動作を終了する(S1
0)。
【0023】実施例2.以上の説明では、あらかじめ設
定された時間だけ利用者が解答する時間を設け、その期
間は再生動作を停止し、不要な部分の電源を遮断するこ
とで電流消費を抑えるようにし、設定時間経過後に次の
問題に進むようにしているが、利用者が設定時間内に解
答した後速やかに次の問題に移れるようにタイマ装置に
よる時間の計測を終了させる信号を入力する入力キーを
設け、設定時間内に解答のキー入力とこの終了信号入力
キーの操作が行なわれた場合には、すぐに再生を再開す
る(S6)構成にしてもよい。
【0024】実施例3.次に本発明の実施例3について
図を参照しながら説明する。図5はこの実施例3を電子
ブックプレーヤに適用した場合のブロック回路図であ
る。図において、図1と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示しており、16はプレーヤの再生動作を一
時停止する時間を利用者が外部から設定するための時間
設定キーである。この装置で再生するディスクにも制御
信号がテキストデータなどの情報信号に関連して記録さ
れている。実施例1と異なる点はその制御信号の内容で
あって、この実施例3では、再生中に一時停止を必要と
する特定のデータに対応してその一時停止時間が単位時
間数として制御信号に含まれている。
【0025】図6にディスクに記録されているデータの
対応関係について模式的に示す。図において、41,4
3,45はそれぞれテキストデータとその音声データを
示し、42,44,46は制御信号であって、Pで示す
値は制御信号の内容である一時停止時間を単位時間数
(以下、「ユニット」という)で表したものであり、例
えば1ユニット=5秒であるとすれば、P=3は15秒
間となる。
【0026】いま、ディスクとして、英会話練習のソフ
トを使う場合の動作を例にとって説明する。このディス
クでは、会話文がテキストデータとして、その会話の発
声が音声データとして記録されている。図7はこのとき
の動作フローチャートを示す。CD−ROMドライブ1
にこのディスクが装着され、利用者が使用を開始する
(S1)と、CPU15はCD−ROMドライブ1に指
示を与え、ディスクの所定部分、例えば図6中のテキス
ト+音声データ41を再生して(S2)前述したような
手順で会話文のテキストデータをLCD11に表示する
とともに、この会話文の発音がスピーカ13から出力さ
れ(S3)、利用者には、この音声出力が終了した後こ
の会話を繰り返して発音するよう指示が表示される。制
御信号42はテキスト+音声データ41に引き続き再生
され、データ処理部2にて復調、誤り訂正処理、デイン
タリーブ処理が行なわれて出力される。制御信号分離回
路14は制御データのみを選択して取り出しCPU15
に供給するためのものである。CPU15は、この制御
信号を受けてこれを解読することにより、テキスト+音
声データ41を出力した時点で再生を一時的に停止すべ
きことを認識する。
【0027】このとき一時停止すべき時間は、制御信号
の内容Pで与えられ、これが標準的な時間であるが、利
用者の習熟度によってはこの時間が必ずしも適当なもの
とはいえない。そこで、利用者は自分の習熟度に合わせ
て、この一時停止の時間、すなわち自分が発声を行なう
時間の長さを調整するために設けられたのが時間設定キ
ー16である。この時間設定キー16は、例えば「初心
者(時間が長い)」、「中級(普通)」、「上級(時間
が短い)」など3段階の一時停止時間を利用者が選択で
きるようになっており、この選択情報がCPU15に供
給される(S21)。CPU15ではこの選択情報に対
応して、例えば「初心者」ではPx=(1ユニットの時
間)*1.2の時間を、「中級」ではPx=(1ユニッ
トの時間)を、「上級」ではPx=(1ユニットの時
間)*0.8の時間をそれぞれ一時停止時間として設定
する。したがって、制御信号42のP=3では、「初心
者」を選択すると18秒、「中級」を選択すると15
秒、「上級」を選択すると12秒の一時停止が実行され
ることになる(S22)。
【0028】CPU15は、設定された時間だけ再生を
停止した後(S24)、次に再生すべきテキスト+音声
データ43を検索して再生し、表示および音声出力する
(S9)。その後は、制御信号と時間設定キー16にて
設定した時間だけ一時停止した後再生するという動作を
繰り返す。この一時停止している期間はディスクを再生
していないため、実施例1と同じようにディスクの回転
を停止して電源を遮断してもよいが、一時停止の時間が
短い場合にはディスクの回転を停止すると再起動する際
に必要な電源電流が大きく、全体として消費電流が却っ
て大きくなる場合があるため、所定時間以上一時停止す
る場合(S23)にのみディスクの回転を停止して電源
を遮断する(S4)ようにすればよい。
【0029】上述の説明で用いた数値は一例であり、こ
の値は自由に設定できる。また、外部から設定する方法
などは上述の説明に限定されるものではない。
【0030】実施例4.次に本発明の実施例4について
図を参照しながら説明する。図8はこの実施例4を電子
ブックプレーヤに適用した場合のブロック回路図で、図
1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示してい
る。図において、17は制御信号分離回路14からの制
御信号とCPU18からの指示により時間を計測するタ
イマで、CPU18は図1のCPU15にキーボード7
からの操作に対応してタイマ17を制御し、またタイマ
17の出力を一つの情報として処理する機能が追加され
たものである。
【0031】いま、ディスクとしては、実施例1で説明
したものと同じものが使われる場合を例にとって説明す
る。図9にこのときの動作フローチャートを示す。上述
したように、CD−ROMドライブ1にこの問題集ディ
スクが装着され、利用者が使用を開始すると(S1)、
CPU18はCD−ROMドライブ1に指示を与え、デ
ィスクの所定部分を再生して(S2)、LCD11には
図4に示すようなテキストデータが表示される。このと
き、このテキストデータに対応した音声データは音声処
理部12で再生処理され、スピーカ13から問題開始の
指示が音声出力される(S3)。このテキストデータに
対して制御信号が図2で示したような関係付けでもって
記録されおり、再生された制御信号は制御信号分離回路
14を介してCPU18およびタイマ17に供給され
る。
【0032】CPU18は、図4の画面をLCD11に
表示し、これに対応する音声データを出力した後、CD
−ROMドライブ1に対してはディスクの回転を停止
し、ディスク回転、光ピックアップのトラッキングおよ
びフォーカス、光ピックアップの送りなどを制御するた
めのサーボ回路部分や、データ処理部2、音声処理部1
2に対して電源を遮断、あるいはマスタークロック信号
の発振を停止する(S4)。またLCDコントローラ9
およびLCD11に対しては、図4のテキストデータの
表示状態で凍結するようにし、必要によっては再生休止
中であることが利用者にわかるように、あらかじめ決め
たパターンの表示を図4の表示の一部に行なうようにす
る。一方タイマ17は、この制御信号を受けた後、時間
の計測を開始する(S31)。
【0033】次に、利用者がLCD11に表示された問
題を解き、キーボード7から答を入力すると(S3
2)、CPU18はこの操作を受けてタイマ17に指示
を与え、時間計測を停止する(S33)。したがって、
問題が出されてから利用者が解答するまでの時間がタイ
マ17で計測される。このタイマ17の計測結果はCP
U18にフィードバックされる。また、キーボード7の
操作に対応して、CPU18は再生を開始するべくCD
−ROMドライブ1、データ処理部2などの電源を立ち
上げ(S33)、次の問題のテキストデータを検索して
表示および音声出力する(S9)。
【0034】タイマ17で計測された時間は、例えば次
のように使用される。CPU18は各問題を解答するの
に要した時間を累算し、全部の問題が終了した後(S
8)、全問解答するのにかかった時間を表示する(S3
4)。また、各問題に所定の制限時間を設け、その制限
時間をオーバーした問題をLCD11に表示して利用者
に知らせる。さらに、解答するのに要した時間が長い
順、あるいは短い順に問題の番号を表示することによ
り、利用者に習熟度や理解度を知らせることができる。
【0035】実施例5.次に本発明の実施例5について
図を参照しながら説明する。図10はこの実施例5を電
子ブックプレーヤに適用した場合のブロック回路図で、
図1と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示して
いる。図において、19は圧縮されている音声データを
一時的に記憶するメモリ、20はCPUで、図1のCP
U15に制御信号分離回路14にて抽出された制御信号
を受けてメモリ19の動作制御を行う機能が追加された
ものである。
【0036】いま、ディスクとしては、図6に示した形
式で信号が記録されるもので、体操のインストラクトを
行なうソフトを例にとって説明する。したがって、図6
に示した信号形式であってもテキストデータよりグラフ
ィックデータが中心である。図11はこのときの動作フ
ローチャートを示す。上述したように、CD−ROMド
ライブ1にこのインストラクトディスクが装着され、利
用者が使用を開始する(S1)と、CPU20はCD−
ROMドライブ1に指示を与えディスクの所定部分を再
生して(S2)、LCD11には体操の手順を示すテキ
ストデータおよび画像データが表示される。このとき、
この画像に対応した音声データはメモリ19を介して音
声処理部12で再生処理され、スピーカ13から出力さ
れる(S41)。音声データとしては、前半部は体操の
手順を指示するもの、後半部は利用者が体操を行ない易
いような音楽が記録されている。これらデータに対して
図6で示したような制御信号が関係付けて記録されお
り、再生された制御信号は制御信号分離回路14を介し
てCPU20に供給される。
【0037】CPU20は、画面をLCD11に表示
し、これに対応する音声データを出力した後、CD−R
OMドライブ1に対してはディスクの回転を停止し、デ
ィスク回転、光ピックアップのトラッキングおよびフォ
ーカス、光ピックアップの送りなどを制御するためのサ
ーボ回路部分や、データ処理部2に対して電源を遮断、
あるいはマスタークロック信号の発振を停止する(S
4)。また、LCDコントローラ9およびLCD11に
対しては、図4のテキストデータの表示状態で凍結する
ようにし、必要によっては再生休止中であることが利用
者にわかるように、あらかじめ決めたパターンの表示を
図4の表示の一部に行なうようにする。
【0038】このとき、同時に音声出力がなくなってし
まうと、利用者が体操を続ける雰囲気がなくなってしま
う。そこで、この期間はメモリ19に保持されている音
声データを用いて音声再生を行なう(S42)。いま、
音声データの元のサンプリング周波数が44.1kHz
で量子化ビット数が16ビット、モノラル音声であり、
これが圧縮率が1/4でディスクに記録されているとす
ると、1秒当たりのデータ量は約176kbitとなる
ため、メモリ19として4Mビットメモリを用いれば2
0秒分程度の音声を蓄えることができる。したがって音
声データの内の音楽部分をこのメモリ19に記憶し、そ
の後メモリ19からデータを読み出して音声処理部12
で伸長処理を行なうことにより、体操などのバックグラ
ウンドの音楽としては充分な長さのものが得られる。ま
た再生休止期間がメモリ19に蓄えた音声データの再生
時間よりも長い場合には、メモリ19内のデータを繰り
返し出力して音楽が途切れないようにしてもよい。
【0039】制御信号にて設定された時間経過後(S4
3,S44)には、CPU20は再生を開始するべくC
D−ROMドライブ1、データ処理部2などの電源を立
ち上げ(S45)、制御信号で指示されたディスク上の
アドレス位置を検索し再生するのは実施例1などと同様
である。
【0040】なお、以上の各実施例の説明はCD−RO
Mを記録媒体としたものについて説明したが、ミニディ
スク(MD)やその他の光ディスク、あるいは半導体メ
モリなど他の記録媒体を利用した情報再生装置にも適用
できる。また、制御信号分離手段14、タイマ17など
の機能をCPU内に取り込んで装置を構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る情報再生装置は、記録媒体から画像情報や音声情報
を再生し、予め定めた時間をおいてつぎの画像情報や音
声情報を再生するという再生動作を繰り返すことができ
る。このため、実施例で説明した問題集や料理の手順を
実際の調理時間に対応して指示を行なうクッキングブッ
クなど、これまでの電子ブックでは得られない新しい機
能を利用者に提供することができ、著しく利便性を高め
ることができる。
【0042】請求項2の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体から画像情報や音声情報を再生し、予め定めた時
間をおいてつぎの画像情報や音声情報を再生するという
再生動作を繰り返すことができるとともに、画像情報や
音声情報の再生時間を、利用者の操作によって、変更す
ることができる。このため、実施例で説明した英会話練
習など、これまでの電子ブックでは得られない新しい機
能を利用者に提供することができ、著しく利便性を高め
ることができる。
【0043】請求項3の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体から画像情報や音声情報を再生し、予め定めた時
間をおいてつぎの画像情報や音声情報を再生するという
再生動作を繰り返すことができるとともに、画像情報や
音声情報を再生する時間感覚を、利用者の操作によっ
て、変更することができる。このため、実施例で説明し
た問題集などの応用において、これまでの電子ブックで
は得られない新しい機能を利用者に提供することがで
き、著しく利便性を高めることができる。
【0044】請求項4の発明に係る情報再生装置は、記
録媒体から画像情報や音声情報を再生し、予め定めた時
間をおいてつぎの画像情報や音声情報を再生するという
再生動作を繰り返すことができるとともに、画像情報や
音声情報の再生時間を、利用者の操作によって、変更す
ることができ、この再生停止時間をタイマで計測したデ
ータを記憶し、その計測した時間データをのちに利用者
に提供することができる。このため、実施例で説明した
問題集などの応用において、これまでの電子ブックでは
得られない新しい機能を利用者に提供することができ、
著しく利便性を高めることができる。
【0045】請求項5の発明に係る情報再生装置は、再
生休止中であっても音楽の一部分などを繰り返して聞く
ことができるなど、これまでの電子ブックでは得られな
い新しい機能を利用者に提供し応用範囲を広げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による情報再生装置のブロッ
ク回路図である。
【図2】実施例1に用いられるディスクの信号の記録内
容の模式図である。
【図3】実施例1および実施例2のフローチャートであ
る。
【図4】実施例1で表示される画面の模式図である。
【図5】本発明の実施例3による情報再生装置のブロッ
ク回路図である。
【図6】実施例3に用いられるディスクの信号の記録内
容の模式図である。
【図7】実施例3のフローチャートである。
【図8】本発明の実施例4による情報再生装置のブロッ
ク回路図である。
【図9】実施例4のフローチャートである。
【図10】本発明の実施例5による情報再生装置のブロ
ック回路図である。
【図11】実施例5のフローチャートである。
【図12】従来の情報再生装置のブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ 2 データ処理部 3 インタフェース部 5 プログラムROM 6 RAM 11 LCD 14 制御信号分離回路 15 CPU 16 時間設定キー 17 タイマ 18 CPU 19 メモリ 20 CPU
フロントページの続き (72)発明者 石田 禎宣 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に検索可能な形式で記録された
    画像情報信号および音声情報信号を再生する情報再生装
    置であって、上記情報信号とともに記録されている当該
    情報信号の再生動作を規定した制御信号を再生する手段
    と、この再生された制御信号に設定された時間だけ再生
    動作を停止させたのち再生動作を再開させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 制御信号に設定された再生停止時間を、
    停止時間内の途中で終了させる信号入力手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に検索可能な形式で記録された
    画像情報信号をおよび音声情報信号再生する情報再生装
    置であって、上記情報信号とともに記録されている当該
    情報信号の再生動作を規定した制御信号を再生する手段
    と、この再生された制御信号に設定された単位時間数だ
    け再生動作を停止させたのち再生動作を再開させる制御
    手段と、上記単位時間の実時間を外部から所望の時間に
    設定する手段とを備えたことを特徴とする情報再生装
    置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に検索可能な形式で記録された
    画像情報信号および音声情報信号を再生する情報再生装
    置であって、上記情報信号とともに記録されている当該
    情報信号の再生動作を規定した制御信号を再生する手段
    と、この再生された制御信号に設定された時間だけ再生
    動作を停止させたのち再生動作を再開させる制御手段
    と、この再生停止時間を停止時間内の途中で終了させる
    信号入力手段と、この実停止時間を計測するタイマ手段
    と、このタイマ手段で計測された時間情報を記憶する手
    段と、この記憶された時間情報を加工して表示する手段
    とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に検索可能な形式で記録された
    画像情報信号および音声情報信号を再生する情報再生装
    置であって、上記再生された情報信号のうちの所望の部
    分を記憶する記憶手段と、上記情報信号とともに記録さ
    れている当該情報信号の再生動作を規定した制御信号を
    再生する手段と、この再生された制御信号にもとずいて
    再生動作を一時停止させ、この停止期間内に上記記憶手
    段に記憶されている情報信号を繰り返し読み出して出力
    させたのち再生動作を再開させる制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする情報再生装置。
JP28338593A 1993-11-12 1993-11-12 情報再生装置 Pending JPH07134858A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08298645A (ja) * 1995-02-28 1996-11-12 Toshiba Corp 記録媒体とこの記録媒体へのデータの記録装置とその記録方法、その記録媒体からデータを再生する再生装置とその再生方法
EP1369867A1 (en) * 2002-05-30 2003-12-10 Pioneer Corporation Information reproducing apparatus and method
US7274860B2 (en) 1995-09-29 2007-09-25 Matsushita Electric Induatrial Co., Ltd. Apparatus, method, and recording medium implementing audio gap information for an audio presentation discontinuous period

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